JP7401421B2 - ハンドリング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ハンドリング装置に関する。
物流倉庫等において、内部を仕切る内壁を設置する場合、倉庫内に柱材を設置した後に、柱材に石膏ボードをビス止めするのが一般的である。この場合、柱材の上端部近傍(天井近傍)に石膏ボードを取り付ける際には、高所作業が必要になるため、施工に時間を要したり、安全性確保のための施策が必要となる。
これに対し、最近では、予め作成しておいた壁体を床等に水平に載置し、載置した壁体を垂直に建て起こす装置が知られている(例えば特許文献1等)。
特開2015-108259号公報
特許文献1の壁体建て起こし装置は、予めアンカーが設置されている場合にも壁体を建て起こすことが可能な装置である。しかしながら、特許文献1では、壁体などの対象物を保持してハンドリングすることについての検討はなされていない。
そこで、本発明は、対象物をハンドリングする際に、対象物の適切な箇所を吸着保持することが可能なハンドリング装置を提供することを目的とする。
本発明に係るハンドリング装置は、固定部材によって固定された板部材を有する壁体をハンドリングするハンドリング装置であって、前記壁体真空吸着により保持する吸着保持部を有するハンド部と、前記壁体における前記固定部材の位置を検出する検出部と、前記検出部が検出した前記固定部材の位置に基づいて、前記ハンド部の前記吸着保持部の位置を調整する調整部と、を備える。
本発明によれば、対象物をハンドリングする際に、対象物の適切な箇所を吸着保持することができる。
物流倉庫内を示す図である。 物流倉庫内に内壁を設置した状態を示す図である。 図3(a)、図3(b)は、第1の実施形態に係る建て起こし装置を概略的に示す図である。 図4(a)は、図3(a)のハンド部を+Z方向から見た状態を示す図であり、図4(b)は、ハンド部がZ軸回りに90°回転した状態を示す図である。 第1の実施形態に係る建て起こし装置の制御系を示すブロック図である。 図6(a)~図6(c)は、壁体作成工程を説明するための図(その1)である。 図7(a)~図7(c)は、壁体作成工程を説明するための図(その2)である。 図8(a)、図8(b)は、壁体作成工程を説明するための図(その3)である。 壁体作成工程を説明するための図(その4)である。 図10(a)~図10(c)は、壁体作成工程を説明するための図(その5)である。 搬送工程を実行する際の建て起こし装置の状態を示す図である。 図12(a)、図12(b)は、搬送工程を説明するための図である。 図13(a)~図13(c)は、設置工程を説明するための図である。 第2の実施形態に係る建て起こし装置を概略的に示す図である。 図15(a)~図15(d)は、第2の実施形態に係る建て起こし装置の動作について説明するための図(その1)である。 図16(a)~図16(c)は、第2の実施形態に係る建て起こし装置の動作について説明するための図(その2)である。 第2の実施形態に係る建て起こし装置の動作について説明するための図(その3)である。 図18(a)~図18(c)は、第2の実施形態に係る建て起こし装置の動作について説明するための図(その4)である。 図19(a)、図19(b)は、第2の実施形態に係る建て起こし装置の動作について説明するための図(その5)である。 第2の実施形態に係る建て起こし装置の動作について説明するための図(その6)である。
《第1の実施形態》
以下、第1の実施形態に係る建て起こし装置(ハンドリング装置)について、図1~図13に基づいて詳細に説明する。
本第1の実施形態の建て起こし装置100(図3(a)等参照)は、図1に示すような多数の柱と天井梁が存在する物流倉庫において、柱と天井梁とで囲まれた空間に内壁を設置する際に用いる装置である。より具体的には、建て起こし装置100は、内壁を設置する場所の近傍で途中まで作成した内壁(壁体)を保持して設置場所まで搬送し、作業者による壁体の設置を補助する装置である。
本第1の実施形態では、一例として、図1においてハッチングを付して示すコンクリート製の天井梁の下側の空間(天井梁と2本の柱の間の空間)に3枚の壁体を設置し、図2に示すように物流倉庫内を仕切る場合について説明する。
図3(a)、図3(b)は、第1の実施形態に係る建て起こし装置100を概略的に示す図である。図3(a)に示すように、建て起こし装置100は、複数(例えば4つ)の車輪10により走行可能な走行部12と、走行部12に設けられた支持柱14に対して回動可能に設けられたアーム部(ブーム)16と、アーム部16の先端部に設けられたハンド部18と、を備える。なお、図3(a)においては、走行部12の前後方向をX軸方向、幅方向をY軸方向、X軸方向及びY軸方向に対して垂直な方向(鉛直方向)をZ軸方向として示している。
走行部12は、モータ等の動力源を有し、遠隔操作装置30(図5参照)に対する作業者の操作に応じて、制御部50(図5参照)の指示の下、走行面上を車輪10により走行する。走行部12には、建て起こし装置100の各部に電力を供給するためのバッテリ22が搭載されている。また、走行部12には、ハンド部18が壁体を保持したときに建て起こし装置100の傾倒を防止するためのカウンタウェイト24が搭載されている。
アーム部16は、シリンダ20の伸縮によって、Y軸回りに回動する。また、アーム部16は、径の異なる複数の筒状(又は棒状)の部材を有し、アーム伸縮駆動部(図5参照)により伸縮され、全体の長さが調整される。アーム部16の回動及び伸縮は、遠隔操作装置30に対する作業者の操作に応じて、制御部50の指示の下、実行される。なお、図3(b)には、図3(a)の状態からアーム部16がY軸回り(図3(a)における反時計回り)に回動し、かつ、アーム部16が短くなった状態が示されている。
ハンド部18は、アーム部16の先端部に設けられ、壁体を吸着保持する。ハンド部18は、遠隔操作装置30に対する作業者の操作に応じて、制御部50の指示の下、ハンド駆動部34(図5参照)により、図3(a)の矢印A方向に回動されるとともに、矢印B方向に回転される。なお、図3(b)は、図3(a)の状態から、ハンド部18が矢印A方向(反時計回り方向)に90°回動し、かつ、ハンド部18が矢印B方向に90°回転した状態が示されている。なお、ハンド部18には、アーム部16側から配線や配管が接続されているため、矢印A方向への回動や矢印B方向への回転は、配線や配管に影響を与えない範囲に制限されている。例えば、矢印A方向への回動範囲は、約180°であり、矢印B方向への回動範囲は、約90°となっている。
ハンド部18は、真空吸引力や磁気吸引力を用いて壁体を吸着保持する。図4(a)には、図3(a)のハンド部18を+Z方向から見た状態が示されている。また、図4(b)には、ハンド部18がZ軸回りに90°回転した状態が示されている。図4(a)、図4(b)に示すように、ハンド部18は、2つの吸着群36A、36Bを有する。吸着群36A、36Bは、それぞれ、複数(図4(a)では8つ)の磁気吸着パッド38と、複数(図4(a)では4つ)の真空吸着パッド40と、を有する。磁気吸着パッド38は、電磁石を有し、電磁石に電流が供給されることで、磁気的吸引力を発生し、壁体が有する磁性体の部材(柱材)を磁気吸着する。真空吸着パッド40は、壁体に接した状態で壁体との間に空間を形成し、当該空間内の空気を不図示の真空ポンプが吸引することで、壁体を真空吸着する。
図4(a)、図4(b)における吸着群36A、36Bの間の間隔Hは、間隔調整部42によって調整可能となっている。間隔調整部42は、制御部50によって制御され、磁気吸着パッド38や真空吸着パッド40を保持するアームの長さ調整を行うことで、間隔Hを調整する。なお、磁気吸着パッド38と真空吸着パッド40とは、それぞれが個々に調整できても良い。また、磁気吸着パッド38と真空吸着パッド40とは、図4(b)のX方向に調整ができても良い。
図5は、建て起こし装置100の制御系を示すブロック図である。建て起こし装置100は、遠隔操作装置30に対する作業者の操作に応じて、制御部50の指示の下、各部が動作する。また、建て起こし装置100は、撮像部44を備えており、ハンド部18が壁体を吸着保持する前に、壁体を撮像する。制御部50は、壁体を撮像した画像に基づいて、間隔調整部42を制御し、ハンド部18の吸着群36A,36Bの間隔を調整する。撮像部44の設置位置は、壁体を上方から撮像できる位置である。例えば、撮像部44は、ハンド部18に設置してもよいし、アーム部16に設置してもよい。また、壁体を作成する際に用いる装置(後述する自動タッカー打機など)に撮像部44を設置してもよいし、壁体を設置する物流倉庫の天井に撮像部44を設置してもよい。撮像部44を建て起こし装置100の外部に設けた場合には、撮像部44と制御部50が通信することで、撮像部44が撮像した画像を制御部50に送信するようにすればよい。
次に、建て起こし装置100を用いた壁体の設置方法について、詳細に説明する。本第1の実施形態では、物流倉庫内で内壁となる壁体を途中まで作成し(壁体作成工程)、建て起こし装置100を用いて途中まで作成された壁体を保持して、設置場所まで搬送し(搬送工程)、作業者が壁体を設置場所に固定して内壁を完成させる(設置工程)。以下、各工程について詳細に説明する。
(壁体作成工程)
図6(a)~図10(c)には、壁体作成工程の流れが模式的に示されている。図6(a)には、物流倉庫の床面に設置される一対の組み立て台102を上方(+Z側)から見た状態が示されている。一対の組み立て台102は、Y軸方向(建て起こし装置100の幅方向)に所定間隔を空けて配置されている。各組み立て台102は、略板状の部材(図8(a)参照)である。なお、図6(a)等においては、建て起こし装置100が組み立て台102の左側から近づいてくるため、当該建て起こし装置100が近づいてくるときの座標系を図示している。
図6(a)の状態から、作業者は、図6(b)に示すように、一対の組み立て台102の上に壁体の柱材(スタッド)60を仮置きする。図6(b)では、Y軸方向に延びるように、かつX軸方向に予め定められた間隔で10本の柱材60が仮置きされた状態が図示されている。
次いで、作業者は、図6(c)に示すように、X軸方向に延び、YZ断面がU字状の下部ランナー62Aを、10本の柱材60の-Y側端部に係合させ、ビス止めする。また、作業者は、下部ランナー62Aと同形状の上部ランナー62Bを10本の柱材60の+Y側端部に係合させ、仮止めする。仮止めには、数本程度のビスを用いてもよいし、粘着テープ等を用いてもよい。
次いで、作業者は、図7(a)に示すように、柱材60の上側(+Z側)に石膏ボード(プラスターボード)64を敷く。このとき、作業者は、図7(b)に示すように上部ランナー62B近傍を残して、略全体に敷き詰めた状態とする。そして、作業者は、自動タッカー打機等を用いて、石膏ボード64を柱材60に対してビス66で固定する(ビス止めする)。なお、自動タッカー打機は、例えば、ビス打ちが可能なタッカーと、タッカーをXY面内で移動させる移動装置と、移動装置を制御して、タッカーを所定位置(ビス止め位置)に位置決めする制御装置と、を含む装置などを用いることができる。自動タッカー打機は、例えば、石膏ボード64に予めマーキングされたマークの位置や、作業者が予め設定した位置、石膏ボード64を敷き詰める前に撮影した画像から特定可能な柱材60が存在する位置等にビス66を打ち込む。なお、ビス止めには、自動タッカー打機を用いなくてもよい。例えば、作業者が電動ドライバーやエア釘打ち機等を用いてビス止め等を行うこととしてもよい。なお、図7(b)の壁体を片面張り壁体300と呼ぶものとする。
次いで、作業者は、建て起こし装置100を操作することにより、図7(c)に示すように、片面張り壁体300を天地反転させる。以下、片面張り壁体300の天地反転方法について詳細に説明する。
作業者は、まず、遠隔操作装置30を操作して、建て起こし装置100を組み立て台102の近傍に移動させる。次いで、作業者は、遠隔操作装置30を操作して、片面張り壁体300の保持を開始する旨の指示を入力する。制御部50は、当該指示を受け付けると、撮像部44を介して片面張り壁体300を上方から撮像し、撮像された画像から、壁体のうち吸着保持可能な箇所を特定する。吸着保持可能な箇所は、例えば、石膏ボード64と柱材60とが例えばタッカーやビスにより固定されている箇所である。石膏ボード64のうち、裏側に柱材60が存在していない箇所については、当該箇所を真空吸着保持した場合に、石膏ボード64に曲げ応力が必要以上に発生して変形等し、吸着力が低減するおそれがあるため、本実施形態では、吸着保持可能な箇所とはしないこととしている。また、裏側に鉄などの磁性体からなる柱材60が存在する箇所は、磁気吸着保持した場合に、十分な磁気吸着力を発生させることができるため、吸着保持可能な箇所としている。
制御部50は、図7(b)の片面張り壁体300を上方から撮像した画像を解析することにより、柱材60が存在する箇所を特定する。具体的には、制御部50は、画像から、ビス66の位置を特定したり、石膏ボード64にビス止めする位置を示すマークの位置を特定したり、片面張り壁体300の+Y端部において確認できる柱材60のX位置を特定することで、柱材60が存在する箇所(吸着保持可能な箇所)を特定する。
そして、制御部50は、吸着保持可能な箇所の配置に基づいて、ハンド部18の吸着群36A,36Bの間隔Hを調整する。例えば、制御部50は、Y軸方向に並ぶ10列のビス列b1、b2、…、b9、b0を特定した場合、両外側から2番目、3番目のビス列b2、b3、b9、b0の位置を吸着保持可能な箇所として特定し、当該箇所を吸着できるように、吸着群36A,36Bの間隔Hを調整する。
次いで、作業者は、片面張り壁体300の中心位置と、ハンド部18の中心位置とが略一致するようにハンド部18を動作させ、図8(a)に示すようにハンド部18の吸着群36A,36Bと、片面張り壁体300の上面とを接触させる。このとき、ハンド部18は、上方から見て、図4(a)に示すような向きとなっている。なお、図8(a)では、下部ランナー62Aの図示は省略しており、+Y側の組み立て台102が見えた状態を示している。
次いで、作業者が、遠隔操作装置30を操作して、天地反転を指示すると、制御部50は、磁気吸着パッド38による磁気吸着と、真空吸着パッド40による真空吸着を開始する。なお、制御部50は、磁気吸着力が最大となり、真空吸着力が最大になる前の所定タイミングにおいて、天地反転動作を開始する。真空吸着は、磁気吸着を補助するものであり、磁気吸着力のみでもハンド部18が片面張り壁体300を保持できるように設定しているためである。このようにすることで、真空吸着力が最大になるまで待たなくてもよいため、天地反転動作を開始するまでの時間を短縮することができる。ここで、不具合等により、真空吸着力と磁気吸着力の一方の吸着ができなくなった場合であっても、ハンド部18が保持する対象物を落下させないようにすることが好ましい。したがって、真空吸着力と磁気吸着力は、一方の力のみでも対象物を保持できるような大きさとする必要がある。例えば、標準的な壁体(例えば1500kg)であれば、真空吸着力と磁気吸着力のいずれも1500kg以上を保持できる力とすることが好ましい。なお、ハンド部18が保持する対象物の重量は、500kg~2000kgなどの範囲で種々異なる場合がある。このような場合には、対象物の重量に応じて、真空吸着力と磁気吸着力を変更できるようにしてもよい。
次いで、制御部50は、図8(b)に示すように、シリンダ20及びアーム伸縮駆動部32を介して、アーム部16を駆動し、ハンド部18を所定高さだけ上昇させ、ハンド駆動部34を介して、ハンド部18をY軸回り(図8(b)の反時計回り)に回動し、片面張り壁体300を天地反転する。
次いで、制御部50は、図9に示すように、シリンダ20及びアーム伸縮駆動部32を介して、アーム部16を駆動し、片面張り壁体300を元の位置(組み立て台102上)に戻す。なお、片面張り壁体300を天地反転した後は、ハンド部18による吸着保持を解除してもよい。
片面張り壁体300を天地反転した後は、作業者は、図10(a)に示すように、柱材60の上側に石膏ボード64を敷き、図10(b)に示すように下部ランナー62A、上部ランナー62B近傍を残して、全体に敷き詰めた状態とする。そして、作業者は、タッカー打機等を用いて、石膏ボード64をビス66にて固定する(ビス止めする)。
また、作業者は、図10(c)に示すように、壁体の中央部に更に12枚の石膏ボード64を敷き、自動タッカー打機等を用いて、石膏ボード64をビス止めする。なお、図10(c)の壁体を両面張り壁体400と呼ぶものとする。
以上により、壁体作成工程は終了する。
(搬送工程)
次に、両面張り壁体400の搬送工程が実行される。壁体作成工程が終了した段階では、図11に示すような状態となっている。
図11の状態から、作業者は、遠隔操作装置30を操作して、建て起こし装置100を図12(a)の状態にする。具体的には、制御部50は、図11に示すようにハンド部18が両面張り壁体400の下側の面を吸着保持した状態から、アーム部16の回動や長さ調整、ハンド部18の回動や回転を行うことで、図12(a)に示すように両面張り壁体400を建て起こす。なお、壁体作成工程において、片面張り壁体300を天地反転した後にハンド部18による吸着保持を解除した場合には、両面張り壁体400を建て起こす前にハンド部18による吸着保持を再開しておく必要がある。
次いで、作業者は、遠隔操作装置30を操作して、図12(b)に示すように、建て起こし装置100を両面張り壁体400の設置場所近傍まで移動し、床面に沿って平行移動することで、天井梁の下側に両面張り壁体400を挿入する。
以上により、両面張り壁体400の搬送工程が終了する。
(設置工程)
作業者は、図12(b)の状態で、上部ランナー62Bの仮止めを外して上方に持ち上げ、上部ランナー62Bを天井梁にビス止めする。また、作業者は、下部ランナー62Aを、床に対してビス止めする。その後、作業者は、遠隔操作装置30を操作して、ハンド部18による両面張り壁体400の吸着保持を解除し、建て起こし装置100を退避させる。図13(a)には、両面張り壁体400が天井梁の下側に固定された状態が示されている。
次いで、作業者は、図13(b)において黒塗りで示す位置に、石膏ボード64をビス止めする。更に、作業者は、図13(c)において黒塗りで示す位置に、石膏ボード64をビス止めする。以上により、-X側に一層の石膏ボード、+X側に二層の石膏ボードが設けられた壁体の設置が完了する。
図2に示すように、天井梁の下側に3枚の壁体を設置する場合には、上述した作業を更に2回繰り返す。これにより、物流倉庫内に内壁を設置することができる。なお、1枚の両面張り壁体400を搬送、設置している間に、次の片面張り壁体300の作成を並行して実行してもよい。これにより、工期短縮を図ることができる。
以上、詳細に説明したように、本第1の実施形態によると、建て起こし装置100は、壁体300、400を吸着保持する吸着群36A,36Bを有するハンド部18と、壁体を撮像した画像から、吸着可能部分(本第1の実施形態では、磁性体の柱材60に対応する部分)を検出する制御部50と、制御部50が検出した吸着可能部分の位置に基づいて、ハンド部18の吸着群36A,36Bの間隔を調整する間隔調整部42と、を備えている。真空吸着パッド40が柱材60に対応する部分を真空吸着することにより、重量物である壁体を保持したときに壁体が変形、破損したり、壁体の変形や破損により吸着保持が解除され、壁体が落下、傾倒するのを抑制することができる。また、磁気吸着パッド38が磁性体である柱材60に対応する部分を磁気吸着することで、ハンド部18が壁体を磁気吸着保持する力を大きくすることができる。このように、本第1の実施形態では、ハンド部18は、重量物である壁体の適切な位置を吸着保持することができる。
また、本第1の実施形態では、途中まで作成した両面張り壁体400をハンド部18で吸着保持して搬送するので、物流倉庫内に柱材を設置し、当該柱材に石膏ボードを取り付ける場合と比べ、高所作業の量を削減することができる。
また、本第1の実施形態では、制御部50は、片面張り壁体300を撮像した画像から、ビス止めに用いたビス66の位置や予めマーキングしたマークの位置を検出し、ビス66やマークの位置に合わせて、吸着群36A,36B間の間隔を調整する。これにより、吸着群36A,36Bは、外側から簡易に柱材60の位置を検出することができるため、壁体を保持したときの壁体の変形や破損、壁体の落下や傾倒を簡易に抑制することが可能である。
また、本第1の実施形態では、ハンド部18がアーム部16の先端に設けられており、ハンド駆動部34により、片面張り壁体300を保持したハンド部18を天地反転させることができるようになっている。これにより、片面張り壁体300を天地反転させることができるため、作業者が手作業で片面張り壁体300を裏返す必要がなく、作業負担の軽減を図ることができる。
また、本第1の実施形態では、制御部50は、磁気吸着パッド38と真空吸着パッド40の吸着開始後、真空吸着パッド40の真空吸着力が最大になる前に、ハンド部18による壁体の搬送動作や、壁体の天地反転動作を開始する。これにより、ハンド部18による搬送動作に要する時間を短縮することができる。
また、本第1の実施形態では、アーム部16やハンド部18は、走行面上を移動する走行部12に設けられているので、作成した両面張り壁体400を設置場所まで搬送することができる。
また、本第1の実施形態では、建て起こし装置100は、遠隔操作装置30に対する作業者の操作に基づいて、壁体を保持したり搬送したりするので、作業者は、建て起こし装置100に対して必要以上に近づかなくてもよくなる。これにより、作業者の安全性を高めることができる。
《第2の実施形態》
次に、第2の実施形態に係る建て起こし装置200について説明する。
図14には、第2の実施形態に係る建て起こし装置200が概略的に示されている。建て起こし装置200は、図14に示すように、対象物(壁体)を挟持可能なハンド機構118を有する。なお、建て起こし装置200のハンド機構118以外の構成は、第1の実施形態の建て起こし装置100と同様となっている。したがって、以下においては、ハンド機構118の構成等について詳細に説明する。
ハンド機構118は、第1ハンド部120と、第2ハンド部122と、第1ハンド部120と第2ハンド部122を連結する連結部124とを有する。
第1ハンド部120は、第1の実施形態のハンド部18と同様の構成を有している。具体的には、第1ハンド部120は、吸着群36A,36Bを有し、吸着群36A,36Bの間の間隔は、調整可能となっている。なお、吸着群36A,36Bは、前述と同様、複数の真空吸着パッド40と複数の磁気吸着パッド38を有する。
第2ハンド部122は、第1ハンド部120と同様の構成を有している。具体的には、第2ハンド部122は、吸着群136A、136Bを有し、吸着群136A,136Bの間の間隔は、調整可能となっている。
連結部124は、伸縮ジャッキ146を有する。伸縮ジャッキ146の一端部は、回動機構142を介して第1ハンド部120に回動可能に固定されており、伸縮ジャッキ146の他端部は、回動機構144を介して第2ハンド部122に回動可能に固定されている。なお、図14では、連結部124は、1つのみ図示されているが、実際には、連結部124の紙面奥側には、同一構造の連結部124がもう1つ設けられている(図17参照)。回動機構142は、伸縮ジャッキ146の下端部を中心に伸縮ジャッキ146をY軸回りに回動する。回動機構142は、伸縮ジャッキ146の上端部を中心に第2ハンド部122をY軸回りに回動する。伸縮ジャッキ146は、伸び縮み可能であり、第1ハンド部120と第2ハンド部122が向かい合った状態(図15(b)参照)で、第1ハンド部120と第2ハンド部122の間の間隔を調整する機能を有している。第1ハンド120と第2ハンド部122は、壁体を吸着保持し、かつ挟持することができる。これにより、ハンド機構118は、壁体を強固に保持することができるため、壁体を保持した際に壁体が落下するのを防止し、壁体を建て起こした際に壁体が転倒するのを防止することができる。
(建て起こし装置200の動作等について)
以下、建て起こし装置200の動作等について、ハンド機構118の動きを中心に説明する。なお、ハンド機構118は、実際には、作業者の操作や制御部50の制御により動作するが、説明の簡略化のため、作業者の操作や制御部50の制御についての記載を省略するものとする。
図15(a)は、第1の実施形態の図8(a)に対応するハンド機構118の状態を示す図である。図15(a)に示すように、ハンド機構118は、第1ハンド部120と第2ハンド部122とを略90°開いた状態で、片面張り壁体300に接近する。このとき、片面張り壁体300の上面に第1ハンド部120が近づく。
次いで、ハンド機構118は、図15(b)に示すように、片面張り壁体300を第1ハンド部120と第2ハンド部122で挟持するように、連結部124を駆動する。この状態で、第1ハンド部120と第2ハンド部122の吸着群136A,136Bの吸着動作を開始する。なお、本第2の実施形態においても、第1ハンド部120の吸着群36A,36B間の間隔が、ビスの位置等に基づいて調整され、第2ハンド部122の吸着群136A,136B間の間隔についても、吸着群36A、36Bと同様に調整される。なお、第2ハンド部122側には、未だ石膏ボード64は貼り付けられていないため、第2ハンド部122の吸着は磁気吸着のみとしてもよい。
次いで、ハンド機構118は、片面張り壁体300を挟持した状態で上昇し、図15(c)に示すように、片面張り壁体300を天地反転させる。そして、天地反転後に下降し、図15(d)に示すように、片面張り壁体300を組み立て台102上に載置する。
次いで、ハンド機構118は、第2ハンド部122による片面張り壁体300の吸着保持を解除し、図16(a)に示すように、第2ハンド部122を開く。その後、作業者が、図16(b)に示すように、両面張り壁体400を作成すると、ハンド機構118は、図16(c)に示すように、両面張り壁体400を第1ハンド部120と第2ハンド部122で挟持するように、連結部124を駆動する。そして、ハンド機構188は、第2ハンド部122による両面張り壁体400の吸着保持を開始する。なお、図16(b)のように作業者が両面張り壁体400を作成している間は、第1ハンド部120の吸着保持を解除してもよい。この場合、図16(c)の状態で、第1ハンド部120の吸着保持を再開すればよい。
ハンド機構118により両面張り壁体400が吸着保持された後は、ハンド機構118は、図17に示すように、両面張り壁体400を建て起こし、設置場所まで搬送する。
図18(a)には、両面張り壁体400が搬送された後の設置場所を、上方から見た状態が示されている。なお、上部ランナー62Bについては図示を省略している。図18(a)の状態で、第1の実施形態の図13(a)と同様に、作業者は、両面張り壁体400の上部ランナー62Bを物流倉庫の天井梁にビス止めし、下部ランナー62Aを物流倉庫の床面にビス止めする。その後、ハンド機構118は、第1ハンド部120及び第2ハンド部122による吸着保持を解除し、図18(b)に示すように、第2ハンド部122を開く。その後は、ハンド機構118は、図18(c)に示すように、両面張り壁体400から離れる方向に移動する。なお、作業者は、両面張り壁体400に残りの石膏ボード64をビス止めすることで内壁を完成させる。
これ以降は、2枚目の両面張り壁体400を同様にして作成し、図19(a)に示すように、1枚目の両面張り壁体400の隣に2枚目の両面張り壁体400を搬送する。そして、2枚目の両面張り壁体400の設置が完了すると、図19(b)に示すように、ハンド機構118は、両面張り壁体400から離れる方向に移動する。
なお、3枚目の両面張り壁体400についても同様に作成し、搬送するが、搬送の際に、第2ハンド部122が物流倉庫内の柱にぶつかり、邪魔になるおそれがある。この場合には、第2ハンド部122を図20に示すような状態にし、第1の実施形態と同様に、搬送するようにすればよい。
以上、詳細に説明したように、本第2の実施形態によると、第1の実施形態と同様の効果を奏するとともに、ハンド機構118は、第1ハンド部120と第2ハンド部とで壁体300、400を挟持するので、壁体を強固に保持することができる。これにより、壁体を保持した際に壁体が落下するのを防止し、壁体を建て起こした際に壁体が転倒するのを防止することができる。
なお、上記各実施形態では、作業者が遠隔から建て起こし装置100、200を操作する場合について説明したが、これに限らず、建て起こし装置100、200は、自動運転を行うこととしてもよい。自動運転の場合、例えば、作業者が手動で、ハンド部18やハンド機構118、アーム部16を直接動かして、建て起こし装置100、200に動作を覚えさせる(ダイレクトティーチングとも呼ばれる)ことで、教示処理を行うこととしてもよい。また、自動運転の場合、予め壁体の搬送ルートを設定しておき、建て起こし装置100、200に当該搬送ルートを移動させるようにすればよい。
なお、上記各実施形態では、ビス66の位置を撮像部44により撮像した画像から特定する場合について説明したが、これに限らず、その他の方法(例えば金属探知機等)により、ビス66の位置(柱材60の位置)を特定してもよい。
なお、上記各実施形態では、ハンド部18や第1ハンド部120、第2ハンド部122が、磁気吸着パッド38と真空吸着パッド40を有する場合について説明したが、これに限らず、磁気吸着パッド38と真空吸着パッド40のいずれか一方のみを有していてもよい。
なお、上記各実施形態では、ハンド部18や第1ハンド部120、第2ハンド部122が、走行部12に設けられたアーム部16の先端部に設けられている場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、ハンド部18や第1ハンド部120、第2ハンド部122は、ロボットアームの先端に設けられてもよい。また、走行部12は、作業者が乗車可能な車両であってもよい。
なお、上記各実施形態では、建て起こし装置100、200が保持して搬送する対象物が、物流倉庫内に設置する壁体である場合について説明したが、これに限られるものではない。対象物は、物流倉庫以外に設置する壁体であってもよいし、例えば、太陽光パネルであってもよい。また、その他の板状部材であってもよいし、板状部材以外の磁気吸着保持及び/又は真空吸着保持が可能な部材であってもよい。
上述した実施形態は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
12 走行部
16 アーム部
18 ハンド部
38 磁気吸着パッド(磁気吸着部)
40 真空吸着パッド(真空吸着部)
42 間隔調整部(調整部)
44 撮像部(検出部)
50 制御部
60 柱材
64 石膏ボード(板部材)
66 ビス(固定部材)
100、200 建て起こし装置(ハンドリング装置)
120 第1ハンド部(第1面側ハンド部)
122 第2ハンド部(第2面側ハンド部)
300 片面張り壁体(対象物、壁体)
400 両面張り壁体(対象物、壁体)

Claims (12)

  1. 固定部材によって固定された板部材を有する壁体をハンドリングするハンドリング装置であって、
    前記壁体真空吸着により保持する吸着保持部を有するハンド部と、
    前記壁体における前記固定部材の位置を検出する検出部と、
    前記検出部が検出した前記固定部材の位置に基づいて、前記ハンド部の前記吸着保持部の位置を調整する調整部と、を備えるハンドリング装置。
  2. 前記吸着保持部は複数の真空吸着部を有し、
    前記調整部は、前記複数の真空吸着部の間隔を前記検出部が検出した前記固定部材の間隔に合わせて調整する請求項に記載のハンドリング装置。
  3. 前記吸着保持部が前記壁体を吸着保持する位置は、前記固定部材の位置である請求項又はに記載のハンドリング装置。
  4. 前記検出部は、前記板部材を固定する前記固定部材の位置、又は予めマークしたマーキング位置を検出する請求項1~3のいずれか一項に記載のハンドリング装置。
  5. 磁性体の柱材を有する壁体をハンドリングするハンドリング装置であって、
    前記壁体磁気吸着により保持する吸着保持部を有するハンド部と、
    前記壁体の前記磁性体の柱材を検出する検出部と、
    前記検出部が検出した前記柱材の位置に基づいて、前記ハンド部の前記吸着保持部の位置を調整する調整部と、を備えるハンドリング装置。
  6. 前記吸着保持部は複数の磁気吸着部を有し、
    前記調整部は、前記複数の磁気吸着部の間隔を、前記検出部が検出した前記柱材の間隔に合わせて調整する、請求項に記載のハンドリング装置。
  7. 前記吸着保持部が前記壁体を吸着保持する位置は、前記柱材の位置である請求項又はに記載のハンドリング装置。
  8. 前記検出部は、前記柱材の位置、又は予めマーキングしたマーキング位置を検出する請求項のいずれか一項に記載のハンドリング装置。
  9. 前記検出部は、前記壁体を撮像する撮像装置を有する請求項1~のいずれか一項に記載のハンドリング装置。
  10. 前記ハンド部は、アーム部に設けられ、
    前記アーム部は、前記ハンド部が保持した前記壁体が上下反転するように、前記ハンド部を反転させる反転部を有する請求項1~のいずれか一項に記載のハンドリング装置。
  11. 前記ハンド部は、
    前記壁体の第1面を吸着保持する吸着保持部を有する第1面側ハンド部と、
    前記壁体の前記第1面の反対側の第2面を吸着保持する吸着保持部を有する第2面側ハンド部と、を有し、
    前記第1面側ハンド部と、前記第2面側ハンド部により、前記壁体を挟持する請求項1~10のいずれか一項に記載のハンドリング装置。
  12. 前記ハンド部は、走行面上を移動する走行部に設けられている請求項1~11のいずれか一項に記載のハンドリング装置。
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