JP7406797B2 - 給湯器 - Google Patents

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Description

本発明は、給湯器に関する。
従来、給湯器には、給湯回路と循環加熱回路とを接続する管路に、縁切り弁ユニットが設けられる。縁切り弁ユニットは、循環加熱回路側から給湯回路側への湯水の逆流を防止する。縁切り弁ユニットの一例として、共用のボディに、開閉弁、二つの逆止弁及び大気開放弁を組み付けた制御弁ユニットが知られている(例えば、特許文献1参照)。この制御弁ユニットでは、開閉弁を開閉させることにより浴槽への湯水の供給が許容又は遮断される。開閉弁の下流側に二つの逆止弁が順次設けられ、浴槽側(二次側)から給湯装置側(一次側)への湯水の逆流を二重に防止する。断水や停電によって一次側の水圧が負圧になったとしても、大気開放弁がその一次側の圧力低下に応動して二つの逆止弁の間の空間を大気に開放する。そして、仮に浴槽側の水が下流側の逆止弁を越えたとしても、その開放された空間から外部に排出される。
特開2018-91396号公報
しかしながら、特許文献1に記載の制御弁ユニットでは、二つの逆止弁間の流路が水平且つ直線的に形成されているため、二次側と一次側との圧力差が大きくなると、二次側を流れる湯水が下流側の逆止弁を勢いよく越えて制御弁ユニットに侵入し、大気開放弁に連通する箇所を越えて勢いを保ったまま上流側の逆止弁に到達し、一次側へ侵入する可能性があった。
本発明の目的は、循環加熱回路側の湯水が給湯回路側に逆流するのを防止できる給湯器を提供することである。
請求項1の給湯器は、給湯回路と循環加熱回路を接続する管路に、前記循環加熱回路側から前記給湯回路側への湯水の逆流を防止する為の縁切り弁ユニットを設けた給湯器において、前記縁切り弁ユニットは、水平方向に沿って設けられ、前記給湯回路側から湯水が案内されると共に、前記循環加熱回路側からの湯水の逆流を防止する第1逆止弁が設けられる上流側経路部と、前記上流側経路部と連通すると共に、バネ力により常時開弁方向に付勢され、前記給湯回路からの背圧を受けて前記バネ力に抗して閉弁方向に付勢される縁切り弁が設けられる排出経路部と、水平方向に沿って設けられ、湯水が流れる方向の上流側の端部である上流側端部が、前記上流側経路部よりも下位位置で前記排出経路部と連通し、前記上流側端部とは反対側の下流側端部が前記循環加熱回路と接続し、前記上流側端部と前記下流側端部の間に、前記循環加熱回路側からの湯水の逆流を防止する第2逆止弁が設けられる下流側経路部と、前記下流側経路部と並列に設けられ、湯水が流れる方向の上流側の端部である上流側端部が、前記上流側経路部と前記下流側経路部の間の高さ位置で、前記排出経路部と連通し、前記上流側端部とは反対側の下流側端部が連通路を介して前記下流側経路部の前記第2逆止弁と連通し、前記上流側端部と前記下流側端部の間に、前記循環加熱回路側からの湯水の逆流を防止する第3逆止弁が設けられる並列経路部とを備えたことを特徴とする。
請求項2の給湯器の前記排出経路部は、上下方向に沿って設けられていてもよい。
請求項1の給湯器によれば、下流側経路部と上流側経路部との間に排出経路部の一部を介して高低差が形成される。よって、循環加熱回路側の圧力が高まり、仮に湯水が下流側経路部側の第2逆止弁を乗り越えたとしても、排出経路部内を上昇するまでの間にその勢いが減少される。それ故、下流側経路部の第2逆止弁を乗り越えた湯水は、上流側経路部に達することなく、排出経路部内を下方に落ちるか、仮に上流側経路部に達したとしても、上流側経路部の第1逆止弁を乗り越えることはなく、排出経路部内を下方に落ちる。従って、給湯器は、循環加熱回路側の湯水が給湯回路側に逆流するのを確実に防止できる。また、縁切り弁ユニットにおいて、並列経路部を備えるので、循環加熱回路側に流れる湯水の通過面積を広く確保でき、湯水通過時の圧損を小さくできる。これにより、寒冷地での使用を考慮して、仮に第2逆止弁、第3逆止弁の閉弁する力を強く設定したとしても、給湯回路から循環加熱回路への供給水量が少なくなるのを防止できる。その結果、寒冷地用の給湯器を別個用意する必要が無くなるので、管理コストを低減できる。
請求項2の給湯器によれば、縁切り弁ユニットにおいて、排出経路部は上下方向に沿って設けられるので、排出経路部に流入した水を排出経路部に沿って落下させることができる。
給湯器1の斜視図である。 給湯器1の内部構成図である。 縁切り弁ユニット2の斜視図である。 図3に示すI-I線矢視方向断面図である。 図3に示すII-II線矢視方向断面図である。 不凍栓400の構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態を説明する。以下に記載される装置の構造などは、特定的な記載がない限り、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明する為に用いられるものである。
図1、図2を参照し、給湯器1の構成を簡単に説明する。図1に示すように、給湯器1は、筐体1Aと蓋1Bを備える。筐体1Aの底部には、図2に示す給水接続口37、給湯接続口36、ガス接続口38、及び排水口39が設けられる。筐体1Aの前面から蓋1Bを取り外すと、筐体1Aの内側が露出する。図2に示すように、筐体1Aの内側には、給湯回路11、循環加熱回路12、湯水供給管206、及び縁切り弁ユニット2等が設けられる。なお、図2は、筐体1A内の各構成の配置を分かり易く便宜的に図示したものであり、各配管の向きは、実際の配管の向きと一部異なる。
給湯回路11は、流入管101、給湯バーナ102、一次熱交換器103、二次熱交換器104、出湯管105、及び分岐管106等を備える。給湯バーナ102、一次熱交換器103、及び二次熱交換器104は、燃焼室8内に設けられる。給水接続口37から流入した水は流入管101を流れ、二次熱交換器104、一次熱交換器103の順に流れる。一次熱交換器103は、給湯バーナ102からの燃焼排気中の顕熱を回収し、二次熱交換器104は、給湯バーナ102からの燃焼排気中の潜熱を回収し、通水を加熱する。出湯管105は、一次熱交換器103の出口と、縁切り弁ユニット2の後述する接続口35(図3参照)の間に接続される。一次熱交換器103と二次熱交換器104において加熱された湯水は出湯管105を流れ、縁切り弁ユニット2を介して給湯接続口36から外部に供給される(図3に示す矢印B参照)。分岐管106は、流入管101の上流側において分岐し、縁切り弁ユニット2の後述する流入管633の接続口67(図3参照)に接続される。
循環加熱回路12は、風呂戻り管201、風呂往き管202、風呂バーナ203、風呂一次熱交換器204、風呂二次熱交換器205、湯水供給管206、及びポンプ207等を備える。風呂バーナ203、風呂一次熱交換器204、及び風呂二次熱交換器205は、燃焼室8内に設けられる。風呂戻り管201は、浴槽9と風呂二次熱交換器205の入口との間に接続される。ポンプ207は、風呂戻り管201の途中に設けられる。風呂一次熱交換器204は、風呂バーナ203からの燃焼排気中の主に顕熱を回収し、風呂二次熱交換器205は、風呂バーナ203からの燃焼排気中の主に潜熱を回収し、通水を加熱する。風呂往き管202は、風呂一次熱交換器204の出口と浴槽9の間に接続される。ポンプ207の駆動により、浴槽9内の湯水は、風呂戻り管201、風呂二次熱交換器205、風呂一次熱交換器204、風呂往き管202の順に流れ、浴槽9と循環加熱回路12の間を循環する。
湯水供給管206は、給湯回路11と循環加熱回路12の間に設けられ、給湯回路11から循環加熱回路12に向けて湯水を供給する。湯水供給管206の上流側端部は、縁切り弁ユニット2の後述する接続口58に接続される。湯水供給管206の下流側端部は、風呂戻り管201のポンプ207よりも上流側に接続される。縁切り弁ユニット2は、湯水供給管206に設けられる。縁切り弁ユニット2は、循環加熱回路12側から給湯回路11側への湯水の逆流を防止する。
ガスは、ガス接続口38からガス管7に流入し、燃焼室8内の給湯バーナ102と風呂バーナ203に夫々供給される。排水口39からは、オーバーフロー水とドレン水が排出される。オーバーフロー水は、循環加熱回路12から湯水供給管206を介して縁切り弁ユニット2内に逆流した湯水であり、後述するオーバーフロー管110を流れ、排水口39から外部に排出される。ドレン水は、二次熱交換器104と風呂二次熱交換器205で生成される。
図3~図5を参照し、縁切り弁ユニット2の構造を説明する。縁切り弁ユニット2は、第1ケーシング3に接続される第2ケーシング4、第3ケーシング5、第4ケーシング6(以下纏めて呼ぶ場合は、ケーシング3~6と呼ぶ)、給湯側逆止弁70、第1循環側逆止弁71、第2循環側逆止弁72、及び縁切り弁73を備える。ケーシング3~6は樹脂製である。即ち、縁切り弁ユニット2は、第2ケーシング4、第3ケーシング5、及び第4ケーシング6で構成され、第2ケーシング4と接続される第1ケーシング3は、給湯回路11の出湯管105の下流側の一部を構成する(図2参照)。
第1ケーシング3は、右側面視略90°時計回りに傾けた略T字状に形成され、横方向部31(図3参照)と縦方向部32を備える。横方向部31は、前後方向に延びる略円筒状に形成され、後端部は閉塞される。横方向部31の前端部には、接続口35が設けられる。接続口35は、前方に向かって開口する。横方向部31の内側には、流路91が設けられる。流路91は、接続口35から後方に向かって延びる。接続口35には、出湯管105(図2参照)の下流側端部が接続される。
縦方向部32は、上下方向に延びる略円筒状に形成される。縦方向部32の上下方向の略中間部は、横方向部31の左面の後部と接続する。縦方向部32の下端部には、給湯接続口36が設けられる。給湯接続口36は、下方に向かって開口する。給湯接続口36は、給湯器1の底部に設けられる。給湯接続口36には、蛇口につながる配管(図示略)が接続される。縦方向部32の内側には、流路92(図4参照)が設けられる。流路92は、給湯接続口36から上方に向かって延びる。流路92は、上下方向の略中間部において、横方向部31の流路91の後端部と連通する。
第2ケーシング4は、右側面視略T字状に形成され、縦方向部41と横方向部42を備える。縦方向部41は、上下方向に延びる略円筒状に形成される。縦方向部41の下端部は、第1ケーシング3の縦方向部32の上端部に2つのネジ301で固定される。縦方向部41の内側には、流路93(図4参照)が設けられる。流路93は上下方向に延びる。流路93の上端部には、金属製のフィルタ44が設けられる。横方向部42は、前後方向に延びる略円筒状に形成される。縦方向部41の上端部は、横方向部42の長手方向の略中間部の下部と接続する。横方向部42の内側には、流路94が設けられる。流路94は前後方向に延びる。流路94の後端部は、流路93の上端部と連通する。横方向部42の後端部には、電磁弁45が設けられる。電磁弁45は、電磁石451の励磁・非励磁で流路94を開閉する。流路94の前端側には、水量センサ46が設けられる。水量センサ46は、流路94を流れる湯水の量を計測する。
第3ケーシング5は、上側横方向部51、下側横方向部52、縦方向部53、及び連結部54を備える。上側横方向部51は、前後方向に延びる略円筒状であり、第2ケーシング4の横方向部42と同軸上に設けられる。上側横方向部51の内側には、流路95(図4参照)が設けられる。流路95は前後方向に延びる。流路95は、給湯回路側から湯水が流れる方向の上流側から順に、流路95A、95Bを備える。流路95Aは、流路95における後述する分岐部951から後側部分である。流路95Bは、流路95における分岐部951よりも前側部分である。
上側横方向部51は、後方から前方に向かって順に、小径部511、中径部512、及び大径部513を備える。小径部511は、上側横方向部51の後端部から長手方向の略中間部までの部分を形成する。流路95Aは、小径部511の内側に位置する。小径部511の内壁面の前端側下部には、分岐部951が設けられる。分岐部951は、流路95Aから後述する縦方向部53の流路97に分岐する。小径部511の後端部は、第2ケーシング4の横方向部42の前端部に2つのネジ302で固定される。
大径部513は、上側横方向部51の前端側部分を形成し、小径部511の径よりも大きい。大径部513の開口する前端部には、閉塞部57が2つのネジ303で固定される。中径部512は、小径部511と大径部513の間の部分を形成する。中径部512は、小径部511よりも径が大きく、且つ大径部513よりも径が小さい。流路95Bは、中径部512と大径部513の内側に位置する。中径部512の内壁面下部には、連通穴952が設けられる。流路95Bは、連通穴952を介して、後述する連結部54の連通路541の上端部と連通する。
下側横方向部52は、上側横方向部51の下方に配置される。下側横方向部52は、上側横方向部51と平行且つ前後方向に延びる略円筒状に形成される。下側横方向部52の内側には、流路96が設けられる。流路96は前後方向に延びる。下側横方向部52は、後方から前方に向かって順に、小径部521及び大径部522を備える。小径部521は、上側横方向部51の中径部512の下方に配置され、中径部512と略同一形状である。大径部522は、上側横方向部51の大径部513の下方に配置され、小径部521の径よりも大きい。大径部522の前端部には、接続口58が設けられる。接続口58は、前方に向かって開口する。接続口58には、循環加熱回路12側から延びる湯水供給管206(図2参照)の上流側端部が接続される。小径部521の内壁面上部には、連通穴961(図4参照)が設けられる。流路96は、連通穴961を介して、後述する連結部54の連通路541の下端部と連通する。
連結部54は、上側横方向部51と下側横方向部52の間に設けられ、上側横方向部51と下側横方向部52を互いに連結する。連結部54には、上下方向に延びる連通路541(図4参照)が設けられる。連通路541の上端部は、上側横方向部51の中径部512の内壁部に設けられた連通穴952を介して、流路95Bと連通する。連通路541の下端部は、下側横方向部52の小径部521の内壁部に設けられた連通穴961を介して、流路96と連通する。
縦方向部53は、上側横方向部51の小径部511の下部の前側部分から下方向に延び、略円筒状に形成される。縦方向部53の内側には、流路97が設けられる。流路97は、上下方向に延びる。流路97の上端部は、小径部511の内壁部に設けられた分岐部951を介して、流路95Aと連通する。縦方向部53の内壁部であって、下側横方向部52の後端部と相対する位置には、連通穴971が設けられる。流路97は、連通穴971を介して、流路96と連通する。
第4ケーシング6は、縦方向部61、弁収納部62、及び蓋部63を備える。縦方向部61は、上下方向に延びる略円筒状である。縦方向部61の内側には、流路98が設けられる。流路98は上下方向に延びる。縦方向部61の下端部には、流路99が設けられる。流路99は、流路98の下端部から右方向に延びる。縦方向部61の上端部は、第3ケーシング5の縦方向部53の下端部、及び下側横方向部52の下部に対して、2つのネジ304で固定される。流路98は、第3ケーシング5の縦方向部53の流路97と連通する。
弁収納部62は、縦方向部61の右側面の下部に一体して設けられる(図4参照)。弁収納部62は、右側面視時計回りに傾けた略矩形状で且つ、右側面が開口する箱状に形成される。弁収納部62の内側の左壁面には、連通穴621が設けられる。弁収納部62の内側は、連通穴621を介して、流路99の右端部と連通する。弁収納部62の前側で且つ斜め下方に向けられた側面には、排水管632(図3参照)が前方に突出して設けられる。排水管632の内側は、弁収納部62の内側と連通する。排水管632の前端部には、接続口66が設けられる。接続口66は前方に向かって開口する。接続口66には、オーバーフロー管110(図2参照)の上流側端部が接続される。オーバーフロー管110の下流側端部は、筐体1Aの底部の排水口39(図2参照)に接続される。
蓋部63は、右側面視略45°時計回りに傾けた略矩形状に形成され、弁収納部62の開口する右側面を閉塞するように、4つのネジ305で固定される。蓋部63の略中央部には、円形状の窪み部631が設けられる。窪み部631は、蓋部63の左面が右方に向かって窪んで形成される。蓋部63の右面には、流入管633が前方に屈曲して設けられる。流入管633の内側は、窪み部631の内側と連通する。流入管633の前端部には、接続口67が設けられる。接続口67は前方に向かって開口する。接続口67には、給湯回路11から延びる分岐管106(図2参照)の下流側端部が接続する。
給湯側逆止弁70、第1循環側逆止弁71、及び第2循環側逆止弁72は、バネを内部に備える周知の逆止弁である。図3に示すように、給湯側逆止弁70は、第3ケーシング5の小径部511の内側の流路95Aにおいて、分岐部951よりも後側に設けられる。給湯側逆止弁70は、流路95Aを前方から後方に向かって逆流する湯水をバネ力で遮断する。第1循環側逆止弁71は、中径部512の内側の流路95Bにおいて、連通路541の直上に設けられる。第1循環側逆止弁71は、連通路541から流路95Bに向けて逆流する湯水をバネ力で遮断する。第2循環側逆止弁72は、第3ケーシング5の下側横方向部52の小径部521の内側の流路96に設けられる。第2循環側逆止弁72は、流路96から縦方向部53の流路97に向けて逆流する湯水、及び流路96から連通路541に向けて逆流する湯水をバネ力で夫々遮断する。
縁切り弁73は、周知のダイヤフラム弁であり、ダイヤフラム膜731及びバネ732を備える。バネ732は、第4ケーシング6の縦方向部61の下端部に設けられた流路99の内側に配置される。ダイヤフラム膜731は、弁収納部62の内側に収納され、蓋部63の窪み部631の左面に向けて配置される。縁切り弁73は、バネ732のバネ力により常時開弁方向に付勢される。給湯回路11から延びる分岐管106から流入管633(図3参照)を介して、窪み部631の内側に水が流入すると(図3に示す矢印D参照)、ダイヤフラム膜731に対して背圧がかかる。ダイヤフラム膜731は水の背圧を受けてバネ732を押し下げる。故に縁切り弁73は、バネ732のバネ力に抗して閉弁方向に付勢されて閉じる。
図3~図5を参照し、縁切り弁ユニット10における湯水の流れを説明する。先ず、給湯回路11から供給される湯水を循環加熱回路12に供給する場合について説明する。給湯器1の制御部(図示略)は、第2ケーシング4の電磁石を励磁し、電磁弁45を開放する。給湯回路11から出湯管105を介して流れる湯水は、接続口35から第1ケーシング3の流路91に流入し(図3に示す矢印A参照)、流路92、93に沿って流れる(図4に示す矢印F参照)。電磁弁45は開いているので、湯水は、フィルタ44を通過し、第2ケーシング4の流路94に流入する。湯水は、流路94を前方に流れ、第3ケーシング5の流路95Aに流入し、給湯側逆止弁70を通過する。湯水は、流路95Aを前方に流れ、一部の湯水は、分岐部951において分岐し、縦方向部53の流路97を下方に流れる。残りの湯水は、流路95Aを前方に流れ、流路95Bに流入する。流路95Bを前方に流れる湯水は、第1循環側逆止弁71を通過し、連通穴952を介して連結部54の連通路541に流入する。湯水は、連通路541を下方に流れる。
流路97を下方に流れた湯水は、第4ケーシング6の縦方向部61の流路98、99を流れ、弁収納部62の内側に流入する。上記の通り、縁切り弁73は、給湯回路11からの水の背圧を受けてバネ力に抗して閉弁方向に付勢されているので、排水管632に向かう流路は、縁切り弁73によって遮断される。よって、流路97を下方に流れる湯水は、連通穴971を介して、下側横方向部52の流路96に流入する。湯水は流路96を前方に流れ、第2循環側逆止弁72を通過する(図3に示す矢印C参照)。このようにして、湯水は接続口58から湯水供給管206(図2参照)を介して循環加熱回路12側に供給される。
次に、循環加熱回路12側から給湯回路11側に向けて湯水が逆流した場合について説明する。例えば、循環加熱回路12側の圧力が、給湯回路11側の圧力よりもある程度高まった場合、縁切り弁73におけるバネ力が給湯回路側の背圧に打ち勝つ。故に、縁切り弁73はバネ力により開放される。循環加熱回路12側の圧力が高まった場合、循環加熱回路12内の湯水が湯水供給管206を介して、接続口58から流路96に流れ込み、後方に向けて逆流する場合がある。流路96には、第2循環側逆止弁72が設けられているので、流路96を逆流した湯水は、第2循環側逆止弁72によって遮断される。
そして、仮に流路96を逆流した湯水が第2循環側逆止弁72を越えたとしても、第3ケーシング5の縦方向部53の流路97、及び第4ケーシング6の縦方向部61の流路98が共に上下方向に延びている。よって、縁切り弁ユニット2は、第2循環側逆止弁72を越えた湯水を、流路97、98に沿って落下させることができる。流路97、98に沿って落下した湯水は、流路99を右方に流れる。上記の通り、縁切り弁73は開放されているので、流路99を流れた湯水は、縁切り弁73を通過し、排水管632からオーバーフロー水として排出される(図3に示す矢印E参照)。オーバーフロー水は、オーバーフロー管110(図2参照)を介して、排水口39から外部に排出される。
そして、循環加熱回路12側と給湯回路11側の圧力差がさらに大きくなると、流路96を逆流した湯水が第2循環側逆止弁72を勢いよく越えて、その勢いを保ったまま、流路97、98に侵入する可能性がある。そこで、縁切り弁ユニット2の第3ケーシング5において、流路95と流路96の間には、流路97及び連通路541を介して高低差が形成されている。よって、循環加熱回路12側の圧力が高まり、流路96において湯水が第2循環側逆止弁72を超えたとしても、流路97及び連通路541を夫々上昇するまでの間に、その勢いが弱められる。第2循環側逆止弁72を越えて流路97に流入した湯水は、上側横方向部51の流路95Aに達することなく、流路97、98に沿って落下する。他方、第2循環側逆止弁72を越えて連通路541に流入した湯水は、流路95Bに達したとしても、第1循環側逆止弁71によって遮断される。よって、縁切り弁ユニット2は、循環加熱回路12側から逆流した湯水が給湯回路11側に侵入するのを確実に防止できる。
図6を参照し、寒冷地において給湯器1を使用する場合に、屋外側の水道管の途中に設置する不凍栓200の構成を説明する。不凍栓400は、周知のものである。地中に埋められた水道管401の下流側端部には、排水弁405の止水側が接続される。排水弁405の水抜き側には、立ち上がり管402の上流側端部が接続される。排水弁405には、水抜きハンドル406が設けられる。立ち上がり管402は、地面から上方に立ち上がり、その上端部には、吸気弁404が設けられる。立ち上がり管402は、吸気弁404よりも下方の位置において分岐し、その下流側端部は、蛇口403に接続される。
上記構成の不凍栓400において、水道管401の凍結防止の為に水抜きを行う場合、ユーザは、排水弁405の水抜きハンドル406を開くと共に、吸気弁404を開放する。すると、空気が吸気弁404から立ち上がり管402に向けて吸引され、立ち上がり管402において地中の凍結深度よりも上方の部分における水が、排水弁405から地中に排出される。これにより、水道管401の破裂を防止できる。
このような不凍栓400の蛇口403に対して、配管150を介して、給湯器1の水入口(図示略)に接続して使用することを想定する。不凍栓200において、上記のように水抜きを行った場合、給湯器1内の水が給水接続口37(図2参照)から抜かれる。この場合、図4に示す縁切り弁ユニット2において、縁切り弁73に対して給湯回路11側からの背圧が無くなるので、第1循環側逆止弁71及び第2循環側逆止弁72の直ぐ上流側にまで空気が充満する。この状態で、循環加熱回路12側のポンプ207が駆動すると、空気が第2循環側逆止弁72を介して、循環加熱回路12内に侵入し、エア噛みする可能性がある。これを避ける為、本実施形態の縁切り弁ユニット2においては、第1循環側逆止弁71及び第2循環側逆止弁72のバネ力を強くしている。これにより、循環加熱回路12側のポンプ207が駆動しても、第1循環側逆止弁71及び第2循環側逆止弁72が開かないようになっている。
そして、上記の通り、縁切り弁ユニット2の第3ケーシング5は、第1循環側逆止弁71を備える流路95Bと、第2循環側逆止弁72を備える流路96とを、上下方向に並列に備えている。流路95Bと流路96の間には、連通路541が設けられる。連通路541は、第1循環側逆止弁71と第2循環側逆止弁72の間を連通させている。これにより、給湯回路11側から循環加熱回路12側に向けて湯水が通過する通過面積を広く確保できるので、湯水通過時の圧損を小さくできる。よって、第1循環側逆止弁71及び第2循環側逆止弁72の夫々のバネ力が強く設定されていても、循環加熱回路12側への湯水の供給量が少なくなるのを防止できる。その結果、給湯器1は、寒冷地においても共通して使用できる。よって、本実施形態は、寒冷地用の給湯器1を別個用意する必要が無くなるので、管理コストを低減できる。
さらに、縁切り弁ユニット2では、上記の通り、循環加熱回路12側と接続する流路96が、流路95A、95Bよりも下位位置(低い位置)に設けられる。これにより、循環加熱回路12側の圧力が相対的に高まるので、仮に循環加熱回路12内の湯水が第2循環側逆止弁72を越えたとしても、流路95Aとの高低差により、湯水が流路95Aに向かうのを防止できる。これにより、縁切り弁ユニット2は、循環加熱回路12側から給湯回路11側に湯水が逆流するのを、より確実に防止できる。
以上説明において、給湯側逆止弁70は本発明の「第1逆止弁」の一例、第1循環側逆止弁71は本発明の「第3逆止弁」の一例、第2循環側逆止弁72は本発明の「第2逆止弁」の一例である。流路95Aは本発明の「上流側経路部」の一例、流路97,98,99、及び弁収納部62は本発明の「排出経路部」の一例、流路96は本発明の「下流側経路部」の一例、流路95Bは本発明の「並列経路部」の一例である。
以上説明したように、上記実施形態の給湯器1は、縁切り弁ユニット2を備える。縁切り弁ユニット2は、給湯回路11と循環加熱回路12を接続する湯水供給管206に設けられる。縁切り弁ユニット2は、循環加熱回路12側から給湯回路11側への湯水の逆流を防止する。縁切り弁ユニット2は、流路95A、流路97~99、弁収納部62、及び流路96を備える。流路95Aは、水平方向に沿って設けられ、給湯回路11側から流れる湯水が案内される。流路95Aには、給湯側逆止弁70が設けられる。給湯側逆止弁70は、循環加熱回路12側からの湯水の逆流を防止する。流路97~99及び弁収納部62は、流路95Aと連通する。弁収納部62には、縁切り弁73が設けられる。縁切り弁73は、バネ732のバネ力により常時開弁方向に付勢され、給湯回路11からの背圧を受けてバネ力に抗して閉弁方向に付勢される。流路96は、水平方向に沿って設けられ、湯水が流れる方向の上流側の端部である上流側端部が、流路95Aよりも下位位置で流路97と連通し、下流側端部が循環加熱回路12と接続する。流路96の上流側端部と下流側端部の間には、第2循環側逆止弁72が設けられる。第2循環側逆止弁72は、循環加熱回路12側からの湯水の逆流を防止する。
上記構成によれば、流路96と流路95Aとの間に流路97を介して高低差が形成される。よって、循環加熱回路12側の圧力が高まり、仮に湯水が流路96側の第2循環側逆止弁72を乗り越えたとしても、流路97を上昇するまでの間にその勢いが減少される。それ故、湯水は流路95Aに達することなく、流路97~99内を下方に落ちるか、仮に流路95Aに達したとしても、流路95Aの給湯側逆止弁70を乗り越えることはなく、流路97~99内を下方に落ちる。従って、給湯器1は、縁切り弁ユニット2によって、循環加熱回路12側の湯水が給湯回路11側に逆流するのを確実に防止できる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。例えば、縁切り弁ユニット2において、流路95B、第1循環側逆止弁71、及び連通路541は省略してもよい。
縁切り弁ユニット2は、流路95Bと流路96を互いに上下方向に並列に設けているが、並列であればよく、例えば左右方向(水平方向)に並列に設けてもよい。また、流路95Bの上流側端部は、流路95Aの下流側端部と同一高さ位置で接続しているが、例えば、流路95Bの上流側端部は、流路95Aよりも低い位置で、且つ流路96よりも高い位置で、流路97と接続してもよい。
縁切り弁ユニット2は、3つのケーシング4~6を備え、互いにネジ302~305で固定して構成されるが、ケーシングの数、及び固定方法については、自由に変更可能である。また、接続口35、給湯接続口36、接続口58、排水管632、及び流入管633の夫々の開口する方向については、上記実施形態に限らず、自由に変更可能である。
縁切り弁ユニット2の流路97は上下方向に沿って設けられるが、下方に向かって延びていれば、全体的に又は部分的に斜めでもよく、折れ曲がっていてもよい。
1 給湯器
2 縁切り弁ユニット
11 給湯回路
12 循環加熱回路
62 弁収納部
70 給湯側逆止弁
71 第1循環側逆止弁
72 第2循環側逆止弁
73 縁切り弁
95A、95B、98、99 流路
206 湯水供給管
541 連通路

Claims (2)

  1. 給湯回路と循環加熱回路を接続する管路に、前記循環加熱回路側から前記給湯回路側への湯水の逆流を防止する為の縁切り弁ユニットを設けた給湯器において、
    前記縁切り弁ユニットは、
    水平方向に沿って設けられ、前記給湯回路側から湯水が案内されると共に、前記循環加熱回路側からの湯水の逆流を防止する第1逆止弁が設けられる上流側経路部と、
    前記上流側経路部と連通すると共に、バネ力により常時開弁方向に付勢され、前記給湯回路からの背圧を受けて前記バネ力に抗して閉弁方向に付勢される縁切り弁が設けられる排出経路部と、
    水平方向に沿って設けられ、湯水が流れる方向の上流側の端部である上流側端部が、前記上流側経路部よりも下位位置で前記排出経路部と連通し、前記上流側端部とは反対側の下流側端部が前記循環加熱回路と接続し、前記上流側端部と前記下流側端部の間に、前記循環加熱回路側からの湯水の逆流を防止する第2逆止弁が設けられる下流側経路部と
    前記下流側経路部と並列に設けられ、湯水が流れる方向の上流側の端部である上流側端部が、前記上流側経路部と前記下流側経路部の間の高さ位置で、前記排出経路部と連通し、前記上流側端部とは反対側の下流側端部が連通路を介して前記下流側経路部の前記第2逆止弁と連通し、前記上流側端部と前記下流側端部の間に、前記循環加熱回路側からの湯水の逆流を防止する第3逆止弁が設けられる並列経路部と
    を備えたことを特徴とする給湯器。
  2. 前記排出経路部は、上下方向に沿って設けられたこと
    を特徴とする請求項1に記載の給湯器。
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