JP7409748B2 - パウチパック - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、レトルト食品を収納するためのパウチパックに関する。
従来、レトルト食品等は、密封性を有するパウチパックに収納されており、このパウチパックは、電子レンジや湯煎によって加熱される。
ここで、パウチパックに収納されたレトルト食品等の被収納物は、加熱により非常に熱くなるため、加熱後のパウチパックを電子レンジや湯煎から取り出す際に、手で把持することが困難であるという問題があった。
そこで、加熱後に湯煎等から容易に取り出すことができるパウチパックが提案されている。より具体的には、例えば、角部に箸が挿入係止される貫通穴が形成されたパウチパックが提案されている。そして、このような構成により、熱湯等に手を直接近づけることなく、容易かつスムーズにパウチパックを熱湯等から取り出すことができると記載されている(例えば、特許文献1参照)。
また、パウチパックの端部を挟んで熱湯から取り出すためのはさみ具が提案されている。そして、このはさみ具を使用することにより、熱くて重量のあるパウチパックの取り扱いを安全かつ安心して行うことができると記載されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2012-166856号公報 特開平9-23986号公報
しかし、上記特許文献1に記載のパウチパックにおいては、パウチパックを熱湯等から容易に取り出すことはできるが、パウチパックを開封する際に、熱いパウチパックを手で把持することが困難であるという問題があった。
また、特許文献2に記載のはさみ具においては、当該はさみ具を別途、用意する必要があるという問題があった。
そこで、本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、簡単な構成により、熱湯等から容易に取り出すことができるとともに、加熱後であっても容易に開封することができるパウチパックを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1の発明では、積層フィルムにより構成されたパウチパックにおいて、被収納物が収納される収納部と、収納部に連結して設けられ、被収納物を取り出すための取出部と、取出部に隣接するとともに、収納部から離間して設けられ、パウチパックを熱湯で加熱した後、該パウチパックを開封して被収納物を取り出す際に把持される把持部と、把持部より上方であってパウチパックの両側縁部に形成された切り欠き部とを備えることを特徴とする。
上記構成によると、簡単な構成により、熱湯等から容易に取り出すことができるとともに、加熱後であっても容易に開封することが可能になる。
また、第2の発明では、第1の発明において、収納部と把持部との間に括れ部が設けられていることを特徴とする。
上記構成によると、加熱された被収納物の熱が把持部により一層伝わりにくくなるため、熱湯等からより一層容易に取り出すことができるとともに、より一層容易に開封することが可能になる。
また、収納部と把持部との境界が明確になるため、視覚的に把持部を認識しやすくなり、利便性が向上する。
本発明によれば、簡単な構成により、熱湯等から容易に取り出すことができるとともに、加熱後であっても容易に開封することができるパウチパックを提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係るパウチパックの概略図である。 図1のA-A断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るパウチパックの概略図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は、以下の各実施形態に限定されるものではない。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係るパウチパックの概略図であり、図2は図1のA-A断面図である。
図1、図2に示すように、パウチパック1は、略長方形状を有する第1フィルム(表側フィルム)2と、略長方形状を有する第2フィルム(裏側フィルム)3とが重ね合わされた積層フィルムにより構成されている。
この第1フィルム2と第2フィルム3は、例えば、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、及びポリアミド樹脂等の可撓性を有する樹脂により形成されている。
なお、パウチパック1を熱湯で加熱する場合は、熱伝導性に優れたフィルム、例えば、アルミニウムをラミネートしたアルミラミネートフィルムを用いることが好ましい。
パウチパック1の周縁部10は、例えば、超音波シールや熱シール等の方法によりシールされている。また、図1、図2に示すように、この周縁部(シール部)10により包囲された部分には、レトルト食品等の被収納物が収納される収納部4と、収納部4に連結して設けられ、収納部4に収納された被収納物を取り出すための取出部5が形成されている。
また、図1に示すように、パウチパック1の上部の両側縁部には、切り欠き部6が形成されており、この切り欠き部6を始点として、ガイド線7に沿って、パウチパック1の一部が切り取られて、外部に露出した取出部5から被収納物を取り出す構成となっている。
ここで、本実施形態のパウチパック1においては、図1に示すように、周縁部10において、取出部5に隣接するとともに、収納部4から離間して(すなわち、収納部4と接触しない)把持部(図中の斜線部分)8が設けられている点に特徴がある。
従って、被収納物が収納されたパウチパック1を加熱した後であっても、収納部4から離間して設けられた把持部8の温度が、加熱された被収納物が収納された収納部4の温度に比べて低くなるため、把持部8を把持した場合であっても、手に感じる熱さが軽減され、把持部8を容易に把持することが可能になる。その結果、簡単な構成で、パウチパック1を熱湯等から容易に取り出すことができるとともに、切り欠き部6を始点として、パウチパック1を容易に開封することが可能になる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図3は、本実施形態に係るパウチパックの概略図である。なお、パウチパックの断面図は、上述の第1の実施形態の場合と同様であるため、ここでは詳しい説明を省略する。また、上述の第1の実施形態と同様の構成部分については同一の符号を付してその説明を省略する。
図3に示すように、本実施形態のパウチパック20においては、収納部4と把持部8との間に、括れ部21が設けられている点に特徴がある。
この括れ部21は、上述の切り欠き部6と同様に、パウチパック1の両側縁部に形成されている。
そして、このような括れ部21を設けることにより、収納部4において加熱された被収納物の熱が、収納部4から離間して設けられた把持部8により一層伝わりにくくなる。従って、パウチパック1の取り出し、及び開封がより一層容易になる。
また、収納部4と把持部8との境界が明確になるため、視覚的に把持部8を認識しやすくなり、利便性が向上する。
以上に説明したように、本発明は、例えば、レトルト食品を収納するためのパウチパックに、特に有用である。
1 パウチパック
2 第1フィルム
3 第2フィルム
4 収納部
5 取出部
6 切り欠き部
7 ガイド線
8 把持部
10 周縁部
20 パウチパック
21 括れ部

Claims (1)

  1. 積層フィルムにより構成されたパウチパックにおいて、
    被収納物が収納される収納部と、
    前記収納部に連結して設けられ、前記被収納物を取り出すための取出部と、
    前記取出部に隣接するとともに、前記収納部から離間して設けられ、前記パウチパックを熱湯で加熱した後、該パウチパックを開封して前記被収納物を取り出す際に把持される把持部と、
    前記把持部より上方であって前記パウチパックの両側縁部に形成された切り欠き部とを備え
    前記収納部と前記把持部との間に括れ部が設けられていることを特徴とするパウチパック。
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JP2010137882A (ja) 2008-12-10 2010-06-24 Fujimori Kogyo Co Ltd 開封前加熱用包装袋
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