JP7399249B1 - 情報処理プログラム、情報処理方法および情報処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】プレイヤの満足度を向上させる。【解決手段】情報処理プログラムは、予め設定された第1条件の成立により、プレイヤに付与されるゲーム媒体を決定するための抽選を実行する第1の権利を付与する処理と、予め設定された第2条件の成立により、プレイヤが所定の特典を獲得可能となる第2の権利を付与する処理と、前記第1の権利が使用された場合、前記抽選を実行する処理と、前記抽選で決定された前記ゲーム媒体をプレイヤに付与する処理と、前記第2の権利を所持した状態で前記第1の権利が使用されたことを少なくとも含む予め設定された付与条件の成立により、前記特典をプレイヤに付与する処理と、をコンピュータに遂行させる。【選択図】図12

Description

本発明は、情報処理プログラム、情報処理方法および情報処理システムに関する。
従来、例えば特許文献1または2に示されるゲームのように、運営側からプレイヤに特典が配布されることがある。運営側から配布された特典は、例えばプレゼントボックスに格納される。プレイヤは、プレゼントボックスを開封することで、配布された特典を獲得することができる。
特開2022-106424号公報 特許第6175725号公報
プレイヤは、プレゼントボックスを開封するだけで特典を獲得できるため、演出上の面白みに欠けるという課題がある。
本発明は、演出効果の向上により、ゲームの興趣を向上させることができる情報処理プログラム、情報処理方法および情報処理システムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、情報処理プログラムは、
予め設定された第1条件の成立により、プレイヤに付与されるゲーム媒体を決定するための抽選を実行する第1の権利を付与する処理と、
予め設定された第2条件の成立により、プレイヤが所定の特典を獲得可能となる第2の権利を付与する処理と、
前記第1の権利が使用された場合、前記抽選を実行する処理と、
前記抽選で決定された前記ゲーム媒体をプレイヤに付与する処理と、
前記第2の権利を所持した状態で前記第1の権利が使用されたことを少なくとも含む予め設定された付与条件の成立により、前記特典をプレイヤに付与する処理と、
前記第2の権利を所持した状態で前記第1の権利が使用されて前記特典がプレイヤに付与される場合、前記抽選で決定された前記ゲーム媒体を報知する第1の演出、および、前記特典の獲得を報知する第2の演出をそれぞれ実行する処理と、
をコンピュータに遂行させる。
前記第2の演出は、前記第1の演出と少なくとも一部が共通する演出であってもよい。
上記課題を解決するために、情報処理方法は、
1または複数のコンピュータが遂行する情報処理方法であって、
前記コンピュータが、
予め設定された第1条件の成立により、プレイヤに付与されるゲーム媒体を決定するための抽選を実行する第1の権利を付与する処理と、
予め設定された第2条件の成立により、プレイヤが所定の特典を獲得可能となる第2の権利を付与する処理と、
前記第1の権利が使用された場合、前記抽選を実行する処理と、
前記抽選で決定された前記ゲーム媒体をプレイヤに付与する処理と、
前記第2の権利を所持した状態で前記第1の権利が使用されたことを少なくとも含む予め設定された付与条件の成立により、前記特典をプレイヤに付与する処理と、
前記第2の権利を所持した状態で前記第1の権利が使用されて前記特典がプレイヤに付与される場合、前記抽選で決定された前記ゲーム媒体を報知する第1の演出、および、前記特典の獲得を報知する第2の演出をそれぞれ実行する処理と、
を遂行する。
上記課題を解決するために、情報処理システムは、
1または複数のコンピュータを備え、
前記コンピュータが、
予め設定された第1条件の成立により、プレイヤに付与されるゲーム媒体を決定するための抽選を実行する第1の権利を付与する処理と、
予め設定された第2条件の成立により、プレイヤが所定の特典を獲得可能となる第2の権利を付与する処理と、
前記第1の権利が使用された場合、前記抽選を実行する処理と、
前記抽選で決定された前記ゲーム媒体をプレイヤに付与する処理と、
前記第2の権利を所持した状態で前記第1の権利が使用されたことを少なくとも含む予め設定された付与条件の成立により、前記特典をプレイヤに付与する処理と、
前記第2の権利を所持した状態で前記第1の権利が使用されて前記特典がプレイヤに付与される場合、前記抽選で決定された前記ゲーム媒体を報知する第1の演出、および、前記特典の獲得を報知する第2の演出をそれぞれ実行する処理と、
を遂行する。
本発明によれば、演出効果の向上により、ゲームの興趣を向上させることができる。
図1は、情報処理システムの概略的な構成を示した説明図である。 図2Aは、プレイヤ端末のハードウェアの構成を説明する図である。図2Bは、サーバのハードウェアの構成を説明する図である。 図3Aは、抽選方法選択画面の一例を示す図である。図3Bは、抽選結果画面の一例を示す図である。図3Cは、抽選結果確認画面の一例を示す図である。 図4Aは、イベント期間中に最初にログインした際の初期画面の一例を示す第1の図である。図4Bは、イベント期間中に最初にログインした際の初期画面の一例を示す第2の図である。図4Cは、イベント期間中に最初にログインした際の初期画面の一例を示す第3の図である。 図5Aは、特殊抽選の開始画面の一例を示す図である。図5Bは、特殊抽選の抽選中画面の一例を示す図である。図5Cは、特殊抽選の結果表示画面の一例を示す図である。図5Dは、メータ値の一例を示す図である。 図6Aは、第3パターンのルーレット盤面の一例を示す図である。図6Bは、第5パターンのルーレット盤面の一例を示す図である。図6Cは、第7パターンのルーレット盤面の一例を示す図である。 図7Aは、参照値を説明する図である。図7Bは、更新情報を説明する図である。図7Cは、比率パターンの決定条件を説明する図である。図7Dは、比率パターンごとの当選範囲値の一例を示す図である。 図8Aは、第2の権利を所持している場合の抽選方法選択画面30の一例を示す図である。図8Bは、第1の権利を所持していない場合の抽選方法選択画面30の一例を示す図である。図8Cは、連続抽選の開始画面の一例を説明する図である。 図9Aは、特典獲得演出の一例を示す第1の図である。図9Bは、特典獲得演出の一例を示す第2の図である。図9Cは、特典獲得演出の一例を示す第3の図である。図9Dは、特典獲得演出の一例を示す第4の図である。 図10は、プレイヤ端末およびサーバの基本的な処理を説明するシーケンス図である。 図11は、サーバにおけるメモリの構成およびコンピュータとしての機能を説明する図である。 図12は、サーバにおけるログイン処理の一例を説明するフローチャートである。 図13は、サーバにおける抽選実行処理の一例を説明するフローチャートである。 図14は、サーバにおける報酬決定処理の一例を説明するフローチャートである。 図15Aは、第1変形例の特典獲得演出の一例を示す第1の図である。図15Bは、第1変形例の特典獲得演出の一例を示す第2の図である。図15Cは、第1変形例の特典獲得演出の一例を示す第3の図である。 図16Aは、第2変形例の特典獲得演出の一例を示す第1の図である。図16Bは、第2変形例の特典獲得演出の一例を示す第2の図である。図16Cは、第2変形例の特典獲得演出の一例を示す第3の図である。図16Dは、第2変形例の特典獲得演出の一例を示す第4の図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の実施形態の一態様について詳細に説明する。かかる実施形態に示す数値等は、理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(情報処理システムSの全体の構成)
図1は、情報処理システムSの概略的な構成を示した説明図である。情報処理システムSは、プレイヤ端末1とサーバ100とが、通信基地局Naを有する通信ネットワークNを介して接続される、所謂クライアントサーバシステムである。
プレイヤ端末1は、通信ネットワークNを介してサーバ100との通信を確立することができる。プレイヤ端末1は、サーバ100と無線もしくは有線による通信接続が可能な電子機器を広く含む。プレイヤ端末1としては、例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット装置、パーソナルコンピュータ、ゲーム機器等が挙げられる。本実施形態では、プレイヤ端末1として、スマートフォンが用いられる場合について説明する。
サーバ100は、複数のプレイヤ端末1と通信接続される。サーバ100は、ゲームをプレイするプレイヤごとにプレイヤ情報を蓄積する。また、サーバ100は、プレイヤ端末1から入力される操作に基づき、蓄積された情報の更新と、ゲームの進行制御とを行う。
通信基地局Naは、通信ネットワークNと接続され、プレイヤ端末1と無線による情報の送受信を行う。通信ネットワークNは、携帯電話網、インターネット網、LAN(Local Area Network)、専用回線等で構成され、プレイヤ端末1とサーバ100との無線もしくは有線による通信接続を実現する。
本実施形態の情報処理システムSは、プレイヤ端末1およびサーバ100がゲーム装置Gとして機能する。プレイヤ端末1およびサーバ100には、それぞれゲームの進行制御の役割分担がなされている。プレイヤ端末1とサーバ100との協働によって、ゲームが進行可能となる。
(プレイヤ端末1およびサーバ100のハードウェアの構成)
図2Aは、プレイヤ端末1のハードウェアの構成を説明する図である。また、図2Bは、サーバ100のハードウェアの構成を説明する図である。図2Aに示すように、プレイヤ端末1は、CPU(Central Processing Unit)10、メモリ12、バス14、入出力インタフェース16、記憶部18、通信部20、入力部22、出力部24を含んで構成される。
また、図2Bに示すように、サーバ100は、CPU110、メモリ112、バス114、入出力インタフェース116、記憶部118、通信部120、入力部122、出力部124を含んで構成される。
なお、サーバ100のCPU110、メモリ112、バス114、入出力インタフェース116、記憶部118、通信部120、入力部122、出力部124の構成および機能は、それぞれ、プレイヤ端末1のCPU10、メモリ12、バス14、入出力インタフェース16、記憶部18、通信部20、入力部22、出力部24と実質的に同じである。したがって、以下では、プレイヤ端末1のハードウェアの構成について説明し、サーバ100については説明を省略する。
CPU10は、メモリ12に記憶されたプログラムを動作させ、ゲームの進行を制御する。メモリ12は、ROM(Read Only Memory)またはRAM(Random Access Memory)で構成され、ゲームの進行制御に必要となるプログラムおよび各種のデータを記憶する。メモリ12は、バス14を介してCPU10に接続されている。
バス14には、入出力インタフェース16が接続される。入出力インタフェース16には、記憶部18、通信部20、入力部22、出力部24が接続されている。
記憶部18は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の半導体メモリで構成され、各種プログラムおよびデータを記憶する。プレイヤ端末1においては、記憶部18に記憶されたプログラムおよびデータが、CPU10によってメモリ12(RAM)にロードされる。
通信部20は、通信基地局Naと無線により通信接続され、通信ネットワークNを介して、サーバ100との間で各種データおよびプログラムといった情報の送受信を行う。プレイヤ端末1においては、サーバ100から受信したプログラム等が、メモリ12または記憶部18に格納される。
入力部22は、例えば、プレイヤの操作が入力される(操作を受け付ける)タッチパネル、ボタン、キーボード、マウス、十字キー、アナログコントローラ等で構成される。また、入力部22は、プレイヤ端末1に設けられた、あるいは、プレイヤ端末1に接続(外付け)された専用のコントローラであってもよい。さらには、入力部22は、プレイヤ端末1の傾きや移動を検知する加速度センサ、または、プレイヤの音声を検知するマイクで構成されてもよい。すなわち、入力部22は、プレイヤの意思を、識別可能に入力させることができる装置を広く含む。
出力部24は、ディスプレイ装置およびスピーカを含んで構成される。なお、出力部24は、プレイヤ端末1に接続(外付け)される機器でもよい。本実施形態では、プレイヤ端末1が、出力部24としてディスプレイ26を備え、入力部22として、ディスプレイ26に重畳して設けられるタッチパネルを備えている。
本実施形態の情報処理システムS、ゲーム装置Gは、あらゆるゲームジャンルに適用可能である。換言すれば、本実施形態の情報処理システムS、ゲーム装置Gが適用されるゲームの内容は特に限定されない。例えば、情報処理システムS、ゲーム装置Gにより提供されるゲームとしては、RPG(Roll Playing Game)、シューティングゲーム、育成ゲーム、アクションゲーム、スポーツゲーム、シミュレーションゲーム、パズルゲーム等が挙げられる。ただし、情報処理システムS、ゲーム装置Gは、上記したゲーム以外にも広く適用可能である。
本実施形態では、プレイヤが所謂ガチャと呼ばれる抽選を実行することができる。抽選では、プレイヤに付与される報酬が決定される。ここでは、報酬として、プレイヤがゲームで使用可能なゲーム媒体が付与される。ゲーム媒体としては、例えば、キャラクタ、アイテム、ゲーム内通貨が挙げられる。ただし、抽選で決定される報酬、および、ゲーム媒体の内容は特に限定されるものではない。以下に、本実施形態における報酬の抽選について詳述する。
図3Aは、抽選方法選択画面30の一例を示す図である。図3Bは、抽選結果画面34の一例を示す図である。図3Cは、抽選結果確認画面36の一例を示す図である。プレイヤがゲームのアプリケーションを起動してログインすると、ディスプレイ26にトップ画面が表示される。トップ画面には不図示のメニューバーが表示される。メニューバーには、抽選操作部が設けられており、抽選操作部が操作されると、図3Aに示す抽選方法選択画面30が表示される。
抽選方法選択画面30には、SS確定操作部32a、イベント限定操作部32b、10連操作部32c、1回抽選操作部32dが表示される。なお、以下では、SS確定操作部32a、イベント限定操作部32b、10連操作部32c、1回抽選操作部32dを総称して、抽選要求操作部32と呼ぶ。抽選要求操作部32がタップされると、プレイヤに付与される報酬を決定する抽選(以下、「個別抽選」と呼ぶ)が実行される。
SS確定操作部32a、イベント限定操作部32b、10連操作部32cがタップされると、個別抽選が10回実行される。1回抽選操作部32dがタップされると、個別抽選が1回実行される。以下では、10回の個別抽選が連続して実行される場合を連続抽選と呼ぶ。つまり、連続抽選は、10回の個別抽選を1セットとして実行される。換言すれば、1回の連続抽選につき、10回の個別抽選が連続して実行される。個別抽選では、必ず、何らかの報酬が決定される。したがって、プレイヤは、1回の連続抽選により、10個の報酬を獲得することができる。連続抽選の結果、すなわち、プレイヤに付与された10個の報酬は、図3Bに示すように、抽選結果画面34に表示される。
抽選結果画面34は、連続抽選あるいは個別抽選の演出の一部である。そして、抽選結果画面34の表示中にプレイヤの操作が入力されると、図3Cに示す抽選結果確認画面36が表示される。抽選結果確認画面36には、個別抽選で決定された報酬ごとに、各報酬についての簡易な説明が表示される。詳しい説明は省略するが、抽選結果確認画面36において、各報酬に対応する画像に対して操作が入力されると、報酬に対する詳細な説明が記されたダイアログが表示される。
なお、個別抽選では、複数種類(例えば30~1000種類)の報酬それぞれの当選確率が予め設定されている。各報酬は、その当選確率により、「SSレア」、「Sレア」、「レア」、「一般」の4種類に大別される。ここでは、「SSレア」の当選確率が最も低く、「Sレア」、「レア」、「一般」の順に、当選確率が高くなる。なお、各報酬の当選確率は、期間ごとに設定される。また、本実施形態では、1回の連続抽選における10回の個別抽選は、各報酬の当選比率が等しく設定される。ただし、10回の個別抽選のそれぞれにおいて、各報酬の当選比率が異なってもよい。また、例えば、10回の個別抽選のうちの一部の当選比率のみが異なってもよい。
なお、10連操作部32cまたは1回抽選操作部32dがタップされた場合、上記の個別抽選は、例えば、ゲーム内通貨、チケット、あるいは、アイテムを消費して実行される。ゲーム内通貨、チケットおよびアイテムは、例えば、購入、ゲームのプレイによる獲得条件の成立、運営者からの付与により獲得することができる。ここで、プレイヤは、ゲーム内通貨をいつでも購入することができる。したがって、プレイヤは、10連操作部32cまたは1回抽選操作部32dをタップすることで、上記の連続抽選および個別抽選をいつでも実行することができる。
一方で、SS確定操作部32aおよびイベント限定操作部32bは、所定のイベント期間中にのみディスプレイ26に表示される。詳しくは後述するが、イベント期間中は、ログイン時に、連続抽選(個別抽選)の権利を獲得可能な特殊抽選が実行される。特殊抽選では、プレイヤが連続抽選を実行することができる回数、すなわち、セット数を決定する抽選が行われる。このように、イベント期間中は、特殊抽選により、連続抽選(個別抽選)の権利を無償で獲得することができる。
イベント限定操作部32bは、プレイヤが連続抽選の権利を所持している場合に有効となる。プレイヤが連続抽選の権利を所持していない場合、イベント限定操作部32bは操作不可能となる。なお、特殊抽選で獲得した個別抽選と、ゲーム内通貨あるいはアイテムを消費して実行される個別抽選とで、各報酬の当選比率は同じであってもよいし異なってもよい。以下に、特殊抽選について詳述する。
図4Aは、イベント期間中に最初にログインした際の初期画面の一例を示す第1の図である。図4Bは、イベント期間中に最初にログインした際の初期画面の一例を示す第2の図である。図4Cは、イベント期間中に最初にログインした際の初期画面の一例を示す第3の図である。サーバ100では、毎日、予め設定された時間(ここでは午前0時とする)に日付更新処理が行われる。イベント期間は、この日付更新処理に合わせて設定される。本実施形態では、イベント期間として10日間が設定される。したがって、イベントの開始日時が、例えば4月1日の午前0時であれば、4月11日の午前0時が、イベントの終了日時となる。
イベント期間中は、1日1回のみ、無条件で特殊抽選が実行される。具体的には、イベント期間中、1日の中で、最初にサーバ100にアクセスした際に、図4Aに示す特殊抽選の初期画面が表示される。なお、この初期画面が表示される条件は適宜設定可能である。例えば、初期画面は、ゲーム中に所定の画面に移行した際に表示されてもよい。
初期画面には、図4Aに示すように、まず「ルーレット」と表示される。また、イベント期間が開始されてから最初にログインした際には、初期画面に示唆画像38が表示される。初期画面は、イベント期間中、1日のうち最初にサーバ100にアクセスした際に表示されるが、示唆画像38は、イベント期間中、最初にログインしたときのみ表示される。例えば、イベント期間中、毎日1回ログインした場合、イベント期間の初日にのみ、初期画面に示唆画像38が表示され、2日目以降は、初期画面に示唆画像38が表示されることはない。ここでは、示唆画像38は、一例として、岩山に剣が突き刺さった画像である。その後、図4Bおよび図4Cに示すように、初期画面において、ディスプレイ26の上方から中央に向けてルーレット盤面40が降下するアニメーションが表示される。
図5Aは、特殊抽選の開始画面の一例を示す図である。図5Bは、特殊抽選の抽選中画面の一例を示す図である。図5Cは、特殊抽選の結果表示画面の一例を示す図である。図5Dは、メータ値の一例を示す図である。
開始画面では、ルーレット盤面40と指示針42とが表示される。ルーレット盤面40は、第1パターンから第7パターンの7種類が設けられており、ルーレット盤面40ごとに、表示される停止領域の種類や占有率が異なる。例えば、図5Aに示す第2パターンのルーレット盤面40aには、第1領域44a、第2領域44b、第3領域44c、第4領域44d、第5領域44eの5つの停止領域が図示のように配されている。
ルーレット盤面40aは、例えば、第1領域44aが3%、第2領域44bが17%、第3領域44cが30%、第4領域44dが45%、第5領域44eが5%の占有率となっている。各停止領域は、特殊抽選で当選する当選種別に対応しており、第1領域44aは当選種別A、第2領域44bは当選種別B、第3領域44cは当選種別C、第4領域44dは当選種別D、第5領域44eは当選種別Eに対応している。
ルーレット盤面40に表示される停止領域の占有率は、各当選種別の当選比率と一致している。したがって、特殊抽選において、当選種別A、B、C、D、Eの当選確率が、それぞれ3%、17%、30%、45%、5%に設定された場合に、第2パターンのルーレット盤面40aがディスプレイ26に表示される。このように、ルーレット盤面40は、各当選種別の当選比率をプレイヤに示唆するものと言える。ただし、停止領域の占有率は、各当選種別の当選比率と完全に一致せずともよい。また、例えば、各停止領域の占有率は、各当選種別の当選比率とは無関係に均等に配されてもよい。
特殊抽選において当選種別Aが決定される(当選種別Aに当選する)と、プレイヤは、個別抽選の権利を100回(連続抽選を10セット)獲得する。同様に、特殊抽選において当選種別B、C、Dが決定されると、プレイヤは、それぞれ、個別抽選の権利を30回、20回、10回(連続抽選を3セット、2セット、1セット)獲得する。
また、特殊抽選において当選種別Eが決定されると、プレイヤは、個別抽選を最大で300回(連続抽選を30セット)実行することができる。ただし、特殊抽選において当選種別Eが決定された場合において、連続抽選の2セット目以降に「SSレア」に当選すると、その時点で連続抽選の権利が消滅する。なお、特殊抽選において当選種別Eが決定された場合において、連続抽選の1セット目で「SSレア」に当選したとする。この場合、プレイヤは、少なくとも1つの「SSレア」を含む10個の報酬を獲得したうえに、さらに、最大で30セットの連続抽選を継続して実行することができる。このとき、例えば、抽選用のタブや、その他の画面表示などを変更し、プレイヤにとって有利な特別な状態であることが演出によって報知されるとよい。
開始画面では、ルーレット盤面40が所定時間(例えば5~10秒)停止表示される。これにより、プレイヤは、各当選種別(停止領域)の占有率を把握することができる。そして、所定時間が経過すると、図5Bに示すように、ルーレット盤面40が高速で回転表示される。その後、徐々に回転速度が落ち、最終的に、ルーレット盤面40が停止表示される。このとき、例えば、特殊抽選において、当選種別Dに当選していれば、図5Cに示すように、指示針42が第4領域44dを指し示した位置でルーレット盤面40が停止表示される。この場合には、図5Dに示すように、「10回無料」とディスプレイ26に表示され、プレイヤが獲得した個別抽選の回数が報知される。
ここで、ディスプレイ26には、ルーレット盤面40とともに、ゲージ46が表示される。ゲージ46は、メータ値をプレイヤが視覚的に把握できるように構成されている。例えば、図5Aは、メータ値が「0」の場合を示しており、図5Dは、メータ値が「30」の場合を示している。特殊抽選の結果表示画面においては、ルーレット盤面40が停止表示された後に、ゲージ46においてメータ値が変化するアニメーションが表示される。
図6Aは、第3パターンのルーレット盤面40bの一例を示す図である。図6Bは、第5パターンのルーレット盤面40cの一例を示す図である。図6Cは、第7パターンのルーレット盤面40dの一例を示す図である。例えば、図5Dに示すように、結果表示画面においてゲージ46のメータ値が変化すると、翌日の特殊抽選の開始画面では、図6Aに示すように、ゲージ46のメータ値が、前日の変化後と等しくなっている。
また、ゲージ46のメータ値と、ルーレット盤面40における各停止領域の占有率との間には相関性がある。例えば、ゲージ46のメータ値が「30」の場合には、図6Aに示す第3パターンのルーレット盤面40bがディスプレイ26に表示される。また、例えば、ゲージ46のメータ値が「70」の場合には、図6Bに示す第5パターンのルーレット盤面40cが表示される。また、例えば、ゲージ46のメータ値が「100」の場合には、図6Cに示す第7パターンのルーレット盤面40dが表示される。これらの図からも明らかなように、ゲージ46においてメータ値が溜まるほど、第5領域44eの占有率が高くなる。
ここで、ゲージ46におけるメータ値は、サーバ100に記憶されている参照値と一致している。参照値というのは、特殊抽選において、複数の当選種別それぞれの当選確率を決める際に参照する情報である。換言すれば、複数の当選種別それぞれの当選確率は、参照値に基づいて設定される。ここでは、各当選種別の当選確率が設定された第1パターンから第7パターンの7つの比率パターンが設けられており、特殊抽選の開始時の参照値に基づいて、いずれかの比率パターンが選択される。
また、各当選種別には、参照値の更新情報が予め設けられている。特殊抽選により当選種別が決定されると、決定された当選種別の更新情報に基づいて参照値が更新される。例えば、当選種別Dには、更新情報として、参照値に加算する更新値が予め設けられている。当選種別Dに当選した場合には、特殊抽選の開始時の参照値に「30」が加算される。
翌日の特殊抽選では、この更新された参照値に基づいて、比率パターンが選択される。ただし、詳しくは後述するが、更新値を加算した結果、参照値が最大値に到達した場合には、さらに追加して、2回目の特殊抽選が実行される。すなわち、参照値が最大値に到達した日は、2回の特殊抽選が実行される。2回目の特殊抽選では、当選種別Eの当選確率が100%に設定される。したがって、図6Cに示すルーレット盤面40dは、1日に2回の特殊抽選が実行される場合において、2回目の特殊抽選が実行された場合に限り表示されることとなる。以下に、参照値の更新情報について詳述する。
図7Aは、参照値を説明する図である。図7Bは、更新情報を説明する図である。図7Cは、比率パターンの決定条件を説明する図である。図7Dは、比率パターンごとの当選範囲値の一例を示す図である。図7Aに示すように、参照値には初期値と最大値とが設けられている。イベント期間の開始時には、参照値が初期値に設定される。ここでは、初期値として「0」が設定されている。また、参照値には、最大値として「100」が設定されており、最大値が「100」の状態で特殊抽選が行われると、参照値が初期値にリセットされる。
また、上記したように、特殊抽選で当選可能な各当選種別には、連続抽選のセット数、すなわち、個別抽選における抽選可能回数が、図7Bに示すとおりに設定されている。また、各当選種別には、参照値の更新情報が対応付けられており、ここでは、更新情報として更新値が設けられている。
具体的に説明すると、当選種別Aには、更新値として「0」が設定されている。これは、当選種別Aに当選した場合には、参照値を更新しないことを意味している。また、当選種別Bには、更新値として「+5」が設定されている。これは、当選種別Bに当選した場合には、現在の参照値に「5」を加算することを意味している。同様に、当選種別C、Dには、更新値として、それぞれ「+20」、「+30」が設定されている。これは、当選種別C、Dに当選した場合には、現在の参照値に、それぞれ「20」、「30」を加算することを意味している。なお、当選種別Eには、更新情報として、参照値をリセット(初期値に更新)することが設定されている。したがって、当選種別Eに当選すると、現在の参照値の値に拘わらず、参照値が初期値にリセットされる。
そして、特殊抽選の開始時には、比率パターン、すなわち、各当選種別の当選確率が決定される。この比率パターンは、図7Cに示すように、特定条件の成立可否および参照値の2つのパラメータに基づいて決定される。本実施形態では、特定のイベントの最終日(ここでは10日目)であり、かつ、前日までに当選種別Aに当選していないことが、特定条件として予め設定されている。
特定条件が成立している場合、すなわち、特定のイベントの最終日であり、かつ、前日までに一度も当選種別Aに当選していなければ、比率パターンが第1パターンに決定される。比率パターンが決定されると、決定された比率パターンにしたがって、当選領域が設定される。この当選領域は、当選範囲値によって設定される。
図7Dに示すように、比率パターンが第1パターンに決定された場合、「0」から「99」の当選範囲値が、当選種別Aの当選領域に割り当てられる。当選範囲値が設定されると、「0」から「99」のいずれかの乱数値がランダムに取得される。そして、取得された乱数値が、いずれの当選領域に含まれるかが判定されることで、当選種別が決定される。
したがって、比率パターンが第1パターンに決定された場合には、必ず、当選種別Aが決定される。当選種別Aが決定されると、プレイヤに、個別抽選の権利が100回(連続抽選の権利が10セット)付与される。つまり、本実施形態では、イベントの最終日までに、当選種別Aが決定されていなければ、必ず、最終日に当選種別Aに当選する。換言すれば、プレイヤは、イベント期間中、少なくとも最終日にログインすることで、必ず1回は、当選種別Aに当選することができる。
一方、特定条件が成立していない(特定条件が非成立の)場合には、参照値に基づいて比率パターンが決定される。したがって、図7Cからも明らかなように、イベントの最終日以外に、比率パターンとして第1パターンが決定されることはない。ここでは、特殊抽選の開始時に記憶されている参照値が「0」から「19」であれば、比率パターンとして第2パターンが決定される。同様に、特殊抽選の開始時に記憶されている参照値が「20」から「39」であれば、比率パターンとして第3パターンが決定され、参照値が「40」から「59」であれば第4パターンが決定され、参照値が「60」から「79」であれば第5パターンが決定され、参照値が「80」から「99」であれば第6パターンが決定され、参照値が「100」であれば第7パターンが決定される。
図7Dに示すように、比率パターンが第2パターンに決定された場合、「0」から「2」の当選範囲値が、当選種別Aの当選領域に割り当てられ、「3」から「19」の当選範囲値が、当選種別Bの当選領域に割り当てられ、「20」から「49」の当選範囲値が、当選種別Cの当選領域に割り当てられ、「50」から「94」の当選範囲値が、当選種別Dの当選領域に割り当てられ、「95」から「99」の当選範囲値が、当選種別Eの当選領域に割り当てられる。
また、第3パターンから第6パターンは、当選種別A、B、Cに割り当てられる当選範囲値が第2パターンと等しく、当選種別D、Eに割り当てられる当選範囲値のみが第2パターンと異なる。すなわち、第2パターンから第6パターンでは、当選種別Dの当選確率が、それぞれ45%、35%、25%、15%、5%となり、当選種別Eの当選確率が、それぞれ5%、15%、25%、35%、45%となるように、当選範囲値が割り当てられている。
また、比率パターンが第7パターンに決定された場合、「0」から「99」の当選範囲値が、当選種別Eの当選領域に割り当てられる。したがって、比率パターンが第7パターンに決定された場合には、必ず、当選種別Eが決定される。つまり、参照値が最大値に到達した場合には、当選種別Eの当選確率が100%に設定される。上記したように、当選種別Eに当選した場合、プレイヤは、SSレアに当選しない限り、最大で300回の個別抽選を実行することができる。したがって、当選種別Eは、プレイヤが受けられる恩恵が最も高いと言える。以上のように、本実施形態では、初期値と参照値との差が大きくなるほど、恩恵が最大の当選種別Eの当選確率が高く設定される。
ここで、上記したように、各当選種別には、参照値の更新情報が設定されている。本実施形態では、プレイヤが受けられる恩恵が小さいほど、次回以降の特殊抽選において、プレイヤが大きな恩恵を受けられる確率が高くなるように設定されている。すなわち、当選種別Bに当選した場合には、個別抽選の権利が30回(連続抽選の権利が3セット)付与され、参照値が「5」加算される。また、当選種別Cに当選した場合には、個別抽選の権利が20回(連続抽選の権利が2セット)付与され、参照値が「20」加算される。また、当選種別Dに当選した場合には、個別抽選の権利が10回(連続抽選の権利が1セット)付与され、参照値が「30」加算される。
すなわち、本実施形態では、特殊抽選において受けられた恩恵が小さいほど、次回の特殊抽選において大きな恩恵を受けられる可能性が高くなる。これにより、例えば、当選種別Dに当選し続けたとしても、プレイヤのプレイ意欲の低下が抑制され、翌日以降のプレイヤのプレイ意欲を向上させることができる。
ここで、本実施形態では、イベント期間中、プレイヤは、無償で特典を獲得可能となる。ここでは、プレイヤは、ゲームで使用可能なアイテムを特典として獲得可能である。なお、プレイヤが獲得可能な特典としてのアイテムは、例えば、SSレアの武器であり、個別抽選で獲得することができないものである。ただし、プレイヤに付与される特典はアイテムに限らず、例えば、上記したゲーム媒体であってもよい。
ここでは、イベント期間中、最初にログインした際に、プレイヤが特典を獲得可能となる権利が付与される。すなわち、プレイヤは、イベント期間中にログインすることで、特典を獲得可能な権利を所持することができる。なお、プレイヤは、イベント期間中にログインしただけでは、実際に特典を獲得することができない。特典を獲得可能な権利を所持した状態で、後述する付与条件が成立すると、プレイヤに特典が付与される。
以下では、特殊抽選によってプレイヤに付与される、個別抽選(連続抽選)の権利を第1の権利と呼ぶ。また、特典を獲得可能な権利を第2の権利と呼ぶ。
図8Aは、第2の権利を所持している場合の抽選方法選択画面30の一例を示す図である。図8Bは、第1の権利を所持していない場合の抽選方法選択画面30の一例を示す図である。例えば、イベント期間中、最初にログインした際に、上記のように特殊抽選が実行され、図5Cに示す結果表示画面が表示されたとする。結果表示画面の表示が終了すると、ディスプレイ26にトップ画面が表示される。
このとき、プレイヤは、イベント期間中に最初にログインしていることから、第1の権利および第2の権利を所持している。つまり、プレイヤは、第2の権利を所持している状態では、必ず、同時に第1の権利も所持していることとなる。この状態で、トップ画面に表示されるメニューバーの抽選操作部が操作されると、図8Aに示すように、抽選方法選択画面30が表示される。
第2の権利を所持した状態では、抽選方法選択画面30において、イベント限定操作部32bが強調表示される。例えば、第1の権利を所持しており、第2の権利を所持していない場合には、抽選方法選択画面30においてイベント限定操作部32bが図3Aに示すように表示される。図3Aおよび図8Aに示すように、ここでは、プレイヤが第2の権利を所持しているか否かによって、イベント限定操作部32bの表示色が変化する。なお、イベント限定操作部32bの強調表示として、例えば、イベント限定操作部32bの近傍にエフェクトや識別マークが表示されてもよい。また、抽選方法選択画面30が表示された際に、音声の出力によって、第2の権利を所持していることが報知されてもよい。
一方、イベント期間中、第1の権利を所持していない状態では、抽選方法選択画面30において、イベント限定操作部32bが図8Bに示すように表示される。ここでは、プレイヤが第1の権利を所持していない場合、イベント限定操作部32bがグレーアウトして表示される。この状態では、イベント限定操作部32bに対するプレイヤの操作が無効となる。
そして、図8Aに示すように、第1の権利および第2の権利を所持した状態でイベント限定操作部32bが操作されると、まず、第1の権利が使用され、連続抽選が実行される。また、本実施形態では、上記したように、プレイヤが第2の権利を行使して特典を獲得するための付与条件が設けられている。ここでは、第1の権利を使用して連続抽選を実行することが、付与条件に含まれている。したがって、プレイヤは、第1の権利および第2の権利を所持した状態で、イベント限定操作部32bを操作して連続抽選を実行することで、連続抽選による報酬に加えて、特典を獲得可能となる。
図8Cは、連続抽選の開始画面の一例を説明する図である。図8Aにおいてイベント限定操作部32bが操作されると、図8Cに示すように、連続抽選の開始画面が表示される。この開始画面では、ディスプレイ26に対するプレイヤの操作が有効となる。開始画面の表示中に、プレイヤがディスプレイ26をタップすると、図3Bに示す抽選結果画面34が表示される。このとき、プレイヤが第2の権利を所持していなければ、図3Cに示す抽選結果確認画面36が続けて表示され、連続抽選の結果が報知される。一方、プレイヤが第2の権利を所持している場合には、抽選結果確認画面36の表示前に、抽選結果画面34の表示終了に伴って、特典獲得演出が実行される。
図9Aは、特典獲得演出の一例を示す第1の図である。図9Bは、特典獲得演出の一例を示す第2の図である。図9Cは、特典獲得演出の一例を示す第3の図である。図9Dは、特典獲得演出の一例を示す第4の図である。特典獲得演出では、図9Aに示すように、特殊抽選の結果表示画面が表示される。特典獲得演出で表示される結果表示画面は、直近の特殊抽選の実行時に表示されたものと同じである。つまり、特典獲得演出で表示される結果表示画面には、直近の特殊抽選の結果を示すルーレット盤面40およびゲージ46が表示される。また、結果表示画面には、示唆画像38が表示される。なお、特典獲得演出において、結果表示画面に代えて、イベント期間中に最初にログインした際の初期画面が表示されてもよい。
結果表示画面が所定時間表示されると、図9Bに示すように、ルーレット盤面40に「special challenge」と重畳表示される。その後、示唆画像38に向けてズームインするアニメーションが表示され、図9Cに示すように、示唆画像38が拡大表示される。そして、岩山から徐々に剣が抜け出るアニメーションが表示された後、図9Dに示すように、特典であるアイテムの獲得を報知するダイアログが表示され、特典獲得演出が終了する。なお、このダイアログが表示される際には、例えば、抽選結果確認画面36が表示される。つまり、アイテムの獲得を報知するダイアログは、抽選結果確認画面36に重畳表示される。
ここで、本実施形態では、特典としてプレイヤが獲得可能なSSレアの武器が複数種類設けられている。例えば、特典であるSSレアの武器には、水、火、風、土、光、闇の6つの属性のいずれかが紐付けられている。したがって、ここでは、特典として、SSレアの武器が6種類設けられている。プレイヤは、これら6種類のSSレアのいずれかを特典として獲得することができる。
例えば、第1の権利および第2の権利を所持した状態で、第1の権利を使用して連続抽選が実行されたとする。この場合、サーバ100において、10個の報酬が、10回の個別抽選により決定されるが、これに加えて、特典を決定するための特典抽選が実行される。この特典抽選では、プレイヤが所持していない属性の武器が決定される。具体的には、サーバ100において、特典抽選に先立って、プレイヤの武器の所持情報が確認される。そして、プレイヤが未所持の属性が抽出される。特典抽選では、抽出された属性のいずれかが当選するように抽選比率が設定される。
なお、サーバ100では、プレイヤ情報(プレイヤID)およびイベントIDに紐付けて、特典の獲得情報が記憶される。特典抽選が実行され、プレゼントボックスに特典が格納されると、獲得情報として所定のフラグがオンされる。ただし、プレゼントボックスが開封され、特典としての武器をプレイヤが実際に所持した時点で、所定のフラグがオンされてもよい。
また、サーバ100では、特典抽選で当選した武器の属性を識別可能なアニメーション情報がセットされる。プレイヤ端末1では、受信したアニメーション情報に基づいて、図9Dに示すダイアログが表示され、当選した武器の属性が報知される。なお、ここでは、特典としての武器が抽選により決定されることとしたが、特典としての武器が1つのみ設けられてもよい。この場合、特典抽選は不要となる。
また、プレイヤの所持、未所持に関係なく、複数種類の特典のうちのいずれかが抽選により決定されてもよい。なお、プレイヤが全ての属性の武器を所持している場合には、特典抽選において、いずれかの属性の武器がランダムに決定されてもよいし、予め設定された属性の武器が付与されてもよい。さらには、プレイヤが全ての属性の武器を所持している場合、武器ではなく、他のアイテムやゲーム内通貨等が付与されてもよいし、プレイヤが所望の特典を選択可能であってもよい。
なお、第1の権利として、連続抽選の複数セット分の実行権利を所持している場合、アイテムの獲得を報知するダイアログが非表示となった後の抽選結果確認画面36に、連続抽選を続けて実行可能とする操作部が設けられてもよい。この場合、プレイヤは、抽選方法選択画面30を表示させずとも、第1の権利を使用して連続抽選を実行することができるため、操作性が向上する。
なお、特典獲得演出の終了後、抽選結果確認画面36ではなく、例えば、トップ画面や抽選方法選択画面30が表示されてもよい。
また、ここでは、連続抽選の複数セット分の実行権利を所持している場合であっても、プレイヤは、1セットずつしか連続抽選を実行させることができない。ただし、複数セット分の実行権利をまとめて使用可能としてもよい。
また、ここでは、第2の権利を所持している場合、プレイヤが所持している第1の権利の数、すなわち、実行可能な連続抽選のセット数に拘わらず、連続抽選が1回実行されることで、特典獲得演出が実行される。ただし、特典を獲得する付与条件には、第2の権利を所持した状態で、プレイヤが所持している全ての第1の権利が使用されたことが含まれてもよい。この場合、第1の権利を使用した最後の連続抽選の実行後に、特典獲得演出が実行される。
なお、本実施形態では、特典を獲得する付与条件に、プレゼントボックスの開封が含まれている。上記したように、第2の権利を所持した状態で第1の権利を使用して連続抽選が実行されると、特典であるアイテムがプレゼントボックスに格納される。したがって、厳密には、この時点では、まだプレイヤは特典を獲得していない。特典獲得演出の終了後、例えば、トップ画面等においてプレゼントボックスを開封する操作が入力されると、プレイヤに特典が付与される。つまり、プレゼントボックスの開封により、特典としてのアイテムの所持情報がプレイヤ情報に紐付けられる。
なお、ここでは、第2の権利を所持した状態で第1の権利を使用して連続抽選が実行されると、プレゼントボックスにアイテムが格納されることとした。ただし、第2の権利を所持した状態で第1の権利を使用して連続抽選が実行された時点で、アイテムの所持情報がプレイヤ情報に紐付けられてもよい。つまり、特典獲得演出の開始時点または終了時点で、プレイヤが特典を獲得してもよい。
以上のように、本実施形態では、プレイヤに無償で特典が付与されるが、特典を獲得するためには、特典とは別のゲーム媒体を獲得するための連続抽選を実行する必要がある。連続抽選を実行してゲーム媒体を獲得することで、特典も獲得可能となることから、恰も、自身が特典を引き当てたかのような印象がもたらされる。これにより、演出効果が向上し、ゲームの興趣が向上する。また、特典を獲得したことに対するプレイヤの達成感や満足感が向上する。
しかも、本実施形態では、第2の権利のみではなく、第1の権利も無償で付与される。つまり、プレイヤは、特典を獲得するための連続抽選を無償で実行することができる。換言すれば、無償の連続抽選を実行することで、特典を獲得可能となる。これにより、プレイヤが特典を獲得しやすくなる。ただし、無償の連続抽選ではなく、ゲーム内通貨等、所定の対価を支払って個別抽選あるいは連続抽選を実行することで、プレイヤが特典を獲得可能となってもよい。また、特典を獲得するための付与条件に、所定の対価が要求されてもよい。
また、本実施形態では、第2の権利を所持した状態で第1の権利が使用された場合、連続抽選で決定されたゲーム媒体を報知する抽選結果確認画面36が表示された直後に、特典の獲得を報知する特典獲得演出が実行される。このように、連続抽選で獲得したゲーム媒体を報知する演出と、特典の獲得を報知する演出とが連続して実行されることで、連続抽選によって特典を獲得したかのような印象がもたらされる。これにより、特典を獲得したことに対するプレイヤの達成感や満足感がさらに向上する。
次に、上記の特殊抽選および連続抽選を実行するためのプレイヤ端末1およびサーバ100の通信処理について説明する。なお、ここでは、特殊抽選、連続抽選、および、特典の獲得に係る処理について説明し、その他の処理については説明を省略する。
(プレイヤ端末1とサーバ100との通信処理)
図10は、プレイヤ端末1およびサーバ100の基本的な処理を説明するシーケンス図である。プレイヤによってゲームを開始するための操作が入力されると、プレイヤ端末1は、開始操作入力処理を実行する。この開始操作入力処理では、開始要求情報がサーバ100に送信される(S1)。サーバ100は、開始要求情報を受信すると、ログイン処理を行う(S2)。このログイン処理については後述する。
ログイン処理では、当選種別A、B、C、D、Eのいずれかが決定される。また、ログイン処理では、決定された当選種別等に基づいて、アニメーション情報が決定される。プレイヤ端末1は、サーバ100からアニメーション情報を受信し、特殊抽選に係るアニメーションをディスプレイ26に表示させる特殊抽選アニメーション処理を実行する(S3)。
また、プレイヤ端末1では、イベント限定操作部32b(図3A、図8A)がタップされると、抽選要求操作入力処理が行われる(S4)。この抽選要求操作入力処理では、抽選要求情報がサーバ100に送信される。サーバ100は、抽選要求情報を受信すると、上記の個別抽選を実行するための抽選実行処理を行う(S5)。この抽選実行処理については後述する。
抽選実行処理では、「SSレア」、「Sレア」、「レア」、「一般」の4種類に大別されるアイテムやキャラクタ等の報酬が抽選により決定される。また、抽選実行処理では、決定された報酬等に基づいて、アニメーション情報が決定される。プレイヤ端末1は、サーバ100からアニメーション情報を受信し、個別抽選に係るアニメーションをディスプレイ26に表示させる抽選アニメーション処理を実行する(S6)。また、ここでは、第2の権利を所持した状態で、第1の権利を使用して連続抽選が実行された場合、抽選結果確認画面36の表示後に、特典獲得演出が実行される。
次に、サーバ100の機能的構成、ならびに、サーバ100における具体的な処理について説明する。なお、以下では、特殊抽選、連続抽選、および、特典の獲得に係る構成、処理について説明し、その他の構成、処理については説明を省略する。
(サーバ100の機能的構成)
図11は、サーバ100におけるメモリ112の構成およびコンピュータとしての機能を説明する図である。メモリ112には、プログラム記憶領域112a、および、データ記憶領域112bが設けられている。CPU110は、特殊抽選あるいは連続抽選の開始時に、各種のプログラムをプログラム記憶領域112aに記憶する。
プログラム記憶領域112aに記憶されるプログラムには、特殊抽選プログラム130、特典付与プログラム132、抽選実行プログラム134が含まれる。なお、図11に示すプログラムは一例であり、抽選用プログラムには、この他にも多数のプログラムが設けられている。
データ記憶領域112bには、データを記憶する記憶部として、参照値記憶部140、比率パターン記憶部142、セット数記憶部144、確定セット数記憶部146、当選回数記憶部148、当選種別記憶部150、抽選残回数記憶部152、報酬情報記憶部154、付加ポイント記憶部156、特典情報記憶部158が設けられている。なお、上記の各記憶部は一例であり、データ記憶領域112bには、この他にも多数の記憶部が設けられている。また、これらの各記憶部は、プレイヤごとに設けられている。
CPU110は、プログラム記憶領域112aに記憶された各プログラムを動作させ、データ記憶領域112bの各記憶部のデータを更新する。そして、CPU110は、プログラム記憶領域112aに記憶された各プログラムを動作させることで、サーバ100(コンピュータ)を、ゲーム制御部100Aとして機能させる。ゲーム制御部100Aは、特殊抽選部130a、特典付与部132a、抽選実行部134aを含む。
具体的には、CPU110は、特殊抽選プログラム130を動作させ、コンピュータを特殊抽選部130aとして機能させる。同様に、CPU110は、特典付与プログラム132、抽選実行プログラム134を動作させ、それぞれ特典付与部132a、抽選実行部134aとして機能させる。
特殊抽選部130aは、特殊抽選における複数の当選種別それぞれの当選確率、すなわち、比率パターンを、参照値記憶部140に記憶されている参照値に基づいて設定する。そして、特殊抽選部130aは、乱数値を取得し、設定された当選確率に基づいて、いずれかの当選種別を決定する。つまり、特殊抽選部130aは、第1の権利をプレイヤに付与する。
特典付与部132aは、イベント期間中、最初にログインされた際に、第2の権利をプレイヤに付与する。また、第2の権利を所持した状態で第1の権利を使用して連続抽選が実行された場合に、特典抽選により特典(アイテム、武器)を決定し、当選した特典をプレゼントボックスに格納する。さらに、特典付与部132aは、プレゼントボックスが開封されると、特典としてのアイテムの所持情報をプレイヤ情報に紐付ける。
抽選実行部134aは、特殊抽選において決定された当選種別に設けられた抽選可能回数の範囲内で個別抽選を実行可能とする。
(サーバ100の具体的な処理)
図12は、サーバ100におけるログイン処理(S2)の一例を説明するフローチャートである。ゲーム制御部100Aは、開始要求情報を受信すると、ログイン情報を記憶する(S2-1)。このログイン情報には、プレイヤがログインした日時に関する情報が含まれる。ゲーム制御部100Aは、S2-1で記憶されるログイン情報に基づき、プレイヤの今回のログインが、イベント期間中、最初のログインであるかを判定する(S2-2)。イベント期間中、最初のログインである場合(S2-2のYES)、特典付与部132aは、特典獲得権利情報を特典情報記憶部158に記憶する(S2-3)。特典獲得権利情報は、上記した第2の権利を所持していることを示す情報である。
次に、特殊抽選部130aは、実行済みフラグがオフであるかを判定する(S2-4)。なお、実行済みフラグは、日付更新処理後に特殊抽選が既に実行されているかを識別するものである。実行済みフラグは、日付更新処理後に特殊抽選が実行されるとオンされ、日付更新処理においてオフされる。つまり、実行済みフラグは、イベント期間中、当日分の特殊抽選が実行されていなければ、オフされた状態となる。
そして、特殊抽選部130aは、実行済みフラグがオフであり(S2-4のYES)、本日がイベントの最終日であり(S2-5のYES)、かつ、イベント期間中の当選種別Aの当選回数が0回である場合(S2-6のYES)、保障フラグをオンし(S2-7)、比率パターンを第1パターンに決定する(S2-8)。なお、保障フラグについては後述する。
一方、イベントの最終日ではない(S2-5のNO)、あるいは、イベント期間中の当選種別Aの当選回数が0回ではない(S2-6のNO)場合、特殊抽選部130aは、参照値記憶部140に記憶されている参照値を取得する(S2-9)。そして、特殊抽選部130aは、取得した参照値に基づいて比率パターンを決定する(S2-10)。また、特殊抽選部130aは、決定した比率パターンに基づいて、特殊抽選処理を実行する(S2-11)。ここでは、特殊抽選部130aは、当選範囲値をセットし、乱数値を取得し、取得した乱数値と、セットされた当選範囲値とを比較判定し、当選種別を決定する。また、特殊抽選部130aは、決定した当選種別を当選種別記憶部150に記憶する。
また、ここでは、特殊抽選部130aは、当選種別記憶部150に記憶した当選種別に設けられた連続抽選のセット数を、セット数記憶部144または確定セット数記憶部146に記憶する。具体的には、当選種別A、B、C、Dが決定された場合には、セット数記憶部144に連続抽選のセット数が記憶される。一方、当選種別Eが決定された場合には、確定セット数記憶部146に連続抽選のセット数が記憶される。なお、以下では、理解を容易とするために、確定セット数記憶部146に記憶されるセット数を確定セット数と呼ぶ場合がある。セット数記憶部144または確定セット数記憶部146に記憶されたセット数は、日付更新処理においてクリアされる。これにより、特殊抽選で獲得した連続抽選を実行する権利は、当日に限り行使可能となる。
また、ここでは、特殊抽選部130aは、今回の特殊抽選で決定された当選種別について、イベント期間中の当選回数を当選回数記憶部148に記憶(更新)する。なお、当選回数記憶部148は、特殊抽選の当選種別ごとに設けられる。ここでは、今回の特殊抽選で決定された当選種別用の当選回数記憶部148に記憶されている当選回数が「1」加算される。
次に、特殊抽選部130aは、特殊抽選のアニメーションを表示するためのアニメーション情報を、プレイヤ端末1が受信可能となるようにセットする。なお、アニメーション情報には、今回の特殊抽選で決定された比率パターンに対応するルーレット盤面40の表示パターン情報、プレイヤ端末1のディスプレイ26に表示される特殊抽選の結果表示画面において、最終的に停止表示されるルーレット盤面40の停止角度を示す停止角度情報が含まれる。なお、ここでは、特殊抽選で決定された当選種別に対応する停止領域の範囲内に指示針42が含まれるように停止角度が抽選により決定される。
プレイヤ端末1では、受信したアニメーション情報に基づいてアニメーションを表示させる特殊抽選アニメーション処理が実行される(図10のS3)。
次に、特殊抽選部130aは、当選種別Eに当選したかを判定する(S2-13)。当選種別Eに当選した場合(S2-13のYES)、特殊抽選部130aは、確定抽選許可処理を実行する(S2-14)。この確定抽選許可処理は、確定抽選の実行を可能とするための処理である。例えば、ここでは、プレイヤ端末1のディスプレイ26に、SS確定操作部32aを表示するための処理等が行われる。また、特殊抽選部130aは、参照値記憶部140の参照値を初期値に更新する(S2-15)。
また、当選種別Eに当選しなかった場合(S2-13のNO)、特殊抽選部130aは、今回の特殊抽選で決定された当選種別の更新値を取得する(S2-16)。そして、特殊抽選部130aは、参照値記憶部140に記憶されている参照値に、取得した更新値を加算する更新値加算処理を行う(S2-17)。なお、参照値と更新値との和が「100」を超えた場合には、参照値記憶部140に「100」が記憶される。
そして、特殊抽選部130aは、更新された参照値が最大である場合、すなわち、参照値が「100」である場合(S2-18のYES)、S2-9から処理を繰り返す。これにより、特殊抽選の終了後の参照値が最大値に到達した場合には、2回目の特殊抽選が続けて実行されることとなる。この場合、参照値が最大であるため、S2-9において、第7パターンの比率パターンが決定される。したがって、2回目の特殊抽選では、必ず、当選種別Eが決定されることとなる。
図13は、サーバ100における抽選実行処理の一例を説明するフローチャートである。特典付与部132aは、抽選要求情報を受信すると、特典情報記憶部158に特典獲得権利情報が記憶されているかを判定する(S5-1)。特典獲得権利情報が記憶されている場合(S5-1のYES)、特典付与部132aは、特典抽選を実行する(S5-2)。ここでは、特典付与部132aは、プレイヤが未所持の武器の属性を抽出し、抽出されたいずれかの属性の武器を特典抽選により決定する。そして、特典抽選で当選した武器を特典としてプレゼントボックスに格納するための処理を実行する。
また、特典付与部132aは、特典情報記憶部158から特典獲得権利情報を消去する(S5-3)。また、ここでは、特典付与部132aは、プレイヤ情報およびイベントIDに紐付く特典の獲得情報である所定のフラグをオンする。また、特典付与部132aは、特典獲得演出を実行するためのアニメーション情報を、プレイヤ端末1が受信可能となるようにセットする(S5-4)。プレイヤ端末1においては、アニメーション情報を受信すると、特典獲得演出を実行するための処理が行われる。また、抽選実行部134aは、報酬決定処理を行う(S10)。
図14は、サーバ100における報酬決定処理の一例を説明するフローチャートである。抽選実行部134aは、抽選残回数記憶部152に、抽選残回数(N)として10をセットする(S10-1)。そして、抽選実行部134aは、所定の当選範囲値をセットし(S10-2)、乱数値を取得する(S10-3)。なお、報酬決定処理で取得する乱数値の範囲は、特殊抽選実行処理で取得する乱数値の範囲よりも広い。これは、連続抽選で決定する報酬の種類が、特殊抽選で決定する当選種別よりも多いためである。
抽選実行部134aは、取得した乱数値と、セットされた当選範囲値とを比較判定し、報酬を決定する(S10-4)。また、抽選実行部134aは、決定した報酬に対応する報酬情報を報酬情報記憶部154に記憶する。また、抽選実行部134aは、決定された報酬について、プレイヤ情報に所持情報を紐付ける。これにより、プレイヤに報酬が付与される。なお、報酬情報記憶部154に記憶された報酬情報は、連続抽選実行処理の終了後に、プレイヤの各種の情報を記憶する記憶領域に移される。また、報酬情報記憶部154に記憶された報酬情報は、日付更新処理によって消去される。
また、抽選実行部134aは、付加ポイント記憶部156に記憶されている付加ポイントを「1」加算する(S10-5)。なお、付加ポイントは、1回の個別抽選につき、1ポイント付加される。詳しい説明は省略するが、プレイヤは、連続抽選で獲得可能な報酬を、付加ポイントを利用することによっても獲得することができる。例えば、プレイヤは、300ポイントを利用することで、「SSレア」のアイテム等を獲得することができる。したがって、仮に、特殊抽選で当選種別Eに当選し、300回の個別抽選で1つも「SSレア」の報酬を獲得できなかったとしても、プレイヤは、付加ポイントによって「SSレア」の報酬を獲得することができる。つまり、特殊抽選において当選種別Eに当選した場合、プレイヤは、「SSレア」の報酬を必ず獲得することができる。
抽選実行部134aは、抽選残回数記憶部152の抽選残回数(N)を「1」減算する(S10-6)。次に、抽選実行部134aは、抽選残回数記憶部152の抽選残回数(N)が「0」であるかを判定する(S10-7)。抽選残回数が「0」でなければ(S10-7のNO)、抽選実行部134aは、上記のS10-2以降の処理を繰り返す。また、抽選残回数が「0」であれば(S10-7のYES)、報酬決定処理を終了する。
図13に戻り、報酬決定処理が終了すると、抽選実行部134aは、セット数記憶部144に記憶されているセット数をデクリメントする(S5-5)。そして、抽選実行部134aは、S5-5で更新したセット数、すなわち、残りのセット数を示す残セット数情報をプレイヤ端末1が受信可能となるようにセットする(S5-6)。なお、プレイヤ端末1は、残セット数情報を受信すると、残りのセット数に応じて、イベント限定操作部32bの表示態様、および、操作の有効、無効を切り替える。具体的には、残りのセット数が0の場合、イベント限定操作部32bは、図8Bに示すように表示され、無効化される。一方、残りのセット数が1以上の場合、イベント限定操作部32bは、図8Aに示すように表示され、有効化される。
また、セット数が0であり(S5-7のYES)、保障フラグがオンしている場合(S5-8のYES)、抽選実行部134aは、報酬情報記憶部154に記憶されている報酬情報をロードする(S5-9)。上記したように、報酬情報記憶部154には、当日に獲得した全ての報酬が記憶されている。そして、「SSレア」の報酬の獲得数が10個以上でなければ(S5-10のNO)、抽選実行部134aは、保障情報をプレイヤ端末1が受信可能となるようにセットする(S5-11)。
なお、詳しい説明は省略するが、プレイヤ端末1は、保障情報を受信すると、残りのセット数が0であっても、イベント限定操作部32bの操作を有効化する。このとき、イベント限定操作部32bは、セット数が1以上の場合と同様に、図8Aに示すように表示されてもよい。あるいは、イベント限定操作部32bは、保障情報を受信した場合専用の表示態様で表示されてもよい。
一方、抽選実行部134aは、「SSレア」の報酬の獲得数が10個以上であれば(S5-10のYES)、保障フラグをオフする(S5-12)。そして、抽選実行部134aは、上記の処理結果に基づいて、アニメーション情報をプレイヤ端末1が受信可能となるようにセットする(S5-13)。プレイヤ端末1では、受信したアニメーション情報に基づいてアニメーションを表示させる抽選アニメーション処理が実行される(図10のS6)。
上記したように、イベント期間において、最終日の前日までに当選種別Aに当選していない場合、最終日には必ず当選種別Aに当選する。しかしながら、イベント期間の最終日に、ようやく個別抽選の100回の権利を獲得できたとしても、プレイヤが「SSレア」の報酬を獲得できるとは限らない。仮に、イベント期間の最終日に、100回の個別抽選を実行したにも拘わらず、「SSレア」の報酬の獲得数が少なければ、プレイ意欲が一気に減退してしまう。
上記の処理によれば、保障フラグがオンした状態において、100回の個別抽選が終了しても、「SSレア」の報酬の獲得数が10個未満であれば、保障フラグがオンに維持される。その結果、図13に示すように、セット数記憶部144に記憶されているセット数が0になった後も、プレイヤは、10回の個別抽選を実行することができる(S10)。
つまり、本実施形態では、イベント期間の最終日に、初めて当選種別Aに当選した場合には、「SSレア」の報酬の最低獲得数が10個以上となるように調整される。換言すれば、最終日に初めて当選種別Aに当選した場合には、10個の「SSレア」の報酬が保障される。
これにより、プレイヤのプレイ意欲の減退が抑制される。なお、ここでは、最終日に初めて当選種別Aに当選した場合に限り、「SSレア」の報酬の獲得数が保障されることとした。しかしながら、当選種別Aに当選した場合には、必ず、「SSレア」の報酬の獲得数が保障されるとしてもよい。この場合、例えば、保障される「SSレア」の報酬の数は、常に一定としてもよいし、当選種別Aの当選回数、あるいは、当選日によって異ならせてもよい。
以上のように、サーバ100による上記の処理により、イベント期間中、第1の権利および第2の権利がプレイヤに付与される。また、第1の権利の使用によって連続抽選が実行され、第2の権利の使用によって特典が付与される。なお、上記実施形態では、第1の権利を使用した連続抽選の結果とは別に、特典としてのアイテムをプレイヤが獲得可能となる。ただし、例えば、以下に説明する第1変形例のように、連続抽選の結果として、プレイヤに特典が付与されてもよい。
図15Aは、第1変形例の特典獲得演出の一例を示す第1の図である。図15Bは、第1変形例の特典獲得演出の一例を示す第2の図である。図15Cは、第1変形例の特典獲得演出の一例を示す第3の図である。上記実施形態と同様に、第2の権利を所持した状態で、抽選方法選択画面30の抽選要求操作部32が操作されたとする。この場合、上記実施形態と同様、図15Aに示すように、連続抽選の開始画面が表示される。そして、開始画面がタップされると、サーバ100において、連続抽選、すなわち、10回の個別抽選が実行される。
このとき、サーバ100では、1回目の個別抽選において、特典専用テーブルを使用した抽選処理、すなわち、特典抽選が実行される。特典専用テーブルは、必ず、特典としてのアイテムに当選するように当選範囲値が設定される。したがって、第2の権利を所持した状態で、第1の権利を使用した連続抽選が実行されると、必ず、1つ目の報酬として、特典としてのアイテムが決定される。そして、2回目以降の個別抽選では、予め設定された比率で各ゲーム媒体が決定される。
プレイヤ端末1では、開始画面がタップされた後、サーバ100からアニメーション情報を受信すると、図15Bに示すように、抽選で当選した、特典としてのアイテムを示す画像が表示される。その後、図15Cに示すように、抽選結果画面34が表示される。この抽選結果画面34においても、1つ目の報酬を示す箇所(図15Cで最上段の左)に、特典としてのアイテムを示すアイコン画像が表示される。
以上のように、第1変形例では、第1の権利を使用した連続抽選の結果を報知する演出内で特典獲得演出が実行される。また、抽選結果画面34においては、抽選で決定されたゲーム媒体を報知するアイコン画像(第1の演出)、および、特典の獲得を報知するアイコン画像(第2の演出)が表示される。抽選で決定されたゲーム媒体を報知するアイコン画像と、特典の獲得を報知するアイコン画像は、表示態様等、少なくとも一部が共通している。これにより、実際には無償でプレイヤに付与される特典を、プレイヤが自力で獲得したかのような印象がもたらされ、ゲームの興趣向上が図れられる。
なお、第1変形例においても、上記実施形態と同様に、特典としてのアイテムは、プレゼントボックスに格納されてもよいし、プレイヤに直接付与されてもよい。
上記実施形態および第1変形例では、第1の権利を使用した連続抽選が実行された後に、特典獲得演出が実行される。ただし、特典獲得演出は、以下に説明する第2変形例のように、第1の権利を使用した連続抽選が未実行の状態で実行されてもよい。
図16Aは、第2変形例の特典獲得演出の一例を示す第1の図である。図16Bは、第2変形例の特典獲得演出の一例を示す第2の図である。図16Cは、第2変形例の特典獲得演出の一例を示す第3の図である。図16Dは、第2変形例の特典獲得演出の一例を示す第4の図である。第2変形例では、特殊抽選の結果表示画面の表示終了に伴って、特典獲得演出が実行される。例えば、イベント期間中、最初にログインして特殊抽選が実行されると、これに伴って第2の権利がプレイヤに付与される。
そして、特殊抽選の結果表示画面が表示されると、特典獲得演出が実行され、図16Aに示すように、「special challenge」と表示される。その後、図16Bに示すように、示唆画像38が拡大表示され、図16Cに示すように、岩山から剣を抜くアニメーションが表示される。そして、図16Dに示すように、特典としてのアイテムを示す画像と、「チャレンジ成功 無料ガチャを確認」とのメッセージが表示される。また、このとき、ディスプレイ26には、閉操作部50aおよびガチャ操作部50bが表示される。閉操作部50aが操作されると、図16Dに示す画面が閉じられ、例えばトップ画面等、所定の画面が表示される。
一方、ガチャ操作部50bが操作されると、例えば、図8Aに示す抽選方法選択画面30が表示される。そして、イベント限定操作部32bが操作され、連続抽選が実行されると、特典としてのアイテムがプレゼントボックスに格納される。なお、上記実施形態では、連続抽選が実行された際に特典獲得演出が実行されるが、第2変形例では、既に特典獲得演出が実行済みであるため、再度の演出は実行されない。ただし、プレゼントボックスが開封された際に、例えば図9Dに示すように、特典を獲得した旨を報知する演出が実行されるとよい。また、第2変形例においても、例えば、連続抽選が実行された際に、抽選結果画面34の表示に続いて、特典獲得演出として、図9Dに示す演出が実行されてもよい。この場合、図9A、図9B、図9Cに示す画像は非表示としてもよい。
なお、図16Dにおいてガチャ操作部50bが操作された場合、抽選方法選択画面30を介さずに、第1の権利を使用した連続抽選が実行されてもよい。
以上のように、第2変形例によれば、特典獲得演出により、第2の権利の獲得、および、連続抽選の実行、すなわち、特典を獲得するための操作が促される。これにより、特典の正式な獲得が促進される。
なお、第2変形例では、イベント期間中、最初にログインして特殊抽選が実行された場合に、必ず、第2の権利がプレイヤに付与される。ただし、第2の権利が付与されるか否かが抽選により決定されてもよい。例えば、第2変形例において、特殊抽選が実行された場合に、第2の権利を付与するか否かの抽選がサーバ100において実行される。そして、第2の権利を付与することが決定されると、図16B、図16C、図16Dに示す成功パターンの特典獲得演出が実行される。一方、第2の権利を付与しないことが決定された場合には、失敗パターンの特典獲得演出が実行される。失敗パターンの特典獲得演出では、例えば、図16Bに示す画像が表示された後、剣が抜けないアニメーションが表示される。この場合、図16Dに示す画像に代えて、チャレンジに失敗したことを報知する画像が表示される。
また、第3変形例として、例えば、上記の第1変形例および第2変形例が組み合わせて実行されてもよい。具体的には、イベント期間中、最初にログインして特殊抽選が実行された場合に、必ず、あるいは、抽選に当選すると、第2の権利がプレイヤに付与される。第2の権利が付与される場合に、第2変形例と同様、図16B、図16C、図16Dに示す特典獲得演出が実行される。
その後、第1の権利および第2の権利を所持した状態で、イベント限定操作部32bがタップされると、10回の個別抽選(連続抽選)が実行される。このとき、1回目の個別抽選において、特典としてのアイテムが決定され、図15A、図15B、図15Cに示すように、再度、特典獲得演出が実行される。
以上、添付図面を参照しながら実施形態の一態様について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変形例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、特殊抽選で獲得した連続抽選(個別抽選)の権利は、当日に限り有効であるとした。これにより、特殊抽選のみでゲームを終了させてしまうおそれが抑制され、ゲームのプレイ機会が増加し、また、早期の特典の獲得が促進される。ただし、特殊抽選で獲得した連続抽選(個別抽選)の権利は、翌日以降も消滅しないとしてもよい。この場合、例えば、イベント期間中、あるいは、イベント期間の終了後、所定期間が経過するまでの間、連続抽選(個別抽選)が実行可能となる。
また、上記実施形態における特殊抽選の内容は一例に過ぎない。また、特殊抽選は必須ではない。上記実施形態では、プレイヤに付与されるゲーム媒体を決定するための抽選を実行する第1の権利を付与する第1条件として、特殊抽選の実行が設定されている。ただし、第1の権利を付与する第1条件はこれに限らない。例えば、第1条件として、所定期間中にログインすることが設定されてもよい。この場合、所定期間中にログインすると、第1の権利が所定数、無償でプレイヤに付与される。
また、上記実施形態では、プレイヤが所定の特典を獲得可能となる第2の権利を付与する第2条件として、特殊抽選の実行が設定されている。ただし、第2の権利を付与する第2条件はこれに限らない。例えば、第2条件として、所定期間中にログインすることが設定されてもよい。また、上記実施形態では、第1条件と第2条件とが同じであるが、第1条件と第2条件とは異なってもよい。
また、上記実施形態では、第2の権利を獲得した日に、第1の権利を使用して連続抽選が実行されなかった場合、第1の権利は消滅するが、第2の権利は翌日以降に持ち越される。ただし、この場合には、第1の権利とともに、第2の権利も消滅してもよい。
いずれにしても、情報処理プログラムは、以下の処理をコンピュータに遂行させればよい。
予め設定された第1条件(実施形態では一例として、特殊抽選を実行すること)の成立により、プレイヤに付与されるゲーム媒体を決定するための抽選を実行する第1の権利を付与する処理(実施形態では一例として、S2-11)。
予め設定された第2条件(実施形態では一例として、特殊抽選を実行すること)の成立により、プレイヤが所定の特典を獲得可能となる第2の権利を付与する処理(実施形態では一例として、S2-3)。
第1の権利が使用された場合、抽選を実行する処理(実施形態では一例として、S10)。
抽選で決定されたゲーム媒体をプレイヤに付与する処理(実施形態では一例として、S10-3)。
第2の権利を所持した状態で第1の権利が使用されたことを少なくとも含む予め設定された付与条件の成立により、特典をプレイヤに付与する処理(実施形態では一例として、S5-2)。
なお、上記実施形態では、クライアントサーバシステムである情報処理システムSが、上記の各情報処理を行う。しかしながら、上記実施形態におけるサーバ100の機能は、プレイヤ端末1が備えてもよい。この場合、通信機能は必須ではなく、プレイヤ端末1がゲーム端末装置として機能する。また、上記実施形態におけるサーバ100のみが、サーバ装置として設けられてもよい。
また、上記実施形態および変形例におけるプログラムは、コンピュータが読み取り可能な非一時的記憶媒体に格納され、記憶媒体として提供されてもよい。さらには、この記憶媒体を含むゲーム端末装置またはサーバ装置として提供されてもよい。また、上記実施形態および変形例は、各機能およびフローチャートに示すステップを実現する情報処理方法としてもよい。
1 プレイヤ端末
100 サーバ
S 情報処理システム

Claims (4)

  1. 予め設定された第1条件の成立により、プレイヤに付与されるゲーム媒体を決定するための抽選を実行する第1の権利を付与する処理と、
    予め設定された第2条件の成立により、プレイヤが所定の特典を獲得可能となる第2の権利を付与する処理と、
    前記第1の権利が使用された場合、前記抽選を実行する処理と、
    前記抽選で決定された前記ゲーム媒体をプレイヤに付与する処理と、
    前記第2の権利を所持した状態で前記第1の権利が使用されたことを少なくとも含む予め設定された付与条件の成立により、前記特典をプレイヤに付与する処理と、
    前記第2の権利を所持した状態で前記第1の権利が使用されて前記特典がプレイヤに付与される場合、前記抽選で決定された前記ゲーム媒体を報知する第1の演出、および、前記特典の獲得を報知する第2の演出をそれぞれ実行する処理と、
    をコンピュータに遂行させる情報処理プログラム。
  2. 前記第2の演出は、前記第1の演出と少なくとも一部が共通する演出である、
    請求項に記載の情報処理プログラム。
  3. 1または複数のコンピュータが遂行する情報処理方法であって、
    前記コンピュータが、
    予め設定された第1条件の成立により、プレイヤに付与されるゲーム媒体を決定するための抽選を実行する第1の権利を付与する処理と、
    予め設定された第2条件の成立により、プレイヤが所定の特典を獲得可能となる第2の権利を付与する処理と、
    前記第1の権利が使用された場合、前記抽選を実行する処理と、
    前記抽選で決定された前記ゲーム媒体をプレイヤに付与する処理と、
    前記第2の権利を所持した状態で前記第1の権利が使用されたことを少なくとも含む予め設定された付与条件の成立により、前記特典をプレイヤに付与する処理と、
    前記第2の権利を所持した状態で前記第1の権利が使用されて前記特典がプレイヤに付与される場合、前記抽選で決定された前記ゲーム媒体を報知する第1の演出、および、前記特典の獲得を報知する第2の演出をそれぞれ実行する処理と、
    を遂行する情報処理方法。
  4. 1または複数のコンピュータを備え、
    前記コンピュータが、
    予め設定された第1条件の成立により、プレイヤに付与されるゲーム媒体を決定するための抽選を実行する第1の権利を付与する処理と、
    予め設定された第2条件の成立により、プレイヤが所定の特典を獲得可能となる第2の権利を付与する処理と、
    前記第1の権利が使用された場合、前記抽選を実行する処理と、
    前記抽選で決定された前記ゲーム媒体をプレイヤに付与する処理と、
    前記第2の権利を所持した状態で前記第1の権利が使用されたことを少なくとも含む予め設定された付与条件の成立により、前記特典をプレイヤに付与する処理と、
    前記第2の権利を所持した状態で前記第1の権利が使用されて前記特典がプレイヤに付与される場合、前記抽選で決定された前記ゲーム媒体を報知する第1の演出、および、前記特典の獲得を報知する第2の演出をそれぞれ実行する処理と、
    を遂行する情報処理システム。
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