JP7390718B2 - 測定器具 - Google Patents

測定器具 Download PDF

Info

Publication number
JP7390718B2
JP7390718B2 JP2020041360A JP2020041360A JP7390718B2 JP 7390718 B2 JP7390718 B2 JP 7390718B2 JP 2020041360 A JP2020041360 A JP 2020041360A JP 2020041360 A JP2020041360 A JP 2020041360A JP 7390718 B2 JP7390718 B2 JP 7390718B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
measuring
spindle
measuring instrument
protruding
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020041360A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021143878A (ja
Inventor
裕宣 星野
寿光 丸本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Keylex Corp
Original Assignee
Keylex Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Keylex Corp filed Critical Keylex Corp
Priority to JP2020041360A priority Critical patent/JP7390718B2/ja
Publication of JP2021143878A publication Critical patent/JP2021143878A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7390718B2 publication Critical patent/JP7390718B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)

Description

本発明は、例えば、プレス成形時においてプレス成形体の外周縁部に沿って発生する所謂カエリと呼ばれる突条形状部分の突出高さを測定する測定器具に関する。
従来より、プレス金型におけるダイとパンチとで鋼板に打ち抜き加工を施すと、得られたプレス成形体の板厚方向に突出するとともにプレス成形体の外周縁部に沿って延びる所謂カエリ(又はバリ)と呼ばれる突条形状部分が発生する。このカエリは、例えば、プレス成形体を他の部品に組み合わせる際の組み合わせ面に影響を及ぼしたりするので、問題を生じさせる程度のカエリであるか否かを判断するためにその突出高さを周期的に測定することでプレス成形体の品質を管理するのが一般的である。
このプレス成形体に発生するカエリの突出高さの測定は、例えばノギスを用いて測定すると、ノギスにおけるジョウの幅をカエリの突出高さに合わせる作業の際において力の入れ具合が難しく、測定値がばらついてしまうという問題があった。
これを回避するために、例えば、特許文献1の如き測定器具を用いてプレス成形体に発生したカエリの突出高さを測定することが考えられる。特許文献1の測定器具は、側面に目盛が付されたストレートエッジと、該ストレートエッジの長手方向にスライド可能に嵌合するスライダと、該スライダに取り付けられたダイヤルゲージと、該ダイヤルゲージに取り付けられた指針とを備え、ストレートエッジに対するスライダのスライド位置がストレートエッジの目盛を指す指針の位置で分かるようになっている。ストレートエッジには、当該ストレージエッジの長手方向に延びるスリットが形成され、該スリットには、ダイヤルゲージのスピンドルが嵌挿した状態になっている。そして、スピンドルの測定子は、スリットから飛び出していて、被測定物の測定部に隣接する面にストレートエッジを接触させるとともにスピンドルの測定子を測定部に接触させ、且つ、スライダをスライドさせると、スライダにより測定位置を変更しながらダイヤルゲージにより測定部の突出高さを連続的に測定することができる。
実願昭50-011854号(実開昭51-94254号)のマイクロフィルム
しかし、特許文献1の測定器具は、ストレートエッジが長細い形状をなしているので、プレス成形体に発生したカエリを測定しようとすると、カエリに隣り合う領域にストレートエッジを宛がう広い面が必要であり、測定領域が限定されてしまうという問題がある。
また、ダイヤルゲージを除く部分の構造が複雑で、且つ、部品点数が多く、加工及び組立コストが嵩むおそれがある。
さらに、ダイヤルゲージのスピンドルがストレートエッジに囲われているので、測定時においてスピンドル先端の測定子の状態を目視し難い。したがって、測定時にスピンドルの測定子がカエリから不意に外れてしまって当該カエリの連続測定に時間がかかってしまうおそれがある。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、測定領域を選ぶことなく被測定物の突条形状をなす測定部の突出高さを連続的に測定可能な低コストな測定器具を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、被測定物の突条形状をなす測定部にスピンドルを接触させてその突出高さを測定する際に、被測定物における測定部に隣り合う領域に宛がう部分の形状に工夫を凝らしたことを特徴とする。
具体的には、把持して操作可能な測定器本体と、先端に測定子を有する一方、基端側が上記測定器本体に接続され、当該測定器本体に対して棒中心線方向に変位可能に構成されたスピンドルとを備え、上記測定器本体を把持して被測定物に上記測定子を接触させることにより、上記測定器本体が上記スピンドルの棒中心線方向に変位する変位量を測定するよう構成された測定器具において、次のような解決手段を講じた。
すなわち、第1の発明では、上記スピンドルがスライド可能に嵌挿される嵌挿孔が中心線に形成された円筒状をなし、一端側が上記測定器本体に固定される一方、上記測定子が上記嵌挿孔の他端開口から飛び出す筒状部材を備え、該筒状部材の他端側には、上記スピンドルに沿って突出するとともに突出端が上記測定子から飛び出さない位置に設定され、上記測定子を上記被測定物の突条形状をなす測定部の先端に接触させて突出高さを測定する際、上記測定部に隣接する面に上記突出端を接触させて測定を支持する突出支持部が設けられていることを特徴とする。
第2の発明では、第1の発明において、上記測定器本体における上記スピンドルを挟んだ上記突出支持部の反対側には、測定値を表示する測定表示部が設けられていることを特徴とする。
第3の発明では、第1又は第2の発明において、上記突出支持部は、上記スピンドル周りに半周延びる形状をなすとともに上記突出端が平坦であることを特徴とする。
第4の発明では、第1又は第2の発明において、上記突出端は、上記スピンドルを挟んだ上記突出支持部の反対側から見て中央部分が下方に位置する湾曲形状をなしていることを特徴とする。
第1の発明では、測定器本体を把持する測定者が、スピンドルの測定子を被測定物の測定部に接触させながら、スピンドルを囲う筒状部材に設けられた突出支持部の突出端を被測定物の測定部に隣り合う面に宛がうとともに、測定子が測定部に倣って移動するように突出支持部の突出端を被測定物の面に摺接させると、測定部の突出高さが測定器本体により連続的に測定されるようになる。このように、突出支持部の突出端が被測定物に接触することで測定時におけるスピンドルの測定子の位置が安定するようになり、被測定物の突条形状をなす測定部を連続的に測定しても測定値がばらつくことなく精度良く測定部の突出高さを測定することができる。また、特許文献1の如き長細いストレートエッジを用いる必要がないので測定器具全体の形状がコンパクトになる。したがって、被測定物の測定部を測定する際に測定を安定させるために突出支持部を接触させる被測定物の領域について広い領域を必要としないので、測定領域を限定することなく測定部の測定を行うことができる。さらに、スピンドル周りの構造は、当該スピンドルを囲う筒状部材だけであるので、構造が簡単で、且つ、部品点数が少なくなり、加工及び組立コストを下げることができる。また、スピンドル先端側は、突出支持部に対応する領域以外の部分が露出しているので、測定者は、スピンドル先端の位置を確認しながら測定部の測定が行えるようになる。したがって、測定子が測定部から外れることなく時間をかけずに測定部の突出高さを連続的に測定することができる。
第2の発明では、スピンドル先端が露出する側と測定表示部の表示側とが同じ側を向くようになるので、測定者は、スピンドル先端の位置を確認しながら測定表示部の測定値を確認することができる。したがって、測定子が測定部から外れていないことを確認しながら測定値を読み取ることができる。
第3の発明では、スピンドルの先端側に突出支持部が隣接するので、例えば、測定器具が被測定物周りの障害物に不意に接近する場合であっても、突出支持部がスピンドルより先に障害物に接触することが多くなってスピンドルに障害物が直接的に接触する確率が少なくなる。したがって、測定器具の故障を少なくすることができる。
第4の発明では、被測定物の測定部に隣り合う面が凹凸面であっても、スピンドルの測定子を測定部に倣って移動させる際に突出支持部の突出端が被測定物の凹凸面から離間せずに摺接するようになる。したがって、複雑な形状の被測定物の測定部を測定する場合であっても、精度良く測定部の突出高さを測定することができる。
本発明の実施形態1に係る測定器具の正面図である。 本発明の実施形態1に係る測定器具の側面図である。 図2のIII矢視図である。 本発明の実施形態1に係る測定器具の正面図であり、プレス成形体のカエリの突出高さを測定している状態を示す図である。 図4のV矢視図である。 本発明の実施形態2に係る図1相当図である。 本発明の実施形態2に係る図2相当図である。 本発明の実施形態2に係る図4相当図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎない。
《発明の実施形態1》
図1及び図2は、本発明の実施形態1に係る測定器具1を示す。該測定器具1は、パネル状をなすプレス成形体10(被測定物)の外周縁部において発生しているカエリ10a(測定部)の突出高さH1を測定可能になっていて(図4及び図5参照)、測定者が測定時に把持して操作可能な測定器本体2を備えている。
該測定器本体2は、円盤状をなすケース3と、該ケース3からその径方向外側に突出する円筒状をなすステム4と、ケース3からその径方向外側で、且つ、ステム4の反対側に突出するキャップ5とを備えている。
ケース3の中心線方向一側の面には、測定値を表示する測定表示部3aが設けられている。
該測定表示部3aは、ケース3の外周縁部寄りの位置においてケース3の中心線周りに環状に所定の間隔をあけながら目盛3bが付された目盛盤3dと、ケース3の中心部分から径方向外側に延びる細長い三角形状をなす指針3cとを備え、目盛盤3dは、ケース3の本体部分に対して当該ケース3の中心線周りに回転可能になっている。
ステム4には、細長い棒状のスピンドル6がスライド可能に挿通されている。該スピンドル6は、中心線がスピンドル6の棒中心線に一致する円板状の測定子6aを先端に有する一方、基端側がケース3に接続されていて、ケース3に対して棒中心線方向に変位可能に構成されている。
指針3cは、スピンドル6が変位すると、ケース3内部に設けられた歯車噛合機構(図示せず)により、スピンドル6の変位量に対応する所定の角度だけケース3の中心線周りに回動するよう構成されていて、指針3cが指す目盛3bの値を読み取ることでスピンドル6の変位量が分かるようになっている。
ステム4には、筒中心線方向の寸法がステム4よりも長い円筒状をなす筒状部材7が外嵌合している。
該筒状部材7は、スピンドル6がスライド可能に嵌挿される嵌挿孔7aが筒中心線に形成され、一端側が測定器本体2に固定される一方、測定子6aが嵌挿孔7aの他端開口から飛び出している。
筒状部材7の他端側には、図1乃至図3に示すように、スピンドル6に沿って突出する突出支持部8が設けられ、該突出支持部8の突出端8aは、測定子6aから飛び出さない位置に設定されている。
突出支持部8は、スピンドル6周りに半周延びる形状をなすとともに突出端8aが平坦な形状になっていて、測定器本体2におけるスピンドル6を挟んだ測定表示部3aの反対側に位置している。
そして、プレス成形体10におけるカエリ10aの突出高さH1を測定する際、図4及び図5に示すように、測定者が測定器本体2を把持してプレス成形体10におけるカエリ10aに隣接する面に突出支持部8の突出端8aを接触させて測定を支持する状態にするとともに、カエリ10aの突出端に測定子6aを接触させてスピンドル6を変位させ、且つ、測定子6aがカエリ10aに倣って移動するようにプレス成形体10の外周縁部に沿って測定器本体2を移動させることにより、測定器本体2が上記スピンドルの棒中心線方向に変位する変位量をプレス成形体10の外周縁部に沿って連続的に測定して、カエリ10aの突出高さH1をプレス成形体10の外周縁部に沿って連続的に得ることが可能になっている。
次に、測定器具1を用いたプレス成形体10のカエリ10aの突出高さH1の測定を詳述する。
まず、測定者は、測定を行うプレス成形体10をカエリ10aが上方に突出する姿勢となるように測定台等(図示せず)に載置する。
次に、測定者は、測定器具1の測定器本体2を把持し、所定の平面に突出支持部8の突出端8aとスピンドル6の測定子6aとの両方を接触させるとともに、指針3cが目盛3bの所望の位置を指すように目盛盤3dを回転させてキャリブレーションを行う。
次いで、測定者は、測定器具1の測定器本体2を把持し、スピンドル6の測定子6aをカエリ10aの先端に接触させるとともに、突出支持部8の突出端8aをプレス成形体10におけるカエリ10aに隣接する面に接触させる。すると、図4及び図5に示すように、スピンドル6が棒中心線方向(X1方向)に変位して測定表示部3aにおける指針3cが回動し、その指針3cが指す目盛3bの変化量からカエリ10aの突出高さH1を測定することができる。
しかる後、測定者は、測定子6aがカエリ10aに倣ってX2方向に移動するように突出支持部8の突出端8aをプレス成形体10の面に摺接させると、カエリ10aの突出高さH1が測定器本体2により連続的に測定される。
このように、本発明の実施形態1によると、突出支持部8の突出端8aがプレス成形体10に接触することで測定時におけるスピンドル6の測定子6aの位置が安定するようになり、プレス成形体10のカエリ10aを連続的に測定しても測定値がばらつくことなく精度良くカエリ10aの突出高さH1を測定することができる。
また、特許文献1の如き長細いストレートエッジを用いる必要がないので測定器具1全体の形状がコンパクトになる。したがって、カエリ10aを測定する際に測定を安定させるために突出支持部8を接触させるプレス成形体10の領域について広い領域を必要としないので、測定領域を限定することなくカエリ10aの測定を行うことができる。
さらに、スピンドル6周りの構造は、当該スピンドル6を囲う筒状部材7だけであるので、構造が簡単で、且つ、部品点数が少なくなり、加工及び組立コストを下げることができる。
また、スピンドル6先端側は、突出支持部8に対応する領域以外の部分が露出しているので、測定者は、スピンドル6先端の位置を確認しながらカエリ10aの測定が行えるようになる。したがって、測定子6aがカエリ10aから外れることなく時間をかけずにカエリ10aの突出高さH1を連続的に測定することができる。
また、測定器本体2におけるスピンドル6を挟んだ突出支持部8の反対側に測定表示部3aが設けられているので、スピンドル6の測定子6aにおける筒状部材7に遮られていない露出する側と測定表示部3aの表示側とが同じ側を向くようになる。したがって、測定者は、スピンドル6先端の位置を確認しながら測定表示部3aの測定値を確認することができるようになり、測定子6aがカエリ10aから外れていないことを確認しながら測定値を読み取ることができる。
さらに、スピンドル6の先端側に突出支持部8が隣接するので、例えば、測定器具1がプレス成形体10周りの障害物に不意に接近する場合であっても、突出支持部8がスピンドル6よりも先に障害物に接触することが多くなってスピンドル6に障害物が直接的に接触する確率が少なくなる。したがって、測定器具1の故障を少なくすることができる。
《発明の実施形態2》
図6及び図7は、本発明の実施形態2の測定器具1を示す。この実施形態2では、突出支持部8の形状が異なる点と、スピンドル6における測定子6aの先端面が球面状に緩やかに湾曲している点とが実施形態1と異なるだけでその他は実施形態1と同じであるため、以下、実施形態1と異なる部分のみを説明する。
実施形態2の突出支持部8は、略ブロック形状をなしており、その突出端8aは、図6に示すように、スピンドル6を挟んだ突出支持部8の反対側から見て中央部分が下方に位置する湾曲形状をなしている。
次に、実施形態2に係る測定器具1を用いたプレス成形体10のカエリ10aの突出高さH1の測定を詳述する。尚、実施形態2のプレス成形体10は、実施形態1のプレス成形体10に比べて大きく変化する凹凸面10bをカエリ10aの隣りに有している。
測定者は、実施形態2の測定器具1の測定器本体2を把持し、スピンドル6の測定子6aをカエリ10aの先端に接触させるとともに、突出支持部8の突出端8aをプレス成形体10におけるカエリ10aの隣接する凹凸面10bに接触させる。すると、図8に示すように、スピンドル6が棒中心線方向(X1方向)に変位して測定表示部3aにおける指針3cが回動し、その指針3cが指す目盛3bの変化量からカエリ10aの突出高さH1を測定することができる。
しかる後、測定者は、測定子6aをカエリ10aに接触させながら、測定子6aがカエリ10aに倣ってX2方向に移動するように測定器本体2を操作する。すると、突出支持部8における突出端8aの湾曲形状部分が凹凸面10bとの間において隙間をあけることなく摺接して、カエリ10aの突出高さH1が測定器本体2により連続的に測定される。
このように、実施形態2の発明によると、プレス成形体10におけるカエリ10aに隣り合う領域が凹凸面10bであっても、スピンドル6の測定子6aをカエリ10aに倣って移動させる際に突出支持部8の突出端8aがプレス成形体10の凹凸面10bから離間せずに摺接するようになる。したがって、複雑な形状のプレス成形体10のカエリ10aを測定する場合であっても、精度良くカエリ10aの突出高さH1を測定することができる。
尚、本発明の実施形態1,2では、測定器本体2の測定器構造が所謂アナログ式の測定器構造であるが、デジタル式の測定器構造であってもよい。すなわち、測定表示部3aがデジタル表示であってもよいし、測定器本体2で測定した結果を情報処理端末等に表示させるようにしてもよい。
また、本発明の実施形態1,2の測定器具1は、プレス成形体10におけるカエリ10aの突出高さH1の測定に用いているが、その他の対象物の突条形状をなす測定部の突出高さの測定にも用いることができる。
本発明は、例えば、プレス成形時においてプレス成形体の外周縁部に沿って発生する所謂カエリと呼ばれる突条形状部分の突出高さを測定する測定器具に適している。
1 測定器具
2 測定器本体
3a 測定表示部
6 スピンドル
6a 測定子
7 筒状部材
7a 嵌挿孔
8 突出支持部
8a 突出端
10 プレス成形体(被測定物)
10a カエリ(測定部)
H1 カエリの突出高さ

Claims (4)

  1. 把持して操作可能な測定器本体と、
    先端に測定子を有する一方、基端側が上記測定器本体に接続され、当該測定器本体に対して棒中心線方向に変位可能に構成されたスピンドルとを備え、
    上記測定器本体を把持して被測定物に上記測定子を接触させることにより、上記測定器本体が上記スピンドルの棒中心線方向に変位する変位量を測定するよう構成された測定器具であって、
    上記スピンドルがスライド可能に嵌挿される嵌挿孔が中心線に形成された円筒状をなし、一端側が上記測定器本体に固定される一方、上記測定子が上記嵌挿孔の他端開口から飛び出す筒状部材を備え、
    該筒状部材の他端側には、上記スピンドルに沿って突出するとともに突出端が上記測定子から飛び出さない位置に設定され、上記測定子を上記被測定物の突条形状をなす測定部の先端に接触させて突出高さを測定する際、上記測定部に隣接する面に上記突出端を接触させて測定を支持すると共に、測定中に対応する領域以外の上記スピンドルの先端を露出させる突出支持部が設けられていることを特徴とする測定器具。
  2. 請求項1に記載の測定器具において、
    上記測定器本体における上記スピンドルを挟んだ上記突出支持部の反対側には、測定値を表示する測定表示部が設けられていることを特徴とする測定器具。
  3. 請求項1又は2に記載の測定器具において、
    上記突出支持部は、上記スピンドル周りに半周延びる形状をなすとともに上記突出端が平坦であることを特徴とする測定器具。
  4. 請求項1又は2に記載の測定器具において、
    上記突出端は、上記スピンドルを挟んだ上記突出支持部の反対側から見て中央部分が下方に位置する湾曲形状をなしていることを特徴とする測定器具。
JP2020041360A 2020-03-10 2020-03-10 測定器具 Active JP7390718B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020041360A JP7390718B2 (ja) 2020-03-10 2020-03-10 測定器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020041360A JP7390718B2 (ja) 2020-03-10 2020-03-10 測定器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021143878A JP2021143878A (ja) 2021-09-24
JP7390718B2 true JP7390718B2 (ja) 2023-12-04

Family

ID=77766294

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020041360A Active JP7390718B2 (ja) 2020-03-10 2020-03-10 測定器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7390718B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001055667A1 (fr) 2000-01-25 2001-08-02 Technocoat Co., Ltd. Verificateur permettant de mesurer les dimensions et le diametre des protuberances et des evidements sur une surface de reference et son diametre
CN210051272U (zh) 2019-05-28 2020-02-11 常州市武进长江滚针轴承有限公司 一种同步器内环生产用检测工具

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5192150U (ja) * 1975-01-22 1976-07-23
JPH04113003U (ja) * 1991-03-15 1992-10-01 オリンパス光学工業株式会社 曲率半径測定装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001055667A1 (fr) 2000-01-25 2001-08-02 Technocoat Co., Ltd. Verificateur permettant de mesurer les dimensions et le diametre des protuberances et des evidements sur une surface de reference et son diametre
CN210051272U (zh) 2019-05-28 2020-02-11 常州市武进长江滚针轴承有限公司 一种同步器内环生产用检测工具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021143878A (ja) 2021-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5877917B2 (ja) 形状測定・校正装置
US7752770B2 (en) Tool for measuring the diameter of a body with polygonal or circular cross section
JP2005055282A (ja) 測定方法及び測定装置
JP4747029B2 (ja) 硬度計の検査装置
JP4530155B2 (ja) 歯車寸法測定装置
JP7390718B2 (ja) 測定器具
JP2013079842A (ja) 寸法測定器
JP2006105925A (ja) 内径測定器
JP4806545B2 (ja) 測定器
US6637123B2 (en) Apparatus and method for measuring a contoured surface
JP2018077203A (ja) 内角度測定具
JP2022091495A (ja) キャリパーゲージ
JPH0798221A (ja) 平面度測定装置の較正方法
JP3220341B2 (ja) 寸法測定装置
CN216954344U (zh) 一种微型角度槽角度测量装置
US2553755A (en) Depth indicator and hardness testing device
JPH07318303A (ja) R測定器
JPH0682503U (ja) 測定具
JPH07113603A (ja) 内側測定装置
JP2005221320A (ja) 測定ヘッド及びプローブ
JP3219637U (ja) 測定器
JPH0434681B2 (ja)
JPH01161102A (ja) 面取り寸法測定装置
JP7138283B2 (ja) 校正ユニット、及び形状測定機校正装置
JP2556792Y2 (ja) ワーク測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230719

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230725

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230911

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231003

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231012

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231031

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231114

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7390718

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150