JP7403756B1 - 水含有燃料の製造方法及び製造装置 - Google Patents

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年明 恒松
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Abstract

【課題】安定性を向上させるための添加剤を含有させなくても安定性に優れ、十分な熱量を有する水含有燃料を連続して多量に生産できる水含有燃料の製造方法及び装置を提供する。【解決手段】下記工程を有する、水含有燃料を得る方法(工程Bは任意)。工程A:超音波水改質処理装置により、水を処理する工程、工程B:工程Aからの水を、ヒーターを有する管に通す工程、工程C:工程A又はBからの水を、超音波発振機とセラミックス層と螺旋管型混合装置に通す工程、工程D:工程Cからの水を、内面にマンガン含有層を有する装置に通して処理された水を得る工程、工程E:基油と工程Dの水を、超音波混合油改質装置で処理する工程、工程F:工程Eからの混合油を、超音波発振機と螺旋管を備えた混合装置に通す工程、工程G:工程Fからの混合油を、同種あるいは波長や振動子形状が違う2種類の超音波発振機を多重に装着した螺旋管型混合装置に通す工程。【選択図】図1

Description

本発明は、水含有燃料の製造方法及び製造装置に関する。
従来から燃料費削減や汚染物質排出削減のために、燃料油に水を混ぜたエマルジョン燃料が作られている。これらの燃料の加水率は約10%から18%であるため、燃費の削減や汚染物質の排出削減にあまり寄与せず、逆に含有する水により燃焼温度が低下する。また、外部からの空気調整のための設備の改良に費用がかかるため、あまり普及していない。
特許文献1に記載の方法は、C重油と水との融合が非常に良く寒暖差に影響されず、かつタール状にならないので使い易い。しかしながら、軽油など軽質の燃料を同様にして処理した場合には水を安定して含有させることが困難であった。
特許文献2に記載の方法によれば、得られた水含有燃料が安定しているが、油水分離現象を生じるまでの期間が短く、2~3か月を経過すると油水分離現象が生じる可能性がある。かつ軽油などを使用した水含有燃料の透明度は基油より低下した。また添加剤としてカタラーゼなどの酵素を挿入することによるコスト高の問題が生ずる。
特許文献3に記載の方法によれば、依然として水含有燃料は油水分離を生じる。また水を添加することによりエネルギー発生効率がどの程度低下するか、十分に検証されていない。
特許第6746081号公報 特許第4682287号公報 特許第6434465号公報
本発明は、水含有燃料が軽油等を含有する場合であっても、元の軽油等に対して透明度が低下せず、安定性を向上させるための添加剤を含有させなくても安定性に優れ、十分な熱量を有する水含有燃料を連続して多量に生産できる水含有燃料の製造方法及びそのための装置とすることを課題とする。
本発明者らは、上記の課題を解決するため鋭意研究した結果、下記の方法及び装置にすることを見出し、本発明に至った。
1.下記工程A~Gを有する水含有燃料を得る方法(但し下記工程Bを行っても良く、行わなくても良い。)。
工程A:超音波水改質処理装置により、水を処理する工程
工程B:工程Aにより得られた水を、ヒーターを有する管に通す工程
工程C:工程A又はBにより得られた水を、超音波発振機とセラミックス層と螺旋管型混合装置に通す工程
工程D:工程Cにより得られた水を、内面にマンガン含有層を有する管内を通して処理された水を得る工程
工程E:基油と工程Dにより得た水を、超音波混合油改質装置で処理する工程
工程F:工程Eにより得られた混合油を、超音波発振機と螺旋管を備えた混合装置に通す工程
工程G:工程Fにより得られた混合油を、同種あるいは波長や振動子形状が違う2種類の超音波発振機を多重に装着した螺旋管型混合装置に通す工程
2.前記工程Aは、水を管内に通しながら、波長が違う20KHz~200KHzのホーン型をした超音波発振機と、螺旋型をした20KHz~200KHzの共鳴型超音波発振機の同種あるいは2種の超音波を同時又は交互に照射される超音波共鳴型装置による水の処理を行う工程である1に記載の水含有燃料を得る方法。
3.前記工程Cは、水を、超音波発振機とセラミックス層と螺旋管型混合装置を備えた管体に導入し、
超音波による励起で反応して0.3THz~3THzに主たる振動域のテラヘルツ波を出すセラミックス層を有する超音波発振機を通り、
内面がマグネシウム、マンガン、ルテニウム、ニオブ等を含有する層を有する螺旋状の流路である螺旋管型混合装置を通過させる工程を通り、
水の第二次微細化を行なう工程である1又は2に記載の水含有燃料を得る方法。
4.前記工程F及び前記工程Gは、燃料油と前記工程Dにより得た水を、超音波発振機と螺旋管型混合装置を備えた混合用管体に導入し、
螺旋状の流路である螺旋型混合装置を高速で通過させることによりキャビテーションを発生させて、瞬間的な高温高圧で水含有燃料を生成する1又は2に記載の水含有燃料を得る方法。
5.燃料油と水を混合して水含有燃料を製造する装置であって、
下記装置A~Gを有する水含有燃料製造装置(但し下記装置Bを設けても良く、設けなくても良い。)。
装置A:超音波水改質装置
装置B:加熱用ヒーター内蔵管
装置C:超音波発振機とセラミックス層と螺旋管型混合装置を備えた管体
装置D:内面にマンガン含有層を有する管体
装置E:工程Cにより得られた水と燃料油を混合する超音波混合油改質装置
装置F:超音波発振機と螺旋管型混合装置を備えた混合装置
装置G:波長が違う20KHz~200KHzのホーン型をした超音波発振機と、螺旋型をした20KHz~200KHzの共鳴型超音波発振機の同種あるいは2種の超音波を同時又は交互に照射される超音波共鳴型装置と、多重螺旋管を備えた混合装置
6.装置Aは、波長が違う20KHz~200KHzのホーン型をした超音波発振機と、螺旋型をした20KHz~200KHzの共鳴型超音波発振機の2種の超音波を、同時又は交互に水に照射する超音波共鳴型装置である5記載の水含有燃料製造装置。
7.装置Cは、超音波発振機とセラミックス層と螺旋管型混合装置を備えた管体、及び、内部にマグネシウム、マンガン、ルテニウム、ニオブを含有する層を有する螺旋状の流路である螺旋部を通過させる超音波共鳴型装置である5又は6記載の水含有燃料製造装置。
本発明により、水と混合する前の軽油や重油等の燃料と同様の外観を有し、特に界面活性剤や乳化剤等を添加しなくても、保存安定性に優れ、かつ長期に保存しても分離しない水含有燃料を得ることができる。
本発明の処理手順を示すフロー図 本発明の装置の全体構成 本発明における超音波水及び燃料油改質装置 本発明における超音波発振機とセラミックス層と螺旋管型混合装置を備えた管体 本発明における超音波機と螺旋管型混合装置を含む管体図面 本発明における多重超音波機と螺旋管型混合装置を含む管体図面 本発明におけるマンガン含有層と混合装置を含む管体図面 本発明における軽油と水を一定の比率で混ぜた状態の比較写真
本発明に依る水含有燃料の製造方法及びその装置について説明する。本明細書で示される水含有燃料の製造方法、そのための装置、それぞれの全体的な構成、数値、液体が流れる方向及び条件等は下記に述べる実施形態及び実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で同一の作用効果を発揮できる形状、組合せ、容量及び寸法等の範囲内で変更することができる。以下、添付図面を参照しながら説明する。
本発明のうち、方法に関するものは、水の改質工程と、得られた水と燃料の混合工程を包含する。装置に関しても、水の改質のための装置と、得られた水と燃料の混合装置の2種の装置を包含する。
本明細書における、各工程及び各装置での超音波発振機、螺旋管型混合装置等は、各工程及び各装置間において、同じ構造のものでも良く、異なる構造のものでも良い。
本明細書におけるマンガン含有層は、金属マンガン及び/又はマンガン化合物を含有する層であればよく、中でも、二酸化マンガン、轟石、閃マンガン鉱、菱マンガン鉱、ハウスマン鉱、軟マンガン鉱、テフロ石、バラ輝石、ブラウン鉱等を使用できる。
本発明の水含有燃料を得る方法の概要を図1及び図2に示す。
水含有燃料の原料の一つである水を、工程Aとして、超音波水改質処理装置1に供給して処理する。処理された水を、工程Bとして、ヒーターを有する管を備えたヒーター装置2に供給してその管内で加熱する。加熱された水を、工程Cとして、超音波発振機とセラミックス層と螺旋管型混合装置を備えた管(超音波発振機+セラミックス層+螺旋管型混合装置3)に通して処理を行う。処理された水を、工程Dとして、内面にマンガン含有層を含有する装置4に通して処理された水を得る。工程Dにより得られた水を必要に応じて改質水貯蔵タンク5に保管する。
この工程A~Dにより得た水と、基油を、工程Eとして、超音波混合油改質装置6に通して混合油を得る。得られた混合油を、工程Fとして、超音波発振機と螺旋管を備えた混合装置7で処理を行なう。得られた混合油を、工程Gとして、超音波発振機を備えた螺旋管型混合装置8(超音波発振機+螺旋管型混合装置)に通して、更に混合して水含有燃料を得る。工程Gにより得た水含有燃料を、必要に応じて、改質油2次貯蔵タンク9及び改質油1次貯蔵タンク10に一旦貯蔵し、製品として出荷する。
なお、上記の工程A~工程Gを行なう装置をそれぞれ装置A~装置Gとする。
[水]
本発明において使用する水は、工業用水、家庭用水道水、井戸水、河川水等の淡水であれば良い。但し、水含有燃料として内燃機関等に供給されることを考慮すると、塩分等が少ないことが好ましい。
[基油]
本発明において上記の水に混合させる前の基油は、軽油、重油、灯油、ガソリン、航空燃料、ナフサ等の燃料油であれば良い。食用油、又は食料に使用できない植物油、例えばパームステアリン油、ジャトロファ油、ボンガミア油や使用済み食料油及びバイオディーゼル油等も使用できる。
[本発明にて使用する装置全体に共通する事項]
本発明にて使用する各装置は、特に水や基油と接する部分に関して、腐食や変質を発生させない材料により構成することが必要である。例えば、ステンレス、銅合金でも良く、また、ケイ素、マグネシウムや、加工が容易で、マンガン、ルテニウム、ニオブ等を含有したアルミニウム合金を使用しても良い。
仮に腐食や変質をする場合、得られた水含有燃料中に、装置の部材に由来する金属や金属化合物、イオン性物質等の不純物を含有させることになり、水含有燃料を燃焼させる内燃機関等の内面を汚染する等の可能性がある。
また、工程A~工程Gのそれぞれの工程の前後や、装置A~装置Gのそれぞれの装置の前後に、必要に応じて、本発明に関連する別の工程や装置を設けても良い。また同じ工程や同じ装置を複数直列して設けても良く、又は複数並列して設けても良い。工程A~工程Gのそれぞれの工程や、装置A~装置Gのそれぞれの装置を採用して、本発明は安定した水含有燃料を得ることができる。一部の工程や装置が欠けた場合には、本発明の効果が得られない。
なお、工程A、工程B、工程C、工程Dを、この順に行った後に得られた水を、最初の工程Aに戻して、再度、この順で処理しても良い。そしてこのような工程Aから工程Bまでの処理を複数回繰り返しても良い。なお、工程Cと工程Dによる処理の順番を変更して、工程Dの直後に工程Cを行なうこともできる。
なお、工程Bを行ったり行わなかったりしても良く、この意味で任意の工程Bである。
また、工程E、工程F、工程Gを、この順に行った後に得られた水と基油の混合物を、最初の工程Eに戻して、再度、この順で処理しても良い。そしてこのような工程Eから工程Gまでの処理を複数回繰り返しても良い。
<工程A及び装置A>
本発明における工程A及び装置Aは、超音波水改質処理装置(超音波共鳴式水改質装置)1により、水を処理する工程及び装置である。
図3に、この超音波水改質処理装置1を示す。
超音波水改質処理装置1は、内部の水の流路に螺旋型超音波発振機11及び/又はホーン型超音波発振機12を設けてなることが好ましい。
螺旋型超音波発振機11は、側面に螺旋状の凹凸を設けてなる円筒形の部材(ホーン)が、超音波振動子に接続されてなる構造を有する。
この螺旋型超音波発振機11は、円筒形の部材のみではなく、螺旋状の凹凸や、円筒形の部材を設けた基部においても、超音波による振動がなされて、流体を効果的に処理できる装置である点で好ましい。
ホーン型超音波発振機12は、先端部が略円筒形である長尺の部材(ホーン)が、超音波振動子に接続されてなる構造を有する。図3のホーン型超音波発振機12は下方に向けたホーンの先端が縮径をして略円錐形状を有する。ただしこのような略円錐形状以外に、円柱形等であってもよい。
螺旋型超音波発振機11及びホーン型超音波発振機12は、それぞれ独立して20~200KHzの振動数で振動することが好ましい。螺旋型超音波発振機11又はホーン型超音波発振機12を設けても良く、螺旋型超音波発振機11及びホーン型超音波発振機12を設けても良い。
この螺旋型超音波発振機11及びホーン型超音波発振機12を設ける場合、螺旋型超音波発振機11とホーン型超音波発振機12は、それぞれの先端が対向して設けられることが好ましい。このとき、それらの超音波発振機の間にはチタン合金製等の金属製の超音波共鳴コア13が設置されていてもよく、この超音波共鳴コアが共鳴することにより、工程E以降において、水と基油がより均一に混合される。この超音波共鳴コア13は、両端の径が拡げられた円筒形でよく、図3において超音波水改質処理装置1の長手方向(図3における縦方向)に並行に向けて設置されていてもよい。また、超音波水改質処理装置1の内面に、超音波共鳴コア13の下方の端部の拡径された端部が固定されていても良い。また、超音波水改質処理装置1の内面に、超音波共鳴コア13の上方の端部の拡径された端部が固定されていても良い。この超音波共鳴コアが共鳴することにより、工程E以降において、水と基油がより均一に混合される。
螺旋型超音波発振機11は振動をする部分の円筒形の軸表面に、任意の大きさ及び形状の螺旋状の凸部が形成されている。円筒形の部分が振動することにより、この表面の螺旋状の凸部も振動する構造である。螺旋状の凸部が振動することで、効率よく水を処理でき、その後の基油との混合を円滑にできる。
さらに、螺旋型超音波発振機11とホーン型超音波発振機12を設けるときには、これらは同時に振動しても良く、又は交互に振動しても良い。
図3に示すように、超音波水改質処理装置1には、その下方から導入した水は、螺旋型超音波発振機12の周囲を移動し、超音波共鳴コア13の内部を通過して、ホーン型超音波発振機12の周囲に到達し、超音波水改質処理装置1の上から次の装置に向けて移動する。なお、水の流入方向は逆でもよく、図3における上部から流入させてもよい。
この工程Aを行なうことにより、本発明の方法及び装置により得られた水含有燃料は、初めて、水と基油を安定して分散させた状態にすることができる。
<工程B及び装置B>
本発明における工程Bは、図1における2のヒーター装置による工程であり、工程Aにより得られた水を、ヒーターを有する管に通す工程である。このヒーターを有する管は、管の外面及び/又は内面にヒーターを接触させて設けたものであれば良く、この工程Bにより、好ましくは40~50℃になるように水を加熱する。
このヒーターとしては、水を加熱できるものであれば特に限定されず。公知のものを使用できる。
この工程Bを行なうか、行わないかは任意であるが、工程Bを行なうことにより、工程Cでの処理を効果的に行なうことができる。また工程Bを行わないときには工程Aにより処理される水を加熱しておくことができる。工程Bを行なうことにより、その後の工程において水と油をより均一に混合できる。その結果、本発明の方法及び装置により得られた水含有燃料は、水と基油を安定して分散させた状態にすることができる。
<工程C及び装置C>
工程Cは、工程A又は工程Bにより得られた水を、超音波発振機(超音波発生機)とセラミックス層と螺旋管型混合装置に通して処理をする工程であり、図1における3の工程である。
図4に、工程Cで使用する多重管を示す。図4の左下に示した矢印に沿って、工程Bにより処理した水を多重管3内に導入する。導入された水は、ホーン型超音波発振機12及び螺旋型超音波発振機11が設けられた室内に入る。そこで、20~200KHzの振動数で振動するホーン型超音波発振機12、及び20~200KHzの振動数で振動する螺旋型超音波発振機11を通して処理される。なお、ホーン型超音波発振機12及び螺旋型超音波発振機11をそれぞれ1つづつ設けても良く、それぞれ複数設けても良い。
ホーン型超音波発振機12及び螺旋型超音波発振機11により処理された水は、図4において、上方に移動して、超音波による励起で反応して0.3THz~3THzに主たる振動域のテラヘルツ波を出すセラミックスが充填されてなるセラミックス層30を通過して処理される。このセラミックス層30により処理された水は、図4に示す装置の上部に移動する。
ここでのセラミックス層30は二酸化ケイ素や酸化アルミニウムを主成分とすることが好ましい。
その後、セラミックス層30の内側に設けた円筒形の隔壁である隔壁管の水の流通孔32を通過して、螺旋管内を水が通過する螺旋管型混合装置に含まれる、外側螺旋管33を下方に流れ、次いで外側螺旋管33内の、螺旋管の水の流通孔36を通過して、その内側にある内側螺旋管34を通過して撹拌される。
螺旋管型混合装置内の水が通る流路内面は、マグネシウム、マンガン、ルテニウム、ニオブ等を含有する層を有する螺旋状の流路である螺旋管型混合装置であることが好ましい。
なお、この外側螺旋管33と内側螺旋管34は共に内部に螺旋形の凹凸を形成してなり、内部を流通する水にキャビテーションを発生させて水改質が行われる。螺旋管型混合装置とは、内部に螺旋状の流路を有する管である。
内側螺旋管34を通過した水は、内側螺旋管の水の流通孔31を通って、管内のスタテック混合管35を通過して処理される。
このように処理された水は、図4の装置の右下に設けた矢印方向に向けて、取り出される。
なお、ホーン型超音波発振機及び螺旋型超音波発振機、セラミックス層及び螺旋管型混合装置の上下左右の相対的な位置関係は任意である。
この螺旋管型混合装置として、外側螺旋管33及び内側螺旋管34に代えて、この外側と内側の位置関係ではない2つの螺旋管としても良く、1本の螺旋管の上流と下流とで分けてもよい。また、一本の螺旋管による処理にしても良い。さらに、内側から順に、スタテック混合管35、内側螺旋管34、外側螺旋管33を設けてもよい。このときには、スタテック混合管35の長さ方向に垂直な面での断面は、内側から順にスタテック混合管35、内側螺旋管34、外側螺旋管33が同心円状に形成されている。
工程C及び装置Cは、螺旋管による処理及び螺旋管を有する装置であれば良く、任意にスタテック混合管を設けることができる。工程Cを行なうことにより、後の工程で水と基油と混合をさせる際に、基油が重油であるときに良好に分散させること、さらに軽油等の他の基油であっても、良好に分散させる効果を発揮できる。
<工程D及び装置D>
工程Dは、図1における4のマンガン含有層を内面に有する管体を含む装置による工程であって、図5に示すマンガン含有層を含む装置(特殊金属触媒装置)4によって水を処理する。図5に示す装置におけるマンガン含有層40はマンガン化合物を含有する層である。
図5に示すマンガン含有層を含む装置4の左下から導入された水は、スタテック混合ガイド管42を通ってマンガン含有層40に入る。このマンガン含有層40にて処理された水は、マンガン含有層を含む装置4の上部にて、流れの向きを下方に変えて、内管41内で形成されたスタテック混合管35内を通過する。
この工程Dを終えた水は必要に応じて、図1の5の改質水貯蔵タンク内に貯蔵される。
この工程A~Dにより処理された水は、酸化還元電位は-500mv~-700mvであり、pH10.2~10.6、溶存水素量は1.0ppm~1.4ppmである。このような特性を備えて貯蔵された水はこの後の工程において、基油との混合を促進できる。
この改質水は次の工程である、図1に記載の装置に送られ、改質水と基の燃料油とを混合する混合工程により、水燃料混合工程の超音波混合油改質装置に送られ、第一次水油改質混合が行われ、更に螺旋管型混合装置を通し第二次水油改質混合が行われ、超音波発振機と多重螺旋管を備えた混合装置の管体を通すことで第三次水油改質混合により基油と変わらない水含有燃料を生成する。
<工程E及び装置E>
工程Eは、図1における6による工程であり、上記工程Dにより得た水を、超音波混合油改質装置(超音波共鳴式混合油改質装置)で処理する工程である。この工程で使用する装置は、上記工程Aで使用できる範囲の、図1における1による工程で使用する装置等と同じであり、超音波水改質処理装置と同じ構造を有する装置である。上記工程Aにて使用できる装置の範囲から任意の構造のものを採用できる。
図3を援用して説明する。工程Eにおいては、上記工程Dにより得た水と基油との混合物、又は、上記工程Dにより得た水と基油を、装置Eの下方から別々に導入させる。導入された水と基油は、螺旋型超音波発振機11の周囲を移動し、超音波共鳴コア13の内部を通過して、ホーン型超音波発振機12の周囲に到達し、超音波混合油改質処理装置6の上から次の装置に向けて移動する。なお、水の流入方向は逆でもよく、図3における上部から流入させてもよい。
このとき、2種類の超音波発振機である螺旋型超音波発振機11と、ホーン型超音波発振機12による2つの超音波の照射によると、特に水と基油が均一に混合される。
この工程及び装置を使用することにより、水含有燃料の安定性が向上する。
<工程F及び装置F>
工程Fは、図1における7による工程であり、工程Eにより得られた混合油を、超音波発振機と螺旋管を備えた混合装置(超音波発生機+螺旋管型混合装置)に通す工程である。工程Fは図6に記載の装置により処理する工程である。
図6の下端の上向きの矢印に沿って、工程Eにより得られた混合油を超音波発振機と螺旋管を備えた混合装置内に導入する。導入された混合油は、ホーン型超音波発振機12により超音波による処理がなされる。その後、螺旋管の中でも、多重螺旋管を採用し、外側螺旋管への混合油の流通孔75を通過して、外側螺旋管72の外側を通過し、外側螺旋管の混合油の流通孔71を通過して、内側螺旋管73内に導入される。さらに、内側螺旋管の混合油の流通孔74を通過して、中心を通る内側螺旋管73のさらに内部を通過して、図6に記載の超音波発振機と螺旋管を備えた混合装置の上方から出される。
工程Fにより、螺旋管型の隙間を上下することでキャビテーションの作用を受け、同時に65~98℃及び3~10kgf/cmとなり、水と油の混合が促進される。
この工程Fを行なうことにより、水と基油を均一に分散してなる燃料組成物を得ることができる。なお、この螺旋管を備えた混合装置として、外側螺旋管72及び内側螺旋管73を有する多重螺旋管に代えて、この外側と内側の位置関係ではない2つの螺旋管としても良く、1本の螺旋管でもよい。内側から順に、内側螺旋管73、外側螺旋管72を設けてもよい。このときには、内側螺旋管73の長さ方向に垂直な面での断面は、内側から順に内側螺旋管73のさらに内部、内側螺旋管73、外側螺旋管72が同心円状に形成されている。また内側螺旋管73のさらに内部に必ずしも混合油を通す必要はない。
<工程G及び装置G>
工程Gは、図1における8による工程であり、工程Fにより得た混合油を、同種あるいは波長や振動子形状が違う2種類の超音波発振機を備えた螺旋管型混合装置に通す工程である。工程Gは、図7に記載の多重超音波発振機と螺旋管型混合装置を含む管体により処理する工程である。
図7の左下に示した矢印に沿って、工程Fにより処理した混合油を、同種あるいは波長や振動子形状が違う2種類の超音波発振機を備えた螺旋管型混合装置8内に導入する。同種あるいは波長や振動子形状が違う2種類の超音波発振機とは、ホーン型超音波発振機及び螺旋型超音波発振機から選択されたものが、水と基油を均一に分散させるためには好ましい。
導入された水は、ホーン型超音波発振機12及び/又は螺旋型超音波発振機11等が設けられた室内に入る。そこにおいて、20~200KHzの振動数で振動するホーン型超音波発振機12、及び、20KHz~200KHzで振動する螺旋型超音波発振機11により処理される。これらの超音波発振機の発振周波数は同じでも良く、異なっていても良い。
ホーン型超音波発振機12及び螺旋型超音波発振機11により処理された混合油は、図7において、上方に移動して、隔壁管の混合油の流通孔87を通過して、外側螺旋管83を通り、次いで外側螺旋管の混合油の流通孔82を通過して、その内側にある中側螺旋管84を通過して撹拌される。中側螺旋管84を通過した混合油は、内側螺旋管の混合油の流通孔86を通って、内側螺旋管85を通過して撹拌される。次いで、内側螺旋管の混合油の流通孔81を通って、管内のスタテック混合管を下方に向けて通過して処理される。なお、この外側螺旋管83と中側螺旋管84と内側螺旋管85は共に外面及び又は内面に螺旋形の凹凸を形成してなり、内部を流通する水にキャビテーションを発生させて、微細な気泡が発生し、高温高圧の状態により水が処理される。この工程Gを行なうことにより、水と基油を均一に分散してなる燃料組成物を得ることができる。
なお、この螺旋管型混合装置として、外側螺旋管83及び内側螺旋管85に代えて、この外側と内側の位置関係ではない2つの螺旋管としても良く、合わせて1本の螺旋管でもよい。内側から順に、内側螺旋管85、外側螺旋管83を設けてもよい。このときには、内側螺旋管85の長さ方向に垂直な面での断面は、内側から順に内側螺旋管85のさらに内部、内側螺旋管85、外側螺旋管83が同心円状に形成されている。また内側螺旋管85のさらに内部に必ずしも混合油を通す必要はない。
得られた水含有燃料は、図1の改質油2次貯蔵タンク9及び/又は改質油1次貯蔵タンク10にて貯蔵される。
本実施例において、全てのホーン型超音波発振機は20KHzで発振した。すべての螺旋型超音波発振機は100KHzで発振した。
軽油とカルキを抜いた温度18℃の水道水を用意した。下記No.1~3に示す比率で軽油と水を有する混合燃料を得るように処理した。
No.1:軽油8リットルに対して水2リットル
No.2:軽油7リットルに対して水3リットル
No.3:軽油6リットルに対して水4リットル
No.1~3の3種類の配合となるように、軽油と上記の水を、上記装置A~Gの装置に用いて上記工程A~Gを行い混合した。
具体的には、上記の水をホーン型超音波発振機1個と螺旋型超音波発振機1個を備えた装置を通し、次にその水を3個のホーン型超音波発振機と3個の螺旋型超音波発振機を備えた円筒管を通した。その円筒管の内部には、セラミックス層と、マンガン含有層として轟石を含有する層と、螺旋型の混合部分を備える。
その水を燃料油と同時に1個のホーン型超音波発振機と1個の螺旋型超音波発振機を備えた円筒管を通し、その混合油を1個のホーン型超音波発振機と螺旋管型混合装置を備えた円筒管を通し、更に3個のホーン型超音波発振機と3個の螺旋型超音波発振機を備えた円筒管を通した。処理時間10分、水圧5kgf/cmで水混合燃料を得た。
なおNo.1の試験の時の各々の装置の出口温度を記載すると装置Aは28℃、装置Bは40℃、装置Cは60℃、装置Dは65℃、装置Eは75℃、装置Fは80℃、装置Gは88℃であった。
その結果を表1に示す。水混合燃料を25℃で1カ月間放置した。放置後の水分離の有無を目視にて確認した。その結果、水混合燃料中の水の含有量40%までは問題なく水含有燃料が得られたことを確認した。
なお、上記装置A~Gの装置のうち、Aの装置のみを使用せず、工程Aを採用せずに水混合燃料を製造した。その結果、水混合燃料製造後、1週間以内に一部の水が分離して、水混合燃料が2層になったことを目視にて確認できた。同様にBの装置のみ、Cの装置のみ、Dの装置のみ、Eの装置のみ、Fの装置のみ、及びGの装置のみを使用せずに水混合燃料を製造したところ、おおよそ1週間以内に上記Aの装置のみを使用しない場合と同様の結果となり、安定性に優れた水含有燃料を得ることができなかった。
図8に示す水含有燃料の写真は、基油である軽油のみと、上記表1のNo.1~No.3の水含有燃料(それぞれ混合油No.1~No.3)(水含有燃料製造後12時間経過したもの)である。この写真によると、全ての燃料は白濁や分離等せず、透明で均一な相を示している。なお、混合油No.1~No.3は、生成した直後は白っぽくうっすらと濁った状態であったが、時間の経過とともに透明になり、1カ月経過後も透明で均一な相を示していた。
工程Cと工程Dの順序を逆にした以外は、混合油No.1~No.3と同様に製造した混合油も、混合油No.1~No.3と同じ結果となり、基油と水分の分離等は生じなかった。
また、工程Aから工程Dを繰り返し行ない(工程Dを終了後に、再度工程Aから工程Dまでを行なうこと)、循環させることによっても安定な水を生成することができ、上記混合油No.1~No.3と同じ特性の水含有燃料を得た。
更に、水との混合工程である工程Eから工程Gの工程を繰り返し行ない(工程Gを終了後に、再度工程Eから工程Gまでを行なうこと)、循環させても混合油No.1~No.3と同じ特性の水含有燃料を得た。生成品の品質は循環させない生成品と比べて特に変化は無く、1カ月以上経過しても基油と水分の分離は起こらなかった。
本発明より製造された水含有燃料は、長期にわたる保存後でも、外観及び物性に特段の変化はなく安定していた。その製造工程を自動化可能で、添加剤を使わない方法と装置のため連続生産と大量生産が可能である。また、二酸化炭素の発生量削減による地球温暖化対策にも寄与できる。
1 超音波水改質装置
2 ヒーター装置
3 複数の超音波発振機+セラミックス層+螺旋管型混合装置
4 マンガン含有層を含む装置
5 改質水貯蔵タンク
6 超音波混合油改質装置
7 超音波発振機と螺旋管を備えた混合装置
8 複数の超音波発振機を備えた螺旋管型混合装置
9 改質油2次貯蔵タンク
10 改質油1次貯蔵タンク
11 螺旋型(共鳴型)超音波発振機
12 ホーン型超音波発振機
13 超音波共鳴コア
30 セラミックス層
31 内側螺旋管の水の流通孔
32 隔壁管の水の流通孔
33 外側螺旋管
34 内側螺旋管
35 スタテック混合管
36 螺旋管の水の流通孔
41 内管
42 スタテック混合ガイド管
71 外側螺旋管の混合油の流通孔
72 外側螺旋管
73 内側螺旋管
74 内側螺旋管の混合油の流通孔
75 外側螺旋管への混合油の流通孔
81 内側螺旋管の混合油の流通孔
82 外側螺旋管の混合油の流通孔
83 外側螺旋管
84 中側螺旋管
85 内側螺旋管
86 中側螺旋管の混合油の流通孔
87 隔壁管の混合油の流通孔

Claims (7)

  1. 下記工程A~Gを有する水含有燃料を得る方法(但し下記工程Bを行っても良く、行わなくても良い。)。
    工程A:超音波水改質処理装置により、水を処理する工程
    工程B:工程Aにより得られた水を、ヒーターを有する管に通す工程
    工程C:工程Bにより得られた水を、超音波発振機とセラミックス層と螺旋管型混合装置に通す工程
    工程D:工程Cにより得られた水を、内面にマンガン含有層を有する管内を通して処理された水を得る工程
    工程E:基油と工程Dにより得た水を、超音波混合油改質装置で処理する工程
    工程F:工程Eにより得られた混合油を、超音波発振機と螺旋管を備えた混合装置に通す工程
    工程G:工程Fにより得られた混合油を、同種あるいは波長や振動子形状が違う2種類の超音波発振機を多重に装着した螺旋管型混合装置に通す工程
  2. 前記工程Aは、水を管内に通しながら、それぞれ独立して20~200KHzの振動数で振動する螺旋型超音波発振機及びホーン型超音波発振機により、同時又は交互に照射る超音波共鳴型装置による水の処理を行う工程である請求項1に記載の水含有燃料を得る方法。
  3. 前記工程Cは、水を、超音波発振機とセラミックス層と螺旋管型混合装置を備えた管体に導入し、
    超音波による励起で反応して0.3THz~3THzに主たる振動域のテラヘルツ波を出すセラミックス層を通り、
    内面がマグネシウム、マンガン、ルテニウム、ニオブを含有する層を有する螺旋状の流路である螺旋管型混合装置を通過させる工程を通り、
    水の第二次微細化を行なう工程である請求項1又は2に記載の水含有燃料を得る方法。
  4. 前記工程F及び前記工程Gは、基油と前記工程Dにより得た水を、超音波発振機と螺旋管型混合装置を備えた混合用管体に導入し、
    螺旋状の流路である螺旋型混合装置を高速で通過させることによりキャビテーションを発生させて、瞬間的な高温高圧で水含有燃料を生成する請求項1又は2に記載の水含有燃料を得る方法。
  5. 基油と水を混合して水含有燃料を製造する装置であって、
    下記装置A~Gを有する水含有燃料製造装置(但し下記装置Bを設けても良く、設けなくても良い。)。
    装置A:超音波水改質装置
    装置B:加熱用ヒーター内蔵管
    装置C:超音波発振機とセラミックス層と螺旋管型混合装置を備えた水処理用管体
    装置D:内面にマンガン含有層を有する管体
    装置E:装置Cにより得られた水と燃料油を混合する超音波混合油改質装置
    装置F:超音波発振機と螺旋管型混合装置を備えた混合装置
    装置G:それぞれ独立して20~200KHzの振動数で振動する螺旋型超音波発振機及びホーン型超音波発振機により超音波を同時又は交互に照射る超音波共鳴型装置と、多重螺旋管を備えた混合装置
  6. 装置Aは、それぞれ独立して20~200KHzの振動数で振動する螺旋型超音波発振機及びホーン型超音波発振機を有し、かつ、該螺旋型超音波発振機及び該ホーン型超音波発振機の間に金属製の超音波共鳴コアを有し、該螺旋型超音波発振機及び該ホーン型超音波発振機による2種の超音波を、同時又は交互に水に照射する超音波共鳴型装置である請求項5記載の水含有燃料製造装置。
  7. 装置Cは、超音波発振機とセラミックス層と螺旋管型混合装置を備えた管体、及び、内部にマグネシウム、マンガン、ルテニウム、ニオブを含有する層を有する螺旋状の流路である螺旋部を通過させる水処理用管体である請求項5又は6記載の水含有燃料製造装置。
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