JP7396241B2 - ワイヤハーネス - Google Patents

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Description

本開示は、ワイヤハーネスに関する。
従来、車両の床下には、複数の電気機器同士を電気的に接続するワイヤハーネスが配索されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のワイヤハーネスは、並列する複数の電線を備えている。電線は、長さ方向に直交する断面形状が円形状をなす芯線を有している。
上記ワイヤハーネスは、床下において車両の前後方向に直線状に延びる部分と、上記直線状に延びる部分から車幅方向に屈曲される部分と、上記直線状に延びる部分から上下方向に屈曲される部分とを有している。ワイヤハーネスが屈曲される部分においては、芯線が塑性変形するように屈曲されている。これにより、ワイヤハーネスの姿勢が、その配索経路に沿った状態で維持されている。
特開2009-140612号公報
ところで、ワイヤハーネスのうち床下に配索される部分においては、上下方向における体格が小さいことが好ましい。このため、ワイヤハーネスでは、上下方向における体格が小さい芯線を有する電線が用いられることがある。こうした芯線の長さ方向に直交する断面形状としては、幅方向の寸法に対して厚さ方向の寸法が小さい扁平形状をなすものが挙げられる。この芯線は、厚さ方向に屈曲させることは容易である一方、幅方向に屈曲させることは困難である場合がある。
ワイヤハーネスの配索経路において、車幅方向に屈曲される部分と、上下方向に屈曲される部分とでは、芯線が屈曲される方向が異なる。このため、断面形状が扁平形状をなす芯線を備えるワイヤハーネスにおいては、芯線が厚さ方向と幅方向との双方に屈曲されることとなる。この場合、配索経路に沿ったワイヤハーネスの屈曲作業が困難となるおそれがある。
本開示の目的は、配索経路に沿って容易に屈曲できるワイヤハーネスを提供することにある。
本開示のワイヤハーネスは、芯線及び前記芯線の外周を被覆する絶縁性の被覆部を有する2つの電線と、前記2つの電線が並列した状態で前記被覆部同士を連結する連結部と、を備えるワイヤハーネスであって、前記芯線の各々の長さ方向に直交する断面形状は、幅方向の寸法に対して厚さ方向の寸法が小さい扁平形状であり、前記連結部は、前記2つの電線の前記被覆部のうち前記芯線の前記幅方向における端部を覆う部分同士を連結するとともに、前記2つの電線の前記芯線が互いの前記幅方向において並列する第1姿勢と、前記2つの電線の前記芯線が互いの前記厚さ方向において並列する第2姿勢と、の間で曲げ変形可能に構成されており、前記2つの電線は、前記第1姿勢と前記第2姿勢との間において前記連結部を起点としてそれぞれ移動するものであり、前記2つの電線が前記第1姿勢において前記厚さ方向に屈曲された第1屈曲部と、前記2つの電線が前記第2姿勢において前記厚さ方向に屈曲された第2屈曲部と、を有する。
本開示によれば、配索経路に沿ってワイヤハーネスを容易に屈曲させることができる。
図1は、一実施形態のワイヤハーネスが配索された車両を示す模式図である。 図2は、ワイヤハーネスの平面図である。 図3は、図1の3-3線に沿った断面図である。 図4は、図2の4-4線に沿った断面図である。 図5は、図1の5-5線に沿った断面図である。 図6は、変更例のワイヤハーネスの断面図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
[1]本開示のワイヤハーネスは、芯線及び前記芯線の外周を被覆する絶縁性の被覆部を有する2つの電線と、前記2つの電線が並列した状態で前記被覆部同士を連結する連結部と、を備えるワイヤハーネスであって、前記芯線の各々の長さ方向に直交する断面形状は、幅方向の寸法に対して厚さ方向の寸法が小さい扁平形状であり、前記連結部は、前記2つの電線の前記被覆部のうち前記芯線の前記幅方向における端部を覆う部分同士を連結するとともに、前記2つの電線の前記芯線が互いの前記幅方向において並列する第1姿勢と、前記2つの電線の前記芯線が互いの前記厚さ方向において並列する第2姿勢と、の間で曲げ変形可能に構成されており、前記2つの電線は、前記第1姿勢と前記第2姿勢との間において前記連結部を起点としてそれぞれ移動するものであり、前記2つの電線が前記第1姿勢において前記厚さ方向に屈曲された第1屈曲部と、前記2つの電線が前記第2姿勢において前記厚さ方向に屈曲された第2屈曲部と、を有する。
同構成によれば、連結部を曲げ変形することで、連結部を介して連結された2つの電線の姿勢を、それらの芯線が互いの幅方向において並列する第1姿勢と、それらの芯線が互いの厚さ方向において並列する第2姿勢との間で切り替えることができる。このため、ワイヤハーネスの配索経路のうち、例えば、上下方向に屈曲される箇所に第1屈曲部を適用するとともに、車幅方向に屈曲される箇所に第2屈曲部を適用することで、配索経路に沿ってワイヤハーネスを容易に屈曲させることができる。
[2]前記第1姿勢及び前記第2姿勢の双方において、前記芯線の各々の前記厚さ方向に延びる軸線同士が平行をなしていることが好ましい。
同構成によれば、第1姿勢では、2つの電線の芯線同士が互いの幅方向において並列するとともに平行をなす。このため、第1屈曲部において2つの電線を厚さ方向に一括して屈曲させることが容易となる。また、第2姿勢では、2つの電線の芯線同士が互いの厚さ方向において並列するとともに平行をなす。このため、第2屈曲部において2つの電線を厚さ方向に一括して屈曲させることが容易となる。したがって、配索経路に沿ってワイヤハーネスを一層容易に屈曲させることができる。
[3]前記2つの電線が前記第1姿勢と前記第2姿勢との間で前記連結部を起点としてそれぞれ移動する途中に現れる前記2つの電線の姿勢を第3姿勢とするとき、前記連結部に曲げ荷重が作用していない状態において、前記2つの電線の姿勢は、前記第3姿勢であり、前記第1屈曲部と前記第2屈曲部との間における前記2つの電線の姿勢が前記第3姿勢である区間を有することが好ましい。
同構成によれば、連結部に曲げ荷重が作用していない状態において、2つの電線の姿勢は第3姿勢となる。この第3姿勢は、2つの電線が第1姿勢と第2姿勢との間で連結部を起点としてそれぞれ移動する途中に現れる姿勢である。このため、第3姿勢から第1姿勢となるまでの連結部の変形量を小さくすることができるとともに、第3姿勢から第2姿勢となるまでの連結部の変形量を小さくすることができる。したがって、連結部への応力集中を抑制できる。
また、ワイヤハーネスは、第1屈曲部と第2屈曲部との間において2つの電線が第3姿勢である区間を有している。このため、2つの電線が第1屈曲部から第2屈曲部にかけて急激に変形することを抑制できる。したがって、電線への応力集中を抑制できる。
[4]前記連結部は、曲げ変形の起点となる脆弱部を有していることが好ましい。
同構成によれば、脆弱部を起点として連結部が容易に曲げ変形されるため、2つの電線の姿勢を第1姿勢と第2姿勢とに切り替える作業が容易となる。
また、第1屈曲部及び第2屈曲部においては、2つの電線と共に連結部が屈曲される。このため、第1屈曲部において2つの電線を一括して屈曲させる作業、及び第2屈曲部において2つの電線を一括して屈曲させる作業が容易となる。
[5]前記連結部は、前記電線の厚さよりも厚さが小さい薄肉部を有しており、前記脆弱部は、前記薄肉部により構成されていることが好ましい。
同構成によれば、連結部自体の形状を工夫することで脆弱部を容易に具体化できる。
[6]前記被覆部の各々と前記連結部とは、同一の樹脂材料により一体成形されていることが好ましい。
同構成によれば、ワイヤハーネスの構成が簡単となる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示のワイヤハーネスの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。各図面では、説明の便宜上、構成の一部を誇張又は簡略化して示す場合がある。また、各部分の寸法比率については各図面で異なる場合がある。なお、本開示はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。本明細書における「平行」や「直交」は厳密に平行や直交の場合のみでなく、本実施形態における作用効果を奏する範囲内で概ね平行や直交の場合も含まれる。
(ワイヤハーネス10の全体構成)
図1及び図2に示すワイヤハーネス10は、2個又は3個以上の電気機器を電気的に接続する。ワイヤハーネス10は、例えば、ハイブリッド車や電気自動車等の車両Vの前部に設置されたインバータ1と、そのインバータ1よりも車両Vの後方に設置された高圧バッテリ2とを電気的に接続する。ワイヤハーネス10は、例えば、車両Vの床下を通るように配索される。例えば、ワイヤハーネス10の長さ方向における中間部が、車室外である車両Vの床下を通るように配索される。
インバータ1は、車両走行の動力源となる車輪駆動用の図示しないモータと接続される。インバータ1は、高圧バッテリ2の直流電力から交流電力を生成し、その交流電力をモータに供給する。高圧バッテリ2は、例えば、数百ボルトの電圧を供給可能なバッテリである。
ワイヤハーネス10は、並列する2つの電線20を備えている。2つの電線20の両端には、それぞれコネクタC1,C2が取り付けられている。電線20の各々の一端は共通のコネクタC1を介してインバータ1と接続され、電線20の各々の他端は共通のコネクタC2を介して高圧バッテリ2と接続されている。なお、電線20の各々は、同一の電気機器に接続されるものでなくてもよい。
ここで、図1における左右方向が車両の前後方向であり、図2における上下方向が車両の幅方向であり、図1における上下方向が車両の上下方向である。以下の説明では、便宜上、車両の前後方向に延びる方向をX軸方向と称し、車両の幅方向に延びる方向をY軸方向と称し、車両の上下方向に延びる方向をZ軸方向と称する。
(電線20の構成)
電線20は、X軸方向、Y軸方向、及びZ軸方向において三次元的に屈曲して延びている。電線20は、例えば、高電圧・大電流に対応可能な高圧電線である。電線20は、自身に電磁シールド構造を有しないノンシールド電線であってもよいし、自身に電磁シールド構造を有するシールド電線であってもよい。
2つの電線20は、例えば、図示しない複数のクランプによって、車体に対して固定されている。
2つの電線20の外周は、例えば、図示しない筒状の外装部材により覆われている。外装部材は、例えば、電線20の長さ方向における一部の外周を覆うように設けられている。外装部材としては、例えば、その長さ方向に沿って環状凸部と環状凹部とが交互に連なって設けられた蛇腹構造を有するコルゲートチューブが挙げられる。
図3に示すように、電線20の各々は、導体よりなる芯線21と、芯線21の外周を被覆する絶縁性の被覆部22とを有している。
(芯線21の構成)
芯線21としては、例えば、複数の金属素線を撚り合せてなる撚線、内部が中実構造をなす柱状の1本の金属棒からなる柱状導体(単芯線やバスバ等)や内部が中空構造をなす筒状導体(パイプ導体)などを用いることができる。芯線21は、例えば、撚線によって構成されている。芯線21の材料としては、例えば、銅系やアルミニウム系などの金属材料を用いることができる。芯線21は、例えば、押出成形によって成形されている。
芯線21の横断面形状、つまり、芯線21の長さ方向に直交する断面形状は、幅方向の寸法に対して厚さ方向の寸法が小さい扁平形状である。芯線21は、例えば、横断面形状が円形状をなす撚線を金型等で圧縮して横断面形状が扁平形状になるように形成されている。本明細書において、「扁平形状」には、長方形、長円形や楕円形などが含まれる。本明細書における「長方形」は、長辺と短辺を有するものであり、正方形を除いたものである。また、本明細書における「長方形」には、稜部を面取りした形状や、稜部を丸めた形状も含まれる。
芯線21の横断面形状は、例えば、長辺及び短辺を有する長方形である。芯線21の横断面形状は、例えば、芯線21の長さ方向の全体にわたって同一である。
(被覆部22の構成)
被覆部22は、例えば、芯線21の外周面を全周にわたって密着状態で被覆している。被覆部22の外周面は、例えば、芯線21の外周面に沿った形状に形成されている。被覆部22の横断面形状は、例えば、外周縁及び内周縁が長方形をなす環状である。被覆部22は、例えば、合成樹脂などの絶縁材料によって構成されている。被覆部22は、例えば、芯線21に対する押出成形によって形成することができる。
(連結部23の構成)
ワイヤハーネス10は、2つの電線20が並列した状態で被覆部22同士を連結する連結部23を備えている。連結部23は、2つの電線20の被覆部22のうち芯線21の幅方向における端部を覆う部分同士を連結している。
被覆部22の各々と連結部23とは、同一の樹脂材料により一体成形されている。被覆部22の各々と連結部23とは、例えば、2つの芯線21に対する押出成形によって形成されている。連結部23は、弾性的に曲げ変形可能に構成されている。
連結部23は、電線20の厚さよりも厚さが小さい薄肉部24を有している。薄肉部24は、例えば、連結部23の厚さ方向における一方の外面に凹部25が設けられることにより形成されている。凹部25は、電線20の長さ方向に直交する正面視において、円弧状をなしている。凹部25は、電線20の長さ方向における全体にわたって延びている。したがって、薄肉部24は、電線20の長さ方向における全体にわたって設けられている。
連結部23は、自身の曲げ変形の起点となる脆弱部26を有している。脆弱部26は、電線20よりも曲げ剛性が小さい。このため、脆弱部26は、ワイヤハーネス10におけるその他の部分よりも曲げ変形しやすい。脆弱部26は、例えば、薄肉部24により構成されている。
図3~図5に示すように、ワイヤハーネス10は、連結部23が曲げ変形されることによって、連結部23によって互いに連結された2つの電線20の姿勢が、第1姿勢と、第2姿勢と、第3姿勢とに切り替えられる。すなわち、連結部23は、第1姿勢と、第2姿勢と、第3姿勢との間で曲げ変形可能に構成されている。
図3に示すように、第1姿勢は、2つの電線20の芯線21が互いの幅方向において並列する姿勢である。第1姿勢では、芯線21の各々の厚さ方向に延びる軸線L同士が平行をなしている。
図4に示すように、第2姿勢は、2つの電線20の芯線21が互いの厚さ方向において並列する姿勢である。第2姿勢は、第1姿勢である2つの電線20が連結部23を起点としてそれぞれ移動することで、2つの芯線21が互いの厚さ方向において並列する姿勢である。第2姿勢では、例えば、連結部23のうち凹部25が設けられている部分が外周側となるように連結部23が曲げ変形されている。第2姿勢では、例えば、2つの電線20の被覆部22同士が厚さ方向において接触している。第2姿勢では、芯線21の各々の厚さ方向に延びる軸線L同士が平行をなしている。
ここで、本明細書における「軸線L同士が平行をなす」とは、2つの軸線Lが互いに離れている場合と、2つの軸線Lが一致する場合とを含む。図4に示す第2姿勢では、2つの軸線Lが一致している。
図5に示すように、第3姿勢は、2つの電線20が第1姿勢と第2姿勢との間で連結部23を起点としてそれぞれ移動する途中に現れる姿勢である。第3姿勢では、2つの軸線Lが交差している。第3姿勢における2つの軸線Lがなす角度は直角である。したがって、第3姿勢におけるワイヤハーネス10の横断面形状は、全体としてL字状をなしている。
連結部23に曲げ荷重が作用していない状態において、2つの電線20の姿勢は、第3姿勢である。すなわち、ワイヤハーネス10は、2つの電線20の姿勢が第3姿勢となるように被覆部22の各々と連結部23とが一体成形されたものである。
(ワイヤハーネス10の構成)
図1及び図2に示すように、ワイヤハーネス10は、2つの電線20が第1姿勢において厚さ方向に屈曲された第1屈曲部10Aと、2つの電線20が第2姿勢において厚さ方向に屈曲された第2屈曲部10Bとを有している。
第1屈曲部10Aは、例えば、ワイヤハーネス10の配索経路のうち車両Vの床下に配索される部分から車室内に向けてZ軸方向に屈曲される部分である。第1屈曲部10Aでは、芯線21の各々の幅方向がY軸方向と一致した状態で、2つの電線20と連結部23とが共に厚さ方向に屈曲されている。
第2屈曲部10Bは、例えば、ワイヤハーネス10の配索経路のうちX軸方向に延びる部分からY軸方向に屈曲される部分である。第2屈曲部10Bは、例えば、ワイヤハーネス10の配索経路のうち車両Vの床下に配索される部分に設けられている。第2屈曲部10Bでは、芯線21の各々の幅方向がZ軸方向と一致した状態で、2つの電線20と連結部23とが共に厚さ方向に屈曲されている。
ワイヤハーネス10は、2つの電線20の姿勢が第3姿勢である区間Sを有している。区間Sは、ワイヤハーネス10のうち第1屈曲部10Aと第2屈曲部10Bとの間の部分に設けられている。区間Sは、例えば、ワイヤハーネス10の配索経路のうち車両Vの床下に配索される部分に設けられている。区間Sにおいては、例えば、2つの電線20がZ軸方向において下方に向かうほどY軸方向において互いの距離が大きくなっている。
本実施形態の作用について説明する。
連結部23を曲げ変形することで、連結部23を介して連結された2つの電線20の姿勢を、第1姿勢と第2姿勢との間で切り替えることができる。ワイヤハーネス10がZ軸方向に屈曲される第1屈曲部10Aでは、2つの電線20が第1姿勢において厚さ方向に屈曲されている。ワイヤハーネス10がY軸方向に屈曲される第2屈曲部10Bでは、2つの電線20が第2姿勢において厚さ方向に屈曲されている。
本実施形態の効果について説明する。
(1)連結部23は、2つの電線20の被覆部22のうち芯線21の幅方向における端部を覆う部分同士を連結するとともに、2つの電線20の芯線21が互いの幅方向において並列する第1姿勢と、2つの電線20の芯線21が互いの厚さ方向において並列する第2姿勢との間で曲げ変形可能に構成されている。ワイヤハーネス10は、2つの電線20が第1姿勢において厚さ方向に屈曲された第1屈曲部10Aと、2つの電線20が第2姿勢において厚さ方向に屈曲された第2屈曲部10Bとを有する。
こうした構成によれば、上述した作用を奏することから、配索経路に沿ってワイヤハーネス10を容易に屈曲させることができる。
(2)第1姿勢及び第2姿勢の双方において、芯線21の各々の厚さ方向に延びる軸線L同士が平行をなしている。
こうした構成によれば、第1姿勢では、2つの電線20の芯線21同士が互いの幅方向において並列するとともに平行をなす。このため、第1屈曲部10Aにおいて2つの電線20を厚さ方向に一括して屈曲させることが容易となる。また、第2姿勢では、2つの電線20の芯線21同士が互いの厚さ方向において並列するとともに平行をなす。このため、第2屈曲部10Bにおいて2つの電線20を厚さ方向に一括して屈曲させることが容易となる。したがって、配索経路に沿ってワイヤハーネス10を一層容易に屈曲させることができる。
(3)連結部23に曲げ荷重が作用していない状態において、2つの電線20の姿勢は、第3姿勢である。ワイヤハーネス10は、第1屈曲部10Aと第2屈曲部10Bとの間における2つの電線20の姿勢が第3姿勢である区間Sを有する。
こうした構成によれば、連結部23に曲げ荷重が作用していない状態においては、2つの電線20は第3姿勢となる。この第3姿勢は、2つの電線20が第1姿勢と第2姿勢との間で連結部23を起点としてそれぞれ移動する途中に現れる姿勢である。このため、第3姿勢から第1姿勢となるまでの連結部23の変形量を小さくすることができるとともに、第3姿勢から第2姿勢となるまでの連結部23の変形量を小さくすることができる。したがって、連結部23への応力集中を抑制できる。
また、ワイヤハーネス10は、第1屈曲部10Aと第2屈曲部10Bとの間において2つの電線20が第3姿勢である区間Sを有している。このため、2つの電線20が第1屈曲部10Aから第2屈曲部10Bにかけて急激に変形することを抑制できる。したがって、電線20への応力集中を抑制できる。
(4)連結部23は、曲げ変形の起点となる脆弱部26を有している。
こうした構成によれば、脆弱部26を起点として連結部23が容易に曲げ変形されるため、2つの電線20の姿勢を第1姿勢と第2姿勢とに切り替える作業が容易となる。
また、第1屈曲部10A及び第2屈曲部10Bにおいては、2つの電線20と共に連結部23が屈曲される。このため、第1屈曲部10Aにおいて2つの電線20を一括して屈曲させる作業、及び第2屈曲部10Bにおいて2つの電線20を一括して屈曲させる作業が容易となる。
(5)連結部23は、電線20の厚さよりも厚さが小さい薄肉部24を有しており、脆弱部26は、薄肉部24により構成されている。
こうした構成によれば、連結部23自体の形状を工夫することで脆弱部26を容易に具体化できる。
(6)被覆部22の各々と連結部23とは、同一の樹脂材料により一体成形されている。
こうした構成によれば、ワイヤハーネス10の構成が簡単となる。
<変更例>
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・被覆部22の各々と連結部23とは、異なる樹脂材料により一体成形されていてもよい。この場合、例えば、2つの電線20をインサート成形することによって、連結部23を成形することができる。このとき、連結部23の材料として被覆部22よりも曲げ剛性が小さい材料を用いることで、連結部23全体を脆弱部26として構成することもできる。この場合、連結部23の厚さは、電線20の厚さと同一であってもよい。
・薄肉部24は、連結部23の厚さ方向の両側に設けられた凹部によって形成されるものであってもよい。
・凹部25の正面視における形状は円弧状に限定されず、他に例えば、V字状またはU字状であってもよい。
・図6に示すように、薄肉部24に代えて、連結部23の一部に電線20の長さ方向に延びるスリット27を設けることができる。この場合、連結部23におけるスリット27を含む部分が脆弱部26として機能する。こうした構成であっても、上述した効果(4)に準じた効果を奏することができる。
・連結部23から凹部25を省略することにより薄肉部24を省略することができる。この場合、電線20の厚さと連結部23の厚さとが同一になる。この場合であっても、連結部23は第1姿勢と、第2姿勢と、第3姿勢との間で曲げ変形可能である。
・区間Sにおいて、2つの電線20がZ軸方向において上方に向かうほどY軸方向において互いの距離が大きくなっていてもよい。
・区間Sは、ワイヤハーネス10のうち車両Vの床下に配索される部分に限定されない。区間Sは、ワイヤハーネス10のうち車室内に配索される部分であってもよい。この場合、第1屈曲部10A及び第2屈曲部10Bは、上記車室内に配索される部分に設けられていてもよい。
・第3姿勢における2つの軸線Lがなす角度は、直角でなくてもよい。同角度は、例えば、80°などの90°よりも小さい角度であってもよいし、100°などの90°よりも大きい角度であってもよい。
・ワイヤハーネス10の配索経路のうち車両Vの床下に配索される部分における2つの電線20の姿勢は、第1姿勢であってもよいし、第2姿勢であってもよい。
・連結部23に曲げ荷重が作用していない状態において、2つの電線20の姿勢は、第1姿勢であってもよいし、第2姿勢であってもよい。すなわち、ワイヤハーネス10は、2つの電線20の姿勢が第1姿勢及び第2姿勢のどちらか一方となるように被覆部22の各々と連結部23とが一体成形されたものであってもよい。
・第1姿勢では、軸線L同士が平行をなしていなくてもよい。すなわち、第1姿勢は、2つの軸線Lがそれらの延長線上において交差するように2つの芯線21が互いに僅かに傾斜した姿勢であってもよい。
・第2姿勢では、軸線L同士が平行をなしていなくてもよい。すなわち、第2姿勢は、2つの軸線Lがそれらの延長線上において交差するように2つの芯線21が互いに僅かに傾斜した姿勢であってもよい。
・第1姿勢は、2つの電線20の芯線21の全体が互いの幅方向において並列する姿勢であってもよいし、2つの電線20の芯線21の一部が互いの幅方向において並列する姿勢であってもよい。
・第2姿勢は、2つの電線20の芯線21の全体が互いの厚さ方向において並列する姿勢であってもよいし、2つの電線20の芯線21の一部が互いの厚さ方向において並列する姿勢であってもよい。
・第1屈曲部10Aを、ワイヤハーネス10の配索経路のうちY軸方向に屈曲される部分に適用することができる。この場合、芯線21の各々の幅方向がZ軸方向と一致する。
・第2屈曲部10Bを、ワイヤハーネス10の配索経路のうちZ軸方向に屈曲される部分に適用することができる。この場合、芯線21の各々の幅方向がY軸方向と一致する。
・ワイヤハーネス10は、インバータ1と高圧バッテリ2とを電気的に接続するものであったが、これに限定されない。ワイヤハーネス10は、車両Vに搭載される種々の電気機器間を電気的に接続するワイヤハーネスに対して適用することができる。
C1 コネクタ
C2 コネクタ
L 軸線
S 区間
V 車両
1 インバータ
2 高圧バッテリ
10 ワイヤハーネス
10A 第1屈曲部
10B 第2屈曲部
20 電線
21 芯線
22 被覆部
23 連結部
24 薄肉部
25 凹部
26 脆弱部
27 スリット

Claims (6)

  1. 芯線及び前記芯線の外周を被覆する絶縁性の被覆部を有する2つの電線と、前記2つの電線が並列した状態で前記被覆部同士を連結する連結部と、を備えるワイヤハーネスであって、
    前記芯線の各々の長さ方向に直交する断面形状は、幅方向の寸法に対して厚さ方向の寸法が小さい扁平形状であり、
    前記連結部は、前記2つの電線の前記被覆部のうち前記芯線の前記幅方向における端部を覆う部分同士を連結するとともに、前記2つの電線の前記芯線が互いの前記幅方向において並列する第1姿勢と、前記2つの電線の前記芯線が互いの前記厚さ方向において並列する第2姿勢と、の間で曲げ変形可能に構成されており、
    前記2つの電線は、前記第1姿勢と前記第2姿勢との間において前記連結部を起点としてそれぞれ移動するものであり、
    前記2つの電線が前記第1姿勢において前記厚さ方向に屈曲された第1屈曲部と、
    前記2つの電線が前記第2姿勢において前記厚さ方向に屈曲された第2屈曲部と、を有する、
    ワイヤハーネス。
  2. 前記第1姿勢及び前記第2姿勢の双方において、前記芯線の各々の前記厚さ方向に延びる軸線同士が平行をなしている、
    請求項1に記載のワイヤハーネス。
  3. 前記2つの電線が前記第1姿勢と前記第2姿勢との間で前記連結部を起点としてそれぞれ移動する途中に現れる前記2つの電線の姿勢を第3姿勢とするとき、
    前記連結部に曲げ荷重が作用していない状態において、前記2つの電線の姿勢は、前記第3姿勢であり、
    前記第1屈曲部と前記第2屈曲部との間における前記2つの電線の姿勢が前記第3姿勢である区間を有する、
    請求項1または請求項2に記載のワイヤハーネス。
  4. 前記連結部は、曲げ変形の起点となる脆弱部を有している、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のワイヤハーネス。
  5. 前記連結部は、前記電線の厚さよりも厚さが小さい薄肉部を有しており、
    前記脆弱部は、前記薄肉部により構成されている、
    請求項4に記載のワイヤハーネス。
  6. 前記被覆部の各々と前記連結部とは、同一の樹脂材料により一体成形されている、
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のワイヤハーネス。
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