JP7403131B2 - ブロワユニット及びブロワユニットの取付け構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に取付け固定されるブロワユニット及びブロワユニットの取付け構造に関する。
近年、車両に各種電気機器が取付けられて使用されている。例えば、ブロワケース内にモータと遠心ファンとが収容され、モータの回転によって遠心ファンで発生した気流をブロワケースの周壁に設けられた排気口から吐出するブロワユニットは、車両内の各種機器の冷却用に広く用いられている。冷却対象となる機器に対して安定して気流を流すために、ブロワユニットは所定の位置に固定される必要がある。
例えば、特許文献1には、ブロワケースと、それぞれがねじ止め用の貫通孔を有する複数の固定取付け脚とが一体形成され、この固定取付け脚を取付け台にねじ止めすることで、ブロワユニットが所定の位置に固定される構成が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013-104365号公報
ところで、ブロワユニットは、通常、異物が入り込むのを防止するため、ブロワユニットの排気口が鉛直方向上側を基準として±90度以内の方向(以下、上向きという)を向くのを避けて、車両内に配置される。ブロワユニットは、鉛直方向下側を基準として±90度以内の方向(以下、下向きという)を向くように、車両内に配置される。
一方、車両の電動化の進展及び車両内に搭載される機器の増加に伴い、車両内でのブロワユニットの取付け位置に制約を設けにくくなっている。例えば、冷却対象機器である蓄電池の車両内での設置位置は、車両の機種毎に異なるため、車両に対するブロワユニットの取付け位置や角度もそれに応じて変更する必要があった。
しかし、このことに起因して、例えば、ブロワユニット内のモータに接続されるワイヤハーネスを伝って水滴等がブロワユニットに進入し、モータに対して悪影響を与えることがあった。
これを回避するために、例えば、ブロワユニットのワイヤハーネス引出し口が常に下向きとなるようにブロワケースを設計することも考えられる。
しかし、特許文献1に開示されるような従来のブロワユニットを車両に取り付ける場合、固定取付け脚の配置や形状を取付け位置や角度に対応させるために、車両の機種毎にブロワケースの設計変更が必要であった。また、排気口を下向きにしつつ、ワイヤハーネス引出し口からの水分進入を防止しようとする場合も同様にブロワケースの設計変更が必要であった。また、これらの設計変更に伴い、ブロワユニットの開発工数や製造コストが増加していた。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、その目的は、車両内での取付け位置や取付け角度が変更された場合にも、ワイヤハーネスからモータ内部への水分進入を防止可能なブロワユニット及びブロワユニットの取付け構造を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明に係るブロワユニットは、中空のブロワケースと、前記ブロワケース内に一部が収容され、所定の方向に延びる回転軸を有するモータと、前記ブロワケース内に収容され、かつ前記モータが有する前記回転軸に回転一体に連結された遠心ファンと、前記モータまたは前記ブロワケースのいずれか一方に設けられ、前記モータに電力を供給するワイヤハーネスを前記モータまたは前記ブロワケースから外部に引き出すためのワイヤハーネス引出し口と、を少なくとも備え、前記ブロワケースは、所定の間隔をあけて互いに対向する2つの側面と、前記2つの側面のうち一方の側面の外周縁から前記2つの側面のうち他方の側面の外周縁に延びて前記2つの側面に連続して設けられた外周面と、を含む外表面と、前記2つの側面のいずれか一方に設けられた吸気口と、前記外周面から延び、先端に気流を吐出する排気口が設けられた気流吐出部と、を有し、前記ブロワケースの前記2つの側面のいずれか一方から見て、前記排気口と前記ワイヤハーネス引出し口とが同じ方向を向いていることを特徴とする。
この構成によれば、排気口とワイヤハーネス引出し口とが同じ方向を向くようにすることで、ワイヤハーネス引出し口が常に下向きとなり、ワイヤハーネスを伝って水分がモータ内部に進入するのを防止できる。また、車両内でのブロワユニットの取付け位置や取付け角度が変更された場合にもブロワケースの設計変更が不要となり、ブロワケースの仕様を標準化することができる。このことにより、ブロワユニットの設計工数の増加及び製造コストの上昇を抑制できる。
以上説明したように、本発明のブロワユニットによれば、ワイヤハーネスを伝って水分が、ブロワユニットが備えるモータ内部に進入するのを防止できる。また、ブロワユニットの設計工数の増加及び製造コストの上昇を抑制できる。
図1は、本発明の実施形態1に係るブロワユニットの取付け構造を示す斜視図である。 図2は、ブロワユニットの分解斜視図である。 図3は、左側ケースの斜視図である。 図4は、ケース側接続部の断面図である。 図5は、固定部材の斜視図である。 図6は、ブロワケースに固定部材を取付ける取付け工程の説明図である。 図7は、ブロワユニットの側面図である。 図8は、別のブロワユニットの側面図である。 図9は、ブロワケースに形状誤差がある場合の取付け工程の説明図である。 図10は、ケース側接続部と固定部材側接続部との接続状態を示す断面模式図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものでは全くない。
(実施形態1)
[ブロワユニットの構造]
図1は、本実施形態に係るブロワユニットが車両に取付けられた取付け構造の斜視図を、図2は、ブロワユニットの分解斜視図をそれぞれ示す。なお、以降の説明において、モータ70の回転軸71が延びる方向をZ方向と、鉛直方向をY方向と、Y及びZ方向に直交する方向をX方向とそれぞれ呼ぶことがある。また、Z方向において、ブロワケース10の吸気口13が設けられた側を「右」と、その反対側を「左」と呼び、Y方向において、車両200における下側を「下」と、その反対側を「上」と呼び、X方向を車両の「水平方向」と呼ぶことがある。
ブロワユニット100は、冷却対象機器である蓄電池(図示せず)に排気口14が対向するように車両200内に配置されており、ブロワケース10とモータ70と遠心ファン80と2つの固定部材30,31とを備えている。ブロワケース10の内部にモータ70と遠心ファン80とが収容されている。
なお、以降の説明において、ブロワケース10におけるZ方向に互いに対向する2つの面をブロワケース10の側面15と呼ぶことがある。また、一方の側面15の外周縁から他方の側面15の外周縁に延びて2つの側面15に連続して設けられた面をブロワケース10の外周面16と呼ぶことがある。また、ブロワケース10の側面15及び外周面16を総称してブロワケース10の外表面17と呼ぶことがある。
ブロワケース10は、樹脂を成形加工してなる中空の部材であり、一方の側面15に気流の吸気口13を有し、モータ70及び遠心ファン80を収容する円形箱状の機器収容部11と、先端に気流を吐出する排気口14が設けられた気流吐出部12とで構成されている。気流吐出部12は、遠心ファン80の回転によって発生した気流を排気口14から吐出する筒状の部材であり、X方向と所定の角度をなす方向に延びている。吸気口13及び排気口14の周縁にはそれぞれシール材13a,14aが配置されている。また、ブロワケース10は、ポリプロピレン等の樹脂材料に後述する所定の波長のレーザ光を吸収する成分、例えば、色素が含有されている。
また、ブロワケース10の外周面16には、Z方向に延び、かつブロワケース10の外周面16から外方に延びる複数のケース側接続部20が互いに間隔をあけて設けられている。ケース側接続部20はブロワケース10の成形加工時に同時に形成される。ケース側接続部20の形状等については後で詳述する。
また、ブロワケース10の側面15には、ワイヤハーネス保持部18とワイヤハーネス引出し口19が設けられている。モータ70に接続されたワイヤハーネス72はワイヤハーネス引出し口19からブロワケース10の外に引き出され、ワイヤハーネス保持部18及び固定部材31のコネクタ設置部31cに保持されている(図5参照)。ワイヤハーネス保持部18とワイヤハーネス引出し口19はブロワケース10の成形加工時に同時に一体成形されている。
なお、モータ70からワイヤハーネス72を取り外しできるように、ワイヤハーネス引出し口19をオス端子、メス端子を用いた電源コネクタ構造としてもよい。
固定部材30は樹脂からなる部材であり、脚部30aと固定部材側接続部40とを有している(図5参照)。脚部30aと固定部材側接続部40とは、通常、樹脂で一体成形されている。同様に、固定部材31は樹脂からなる部材であり、脚部31aと、固定部材側接続部40と、コネクタ設置部31cとを有している(図5参照)。脚部31aと固定部材側接続部40とコネクタ設置部31cとは、通常、樹脂で一体成形されている。また、固定部材30,31は、ブロワケース10と同じ材質の樹脂、例えばポリプロピレンからなるが、前述した所定の波長のレーザ光を吸収する成分は含有されておらず、固定部材30,31は前述のレーザ光を透過する。
なお、固定部材30,31は、ブロワケース10と違う材質で構成してもよい。
モータ70は、ブロワケース10に設けられたワイヤハーネス引出し口19から引き出されたワイヤハーネス72を介してコネクタ73に接続されている。図示しない外部電源にコネクタ73が接続され、さらにワイヤハーネス72を介して所定の電力がモータ70に供給されることで、モータ70が所定の方向に所定の速度で回転駆動する。なお、図示しないが、モータ70の回転駆動を制御するための電子部品が実装された制御基板もブロワケース10内に収容されている。
遠心ファン80は、互いに対向する円環状の金属部材の間に金属製の羽根部材が所定の間隔をあけて複数接続された部材であり、モータ70の回転軸71に回転一体に連結されている。モータ70の回転に応じて所定の方向に所定の速度で回転することで吸気口13から外気を吸入して気流を生じさせ、排気口14から気流を吐出させる機能を有している。
また、固定部材30には固定部材側接続部40が2か所ずつ設けられており(図5参照)、ブロワケース10の外周面16に設けられたケース側接続部20のうち互いに隣り合う2つにそれぞれ接続されている。また、もう1つの固定部材31に設けられた2か所の固定部材側接続部40も同様にケース側接続部20のうち互いに隣り合う2つにそれぞれ接続されている。このように、計4か所で固定部材側接続部40とケース側接続部20とが互いに接続されることでブロワケース10に固定部材30,31が取付け固定される。なお、固定部材側接続部40とケース側接続部20とは所定の波長のレーザ光を用いたレーザ溶着によって互いに溶着されて接続されている。この接続方法については後で詳述する。また、固定部材30,31は、Y方向上側にモータ70や遠心ファン80等が収容されたブロワケース10が、Y方向下側に固定部材30,31が車両200内でそれぞれ配置される場合に、ブロワケース10等の荷重を支えるのに十分な強度を有している。
モータ70や遠心ファン80等が収容されたブロワケース10に取付けられた固定部材30,31は、さらに車両200のフレーム210に取付け固定される。固定部材30,31の脚部30a,31aにはそれぞれ取付け穴30b,31bが形成されており、フレーム210に設けられた突起(図示せず)が取付け穴30b,31bに嵌め込まれることで、ブロワユニット100がフレーム210に取付けられる。また、脚部30a,31aの底面が車両200内での取付け基準面に相当するフレーム210の表面に取付けられることで、車両200内でのブロワユニット100の位置決めがなされる。なお、固定部材30,31の取付け方法は特にこれに限られず、例えば、フレーム210に設けられたねじ穴(図示せず)と脚部30a,31aに形成された取付け穴30b,31bを重ね合わせた状態で図示しないボルト等を挿通し、締結することで、2つの固定部材30,31及びこれらに取付けられたブロワケース10がフレーム210に取付け固定されていてもよい。
[ブロワケース及び固定部材の構造]
図3は、本実施形態に係る左側ケースの斜視図を、図4は、ケース側接続部の断面図を、図5は、固定部材の斜視図をそれぞれ示す。なお、図4は図3のIV-IV線での断面図に対応している。
図2,3に示すように、ブロワケース10は右側ケース10aと左側ケース10cとを有しており、右側ケース10aの外周縁に所定の間隔をあけて設けられた複数の係止環10bに、左側ケース10cの外周縁に所定の間隔をあけて設けられた複数の係止爪10dをそれぞれ係止させることで右側ケース10aと左側ケース10cとが連結される。例えば、モータ70や遠心ファン80を左側ケース10c内の所定の位置に配置した後、左側ケース10cを右側ケース10aで覆い、両者を連結することで、ブロワケース10の内部にモータ70や遠心ファン80が収容される。また、ワイヤハーネス保持部18とワイヤハーネス引出し口19は左側ケース10cの側面15に設けられている(図1参照)。
また、図3,4に示すように、ケース側接続部20は、左側ケース10cの外周面16からブロワケース10の外方に延び、ケース側平面部21aを有する基部21と、ケース側平面部21aから突出するケース側突起22とを有している。また、図4に示すように、互いに隣り合う1組のケース側接続部20において、それぞれの面が互いに平行になるようにケース側平面部21aが設けられている。当該1組のケース側接続部20に隣接する別の1組のケース側接続部20においても、同様にそれぞれの面が互いに平行になるようにケース側平面部21aが設けられている。また、ケース側突起22は、その長手方向であるZ方向に関して2つに分割されてケース側平面部21aから突出している。なお、以降の説明において、分割された各々のケース側突起を分割突起22aと呼ぶことがある。また、本願明細書において、「互いに平行」であるとは、部材の製造公差や部品間の組立公差を含んで平行という意味であり、例えば、比較対象となる平面同士が厳密に平行であるということまでを意味するものではない。さらに、2つのケース側平面部21aのそれぞれの面が互いに平行となるように構成されているとは、2つのケース側平面部21aが、互いに平行な2つの平面上にそれぞれ形成されている形態も含む意味であり、必ずしも2つのケース側平面部21aが同一平面上に構成されていることに限らない。
また、図1及び図3に示すように、左側ケース10cの側面15から見て、ワイヤハーネス引出し口19は排気口14と同じ方向を向いている。具体的には、図3において、Z方向から見て、仮想軸線Bとワイヤハーネス引出し口19とを通る仮想平面Aと、気流吐出部12の側面のうち仮想軸線Bに近い側の側面(以下、第1側面12aという)と仮想軸線Bから遠い側の側面(以下、第2側面12bという)との間にあり両側面12a,12bと等間隔の位置にある仮想中心面C(図7,8参照)とが互いに平行となるようにワイヤハーネス引出し口19と気流吐出部12とが配置されている。なお、仮想軸線Bは、ブロワケース10にモータ70が収容された場合の回転軸71の軸線に相当する。
図5に示すように、固定部材30に設けられた2か所の固定部材側接続部40は、それぞれ固定部材側平面部41を有している。2つの固定部材側平面部41は互いに平行となるように固定部材側接続部40に設けられている。同様に、固定部材31に設けられた2カ所の固定部材側接続部40において、それぞれに設けられた固定部材側平面部41は互いに平行となるように構成されている。
なお、2つの固定部材側平面部41が互いに平行となるように構成されているとは、2つの固定部材側平面部41が、互いに平行な2つの平面上にそれぞれ形成されている形態も含む意味であり、必ずしも2つの固定部材側平面部41が同一平面上に構成されていることに限らない。
後で詳述するように、固定部材30に設けられた2か所の固定部材側接続部40は、先端面が互いに平行である2つのケース側突起22にそれぞれ当接した状態でケース側接続部20に溶着される。固定部材31に設けられた2か所の固定部材側接続部40についても同様である。
[取付け方法]
図6は、ブロワケースに固定部材を取付ける取付け工程の説明図を示す。なお、説明の便宜上、取付け治具300や固定部材30の形状やブロワケース10及びケース側接続部20の形状は簡略化して図示している。
まず、図6の(a)図に示すように、取付け治具300の基準面301に脚部30aの底面が接するように固定部材30を取付け治具300に取付ける。当該基準面301がブロワユニット100における固定部材30とブロワケース10との位置関係を決定する基準面となる。
次に、取付け治具300の位置に合わせて、ブロワケース10を所定の位置にセットする。このとき、2か所の固定部材側接続部40にそれぞれ対向させて、ケース側接続部20のうち所定の2つが位置するようにブロワケース10をセットする。また、2つのケース側接続部20として、それぞれのケース側平面部21aの面が互いに平行となる組が選択される。
取付け治具300をブロワケース10側に移動させて、固定部材側接続部40とこれらに対向するケース側接続部20とをそれぞれ当接させる。なお、ケース側突起22の先端面の面積は固定部材側平面部41の面積よりも小さくなっており、ケース側突起22が固定部材側平面部41に当接するようにブロワケース10に対して取付け治具300が移動する。このとき、取付け治具300及びこれに保持された固定部材30はブロワケース10に向けて所定の圧力で押し付けられている。固定部材側接続部40とケース側接続部20とが当接した状態で、固定部材30側から当該当接箇所に向けて所定の波長、例えば1054μmの波長のレーザ光を照射する。このレーザ光はレーザ光を吸収する成分を含有したブロワケース10に吸収される一方、固定部材30を透過するように波長が設定されている。
なお、レーザ光は、図示しない光学部品を用いて、互いに当接する固定部材側接続部40及びケース側接続部20の全体に一度に照射されるようにする。レーザ光を分岐させて、2組の互いに当接する固定部材側接続部40及びケース側接続部20のそれぞれに一度に照射されるようにしてもよい。また、レーザ光の波長は特に上記に限定されず、ブロワケース10に含有された成分に所定の効率で吸収される波長であればよい。
レーザ光は固定部材側接続部40を透過し、ケース側接続部20で吸収される。レーザ光を直接吸収したケース側突起22が発熱し、溶融し始める。また、ケース側接続部20に当接された固定部材側接続部40も熱伝導により発熱し、一部が軟化または溶融する。軟化・溶融したケース側突起22は取付け治具300に取付けられた固定部材30がブロワケース10を押圧する圧力に応じて、ケース側平面部21aと固定部材側平面部41との間に拡がるように変形する(図6の(b)図)。また、この状態で固定部材30がブロワケース10に押し付けられることで、ケース側突起22を含めたケース側接続部20の溶融した部分と発熱して軟化・溶融した固定部材側接続部40の一部とが混じり合う。
レーザ光の照射終了後、所定の時間、固定部材30をブロワケース10に押し付けた状態を維持する。この間にケース側接続部20及び固定部材側接続部40が自然冷却されて、ケース側接続部20及び固定部材側接続部40の軟化・溶融した部分が固化する。所定の時間経過後、ケース側接続部20と固定部材側接続部40とが互いに溶着されて接続される(図6の(c)図)。
図示しないが、同様に、固定部材31に設けられた固定部材側接続部40も、これらに対応するケース側接続部20と互いに溶着されて接続され、ブロワケース10への固定部材30,31の取り付けが完了する。
上記の取付け方法によれば、取付け治具300の基準面301に脚部30a,31aの底面が接するように固定部材30,31を取付けるため、ブロワユニット100の車両200への取付け基準面となる脚部30a,31aの底面に対して位置決めがなされた上で固定部材30,31がブロワケース10に取付けられる。このことにより、排気口14が所望の位置及び角度を向くようにブロワユニット100を車両200内の所定の位置に取付けることができ、冷却対象機器、例えば蓄電池を確実に冷却できる。
[効果等]
以上説明したように、本実施形態に係るブロワユニット100は、中空のブロワケース10と、ブロワケース10内に収容され、所定の方向に延びる回転軸71を有するモータ70と、ブロワケース10内に収容され、かつモータ70が有する回転軸71に回転一体に連結された遠心ファン80と、ワイヤハーネス引出し口19と、を少なくとも備えている。ワイヤハーネス引出し口19は、モータ70またはブロワケース10のいずれか一方に設けられる。ワイヤハーネス引出し口19は。モータ70に電力を供給するワイヤハーネス72を、モータ70またはブロワケース10から外部に引き出す。
ブロワケース10は、所定の間隔をあけて互いに対向する2つの側面15と、一方の側面15の外周縁から他方の側面15の外周縁に延びて2つの側面15に連続して設けられた外周面16と、を含む外表面17を有している。また、ブロワケース10は、2つの側面15のいずれか一方に設けられた吸気口13と、外周面16から延び、先端に気流を吐出する排気口14が設けられた気流吐出部12と、を有している。
ブロワケース10の側面15から見て、排気口14とワイヤハーネス引出し口19とが同じ方向を向いている。さらに言うと、ブロワケース10の側面15から見て、回転軸71とワイヤハーネス引出し口19とを通る仮想平面Aと、気流吐出部12の4つの側面において、回転軸71に近い側に位置する第1側面12aと回転軸71から遠い側に位置する第2側面12bとの間にあり両側面12a,12bと等間隔の位置にある仮想中心面Cとが互いに平行となるようにワイヤハーネス引出し口19と気流吐出部12とが配置されている。
ブロワユニット100をこのように構成することで、水分がワイヤハーネス72を伝って、モータ70の内部に進入するのを防止できる。このことについて、図面を用いてさらに説明する。
図7及び図8は、ブロワユニットの側面図をそれぞれ示す。具体的には、図7は、ワイヤハーネス引出し口19及び排気口14がY方向下側、つまり鉛直方向下側を向いている場合の側面図を示し、図8は、ワイヤハーネス引出し口19及び排気口14が鉛直方向と90度をなす方向を向いている場合の側面図を示している。なお、説明の便宜上、図7及び図8において、固定部材30,31の図示を省略している。
ワイヤハーネス72に付着した水分は、重力の影響を受けてワイヤハーネス72を伝って下向きに流れる。一方、前述したように、排気口14が常に下向きになるように、車両200内にブロワユニット100が取付けられる。
従って、排気口14とワイヤハーネス引出し口19とが予め同じ方向を向くようにブロワケース10を設計することで、ワイヤハーネス引出し口19も常に下向きとなる。このことにより、ワイヤハーネス72に水分が付着したとしても、ワイヤハーネス引出し口19から水分がモータ70の内部に入り込むことがない。図8の(a)、(b)図に示す場合も同様に、水分がワイヤハーネス72を伝ってモータ70の内部に進入するのを防止できる。
また、水分がモータ70の内部に進入するのを防止できるため、ブロワケース10の内部に収容されたモータ70の制御基板(図示せず)に実装された電子部品(図示せず)がショート等の電気的な不具合を起こして、ブロワユニット100が故障するのを防止できる。
ブロワユニット100は、ブロワケース10と別体に設けられ、固定部材側接続部40を有する固定部材30を少なくとも備え、ブロワケース10は、外表面17に設けられ、固定部材側接続部40と互いに接続されることでブロワケース10に固定部材30を取付け固定するための複数のケース側接続部20を有している。
ブロワユニット100をこのように構成することで、車両200内での固定部材30の取付け位置や取付け角度が変更された場合にも、ブロワケース10の形状の設計変更が不要となり、その設計仕様を標準化することができる。このことにより、ブロワユニット100の設計工数の増加及び製造コストの上昇を抑制できる。
また、本実施形態のブロワユニットにおいて、複数のケース側接続部20はブロワケース10の外周面16に互いに間隔をあけて設けられており、複数のケース側接続部20から選択された2つのケース側接続部20、具体的には、互いに隣り合うとともに、それぞれのケース側平面部21aの面が互いに平行である2つのケース側接続部20と、固定部材30に設けられ、固定部材側平面部41をそれぞれ有する2つの固定部材側接続部40とが互いに接続されている。2つの固定部材側接続部40にそれぞれ設けられた固定部材側平面部41は互いに平行である。また、固定部材側平面部41とこれに対向するケース側平面部21aの面とは、ブロワケース10に固定部材30を取付ける前には互いに平行となるように配置される。
このような構成とすることで、固定部材30の基準面、具体的には脚部30aの底面に対してブロワケース10の位置や平行度を設定通り保った状態で固定部材30をブロワケース10に取付けることができる。また、1つの固定部材30に対して2か所でブロワケース10と接続するため、接続強度品質に優れたブロワユニット100を実現できる。また、複数のケース側接続部20をブロワケース10の外周面16に配置することで、ケース側接続部20及び固定部材側接続部40のサイズを小さくでき、かつブロワケース10への固定部材30の取付け位置の自由度を向上できる。さらに、ブロワケース10内に収容された重量物、例えばモータ70に対して、その荷重を固定部材30で支持することが容易となる。
ブロワユニット100は固定部材31をさらに有しており、固定部材31に設けられた2つの固定部材側接続部40とブロワケース10の所定位置に設けられた2つのケース側接続部20とが、上記と同様に互いに接続されている。
このようにすることで、ブロワケース10に対して2つの固定部材30,31が取付けられるため、より安定して車両200内にブロワユニット100を取付けることができる。また、ブロワケース10と固定部材30,31とのトータルの接続強度を向上させることができる。
また、ブロワケース10及び固定部材30,31はともに樹脂からなり、ケース側接続部20と固定部材側接続部40とは互いにレーザ溶着されて接続されている。
ケース側接続部20と固定部材側接続部40とを互いに溶着することで、互いの接続部分で密着性が向上し、強度品質を高めることができる。また、レーザ溶着法を使用することにより、後述する超音波溶着法と比べて、ブロワユニット100に振動が加わらないため、モータ70の内部の制御基板(図示せず)に実装された電子部品(図示せず)、また、モータ70の軸受(図示せず)に機械的ダメージが加わるおそれがない。また、取付け治具300を用いてブロワケース10に固定部材30,31を取付けるため、固定部材30,31に対するブロワケース10の位置決め精度を向上できる。このことにより、例えば、ブロワユニット100を車両200のフレーム210に取付けた際、排気口14が所望の位置及び角度を向くようにすることができ、冷却対象機器を確実に冷却できる。また、ブロワケース10及び固定部材30,31をいずれも樹脂製とすることにより、ブロワユニット100の軽量化が図れる。
また、所定の波長のレーザ光を用いてレーザ溶着を行うにあたって、固定部材30,31を当該レーザ光を透過する樹脂とし、ブロワケース10を当該レーザ光を吸収する樹脂とすることで、固定部材30または31側からレーザ光を入射させてレーザ溶着を行うことができる。このことにより、例えば、取付け治具300の基準面301に対して、ブロワユニット100の車両200への取付け基準面である脚部30a,31の底面を直接取付けることができ、固定部材30,31に対するブロワケース10の位置決め精度をより高められる。
また、ケース側接続部20は、ケース側平面部21aを有する基部21と、ケース側平面部21aから延びて形成されたケース側突起22とを有し、固定部材側接続部40は固定部材側平面部41を有している。ケース側突起22と固定部材側平面部41とが接した状態でケース側接続部20と固定部材側接続部40とが互いに溶着されている。
ケース側接続部20及び固定部材側接続部40をそれぞれこのような形状とすることで、ブロワケース10と固定部材30,31との接続強度品質を向上できるとともに、固定部材30,31に対するブロワケース10の位置決め精度や平行度を高めることができる。このことについて図面を用いてさらに説明する。
図9は、ブロワケース及び固定部材の少なくとも一方に形状誤差がある場合の取付け工程の説明図を示し、具体的には、ケース側突起22に形状誤差がある場合を示す。なお、図9の(a)~(c)図は、図6の(a)~(c)図にそれぞれ対応している。
図9に示す例では、ケース側突起22が図6に示す正常位置よりも傾いて設けられており、これに伴い、ケース側突起22の先端面も所定位置よりも傾いて固定部材側平面部41に当接している。
この状態で、固定部材30側からレーザ光を照射すると、ケース側突起22が溶融し変形することは既に述べたとおりである。一方、ケース側接続部20に形状誤差がある場合でも、ケース側突起22がケース側平面部21aと固定部材側平面部41との間に拡がって、これらの間を埋めるように変形することで、その誤差を吸収することができる。同様に固定部材側接続部40に形状誤差がある場合も、ケース側突起22がケース側平面部21aと固定部材側平面部41との間を埋めるように変形することで、その誤差を吸収することができる。また、基部21の一部や固定部材側接続部40の一部が軟化・溶融することで、形状誤差の吸収度合いが大きくなる。最終的には、ケース側突起22を含めたケース側接続部20の溶融した部分が発熱して軟化している状態で、取付け治具300の基準面301による位置調整が行われ、形状誤差を吸収する調整が行われる。このように、本実施形態によれば、最終的な取付け位置等を形状誤差がない場合とあまり変わらないようにすることができる。このことにより、ブロワケース10や固定部材30,31の形状誤差に起因して固定部材30,31に対するブロワケース10の位置決め精度や平行度が低下するのを抑制できる。
また、本実施形態のブロワユニット100において、ケース側突起22の先端の面積は固定部材側平面部41の面積よりも小さくなっている。
ケース側突起22及び固定部材側平面部41をこのように構成することで、ケース側突起22が溶融した際に、固定部材側平面部41から外側にはみ出るおそれが小さくなる。このことにより、固定部材30,31とブロワケース10との取付け誤差を小さくできる。
また、ケース側平面部21aから突出するようにケース側突起22を設けることで、レーザ光の照射により溶融したケース側突起22は、ケース側平面部21aと固定部材側平面部41との間を埋めるように変形する。このようにすることで、ケース側突起22の先端よりも面積が大きいケース側平面部21aにも溶融したケース側突起22が付着し、ケース側平面部21aと固定部材側平面部41とが実質的に溶着される。このことにより、固定部材側接続部40とケース側接続部20との接続面積が増加し、ブロワケース10と固定部材30,31との接続強度を高めることができる。
また、ケース側突起22は、その延在方向であるZ方向で2つに分割された分割突起22aで構成されている。特に、本実施形態に示すケース側突起22は、2つの側面15の間を延びるようにかつその延在方向であるZ方向で2つに分割された分割突起22aで構成されている。また、Z方向で分割された2つの分割突起22aは互いにZ方向に所定の間隔をあけて、各々、ケース側平面部21aに設けられている。
ケース側突起22をこのように構成することで、一部の固定部材側接続部40が他のものよりも短い場合があっても、ブロワケース10と固定部材30または31とを確実に接続することができる。例えば、図5に示すように、固定部材31にはコネクタ設置部31cが設けられており、これと重ならないように、固定部材31に設けられた2つの固定部材側接続部40のうちコネクタ設置部31cに近い側は、他方よりも短くなっている。このような場合、ケース側突起22がZ方向に延びた1本の突起であると、固定部材側接続部40とケース側接続部20との溶着時に不具合を生じる場合がある。このことについて図面を用いてさらに説明する。
図10は、ケース側接続部と固定部材側接続部との接続状態を示す断面模式図であり、(a)図はケース側突起がZ方向に2分割された状態、つまり、本実施形態に係る状態を示し、(b)図は、ケース側突起がZ方向に1本で延びた状態を示している。
図10の(b)図に示すように、Z方向において、固定部材側接続部40の長さがケース側突起22の長さよりも短い場合、ケース側突起22と固定部材側平面部41とだけでなく、ケース側突起22と固定部材側接続部40の側面も溶着される。しかし、後者の部分にはレーザ光が十分に照射されないことがあり、その場合、当該部分での接合強度が低くなり、固定部材31がブロワケース10から浮き上がってしまうことがある。このような状態だと、ブロワケース10と固定部材31との接続強度が保たれず、例えば、車両200内の振動でブロワケース10が固定部材31から外れてしまうおそれがあった。
一方、本実施形態によれば、図10の(a)図に示すように、ケース側突起22が互いに所定の間隔をあけて設けられた2つの分割突起22aで構成されている。このため、ケース側突起22が固定部材側接続部40の側面に不十分に溶着されるおそれがなくなり、ケース側接続部20と固定部材側接続部40との接続強度を十分に確保できる。このことにより、ブロワケース10と固定部材31とを確実に接続することができる。また、ケース側突起22は、固定部材側接続部40の長さの違い、特にZ方向の長さに関する違いに対応可能な形状である。このため、固定部材31の形状に関する設計自由度を向上できる。
また、図5に示すように、固定部材30に設けられた2つの固定部材側接続部40は、互いに対向する方向と反対方向に突出してそれぞれ形成されるとともに、ケース側接続部20と接続される面が互いに平行となるように形成されている。同様に、固定部材31に設けられた2つの固定部材側接続部40は、互いに対向する方向と反対方向に突出してそれぞれ形成されるとともに、ケース側接続部20と接続される面が互いに平行となるように形成されている。これは、取付け治具300に固定されたレーザ光を照射する機器(図示せず)が、固定部材側接続部40の真上からケース側突起22に向けてレーザ光を照射するときに、その機器が固定部材30,31とそれぞれ接触しないようにするためのものである。
また、本実施形態に係る車両200内へのブロワユニット100の取付け構造は、固定部材30,31に設けられた脚部30a,31aの底面が車両200内の取付け基準面であるフレーム210の表面に設置されており、ワイヤハーネス引出し口19は、鉛直方向下側を基準として-90度から+90度の範囲内で下側を向いている。
ブロワユニット100において、排気口14とワイヤハーネス引出し口19とが同じ方向を向いているため、ワイヤハーネス引出し口19を上記のように規定することで、排気口14は、常に下向きとなり、排気口14を通じて異物がブロワユニット100の内部に進入することがない。このことにより、例えば、モータ70や遠心ファン80の損傷を防止でき、水分の進入防止効果とあわせてブロワユニット100の動作信頼性を向上し、長寿命化が図れる。
(その他の実施形態)
ケース側接続部20や固定部材側接続部40の形状は、実施形態1に示す形状に特に限定されず、必要に応じて、適宜、別の形状を採りうる。例えば、ケース側突起22を先端に向かうにつれて幅が細くなる先細形状としてもよい。この場合、ケース側突起22の断面形状を、三角形としてもよいし、台形としてもよいし、先端が所定の曲率半径を有する丸まった形状としてもよい。
ブロワケース10の外周面16からケース側突起22が直接に突出するようにしてもよい。また、ケース側突起22を省略して、基部21に設けられたケース側平面部21aと固定部材側平面部41とを対向させて、ケース側平面部21aと固定部材側平面部41とが接した状態でケース側接続部20と固定部材側接続部40とが互いに溶着されるようにしてもよい。この場合、1つの固定部材30に接続される互いに隣り合う2つの基部21において、それぞれに設けられたケース側平面部21aが互いに平行となるように基部21の形状を設定するのが好ましい。また、ケース側平面部21aの面積と固定部材側平面部41の面積とが同じになるようにするのが好ましい。このようにすることで、ケース側接続部20と固定部材側接続部40との接続面積を大きくすることができる。
ケース側接続部20と固定部材側接続部40とを超音波溶着により互いに溶着して接続するようにしてもよい。この場合、ケース側突起22に代えて、固定部材側平面部41に固定部材側突起(図示せず)を設けるようにしてもよい。ケース側平面部21aとの間で応力を高めて、発熱しやすくするために固定部材側突起を先細形状としてもよい。この場合、固定部材側突起の断面形状を三角形としてもよいし、台形としてもよいし、先端が所定の曲率半径を有する丸まった形状としてもよい。
また、実施形態1において、ブロワケース10及び固定部材30,31の材質をいずれも樹脂としたが、樹脂でなくてもよい。例えば、フレーム210との取付け強度を確保し、かつモータ70等の荷重を支えるために、ブロワケース10を樹脂とする一方、固定部材30,31は金属材料としてもよい。この場合、ケース側接続部20と固定部材側接続部40とは超音波溶接で互いに接続されていてもよい。また、ブロワケース10及び固定部材30,31の材質をいずれも金属材料としてもよい。この場合、ケース側接続部20と固定部材側接続部40との接続方法として、レーザ溶接、超音波溶接、熱かしめのいずれも利用できる。
また、ブロワケース10の外周面16にケース側接続部20を設けていたが、ブロワケース10の側面15にケース側接続部20を設けるようにしてもよい。また、ブロワケース10の側面15と外周面16のいずれにもケース側接続部20を設けるようにしてもよい。このようにすることで、ブロワケース10に対する固定部材30,31の取付け位置や角度に関する自由度が、ひいては、車両200内でのブロワユニットの取付け位置や角度に関する自由度が向上できる。
なお、実施形態1において、固定部材30,31の個数を2つとしたが、特にこれに限定されず、接続強度が確保されれば1つでもよいし、あるいは3つ以上設けてもよい。
また、実施形態1では、ワイヤハーネス72におけるワイヤハーネス引出し口19と反対側の端部にコネクタ73を設けているが、コネクタ73がブロワケース10の側面15に設けられた開口に嵌め込まれるようにしてもよい。この場合、コネクタ73がワイヤハーネス引出し口19に相当し、コネクタ73と排気口14とが同じ方向を向くこととなる。この場合も、実施形態1に示すのと同様に、コネクタ73に接続されたワイヤハーネス72を伝って水分がモータ70の内部に進入するのを防止できる。
また、モータ70は、ブロワケース10に完全に収容されていなくてもよく、モータ70の一部がブロワケース10の外部に出ていてもよい。また、この場合に、ワイヤハーネス引出し口19が、モータ70におけるブロワケース10の外部に飛び出した部分に設けられていてもよい。
つまり、ブロワユニット100は、中空のブロワケース10と、ブロワケース10内に一部が収容され、Z方向に延びる回転軸71を有するモータ70と、ブロワケース10内に収容され、かつモータ70の回転軸71に回転一体に連結された遠心ファン80と、モータ70またはブロワケース10のいずれか一方に設けられ、モータ70に電力を供給するワイヤハーネス72をモータ70またはブロワケース10から外部に引き出すためのワイヤハーネス引出し口19と、を少なくとも備えていればよい。この場合でも、ブロワケース10の側面15から見て、排気口14とワイヤハーネス引出し口19とが同じ方向を向いていることで、実施形態1と同様の効果を奏する。
本発明のブロワユニットは、ワイヤハーネスを伝って水分がブロワユニットの内部に進入するのを防止できるため、車両に搭載する上で特に有用である。
10 ブロワケース(ケース)
10a 右側ケース
10b 係止環
10c 左側ケース
10d 係止爪
11 機器収容部
12 気流吐出部
12a 第1側面
12b 第2側面
13 吸気口
13a,14a シール部材
14 排気口
15 側面
16 外周面
17 外表面
18 ワイヤハーネス保持部
19 ワイヤハーネス引出し口
20 ケース側接続部
21 基部
21a ケース側平面部
22 ケース側突起
22a 分割突起
30,31 固定部材
30a,31a 脚部
30b,31b 取付け穴
31c コネクタ設置部
40 固定部材側接続部
41 固定部材側平面部
70 モータ
71 回転軸
72 ワイヤハーネス
73 コネクタ
80 遠心ファン
100 ブロワユニット
200 車両
210 フレーム
300 取付け治具
301 取付け治具300の基準面
A 仮想平面
B 仮想軸線
C 仮想中心面

Claims (15)

  1. 中空のブロワケースと、
    前記ブロワケース内に一部が収容され、所定の方向に延びる回転軸を有するモータと、
    前記ブロワケース内に収容され、かつ前記モータが有する前記回転軸に回転一体に連結された遠心ファンと、
    前記モータまたは前記ブロワケースのいずれか一方に設けられ、前記モータに電力を供給するワイヤハーネスを前記モータまたは前記ブロワケースから外部に引き出すためのワイヤハーネス引出し口と、を少なくとも備え、
    前記ブロワケースは、
    所定の間隔をあけて互いに対向する2つの側面と、前記2つの側面のうち一方の側面の外周縁から前記2つの側面のうち他方の側面の外周縁に延びて前記2つの側面に連続して設けられた外周面と、を含む外表面と、
    前記2つの側面のいずれか一方に設けられた吸気口と、
    前記外周面から延び、先端に気流を吐出する排気口が設けられた気流吐出部と、を有し、
    前記ブロワケースの前記2つの側面のいずれか一方から見て、前記排気口と前記ワイヤハーネス引出し口とが同じ方向を向いていることを特徴とするブロワユニット。
  2. 請求項1に記載のブロワユニットにおいて、
    前記ワイヤハーネス引出し口は、前記ブロワケースの前記2つの側面のいずれか一方に設けられていることを特徴とするブロワユニット。
  3. 請求項1または2に記載のブロワユニットにおいて、
    前記気流吐出部は、前記回転軸に沿って延伸し、前記気流吐出部と接する側面であって、前記回転軸に近い側に位置する第1側面と、前記回転軸に遠い側に位置する第2側面とをさらに含み、
    前記2つの側面のいずれか一方から見て、前記回転軸と前記ワイヤハーネス引出し口とを通る仮想平面と、前記第1側面と前記第2側面との間にあり、かつ、前記第1側面および前記第2側面とは等間隔の位置にある仮想中心面と、が互いに平行であることを特徴とするブロワユニット。
  4. 中空のブロワケースと、
    前記ブロワケース内に一部が収容され、所定の方向に延びる回転軸を有するモータと、
    前記ブロワケース内に収容され、かつ前記モータが有する前記回転軸に回転一体に連結された遠心ファンと、
    前記モータまたは前記ブロワケースのいずれか一方に設けられ、前記モータに電力を供給するワイヤハーネスが取り付けられる電源コネクタ構造と、を少なくとも備え、
    前記ブロワケースは、
    所定の間隔をあけて互いに対向する2つの側面と、前記2つの側面のうち一方の側面の外周縁から前記2つの側面のうち他方の側面の外周縁に延びて前記2つの側面に連続して設けられた外周面と、を含む外表面と、
    前記2つの側面のいずれか一方に設けられた吸気口と、
    前記外周面から延び、先端に気流を吐出する排気口が設けられた気流吐出部と、を有し、
    前記電源コネクタ構造は、前記ワイヤハーネスを前記モータまたは前記ブロワケースから外部に引き出すためのワイヤハーネス引出し口であり、
    前記ブロワケースの前記2つの側面のいずれか一方から見て、前記排気口と前記ワイヤハーネス引出し口とが同じ方向を向いていることを特徴とするブロワユニット。
  5. 請求項4に記載のブロワユニットにおいて、
    前記電源コネクタ構造は、前記ブロワケースの前記2つの側面のいずれか一方に設けられていることを特徴とするブロワユニット。
  6. 請求項4または5に記載のブロワユニットにおいて、
    前記気流吐出部は、前記回転軸に沿って延伸し、前記気流吐出部と接する側面であって、前記回転軸に近い側に位置する第1側面と、前記回転軸に遠い側に位置する第2側面とをさらに含み、
    前記2つの側面のいずれか一方から見て、前記回転軸と前記電源コネクタ構造とを通る仮想平面と、前記第1側面と前記第2側面との間にあり、かつ、前記第1側面および前記第2側面とは等間隔の位置にある仮想中心面と、が互いに平行であることを特徴とするブロワユニット。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載のブロワユニットにおいて、
    前記ブロワケースと別体に設けられ、固定部材側接続部を有する固定部材をさらに備え、
    前記ブロワケースは、前記外表面に設けられ、前記固定部材側接続部と互いに接続されることで前記ブロワケースに前記固定部材を取付け固定するための複数のケース側接続部を有することを特徴とするブロワユニット。
  8. 請求項7に記載のブロワユニットにおいて、
    前記複数のケース側接続部から選択された所定のケース側接続部と前記固定部材側接続部とが互いに接続されることを特徴とするブロワユニット。
  9. 請求項8に記載のブロワユニットにおいて、
    前記複数のケース側接続部から選択された複数の前記ケース側接続部が1つの前記固定部材に設けられた複数の前記固定部材側接続部にそれぞれ接続されることを特徴とするブロワユニット。
  10. 請求項9に記載のブロワユニットにおいて、
    複数の前記固定部材側接続部は、互いに対向する方向と反対方向に突出してそれぞれ形成されるとともに、前記ケース側接続部と接続される面が互いに平行となるように形成されていることを特徴とするブロワユニット。
  11. 請求項7ないし10のいずれか1項に記載のブロワユニットにおいて、
    前記固定部材を複数有しており、
    複数の前記固定部材にそれぞれ設けられた前記固定部材側接続部と前記複数のケース側接続部から選択された2つ以上のケース側接続部とが互いに接続されることで、複数の前記固定部材のそれぞれが前記ブロワケースに取付け固定されることを特徴とするブロワユニット。
  12. 請求項7ないし11のいずれか1項に記載のブロワユニットにおいて、
    前記複数のケース側接続部は、前記外周面において、それぞれ互いに間隔をあけて設けられていることを特徴とするブロワユニット。
  13. 請求項7ないし12のいずれか1項に記載のブロワユニットにおいて、
    前記ブロワケース及び前記固定部材はそれぞれ樹脂からなることを特徴とするブロワユニット。
  14. 請求項13に記載のブロワユニットにおいて、
    前記ケース側接続部と前記固定部材側接続部とは互いに溶着されて接続されていることを特徴とするブロワユニット。
  15. 請求項7ないし14のいずれか1項に記載のブロワユニットが車両内に取付けられたブロワユニットの取付け構造であって、
    前記固定部材に設けられた脚部の底面が前記車両内の所定の基準面に設置されており、
    前記モータまたは前記ブロワケースのいずれか一方に設けられ、前記モータに電力を供給するワイヤハーネスを前記モータまたは前記ブロワケースから外部に引き出すためのワイヤハーネス引出し口が、鉛直方向下側を基準として-90度から+90度の範囲内で下側を向いているか、または、
    前記モータまたは前記ブロワケースのいずれか一方に設けられ、前記モータに電力を供給するワイヤハーネスが取り付けられる電源コネクタ構造が、鉛直方向下側を基準として-90度から+90度の範囲内で下側を向いていることを特徴とするブロワユニットの取付け構造。
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