JP7396130B2 - 案内装置、案内方法、および案内プログラム - Google Patents

案内装置、案内方法、および案内プログラム Download PDF

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Description

この発明は、鉄道、バス等の公共交通機関を利用して目的地へ移動するユーザを案内する技術に関する。
従来、ユーザを目的地へ案内する技術の1つとして特許文献1に記載されたものがあった。
特許文献1では、情報案内ディスプレイ装置(以下、案内装置と言う。)は、複数の地点に設置されている。各案内装置は、ネットワークを介して情報配信サーバに接続されている。案内装置は、無線通信エリア内に翳されたユーザの携帯端末との無線通信で、その携帯端末の端末IDを取得し、情報配信サーバに転送する。
情報配信サーバは、ユーザの携帯端末毎に、案内装置の利用履歴を記憶している。利用履歴は、端末ID、案内装置ID(ディスプレイID)、目的地、および利用日時を対応付けた情報である。情報配信サーバは、案内装置から送られてきた端末IDの利用履歴を参照し、目的地への移動経路を決定する。情報配信サーバは、決定した移動経路と、該移動経路の決定に用いた利用履歴のある案内装置の位置とを含めた地図画像を、今回端末IDを取得した案内装置において表示させる。
特開2008-129773号公報
しかしながら、特許文献1は、目的地まで徒歩で移動するユーザを対象にしており、鉄道、バス等の公共交通機関を利用するユーザを対象にしていなかった。このため、特許文献1は、目的地までの移動に、公共交通機関を利用するユーザに対して、当該ユーザが移動途中にもたつかないように案内することを考慮した構成ではなかった。具体的には、公共交通機関を利用して移動するユーザは、降車駅の自動改札機で出札するときや、停留所でバスを降車するときに、SFカード(Stored Fare Card)の残価値で運賃を精算できないときに、もたつきやすい。特許文献1は、ユーザが降車駅の自動改札機で出札するときや、停留所でバスを降車するときに、もたつかないように案内するものではなかった。
この発明の目的は、目的地までの移動に、鉄道、バス等の公共交通機関を利用するユーザに対して、当該ユーザが移動途中にもたつかないように案内する技術を提供することにある。
この発明の案内装置は、上記目的を達成するため以下に示すように構成している。
媒体処理部が、公共交通機関の利用にかかる運賃の精算に用いられるICカードを受け付け、このICカードに記録されている目的地を含むカード情報を読み取る。ここで言う交通機関は、列車、バス、航空機、船舶等を含むが、タクシーは含まない。
移動経路探索部が、目的地までの移動経路を探索する。案内情報生成部が、移動経路探索部によって探索された移動経路で目的地まで移動する場合に、次に利用する公共交通機関の乗り場、および当該乗り場で乗車する公共交通機関の車両を示す案内情報を生成する。判定部が、移動経路探索部によって探索された移動経路で目的地まで移動する場合に、ICカードが保有する価値で、公共交通機関の利用にかかる運賃の精算が可能であるかどうかを判定する。表示制御部が、案内情報生成部が生成した案内情報、および判定部の判定結果を表示器の画面に表示させる。
この構成では、ユーザは、公共交通機関の利用にかかる運賃の精算に用いられるICカードに記録されているカード情報を読み取らせることによって、目的地へ移動するために、次に利用する公共交通機関の乗り場、および当該乗り場で乗車する公共交通機関の車両を示す案内情報を表示器で確認できる。また、ユーザは、目的地まで移動しても、ICカードが保有する価値で、公共交通機関の利用にかかる運賃の精算が行えるかどうかを表示器で事前に確認できる。すなわち、目的地まで移動すると、ICカードが保有する価値で公共交通機関の利用にかかる運賃の精算が行えないユーザに、そのことを事前に認識させ、チャージさせることができる。
したがって、鉄道、バス等の公共交通機関を利用して目的地までの移動するユーザに対して、当該ユーザが移動途中にもたつかないように案内することができる。
また、例えば、次に利用する公共交通機関の乗り場で乗車する公共交通機関の車両を降車する降車場(降車駅、降車バス停留所等)を案内情報に含ませてもよい。
また、例えば、次に利用する公共交通機関の乗り場までの順路を案内情報に含ませてもよい。
また、例えば、判定部は、ICカードが保有する価値で、公共交通機関の利用にかかる運賃の精算が可能でないと判定した場合、不足金額を算出する、構成にしてもよい。このように構成すれば、事前にチャージすべき金額を、ユーザに認識させることができる。
また、例えば、目的地への移動に利用する公共交通機関の種類(ユーザ、バス等)を受け付ける種類受付部を備え、移動経路探索部が、種類受付部で受け付けた種類の公共交通機関で、目的地まで移動する移動経路を探索する、構成にしてもよい。
このように構成すれば、ユーザが希望する種類の公共交通機関を利用した移動経路を、ユーザに案内することができる。
また、例えば、目的地の指定を受け付ける目的地受付部を備え、媒体処理部は、目的地受付部で目的地を受け付けたとき、受け付けた前記目的地と受付時刻とを対応付けてICカードに記録する、構成にしてもよい。
このように構成すれば、ユーザは、ICカードに対する目的地の設定が行える。
この発明によれば、目的地までの移動に、鉄道、バス等の公共交通機関を利用するユーザに対して、当該ユーザが移動途中にもたつかないように案内できる。
図1(A)、(B)は、この例の案内装置の表示器に表示される案内画面を示す図である。 この例の案内装置の主要部の構成を示すブロック図である。 案内装置の動作を示すフローチャートである。 変形例1の案内装置の表示器に表示される案内画面を示す図である。 変形例2の案内装置の表示器に表示される案内画面を示す図である。 変形例3の案内装置の主要部の構成を示すブロック図である。 変形例3の案内装置の動作を示すフローチャートである。 変形例3の案内装置の表示器に表示される種類選択画面を示す図である。 変形例4の案内装置の主要部の構成を示すブロック図である。 変形例4の案内装置の動作を示すフローチャートである。 変形例4の案内装置の表示器に表示される初期画面を示す図である。
以下、この発明の実施形態について説明する。
<1.適用例>
図1(A)、(B)は、この例の案内装置の表示器に表示される案内画面を示す図である。この例の案内装置1は、載置位置に載置されたICカード100に記録されている目的地を読み取る。ICカード100は、鉄道、バス等の公共交通機関を利用したときに、その利用にかかる運賃の精算に用いることができるSFカード(Stored Fare Card)である。
案内装置1は、ICカード100から読み取った目的地までの移動経路を探索し、探索した移動経路で目的地まで移動する場合に、次に利用する公共交通機関の乗り場、および当該乗り場で乗車する公共交通機関の車両等を示す案内画面を表示器20に表示する。
表示器20に表示される案内画面には、乗り場情報111、順路情報112、行先情報113、発車時刻情報114、および精算可否情報115が含まれている。乗り場情報111は、次に乗車する列車のホーム、次に乗車するバスの停留所番号等である。順路情報112は、現在位置から乗り場までの順路を示す情報である。現在位置は、この案内装置1の設置位置である。行先情報113は、乗車する列車、バス等の行先である。発車時刻情報114は、乗車する列車、バス等の発車時刻である。精算可否情報115は、ICカード100の残価値(その時点においてICカード100が保有する価値)で運賃が精算できるかどうかを示す情報である。
図1では、ICカード100から読み取った目的地が、「彦根城」であった場合を例にしている。また、図1(A)は、ICカード100の残価値で運賃が精算できる場合に表示される案内画面であり、図1(B)は、ICカード100の残価値で運賃が精算できない場合に表示される案内画面である。
乗り場情報111、順路情報112、行先情報113、および発車時刻情報114が、この発明で言う案内情報に相当する。また、精算可否情報115がこの発明で言う判定部の判定結果に相当する。
ユーザは、目的地を記録させたICカード100を案内装置1の載置位置に載置するだけで、図1(A)、または図1(B)に示す案内画面を確認できる。したがって、案内装置1は、ユーザを目的地に案内することができる。また、案内装置1は、精算可否情報115を案内画面に表示するので、ICカード100が保有する価値(残価値)で運賃の精算が行えないユーザに、そのことを事前に認識させ、チャージさせることができる。これにより、案内装置1は、目的地までの移動に、鉄道、バス等の公共交通機関を利用するユーザに対して、当該ユーザが移動途中にもたつかないように案内できる。
なお、この例の案内装置1は、案内画面の表記言語を切り替えることができる。図1では、日本語で表記されている案内画面を例示しているが、英語、中国語等の他の言語で表記させることができる。言語の切り替えは、言語指定ボタン120(120a~120c)を操作することによって行える。
<2.構成例>
図2は、この例の案内装置の主要部の構成を示すブロック図である。案内装置1は、制御ユニット2と、画面表示部3と、操作位置検出部4と、カード処理部5と、路線データベース6(路線DB6)と、運賃データベース7(運賃DB7)と、地点データベース8(地点DB8)と、を備えている。この例の案内装置1は、駅の改札口周辺、バスターミナルの周辺、観光地の周辺等、様々な場所に設置される。
制御ユニット2は、案内装置1本体各部の動作を制御する。また、制御ユニット2は、移動経路探索部11、判定部12、案内情報生成部13、および表示制御部14を有している。制御ユニット2が有する移動経路探索部11、判定部12、案内情報生成部13、および表示制御部14については、後述する。
画面表示部3は、制御ユニット2からの指示にしたがって、表示器20における画面表示を制御する。
操作位置検出部4は、表示器20の画面上に貼付されているタッチパネル21上の操作位置(ユーザによって押下された押下位置)を検出し、制御ユニット2に出力する。
カード処理部5は、載置位置に載置されたICカード100との近距離無線通信により、このICカード100に記録されている情報の読み取り、およびこのICカード100に対する情報の書き込みを行う。カード処理部5が、この発明で言う媒体処理部に相当する。
路線DB6は、列車、バス等の公共交通機関の路線網、および各路線の運行データを登録したデータベースである。
運賃DB7は、公共交通機関の利用区間(乗車区間)の運賃を登録したデータベースである。
地点DB8は、観光地等の地点毎に、最寄りの駅やバス停を対応付けて登録したデータベースである。
次に、制御ユニット2が有する移動経路探索部11、判定部12、案内情報生成部13、および表示制御部14について説明する。
移動経路探索部11は、案内装置1が設置されている地点を現在位置とし、ICカード100から読み取った目的地までの移動経路を探索する。移動経路探索部11は、路線DB6に登録されている公共交通機関の路線網を参照して、移動経路を探索する。
判定部12は、移動経路探索部11において探索された移動経路において、利用される利用区間の公共交通機関の運賃を算出する。判定部12は、運賃DB7を参照して、利用区間の運賃を算出する。また、判定部12は、ICカード100の残価値が算出した利用区間の運賃未満であるかどうかを判定する。判定部12の判定結果が、精算可否情報115である。
案内情報生成部13は、移動経路探索部11において探索された移動経路で目的地に移動する場合の乗り場情報111、順路情報112、行先情報113、および発車時刻情報114を生成する。
表示制御部14は、画面表示部3に対して、表示器20に表示させる画面を指示する。
案内装置1の制御ユニット2は、ハードウェアCPU、メモリ、その他の電子回路によって構成されている。ハードウェアCPUが、この発明にかかる案内プログラムを実行したときに、移動経路探索部11、判定部12、案内情報生成部13、および表示制御部14として動作する。また、メモリは、この発明にかかる案内プログラムを展開する領域や、この案内プログラムの実行時に生じたデータ等を一時記憶する領域を有している。制御ユニット2は、ハードウェアCPU、メモリ等を一体化したLSIであってもよい。また、ハードウェアCPUが、この発明にかかる案内方法を実行するコンピュータである。
<3.動作例>
次に、この例にかかる案内装置1の動作について説明する。図3は、案内装置の動作を示すフローチャートである。案内装置1は、カード処理部5においてICカード100を受け付けるのを待っている(s1)。カード処理部5は、設定時間間隔でポーリングを行い、ICカード100からの応答があったときに、ICカード100を受け付けたと判定する。ユーザが、ICカード100を載置位置に載置すると、載置されたICカード100がカード処理部5のポーリングに応答する。
カード処理部5は、ICカード100を受け付けると、このICカード100の所定の記憶領域に記録されている目的地、および残価値を読み取り、これを制御ユニット2に出力する(s2)。移動経路探索部11が、現在位置から、s2で取得した目的地までの移動経路を探索する(s3)。移動経路探索部11は、現在位置を、案内装置1本体の設置位置とする。また、目的地は、鉄道の駅、バスの停留所であってもよいし、観光施設等であってもよい。移動経路探索部11は、必要に応じて地点DB8を参照し、s2で取得した目的地の最寄りの駅や最寄りのバス停留所を取得する。また、移動経路探索部11は、路線DB6を参照して、目的地までの移動において、ユーザが利用する公共交通機関の乗車区間を探索する。
案内情報生成部13が、移動経路探索部11において探索された目的地までの移動経路に基づき、案内情報を生成する(s4)。この案内情報には、乗り場情報111、順路情報112、行先情報113、および発車時刻情報114が含まれている。乗り場情報111は、次に乗車する公共交通機関の乗り場を示す情報である。具体的には、乗り場情報111は、次に乗車する列車のホーム、次に乗車するバスの停留所番号等である。順路情報112は、現在位置から乗り場までの順路を示す情報である。行先情報113は、乗車する列車、バス等の行先である。発車時刻情報114は、乗車する列車、バス等の発車時刻である。
また、判定部12が、目的地までの移動に利用する公共交通機関の運賃を算出する(s5)。判定部12は、s3で探索された移動経路において、ユーザが公共交通機関を利用して移動する乗車区間を判断する。判定部12は、運賃DB7を参照し、公共交通機関の乗車区間の運賃を算出する。また、判定部12は、s2で取得したICカード100の残価値が、s5で算出した運賃以上であるかどうかを判定する(s6)。すなわち、s6では、公共交通機関を利用して目的地まで移動する場合に、今回受け付けたICカード100の残価値で運賃の精算が行えるかどうかを判定している。
表示制御部14は、画面表示部3に対して、s4で生成した案内情報、およびs6の判定結果を含む案内画面を表示器20に表示させることを指示する(s7、s8)。表示制御部14は、判定部12が、s6でICカード100の残価値がs5で算出した運賃以上であると判定した場合、例えば図1(A)に示す案内画面を表示器20に表示させることを指示する。また、表示制御部14は、判定部12が、s6でICカード100の残価値がs5で算出した運賃未満であると判定した場合、例えば図1(B)に示す案内画面を表示器20に表示させることを指示する。
案内装置1は、カード処理部5において、ユーザがICカード100を載置位置から持ち出すのを待つ(s9)。案内装置1は、ユーザがICカード100を載置位置から持ち出すまで(すなわち、ICカード100が載置位置に載置されている間)、表示器20における案内画面(s7、またはs8で表示させた画面)の表示を保持する。s9では、カード処理部5が、ICカード100との無線通信が途切れたことを検出すると(ICカード100が無線通信エリア外に移動されたことを検出すると、)、ユーザがICカード100を載置位置から持ち出したと判定する。
案内装置1は、s9でユーザがICカード100を載置位置から持ち出したと判定すると、表示器20に初期画面を表示させ(s10)、s1に戻る。
このように、この例の案内装置1は、ユーザに対して、目的地までの移動経路を案内するだけでなく、精算可否情報115を案内画面に表示するので、公共交通機関を利用して目的地まで移動した場合に、今回受け付けたICカード100の残価値で運賃の精算が行えるかどうかをユーザに認識させることができる。これにより、案内装置1は、公共交通機関を利用して目的地まで移動した場合に、今回受け付けたICカード100の残価値で運賃の精算が行えないユーザに対して、ICカード100へのチャージを促すことができる。すなわち、この例の案内装置1は、降車駅の自動改札機で出札するときや、停留所でバスを降車するときに、ユーザがICカード100で運賃を精算できずに、もたつかないように案内できる。
また、公共交通機関の駅等では、案内装置1を設置しておくことによって、目的地への移動経路を確認したいユーザが、この案内装置1を利用する。すなわち、目的地への移動経路を駅係員等に尋ねるユーザの人数を抑えることができる。したがって、駅係員等が目的地への移動経路を尋ねるユーザに対応する頻度が抑えられ、駅係員等の負担を低減できる。
また、この例の案内装置1は、案内画面の表記言語を、言語指定ボタン120(120a~120c)を操作することによって切り替えることができる。すなわち、ユーザは、所望の言語で表記された案内画面を確認することができる。
なお、ICカード100に言語の種類を記録しておき、案内装置1は、載置位置に載置されたICカード100から言語の種類を読み取って、案内画面の表記言語を自動的に切り替えるように構成してもよい。
<4.変形例>
・変形例1
この変形例1は、表示器20において、図1に示す案内画面に替えて、図4に示す案内画面を表示させる点で、上記の例と相違する。
具体的には、表示器20に表示させる案内画面に、降車場情報116を加えた点で、上記の例と相違する。降車場情報116は、次に乗車する公共交通機関(列車、またはバス)を下車する駅またはバス停留所を示す情報である。この降車場情報116が示す駅またはバス停留所は、目的地の最寄りの駅またはバス停留所である場合もあれば、別の交通機関に乗り換える駅またはバス停留所である場合もある。
このように、この変形例1の案内装置1は、降車場情報116を含む案内画面を表示器20に表示させるので、目的地に向かっているユーザが、誤って降車すべき駅またはバス停留所を乗り越したり、降車すべき駅またはバス停留所の手前で途中下車したりするのを防止できる。
・変形例2
また、この変形例2は、表示器20において、図1(B)に示す案内画面に替えて、図5に示す案内画面を表示させる点で、上記の例と相違する。
具体的には、公共交通機関を利用して目的地まで移動する場合に、今回受け付けたICカード100の残価値で運賃の精算が行えない場合に、精算可否情報115として不足金額(不足金額=運賃-ICカード100の残価値)を表示する点で、上記の例と相違する。判定部12が、不足金額を算出する。
このように、この変形例2の案内装置1は、公共交通機関を利用して目的地まで移動するユーザであって、今回受け付けたICカード100の残価値で運賃の精算が行えないユーザに対して不足金額を確認させることができる。これにより、ユーザは、ICカード100に対して、チャージすべき金額を確認できる。
・変形例3
この変形例3にかかる案内装置1Aは、目的地への移動に利用する公共交通機関の種類(列車、バス等)を受け付け、受け付けた種類の公共交通機関を利用した移動経路を利用者に案内する点で、上記の例と相違する。
図6は、変形例3の案内装置の主要部の構成を示すブロック図である。図6では、図2と同様の構成については、同じ符号を付している。案内装置1Aは、制御ユニット2が種類受付部15を備えている点で、上記の例と相違する。この種類受付部15は、ユーザによって選択された、目的地への移動に利用する公共交通機関の種類(列車、バス等)を受け付ける。
図7は、この変形例3の案内装置の動作を示すフローチャートである。図7では、図3と同じ処理については、同じステップ番号を付している。この案内装置1Aは、上記s1、およびs2にかかる処理を行うと、目的地への移動に利用する公共交通機関の種類を受け付ける(s21)。s21では、例えば、案内装置1Aは、図8に示す種類受付画面を表示器20に表示させ、目的地への移動に利用する公共交通機関の種類をユーザに選択させる。操作位置検出部4が、ユーザによるタッチパネル21上の押下位置を検出し、検出した位置を制御ユニット2に出力する。種類受付部15が、操作位置検出部4が検出した押下位置に基づき、ユーザが選択した目的地への移動に利用する公共交通機関の種類を判断する。
移動経路探索部11は、s3で受け付けた種類の公共交通機関で目的地に移動する移動経路を探索し(s22)、上記した例のs4以降の処理を実行する。
この変形例3の案内装置1では、ユーザは、希望する種類の公共交通機関を利用して目的地に移動する移動経路について案内を受けることができる。
・変形例4
この変形例4にかかる案内装置1Bは、ICカード100に対して目的地を登録する構成を備えている点で上記の例と相違する。
図9は、変形例4の案内装置の主要部の構成を示すブロック図である。図9では、図2、または図6と同様の構成については、同じ符号を付している。案内装置1Bは、制御ユニット2が目的地登録部16を備えている点で、上記の例の案内装置1と相違する。目的地登録部16は、カード処理部5を制御して、ユーザが入力した目的地をICカード100の所定の記憶領域に書き込む処理を行う。
図10は、この変形例4の案内装置の動作を示すフローチャートである。この変形例4の案内装置1Bは、初期画面で、目的地の登録、または目的地への移動案内の選択を受け付ける(s31、s32)。例えば、案内装置1Bは、図11に示す初期画面を表示器20に表示させ、目的地の登録、または目的地への移動案内をユーザに選択させる。この初期画面には、目的地の登録を選択する登録ボタン131と、目的地への移動案内を選択する案内ボタン132とが表示される。
操作位置検出部4が、ユーザによるタッチパネル21上の押下位置を検出し、検出した位置を制御ユニット2に出力する。制御ユニット2は、操作位置検出部4が検出した位置に基づき、ユーザが登録ボタン131を押下したのか、ユーザが案内ボタン132を押下したのかを判定する。
案内装置1Bは、ユーザが案内ボタン132を押下したと判定すると(ユーザが目的地への移動案内を選択したと判定すると、)、上記した例のs1~s10にかかる処理を実行する。
また、案内装置1Bは、ユーザが登録ボタン131を押下したと判定すると(ユーザが目的地の登録を選択したと判定すると、)、カード処理部5がICカード100を受け付けるのを待つ(s33)。s33にかかる処理は、s1と同様の処理である。
カード処理部5がICカード100を受け付けると、目的地登録部16が、目的地を受け付ける(s34)。s34では、表示制御部14が、表示器20の画面に文字キー(所謂、ソフトウェアキーボード)を表示させる。目的地登録部16が、操作位置検出部4によって検出された表示器20の画面上におけるユーザの操作位置に基づき、ユーザが入力した目的地を取得する。このとき、目的地登録部16は、地点DB8を参照し、ユーザが入力した文字列から予測した目的地の予測候補を表示器20の画面に表示し、選択させるようにしてもよい。
目的地登録部16は、s34で目的地を受け付けると、カード処理部5を制御して、今回受け付けた目的地をICカード100の所定の記憶領域に書き込む(s35)。案内装置1Bは、s34で受け付けた目的地への移動案内の要否をユーザに問い合わせる。案内装置1Bは、ユーザが目的地への移動案内を要求すると(s36)、上記した例のs2~s10にかかる処理を実行する。また、案内装置1Bは、ユーザが目的地への移動案内を要求しなければ(s36)、上記した例のs9、およびs10にかかる処理を実行する。
また、複数の目的地をICカード100に記録させることができる構成にしてもよい。この場合、案内装置1、1A、1Bは、ICカード100を受け付けている状態で、移動経路を探索する前に、案内を希望する目的地をユーザに指定させる構成にすればよい。
また、上記した案内装置1、1A,1Bは、券売機と一体的に構成し、ICカード100に対してチャージが行える構成にしてもよい。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。また、図3、図7、および図10に示した動作フローは、各ステップの順番を入れ換えてもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
さらに、この発明に係る構成と上述した実施形態に係る構成との対応関係は、以下の付記のように記載できる。
<付記>
公共交通機関の利用にかかる運賃の精算に用いられるICカード(100)を受け付け、このICカード(100)に記録されている目的地を含むカード情報を読み取る媒体処理部(5)と、
前記目的地までの移動経路を探索する移動経路探索部(11)と、
前記移動経路探索部(11)によって探索された移動経路で前記目的地まで移動する場合に、次に利用する前記公共交通機関の乗り場、および当該乗り場で乗車する前記公共交通機関の車両を示す案内情報を生成する案内情報生成部(13)と、
前記移動経路探索部(11)によって探索された移動経路で前記目的地まで移動する場合に、前記ICカード(100)が保有する価値で、前記公共交通機関の利用にかかる運賃の精算が可能であるかどうかを判定する判定部(12)と、
前記案内情報生成部(13)が生成した案内情報、および前記判定部(12)の判定結果を表示器(20)の画面に表示させる表示制御部(14)と、を備えた案内装置(1)。
1、1A、1B…案内装置
2…制御ユニット
3…画面表示部
4…操作位置検出部
5…カード処理部
6…路線データベース(路線DB)
7…運賃データベース(運賃DB)
8…地点データベース(地点DB)
11…移動経路探索部
12…判定部
13…案内情報生成部
14…表示制御部
15…種類受付部
16…目的地登録部
20…表示器
21…タッチパネル
100…ICカード
111…乗り場情報
112…順路情報
113…行先情報
114…発車時刻情報
115…精算可否情報
116…降車場情報
120(120a~120c)…言語指定ボタン
131…登録ボタン
132…案内ボタン

Claims (8)

  1. 公共交通機関の利用にかかる運賃の精算に用いられるICカードを受け付け、このICカードに記録されている目的地を含むカード情報を読み取る媒体処理部と、
    前記目的地までの移動経路を探索する移動経路探索部と、
    前記移動経路探索部によって探索された移動経路で前記目的地まで移動する場合に、次に利用する前記公共交通機関の乗り場、および当該乗り場で乗車する前記公共交通機関の車両を示す案内情報を生成する案内情報生成部と、
    前記移動経路探索部によって探索された移動経路で前記目的地まで移動する場合に、前記ICカードが保有する価値で、前記公共交通機関の利用にかかる運賃の精算が可能であるかどうかを判定する判定部と、
    前記案内情報生成部が生成した案内情報、および前記判定部の判定結果を表示器の画面に表示させる表示制御部と、を備えた案内装置。
  2. 前記案内情報生成部によって生成される案内情報には、次に利用する前記公共交通機関の乗り場で乗車する前記公共交通機関の車両を降車する降車場が含まれる、請求項1に記載の案内装置。
  3. 前記案内情報生成部によって生成される案内情報には、次に利用する前記公共交通機関の乗り場までの順路が含まれている、請求項1、または2に記載の案内装置。
  4. 前記判定部は、前記ICカードが保有する価値で、前記公共交通機関の利用にかかる運賃の精算が可能でないと判定した場合、不足金額を算出する、請求項1~3のいずれかに記載の案内装置。
  5. 前記目的地への移動に利用する前記公共交通機関の種類を受け付ける種類受付部を備え、
    前記移動経路探索部が、前記種類受付部で受け付けた種類の前記公共交通機関で、前記目的地まで移動する移動経路を探索する、請求項1~4のいずれかに記載の案内装置。
  6. 前記目的地の指定を受け付ける目的地受付部を備え、
    前記媒体処理部は、前記目的地受付部で受け付けた前記目的地を前記ICカードに記録する、請求項1~5のいずれかに記載の案内装置。
  7. 媒体処理部が受け付けた、公共交通機関の利用にかかる運賃の精算に用いられるICカードに記録されているカード情報に含まれる目的地までの移動経路を探索する移動経路探索ステップと、
    前記移動経路探索ステップで探索された移動経路で前記目的地まで移動する場合に、次に利用する前記公共交通機関の乗り場、および当該乗り場で乗車する前記公共交通機関の車両を示す案内情報を生成する案内情報生成ステップと、
    前記移動経路探索ステップで探索された移動経路で前記目的地まで移動する場合に、前記ICカードが保有する価値で、前記公共交通機関の利用にかかる運賃の精算が可能であるかどうかを判定する判定ステップと、
    前記案内情報生成ステップで生成した案内情報、および前記判定ステップでの判定結果を表示器の画面に表示させる表示制御ステップと、をコンピュータが実行する案内方法。
  8. 媒体処理部が受け付けた、公共交通機関の利用にかかる運賃の精算に用いられるICカードに記録されているカード情報に含まれる目的地までの移動経路を探索する移動経路探索ステップと、
    前記移動経路探索ステップで探索された移動経路で前記目的地まで移動する場合に、次に利用する前記公共交通機関の乗り場、および当該乗り場で乗車する前記公共交通機関の車両を示す案内情報を生成する案内情報生成ステップと、
    前記移動経路探索ステップで探索された移動経路で前記目的地まで移動する場合に、前記ICカードが保有する価値で、前記公共交通機関の利用にかかる運賃の精算が可能であるかどうかを判定する判定ステップと、
    前記案内情報生成ステップで生成した案内情報、および前記判定ステップでの判定結果を表示器の画面に表示させる表示制御ステップと、をコンピュータに実行させる案内プログラム。
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