JP7388743B2 - アンテナ装置及び無線機器 - Google Patents

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本開示は、アンテナ装置及び無線機器に関する。
一般的なアンテナ装置は、単共振構造である。例えば、特許文献1のアンテナ装置は、スプリットリング部に隣接するように追加素子を配置することで、アンテナサイズを大型化することなく、共振周波数を低くすることを実現している。
また、特許文献2のアンテナ装置は、第1のスプリットリング部の内部に第2のスプリットリング部を配置することで、やはり、アンテナサイズを大型化することなく、共振周波数を低くすることを実現している。
特開2018-85599号公報 特開2018-74506号公報
特許文献1及び2のアンテナ装置は、アンテナサイズを大型化することなく、共振周波数を低くすることが可能であるが、複数の共振周波数を発生させることはできない。
本明細書に開示される実施の形態が達成しようとする目的の1つは、当該課題の解決に寄与するアンテナ装置及び無線機器を提供することである。なお、この目的は、本明細書に開示される複数の実施の形態が達成しようとする複数の目的の1つに過ぎないことに留意されるべきである。その他の目的又は課題と新規な特徴は、本明細書の記述又は添付図面から明らかにされる。
第1の態様のアンテナ装置は、
グランド基板と、
前記グランド基板に形成され、第1の共振周波数を発生させる第1の共振器と、
前記グランド基板の厚さ方向において、前記第1の共振器と予め設定された間隔を開けて、前記第1の共振器と一部が重なるように配置された追加導体を有し、前記第1の共振器と前記追加導体とで前記第1の共振周波数と異なる第2の共振周波数を発生させる第2の共振器と、
を備える。
第2の態様の無線機器は、上述のアンテナ装置を備える。
上述の態様によれば、複数の共振周波数を発生させることが可能なアンテナ装置及び無線機器を実現できる。
実施の形態のアンテナ装置の構成例を示す模式図である。 図1のII部分の拡大図である。 実施の形態のアンテナ装置を構成する第1の共振器の構成例を示す拡大図である。 実施の形態のアンテナ装置を構成する追加導体の構成例を示す図である。 実施の形態のアンテナ装置の第1の共振器と追加導体との配置関係を示す図である。 実施の形態のアンテナ装置における第1の共振器での電流の流れを説明するための図である。 実施の形態のアンテナ装置における第2の共振器での電流の流れを説明するための図である。 実施の形態のアンテナ装置のリターンロス特性を示す図である。
以下、本開示を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら説明する。但し、本開示が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
先ず、本実施の形態のアンテナ装置の構成を説明する。なお、以下の説明では、説明を明確にするために、三次元(XYZ)座標系を用いて説明する。図1は、本実施の形態のアンテナ装置の構成例を示す模式図である。図2は、図1のII部分の拡大図である。
アンテナ装置1は、図1及び図2に示すように、グランド基板2、第1の共振器3、給電部4及び追加導体5を備えている。グランド基板2は、接地電位(グラウンド電位)を維持するためのものであり、例えば、多層のプリント基板などである。
図3は、本実施の形態のアンテナ装置を構成する第1の共振器の構成例を示す拡大図である。第1の共振器3は、図3に示すように、開口部31、第1のスプリット導体32、第2のスプリット導体33を備えている。開口部31は、例えば、グランド基板2のZ軸+側の面に形成されており、グランド基板2のX軸-側の辺に接するように配置されている。
第1のスプリット導体32は、Z軸方向から見て、Y軸方向に延在する第1の部分32a、及び第1の部分32aのY軸+側の端部からX軸+側に延在する第2の部分32bを備える略L字形状の導体である。
第1の部分32aのY軸-側の端部は、接続導体34を介して開口部31のX軸-側であって、且つ、Y軸-側の角部に電気的に接続されている。そのため、第1のスプリット導体32は、Z軸方向から見て開口部31の内部に配置されている。
第2のスプリット導体33は、Z軸方向から見て、Y軸方向に延在する第1の部分33a、及び第1の部分33aのY軸-側の端部からX軸+側に延在する第2の部分33bを備える略L字形状の導体である。
第1の部分33aのY軸+側の端部は、開口部31のX軸-側であって、且つ、Y軸+側の角部に電気的に接続されている。そのため、第2のスプリット導体33も、Z軸方向から見て開口部31の内部に配置されている。
そして、第2の部分33bは、第1のスプリット導体32の第2の部分32bとY軸方向で所定の間隔を開けて平行に配置されている。つまり、第1のスプリット導体32の第2の部分32bと第2のスプリット導体33の第2の部分33bとで、スリット部を形成している。
給電部4は、給電導体41を介して第1のスプリット導体32と接続導体34との接続部に電気的に接続されている。給電部4は、後述するように第1の共振器3及び第2の共振器6に交流電力を供給する。
図4は、本実施の形態のアンテナ装置を構成する追加導体の構成例を示す図である。図5は、本実施の形態のアンテナ装置の第1の共振器と追加導体との配置関係を示す図である。
追加導体5は、図4に示すように、スプリットリング導体である。つまり、追加導体5は、第1の導体51、第2の導体52、第3の導体53、第1のスプリット導体54及び第2のスプリット導体55を備えている。
第1の導体51は、X軸方向に延在している。第2の導体52は、Y軸方向に延在しており、第2の導体52のY軸-側の端部が第1の導体51のX軸+側の端部に電気的に接続されている。第3の導体53は、X軸方向に延在しており、Y軸方向で第1の導体51と所定の間隔を開けて平行に配置されている。
第3の導体53のX軸+側の端部は、第2の導体52のY軸+側の端部に電気的に接続されている。このような第1の導体51、第2の導体52及び第3の導体53は、Z軸方向から見て略C字形状を形成し、その内部に開口部56を形成している。
第1のスプリット導体54は、Z軸方向から見て、Y軸方向に延在する第1の部分54a、及び第1の部分54aのY軸+側の端部からX軸+側に延在する第2の部分54bを備える略L字形状の導体である。
第1の部分54aのY軸-側の端部は、第1の導体51のX軸-側の端部に電気的に接続されている。そのため、第1のスプリット導体54は、Z軸方向から見て開口部56の内部に配置されている。
第2のスプリット導体55は、Z軸方向から見て、Y軸方向に延在する第1の部分55a、及び第1の部分55aのY軸-側の端部からX軸+側に延在する第2の部分55bを備える略L字形状の導体である。
第1の部分55aのY軸+側の端部は、第3の導体53のX軸-側の端部に電気的に接続されている。そのため、第2のスプリット導体55も、Z軸方向から見て開口部56の内部に配置されている。
そして、第2の部分55bは、第1のスプリット導体54の第2の部分54bとY軸方向で所定の間隔を開けて平行に配置されている。つまり、第1のスプリット導体54の第2の部分54bと第2のスプリット導体55の第2の部分55bとで、スリット部を形成している。
このような追加導体5は、図5に示すように、Z軸方向において第1の共振器3と所定の間隔Dを開けて、グランド基板2の内層部に形成された開口部57の内部に配置されている。開口部57は、Z軸方向から見て第1の共振器3の開口部31と略重なっている。そのため、追加導体5は、Z軸方向から見て第1の共振器3の開口部31の内部に配置されている。なお、間隔Dは、後述する第2の共振周波数に基づいて、適宜、設定することができる。
このとき、図2に示すように、追加導体5の第1のスプリット導体54が第1の共振器3の第1のスプリット導体32と略重なるように配置され、追加導体5の第2のスプリット導体55が第1の共振器3の第2のスプリット導体33と略重なるように配置されている。これにより、後述するように、第1の共振器3の一部と追加導体5とで第2の共振器6を形成することになる。
次に、本実施の形態のアンテナ装置1での電流の流れを説明する。図6は、本実施の形態のアンテナ装置における第1の共振器での電流の流れを説明するための図である。図7は、本実施の形態のアンテナ装置における第2の共振器での電流の流れを説明するための図である。図8は、本実施の形態のアンテナ装置のリターンロス特性を示す図である。ここで、図6及び図7では、太い矢印によって電流の流れを示している。
給電部4から交流電力が供給されると、例えば、図6に示すように、第1の共振器3の開口部31のX軸+側の辺→開口部31のY軸+側の辺→第2のスプリット導体33の第1の部分33a→第1のスプリット導体32の第1の部分32a→給電導体41の順で電流が流れ、これにより、第1の共振器3を形成して第1の共振周波数を発生させる。
一方、給電部4から交流電力が供給されると、図7に示すように、第1の共振器3の開口部31のX軸+側の辺の略中央から当該開口部31のX軸+側の辺→給電導体41→第1の共振器3の第1のスプリット導体32の第1の部分32a→追加導体5の第1の導体51→追加導体5の第2の導体52の順で電流が流れる。
それと共に、第1の共振器3の開口部31のX軸+側の辺の略中央から当該開口部31のX軸+側の辺→開口部31のY軸+側の辺→第1の共振器3の第2のスプリット導体33の第1の部分33a→追加導体5の第3の導体53→追加導体5の第2の導体52の順で電流が流れる。これにより、第2の共振器6を形成して第2の共振周波数を発生させる。
その結果、本実施の形態のアンテナ装置1は、図8に示すように、第1の共振周波数及び第2の共振周波数でアンテナとして動作することになる。そのため、アンテナ装置1は、例えば、第1の共振周波数として2.4GHz帯を使用し、第2の共振周波数として5GHz帯を使用するWi-Fi(Wireless-Fidelity)などの無線機器に良好に用いることができる。
このように本実施の形態のアンテナ装置1及び無線機器は、Z軸方向において、第1の共振器3と一部が重なるように配置された追加導体5を備えている。そのため、第1の共振器3と追加導体5とで第1の共振周波数と異なる第2の共振周波数を発生させる第2の共振器を形成することができ、その結果、複数の共振周波数を発生させることが可能なアンテナ装置1及び無線機器を実現することができる。
しかも、本実施の形態のアンテナ装置1及び無線機器は、Z軸方向において追加導体5を第1の共振器3と略重なるように配置しているので、アンテナ装置を大型化することなく、複数の共振周波数を発生させることができる。
なお、本開示は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
1 アンテナ装置
2 グランド基板
3 第1の共振器
31 開口部
32 第1のスプリット導体、32a 第1の部分、32b 第2の部分
33 第2のスプリット導体、33a 第1の部分、33b 第2の部分
34 接続導体
4 給電部
41 給電導体
5 追加導体
51 第1の導体
52 第2の導体
53 第3の導体
54 第1のスプリット導体、54a 第1の部分、54b 第2の部分
55 第2のスプリット導体、55a 第1の部分、55b 第2の部分
56、57 開口部
6 第2の共振器

Claims (3)

  1. グランド基板と、
    前記グランド基板に形成され、第1の共振周波数を発生させる第1の共振器と、
    前記グランド基板の厚さ方向において、前記第1の共振器と予め設定された間隔を開けて、前記第1の共振器と一部が重なるように配置された追加導体を有し、前記第1の共振器と前記追加導体とで前記第1の共振周波数と異なる第2の共振周波数を発生させる第2の共振器と、
    を備え、
    前記追加導体は、前記グランド基板の厚さ方向において、前記第1の共振器のスプリット導体と重なるスプリット導体を備え、
    前記追加導体のスプリット導体を除く部分は、前記グランド基板の厚さ方向において、前記第1の共振器と重ならない、アンテナ装置。
  2. 前記追加導体は、無給電導体であり、前記グランド基板の内層部に配置されている、請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 請求項1又は2に記載のアンテナ装置を備える、無線機器。
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