JP7402109B2 - 管理装置及び貨幣処理システム - Google Patents

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Description

この発明は、複数の貨幣処理装置を管理する管理装置及び該管理装置を含む貨幣処理システムに関する。
従来、複数の貨幣処理装置と、各貨幣処理装置を管理する管理装置とを含む貨幣処理システムが利用されている。例えば、特許文献1には、釣銭機と呼ばれる複数の貨幣処理装置と、各釣銭機を管理する管理装置とが開示されている。POS(Point of Sales)レジスタと接続された釣銭機は、店舗のチェックアウトカウンターに設置され、客との取引時に客が支払う代金の入金処理を行い、客に釣銭を返す必要がある場合には釣銭の出金処理を行う。
管理装置は、釣銭機が釣銭を出金できないという事態を回避するため、各釣銭機に収納されている貨幣の量(在高)を監視している。管理装置は、貨幣量が所定量を下回った釣銭機を検知すると、別の釣銭機からこの釣銭機に貨幣を補充するため、補充用の貨幣を出金する釣銭機を決定する。管理装置は、貨幣の補充元及び補充先の各釣銭機と、これらの釣銭機の間で移動する補充用貨幣の情報とを店舗の店員に報知する。店員は、管理装置の決定に従って、補充元の釣銭機から補充用貨幣を出金して補充先の釣銭機に補充することができる。
特許5815248号公報
しかしながら、上記従来技術では、貨幣の補充を効率よく行うことができない場合があった。例えば、店舗が混雑する時間帯で、チェックアウトカウンターに客の行列ができているような場合、釣銭機が補充元に決定されても、この釣銭機ですぐに補充用貨幣を出金することができない。補充先の釣銭機が貨幣処理を中断して貨幣の補充を待っている場合、この中断は、補充元の釣銭機が補充用貨幣を出金するまで続く。補充先の釣銭機が貨幣処理を継続しながら貨幣の補充を待っている場合、補充元の釣銭機が補充用貨幣を出金する前に、補充先の釣銭機で釣銭用貨幣を出金できなくなる可能性がある。
本発明は、上記従来技術による課題に鑑みてなされたもので、複数の貨幣処理装置の間で効率よく貨幣の補充処理を行うことができる貨幣処理システム及び該貨幣処理システムで各貨幣処理装置を管理する管理装置を提供することを目的とするものである。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、補充元装置から補充用貨幣を出金して補充先装置に補充するための貨幣処理システムであって、操作部を有し、貨幣の入金処理及び出金処理を行う複数の貨幣処理装置と、各貨幣処理装置と通信可能に接続され、前記操作部で貨幣の補充を要求する操作が行われた貨幣処理装置を補充先装置に決定すると共に、補充用貨幣の出金処理を実行可能か否かを他の貨幣処理装置に問い合わせて、前記操作部で前記出金処理を承諾する操作が行われた貨幣処理装置を補充元装置に決定し、前記補充元装置及び前記補充先装置に前記補充元装置の決定を通知する管理装置とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、複数の前記貨幣処理装置は、店舗内で顧客に対応する同一エリア内に設けられていることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、各貨幣処理装置は表示部を有し、前記管理装置が補充用貨幣の出金処理を実行可能か否かを問い合わせる際には、問い合わせ先の各貨幣処理装置の表示部に前記補充用貨幣の情報が表示され、前記管理装置が補充元装置の決定を通知する際には、前記補充元装置及び前記補充先装置の表示部に前記補充元装置の情報が表示されることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記管理装置は、問い合わせ先の複数の貨幣処理装置で補充用貨幣の出金処理を承諾する操作が行われた場合には、承諾操作が行われた各貨幣処理装置の在高に基づいて補充元装置を決定することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記管理装置は、問い合わせ先の複数の貨幣処理装置で補充用貨幣の出金処理を承諾する操作が行われた場合には、各貨幣処理装置から出金される貨幣量の合計が前記補充用貨幣の貨幣量と一致するように複数の貨幣処理装置を補充元装置に決定することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記管理装置は、各貨幣処理装置の在高に基づいて、前記補充用貨幣を出金可能な貨幣処理装置を選択し、選択した貨幣処理装置の操作者に対して、前記補充用貨幣の出金処理に対応可能であるか否かを問い合わせることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記管理装置は、前記補充用貨幣を出金可能な貨幣処理装置が存在しない場合には、前記補充用貨幣の貨幣量を複数の貨幣量に分割し、分割後の各貨幣量を出金可能な貨幣処理装置を選択して問い合わせを行い、各貨幣処理装置から出金される貨幣量の合計が前記補充用貨幣の貨幣量と一致するように複数の貨幣処理装置を補充元装置に決定することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記補充先装置は、前記補充用貨幣と同額かつ金種が異なる両替用貨幣の出金を行い、前記補充元装置は、前記補充用貨幣の出金と前記両替用貨幣の入金とを行うことを特徴とする。
また、本発明は、補充元装置から補充用貨幣を出金して補充先装置に補充するために、操作部を備える複数の貨幣処理装置の中から補充元装置及び補充先装置を決定する管理装置であって、各貨幣処理装置と通信を行うための通信部と、前記操作部で貨幣の補充を要求する操作が行われた貨幣処理装置を補充先装置に決定すると共に、補充用貨幣の出金処理を実行可能か否かを他の貨幣処理装置に問い合わせて、前記操作部で前記出金処理を承諾する操作が行われた貨幣処理装置を補充元装置に決定し、前記補充元装置及び前記補充先装置に前記補充元装置の決定を通知する制御部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、各貨幣処理装置の操作者による操作に基づいて貨幣の補充元装置及び補充先操作が決定されるので、操作者が補充処理に対応できないといった事態を回避して、複数の貨幣処理装置の間で効率よく貨幣の補充処理を行うことができる。
図1は、本実施形態に係る貨幣処理システムで行われる補充処理の概要を説明するための模式図である。 図2は、管理装置及び貨幣処理装置の機能構成概略を示すブロック図である。 図3は、貨幣処理装置の例を示す外観図である。 図4は、紙幣処理部及び硬貨処理部の内部構成概略を示す模式図である。 図5は、貨幣の補充処理の流れを説明するためのタイミングチャートである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る貨幣処理システムについて説明する。貨幣処理システムは、金融機関の店舗及び小売店の店舗を含む様々な場所で利用可能であるが、本実施形態では、客に商品を販売する小売店の店舗を例に説明する。本実施形態では、紙幣のみ、硬貨のみ、紙幣及び硬貨の両方のいずれかである場合に貨幣と記載する。
図1は、本実施形態に係る貨幣処理システム1で行われる補充処理の概要を説明するための模式図である。図1に示すように、貨幣処理システム1は、複数の貨幣処理装置20、30(30a~30d)と、管理装置10とを含む。
管理装置10及び貨幣処理装置20は店舗のバックオフィス2に設置されている。バックオフィス2は、通常、客は立ち入らず、店員のみが立ち入るエリアである。管理装置10は、貨幣処理装置20と通信可能に接続されている。また、管理装置10は、ネットワーク4を介して各貨幣処理装置30a~30dと通信可能に接続されている。管理装置10は、貨幣処理装置20、30の在高情報を管理している。在高情報は、各装置内に収納されている紙幣の金種及び金種別枚数と、硬貨の金種及び金種別枚数とを含む。在高情報は、貨幣処理装置20、30で貨幣処理が行われる度に更新される。
貨幣処理装置20は、紙幣の入金処理及び出金処理と、硬貨の入金処理及び出金処理とを行うことができる。例えば、店舗の営業開始前に、各貨幣処理装置30に補充する釣銭用貨幣が貨幣処理装置20から出金される。店舗の営業中、貨幣処理装置30で釣銭用貨幣が不足した場合、店員は、貨幣処理装置20から釣銭用貨幣を出金して貨幣処理装置30に補充することができる。店舗の営業終了後には、各貨幣処理装置30から回収された貨幣が貨幣処理装置20に入金される。
複数の貨幣処理装置30a~30dは、店舗のチェックアウトカウンター3に設置されている。すなわち、貨幣処理装置30は、店舗内で客に対応する同一エリア内に設けられている。貨幣処理装置30は、操作部及び表示部を含み、紙幣の入金処理及び出金処理と、硬貨の入金処理及び出金処理とを行うことができる。貨幣処理装置30は、店舗と客との間で行われる商品の取引時に精算処理を行うために利用される。各貨幣処理装置30a~30dはレジ番号(識別番号)によって区別され、レジ番号から貨幣処理装置30a~30dを特定できるようになっている。レジ番号毎に、店員がレジ係として割り当てられる。店舗の営業中、レジ係は、割り当てられたレジ番号に該当する貨幣処理装置30を利用して、客が購入代金として支払う貨幣の入金処理と、客に返す釣銭の出金処理とを行う。なお、図1には4台の貨幣処理装置30a~30dを示しているが、貨幣処理装置30の数は特に限定されない。
店舗の営業中に貨幣処理装置30で釣銭用貨幣が不足しないように、貨幣処理装置30に収納されている貨幣量が減少して、予め設定された閾値になると、この貨幣処理装置30に貨幣を補充する補充処理が行われる。レジ係はバックオフィス2の貨幣処理装置20から貨幣を出金して貨幣処理装置30に補充することも可能であるが、チェックアウトカウンター3と、チェックアウトカウンター3から離れた場所にあるバックオフィス2との間を往復すると時間がかかる。このため、貨幣処理システム1では、チェックアウトカウンター3にある複数の貨幣処理装置30の間で貨幣の補充処理を行うことができる。
例えば、図1に示すように、貨幣処理装置30aの貨幣量が減少して釣銭用貨幣の補充が必要になると、この貨幣処理装置30aを担当するレジ係は、貨幣処理装置30aの操作部で、釣銭用貨幣の金種及び枚数を指定して補充を要求する操作を行う(A1)。この操作を受けて、補充を要する釣銭用貨幣の金種及び枚数の情報が、貨幣処理装置30aから管理装置10へ通知される。管理装置10へ貨幣の補充を要求する方法は手動で行う態様に限定されず、貨幣処理装置30が、在高情報に基づいて、釣銭用貨幣の金種及び枚数を決定し、これを管理装置10へ通知する処理を自動で行う態様であってもよい。
通知を受けた管理装置10は、釣銭用貨幣の補充を要求した貨幣処理装置30aを補充先装置に決定する。管理装置10は、釣銭用貨幣(補充用貨幣)の補充元となる貨幣処理装置を決定するため、補充先装置を除く他の貨幣処理装置30b~30dに、釣銭用貨幣の出金に対応可能であるか否かを問い合わせる(A2)。すなわち、貨幣処理システム1では、各貨幣処理装置30の操作者であるレジ係に、補充用貨幣の出金処理を実行可能であるか否かを問い合わせる処理が行われる。
問い合わせを受けた貨幣処理装置30b~30dの表示部には、補充先装置である貨幣処理装置30aのレジ番号と、貨幣処理装置30aに補充する釣銭用貨幣の金種及び枚数とが表示される。また、貨幣処理装置30b~30dの表示部には、自装置内に収納されている、釣銭用貨幣と同一金種の貨幣の枚数と、釣銭用貨幣の出金処理に対応可能であるか否かの回答を求める情報とが表示される。貨幣処理装置30b~30dを担当するレジ係は、例えば、表示部に表示された情報と、レジ係の対応を待っている客の数とに基づいて、出金処理に対応可能であるか否かを判断する。対応可能と判断した貨幣処理装置30cのレジ係は、貨幣処理装置30cの操作部で、出金処理を承諾する操作を行う(A3)。この操作を受けて、貨幣処理装置30cから管理装置10に出金処理を承諾する回答が通知される。
管理装置10は、問い合わせを行った貨幣処理装置30から出金処理を承諾する回答が得られると、補充元の貨幣処理装置を決定する(A4)。例えば、管理装置10は、最初に出金処理承諾の回答を管理装置10に通知した貨幣処理装置30cを補充元装置に決定する。補充元装置を決定した管理装置10は、補充先装置である貨幣処理装置30aと、補充元装置である30cとに決定結果を通知する(A5)。
管理装置10から決定結果を通知された貨幣処理装置30cの表示部には、補充元装置に決定されたことを示す情報が表示される。表示を確認した貨幣処理装置30cのレジ係は、貨幣処理装置30cで、釣銭用貨幣を出金する出金処理を実行する(A6)。
管理装置10から通知を受けた貨幣処理装置30aの表示部には、補充元装置に決定された貨幣処理装置30cのレジ番号が表示される。表示を確認した貨幣処理装置30aのレジ係は、補充元装置に決定された貨幣処理装置30cの設置場所へ移動して、貨幣処理装置30cから出金された釣銭用貨幣を受け取り、貨幣処理装置30aの設置場所へ戻る(A7)。レジ係は、貨幣処理装置30aに釣銭用貨幣を補充するための入金処理を実行する(A8)。
管理装置10が出金処理対応の可否を問い合わせた後、所定時間が経過しても、出金処理を承諾する回答を受信できなかった場合、管理装置10は、貨幣処理装置30aに、バックオフィス2の貨幣処理装置20で釣銭用貨幣を出金するよう通知する。通知された情報は貨幣処理装置30aの表示部に表示される。この場合、貨幣処理装置30aのレジ係は、バックオフィス2の貨幣処理装置20から貨幣を出金して、貨幣処理装置30aに補充することになる。この他、貨幣処理システム1では、釣銭用貨幣の金額を複数に分割し、複数の補充元装置から釣銭用貨幣を出金して補充処理を行うこともできるが、これについては後述する。
このように、貨幣処理システム1では、貨幣の補充先となる貨幣処理装置30のレジ係は、貨幣処理装置30への貨幣の補充が必要になった後、貨幣の補充を行いたいときに、貨幣の補充を要求する操作を行うことができる。貨幣の補充元となる貨幣処理装置30のレジ係も、補充用貨幣の出金処理に対応可能なときに、出金処理を承諾する操作を行うことができる。このため、補充処理開始後にレジ係が対応できないといった事態を回避して、補充元の貨幣処理装置30と補充先の貨幣処理装置30との間で効率よく貨幣の補充処理を行うことができる。
管理装置10及び貨幣処理装置30の構成について説明する。図2は、管理装置10及び貨幣処理装置30の機能構成概略を示すブロック図である。管理装置10は、制御部11、記憶部12、操作部13、表示部14及び通信部15を備える。例えば、コンピュータ装置が管理装置10として利用される。操作部13は、各種情報を管理装置10に入力するために利用される。表示部14は、管理装置10が各種情報を表示するために利用される。通信部15は、ネットワーク4を介して貨幣処理装置30と情報を送受信する。記憶部12は、不揮発性の記憶装置である。記憶部12には、管理装置10の動作に必要な各種情報が保存されている。例えば、貨幣処理装置20、30に収納されている貨幣の在高情報、貨幣処理装置30への貨幣の補充要否を判定するための設定、貨幣処理装置30からの貨幣の回収要否を判定するための設定、貨幣の補充方法を決定するための設定が記憶部12に保存されている。制御部11が、操作部13で行われた操作及び通信部15で受信した情報に基づいて、記憶部12に保存されている情報を利用しながら各部を制御することにより、本実施形態に記載する管理装置10の機能及び動作が実現されている。
貨幣処理装置30は、制御部31、記憶部32、操作部33、表示部34、通信部35及び貨幣処理部36を備える。操作部33は、各種情報を貨幣処理装置30に入力するために利用される。表示部34は、貨幣処理装置30が各種情報を表示するために利用される。通信部35は、ネットワーク4を介して管理装置10と情報を送受信する。記憶部32は、不揮発性の記憶装置である。記憶部32には、貨幣処理装置30の動作に必要な各種情報が保存されている。例えば、貨幣処理装置30に収納されている貨幣の在高情報、貨幣の補充要否を判定するための設定、貨幣の回収要否を判定するための設定、貨幣の補充方法を決定するための設定が記憶部32に保存されている。貨幣処理部36は、貨幣の入金処理及び出金処理を含む各種貨幣処理を実行する。制御部31が、操作部33で行われた操作及び通信部35で受信した情報に基づいて、記憶部32に保存されている情報を利用しながら各部を制御することにより、本実施形態に記載する貨幣処理装置30の機能及び動作が実現される。
図3は、貨幣処理装置30の例を示す外観図である。図3に示す貨幣処理装置30は、操作部33及び表示部34を含むキャッシュレジスタ100と、貨幣処理部36として機能する紙幣処理部130及び硬貨処理部230とを含む。
紙幣処理部130は、紙幣を入金するための入金口110と、紙幣を出金するための出金口120とを備える。紙幣処理部130は、前面にカバー140を有する。カバー140を開いて、カセット170(図4(a)参照)が着脱される。硬貨処理部230は、硬貨を入金するための入金口210と、硬貨を出金するための出金口220とを備える。硬貨処理部230は、前面にカバー240を有する。カバー240を開いて、カセット270(図4(b)参照)が着脱される。
キャッシュレジスタ100と貨幣処理部36は通信可能に接続されている。客との取引時には、レジ係が、客が購入する商品の情報をキャッシュレジスタ100に入力して精算処理が開始される。貨幣処理部36は、客が商品の代金を支払うために投入された貨幣の入金処理を実行する。貨幣処理部36は、入金処理で貨幣を識別計数して得られた入金金額をキャッシュレジスタ100に入力する。キャッシュレジスタ100は、客が購入する商品の合計金額を算出して、貨幣処理部36から入力された入金金額と比較し、必要に応じて貨幣処理部36に釣銭の出金を指示する。釣銭出金の指示を受けた貨幣処理部36は、釣銭を出金する出金処理を実行する。こうして精算処理が終了する。
図4は、紙幣処理部130及び硬貨処理部230の内部構成概略を示す模式図である。図4(a)は紙幣処理部130を示し、図4(b)は硬貨処理部230を示している。精算処理時に客が支払う貨幣のうち、紙幣は紙幣処理部130に入金され、硬貨は硬貨処理部230に入金される。精算処理時に客に返す釣銭のうち、紙幣は紙幣処理部130から出金され、硬貨は硬貨処理部230から出金される。
図4(a)に示す紙幣処理部130は紙幣の入金処理及び出金処理を行う。紙幣の入金処理時には、入金口110に受けた紙幣が1枚ずつ装置内に繰り出される。繰り出された紙幣は、搬送部160によって、搬送路に沿って搬送される。識別部150は、搬送される紙幣を識別計数する。識別部150は、例えば、紙幣の金種、真偽、正損を識別する。識別結果に基づいて、入金できない紙幣はリジェクト紙幣として出金口120から返却され、入金可能な紙幣は複数の収納部171a~171cに金種別に収納される。
紙幣の出金処理時には、収納部171(171a~171c)から1枚ずつ紙幣が繰り出される。繰り出された紙幣は、搬送部160によって、搬送路に沿って搬送されて、出金口120から排出される。各収納部171a~171cに収納する紙幣の金種は予め設定されている。貨幣処理装置30は、各収納部171a~171cに収納中の紙幣の金種及び枚数を管理している。これにより、貨幣処理装置30は、必要な金種の紙幣を必要な枚数だけ出金口120から出金することができる。
貨幣処理装置30への紙幣の補充処理は、カセット170を利用して行うことができる。カセット170は紙幣処理部130に対して着脱可能に設けられている。補充元の貨幣処理装置30は、補充用の紙幣を収納部171から繰り出してカセット170に収納する。レジ係は、補充用紙幣が収納されたカセット170を紙幣処理部130から取り外し、補充先の貨幣処理装置30の紙幣処理部130に装着する。補充先の紙幣処理部130は、カセット170から補充用紙幣を繰り出して識別部150で識別計数し、金種に応じて収納部171a~171cのいずれかに収納する。
貨幣処理装置30への紙幣の補充は、入金口110及び出金口120を利用して行うこともできる。補充元の貨幣処理装置30で出金処理が行われ、補充用紙幣が、収納部171から繰り出されて出金口120に出金される。レジ係は、補充元の貨幣処理装置30から出金された補充用紙幣を、補充先の貨幣処理装置30の入金口110から入金する。補充先の紙幣処理部130は、入金された補充用紙幣を識別部150で識別計数して、金種に応じて収納部171a~171cのいずれかに収納する。
図4(b)に示す硬貨処理部230は硬貨の入金処理及び出金処理を行う。硬貨の入金処理時には、入金口210に受けた硬貨が、装置内の繰出部280に落下し、繰出部280から1枚ずつ繰り出される。繰り出された硬貨は、入金搬送部260によって、搬送路に沿って搬送される。識別部250は、搬送される硬貨を識別計数する。識別部250は、例えば、硬貨の金種、真偽、正損を識別する。識別部250より下流の搬送路には、複数のシュート261が設けられている。各シュート261は、出金口220、カセット270、収納部271a~271h、回収部272のいずれか1つと接続されている。シュート261は通常閉じられている。硬貨の識別結果に基づいて対応するシュート261が開くと、硬貨はシュート261内へ落下し、出金口220、カセット270、収納部271a~271h、回収部272のいずれかに収納される。入金できない硬貨は、シュート261から落下せずに搬送を続けられ、リジェクト硬貨として、出金口120から返却される。入金可能な硬貨は、複数の収納部271a~271hに金種別に収納される。回収部272は、例えば収納部271が満杯になった場合に、収納部271に収納できない硬貨を収納するために利用される。
硬貨の出金処理時には、収納部271(271a~271h)から1枚ずつ硬貨が繰り出される。収納部271の下方にある出金搬送部262が、収納部271から繰り出された硬貨を受けて上方の繰出部280へ搬送する。繰出部280が底部を開くことにより硬貨が落下して出金口220に排出される。各収納部271a~271hに収納する硬貨の金種は予め設定されている。貨幣処理装置30は、各収納部271a~271hに収納中の硬貨の金種及び枚数を管理している。これにより、貨幣処理装置30は、必要な金種の硬貨を必要な枚数だけ出金口220から出金することができる。
貨幣処理装置30への硬貨の補充は、カセット270を利用して行うことができる。カセット270は硬貨処理部230に対して着脱可能に設けられている。補充元の貨幣処理装置30は、補充用の硬貨を収納部271から繰り出してカセット270に収納する。レジ係は、補充用硬貨が収納されたカセット270を硬貨処理部230から取り外し、補充先の貨幣処理装置30の硬貨処理部230に装着する。補充先の硬貨処理部230は、カセット270から補充用硬貨を繰り出して識別部250で識別計数し、金種に応じて収納部271a~271hのいずれかに収納する。
貨幣処理装置30への硬貨の補充は、入金口210及び出金口220を利用して行うこともできる。補充元の貨幣処理装置30で出金処理が行われ、補充用硬貨が、収納部271から繰り出されて出金口220に出金される。レジ係は、補充元の貨幣処理装置30から出金された補充用硬貨を、補充先の貨幣処理装置30の入金口210から入金する。補充先の硬貨処理部230は、入金された補充用硬貨を識別計数して、金種に応じて収納部271a~271hのいずれかに収納する。
このように、貨幣処理システム1では、カセット170を利用する紙幣の移動と、入金口110及び出金口120を利用する紙幣の移動とのいずれかの方法によって、紙幣の補充処理を行うことができる。また、カセット270を利用する硬貨の移動と、入金口210及び出金口220を利用する紙幣の移動とのいずれかによって、硬貨の補充処理を行うことができる。
貨幣処理装置30では、収納部171、271に収納されている貨幣の金種別に、貨幣補充の要否を判定するための閾値が設定されている。例えば、貨幣処理装置30は、収納部171、271の貨幣量が減少して閾値以下となった金種が発生すると、貨幣の補充が必要になったことをレジ係に報知する報知処理を実行する。また、例えば、貨幣処理装置30の在高を管理する管理装置10が、貨幣量が閾値以下となった金種の発生を検知して、貨幣処理装置30で報知処理を実行する。
報知処理では、補充を要する貨幣に関連する情報がキャッシュレジスタ100の表示部34に表示される。例えば、貨幣量が閾値以下となった金種と、収納部171、271に収納されている該金種の現在の貨幣量と、貨幣を補充するよう指示する情報とが表示部34に表示される。レジ係は、表示部34の表示から貨幣処理装置30に補充する貨幣の金種を認識して、補充する貨幣量を決定する。レジ係は、キャッシュレジスタ100の操作部33を操作して、補充する釣銭用貨幣の金種及び枚数を決定し、釣銭用貨幣の補充を要求する操作を行うことができる。
貨幣処理装置30では紙幣と硬貨の処理は同様に行われる。以下、硬貨を例に、複数の貨幣処理装置30の間で行われる補充処理の流れについて具体的に説明する。図5は、貨幣の補充処理の流れを示すタイミングチャートである。
例えば、貨幣処理装置30aに収納されている100円硬貨の枚数が98枚になって、貨幣補充の要否を判定するために予め設定された閾値枚数100枚を下回ったものとして説明を続ける。100円硬貨の補充が必要になると、キャッシュレジスタ100の表示部34に、貨幣処理装置30aに現在収納されている100円硬貨が98枚であることを示す情報と、100円硬貨の補充が必要であることを示す情報とが表示される。レジ係は、表示部34の情報から、この後、貨幣処理装置30aから98枚の100円硬貨を出金可能であることを確認することができる。レジ係は、列に並ぶ客に対応する必要がある場合は、そのまま客との商品取引に係る入金処理及び出金処理を継続することができる。この間に100円硬貨が出金されて枚数が減少した場合には、表示部34でも、出金可能な100円硬貨の枚数が出金後の枚数に更新される。例えば、100円硬貨3枚が出金されると表示部34の表示が98枚から95枚に更新される。
キャッシュレジスタ100の操作部33には、釣銭用貨幣の補充処理を開始するための釣銭要求ボタンが設けられている。客への対応を終えて補充処理を開始できると判断したレジ係が、操作部33に設けられた釣銭要求ボタンを押すと、表示部34に、貨幣処理装置30aに現在収納されている100円硬貨の枚数と、100円硬貨の補充枚数の入力を求める情報とが表示される。
例えば、レジ係は、補充枚数を50枚と入力して、釣銭用貨幣(補充用貨幣)の金種及び枚数を確定する操作を行う。釣銭用貨幣の金種及び枚数が確定されると、貨幣処理装置30aは、100円硬貨50枚の釣銭用貨幣を要求する情報を管理装置10へ送信する(ステップS1)。
貨幣処理装置30aから情報を受信した管理装置10は、貨幣処理装置30aを補充先装置に決定する(ステップS2)。管理装置10は、補充元装置の候補となる貨幣処理装置を選択して(ステップS3)、出金処理に対応可能であるか否かを問い合わせる(ステップS4)。
補充元装置の候補とする貨幣処理装置30の選択方法は設定により変更できるようになっている。例えば、管理装置10が、貨幣処理装置30aと同じチェックアウトカウンター3にある、補充先装置以外の全ての貨幣処理装置30b~30dを対象に問い合わせを行う設定とすることができる。
また、例えば、管理装置10が、各貨幣処理装置30b~30dの在高情報に基づいて、補充元装置の候補となる貨幣処理装置30を選択し、選択した貨幣処理装置30に問い合わせを行う設定とすることもできる。この設定の場合、管理装置10は、貨幣処理装置30の在高情報を参照して100円硬貨50枚の出金後も、100円硬貨の枚数が、補充要否の閾値枚数として設定された100枚以下にならない貨幣処理装置30を、補充元装置の候補に選択する。
釣銭用貨幣の補充は、補充先装置が出金する、釣銭用貨幣と同額かつ金種の異なる両替用貨幣と、補充元装置が出金する釣銭用貨幣とを、両替することによって行われる。このため、管理装置10は、両替用貨幣を収納可能な貨幣処理装置30を、補充元装置の候補に選択する。
両替用貨幣の金種及び枚数は手動又は自動で選択される。例えば、補充先装置のレジ係は、ステップS1で釣銭用貨幣100円硬貨50枚を指定する際に、両替用貨幣を千円札5枚と指定することができる。各貨幣処理装置30には、収納部171、271からの貨幣の回収要否を判定する回収用閾値が予め設定されている。両替用貨幣が千円札5枚と指定された場合、管理装置10は、千円札5枚を収納しても、千円札の収納枚数が回収要否の閾値を超えない貨幣処理装置30を補充元装置の候補に選択して問い合わせを行う。
ステップS1で両替用貨幣が指定されなかった場合、管理装置10は、両替用貨幣を自動で選択する。具体的には、管理装置10は、補充先装置から出金しても収納量が補充要否の閾値以下にならず、かつ、補充元装置に入金しても収納量が回収要否の閾値を超えないように、両替用貨幣を選択する。例えば、貨幣処理装置30aに補充する釣銭用貨幣100円硬貨50枚の指定を受けた管理装置10は、各貨幣処理装置30の在高情報を参照して、五千円札1枚、或いは千円札5枚というように、両替用貨幣を自動的に設定する。以下、両替用貨幣が千円札5枚と設定されたものとして説明を続ける。釣銭用貨幣及び両替用貨幣が決まると、管理装置10は、釣銭用貨幣を出金可能かつ両替用貨幣を入金可能な貨幣処理装置30を、補充元装置の候補に選択して問い合わせを行う。
図5のステップS4とS5との間に破線矢印で示したように、管理装置10からの問い合わせは、貨幣処理装置30bを含む複数の貨幣処理装置30に対して行われる。管理装置10は、問い合わせ先の貨幣処理装置30から回答を受信するまで待機する。
管理装置10からの問い合わせを受けた貨幣処理装置30では、キャッシュレジスタ100の表示部34に、釣銭用貨幣の出金処理を要求されたことを示す情報が表示される(ステップS5)。表示部34には、補充を要する貨幣処理装置30aのレジ番号と、この貨幣処理装置30aに補充する釣銭用貨幣100円硬貨50枚を示す情報と、釣銭用貨幣と両替して入金される両替用貨幣千円札5枚を示す情報とが表示される。また、表示部34には、釣銭用貨幣の出金処理に対応可能であるか否かを回答するよう求める情報が表示される。また、表示部34には、出金処理を承諾して100円硬貨50枚を出金した場合に、自装置内の100円硬貨が減少して何枚になるかを示す情報が表示部34に表示される。
問い合わせを受けた貨幣処理装置30のレジ係は、表示部34の表示を確認して、釣銭用貨幣の出金処理に対応するか否かを判断する。対応可能と判断したレジ係は、キャッシュレジスタ100の操作部33で、釣銭用貨幣の出金処理を承諾することを示す操作を行う(ステップS6)。貨幣処理装置30は、出金処理承諾の回答を管理装置10へ送信する。
管理装置10は、問い合わせた貨幣処理装置30から出金処理承諾の回答を受信するのを待って、釣銭用貨幣の補充元とする貨幣処理装置を決定する(ステップS7)。補充元装置の決定方法は、設定により変更できるようになっている。例えば、最初に出金処理の承諾操作が行われた貨幣処理装置を補充元装置に決定する設定とすることができる。
また、例えば、所定時間の間に出金処理の承諾操作が行われた貨幣処理装置の中から補充元装置を決定する設定となっている場合、管理装置10は、所定時間経過後に補充元装置を決定する。例えば、ステップS4の問い合わせを行ってから所定時間が経過するまでの間に、貨幣処理装置30bを含む複数の貨幣処理装置30で出金処理の承諾操作が行われたものとする。この場合、管理装置10は、出金処理を承諾した各貨幣処理装置30の在高情報に基づいて補充元装置を決定する。例えば、管理装置10は、100円硬貨を最も多く収納している貨幣処理装置30を補充元装置に決定する。
管理装置10は、釣銭用貨幣の貨幣量を複数の貨幣量に分割して、複数の貨幣処理装置30を補充元装置に決定することもできる。例えば、100円硬貨を最も多く収納している貨幣処理装置30が2台ある場合、すなわち2台の装置が同じ数の100円硬貨を収納している場合、管理装置10は、釣銭用貨幣100円硬貨50枚を25枚ずつに分割し、これら2台を補充元装置に決定する。
なお、ステップS3で100円硬貨50枚を出金可能な貨幣処理装置30が見つからなかった場合、及び、ステップS4の問い合わせを行ってから所定時間が経過しても出金処理承諾の回答を受信できなかった場合、管理装置10は補充処理を中止する。この場合、管理装置10は、釣銭用貨幣の補充を要求した貨幣処理装置30aに、バックオフィス2の貨幣処理装置20から100円硬貨50枚を出金するよう通知する。通知を受けた貨幣処理装置30aのキャッシュレジスタ100の表示部34には、管理装置10からの通知内容が表示される。表示部34を確認したレジ係は、バックオフィス2の貨幣処理装置20から100円硬貨50枚を出金して貨幣処理装置30aに補充することになる。
ステップS7で貨幣処理装置30bが補充元装置に決定されたものとして説明を続ける。補充元装置を決定した管理装置10は、釣銭用貨幣の補充元装置である貨幣処理装置30bと、補充先装置である貨幣処理装置30aとに釣銭用貨幣の補充方法を通知する(ステップS8)。
貨幣処理装置30bでは、キャッシュレジスタ100の表示部34に、補充元装置に決定されたことを示す情報が表示される(ステップS9)。また、表示部34には、補充先装置である貨幣処理装置30aのレジ番号と、釣銭用貨幣100円硬貨50枚の出金を指示する情報とが表示される。貨幣処理装置30bのレジ係は、貨幣処理装置30bから釣銭用貨幣100円硬貨50枚を出金して、貨幣処理装置30aのレジ係が釣銭用貨幣を取りに来るまで保管することができる。
貨幣処理装置30aでは、キャッシュレジスタ100の表示部34に、補充元装置に決定された貨幣処理装置30bのレジ番号が表示される(ステップS10)。また、表示部34には、貨幣処理装置30aから、両替用貨幣に設定された千円札5枚を出金して、補充元の貨幣処理装置30bから出金される100円硬貨50枚を受け取りに向かうよう指示する情報が表示される。表示部34の情報を確認した貨幣処理装置30aのレジ係は、貨幣処理装置30aから千円札5枚を出金する出金処理を実行する(ステップS11)。
レジ係が、釣銭用貨幣100円硬貨50枚と両替する両替用貨幣千円札5枚の出金処理を実行すると、貨幣処理装置30aは、両替用貨幣の出金処理完了の通知を管理装置10に送信する(ステップS12)。管理装置10は、補充元装置である貨幣処理装置30bに、釣銭用貨幣100円硬貨50枚の出金処理の実行を求める通知を送信する(ステップS13)。
貨幣処理装置30bでは、キャッシュレジスタ100の表示部34に、補充先装置である貨幣処理装置30aのレジ番号と、レジ係がまもなく釣銭用貨幣を取りに来ることを示す情報とが表示される(ステップS14)。貨幣処理装置30bから釣銭用硬貨100円50枚が出金されていない場合、表示部34には、出金処理を実行するよう指示する情報が表示される。
貨幣処理装置30bのレジ係は、貨幣処理装置30bから釣銭用貨幣100円硬貨50枚を出金する出金処理を実行する(ステップS15)。既に釣銭用貨幣の出金処理を行って保管していた場合、レジ係は、保管していた釣銭用貨幣を引き渡す準備を行う。
貨幣処理装置30aのレジ係は、貨幣処理装置30aから出金した両替用貨幣の千円札5枚を持って、貨幣処理装置30bの設置場所へ移動し、貨幣処理装置30bのレジ係に両替用貨幣千円札5枚を手渡す。貨幣処理装置30bのレジ係は、受け取った千円札5枚と引き替えに、貨幣処理装置30bから出金した釣銭用貨幣の100円硬貨50枚を、貨幣処理装置30aのレジ係に手渡す。
貨幣処理装置30bのレジ係は、両替用貨幣千円札5枚を貨幣処理装置30bに入金する入金処理を実行する(ステップS16)。貨幣処理装置30aのレジ係は、貨幣処理装置30aの設置場所へ戻って、釣銭用貨幣100円硬貨50枚を貨幣処理装置30aに入金する入金処理を実行する(ステップS17)。こうして、貨幣処理装置30aに釣銭用貨幣の100円硬貨50枚を補充する処理が終了する。
各貨幣処理装置30の在高情報を管理する管理装置10は、ステップS11及びS15の出金処理内容と、ステップS16及びS17の入金処理内容とに基づいて、各貨幣処理装置30a、30bの在高情報を更新する。
ステップS11及びS15の出金処理と、ステップS16及びS17の入金処理とは、上述したように、貨幣処理装置30の入金口110、210及び出金口120、220を利用して行う態様であってもよいし、カセット170、270を利用する態様であってもよい。また、ステップS15の出金処理とステップS16の入金処理との順序は特に限定されず、逆であってもよい。具体的には、貨幣処理装置30bで、両替用貨幣の入金処理を先に行ってから、釣銭用貨幣の出金処理を行う態様であってもよい。
このように、貨幣処理装置30bから出金された100円硬貨50枚と、貨幣処理装置30aから出金された千円札5枚とを両替することで、これらの装置それぞれに収納されている貨幣の在高(合計金額)を変更することなく、釣銭用貨幣の補充を行うことができる。ただし、釣銭用貨幣の補充方法が、これに限定されるものではなく、釣銭用貨幣100円硬貨50枚の移動のみが行われる態様であってもよい。この場合、図5に示すステップS11~S14の処理と、ステップS16の処理とは行われない。ステップS9及びS10で釣銭用貨幣の補充方法が報知された後、ステップS15で補充元の貨幣処理装置30bから釣銭用貨幣100円硬貨50枚が出金され、出金された補充用貨幣がステップS17で補充先の貨幣処理装置30aに補充される。この場合も、管理装置10は、ステップS15の出金処理内容と、ステップS17の入金処理内容とに基づいて、各貨幣処理装置30a、30bの在高情報を更新する。
本実施形態では、管理装置10が補充元装置を決定する際に、複数台の貨幣処理装置30を補充元装置に決定可能であることを示したが、出金処理対応の可否を問い合わせるときから補充用元装置を複数台に設定することも可能となっている。
例えば、図5に示すステップS3で、釣銭用貨幣100円硬貨50枚を出金可能な貨幣処理装置30が見つからなかった場合、管理装置10は、釣銭用貨幣の枚数を25枚ずつに分割する。管理装置10は、分割後の100円硬貨25枚を出金可能な貨幣処理装置30に出金処理対応の可否を問い合わせ、出金処理を承諾した2台の貨幣処理装置30を補充元装置に決定する。決定結果は、補充元の2台の貨幣処理装置30及び補充先の貨幣処理装置30に通知される。両替用貨幣と引き替えに釣銭用貨幣を受け取る設定となっている場合、管理装置10は、補充先の貨幣処理装置30に、2500円分の両替用貨幣を2組準備するよう指示する情報を通知する。これにより、補充元の2台の貨幣処理装置30それぞれから100円硬貨25枚を出金して、上述したように釣銭用貨幣100円硬貨50枚を補充することができる。
本実施形態では、補充先装置で要求された釣銭用貨幣全てが補充元装置から出金される例を示したが、要求された釣銭用貨幣の一部のみが出金される態様であってもよい。具体的には、上述したように100円硬貨50枚の釣銭用貨幣が必要である場合に、50枚に満たない枚数の100円硬貨を補充する態様であってもよい。
例えば、図5に示すステップS3で、100円硬貨50枚を出金可能な貨幣処理装置30が存在しなかった場合、管理装置10は、100円硬貨の枚数を所定割合減じて、100円硬貨を出金可能な貨幣処理装置30に出金処理に対応可能であるか否かを問い合わせる。例えば、管理装置10は、予め準備された設定に基づいて、貨幣枚数を10枚減らして40枚としたり、90%に減じて45枚としたりすることができる。これにより、補充先装置で要求された釣銭用貨幣の少なくとも一部を補充することができる。
上述したように、貨幣処理システム1では、貨幣処理装置30に貨幣を補充する必要が生じた後、この貨幣処理装置30の操作者は、操作部33を操作して、他の貨幣処理装置30に貨幣の補充を要求するタイミングを決定することができる。補充用貨幣の出金を求められた貨幣処理装置30の操作者も、操作部33を操作して、出金処理を承諾するか否かを選択することができる。これにより、複数の貨幣処理装置30の間で効率よく貨幣の補充処理を行うことができる。
以上のように、本発明に係る管理装置及び貨幣処理システムは、貨幣処理システムを構成する複数の貨幣処理装置の間で効率よく貨幣の補充処理を行うために有用である。
1 貨幣処理システム
2 バックオフィス
3 チェックアウトカウンター
4 ネットワーク
10 管理装置
11、31 制御部
12、32 記憶部
13、33 操作部
14、34 表示部
15、35 通信部
20、30(30a~30d) 貨幣処理装置
36 貨幣処理部
100 キャッシュレジスタ
110、210 入金口
120、220 出金口
130 紙幣処理部
140、240 カバー
150、250 識別部
160 搬送部
170、270 カセット
171(171a~171c)、271(271a~271h) 収納部
収納部
230 硬貨処理部
260 入金搬送部
261 シュート
262 出金搬送部
272 回収部
280 繰出部

Claims (9)

  1. 補充元装置から補充用貨幣を出金して補充先装置に補充するための貨幣処理システムであって、
    操作部を有し、貨幣の入金処理及び出金処理を行う複数の貨幣処理装置と、
    各貨幣処理装置と通信可能に接続され、前記操作部で貨幣の補充を要求する操作が行われた貨幣処理装置を補充先装置に決定すると共に、補充用貨幣の出金処理を実行可能か否かを他の貨幣処理装置に問い合わせて、前記操作部で前記出金処理を承諾する操作が行われた貨幣処理装置を補充元装置に決定し、前記補充元装置及び前記補充先装置に前記補充元装置の決定を通知する管理装置と
    を備えることを特徴とする貨幣処理システム。
  2. 複数の前記貨幣処理装置は、店舗内で顧客に対応する同一エリア内に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の貨幣処理システム。
  3. 各貨幣処理装置は表示部を有し、
    前記管理装置が補充用貨幣の出金処理を実行可能か否かを問い合わせる際には、問い合わせ先の各貨幣処理装置の表示部に前記補充用貨幣の情報が表示され、
    前記管理装置が補充元装置の決定を通知する際には、前記補充元装置及び前記補充先装置の表示部に前記補充元装置の情報が表示される
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の貨幣処理システム。
  4. 前記管理装置は、問い合わせ先の複数の貨幣処理装置で補充用貨幣の出金処理を承諾する操作が行われた場合には、承諾操作が行われた各貨幣処理装置の在高に基づいて補充元装置を決定することを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の貨幣処理システム。
  5. 前記管理装置は、問い合わせ先の複数の貨幣処理装置で補充用貨幣の出金処理を承諾する操作が行われた場合には、各貨幣処理装置から出金される貨幣量の合計が前記補充用貨幣の貨幣量と一致するように複数の貨幣処理装置を補充元装置に決定することを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の貨幣処理システム。
  6. 前記管理装置は、各貨幣処理装置の在高に基づいて、前記補充用貨幣を出金可能な貨幣処理装置を選択し、選択した貨幣処理装置の操作者に対して、前記補充用貨幣の出金処理に対応可能であるか否かを問い合わせることを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の貨幣処理システム。
  7. 前記管理装置は、前記補充用貨幣を出金可能な貨幣処理装置が存在しない場合には、前記補充用貨幣の貨幣量を複数の貨幣量に分割し、分割後の各貨幣量を出金可能な貨幣処理装置を選択して問い合わせを行い、各貨幣処理装置から出金される貨幣量の合計が前記補充用貨幣の貨幣量と一致するように複数の貨幣処理装置を補充元装置に決定する
    ことを特徴とする請求項6に記載の貨幣処理システム。
  8. 前記補充先装置は、前記補充用貨幣と同額かつ金種が異なる両替用貨幣の出金を行い、
    前記補充元装置は、前記補充用貨幣の出金と前記両替用貨幣の入金とを行う
    ことを特徴とする請求項1~7のいずれか1項に記載の貨幣処理システム。
  9. 補充元装置から補充用貨幣を出金して補充先装置に補充するために、操作部を備える複数の貨幣処理装置の中から補充元装置及び補充先装置を決定する管理装置であって、
    各貨幣処理装置と通信を行うための通信部と、
    前記操作部で貨幣の補充を要求する操作が行われた貨幣処理装置を補充先装置に決定すると共に、補充用貨幣の出金処理を実行可能か否かを他の貨幣処理装置に問い合わせて、前記操作部で前記出金処理を承諾する操作が行われた貨幣処理装置を補充元装置に決定し、前記補充元装置及び前記補充先装置に前記補充元装置の決定を通知する制御部と
    を備えることを特徴とする管理装置。
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