JP7400152B2 - 光ファイバー接続体、及びその光ファイバー接続体と光デバイスとの接続構造 - Google Patents
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Description
前記コア径変換体は、ドーパントが添加されたドーパント添加コアと、該ドーパント添加コアの周囲を覆うクラッドとを少なくとも備え、
前記コア径変換体の長手方向の一端側は、前記光導波路のコア部に接続する側であって、前記ドーパント添加コアの直径が拡大された大径部であり、該大径部の直径は前記光導波路のコア径の面積に一致又は略一致し、
前記コア径変換体の長手方向の他端側は、前記偏波保存ファイバーに接続する側であって、前記ドーパント添加コアの本来の直径である拡大されていない小径部であり、
前記長手方向の長さが、あらかじめ設定された所定長さに形成されている、ことを特徴とする。
前記コア径変換体は、ドーパントが添加されたドーパント添加コアと、該ドーパント添加コアの周囲を覆うクラッドとを少なくとも備え、
前記コア径変換体の長手方向の一端側は、前記光導波路に入出光する光の集光光を出光又は受光する側であって、前記ドーパント添加コアの直径が拡大された大径部であり、該大径部の直径は前記光導波路に入出光する光の集光光を出光又は受光する光の形状に一致又は略一致し、
前記コア径変換体の長手方向の他端側は、前記偏波保存ファイバーに接続する側であって、前記ドーパント添加コアの本来の直径である拡大されていない小径部であり、
前記長手方向の長さが、あらかじめ設定された所定長さに形成されている、ことを特徴とする。
前記コア径変換体は、高屈折率のコアと、該コアを中心にして挟む低屈折率の低屈折率部と、それら以外のクラッドとを少なくとも備え、
前記コア径変換体の長手方向の一端側は、前記半導体レーザーから出光した光を受光する側であって、前記高屈折率のコアの直径が拡大された大径部であり、該大径部の直径は前記半導体レーザーの光の形状に一致又は略一致し、
前記コア径変換体の長手方向の他端側は、前記シングルモード光ファイバーに接続する側であって、前記高屈折率のコアの本来の直径である拡大されていない小径部であり、
前記長手方向の長さが、あらかじめ設定された所定長さに形成されている、ことを特徴とする。
本発明に係る光ファイバーのコア径変換体1は、図1から図4に示すように、コア21A,31A,41A,21B,31B,41Bにドーパントが添加されていないか、又はクラッド23,33,43にコア21A,31A,41A,21B,31B,41Bの直径の変化を抑制するコア径変化抑制構造22,32,42を備えた、コア径変化不適型光ファイバー20,30,40の長手方向の端部に接続される構成要素である。光ファイバーのコア径変換体1は、ドーパントが添加されたドーパント添加コア2と、ドーパント添加コア2の周囲を覆うクラッド3とを少なくとも備えている。ドーパント添加コア2の直径は、ドーパントの熱拡散の作用によって拡大された大径部5を備えている。長手方向の一端側は、コア径が拡大されていない、ドーパント添加コア2の本来の直径である小径部4であり、他端側は、コア径が拡大された大径部5である。小径部4の直径及び大径部5の直径の少なくとも一方は、コア径変化不適型光ファイバー20,30,40のコア径に一致し、長手方向の長さが、あらかじめ設定された所定長さLに形成されている。
光ファイバーのコア径変換体1(以下、単に「コア径変換体1」という。)は、図1に示すように、ドーパントが添加されたドーパント添加コア2と、ドーパント添加コア2の周囲を覆うクラッド3とを少なくとも備えている。コア径変換体1は、光が進む方向である長手方向にあらかじめ設定された所定長さLに形成されている。長手方向の一端側では、ドーパント添加コア2の直径はドーパント添加コア2の本来の直径をなしている。一方、長手方向の他端側では、ドーパント添加コア2の直径は拡大されている。ドーパント添加コア2の本来の直径をなす側を、「小径部4」として説明し、拡大された直径をなす側を「大径部5」として説明する。図1の左側が一端側である小径部4であり、右側が他端側である大径部5である。小径部4の直径及び大径部5の直径のいずれか一方は、コア径変化不適型光ファイバー20,30,40のコア径に一致している。
光ファイバー接続体10,11,12は、コア径変化不適型光ファイバー20,30,40と、上述した構成のコア径変換体1とが長手方向に接続されて構成されている。コア径変化不適型光ファイバー20,30,40は、コア21A,21Bにドーパントが添加されていない光ファイバーか、又はクラッド33,43にコア31A,31B,41A,41Bの直径の変化を抑制するコア径変化抑制構造32,42を備えた光ファイバーである。以下では、コア径変化不適型光ファイバー20,30,40の形態の違いによって3つのタイプの光ファイバー接続体10,11,12について説明する。なお、光ファイバー接続体10,11,12を構成するコア径変換体1の構成は、既に詳細を説明したので、ここではコア径変換体1の構成の説明を省略する。
第1タイプの光ファイバー接続体10は、コア径変化不適型光ファイバー20として純粋石英コアファイバー20A,20Bが用いられている。コア径変化不適型光ファイバー20である純粋石英コアファイバー20A,20Bのコアは、ドーパントが添加されていない純粋石英コア21A,21Bで構成されており、加熱してもコア径が拡大しない。図2(A)及び図2(B)に純粋石英コアファイバー20A,20Bの一例をそれぞれ示す。このコア径変化不適型光ファイバー20である純粋石英コアファイバー20A,20Bは、純粋石英コア21A,21Bと、その周囲に設けられたフッ素ドープクラッド22と、フッ素ドープクラッド22の周囲に設けられた第2クラッド23とで構成されている。フッ素ドープクラッド22は、純粋石英コア21A,21B内を進行する光の屈折率を下げる作用を奏する。
第2タイプの光ファイバー接続体11は、コア径変化不適型光ファイバー30として曲げに強い構造の光ファイバー30A,30Bが用いられている。図3(A)及び図3(B)に曲げに強い構造の光ファイバー30A,30Bの一例をそれぞれ示す。曲げに強い構造の光ファイバー30A,30Bは、コア31A,31Bとコアの周囲に設けられたその周囲に設けられたフッ素ドープクラッド32と、フッ素ドープクラッド32の周囲に設けられた第2クラッド33とで構成されている。コア31A,31Bは、二酸化ゲルマニウムが添加された二酸化ケイ素(SiO2)で構成されている。コアの周囲に設けられた、フッ素ドープクラッド32は、コア31A,31B内を進行する光の屈折率を下げる作用を奏する。また、フッ素ドープクラッド32は、曲げに強いという機械的性質をコア径変化不適型光ファイバー30に与えている。
第3タイプの光ファイバー接続体12は、コア径変化不適型光ファイバー40として偏波保存ファイバー(パンダファイバーともいう。PANDA:Polarization-maintaining AND Absorption-reducing)40A,40Bが用いられている。図4(A)及び図4(B)にパンダファイバー40A,40Bの一例をそれぞれ示す。パンダファイバー40A,40Bは、コア41A,41Bとコア41A,41Bの周囲に設けられたその周囲に設けられたクラッド43とで構成されている。クラッド43には、コア41A,41Bを間に挟んだ両側に、コア41A,41Bとクラッド43の外周面との中間部分に一対の応力付与部42が設けられている。
コア径変換体1及び光ファイバー接続体10,11,12の製造方法について、図6及び図7を参照して説明する。以下では、光ファイバー接続体10,11,12を代表して光ファイバー接続体10を製造する場合を例に説明する。ただし、光ファイバー接続体11,12の製造方法は、光ファイバー接続体10の製造方法と同様である。また、具体的な説明とするためにコア径等の数値を例示しているが、コア径等の数値は例示した数値に限定されるものではない。光ファイバー接続体10,11,12の製造方法は、2つの製造方法がある。まず、第1の製造方法について説明する。
第2の製造方法によって完成させた光ファイバー接続体12の損失を測定した一例を示すと、パンダファイバー40Aから光ファイバー101に光を入射し場合も、光ファイバー101からパンダファイバー40Aに光を入射し場合も共に、損失は、0.1dB以下である。
パンダファイバー40A側からFast軸46に沿って偏波した光を導入した場合、光ファイバー101から出射する光の偏波消光比の測定値は、端面の位置から光ファイバー101の長手方向に100mm離れた位置までの領域では、25dB以上の値を確認できる。同様にSlow軸45に沿って偏波した光を導入した場合、光ファイバー101から出射する光の偏波消光比も同様に25dB以上の値を確認できる。
次に図9を参照してコアレスファイバー81を組み合わせてなる光ファイバー接続体13について説明する。
次に、第4タイプの光ファイバー接続体と光導波路への接続形態について、図11~図13を参照して説明する。
図11(A)は、偏波保存ファイバー40の長手方向の断面図及びA端面図であり、図11(B)は、偏波保存ファイバー40の一方の端部のコア径を拡大したときの長手方向の断面図及びA端面図であり、図11(C)は、偏波保存ファイバー40の一方の端部に、コア径拡大処理可能な光ファイバーからなるコア径拡大処理前のコア径変換体1’が接続されたときの長手方向の断面図及びA端面図であり、図11(D)は、偏波保存ファイバー40の一方の端部に、コア径拡大処理可能な光ファイバーからなるコア径拡大処理後のコア径変換体1が接続されたときの長手方向の断面図及びA端面図である。図12は、光導波路110の一例を示す斜視図である。図13(A)は図12に示す光導波路110に図13(D)に示すコア径変換体1の大径部5を接続した態様の一例であり、図13(B)は図12に示す光導波路110にレンズ115,116を介して図13(D)に示すコア径変換体1の大径部5を光学的に接続した態様の一例である。
この第4タイプの光ファイバー接続体10は、図11(D)に示す形態からなるものであり、偏波保存ファイバー40の一方の端部に、コア径拡大処理可能な光ファイバーからなるコア径拡大処理後のコア径変換体1が接続された光ファイバー接続体である。
光ファイバー接続体10を光導波路110のコア部111に接続する図13(A)に示す用途で用いる場合、コア径変換体1の長手方向の一端側は、図12に示す光導波路110のコア部111に接続する側であって、ドーパント添加コア2の直径が拡大された大径部5である。その大径部5の直径は、光導波路110のコア径の面積に一致又は略一致している。一方、コア径変換体1の長手方向の他端側は、偏波保存ファイバー40に接続する側であって、ドーパント添加コア2の本来の直径である拡大されていない小径部4である。
光ファイバー接続体10を光導波路110に入出光する光の集光光を出光又は受光する図13(B)に示す用途で用いる場合、コア径変換体1の長手方向の一端側は、図12に示す光導波路110のコア部111に入出光する光の集光光を出光又は受光する側であって、ドーパント添加コア2の直径が拡大された大径部5である。その大径部5の直径は、光導波路110のコア部111に入出光する光の集光光を出光又は受光する光の形状に一致又は略一致している。一方、コア径変換体1の長手方向の他端側は、偏波保存ファイバー40(偏波保存ファイバー)に接続する側であって、ドーパント添加コア2の本来の直径である拡大されていない小径部4である。
次に、第5タイプの光ファイバー接続体と光導波路への接続形態について、図14~図16を参照して説明する。
図14(A)は、コア径拡大処理可能な光ファイバー91(ドーパント添加コア92と、ドーパント添加コア92の周囲を覆うクラッド93とを少なくとも備えるシングルモード光ファイバー)の長手方向の断面図及びA端面図であり、図14(B)は、その光ファイバー91の一方の端部のコア径を拡大したときの長手方向の断面図及びA端面図であり、図14(C)は、コア径拡大処理が可能か否かは問わないシングルモード光ファイバー91の一方の端部に、偏波保存ファイバー40からなるコア径拡大処理前のコア径変換体1’が接続されたときの長手方向の断面図及びA端面図であり、図14(D)は、コア径拡大処理が可能か否かは問わない光ファイバー91の一方の端部に、偏波保存ファイバー40からなるコア径拡大処理後のコア径変換体1が接続されたときの長手方向の断面図及びA端面図である。図15は、半導体レーザー121の一例を示す斜視図である。図16は、図15に示す半導体レーザー121にレンズ127,128を介して図14(D)に示すコア径変換体1の大径部5を光学的に接続した態様の一例である。
この第5タイプの光ファイバー接続体10は、図14(D)に示す形態からなるものであり、コア径拡大処理が可能か否かは問わないシングルモード光ファイバー91の長手方向の端部に、偏波保存ファイバー40からなるコア径変換体1が接続された光ファイバー接続体である。
光ファイバー接続体10を、半導体レーザー121から出光する光の集光光を受光する図16に示す用途で用いる場合、コア径変換体1の長手方向の一端側は、図15に示す半導体レーザー121の発光部122から出光する光の集光光を受光する側であって、ドーパント添加コア2の直径が拡大された大径部5である。その大径部5の直径は、半導体レーザー121の発光部122から出光する光の集光光を受光する光の形状に一致又は略一致している。一方、コア径変換体1の長手方向の他端側は、シングルモード光ファイバー91に接続する側であって、ドーパント添加コア2の本来の直径である拡大されていない小径部4である。
1’ 大径部形成前のコア径変換体
2 ドーパント添加コア
3 クラッド
4 小径部
5 大径部
10,10A,10B 光ファイバー接続体
11,11A,11B 光ファイバー接続体
12,12A,12B 光ファイバー接続体
13 光ファイバー接続体
20,30,40 コア径変化不適型光ファイバー
20A,20B 純粋石英コアファイバー(コア径変化不適型光ファイバー)
21A,21B 純粋石英コア(コア)
22 フッ素ドープクラッド(コア径変化抑制構造)
23 第2クラッド
30A,30B 曲げに強い構造の光ファイバー(コア径変化不適型光ファイバー)
32 フッ素ドープクラッド(コア径変化抑制構造)
33 第2クラッド
40,40A,40B 偏波保存ファイバー(パンダファイバー、コア径変化不適型光ファイバー)
41 コア(高屈折率部)
42 応力付与部(コア径変化抑制構造、低屈折率部)
43 クラッド
45 Slow軸
46 Fast軸
51 第1中間体
52 第2中間体
61,62 コネクタ
71 第1切断面
72 第2切断面
73 第1中間体
80 コアレスファイバー
81 コアレスファイバー
90 光ファイバー
91 シングルモード光ファイバー、石英ファイバー
92 ドーパント添加コア
93 クラッド
110 光導波路
111 コア部
112 クラッド部
112a 下層クラッド部
112b 上層クラッド部
115,116 レンズ
121 半導体レーザー
122 発光部(活性層)
123 活性層
124 N型クラッド層
125 P型クラッド層
126 レーザー光(楕円偏光)
127,128 レンズ
TE 電気的横波
TM 磁気的横波
A 長手方向の一方の端面
Claims (5)
- 光ファイバー接続体と、矩形のコア部で入出光する光導波路との接続構造であって、
前記光ファイバー接続体は、あらかじめ設定された所定長さに形成されて前記光導波路の前記矩形のコア部に接続するものであって、偏波保存ファイバーと、前記偏波保存ファイバーの長手方向の端部に接続された光ファイバーのコア径変換体と、を備え、
前記偏波保存ファイバーは、高屈折率のコアと、該コアを中心にして挟む2つの低屈折率の低屈折率部と、それら以外のクラッドとを少なくとも備え、
前記コア径変換体は、ドーパントが添加されたドーパント添加コアと、該ドーパント添加コアの周囲を覆うクラッドとを少なくとも備え、
前記コア径変換体の長手方向の一端側は、前記光導波路のコア部に接続する側であって、前記ドーパント添加コアの直径が拡大された円形の大径部であり、該大径部の端面の面積は前記光導波路のコア部の矩形面積に一致し、
前記コア径変換体の長手方向の他端側は、前記偏波保存ファイバーに接続する側であって、前記ドーパント添加コアの直径が拡大されていない小径部であり、
前記円形の大径部と、前記矩形のコア部とが接続され、前記大径部の端面の面積は前記コア部の矩形面積に一致している、ことを特徴とする光ファイバー接続体と光導波路との接続構造。 - 矩形のコア部で入出光する光導波路と、光ファイバー接続体との光学的な接続構造であって、
前記光ファイバー接続体は、あらかじめ設定された所定長さに形成されて前記光導波路の矩形のコア部にレンズを介して入出光する円形の光の集光光を出光又は受光するものであって、偏波保存ファイバーと、前記偏波保存ファイバーの長手方向の端部に接続された光ファイバーのコア径変換体と、を備え、
前記偏波保存ファイバーは、高屈折率のコアと、該コアを中心にして挟む2つの低屈折率の低屈折率部と、それら以外のクラッドとを少なくとも備え、
前記コア径変換体は、ドーパントが添加されたドーパント添加コアと、該ドーパント添加コアの周囲を覆うクラッドとを少なくとも備え、
前記コア径変換体の長手方向の一端側は、前記光導波路の矩形のコア部にレンズを介して入出光する円形の光の集光光を出光又は受光する側であって、前記ドーパント添加コアの直径が拡大された円形の大径部であり、該大径部の直径は、前記コア部の矩形面積と同じ面積からなる円形の光となって前記光導波路に入出光する円形の光の形状に一致し、
前記コア径変換体の長手方向の他端側は、前記偏波保存ファイバーに接続する側であって、前記ドーパント添加コアの直径が拡大されていない小径部であり、
前記円形の大径部が、前記コア部の矩形面積と同じ面積からなる円形の光となって前記光導波路に入出光する円形の光の形状に一致した形状である、ことを特徴とする光ファイバー接続体と光導波路との接続構造。 - 前記コア径変換体の長手方向の所定長さは、前記直径が拡大されていないコア径の50倍以上、1000倍以下である、請求項1又は2に記載の光ファイバー接続体と光導波路との接続構造。
- 半導体レーザーと、光ファイバー接続体との光学的な接続構造であって、
前記光ファイバー接続体は、あらかじめ設定された所定長さに形成されて前記半導体レーザーから出光した楕円形状の光の集光光を受光するものであって、コア径拡大処理が可能か否かは問わないシングルモード光ファイバーと、前記シングルモード光ファイバーの長手方向の端部に接続された光ファイバーのコア径変換体と、を備え、
前記コア径変換体は、高屈折率のコアと、該コアを中心にして挟む2つの低屈折率の低屈折率部と、それら以外のクラッドとを少なくとも備え、
前記コア径変換体の長手方向の一端側は、前記半導体レーザーから出光した光を受光する側であって、前記高屈折率のコアの直径が拡大された大径部であり、該大径部は、前記高屈折率のコアの拡大部と、前記2つの低屈折率部の拡大部とが相互に重なり合っており、該重なり合った部分を除いた形状が前記半導体レーザーの光の形状に一致する楕円形状であり、
前記コア径変換体の長手方向の他端側は、前記シングルモード光ファイバーに接続する側であって、前記高屈折率のコアの直径が拡大されていない小径部であり、
前記楕円形状の大径部が、前記半導体レーザーから出光した前記楕円形状の光の集光光の形状に一致した形状であり、前記大径部の楕円形状の向きが前記集光光の楕円形状の向きと同じである、ことを特徴とする光ファイバー接続体と半導体レーザーとの接続構造。 - 前記コア径変換体の長手方向の所定長さは、前記直径が拡大されていないコア径の50倍以上、1000倍以下である、請求項4に記載の光ファイバー接続体と半導体レーザーとの接続構造。
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