JP3219637U - 測定器 - Google Patents

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Abstract

【課題】汎用スケールの精度よく刻まれた目盛りを有効に活用し、被測定物の様々な部位の測定を正確に行うことができる測定器を提供する。【解決手段】測定器10は、目盛り11aが形成されたスケール本体11と、被測定物20に接する測定面13aを有し、スケール本体に移動可能に取り付けられたスライダ12と、被測定物に接する測定面を有する基準プレート13と、直尺のスケール本体を着脱自在に取り付けると共に、スケール本体の目盛りの起点と、基準プレートの測定面が同一面となるように固定する固定ブロック14とを備える。【選択図】図1

Description

本考案は、ハイトゲージ等に好適に用いられる測定器に関するものである。
直尺スケールは、いろいろな被測定物の測定を行えて便利であるが、被測定物の形状によっては、直尺スケールの当て方により誤差が生じてしまい、測定に熟練を要するものであった。そこで、被測定物の特殊な形状の部位を測定するときには、特殊な専用ゲージを用意し、その専用ゲージを用いて測定を行うことが行われていた。
しかしながら、専用ゲージは高価である割には使用頻度があまり高くなく、また、被測定物の特殊な形状の被測定部位に合わせて多種類の専用ゲージを用意しなければならないという問題があった。
一つの測定器で、異なる形状の被測定部位を測定できるようにするために考案されたものとしては、「メジャーケースの直角に交わる二つの面に溝を形成し、移動尺とこれに直角に設けた測定片が、前記溝に摺動自在にはめこまれ、測定片と面との間隔寸法を移動尺、又は溝に沿った目盛りで表示されてなる簡易ノギス付きメジャー」が提案されている(例えば、特許文献1)。
実開昭56−142303号公報
しかし、特許文献1は、簡易的にノギスの機能を付加したものであり、特定の被測定物には使いやすいが、簡易ノギスをメジャーケースに単に付けただけであるので、メジャーの精度よく形成された目盛りを有効に活用するものではなかった。
本考案の目的は、汎用スケールの精度よく刻まれた目盛りを有効に活用し、被測定物の様々な形状からなる部位の測定を、特殊な専用測定器を用いることなく正確に行うことができる測定器を提供することにある。
前記課題を解決するために、本考案は、目盛りが形成されたスケール本体と、被測定物に接する測定面を有し、前記スケール本体に少なくとも一方が移動可能に取り付けられた第1及び第2の測定子と、を備えた測定器としてある。
本考案によれば、汎用スケールの精度よく刻まれた目盛りを有効に活用し、被測定物の様々な部位の測定を、特殊な専用測定器を用いることなく正確に行うことができる測定器を提供することができる。
本考案による測定器の実施形態を示し、(a)は全体正面図、(b)は全体側面図、(c)はB−B断面図、(d)はA−A簡略断面図、(e)はA−A簡略断面図におけるe部の詳細断面図である。 本実施形態に係る測定器のスライダ(第1の測定子)を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)はA−A断面図、(d)は副尺を設けた状態の正面図である。 本実施形態に係る測定器の固定ブロックを示を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)はA−A断面図ある。 本考案による測定器の応用例を示し、(a)は内幅、内径の測定器に応用した例、(b)は外幅、外径の測定器に応用した例、(c)は深さ測定器に応用した例を示す正面図である。
以下、図面等を参照しながら、本考案の実施形態を詳しく説明する。
図1は、本考案による測定器の実施形態を示す全体図である。
本実施形態の測定器10は、図1に示すように、直尺スケール(スケール本体)11と、スライダ(第1の測定子)12と、基準プレート(第2の測定子)13と、固定ブロック14、固定ネジ15等とを備えている。
直尺スケール11は、目盛り11aが形成された帯状の金属板であり、この実施形態では、目盛り11aが精度よく刻まれた汎用の直尺スケールが用いられており、スケール単体で用いることができるとともに、本実施形態の測定器10に組み込んで使用することもできる。
この直尺スケール11は、磁性体により形成されており、例えば、磁石に着くフェライト系ステンレスや、マルテンサイト系ステンレス等を用いることができる。
図2は、本実施形態に係る測定器のスライダ(第1の測定子)を示す図である。
スライダ12は、非磁性ステンレス鋼(例えば、Mnを含有したオーステナイトステンレス鋼)、アルミニウム、プラスチック等の非磁性体によって構成されている。
このスライダ12は、直尺スケール11に取り付けるための取付部121と、被測定物20(図1:2点鎖線参照)に接する肩部126を有している。肩部126は、測定面127を有している。
なお、スライダ12には、図2(d)に示すように副尺目盛り11bを刻むことができ、このようにすると被加工物の被測定部の寸法をより高精度に測定することが可能となる。
取付部121には、直尺スケール11にスライド可能に取り付けられるスライド溝122が形成されており、このスライド溝122には、図2(b)に示すような縦長に略楕円形の凹部122aが形成されている。この凹部122aには、上下二個のネジ通し孔123が設けられている。そして、図1(e)に示すように、円環状の磁石124がネジ通し孔123を貫通したネジ125により固定されるようになっている。
磁石124を用いる理由は、スライダ12を直尺スケール11に取り付けた場合、吸着面と垂直方向おいては吸着力が強く離れにくいが、吸着面と平行方向にスライドさせるときは吸着力が弱くスムーズに移動できるからである。
基準プレート(第2の測定子)13は、被測定物20に接する測定面13aを有し、固定ブロック14に固定されている。
図3は、本実施形態に係る測定器の固定ブロックを示す図である。
固定ブロック14は、略直方体の金属ブロックであり、直尺スケール11を着脱自在に取り付けると共に、直尺スケール11の目盛りの起点と、基準プレート13の測定面13aが同一面上になるように、基準プレート13を固定する。
この固定ブロック14は、図3(a)、(c)に示すように、基準プレート13にネジ止めするための二個の段付き貫通孔14aが設けられている。また、この固定ブロック14は、図3(b)に示すように、四個のネジ孔14bが設けられており、これら四個のネジ孔14bに螺合する固定ネジ15の頭部により、図1(a)〜(c)に示すように、直尺スケール11の両側面を固定する。
直尺スケール11は、単独で使用できる汎用品である。
この直尺スケール11は、基準プレート13に固定された固定ブロック14に、四本の固定ネジ15で固定する。このとき、直尺スケール11の目盛りの起点と、基準プレート13の測定面13aが同一面上になるように、基準プレート13を固定する。
ついで、スライダ12は、その凹部122aに直尺スケール11を挿入することにより、磁力によって吸着固定される。
このようにして、測定器10の組立が完成する。
この測定器10は、基準プレート13を接地させ、図1に示すように、基準プレート13の測定面13aに被測定物20を載せる。
次に、スライダ12をスライドさせ、その測定面127を被測定物20の上端に接触させる。
そうすると、スライダ12の測定面127の延長線上の目盛り11aを読めば、被測定物20の正確な高さを測定することができる。なお、スライダ12に副尺目盛11bを刻んであるときは、この副尺目盛りを併せ読むことによって、より正確な測定を行うことができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、汎用の直尺スケール11の精度よく刻まれた目盛り11a(スライダ12に精度よく刻まれた副尺目盛11b)を有効に活用し、様々な部位(本実施形態では、被測定物20の高さ)の測定を正確に行うことができる。
以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案は、前述した実施形態に限定されるものではなく、例えば、後述する変形形態等のように種々の変形や変更が可能であって、それらも本考案の技術的範囲内である。
また、実施形態に記載した効果は、本考案から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本考案による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。
なお、前述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
以下に説明する応用例(変形形態)では、前述した実施形態と同様な機能を示す部分には、同一の符号を付すか、末尾が共通する符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
図4は、本考案による測定器の応用例を示す図である。
図4(a)の例は、直尺スケール11に二つのスライダ12Aを、各測定面12aが外側を向くように配置したものである。この場合、二つのスライダ12Aを移動可能とすると操作性が向上する。
このようにすれば、被測定物20Aの内幅、内径の測定をすることができる。
図4(b)の例は、直尺スケール11に二つのスライダ12Bを、各測定面12aが内側を向くように配置したものである。この場合、二つのスライダ12Bを移動可能とすると操作性が向上する。
このようにすれば、被測定物20Bの外幅、外径の測定をすることができる。
図4(c)の例は、直尺スケール11に二つ肩部のある一体に設けられたスライダ12C−1(第1の測定子)、12C−2(第2の測定子)を、各測定面12aが同一方向(ここでは、下方向)を向くように配置したものである。
このようにすれば、有底筒状の被測定物20Cにおける深さの測定を行うことができる。
なお、スケール本体は、直線状の直尺スケールを用いた例で説明したが、図4(a)に示す応用例、図4(b)に示す応用例等においては、曲尺スケール、例えばL字状のスケール等を用いることも可能である。
10,10A,10B,10C:測定器
11:直尺スケール(スケール本体)
12:スライダ(第1の測定子)
13:基準プレート(第2の測定子)
14:固定ブロック
15:固定ネジ
20,20A,20B,20C:被測定物

Claims (6)

  1. 目盛りが形成されたスケール本体と、
    被測定物に接する測定面を有し、前記スケール本体に少なくとも一方が移動可能に取り付けられた第1及び第2の測定子と、
    を備えた測定器。
  2. 請求項1に記載の測定器において、
    前記スケール本体を着脱自在に取り付けると共に、前記スケール本体の目盛りの起点と前記第2の測定子の測定面が同一面となるように固定する固定ブロックを備えたこと、
    を特徴とする測定器。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の測定器において、
    前記スケール本体は、磁性体により形成されており、
    前記第1及び第2の測定子のうち少なくとも移動可能な測定子は、前記スケール本体への取付部に磁石が設けられていること、
    を特徴とする測定器。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の測定器において、
    前記第1及び第2の測定子は、測定面が外側を向くように配置されていること、
    を特徴とする測定器。
  5. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の測定器において、
    前記第1及び第2の測定子は、測定面が内側を向くように配置されていること、
    を特徴とする測定器。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の測定器において、
    前記スケール本体は、汎用の直尺スケールであること、
    を特徴とする測定器。
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