JP7394001B2 - 防振遮音装置 - Google Patents

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Description

本開示は、防振遮音装置に関する。
プラントでは、装置等の音源から生じる騒音を抑制する防音構造が施されている。防音構造としては、例えば音源そのものを囲む防音処理を行う構造や、プラントに防振支持した遮音壁を施工する構造等が知られている(例えば、特許文献1頭参照)。
特許第3478766号公報
上記のような音源を囲む防音処理は、防音効果は高いものの、プラント建設後に後付けで施工することが困難である。このため、例えばプラント建設後に音源の騒音をもう少し低減する必要が生じた場合等には適用することが難しい。また、特許文献1に記載のような防音処理は、防振機構及び防音壁を床部に直接設置する大掛かりな構成である。プラントには各部の点検を行うための架台等が設けられる。このため、特許文献1に記載の防音処理では、架台が設けられる箇所に対して配置することが難しい。
本開示は、上記に鑑みてなされたものであり、プラントを建設後に後付け可能であり、架台が設けられる場所に対しても配置可能な防振遮音装置を提供することを目的とする。
本開示に係る防振遮音装置は、プラントにおける所定の音源に近接して配置される架台に取り付けられる防振機構と、前記防振機構に支持され、前記音源を囲うように配置された吸音性を有する遮音壁とを備える。
本開示によれば、プラントを建設後に後付けも可能であり、架台が設けられる場所に対しても配置可能な防振遮音装置を提供することができる。
図1は、第1実施形態に係る防振遮音装置の一例を示す図(斜視図)である。 図2は、第1実施形態に係る防振遮音装置の一例を示す図(平面図)である。 図3は、第2実施形態に係る防振遮音装置の一例を示す図である。 図4は、変形例に係る防振遮音装置を示す図である。 図5は、変形例に係る防振遮音装置を示す図である。 図6は、第3実施形態に係る防振遮音装置の一例を示す図である。 図7は、第4実施形態に係る防振遮音装置の一例を示す図である。 図8は、第5実施形態に係る防振遮音装置の一例を示す図である。 図9は、変形例に係る防振遮音装置を示す図である。 図10は、変形例に係る防振遮音装置を示す図である。 図11は、変形例に係る防振遮音装置を示す図である。 図12は、第6実施形態に係る防振遮音装置の一例を示す図である。 図13は、変形例に係る防振遮音装置を示す図である。 図14は、変形例に係る防振遮音装置を示す図である。
以下、本開示に係る防振遮音装置の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
[第1実施形態]
図1及び図2は、第1実施形態に係る防振遮音装置100の一例を示す図である。図1は斜視図であり、図2は側面図である。図1及び図2に示すように、防振遮音装置100は、プラントにおける所定の音源Sからの騒音を抑制するために設けられる。本実施形態において、プラントは、例えば蒸気タービンを有する発電プラントや、各種機械を有する機械プラント等が挙げられる。プラントには、音源Sに近接して配置される架台10が設けられる。
架台10は、プラントの床面Fに支持される。架台10は、所定の音源Sに近接して配置される。所定の音源Sとして、上記の発電プラントにおいては、例えば蒸気タービンに接続される主要弁等が挙げられる。また、音源Sとして、上記の機械プラントにおいては、例えば電動機等が挙げられる。本実施形態において、音源Sは、例えばプラントの床面Fに支持され、架台10の上方に突出して配置される。つまり、架台10が音源Sを囲むように設置される。この場合、音源Sに対して架台10を後付けで設置可能である。
架台10は、例えば音源Sを点検するための点検用架台として用いることが可能である。架台10は、天板部11及び脚部12を有する。天板部11は、例えば板状であり、床面Fに平行に設けられる。天板部11は、例えば作業者が通過可能である。図1において、天板部11が矩形状である例を示しているが、これに限定されない。なお、本実施形態において、天板部11は、音源Sが上下方向に貫通するように切り欠かれた状態又は開口された状態である。脚部12は、床面F上に配置され、天板部11を支持する。
このようなプラントにおいて、図1及び図2に示すように、防振遮音装置100は、遮音壁20と、防振機構30とを備える。防振機構30は、遮音壁20が振動することを抑制する。防振機構30は、架台10に取り付けられ、遮音壁20を支持する。防振機構30は、例えば天板部11に固定され、遮音壁20の後述する第1壁部21、第2壁部22及び第3壁部23のそれぞれに接続される。
遮音壁20は、音源Sを囲うように配置される。遮音壁20は、その音源側に設置された吸音層28によって音源Sで発生する騒音を吸収し遮音する。本実施形態では、音源Sが架台10の上方に突出して配置されるため、遮音壁20は、架台10の上部に配置される。遮音壁20は、第1壁部21と、第2壁部22と、第3壁部23と、部分壁部24、25とを有する。第1壁部21、第2壁部22及び第3壁部23は、例えば矩形状の平板である。第1壁部21、第2壁部22及び第3壁部23は、湾曲した形状であってもよい。第1壁部21、第2壁部22及び第3壁部は、音源Sを囲うように平面視においてコ字状に配置される。
第1壁部21は、天板部11の長手方向に沿って配置される。第2壁部22は、天板部11の長手方向において第1壁部21の一方の端部に接続され、当該第1壁部21に直交した状態で配置される。第2壁部22は、天板部11の長手方向において第1壁部21の他方の端部に接続され、当該第1壁部21に直交した状態で配置される。
第1壁部21、第2壁部22、第3壁部23は、音源Sに対向する面21a、22a、23aに、それぞれ吸音層26、27、28を有する。吸音層26、27、28は、ポリウレタン等の材料を用いた吸音材がシート状に形成される。吸音層26、27、28は、第1壁部21、第2壁部22及び第3壁部23の全面に亘って設けられてもよいし、一部に設けられてもよい。
第1壁部21、第2壁部22及び第3壁部23は、後述する防振機構30を介して天板部11に支持されるため、当該天板部11との間に隙間が形成される。部分壁部24、25は、当該隙間の一部を覆うように配置される。部分壁部24は、第2壁部22と天板部11との間に形成される隙間を覆う位置に配置される。部分壁部25は、第3壁部23と天板部11との間に形成される隙間を覆う位置に配置される。なお、第1壁部21と天板部11との間に形成される隙間を覆う位置に部分壁部が配置されてもよい。
本実施形態のプラントにおいて、音源Sを点検する際、作業者は、架台10の天板部11上を移動する。本実施形態では、音源Sに対して防振遮音装置100が設けられているため、音源Sの周囲の作業者に対する騒音が低減される。
本実施形態に係る防振遮音装置100は、プラントにおける所定の音源Sに近接して配置される架台10に取り付けられる防振機構30と、防振機構30に支持され、音源Sを囲うように配置された遮音壁20とを備える。本実施形態では、防振機構30が架台10の天板部11に取り付けられる。
従って、架台10の天板部11に防振機構30を取り付け、当該防振機構30に遮音壁20を支持させることで、防振遮音装置100を、プラント建設後に後付けで施工することが可能であり、架台10が設けられる場所に対して配置することが可能となる。
本実施形態に係る防振遮音装置100において、遮音壁20は、音源Sに対向する面に吸音層26、27、28を有する。従って、遮音壁20で囲まれた内部の音圧を低減できる。これにより、遮音壁20から外部に放射される音の音圧を低減できる。
本実施形態に係る防振遮音装置100において、音源Sは、架台10の上方に突出して配置され、遮音壁20は、架台10の上部に配置される。従って、架台10の天板部11上で点検等の作業を行う作業者に対する騒音を低減できる。
[第2実施形態]
図3は、第2実施形態に係る防振遮音装置100Aの一例を示す図である。なお、図3の一部には、A-A矢視図が併せて示されている。図3に示すように、防振遮音装置100Aは、遮音壁20の一部にダクト40が設けられている。他の構成については、第1実施形態と同様である。
図3に示すように、ダクト40は、遮音壁20の第1壁部21に設けられる。ダクト40は、円筒状であり、第1壁部21のうち音源S側とは反対側に突出している。ダクト40は、音源Sに接続された配管T1を囲うように配置される。ダクト40の内周面40aには、吸音層41が設けられる。吸音層41は、ダクト40の内周面40aの周方向の全体に亘って設けられる。なお、吸音層41は、ダクト40の内周面40aの一部に設けられてもよい。ダクト40の内周面40a及び吸音層41の内周面41aは、周方向の全体について、配管T1の外周面T1aのとの間に間隔を空けた状態で配置される。つまり、ダクト40及び吸音層41は、配管T1とは接しない状態で配置される。なお、ダクト40の先端部には、吸音層41を覆う領域にフランジ部が設けられてもよい。
本実施形態に係る防振遮音装置100Aにおいて、遮音壁20は、音源S側と音源Sとは反対側とを貫通するダクト40を有し、ダクト40の内周面40aには、吸音層41が設けられる。従って、ダクト40の内部を通過する音を吸音層41によって吸収することができる。これにより、遮音壁20で囲まれた部分の外側に放射される音の音圧を低減できる。
なお、本実施形態では、ダクト40が円筒状である場合を例に挙げて説明したが、これに限定されない。図4は、変形例に係る防振遮音装置100Bを示す図である。なお、図4の一部には、B-B矢視図が併せて示されている。図4に示す防振遮音装置100Bは、遮音壁20の第1壁部21に矩形状のダクト50が設けられた構成である。ダクト50は、音源S側から突出する梁部BMを囲うように配置される。
ダクト50の内周面50aには、吸音層51が設けられる。吸音層51は、ダクト50の内周面50aの周方向の全体に亘って設けられる。なお、吸音層51は、ダクト50の内周面50aの一部に設けられてもよい。ダクト50の内周面50a及び吸音層51の内周面51aは、周方向の全体について、梁部BMの外周面BMaのとの間に間隔を空けた状態で配置される。つまり、ダクト50及び吸音層51は、梁部BMとは接しない状態で配置される。なお、ダクト50の先端部には、吸音層51を覆う領域にフランジ部が設けられてもよい。
このように、矩形状のダクト50が設けられた場合であっても同様に、ダクト50の内部を通過する音を吸音層51によって吸収することができる。これにより、遮音壁20で囲まれた部分の外側に放射される音の音圧を低減できる。
また、図5は、変形例に係る防振遮音装置100Cを示す図である。なお、図5の一部には、C-C矢視図が併せて示されている。図5に示す防振遮音装置100Cは、遮音壁20の第1壁部21に円錐状のダクト60が設けられた構成である。ダクト60は、音源S側から突出するテーパー形状の配管T2を囲うように配置される。
ダクト60の内周面60aには、吸音層61が設けられる。吸音層61は、ダクト60の内周面60aの周方向の全体に亘って設けられる。なお、吸音層61は、ダクト60の内周面60aの一部に設けられてもよい。ダクト60の内周面60a及び吸音層61の内周面61aは、周方向の全体について、配管T2の外周面T2aのとの間に間隔を空けた状態で配置される。つまり、ダクト60及び吸音層61は、配管T2とは接しない状態で配置される。なお、ダクト60の先端部には、吸音層61を覆う領域にフランジ部が設けられてもよい。
このように、円錐状のダクト60が設けられた場合であっても同様に、ダクト60の内部を通過する音を吸音層61によって吸収することができる。これにより、遮音壁20で囲まれた部分の外側に放射される音の音圧を低減できる。
[第3実施形態]
図6は、第3実施形態に係る防振遮音装置100Dの一例を示す図である。図6に示すように、防振遮音装置100Dにおいて、遮音壁20は、音源Sの周方向の一部を開放するように配置され、遮音壁20の開放部分に対応する位置に吸音部材70が配置された構成である。他の構成については、第1実施形態と同様である。
吸音部材70としては、例えば板状部材等を用いることができる。吸音部材70は、架台10又は床面Fに支持される。吸音部材70は、音源Sに対向する対向面70aにポリウレタン等の樹脂材料を用いた吸音層171が配置される。吸音部材70は、プラント内の他の構成の一部を用いて構成されてもよい。
このように、本実施形態に係る防振遮音装置100Dにおいて、遮音壁20は、音源Sの周方向の一部を開放するように配置され、遮音壁20の開放部分に対応する位置に配置された吸音部材70を更に備える。したがって、遮音壁20の開放部分から放射される音の音圧を低減することができる。
[第4実施形態]
図7は、第4実施形態に係る防振遮音装置100Eの一例を示す図である。図7に示すように、防振遮音装置100Eは、遮音壁20の一部が所定の軸を中心に回動可能に設けられる。具体的には、遮音壁20は、回動部80、81を有する。回動部80は、例えばヒンジ部(軸)80aを介して第2壁部22に取り付けられる。回動部81は、例えばヒンジ部(軸)81aを介して第3壁部23に取り付けられる。
回動部80、81は、ヒンジ部80a、81aを中心として、収容位置P1と、展張位置P2と、閉塞位置P3との間で回動させることができる。回動部80、81を収容位置P1に配置させることにより、遮音壁20がコンパクト化される。このため、遮音壁20を設置する際の設置作業において作業者の負担が低減される。また、回動部80、81を展張位置P2に配置させることにより、第2壁部22及び第3壁部23の幅を拡張することができる。また、回動部80、81を閉塞位置P3に配置させることにより、遮音壁20の開放部分を開閉可能である。回動部80、81は、閉塞位置P3において音源Sに対向する部分に吸音層が設けられてもよい。回動部80、81の位置を展張位置P2、閉塞位置P3に配置することで、遮音壁20から漏れる騒音の調整を作業現場にて容易に行うことができる。
本実施形態に係る防振遮音装置100Eにおいて、遮音壁20は、回動部80、81がヒンジ部80a、81aを中心に回動可能に設けられる。したがって、回動部80、81を配置させる位置に応じて、遮音壁20の設置作業における負担を軽減でき、遮音壁20から漏れる騒音の調整を作業現場にて容易に行うことができる。
[第5実施形態]
図8は、第5実施形態に係る防振遮音装置100Fの一例を示す図である。図8に示すように、防振遮音装置100Fは、遮音壁20の一部がスライド可能に設けられる。具体的には、遮音壁20は、スライド部82、83を有する。スライド部82は、第2壁部22に沿って水平方向にスライド可能である。スライド部83は、第3壁部23に沿って水平方向にスライド可能である。スライド部82、83を第2壁部22及び第3壁部23に沿って水平方向にスライドさせることにより、第2壁部22及び第3壁部23の幅を拡張可能である。なお、スライド部82、83は、音源S側の面にポリウレタン等の材料で形成された吸音層が設けられてもよい。
本実施形態に係る防振遮音装置100Fにおいて、遮音壁20は、一部がスライド部82、83により水平方向にスライド可能に設けられる。したがって、第2壁部22及び第3壁部23の幅を容易に拡張することができる。これにより、遮音壁20から漏れる騒音の調整を作業現場にて容易に行うことができる。
図9は、変形例に係る防振遮音装置100Gを示す図である。図9に示すように、防振遮音装置100Gは、遮音壁20の一部が上下方向にスライド可能に設けられる。具体的には、遮音壁20は、スライド部84、85、86を有する。スライド部84は、第1壁部21に沿って上下方向にスライド可能である。スライド部85は、第2壁部22に沿って上下方向にスライド可能である。スライド部86は、第3壁部23に沿って上下方向にスライド可能である。スライド部84、85、86は、音源S側の面にポリウレタン等の材料で形成された吸音層が設けられてもよい。
防振遮音装置100Gにおいて、遮音壁20は、一部がスライド部84、85、86により上下方向にスライド可能に設けられる。したがって、遮音壁20から漏れる騒音の調整を作業現場にて容易に行うことができる。
図10は、変形例に係る防振遮音装置100Hを示す図である。図10に示すように、防振遮音装置100Hは、遮音壁20の一部が上下方向及び水平方向にスライド可能に設けられ、かつ、遮音壁20の一部が所定の軸を中心に回動可能である。具体的には、遮音壁20は、図9に示す構成と同様に、スライド部84、85、86を有する。また、遮音壁20は、スライド回動部87を有する。スライド回動部87は、スライド部87a及び回動部87bを有する。スライド部87aは、スライド部86に沿って水平方向にスライド可能である。回動部87bは、ヒンジ部(軸)87cを中心に回動可能である。スライド回動部87と同様の構成が、スライド部85に設けられてもよい。
防振遮音装置100Hにおいて、遮音壁20は、一部がスライド部84、85、86により上下方向にスライド可能に設けられ、一部がスライド部87aにより水平方向にスライド可能に設けられるため、遮音壁20から漏れる騒音の調整を作業現場にて容易に行うことができる。また、遮音壁20は、一部が回動部87bによりヒンジ部87cを中心に回動可能に設けられるため、回動部87bを配置させる位置に応じて、遮音壁20の設置作業における負担を軽減でき、遮音壁20から漏れる騒音の調整を作業現場にて容易に行うことができる。
図11は、変形例に係る防振遮音装置100Iを示す図である。図11に示すように、防振遮音装置100Iは、遮音壁20の一部が上下方向及び水平方向にスライド可能に設けられ、かつ、遮音壁20の一部が所定の軸を中心に回動可能である。具体的には、遮音壁20は、図9に示す構成と同様に、スライド部84、85、86を有する。また、遮音壁20は、スライド部88、89を有する。スライド部88は、第1スライド部88a及び第2スライド部88bを有する。第1スライド部88aは、スライド部86に沿って水平方向にスライド可能である。第2スライド部88bは、第1スライド部88aに沿って上下方向にスライド可能である。スライド部89は、スライド部85に沿って水平方向にスライド可能である。なお、スライド部89は、スライド部88と同様の構成を有してもよい。また、遮音壁20は、回動部90を有する。回動部90は、ヒンジ部90aを中心として、当該遮音壁20を開閉する方向に回動可能である。
防振遮音装置100Iにおいて、遮音壁20は、一部がスライド部84、85、86及び第2スライド部88bにより上下方向にスライド可能に設けられ、一部が第1スライド部88a及びスライド部89により水平方向にスライド可能に設けられるため、遮音壁20から漏れる騒音の調整を作業現場にて容易に行うことができる。また、遮音壁20は、一部が回動部90によりヒンジ部90aを中心に回動可能に設けられるため、回動部90を配置させる位置に応じて、遮音壁20の設置作業における負担を軽減でき、遮音壁20から漏れる騒音の調整を作業現場にて容易に行うことができる。
[第6実施形態]
図12は、第6実施形態に係る防振遮音装置100Jを示す図である。図12に示すように、防振遮音装置100Jは、床面Fに配置され架台10を支持する架台防振機構35が設けられており、遮音壁20が架台10に一体に支持されている。具体的には、遮音壁20は、例えば第1壁部21、第2壁部22及び第3壁部23がそれぞれ支持部材31、32、33により架台10の天板部11に一体に支持されている。また、架台10は、脚部12が架台防振機構35を介して床面Fに支持されている。架台防振機構35は、プラントの床面Fに設置された後の架台10に対して、後付けで設置することができる。架台防振機構35の構成については、上記実施形態に記載の防振機構30と同様の構成とすることができる。
本実施形態に係る防振遮音装置100Jは、プラントにおける所定の音源Sに近接して配置される架台10に取り付けられる架台防振機構(防振機構)35と、架台防振機構35に支持され、音源Sを囲うように配置された遮音壁20とを備える。本実施形態では、架台防振機構35がプラントの床面Fに配置されて架台10を支持し、遮音壁20が架台10に一体に取り付けられ、架台10を介して架台防振機構35に支持され、架台10の少なくとも一部が遮音壁20の一部を構成する。
従って、架台10と床面Fとの間に架台防振機構35を取り付け、当該架台10に遮音壁20を支持させることで、防振遮音装置100Jを、プラント建設後に後付けで施工することが可能であり、架台10が設けられる場所に対して配置することが可能となる。また、架台10の少なくとも一部(例えば、天板部11)を遮音壁20の一部として用いることができるため、遮音効果を高めることができる。
本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。例えば、上記実施形態では、音源Sが架台10の上方に突出して配置され、遮音壁20が架台10の上部に配置される構成を例に挙げて説明したが、これに限定されない。
図13は、変形例に係る防振遮音装置100Kを示す図である。図13に示すように、防振遮音装置100Kは、音源Sが架台10の天板部11の下方に配置され、遮音壁20Kが架台10の天板部11の下部に配置された構成となっている。遮音壁20Kは、第1壁部21K、第2壁部22K、第3壁部23Kを有する。遮音壁20Kは、防振機構30Kを介して天板部11に支持される。防振機構30Kは、天板部11の下面に取り付けられる。遮音壁20Kと天板部11との間には、部分遮音壁24K、25Kが設けられる。
この構成により、架台10を利用することにより、架台10の天板部11の下方に配置される音源Sからの騒音を低減することができる。この場合、プラントの床面Fにて音源Sの周囲の作業者に対する騒音を効率的に低減できる。
また、上記実施形態では、音源Sがプラントの床面Fに支持された構成を例に挙げて説明したが、これに限定されない。図14は、変形例に係る防振遮音装置100Lを示す図である。図14に示すように、防振遮音装置100Lは、音源Sが架台10Lの天板部11L上に支持されている。このように、音源Sが架台10Lの天板部11Lに支持された構成であっても、音源Sの周囲の作業者に対する騒音を効率的に低減できる。
10,10L 架台
11,11L 天板部
12 脚部
20,20K 遮音壁
21,21K 第1壁部
21a,22a,23a 面
22,22K 第2壁部
23,23K 第3壁部
24,25 部分壁部
24K,25K 部分遮音壁
26,27,28,41,51,61 吸音層
30,30K 防振機構
31,32,33 支持部材
35 架台防振機構,架台防振機構
40,50,60 ダクト
40a,41a,50a,51a,60a,61a 内周面
70 吸音部材
70a 対向面
71 吸音層
80,81,87b,90 回動部
80a,81a,87c,90a ヒンジ部
82,83,84,85,86,87a,88,89 スライド部
87 スライド回動部
88a 第1スライド部
88b 第2スライド部
100,100A,100B,100C,100D,100E,100F,100G,100H,100I,100J,100K,100L 防振遮音装置
BM 梁部
F 床面
P1 収容位置
P2 展張位置
P3 閉塞位置
S 音源
T1,T2 配管
T1a,T2a,BMa 外周面

Claims (8)

  1. プラントにおける所定の音源に近接して配置される架台に取り付けられる防振機構と、
    前記防振機構に支持され、前記音源を囲うように配置された吸音性を有する遮音壁と
    を備え
    前記防振機構は、前記プラントの床面に配置されて前記架台を支持し、
    前記遮音壁は、前記架台に一体に取り付けられ、前記架台を介して前記防振機構に支持され、
    前記架台の少なくとも一部は、前記遮音壁の一部を構成する
    防振遮音装置。
  2. プラントにおける所定の音源に近接して配置される架台に取り付けられる防振機構と、
    前記防振機構に支持され、前記音源を囲うように配置された吸音性を有する遮音壁と
    を備え、
    前記音源は、前記架台の上方に突出して配置され、
    前記遮音壁は、前記架台の上部に配置される
    防振遮音装置。
  3. プラントにおける所定の音源に近接して配置される架台に取り付けられる防振機構と、
    前記防振機構に支持され、前記音源を囲うように配置された吸音性を有する遮音壁と
    を備え、
    前記遮音壁は、前記音源側と前記音源とは反対側とを貫通するダクトを有し、
    前記ダクトの内面には、吸音層が設けられる
    防振遮音装置。
  4. 前記防振機構は、前記架台の天板部に取り付けられる
    を備える請求項2又は請求項3に記載の防振遮音装置。
  5. 前記遮音壁は、前記音源に対向する面に吸音層を有する
    請求項1から請求項のいずれか一項に記載の防振遮音装置。
  6. 前記遮音壁は、前記音源の周方向の一部を開放するように配置され、
    前記遮音壁の開放部分に対応する位置に配置された吸音部材を更に備える
    請求項1から請求項のいずれか一項に記載の防振遮音装置。
  7. 前記遮音壁は、一部が所定の軸を中心に回動可能に設けられる
    請求項1から請求項のいずれか一項に記載の防振遮音装置。
  8. 前記遮音壁は、一部がスライド可能に設けられる
    請求項1から請求項のいずれか一項に記載の防振遮音装置。
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