JP7406271B1 - 二次電池の活性化システム - Google Patents

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Abstract

【課題】二次電池を活性化する際の放電工程時の放電電力を充電工程時に再利用することができ、省エネルギー化を図ることができる二次電池の活性化システムを提供する。【解決手段】二次電池30の活性化システム1は、蓄電部3、N個の活性化装置ユニット10及び電力変換・制御部2を備える。電力変換・制御部2は、少なくとも1つの活性化装置ユニット10が放電工程を実行している場合において、蓄電部3の電圧Vbatが所定上限値V_H以下であるときには、活性化装置ユニット10から放出された電力を蓄電部3に充電する第1制御を実行し、少なくとも1つの活性化装置ユニット10が充電工程を実行している場合において、バッテリー電圧Vbatが所定下限値V_L以上であるときには、蓄電部3の電力を充電工程を実行している活性化装置ユニット10に供給する第2制御を実行する。【選択図】図4

Description

本発明は、二次電池の活性化処理を実行する二次電池の活性化システムに関する。
二次電池の活性化システムとして、特許文献1に記載されたものが知られている。この活性化システムは、二次電池の製造時、組み立てられた二次電池の活性化処理を実行するものであり、3つの第1~第3載置棚、3つの第1~第3充放電装置及び制御装置などを備えている。第1~第3充放電装置の各々は、電源を有している。
この活性化システムでは、活性化処理として、前期工程、中期工程及び後期工程が実行される。この前期工程では、第1充放電装置により、第1載置棚に収容された二次電池に対して、充電処理が実行され、中期工程では、第2充放電装置により、第2載置棚に収容された二次電池に対して、充電と放電を繰り返す充放電処理が実行される。
さらに、後期工程では、第3充放電装置により、第3載置棚に収容された二次電池に対して、中期工程よりも高電力レベルでの充電と放電を繰り返す充放電処理が実行される。
特開2021-182525号公報
二次電池の活性化システムにおいては、一般に、二次電池の放電工程を実行する手法として、放電回路を用いて電力を熱エネルギーに変換する手法が知られている。この手法の場合、二次電池内に蓄えられた電力を再利用することができない。これに加えて、放電電力を熱エネルギーに変換して処理する関係上、排熱を処理するための空調用の電力が必要になることなどに起因して、電力消費量が増大してしまう。
また、二次電池の放電工程を実行する他の手法として、商用の交流電源及び双方向AC/DCコンバータを組み合わせて電源として用いるとともに、二次電池の放電電力を双方向AC/DCコンバータで交流電力に変換して回生する手法も知られている。この手法の場合、二次電池の電圧が低いときには、二次電池の放電電力を双方向AC/DCコンバータで交流電力に変換する際の電力変換効率が低いため、回生電力を有効に得ることができない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、二次電池を活性化する際の放電工程時の放電電力を充電工程時に再利用することができ、省エネルギー化を図ることができる二次電池の活性化システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、二次電池への充電を実行する充電工程と、二次電池からの放電を実行する放電工程とを含む活性化工程を実行することにより、二次電池を活性化させる二次電池の活性化システムであって、電力を充放電可能な蓄電部と、複数の二次電池が各々に接続され、充電工程及び放電工程を実行可能に構成されたN(Nは複数)個の活性化装置ユニットと、N個の活性化装置ユニットにおける充電工程及び放電工程の実行を制御する活性化コントローラと、蓄電部及びN個の活性化装置ユニットに接続され、蓄電部と活性化装置ユニットとの間での電力授受動作を実行可能に構成された制御回路部と、制御回路部による電力授受動作を制御する回路コントローラと、を備え、回路コントローラは、N個の活性化装置ユニットの少なくとも1つである第1の活性化装置ユニットが放電工程を実行するように活性化コントローラによって制御されている場合において、蓄電部の電圧及び充電率の一方である残容量パラメータが、蓄電部が充電可能な状態にあることを示す所定上限値以下の範囲内にあるときには、第1の活性化装置ユニットから放出された電力を蓄電部に充電するように、制御回路部を制御する第1制御を実行し、N個の活性化装置ユニットの少なくとも1つである第2の活性化装置ユニットが充電工程を実行するように活性化コントローラによって制御されている場合において、残容量パラメータが、蓄電部が放電可能な状態にあることを示す所定下限値以上の範囲内にあるときには、蓄電部の電力を第2の活性化装置ユニットに供給するように、制御回路部を制御する第2制御を実行し、制御回路部には、電源が接続されており、制御回路部は、第2の活性化装置ユニットが充電工程を実行している場合において、蓄電部の残容量パラメータが所定下限値未満のときには、第2制御を中止するとともに、電源の電力を第2の活性化装置ユニットに供給することを特徴とする。
この二次電池の活性化システムによれば、N個の活性化装置ユニットの少なくとも1つである第1の活性化装置ユニットが放電工程を実行するように活性化コントローラによって制御されている場合において、蓄電部の電圧及び充電率の一方である残容量パラメータが、蓄電部が充電可能な状態にあることを示す所定上限値以下の範囲内にあるときには、回路コントローラによって、第1の活性化装置ユニットから放出された電力を蓄電部に充電するように、制御回路部を制御する第1制御が実行される。それにより、蓄電部が充放電可能な状態にあるときには、放電工程にある第1の活性化装置ユニットから放出された電力が蓄電部に充電されることになる。
また、N個の活性化装置ユニットの少なくとも1つである第2の活性化装置ユニットが充電工程を実行するように活性化コントローラによって制御されている場合において、蓄電部の残容量パラメータが、蓄電部が放電可能な状態にあることを示す所定下限値以上の範囲内にあるときには、回路コントローラによって、蓄電部の電力を第2の活性化装置ユニットに供給するように、制御回路部を制御する第2制御が実行される。それにより、蓄電部が充放電可能な状態にあるときには、蓄電部の電力が充電工程にある第2の活性化装置ユニットに充電されることになる。
以上のように、蓄電部が充放電可能な状態にあるときには、放電工程にある活性化装置ユニットの複数の二次電池から放出された電力を蓄電部に充電できるとともに、蓄電部の電力を充電工程にある活性化装置ユニットの複数の二次電池に供給することができる。したがって、放電工程にある活性化装置ユニットの複数の二次電池からの放電電力を、充電工程にある活性化装置ユニットの複数の二次電池への充電に有効に再利用することができる。さらに、第2の活性化装置ユニットが充電工程を実行している場合において、蓄電部の残容量パラメータが所定下限値未満のときには、制御回路部によって、第2制御が中止されるとともに、電源の電力が第2の活性化装置ユニットに供給される。したがって、蓄電部が放電できない状態にあることで、蓄電部からの第2の活性化装置ユニットへの電力供給が中止された場合でも、電源からの電力供給によって、第2の活性化装置ユニットにおける充電工程を適切に実行することができる。これに加えて、放電工程時の二次電池からの放電電力を充電工程での二次電池への充電に有効に再利用できる分、電源からの電力供給を抑制することができる。その結果、システム全体として、電力負荷の平準化を行うことができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の二次電池の活性化システムにおいて、N個の活性化装置ユニットの各々における複数の二次電池の電力を熱エネルギーに変換して放電するための放電回路をさらに備え、回路コントローラは、蓄電部の残容量パラメータが所定上限値を上回っているときには、第1制御を中止し、活性化コントローラは、放電工程を実行するように第1の活性化装置ユニットを制御している場合において、回路コントローラが第1制御を中止しているときには、第1の活性化装置ユニットにおける複数の二次電池の電力が放電回路で放電されるように放電回路を制御することを特徴とする。
この二次電池の活性化システムによれば、回路コントローラによって、蓄電部の残容量パラメータが所定上限値を上回っているとき、すなわち蓄電部が充電不能な状態にあるときには、第1制御が中止される。そして、第1の活性化装置ユニットが放電工程を実行している場合において、回路コントローラが第1制御を中止しているときには、活性化コントローラによって、第1の活性化装置ユニットにおける複数の二次電池の電力が放電回路で放電されるように放電回路が制御される。それにより、蓄電部が充電できない状態にあるときには、蓄電部への充電が中止されることで、蓄電部が過充電状態になるのを回避することができ、蓄電部を保護することができる。
請求項に係る発明は、請求項1又は2に記載の二次電池の活性化システムにおいて、電源は、商用交流電源であり、制御回路部は、商用交流電源からの交流電力を直流電力に変換するAC/DCコンバータを含むAC/DC電源回路を有していることを特徴とする。
この二次電池の活性化システムによれば、商用交流電源からの交流電力をAC/DC電源回路のAC/DCコンバータで直流電力に変換し、その直流電力を用いて活性化装置ユニットの充電工程を実行することができる。それにより、充電工程に使用する電力を容易に確保することができる。
請求項に係る発明は、請求項1又は2に記載の二次電池の活性化システムにおいて、制御回路部には、商用交流電源が接続されており、制御回路部は、蓄電部とN個の活性化装置ユニットの各々に接続され、双方向DC/DCコンバータを含む双方向DC/DC回路と、商用交流電源に接続され、AC/DCコンバータを含むAC/DC電源回路と、を有しており、回路コントローラは、第1制御の実行中、第1の活性化装置ユニットから放出された電力が双方向DC/DC回路によって蓄電部に供給されるように、制御回路部を制御し、第2の活性化装置ユニットが充電工程を実行するように活性化コントローラによって制御されている場合において、蓄電部の残容量パラメータが所定下限値未満のときには、第2制御を中止するとともに、商用交流電源の交流電力がAC/DC電源回路によって直流電力に変換されて第2の活性化装置ユニットに供給されるように、制御回路部を制御することを特徴とする。
この二次電池の活性化システムによれば、第1制御の実行中、蓄電部が充電可能な状態にあるときには、放電工程にある第1の活性化装置ユニットから放出された電力を蓄電部に充電することができる。一方、第2の活性化装置ユニットが充電工程を実行中の場合において、蓄電部が放電不能な状態にあるときには、商用交流電源からの電力供給によって、第2の活性化装置ユニットの充電工程を実行することができる。さらに、以上の作用効果を得ることができる制御回路部を、双方向DC/DCコンバータを含む双方向DC/DC回路と、AC/DCコンバータを含むAC/DC電源回路とを用いて実現することができる。これに加えて、放電工程時の二次電池からの放電電力を充電工程での二次電池への充電に有効に再利用できる分、商用交流電源からの電力供給を抑制することができ、その結果、システム全体として、電力負荷の平準化を行うことができる。
本発明の一実行形態に係る二次電池の活性化システムの構成を示すブロック図である。 電力変換・制御部の構成を示すブロック図である。 双方向DC/DC制御回路の構成を示すブロック図である。 充放電電源部の構成を示すブロック図である。 工程決定処理を示すフローチャートである。 図5の続きを示すフローチャートである。 活性化処理を示すフローチャートである。 充放電制御処理を示すフローチャートである。 活性化装置ユニットにおける活性化処理の実行状態を示すタイミングチャートである。 活性化システムにおける活性化処理の実行状態を示すタイミングチャートである。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実行形態に係る二次電池の活性化システムについて説明する。本実施形態の図1に示す活性化システム1は、二次電池30の製造時に組み立てられた二次電池30の活性化処理を実行するものであり、電力変換・制御部2、蓄電部3、制御管理装置4、パーソナルコンピュータ5及びN(Nは複数)個の活性化装置ユニット10(2つのみ図示)などを備えている。
この活性化システム1の場合、電力変換・制御部2には、蓄電部3、商用交流電源6及びN個の活性化装置ユニット10が電気的に接続されている。また、制御管理装置4には、パーソナルコンピュータ5及びN個の活性化装置ユニット10が電気的に接続されている。
蓄電部3は、大容量バッテリー及び電気回路(いずれも図示せず)を組み合わせたものであり、後述するように、電力変換・制御部2の制御に伴って、少なくとも1つの活性化装置ユニット10との間で電力授受を実行するように構成されている。
電力変換・制御部2は、後述するように、蓄電部3と活性化装置ユニット10との間での電力授受の制御と、商用交流電源6から活性化装置ユニット10への電力供給の制御とを実行するように構成されている。なお、本実施形態では、電力変換・制御部2が制御回路部に相当する。
制御管理装置4は、例えば、CPU、メモリ、ストレージ及び入出力インターフェースなどを備えたマイクロコンピュータで構成されており、活性化装置ユニット10とパーソナルコンピュータ5との間で各種信号の送受信を実行する。具体的には、制御管理装置4は、活性化装置ユニット10からの各種検出データなどをパーソナルコンピュータ5に送信するとともに、パーソナルコンピュータ5からの後述する指令信号を活性化装置ユニット10に送信する。
パーソナルコンピュータ5は、活性化装置ユニット10の活性化処理を制御するためのものである。後述するように、パーソナルコンピュータ5は、制御管理装置4から受信した各種検出データなどに基づいて、各活性化装置ユニット10の活性化処理の工程を決定し、それを表す指令信号を制御管理装置4を介して、各活性化装置ユニット10に送信する。それにより、各活性化装置ユニット10における活性化処理の実行状態が制御される。なお、本実施形態では、パーソナルコンピュータ5が活性化コントローラに相当する。
図2に示すように、電力変換・制御部2は、1つの双方向DC/DC制御回路21、1つのAC/DC電源回路22及び1つの逆流防止回路23を1組として、N組の電力制御回路部20を備えている。1組の電力制御回路部20は、後述するように、蓄電部3と1つの活性化装置ユニット10との間での電力授受を制御するように構成されている。
図3に示すように、双方向DC/DC制御回路21は、回路コントローラ21a及び双方向DC/DC回路21bを備えており、蓄電部3と活性化装置ユニット10の間に設けられているとともに、両者に電気的に接続されている。以下の説明では、双方向DC/DC制御回路21と活性化装置ユニット10の後述する充放電電源部11との間の電流路における電圧を「バス電圧Vbus」という。
回路コントローラ21aは、例えば、CPU、メモリ、ストレージ及び入出力インターフェースなどを備えたマイクロコンピュータで構成されている。この回路コントローラ21aには、蓄電部電圧センサ21d及びバス電圧センサ21eが接続されている。
この蓄電部電圧センサ21dは、蓄電部3の電圧(以下「バッテリー電圧Vbat」という)を検出して、それを表す検出信号を回路コントローラ21aに出力する。なお、本実施形態では、バッテリー電圧Vbatが残容量パラメータに相当する。
また、バス電圧センサ21eは、バス電圧Vbusを検出して、それを表す検出信号を回路コントローラ21aに出力する。なお、バス電圧センサ21eを後述する充放電コントローラ12に接続し、バス電圧Vbusを示す信号が充放電コントローラ12から回路コントローラ21aに入力されるように構成してもよい。
双方向DC/DC回路21bは、双方向DC/DCコンバータ21c及び各種電気回路(図示せず)を備えている。双方向DC/DCコンバータ21cは、回路コントローラ21aによって制御されることにより、蓄電部3からの直流電力を変圧して活性化装置ユニット10に供給する放電動作と、活性化装置ユニット10からの直流電力を変圧して蓄電部3に供給する充電動作とを実行する。
回路コントローラ21aは、後述するように、バッテリー電圧Vbat及び活性化装置ユニット10の動作状態に基づいて、双方向DC/DCコンバータ21cを制御することにより、蓄電部3と活性化装置ユニット10の間での充放電を制御する。
また、AC/DC電源回路22は、商用交流電源6と逆流防止回路23の間に設けられ、両者に接続されている。AC/DC電源回路22は、AC/DCコンバータ22a及び各種電気回路(図示せず)を備えており、商用交流電源6から入力された交流電圧を、AC/DCコンバータ22aによって直流電圧に変換して逆流防止回路23側に常時、出力するように構成されている。以下の説明では、AC/DC電源回路22の出力側の電圧を「電源電圧V1」という。
さらに、逆流防止回路23は、ダイオード及びFETを組み合わせたものであり、その出力端が双方向DC/DC制御回路21と活性化装置ユニット10の充放電電源部11との間の電流路に電気的に接続されている。
この逆流防止回路23は、電源電圧V1がバス電圧Vbus未満である場合には、電流路からの直流電流がAC/DC電源回路22側に流れるのを常時、阻止する一方、電源電圧V1がバス電圧Vbus以上である場合には、AC/DC電源回路22からの直流電流を電流路側に常時、流すように構成されている。
次に、活性化装置ユニット10について説明する。図1に示すように、活性化装置ユニット10は、M(Mは複数)個の充放電電源部11(2つのみ図示)を備えている。この充放電電源部11は、二次電池30の活性化処理を実行するものであり、活性化処理の際には、活性化対象の二次電池30が各充放電電源部11に接続される。すなわち、活性化装置ユニット10は、M個の二次電池30の活性化処理を同時に実行可能に構成されている。
また、活性化処理としては、1サイクルの活性化処理において、充電工程、休止工程、放電工程及び休止工程が順に実行される。この場合、二次電池30に対しては、1サイクル以上の活性化処理が実行される。この充電工程は、二次電池30への充電が実行される工程であり、放電工程は、二次電池30からの放電が実行される工程である。
本実施形態の場合、放電工程としては、後述するように、蓄電部3が充電可能な状態にあるか否かに基づいて、第1放電工程又は第2放電工程が実行される。この第1放電工程は、蓄電部3が充電可能な状態にあるときに、二次電池30から放出された電力を蓄電部3に充電する工程である。また、第2放電工程は、蓄電部3が充電不能な状態にあるときに、二次電池30から放出された電力を後述する放電回路13aで熱エネルギーに変換して放電する工程である。
また、休止工程は、二次電池30への充電及び二次電池30からの放電が停止される工程である。なお、1サイクルの活性化処理において、放電工程、休止工程、充電工程及び休止工程がこの順に実行されるように構成してもよい。
図4に示すように、充放電電源部11は、充放電コントローラ12及び充放電制御回路13を備えている。充放電制御回路13は、放電回路13a及び各種電気回路(図示せず)を備えており、充放電コントローラ12及び二次電池30に接続されている。充放電制御回路13は、充放電コントローラ12によって制御されることにより、充放電制御回路13に接続された二次電池30の充放電動作を実行する。
また、放電回路13aは、上述した第2放電工程の実行中、充放電制御回路13に接続された二次電池30の電力を熱エネルギーに変換して放電する。
一方、充放電コントローラ12は、CPU、メモリ、ストレージ及び入出力インターフェースなどを備えたマイクロコンピュータで構成されている。この充放電コントローラ12には、電池電圧センサ14、電池充放電電流センサ15及び電池温度センサ16が電気的に接続されている。なお、電池温度センサ16が、充放電コントローラ12に代えて、制御管理装置4に電気的に接続されているように構成してもよい。
電池電圧センサ14は、充放電電源部11に接続されている二次電池30の電圧Vsb(以下「電池電圧Vsb」という)を検出して、それを表す検出信号を充放電コントローラ12に出力する。また、電池充放電電流センサ15は、充放電電源部11に接続されている二次電池30の充電電流又は放電電流(以下「充放電電流Isb」という)を検出して、それを表す検出信号を充放電コントローラ12に出力する。
さらに、電池温度センサ16は、充放電電源部11に接続されている二次電池30の温度Tsb(以下「電池温度Tsb」という)を検出して、それを表す検出信号を充放電コントローラ12に出力する。
充放電コントローラ12は、以上の3つのセンサ14~16の検出信号に基づいて、電池電圧Vsb、充放電電流Isb及び電池温度Tsbを取得し、これらのデータを含む各種検出データを、制御管理装置4を介して、パーソナルコンピュータ5に送信する。
次に、図5~6を参照しながら、工程決定処理について説明する。この工程決定処理は、パーソナルコンピュータ5において、予め設定された条件及び前述した各種検出データに基づき、活性化装置ユニット10の活性化処理の工程を決定するものである。より具体的には、この工程決定処理は、活性化装置ユニット10毎に所定制御周期で実行される。なお、後述する各種のフラグの値は、パーソナルコンピュータ5内の記憶装置に記憶されるものとする。
この工程決定処理では、まず、今回の制御タイミングが制御開始時であるか否かが判定される(図5/STEP1)。この判定が肯定(図5/STEP1…YES)で、今回の制御タイミングが制御開始時であるときには、充電工程フラグF_CHARGE、休止工程フラグF_STOP、第1放電工程フラグF_DISCHA_1及び第2放電工程フラグF_DISCHA_2がいずれも「0」に設定されるとともに、放電工程終了フラグF_ENDが「1」に設定される(図5/STEP2)。
一方、上記判定が否定(図5/STEP1…NO)で、今回の制御タイミングが制御開始時でないとき、又は、上記のように5つのフラグの設定処理を実行した後には、放電工程終了フラグF_ENDが「1」であるか否かが判定される(図5/STEP3)。この放電工程終了フラグF_ENDは、上記のように制御開始時に「1」に設定されるとともに、後述するように、制御対象の活性化装置ユニット10が放電工程終了後の休止工程にあるときに「1」に設定される。
この判定が肯定(図5/STEP3…YES)のとき、すなわち制御開始時であるとき、又は制御対象の活性化装置ユニット10が放電工程終了後の休止工程にあるときには、充電開始条件が成立しているか否かが判定される(図5/STEP4)。
この充電開始条件は、活性化装置ユニット10における充電工程の開始条件であり、下記の(c1)~(c2)の条件がいずれも成立しているときには、充電開始条件が成立していると判定され、それ以外のときには、充電開始条件が不成立であると判定される。
(c1)活性化処理を実施すべき二次電池30の電池電圧Vsbが所定の電圧範囲内であること。
(c2)活性化処理を実施すべき二次電池30の電池温度Tsbが所定の温度範囲内であること。
上記の判定が否定(図5/STEP4…NO)で、充電開始条件が不成立であるときには、指令信号が制御管理装置4に出力される(図5/STEP6)。この指令信号は、上記5つのフラグの値を含むものである。その後、本処理が終了する。
一方、この判定が肯定(図5/STEP4…YES)で、充電開始条件が成立しているときには、それを表すために、充電フラグF_CHARGEが「1」に設定されるとともに、放電工程終了フラグF_ENDが「0」に設定される(図5/STEP5)。この場合、後述するように、充電工程フラグF_CHARGE=1のときには、活性化装置ユニット10において充電工程が実行される。
次いで、前述したように、指令信号が制御管理装置4に出力され(図5/STEP6)、その後、本処理が終了する。
一方、前述した判定が否定(図5/STEP3…NO)で、放電工程終了フラグF_END=0であるときには、充電工程フラグF_CHARGEが「1」であるか否かが判定される(図5/STEP7)。
この判定が肯定(図5/STEP7…YES)で、活性化装置ユニット10において充電工程が実行されているときには、充電終了条件が成立しているか否かが判定される(図5/STEP8)。この充電終了条件は、活性化装置ユニット10における充電工程の終了条件であり、下記の(c3)~(c4)の条件が成立しているときには、充電終了条件が成立していると判定され、それ以外のときには、充電終了条件が不成立であると判定される。
(c3)電池電圧Vsbが所定の満充電値に達していること。
(c4)充電工程開始から所定の設定時間が経過していること。
この判定が否定(図5/STEP8…NO)で、充電終了条件が不成立であるときには、前述したように、指令信号が制御管理装置4に出力され(図5/STEP6)、その後、本処理が終了する。
一方、この判定が肯定(図5/STEP8…YES)で、充電終了条件が成立しているときには、充電工程を終了して休止工程を実行すべきであることを表すために、充電フラグF_CHARGEが「0」に設定されるとともに、休止工程フラグF_STOPが「1」に設定される(図5/STEP9)。
次いで、前述したように、指令信号が制御管理装置4に出力され(図5/STEP6)、その後、本処理が終了する。
一方、前述した判定が否定(図5/STEP7…NO)で、活性化装置ユニット10において充電工程が実行されていないときには、休止工程フラグF_STOPが「1」であるか否かが判定される(図6/STEP10)。
この判定が肯定(図6/STEP10…YES)で、充電工程後の休止工程の実行中であるときには、放電開始条件が成立しているか否かが判定される(図6/STEP11)。
この放電開始条件は、活性化装置ユニット10における放電工程の開始条件であり、下記の(c5)~(c6)の条件が成立しているときには、放電開始条件が成立していると判定され、それ以外のときには、放電開始条件が不成立であると判定される。
(c5)電池温度Tsbが所定判定値以下になっていること。
(c6)電池電圧Vsbが所定の電圧範囲内であること。
この判定が否定(図6/STEP11…NO)で、放電開始条件が不成立であるときには、前述したように、指令信号が制御管理装置4に出力され(図5/STEP6)、その後、本処理が終了する。
一方、この判定が肯定(図6/STEP11…YES)で、放電開始条件が成立しているときには、バス電圧Vbusが所定値Vrefよりも大きいか否かが判定される(図6/STEP12)。
この判定が否定(STEP12…NO)のときには、休止工程を終了して第1放電工程を開始すべきであることを表すために、休止工程フラグF_STOPが「0」に設定されるとともに、第1放電工程フラグF_DISCHA_1が「1」に設定される(図/STEP13)。この場合、後述するように、第1放電工程フラグF_DISCHA_1=1のときには、活性化装置ユニット10において第1放電工程が実行される。
次いで、前述したように、指令信号が制御管理装置4に出力され(図5/STEP6)、その後、本処理が終了する。
一方、この判定が肯定(図6/STEP12…YES)で、Vbus>Vrefが成立しているときには、休止工程を停止して第2放電工程を実行すべきであることを表すために休止工程フラグF_STOPが「0」に設定されるとともに、第2放電工程フラグF_DISCHA_2が「1」に設定される(図6/STEP14)。この場合、後述するように、第2放電工程フラグF_DISCHA_2=1のときには、活性化装置ユニット10において第2放電工程が実行される。
次いで、前述したように、指令信号が制御管理装置4に出力され(図5/STEP6)、その後、本処理が終了する。
一方、前述した判定が否定(図6/STEP10…NO)で、第1放電工程又は第2放電工程を実行中であるときには、放電終了条件が成立しているか否かが判定される(図6/STEP15)。
この放電終了条件は、活性化装置ユニット10における第1放電工程又は第2放電工程の終了条件であり、下記の(c7)~(c8)の条件が成立しているときには、放電終了条件が成立していると判定され、それ以外のときには、放電終了条件が不成立であると判定される。
(c7)電池電圧Vsbが所定の終了値以下になっていること。この所定の終了値は、前述した所定の満充電値よりも小さい値に設定されている。
(c8)放電工程開始から所定の設定時間が経過していること。
この判定が肯定(図6/STEP15…YES)で、放電終了条件が成立しているときには、第1放電工程又は第2放電工程を終了して休止工程を実行すべきであることを表すために、第1放電工程フラグF_DISCHA_1及び第2放電工程フラグF_DISCHA_2が「0」に設定されるとともに、放電工程終了フラグF_ENDが「1」に設定される(図6/STEP16)。
次いで、前述したように、指令信号が制御管理装置4に出力され(図5/STEP6)、その後、本処理が終了する。
一方、この判定が否定(図6/STEP15…NO)で、放電終了条件が不成立であるときには、バス電圧Vbusが所定値Vrefよりも大きいか否かが判定される(図6/STEP17)。
この判定が否定(図6/STEP17…NO)で、Vbus≦Vrefが成立しているときには、第1放電工程を実行すべきであることを表すために、第1放電工程フラグF_DISCHA_1が「1」に設定されるとともに、第2放電工程フラグF_DISCHA_2が「0」に設定される(図6/STEP18)。
次いで、前述したように、指令信号が制御管理装置4に出力され(図5/STEP6)、その後、本処理が終了する。
一方、この判定が肯定(図6/STEP17…YES)で、Vbus>Vrefが成立しているときには、第2放電工程を実行すべきであることを表すために、第2放電工程フラグF_DISCHA_2が「1」に設定されるとともに、第2放電工程フラグF_DISCHA_1が「0」に設定される(図6/STEP19)。
次いで、前述したように、指令信号が制御管理装置4に出力され(図5/STEP6)、その後、本処理が終了する。
次に、図7を参照しながら、活性化装置ユニット10における活性化処理について説明する。この活性化処理では、以下に述べるように、パーソナルコンピュータ5からの指令信号に含まれる前述した5つのフラグの値に基づいて、活性化処理の各工程を実行するものであり、活性化装置ユニット10のM個の充放電コントローラ12の各々において、同時に実行される。
図7に示すように、まず、指令信号に含まれる5つのフラグの値が読み込まれる(図7/STEP31)。
次いで、前述した充電工程フラグF_CHARGEが「1」であるか否かが判定される(図7/STEP32)。
この判定が肯定(図7/STEP32…YES)で、充電工程フラグF_CHARGE=1であるときには、充電工程制御が実行される(図7/STEP33)。この充電工程制御では、電力変換・制御部2からの電力が二次電池30に供給されるように、活性化装置ユニット10の充放電制御回路13が制御される。すなわち、活性化装置ユニット10における充電工程が実行される。充電工程制御が以上のように実行された後、本処理が終了する。
一方、前述した判定が否定(図7/STEP32…NO)で、充電工程フラグF_CHARGE=0であるときには、第1放電工程フラグF_DISCHA_1が「1」であるか否かが判定される(図7/STEP34)。
この判定が肯定(図7/STEP34…YES)で、第1放電工程フラグF_DISCHA_1=1であるときには、第1放電工程制御が実行される(図7/STEP35)。この第1放電工程制御では、活性化装置ユニット10に接続された二次電池30の電力が電力変換・制御部2側に放出されるように、活性化装置ユニット10の充放電制御回路13が制御される。すなわち、活性化装置ユニット10における放電工程(第1放電工程)が実行される。第1放電工程制御が以上のように実行された後、本処理が終了する。
一方、前述した判定が否定(図7/STEP34…NO)で、第1放電工程フラグF_DISCHA_1=0であるときには、第2放電工程フラグF_DISCHA_2が「1」であるか否かが判定される(図7/STEP36)。
この判定が肯定(図7/STEP36…YES)で、第2放電工程フラグF_DISCHA_2=1であるときには、第2放電工程制御が実行される(図7/STEP37)。この第2放電工程制御では、活性化装置ユニット10の充放電制御回路13における放電回路13aが制御されることにより、活性化装置ユニット10に接続された二次電池30の電力が放電回路13aで熱エネルギーに変換されて外部に放出される。すなわち、活性化装置ユニット10における放電工程(第2放電工程)が実行される。第2放電工程制御が以上のように実行された後、本処理が終了する。
一方、前述した判定が否定(図7/STEP36…NO)で、第2放電工程フラグF_DISCHA_2=0であるとき、すなわち休止工程フラグF_STOP=1又は放電工程終了フラグF_END=1であるときには、休止工程が実行される(図7/STEP38)。この休止工程では、活性化装置ユニット10の充放電制御回路13の動作が停止される。それにより、活性化装置ユニット10と電力変換・制御部2との間で電力が流れない状態となる。休止工程が以上のように実行された後、本処理が終了する。
次に、図8を参照しながら、電力変換・制御部2における充放電制御処理について説明する。この充放電制御処理は、各電力制御回路部20と、これに接続されている活性化装置ユニット10との間での充放電を制御するものであり、各回路コントローラ21aによって実行される。
図8に示すように、この充放電制御処理では、まず、電力制御回路部20に接続されている活性化装置ユニット10が放電工程中であるか否かが判定される(図8/STEP51)。この判定は、バス電圧Vbusの変化に基づいて実行される。
この判定が肯定(STEP51…YES)で、活性化装置ユニット10が放電工程中であるときには、バッテリー電圧Vbatが所定上限値V_H以下であるか否かが判定される(図8/STEP52)。この所定上限値V_Hは、蓄電部が充電可能な状態にあることを示すしきい値である。
この判定が肯定(図8/STEP52…YES)で、Vbat≦V_Hが成立しているときには、第1制御が実行される(図8/STEP53)。この第1制御では、活性化装置ユニット10からの電力が、双方向DC/DCコンバータ21cによって電圧変換されて蓄電部3に充電される。以上のように、第1制御が実行された後、本処理が終了する。
一方、前述した判定が否定(図8/STEP52…NO)で、Vbat>V_Hが成立しているときには、蓄電部3への充電動作が停止される(図8/STEP54)。それにより、充電電流が双方向DC/DCコンバータ21cを介して流れない状態となる。その後、本処理が終了する。
なお、このように活性化装置ユニット10が放電工程中である場合において、電力変換・制御部2における蓄電部3への充電動作が停止されたときには、前述したバス電圧Vbusが所定値Vrefを上回る状態が発生することで、活性化装置ユニット10において、第2放電工程が実行されることになる。
一方、前述した判定が否定(STEP51…NO)で、活性化装置ユニット10が放電工程中でないときには、活性化装置ユニット10が放電工程中であるか否かが判定される(図8/STEP55)。この判定は、前述したバス電圧Vbusの変化に基づいて実行される。
この判定が否定(図8/STEP55…NO)で、活性化装置ユニット10が充電工程及び放電工程をいずれも実行してないとき、すなわち活性化装置ユニット10が休止工程中であるときには、前述したように、充放電動作が停止される(図8/STEP54)。その後、本処理が終了する。
一方、この判定が肯定(図8/STEP55…YES)で、活性化装置ユニット10が充電工程中であるときには、バッテリー電圧Vbatが所定下限値V_L以上であるか否かが判定される(図8/STEP56)。この所定下限値V_Lは、蓄電部が放電可能な状態にあることを示すしきい値である。
この判定が肯定(図8/STEP56…YES)で、Vbat≧V_Lが成立しているときには、第2制御が実行される(図8/STEP57)。この第2制御では、蓄電部3の電力が、双方向DC/DCコンバータ21cによって電圧変換されて活性化装置ユニット10に供給される。以上のように、第2制御が実行された後、本処理が終了する。
一方、この判定が否定(図8/STEP56…NO)で、Vbat<V_Lが成立しているときには、前述したように、充放電動作が停止される(図8/STEP54)。その後、本処理が終了する。
なお、このように活性化装置ユニット10が充電工程中である場合において、電力変換・制御部2における充放電動作が停止されたときには、バス電圧Vbusが低下し、電源電圧V1がバス電圧Vbus以上になることで、AC/DC電源回路22からの直流電力が活性化装置ユニット10に供給されることになる。
次に、図9を参照しながら、以上の図5~8の各種制御処理が実行された際の制御結果の一例について説明する。図9中のWは、任意の活性化装置ユニット10における電力の変化量を表している。より具体的には、変化量Wが正値であることは電力が二次電池30から放出されていることを表し、変化量Wが負値であることは電力が二次電池30に充電されていることを表しているとともに、変化量Wが値0であることは、二次電池30に対する充放電が停止されていることを表している。
同図9に示すように、活性化装置ユニット10が休止工程にある場合において、充電工程の充電開始条件が成立したタイミング(時刻t1)で、充電工程フラグF_CHARGEが「1」に設定され、それ以降、充電工程が実行される。
そして、充電工程の進行に伴い、二次電池30への充電が進行し、充電終了条件が成立したタイミング(時刻t2)で、休止工程フラグF_STOPが「1」に設定され、それ以降、休止工程が実行される。
その後、充放電電源部11が充電工程終了後の休止工程にある場合において、放電開始条件が成立したタイミング(時刻t3)で、Vbus≦Vrefが成立しているときには、第1放電工程フラグF_DISCHA_1が「1」に設定され、それ以降、第1放電工程が実行される。一方、放電開始条件が成立したタイミング(時刻t3)で、Vbus>Vrefが成立しているときには、第2放電工程フラグF_DISCHA_2が「1」に設定され、それ以降、第2放電工程が実行される。なお、図9は、Vbus≦Vrefが時刻t3~t4の間で継続して成立した場合の例を示している。
そして、Vbus≦Vrefの状態が継続して第1放電工程が進行するのに伴い、放電終了条件が成立したタイミング(時刻t4)で、放電工程終了フラグF_ENDが「1」に設定され、それ以降、休止工程が実行される。以上により、1サイクル分の活性化処理が終了する。
その後、休止工程中において、充電工程の充電開始条件が成立したタイミング(時刻t5)で、充電工程フラグF_CHARGEが「1」に設定され、それ以降、充電工程が実行される。
そして、充電工程の進行に伴い、二次電池30への充電が進行し、充電終了条件が成立したタイミング(時刻t6)で、休止工程フラグF_STOPが「1」に設定され、それ以降、休止工程が実行される。
その後、充放電電源部11が休止工程にある場合において、放電開始条件が成立したタイミング(時刻t7)で、Vbus≦Vrefが成立しているときには、第1放電工程フラグF_DISCHA_1が「1」に設定され、それ以降、第1放電工程が実行される。一方、放電開始条件が成立したタイミング(時刻t7)で、Vbus>Vrefが成立しているときには、第2放電工程フラグF_DISCHA_2が「1」に設定され、それ以降、第2放電工程が実行される。なお、図9は、Vbus>Vrefが時刻t7~t8の間で継続して成立した場合の例を示している。
そして、Vbus>Vrefの状態が継続して第2放電工程が進行するのに伴い、放電終了条件が成立したタイミング(時刻t8)で、放電工程終了フラグF_ENDが「1」に設定され、それ以降、休止工程が実行される。以上により、1サイクル分の活性化処理が終了する。
なお、以上の図9は、二次電池30に対して2サイクル分の活性化処理を実行した例であるが、前述したように、活性化処理のサイクル数は、これに限らず、1サイクル以上の活性化処理が二次電池30に対して実行されるように構成すればよい。
次に、図10を参照しながら、各活性化装置ユニット10において活性化処理が以上のように実行された際の活性化システム1の動作結果の一例について説明する。なお、同図10は、1番目、2番目及びN番目の活性化装置ユニット10において活性化処理が順に実行された場合の動作例を示している。
また、図10中のW_1,W_2,W_Nは、1番目、2番目及びN番目の活性化装置ユニット10全体における電力の変化量をそれぞれ表している。より具体的には、変化量W_1が正値であることは、電力が1番目の活性化装置ユニット10から放出されていることを表しており、変化量W_1が負値であることは、電力が1番目の活性化装置ユニット10に充電されていることを表している。さらに、変化量Wが値0であることは、1番目の活性化装置ユニット10での充放電が停止されていることを表している。
図10に示すように、1番目、2番目及びN番目の活性化装置ユニット10において、充電工程が順に実行され、N個の双方向DC/DC制御回路21によって、前述した第2制御が自動的に実行されるのに伴って、蓄電部3の充電残量が低下し、バッテリー電圧Vbatが低下する。
そして、Vbat<V_Lが成立したタイミング(時刻t10)で、前述した図8の充放電制御処理において、第2制御が停止され、蓄電部3がスタンバイ状態になる。それに伴い、バス電圧Vbusが低下し、V1≧Vbusが成立することで、AC/DC電源回路22からの直流電流が活性化装置ユニット10側に流れる。
なお、仮に、Vbat<V_Lが成立したタイミング(時刻t10)で、前述した第2制御が停止されなかったときには、蓄電部3は、図10中に破線で示すように、3つの活性化装置ユニット10がいずれも休止工程になるタイミング(時刻t11)まで放電動作を実行することになる。
これに対して、本実施形態の活性化システム1では、上記第2制御の停止によって、蓄電部3がスタンバイ状態になることにより、蓄電部3が過放電状態になるのを回避できることが判る。
そして、1番目の活性化装置ユニット10において、第1放電工程が開始されたタイミング(時刻t12)以降、前述した図8の充放電制御処理において、第1制御が実行されるのに伴って、蓄電部3の充電残量が上昇する。
そして、第1放電工程の進行に伴い、Vbat>V_Hが成立したタイミング(時刻t13)で、前述した第1制御が停止され、蓄電部3がスタンバイ状態になる。
それに伴い、バス電圧Vbusが上昇し、Vbus>Vrefが成立することで、それ以降、3つの活性化装置ユニット10において、前述した第2放電工程が実行されることになる。
なお、仮に、Vbat>V_Hが成立したタイミング(時刻t13)で、3つの双方向DC/DC制御回路21によって、前述した第1制御が停止されなかったときには、蓄電部3は、図10中に破線で示すように、3つの活性化装置ユニット10がいずれも休止工程になるタイミング(時刻t14)まで充電動作を実行することになる。
これに対して、本実施形態の活性化システム1では、上記第1制御の停止によって、蓄電部3がスタンバイ状態になることにより、蓄電部3が過充電状態になるのを回避できることが判る。
そして、1番目の活性化装置ユニット10において、休止工程が終了して充電工程が開始された以降の期間(時刻t15~t21)において、以上と同じ動作が実行される。
以上のように、本実施形態の活性化システム1によれば、N個の活性化装置ユニット10のうちの少なくとも1つが第1放電工程を実行している場合において、バッテリー電圧Vbatが所定上限値V_H以下であるときには、図8の充放電制御処理において、第1制御が実行される。それにより、第1放電工程を実行している活性化装置ユニット10から放出された電力が蓄電部3に充電される。すなわち、蓄電部3が充電可能な状態にあるときには、第1放電工程にある第1の活性化装置ユニット10から放出された電力が蓄電部3に充電される。
また、N個の活性化装置ユニット10のうちの少なくとも1つが充電工程を実行している場合において、バッテリー電圧Vbatが所定下限値V_L以上であるときには、図8の充放電制御処理において、第2制御が実行される。それにより、蓄電部3の電力が充電工程を実行している活性化装置ユニット10に供給される。すなわち、蓄電部3が放電可能な状態にあるときには、蓄電部3の電力が充電工程にある活性化装置ユニット10に供給される。
したがって、蓄電部3が充電可能な状態にあるときには、第1放電工程にある活性化装置ユニット10から放出された電力を蓄電部3に充電できるとともに、蓄電部3が放電可能な状態にあるときには、蓄電部3の電力を充電工程にある活性化装置ユニット10に供給することができる。その結果、第1放電工程で活性化装置ユニット10から放電された電力を、充電工程にある活性化装置ユニット10への充電に有効に再利用することができことができる。
また、バッテリー電圧Vbatが所定上限値V_Hを上回っていることで、蓄電部3が充電不能な状態にあるときには、図8の充放電制御処理において、第1制御が中止される。その際、活性化装置ユニット10において、放電開始条件が成立しているときには、バス電圧Vbusが所定値Vrefを上回る状態が発生することで、第2放電工程が実行される。すなわち、活性化装置ユニット10における複数の二次電池30の電力が放電回路13aで放電されるように、放電回路13aが制御される。以上のように、蓄電部3が充電できない状態にあるときには、蓄電部3への充電が中止されることで、蓄電部3が過充電状態になるのを回避することができ、蓄電部3を保護することができる。
さらに、本実施形態の活性化システム1によれば、少なくとも1つの活性化装置ユニット10が充電工程を実行している場合において、バッテリー電圧Vbatが所定下限値V_L未満のときには、図8の充放電制御処理において、第2制御が中止されるとともに、商用交流電源6の交流電力が、AC/DC電源回路22及び逆流防止回路23を介して、第2の活性化装置ユニット10に供給される。
したがって、蓄電部3が放電できない状態にあることで、充電工程を実行している活性化装置ユニット10に対して蓄電部3からの電力供給が中止された場合でも、商用交流電源6からの電力供給によって、活性化装置ユニット10における充電工程を適切に実行することができる。これに加えて、前述したように、放電工程時の二次電池30からの放電電力を充電工程での二次電池30への充電に有効に再利用できる分、商用交流電源6からの電力供給を抑制することができる。その結果、システム全体として、電力負荷の平準化を行うことができる。
なお、実施形態は、活性化コントローラとして、パーソナルコンピュータ5を用いた例であるが、本発明の活性化コントローラは、これに限らず、活性化装置ユニット10における充電工程及び放電工程の実行を制御できるものであればよい。例えば、活性化コントローラとして、CPU、メモリ、ストレージ及び入出力インターフェースなどを備えたマイクロコンピュータを用いてもよい。
また、実施形態は、活性化システム1が、1つのパーソナルコンピュータ5、N個の充放電コントローラ12及びN個の回路コントローラ21aを備えるように構成した例であるが、1つの上位コントローラが、パーソナルコンピュータ5、N個の充放電コントローラ12及びN個の回路コントローラ21aの機能を兼用するように構成してもよい。その場合には、1つの上位コントローラが、N個の活性化装置ユニット10の動作を制御すると同時に、N個の双方向DC/DC回路21bの動作を制御するように構成すればよい。
また、1つの上位コントローラが、パーソナルコンピュータ5及びN個の充放電コントローラ12の機能を兼用するように構成してもよい。その場合には、1つの上位コントローラがN個の活性化装置ユニット10の動作を直接、制御するように構成すればよい。さらに、1つの回路コントローラが、N個の回路コントローラ21aの機能を兼用するように構成してもよい。その場合には、1つの回路コントローラが、N個の双方向DC/DC制御回路21の動作を制御するように構成すればよい。
さらに、実施形態は、1つのパーソナルコンピュータ5を用いて、N個の活性化装置ユニット10を制御するように構成した例であるが、パーソナルコンピュータ5及び制御管理装置4を活性化装置ユニット10毎に設けるとともに、1つのパーソナルコンピュータ5によって、1つの制御管理装置4を介して、1つの活性化装置ユニット10を制御するように構成してもよい。
一方、実施形態は、電源として、商用交流電源を用いた例であるが、これに代えて、直流発電機、交流発電機又は大容量バッテリーなどを電源として用いてもよい。
また、回路コントローラ21aによって、残容量パラメータとしての充電率SOC(State of Charge)が算出され、この充電率SOCを所定下限値SOC_L及び所定上限値SOC_Hと比較することによって、活性化装置ユニット10と蓄電部3の間での充放電制御が実行・停止されるように構成してもよい。
さらに、実施形態は、1組の電力制御回路が逆流防止回路23を備えているように構成した例であるが、この逆流防止回路23に代えて、リレーなどの電気回路を用い、この電気回路の動作が充放電コントローラ12によって制御されることにより、AC/DC電源回路22から出力された電力の、活性化装置ユニット10側への供給/停止が制御されるように構成してもよい。
一方、実施形態は、放電回路13aを活性化装置ユニット10内に設けた例であるが、これに代えて、放電回路13aを活性化装置ユニット10の外部に設けるように構成していてもよい。
1 活性化システム
2 電力変換・制御部(制御回路部)
3 蓄電部
5 パーソナルコンピュータ(活性化コントローラ)
6 商用交流電源
10 活性化装置ユニット
13a 放電回路
21a 回路コントローラ
21b 双方向DC/DC回路
21c 双方向DC/DCコンバータ
22 AC/DC電源回路
22a AC/DCコンバータ
30 二次電池
Vbat 蓄電部の電圧(残容量パラメータ)
V_H 所定上限値
V_L 所定下限値

Claims (4)

  1. 二次電池への充電を実行する充電工程と、当該二次電池からの放電を実行する放電工程とを含む活性化工程を実行することにより、当該二次電池を活性化させる二次電池の活性化システムであって、
    電力を充放電可能な蓄電部と、
    複数の前記二次電池が各々に接続され、前記充電工程及び前記放電工程を実行可能に構成されたN(Nは複数)個の活性化装置ユニットと、
    当該N個の活性化装置ユニットにおける前記充電工程及び前記放電工程の実行を制御する活性化コントローラと、
    前記蓄電部及び前記N個の活性化装置ユニットに接続され、前記蓄電部と前記活性化装置ユニットとの間での電力授受動作を実行可能に構成された制御回路部と、
    当該制御回路部による前記電力授受動作を制御する回路コントローラと、
    を備え、
    前記回路コントローラは、
    前記N個の活性化装置ユニットの少なくとも1つである第1の活性化装置ユニットが前記放電工程を実行するように前記活性化コントローラによって制御されている場合において、前記蓄電部の電圧及び充電率の一方である残容量パラメータが、前記蓄電部が充電可能な状態にあることを示す所定上限値以下の範囲内にあるときには、前記第1の活性化装置ユニットから放出された電力を前記蓄電部に充電するように、前記制御回路部を制御する第1制御を実行し、
    前記N個の活性化装置ユニットの少なくとも1つである第2の活性化装置ユニットが前記充電工程を実行するように前記活性化コントローラによって制御されている場合において、前記残容量パラメータが、前記蓄電部が放電可能な状態にあることを示す所定下限値以上の範囲内にあるときには、前記蓄電部の電力を前記第2の活性化装置ユニットに供給するように、前記制御回路部を制御する第2制御を実行し、
    前記制御回路部には、電源が接続されており、
    前記回路コントローラは、前記第2の活性化装置ユニットが前記充電工程を実行するように前記活性化コントローラによって制御されている場合において、前記蓄電部の前記残容量パラメータが前記所定下限値未満のときには、前記第2制御を中止するとともに、前記電源の電力が前記第2の活性化装置ユニットに供給されるように、前記制御回路部を制御することを特徴とする二次電池の活性化システム。
  2. 請求項1に記載の二次電池の活性化システムにおいて、
    前記N個の活性化装置ユニットの各々における前記複数の二次電池の電力を熱エネルギーに変換して放電するための放電回路をさらに備え、
    前記回路コントローラは、前記蓄電部の前記残容量パラメータが前記所定上限値を上回っているときには、前記第1制御を中止し、
    前記活性化コントローラは、前記放電工程を実行するように前記第1の活性化装置ユニットを制御している場合において、前記回路コントローラが前記第1制御を中止しているときには、前記第1の活性化装置ユニットにおける前記複数の二次電池の電力が前記放電回路で放電されるように前記放電回路を制御することを特徴とする二次電池の活性化システム。
  3. 請求項1又は2に記載の二次電池の活性化システムにおいて、
    前記電源は、商用交流電源であり、
    前記制御回路部は、当該商用交流電源からの交流電力を直流電力に変換するAC/DCコンバータを含むAC/DC電源回路を有していることを特徴とする二次電池の活性化システム。
  4. 請求項1又は2に記載の二次電池の活性化システムにおいて、
    前記制御回路部には、商用交流電源が接続されており、
    前記制御回路部は、
    前記蓄電部と前記N個の活性化装置ユニットの各々に接続され、双方向DC/DCコンバータを含む双方向DC/DC回路と、
    前記商用交流電源に接続され、AC/DCコンバータを含むAC/DC電源回路と、
    を有しており、
    前記回路コントローラは、
    前記第1制御の実行中、前記第1の活性化装置ユニットから放出された電力が前記双方向DC/DC回路によって前記蓄電部に供給されるように、前記制御回路部を制御し、
    前記第2の活性化装置ユニットが前記充電工程を実行するように前記活性化コントローラによって制御されている場合において、前記蓄電部の前記残容量パラメータが前記所定下限値未満のときには、前記第2制御を中止するとともに、前記商用交流電源の交流電力が前記AC/DC電源回路によって直流電力に変換されて前記第2の活性化装置ユニットに供給されるように、前記制御回路部を制御することを特徴とする二次電池の活性化システム。
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