JP7409713B1 - ろ過装置用カバー - Google Patents

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Abstract

【課題】化学薬液をろ過するためのろ過装置に適用されるカバーを提供する。【解決手段】ろ過装置に適用されるカバー100であって、芯材10と、複数の位置決め部材20と、包囲材30と、を備えており、芯材10は、金属材料からなる板状に構成され、かつ複数の位置決め孔14と、複数の切り込み17と、を有しており、複数の位置決め部材20は、芯材10における複数の位置決め孔14にそれぞれ対応するように芯材10に位置決められており、包囲材30は、プラスチック材料からなり、芯材10及び複数の位置決め部材20を包囲してカバー100の輪郭を形成するためのものである。【選択図】図2

Description

本発明は、例えば化学薬液をろ過するためのろ過装置に関し、具体的には、ろ過装置用カバーに関する。
化学薬液をろ過するための従来のろ過器に適用されるカバーは、金型を用いてプラスチック射出成型、或いはコンピュータ数値制御(Computer Numerical Control、略称:CNC)によるプラスチックの切削加工により、製作されるものである。なお、ハウジング内部の圧力による変形や破裂を避けるために、プラスチック射出成型によるカバーにおいては、一定の厚さを有することや補強リブを設置することが必要であり、一方、CNCによるプラスチック製のカバーにおいては、一定の厚さを有することやカバーの外側面(即ち、化学薬液やハウジングと接触しない側面)に金属板を取り付けることが必要である。
特許文献1には、従来のろ過器の一例が記載されている。従来のろ過器は、ハウジングと、ハウジング内に設けられているろ材と、ハウジングを開閉するためのカバーと、ハウジングの外周にそれぞれ枢接されていると共に、蓋部材をハウジングユニットに押圧固定してロックすることができる複数のロック手段と、を備えている。
台湾実用新案登録第M598725号明細書
しかしながら、特許文献1に記載されている従来のろ過器は、カバーが単層のプラスチック材料からなるものであるので、化学薬液を高圧ろ過しているとき、ハウジング内部の圧力が大きすぎると、該カバーにおいてその圧力による変形や破裂が容易に発生するおそれがある。このため、従来のろ過器におけるカバーの構造強度に関する設計を改善する余地がある。
よって、本発明は上記問題点に鑑みて、上記した欠点を少なくとも1つ解決できるろ過装置用カバーを提供することを目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明は以下のろ過装置用カバーを提供する。
即ち、ろ過装置に適用されるカバーであって、
芯材と、複数の位置決め部材と、包囲材と、を備えており、
前記芯材は、金属材料からなる板状に構成されており、かつ底面と、前記底面の反対側にある頂面と、前記底面及び前記頂面に接続している芯材外周面と、それぞれ前記底面から前記頂面まで貫通している複数の位置決め孔と、それぞれ前記芯材外周面から窪んでいると共に前記底面及び前記頂面と連通している複数の切り込みと、を有しており、
複数の前記位置決め部材は、前記芯材における複数の前記位置決め孔にそれぞれ対応するように前記芯材に位置決められており、かついずれも、対応する前記位置決め孔を挿通する挿通部と、前記挿通部の一端と繋がっていると共に、前記位置決め孔から前記底面を超えるように突出している第1のブロックと、前記挿通部の他端と繋がっていると共に、前記位置決め孔から前記頂面を超えるように突出している突出部と、を有しており、
前記包囲材は、プラスチック材料からなり、前記芯材及び複数の前記位置決め部材を包囲して前記カバーの輪郭を形成するためのものであり、かつ外周面と、それぞれ前記芯材の複数の前記切り込みに対応して前記外周面から窪んでいる複数の係合溝と、を有しており、
また、前記芯材の前記芯材外周面は、前記包囲材から露出していないように構成されているろ過装置用カバーを提供する。
本発明に係るろ過装置用カバーによれば、金属製の芯材及びプラスチック製の包囲材からなる多層の構造を有することによって、該ろ過装置用カバーの構造強度を向上させることができ、また、複数の位置決め部材によって、包囲材を成型している際に、芯材を容易に位置決めすることができる。
このため、本発明に係るろ過装置の構造強度や信頼性や品質を高めることができ、かつその製造プロセスの簡単化も実現することができる。
本発明の一実施形態に係るろ過装置用カバーがろ過装置に装着される状態が示される斜視図である。 該実施形態に係るろ過装置用カバーの構成が示される断面斜視図である。 該実施形態に係るろ過装置用カバーにおける芯材及び複数の位置決め部材の構成が示される分解斜視図である。 該実施形態に係るろ過装置用カバーの構成が示される側面断面図である。 図4の部分拡大斜視図である。
本発明の説明において、「上」、「下」、「頂」、「底」という用語は、本発明の各要素間の相対位置を示すことを意図し、実際の配置における各要素の実際の位置を示すことを意図したものではない。
以下、本発明の一実施形態に係るろ過装置用カバー100について図面を参照して説明する。
図1~図5を参照して本発明に係るろ過装置の実施形態の構成を説明する。ここで、図1は本発明の一実施形態に係るろ過装置用カバー100がろ過装置に装着される状態が示される斜視図であり、図2は該実施形態に係るろ過装置用カバー100の構成が示される断面斜視図であり、図3は該実施形態に係るろ過装置用カバー100における芯材10及び複数の位置決め部材20の構成が示される分解斜視図であり、また、図4は該実施形態に係るろ過装置用カバー100の構成が示される側面断面図であり、図5は図4の部分拡大斜視図である。
本発明に係るろ過装置用カバー100は、例えばめっき液、洗浄液、化学薬液、工業用水などのろ過対象物をろ過するためのろ過装置に適用されるものである。該ろ過装置は、図1及び図2に示されるように、筒状に形成されていると共に該筒状の上端部に開口があるように構成されているハウジングユニット1と、ハウジングユニット1の開口に対して開閉することができるように設けられている該実施形態のろ過装置用カバー100と、ハウジングユニット1内に配置されていると共にろ過対象物に対してろ過を行なうためのろ材ユニット2(図2を参照)と、ろ過装置用カバー100をハウジングユニット1に押圧固定してロックすることができる複数のロックユニット3と、ハウジングユニット1内の圧力を測定するための圧力計4と、を備えている。
ここで、上記したハウジングユニット1とろ材ユニット2と複数のロックユニット3と圧力計4との構成は、本発明の特徴ではないので、更なる詳細な記載がなくても、同業者であれば、本発明の内容に基づいて利用することができると考えられる。
該実施形態のろ過装置用カバー100は、図2に示されるように、芯材10と、複数の位置決め部材20と、包囲材30と、を備えている。
図3に示されるように、芯材10は、金属材料から作成され、かつ所定の軸線Lを中心として広がっている板状に構成されたものである。なお、本実施形態では、該芯材10は、金型プレス加工により成型されたものであるが、それに限定されない。
該芯材10は、図3に示されるように、底面11と、底面11の反対側にある頂面12と、底面11及び頂面12に接続している芯材外周面13と、それぞれ芯材外周面13の近くにあって軸線L周りの周方向に沿って間が隔たるように底面11から頂面12まで貫通している複数の位置決め孔14と、それぞれ各位置決め孔14と間が隔たっていて底面11から頂面12まで貫通している複数の貫通孔15と、軸線Lが通過するように底面11から頂面12まで貫通している中心孔16と、それぞれ隣り合ういずれか2つの位置決め孔14の間にあって芯材外周面13から窪んでいると共に底面11及び頂面12と連通している上に、軸線Lの延伸方向からみると、周縁がU字形状となっている複数の切り込み17と、を有している。
より詳しく言うと、該芯材10は、図3に示されるように、頂面12の一部が凸面となるドーム状に形成されている中央セクション19と、中央セクション19を取り囲んでいる環状に形成されている外側セクション18と、に区分されている。また、複数の貫通孔15及び中心孔16は、いずれも中央セクション19に位置しており、かつ複数の位置決め孔14及び複数の切り込み17は、いずれも外側セクション18に位置している。
複数の位置決め部材20は、図2~図5に示されるように、芯材10における複数の位置決め孔14にそれぞれ対応するように芯材10に位置決められているものである。また、各位置決め部材20は、図3~図5に示されるように、上側から芯材10の頂面12と接触するように該芯材10に取り付けられている上ブロック(即ち、第2のブロック)21と、下側から芯材10の底面11と接触するように該芯材10に取り付けられている下ブロック(即ち、第1のブロック)22と、を具えている。
上ブロック21は、図5に示されるように、上下両端があって対応する位置決め孔14を挿通する挿通部211と、挿通部211と一体的に形成されて挿通部211の上端と繋がっていると共に、対応する位置決め孔14から芯材10の頂面12を超えるように突出して挿通部211よりも幅広に形成されている突出部212と、挿通部211の下端に構成されていて芯材10の底面11から突出している上に、幅が挿通部211の幅よりも小さくて側面から見ると挿通部211の下端と共に凸字形状(或いは、フランジ状)となっている連接部213と、を有している。突出部212は、図5に示されるように、頂端面214と、頂端面214の周縁に接続している上環状面215と、上環状面215に凹設されている上環状溝(即ち、第2の環状溝)216と、を有している。
下ブロック22は、図5に示されるように、上ブロック21と互いに嵌合して連結しており、具体的には、上ブロック21における挿通部211の下端と繋がっていると共に、対応する位置決め孔14から芯材10の底面11を超えるように突出して挿通部211よりも幅広に形成されているものである。該下ブロック22は、図5に示されるように、底端面221と、底端面221と間隔が空いていて一部が芯材10の底面11に当接している当接面222と、底端面221及び当接面222に接続している下環周面(即ち、環周面)223と、当接面222から底端面221に向かって窪んでいて凹形となっていると共に、上ブロック21の連接部213を外嵌している係合部224と、下環周面223に凹設されている下環状溝(即ち、第1の環状溝)225と、を有している。
なお、本実施形態では、上ブロック21と下ブロック22とは、別々の部品である。ここで、それに限定されず、他の実施形態において該上ブロック21と該下ブロック22とが一体的に形成されてもよい。
包囲材30は、図2、図4及び図5に示されるように、プラスチック材料を用いて射出成型により作成され、芯材10及び複数の位置決め部材20を包囲して該実施形態のろ過装置用カバー100の輪郭を形成するためのものであるものである。該プラスチック材料は、例えば、ポリプロピレン(Polypropylene、略称:PP)、ポリプロピレンホモポリマー(Polypropylene Homopolymer、略称:PPH)、ポリフッ化ビニリデン(PolyVinylidene DiFluoride、略称:PVDF)、無可塑ポリ塩化ビニル(Unplasticized Polyvinyl Chloride、略称:UPVC)、塩素化塩化ビニル(Chlorinated Polyvinyl Chloride、略称:CPVC)などから選択され得る。
該包囲材30は、図2、図4及び図5に示されるように、芯材10の底面11を覆っている第1の側壁31と、芯材10の頂面12を覆っている第2の側壁32と、第1の側壁31及び第2の側壁32に接続していると共に芯材10の芯材外周面13を覆っている外周壁33と、中心孔16を挿通して該中心孔16の内周面を覆っていると共に、第1の側壁31及び第2の側壁32に一体的に連接している上、軸孔341が貫通している中心軸部34と、それぞれ第1の側壁31及び第2の側壁32に一体的に連接している上、複数の貫通孔15を充填且つ挿通している複数の連結部35と、を有している。なお、本実施形態では、上記した第1の側壁31と第2の側壁32と外周壁33と中心軸部34と複数の連結部35とは、互いに一体的に形成されている。
外周壁33は、図2、図4及び図5に示されるように、外周面331と、それぞれ芯材10の複数の切り込み17に対応して外周面331から窪んでいる複数の係合溝332と、を有している。また、中心軸部34の軸孔341は、図2に示されるように、圧力計4を取り付けるためのものである。
なお、芯材10における複数の切り込み17及びこれに対応する複数の係合溝332は、図2に示されるように、複数のロックユニット3によりろ過装置用カバー100をハウジングユニット1に押圧固定してロックする際に、当該複数のロックユニット3を嵌め込むための溝である。
また、本実施形態では、図2、図4及び図5に示されるように、芯材10の芯材外周面13が包囲材30の外周面331から露出していないことに加え、各位置決め部材20の底端面221は、包囲材30の第1の側壁31から突出していなく、また各位置決め部材20の頂端面214は、包囲材30の第2の側壁32から突出していない。更に、図5に示されるように、包囲材30は、下環状溝225及び上環状溝216を充填している。即ち、図2及び図5に示されるように、芯材10は、包囲材30から露出していなく、包囲材30に完全に包囲されている。
以下、本発明に係る実施形態のろ過装置用カバー100の利点について説明する。
第1に、包囲材30を成型する前に、複数の位置決め部材20を芯材10に予め取り付け、即ち、各位置決め部材20における上ブロック21を、挿通部211が芯材10における対応する位置決め孔14を挿通し、かつ当該上ブロック21の突出部212が芯材10の頂面12に当接するよう芯材10に取り付け、そして下ブロック22を、芯材10の下側から係合部224が上ブロック21の連接部213を外嵌して当接面222が芯材10の底面11に当接するように芯材10に取り付ける。
そして、包囲材30の成型(即ち、射出成型)を行なっているとき、芯材10に取り付けられている複数の位置決め部材20、及びそれらの位置決め部材20における頂端面214が射出成型用金型の内壁に当接することによって、芯材10の良好な位置決め効果を得ることができる。
より詳しく言うと、複数の位置決め部材20が芯材10に予め取り付けられることによって、包囲材30を成型している際に、プラスチック材料の高圧押し出しや衝撃で層間金属板とする芯材10のずれが発生することを避けることができ、芯材10が完全かつ安定的に包囲材30内に嵌め込まれて包囲材30と共にサンドイッチ構造となることができる。これによって、剛性や構造強度の強いろ過装置用カバー100を得ることができる。
第2に、包囲材30が各位置決め部材20における下環状溝225及び上環状溝216を充填していること、及び包囲材30における複数の連結部35が芯材10における複数の貫通孔15を充填且つ挿通することによって、包囲材30と各位置決め部材20とのアンカー効果(anchoring effect)を得ることができることに加え、包囲材30と芯材10との強固な接合を得ることができる。
第3に、該実施形態のろ過装置用カバー100がより強い構造強度を有すること、及び複数のロックユニット3が該ろ過装置用カバー100を押圧固定してロックすることによって、当該ろ過装置用カバー100を具えるろ過装置が作動しているとき、ハウジングユニット1内部の圧力に抵抗することができ、該ろ過装置用カバー100においてその圧力による変形や破裂が発生することはない。このため、従来のろ過器に存在する問題を効果的に解決することができる。
総括すると、本発明に係るろ過装置用カバー100によれば、金属製の芯材10及びプラスチック製の包囲材30からなる多層の構造を有することによって、該ろ過装置用カバー100の構造強度を向上させることができ、また、複数の位置決め部材20によって、包囲材30を成型している際に、芯材10を容易に位置決めすることができる。
このため、本発明に係るろ過装置の構造強度や信頼性や品質を高めることができ、かつその製造プロセスの簡単化も実現することができる。
上記においては、本発明の全体的な理解を促すべく、多くの具体的な詳細が示された。しかしながら、当業者であれば、一またはそれ以上の他の実施形態が具体的な詳細を示さなくとも実施され得ることが明らかである。
以上、本発明の好ましい実施形態及び変化例を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、最も広い解釈の精神及び範囲内に含まれる様々な構成として、全ての修飾及び均等な構成を包含するものとする。
本発明のろ過装置用カバーは、強い構造強度を得ることができるので、該ろ過装置用カバーを用いるろ過装置の全体的な構造強度や信頼性や品質を向上させることができる。そのため、産業上の利用可能性がある。
1 ハウジングユニット
2 ろ材ユニット
3 ロックユニット
4 圧力計
100 ろ過装置用カバー
10 芯材
11 底面
12 頂面
13 芯材外周面
14 位置決め孔
15 貫通孔
16 中心孔
17 切り込み
18 外側セクション
19 中央セクション
20 位置決め部材
21 第2のブロック(上ブロック)
211 挿通部
212 突出部
213 連接部
214 頂端面
215 上環周面
216 第2の環状溝(上環状溝)
22 第1のブロック(下ブロック)
221 底端面
222 当接面
223 環周面(下環周面)
224 係合部
225 第1の環状溝(下環状溝)
30 包囲材
31 第1の側壁
32 第2の側壁
33 外周壁
331 外周面
332 係合溝
34 中心軸部
341 軸孔
35 連結部
L 軸線

Claims (7)

  1. ろ過装置に適用されるカバーであって、
    芯材と、複数の位置決め部材と、包囲材と、を備えており、
    前記芯材は、金属材料からなる板状に構成されており、かつ底面と、前記底面の反対側にある頂面と、前記底面及び前記頂面に接続している芯材外周面と、それぞれ前記底面から前記頂面まで貫通している複数の位置決め孔と、それぞれ前記芯材外周面から窪んでいると共に前記底面及び前記頂面と連通している複数の切り込みと、を有しており、
    複数の前記位置決め部材は、前記芯材における複数の前記位置決め孔にそれぞれ対応するように前記芯材に位置決められており、かついずれも、対応する前記位置決め孔を挿通する挿通部と、前記挿通部の一端と繋がっていると共に、前記位置決め孔から前記底面を超えるように突出している第1のブロックと、前記挿通部の他端と繋がっていると共に、前記位置決め孔から前記頂面を超えるように突出している突出部と、を有しており、
    前記包囲材は、プラスチック材料からなり、前記芯材及び複数の前記位置決め部材を包囲して前記カバーの輪郭を形成するためのものであり、かつ外周面と、それぞれ前記芯材の複数の前記切り込みに対応して前記外周面から窪んでいる複数の係合溝と、を有しており、
    また、前記芯材の前記芯材外周面は、前記包囲材から露出していないように構成されている、
    ことを特徴とするろ過装置用カバー。
  2. 各前記位置決め部材は、前記第1のブロックに位置している底端面と、前記突出部に位置している頂端面と、を更に有しており、
    前記包囲材は、前記芯材の前記底面を覆っている第1の側壁と、前記芯材の前記頂面を覆っている第2の側壁と、前記第1の側壁及び前記第2の側壁に接続していると共に前記芯材の前記芯材外周面を覆っている外周壁と、を有しており、
    また、各前記位置決め部材の前記底端面は、前記包囲材の前記第1の側壁から突出していなく、各前記位置決め部材の前記頂端面は、前記包囲材の前記第2の側壁から突出していないように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のろ過装置用カバー。
  3. 各前記位置決め部材において、前記挿通部及び前記突出部が、互いに一体的に形成されている上、共に第2のブロックとなっており、
    前記第2のブロックにおける前記挿通部の前記一端には、前記芯材の前記底面から突出している連接部が構成されており、
    前記第1のブロックには、前記第2のブロックの前記挿通部よりも幅広に形成されていると共に、前記第2のブロックと互いに嵌合して連結しており、かつ前記第2のブロックの前記連接部を外嵌している係合部が形成されており、前記第1のブロックの外周に第1の環状溝が凹設されており、
    前記第2のブロックには、前記突出部が前記挿通部よりも幅広に形成されており、かつ前記第2のブロックの外周に第2の環状溝が凹設されており、
    また、前記包囲材は、前記第1の環状溝及び前記第2の環状溝を充填している、
    ことを特徴とする請求項2に記載のろ過装置用カバー。
  4. 前記第2のブロックにおける前記挿通部の前記一端は、フランジ状となっており、
    前記第1のブロックは、前記底端面と間隔が空いていて一部が前記芯材の前記底面に当接している当接面と、前記底端面に接続していると共に、前記第1の環状溝が凹設されている第1の環周面と、を更に有しており、
    また、前記係合部は、前記当接面から前記底端面に向かって窪んでいる、
    ことを特徴とする請求項3に記載のろ過装置用カバー。
  5. 前記芯材は、それぞれ前記底面から前記頂面まで貫通している複数の貫通孔を更に有しており、
    前記包囲材は、それぞれ前記第1の側壁及び前記第2の側壁に一体的に連接している上、複数の前記貫通孔を充填且つ挿通している連結部を更に有している、
    ことを特徴とする請求項4に記載のろ過装置用カバー。
  6. 前記芯材は、前記底面から前記頂面まで貫通している中心孔を更に有しており、
    前記包囲材は、前記中心孔を挿通して前記中心孔の内周面を覆っていると共に、前記第1の側壁及び前記第2の側壁に一体的に連接している上、軸孔が貫通している中心軸部を更に有している、
    ことを特徴とする請求項5に記載のろ過装置用カバー。
  7. 前記芯材は、前記頂面の一部が凸面となるドーム状に形成されている中央セクションと、前記中央セクションを取り囲んでいる環状に形成されている外側セクションと、に区分されており、
    複数の前記貫通孔及び前記中心孔は、いずれも前記中央セクションに位置しており、かつ複数の前記位置決め孔及び複数の前記切り込みは、いずれも前記外側セクションに位置している、
    ことを特徴とする請求項6に記載のろ過装置用カバー。
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