JP7394988B2 - 加圧ローラーユニットに対する外部軸受け部を備えるロータリープレスの加圧ローラーステーション - Google Patents

加圧ローラーユニットに対する外部軸受け部を備えるロータリープレスの加圧ローラーステーション Download PDF

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Description

本発明は、好ましくは、ロータリー式打錠機に係止することができるガイドプロファイルを備えるロータリー式打錠機の圧縮ローラーステーションであって、ガイドプロファイルは、2つの側面を有し、2つの側面には、圧縮ローラーシャフトに対する1対の上側シャフト取付け部及び下側シャフト取付け部がそれぞれ外側に配置され、それにより、2対の圧縮ローラーを同じガイドプロファイルに取り付けることができる、圧縮ローラーステーションに関する。好ましい実施の形態において、シャフト取付け部は、横方向外方に開放した形状、特に好ましくはU字形状を有し、圧縮ローラーシャフトを旋回可能に取り付けるように構成される。更なる一態様において、本発明は、そのような好ましい圧縮ローラーステーションを備えるロータリー式打錠機に関する。
本発明は、医薬品、技術、若しくは化学産業、又は食品産業において、粉末材料から錠剤又はペレットを大量に製造するのに用いられるロータリー式打錠機の分野に関する。
ロータリー式打錠機は、複数対のパンチを保持するタレットを備え、パンチの各対は、互いに対して調節可能な上側パンチ及び下側パンチによって形成されることが知られている。タレットは、ダイテーブルを備え、ダイテーブルには、ダイ開口が基準円上に規則的な間隔で設けられる。ダイ開口において、上側パンチ及び下側パンチが直接協働するか、又は、ダイ開口は、ダイと呼ばれるスリーブ形状のインサート部品を備える。圧縮される材料は、これらのダイ又はダイ開口に充填装置によって充填される。
タレットの回転により、1対のパンチがこうして充填されたダイ又はダイ開口の領域に入るとき、2つのパンチはカムによって互いに向かって移動し、圧縮ローラーステーションの領域に入る。圧縮ローラーステーション内では、パンチが互いに押し付けられ、ダイ開口内の材料が圧縮されて、例えば錠剤になる。圧縮プロセスの完了後、双方のパンチは上方に移動し、錠剤がダイ開口又はダイから排出される。圧縮力は、圧縮ローラーによってプレス工具に伝達される。プレス工具は、上側パンチ及び下側パンチとも称する。
従来技術において、圧縮ローラーが互いとは別個に取り付けられる、例えば、頂部において頭部部品上に、及び底部においてロータリー式打錠機の基部にあるキャリアプレート上に取り付けられる、ロータリー式打錠機も知られている。例えば、特許文献1において、上側圧縮ローラーが機械ハウジングの上側クロスヘッドに取り付けられ、下側圧縮ローラーが下側クロスヘッドに別個に取り付けられる。
2つの圧縮ローラーを別個に配置することの不都合点は、圧縮プロセス中に生じる圧縮力が、上側機械ハウジング及び下側機械ハウジングの双方に直接伝達されることである。ロータリー式打錠機の機械ハウジングは、例えば、下側圧縮ローラーに対するキャリアプレートが位置する機械基部と、上側圧縮ローラーが取り付けられる頭部部品とからなることができる。頭部部品及び機械基部は、2つ~4つのコーナーバーによって互いに接続しなければならない。圧縮力に耐えるために、頭部部品、コーナービーム、及び機械基部は、高い材料コストをかけて非常に頑丈に製造しなければならない。
加えて、上側圧縮ローラー及び下側圧縮ローラーを別個に取り付けた場合、機械ハウジングは、可聴範囲の相当な固体伝播音振動を発することが示されている。したがって、ロータリー式打錠機のタレットの回転速度が高い場合、100 dBAを超える音圧レベルが発生する可能性がある。
これらの不都合点を回避するため、上側圧縮ローラー及び下側圧縮ローラーからなる圧縮ローラー対を保持するのに好適なガイドプロファイル又はガイド柱を備える、従来技術の圧縮ローラーステーションが提案されている。
そのような圧縮ローラーステーションは、従来技術において、例えば、特許文献2から既知である。
特許文献2は、ロータリー式打錠機の圧縮ローラーステーションであって、圧縮ローラーステーションは、ロータリー式打錠機に係止することができるフレームを有し、圧縮ローラーに対する2つの軸受ブロックを備える、圧縮ローラーステーションを開示している。フレームは、ガイド柱から形成され、軸受ブロックは、上側圧縮ローラー取付け部及び下側圧縮ローラー取付け部に配置され、これらの取付け部は、ガイド柱によってガイドされるとともに、互いに対して調節可能である。ガイド柱は円筒形であることが好ましく、圧縮ローラー取付け部は、軸受ブロック又は圧縮ローラーシャフトを受ける円形又はテーパー付きの開口として設計されることが好ましい。
また、特許文献2は、円筒形断面を有する頑丈なガイド柱からなる圧縮ローラーステーションを備えるロータリー式打錠機を開示している。騒音を低減するために、特許文献2に係るロータリー式打錠機は、タレットと、駆動システムと、圧縮ローラーステーションとを収容する頑丈で曲げ剛性かつ捻り剛性の基部プレートを備える。ここでは、キャリアプレートは、弾性軸受によってロータリー式打錠機の基部フレームに保持され、それにより、ロータリー式打錠機は、高い圧縮力でも低振動及び低騒音で動作することができる。
現行のロータリー式打錠機は、単層錠剤の製造用の基本形態を起点に、追加のモジュールを付加することによって、基本の打錠機を、二層錠剤、三層錠剤、又はコア被覆錠剤の圧縮も行うことができるように変換することができることを特徴とする。これらの追加のモジュールは、例えば、追加の圧縮ステーションとすることができる。単層錠剤の品質は、実際の錠剤製造の前に、圧縮材料を、同じく1対の圧縮ローラーによって形成されるいわゆる予圧縮ステーションにおいて脱気する場合、向上させることができることも示されている。
したがって、いくつかの圧縮ステーション、例えば、予圧縮ステーション及び主圧縮ステーションを統合したロータリー式打錠機を提供することが望ましく、所望の用途に応じた異なる動作状態を可能にするために、柔軟な設計が好ましい。
特許文献3から、予圧縮ステーション及び主圧縮ステーションを備え、これらのステーションが、鉛直のキャリアプロファイルに取り付けられる2対の圧縮ローラーをそれぞれ備える、ロータリー式打錠機が既知である。また、特許文献4に係るロータリー式打錠機において、例えば予圧縮ステーション及び主圧縮ステーションに対する2対の圧縮ローラーを、鉛直のキャリアプロファイルに設置することができる。ロータリー式打錠機は、上側キャリア及びキャリアプレートを備える。上側キャリアは、後部がキャリアプロファイルによって支持されるのみであり、前部におけるタレットへのより良いアクセスがもたらされるようになっている。
圧縮ローラーのキャリアプロファイルは、2対の圧縮ローラーをタレット円上に横並びに配置することができる、タレットに面するV字形状の前面を特徴とする。圧縮ローラーシャフトは、設置されると鉛直のキャリアの内部に位置する。これにより、圧縮ローラーを交換するためのアクセスを得ることがより困難になる。加えて、2対の圧縮ローラーを設置するキャリアプロファイルは、比較的大きなスペースを占め、したがって、タレットの周りでの柔軟な位置決めの障害となる。
いくつかの用途では、個々の圧縮ステーションをロータリー式打錠機内の異なる位置に配置することで、迅速かつ容易な交換を可能にすることができることが好ましい場合がある。
小型の円筒形ガイド柱を備える特許文献2の圧縮ステーションにおいて、ロータリー式打錠機のキャリアプレートが、複数の凹部を有することが知られている。これらの凹部のそれぞれには、クランプ装置が装備され、このクランプ装置により、圧縮ステーションを所望の位置に固定することができる。
コストのかかるクランプ装置を特に効果的に使用するために、従来技術において、個々の圧縮ステーション自体に支持装置又は保持装置を統合することが提案されている(特許文献5)。このようにして、所望の動作モードに応じて、キャリアプレート上の所定の位置における圧縮ローラーステーションの特に低メンテナンスかつ単純な締結を達成することができる。
異なる用途への変換に加えて、従来のロータリー式打錠機の場合、メンテナンス又は清掃のために、圧縮ローラーステーションを打錠機の内部から取り出す必要もある。特に閉鎖したガイド柱を備える圧縮ローラーステーションの場合、このために、キャリアプレート上でステーション全体を移動又は旋回させる必要がある。単一の圧縮ローラーステーションの総重量が最大500キログラムと大きいため、この動作はリフト器具によって補助しなければならない場合がある。
メンテナンス又は取替えが必要な圧縮ローラーステーションの構成要素へのアクセス性の向上を確実にするために、特許文献6において、開放したガイドプロファイルが提案されている。これらの場合でも、通常、動作の変更に際して圧縮ローラーステーション全体を移動又は取替えする必要がある。
既知の圧縮ステーションの別の不都合点は、特に、例えば、二層、三層、又は更にはコア被覆型の打錠機の製造のため、いくつかの圧縮ローラーステーションを用いる場合、スペース要件が増大することである。主圧縮ステーションに加えて予圧縮ステーションを用いる場合、2つの圧縮ローラーステーションを互いに隣り合わせに配置する必要もあり、これにより、フットプリントが増大する。
いくつかの個々の圧縮ステーションを用いる場合、独立した揺動又は振動も生じ得る。圧縮ローラーステーションに上側圧縮ローラー及び下側圧縮ローラーを懸架すると、圧縮力の非常に安定した吸収が保証されるが、それにもかかわらず、振動は個々の圧縮ローラーステーションに伝達され、反対方向に増大し得る。個々の圧縮ローラーステーションをストラットによって接続することで、この振動を相殺することはできる。しかしながら、ストラットの使用は、更なる設計上の複雑性を伴う。
したがって、従来技術に照らして、小型設計の1つ以上の圧縮ローラーステーションを備え、好ましくは異なる使用目的に単純かつ迅速に変換することもできるロータリー式打錠機を提供するという改善の可能性がある。
欧州特許第1627727号 欧州特許第0856394号 国際公開第2018/109813号 特開2006-263764号 国際公開第2016/156306号 国際公開第2015/169852号
したがって、本発明の1つの目的は、従来技術の不都合点を排除するロータリー式打錠機の圧縮ローラーステーションを提供することであった。特に、本発明の目的は、小型設計、多機能使用の可能性、及び騒音発生が少なく高レベルの安定性を特徴とする圧縮ローラーステーションを開発することであった。
本発明によれば、上記目的は、独立請求項によって解決される。従属請求項は、本発明の好ましい実施の形態を表す。
好ましい実施の形態においいて、本発明は、ロータリー式打錠機に係止することができるガイドプロファイルを備えるロータリー式打錠機の圧縮ローラーステーションであって、ガイドプロファイルは、2つの側面を有し、2つの側面には、圧縮ローラーシャフトに対する1対の上側シャフト取付け部及び下側シャフト取付け部がそれぞれ外側に配置され、それにより、2対の圧縮ローラーを同じガイドプロファイルに取り付けることができる、圧縮ローラーステーションに関する。
圧縮ローラーステーションは、最大4つの圧縮ローラーを収容する非常に小型の設計を特徴とする。これは、例えば、主圧縮ステーション及び予圧縮ステーションを非常に限られたスペースに設けることができることを意味する。既知の圧縮ローラーステーションにおいて、これには、通常、タレット円の周りで互いに隣り合わせに設置する必要がある少なくとも2つの別個のガイドプロファイル又はガイド柱を必要としていた。
シャフト取付け部をガイドプロファイルの2つの側面に取り付けることによって、それぞれ2対の圧縮ローラーを設けることが可能になる。このとき、そのスペース要件は、圧縮ローラー自体の範囲のみによって決定される。
一方、本発明に係る設計方法は、必要とされるスペースを低減するだけでなく、その安定性を著しく増大させることもできる。
一方で、上側シャフト取付け部及び下側シャフト取付け部の対の配置により、シャフト取付け部に設置された圧縮ローラーによって発生した圧縮力を吸収する高い能力も保証される。シャフト取付け部の対はそれぞれ側面に位置するので、対向する圧縮力を特に効果的に補償することができる。加えて、ガイドプロファイルの側面に設置された2対の圧縮ローラー間の横断方向の力又は振動も補償されることが示されている。
既知のようにロータリー式打錠機において2つ以上の個々の圧縮ステーションを使用すると、望ましくない振動又は振動による干渉が引き起こされる場合があるが、設計上、双方の圧縮ローラー対をガイドプロファイルに取り付けることで、これは防止される。代わりに、圧縮ローラーステーションは、側方に取り付けられる圧縮ローラー対によって、独立の圧縮プロセスでも優秀な全体安定性を呈する。
したがって、この圧縮ローラーステーションを用いると、限られたスペースで互いに独立して作用し、少ない振動及び揺動を呈するとともに、高い圧縮力でも少ない騒音しか生じない、2対の圧縮ローラー又は圧縮ユニットを提供することが可能になる。
好ましい一実施の形態において、圧縮ローラーステーションは、第1の対の下側圧縮ローラー及び上側圧縮ローラーが、ガイドプロファイルの第1の側面に取り付けられて予圧縮ステーションを形成し、第2の対の下側圧縮ローラー及び上側圧縮ローラーが、第2の側面に取り付けられて主圧縮ステーションを形成することを特徴とする。
「予圧縮ステーション」及び「主圧縮ステーション」という用語は、従来技術において用いられるような従来の意味を有し、圧縮力をプレス工具に伝達する圧縮ローラーの対をそれぞれ含むことが好ましい。通常、いわゆる予圧縮ステーションでは、主圧縮ステーションでの材料の圧縮による実際の錠剤製造の前に、圧縮材料の脱気が確実にされる。これにより、圧縮される錠剤の品質保証の向上が可能になる。したがって、原則として、予圧縮ステーションは、主圧縮ステーションと比較して挿入深さ及び/又は圧縮力が小さいことを特徴とする。
本発明に係る圧縮ローラーステーションの場合、主圧縮ステーションの構成要素も予圧縮ステーションの構成要素も、非常に小さなスペースに収容することができることがより有利であり、その結果、非常に小さな寸法を有するロータリー式打錠機を構築することができる。
既知の従来技術と比較すると、1つの小型の圧縮ステーションに2対の圧縮ローラーを統合することが可能であることは、多種多様な用途に向けた圧縮ローラーステーションを特徴付ける特別な成果を呈する。
例えば、実験室操作では、多くの場合、様々な一連の試験(例えば、実行可能性調査又はスクリーニング目的)を、小さなフットプリントで行うことが可能であることが望ましい。最大4つの圧縮ローラーを柔軟に統合する圧縮ローラーステーションによって、最大の機能性を伴うロータリー式打錠機を最小のフットプリントで提供することができる。これにより、予圧縮ステーション及び主圧縮ステーションの双方を統合し、1つの圧縮ローラーステーション内で多層動作を行う2つの圧縮ローラーを提供することが可能になる。
圧縮ローラーに対するシャフト取付け部を外側面に取り付けることで、良好なアクセス性も保証される。このことは、異なる圧縮ローラーを、必要に応じて迅速かつ容易に取付け又は取外しすることができることを意味する。このために圧縮ローラーステーション全体を設置又は取外しする必要はない。代わりに、圧縮ローラーシャフトは、側部の自由にアクセス可能なシャフト取付け部において設置及び取外しすることができる。メンテナンス又は取替えのために旋回する圧縮ローラーシャフトを設けることも、シャフト取付け部を側方に設けることによって可能になる。したがって、圧縮ローラーステーションにより、現行のロータリー式打錠機の必要に応じた使用に際して特に高度の柔軟性が与えられる。
本発明の意味内では、シャフト取付け部は、ガイドプロファイルにおけるロータリー式打錠機の他の構成要素に対する圧縮ローラーシャフト又は軸受シャフトを支持するように設計された構成要素を示すことが好ましい。
このために、シャフト取付け部は、圧縮ローラー又は軸受シャフトを係止する取付けセクション又は取付け面と、ガイドプロファイル内でシャフト取付け部をガイドする軸受セクション又は軸受ブロックとを備えることが好ましい。軸受セクションは、ガイドプロファイル内、例えばガイドレール上に位置することが好ましい。一方で、取付けセクション又は取付け面は、横方向外方を向き、したがって、容易にアクセス可能である。
シャフト取付け部は、頑丈な構成要素として最高荷重に耐えるように、一体構成であることが好ましいが、複合的なシャフト取付け部も想定可能である。シャフト取付け部は、圧縮ローラーシャフトを取り付けるのに好ましい適合性であるため、圧縮ローラーマウントと称することもできる。
取付け及び取外しのために、シャフト取付け部又はその取付けセクションは、横方向に開放した形状を有することが好ましく、例えば、U字形状、弧形状、V字形状、台形状、又は他の開放した多角形状の断面を有することができる。受け面は、設置される圧縮ローラーシャフト又は軸受シャフトの形状に適合することができることが好ましい。しかしながら、代替的に、シャフト取付け部は、横方向に閉鎖した形状を有することもできる。例えば、圧縮ローラーシャフトを挿入する、例えば矩形又は円形の断面を有するソケットを備える取付けセクションを提供することが想定可能である。圧縮ローラーシャフトを設置する対応する係止手段を備える固定プレートも想定可能である。
好ましい実施の形態において、異なる可能性のある圧縮ローラーを備える同一設計の特に単純な軸受シャフトを、異なるシャフト取付け部に取り付けるために、シャフト取付け部は同一設計である。しかしながら、シャフト取付け部は互いに異なることが好ましい場合もある。例えば、それぞれの1つの側面におけるシャフト取付け部の対は構造上同一であるが、他の側面におけるシャフト取付け部とは異なる場合がある。また、それぞれの側面における上側軸受け部及び下側軸受け部は、同一の構造であるが、それぞれの相手部品とは異なってもよく、又は、3つのシャフト取付け部は同一とすることができるが、4つ目のシャフト取付け部は特別な機能を有する。
したがって、シャフト取付け部は、圧縮ローラーシャフトのガイドプロファイルへの取付けを仲介し、シャフト取付け部自体は、ガイドプロファイル内で可動に取り付けられることが好ましい。
ガイドプロファイルは、圧縮ローラーステーションの基礎フレーム又は支持構造体をなし、シャフト取付け部を支持又はガイドする役目を果たすことが好ましい。ガイドプロファイルは、柱の形状を有することが好ましい。「ガイドプロファイル」及び「ガイド柱」という用語は、同義に用いられることが好ましい。
したがって、通常、ガイドプロファイルは、1対の上側圧縮ローラー及び下側圧縮ローラーを同時に取り付けることが可能な鉛直高さを有する自立キャリア部材又はキャリア柱である。
ガイドプロファイル又はガイド柱内に1対の上側圧縮ローラー及び下側圧縮ローラーのシャフト取付け部を取り付けることによって、圧縮プロセス中に生じる圧縮力は、ガイド柱内に留まることが好ましい。圧縮プロセス中に生じる圧縮力は、上側圧縮ローラー及び下側圧縮ローラーの高さを無段階に調節するそれぞれの調節スピンドル自体によって吸収することができることが好ましい。その結果、有効な圧縮力がガイド柱内に留まり、キャリアプレート又は機械ハウジングには進入しない。これにより、圧縮プロセス中に打錠機のフレーム全体が圧縮力を受けることを防止する。これにより、基部の設計がそれほど頑丈でなくてもよくなり、材料が削減される。さらに、振動は、周波数が可聴範囲の場合、騒音公害につながるおそれがあるが、頭部プレート、多機能柱、及び基部等のフレーム部品は、振動を生じるほど刺激されない。
圧縮力を吸収するため、ガイドプロファイルは、頑丈な部品として設計されることが好ましい。例えば、ガイドプロファイルは、鋳造金属から作製することができる。
ガイドプロファイルの高さは、上側圧縮ローラーと下側圧縮ローラーとの間の所望の距離によって決定され、ガイドプロファイルは、シャフト取付け部を収容するために、側面に下側開口及び上側開口を有することが好ましい。
断面において、ガイドプロファイルは、好ましくは互いに対して平行又は垂直でない2つの側面が存在することを特徴とすることが好ましい。代わりに、側面は、角度をなすことが好ましく、この角度は、側面に取付け可能な圧縮ローラーの対がタレット基準円に作用するように選択されることが好ましい。
したがって、ガイドプロファイルの断面は、部分的に円環断片に類似することができ、2つの側面は、脚部を形成することが好ましい。ガイドプロファイルの前面及び後面は、(円環断片のように)円弧として設計することができる。この場合、タレットに面する前面は、タレットに面しない後面よりも小さい半径を有する。
前面及び後面の設計は、断面が部分的に直線であり、円弧を辿ることが特に好ましい。ガイドプロファイルのタレットに面する前面は、例えば、互いに対して或る角度をなす2つの面を有することができるが、タレットに面しない後面は、3つの面によって形成される。同様に、前面及び後面は、断面において側面間の真っ直ぐな接続線として形成され、前面及び後面のそれぞれは、平面を形成するようになっていることが想定可能である。
内側断面において、ガイドプロファイルは、中実でなく、シャフト取付け部及び場合によっては他の構成要素をガイドするようにキャビティを有することが好ましい。したがって、ガイド柱の安定性は、側面並びに前面及び後面によって、また好ましくは分割材によって大部分が決定される。前面、後面、及び/又は側面を互いに接続する安定化内壁又はストラット(分割材)が好ましく、圧縮力及び曲げ力のより均一な分散をもたらす。
ガイドプロファイルは、タレットに面する前面と、タレットに面しない後面と、外側にシャフト取付け部が位置する少なくとも2つの側面とを有することが好ましい。
本発明の好ましい一実施の形態において、少なくとも2つの側面が、10度~120度、好ましくは20度~80度の範囲にある角度の脚部を形成する。上述の範囲の中間の範囲、例えば、10度~20度、20度~30度、30度~40度、40度~50度、50度~60度、60度~70度、70度~80度、80度~90度、90度~100度、又は更には110度~120度も好ましい場合がある。当業者であれば、上述の範囲の制限は、他の好ましい範囲、例えば、30度~60度、20度~70度、又は50度~80度を得るために組み合わせることもできることが理解されよう。
側面は、或る角度の脚部を形成するが、側面は、共通の接触縁を有しないことが好ましい。代わりに、側面は、仮想の円環断片の脚部を代わって形成することができ、その場合、側面は、前面及び後面によって接続される。上記で説明したように、前面及び後面は、角度が付いた複数の面であるか、又は丸い弧状の形状とすることができる。
上記角度は、所望のタレット基準円によって、並びに圧縮ローラーシャフト及び圧縮ローラーの寸法によって決定されることが好ましい。圧縮ローラーの対が(例えば、予圧縮ステーション及び主圧縮ステーションを提供するために)側面の両側に配置される場合、予圧縮ローラー及び主圧縮ローラーの双方が、パンチ又はダイソケットのタレット基準円の上に中心を置くように好ましくは配置すべきである。非常に小さな角度、すなわち鋭角の場合、圧縮ローラーは、互いに隣り合って嵌まることができず、又は互いに接触する。非常に大きな角度、すなわち鈍角の場合、圧縮ローラーステーションは、タレット円の大部分をカバーする。
代替的に、ガイドプロファイルの側面の好ましい向きは、側面上に位置する法線ベクトルによって示すことができる。
本発明の好ましい一実施の形態において、ガイドプロファイルは、少なくとも2つの側面における法線が、それぞれ円の接線を形成し、その円の直径は、好ましくはロータリー式打錠機のタレットの直径よりも大きくなるように選択することができることを特徴とする。側面に対する法線は、通常、側面の中心に起点を置く、この面に対して垂直なベクトルとして理解される。
好ましくは側面に対して垂直な円は、取り付けられた圧縮ローラーが作用するタレット基準円に対応しないことに留意すべきである。むしろ、圧縮ローラーは、側面からタレットに向かって内方に設置されるため、側面によって規定される円は、タレット基準円よりも大きいことが好ましい。例えば、法線ベクトルによって形成される円は、圧縮ローラーシャフトの長さの約半分又はそれ以上の直径を有することができる(例えば図2を参照)。
本発明の好ましい一実施の形態において、上側シャフト取付け部及び下側シャフト取付け部は、互いとともに及び/又は互いに対して調節可能であるように、ガイドプロファイルにおいてそれぞれの側面上に存在する。このために、例えば、ガイドレールが、ガイドプロファイル内に存在することができ、このガイドレール上で、例えば、調節スピンドル及び駆動モーターによって、シャフト取付け部の対が互いとともに及び/又は互いに対して移動することができる。
それぞれの対の上側シャフト取付け部及び下側シャフト取付け部が、個々に及び独立して、鉛直方向に、すなわちガイドプロファイルの高さに沿って調節可能であることが特に好ましい。
例えば、調節駆動部を用いて、それぞれの上側シャフト取付け部又は上側圧縮ローラー、ひいては上側圧縮ローラーが作用する上側パンチの挿入深さを調節することが好ましい場合がある。
所定の値に従って製造される錠剤の高さを設定するために、下側シャフト取付け部又は下側圧縮ローラーを、上側シャフト取付け部又は上側圧縮ローラーに対して調節することも好ましい場合がある。
さらに、上側圧縮ローラー取付け部及び下側圧縮ローラー取付け部は、互いに独立して調節することができるだけでなく、一緒にも調節することができることが有利である。互いから同じ距離における2つのシャフト取付け部の並列調節は、圧縮ゾーンの調節を可能にする。このようにして、粉末圧縮材料の圧縮を行うダイ開口内の領域を変更することができる。一方では、そのような圧縮ゾーンの調節は、応力及び摩耗が均等になるように、ダイスリーブの内側の異なる位置を通過させるために用いることができる。加えて、圧縮ゾーンを鉛直方向に調節可能であることは、多層錠剤において異なる層を精密に圧縮するのに有利である。
本発明の更なる一実施の形態において、ガイドプロファイル内にはガイドレールが存在し、ガイドレール上で、上側軸取付け部及び下側軸取付け部が、互いとともに及び/又は互いに対して鉛直に移動可能である。このために、ガイドレール及びシャフト取付け部(又はその軸受セクション)は、互いに精密に一致することが好ましい。例えば、側方の隙間を最小限にするために、ダブテール式ガイドが好ましい場合がある。
設計に関して、上側シャフト取付け部及び下側シャフト取付け部は、ガイドレールによって画定される共通の摺動ガイド平面に配置されることが好ましい場合がある。シャフト取付け部は、例えばガイドキャリッジとして、共通の摺動ガイド平面上を摺動する。平坦ガイドは、特に好ましい隙間調節を伴って設計された滑り軸受として用いることができることが好ましい。ガイドの隙間を最小限にすることにより、シャフト取付け部のガイド時、ひいては圧縮ローラーの位置決め時の精度の向上を達成することができる。
シャフト取付け部は、ガイドプロファイルにおいて調節駆動部によって調節されることが好ましく、調節スピンドルが用いられることが特に好ましい。
本発明の好ましい一実施の形態において、圧縮ローラーステーションは、シャフト取付け部を移動させるためにガイドプロファイル内に存在する調節スピンドルを備える。調節スピンドルは、好ましくはねじ付きスピンドル、特にボールねじスピンドルとすることができ、シャフト取付け部は、この調節スピンドルの上に摺動ガイドキャリッジとして取り付けられる。シャフト取付け部、ひいては圧縮ローラーの鉛直位置は、調節スピンドルの回転運動によって特に精密に設定することができる。
例えば、回転運動を行うために、回転モーターをトランスミッションとともに用いることができる。従来の圧縮ローラーステーションにおいて、調節スピンドルは、圧縮ローラーステーション自体の中に回転モーターとともに位置し、そのため、圧縮ローラーステーションを移動及び/又は取外しする際に接続部を緩める必要がない。これは、側方からアクセス可能な圧縮ローラー取付け部又はシャフト取付け部によって不要になることが有利である。
代わりに、圧縮ローラーステーションは、キャリアプレート上に常設することができる。これにより、既に記載した単純なメンテナンス及び交換の利点に加えて、モーター又はそのトランスミッションを、圧縮ローラーステーションの外側に実際的な方法で設置することも可能になる。
本発明の好ましい一実施の形態において、圧縮ローラーステーションのガイドプロファイル内に圧縮ローラー取付け部を調節するモーターは存在しない。代わりに、シャフト取付け部を調節するモーター及び必要な場合はそのトランスミッションは、圧縮ローラーステーションの外側、例えばキャリアプレートの下に設置することができる。モーターを取り除くことにより、圧縮ローラーステーション自体に必要となるスペースをより一層削減することができる。
ガイドプロファイルの側面にシャフト取付け部を取り付けることにより、既に、組立て目的での単純化されたアクセスがもたらされる。これに関して、横方向外方に開放した形状を有するシャフト取付け部を用いることが特に有利であることが証明されている。「横方向外方に開放」とは、好ましくはガイドプロファイルのことを指し、取り付けられた圧縮ローラーシャフトの側方における取外し及び/又は旋回が可能であることを意味する。
このために、シャフト取付け部は、横方向外方(すなわち、側面に面しない方向)の開口を有し、この開口を通して、圧縮ローラーシャフトを側方から挿入又は取外しすることができることが好ましい。
圧縮力を吸収することを可能にするために、取付け面は、上方及び下方の双方に嵌合面を有することが好ましい。圧縮ローラーシャフトを力嵌め及び/又は形状嵌めの様式で取り付けることができる、内側に向かう(すなわち、ガイドプロファイルに面する方向)境界部があることも好ましい。
特に好ましい一実施の形態において、シャフト取付け部は、断面がU字形状の取付け面を有し、直方体の圧縮ローラー軸をシャフト取付け部に力嵌め及び/又は形状嵌めの様式で係止することができるようになっている。このU字形状は、上述の意味において横方向外方に開放していることが好ましい。そのようなU字形状は、実質的に直方体の圧縮ローラーシャフト又は打錠機の他の構成要素に対する直方体の軸受シャフトを取り付ける及び固定するのに特に好適である。係止状態では、直方体シャフトは、3つの境界面、すなわち、上面、下面、及び内面(ガイドプロファイルに対する面)に位置する。上面及び下面は、互いに平行であり、内面に対してそれぞれ直角であることが特に好ましい。移行部又は角部は、ベベル又は丸みを付けることができる。U字形状により、特に上方及び下方に作用する圧縮力が、シャフト取付け部において安定して吸収される。加えて、シャフト取付け部における圧縮ローラーシャフトの回転時の隙間を、少ない摩耗で確実に防止することができる。「U字形状」という用語は、場合によっては傾斜又は丸みの付いた角部を有する本質的に真っ直ぐなU字形状も含むことが好ましい。
好ましいU字形状に加えて、横方向外方に開放した他の形状、例えば、弧形状、半円形状、V字形状、台形状、又は他の開放した多角形状が好ましい場合もある。
更なる好ましい一実施の形態において、シャフト取付け部は、圧縮ローラーシャフトを横方向外方に旋回可能に取り付ける手段を備える。シャフト取付け部は、圧縮ローラーシャフトが設置される場合、回転中心がシャフト取付け部の後部領域、したがってガイドプロファイルの外側に位置するように設計されることが好ましい。
例えば、シャフト取付け部は、後部領域に対向するボアを有することができ、圧縮ローラーシャフト又は軸受シャフトをピボットピンによって回転可能又は旋回可能に取り付けることができるようになっている。圧縮ローラーシャフト又は軸受シャフトは、ピボットピンに対する対応するソケットを有することが好ましい。圧縮ローラーシャフトの回転中心は、ピンを受けるソケットによって決定されることが好ましい。スイベルジョイントの他の設計的変形も想定可能であり、その場合、その回転点は、圧縮ローラーをタレット基準円から外方に単純に旋回させることを可能にするために、シャフト取付け部の後部領域に配置されることが同様に好ましい。
シャフト取付け部は、ロータリー式打錠機の動作中、旋回軸の周りに隙間ができるのを防止するように、解放可能な係止手段を更に備えることができることが好ましい。
例えば、圧縮ローラーシャフトを、クランプボルトによって、シャフト取付け部の前部領域に堅固に係止することが好ましい場合がある。例えば、裏側から圧縮ローラーシャフトに挿入される楔を用いることにより、更なる隙間のない取付けを確実にすることができる。動作のための位置に旋回する場合、特にクランプボルト及び楔を用いる場合、圧縮力を吸収するのに必要な安定性をもたらす力嵌め及び/又は形状嵌め接続が存在する。
係止を解除し、外方に旋回させるために、クランプボルトを緩めることができ、それにより、圧縮ローラーシャフトは、後部領域におけるスイベルジョイントを介してシャフト取付け部に取り付けられているだけとなる。(特殊な)工具を用いることなく、容易かつ確実に手動で解除又は閉鎖することができる工具不要の締結手段が特に好ましい。
ガイドプロファイル上の旋回軸受により、圧縮ローラー又はシャフト取付け部に取り付けられる他の構成要素、例えばタレット取外しアームの特に容易なメンテナンス、取替え、又は変換が可能になる。
ロータリー式打錠機からの圧縮ステーション全体の面倒で煩雑な持ち上げに代わって、ガイドプロファイルの側方に取り付けられた圧縮ローラーは、組立て又は分解に際して個々に外方に旋回させることができる。個々の圧縮ローラーの交換又はメンテナンスは、例示的な人間工学的姿勢で、1人で素早く迅速に行うことができる。人員及びコスト消費は著しく低減することができる。
したがって、そのような圧縮ローラーステーションは、必要性指向の使用に対する最大限の柔軟性を特徴とする。例えば、必要とされる圧縮力が異なる用途に対して、感度が最適化された対応する圧縮ローラーシャフトを難なく挿入することができる。
旋回能力を与えることにより、シャフト取付け部の特に広範な使用可能性につながる。例えば、タレットの旋回式取外しを実現するために、シャフト取付け部に旋回軸受を用いることも好ましい場合がある。このために、タレットの支持アーム又はリフトアームは、圧縮ローラーシャフトと少なくとも部分的に同じ寸法を有する必要があるのみである。これにより、タレットの支持アーム又はリフトアームは、シャフト取付け部に同様に力嵌め及び/又は形状嵌めの様式で旋回可能に係止される。追加の旋回手段又はリフト手段は必要としない。代わりに、圧縮ローラーステーションのシャフト取付け部は、様々な圧縮ローラーを取り付けるだけでなく、ドウェルバー等の他の構成要素又は更にはタレット全体を取り付けるために多機能に用いることができる。
したがって、旋回可能に取り付けする手段を有する少なくとも2つ、好ましくは少なくとも4つのシャフト取付け部により、広範な設計的変形及び高度に柔軟なロータリー式打錠機の提供が可能になる。したがって、本発明に係るロータリー式打錠機は、全ての範囲の圧縮の変形形態をカバーすることができるだけでなく、ユーザーフレンドリーな小型設計も特徴とする。
これは、圧縮ローラーシャフトに対する1対の上側シャフト取付け部及び下側シャフト取付け部が外側に配置される少なくとも2つの側面を有する、記載した圧縮ローラーステーションに特に当てはまる。また、ガイドプロファイルに、少なくとも1つの側面と、圧縮ローラーシャフトを取り付ける1対のシャフト取付け部とを設ける場合、好ましい横方向に開放したシャフト取付け部によって、いくつもの利点がもたらされる。
したがって、更なる一態様において、本発明は、ロータリー式打錠機の圧縮ローラーステーションであって、圧縮ローラーステーションは、ガイドプロファイルを備え、ガイドプロファイルは、ロータリー式打錠機に係止することができるとともに、圧縮ローラーシャフトに対する1対の上側シャフト取付け部及び下側シャフト取付け部が外側に配置される少なくとも1つの側面を有し、シャフト取付け部は、横方向に開放した形状を有し、好ましくは圧縮ローラーシャフトを旋回可能に取り付ける手段を備える、圧縮ローラーステーションにも関する。少なくとも2つのシャフト取付け部を備えるそのような圧縮ローラーステーションは、最大4つの圧縮ローラーを統合する可能性を必ずしも提供しない。柔軟な取替え、メンテナンス、又は交換の選択肢に関して、記載したように、シャフト取付け部に横方向外方に開放した形状を与えることは、既にいくつもの利点を提供している。このことは、直方体の圧縮ローラーシャフトを収容するU字形状断面、又はシャフト取付け部の後部領域におけるスイベルジョイント若しくはピボットピンの使用等の、シャフト取付け部の特に好ましい実施の形態の場合に特に当てはまる。
本発明の好ましい一実施の形態において、圧縮ローラーステーションは、少なくとも2つ、好ましくは少なくとも4つ、6つ、8つ、又はそれ以上の圧縮ローラーユニット及び/又は1つ以上の圧縮レールユニットとともに提供することができる。本発明の意味内で、圧縮ローラーユニットとは、圧縮ローラー及び圧縮ローラーシャフトを備えるユニットを指すことが好ましい。本発明の意味内における圧縮レールユニットとは、ドウェルバー及びドウェルバーに対する軸受シャフトを備えるユニットを指すことが好ましい。圧縮ローラーユニット又は圧縮レールユニットのシャフトは、少なくとも部分的に、シャフト取付け部内に精密に嵌合するように設計された同一の寸法を有することが好ましい。
しかしながら、圧縮ローラーシャフトは、例えば、感度又は設置される圧縮ローラーに関して異なる場合がある。同様に、異なる長さ又は形状を有するドウェルバーを同一構造の軸受シャフトに設けることができる。用途に応じて、圧縮ローラーユニット及び/又は圧縮レールユニットのうちの2つ、好ましくは4つが選択され、ガイドプロファイル上に設置される。
本発明の更なる好ましい実施の形態において、圧縮ローラーステーションは、タレット又はメンテナンス器具に対する少なくとも1つの軸受シャフトとともに更に提供される。タレット又はメンテナンス器具は、少なくとも部分的にシャフト取付け部のうちの1つに精密に嵌合するように設計されることが好ましい。軸受シャフトは、例えば、圧縮ローラーシャフトの、シャフト取付け部に精密に嵌合するように設計された部分と同一の寸法を有する部分を有することができることが好ましい。
例えば、シャフト取付け部がU字形状であり、圧縮ローラーシャフトが直方体である場合、同じく同一寸法を有する直方体である軸受シャフトを提供することが好ましい。軸受シャフトは、支持アーム又はリフトアームとすることができることが好ましく、また、支持アーム又はリフトアームは、一端がタレット又はメンテナンス器具に取り付けられるように構成される。
本発明の更なる好ましい一実施の形態において、圧縮ローラーステーションは、圧縮力を測定するセンサーを備える。このために、圧縮ローラーシャフトは、圧縮力を確定する歪みゲージを装備することが好ましい。本発明の意味において、歪みゲージとは、引張変形及び/又は圧縮変形を検出する測定装置であることが好ましい。歪みゲージは、小さな変形でも電気抵抗が変化することが好ましく、それが歪みセンサーとして特に好適である所以である。歪みセンサーは、当業者には既知である好適な方法で、荷重による変形が最小限の部品に付加されることが好ましい。この変形又は引張は、歪みゲージブリッジの抵抗の変化をもたらすことが有利である。特に好ましい一実施の形態において、下側圧縮ローラーシャフトに、そのような歪みゲージが設けられる。しかしながら、上側圧縮ローラーシャフト又は双方の圧縮ローラーシャフトに歪みゲージを設けることも好ましい場合がある。歪みゲージは、20 kN~200 kNの力範囲を段階的にカバーすることが好ましい。
別の好ましい実施の形態において、本発明は、記載した圧縮ローラーステーションを備えるロータリー式打錠機に関する。
本発明に係るロータリー式打錠機は、冒頭に記載したような従来技術において十分に既知のタイプのロータリー式打錠機である。したがって、ロータリー式打錠機は、パンチを受ける上側パンチガイド及び下側パンチガイドと、粉末材料を受けるダイ開口を有するダイプレートとを備えるタレットを特徴とする。充填装置によってダイ開口が充填された後、上側パンチ及び下側パンチの相互作用によって、材料をペレット又は錠剤へと圧縮することができる。記載された圧縮ローラーステーションに設置される上側圧縮ローラー及び下側圧縮ローラーは、圧縮力を上側パンチ及び下側パンチにそれぞれ加えるのに特に好ましい。
したがって、ロータリー式打錠機は、パンチを装填するために、本発明又はその好ましい実施の形態に係る圧縮ローラーステーションを備える。当業者であれば、圧縮ローラーステーションに関連して開示された好ましい実施の形態及び利点を、特許請求されるロータリー式打錠機に対して等しく適用可能であることが理解されよう。
本発明の別の好ましい実施の形態において、ロータリー式打錠機は、予圧縮ステーション及び主圧縮ステーションを備え、予圧縮ステーションの上側圧縮ローラー及び下側圧縮ローラーは、ガイドプロファイルの第1の側面に取り付けられて存在し、主圧縮ステーションの上側圧縮ローラー及び下側圧縮ローラーは、ガイドプロファイルの第2の側面に取り付けられて存在する。このために、上側圧縮ローラー及び下側圧縮ローラーは、記載されたようにシャフト取付け部に挿入可能である圧縮ローラーシャフト上に設置されて存在することが好ましい。圧縮ローラーシャフトは、旋回可能に取り付けられ、メンテナンス若しくは交換目的で又はタレットの変更のために、圧縮ローラーユニットを内部圧縮領域から外方に横方向に旋回させることが可能であることが特に好ましい。
本発明の更に好ましい実施の形態において、ロータリー式打錠機は、タレットを、支持アームを介してガイドプロファイルに旋回可能に取り付けることができるように、シャフト取付け部のうちの1つに挿入することができる支持アームに対する取付け部を備えるタレットを特徴とする。上記で説明したように、圧縮ローラーステーションのシャフト取付け部は、ロータリー式打錠機の更なる構成要素を旋回可能に係止するのに用いることもできることが有利である。タレットの取外し、修理、清掃、及び/又はメンテナンスのために多機能使用することが特に好ましい。
欧州特許出願公開第2110231号から、例えば、別個の支持アームによってタレットを圧縮チャンバーから外方に旋回させることができることが既知である。その動作位置において、タレットは、端面において力嵌めの様式で駆動システム又はカウンター軸受に接続される。取り外すには、タレットを支持アームに接続し、このために設置された、打錠機のフレームに取り付けられた柱の周りに外方に旋回させる。タレットを昇降させるために、支持アーム又は柱に統合することができるリフト装置を設けることが好ましい。
記載された多機能の圧縮ローラーステーションを設ける場合、フレームに固定された柱及びタレットの変更を行うリフト装置の双方は、なくてもよい。代わりに、単純な軸受シャフト又は支持アームを、片側において、好ましくは端面においてタレットに接続し、もう片側はシャフト取付け部において旋回可能に取り付けることができる。スイベルジョイントとしては、例えば、ピボットピンが好適である。ピボットピンは、上述したように、好ましくはシャフト取付け部の後部領域においてソケットを通してガイドされる。シャフト取付け部の調節駆動部は、タレットを昇降させるのに用いることができる。
したがって、圧縮ローラーステーションの多機能使用のための能力により、望ましい特徴を犠牲にすることなく特にスリムな設計が可能になる。これにより、ロータリー式打錠機の重量及び製造コストが低減されるだけでなく、メンテナンス及び修理の必要性も低減される。
シャフト取付け部の多機能使用のための能力は、多数の設計的変形が想定可能であることを意味する。例えば、圧縮ローラーユニットを、予圧縮の領域において組み合わされた圧縮及びドウェルバーと交換することが好ましい場合がある。
したがって、更なる好ましい実施の形態において、ロータリー式打錠機は、主圧縮ステーションを備え、主圧縮ステーションの上側圧縮ローラー及び下側圧縮ローラーは、第2の側面に取り付けられ、ドウェルバーが、ガイドプロファイルの第1の側面のシャフト取付け部のうちの1つに取り付けられる。第1の側面は、タレットの回転方向において最初に通過する側面を示すことが好ましく(予圧縮の領域)、一方、第2の側面は、回転方向において下流の構成要素を受ける(主圧縮ステーションの領域)。
本発明の更なる好ましい一実施の形態において、圧縮ローラーステーションがキャリアプレート上に取り付けられる。本発明の意味内で、キャリアプレートは、ロータリー式打錠機の構成要素が取り付けられる、頑丈で曲げ剛性かつ捻り剛性のプレートを指すことが好ましい。特に、キャリアプレートは、ロータリー式打錠機の駆動基部の上端部をなすことができ、一方、床面に向かう駆動基部の下端部は、基部プレートと称される。
圧縮ローラーステーションは、取付けフランジを介して中央クランプユニットに接続され、及び/又は、接続手段、好ましくはねじによって、キャリアプレートのガイドプロファイルの円周に沿って接続されることが特に好ましい。
既知の圧縮ローラーステーションの場合、別の用途に変換するための点検中に、圧縮ローラーステーションをキャリアプレート上に移動させる必要がある。このために、圧縮ローラーステーションを、ピボット点の周りに移動又は旋回させることができるように取り付けることが好ましい場合がある。移動又は旋回を補助するためにガイド柱とキャリアプレートとの間の摩擦力を低減させるエアクッションを設けることも、従来技術において、特に国際公開第2016/156306号から既知である。そのような旋回可能又は移動可能な軸受も、本発明に係る圧縮ローラーステーションに好ましい場合がある。
これは、メンテナンス、修理、又は変換のために圧縮ローラーステーション全体をタレットチャンバーから外に移動させる必要がないため、省くこともできることが有利である。代わりに、側方に取り付けられる圧縮ローラーは、側方から容易にアクセス可能であり、好ましい一実施の形態において、個々に容易に旋回させることもできる。
したがって、本発明の更なる好ましい一実施の形態において、圧縮ローラーステーションは、支持プレート上に常設されて存在する。ここで、「常設」とは特に、工具の使用なしでは移動又は旋回が可能でないことを意味する。
本発明の別の好ましい実施の形態において、ロータリー式打錠機は、ガイドプロファイルにおけるシャフト取付け部の軸方向調節を行うモーター及び/又はトランスミッションを備える。モーターは、圧縮ローラーステーション内に設置されず、圧縮ローラーステーションが取り付けられる支持プレートの下に位置することが好ましい。
シャフト取付け部の調節駆動部のモーターの配置換えの結果、特に小型の圧縮ローラーステーションがもたらされる。この圧縮ローラーステーション内には、例えば、対応する接続部によってモーターに接続される調節スピンドルのみが存在する。モーター自体は、キャリアプレートの下の駆動基部に位置することができることが好ましい。従来技術では、圧縮ローラーステーションは、通常、取外し、旋回、又は移動のためにキャリアプレートへの接続を迅速に解除することができる自律要素として設計される。これは、本発明に係る圧縮ローラーステーションには必要なく、調節スピンドルとモーター又はトランスミッションとの間の、解除が困難な場合がある接続も省くことができる。これにより、設計の柔軟性がより大きくなり、その結果、スペースのかさむ構成要素を圧縮ローラーステーションから駆動基部に配置換えすることができる。
以下、本発明を、例を用いてより詳細に説明するが、本発明はこれらの例に限定されない。
好ましい圧縮ローラーステーションの概略図であり、左図は圧縮ローラーユニットを伴わず、右図は圧縮ローラーユニットを伴っている。 圧縮ローラーユニットを両外側に伴う好ましい圧縮ローラーステーションの断面の概略図である。 好ましいガイドプロファイルを通る断面の概略図である。 好ましいシャフト取付け部の細部図の概略図であり、Aは斜視図であり、Bは縦断面図である。 圧縮ローラーユニットがシャフト取付け部から外方に旋回するところを示す概略図であり、Aは上面図であり、Bは斜視図である。 圧縮ローラーユニットをシャフト取付け部から取り外すところを示す概略図である。 予圧縮の領域において組み合わされた圧縮レール及びドウェルバーを備える圧縮ローラーステーションの概略図である。 タレットを外方に旋回させる圧縮ローラーステーションの上側シャフト取付け部の使用を示す概略図である。
図1は、圧縮ローラーステーション1の好ましい一実施形態の概略図を示している。圧縮ローラーステーション1は、ガイドプロファイル3を特徴とし、ガイドプロファイル3は、2つの側面5を有し、2つの側面5のそれぞれには、圧縮ローラーシャフト13に対する1対の上側シャフト取付け部及び下側シャフト取付け部7が外側に配置され、それにより、2対の圧縮ローラー11又は圧縮ローラーユニット14を、同じガイドプロファイル3に取り付けることができる。ガイドプロファイル3は、自立支持部材又は柱として設計され、シャフト取付け部7を支持又はガイドするのに用いられる。結果として、圧縮プロセスにおいて生じる圧縮力は、ガイドプロファイル3及び調節スピンドル自体によって吸収される。左図には、圧縮ローラーステーション1が圧縮ローラーユニット14を伴わずに示されており、右図には、シャフト取付け部7に設置された圧縮ローラーユニット14を伴って示されている。
シャフト取付け部7をガイドプロファイル3の2つの側面5に取り付けることにより、2対の圧縮ローラー11をそれぞれ設けることができ、その場合、圧縮ローラー11のタレット円におけるスペース要件は、圧縮ローラー11自体の範囲によって実質的に決まる。したがって、圧縮ローラーステーション1は、非常に小型の設計を特徴とし、それにより、例えば、主圧縮ステーション及び予圧縮ステーションを、非常に限られたスペースに設けることができる。
図2は、圧縮ローラーユニット14が両外側に位置する好ましい圧縮ローラーステーション1の断面の概略図を示している。望ましくは、圧縮ローラーユニット14は、特に予圧縮ステーション及び主圧縮ステーションを提供する。
シャフト取付け部7は、圧縮ローラーシャフト13又は他の構成要素に対する軸受シャフトを、ガイドプロファイル3において支持又はガイドするように設計される。このために、シャフト取付け部7は、圧縮ローラーシャフト13又は軸受シャフトを係止する取付けセクション9と、ガイドプロファイル3内でシャフト取付け部7をガイドする軸受セクション8とを備える。図示の例におけるように、軸受セクション8は、ガイドプロファイル3内のガイドレール21上に位置することが好ましいが、取付けセクション9は、横方向外方を向いており、したがって、容易にアクセス可能である。シャフト取付け部7を頑丈に、好ましくは一体構成部品として設計することにより、シャフト取付け部7が取り付けられると高い圧縮力を吸収する。シャフト取付け部7の鉛直方向の調節は、ガイドプロファイル3において、調節駆動部又は好ましくは図示の調節スピンドル23によって実行されることが好ましい。図示の実施形態では、4つの調節スピンドル23があり、この4つの調節スピンドル23により、それぞれの対の上側シャフト取付け部及び下側シャフト取付け部7を鉛直方向に、すなわち、ガイドプロファイル3の高さに沿って、個々に互いに独立して移動させることができる。
例えば、調節駆動部を用いて、それぞれの上側シャフト取付け部又は上側圧縮ローラー、ひいては、上側圧縮ローラーが作用する上側パンチの挿入深さを調節することが好ましい場合がある。同様に、下側シャフト取付け部又は下側圧縮ローラーは、製造される錠剤の高さを規定するために、更なる調節スピンドルによって、上側シャフト取付け部又は上側圧縮ローラーに対して調節することができることが好ましい。さらに、上側圧縮ローラー取付け部及び下側圧縮ローラー取付け部は、例えば、圧縮ゾーンの調節を行うために、互いに対して調節することもできる。
図3は、好ましいガイドプロファイル3を通る断面の概略図を示している。断面において、ガイドプロファイル3は、好ましくは互いに対して平行又は垂直でない2つの側面5の存在を特徴とすることが好ましい。代わりに、側面5は、角度27をなすことが好ましく、角度27は、側面に取付け可能な圧縮ローラーの対がタレット基準円に作用するように選択されることが好ましい。
このために、好ましいガイドプロファイル3の断面は、部分的に円環断片に類似し、2つの側面は、脚部5を形成する。図示の実施形態に示されているように、断面において、前面19及び後面17は、部分的に真っ直ぐであり、円弧の弧形状を模すことができる。タレットに面する前面19は、タレットに面しない後面17よりも小さい半径を有する。したがって、図示のガイドプロファイル3の前面19は、2つの面を特徴とするが、後面17は、3つの面を有する。ガイドプロファイル3の内側は中実でなく、シャフト取付け部7をガイドするとともに、調節駆動部(図2を参照)等の他の構成要素を統合するキャビティを有する。
図4は、好ましいシャフト取付け部7の細部図の概略図である。シャフト取付け部7は、立方体状の圧縮ローラーシャフト13を力嵌め及び/又は形状嵌めの様式で設置することができるように、断面がU字形状の側方に開放した形状を特徴とすることが明白である。加えて、シャフト取付け部7は、圧縮ローラーシャフト13を横方向外方に旋回可能に取り付ける手段を有する。旋回点は、シャフト取付け部7の後部領域、したがってガイドプロファイル3の外側に位置する。このために、対向するソケットがシャフト取付け部7の後部領域に設けられ、これらのソケットによって、圧縮ローラーシャフト13を旋回可能に取り付けるピボットピン29をガイドすることができる。
シャフト取付け部7の前部領域において、圧縮ローラーシャフトは、クランプボルト33によって内方旋回状態(swiveled-in state)に堅く係止される。後部から圧縮ローラーシャフト13に挿入される楔31を使用することで、隙間のない固定を更に確実にすることができる。したがって、内方旋回動作状態では、圧縮力を吸収するのに必要な安定性を有する力嵌め及び/又は形状嵌め接続が存在する。係止を解除して外方に旋回させるために、楔31及びクランプボルト33を緩めることができ、それにより、圧縮ローラーシャフト13は、後部領域におけるスイベルジョイント又はピボットピン29を介してシャフト取付け部7に締結されるのみとなる。
図5は、圧縮ローラーユニット14がシャフト取付け部7から外方に旋回するところを示す概略図を示している。上側圧縮ローラーユニット14は、楔31及びクランプボルト33によって上側シャフト取付け部7に堅く設置されているが、下側圧縮ローラーユニット14は、シャフト取付け部7の側方に開放した形状から外方に旋回している。図5のAは上面図を示し、図5のBは斜視図を示している。
図6に示されているように、圧縮ローラーユニット14の取外し及び必要な場合は取替えのために、ピボットピン29を取り外すこともできる。
このように、側方に旋回可能な取付けにより、圧縮ローラーユニットの取付け又は取外しが必要に応じて迅速かつ容易に可能になる。このために圧縮ローラーステーション1全体を設置又は取外しする必要はない。
圧縮ローラーステーション1のシャフト取付け部7は、ロータリー式打錠機の更なる構成要素を旋回可能に係止するのに用いることもできることが有利である。
例えば、圧縮ローラーユニットを、予圧縮の領域において組み合わされた圧縮レール及びドウェルバーと取り替えることが好ましい場合がある。したがって、図に示されている圧縮ローラーステーション1は、ガイドプロファイル3の第1の側面の下側シャフト取付け部7において、ドウェルバー37及び軸受軸又は圧縮ローラーシャフト13を含む圧縮レールユニット39を備える。
タレット25の取外し、修理、清掃、及び/又はメンテナンスのために圧縮ローラーステーション1を多機能使用することが特に好ましい。
図8は、タレット25を外方に旋回させる圧縮ローラーステーション1の上側シャフト取付け部7の使用を示す概略図である。
このために、タレット25は、シャフト取付け部7のうちの1つに挿入することができる支持アーム45に対する取付け部47又は締結手段を備え、それにより、タレットは、支持アーム45によって旋回式にガイドプロファイル3に取り付けることができる。圧縮ローラーシャフトの旋回軸受と同様に、ピボットピンがスイベルジョイントとして用いられ、ピボットピンは、後部領域においてシャフト取付け部7の支持アーム45におけるソケットを通してガイドされる。
図8のAは内方旋回状態を示しており、一方、図8のBは、例えば清掃又はメンテナンス目的での外方旋回状態(swiveled-out state)を示している。シャフト取付け部7の調節駆動部は、タレット25を昇降させるのに用いることができることが有利である。フレームに固定される別個の柱又は別個のリフト装置はもはや必要とされない。
本発明の記載された実施形態に対する種々の代替形態を用いて、本発明を実施すること及び本発明に従った解決策に到達することができることが留意される。したがって、本発明に係る圧縮ローラーステーション及びロータリー式打錠機の実施形態は、上述の好ましい実施形態に限定されない。むしろ、提示された解決策から逸脱し得る多数の設計的変形が想定可能である。特許請求の範囲の目的は、本発明の保護範囲を規定することである。特許請求の範囲の保護範囲は、本発明に係る圧縮ローラーステーション及びロータリー式打錠機並びにその均等な実施形態を包含する意図がある。
1 圧縮ローラーステーション
3 ガイドプロファイル
5 ガイドプロファイルの側面
7 シャフト取付け部
8 ガイドプロファイル内でシャフト取付け部をガイドする軸受セクション
9 圧縮ローラーシャフトを係止する位置付けセクション
11 圧縮ローラー
13 圧縮ローラーシャフト
14 圧縮ローラーユニット
15 キャリアプレート
17 ガイドプロファイルの後面
19 ガイドプロファイルの前面
21 ガイドレール
23 調節駆動部、特に調節スピンドル
25 タレット
27 側面がなす角度
29 スイベルジョイント、特にピボットピン
31 楔
33 クランプボルト
35 歪みセンサー
37 ドウェルバー
39 圧縮レールユニット
41 ダイプレート
43 下側パンチガイド
44 上側パンチガイド
45 支持アーム
47 特にタレットの端面における、支持アームに対する取付け部

Claims (16)

  1. ロータリー式打錠機に係止することができるガイドプロファイル(3)を備える該ロータリー式打錠機の圧縮ローラーステーション(1)であって、該ガイドプロファイル(3)は、自立型の支柱の形状で存在し、2つの側面(5)を有し、該2つの側面(5)には、圧縮ローラーシャフト(13)に対する1対の上側シャフト取付け部及び下側シャフト取付け部(7)がそれぞれ外側に配置され、それにより、2対の圧縮ローラー(11)を同じ該ガイドプロファイル(3)に取り付けることができることを特徴とする、圧縮ローラーステーション。
  2. 請求項1に記載の圧縮ローラーステーション(1)であって、第1の側面(5)には、予圧縮ステーションを形成する第1の対の下側圧縮ローラー及び上側圧縮ローラー(11)があり、第2の側面(5)には、主圧縮ステーションを形成する第2の対の下側圧縮ローラー及び上側圧縮ローラー(11)があることを特徴とする、圧縮ローラーステーション。
  3. 請求項1又は2に記載の圧縮ローラーステーション(1)であって、前記少なくとも2つの側面(5)は、前面(19)及び後面(17)によって互いに接続され、10度~120度、好ましくは20度~80度の範囲の角度(27)の脚部を形成することを特徴とする、圧縮ローラーステーション。
  4. 請求項1~3のいずれか1項に記載の圧縮ローラーステーション(1)であって、側面(5)の上側シャフト取付け部及び下側シャフト取付け部(7)は、ともに及び/又は互いに対して鉛直方向に調節可能であるように前記ガイドプロファイル(3)に取り付けられることを特徴とする、圧縮ローラーステーション。
  5. 請求項1~4のいずれか1項に記載の圧縮ローラーステーション(1)であって、該圧縮ローラーステーション(1)は、前記ガイドプロファイル(3)内にガイドレール(21)を備え、該ガイドレール(21)上で、前記上側シャフト取付け部及び下側シャフト取付け部(7)がともに及び/又は互いに対して可動であることを特徴とする、圧縮ローラーステーション。
  6. 請求項1~5のいずれか1項に記載の圧縮ローラーステーション(1)であって、該圧縮ローラーステーション(1)は、前記ガイドプロファイル(3)内で前記シャフト取付け部(7)を移動させる調節駆動部(23)、好ましくは調節スピンドルを備えることを特徴とする、圧縮ローラーステーション。
  7. 請求項1~6のいずれか1項に記載の圧縮ローラーステーション(1)であって、該圧縮ローラーステーション(1)は、前記シャフト取付け部(7)を調節するモーターを備え、該モーターは、前記ガイドプロファイル(3)内に存在しないことを特徴とする、圧縮ローラーステーション。
  8. 請求項1~7のいずれか1項に記載の圧縮ローラーステーション(1)であって、前記シャフト取付け部(7)は、横方向外方に開放した形状を有することを特徴とする、圧縮ローラーステーション。
  9. 請求項1~8のいずれか1項に記載の圧縮ローラーステーション(1)であって、前記シャフト取付け部(7)は、立方体状の圧縮ローラーシャフト(13)を前記シャフト取付け部(7)のうちの1つに力嵌め及び/又は形状嵌めの様式で係止することができるように、断面がU字形状の取付け面を有することを特徴とする、圧縮ローラーステーション。
  10. 請求項1~9のいずれか1項に記載の圧縮ローラーステーション(1)であって、前記シャフト取付け部(7)は、圧縮ローラーシャフト(13)を旋回可能に取り付ける手段を有することを特徴とする、圧縮ローラーステーション。
  11. 請求項1~10のいずれか1項に記載の圧縮ローラーステーション(1)を備える、タレット(25)を伴うロータリー式打錠機。
  12. 請求項11に記載のロータリー式打錠機であって、該ロータリー式打錠機は、予圧縮ステーション及び主圧縮ステーションを備え、該予圧縮ステーションを形成する第1の対の上側圧縮ローラー及び下側圧縮ローラー(11)は、前記ガイドプロファイル(3)の第1の側面(5)に取り付けられて存在し、前記主圧縮ステーションを形成する第2の対の上側圧縮ローラー及び下側圧縮ローラー(11)は、前記ガイドプロファイル(3)の第2の側面(5)に取り付けられて存在することを特徴とする、ロータリー式打錠機。
  13. 請求項11又は12に記載のロータリー式打錠機であって、前記タレット(25)は、前記シャフト取付け部(7)のうちの1つに挿入することができる支持アーム(45)に対する取付け部を備え、前記タレット(25)を、前記支持アーム(45)を介して前記ガイドプロファイル(3)に旋回可能に取り付けることができることを特徴とする、ロータリー式打錠機。
  14. 請求項11~13のいずれか1項に記載のロータリー式打錠機であって、該ロータリー式打錠機は、主圧縮ステーションを備え、主圧縮ステーションを形成する一対の上側圧縮ローラー及び下側圧縮ローラー(11)は、前記ガイドプロファイル(3)の第2の側面(5)に設けられ、ドウェルバー(37)が、前記ガイドプロファイル(3)の第1の側面の前記シャフト取付け部(7)のうちの1つに設けられることを特徴とする、ロータリー式打錠機。
  15. 請求項11~14のいずれか1項に記載のロータリー式打錠機であって、前記圧縮ローラーステーション(1)は、キャリアプレート(15)に取り付けられていることを特徴とする、ロータリー式打錠機。
  16. 請求項11~15のいずれか1項に記載のロータリー式打錠機であって、該ロータリー式打錠機は、前記ガイドプロファイル(3)において前記シャフト取付け部(7)を調節するモーターを備え、該モーターは、前記圧縮ローラーステーション(1)内には設置されず、好ましくはキャリアプレート(15)の下方に取り付けられることを特徴とする、ロータリー式打錠機。
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