JP7393462B2 - 燃料噴射制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は内燃機関の燃料噴射制御装置に関する。
アルコールとガソリンとの混合燃料のように、2種類以上の燃料の混合燃料により駆動する内燃機関が知られている。アルコール混合燃料はガソリン100%の燃料に比べて特性が異なり、アルコールの濃度によっても特性が異なる。アルコールの濃度によって空燃比が変動すると、目標空燃比を得られず、排気ガスの成分を変化させる。特許文献1には燃料のアルコール濃度に応じて燃料噴射量を設定する技術が開示されている。特許文献1には、また、空燃比を目標空燃比に維持するために、燃料噴射量を排気ガス中の酸素濃度に応じて補正するフィードバック制御を行うことが開示されている。
特許第4945816号公報
空燃比を目標空燃比に維持するためフィードバック制御の一つとして、排気ガス中の酸素濃度に応じて補正係数を設定し、基本燃料噴射量を補正する技術が知られている。補正係数は、空燃比がリーンかリッチにより燃料噴射量を増減するように設定されるが、その設定方法には改善の余地がある。
本発明の目的は、補正係数を混合燃料中の一の燃料の濃度を反映して設定可能な燃料噴射制御装置を提供することにある。
本発明によれば、
2種類以上の燃料の混合燃料により駆動する内燃機関の燃料噴射制御装置であって、
前記内燃機関の排気ガス中の酸素濃度に応じた出力値を出力するセンサと、
前記混合燃料の一の燃料の濃度を判定する判定手段と、
前記内燃機関の運転状態に基づいて、基本燃料噴射量を設定する基本量設定手段と、
前記センサの出力値に基づいて、目標空燃比を得るように前記基本燃料噴射量を補正するための補正係数を設定する補正係数設定手段と、
前記一の燃料の濃度毎の複数の調整値情報の中から、一の調整値情報を前記判定手段の判定結果に基づいて選択する選択手段と、を備え、
前記複数の調整値情報は、それぞれ、前記補正係数の調整値が設定された情報であり、
前記補正係数設定手段は、前記選択手段が選択した前記調整値情報に設定された前記調整値を用いて前記補正係数を設定
前記補正係数設定手段により設定された複数回分の前記補正係数の平均値を演算して保存する保存手段を更に備え、
前記選択手段により前記調整値情報の選択が変更された場合、前記保存手段により保存された前記平均値を初期値にリセットする、
ことを特徴とする燃料噴射制御装置が提供される。
本発明によれば、補正係数を混合燃料中の一の燃料の濃度を反映して設定可能な燃料噴射制御装置を提供することができる。
本発明の燃料噴射制御装置の適用例としての車両の側面図。 本発明の一実施形態に係る制御装置のブロック図。 空燃比に関する補正係数の説明図。 空燃比に関する補正係数用マップの説明図。 図2の制御装置の処理例を示すフローチャート。 図2の制御装置の処理例を示すフローチャート。 (A)及び(B)は図2の制御装置の処理例を示すフローチャート。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴が任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
<車両への適用例>
図1は本発明の燃料噴射制御装置を適用可能な鞍乗型の車両100の側面図(右側面図)を示す。本実施形態の車両100は、前輪FWと後輪RWとを備えた自動二輪車を例示するが、本発明は他の形式の鞍乗型車両や自動四輪車にも適用可能である。
車両100は、その骨格をなす車体フレーム101を備える。車体フレーム101の前端には前輪操向部102が支持され、後端にはスイングアーム105が揺動自在に支持されている。前輪操向部102は、前輪FWを支持する左右一対のフロントフォーク102aと、一対のフロントフォーク102aの上部に取り付けられる操向ハンドル102bとを含む。スイングアーム105は、その前端が車体フレーム101に揺動自在に支持され、その後端には後輪RWが支持されている。
前輪FWと後輪RWとの間の領域において、車体フレーム101には内燃機関106と変速機107とが支持されている。内燃機関106は、吸気通路109及び排気通路108を有する水冷単気筒の4サイクルエンジンである。内燃機関106の出力は変速機107及び不図示のチェーン伝動機構を介して後輪RWに伝達される。排気通路108は排気ポートに接続される排気管108aや消音器108bを含む。
内燃機関106の上方には燃料タンク103が配置されており、燃料タンク103の後方にはライダが着座するシート104が配置されている。燃料タンク103には混合燃料が貯留される。本実施形態では、ガソリンとアルコール(例えばエタノール)の2種類の燃料の混合燃料である。しかし、燃料の種類はガソリンとアルコールに限られず、また、3種類以上の燃料の混合燃料であってもよい。
<燃料噴射制御装置>
図2は本発明の一実施形態に係る燃料噴射制御装置1のブロック図である。燃料噴射制御装置1は、内燃機関106の燃料噴射を制御する装置であり、制御ユニット(ECU)10を含む。制御ユニット10は、処理部11と、記憶部12と、外部デバイスと処理部11との信号の送受信を中継するインタフェース部13と、を含む。処理部11は、CPUに代表されるプロセッサであり、記憶部12に記憶されたプログラムを実行し、内燃機関106の燃料噴射を制御する。処理部11は複数のプロセッサを含んでもよい。記憶部12は、例えば、RAM、ROM等の半導体メモリである。記憶部12は複数の半導体メモリを含んでもよい。記憶部12には、処理部11が実行するプログラムの他、各種のデータが格納される。インタフェース部13には、各種のセンサ3~8の信号(検知結果)が不図示の信号処理回路を介して入力され、処理部11は入力されたセンサ3~8の出力値に基づいて、不図示の駆動回路を介して燃料噴射弁(インジェクタ)112を制御する。
なお、内燃機関106の吸気通路109には、空気の流れ方向で上流側からエアクリーナ110、スロットル弁111が設けられており、吸気通路109は内燃機関106の吸気ポートに接続されている。燃料噴射弁112は、吸気ポートに燃料を噴射する。排気通路108には、三元触媒108cが設けられている。
センサ3~8について説明する。スロットル開度センサ3は、スロットル弁111の開度(THと表示する場合がある。)を検知する。吸気圧センサ4はスロットル弁111の直ぐ下流において吸気管内絶対圧(PBAと表示する場合がある)を検知する吸気管内絶対圧センサである。吸気温センサ5は、吸気通路109の、吸気圧センサの下流側において吸気温度(TAと表示する場合がある。)を検知する。クランク角センサは、内燃機関106のクランク軸(図示せず)の回転角度を検知し、クランク軸の回転角度に応じた信号を出力する。クランク角センサの検知結果から内燃機関の回転数(回転速度。NEと表示する場合がある。)を演算できる。水温センサ8は内燃機関106の冷却水温度(TWと表示する場合がある。)を検知する。酸素濃度センサ8は排気通路108に設けられており、排気ガス中の酸素濃度に応じた出力値を出力する。酸素濃度センサ8の検知結果により、内燃機関106の燃焼における空燃比を推測することができる。本実施形態の場合、酸素濃度センサ8は三元触媒108cよりも上流側において排気ガス中の酸素濃度を検知する。
<燃料噴射量の制御>
燃料噴射弁112の燃料噴射量の制御について説明する。燃料噴射量制御においては、基本燃料噴射量(基本量)を補正係数で補正して燃料噴射量が設定される。一例として、燃料噴射量を噴射時間で制御する方式では、以下の演算式に基づき、燃料噴射量が設定される。
燃料噴射量=基本量×補正係数1×補正係数2×...×補正係数k
本実施形態の場合、各補正係数は基本量に乗算される係数であるが、基本量に加算又は減算される係数であってもよい。
図2に例示するように、記憶部12には、基本量を設定するためのデータ群である基本量設定用マップ20と、補正係数を設定するためのデータ群である補正係数設定用マップ30とが記憶されている。
混合燃料を構成するアルコールは、その組成に酸素原子を含有しており、その燃焼に必要な単位体積当たりの酸素量はガソリンを燃焼させる場合に比べて少なくて済む。アルコールとガソリンとの混合燃料を用いる場合、ガソリンのみの燃料を用いる場合よりも理論空燃比は小さくなる。そのため、内燃機関106を目標空燃比で駆動するためには、アルコール濃度に応じて燃料噴射量を制御する必要がある。
このため、本実施形態ではアルコール濃度に応じてE1~E4までの4種類の基本量設定用マップ20と補正係数設定用マップ30が用意されている。E1~E4の各マップには、対応するアルコール濃度の範囲が設定されており、その基準濃度(例えば平均値)の大小関係はE1<E2<E3<E4である。E1~E4の各マップは、対応するアルコール濃度の範囲が部分的に重なっていてもよいし、完全に区別されていてもよい。E1~E4の各マップに対応するアルコール濃度の範囲の幅(最大値-最小値)は、同じであっても異なっていてもよい。アルコール濃度に応じたマップの種類は、多いほどアルコール濃度に応じて燃料噴射量をより細かく制御できる一方、制御やデータの準備が煩雑になる。したがって、アルコール濃度に応じたマップの種類は2種類~6種類の範囲内が好ましく、本実施形態のように4種類であれば比較的バランスのとれたデータセットを構築できる。
燃料噴射量の基本量は、内燃機関106の運転状態に基づいて設定される。具体的には、内燃機関106の吸入空気量に基づいて設定される。基本量設定用マップ20には吸入空気量を推定するマップが含まれる。吸入空気量を推定するマップは、アイドリング等の低負荷運転時のマップと、負荷運転時のマップとを含むことができる。低負荷運転時のマップは、例えば、NEとPBAとに基づいて吸入空気量が特定される。高負荷運転時のマップは、例えば、NEとTHとに基づいて吸入空気量が特定される。
補正係数は、例えば、TAに基づく吸気温補正係数、水温補正係数、点火時期係数、加速補正係数、酸素濃度補正係数KO2を挙げることができる。酸素濃度補正係数KO2について詳しく説明する。
補正係数KO2は、目標空燃比を得るように基本量を補正するための補正係数であり、酸素濃度センサ8の出力値に基づいて設定される。酸素濃度センサ8の検知結果から推測される実際の空燃比を燃料噴射量に反映させる空燃比フィードバック制御は内燃機関106の運転状態に応じてその実行の有無が切り替えられる。補正係数KO2は初期値を1.0とし、低出力の運転領域や急加速時のように空燃比フィードバック制御を実行しない運転状態では、1.0(無補正値)に設定される。空燃比フィードバック制御の実行中では、酸素濃度センサ8の検知結果に基づく酸素濃度が濃い場合(燃焼室内混合気がリーンな場合)は1.0よりも大きな値に調整され、薄い場合(燃焼室内混合気がリッチな場合)は相対的に小さな値に調整される。
図3は、酸素濃度センサ8の出力値VO2の変化と、補正係数KO2の変化の一例を示す説明図である。出力値VO2は、目標空燃比に相当する基準値PVREFと比較される。比較の結果、出力値VO2がリーン傾向を示す場合、調整値PR又は調整値IR(<PR)の加算により補正係数KO2が更新され、燃料噴射量は増加傾向とされる。比較の結果、出力値VO2がリッチ傾向を示す場合、調整値PL又は調整値IL(<PL)の減算により補正係数KO2が更新され、燃料噴射量は減少傾向とされる。こうして燃料噴射量が目標空燃比を実現するように制御される。
図4は、補正係数設定用マップ30のうち、補正係数KO2の設定に関わるマップ31の説明図である。アルコール濃度に応じてE1~E4までの4種類のマップ31が用意されている。マップ31は、調整値情報32と、調整値情報32に対応づけられた基準値情報33とを含む。本実施形態の調整値情報32は、複数(本実施形態では20)の調整値セットPを含む。調整値セットPは、補正係数KO2の増加させる調整値PR、IR及び減少させる調整値PL、ILの4つの調整値で構成されている。調整値PRと調整値IRの関係は、PR>IRの関係であり、調整値PRを用いた場合、補正係数KO2はより大きく増加する。調整値PLと調整値ILの関係は、PL>ILの関係であり、調整値PLを用いた場合、補正係数KO2はより大きく減少する。
補正係数KO2の設定の際、混合燃料のアルコール濃度に応じてマップE1~E4のいずれかが選択され、さらに、選択されたマップの20個の調整値セットPの内の一つが、内燃機関106の運転状態に応じて選択される。本実施形態の場合、NEとTHの組み合わせで調整値セットPが選択される。
NEは5つの範囲が設定されており、その大小関係は1<2<3<4<5である。NE1~NE5の各範囲は、マップE1~E4で同じであってもよいし、異なっていてもよい。また、本実施形態ではNEを5つの範囲に区別したが、区別する範囲の数は5つに限られない。
THは4つの範囲が設定されており、その大小関係は1<2<3<4である。TH1~TH4の各範囲は、マップE1~E4で同じであってもよいし、異なっていてもよい。また、本実施形態ではTHを4つの範囲に区別したが、区別する範囲の数は4つに限られない。
なお、本実施形態では、調整値を補正係数KO2の増加用の調整値PR、IRと、減少用の調整値PL、ILとで4種類とした。しかし、増加用の調整値を1種類とし、減少用の調整値も1種類としてもよい。また、調整値を増加用、減少用で区別せずに全体で1種類としてもよい。逆に増加用の調整値を3種類以上とし、また、減少用の調整値も3種類以上としてもよい。調整値の種類が多いほど、補正係数KO2の最適値への収束が早くなる傾向にある。逆に、調整値の種類が少ないほど、制御を単純なものとすることができる。また、本実施形態では、調整値を内燃機関106の運転状態に応じて複数種類用意したが、内燃機関106の運転状態を考慮せずに、アルコール濃度毎に1種類としてもよい。
基準値情報33は、基準値PVREFと、基準回数NVREFとを含む。基準値PVREFは図3を参照して説明したとおり、目標空燃比に相当する。基準値PVREFがマップE1~E4毎に設定されるので、アルコール濃度に応じて目標空燃比を設定することができる。基準回数NVREFは、補正係数KO2に調整値PR、IR、PL、ILを適用する際のリッチ、リーンの連続回数条件である。
例えば、基準回数NVREFが3回に設定されている場合、基準値PVREFに対して、酸素濃度センサ8の出力値VO2が、制御周期で3回連続してリッチと判定されると、補正係数KO2が調整値PL又はILも用いて設定される。1回又は連続して2回リッチと判定されただけでは補正係数KO2を更新しない。同様に、基準値PVREFに対して、酸素濃度センサ8の出力値VO2が、制御周期で3回連続してリーンと判定されると、補正係数KO2が調整値PR又はIRを用いて設定される。基準回数NVREFとして複数回の回数を設定することで、酸素濃度センサ8の出力値VO2の、アルコール濃度に依存しない変動の影響を抑制できる。
基準値PVREFと、基準回数NVREFが、マップE1~E4毎に設定できるので、アルコール濃度に対応して基準値PVREFと、基準回数NVREFを設定することができる。
<処理例>
処理部11が実行する処理例について説明する。ここでは燃料噴射量の設定処理について説明する。この処理は、例えば内燃機関106の1サイクルにつき燃料噴射量が1回設定されるように実行される。
ここで、制御に用いられる変数について説明する。図2に例示するように記憶部12には変数記憶領域40が設定されており、図2には代表的な変数の記憶領域が例示されている。記憶領域41には、今回の処理周期で燃料噴射量の補正に用いる補正係数KO2nが格納される。記憶領域42は補正係数KO2の更新履歴が保存される。記憶領域42には、処理周期で過去k回分の補正係数KO2n-1~補正係数KO2n-kが、それぞれ格納される。kは任意に定めることができるが、例えば10~50の範囲内の数である。
記憶領域43には、補正係数KO2の複数回分の平均値であるKO2KEPが保存される。本実施形態の場合、KO2KEPは直近3回分の補正係数KO2n~KO2n-2の平均値である。しかし、平均を取る補正係数の数は3回分よりも多くてもよい。
記憶領域44には、混合燃料のアルコール濃度を推定する指標となるKO2REFが保存される。補正係数KO2は、混合燃料のアルコール濃度とほぼ比例関係にあることが知られている。補正係数KO2は内燃機関106の運転中に経時変化や外的影響によって変動するため、その平均値であるKO2REFを演算して用いる。KO2REFは例えば以下の式で演算される。
KO2REFn=(KO2n+KO2n-1+・・・+KO2n-k)/(k+1)
なお、本実施形態ではアルコール濃度をKO2REFから推定する方式としたが、燃料タンク103にアルコール濃度センサを設け、その検知結果からアルコール濃度を推定してもよい。
記憶領域45には、マップE1~E4のうちのどの種類のマップを現在選択しているかを示すマップ選択情報が格納される。
図5は燃料噴射量の設定処理の例を示すフローチャートである。ライダによる内燃機関106の始動指示(例えばイグニションON)により処理が開始される。S1では内燃機関106の始動時の燃料設定を行い、続いて、S2以下の処理を行う。S2では記憶領域45のマップ選択情報を参照してマップE1~E4のうちの一のマップを選択する。ここでのマップ選択情報は、今回の始動前の、内燃機関106の最後の運転時に選択されていた情報である。
S3ではセンサ3~8の出力値(検知結果)を取得する。S4ではS2で選択した種類のマップと、S3で取得したセンサの出力値とに基づいて燃料噴射の基本量を設定する。S5では補正係数設定用マップ30のマップE1~E4のうち、記憶領域47のマップ選択情報で示されている種類のマップと、S3で取得したセンサの出力値とに基づいて各補正係数を設定する。S6では、S4で設定した基本量とS5で設定した補正係数とから最終の燃料噴射量を上記の演算式から算出する。なお、S3~S6は内燃機関106において空燃比フィードバック制御は行われず、補正係数KO2は初期値のままである。
S7では所定の条件が成立したか否かを判定する。所定の条件としては例えばTWが規定値以上になった場合を挙げることができる。所定の条件が成立した場合はS8へ進み、成立していない場合はS3へ戻る。
S8~S13は、内燃機関106において空燃比フィードバック制御が行われ得る状態での処理である。
S8では混合燃料のアルコール濃度を判定する。ここでは、マップE1~E4のうち、現在選択中のマップに対応する濃度範囲とKO2REFとを比較し、KO2REFが濃度範囲に含まれていれば、適正、外れていれば、薄い又は濃いと判定する。具体的には、記憶領域42から最新のKO2を、記憶領域44から現在のKO2REFを読み出し、KO2REFを上記の式により更新する。更新後の値は記憶領域46に保存する。また、記憶領域47から現在選択しているマップの種類を特定し、対応する濃度範囲とKO2REFとを比較して、適正、薄い、濃い、のいずれに該当するかを判定する。
S9では、S8の判定結果に基づいてマップE1~E4のいずれか一つを選択する。例えば、現在選択中のマップがE2で、S1での判定が「濃い」であればマップE3を選択する。選択結果に応じて記憶領域47を更新する。
S10ではセンサ3~8の出力値(検知結果)を取得する。S11では基本量設定用マップ20のマップE1~E4のうち、記憶領域47のマップ選択情報で示されている種類のマップと、S10で取得したセンサの出力値とに基づいて燃料噴射の基本量を設定する。S12では補正係数設定用マップ30のマップE1~E4のうち、記憶領域47のマップ選択情報で示されている種類のマップと、S10で取得したセンサの出力値とに基づいて各補正係数を設定する。S13では、S11で設定した基本量とS12で設定した補正係数とから最終の燃料噴射量を上記の演算から算出する。以上により、燃料噴射量が設定され、噴射タイミングにて燃料噴射弁112から、設定した燃料噴射量の燃料が噴射される。
S14ではライダによる内燃機関106の停止指示(例えばイグニションOFF)があったか否かを判定し、停止指示があれば処理を終了し、なければS8に戻って同様の処理を繰り返す。
図6は、S12の補正係数の設定処理のうち、補正係数KO2nの設定処理の例を示すフローチャートである。S21では、現在、空燃比フィードバック(FB)制御を実行中か否かを判定する。空燃比フィードバック制御を実行中の場合は、S22へ進み、実行中でない場合はS30へ進む。S30では補正係数KO2nを「1」にセットして処理を終了する。この場合、記憶領域42は更新しない。
S22では、S9においてマップE1~E4の選択が切り替わったか否かを判定する。マップが切り替わった場合はS31へ進み、切り替わっていない場合はS23へ進む。S23では、空燃比FB制御の終了後、再開時の処理であるか否かを判定する。再開時である場合はS32へ進む。
S32では記憶領域45に格納されているKO2KEPを読み出し、補正係数KO2nを、KO2KEPに設定する。空燃比FB制御の中断後、再開時においては、補正係数KO2nを初期値の「1」にすることも考えられる。しかし、そうすると、空燃比FB制御の中断後に混合燃料のアルコール濃度が変動していない場合(例えば給油していない場合)に、補正係数KO2の最適化を初めからやり直すことになり、現在のアルコール濃度に対応した補正係数KO2の最適値への収束に時間がかかる。そこで、前回の空燃比FB制御の終盤で用いられていた補正係数KO2の平均値であるKO2KEPを、再開時の初回の補正係数KO2nとして用いることで、補正係数KO2の最適値への収束を早期に実現できる。
S24では、記憶領域47のマップ選択情報で示されている種類のマップに含まれている基準値情報33から基準値PVREFと、基準回数NVREFを取得する。S25では、S10で取得した酸素濃度センサ8の出力値VO2と、S24で取得した基準値PVREFとを比較し、リッチかリーンかを判定する(図3参照)。リッチと判定した場合はS26へ進み、リーンと判定した場合はS27へ進む。S26又はS27の処理により、補正係数KO2nが設定される。詳細は後述する。
S28では、記憶部12の記憶領域42を更新する。具体的には、記憶領域42の履歴を最新のk回分の補正係数KO2で更新する。S29では、KO2KEPを演算し、記憶領域45に格納する。
S31では、KO2REF、KO2KEP、及び、記憶領域42の過去k回分の補正係数KO2を「1」にリセットする。S9においてマップE1~E4の選択が切り替わった場合は、給油等によって混合燃料のアルコール濃度が変動していると考えられるため、KO2REFやKO2KEPに関する情報を全てリセットすることで、補正係数KO2の最適値への収束を早期に実現できる。
図7(A)は、S26の処理の例を示すフローチャートである。S41ではリッチカウンタを1つ加算する。リッチカウンタは記憶部12の所定の記憶領域にカウント値が保存されて更新されるカウンタであり、酸素濃度センサ8の出力値VO2が基準値PVREFをリッチ側に超えている回数を管理する。S42ではリーンカウンタをリセットする(0にする)。リーンカウンタは記憶部12の所定の記憶領域にカウント値が保存されて更新されるカウンタであり、酸素濃度センサ8の出力値VO2が基準値PVREFをリーン側に超えている回数を管理する。
S43では、S41で加算したリッチカウンタの値が、S24で取得した基準回数NVREF以上か否かを判定する。リッチカウンタの値が基準回数NVREF以上である場合は、S44へ進み、リッチカウンタの値が基準回数NVREF未満である場合はS49へ進む。S49では、補正係数KO2の値を維持すべく、補正係数KO2nを前回の補正係数KO2n-1の値にセットする。
S44では、リッチカウンタの値が基準回数NVREF以上となったのが、今回の処理周期で1回目であるか否かを判定する。1回目と判定した場合はS45へ進む。S45では、現在選択されている種類のマップに定義されている調整値情報32から、S10で取得したセンサの出力値(NE、TH)を参照して調整値セットPを特定し、特定した調整値セットPに含まれる調整値PLを取得する。S46では補正係数KO2nを、前回の補正係数KO2n-1の値から、S45で取得した調整値PLを減算して設定する。リッチカウンタの値が基準回数NVREF以上となった直後においては、調整値ILよりも値の大きい調整値PLを用いて補正係数KO2の調整幅を大きくすることで、補正係数KO2の最適値への収束を早めることができる。
S47では、現在選択されている種類のマップに定義されている調整値情報32から、S10で取得したセンサの出力値(NE、TH)を参照して調整値セットPを特定し、特定した調整値セットPに含まれる調整値ILを取得する。S48では補正係数KO2nを、前回の補正係数KO2n-1の値から、S47で取得した調整値ILを減算して設定する。リッチカウンタの値が基準回数NVREF以上となる状態が継続している場合には、調整値PLよりも値の小さい調整値ILを用いて補正係数KO2の調整幅を小さくすることで、補正係数KO2の調整変動を少なくして最適値への収束を早めることができる。
図7(B)は、S27の処理の例を示すフローチャートである。S51ではリーンカウンタを1つ加算する。S52ではリッチカウンタをリセットする(0にする)。S53では、S51で加算したリ―ンカウンタの値が、S24で取得した基準回数NVREF以上か否かを判定する。リーンカウンタの値が基準回数NVREF以上である場合は、S54へ進み、リーンカウンタの値が基準回数NVREF未満である場合はS59へ進む。S59では、補正係数KO2の値を維持すべく、補正係数KO2nを前回の補正係数KO2n-1の値にセットする。
S54では、リーンカウンタの値が基準回数NVREF以上となったのが、今回の処理周期で1回目であるか否かを判定する。1回目と判定した場合はS55へ進む。S55では、現在選択されている種類のマップに定義されている調整値情報32から、S10で取得したセンサの出力値(NE、TH)を参照して調整値セットPを特定し、特定した調整値セットPに含まれる調整値PRを取得する。S56では補正係数KO2nを、前回の補正係数KO2n-1の値に、S55で取得した調整値PRを加算して設定する。リーンカウンタの値が基準回数NVREF以上となった直後においては、調整値IRよりも値の大きい調整値PRを用いて補正係数KO2の調整幅を大きくすることで、補正係数KO2の最適値への収束を早めることができる。
S57では、現在選択されている種類のマップに定義されている調整値情報32から、S10で取得したセンサの出力値(NE、TH)を参照して調整値セットPを特定し、特定した調整値セットPに含まれる調整値IRを取得する。S58では補正係数KO2nを、前回の補正係数KO2n-1の値に、S57で取得した調整値ILを加算して設定する。リーンカウンタの値が基準回数NVREF以上となる状態が継続している場合には、調整値PRよりも値の小さい調整値IRを用いて補正係数KO2の調整幅を小さくすることで、補正係数KO2の調整変動を少なくして最適値への収束を早めることができる。
<実施形態のまとめ>
上記実施形態は少なくとも以下の燃料噴射制御装置を開示している。
1.上記実施形態の燃料噴射制御装置(1)は、
2種以上の燃料の混合燃料により駆動する内燃機関(106)の燃料噴射制御装置であって、
前記内燃機関の排気ガス中の酸素濃度に応じた出力値を出力するセンサ(8)と、
前記混合燃料の一の燃料の濃度を判定する判定手段(11,S8)と、
前記内燃機関の運転状態に基づいて、基本燃料噴射量を設定する基本量設定手段(11,S11)と、
前記センサの出力値に基づいて、目標空燃比を得るように前記基本燃料噴射量を補正するための補正係数(KO2)を設定する補正係数設定手段(11,S12)と、
前記一の燃料の濃度毎の複数の調整値情報(32,E1-E4)の中から、一の調整値情報を前記判定手段の判定結果に基づいて選択する選択手段(11,S9)と、を備え、
前記複数の調整値情報は、それぞれ、前記補正係数の調整値(PL,PR,IL,IR)が設定された情報であり、
前記補正係数設定手段は、前記選択手段が選択した前記調整値情報に設定された前記調整値を用いて前記補正係数を設定する(S46,S48,S56,S58)。
この実施形態によれば、補正係数を混合燃料中の一の燃料の濃度を反映して設定可能な燃料噴射制御装置を提供することができる。
2.上記実施形態の燃料噴射制御装置は、
前記補正係数設定手段により設定された複数回分の前記補正係数の平均値(KO2KEP)を演算して保存する保存手段(11,S29)を更に備える。
この実施形態によれば、補正係数の平均値を活用する場面に備えることができる。
3.上記実施形態では、
前記内燃機関の運転状態に応じて、前記補正係数による前記基本燃料噴射量の補正の有無が切り替えられ、
前記補正を再開する場合に、前記補正係数設定手段は、初回の前記補正係数として、前記保存手段により保存された前記平均値を用いる(S32)。
この実施形態によれば、補正の再開の際、前回の補正時での実績を活用することで、補正係数の最適値への収束を早めることができる。
4.上記実施形態では、
前記選択手段により前記調整値情報の選択が変更された場合、前記保存手段により保存された前記平均値を初期値にリセットする(S31)。
この実施形態によれば、前記一の燃料の濃度が変化している場合に、補正係数の最適値への収束を早めることができる。
5.上記実施形態では、
前記複数の調整値情報には、それぞれ、
前記センサの出力値との比較により燃料噴射量がリッチかリーンかを判定する基準値が対応付けられており、
前記補正係数設定手段は、
前記選択手段が選択した前記調整値情報に対応する前記基準値と前記センサの出力値とを比較して、複数回連続してリッチと判定した場合、及び、複数回連続してリーンと判定した場合に、前記調整値を用いて前記補正係数を設定する。
この実施形態によれば、前記一の燃料の濃度に起因しない前記出力値の変動による影響を抑制して補正係数を設定でき、補正係数の精度を向上できる。
6.上記実施形態では、
前記複数の調整値情報は、2種類以上6種類以下である。
この実施形態によれば、燃料噴射量の演算精度と制御等の煩雑さとのバランスをとることができる。
7.上記実施形態では、
各々の前記調整値情報には、前記内燃機関の運転状態(TH,NE)に応じて前記調整値が設定されている。
この実施形態によれば、内燃機関の運転状態に応じて前記補正係数を設定できる。
8.上記実施形態では、
前記判定手段は、前記補正係数設定手段により設定された複数回分の前記補正係数の平均値(KO2REF)に基づいて前記一の燃料の濃度を判定する。
この実施形態によれば、前記センサをアルコール濃度の判定と補正係数の設定に活用できる。
9.上記実施形態では、
前記調整値は、前記センサの出力値(VO2)と前記目標空燃比に基づく基準値(PVREF)とに基づいて、前記補正係数を増加又は減少させる値である。
この実施形態によれば、比較的簡易な処理で目標空燃比を実現可能な補正係数を設定できる。
以上、発明の実施形態について説明したが、発明は上記の実施形態に制限されるものではなく、発明の要旨の範囲内で、種々の変形・変更が可能である。
1 燃料噴射制御装置、8 酸素濃度センサ、10 制御ユニット

Claims (8)

  1. 2種類以上の燃料の混合燃料により駆動する内燃機関の燃料噴射制御装置であって、
    前記内燃機関の排気ガス中の酸素濃度に応じた出力値を出力するセンサと、
    前記混合燃料の一の燃料の濃度を判定する判定手段と、
    前記内燃機関の運転状態に基づいて、基本燃料噴射量を設定する基本量設定手段と、
    前記センサの出力値に基づいて、目標空燃比を得るように前記基本燃料噴射量を補正するための補正係数を設定する補正係数設定手段と、
    前記一の燃料の濃度毎の複数の調整値情報の中から、一の調整値情報を前記判定手段の判定結果に基づいて選択する選択手段と、を備え、
    前記複数の調整値情報は、それぞれ、前記補正係数の調整値が設定された情報であり、
    前記補正係数設定手段は、前記選択手段が選択した前記調整値情報に設定された前記調整値を用いて前記補正係数を設定
    前記補正係数設定手段により設定された複数回分の前記補正係数の平均値を演算して保存する保存手段を更に備え、
    前記選択手段により前記調整値情報の選択が変更された場合、前記保存手段により保存された前記平均値を初期値にリセットする、
    ことを特徴とする燃料噴射制御装置。
  2. 2種類以上の燃料の混合燃料により駆動する内燃機関の燃料噴射制御装置であって、
    前記内燃機関の排気ガス中の酸素濃度に応じた出力値を出力するセンサと、
    前記混合燃料の一の燃料の濃度を判定する判定手段と、
    前記内燃機関の運転状態に基づいて、基本燃料噴射量を設定する基本量設定手段と、
    前記センサの出力値に基づいて、目標空燃比を得るように前記基本燃料噴射量を補正するための補正係数を設定する補正係数設定手段と、
    前記一の燃料の濃度毎の複数の調整値情報の中から、一の調整値情報を前記判定手段の判定結果に基づいて選択する選択手段と、を備え、
    前記複数の調整値情報は、それぞれ、前記補正係数の調整値が設定された情報であり、
    前記補正係数設定手段は、前記選択手段が選択した前記調整値情報に設定された前記調整値を用いて前記補正係数を設定
    前記複数の調整値情報には、それぞれ、
    前記センサの出力値との比較により燃料噴射量がリッチかリーンかを判定する基準値が対応付けられており、
    前記補正係数設定手段は、
    前記選択手段が選択した前記調整値情報に対応する前記基準値と前記センサの出力値とを比較して、複数回連続してリッチと判定した場合、及び、複数回連続してリーンと判定した場合に、前記調整値を用いて前記補正係数を設定する、
    ことを特徴とする燃料噴射制御装置。
  3. 請求項に記載の燃料噴射制御装置であって、
    前記補正係数設定手段により設定された複数回分の前記補正係数の平均値を演算して保存する保存手段を更に備える、
    ことを特徴とする燃料噴射制御装置。
  4. 請求項に記載の燃料噴射制御装置であって、
    前記内燃機関の運転状態に応じて、前記補正係数による前記基本燃料噴射量の補正の有無が切り替えられ、
    前記補正を再開する場合に、前記補正係数設定手段は、初回の前記補正係数として、前記保存手段により保存された前記平均値を用いる、
    ことを特徴とする燃料噴射制御装置。
  5. 請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の燃料噴射制御装置であって、
    前記複数の調整値情報は、2種類以上6種類以下である、
    ことを特徴とする燃料噴射制御装置。
  6. 請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の燃料噴射制御装置であって、
    各々の前記調整値情報には、前記内燃機関の運転状態に応じて前記調整値が設定されている、
    ことを特徴とする燃料噴射制御装置。
  7. 請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の燃料噴射制御装置であって、
    前記判定手段は、前記補正係数設定手段により設定された複数回分の前記補正係数の平均値に基づいて前記一の燃料の濃度を判定する、
    ことを特徴とする燃料噴射制御装置。
  8. 請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の燃料噴射制御装置であって、
    前記調整値は、前記センサの出力値と前記目標空燃比に基づく基準値とに基づいて、前記補正係数を増加又は減少させる値である、
    ことを特徴とする燃料噴射制御装置。
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