JP7406393B2 - チップ転写装置 - Google Patents
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Description
ドナー基板の表面に配置された転写対象チップにレーザビームを照射して、当該転写対象チップをターゲット基板の表面に設定された転写ターゲット部位に転写させるチップ転写装置において、
ターゲット基板を所定の姿勢で支え保持するターゲット基板保持部と、
ドナー基板の表面に配置された転写対象チップとターゲット基板の表面とが対峙するように、当該ドナー基板の所定部位を支え保持するドナー基板保持部と、
ドナー基板保持部で保持したドナー基板のたわみ量を測定するたわみ量測定部と、
ドナー基板越しに転写対象チップに向けてレーザビームを照射するレーザ照射部と、
ターゲット基板保持部およびドナー基板保持部とレーザ照射部とを相対移動させる相対移動部と、
ターゲット基板毎に、ドナー基板にレーザビームを照射する位置および順序を含む転写加工パターン情報を取得し、当該転写加工パターン情報に基づいて、相対移動部を制御しながら、当該ドナー基板越しに転写対象チップに向けてレーザビームを逐次照射する制御部とを備え、
相対移動部は、
ターゲット基板とドナー基板との隙間距離を変更するギャップ変更部を備え、
制御部は、
ドナー基板越しに転写対象チップに向けてレーザビームを逐次照射する際、たわみ量測定部で測定したドナー基板のたわみ量に基づいて、ギャップ変更部を制御する
ことを特徴とする、チップ転写装置である。
図1(a)には、チップ転写前のドナー基板Wdの一例が図示されている。ドナー基板Wdの表面(図では下面側)には、実線四角で示す様に正常なチップCnが格子状に多数配置されているが、部分的に充足していない(欠落している)ところがある。そして、詳細は下述するが、正常なチップCnの中から転写対象チップCd(図ではグレー四角で示す)に設定される。
具体的には、チップ転写装置1は、ターゲット基板保持部2t、ドナー基板保持部2d、たわみ量測定部M、レーザ照射部3、相対移動部4、転写チップ分布情報取得部5、転写加工パターン情報生成部6、制御部7等を備えている。
より具体的には、たわみ量測定部Mは、ドナー基板保持部2dの上方に取り付けられたレーザ変位計を備えた構成が例示できる。当該レーザ変位計は、ドナー基板Wdに向けてレーザビームMLを照射し、ドナー基板Wdの上面Waで反射したレーザビームの受光位置を測ることで、たわみ量測定部Mの基準位置Mfからドナー基板Wdの上面Waまでの距離Saを測定する。そして、当該距離Saと、ドナー基板Wdの厚み方向のたわみが無い場合の位置まで距離Szとの差分を算出し、たわみ量を測定するものである。
そして、たわみ量測定部Mは、詳細を後述する相対移動部4にてドナー基板Wdに対するレーザ変位計を矢印Mvで示す方向に相対移動させながら、距離Saやたわみ量を測定する。なお、矢印Mvで示す方向は、ドナー基板Wdの中央部が含まれるようXY方向に設定しておく。
具体的には、ビームサイズ変更部34は、レーザビームB2の一部のみ通過させ、それ以外を遮光することで、ドナー基板Wdに照射されるレーザビームB3のビーム照射範囲Psを所定の縦横寸法に変更するものである。
より具体的には、ビームサイズ変更部34は、開口部AのXY方向の縦横寸法を変更できる遮光板と、アクチュエータ(不図示)を備えている。
具体的には、アクチュエータは、制御部7からの指令に基づいて遮光板を所望の位置に移動/静止させ、レーザビームB3にて1ショットで転写加工できるビーム照射範囲Psを変更する構成をしている。例えば、ビームサイズ変更部34にて設定できるビーム照射範囲Psは、転写対象チップCdの外形サイズやレーザビームB3のエネルギー分布等に基づいて設定する。
具体的には、相対移動部4は、ターゲット基板保持部2tとドナー基板保持部2dとでターゲット基板Wtとドナー基板Wdとが所定の位置関係で対峙するように対向配置させたまま、これら基板Wd,Wtに対してレーザ照射部3から出射されるレーザビームB3の照射位置や、たわみ量測定部Mから出射されるレーザビームMLの照射位置を変更するものである。そして、相対移動部4は、ドナー基板Wdとターゲット基板Wtの厚み方向(Z方向)に直交する方向(XY方向)に、これら基板Wd,WtとレーザビームB3との相対位置を移動させ、チップ転写(レーザビームB3の照射)に際して、これら基板Wd,Wtに設定された1つまたは複数の転写対象チップCdとビーム照射範囲Psとの相対位置や角度を整合(つまり、アライメント)させる構成をしている。
より具体的には、相対移動部4は、第1X軸アクチュエータ41x、第1Y軸アクチュエータ41y、第2X軸アクチュエータ42x、第2Y軸アクチュエータ42y、θ軸アクチュエータ4θ、ギャップ変更部4A等を備えている。
具体的には、ギャップ変更部4Aは、ターゲット基板Wtとドナー基板Wdとの相対的な傾斜角度を変更する傾斜角度変更部と、ターゲット基板Wtとドナー基板Wdとの相対的な距離を変更する距離変更部の少なくとも一方を備えている。
より具体的には、傾斜角度変更部としてα軸アクチュエータ42αとβ軸アクチュエータ42βを備え、距離変更部としてZ軸アクチュエータ41zを備えている。
β軸アクチュエータ42βは、ドナー基板保持部2dの傾斜角度βを変更し、所定の角度で静止させるものである。
具体的には、α軸アクチュエータ42αとβ軸アクチュエータ42βは、傾斜ステージとアクチュエータで構成されている。そして、ドナー基板保持部2dが、α軸アクチュエータ42αとβ軸アクチュエータ42βに取り付けられている。
一方、図4(b)には、ドナー基板Wdの中央に配置されている転写対象チップCd4を転写ターゲット位置Cx4に転写する際の、これら基板Wd,Wtの姿勢や位置関係、転写対象チップCd4にレーザビームB(B3)を照射している様子が示されている。
具体的には、図2に示すように、第1X軸アクチュエータ41xは、装置フレーム10fに取り付けられたX1方向に所定の長さを有するレールと、当該レール上を所定の速度で移動したり、所定の位置で静止したりできるスライダーを含んで構成されている。そして、当該スライダーには、ベースプレート40が取り付けられている。
具体的には、第1Y軸アクチュエータ41yは、ベースプレート40に取り付けられたY1方向に所定の長さを有するレールと、当該レール上を所定の速度で移動したり、所定の位置で静止したりできるスライダーを含んで構成されている。そして、当該スライダーには、θ軸アクチュエータ4θが取り付けられている。
具体的には、θ軸アクチュエータ4θは、DDモータや微動回転ステージとアクチュエータ等で構成されている。そして、θ軸アクチュエータ4θには、上述のZ軸アクチュエータ41zが取り付けられている。
具体的には、第2X軸アクチュエータ42xは、ベースプレート40に取り付けられたX2方向に所定の長さを有するレールと、当該レール上を所定の速度で移動したり、所定の位置で静止したりできるスライダーを含んで構成されている。そして、当該スライダーには、第2Y軸アクチュエータ42yが取り付けられている。
具体的には、第2Y軸アクチュエータ42yは、Y1方向に所定の長さを有するレールと、当該レール上を所定の速度で移動したり、所定の位置で静止したりできるスライダーを含んで構成されている。そして、当該スライダーには、上述のα軸アクチュエータ42αとβ軸アクチュエータ42βが取り付けられている。
さらに、相対移動部4は、ドナー基板保持部2dとターゲット基板保持部2tとの相対的な傾斜角度を変更したり、相対的な距離を変更したりして、ターゲット基板Wtとドナー基板Wdとの隙間距離Gを変更することができる。
より具体的には、転写加工チップ分布情報取得部5は、コンピュータなど(ハードウェア)と、その実行プログラム(ソフトウェア)で構成されている。
さらに、転写加工パターン情報Tには、チップ転写する転写対象チップCdのドナー基板Wd内の座標に紐付けて、当該転写対象チップCdにレーザビームBを照射する際の傾斜角度変更部で変更する傾斜角度α,βや距離変更部で変更する高さ位置Z1に関する情報等が含まれている。
また、転写加工パターン情報Tには、レーザビームBの出力、レーザビームBの1ショットの出射時間、ビーム照射範囲Ps(詳しくは、開口部Aの縦横寸法と使用する対物レンズ25の投影倍率。転写加工サイズとも良う)等の転写対象チップCdの転写加工に関する情報を含んで構成されている。
より具体的には、転写加工パターン情報生成部6は、コンピュータなど(ハードウェア)と、その実行プログラム(ソフトウェア)で構成されており、転写加工パターン情報Tを生成するプログラムを備えている。
具体的には、制御部7は、ビームサイズ変更部34のアパーチャのサイズを適宜変更しつつ、レーザビームB3のビーム照射範囲Psとドナー基板Wdの表面に配置された転写対象チップCd(図1ではグレー四角で示す)とが重なるように、相対移動部4を相対移動させ、転写対象チップCdにレーザビームB3を逐次照射することで、ドナー基板Wdからターゲット基板Wtにチップ転写を行う。
・ターゲット基板保持部2tでターゲット基板Wtを保持したり、保持解除させたりする機能。
・ドナー基板保持部2dでドナー基板Wdを保持したり、保持解除させたりする機能。
・レーザ発振器30に対してレーザビームBをパルス状に照射するためのトリガ信号を送信する機能。
・レーザ照射部3のレボルバー機構36に制御信号を出力し、対物レンズ35の倍率を切り替える機能。
・ビームサイズ変更部34のアクチュエータを制御し、開口部Aの縦横寸法(すなわち、ビーム照射範囲Ps)を変更する機能。
・第1X軸アクチュエータ41x、第1Y軸アクチュエータ41y、θ軸アクチュエータ4θ、第2X軸アクチュエータ42x、第2Y軸アクチュエータ42y、α軸アクチュエータ42αやβ軸アクチュエータ42β、Z軸アクチュエータ41z等の現在位置情報を把握し、これらアクチュエータ41x,41y,4θ,42x,42y,42α,42β,41z等の移動速度や位置、角度等を制御し、ドナー基板Wdやターゲット基板Wtのアライメントや位置・角度を補正する機能。
・転写加工パターン情報生成部6で生成された転写加工パターン情報Tに基づいて、相対移動部4を制御してドナー基板Wdに対するレーザビームB3(ビームスポットPs)の照射位置をXY方向に相対移動させたり、θ方向に回転や角度変更させたりする機能。
[たわみ量測定部Mについて]
なお上述では、たわみ量測定部Mとして、ドナー基板Wdの上面Saまでの距離(図ではZ方向)を測定するレーザ変位計を備え、相対移動部4をXY方向に移動させて、ドナー基板Wdのたわみ量の分布を測定する構成を例示した。この様な構成であれば、ドナー基板Wdの中央部から外縁部にかけて、たわみ量の変化度合いが品種毎や基板毎に異なっていたり、同心円状にたわんでいなかったりしても、正確なたわみ量の分布を把握することができるため好ましい。
例えば、ドナー基板Wdが概ね同心円状にたわみが生じ、品種や基板毎に近似関数や換算式でたわみ量が算出できる場合、ドナー基板Wdの代表地点(例えば中央部など)にて上面Waまでの距離Saを測定する構成でも良い。そうすることで、測定回数を減らすことができ、たわみ量測定にかかる時間を短縮できるため、好ましい。
なお上述では、予めたわみ量測定部Mでドナー基板Wdのたわみ量の分布を測定し、転写加工パターン情報生成部6で生成する転写加工パターン情報Tには、移動パスや転写加工に関する情報、加工条件等のほか、傾斜角度変更部や距離変更部で変更するドナー基板保持部2dの傾斜角度α,βやターゲット基板保持部2tの高さ位置Z1が含まれている構成を示した。
なお上述では、転写チップ分布情報取得部5で取得する分布情報Jとして、これからチップ転写しようとするターゲット基板Wtに対してドナー基板Wdをどのような位置関係で対向配置させるか(つまり、XY方向の対向位置関係)等が含まれ、隣接装置等から通信回線等を介して取得する例を示した。
しかし、本発明を具現化する上で、これら転写チップ分布情報取得部5と転写加工パターン情報生成部6は、チップ転写装置1に必須の構成ではなく、これらに代えて隣接装置等で生成された転写加工パターン情報Tを取得する転写加工パターン情報取得部を備えた構成であっても良い。この場合、たわみ量測定部Mでドナー基板Wdのたわみ量を測定しながら、ターゲット基板Wtとドナー基板Wdとの隙間距離Gが所定の範囲内に収まるようギャップ変更部4Aを制御しながら、適宜レーザビームB(B3)を照射してチップ転写する。
なお上述では、ギャップ変更部4Aとして、α軸アクチュエータ42α、β軸アクチュエータ42β、Z軸アクチュエータ41zを備え、ドナー基板保持部2dの傾斜角度α,βやターゲット基板保持部2tの高さ位置Z1を変更する構成を例示した。
なお上述では、相対移動部4として、レーザ照射部3の各部がチップ転写装置1のフレーム等に固定されており、ドナー基板保持部2dとターゲット基板保持部2tをXY方向に移動させる構成を例示した。しかし、相対移動部4は、この様な構成に限定されず、レーザ照射部33の位置や、レーザビームB3の照射位置を、X方向および/またはY方向に移動させる構成であっても良い。
なお上述では、レーザ発振器30として、YAGレーザ(基本波長1064nm)の第二高調波を利用するグリーンレーザ(波長532nm)が例示した。
しかし、レーザ発振器30は、YAGレーザ以外にYVO4レーザを用いても良い。また、レーザ発振器30として、これらの第二高調波によるチップ転写に限らず、基本波(波長1064nm)を利用してチップ転写しても良いし、第三高調波を利用するUVレーザ(波長355nm)や、第四高調波を利用する深紫外レーザ(波長266nm)を用いてチップ転写しても良い。また、レーザ発振器30として、他方式のものや他の波長を出力するレーザを用いても良く、転写対象チップCdのエネルギー吸収特性に応じて選択すれば良い。また上述では、レーザビームB3として、円形ないし楕円形状のスポット形状でガウス分布のエネルギー分布を有するものを例示したが、四角形状のスポット形状のものや、フラットトップのエネルギー分布を有するものであっても良い。
2d ドナー基板保持部
2t ターゲット基板保持部
3 レーザ照射部
4 相対移動部
5 転写チップ分布情報取得部
6 転写加工パターン情報生成部
7 制御部
M たわみ量測定部
30 レーザ発振器
31 ミラー
32,33 ビームエキスパンダ
34 ビームサイズ変更部
35 対物レンズ
36 レボルバー
40 ベースプレート
41x 第1X軸アクチュエータ
41y 第1Y軸アクチュエータ
42x 第2X軸アクチュエータ
42y 第2Y軸アクチュエータ
4θ θ軸アクチュエータ
Wd ドナー基板
Wt ターゲット基板
Cn チップ(正常なもの)
Cd 転写対象チップ
Cx 転写ターゲット部位
G 隙間距離
B(B1,B2,B3) レーザビーム
Ps ビーム照射範囲
A 開口部
J 転写対象チップの分布情報
T 転写加工パターン情報
α,β 傾斜角度
Z1 高さ位置
Claims (4)
- ドナー基板の表面に配置された転写対象チップにレーザビームを照射して、当該転写対象チップをターゲット基板の表面に設定された転写ターゲット部位に転写させるチップ転写装置において、
前記ターゲット基板を所定の姿勢で支え保持するターゲット基板保持部と、
前記ドナー基板の表面に配置された前記転写対象チップと前記ターゲット基板の表面とが対峙するように、当該ドナー基板の所定部位を支え保持するドナー基板保持部と、
前記ドナー基板保持部で保持した前記ドナー基板のたわみ量を測定するたわみ量測定部と、
前記ドナー基板越しに前記転写対象チップに向けてレーザビームを照射するレーザ照射部と、
前記ターゲット基板保持部および前記ドナー基板保持部と前記レーザ照射部とを相対移動させる相対移動部と、
前記ターゲット基板毎に、前記ドナー基板に前記レーザビームを照射する位置および順序を含む転写加工パターン情報を取得し、当該転写加工パターン情報に基づいて、前記相対移動部を制御しながら、当該ドナー基板越しに前記転写対象チップに向けて前記レーザビームを逐次照射する制御部とを備え、
前記相対移動部は、
前記ターゲット基板と前記ドナー基板との隙間距離を変更するギャップ変更部を備え、
前記制御部は、
前記ドナー基板越しに前記転写対象チップに向けて前記レーザビームを逐次照射する際、
前記たわみ量測定部で測定した前記ドナー基板の前記たわみ量に基づいて、前記ギャップ変更部を制御する
ことを特徴とする、チップ転写装置。 - 前記制御部は、
前記ドナー基板越しに前記転写対象チップに向けてレーザビームを照射する際、当該転写対象チップが配置されている位置と当該ドナー基板の中心からの距離に基づいて、前記ギャップ変更部の前記隙間距離を制御する
ことを特徴とする、請求項1に記載のチップ転写装置。 - 前記制御部は、
前記ドナー基板越しに前記転写対象チップに向けてレーザビームを照射する際、当該転写対象チップと前記転写ターゲット部位における前記隙間距離が予め設定した範囲内に収まるよう、前記ギャップ変更部を制御する
ことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のチップ転写装置。 - 前記ギャップ変更部は、
前記ターゲット基板と前記ドナー基板との相対的な傾斜角度を変更する傾斜角度変更部と、
前記ターゲット基板と前記ドナー基板との相対的な距離を変更する距離変更部の少なくとも一方を備えた
ことを特徴とする、請求項1~3のいずれかに記載のチップ転写装置。
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