JP7409189B2 - 色彩値予測システムおよび色彩値予測器の生成方法 - Google Patents

色彩値予測システムおよび色彩値予測器の生成方法 Download PDF

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Description

本開示は、色彩値予測システムおよび色彩値予測器の生成方法に関する。
従来、機器に依存しない測色値と、CMYKの階調値と、を対応づけて格納している色予測モデルが存在する。特許文献1の技術においては、色予測モデルを生成する際に、色空間のうちの明度が低い領域について、測色されるカラーパッチの数を増やして、ニューラルネットワークに学習させ、色予測モデルを生成する。このような処理を行うことにより、色空間のうちの明度が低い領域についての、色予測モデルの予測精度を向上させることができる。
特開2012-149182号公報
しかし、特許文献1に記載された技術においては、色空間のうち、ユーザーが重視する任意の色の領域の予測精度を向上させることはできない。
(1)本開示の一形態によれば、インク量の組み合わせを表す情報を入力されて、分光反射率を出力する色彩値予測システムが提供される。この色彩値予測システムは、 第1の機器のインク量の組み合わせを表す情報を入力されて分光反射率を出力する色彩値予測部と、指定色域を表す情報の入力を受け付ける受付部と、前記第1の機器の複数組のインク量の組み合わせを表す第1教師情報と、前記第1教師情報の前記複数組のインク量の組み合わせのそれぞれと対応づけられた複数組の分光反射率である第2教師情報と、を準備する準備部と、入力値としての前記第1教師情報と、出力値としての前記第2教師情報と、を教師データとする機械学習により、前記色彩値予測部を生成する生成部と、を備える。前記第1教師情報は、前記指定色域に含まれる色を表す前記第1の機器のインク量の組み合わせを表す指定教師情報を含む。
(2)本開示の他の形態によれば、インク量の組み合わせを表す情報と、分光反射率とを対応づけて格納している色彩値予測器の生成方法が提供される。この色彩値予測器の生成方法は、指定色域を表す情報の入力を受け付ける工程と、第1の機器の複数組のインク量の組み合わせを表す第1教師情報と、前記第1教師情報の前記複数組のインク量の組み合わせのそれぞれと対応づけられた複数組の分光反射率である第2教師情報と、を準備する工程と、入力値としての前記第1教師情報と、出力値としての前記第2教師情報と、を教師データとする機械学習により、色彩値予測器を生成する工程と、を備える。前記第1教師情報は、前記指定色域に含まれる色を表す前記第1の機器のインク量の組み合わせを表す指定教師情報を含む。
第1実施形態の色彩値予測システムCPS1を示す説明図である。 色彩値予測システムにおける処理を示すフローチャートである。 第2実施形態の色彩値予測システムCPS2を示す説明図である。 第3実施形態の色彩値予測システムCPS3を示す説明図である。 第4実施形態の色彩値予測システムCPS4を示す説明図である。
A.第1実施形態
A1.色彩値予測システムの構成
図1は、第1実施形態の色彩値予測システムCPS1を示す説明図である。色彩値予測システムCPS1は、インク量の組み合わせを表す情報Diを入力されて、分光反射率Dsrを出力するシステムである。より具体的には、色彩値予測システムCPS1の色彩値予測モデルCPM1が、第1の機器のインク量の組み合わせを表す情報Diを入力されて分光反射率Dsrを出力する(図1の下段右部参照)。
色彩値予測システムCPS1は、具体的には、コンピューターによって実現される。色彩値予測システムCPS1は、入力機器としてのキーボード11およびマウス、プロセッサーとしてのCPU21、RAM22、ROM23、ならびに出力機器としてのディスプレイ31を備える。なお、出力機器としてのディスプレイ31は、その表示によって、入力機器を介したユーザーの入力を補助する。
色彩値予測システムCPS1は、機能部として、色彩値予測モデルCPM0と、色彩値予測モデルCPM1と、受付部100と、準備部200と、生成部300と、を備える。受付部100と、準備部200と、生成部300とは、プロセッサーとしてのCPU21が、ROM23に格納されたコンピュータープログラムをRAM22に展開して実行することにより、実現される。受付部100と、準備部200と、生成部300とは、それらが行う処理の一部において、入力機器を介した情報の入力を受け、出力機器を介した出力を行う。色彩値予測モデルCPM0と、色彩値予測モデルCPM1とは、RAM22に保存されている。
色彩値予測モデルCPM1は、第1の機器のインク量の組み合わせを表す情報Diを入力されて、L色空間における階調値の組み合わせを表す情報、および分光反射率Dsrを出力することができる(図1の下段右部参照)。色彩値予測モデルCPM1は、(a)第1の機器のインク量の組み合わせを表す情報Diと、(b1)第1の機器によって、情報Diのインク量の組み合わせで再現される色のL色空間における階調値の組み合わせを表す情報、および(b2)第1の機器によって、情報Diのインク量の組み合わせで再現される色の分光反射率Dsrと、を対応付けて格納しているデータベースである。色彩値予測モデルCPM1が対象とする第1の機器は、ここでは、特定のプリンターである。第1の機器は、機器の機種と、その機器における印刷モードなどの設定と、その機器において使用される印刷媒体と、の組み合わせによって特定される。
色彩値予測モデルCPM0は、ある機器のインク量の組み合わせを表す情報Diを入力されて、L色空間における階調値の組み合わせを表す情報、および分光反射率Dsrを出力することができる(図1の上段右部参照)。色彩値予測モデルCPM0は、(a)ある機器のインク量の組み合わせを表す情報Diと、(b1)その機器によって、情報Diのインク量の組み合わせで再現される色のL色空間における階調値の組み合わせを表す情報、および(b2)その機器によって、情報Diのインク量の組み合わせで再現される色の分光反射率Dsrを表す情報と、を対応付けて格納しているデータベースである。色彩値予測モデルCPM0が対象とする機器は、特定のプリンターである。この機器は、機器の機種と、その機器における印刷モードなどの設定と、その機器において使用される印刷媒体と、の組み合わせによって特定される。
色彩値予測モデルCPM0が対象とする機器は、第1の機器と同じ機種の機器、すなわち、第1の機器と同じ機種のプリンターである。この機器における設定および使用される媒体との少なくとも一方は、第1の機器における設定および使用される媒体と異なっている。ただし、この機器における設定は、第1の機器における設定と、同一または類似の設定である。この機器における使用される媒体は、第1の機器における使用される媒体と、同一または類似の媒体である。すなわち、色彩値予測モデルCPM0が対象とする機器は、色を再現する性能に関して、第1の機器と類似した特性を有する機器である。
受付部100は、入力機器としてのキーボード11、およびマウスを介して、ユーザーから、指定色域を表す情報CRdLの入力と、追加サンプルの数Na(Naは、1以上の整数)の入力と、を受け付ける(図1の上段左部参照)。図1の例においては、追加サンプルの数Naを指定する入力として、10点が示されている。追加サンプルの数Naは、ターゲット色彩値TGCの数である。追加サンプルの数Naについては、後に説明する。
指定色域CRdLは、色彩値予測モデルCPM1による変換において、ユーザーが変換の精度を重視する色域である。ユーザーからの受付部100への指定色域CRdLの入力は、L色空間における階調値により行われる。L色空間における階調値によって特定される指定色域を、本明細書において、指定色域CRdLと表記する。
このような処理を行うことにより、ユーザーは、機器に依存しないL色空間の階調値を使用して、正確に、ユーザーが重視する色を含む指定色域CRdLを指定することができる。図1の例においては、指定色域CRdLを指定する入力として、0<L<100、-3<a<3、-3<b<3が示されている。
準備部200は、受付部100に入力された指定色域CRdLと、追加サンプルの数Naとに基づいて、第1の機器の複数組のインク量の組み合わせを表す情報TDiと、複数組の分光反射率TDsrと、を準備する(図1の下段左部参照)。複数組の分光反射率TDsrは、情報TDiの第1の機器の複数組のインク量の組み合わせのそれぞれと対応づけられている。第1の機器の複数組のインク量の組み合わせを表す情報TDiと、複数組の分光反射率TDsrとは、生成部300による機械学習において、教師データとして使用される。準備部200における処理の詳細については、後に説明する。
生成部300は、入力値としての、第1の機器の複数組のインク量の組み合わせを表す情報TDiと、出力値としての、複数組の分光反射率TDsrと、を教師データとする機械学習により、色彩値予測モデルCPM1を生成する(図1の下段中央部参照)。
A2.色彩値予測システムにおける処理
図2は、色彩値予測システムにおける処理を示すフローチャートである。図2の処理は、色彩値予測システムCPS1の生成方法または調整方法として、把握することもできる。図2の処理は、プロセッサーとしてのCPU21が、ROM23に格納されたコンピュータープログラムをRAM22に展開して実行することにより、実行される。
ステップS100においては、受付部100が、ユーザーから、指定色域CRdLを表す情報の入力と、追加サンプルの数Naの入力と、を受け付ける(図1の上段左部参照)。
ステップS200において、準備部200は、受付部100に入力された指定色域CRdLと、追加サンプルの数Naとに基づいて、第1の機器の複数組のインク量の組み合わせを表す情報TDiと、複数組の分光反射率TDsrと、を準備する(図1の下段左部参照)。ステップS200における処理は、以下のように行われる。
ステップS210において、準備部200は、指定色域CRdLの中からNa個のターゲット色彩値TGCを決定する。ターゲット色彩値TGCは、たとえば、指定色域CRdLを、L、a、bの各方向について、均等に格子状に分割して得られる各格子点の中から選択することができる。ステップS100において、追加サンプルの数Naを指定する入力として、10点が入力された場合には、指定色域CRdLの中から10組のターゲット色彩値TGCが決定される(図1の上段中央部参照)。各ターゲット色彩値TGCは、L色空間における階調値の組み合わせである。
ステップS220において、準備部200は、各ターゲット色彩値TGCに対応する第1の機器のインク量の組み合わせの情報SDiを決定する。インク量の組み合わせの情報SDiは、色彩値予測モデルCPM1が対象とする第1の機器のインク色のシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色についてのインク量、たとえば、[C,M,Y,K]=[C1,M1,Y1,K1]、[C2,M2,Y2,K2]などで表される(図1の中央部参照)。
なお、ここでは、技術の理解を容易にするために、第1の機器のインク色を、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色として説明する。しかし、第1の機器のインク色は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックに加えて、ライトシアン、ライトマゼンタ、レッド、グリーン、オレンジなどの1以上のインク色を含むことができる。
まず、第1の機器のシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各インク量で特定される初期Grid値SDi0が指定される(図1の上段右部参照)。たとえば、指定色域CRdLが、L=0、0<a、0<bである場合、以下の8点が初期Grid値SDi0として指定される。なお、各インク量は、0~100%で指定される。
[C,M,Y,K]=[0,50,0,0]、[0,0,50,0]、[0,50,0,50]、[0,0,50,50]、[0,50,50,0]、[50,50,50,0]、[50,50,50,50]。ここでは、指定色域CRdLが、0<a、0<bであるため、たとえば、シアンの単色を表す[C,M,Y,K]=[50,0,0,0]や、シアンとイエローのみによって再現される[C,M,Y,K]=[50,0,50,0]は、初期Grid値SDi0には、含まれていない。
準備部200は、CMYKのインク量で指定されたCMYK色空間内の各点について、色彩値予測モデルCPM0を使用して、対応するL色空間における階調値の組み合わせを取得する(図1の上段右部参照)。
準備部200は、Na個のターゲット色彩値TGCのそれぞれについて、初期Grid値SDi0の中から、色差が最も小さい初期Grid値SDi0を選択する。なお、複数のターゲット色彩値TGCについて、同一の初期Grid値SDi0が選択されることもあり得る。色差は、ターゲット色彩値TGCのL色空間における階調値の組み合わせと、初期Grid値SDi0のL色空間における階調値の組み合わせと、から、それらのL色空間における距離として得られる。
そして、準備部200は、各ターゲット色彩値TGCに対して選択された初期Grid値SDi0について、対応するターゲット色彩値TGCにとの間の色差が小さくなるように、C,M,Y,Kのインク量を調整する。
準備部200は、調整後の各Grid値SDinについて、色彩値予測モデルCPM0を使用して、L色空間における階調値の組み合わせを取得する。そして、準備部200は、Grid値SDinについて、対応するターゲット色彩値TGCにとの間の色差が小さくなるように、C,M,Y,Kのインク量を調整する。
準備部200は、以上の処理を、あらかじめ定められた条件が満たされるまで、繰り返す。あらかじめ定められた条件は、たとえば、すべてのターゲット色彩値TGCについて、色差が閾値以下となること、または、あらかじめ定められた上限回数まで上記処理が繰り返されたこと、とすることができる。
その結果、色彩値予測モデルCPM0を使用して取得されたL色空間における階調値の組み合わせに基づいて、Na個のターゲット色彩値TGCに対応する、第1の機器の複数組のインク量の組み合わせを表す情報SDinが調整される。
本実施形態においては、色彩値予測モデルCPM0を使用することにより、入力されたL色空間における階調値を、容易に、インク量の組み合わせの情報に変換することができる。このため、学習の入力値としての、指定色域内CRdLの色を表すインク量の組み合わせを表す情報SDiを、容易に準備することができる(図1の中段参照)。
準備部200は、複数組のインク量の組み合わせを表す情報SDinのうち、ある程度以上、近似する複数のインク量の組み合わせについては、その中から一つのインク量の組み合わせのみを選択する。このような処理を行うことにより、指定色域CRdL内において、色彩値予測モデルCPM1の精度に偏りが生じる可能性を低減できる。準備部200は、たとえば、近似する複数の色の組み合わせの中から、合計のインク量が最も少ないインク量の組み合わせを選択することができる。
以上の処理により、Na個のターゲット色彩値TGCと、それらに対応するインク量の組み合わせSDiが決定される(図2のS210,S220参照)。ステップS220の上記の処理を、本明細書において「最適化」と呼ぶ(図1の上段右部参照)。インク量の組み合わせSDiの例を、図1の中段において、[C1,M1,Y1,K1]、[C2,M2,Y2,K2]・・・として示す。
得られたインク量の組み合わせSDiは、指定色域CRdLに含まれる色を再現する、色彩値予測モデルCPM0が対象としている機器のインク量の組み合わせを表す情報である。
ただし、色彩値予測モデルCPM0が対象としている機器は、色を再現する性能に関して、第1の機器と類似した特性を有する機器である。このため、最適化によって得られたインク量の組み合わせSDiは、生成部300において、指定色域CRdLに含まれる色を再現する第1の機器のインク量の組み合わせを表す情報SDiとして使用される。
図2のステップS230において、準備部200は、第1の機器の複数組のインク量の組み合わせを表す情報TDiを決定する。複数組のインク量の組み合わせを表す情報TDiは、ステップS300において、機械学習の教師データとして使用される。第1の機器の複数組のインク量の組み合わせを表す情報TDiは、(i)第1の機器が再現できる色空間内において、偏りがないように選択される複数組のインク量の組み合わせを含む。さらに、第1の機器の複数組のインク量の組み合わせを表す情報TDiは、(ii)ステップS220において、最適化によって得られたインク量の組み合わせの情報SDiを含む。最適化によって得られたインク量の組み合わせSDiは、指定色域CRdLに含まれる色を再現する第1の機器のインク量の組み合わせを表す情報である(図1の上段左部参照)。
ステップS240において、準備部200は、情報TDiがあらわす、第1の機器の複数組のインク量の組み合わせのそれぞれと対応づけられた複数組の分光反射率TDsrを準備する。具体的には、準備部200は、第1の機器の複数組のインク量の組み合わせを表す情報TDiと、第1の機器と、を使用して、印刷媒体上に印刷を行う。より具体的には、色彩値予測モデルCPM1が対象とする特定の機種のプリンターにおいて、色彩値予測モデルCPM1が対象とする特定の設定が行われ、色彩値予測モデルCPM1が対象とする特定の印刷媒体が使用されて、印刷が行われる。
準備部200は、得られた印刷結果を測色する。そして、第1の機器の複数組のインク量の組み合わせのそれぞれと対応する、複数組の分光反射率TDsrを得る(図1の下段左部参照)。
ステップS300において、生成部300は、入力値としての、第1の機器の複数組のインク量の組み合わせを表す情報TDiと、出力値としての、複数組の分光反射率TDsrと、を教師データとする機械学習により、色彩値予測モデルCPM1を生成する(図1の下段左部参照)。入力値としての、第1の機器の複数組のインク量の組み合わせを表す情報VDiと、出力値としての、複数組の分光反射率VDsrとが、検証データとして使用される。第1の機器の複数組のインク量の組み合わせを表す情報VDiは、色彩値予測モデルCPM1の入力値として別途用意された、第1の機器の複数組のインク量の組み合わせを表す情報である。複数組の分光反射率VDsrは、色彩値予測モデルCPM1の出力値として別途用意された、複数組の分光反射率である。
生成部300は、第1の機器の複数組のインク量の組み合わせを表す情報TDiのうち、各ターゲット色彩値TGCに対応する第1の機器のインク量の組み合わせの情報SDiについて、インク量の組み合わせを表す情報に付される重みよりも大きい重みを付して、機械学習を行う。
このような処理を行うことにより、色彩値予測モデルCPM1において、指定色域CRdLに含まれる色、すなわち、ユーザーが重視する色の予測精度を、より高くすることができる。
本実施形態によれば、ユーザーが重視する色を含む指定色域CRdLの入力をユーザーから受け付けることにより、色彩値予測システムCPS1の色彩値予測モデルCPM1における、ユーザーが重視する色の予測精度を、高くすることができる(図1の上段左部、および下段右部参照)。
本実施形態において、準備部200が準備する第1の機器の複数組のインク量の組み合わせを表す情報TDiを、「第1教師情報」とも呼ぶ。情報TDiの第1の機器の複数組のインク量の組み合わせのそれぞれと対応づけられている複数組の分光反射率TDsrを、「第2教師情報」とも呼ぶ。本実施形態の色彩値予測モデルCPM1を、「色彩値予測部」または「色彩値予測器」とも呼ぶ。色彩値予測モデルCPM0を、「他の色彩値予測部」または「他の色彩値予測器」とも呼ぶ。指定色域CRdLに含まれる各ターゲット色彩値TGCに対応する第1の機器のインク量の組み合わせSDiを、「指定教師情報」とも呼ぶ。
B.第2実施形態
図3は、第2実施形態の色彩値予測システムCPS2を示す説明図である。第2実施形態の色彩値予測システムCPS2においては、ユーザーからの受付部への指定色域の入力のされ方と、ターゲット色彩値TGCの階調値の算出方法が、第1実施形態の色彩値予測システムCPS1とは異なる(図3の上段中央部、および図1の上段中央部参照)。第2実施形態の色彩値予測システムCPS2の他の点は、第1実施形態の色彩値予測システムCPS1と同じである。
色彩値予測システムCPS2においては、受付部100bは、ユーザーから、ある機器のICCプロファイルPrfの指定と、その機器のCMYK色空間における階調値の組み合わせによる指定色域CRdIiの入力と、追加サンプルの数Naの入力と、を受け付ける(図1の上段左部参照)。
指定色域CRdIiは、色彩値予測モデルCPM1による変換において、ユーザーが変換の精度を重視する色域である(図3の下段右部参照)。ユーザーからの受付部100bへの指定色域CRdIiの入力は、ある機器のCMYK色空間における階調値により行われる。たとえば、シアンの階調値の範囲、マゼンタの階調値の範囲、イエローの階調値の範囲、およびブラックの階調値の範囲が、指定色域CRdIiを規定するパラメーターとして入力される。入力情報を記述するために使用される機器のCMYK色空間における階調値によって特定される指定色域を、本明細書において、指定色域CRdIiと表記する。
ICCプロファイルPrfは、指定色域CRdIiを指定する階調値が対応している機器のICC(International Color Consortium)プロファイルである。ICCプロファイルPrfは、入力プロファイルである。ICCプロファイルPrfは、ある機器のCMYK色空間の階調値の組み合わせと、L色空間における階調値の組み合わせとを対応づけて格納している。ここでは、ICCプロファイルPrfは、指定色域CRdIiを指定する階調値が対応している機器のCMYKの階調値の組み合わせと、L色空間における階調値の組み合わせとを対応づけて格納している。
図2のステップS210において、準備部200bは、指定色域CRdIiの中からNa個のターゲット色彩値TGC’を決定する。ターゲット色彩値TGC’は、たとえば、指定色域CRdIiを、C、M、Y、Kの各方向について、均等に格子状に分割して得られる各格子点の中から選択することができる。ステップS100において、追加サンプルの数Naを指定する入力として、10点が入力された場合には、指定色域CRdIiの中から10組の格子点が決定される。
準備部200bは、ICCプロファイルPrfを使用して、それらの格子点を表すCMYKの階調値の組み合わせに対応する、L色空間における階調値の組み合わせを取得する。その結果、指定色域CRdIiに含まれる色を再現するある機器のCMYK色空間における階調値の組み合わせに対応する、L色空間における階調値の組み合わせが取得される。得られたL色空間における階調値が、Na個のターゲット色彩値TGCである(図3の上段中央部参照)。
以降の処理は、第1実施形態と同じである。たとえば、上記のICCプロファイルPrfを使用して取得されたL色空間における階調値の組み合わせに基づいて、最適化処理によって、Na個のターゲット色彩値TGCに対応する、第1の機器の複数組のインク量の組み合わせを表す情報SDinが調整される(図3の上段右部参照)。その結果、各ターゲット色彩値TGCに対応する第1の機器のインク量の組み合わせSDiが決定される。
第2実施形態の色彩値予測システムCPS2によれば、ユーザーは、CMYK色空間における階調値であって、ユーザーが入手しやすい機器のCMYK色空間における階調値を使用して、ユーザーが重視する色を含む指定色域CRdIiを指定することができる。
本実施形態において、ICCプロファイルPrfが対応している機器を、「第2の機器」とも呼ぶ。「第2の機器」は、指定色域CRdIiを指定する階調値のCMYK色空間が対応する機器である。
C.第3実施形態
図4は、第3実施形態の色彩値予測システムCPS3を示す説明図である。第3実施形態の色彩値予測システムCPS3は、色彩値予測モデルCPM0を備えない(図4の上段右部参照)。第3実施形態の色彩値予測システムCPS3においては、ユーザーからの受付部への指定色域の入力のされ方と、各ターゲット色彩値TGCに対応する第1の機器のインク量の組み合わせSDiの算出方法が、第1実施形態の色彩値予測システムCPS1とは異なる(図4の上段中央部、および図1の上段中央部参照)。第3実施形態の色彩値予測システムCPS3の他の点は、第1実施形態の色彩値予測システムCPS1と同じである。
色彩値予測システムCPS3においては、受付部100cは、ユーザーから、指定色域CRdLの入力と、追加サンプルの数Naの入力と、ある機器のICCプロファイルPrfの指定と、その機器のベース・ルックアップテーブルBLUTの指定と、を受け付ける(図4の上段左部参照)。
指定色域CRdLと追加サンプルの数Naは、それぞれ第1実施形態における指定色域CRdLと追加サンプルの数Naと同じである。ICCプロファイルPrfは、第2実施形態におけるICCプロファイルPrfと同じである。
ベース・ルックアップテーブルBLUTは、ICCプロファイルPrfが対応する機器のベース・ルックアップテーブルBLUTである。ベース・ルックアップテーブルBLUTは、ICCプロファイルPrfが対応する機器のCMYKの階調値と、ICCプロファイルPrfが対応する機器のインク量とを対応づけて格納している。
図2のステップS220において、準備部200cは、各ターゲット色彩値TGCに対応する第1の機器のインク量の組み合わせSDiを決定する。まず、準備部200cは、Na個のターゲット色彩値TGCのL色空間における階調値の組み合わせを、入力されたICCプロファイルPrfを使用して、ある機器のCMYK色空間における階調値の組み合わせに変換する(図4の上段右部参照)。
その後、準備部200cは、CMYK色空間における階調値の組み合わせを、入力されたベース・ルックアップテーブルBLUTを使用して、その機器のインク量の組み合わせに変換する(図4の中段右部参照)。得られたインク量の組み合わせSDiは、指定色域CRdLに含まれる色を再現するある機器のインク量の組み合わせを表す情報である。
ただし、ICCプロファイルPrfおよびベース・ルックアップテーブルBLUTが対応している機器は、色を再現する性能に関して、第1の機器と類似した特性を有する機器である。このため、得られたインク量の組み合わせSDiは、生成部300において、指定色域CRdLに含まれる色を再現する第1の機器のインク量の組み合わせを表す情報SDiとして使用される。
以降の処理は、第1実施形態と同じである。
第3実施形態の色彩値予測システムCPS3によれば、既存の色彩値予測モデルCPM0を用いることなく、色彩値予測システムCPS1の色彩値予測モデルCPM1における、ユーザーが重視する色の予測精度を、高くすることができる(図1の上段右部、および図4の下段右部参照)。
D.第4実施形態
図5は、第4実施形態の色彩値予測システムCPS4を示す説明図である。第4実施形態の色彩値予測システムCPS4は、色彩値予測モデルCPM0を備えない(図5の上段右部参照)。第4実施形態の色彩値予測システムCPS4においては、ユーザーからの受付部への指定色域の入力のされ方と、第1の機器のインク量の組み合わせSDiの算出方法が、第1実施形態の色彩値予測システムCPS1とは異なる(図5の上段中央部、および図1の上段中央部参照)。第4実施形態の色彩値予測システムCPS4の他の点は、第1実施形態の色彩値予測システムCPS1と同じである。
色彩値予測システムCPS4においては、受付部100dは、ユーザーから、追加サンプルの数Naの入力を受け付ける(図5の上段左部参照)。また、受付部100dは、ユーザーから、指定色域CRdIoを表す情報の入力として、色彩値予測モデルCPM1が対象とする第1の機器のインク量の組み合わせを表す特定情報SSDiの入力を、受け付ける。特定情報SSDiは、第1の機器のインク量の組み合わせで規定される、Na個の個別の色の情報である。色彩値予測モデルCPM1が対象とする第1の機器のCMYK色空間における階調値の組み合わせによって特定される指定色域を、本明細書において、指定色域CRdIoと表記する。
図5の例において、追加サンプルの数Naは2個である。特定情報SSDiは、第1の機器のインク色のシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色についてのインク量で特定される、Na個の点である。特定情報SSDiは、たとえば、第1の機器のインク色のシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色についてのインク量、[C,M,Y,K]=[C1,M1,Y1,K1]、[C2,M2,Y2,K2]で表される(図5の上段中央部参照)。
図2のステップS220において、準備部200dは、各ターゲット色彩値TGCに対応する第1の機器のインク量の組み合わせSDiを決定する。インク量の組み合わせSDiは、特定情報SSDiそのものである(図5の中央部参照)。
以降の処理は、第1実施形態と同じである。
第4実施形態によれば、ユーザーは、実際に色彩値予測モデルCPM1が対象とする第1の機器のインク量を使用して、正確に、ユーザーが重視する色を含む指定色域を指定することができる(図5の下段右部および上段中央部参照)。また、第1の機器が使用可能な特殊なインクを使用して第1の機器で印刷を行う場合にも、色彩値を正確に予測できる色彩値予測器を生成することができる。
E.他の実施形態
E1.他の実施形態1
(1)上記実施形態においては、教師データとして使用される第1の機器の複数組のインク量の組み合わせを表す第1教師情報TDiは、各ターゲット色彩値TGCに対応する第1の機器のインク量の組み合わせの情報である指定教師情報SDiとともに、第1の機器が再現できる色空間内において、偏りがないように選択される複数組のインク量の組み合わせを含む(図1の下段左部参照)。しかし、指定教師情報SDi以外の第1教師情報TDiは、他のインク量の組み合わせであってもよい。たとえば、指定教師情報SDi以外の第1教師情報TDiは、色空間のうち、明度が一定値以下の領域について、他の色空間よりも高い密度でインク量の組み合わせを含むこともできる。また、指定教師情報SDi以外の第1教師情報TDiは、色空間のうち、人間の肌の色を含む1以上の領域について、他の色空間よりも高い密度でインク量の組み合わせを含むこともできる。
(2)上記実施形態においては、指定色域は、色空間において連続した一つの領域であるものとして、説明を行った(図1の上段左部参照)。しかし、指定色域は、色空間において互いに離れた2以上の領域であってもよい。
(3)上記第1実施形態においては、準備部200は、最適化処理において、近似する複数のインク量の組み合わせの中から、合計のインク量が最も少ない色の組み合わせを選択する(図1の上段右部参照)。しかし、インク量の組み合わせの選択は、他の基準で行われてもよい。そして、近似する複数のインク量の組み合わせの中から選択されるインク量の組み合わせは、1組に限られず、2組以上のインク量の組み合わせが選択されてもよい。たとえば、黒などの、特定のインクを使用しない1以上のインク量の組み合わせが選択されてもよい。また、近似する複数のインク量の組み合わせの中から、1以上のインク量の組み合わせを、ユーザーに選択させてもよい。
(4)上記実施形態においては、準備部200は、最適化処理において、複数組のインク量の組み合わせを表す情報SDinのうち、ある程度以上、近似する複数のインク量の組み合わせについては、その中から一組のインク量の組み合わせのみを選択する。しかし、最適化処理において、近似する複数の色の組み合わせについて、1以上の色の組み合わせを除去する処理を行わない態様とすることもできる。
E2.他の実施形態2
上記実施形態においては、指定色域は、L色空間の階調値、第2の機器のCMYK色空間の階調値、または第1の機器のインク色の階調値で、指定される(図1の上段左部、図3~図5の上段左部参照)。しかし、指定色域は、xyz色空間の階調値や、第2の機器のRGB色空間の階調値で、指定されてもよい。
E3.他の実施形態3
(1)上記第2実施形態においては、ICCプロファイルPrfが色彩値予測システムCPS2に入力される(図3の上段左部参照)。しかし、色彩値予測システムの受付部は、第2の機器のICCプロファイル自体に代えて、第2の機器のICCプロファイルを特定することができる情報を、受け取ってもよい。そのような態様においては、色彩値予測システムは、ICCプロファイルを特定することができる情報に基づいて、たとえば、ICCプロファイルを格納しているサーバーから、そのICCプロファイルを取得する。すなわち、受付部は、第2の機器のICCプロファイルの指定を、第2の機器のICCプロファイル自体の入力によって受け取ってもよいし、第2の機器のICCプロファイルを特定することができる情報の入力によって受け取ってもよい。
(2)上記第2実施形態においては、ICCプロファイルPrfは、ある機器のCMYK色空間の階調値と、L色空間における階調値とを対応づけて格納している(図3の上段左部参照)。ICCプロファイルPrfが格納しているCMYKの階調値が対応する機器は、色彩値予測モデルCPM1が対象とする機器と同じであってもよいし、異なっていてもよい。
(3)上記第2実施形態においては、色彩値予測システムCPS2の受付部100bは、ある機器のCMYK色空間における階調値の組み合わせによる指定色域CRdIiの入力を受け付ける(図1の上段左部参照)。しかし、色彩値予測システムは、第4実施形態のように、指定色域を表す情報の入力として、ある機器のインク量の組み合わせで規定される、複数の個別の色の情報である特定情報の入力を、受け付けてもよい。
E4.他の実施形態4
上記実施形態においては、色彩値予測モデルCPM1は、(a)第1の機器のインク量の組み合わせを表す情報Diと、(b1)第1の機器によって、そのインク量の組み合わせで再現される色のL色空間における階調値の組み合わせを表す情報、および(b2)第1の機器によって、そのインク量の組み合わせで再現される色の分光反射率Dsrと、を対応付けて格納しているデータベースである。色彩値予測モデルCPM0は、(a)ある機器のインク量の組み合わせを表す情報Diと、(b1)その機器によって、そのインク量の組み合わせで再現される色のL色空間における階調値の組み合わせを表す情報、および(b2)その機器によって、そのインク量の組み合わせで再現される色の分光反射率Dsrを表す情報と、を対応付けて格納しているデータベースである。
しかし、色彩値予測モデルは、L色空間における階調値の組み合わせを表す情報を含まない態様とすることもできる。そのような態様においては、色彩値予測システムは、分光反射率Dsrに基づいてL色空間における階調値の組み合わせを算出することができるかいちょう階調値算出部を備えることが好ましい。
E5.他の実施形態5
色彩値予測システムCPS4においては、受付部100dは、指定色域CRdIoを表す情報の入力として、色彩値予測モデルCPM1が対象とする第1の機器のインク量の組み合わせを表す特定情報SSDiの入力を、受け付ける。しかし、色彩値予測システムは、色彩値予測モデルCPM1が対象とする第1の機器以外の機器のインク量の組み合わせを表す特定情報の入力を、受け付ける態様とすることもできる。
E6.他の実施形態6
上記実施形態においては、生成部300は、第1の機器の複数組のインク量の組み合わせを表す第1教師情報TDiのうち、各ターゲット色彩値TGCに対応する第1の機器のインク量の組み合わせの指定教師情報SDiについて、インク量の組み合わせを表す情報に付される重みよりも大きい重みを付して、機械学習を行う(図1の下段中央部参照)。
しかし、生成部300は、第1教師情報TDiのうち、指定教師情報SDi以外の一部の情報について、指定教師情報SDiに付される重みよりも大きい重みを付して、機械学習を行ってもよい。たとえば、生成部300は、第1教師情報TDiのうち、人間の肌の色を含む領域に含まれる色の情報について、指定教師情報SDiに付される重みよりも大きい重みを付して、機械学習を行ってもよい。
F.さらに他の形態:
本開示は、上述した実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実現することができる。例えば、本開示は、以下の形態によっても実現可能である。以下に記載した各形態中の技術的特徴に対応する上記実施形態中の技術的特徴は、本開示の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、本開示の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
(1)本開示の一形態によれば、インク量の組み合わせを表す情報を入力されて、分光反射率を出力する色彩値予測システムが提供される。この色彩値予測システムは、 第1の機器のインク量の組み合わせを表す情報を入力されて分光反射率を出力する色彩値予測部と、指定色域を表す情報の入力を受け付ける受付部と、前記第1の機器の複数組のインク量の組み合わせを表す第1教師情報と、前記第1教師情報の前記複数組のインク量の組み合わせのそれぞれと対応づけられた複数組の分光反射率である第2教師情報と、を準備する準備部と、入力値としての前記第1教師情報と、出力値としての前記第2教師情報と、を教師データとする機械学習により、前記色彩値予測部を生成する生成部と、を備える。前記第1教師情報は、前記指定色域に含まれる色を表す前記第1の機器のインク量の組み合わせを表す指定教師情報を含む。
このような態様においては、ユーザーが重視する色を含む指定色域の入力をユーザーから受け付けることにより、ユーザーが重視する色について、色彩値予測システムによる予測精度を高くすることができる。
(2)上記形態の色彩値予測システムにおいて、前記受付部は、L色空間における階調値による前記指定色域を表す情報の入力を受け付ける、態様とすることができる。
このような態様とすれば、ユーザーは、機器に依存しない階調値を使用して、正確に、ユーザーが重視する色を含む指定色域を指定することができる。
(3)上記形態の色彩値予測システムにおいて、前記受付部は、第2の機器のICCプロファイルの指定と、前記第2の機器のCMYK色空間における階調値による前記指定色域を表す情報の入力と、を受け付け、前記準備部は、前記指定色域に含まれる色を表す前記第2の機器のCMYK色空間における階調値の組み合わせに対応するL色空間における階調値の組み合わせであって、前記ICCプロファイルを使用して得られるL色空間における階調値の組み合わせに基づいて、前記指定教師情報を調整する、態様とすることができる。
このような態様とすれば、ユーザーは、CMYK色空間における階調値であって、ユーザーが入手しやすい機器のCMYK色空間における階調値を使用して、ユーザーが重視する色を含む指定色域を指定することができる。
(4)上記形態の色彩値予測システムにおいて、さらに、インク量の組み合わせを表す情報とL色空間における階調値の組み合わせを表す情報とを対応づけて格納している他の色彩値予測部を備え、前記準備部は、前記指定色域に含まれる色を表す前記他の色彩値予測部が対象とする機器のインク量の組み合わせに対応するL色空間における階調値の組み合わせであって、前記他の色彩値予測部を使用して得られるL色空間における階調値の組み合わせに基づいて、前記指定教師情報を調整する、態様とすることができる。
このような態様とすれば、指定色域内の色を表す、指定教師情報を、容易に準備することができる。
(5)上記形態の色彩値予測システムにおいて、前記受付部は、前記指定色域を表す情報の入力として、前記第1の機器のインク量の組み合わせを表す特定情報の入力を、受け付け、前記準備部は、前記指定教師情報として前記特定情報を含む前記第1教師情報を準備する、態様とすることができる。
このような態様とすれば、ユーザーは、実際に色彩値予測部が対象とする第1の機器のインク量を使用して、正確に、ユーザーが重視する色を含む指定色域を指定することができる。
(6)上記形態の色彩値予測システムにおいて、 前記生成部は、前記指定教師情報について、他の前記第1教師情報に付される重みよりも大きい重みを付して、機械学習を行う、態様とすることができる。
このような態様とすれば、ユーザーが重視する色の予測精度をより高くすることができる。
(7)本開示の他の形態によれば、インク量の組み合わせを表す情報と、分光反射率とを対応づけて格納している色彩値予測器の生成方法が提供される。この色彩値予測器の生成方法は、指定色域を表す情報の入力を受け付ける工程と、第1の機器の複数組のインク量の組み合わせを表す第1教師情報と、前記第1教師情報の前記複数組のインク量の組み合わせのそれぞれと対応づけられた複数組の分光反射率である第2教師情報と、を準備する工程と、入力値としての前記第1教師情報と、出力値としての前記第2教師情報と、を教師データとする機械学習により、色彩値予測器を生成する工程と、を備える。前記第1教師情報は、前記指定色域に含まれる色を表す前記第1の機器のインク量の組み合わせを表す指定教師情報を含む。
このような態様とすれば、ユーザーが重視する色を含む指定色域を表す情報の入力をユーザーから受け付けることにより、ユーザーが重視する色の予測精度が高い色彩値予測器を生成することができる。
(8)上記形態の色彩値予測器の生成方法において、前記指定色域を表す情報の入力を受け付ける工程は、L色空間における階調値による前記指定色域を表す情報の入力を受け付ける工程を含む、態様とすることができる。
(9)上記形態の色彩値予測器の生成方法において、前記指定色域を表す情報の入力を受け付ける工程は、第2の機器のICCプロファイルの指定と、前記第2の機器のCMYK色空間における階調値による前記指定色域を表す情報の入力と、を受け付ける工程を含み、前記第1教師情報と前記第2教師情報とを準備する工程は、 前記指定色域に含まれる色を表す前記第2の機器のCMYK色空間における階調値の組み合わせに対応する、L色空間における階調値の組み合わせを、前記ICCプロファイルを使用して取得する工程と、取得された前記L色空間における階調値の組み合わせに基づいて、前記指定教師情報を調整する工程と、を含む、態様とすることができる。
(10)上記形態の色彩値予測器の生成方法において、前記第1教師情報と前記第2教師情報とを準備する工程は、インク量の組み合わせを表す情報とL色空間における階調値の組み合わせを表す情報とを対応づけて格納している他の色彩値予測部を使用して、前記指定色域に含まれる色を表す前記他の色彩値予測部が対象とする機器のインク量の組み合わせに対応する、L色空間における階調値の組み合わせを取得する工程と、取得された前記L色空間における階調値の組み合わせに基づいて、前記指定教師情報を調整する工程と、を含む、態様とすることができる。
(11)上記形態の色彩値予測器の生成方法において、前記指定色域を表す情報の入力を受け付ける工程は、前記指定色域を表す情報の入力として、前記第1の機器のインク量の組み合わせを表す特定情報の入力を、受け付ける工程を含み、前記第1教師情報と前記第2教師情報とを準備する工程は、前記指定教師情報として前記特定情報を含む前記第1教師情報を準備する工程を含む、態様とすることができる。
(12)上記形態の色彩値予測器の生成方法において、前記機械学習により色彩値予測器を生成する工程は、前記指定教師情報について、他の前記第1教師情報に付される重みよりも大きい重みを付して、機械学習を行う工程を含む、態様とすることができる。
このような態様とすれば、ユーザーが重視する色の予測精度がより高い色彩値予測器を構成することができる。
本開示は、色彩値予測器の生成方法および色彩値予測システム以外の種々の形態で実現することも可能である。例えば、色彩値予測器の調整方法、色彩値予測器の生成方法や調整方法を実現するコンピュータープログラム、そのコンピュータープログラムを記録した一時的でない記録媒体等の形態で実現することができる。
11…キーボード、21…CPU、22…RAM、23…ROM、31…ディスプレイ、100…受付部、100b…受付部、100c…受付部、100d…受付部、200…準備部、200b…準備部、200c…準備部、200d…準備部、300…生成部、BLUT…ベース・ルックアップテーブル、CPM0…色彩値予測モデル、CPM1…色彩値予測モデル、CPS1…色彩値予測システム、CPS2…色彩値予測システム、CPS3…色彩値予測システム、CPS4…色彩値予測システム、CRdIi…指定色域、CRdIo…指定色域、CRdL…指定色域、Di…複数組のインク量の組み合わせを表す情報、Dsr…複数組の分光反射率、Na…追加サンブル数、Prf…ICCプロファイル、SDi…各ターゲット色彩値TGCに対応する第1の機器のインク量の組み合わせの情報、SDi0…初期Grid値、SSDi…特定情報、TDi…第1の機器の複数組のインク量の組み合わせを表す情報、TDsr…分光反射率、TGC…ターゲット色彩値、VDi…第1の機器の複数組のインク量の組み合わせを表す情報、VDsr…複数組の分光反射率

Claims (12)

  1. インク量の組み合わせを表す情報を入力されて、分光反射率を出力する色彩値予測システムであって、
    第1の機器のインク量の組み合わせを表す情報を入力されて分光反射率を出力する色彩値予測部と、
    指定色域を表す情報の入力を受け付ける受付部と、
    前記第1の機器の複数組のインク量の組み合わせを表す第1教師情報と、前記第1教師情報の前記複数組のインク量の組み合わせのそれぞれと対応づけられた複数組の分光反射率である第2教師情報と、を準備する準備部と、
    入力値としての前記第1教師情報と、出力値としての前記第2教師情報と、を教師データとする機械学習により、前記色彩値予測部を生成する生成部と、を備え、
    前記第1教師情報は、前記指定色域に含まれる色を表す前記第1の機器のインク量の組み合わせを表す指定教師情報を含む、色彩値予測システム。
  2. 請求項1記載の色彩値予測システムであって、
    前記受付部は、L色空間における階調値による前記指定色域を表す情報の入力を受け付ける、色彩値予測システム。
  3. 請求項1記載の色彩値予測システムであって、
    前記受付部は、第2の機器のICCプロファイルの指定と、前記第2の機器のCMYK色空間における階調値による前記指定色域を表す情報の入力と、を受け付け、
    前記準備部は、前記指定色域に含まれる色を表す前記第2の機器のCMYK色空間における階調値の組み合わせに対応するL色空間における階調値の組み合わせであって、前記ICCプロファイルを使用して得られるL色空間における階調値の組み合わせに基づいて、前記指定教師情報を調整する、色彩値予測システム。
  4. 請求項2または3に記載の色彩値予測システムであって、さらに、
    インク量の組み合わせを表す情報とL色空間における階調値の組み合わせを表す情報とを対応づけて格納している他の色彩値予測部を備え、
    前記準備部は、前記指定色域に含まれる色を表す前記他の色彩値予測部が対象とする機器のインク量の組み合わせに対応するL色空間における階調値の組み合わせであって、前記他の色彩値予測部を使用して得られるL色空間における階調値の組み合わせに基づいて、前記指定教師情報を調整する、色彩値予測システム。
  5. 請求項1記載の色彩値予測システムであって、
    前記受付部は、前記指定色域を表す情報の入力として、前記第1の機器のインク量の組み合わせを表す特定情報の入力を、受け付け、
    前記準備部は、前記指定教師情報として前記特定情報を含む前記第1教師情報を準備する、色彩値予測システム。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の色彩値予測システムであって、
    前記生成部は、前記指定教師情報について、他の前記第1教師情報に付される重みよりも大きい重みを付して、機械学習を行う、色彩値予測システム。
  7. インク量の組み合わせを表す情報と、分光反射率とを対応づけて格納している色彩値予測器の生成方法であって、
    指定色域を表す情報の入力を受け付ける工程と、
    第1の機器の複数組のインク量の組み合わせを表す第1教師情報と、前記第1教師情報の前記複数組のインク量の組み合わせのそれぞれと対応づけられた複数組の分光反射率である第2教師情報と、を準備する工程と、
    入力値としての前記第1教師情報と、出力値としての前記第2教師情報と、を教師データとする機械学習により、色彩値予測器を生成する工程と、を備え、
    前記第1教師情報は、前記指定色域に含まれる色を表す前記第1の機器のインク量の組み合わせを表す指定教師情報を含む、色彩値予測器の生成方法。
  8. 請求項7記載の色彩値予測器の生成方法であって、
    前記指定色域を表す情報の入力を受け付ける工程は、
    色空間における階調値による前記指定色域を表す情報の入力を受け付ける工程を含む、色彩値予測器の生成方法。
  9. 請求項7記載の色彩値予測器の生成方法であって、
    前記指定色域を表す情報の入力を受け付ける工程は、
    第2の機器のICCプロファイルの指定と、前記第2の機器のCMYK色空間における階調値による前記指定色域を表す情報の入力と、を受け付ける工程を含み、
    前記第1教師情報と前記第2教師情報とを準備する工程は、
    前記指定色域に含まれる色を表す前記第2の機器のCMYK色空間における階調値の組み合わせに対応する、L色空間における階調値の組み合わせを、前記ICCプロファイルを使用して取得する工程と、
    取得された前記L色空間における階調値の組み合わせに基づいて、前記指定教師情報を調整する工程と、を含む、色彩値予測器の生成方法。
  10. 請求項8または9に記載の色彩値予測器の生成方法であって、
    前記第1教師情報と前記第2教師情報とを準備する工程は、
    インク量の組み合わせを表す情報とL色空間における階調値の組み合わせを表す情報とを対応づけて格納している他の色彩値予測部を使用して、前記指定色域に含まれる色を表す前記他の色彩値予測部が対象とする機器のインク量の組み合わせに対応する、L色空間における階調値の組み合わせを取得する工程と、
    取得された前記L色空間における階調値の組み合わせに基づいて、前記指定教師情報を調整する工程と、を含む、色彩値予測器の生成方法。
  11. 請求項7記載の色彩値予測器の生成方法であって、
    前記指定色域を表す情報の入力を受け付ける工程は、
    前記指定色域を表す情報の入力として、前記第1の機器のインク量の組み合わせを表す特定情報の入力を、受け付ける工程を含み、
    前記第1教師情報と前記第2教師情報とを準備する工程は、
    前記指定教師情報として前記特定情報を含む前記第1教師情報を準備する工程を含む、色彩値予測器の生成方法。
  12. 請求項7から11のいずれか1項に記載の色彩値予測器の生成方法であって、
    前記機械学習により色彩値予測器を生成する工程は、前記指定教師情報について、他の前記第1教師情報に付される重みよりも大きい重みを付して、機械学習を行う工程を含む、色彩値予測器の生成方法。
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