JP7392044B1 - 案内表示システム、案内表示方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者の移動効率を向上させること。【解決手段】案内表示システムにおいて、案内表示装置は、施設内の行き先場所入力を行った利用者の属性を示す属性情報を取得する取得部と、前記入口から、エレベータを含み、前記行き先場所が位置する階床まで移動するための複数の移動手段それぞれの乗り場までの移動経路を、前記属性情報に基づいて生成する経路生成部と、前記複数の移動手段の前記乗り場までの前記複数の移動経路ごとに、前記入口から前記行き先場所までの到着時間を、前記属性情報に基づいて算出する第1の算出部と、前記複数の移動経路と、前記複数の到着時間と、前記属性情報と、に基づいて、前記移動経路の優先順位を決定する決定部と、記複数の移動経路を、前記複数の移動経路のそれぞれに対する前記到着時間および前記優先順位とともに、前記利用者に選択可能に表示装置に表示する表示制御部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、案内表示システム、案内表示方法およびプログラムに関する。
大型店舗などの建物の入口において、利用者が希望する店舗等の行き先場所の階へ到着するまでの時間を、エレベータ、エスカレータ、階段等の移動手段ごとに算出し、利用者に移動手段と移動手段に応じた移動経路を提示する技術が従来から知られている。ここで、利用者は高齢者であったり、車椅子を利用する者であったり、ベビーカー等を押している等の種々の属性を有している。
特開2010-70382号公報 特開2019-116379号公報
しかしながら、従来技術では、このような利用者の属性が考慮されておらず、せっかく移動手段に応じた移動経路を提案しても、利用者の属性から提案された移動手段に応じた移動経路の利用が困難で、適切でない場合がある。
すなわち、従来技術では、入口から各移動手段までの歩行時の移動時間について、利用者の属性が考慮されていない。また、従来技術では、希望する行き先場所のある階床(行き先階と称する)までに必要な時間の算出しか行っていないため、行先階での移動時間を考慮した移動手段および移動経路の提案となっておらず、このため最適な移動手段および移動経路を提案することは困難である。
さらに、利用者の属性によっては、混雑している場所や狭い通路を回避して通りたい場合があり、利用者の属性によっては利用が困難な移動手段も存在する。
加えて、エレベータには利用者とともにベビーカーや車椅子等も同乗するため、利用者がベビーカーを押していたり、利用者が車椅子を使用している場合には、乗り降りに時間を要して、ドアの開閉時間の延長が求められる。
このように利用者の属性によって、最適な移動手段や移動経路を提案することが困難ととなり、不適切な移動手段や移動経路を提案して利用した場合、利用者の移動効率が低下してしまう。
実施形態の案内表示システムは、施設の入口に設置される案内表示装置と、前記案内表示装置とネットワークで接続され、前記施設内に設けられたエレベータを制御するエレベータ制御装置と、を備える案内表示システムであって、前記案内表示装置は、表示装置と、利用者から前記施設内の行き先場所の入力を受け付ける入力制御部と、前記入力を行った利用者の属性を示す属性情報を取得する取得部と、前記入口から、エレベータを含み、前記行き先場所が位置する階床まで移動するための複数の移動手段それぞれの乗り場までの移動経路を、前記属性情報に基づいて生成する経路生成部と、前記複数の移動手段の前記乗り場までの前記複数の移動経路ごとに、前記入口から前記行き先場所までの到着時間を、前記属性情報に基づいて算出する第1の算出部と、前記複数の移動経路と、前記複数の到着時間と、前記属性情報とに基づいて、前記移動経路の優先順位を決定する決定部と、記複数の移動経路を、前記複数の移動経路のそれぞれに対する前記到着時間および前記優先順位とともに、前記利用者に選択可能に前記表示装置に表示する表示制御部と、を備える。前記第1の算出部は、さらに、前記属性情報に基づいて、前記入口から前記エレベータの乗り場までの移動時間を算出し、算出された、前記入口から前記エレベータの乗り場までの第1の移動時間と、前記属性情報と、仮想呼びと、を、前記エレベータ制御装置に送信し、前記エレベータ制御装置は、前記属性情報に基づいて乗りかごの開閉時間を算出し、前記第1の移動時間に基づいて前記乗りかごを選定し、算出された前記開閉時間と、前記第1の移動時間と、選定された前記乗りかごの前記エレベータの乗り場へのかご到着時間と、前記乗りかごの前記行き先場所の階床までの昇降時間とを、加算して前記エレベータの第2の移動時間を算出し、算出された前記第2の移動時間を前記案内表示装置に送信する第2の算出部、を備え、前記第1の算出部は、前記行き先場所の階床の前記エレベータの降り場から前記行き先場所までの移動距離から、前記属性情報に基づいて、前記行き先場所の階床の前記エレベータの降り場から前記行き先場所までの第3の移動時間を算出し、前記第1の移動時間と前記第2の移動時間と前期第3の移動時間とから前記エレベータを利用する場合の前記到着時間を算出する。
図1は、第1の実施形態にかかる案内表示システムの一例を示す構成図である。 図2は、第1の実施形態における属性データベースの一例を示す説明図である。 図3は、第1の実施形態にかかる案内表示処理の手順の一例を示すシーケンス図である。 図4は、第1の実施形態にかかる案内表示処理の手順(続き)の一例を示すシーケンス図である。 図5は、第1の実施形態で表示される案内画面の一例を示す説明図である。 図6は、第1の実施形態における行き先階の乗り場呼びの選択画面の一例を示す説明図である。 図7は、第2の実施形態にかかる案内表示システムの一例を示す構成図である。 図8は、第2の実施形態にかかる属性データベースの構成の一例を示す説明図である。 図9は、第2の実施形態にかかる案内表示処理の手順の一例を示すシーケンス図である。 図10は、第2の実施形態で表示される案内画面の一例を示す説明図である。 図11は、第3の実施形態にかかる案内表示システムの一例を示す構成図である。 図12は、第2の実施形態にかかる案内表示処理の手順の一例を示すシーケンス図である。 図13は、第3の実施形態にかかる案内画面の一例を示す説明図である。
[第1の実施形態]
以下、図面を参照して第1の実施形態について詳細に説明する。
(案内表示システム1の構成)
図1は、第1の実施形態にかかる案内表示システムの一例を示す構成図である。本実施形態にかかる案内表示システム1は、図1に示すように、案内表示装置100と、エレベータ制御装置300と、サーバ装置500とを少なくとも備えている。
そして、図1に示すように、案内表示装置100とエレベータ制御装置300は、有線または無線のネットワークで接続されている。案内表示装置100とサーバ装置500は、有線または無線のネットワークで接続されている。さらに、エレベータ制御装置300とサーバ装置500とを有線または無線のネットワークで接続する構成としてもよい。
案内表示装置100は、デパートや家電量販店等の大型店舗施設の入口に設置され、当該施設に訪れた利用者に施設内の店舗やイベント等の情報を表示して案内するための装置である。案内表示装置100は、例えば、デジタルサイネージ等が該当するが、これに限定されるものではない。
エレベータ制御装置300は、一または複数の乗りかご310の昇降の制御を行うものである。エレベータ制御装置300と一または複数の乗りかご310と一または複数の乗りかご310の昇降路等とを総括してエレベータと称する。
サーバ装置500は、施設内の種々の情報を、案内表示装置100に提供するものである。
(案内表示装置100の構成)
まず、案内表示装置100の機能的構成について説明する。
案内表示装置100は、図1に示すように、撮像部110と、モニター120と、表示制御部104と、入力制御部105と、属性判断部101と、経路生成部102と、到着時間算出部103と、決定部107と、呼び登録部109と、通信部106と、記憶部130と、を主に備えている。
通信部106は、エレベータ制御装置300、サーバ装置500との各種データの送受信を行う。
記憶部130は、各種データを記憶するHDD(HArd Disc Drive),SSD(Solid State Drive)等の記憶媒体である。本実施形態では、記憶部130には、各階床のエレベータ降り場から行き先場所となり得る各店舗までの移動時間と、エスカレータと階段から各階床の行き先場所となり得る各店舗までのそれぞれの移動時間と、が記憶されている。
モニター120は、各種情報を表示し、タッチ式で入力が可能な表示装置であり、例えば、タッチ入力可能な液晶ディスプレイである。
入力制御部105は、利用者がモニター120から、施設内の行き先場所の店舗をタッチ操作で入力したときに、当該入力を受け付ける。また、入力制御部105は、モニター120に表示された行き先場所の店舗への移動経路から、利用者が所望する移動経路のタッチ操作の入力を受け付ける。
撮像部110は、カメラ等であり、入口の案内表示装置100の前にいる利用者を撮像し、撮像画像を出力する。
属性判断部101は、撮像部110からの撮像画像を解析して、利用者の属性を判断する。属性判断部101は、判断した利用者の属性を、属性を示す属性データとして出力する。属性データは、属性情報に相当する。撮像部110と属性判断部101は、利用者の属性データを取得する取得部に相当する。
ここで、利用者の属性とは、移動する際に影響する利用者の種別や状態を総称するものである。利用者の属性としては、例えば、子供、女性、男性、高齢者、キャリーケース等の大型の荷物を持っている、杖を突いている、台車やベビーカーを押している、車椅子等が該当するが、これらに限定するものではない。
経路生成部102は、施設の入口、すなわち案内表示装置100の位置から、行き先場所である店舗が位置する階床まで移動するための複数の移動手段それぞれの乗り場までの移動経路を、属性データに基づいて生成する。ここで、本実施形態では、複数の移動手段としては、エレベータ、エスカレータ、階段が該当する。従って、本実施形態では、経路生成部102は、3つの移動経路を生成する。
図2は、第1の実施形態における属性データベースの一例を示す説明図である。ここで、属性データベースとは、利用者の属性と、移動手段の優先順位、移動経路の生成方法、移動速度とを対応づけたデータベースであり、記憶部130に保存されている。属性データベースは、図2に示すように、子供、女性、男性、高齢者、キャリーケース等の大型の荷物を持っている、杖を突いている、台車やベビーカーを押している、車椅子という利用者の属性に対して、移動手段の優先順位、移動経路の生成方法、移動速度が予め定められている。
本実施形態では、図2に示す表を、属性データベースとして記憶部130に保存し、経路生成部102、到着時間算出部103、決定部107が、図2に示す属性データベースを参照する。なお、図2に示す関係を属性データベースとして保存せずに、経路生成部102、到着時間算出部103、決定部107の各処理の中で利用者の属性に応じて経路生成、到着時間算出、優先順位の決定を行うように構成してもよい。
経路生成部102は、図2に示す属性データベースを参照して、利用者の属性に対応する経路生成方法で各移動手段までの経路を生成する。図2の例では、子供、女性、男性、高齢者、杖を突いている、の属性の場合には、経路生成部102は、いずれも最短距離になるように各移動手段までの移動経路を生成する。
また、大型の荷物を持っている、台車やベビーカーを押している、車椅子の属性の場合には、狭い通路は通りにくいと考えられるため、経路生成部102は、狭い通路を回避するように各移動手段までの移動経路を生成する。
到着時間算出部103は、経路生成部102で生成された、エレベータ、エスカレータ、階段のそれぞれ乗り場までの3つ移動経路ごとに、入口から行き先場所の店舗までの到着時間を、属性データに基づいて算出する。ここで、到着時間算出部103は、第1の算出部に相当する。
具体的には、到着時間算出部103は、図2の属性データベースを参照して到着時間を算出する。図2の例では、属性に対応して移動速度が定められている。女性、男性の属性、高齢者の属性の場合の移動速度より、子供の属性の移動速度が遅く、さらに、大型の荷物を持っている、杖を突いている、台車やベビーカーを押している、車椅子の属性の場合には、さらに子供の移動速度より遅くなっている。到着時間算出部103は、このような属性に応じた移動速度を用いて、各移動経路における入口から移動手段までの移動時間を算出している。
到着時間算出部103は、移動手段以降の移動時間は以下のように算出する、すなわち、到着時間算出部103は、属性データに基づいて、入口からエレベータの乗り場までの移動時間を算出し、算出した入口からエレベータの乗り場までの移動時間と属性データと、仮想乗り場呼びを、通信部103を介してエレベータ制御装置300に送信する。入口からエレベータの乗り場までの移動時間は、第1の移動時間に相当する。
エレベータ制御装置300からは、乗りかご310のドアの開閉時間、乗りかごの、乗りかご310の行き先場所の階までの昇降時間との合計の時間であるエレベータの移動時間が送信されてくるので、到着時間算出部103は、通信部106を介してエレベータの移動時間を受信する。
そして、到着時間算出部103は、入口からエレベータの乗り場までの移動時間と、受信したエレベータの移動時間と、行き先場所の階床のエレベータ降り場から行き先場所への移動時間と、から、エレベータを利用した場合の行き先場所の店舗までの到着時間を算出する。
ここで、到着時間算出部103は、通信部106を介して、各階床のエレベータ降り場から行き先場所となる各店舗までの移動距離を、予めサーバ装置500から受信して、記憶部130に保存しておく。具体的には、到着時間算出部103は、属性データベースを参照して、記憶部130に記憶された行き先場所の階床のエレベータ乗り場から行き先場所への移動距離から、利用者の属性データに応じて、実際の移動時間を算出する。
また、到着時間算出部103は、エレベータ以外の一または複数の移動手段であるエスカレータと階段のそれぞれの乗り場までのそれぞれの移動経路での移動距離から、属性データに基づいて、エスカレータと階段のそれぞれの乗り場までのそれぞれの移動時間を算出する。また、到着時間算出部103は、エスカレータ間での移動距離を含むエスカレータの移動距離、階段での移動距離から、属性データに基づいて、エスカレータでの移動時間、階段での移動時間を算出する。また、到着時間算出部103は、エスカレータおよび階段の降り場から店舗までの移動距離から、属性データに基づいて、エスカレータおよび階段のそれぞれの降り場から店舗までの移動時間を算出する。そして、到着時間算出部103は、算出されたエスカレータの乗り場と階段の入口までのそれぞれの移動経路での移動時間と、エスカレータおよび階段それぞれの移動時間と、エスカレータと階段から行き先場所の店舗までのそれぞれの移動時間と、をそれぞれ加算することで、エスカレータと階段の移動経路ごとに、行き先場所である店舗までの到着時間を算出する。
ここで、到着時間算出部103は、通信部106を介して、エスカレータと階段のそれぞれの乗り場までのそれぞれの移動経路での移動距離、エスカレータでの移動距離、各階段での移動距離、各階床のエスカレータと階段から行き先場所となり得る各店舗までのそれぞれの移動距離を、予めサーバ装置500から受信して、記憶部130に保存しておく。エスカレータと階段の乗り場までのそれぞれの移動経路での移動時間は、第3の移動時間に相当する。エスカレータと階段のそれぞれの移動時間は第4の移動時間に相当する。エスカレータと階段のそれぞれから行き先場所の店舗までのそれぞれの移動時間は、第5の移動時間に相当する。
決定部107は、経路生成部102によって生成された移動手段ごとの移動経路と、それぞれの移動手段による行き先場所の店舗までの到着時間と、属性データとに基づいて、複数の移動経路の優先順位を決定する。
より具体的には、決定部107は、図2の属性データベースを参照して優先順位を決定する。本実施形態の属性データベースでは、図2に示すように、女性、男性、子供の属性の場合には、到着時間の早い順に優先順位が定められる。また、高齢者の場合は、階段をできるだけ回避するように、エレベータ、エスカレータの優先順位を最も高くしている。大型の荷物を持っている、杖を突いている、台車やベビーカーを押している、車椅子の属性の場合には、エレベータの優先順位を最も高くし、次いでエスカレータとしている。決定部107は、移動手段に対して、属性に応じてこのような優先順位を決定する。
表示制御部104は、複数の移動経路を、複数の移動経路のそれぞれに対する到着時間および決定部107で決定された優先順位とともに、利用者に選択可能にモニターに表示する。本実施形態では、優先順位を色の相違で示しているが、これに限定されるものではない。
呼び登録部109は、モニター120に表示された移動経路の中で、利用者に選択された移動経路の移動手段がエレベータである場合に、行き先場所の階(以下、行き先階と称する)の呼びを、通信部106を介してエレベータ制御装置300に送信する。
(エレベータ制御装置300の構成)
次に、エレベータ制御装置300について説明する。エレベータ制御装置300は、図1に示すように、エレベータ制御部301と、移動時間算出部302と、通信部303と、を主に備えている。
通信部303は、案内表示装置100との間で各種データの送受信を行う。
エレベータ制御部301は、案内表示装置100からの乗り場呼びまたは仮想乗り場呼び、乗り場からの乗り場呼びに応じて複数の乗りかご310の中から一つの乗りかご310を選定して、選定された乗りかご310の移動制御を行う。
乗り場呼びとは、エレベータ乗り場の利用者が、上下いずれかの行き先方向に向かう乗りかご310をその乗り場に到着させるために行う操作である。仮想乗り場呼びあるいが仮想呼びとは、本実施形態においては、エレベータを移動手段として用いることはまだ決定されていないが、エレベータを用いた場合の行き先場所である店舗までの到着時間を求めることを前提として、乗りかご310の乗り場まで到着時間、行き先場所までの乗りかご310の昇降時間を算出するための仮に呼ぶ乗りかご310を決定するための要求を意味する。なお、行き先階呼びとは、乗りかご310内の利用者が、その乗りかご310を所望の行き先階へと向かわせるために行う操作である。
移動時間算出部302は、案内表示装置100から、通信部303を介して、属性データ、入口からエレベータ乗り場までの移動時間、仮想乗り場呼びを受信する。そして移動時間算出部302は、属性データに基づいて乗りかご310の開閉時間を算出し、入口からエレベータ乗り場までの移動時間に基づいて乗りかご310を選定し、算出された開閉時間と、入口からエレベータ乗り場までの移動時間と、選定された乗りかご310のエレベータの乗り場へのと、乗りかご310の行き先場所の階床までの昇降時間とを、加算してエレベータの移動時間を算出する。
ここで、移動時間算出部302は、昇降時間を、過去のエレベータの利用上距から概算値を求めるものとする。そして、移動時間算出部302は、算出されたエレベータの移動時間を、通信部303を介して、案内表示装置100に送信する。移動時間算出部302は、第2の算出部に相当する。
(サーバ装置500の構成)
次に、サーバ装置500の構成について説明する。本実施形態にかかるサーバ装置500は、図1に示すように、移動距離保存部501と、通信部502と、を主に備えている。
通信部502は、案内表示装置100との間で各種データの送受信を行う。
移動距離保存部501は、HDD,SSD等の記憶媒体であり、本実施形態では、移動手段毎の移動距離が予め保存されている。ここで、移動手段毎の移動距離とは、上述した、各階床のエレベータ降り場から行き先場所となる各店舗までの移動距離、各階床のエスカレータおよび階段から行き先場所となる各店舗までの移動距離、エスカレータと階段それぞれの乗り場までのそれぞれの移動距離、エスカレータの移動距離(エスカレータ間の移動距離を含む)、階段の移動距離が該当する。
通信部502は、移動距離保存部501に記憶されている、各階床のエレベータ降り場から行き先場所となる各店舗までの移動時間、エスカレータと階段の乗り場までのそれぞれの移動経路での移動時間を、予め案内表示装置100に送信しておく。ただし、これに限定されるものではなく、案内表示装置100から要求があった場合に、これらの案内表示装置100に送信するように構成してもよい。
(案内表示システム1による案内表示処理)
次に、上述した案内表示システム1による案内表示処理について説明する。
図3、図4は、第1の実施形態にかかる案内表示処理の手順の一例を示すシーケンス図である。
まず、施設の入口に到着した利用者は案内表示装置100のモニター120に対して行き先場所である店舗を選択入力すると、案内表示装置100の入力制御部105は、店舗の選択入力を受け付ける(S11)。次に、撮像部110は、案内表示装置100の前にいる利用者を撮像し、属性判断部101は撮像画像を取得する(S12)。属性判断部101は、撮像画像を解析して利用者の属性を判断する(S13)。
次に、経路生成部102は、属性データベースを参照して、利用者の属性データに基づいて、入口からエレベータ乗り場までの最適な経路を生成する(S14)。そして、到着時間算出部103は、当該経路での入口からエレベータ乗り場への移動時間を、記憶部130に保存された入口からエレベータ乗り場への移動距離から、属性データベースを参照して、利用者の属性データに基づいて算出する(S15)。そして、到着時間算出部103は、仮想乗り場呼びと、入口からエレベータ乗り場への移動時間と、利用者の属性データとを、通信部106を介して、エレベータ制御装置300に送信する(S16)。
エレベータ制御装置300では、案内表示装置100から、仮想乗り場呼びと、入口からエレベータ乗り場への移動時間と、利用者の属性データとを受信し、移動時間算出部203が、属性データに基づいて乗りかご310の開閉時間を算出する(S17)。次いで、移動時間算出部203は、入口からエレベータ乗り場への移動時間に基づいて乗りかご310を選定する(S18)。
そして、移動時間算出部203は、選定した乗りかご310が乗り場まで到着するかご到着時間と、乗りかご310が行き先場所の階まで移動する昇降時間とを算出して、ドア開閉時間とかご到着時間と昇降時間を加算してエレベータの移動時間を算出する(S19)。そして、移動時間算出部302は、エレベータの移動時間を、通信部303を介して、案内表示装置100に送信する(S20)。
案内表示装置100では、エレベータ制御装置300から、通信部106を介して、エレベータの移動時間を受信する。経路生成部102は、属性データベースを参照して、属性データに基づいて、入口からエレベータ以外の各移動手段までの最適な経路を算出する(S21)。
次に、到着時間算出部103は、属性データベースを参照して、属性データに基づいて、記憶部130に記憶された各移動手段の移動距離を用いて、各移動手段を用いた場合の行き先場所の店舗までの到着時間を算出する(S22)。次いで、決定部107は、属性データベースを参照して、属性データに基づいて、移動手段の移動経路に優先順位を決定する(S23)。
そして、表示制御部104は、各移動手段の移動経路と各移動手段での行き先場所までの到着時間とを優先順位とともにモニター120に選択可能に表示する(S24)。
図5は、第1の実施形態で表示される案内画面の一例を示す説明図である。本実施形態の案内画面には、図5に示すように、各移動手段の移動経路と各移動手段での行き先場所までの到着時間とを優先順位とともに表示される。図5の例では、色の相違で優先順位を示しているが、これに限定されるものではない。また、図5の例では、移動経路の矢印を利用者がタッチ操作で選択可能となっている。
利用者は、モニター120に、優先順位とともに表示された、各移動手段の移動経路と各移動手段での行き先場所までの到着時間とから、希望する移動経路をタッチ入力すると、入力制御部105は、当該入力を受け付ける(S25)。
そして、呼び登録部109は、受け付けた入力が、エレベータを利用する移動経路か否かを判断する(S26)。そして、利用者がエレベータを利用する移動経路を選択したと判断した場合には(S26:Yes)、入力制御部105は、行き先階の乗り場呼びを行う否かを利用者に選択させる。
図6は、第1の実施形態における行き先階の乗り場呼びの選択画面の一例を示す説明図である。図6に示す画面では、行き先場所の店舗の位置する階床が表示され、これで行き先階の乗り場呼びを行うか否かのメッセージが表示されている。
利用者が、図6に示す画面で行き先階の乗り場呼び登録を行う旨を示す「OK」ボタンを押下した場合には、呼び登録部109は、行き先階の乗り場呼び登録を生成する(S27)。そして、呼び登録部109は、当該行き先階の乗り場呼び登録をエレベータ制御装置300に通信部106を介して送信する(S28)。
エレベータ制御装置300では、行き先階の乗り場呼び登録を受信すると、乗りかご310の移動制御を行う(S29)。
一方、S26で、利用者がエレベータ以外の移動手段を利用する移動経路を選択したと判断した場合には(S26:No)、処理は終了する。
このように本実施形態では、施設内の行き先場所の入力を行った利用者の属性を示す属性データを取得し、入口から、エレベータを含み、行き先場所が位置する階床まで移動するための複数の移動手段それぞれの乗り場までの移動経路を、属性データに基づいて生成し、複数の移動手段の乗り場までの複数の移動経路ごとに、入口から行き先場所までの到着時間を、属性データに基づいて算出し、複数の移動経路と、複数の到着時間と、属性情報とに基づいて、移動経路の優先順位を決定し、複数の移動経路を、前記複数の移動経路のそれぞれに対する到着時間および優先順位とともに、利用者に選択可能にモニター120に表示する。
このため、本実施形態によれば、利用者の属性を考慮して、利用者に最適な移動手段と移動経路を提案することができ、利用者の移動効率を向上させることができる。
また、本実施形態では、利用者に選択された移動経路の移動手段がエレベータである場合に、行き先場所の階の呼びをエレベータ制御装置300に送信し、エレベータ制御装置300は、呼びに応じて乗りかごの移動制御を行う。このため、エレベータ乗り場まで行かずとも乗り場呼びを行って乗りかごを先に呼べるので、利用者の移動効率をさらに向上させることができる。
また、本実施形態では、さらに、案内表示装置100では、属性データに基づいて、入口から前記エレベータの乗り場までの移動時間を算出し、算出された、入口から前記エレベータの乗り場までの移動時間と、属性データと,仮想呼びと、を、エレベータ制御装置300に送信し、エレベータ制御装置300は、属性データに基づいて乗りかごの開閉時間を算出し、乗り場までの移動時間に基づいて乗りかごを選定し、算出された開閉時間と、入口から乗り場までの移動時間と、選定された乗りかご310のエレベータの乗り場へのかご到着時間と、乗りかごの前記行き先場所の階床までの昇降時間とを、加算してエレベータの第2の移動時間を算出し、算出された前記第2の移動時間を案内表示装置に送信し、案内表示装置100は、エレベータ乗り場までの移動時間と、エレベータの移動時間と行き先場所の階床の前記エレベータの降り場から行き先場所までの移動時間と、からエレベータを利用する場合の前記到着時間を算出する。このため、本実施形態によれば、エレベータを利用した場合における行き先場所までの到着時間を、より正確に求めることができる。
また、本実施形態では、記エレベータ以外の一または複数の移動手段の乗り場までのそれぞれの移動経路での移動時間を、属性データに基づいて算出し、算出された移動時間と、エレベータ以外の一または複数の移動手段から行き先場所までのそれぞれの移動時間と、から、エレベータ以外の一または複数の移動手段の移動経路ごとに、到着時間を算出する。このため、本実施形態によれば、エレベータ以外の移動手段を利用した場合における行き先場所までの到着時間を、より正確に求めることができる。
{第2の実施形態}
第2の実施形態では、施設の混雑状況を参酌して移動経路を算出するものである。
(案内表示システム1001の構成)
図7は、第2の実施形態にかかる案内表示システム1001の一例を示す構成図である。本実施形態の案内表示システム1001は、図7に示すように、案内表示装置1100と、エレベータ制御装置300と、サーバ装置1500とを主に備えている。
第1の実施形態と同様に、案内表示装置1100とエレベータ制御装置300とは有線または無線のネットワークで接続されており、案内表示装置1100とサーバ装置1500とは有線または無線のネットワークで接続されている。ここで、エレベータ制御装置300の構成は第1の実施形態と同様である。
(案内表示装置1100の構成)
案内表示装置1100の機能的構成について説明する。
案内表示装置1100は、図7に示すように、撮像部110と、モニター120と、表示制御部104と、入力制御部105と、属性判断部101と、経路生成部1102と、到着時間算出部103と、決定部107と、呼び登録部109と、通信部106と、記憶部130と、を主に備えている。
ここで,撮像部110、モニター120、表示制御部104、入力制御部105、属性判断部101、到着時間算出部103、決定部107、呼び登録部109、通信部106、記憶部130の機能、構成については第1の実施形態と同様である。
記憶部130に記憶される属性データベースは、第1の実施形態の属性データベースに加え、属性によっては混雑箇所を回避するような経路を生成する旨が登録されている。
図8は、第2の実施形態にかかる属性データベースの構成の一例を示す説明図である。図8に示すように,本実施形態の属性データベースでは、図8に示すように、大型の荷物を持っている、杖を突いている、台車やベビーカーを押している、車椅子の属性に対しては、経路生成方法として、混雑箇所を回避する旨が登録されている。
図7に戻り、経路生成部1102は、各移動手段による移動経路を、属性データベースを参照して、施設内における混雑となっている位置を示す混雑データと属性データとに基づいて生成する。
ここで、経路生成部1102は、混雑データとしての施設内の混雑箇所を示す位置情報を、サーバ装置1500に要求して、サーバ装置1500から現時点での混雑箇所の位置情報を受信している。表示制御部104は、さらに、混雑データとしての混雑箇所を、モニター120に表示する。
(サーバ装置1500の構成)
サーバ装置1500は、図7に示すように、移動距離保存部501と、通信部502と、混雑データ取得部503と、を主に備えている。ここで、移動距離保存部501、通信部502については、第1の実施形態と同様である。
混雑データ取得部503は、案内表示装置1100からの要求があった場合に、施設内に設置されたカメラやビーコン等からの情報から混雑箇所を特定する。具体的には、混雑データ取得部503は、カメラやビーコン等からの情報から一定範囲内に所定の閾値以上の人数の人が確認された場合には、当該場所が混雑していると判断して混雑箇所とし、この混雑箇所の位置情報を、案内表示装置1100に送信する。
(案内表示システム1001による案内表示処理)
次に、以上のように構成された本実施形態にかかる案内表示システム1001による案内表示処理について説明する。
図9は、第2の実施形態にかかる案内表示処理の手順の一例を示すシーケンス図である。
S11からS13までは第1の実施形態と同様に実行される。S13で利用者の属性が判断されると、経路生成部1102は、サーバ装置1500に対して混雑データを、通信部106を介して要求する(S41)。これに対してサーバ装置1500では、混雑データ取得部503が現時点の混雑箇所を取得して、混雑箇所の位置データを混雑データとして通信部502を介して案内表示装置1100に送信する(S42)。
案内表示装置1100は、混雑データを受信すると、経路生成部1102は、混雑データと、属性データベースを参照して、利用者の属性データに基づいて、入口からエレベータ乗り場までの最適な経路を生成する(S43)。これにより属性によっては、混雑箇所を回避した移動経路が生成されることになる。
この後、S15からS20までの処理は、第1の実施形態と同様に実行される。案内表示装置1100がS20でエレベータ制御装置300からエレベータの移動時間を受信すると、経路生成部1102は、属性データベースを参照して、属性データと混雑データと
に基づいて、入口からエレベータ以外の各移動手段までの最適な経路を算出する(S44)。これにより、エレベータ以外の移動手段を利用する場合においても属性によっては混雑箇所を回避した移動経路が生成される。S44以降は、第1の実施形態と同様に実行される。
ここで、S24(図4参照)で、表示制御部104は、各移動手段の移動経路と各移動手段での行き先場所までの到着時間とを優先順位とともにモニター120に案内画面として選択可能に表示するが、この際に、混雑データに基づき混雑箇所も表示する。
図10は、第2の実施形態で表示される案内画面の一例を示す説明図である。本実施形態の案内画面には、図10に示すように、各移動手段の移動経路と各移動手段での行き先場所までの到着時間と、優先順位の他、混雑情報が表示されている。図10の例では、混雑情報901が表示され、移動経路はこの混雑情報901のある箇所を回避するように生成されていることがわかる。混雑情報901は、例えば、混雑状況を示す数値などで表しても良い。
このように本実施形態では、案内表示装置1100は、施設の混雑状況を参酌して移動経路を算出するので、混雑情報を考慮した上で利用者により最適な移動手段と移動経路を提案することができ、利用者の移動効率をより向上させることができる。
(変形例)
混雑箇所として、エスカレータ乗り場の混雑に関する混雑情報を取得して、当該エスカレータ乗り場の混雑情報に基づいて移動経路の優先順位を決定するように決定部107を構成することができる。例えば、エスカレータ乗り場が混雑している場合には、エスカレータを利用する移動経路の優先順位を下げ、エスカレータ乗り場が混雑していない場合には、エスカレータを利用する移動経路の優先順位を通常どおりとするように決定部107を構成することができる。
ここで、エスカレータ乗り場の混雑情報は、エスカレータに設置されたカメラやビーコン等からの情報をサーバ装置1500で取得して、案内表示装置1100に送信すればよい。具体的には、混雑データ取得部503は、エスカレータに設置されたカメラやビーコン等からの情報から一定範囲内に所定の閾値以上の人数の人が確認された場合には、エスカレータ乗り場が混雑していると判断し、混雑情報として案内表示装置1100に送信する。
このように本実施形態では、案内表示装置1100は、エスカレータ乗り場の混雑状況を参酌して移動経路の優先順位を決定するので、エスカレータ乗り場の混雑情報を考慮した上で利用者により最適な移動手段と移動経路を提案することができ、利用者の移動効率をより向上させることができる。
{第3の実施形態}
第3の実施形態では、案内画面に、生成された移動経路に沿って位置する店舗の広告を表示するものである。
(案内表示システム2001の構成)
図11は、第3の実施形態にかかる案内表示システム2001の一例を示す構成図である。本実施形態の案内表示システム2001は、図11に示すように、案内表示装置2100と、エレベータ制御装置300と、サーバ装置2500とを主に備えている。
第1,2の実施形態と同様に、案内表示装置2100とエレベータ制御装置300とは有線または無線のネットワークで接続されており、案内表示装置2100とサーバ装置2500とは有線または無線のネットワークで接続されている。ここで、エレベータ制御装置300の構成は第1、2の実施形態と同様である。
(案内表示装置2100の構成)
案内表示装置2100の機能的構成について説明する。
案内表示装置2100は、図11に示すように、撮像部110と、モニター120と、表示制御部2104と、入力制御部105と、属性判断部101と、経路生成部1102と、到着時間算出部103と、決定部107と、呼び登録部109と、通信部106と、記憶部130と、を主に備えている。
ここで,撮像部110、モニター120、入力制御部105、属性判断部101、経路生成部1102、到着時間算出部103、決定部107、呼び登録部109、通信部106、記憶部130の機能、構成については第2の実施形態と同様である。
本実施形態では、表示制御部2104が、経路生成部1102によって生成された各移動経路に沿って位置する店舗の広告データを、通信部106を介して、サーバ装置2500に要求する。そして、表示制御部2104が、通信部106を介して、サーバ装置2500から当該広告データを受信して、案内画面上に店舗の広告を表示する。
(サーバ装置2500の構成)
サーバ装置2500は、図11に示すように、移動距離保存部501と、通信部502と、混雑データ取得部503と、広告データ保存部1501と、を主に備えている。ここで、移動距離保存部501、通信部502、混雑データ取得部503については、第2の実施形態と同様である。
広告データ保存部1501は、HDD,SSD等の記憶媒体であり、施設内の店舗の広告に関する広告データを保存している。通信部502は、案内表示装置2100からの店舗を指定した広告データの要求があった場合に、広告データ保存部1501から指定された店舗の広告データを、案内表示装置2100に送信する。
(案内表示システム2001による案内表示処理)
次に、以上のように構成された本実施形態にかかる案内表示システム2001による案内表示処理について説明する。
図12は、第2の実施形態にかかる案内表示処理の手順の一例を示すシーケンス図である。なお、目的の店舗の選択受付けから各移動手段を利用した場合の到着時間の算出までの処理(S11~S22)は、図9を用いて説明した第2の実施形態と同様であるので、図、説明を省略する。
S22で到着時間が算出されたら、決定部107は各移動経路の優先順位を属性データに基づいて決定する(S23)。次に、表示制御部2104は、サーバ装置2500に対して、移動経路ごとに移動経路に沿って存在する店舗の広告データを要求する(S51)。
サーバ装置2500では、当該要求をおけると、通信部502が広告データ保存部1501の中から指定された店舗の広告データを読み出して、読み出した広告データを案内表示装置2100に送信する(S52)。
案内表示装置2100では、サーバ装置2500から、表示制御部2104が通信部106を介して、店舗の広告データを受信する。そして、表示制御部2104は、各移動手段の移動経路と各移動手段での行き先場所までの到着時間とを優先順位とともにモニター120に案内画面として選択可能に表示するが、この時、移動経路に沿った店舗の広告を併せて表示する。
図13は、第3の実施形態にかかる案内画面の一例を示す説明図である。図13の例では、エレベータまでの移動経路の店舗に広告1701が表示されている。また、案内画面には、当該店舗のCM1702も併せて表示されている。
このように本実施形態では、案内表示装置2100が、案内画面に、生成された移動経路に沿って位置する店舗の広告を表示するので、利用者にとって訪れる店舗の選択の余地が広がり、利用者の便宜となる。
(変形例)
上記実施形態には種々の変形例を適用することができる。
案内画面で利用者が選択した移動経路に沿った店舗の広告のみを表示するように表示制御部2104を構成してもよい。
また、入口のある階が地下鉄に直結しているような地下に有る場合、地下の階には食料品売り場であることが多く、さらに食料品に関するイベントが開催されている場合がある。このような場合には、移動経路にかかわらず、当該イベントに関する広告を案内画面に表示するように表示制御部2104を構成してもよい。
施設に複数の入口があり、かつ当該入口に対応して複数の案内表示装置2100が設置されている場合がある。このような場合には、複数の案内表示装置2100をネットワークで接続して、連携して広告を表示するように構成してもよい。
例えば、第1の入口に設置された第1の案内表示装置に、第1の入口から入った利用者が利用する店舗のランキングを保持する。また、同様に、第2の入口に設置された第2の案内表示装置に、第2の入口から入った利用者が利用する店舗のランキングを保持する。
そして、二つの案内表示装置を連携して、それぞれの店舗のランキングを双方で共用する。そして、第1の案内表示装置に、第1の入口から入った利用者の店舗のランキングと併せて、第2の案内表示装置から取得した第2の入口から入った利用者の店舗のランキングを併せて表示する。同様に、第2の案内表示装置に、第2の入口から入った利用者の店舗のランキングと併せて、第1の案内表示装置から取得した第1の入口から入った利用者の店舗のランキングを併せて表示する。このように構成することにより、施設を訪れた利用者にとってより便宜が図られることになる。
上記実施形態の案内表示装置100,1100,2100およびエレベータ制御装置300は、CPUなどの制御装置と、ROM(Read Only Memory)やRAMなどの記憶装置と、HDD、CDドライブ装置などの外部記憶装置と、ディスプレイ装置などの表示装置と、キーボードやマウスなどの入力装置を備えるハードウェア構成となっている。
上記実施形態の案内表示装置100,1100,2100で実行される案内表示プログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
上記実施形態の案内表示装置100,1100,2100で実行される案内表示プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、上記実施形態の案内表示装置100,1100,2100で実行される案内表示プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の~装置で実行される案内表示プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
上記実施形態の案内表示装置100,1100,2100で実行される案内表示プログラムは、上述した各部(表示制御部104,2104、入力制御部105、属性判断部101、経路生成部102,1102、到着時間算出部103、決定部107、呼び登録部109、通信部106)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMから案内表示プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、表示制御部104,2104、入力制御部105、属性判断部101、経路生成部102,1102、到着時間算出部103、決定部107、呼び登録部109、通信部106が主記憶装置上に生成されるようになっている。
上記実施形態のサーバ装置500,1500,2500は、CPUなどの制御装置と、ROM(Read Only Memory)やRAMなどの記憶装置と、HDD、CDドライブ装置などの外部記憶装置と、ディスプレイ装置などの表示装置と、キーボードやマウスなどの入力装置を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1,1001,2001…案内表示システム、100,1100,2100…案内表示装置、300…エレベータ制御装置、500,1500,2500…サーバ装置、110…撮像部、120…モニター、101…属性判断部、102,1102…経路生成部、103…到着時間算出部、104…表示制御部、105…入力制御部、106…通信部、109…呼び登録部、130…記憶部、107…決定部、301…エレベータ制御部、302…移動時間算出部、303…通信部、501…移動距離保存部、502…通信部、503…混雑データ取得部、1501…広告データ保存部。

Claims (11)

  1. 施設の入口に設置される案内表示装置と、前記案内表示装置とネットワークで接続され、前記施設内に設けられたエレベータを制御するエレベータ制御装置と、を備える案内表示システムであって、
    前記案内表示装置は、
    表示装置と、
    利用者から前記施設内の行き先場所の入力を受け付ける入力制御部と、
    前記入力を行った利用者の属性を示す属性情報を取得する取得部と、
    前記入口から、エレベータを含み、前記行き先場所が位置する階床まで移動するための複数の移動手段それぞれの乗り場までの移動経路を、前記属性情報に基づいて生成する経路生成部と、
    前記複数の移動手段の前記乗り場までの前記複数の移動経路ごとに、前記入口から前記行き先場所までの到着時間を、前記属性情報に基づいて算出する第1の算出部と、
    前記複数の移動経路と、前記複数の到着時間と、前記属性情報とに基づいて、前記移動経路の優先順位を決定する決定部と、
    記複数の移動経路を、前記複数の移動経路のそれぞれに対する前記到着時間および前記優先順位とともに、前記利用者に選択可能に前記表示装置に表示する表示制御部と、を備え
    前記第1の算出部は、さらに、前記属性情報に基づいて、前記入口から前記エレベータの乗り場までの移動時間を算出し、算出された、前記入口から前記エレベータの乗り場までの第1の移動時間と、前記属性情報と、仮想呼びと、を、前記エレベータ制御装置に送信し、
    前記エレベータ制御装置は、
    前記属性情報に基づいて乗りかごの開閉時間を算出し、前記第1の移動時間に基づいて前記乗りかごを選定し、算出された前記開閉時間と、前記第1の移動時間と、選定された前記乗りかごの前記エレベータの乗り場へのかご到着時間と、前記乗りかごの前記行き先場所の階床までの昇降時間とを、加算して前記エレベータの第2の移動時間を算出し、算出された前記第2の移動時間を前記案内表示装置に送信する第2の算出部、を備え、
    前記第1の算出部は、前記行き先場所の階床の前記エレベータの降り場から前記行き先場所までの移動距離から、前記属性情報に基づいて、前記行き先場所の階床の前記エレベータの降り場から前記行き先場所までの第3の移動時間を算出し、前記第1の移動時間と前記第2の移動時間と前期第3の移動時間とから前記エレベータを利用する場合の前記到着時間を算出する、
    案内表示システム。
  2. 前記利用者に選択された移動経路の移動手段がエレベータである場合に、前記行き先場所の階の呼びを前記エレベータ制御装置に送信する呼び登録部、をさらに備え、
    前記エレベータ制御装置は、前記呼びに応じて乗りかごの移動制御を行うエレベータ制御部、
    を備える請求項1に記載の案内表示システム。
  3. 前記第1の算出部は、前記エレベータ以外の一または複数の移動手段の乗り場までのそれぞれの前記移動経路での移動距離から、前記属性情報に基づいて、前記エレベータ以外の一または複数の移動手段の乗り場までのそれぞれの前記移動経路での第4の移動時間を算出し、前記一または複数の移動手段での移動距離から、前記属性情報に基づいて、前記一または複数の移動手段での第5の移動時間を算出し、前記一または複数の移動手段から前記行き先場所までのそれぞれの移動距離から、前記属性情報に基づいて、前記一または複数の移動手段から前記行き先場所までのそれぞれの第6の移動時間を算出し、前記第4の移動時間と前記第5の移動時間と前記第6の移動時間とから、前記エレベータ以外の前記一または複数の移動手段の移動経路ごとに、前記行先場所までの前記到着時間を算出する、
    請求項1に記載の案内表示システム。
  4. 前記経路生成部は、前記移動経路を、前記施設内における混雑となっている位置を示す混雑情報と前記属性情報とに基づいて生成し、
    前記表示制御部は、さらに、前記混雑情報を、前記表示装置に表示する、
    請求項1に記載の案内表示システム。
  5. 前記複数の移動手段は、エスカレータを含み、
    前記混雑情報は、さらに、前記エスカレータの乗り場の混雑に関する情報を含み、
    前記決定部は、さらに、前記混雑情報に基づいて前記優先順位を決定する、
    請求項に記載の案内表示システム。
  6. 前記案内表示装置にネットワークで接続されるサーバ装置、を更に備え、
    前記サーバ装置は、前記混雑情報を取得し、
    前記経路生成部は、前記混雑情報を前記サーバ装置から受信し、前記移動経路を、受信した前記混雑情報と前記属性情報とに基づいて生成する、
    請求項4または5に記載の案内表示システム。
  7. 前記表示制御部は、さらに、選択された移動経路に沿って位置する店舗の広告に関する広告情報を、前記表示装置に表示する、
    請求項1に記載の案内表示システム。
  8. 前記案内表示装置にネットワークで接続されるサーバ装置、を更に備え、
    前記サーバ装置は、前記広告情報を保存しており、
    前記表示制御部は、前記広告情報を前記サーバ装置から受信し、受信した前記広告情報を、前記表示装置に表示する、
    請求項に記載の案内表示システム。
  9. 前記取得部は、
    利用者を撮像する撮像装置と、
    前記撮像装置による撮像画像を解析して、前記利用者の属性情報を判断する判断部と、
    を備える、
    請求項1に記載の案内表示システム。
  10. 施設の入口に設置される案内表示装置と、前記案内表示装置とネットワークで接続され、前記施設内に設けられたエレベータを制御するエレベータ制御装置と、を備える案内表示システムで実行される案内表示方法あって、
    前記案内表示装置は、表示装置を備え、
    利用者から前記施設内の行き先場所の入力を受け付けるステップと、
    前記入力を行った利用者の属性を示す属性情報を取得するステップと、
    前記入口から、エレベータを含み、前記行き先場所が位置する階床まで移動するための複数の移動手段それぞれの乗り場までの移動経路を、前記属性情報に基づいて生成するステップと、
    前記複数の移動手段の前記乗り場までの前記複数の移動経路ごとに、前記入口から前記行き先場所までの第1の到着時間を、前記属性情報に基づいて算出する第1の算出ステップと、
    前記複数の移動経路と、前記複数の第1の到着時間と、前記属性情報とに基づいて、前記移動経路の優先順位を決定するステップと、
    記複数の移動経路を、前記複数の移動経路のそれぞれに対する前記第1の到着時間および前記優先順位とともに、前記利用者に選択可能に前記表示装置に表示するステップと、
    を含み、
    前記第1の算出ステップは、さらに、前記属性情報に基づいて、前記入口から前記エレベータの乗り場までの移動時間を算出し、算出された、前記入口から前記エレベータの乗り場までの第1の移動時間と、前記属性情報と、仮想呼びと、を、前記エレベータ制御装置に送信し、
    前記案内表示方法は、
    前記属性情報に基づいて乗りかごの開閉時間を算出し、前記第1の移動時間に基づいて前記乗りかごを選定し、算出された前記開閉時間と、前記第1の移動時間と、選定された前記乗りかごの前記エレベータの乗り場へのかご到着時間と、前記乗りかごの前記行き先場所の階床までの昇降時間とを、加算して前記エレベータの第2の移動時間を算出し、算出された前記第2の移動時間を前記案内表示装置に送信する第2の算出ステップ、をさらに含み、
    前記第1の算出ステップは、前記行き先場所の階床の前記エレベータの降り場から前記行き先場所までの移動距離から、前記属性情報に基づいて、前記行き先場所の階床の前記エレベータの降り場から前記行き先場所までの第3の移動時間を算出し、前記第1の移動時間と前記第2の移動時間と前期第3の移動時間とから前記エレベータを利用する場合の前記第1の到着時間を算出する、
    案内表示方法。
  11. 施設の入口に設置される案内表示装置と、前記案内表示装置とネットワークで接続され、前記施設内に設けられたエレベータを制御するエレベータ制御装置と、を備える案内表示システムのコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記案内表示装置は、表示装置を備え、
    利用者から前記施設内の行き先場所の入力を受け付けるステップと、
    前記入力を行った利用者の属性を示す属性情報を取得するステップと、
    前記入口から、エレベータを含み、前記行き先場所が位置する階床まで移動するための複数の移動手段それぞれの乗り場までの移動経路を、前記属性情報に基づいて生成するステップと、
    前記複数の移動手段の前記乗り場までの前記複数の移動経路ごとに、前記入口から前記行き先場所までの第1の到着時間を、前記属性情報に基づいて算出する第1の算出ステップと、
    前記複数の移動経路と、前記複数の第1の到着時間と、前記属性情報とに基づいて、前記移動経路の優先順位を決定するステップと、
    記複数の移動経路を、前記複数の移動経路のそれぞれに対する前記第1の到着時間および前記優先順位とともに、前記利用者に選択可能に前記表示装置に表示するステップと、
    を前記コンピュータに実行させ
    前記第1の算出ステップは、さらに、前記属性情報に基づいて、前記入口から前記エレベータの乗り場までの移動時間を算出し、算出された、前記入口から前記エレベータの乗り場までの第1の移動時間と、前記属性情報と、仮想呼びと、を、前記エレベータ制御装置に送信し、
    前記プログラムは、
    前記属性情報に基づいて乗りかごの開閉時間を算出し、前記第1の移動時間に基づいて前記乗りかごを選定し、算出された前記開閉時間と、前記第1の移動時間と、選定された前記乗りかごの前記エレベータの乗り場へのかご到着時間と、前記乗りかごの前記行き先場所の階床までの昇降時間とを、加算して前記エレベータの第2の移動時間を算出し、算出された前記第2の移動時間を前記案内表示装置に送信する第2の算出ステップ、をさらに前記コンピュータに実行させ、
    前記第1の算出ステップは、前記行き先場所の階床の前記エレベータの降り場から前記行き先場所までの移動距離から、前記属性情報に基づいて、前記行き先場所の階床の前記エレベータの降り場から前記行き先場所までの第3の移動時間を算出し、前記第1の移動時間と前記第2の移動時間と前期第3の移動時間とから前記エレベータを利用する場合の前記第1の到着時間を算出する、
    プログラム。
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