JP7408763B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施の形態は、情報処理装置に関する。
従来、例えば、セミセルフタイプのチェックアウトシステムにおいて、客が、決済装置(会計装置)で登録済の商品の会計を行っている際に、店員の介在が必要な事象が発生する場合がある。このような場合に、決済装置から商品登録装置に対して、呼出信号を送出して、店員に対応要請を行う例が知られている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、このような従来のシステムにあっては、商品登録装置の使用状態に関わらずに、客からの呼出が送信されていた。したがって、呼出信号を受信した商品登録装置が商品登録処理を行っている場合は、呼び出しに対して迅速に対応することができないという問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、店員が操作する情報処理装置と客が操作する情報処理装置とが使用される際に、客の対応要請に対して、的確かつ迅速に対応可能な対応者を選択して、対応を要請することが可能な情報処理装置を提供することである。
実施形態の情報処理装置は、店員が操作するものであって、応答手段と、表示手段とを有する。応答手段は、客が操作する、店員が操作する情報処理装置とは別の情報処理装置からの呼び出しに応じて、客が操作する情報処理装置に対して、店員が操作する情報処理装置の動作状態及び店員が操作する情報処理装置に係る情報を応答する。表示手段は、応答手段による応答に対して、客が操作する情報処理装置から対応要請が通知されたことを表示する。
実施形態の情報処理装置は、客が操作する情報処理装置であって、呼出手段と、選択手段と、通知手段とを有する。呼出手段は、店員が操作する情報処理装置に対して呼び出しを行う。選択手段は、呼出手段による呼び出しに対する、店員が操作する情報処理装置の動作状態及び店員が操作する情報処理装置に係る情報の応答に基づいて、呼び出しに対する対応を要請する、店員が操作する情報処理装置を選択する。通知手段は、選択手段が選択した情報処理装置に対して、対応要請を通知する。
図1は、第1の実施形態に係る監視システムのシステム構成の一例を示す図である。 図2は、セルフPOS端末の一例を示す外観図である。 図3は、POS端末の一例を示す外観図である。 図4は、セルフPOS端末のハードウェア構成の一例を示すハードウェアブロック図である。 図5は、POS端末のハードウェア構成の一例を示すハードウェアブロック図である。 図6は、アテンダント端末のハードウェア構成の一例を示すハードウェアブロック図である。 図7は、店員マスタの一例を示す図である。 図8は、レジマスタの一例を示す図である。 図9は、監視システムの機能構成の一例を示す機能ブロック図である。 図10は、監視システムが行う一連の処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 図11は、アテンダント端末又はPOS端末が表示する、店員が呼び出されたことを示す画面の一例を示す図である。 図12は、監視システムが行う一連の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図13は、第2の実施形態に係る商品販売データ処理システムのシステム構成の一例を示す図である。 図14は、登録装置の一例を示す外観図である。 図15は、会計装置の一例を示す外観図である。 図16は、登録装置のハードウェア構成の一例を示すハードウェアブロック図である。 図17は、会計装置のハードウェア構成の一例を示すハードウェアブロック図である。 図18は、商品販売データ処理システムの機能構成の一例を示す機能構成図である。 図19は、商品販売データ処理システムが行う一連の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
(第1の実施形態)
以下、添付図面を参照して、本願発明の第1の実施形態について説明する。
(監視システムの全体構成の説明)
図1は、第1の実施形態に係る監視システム1のシステム構成の一例を示す図である。監視システム1は、図1に示すように、スーパーマーケット等の小売店において、セルフPOS端末10で登録及び会計を行っている客の状態を監視するシステムである。より具体的には、登録処理及び会計処理の継続が困難な場合に客が店員に対して呼び出しをかけて、当該呼び出しに対して、アテンダント端末20を操作中の店員、又はPOS端末30を操作中の店員のうち、対応可能な店員にサポートを行わせるシステムである。
監視システム1は、複数台のセルフPOS端末10(10a、10b、…、10n)と、セルフPOS端末10とは別体のアテンダント端末20と、複数台のPOS端末30(30a、30b、…、30m)とを備える。セルフPOS端末10とアテンダント端末20、POS端末30とアテンダント端末20は、それぞれ有線又は無線により通信可能に接続されている。なお、アテンダント端末20と接続されるセルフPOS端末10及びPOS端末30の台数に制限はない。
セルフPOS端末10は、客の操作によって、客が購入した商品の売上登録を行う登録処理と、売上登録した内容に対する決済処理とを行う。なお、セルフPOS端末10は、第2の情報処理装置の一例である。
POS端末30は、店員の操作によって、客が購入した商品の売上登録を行う登録処理と、売上登録した内容に対する決済処理とを行う。なお、POS端末30は、第1の情報処理装置の一例である。
アテンダント端末20は、アテンダントと呼ばれる店員が操作するパーソナルコンピュータ等の情報処理装置である。アテンダント端末20は、セルフPOS端末10に対応付けられている。アテンダント端末20は、図6に示す表示部65と操作部66を備える。表示部65は、例えば液晶モニタである。操作部66は、例えば、表示部65に重ねて設置されたタッチパネル、又はキーボードである。そして、アテンダント端末20は、対応付けられているセルフPOS端末10の動作状態を所定の時間毎に取得して、表示部65に表示する。アテンダントは、アテンダント端末20に表示されたセルフPOS端末10の動作状態を確認する。なお、アテンダント端末20は、第1の情報処理装置の一例である。
また、アテンダント端末20は、セルフPOS端末10を操作している客が操作に迷った場合等に、客がセルフPOS端末10から発信した呼び出しを受信する。そして、アテンダント端末20は、セルフPOS端末10から呼び出しを受信すると、アテンダント端末20に対応付けられているPOS端末30と通信を行い、POS端末30の動作状態、及びPOS端末30に係る情報を取得する。ここで、POS端末30に係る情報とは、各POS端末30の動作状態や、各POS端末30にサインインしている店員の属性、例えば経験年数等である。
さらに、アテンダント端末20は、呼び出しを発信したセルフPOS端末10に対して、アテンダント端末20の動作状態、及びアテンダント端末20に係る情報と、POS端末30の動作状態、及びPOS端末30に係る情報を送信する。ここで、アテンダント端末20に係る情報とは、アテンダント端末20の動作状態や、アテンダント端末20にサインインしている店員の属性、例えば経験年数等である。
なお、図1において、監視システム1は、アテンダント端末20を備える代わりに、POS端末30の中の1台が、アテンダント端末20の機能を兼ね備える構成であってもよい。また、POS端末30は、例えば、各店員が所持している携帯端末(ハンディ端末、スマートフォン、タブレット端末等)であってもよい。また、以下の記載において、説明を簡潔にするため、アテンダント端末20とPOS端末30を総称して、単に端末と呼ぶ場合がある。
(セルフPOS端末の説明)
図2は、セルフPOS端末10aの一例を示す外観図である。セルフPOS端末10aは、本体部29と、第1の載置台21と、第2の載置台22とを備える。本体部29は、第1の載置台21と第2の載置台22との間に設けられる。なお、セルフPOS端末10a、10b、…、10nは、全て同じ構成を有しているため、以下の説明は、セルフPOS端末10aのみについて行う。
本体部29は、第1の筐体11と、第2の筐体12と、入出金部13と、スキャナ14と、表示操作パネル15と、カードリーダライタ16と、プリンタ17とを備える。
第1の筐体11は、略箱状に形成されており、後述する制御部40(図4)や、入出金部13等を内蔵する。第2の筐体12は、スキャナ14及びプリンタ17の外殻であり、第1の筐体11の上面に設けられる。
入出金部13は、紙幣入金口131と、紙幣出金口132と、硬貨入金口133と、硬貨出金口134とを備える。入出金部13は、紙幣入金口131や硬貨入金口133に投入された紙幣及び硬貨を受け入れ、金種毎に分別して収納する。そして、入出金部13は、制御部40の要求に応じて、釣銭を紙幣出金口132や硬貨出金口134から払い出す。
スキャナ14は、第2の筐体12の上部に設けられた撮像窓141と、撮像窓141の奥に設けられた撮像部(非図示)とを有する。撮像部は、客が購入する商品を登録する際に、撮像窓141の前にかざした、例えばバーコード等のコードシンボル像を撮像する。そして、撮像部は、撮像したコードシンボル像をデコードする。さらに、撮像部は、デコードしたコード情報を制御部40に出力する。なお、コードシンボルのデコードは制御部40等の他の部位が行う構成であってもよい。
表示操作パネル15は、表示器151と、タッチパネル152とを備え、第2の筐体12の上部に取り付けられている。表示器151は、制御部40の制御に従って各種の画面を表示する。タッチパネル152は、表示器151の表示面上に設けられており、触れた位置に基づく操作情報を制御部40に出力する。
カードリーダライタ16は、第1の筐体11の上面の、第2の筐体12の横に配されている。カードリーダライタ16は、カード媒体に対して情報を読み書きする。例えば、カードリーダライタ16は、クレジットカードや、プリペイド方式又はポストペイ方式の電子マネーカード等のカード媒体から、クレジット決済や電子決済に用いる情報を読み出し、制御部40に出力する。
プリンタ17は、第2の筐体12に内蔵された印刷部(図示せず)と、第2の筐体12の前面に設けられたレシート発行口171とを有している。プリンタ17は、印刷部によって印刷したレシートをレシート発行口171から発行する。
第1の載置台21は、登録前の商品が入れられた籠を載せるための台であって、本体部29の側面部に固定されている。第2の載置台22は、登録済の商品を載せるための台であって、本体部29を挟んで第1の載置台21の反対側に設置されている。
第2の載置台22は、データ登録済の商品を入れる持帰り袋を掛けるためのフック23や、データ登録済の商品を持帰り袋に入れる前に一時的に置いておくための一時置台24を備える。一時置台24には、例えば卵やパンなど、破損や変形のおそれがあるために最後に袋詰めしたいものなどが一時的に置かれる。
(POS端末の説明)
図3は、POS端末30aの一例を示す外観図である。図3に示すように、POS端末30aは、店員と客とが互いに向かい合った状態で、店舗で販売される商品の登録処理及び決済処理を実行する。登録処理は、店員の操作によって、商品に貼付されたバーコード等のコードシンボルを光学的に読み取って商品コードを取得し、取得した商品コードに関連付けられた商品の商品名や価格(商品情報)を取得して表示するとともに、当該商品情報をRAM等に記憶する処理である。決済処理は、登録処理によって記憶された商品情報に基づいて、取引に係る合計金額の表示、客から預かった預り金に基づく釣銭額の計算及び表示、釣銭発行の釣銭機への指示、商品情報や決済情報(合計金額、預り金額、釣銭額等)を印字したレシートの発行等を行う処理である。なお、POS端末30a、30b、…、30mは、全て同じ構成を有しているため、以下の説明は、POS端末30aのみについて行う。
POS端末30aは、本体2と金銭収納箱3とを有する。金銭収納箱3は、金銭を収納するドロワを有し、客から預かった金銭(紙幣や貨幣)や商品券等の有価証券類、及び客に手渡す釣銭等を収納している。
本体2は、操作部4、オペレータ用モニタ5、客用表示部6、レシートプリンタ7、カードリーダ8、スキャナ9を備える。
操作部4は、数字を入力する置数キー、商品登録の終了を宣言する小計キー、取引の終了を宣言する現計キー等のキーを備えたキーボードである。オペレータ用モニタ5は、液晶表示器等で構成され、操作者に情報を表示する。なお、オペレータ用モニタ5の表示面にタッチパネルを配設して操作部4としてもよい。
客用表示部6は、液晶表示器等で構成され、客に情報を表示する。
レシートプリンタ7は、本体2内に収納されたロール状のレシート用紙を引き出して、例えば熱転写型の印字ヘッドを備えたサーマルプリンタ等で商品情報や決済情報等を印字して、レシートとして発行する。カードリーダ8は、客が提示したクレジットカード等のカードからカード情報を読み取る。
スキャナ9は、商品に貼付されたコードシンボルを読み取る。スキャナ9は、非図示の撮像部を備える。撮像部は、CCDやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)で構成された受光センサを有する。撮像部は、例えば、可視光領域の380~780nmの光を受光して、画像を撮像する。
また、スキャナ9は、撮像した商品の画像から、当該商品に貼付された、バーコードや2次元コード等のコードシンボルの画像を切り出す。そして、スキャナ9は、切り出したコードシンボルの画像に基づいて、コードシンボルに記録されたコード情報を読み取る。
(セルフPOS端末のハードウェア構成の説明)
図4は、セルフPOS端末10aのハードウェア構成の一例を示すハードウェアブロック図である。図4に示すように、セルフPOS端末10aは、制御部40と、記憶部41と、コントローラ42と、通信インタフェース43と、を備える。
制御部40は、CPU(Central Processing Unit)40a、ROM(Read Only Memory)40b、RAM(Random Access Memory)40cを備える。CPU40aは制御主体となる。ROM40bは各種固定データや各種テーブル等を記憶する。RAM40cは、CPU40aが各種処理を行う際に、制御プログラムや各種データを展開してワークメモリとして機能する。
記憶部41は、制御プログラムP1と、PLUファイルF1と、売上ファイルF2と、店員マスタF3と、レジマスタF4を記憶する。
制御プログラムP1は、CPU40aが実行するプログラムである。CPU40a、ROM40b、RAM40c、記憶部41は、互いにバス44を介して接続されており、制御部40は、CPU40aが、記憶部41に記憶された制御プログラムP1及びROM40bに記憶された各種データをRAM40cに展開して動作させる。これによって、制御部40は、各種制御処理を実行する。
PLUファイルF1は、各商品にユニークに割り当てられたJANコード等のコード情報と、当該商品の名称、価格、商品分類等の商品に関する商品情報とを関連付けて格納したファイルである。売上ファイルF2は、セルフPOS端末10aが商品の登録処理を行って生成した、商品登録情報を格納するファイルである。
店員マスタF3は、アテンダント端末20及びセルフPOS端末10にサインインする可能性のある店員の識別IDと、当該店員の属性を記憶したマスタファイルである。なお、店員の属性とは、例えば、年齢、性別、アテンダント端末20及びセルフPOS端末10の操作経験年数等である。なお、具体的な店員マスタF3の構成については後述する。
レジマスタF4は、店舗におけるセルフPOS端末10と、アテンダント端末20と、POS端末30の位置情報(レイアウト)を記憶したマスタファイルである。なお、レジマスタF4が記憶している位置情報に基づいて、例えば、各セルフPOS端末10a,10b,…,10nから、アテンダント端末20及び各POS端末30a,30b,…,30mまでの距離が算出できるものとする。なお、具体的なレジマスタF4の構成については後述する。
コントローラ42は、バス44を介して、CPU40aと周辺機器である入出金部13、スキャナ14、表示操作パネル15、カードリーダライタ16、プリンタ17とを接続する。コントローラ42は、制御部40からの指示に応じて、これらの周辺機器の動作を制御する。
通信インタフェース43は、バス44を介して、セルフPOS端末10aとアテンダント端末20とを接続する。セルフPOS端末10aは、アテンダント端末20に対して、店員呼び出しの要請を伝える。また、アテンダント端末20は、セルフPOS端末10aに対して、アテンダント端末20とPOS端末30(30a,30b,…,30m)の動作状態、及びアテンダント端末20とPOS端末30(30a,30b,…,30m)に係る情報を送信する。
(POS端末のハードウェア構成の説明)
図5は、POS端末30aのハードウェア構成の一例を示すハードウェアブロック図である。図5に示すように、POS端末30aは、制御部50と、記憶部51と、コントローラ52と、通信インタフェース53と、を備える。
制御部50は、CPU50a、ROM50b、RAM50cを備える。CPU50aは制御主体となる。ROM50bは各種固定データや各種テーブル等を記憶する。RAM50cは、CPU50aが各種処理を行う際に、制御プログラムや各種データを展開してワークメモリとして機能する。
記憶部51は、制御プログラムP2と、PLUファイルF1と、売上ファイルF2を記憶する。制御プログラムP2は、CPU50aが実行するプログラムである。PLUファイルF1及び売上ファイルF2は、前記した通りである。
CPU50a、ROM50b、RAM50c、記憶部51は、互いにバス54を介して接続されている。すなわち、制御部50は、CPU50aが、記憶部51に記憶された制御プログラムP2及びROM50bに記憶された各種データをRAM50cに展開して動作させることによって、各種制御処理を実行する。
コントローラ52は、バス54を介して、CPU50aと周辺機器である操作部4、オペレータ用モニタ5、客用表示部6、レシートプリンタ7、カードリーダ8、スキャナ9とを接続する。コントローラ52は、制御部50からの指示に応じて、これらの周辺機器の動作を制御する。
通信インタフェース53は、バス54を介して、POS端末30aとアテンダント端末20とを接続する。POS端末30aは、アテンダント端末20から、POS端末30aの動作状態、及びPOS端末30aに係る情報の問い合わせを受信する。また、POS端末30aは、アテンダント端末20に対して、POS端末30aの動作状態、及びPOS端末30aに係る情報を送信する。さらに、POS端末30aは、アテンダント端末20から、店員呼び出しの通知を受信する。
(アテンダント端末のハードウェア構成の説明)
図6は、アテンダント端末20のハードウェア構成の一例を示すハードウェアブロック図である。図6に示すように、アテンダント端末20は、制御部60と、記憶部61と、コントローラ62と、通信インタフェース63と、を備える。
制御部60は、CPU60a、ROM60b、RAM60cを備える。CPU60aは制御主体となる。ROM60bは各種固定データや各種テーブル等を記憶する。RAM60cは、CPU60aが各種処理を行う際に、制御プログラムや各種データを展開してワークメモリとして機能する。
記憶部61は、制御プログラムP3を記憶する。
制御プログラムP3は、CPU60aが実行するプログラムである。CPU60a、ROM60b、RAM60c、記憶部61は、互いにバス64を介して接続されており、制御部60は、CPU60aが、記憶部61に記憶された制御プログラムP3及びROM60bに記憶された各種データをRAM60cに展開して動作させる。これによって、制御部60は、各種制御処理を実行する。
コントローラ62は、バス64を介して、CPU60aと周辺機器である表示部65と操作部66とを接続する。コントローラ62は、制御部60からの指示を受けて、これらの周辺機器の動作を制御する。
通信インタフェース63は、バス64を介して、アテンダント端末20とセルフPOS端末10aとを接続する。また、通信インタフェース63は、バス64を介して、アテンダント端末20とPOS端末30aとを接続する。
アテンダント端末20は、セルフPOS端末10(10a,10b,…,10n)及びPOS端末30(30a,30b,…,30m)との間で、前記した各情報の送受信を行う。
(店員マスタの説明)
図7は、店員マスタF3の一例を示す図である。店員マスタF3は、セルフPOS端末10(10a,10b,…,10n)に備えられて、店員ID80と、性別81と、年令82と、経験年数83とを格納する。
店員ID80は、店員を一意に特定する識別番号である。なお、店員は、POS端末30及びアテンダント端末20を操作する際に、サインインを行う。より具体的には、店員は、POS端末30及びアテンダント端末20を操作する際に、店員ID及びパスコードを入力することによって、POS端末30及びアテンダント端末20を操作可能な状態とする。そして、POS端末30及びアテンダント端末20は、サインインされた状態である間は、サインインした店員の店員IDを記憶している。
性別81は、店員の性別を示す情報である。なお、性別81は、店員ID80を登録する際に、同時に登録すればよい。
年令82は、店員の年齢を示す情報である。なお、年令82は、店員ID80を登録する際に、例えば生年月日を同時に登録して、登録された生年月日から計算によって求めればよい。これによって、誕生日毎に自動的に年令82が更新される。
経験年数83は、店員のPOS端末30の操作及びアテンダント端末20の操作に関する経験の長さを示す情報である。経験年数83は、例えば、店員ID80の登録を行った日を基準として更新することができる。なお、経験年数83に代わって、POS端末30及びアテンダント端末20の操作回数を格納してもよい。操作回数は、例えばサインインした回数を蓄積記憶することによって、更新することができる。
(レジマスタの説明)
図8は、レジマスタF4の一例を示す図である。レジマスタF4は、セルフPOS端末10(10a,10b,…,10n)に備えられて、監視システム1を構成するセルフPOS端末10と、アテンダント端末20と、POS端末30の設置位置を示す情報を格納する。より具体的には、レジマスタF4は、端末情報90と、フロア情報91と、ロケーション情報92を格納する。
端末情報90は、監視システム1を構成する端末である、セルフPOS端末10と、アテンダント端末20と、POS端末30を特定する情報である。
フロア情報91は、店舗において、各端末が設置されているフロアの階数を示す情報である。すなわち、フロア情報91が「1」とは、当該端末が店舗の1階に設置されていることを示す。
ロケーション情報92は、店舗において、各端末が設置されている位置を示す情報である。ロケーション情報92は、さらに、x情報92aとy情報92bを備えている。x情報92aは、当該端末が設置されたx方向の位置を示す。y情報92bは、当該端末が設置されたy方向の位置を示す。なお、x方向、y方向とは、それぞれ、店舗における互いに直交する方向を示し、x情報92aとy情報92bのペアによって、店舗の、フロア情報91によって特定された階数における、当該装置の設置位置を一意に特定できるものとする。
(監視システムの機能構成の説明)
図9は、監視システム1の機能構成の一例を示す機能構成図である。なお、図9は、説明を簡単にするため、監視システム1が、第2の情報処理装置の一例であるセルフPOS端末10aと、第1の情報処理装置の一例であるアテンダント端末20と、第1の情報処理装置の一例であるPOS端末30aとを備える構成である場合について示したものである。実際には、図1で説明したように、セルフPOS端末10a、10b、…、10nと、アテンダント端末20と、POS端末30a、30b、…、30mとが接続している。
セルフPOS端末10aは、通信制御部210aと、操作制御部210bと、表示制御部210cと、呼出処理部210dと、選択処理部210eと、通知処理部210fとを備える。
通信制御部210aは、セルフPOS端末10aとアテンダント端末20との間の通信を制御する。
操作制御部210bは、客によるセルフPOS端末10aの表示操作パネル15の操作情報に基づいて、セルフPOS端末10aを制御する。
表示制御部210cは、セルフPOS端末10aの表示操作パネル15の表示状態を制御する。
呼出処理部210dは、セルフPOS端末10aを使用している客の、表示操作パネル15における呼出ボタン(非図示)の操作を受け付ける。また、呼出処理部210dは、アテンダント端末20に対して、店員の補助を要請する呼び出しを行う。なお、呼出処理部210dは、呼出手段の一例である。
選択処理部210eは、アテンダント端末20及びPOS端末30aからの応答に基づいて、呼出処理部210dが要請した呼び出しに対する対応を要請する端末(アテンダント端末20又はPOS端末30a)を選択する。なお、選択処理部210eは、選択手段の一例である。なお、対応を要請する端末を選択する方法については後述する。
通知処理部210fは、選択処理部210eが選択したアテンダント端末20又はPOS端末30aに対して、対応要請を通知する。なお、通知処理部210fは、通知手段の一例である。
アテンダント端末20は、通信制御部220aと、操作制御部220bと、表示制御部220cと、問合せ処理部220dと、状態検出部220eと、応答処理部220fと、通知処理部220gとを備える。
通信制御部220aは、アテンダント端末20とセルフPOS端末10aとの間の通信を制御する。また、通信制御部220aは、アテンダント端末20とPOS端末30aとの間の通信を制御する。
操作制御部220bは、操作部66が検出した、アテンダントによるアテンダント端末20の操作情報に基づいて、セルフPOS端末10aを制御する。
表示制御部220cは、表示部65の表示状態を制御することによって、セルフPOS端末10aからアテンダント端末20に対して、対応要請があることを表示する。なお、表示制御部220cは、表示手段の一例である。
問合せ処理部220dは、POS端末30aに対して、POS端末30aの動作状態、及びPOS端末30aに係る情報を問い合わせる。
状態検出部220eは、アテンダント端末20の動作状態を検出する。状態検出部220eは、具体的には、アテンダント端末20が、サインインされた状態であるかを検出する。
応答処理部220fは、アテンダント端末20の動作状態、及びアテンダント端末20に係る情報と、POS端末30aの動作状態、及びPOS端末30aに係る情報を、セルフPOS端末10aに応答する。なお、応答処理部220fは、応答手段の一例である。
通知処理部220gは、セルフPOS端末10aから、アテンダント端末20又はPOS端末30aに対する対応要請を受信する。また、通知処理部220gは、POS端末30aに対する対応要請を受信した場合には、受信した情報を、POS端末30aに通知する。
POS端末30aは、通信制御部230aと、操作制御部230bと、表示制御部230cと、状態検出部230dと、応答処理部230eと、通知受信部230fとを備える。
通信制御部230aは、POS端末30aとアテンダント端末20との間の通信を制御する。
操作制御部230bは、操作部4が検出した、店員によるPOS端末30aの操作情報に基づいて、POS端末30aを制御する。
表示制御部230cは、オペレータ用モニタ5の表示状態を制御することによって、セルフPOS端末10aからPOS端末30aに対して、対応要請があることを表示する。なお、表示制御部230cは、表示手段の一例である。
状態検出部230dは、POS端末30aの動作状態を検出する。状態検出部230dは、具体的には、POS端末30aが、サインインされた状態であるかを検出する。また、状態検出部230dは、POS端末30aが、アイドル状態であるかを検出する。アイドル状態とは、POS端末30aがサインインされた状態であって、尚且つ登録処理も会計処理も行っていない状態である。また、状態検出部230dは、POS端末30aが、登録処理又は会計処理を行っている状態であるかを検出するとともに、小計キー又は現計キーが押下されたか等を検出する。なお、小計キーの押下を検出することによって、登録処理が終了したことがわかるため、次に会計処理が実行されることが予測できる。また、現計キーの押下を検出することによって、会計処理が終了したことがわかるため、POS端末30aが、暫くするとアイドル状態に移行することを予測できる。
応答処理部230eは、POS端末30aの動作状態、及びPOS端末30aに係る情報を、アテンダント端末20を介して、セルフPOS端末10aに応答する。なお、応答処理部230eは、応答手段の一例である。
通知受信部230fは、セルフPOS端末10aから、アテンダント端末20を介して、POS端末30aに対する対応要請を受信する。また、通知受信部230fは、アテンダント端末20に対して、POS端末30aを操作中の店員の対応要請に対する対応可否を送信する。
(対応を要請する端末を選択する方法の説明)
セルフPOS端末10が備える選択処理部210eが、対応を要請する端末(アテンダント端末20又はPOS端末30)を選択する呼出優先判定処理について説明する。
選択処理部210eは、通信制御部210aが受信した、アテンダント端末20及びPOS端末30からの応答の中から、アテンダント端末20及びPOS端末30の動作状態と、アテンダント端末20及びPOS端末30に係る情報を取得する。
そして、選択処理部210eは、まず、アテンダント端末20及びPOS端末30の動作状態に基づいて、店員がサインインしているアテンダント端末20及びPOS端末30を特定する。
次に、選択処理部210eは、店員がサインインしているアテンダント端末20及びPOS端末30の中から、アイドル状態にあるアテンダント端末20及びPOS端末30を特定する。
続いて、選択処理部210eは、アイドル状態にあるアテンダント端末20及びPOS端末30にサインインしている店員の経験年数を確認する。そして、最も経験年数の長い操作者を特定する。
そして、選択処理部210eは、アイドル状態にある端末(アテンダント端末20又はPOS端末30)にサインインしている店員の中で、最も経験年数が長い店員がサインインしている端末を、対応を要請する端末として選択する。なお、店員の経験年数は、店員マスタF3に記憶された情報の中から取得すればよい。
なお、選択処理部210eが、対応を要請する端末を選択する方法は、前記した方法に限定されるものではない。例えば、選択処理部210eは、アイドル状態にある端末の中から、客が店員を呼び出したセルフPOS端末10aから、最も近い位置にある端末を、対応を要請する端末として選択してもよい。ここで、セルフPOS端末10aから各端末までの距離は、レジマスタF4に記憶された、各端末の位置情報を用いて算出することができる。
また、操作者の属性(例えば経験年数)と、各端末の位置情報(例えば、セルフPOS端末10aから各端末までの距離)と、を共に用いて、対応を要請する端末を選択してもよい。この場合、例えば、同じ経験年数の操作者が操作する端末が複数あった場合、最も近い端末を選択すればよい。また、セルフPOS端末10aから同じ距離の位置に複数の端末があった場合、最も経験年数の長い操作者が操作している端末を選択すればよい。
さらに、選択処理部210eは、アイドル状態にある端末に、操作している店員の属性(例えば経験年数)や各端末の位置情報(例えば、セルフPOS端末10aからの距離)に基づいて順位付けを行ってもよい。そして、選択処理部210eは、順位付けされた端末の中で上位の順位にある端末を、対応を要請する端末として選択してもよい。この場合、選択された複数の端末に対して対応を要請して、最も早く対応の要請に応じる旨を回答した端末の操作者に、対応要請を行えばよい。
また、選択処理部210eは、アイドル状態にある端末がない場合、現計キーの押下が検出されたPOS端末30を対応要請の候補として選択する。これは、当該POS端末30は、会計処理を終了したため、暫くするとアイドル状態に移行すると予測できるためである。そして、選択処理部210eは、アイドル状態にある端末がなく、尚且つ現計キーが押下されたPOS端末30が検出されない場合、小計キーの押下が検出されたPOS端末30を対応要請の候補として選択する。これは、当該POS端末30は、登録処理を終了したため、続いて行われる会計処理が終了すると、アイドル状態に移行すると予測できるためである。
(監視システムが行う処理の流れの説明)
図10は、監視システム1が行う一連の処理の流れの一例を示すシーケンス図である。以下、図10に沿って処理の流れを説明する。
セルフPOS端末10aによって、購入した商品の会計を行っている客は、端末の操作に迷った場合や、端末の動作が不良である場合等、正常な操作を継続できなくなった場合に店員を呼び出す。具体的には、表示操作パネル15に表示された呼出ボタン(非図示)を押下する。呼出ボタンが押下されると、セルフPOS端末10aは、アテンダント端末20に対して、アテンダント端末20又はPOS端末30の状態を問い合わせる(状態問い合わせ70)。
アテンダント端末20は、状態問い合わせ70を受信すると、アテンダント端末20と関連付いたPOS端末30(30a,30b,…)に対して、端末の状態を問い合わせる(状態問い合わせ71a,71b)。また、アテンダント端末20は、状態問い合わせ70を受信すると、アテンダント端末20の動作状態を検出するとともに、アテンダント端末20に係る情報を抽出する(図10には非図示)。
POS端末30(30a,30b,…)は、状態問い合わせ71a,71bを受信すると、POS端末30の動作状態及びPOS端末30に係る情報を検出する。そして、POS端末30(30a,30b,…)は、検出したPOS端末30の動作状態と、POS端末30に係る情報とをアテンダント端末20に送信する(状態及び関連情報の通知72a,72b)。
アテンダント端末20は、アテンダント端末20及びPOS端末30(30a,30b,…)の動作状態と各端末に係る情報とを、セルフPOS端末10aに送信する(状態及び関連情報の通知73)。
セルフPOS端末10aは、アテンダント端末20から受信した、アテンダント端末20及びPOS端末30(30a,30b,…)の状態と各端末に係る情報とに基づいて、呼び出しを通知する端末の優先度を決定する(呼出優先判定74)。
次に、セルフPOS端末10aは、呼出優先判定74の結果選択された、呼び出しを通知する端末を、アテンダント端末20に通知する(店員呼出の通知75)。
アテンダント端末20は、セルフPOS端末10aから受信した店員呼出の通知75に基づいて、POS端末30(30a,30b,…)の中から店員を呼び出す端末に対して、店員呼出を通知する(店員呼出の通知76)。なお、図10に示す例は、POS端末30bを使用している店員に対して呼び出しをかける場合の例を示している。
POS端末30bは、アテンダント端末20からの店員呼出を受信すると、オペレータ用モニタ5に呼出表示77を行う。具体的には、オペレータ用モニタ5には、図11に示す画面W1が表示される。なお、画面W1の詳細については後述する。
なお、図10には図示しないが、セルフPOS端末10aは、アテンダント端末20にサインインしているアテンダントを呼び出してもよい。この場合、前記した画面W1は、表示部65(図6)に表示される。また、セルフPOS端末10aは、アテンダント端末20及びPOS端末30の中の複数の端末(を操作している店員)に対して、呼び出しをかけてもよい。
(呼出画面の説明)
図11は、アテンダント端末20又はPOS端末30が表示する、店員が呼び出されたことを示す画面W1の一例を示す図である。より具体的には、画面W1は、アテンダント端末20の表示部65、又はPOS端末30のオペレータ用モニタ5に表示される。画面W1は、セルフPOS端末10(10a、10b、…、10n)のうち、「セルフレジ#2」で店員呼出が押下されたことを示す。ここで、「セルフレジ#2」は、セルフPOS端末10(10a、10b、…、10n)の中の1台であって、「セルフレジ#2」がセルフPOS端末10(10a、10b、…、10n)のいずれを示すかは、予め決められている。
画面W1は、アテンダント端末20が表示部65に表示した画面、又はPOS端末30がオペレータ用モニタ5に表示した画面に重畳されて割り込み表示(ポップアップ表示)される。画面W1は、どのセルフPOS端末10から呼び出しがかかったのかを示す情報を含む。図11の例は、前記したように「セルフレジ#2」から呼び出しがかかったことを示している。
画面W1は、さらに、対応許可ボタンB1及び対応拒否ボタンB2を備える。対応許可ボタンB1は、画面W1が表示された端末にサインインしている店員が、自らが呼び出しに対応する旨を指示するボタンである。対応拒否ボタンB2は、画面W1が表示された端末にサインインしている店員が、呼び出しに対応できない旨を指示するボタンである。店員が対応許可ボタンB1又は対応拒否ボタンB2を押下すると、いずれのボタンが押下されたかの情報が、呼び出し元であるセルフPOS端末10、図11の例では「セルフレジ#2」に伝えられる。
(監視システムが行う処理の流れの説明)
図12は、監視システム1が行う一連の処理の流れの一例を示すフローチャートである。以下、図12を用いて、処理の流れを説明する。
(セルフPOS端末が行う処理の流れの説明)
まず、セルフPOS端末10aが行う処理の流れを説明する。呼出処理部210dは、セルフPOS端末10aの表示操作パネル15に表示された呼出ボタンが押下されたかを判定する(ステップS10)。呼出ボタンが押下されたと判定された場合(ステップS10:Yes)は、ステップS11に進む。一方、呼出ボタンが押下されたと判定されない場合(ステップS10:No)は、ステップS10を繰り返す。なお、呼出ボタンが押下されないまま(ステップS10:No)、客がセルフPOS端末10aにおける会計処理を完了した場合には、図12に示すフローチャートは実行されない。
ステップS10において、呼出ボタンが押下されたと判定された場合、呼出処理部210dは、アテンダント端末20に対して、アテンダント端末20及びPOS端末30の状態を問い合わせる(ステップS11)。
通信制御部210aは、アテンダント端末20から応答を受信したかを判定する(ステップS12)。アテンダント端末20から応答を受信したと判定された場合(ステップS12:Yes)は、ステップS13に進む。一方、アテンダント端末20から応答を受信したと判定されない場合(ステップS12:No)は、ステップS12を繰り返す。なお、所定時間に亘って応答が得られない場合、セルフPOS端末10aは、タイムアウトであると判定して、図12の処理を終了させる。
ステップS12において、アテンダント端末20から応答を受信したと判定された場合、選択処理部210eは、対応を要請する端末を選択する呼出優先判定処理を行う(ステップS13)。呼出優先判定処理の内容は、前記した通りである。
続いて、通知処理部210fは、呼出優先判定処理によって選択された端末に対して、対応を要請する通知を行う通知処理を行う(ステップS14)。なお、この通知はアテンダント端末20に送信される。そして、POS端末30への通知は、アテンダント端末20が行う。
通信制御部210aは、アテンダント端末20及びPOS端末30のうち、対応を要請した端末から、対応可能である旨を受信したかを判定する(ステップS15)。対応可能である旨を受信したと判定されると(ステップS15:Yes)は、ステップS16に進む。一方、対応可能である旨を受信したと判定されないと(ステップS15:No)、ステップS15を繰り返す。なお、所定時間に亘って応答が得られない場合、セルフPOS端末10aは、タイムアウトであると判定して、図12の処理を終了させる。
次に、表示制御部210cは、呼び出しに対して店員が対応するため、到着まで待機して欲しい旨を、表示操作パネル15に表示する(ステップS16)。その後、セルフPOS端末10aは、図12の処理を終了する。
(アテンダント端末が行う処理の流れの説明)
次に、アテンダント端末20が行う処理の流れを説明する。アテンダント端末20の問合せ処理部220dは、セルフPOS端末10aから、アテンダント端末20及びPOS端末30の動作状態の問い合わせを受信したかを判定する(ステップS20)。動作状態の問い合わせを受信したと判定されると(ステップS20:Yes)は、ステップS21に進む。一方、動作状態の問い合わせを受信したと判定されないと(ステップS20:No)は、ステップS20を繰り返す。
ステップS20において、セルフPOS端末10aから動作状態の問い合わせを受信したと判定されると、呼出処理部210dは、POS端末30に対して、POS端末30の動作状態を問い合わせる(ステップS21)。
通信制御部220aは、POS端末30から応答を受信したかを判定する(ステップS22)。POS端末30から応答を受信したと判定された場合(ステップS22:Yes)は、ステップS23に進む。一方、POS端末30から応答を受信したと判定されない場合(ステップS22:No)は、ステップS22を繰り返す。
ステップS22において、POS端末30から応答を受信したと判定されると、応答処理部220fは、応答された内容に基づいて、POS端末30の動作状態、及びPOS端末30に係る情報を、応答情報として生成する(ステップS23)。また、ステップS20で受信した問合せの問合せ先が、アテンダント端末20を含む場合、応答処理部220fは、POS端末30からの応答の有無に関わらず、アテンダント端末20の動作状態及びアテンダント端末20に係る情報を、応答情報として生成する。
続いて、応答処理部220fは、ステップS23で生成した応答情報を、セルフPOS端末10aに送信する(ステップS24)。
通知処理部220gは、セルフPOS端末10aから、店員に対応を要請する呼出通知を受信したかを判定する(ステップS25)。呼出通知を受信したと判定されると(ステップS25:Yes)、ステップS26に進む。一方、呼出通知を受信したと判定されないと(ステップS25:No)、ステップS25を繰り返す。
ステップS25において、通知を受信したと判定されると、通知処理部220gは、受信した通知が、アテンダント端末20に宛てたものであるかを判定する(ステップS26)。受信した通知が、アテンダント端末20に宛てたものであると判定される(ステップS26:Yes)と、ステップS27に進む。一方、受信した通知が、アテンダント端末20に宛てたものであると判定されない(ステップS26:No)と、ステップS30に進む。
ステップS25で受信した通知が、アテンダント端末20に宛てたものである場合、表示制御部220cは、表示部65に、店員に対応を要請する呼出通知を表示する(ステップS27)。
ステップS27に続いて、操作制御部220bは、表示部65に表示された対応許可ボタンB1(図11)が押下されたかを判定する(ステップS28)。対応許可ボタンB1が押下されたと判定される(ステップS28:Yes)と、ステップS29に進む。一方、対応許可ボタンB1が押下されたと判定されない(ステップS28:No)と、ステップS28を繰り返す。
ステップS28において、対応許可ボタンB1が押下されたと判定されると、通知処理部220gは、セルフPOS端末10aに対して、呼出しに対応可能である旨を通知する(ステップS29)。そして、アテンダント端末20は、図12の処理を終了する。なお、図12には記載しないが、ステップS28において、対応拒否ボタンB2の押下が検出された場合には、通知処理部220gは、セルフPOS端末10aに対して、呼出しに対応できない旨を通知する。その場合、セルフPOS端末10aは、対応要請を通知した別の端末からの応答を待つ。
一方、ステップS25で受信した通知が、ステップS26において、アテンダント端末20に宛てたものであると判定されない場合、通知処理部220gは、受信した通知を、通知先であるPOS端末30に通知するように設定する(ステップS30)。
そして、通知処理部220gは、受信した通知を、通知先であるPOS端末30に通知する(ステップS31)。
続いて、通知処理部220gは、POS端末30から、対応可能であることを示す応答があるかを判定する(ステップS32)。対応可能であることを示す応答があると判定される(ステップS32:Yes)と、前記したステップS29に進む。一方、対応可能であることを示す応答があると判定されない(ステップS32:No)と、ステップS32を繰り返す。なお、図12には記載しないが、ステップS32において、対応拒否ボタンB2の押下が検出された場合には、通知受信部230fは、アテンダント端末20に対して、呼出しに対応できない旨を通知する。
(POS端末が行う処理の流れの説明)
次に、POS端末30が行う処理の流れを説明する。なお、以下の処理は、アテンダント端末20と関連付いた全てのPOS端末30に対して、同様に行われるが、以下の説明は、POS端末30aについてのみ行う。
まず、POS端末30aの状態検出部230dは、アテンダント端末20から、POS端末30aの動作状態の問い合わせを受信したかを判定する(ステップS40)。動作状態の問い合わせを受信したと判定されると(ステップS40:Yes)は、ステップS41に進む。一方、動作状態の問い合わせを受信したと判定されないと(ステップS40:No)は、ステップS40を繰り返す。
ステップS40において、アテンダント端末20から動作状態の問い合わせを受信したと判定されると、状態検出部230dは、POS端末30aの動作状態、及びPOS端末30aに係る情報を、応答情報として生成する(ステップS41)。
続いて、応答処理部230eは、ステップS41で生成した応答情報を、アテンダント端末20に送信する(ステップS42)。
通知受信部230fは、アテンダント端末20から、店員に対応を要請する呼出通知を受信したかを判定する(ステップS43)。呼出通知を受信したと判定されると(ステップS43:Yes)、ステップS44に進む。一方、呼出通知を受信したと判定されないと(ステップS43:No)、ステップS43を繰り返す。
ステップS43において、呼出通知を受信したと判定されると、表示制御部230cは、オペレータ用モニタ5に、店員に対応を要請する呼出通知を表示する(ステップS44)。
ステップS44に続いて、操作制御部230bは、オペレータ用モニタ5に表示された対応許可ボタンB1(図11)が押下されたかを判定する(ステップS45)。対応許可ボタンB1が押下されたと判定される(ステップS45:Yes)と、ステップS46に進む。一方、対応許可ボタンB1が押下されたと判定されない(ステップS45:No)と、ステップS45を繰り返す。
ステップS45において、対応許可ボタンB1が押下されたと判定されると、通知受信部230fは、アテンダント端末20に対して、呼出しに対応可能である旨を通知する(ステップS46)。そして、POS端末30aは、図12の処理を終了する。
なお、図12には記載しないが、選択処理部210eが複数の端末を選択した場合には、通知処理部210fは、選択された複数の端末に対して、対応要請を通知する。このとき、対応要請を通知された端末を操作している店員は、各自が対応許可ボタンB1又は対応拒否ボタンB2を押下することによって、各自の意思表示を行う。そして、対応要請を通知された複数の端末のうち、いずれか1つの端末から対応許可の応答があった場合、セルフPOS端末10aの通知処理部210fは、対応要請を通知した端末のうち、対応許可の応答を返した端末以外に対して、通知した対応要請、すなわち画面W1の消去を指示する。これによって、いずれか1つの端末が対応要請を受諾した場合には、対応要請が通知された他の端末の操作者は、画面W1の指示に従って、対応許可ボタンB1又は対応拒否ボタンB2を押下する必要がない。
なお、前記した第1の実施形態において、制御部40(50、60)が実行する制御プログラムP1(P2、P3)は、記憶部41(51、61)に格納された状態で提供してもよいし、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供されてもよい。また、制御プログラムP1(P2、P3)は、ネットワークに接続したコンピュータ上に格納して、ネットワーク経由でダウンロードすることによって提供してもよい。さらに、制御プログラムP1(P2、P3)は、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布してもよい。
以上説明したように、第1の実施形態の監視システム1によると、セルフPOS端末10a(第2の情報処理装置)を使用している客が、操作を遂行できない場合に、呼出処理部210d(呼出手段)が、アテンダント端末20(第1の情報処理装置)に対して行った呼び出しに対して、アテンダント端末20の応答処理部220f(応答手段)が、セルフPOS端末10aに対して、アテンダント端末20の動作状態及びアテンダント端末20に係る情報、並びにPOS端末30の動作状態及びPOS端末30に係る情報を応答する。セルフPOS端末10aの選択処理部210e(選択手段)は、応答処理部220fによる応答に基づいて、呼び出しに対する対応を要請するアテンダント端末20又はPOS端末30を選択する。そして、通知処理部210f(通知手段)は、選択処理部210eが選択したアテンダント端末20又はPOS端末30に対して、対応要請を通知する。対応要請を通知されたアテンダント端末20又はPOS端末30は、セルフPOS端末10aから対応要請があることを表示する。したがって、客がセルフPOS端末10aを使用中に処理の進行が妨げられた場合に、当該客が発信した対応要請に対して、的確かつ迅速に、対応者を選択して対応を要請することができる。
また、第1の実施形態の監視システム1によると、アテンダント端末20又はPOS端末30に係る情報は、当該端末の操作者の属性(例えば経験年数)であって、選択処理部210eは、操作者の属性に基づいて(例えば、経験年数が長い操作者が操作している)、アテンダント端末20又はPOS端末30(第1の情報処理装置)を選択する。したがって、セルフPOS端末10aからの対応要請に対して、確実に対応することが可能な店員を選択することができる。
また、第1の実施形態の監視システム1によると、アテンダント端末20又はPOS端末30(第1の情報処理装置)に係る情報は、セルフPOS端末10a(第2の情報処理装置)とアテンダント端末20又はPOS端末30との位置情報(例えば距離)であって、選択処理部210eは、位置情報に基づいて(例えば、セルフPOS端末10aから距離が近い)、アテンダント端末20又はPOS端末30を選択する。したがって、セルフPOS端末10aからの対応要請に対して、当該セルフPOS端末10aに迅速に出向くことが可能な店員を選択することができる。
また、第1の実施形態の監視システム1によると、アテンダント端末20又はPOS端末30(第1の情報処理装置)に係る情報は、当該端末の操作者の属性(例えば経験年数)、及びセルフPOS端末10a(第2の情報処理装置)とアテンダント端末20又はPOS端末30との位置情報(例えば距離)であって、選択処理部210eは、操作者の属性と、位置情報とに基づいて、アテンダント端末20又はPOS端末30を選択する(例えば、同じ経験年数の操作者が操作する端末が複数あった場合、最も近い端末を選択する)。したがって、セルフPOS端末10aからの対応要請に対して、当該セルフPOS端末10aに迅速に出向くことが可能な店員を選択することができる。
(第2の実施形態)
以下、添付図面を参照して、本願発明の第2の実施形態について説明する。
図13は、第2の実施形態に係る商品販売データ処理システム100のシステム構成の一例を示す図である。商品販売データ処理システム100は、図13に示すように、スーパーマーケット等の小売店において、会計装置300(300a,300b,…,300n)で会計処理を行っている客の状態を監視するシステムである。より具体的には、会計処理の継続が困難な場合に客が店員に対して呼び出しをかけて、当該呼び出しに対して、登録装置400(400a,400b,…,400m)を操作中の店員のうち、対応可能な店員にサポートを行わせるシステムである。
商品販売データ処理システム100は、複数台の会計装置300(300a,300b,…,300n)と、複数台の登録装置400(400a,400b,…,400m)とを備える。会計装置300と登録装置400は、それぞれ有線又は無線により通信可能に接続されている。なお、会計装置300及び登録装置400の台数に制限はない。
登録装置400は、客が購入する商品を登録する装置である。なお、登録装置400は、第1の情報処理装置の一例である。
会計装置300は、客が購入する商品の会計を行う装置である。会計装置300は、例えば、セルフPOS端末であって、登録装置400とは別体で構成される。なお、会計装置300は、第2の情報処理装置の一例である。
(登録装置の説明)
図14は、登録装置400aの一例を示す外観図である。図14(a)は、登録装置400aを店員側から見た外観図である。また、図14(b)は、登録装置400aを客側から見た外観図である。図14(a)、図14(b)に示すように、作業台408の上面に設置された登録装置400aは、読取窓を有する縦型のスキャナ401を備える。スキャナ401は、読取窓の奥に撮像部(不図示)を配置している。なお、登録装置400a、400b、…、400mは、全て同じ構成を有しているため、以下の説明は、登録装置400aのみについて行う。
また、登録装置400aは、スキャナ401の上部にタッチパネル404を備えたオペレータ用モニタ403とキーボード405を備えている。オペレータ用モニタ403にはスキャナ401の撮像部で撮像された商品の商品名及び価格等が表示される。なお、タッチパネル404とキーボード405は、登録する商品の情報の入力を補助するためのものである。
店員側から見て、登録装置400aの左側には、客側を向けて、客用モニタ407が設けられている。客用モニタ407には、登録装置400aが登録した商品の名称、単価、個数、合計金額等が表示される。
登録装置400aは、撮像部で撮像された画像に含まれる商品を、商品に添付されたバーコードやQRコード(登録商標)等のコードシンボルの読み取り、又は撮像部が撮像した商品の画像に基づく一般物体認識により特定する。具体的には、登録装置400aは、店舗で販売される各商品を識別する商品コードに、当該商品の商品名、価格等を対応付けて格納したPLUファイルF1(図16参照)を参照して、読み取ったコードシンボルに含まれる商品コードに対応する商品を一意に特定する。
また、登録装置400aは、特定した商品の確認や、個数等の入力を受け付ける画面をオペレータ用モニタ403に表示する。そして、登録装置400aは、特定した商品の登録を行う。なお、登録とは、図16に示すPLUファイルF1から読み出した商品の商品コードを、その商品の個数(購入数)等と関連付けて、売上ファイルF2に記憶することを意味する。
(会計装置の説明)
図15は、会計装置300aの一例を示す外観図である。図15に示すように、会計装置300aは、筐体325の上部に、入出金装置301と、タッチパネル302と、モニタ303と、レシートプリンタ304と、カードリーダ305と、発光部306と、を備えている。なお、会計装置300a、300b、…、300nは、全て同じ構成を有しているため、以下の説明は、会計装置300aのみについて行う。
入出金装置301は、硬貨投入口321と、紙幣投入口322と、紙幣出金口323と、硬貨出金口324とを備えている。入出金装置301は、紙幣投入口322に投入された紙幣を紙幣収納部(不図示)に収納する。また、入出金装置301は、硬貨投入口321に投入された硬貨を硬貨収納部(不図示)に収納する。そして、入出金装置301は、制御部310(図17)からの釣銭の払い出し要求に応じて、紙幣の釣銭を紙幣出金口323に払い出す。また入出金装置301は、制御部310(図17)からの釣銭の払い出し要求に応じて、硬貨の釣銭を硬貨出金口324に払い出す。
モニタ303は、表面にタッチパネル302を備える。モニタ303は、例えば液晶パネルで構成されて、一取引の合計金額等の会計処理に係る情報を、画像や文字で表示する。タッチパネル302は、触れた位置に応じた情報を、制御部310(図17)に出力する。
レシートプリンタ304は、印刷部(不図示)と、レシート発行口326とを有している。レシートプリンタ304は、制御部310の指示に従って印刷部が印字したレシートを、レシート発行口326から発行する。
カードリーダ305は、カード挿入口327から挿入されたクレジットカードや会員カード等に対して情報の読み書きを行う。
発光部306は、表示ポール328の上端に設置されて、会計装置300aを使用している客が、タッチパネル302に表示された呼出ボタン(非図示)を押下した際等に発光する。発光部306は、例えば、赤色に発光するLEDを備えており、周囲の店員が、発光したことに気づきやすい。なお、発光部306は、LED以外の発光部材で構成してもよいし、発光色は赤色に限定されるものではない。
客は、会計装置300aを操作して、現金、クレジットカード、電子マネー等により、商品の代金を支払う処理、即ち、会計処理を行う。会計装置300aは、会計処理において、登録装置400から受信した商品登録情報に基づいて、一取引の合計金額を表示し、当該合計金額分の会計に係る処理を制御する。商品登録情報は、処理対象とする一取引の合計金額、取引対象商品の商品情報、データ送信元である登録装置400の装置番号、登録処理を担当した店員の氏名等の情報を含む。なお、商品登録情報は、レシート印字に必要なその他の情報、例えば、レシート印字用の販促情報等を含んでもよい。
(登録装置のハードウェア構成の説明)
図16は、登録装置400aのハードウェア構成の一例を示すハードウェアブロック図である。図16に示すように、登録装置400aは、制御部410と、記憶部411と、コントローラ412と、通信インタフェース413とを備える。
制御部410は、CPU410a、ROM410b、RAM410cを備える。CPU410aは制御主体となる。ROM410bは各種固定データや各種テーブル等を記憶する。RAM410cは、CPU410aが各種処理を行う際に、制御プログラムや各種データを展開してワークメモリとして機能する。
記憶部411は、制御プログラムP4と、PLUファイルF1と、売上ファイルF2を記憶する。制御プログラムP4は、CPU410aが実行するプログラムである。PLUファイルF1及び売上ファイルF2は、前記した通りである。
CPU410a、ROM410b、RAM410c、記憶部411は、互いにバス414を介して接続されている。すなわち、制御部410は、CPU410aが、記憶部411に記憶された制御プログラムP4及びROM410bに記憶された各種データをRAM410cに展開して動作させることによって、各種制御処理を実行する。
コントローラ412は、バス414を介して、CPU410aと周辺機器であるタッチパネル404、キーボード405、オペレータ用モニタ403、スキャナ401、客用モニタ407とを接続する。コントローラ412は、制御部410からの指示に応じて、これらの周辺機器の動作を制御する。
通信インタフェース413は、バス414を介して、登録装置400aと会計装置300とを接続する。登録装置400aは、会計装置300から、登録装置400aの動作状態、及び登録装置400aに係る情報の問い合わせを受信する。また、登録装置400aは、会計装置300aに対して、登録装置400aの動作状態、及び登録装置400aに係る情報を送信する。さらに、登録装置400aは、会計装置300aから、店員呼び出しの通知を受信する。
(会計装置のハードウェア構成の説明)
図17は、会計装置300aのハードウェア構成の一例を示すハードウェアブロック図である。図17に示すように、会計装置300aは、制御部310と、記憶部311と、コントローラ312と、通信インタフェース313と、を備える。
制御部310は、CPU310a、ROM310b、RAM310cを備える。CPU310aは制御主体となる。ROM310bは各種固定データや各種テーブル等を記憶する。RAM310cは、CPU310aが各種処理を行う際に、制御プログラムや各種データを展開してワークメモリとして機能する。
記憶部311は、制御プログラムP5と、取引ファイルF5と、店員マスタF3と、店員マスタF3と、レジマスタF4を記憶する。
制御プログラムP5は、CPU310aが実行するプログラムである。CPU310a、ROM310b、RAM310c、記憶部311は、互いにバス314を介して接続されている。すなわち、制御部310は、CPU310aが、記憶部311に記憶された制御プログラムP5及びROM310bに記憶された各種データをRAM310cに展開して動作させることによって、各種制御処理を実行する。
取引ファイルF5、売上ファイルF2、店員マスタF3、及び店員マスタF3は、前記した通りである。
CPU310a、ROM310b、RAM310c、記憶部311は、互いにバス314を介して接続されている。すなわち、制御部310は、CPU310aが、記憶部311に記憶された制御プログラムP5及びROM310bに記憶された各種データをRAM310cに展開して動作させることによって、各種制御処理を実行する。
コントローラ412は、バス414を介して、CPU410aと周辺機器であるタッチパネル404、キーボード405、オペレータ用モニタ403、スキャナ401、客用モニタ407とを接続する。コントローラ412は、制御部410からの指示に応じて、これらの周辺機器の動作を制御する。
通信インタフェース413は、バス414を介して、登録装置400aと会計装置300とを接続する。登録装置400aは、会計装置300から、登録装置400aの動作状態、及び登録装置400aに係る情報の問い合わせを受信する。また、登録装置400aは、会計装置300aに対して、登録装置400aの動作状態、及び登録装置400aに係る情報を送信する。さらに、登録装置400aは、会計装置300aから、店員呼び出しの通知を受信する。
(商品販売データ処理システムの機能構成の説明)
図18は、商品販売データ処理システム100の機能構成の一例を示す機能構成図である。なお、図18は、説明を簡単にするため、商品販売データ処理システム100が、第2の情報処理装置の一例である会計装置300aと、第1の情報処理装置の一例である登録装置400aとを備える構成である場合について示したものである。実際には、図13で説明したように、会計装置300(300a,300b,…,300n)と、アテンダント端末20と、登録装置(400a、400b、…、400m)とが接続している。
会計装置300aは、通信制御部320aと、操作制御部320bと、表示制御部320cと、呼出処理部320dと、選択処理部320eと、通知処理部320fとを備える。
会計装置300aが備える各機能部位は、第1の実施形態で説明したセルフPOS端末10aが備える各構成要素と同じ機能を備えている(図9参照)。
また、登録装置400aは、通信制御部420aと、操作制御部420bと、表示制御部420cと、問合せ処理部420dと、状態検出部420eと、応答処理部420fと、通知処理部420gとを備える。
登録装置400aが備える各機能部位は、第1の実施形態で説明したアテンダント端末20が備える各構成要素と同じ機能を備えている(図9参照)。
(商品販売データ処理システムが行う処理の流れの説明)
図19は、商品販売データ処理システム100が行う一連の処理の流れの一例を示すフローチャートである。以下、図19を用いて、処理の流れを説明する。
(会計装置が行う処理の流れの説明)
まず、会計装置300aが行う処理の流れを説明する。呼出処理部320dは、会計装置300aのモニタ303に表示された呼出ボタンが押下されたかを判定する(ステップS50)。呼出ボタンが押下されたと判定された場合(ステップS50:Yes)は、ステップS51に進む。一方、呼出ボタンが押下されたと判定されない場合(ステップS50:No)は、ステップS50を繰り返す。なお、呼出ボタンが押下されないまま(ステップS50:No)、客が会計装置300aにおける会計処理を完了した場合には、図19に示すフローチャートは実行されない。
ステップS50において、呼出ボタンが押下されたと判定された場合、呼出処理部320dは、登録装置400(400a,400b,…)に対して、登録装置400の状態を問い合わせる(ステップS51)。
通信制御部320aは、登録装置400から応答を受信したかを判定する(ステップS52)。登録装置400から応答を受信したと判定された場合(ステップS52:Yes)は、ステップS53に進む。一方、登録装置400から応答を受信したと判定されない場合(ステップS52:No)は、ステップS52を繰り返す。なお、所定時間に亘って応答が得られない場合、会計装置300aは、タイムアウトであると判定して、図19の処理を終了させる。
ステップS52において、登録装置400から応答を受信したと判定された場合、選択処理部320eは、対応を要請する登録装置400を選択する呼出優先判定処理を行う(ステップS53)。呼出優先判定処理の内容は、第1の実施形態に記載した通りである。
続いて、通知処理部320fは、呼出優先判定処理によって選択された端末に対して、対応を要請する通知を行う通知処理を行う(ステップS54)。すなわち、この通知は、登録装置400のうち、ステップS53で選択された登録装置に対して送信される。
通信制御部320aは、登録装置400のうち、対応を要請した端末から、対応可能である旨を受信したかを判定する(ステップS55)。対応可能である旨を受信したと判定されると(ステップS55:Yes)は、ステップS56に進む。一方、対応可能である旨を受信したと判定されないと(ステップS55:No)、ステップS55を繰り返す。なお、所定時間に亘って応答が得られない場合、会計装置300aは、タイムアウトであると判定して、図19の処理を終了させる。
次に、表示制御部320cは、呼び出しに対して店員が対応するため、到着まで待機して欲しい旨を、会計装置300aのモニタ303に表示する(ステップS56)。その後、会計装置300aは、図19の処理を終了する。
(登録装置が行う処理の流れの説明)
次に、登録装置400(400a,400b,…)が行う処理の流れを説明する。登録装置400の問合せ処理部420dは、会計装置300aから、登録装置400の動作状態の問い合わせを受信したかを判定する(ステップS60)。動作状態の問い合わせを受信したと判定されると(ステップS60:Yes)は、ステップS61に進む。一方、動作状態の問い合わせを受信したと判定されないと(ステップS60:No)は、ステップS60を繰り返す。
ステップS60において、会計装置300aから動作状態の問い合わせを受信したと判定されると、応答処理部420fは、登録装置400の動作状態、及び登録装置400に係る情報を、応答情報として生成する(ステップS61)。
続いて、応答処理部420fは、ステップS61で生成した応答情報を、会計装置300aに送信する(ステップS62)。
通知処理部420gは、会計装置300aから、店員に対応を要請する呼出通知を受信したかを判定する(ステップS63)。呼出通知を受信したと判定されると(ステップS63:Yes)、ステップS64に進む。一方、呼出通知を受信したと判定されないと(ステップS63:No)、ステップS63を繰り返す。
ステップS63において、呼出通知を受信したと判定されると、表示制御部420cは、オペレータ用モニタ403に、店員に対応を要請する呼出通知を表示する(ステップS64)。
ステップS64に続いて、操作制御部420bは、オペレータ用モニタ403に表示された対応許可ボタンB1(図11)が押下されたかを判定する(ステップS65)。対応許可ボタンB1が押下されたと判定される(ステップS65:Yes)と、ステップS66に進む。一方、対応許可ボタンB1が押下されたと判定されない(ステップS65:No)と、ステップS65を繰り返す。
ステップS65において、対応許可ボタンB1が押下されたと判定されると、通知処理部420gは、会計装置300aに対して、呼出しに対応可能である旨を通知する(ステップS66)。そして、登録装置400は、図19の処理を終了する。なお、図19には記載しないが、ステップS65において、対応拒否ボタンB2の押下が検出された場合には、通知処理部420gは、会計装置300aに対して、呼出しに対応できない旨を通知する。その場合、会計装置300aは、対応要請を通知した別の登録装置からの応答を待つ。
以上説明したように、第2の実施形態の商品販売データ処理システム100によると、会計装置300a(第2の情報処理装置)を使用している客が、操作を遂行できない場合に、呼出処理部320d(呼出手段)が、登録装置400(第1の情報処理装置)に対して行った呼び出しに対して、登録装置400の応答処理部420f(応答手段)が、会計装置300aに対して、登録装置400の動作状態及び登録装置400に係る情報を応答する。会計装置300aの選択処理部320e(選択手段)は、応答処理部420fによる応答に基づいて、呼び出しに対する対応を要請する登録装置400を選択する。そして、通知処理部320f(通知手段)は、選択処理部320eが選択した登録装置400に対して、対応要請を通知する。対応要請を通知された登録装置400は、会計装置300aから対応要請があることを表示する。したがって、客が会計装置300aを使用中に処理の進行が妨げられた場合に、当該客が発信した対応要請に対して、的確かつ迅速に、対応者を選択して対応を要請することができる。
また、第2の実施形態の商品販売データ処理システム100によると、会計装置300aの選択処理部320eは、サインインされて、尚且つ待機状態にある登録装置400を選択する。したがって、登録処理を行っていない登録装置400にサインインしている店員に対して、対応要請を行うため、呼び出しに対する迅速な対応が可能となる。
また、第2の実施形態の商品販売データ処理システム100によると、登録装置400に係る情報は、当該登録装置400の操作者属性(例えば経験年数)であって、選択処理部320eは、操作者の属性に基づいて(例えば、経験年数が長い操作者が操作している)、登録装置400を選択する。したがって、会計装置300aからの対応要請に対して、確実に対応することが可能な店員を選択することができる。
また、第2の実施形態の商品販売データ処理システム100によると、登録装置400に係る情報は、会計装置300aと登録装置400との位置情報(例えば距離)であって、選択処理部320eは、位置情報に基づいて(例えば、会計装置300aから距離が近い)、登録装置400を選択する。したがって、会計装置300aからの対応要請に対して、当該会計装置300aに迅速に出向くことが可能な店員を選択することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は例示であり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 監視システム
10(10a,10b,…,10n) セルフPOS端末(第2の情報処理装置)
20 アテンダント端末(第1の情報処理装置)
30(30a,30b,…,30m) POS端末(第1の情報処理装置)
100 商品販売データ処理システム
210d,320d 呼出処理部(呼出手段)
210e,320e 選択処理部(選択手段)
210f,320f 通知処理部(通知手段)
220c,420c 表示制御部(表示手段)
220f,420f 応答処理部(応答手段)
300(300a,300b,…,300n) 会計装置(第2の情報処理装置)
400(400a,400b,…,400m) 登録装置(第1の情報処理装置)
特開2016-62353号公報

Claims (5)

  1. 店員が操作する情報処理装置であって、
    客が操作する、前記情報処理装置とは別の情報処理装置からの呼び出しに応じて、前記客が操作する情報処理装置に対して、前記店員が操作する情報処理装置の動作状態及び店員が操作する情報処理装置に係る情報を応答する応答手段と、
    前記応答手段による応答に対して、前記客が操作する情報処理装置から対応要請が通知されたことを表示する表示手段と、を有する、
    情報処理装置。
  2. 客が操作する情報処理装置であって、
    前記情報処理装置とは別の、店員が操作する情報処理装置に対して呼び出しを行う呼出手段と、
    前記呼出手段による呼び出しに対する、前記店員が操作する情報処理装置の動作状態及び店員が操作する情報処理装置に係る情報の応答に基づいて、前記呼び出しに対する対応を要請する、前記店員が操作する情報処理装置を選択する選択手段と、
    前記選択手段が選択した情報処理装置に対して、対応要請を通知する通知手段と、を有する
    情報処理装置。
  3. 前記店員が操作する情報処理装置に係る情報は、前記店員の属性である、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記店員が操作する情報処理装置に係る情報は、前記客が操作する情報処理装置と前記店員が操作する情報処理装置との位置情報である、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記店員が操作する情報処理装置に係る情報は、前記店員の属性と、前記客が操作する情報処理装置と前記店員が操作する情報処理装置との位置情報と、である、
    請求項1に記載の情報処理装置。
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