JP7388813B2 - 清掃具用柄及び清掃具 - Google Patents

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Description

本発明は、清掃具用柄及び清掃具に関する。
従来、トイレに設置された便器の清掃に用いられるクリーニングブラシ等の清掃具が普及している。この清掃具は、使用者が柄を持ち、そのヘッド部により便器の内面を擦って汚れを落とすように使用されるので、繰り返し使用する場合、ヘッド部の清潔性が損なわれ、臭いやカビ等が発生する原因となる。
そこで、清掃具のヘッド部を複数の水解紙を積層させて形成し、このヘッド部を柄に着脱自在に保持させ、使用後、ヘッド部を柄から外して便器に流すことを可能とする技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第4482559号公報
トイレに設置された便器は、例えば図6に示すように、上部の縁部が、内側へと延出するように形成されていることが多く、このような縁部の下面側は、トイレの水流が届かず、かつ視認し難いため、汚れが残り易い。そこで、清掃具は、このような便器の縁部の下面側を十分に清掃できることが求められる。しかし、上記特許文献1に記載された清掃具は、柄部が曲線状に湾曲して形成されていることから、この湾曲部分が便器の縁部の角に当たってしまうことがある。このため、便器の縁部の裏面を清掃する際には、清掃具を大きく傾ける必要があり、使用者の負担が大きかった。
本発明の課題は、便器の縁部の下面側の清掃を行い易い清掃具用柄及び清掃具を提供することである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、便器清掃用の清掃具に用いられる清掃具用柄において、
使用者が把持する把持部と、一端部が前記把持部の端部の一つである第一端部に接続され、他端部にヘッド部を取り付ける取付部が備えられた先端部と、を有し、
前記把持部と前記先端部とは、いずれも中心軸が直線となる棒状に形成され、
前記把持部と前記先端部との接続角度が90°であり、
前記取付部は、前記先端部の前記把持部と接続されている側と反対側の端部から前記先端部の軸方向に突出する第一延出部及び第二延出部を備え、
前記第一延出部は、前記第二延出部と対向する面の前記先端部の軸方向と直交する方向の中央部が、当該方向の両端部と比較して、前記把持部において前記第一端部と反対側の端部である第二端部が位置する方向へと凹むように形成された凹部を備え、
前記第二延出部は、前記第一延出部と対向する面の前記先端部の軸方向と直交する方向の中央部が、当該方向の両端部と比較して、前記把持部において前記第一端部と反対側の端部である第二端部が位置する方向へと突出するように形成された凸部を備えることを特徴とする。
本発明によれば、便器の縁部の下面側の清掃を行い易い清掃具用柄を提供することができる
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の清掃具用柄において、
前記先端部の長さは、当該清掃具用柄全体の長さの15%以下であることを特徴とする。
本発明によれば、先端部が長すぎないことで、便器の縁部の下面側の清掃の行い易さをさらに改善することができる。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の清掃具用柄において、
前記取付部は、前記ヘッド部を着脱自在に当該清掃具用柄に取り付けることを特徴とする。
本発明によれば、ヘッド部が交換可能となり、その清潔性を維持し易くなる。
請求項に記載の発明は、清掃具において、
請求項1からのいずれか一項に記載の清掃具用柄と、当該清掃具用柄の前記取付部に取り付けられたヘッド部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、便器の縁部の下面側の清掃を行い易い清掃具を提供することができる。
本発明によれば、便器の縁部の下面側の清掃を行い易い清掃具を提供することができる。
実施形態に係る清掃具の正面図である。 実施形態に係る清掃具の側面図である。 実施形態に係る清掃具の平面図である。 変形例1に係る清掃具の断面図である。 変形例2に係る清掃具の正面図である。 実施例及び比較例に係る清掃具の評価に用いた便器の概略断面図である。
以下、本発明の実施形態である清掃具の具体的な態様について、図1から図4に基づいて説明する。ただし、本発明の技術的範囲は、図示例に限定されない。
なお、以下においては、図1に示すように、前後方向、左右方向及び上下方向並びにX軸、Y軸及びZ軸を定めて説明する。すなわち、把持部11の先端部12と接続されていない側の端部が向く方向を「上」、その反対側を「下」、先端部12が把持部11に対して屈曲する方向を「右」、その反対側を「左」、柄部1が屈曲する方向側(右側)を向いた際の右手側を「前」、柄部1が屈曲する方向側(右側)を向いた際の左手側を「後」とし、前後方向に沿った軸をX軸、左右方向に沿った軸をY軸、上下方向に沿った軸をZ軸とする。
[実施形態の構成]
清掃具100は、トイレに設置された便器の清掃に用いられるものであり、図1から図3に示すように、清掃具100の使用者が把持する柄部1と、柄部1に着脱自在に取り付けられるヘッド部2と、から構成される。
{柄部}
柄部1は、清掃具100の使用者が把持する部分である把持部11と、把持部11と接続され、ヘッド部2を着脱自在に取り付ける取付部121が備えられた先端部12と、から構成される。
柄部1を形成する材料としては、取付部121にヘッド部2を取り付けて清掃を行うことができることができる強度を有するものであれば任意であるが、例えば、ABS樹脂(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合樹脂)、PP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)、POM(ポリアセタール)、CNF(セルロースナノファイバー)、木材、金属等を用いることができる。
(把持部)
把持部11は、清掃具100の使用者が把持する部分であり、図1に示すように、先端部12と比較して長さの長い棒状に形成される。
把持部11は、長さ方向(図1から図3におけるZ軸方向)において、湾曲した部分を有しない直線状の棒状に形成される。なお、ここで「湾曲した部分を有しない直線状」とは、棒状の把持部11の中心軸が直線であることをいい、表面に凹凸や歪みを有するものを含むものとする。
把持部11の長さは、Z軸方向に300mmから650mmであることが好ましく、340mmから450mmであることがさらに好ましい。ここで把持部11の長さとは、先端部12と接続されているのと反対側の端部から、先端部12と接続されている側の端部のうち、最も下方に位置する部分までの長さ(図1におけるA)を指す。
また、使用者が把持し易くするため、把持部11の断面形状(図1におけるXY面に沿った断面おける形状)は円形であり、全体が円柱状に形成されることが望ましい。また、断面の直径が10mmから40mmであることが好ましく、15mmから30mmであることがさらに好ましい。ただし、断面形状は円形に限定されず、例えば四角形、三角形、楕円形等であってもよい。
(先端部)
先端部12は、柄部1のヘッド部2が取り付けられる部分であり、図1に示すように、把持部11と比較して長さの短い棒状に形成され、一端部が把持部11と接続され、他端部にヘッド部2を取り付ける取付部121を備える。
先端部12は、長さ方向(図1におけるY軸方向)に湾曲した部分を有しない直線状の棒状に形成される。なお、ここでも「湾曲した部分を有しない直線状」とは、棒状の先端部12の中心軸が直線であることをいい、表面に凹凸や歪みを有するものを含むものとする。
先端部12の長さは、Y軸方向に0mmから70mmであることが好ましく、0mmから40mmであることがさらに好ましい。ここで、先端部12の長さとは、把持部11と接続されているのと反対側の端部(取付部121の先端)から、把持部11と接続されている側の端部のうち、最も左方に位置する部分までの長さ(図1におけるB)を指す。
また、先端部12の断面形状(図1におけるXZ面に沿った断面における形状)は円形であり、取付部121を除いて全体が円柱状に形成されることが望ましい。また、断面の直径が20mmから40mmであることが好ましく、20mmから35mmであることがさらに好ましい。ただし、断面形状は円形に限定されず、例えば四角形、三角形、楕円形等であってもよい。
(取付部)
取付部121は、先端部12の把持部11に接続されているのと反対側の端部に形成された、柄部1にヘッド部2を着脱自在に取り付けるための部分であり、図1及び図2に示すように、所定の間隔を空けて同一方向へと延出する第一延出部1211と、第二延出部1212と、を備える。
第一延出部1211は、図1に示すように、先端部12の把持部11と接続されている側と反対側の端部(図1における右端部)の上側に形成された、先端部12の長さ方向へと板状に突出する部分である。
第二延出部1212は、図1に示すように、先端部12の把持部11と接続されている側と反対側の端部(図1における右端部)の下側に形成された、先端部12の長さ方向へと板状に突出する部分である。
第一延出部1211及び第二延出部1212は、共にY軸方向の長さが、好ましくは0mmから35mm、さらに好ましくは0mmから30mmとなるように形成される。
また、第一延出部1211と第二延出部1212との間隔は、3mmから20mmであることが好ましく、5mmから18mmであることがさらに好ましい。
第一延出部1211及び第二延出部1212の間隔を、使用するヘッド部2の厚みよりも僅かに狭くし、ヘッド部2を圧縮しつつ第一延出部1211と、第二延出部1212との間に挟み込むようにすることで、図1から図3に示すようにヘッド部2を柄部1に対して固定することができる。
なお、取付部121は、第一延出部1211のX方向における中央部に、上方向へと凹状となる凹部を備え、第二延出部1212のX方向における中央部に、上方向へと凸状となる凸部を備えることが好ましい。この場合、ヘッド部2をY軸に沿って湾曲した状態で取り付けることが可能となり、清掃時のヘッド部2の強度を向上させることができる。
(把持部と先端部の関係)
把持部11と先端部12とは、図1に示すように、把持部11の一端部と、先端部12の取付部121が備えられていない一端部とにおいて接続されているが、これらの接続角度(図1における角θ)が、45°より大きく、135°より小さくなるように形成されることが好ましい。この角度であれば、便器の縁部の下面側及びその近傍の便器側面内側の清掃の行い易さを両立できる。また、これらがなす角度が90°であることが最も好ましい。なお、図1から図3においては、角θが90°となる最も好ましい態様につき図示しているが、本発明の技術的範囲はこれに限定されるものではない。
また、把持部11と先端部12との長さの比率は、把持部11の長さを図1におけるAとし、先端部12の長さを図1におけるBとした場合に、全体の長さ(A+B)を100%として、把持部の長さAが、85%<A<100%、先端部12の長さが、0%<B≦15%となることが望ましい。この比率であれば、先端部が長すぎないことで、便器の縁部の下面側の清掃の行い易さをさらに改善することができる。
{ヘッド部}
ヘッド部2は、図1から図3に示すように、取付部121によって柄部1に着脱自在に取り付けられて、便器の内面などの被清掃面に押し付けられてその清掃を行うための部材である。
ヘッド部2としては、取付部121によって柄部1に取り付けて使用することができるものであれば任意であるが、水解性を有する素材により形成され、清掃後、柄部1の取付部121から外して便器に流すことが可能であることが好ましい。
具体的には、例えばヘッド部2は、水解性を有する一枚のシート体を折り畳むことで2層以上重ね合わされた積層体により形成される。一枚のシート体を折り畳んでヘッド部2を形成することで、その製造を容易にすることができる。
なお、製造の容易性は低下するものの、複数枚のシート体を重ね合わせることで積層体が形成されていてもよい。また、複数枚のシート体を重ね合わせた上で、これをさらに折り畳むことによって、積層体が形成されていてもよい。
このようにヘッド部2を積層体とすることで、便器に流す際に水に対してほぐれやすくすることができる。
また、ヘッド部2に用いられる水解性を有するシート体としては、例えば、湿式抄紙法により作製される水解紙や、エアレイド不織布などを用いることができる。このようなシート体の原料には、バージンパルプが用いられることが好ましい。古紙再生パルプには樹脂や石灰等の異物が混入することがあり、これによって、清掃時に被清掃面に傷がつき易くなる、流した際に所望の水解性が得られず詰まり易くなるといったリスクが生じるためである。
ヘッド部2は、長辺40mmから60mm、短辺35mmから55mmの長方形状に形成され、厚みが5mmから20mmとなるように形成されることが好ましい。
また、ヘッド部2は、柄部1に対し、取付部121の先端から、20mmから40mm突出するように取り付けられることが好ましく、30mm突出するように取り付けられることが最も好ましい。
[実施形態の効果]
本実施形態によれば、柄部1がいずれも直線状に形成された把持部11と、先端部12と、から構成され、これらが、所定の角度で接続されている。これによって、便器の縁の下面側の清掃を行い易くなる。
具体的には、便器の縁の下面側の清掃の際には、ヘッド部2を、その先端部が水平方向よりも上を向くようにして被清掃面に対して当てる必要がある。そこで、このような状態での清掃を行い易くするため、把持部11に対し角度が付いた状態で、ヘッド部2が取り付けられるが、特許文献1に記載の清掃具のように、把持部11及び先端部12が曲線状に形成され、徐々に角度が変わる形状だと、この曲線部分が、便器の縁の角部分に干渉し、ヘッド部2を便器の縁の下面側に当て難くなるおそれがある。
そして、これを避けるためには、使用者が、清掃具100を大きく傾けて使用することが求められるが、その場合、使用者の負担が増加する。
これに対し、本実施形態によれば、柄部1が、把持部11と先端部12とがいずれも直線状となるように構成されていることから、湾曲部分が便器の縁の角部に干渉することがない。
これによって、清掃具100の使用者が、これを大きく傾けずとも便器の縁の裏面の清掃を行うことが可能となり、使用者の負担を低減することができる。
また、本実施形態によれば、柄部1の把持部11と先端部12とが共に直線状に形成され、これが所定の角度で接続されていることによって、これらが曲線状に徐々に湾曲していくように形成されている場合と比較して、コンパクトに柄部1を形成することができる。
これによって、清掃具100全体をコンパクトにすることができ、収納時に要するスペースも少なくなる。
また、柄部1の把持部11と先端部12との接続角度(図1における角θ)が、45°より大きく、135°より小さくなるように形成されていることによって、便器の縁部の下面側及びその近傍の便器側面内側の清掃の行い易さを両立できる。また、これらがなす角度が、90°である場合、さらに便器の縁部の下面側及びその近傍の便器側面内側の清掃の行い易さを改善できる。
また、把持部11と先端部12との長さの比率が、把持部11の長さを図1におけるAとし、先端部12の長さを図1におけるBとした場合に、全体の長さ(A+B)を100%として、把持部11の長さAが、85%<A<100%、先端部12の長さが、0%<B≦15%となるように形成されていることによって、便器の縁部の下面側の清掃の行い易さをさらに改善することができる。
[変形例]
以下、上記実施形態の変形例につき説明する。
{変形例1}
柄部は、図4に示す柄部1Aのように、外殻部130と摺動部140と、からなり、摺動部140を外殻部130に対してスライドさせることで、ヘッド部2を着脱できるように構成されていてもよい。
外殻部130は、図4に示すように、柄部1の外殻をなし、内部が中空となるように形成されている。また、先端部12A側の端部には、上方に第一延出部外側131が形成され、下方に第二延出部外側132が形成されている。第一延出部外側131と、第二延出部外側132との上下方向の間隔は、その先端側、すなわち右方に行くほど広くなるように形成されている。
また、把持部11A側には、開口部133と、第一歯部134とが形成されている。
摺動部140は、図4に示すように外殻部130に収納され、先端部12A側の端部には、上方に第一延出部内側141が形成され、下方に第二延出部内側142が形成されている。第一延出部内側141は、先端側、すなわち右側へ行くほど上方へと突出するように形成され、第二延出部内側142は、先端側、すなわち右側に行くほど下方へと突出するように形成されている。
すなわち、第一延出部外側131及び第一延出部内側141によって第一延出部1211Aが形成され、第二延出部外側132及び第二延出部内側142によって第二延出部1212Aが形成されている。そして、第一延出部1211A及び第二延出部1212Aによって、取付部121Aが構成されている。
また摺動部140には、把持部11A側に、図4に示すように、突起部143と、第二歯部144と、ばね145とが備えられている。
摺動部140を、突起部143に指を掛け、ばね145を押圧しつつ摺動させ、第一歯部134と、第二歯部144との掛止位置を変えることで、第一延出部1211Aにおける第一延出部外側131と第一延出部内側141との位置関係、及び第二延出部1212Aにおける第二延出部外側132と第二延出部内側142との位置関係を変えることができる。
そして、第一延出部外側131及び第二延出部外側132に対して、第一延出部内側141及び第二延出部内側142を右方へと摺動させると、第一延出部1211Aと第二延出部1212Aとの間隙が広くなり、第一延出部外側131及び第二延出部外側132に対して、第一延出部内側141及び第二延出部内側142を左方へと摺動させると、第一延出部1211Aと第二延出部1212Aとの間隙が狭くなる。
したがって、この場合、第一延出部外側131及び第二延出部外側132に対して、第一延出部内側141及び第二延出部内側142を右方へと摺動させ、第一延出部1211Aと第二延出部1212Aとの間隙を広げた状態で、ヘッド部2を着脱し、清掃時には、ヘッド部2を取り付けた後、第一延出部外側131及び第二延出部外側132に対して、第一延出部内側141及び第二延出部内側142を左方へと摺動させ、第一延出部1211Aと第二延出部1212Aとの間隙を狭くすることで、ヘッド部2の着脱の容易性と、清掃時の固定強度の両者を向上できる。
{変形例2}
図5に示す柄部1Bのように、全体が直線状となるように形成された上で、側面(図5においては右側)に、柄部1Bの側面から突出するようにヘッド部2を取り付ける取付部121Bが備えられるようにしてもよい。すなわち本変形例は、本発明において柄部1における先端部12の長さを0%としたものであるということができる。
取付部121Bは、柄部1Bの側面に備えられた、Z方向において、柄部1における第一延出部1211と第二延出部1212との間隔と等しい幅となる溝として形成することができる。
{変形例3}
取付部は、第一延出部及び/又は第二延出部を上下方向に摺動可能とすることで、ヘッド部2を着脱自在としていてもよい。
具体的には、第一延出部を上方へと摺動させるか、第二延出部を下方へと摺動させることで、第一延出部と第二延出部との間の間隔を広げた状態で、ヘッド部2を当該間隔に挟んだ後、第一延出部を下方と摺動させるか、第二延出部を上方へと摺動させることで、第一延出部と第二延出部との間の間隔を狭め、ヘッド部2を取付部に固定する。
ヘッド部2を取り外す際には、第一延出部を上方へと摺動させるか、第二延出部を下方へと摺動させることで、第一延出部と第二延出部との間の間隔を広げればよい。
{変形例4}
図1及び図2においては、第一延出部1211及び第二延出部1212における互いに対向する面が、いずれも平面である場合につき図示したが、当該対向面の形状は、平面状には限られない。
例えば、ヘッド部2が平面状ではなく湾曲又は屈曲した形状となるように形成されている場合には、これに応じた面形状となるように形成されていることが好ましい。
以下、本発明の実施例及び比較例に係る清掃具を用いて、便器の縁の近傍の清掃を行い、清掃の行い易さを評価した結果について説明する。以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
[実施例及び比較例の構成]
以下の実施例1から5及び比較例に係る清掃具を用意した。
{実施例1}
(柄部)
把持部11として、長さ345mm、断面が直径36mmの円形となる円柱状に形成された直線状のものを用いた。
先端部12として、長さ55mm、断面が直径35mmの円形となる円柱状に形成された直線状のものを用いた。なお、先端部12の長さのうち、第一延出部1211及び第二延出部1212の長さは20mmである。
把持部11と先端部12との接続角度(図1におけるθに相当)は、45°とした。
材料としては、全体にABS樹脂(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合樹脂)を用いた。
(ヘッド部)
シート体として、NBKP(針葉樹晒クラフトパルプ)を100%用いて形成されたエアレイド不織布を用い、これを24枚重ねることで、平面視において50mm四方の正方形状となり、厚みが8mmとなるように形成した。これを、正方形の一辺が取付部121に挟み込まれ、取付部121の先端から30mm突出するように、柄部1に取り付けた。
{実施例2}
柄部1として、把持部11と先端部12との接続角度(図1におけるθに相当)を67.5°としたものを用いた。その他の構成は、実施例1と同様である。
{実施例3}
柄部1として、把持部11と先端部12との接続角度(図1におけるθに相当)を90°としたものを用いた。その他の構成は、実施例1と同様である。
{実施例4}
柄部1として、把持部11と先端部12との接続角度(図1におけるθに相当)を112.5°としたものを用いた。その他の構成は、実施例1と同様である。
{実施例5}
柄部1として、把持部11と先端部12との接続角度(図1におけるθに相当)を135°としたものを用いた。その他の構成は、実施例1と同様である。
{比較例}
柄部として、把持部及び先端部が曲線状に形成されたもの、具体的には、SCジョンソン社製の「スクラビングバブル 流せるブラシ本体」を用いた。
[評価内容]
上記実施例及び比較例の清掃具を用いて、被験者10人にトイレの便器T(TOTO社製 SH221BAS VR#SC1)の縁部の下面側(図6におけるC)及びその近傍の便器側面内側(図6におけるD)を清掃させ、各被験者に以下の5段階で評価させ、その平均値を算出した。
5:とても掃除しやすい
4:掃除しやすい
3:普通に掃除できる
2:掃除しにくい
1:とても掃除しにくい
試験の結果を表Iに示す。
Figure 0007388813000001
(評価)
実施例1から5と、比較例とを比較すると、実施例1から5のいずれにおいても、C及びDの両者について、清掃の行い易さが改善している。これにより、柄部1を、把持部11及び先端部12が直線状となるように形成することで、便器の縁部の下面側(図6におけるC)及びその近傍の便器側面内側(図6におけるD)の清掃を行い易くなることが分かる。
また、実施例1及び5と、実施例2から4とを比較すると、実施例1においては、Dにつき、比較例よりは改善しているものの、平均2.3という「2:掃除しにくい」に近い値となっており、実施例5においては、Cにつき、比較例よりは改善しているものの、平均2.4という「2:掃除しにくい」に近い値となっているのに対し、実施例2から4においては、いずれにおいても、C及びDの両者について、「3:普通に掃除できる」を超える値となっている。これにより、把持部11と先端部12との接続角度を45°よりも大きく、135°よりも小さくすることで、便器の縁部の下面側(図6におけるC)及びその近傍の便器側面内側(図6におけるD)の清掃の行い易さを両立できることが分かる。
また、実施例2及び4と、実施例3とを比較すると、実施例3においては、C及びDの両者について、清掃の行い易さがさらに改善している。これにより、把持部11と先端部12との接続角度を90°とすることで、便器の縁部の下面側(図6におけるC)及びその近傍の便器側面内側(図6におけるD)の清掃の行い易さをさらに改善できることが分かる。
100、100A 清掃具
1、1A 柄部(清掃具用柄)
11、11A 把持部
12、12A 先端部
121、121A 取付部
2 ヘッド部

Claims (4)

  1. 便器清掃用の清掃具に用いられる清掃具用柄において、
    使用者が把持する把持部と、一端部が前記把持部の端部の一つである第一端部に接続され、他端部にヘッド部を取り付ける取付部が備えられた先端部と、を有し、
    前記把持部と前記先端部とは、いずれも中心軸が直線となる棒状に形成され、
    前記把持部と前記先端部との接続角度が90°であり、
    前記取付部は、前記先端部の前記把持部と接続されている側と反対側の端部から前記先端部の軸方向に突出する第一延出部及び第二延出部を備え、
    前記第一延出部は、前記第二延出部と対向する面の前記先端部の軸方向と直交する方向の中央部が、当該方向の両端部と比較して、前記把持部において前記第一端部と反対側の端部である第二端部が位置する方向へと凹むように形成された凹部を備え、
    前記第二延出部は、前記第一延出部と対向する面の前記先端部の軸方向と直交する方向の中央部が、当該方向の両端部と比較して、前記把持部において前記第一端部と反対側の端部である第二端部が位置する方向へと突出するように形成された凸部を備えることを特徴とする清掃具用柄。
  2. 前記先端部の長さは、当該清掃具用柄全体の長さの15%以下であることを特徴とする請求項1に記載の清掃具用柄。
  3. 前記取付部は、前記ヘッド部を着脱自在に当該清掃具用柄に取り付けることを特徴とする請求項1又は2に記載の清掃具用柄。
  4. 請求項1からのいずれか一項に記載の清掃具用柄と、当該清掃具用柄の前記取付部に取り付けられたヘッド部と、を備えることを特徴とする清掃具。
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