JP7392256B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和機に関わり、より詳細には、任意の操作を受け付けない強制運転モードの実行中に室温の目標温度を変更する操作機能に関する。
従来、空気調和機は強制運転モードを備えたものが知られている。(例えば、特許文献1参照。)。この強制運転モードは、例えばエアコンの操作に不慣れなユーザーである子供や老人が、夏場において熱中症にならないようにするための機能であり、予め設定した温度(指示温度)や運転状態などの条件を満たした場合、ユーザーの操作に関わらずに所定の空調運転を強制的に実行するものである。
そしてこの強制運転モードは、一旦開始されるとメニュー操作などの特定の操作を行わないと、通常の運転に復帰できないようになっている。また、指示温度も運転開始以降は変更できない。
もし、このような強制運転モードが無い場合、操作に不慣れなユーザーが誤って運転を停止させてしまった時、再度、空調運転させることができない可能性がある。もし夏場であればユーザーが熱中症になるおそれがある。また、ユーザーが誤って設定温度変更操作を行った場合も同様の問題がある。
しかしながら、強制運転モードにおける室温の指示温度は予め定めた固定温度であり、その日の天候や体感温度の個人差、個人の好みなどにより指示温度が必ずしもユーザーにとって快適とは限らず、かえってユーザーの体調を崩してしまうおそれがあった。
また、操作に慣れたユーザーであっても、強制運転モード中に指示温度を変更するためにはメニュー操作が必要であり、操作性が悪いという問題もあった。
特開2004-231963号公報(段落番号0034~0037)
本発明は以上述べた問題点を解決し、強制運転モードの実行中において、強制運転モードとして予め定められた室温の目標温度である指示温度による運転をできるだけ維持しつつ、予め定められた温度範囲内で一時的にこの指示温度をユーザーが簡単に変更できる空気調和機を提供することを目的とする。
本発明は上述の課題を解決するため、本発明の請求項1に記載の発明は、
設定温度の変更を指示する設定温度変更キーと運転停止を指示する運転停止キーを有するリモコンを備え、
前記リモコンのキーのうち少なくとも前記運転停止キーを含む1または複数のキーを特定のキーとし、
前記運転停止キーによる運転停止と前記設定温度変更キーによる設定温度変更の操作を受け付けず、予め設定された指示温度で運転を実行する強制運転モードを備えた空気調和機であって、
前記空気調和機は、前記強制運転モードを実行中に前記指示温度の変更を一定の温度範囲内で許可する温度変更操作受付手段を備え、
前記温度変更操作受付手段は、前記空気調和機が前記強制運転モードを実行中に前記リモコンの特定のキーのいずれかが押下をされた場合、前記押下の時間の長短及び押下された前記特定のキーの種類に関わらず、
前記特定のキーが押下された時から予め定めた温度変更許可期間が経過するまで前記指示温度を前記一定の温度範囲内で変更し、前記温度変更許可期間が経過した後に前記指示温度を変更前の前記指示温度に戻すとともに、押下された前記特定のキーが前記運転停止キーであった場合でも前記空気調和機の運転を停止しないことを特徴とする。

また、本発明の請求項2に記載の発明は、
前記温度変更操作受付手段は、前記温度変更許可期間内に前記リモコンの特定のキーが押下された場合、現在の前記指示温度をさらに変更することを特徴とする。
以上の手段を用いることにより、本発明による空気調和機によれば、強制運転モード実行中において、強制運転モードとして予め定められた室温の目標温度である指示温度による運転をできるだけ維持しつつ、予め定められた温度範囲内で一時的にこの指示温度をユーザーが簡単に変更できる。
本発明による空気調和機の実施例を示す外観図である。 本発明による制御部と、その周辺を説明するブロック図である。 温度変更操作受付部を説明するブロック図である。 本発明による温度変更操作受付部の動作を説明する説明図である。 本発明による温度変更操作受付部の動作を説明する別の説明図である。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。なお、本発明と直接関係のない室外機や冷媒系統、送風ファンやファンモータなどの図示と説明を省略している。
図1は空気調和機を示す外観図であり、図1(1)は室内機1を、図(2)は室内機1を操作するリモコン2を示している。なお、図1(1)において太い矢印は室内機1の前面方向を示している。
図1(1)において、室内機1は前面にフロントパネル11を、また、フロントパネル11の背面に配置され、前面が解放された横長の箱体からなるベース12を、さらに、ベース12下面に上下風向板13を備えている。また、室内機1の内部の右側には室内機1を制御する制御部33が配置されている。さらに、室内機1の前面右側の下部にはリモコン2から出力される赤外線信号を受信する受信部32が備えられ、受信部32に隣接して音声を出力するスピーカー31が備えられている。
図1(2)はリモコン2の正面を示しており、リモコン2の正面には、設定温度や時刻、運転モードなどを表示する表示部22と、冷房運転キー2cと、暖房運転キー2aと、除湿切換キー2dと、自動運転キー2bと、停止キー2eと、温度変更キー2fと、メニューキー2gと、その他のキーが備えられている。また、リモコン2の側面には赤外線信号を出力する送信部24が備えられている。さらに、リモコン2の内部には制御ユニット20が備えられている。
リモコン2のメニューキー2gが押下されると、表示部22に図示しない各種のメニューが表示され、例えば「強制運転モードの許可」を選択し、かつ、運転を開始すると以後、再度メニュー操作でこのモードを解除しない限り空調運転の停止と温度変更などの空調運転操作ができなくなる。
「強制運転モード」とは、例えば夏場の熱中症対策などを主な目的としており、予め定めた運転モード、例えば冷房運転モードで、室温が予め定められた指示温度になるように空調運転を継続するモードである。このモードを実行中はリモコン2でメニュー操作に関わる以外のキーの受付が原則的に禁止される。
図2は室内機1の制御部33と、その周辺ブロックからなる制御ユニット30を説明するブロック図である。制御ユニット30は、室温を検出して室温信号を制御部33へ出力する室温検出部32と、制御部33が出力する音声信号を音声として出力するスピーカー31と、リモコン2の送信部24から出力される赤外線信号を受信して指示信号として制御部33へ出力する受信部34と、これらを制御する制御部33を備えている。
制御部33は、空調運転に関する操作を受け付けて実行する空調運転部50と、リモコン2が送信した設定内容や操作内容の情報などを記憶する記憶部60と、前述した強制運転モード実行中において予め定められた操作のみを受け付ける温度変更操作受付部(温度変更操作受付手段)40を備えている。
空調運転部50は、空調運転に関する操作や、設定操作を指示信号により受け付けて、この受け付けた指示内容、例えば設定情報と、運転モードや設定温度などの運転指示を一旦、記憶部60に記憶する。そして、空調運転部50は、記憶された設定情報と運転指示に従って空調運転を行う。
なお、記憶部60は、設定情報の一部として「強制運転モードの許可/禁止」、強制運転モード時の「指示温度」、強制運転モード開始時の目標温度である「指示温度初期値」を、また、運転情報として「冷暖房などの運転モード」、「設定温度」、「風向」、「風量」などを記憶している。
強制運転モード時の「指示温度初期値」とは、強制運転モードの運転が開始される時に使用される指示温度である。空調運転部50は、強制運転モードの開始時にこの値を強制運転モード時の「指示温度」に代入し、以降、強制運転モード中はこの強制運転モード時の「指示温度」を室温の目標温度(設定温度に相当)として使用する。
また、空調運転部50は前述した強制運転モード実行中において、メニュー操作以外の操作を受け付けない。これは従来の強制運転モードと同じである。一方、温度変更操作受付部40は強制運転モード運転中において、予め決定しておいた特定のキーである停止キー2eの入力のみを受け付ける。なお、操作が不慣れなユーザーにとって停止キー2eは室温が不快な温度になった時に運転を停止するため、取り合えず最初に押下すると思われるキーであるが、これに限るものでなく、操作に慣れたユーザーが最初に押下すると思われる温度変更キー2fなどのキーを特定のキーとして予め決めておいてもよい。また、特定のキーは複数のキーが定められていてもよい。
温度変更操作受付部40は、受信部34が受信する全ての指示信号が入力されており、この指示信号の中から停止キー2eが押下された時に出力される信号のみを選別して内部で用いる。ただし、温度変更操作受付部40は、記憶部60に記憶された「強制運転モードの許可/禁止」のデータが「許可」となっている間のみ停止キー2eの押下を受け付ける。
一方、空調運転部50は「強制運転モードの許可/禁止」の設定が「許可」となった時、温度変更キー2fで設定された設定温度を室温の目標温度とする空調運転でなく、記憶部60に記憶されている指示温度を室温の目標温度とする強制運転モードによる空調運転を開始する。なお、強制運転モードを実行中に室内機1は、メニュー操作と特定のキーである停止キー2e以外の操作を受け付けない。
温度変更操作受付部40は、例えば冷房の強制運転モード実行中において、停止キー2eが押下されたら記憶部60に記憶されている室温の制御目標である指示温度を1℃だけ上昇させる。ただし、温度変更操作受付部40は、強制運転モードにおける指示温度として予め設定された初期値+2℃までとし、かつ、熱中症の防止を考慮して予め決定された29℃(最大値)以内で上昇させる。
本実施例では操作に不慣れなユーザーによる指示温度の変更を、簡単な操作で受け付けるようにしている。このため、室温が不快な温度になった時にユーザーが取り合えず最初に押下すると思われる停止キー2e特定のキーとし、さらに、ユーザーが冷房運転時に停止キー2eを押下する場合、冷房の効きすぎであると思われるため、前述のように指示温度を1℃だけ上昇させている。
そして温度変更操作受付部40は、指示温度を1℃だけ上昇させてから予め定めた期間である温度変更許可期間(例えば30分)が経過する毎に指示温度を0.5℃単位で低下させて徐々に元の指示温度に復帰させる。なお、暖房時の強制運転モードでは最低変更温度を強制運転モードにおける指示温度として予め設定された初期値-2℃までであり、かつ、19℃(最低値)以上である。これらの値は、冷房時:28℃、暖房時:20度を基準目標としているためであり、可変可能な温度範囲は機器の仕様として任意に決定すればよい。
このように温度変更操作受付部40では、運転モードに従って指示温度の最大/最低値を超えない範囲でのみユーザーの指示を受け付けるようになっている。例えば冷房運転時であれば最大値を熱中症にならない程度に、また最低値を体が冷えすぎない程度に、それぞれユーザーの体調を損なわない温度に設定するとよい。
さらに、温度変更操作受付部40は、停止キー2eによる指示温度変更を常時受け付けるのでなく、停止キー2eを受け付けてから一定期間(再受付禁止期間)以内の停止キー2eを受け付け禁止にしているため、頻繁な温度変更による急激な温度変化でなく、ゆっくりとした温度上昇と、温度変更許可期間の経過による指示温度の温度下降によりゆっくりとした温度変化を行うようになっている。これにより、ユーザーが指示温度にできるだけ順応するようにし、ユーザーにおける室温の不快感を低減させる。
以上のように温度変更操作受付部40は、ユーザーの体調を考慮した指示温度による強制運転モードの実行をできるだけ維持しつつ、予め定められた温度範囲内で一時的にこの指示温度をユーザーの好みにより簡単に変更できるようにしている。
図3は温度変更操作受付部40の内部を示すブロック図である。
温度変更操作受付部40は、指示信号の中から停止キー2eの信号のみを抽出する停止キー抽出部42と、停止キー2eの受付が禁止された期間(20分)だけハイレベルの受付タイマ信号を出力するキー受付タイマ43と、温度変更許可期間(30分)だけハイレベルの復帰タイマ信号を出力する復帰タイマ43と、これらを制御する操作管理部45と、記憶部60内に記憶されている「強制運転の許可/禁止」が「許可」になった時にローレベルからハイレベルに変化する許可信号を操作管理部45へ出力する動作許可部41を備えている。
操作管理部45は、動作許可部41からハイレベルの許可信号が入力されている間のみ動作する。つまり、操作管理部45は「強制運転モードの許可/禁止」が「許可」になり、空調運転部50が指示温度を室温の目標温度として空調運転する強制運転モードの期間でのみ動作する。
一方、空調運転部50は、強制運転モードを開始すると、まず最初に、記憶部60内に記憶されている指示温度初期値を指示温度に代入する。従って、強制運転モード開始時は指示温度初期値と指示温度が等しい値になっている。
次に冷房運転時を例にして各部の動作を説明する。
空調運転部50が強制運転モードを開始すると操作管理部45は、強制運転モード開始以降に停止キー抽出部42から停止キー信号が最初に入力されると、キー受付タイマ43と復帰タイマ44を起動させる。同時に操作管理部45は、記憶部60内に記憶されている指示温度に+1℃を加算する。同時に操作管理部45は、音声信号として「温度設定を高くします」をスピーカー31に出力する。一方、空調運転部50は室温が更新された指示温度になるように空調運転する。
操作管理部45は、受付タイマ信号がハイレベルの期間(再受付禁止期間)に停止キー信号が入力された場合、「すぐには操作できません」と対応する音声信号を出力する。室内機1はこれに対応してスピーカー31から「すぐには操作できません」と音声出力する。つまり、操作管理部45は、停止キー2eの操作を連続して受け付けるのでなく、一定の時間を空けて受け付ける。
また、操作管理部45は、停止キー2eを受け付けて指示温度を+1℃加算した後、温度変更許可期間が終了して復帰タイマ44の復帰タイマ信号がハイレベルからローレベルになった時、記憶部60内に記憶されている指示温度を0.5℃減算する。さらに、操作管理部45は、復帰タイマ44を再起動して温度変更許可期間が再度終了した時、指示温度をさらに0.5℃減算する。このように指示温度が指示温度初期値に復帰するまで指示温度の減算を繰り返す。
また、操作管理部45は、停止キー2eを受け付けた時に指示温度がすでに29℃であった場合、「これ以上高くできません」と対応する音声信号を出力する。室内機1はこれに対応してスピーカー31から「これ以上高くできません」と音声出力する。つまり、これ以上指示温度を上昇させた場合、熱中症になるおそれがあるため、前述したように指示温度に上限を設けている。
図4及び図5は温度変更操作受付部40の動作を説明する説明図である。
図4及び図5において横軸は時刻である。図4及び図5の縦軸において(1)は記憶部60内に記憶されている指示温度を、(2)は強制運転モードの設定状態を、(3)は室内機1の運転状態を、(4)は動作許可部41が出力する許可信号を、(5)は停止キー抽出部42が出力する停止キー信号を、(6)は操作管理部45が出力する音声信号を、(7)はキー受付タイマ43が出力する受付タイマ信号を、(8)は復帰タイマ44が出力する復帰タイマ信号を、それぞれ示している。なお、図4~図5は時間的に連続した状態を示しており、また、t0~t15は時刻を示している。
図4のt0において、記憶部60内の指示温度初期値は27.5℃、指示温度は28℃、「強制運転モードの許可/禁止」が「禁止」に、運転モードが冷房に、それぞれ設定されており、また、受付タイマ信号と復帰タイマ信号とが共にローレベルになっている。
そしてt1でリモコン2の停止キー2eが押下されるが、図4(2)と図4(5)に示すように停止キー2eが押下された時点では「強制運転モードの許可/禁止」が「禁止」になっているため、許可信号がローレベル(禁止)であるため、温度変更操作受付部40は何もしない。t1で押下されたリモコン2の停止キー2eについては空調運転部50で運転停止の処理が実行される。
一方、t2でユーザーが「強制運転モードの許可/禁止」を「許可」に設定し、t3で空調運転部50が指示温度初期値の27.5℃を指示温度に代入して、この指示温度を目標として強制運転モードによる冷房運転を開始すると、動作許可部41は許可信号をハイレベル(許可)にする。このため操作管理部45は動作を開始する。
強制運転モード実行中にリモコン2の停止キー2eがt4で押下された場合、停止キー抽出部42は停止キー信号(ハイレベルのパルス信号)を出力する。この信号が入力された操作管理部45は、27.5℃の指示温度に対して1℃を加算して指示温度を28.5℃にする。同時に操作管理部45は、音声信号として「温度設定を高くします」をスピーカー31に出力すると共に、キー受付タイマ43と復帰タイマ44を起動させる。そして各タイマはそれぞれ所定時間のカウントを開始する。
一方、空調運転部50は室温が更新された指示温度になるように空調運転する。
そしてキー受付タイマ43がt4で起動して受付タイマ信号がローレベルからハイレベルになった後、キー受付タイマ43がタイムアップしてt6で受付タイマ信号がハイレベルからローレベルになる前、例えば再受付禁止期間内であるt5で停止キー2eが押下された場合、操作管理部45は指示温度の変更を実行しない。この場合、操作管理部45は、音声信号として「すぐに操作はできません」をスピーカー31に出力する。つまり、操作管理部45は、停止キー2eによる指示温度の変更を行った後は、キー受付タイマ43が管理する時間である再受付禁止期間内の再度の停止キー2eの受付を禁止している。これは前回のキー受付で指示温度を変更した結果、室温が変化するまでの待機時間である。この待機時間が経過した後、ユーザーにとってまだ室温が低くて不快な場合は、停止キー2eによる再度の温度変更を受け付けるようになっている。
そして、t6で受付タイマ信号がハイレベルからローレベル(受付可)になった後、t7で停止キー2eが押下された場合、操作管理部45は、28.5℃の指示温度に対して1℃を加算して指示温度を29.5℃にするべきであるが算出結果が29℃を超えるため、指示温度を29℃に設定する。同時に操作管理部45は、音声信号として「温度設定を高くします」をスピーカー31に出力すると共に、キー受付タイマ43と復帰タイマ44を再起動させる。そして各タイマはそれぞれ所定時間のカウントを開始する。
一方、空調運転部50は室温が更新された指示温度になるように空調運転する。
そして、図5においてt8で受付タイマ信号がハイレベルからローレベルになった後、t9で停止キー2eが押下された場合、仕様により現在の指示温度である29℃よりも高い温度に変更することが禁止されているため、操作管理部45は、音声信号として「これ以上高くできません」をスピーカー31に出力する。
一方、t10で復帰タイマ44がカウントアップして復帰タイマ信号がハイレベルからローレベルになると操作管理部45は、現在の指示温度である29℃から0.5℃減算して指示温度を28.5℃に変更する。一方、空調運転部50は室温が更新された指示温度になるように空調運転する。
そしてt11で停止キー2eが押下された場合、操作管理部45は、28.5℃の指示温度に対して1℃を加算して指示温度を29.5℃にするべきであるが算出結果が29℃を超えるため、指示温度を29℃に設定する。同時に操作管理部45は、音声信号として「温度設定を高くします」をスピーカー31に出力すると共に、キー受付タイマ43と復帰タイマ44を再起動させる。そして各タイマはそれぞれ所定時間のカウントを開始する。
一方、空調運転部50は室温が更新された指示温度になるように空調運転する。
そしてt11で停止キー2eが押下された以降に停止キー2eが押下されないと、操作管理部45は、復帰タイマ44がタイムアップ、つまり、温度変更許可期間(例えばt11からt13)が経過して復帰タイマ信号がハイレベルからローレベルになる毎に指示温度を0.5℃ずつ減算する。操作管理部45は、復帰タイマ44がタイムアップする毎に復帰タイマ44を再起動し、指示温度の値が指示温度初期値と等しくなるまで、復帰タイマ44の再起動と指示温度の減算を繰り返して実行する。図5では操作管理部45がt13から指示温度の減算処理を実行し、指示温度が指示温度初期値と等しくなったため、t15以降は復帰タイマ44を再起動しない。
以上説明したように温度変更操作受付部40は、強制運転モード実行中において、予め設定された27.5℃から29℃までの間の限られた温度範囲内で、停止キー2eの押下だけの簡単な操作で室温の温度目標に関するユーザーの要望を一時的に受け付けることができる。このため、強制運転モード本来の目的であるユーザーの体調を考慮した室温を維持しつつ、ユーザーの操作性を向上させた空調運転を行うことができる。
1 室内機
2 リモコン
11 フロントパネル
12 ベース
13 上下風向板
2a 暖房運転キー
2b 自動運転キー
2c 冷房運転キー
2d 除湿切換キー
2e 停止キー
2f 温度変更キー
2g メニューキー
20 制御ユニット
22 表示部
24 送信部
30 制御ユニット
31 スピーカー
32 室温検出部
33 制御部
34 受信部
40 温度変更操作受付部(温度変更操作受付手段)
41 動作許可部
42 停止キー抽出部
43 キー受付タイマ
44 復帰タイマ
45 操作管理部
50 空調運転部
60 記憶部

Claims (2)

  1. 設定温度の変更を指示する設定温度変更キーと運転停止を指示する運転停止キーを有するリモコンを備え、
    前記リモコンのキーのうち少なくとも前記運転停止キーを含む1または複数のキーを特定のキーとし、
    前記運転停止キーによる運転停止と前記設定温度変更キーによる設定温度変更の操作を受け付けず、予め設定された指示温度で運転を実行する強制運転モードを備えた空気調和機であって、
    前記空気調和機は、前記強制運転モードを実行中に前記指示温度の変更を一定の温度範囲内で許可する温度変更操作受付手段を備え、
    前記温度変更操作受付手段は、前記空気調和機が前記強制運転モードを実行中に前記リモコンの特定のキーのいずれかが押下をされた場合、前記押下の時間の長短及び押下された前記特定のキーの種類に関わらず、
    前記特定のキーが押下された時から予め定めた温度変更許可期間が経過するまで前記指示温度を前記一定の温度範囲内で変更し、前記温度変更許可期間が経過した後に前記指示温度を変更前の前記指示温度に戻すとともに、押下された前記特定のキーが前記運転停止キーであった場合でも前記空気調和機の運転を停止しないことを特徴とする空気調和機。
  2. 前記温度変更操作受付手段は、前記温度変更許可期間内に前記リモコンの特定のキーが押下された場合、現在の前記指示温度をさらに変更することを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
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