JP7386623B2 - 情報処理装置、システム、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、システム、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、システム、およびプログラムに関する。
近年、放送と通信の連携機能を備えたテレビ端末の普及が進み、ハイブリッドキャスト規格に準拠したハイブリッドキャストテレビ、および、それを利用したハイブリッドキャストサービスも数多く展開されている。このような放送通信連携システムの特徴の一つは、端末連携機能を有していることである。端末連携機能とは、放送受信の機能を有するテレビ受像機(受信装置)と、インターネット等の通信ネットワークに接続されたスマートフォンやタブレット端末等(情報処理装置)とが、通信を介して連携する機能である。
テレビ受像機(受信装置)は、伝統的に、世帯に設置されて複数人によって共有で操作されることの多い端末である。一方で、現代では、世帯単位だけではなく、個人単位の視聴履歴等を記録しておくことも望まれる。
例えば、特許文献1には、番組を視聴中の人物を外部の環境情報から識別して、視聴中の人物に対応付けて個人の視聴履歴を記憶し、記憶した視聴履歴に基づいて、個人が過去に視聴した番組と類似する番組を提案する方法などが記載されている。
特許第4940348号公報
従来技術では、個人単位で、視聴情報を取得するために、個人あるいは個人に対応する装置等と、テレビ受像機等で視聴されているサービスとを関連付けることが困難であった。また、特許文献1に記載の技術においても、いかにして簡単に個人単位の視聴履歴を記憶しておくかは、述べられていない。ユーザーに負担をかけることなく個人単位の視聴履歴を記録することは、個人の嗜好にあわせた番組推薦や広告配信を行うサービスに行ううえでも、重要な課題であった。
つまり、既に普及しつつある放送通信連携システムを活用し、より簡便な方法で、個人単位の視聴履歴の情報を取得することが望まれる。
本発明は、上記の事情を考慮して為されたものであり、個人単位で、視聴されている(あるいは視聴されていると推定可能な)放送サービスを識別し、記録することのできる、情報処理装置、システム、およびプログラムを提供しようとするものである。
[1]上記の課題を解決するため、本発明の一態様による情報処理装置は、放送を受信する受信装置に対して、端末連携機能を用いて、前記受信装置が選局中のサービスを識別するためのサービス識別情報を問い合わせるとともに、前記受信装置から前記サービス識別情報を受信する放送連携機能部と、受信した前記サービス識別情報を、当該時点の日時情報と関連付けて、視聴情報として記録する視聴情報記録部と、を備えるものである。
[2]また、本発明の一態様は、上記の情報処理装置において、前記放送連携機能部は、前記サービス識別情報の問い合わせを、定められたタイミングで繰り返し実行する、ものである。
[3]また、本発明の一態様は、上記の情報処理装置において、前記視聴情報記録部が記録した視聴情報を基に、視聴時間を求め、前記視聴時間を含む情報を提示する視聴情報提示部、をさらに備えるものである。
[4]また、本発明の一態様は、上記の情報処理装置において、前記サービス識別情報と前記日時情報とに基づいて、前記受信装置が選局していたサービスにおける番組の情報である番組情報を、取得する番組情報取得部、をさらに備えるものである。
[5]また、本発明の一態様は、上記の情報処理装置において、前記サービス識別情報と前記日時情報とに基づいて、前記受信装置が選局していたサービスにおける番組の情報である番組情報を、取得する番組情報取得部と、をさらに備え、前記視聴情報提示部は、求められた前記視聴時間を、前記番組情報取得部が取得した前記番組情報に基づいて集計し、集計された前記視聴時間を含む情報を提示する、ものである。
[6]また、本発明の一態様は、上記の情報処理装置において、前記放送連携機能部は、サービスを識別するための情報であるサービス識別情報を指定することによって前記受信装置に対して選局するサービスを指示するものであり、前記視聴情報記録部は、日時の情報と、指定した前記サービス識別情報とを関連付けて、記録するものである。
[7]また、本発明の一態様は、上記[4]または[5]の情報処理装置と、前記番組情報取得部からの、前記サービス識別情報と前記日時情報とを指定した要求に基づいて、前記サービス識別情報と前記日時情報とによって特定される前記番組情報を提供する番組情報サーバー装置と、を含むシステムである。
[8]また、本発明の一態様は、上記[1]から[6]までのいずれかの情報処理装置と、前記情報処理装置の前記放送連携機能部からの問い合わせに応じて、選局中のサービスを識別するためのサービス識別情報を、前記放送連携機能部に対して送信する受信装置と、を含むシステムである。
[9]また、本発明の一態様は、コンピューターを、上記[1]から[6]までのいずれかに記載の情報処理装置、として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、個人単位でのテレビの視聴情報を、簡便な設備で記録することが可能となる。
本発明の第1実施形態によるシステムの装置構成を示した概略図である。 第1実施形態による受信装置と情報処理装置と番組情報サーバー装置の各装置の概略機能構成を示すブロック図である。 第1実施形態による情報処理装置の記憶部218が保存する視聴情報の構成の一例を示す概略図である。 第1実施形態による情報処理装置の視聴情報の記録のための動作手順を示すフローチャートである。 第1実施形態の情報処理装置による選局指示の処理の手順を示すフローチャートである。 第1実施形態による情報処理装置の記憶部が保存する選局操作情報の構成の一例を示す概略図である。 第1実施形態による情報処理装置が提示する視聴記録のメイン画面の一例を示す概略図である。 第1実施形態による情報処理装置が提示する視聴履歴提示画面の一例を示す概略図である。 第2実施形態によるシステムの、受信装置と情報処理装置の各装置の概略機能構成を示すブロック図である。 第2実施形態による情報処理装置の記憶部が保存する視聴情報の構成の一例を示す概略図である。
次に、本発明の実施形態について説明する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態のシステムの装置構成を示す概略図である。図示するように、システム2は、受信装置100と、情報処理装置200と、番組情報サーバー装置300とを含んで構成される。受信装置100や情報処理装置200は、例えば、家庭内あるいはオフィス内等に存在する。受信装置100および情報処理装置200は、例えば家庭内等のローカルエリアネットワーク(LAN)に接続される。あるいは、受信装置100と情報処理装置200とは、近距離無線通信を用いて、直接通信可能となる。受信装置100および情報処理装置200は、こういった通信手段を介して相互に通信することができる。なお、受信装置100と情報処理装置200とは、適切なタイミングで相互にペアリングを行い、通信相手として認識し合う。また、受信装置100や情報処理装置200のそれぞれは、例えばインターネット等の通信ネットワークを介して、外部の装置等と通信することができる。なお、この図では、受信装置100と情報処理装置200と番組情報サーバー装置300とを1台ずつ含む構成を示しているが、これらのうちのいずれかの装置が複数台存在する構成であってもよい。
受信装置100は、テレビ等の放送信号を受信してコンテンツを提示する機能を有する装置である。受信装置100は、「テレビ受像機」あるいは「テレビ端末」とも呼ばれる。ユーザーは、受信装置100が提示するコンテンツを視聴することができる。また、受信装置100は、ローカルエリアネットワークなどを介して情報処理装置200と連携する機能(端末連携機能)を備えている。
情報処理装置200は、受信装置100から視聴に関する情報を取得し、取得した情報を視聴履歴の記録として保存するものである。また、情報処理装置200は、番組情報サーバー装置300から番組情報を取得し、その番組情報を視聴履歴と関連付けて保存することもできる。また、情報処理装置200は、保存した視聴履歴を、提示する機能を有している。情報処理装置200は、例えば、個人が使用するパーソナルコンピューター(PC)、スマートフォン(スマホ)、タブレット端末装置、スマートスピーカー、ウェアラブル端末装置等で実現される。
ユーザーは、個人的に情報処理装置200を持ち歩くことができる。情報処理装置200は、適宜、近傍の受信装置100とペアリングすることができる。つまり、当該ユーザー個人が存在していた場所で受信装置100が受信した情報を記録する。つまり、情報処理装置200が記録する視聴情報は、当該ユーザー個人の視聴履歴であると推定可能である。
番組情報サーバー装置300は、情報処理装置200等からの要求に応じて、番組情報を提供する機能を有する。番組情報とは、放送局の名称や、番組のタイトルの情報や、番組に関連する情報(出演者名、制作者名、番組のジャンル、番組内容(概要)、番組内容に関連する概念やシーン、キーワード等を表す言葉)等を含むものである。番組情報サーバー装置300は、上記の番組情報を、放送される日付・時間帯およびサービス識別情報(チャンネルを識別する情報)に関連付けて保持している。そして、番組情報サーバー装置300は、情報処理装置200等から日付および時刻とサービス識別情報とを含む要求を受け取り、その要求に応じた番組情報を情報処理装置200等に対して提供する。つまり、番組情報サーバー装置300は、番組情報取得部216からの、サービス識別情報と日時情報とを指定した要求に基づいて、前記サービス識別情報と前記日時情報とによって特定される番組情報を提供する。
図2は、受信装置100と情報処理装置200と番組情報サーバー装置300の各装置の概略機能構成を示すブロック図である。
図示するように、受信装置100は、端末連携機能部112と、選局部122と、受信部124と、復調・復号部126と、提示部128とを含んで構成される。また、情報処理装置200は、放送連携機能部212と、視聴情報記録部214と、番組情報取得部216と、記憶部218と、視聴情報提示部222と、選局指示部232とを含んで構成される。また、番組情報サーバー装置300は、番組情報記憶部312と、番組情報提供部314とを含んで構成される。受信装置100と情報処理装置200と番組情報サーバー装置300の各々が含む機能の少なくとも一部は、例えば、コンピューターとプログラムとを用いて実現可能である。また、各機能は、データを記憶するための記憶手段を含んでもよい。記憶手段は、例えば、半導体メモリーや磁気ディスク装置等の媒体を用いて実現される。また、上記の各装置のすくなくとも一部の機能が、プログラムを用いた機能ではなく、専用の電子回路等による機能として実現されてもよい。
受信装置100を構成する各部の機能は、次の通りである。
端末連携機能部112は、情報処理装置200(端末)と連携する機能を有する。具体的には、端末連携機能部112は、情報処理装置200からの、選局中のサービスのサービス識別情報の問い合わせを受信する。端末連携機能部112は、選局部122から、選局中のサービスのサービス識別情報を取得し、情報処理装置200に対して送信する。
また、端末連携機能部112は、情報処理装置200から選局指示を受けたとき、その指示にしたがって、選局部122が指定されたサービスを選局するよう制御する。なお、端末連携機能部112は、例えば、受信装置100のアプリケーションプログラム(アプリ)実行環境において稼働するプログラムの機能として実現されてもよい。
選局部122は、受信装置100が受信する放送信号(サービス)を選局する。受信部124は、上記の放送信号を受信する。復調・復号部126は、受信した放送信号を復調し、映像や音声等の符号を抽出し、それらの符号を復号して、映像や音声等を再現する。提示部128は、復調・復号部126から渡される映像や音声を、提示する。具体的には、提示部128は、映像を表示装置等に表示し、音声をスピーカー等から出力する。
情報処理装置200を構成する各部の機能は、次の通りである。
放送連携機能部212は、放送を受信する受信装置100に対して、端末連携機能を用いて、受信装置100が選局中のサービスを識別するためのサービス識別情報を問い合わせるとともに、受信装置100からサービス識別情報を受信する。放送連携機能部212は、受信装置100に対するサービス識別情報の問い合わせを、定められたタイミングで繰り返し実行することができる。また、放送連携機能部212は、サービスを識別するための情報であるサービス識別情報を指定することによって受信装置100に対して選局するサービスを指示するものであってもよい。視聴情報記録部214は、日時(放送連携機能部212が選局指示した日時)の情報と、指定したサービス識別情報とを関連付けて、記録してもよい。
視聴情報記録部214は、受信装置100側から受信したサービス識別情報を、当該時点の日時情報と関連付けて、視聴情報として記録する。視聴情報記録部214は、上記の視聴情報を、記憶部218に書き込む。
番組情報取得部216は、サービス識別情報と日時情報とに基づいて、受信装置100が選局していたサービスにおける番組の情報である番組情報を、番組情報サーバー装置300から取得する。
記憶部218は、情報を記憶する。具体的には、記憶部218は、視聴情報(視聴履歴の記録)や選局操作情報(受信装置100に対する選局指示の記録)を記憶する。記憶部218は、例えば、半導体メモリーや、磁気ディスク装置等の記憶手段を用いて実現される。記憶部218として、外部の、データを記憶するためのクラウドサーバー装置を用いてもよい。
視聴情報提示部222は、情報処理装置200が取得した視聴情報を必要に応じて加工し、例えば、画面等に表示する。また、視聴情報提示部222は、視聴情報記録部214が記録した視聴情報を基に、視聴時間を求め、求められた視聴時間を含む情報を提示する。視聴情報提示部222は、求められた前記視聴時間を、番組情報取得部216が取得した番組情報に基づいて集計し、集計された視聴時間を含む情報を提示してもよい。
具体的には、視聴情報提示部222は、番組情報サーバー装置300から取得した番組情報を、現在選局中の番組情報(最新の視聴情報に基づく番組情報)として、画面上に提示する。また、視聴情報提示部222は、記憶部218に蓄積された視聴情報を、適宜、統計処理等を行って加工し、画面上に提示する。具体的な画面例を、後で図示するが、例えば、視聴情報提示部222は、蓄積された視聴情報(時系列)に基づいて、当該ユーザーの所定期間内の(一日の、あるいは一時間ごとの)視聴時間を求める。また、視聴情報提示部222は、視聴情報に含まれる番組情報に基づいて、放送局ごと、番組のジャンルごと、番組タイトルごとなどの、視聴時間を求める。一般化すれば、視聴情報提示部222は、視聴情報に含まれる属性情報ごとの視聴時間の集計を行う。視聴情報提示部222は、集計された視聴時間の情報を、数字や、グラフ(棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフ等)で画面に提示する。
なお、視聴情報提示部222は、上記の視聴時間を求めるために、次のような処理を行う。即ち、視聴情報は、例えば、15秒ごとに記録されている。あるタイミングにおけるサービス識別情報(あるいは番組情報)と、次のタイミング情報におけるサービス識別情報(あるいは番組情報)とが同一であれば、その間、視聴者は、当該サービス(あるいは当該番組)を視聴し続けていたとみなすことができる。これにより、視聴情報提示部222は、離散時間の情報として記録された視聴情報から、視聴時間を求めることができる。
選局指示部232は、ユーザー等の操作に基づき、受信装置100が選局するための指示を行う。具体的には、選局指示部232は、サービスを特定するためのサービス識別情報指定することにより、受信装置100が当該サービスを選局するように指示する。
番組情報サーバー装置300を構成する各部の機能は、次の通りである。
番組情報記憶部312は、番組情報を記憶する。番組情報記憶部312は、具体的には、編成チャンネルの識別子情報および放送日時の情報(番組の開始時刻および終了時刻)に関連付けて、番組情報を管理し、記憶する。番組情報とは、前述の通り、放送局名や、番組タイトルや、番組関連情報である。番組情報記憶部312は、適宜、データベース管理システム(DBMS)の機能を備えていてもよい。
番組情報提供部314は、情報処理装置200からの問い合わせに対応して、番組情報を番組情報記憶部312から読み出し、情報処理装置200に提供する。具体的には、次の通りである。情報処理装置200からの問い合わせには、サービス識別情報と、日時の情報とが含まれる。番組情報提供部314は、当該サービスにおいて、当該日時に放送されていた番組を、番組情報記憶部312内で特定する。そして、番組情報提供部314は、特定された番組情報を番組情報記憶部312から読み出し、情報処理装置200に送信する。
図3は、情報処理装置200の記憶部218が保存する視聴情報の構成の一例を示す概略図である。図示するように、視聴情報は、表形式のデータとして表現され得るものである。図示される表の中の、各行のデータは、視聴情報記録部214による1回の視聴情報の記録に対応する。図示するように、記憶部218は、所定の定期的なタイミングで、また情報処理装置200が選局した任意のタイミングで、視聴情報を繰り返し蓄積して記憶していく。所定の定期的なタイミングとは、例えば、「15秒に1回」、「10秒に1回」等といったタイミングである。この表は、日時、サービス識別情報、番組情報といった項目を持っている。各データ項目の意味は、次の通りである。また、番組情報は、その下位の項目として、放送局、番組タイトル、番組関連情報という項目を持つ。
日時は、当該行の視聴履歴が記録された日時である。この日時は、放送連携機能部212が受信装置100からサービス識別情報を取得したタイミングにも対応付けられるものである。日時は、図示するように、「YYYY-MM-DDThh:mm:ddZ」(年月日、時分秒、およびタイムゾーン)という形式で表される。一例として、日時は、「2019-06-12T11:34:45+09:00」(2019年06月12日、11時34分45秒、世界標準時(UTC)より9時間先行するタイムゾーン)という値をとり得る。
サービス識別情報は、受信装置100側で当該時刻において選局されていたサービス(チャンネル、編成チャンネル)を識別する情報である。本実施形態では、サービス識別情報は、オリジナルネットワークID(original-network-id)と、トランスポートストリームID(transport-stream-id)と、サービスID(service-id)との、3つのIDの組(トリプレット)として表される。図示するデータにおいて、サービス識別情報の一例は、「7FE1/7FE1/0408」である。つまり、この図の例では、サービス識別情報は、オリジナルネットワークIDとトランスポートストリームIDとサービスIDとをスラッシュで区切った形式で表される。
番組情報は、受信装置100が当該時刻において選局していたサービスにおける番組の情報である。図示する例では、番組情報は、放送局、番組タイトル、番組関連情報という下位の項目を含む。放送局は、その番組を放送する放送局の名称(1つの放送局が複数のサービスを放送する場合にはそれらを識別できる名称でもよい)である。番組関連情報は、放送局名や番組タイトル以外の、番組に関連する情報(前述の通り、例えば、出演者名や番組内容等を表す情報)である。図3に示す例において、放送局の一例は「総合テレビ」である。番組タイトルの一例は「クローズアップ世界+」である。番組関連情報の一例は、「Brexit」である。なお、視聴履歴は、必ずしも番組情報を含まなくてもよく、日時とサービス識別情報を含んでいればよい。
視聴情報は、繰り返し記録される。つまり、視聴情報は所定の時間間隔、あるいは、情報処理装置200において選局した任意のタイミングで蓄積される。これらの時系列の視聴情報に基づき、何時何分から何時何分まで、どのサービス(番組)が視聴されていたかを求めることが可能である。
ここで、情報処理装置200が、受信装置100からサービス識別情報(チャンネル情報)を取得するための具体的手順について説明する。受信装置100側の放送・通信連携用アプリ(ハイブリッドキャストアプリとも呼ばれる)を利用する場合と、受信装置100へのハイブリッドキャストコネクト(ハイコネ,Hybridcast Connect)を用いる場合とについて説明する。
まず、放送・通信連携用アプリを用いる場合は、次の通りである。前提として、受信装置100において放送・通信連携用アプリが稼働している状況で、放送・通信連携用アプリは、定期的なタイミング、または、EventIDUpdateListenerがイベントIDの更新を検知した任意のタイミングで、getCurrentEventInfomation()関数を実行する。その結果、放送・通信連携用アプリは、オリジナルネットワークID(original_network_id,ネットワーク識別子)と、トランスポートストリームID(transport_stream_id,TS識別子)と、サービスID(service_id,サービス識別子)の情報を得る。受信装置100上で稼働する放送・通信連携用アプリは、sendTextToCompanionDevice()関数を用いて、情報処理装置200に対して、前記の方法で取得したオリジナルネットワークIDと、トランスポートストリームIDと、サービスIDとの情報を送信する。この3つのIDの組が、サービス識別情報(チャンネル情報)である。
次に、ハイコネを用いる場合は、次の通りである。この場合には、受信装置100側で放送・通信連携用のアプリが予め稼働している必要がない。情報処理装置200は、getReceiverStatusFromHostDevice()関数を実行することにより、受信装置100に対して、オリジナルネットワークIDと、トランスポートストリームIDと、サービスIDとを要求する。これに応じて、受信装置100は、オリジナルネットワークIDと、トランスポートストリームIDと、サービスIDとを、情報処理装置200に返送する。
次に、情報処理装置200が視聴情報を記録するための動作手順について説明する。図4は、情報処理装置200の動作手順を示すフローチャートである。なお、このフローチャートに示す手順以前に、情報処理装置200と受信装置100との間のペアリングは完了している。以下、フローチャートに沿って説明する。
ステップS11において、情報処理装置200は、動作の終了条件が真であるか否かを判定する。ここで、動作の「終了条件が真」とは、外部からの指示(ユーザーからの指示を含む)や、受信装置100との通信コネクションの切断や、情報処理装置200自身のシャットダウン等を含む。終了条件が真である場合(ステップS11:YES)には、本フローチャート全体の処理を終了する。偽である場合(ステップS11:NO)には、次のステップS12に進む。
ステップS12において、情報処理装置200は、視聴記録を実行するタイミングの到来を待つ。所定の実行タイミングが到来すると、情報処理装置200は、その時点の日時を記憶したうえで、次のステップS13に進む。なお、視聴記録を実行するタイミングは、予め設定可能である。情報処理装置200は、例えば、予め設定された時間間隔(例えば、10秒、15秒、1分など)ごとに、視聴記録を実行する。あるいは、情報処理装置200は、例えば、予め設定された時刻が到来したときに視聴記録を実行する。
ステップS13において、情報処理装置200の放送連携機能部212は、受信装置100に対して、選局中のサービスのサービス識別情報を問い合わせる。これにより、受信装置100側では、端末連携機能部112が、選局部122から、選局中のサービスのサービス識別情報を取得する。端末連携機能部112は、そのサービス識別情報を、情報処理装置200側に送信する。
ステップS14において、放送連携機能部212は、ステップS13において行った問い合わせへの応答として、受信装置100から、サービス識別情報を受け取る。放送連携機能部212は、受信したサービス識別情報を視聴情報記録部214に渡す。また、視聴情報記録部214は、ステップS12で記憶した日時の情報と、本ステップで受け取ったサービス識別情報とを、番組情報取得部216に渡す。
ステップS15において、視聴情報記録部214は、番組情報を取得して記録するか否かを判断する。情報処理装置200は、例えば、製品(プログラム製品である場合を含む)出荷時の設定や、随時変更可能なパラメーターの設定等により、視聴情報の一部として番組情報を記録するか否かを変えることができる。本ステップでは、視聴情報記録部214は、それらの設定等に基づく判断を行う。つまり、情報処理装置200は、番組情報の取得および記録を省略することもできる。番組情報を記録する場合(ステップS15:YES)には、次のステップS16に進む。番組情報を記録しない場合(ステップS15:NO)には、ステップS18に飛ぶ。つまり、番組情報を記録しない場合には、ステップS16およびS17の処理を省略する。
ステップS16において、番組情報取得部216は、番組情報サーバー装置300に、番組情報を問い合わせる。この問い合わせの際に、番組情報取得部216は、ステップS14で受け取っていたサービス識別情報と、日時情報とを、番組情報サーバー装置300側に送信する。この問い合わせを受けた番組情報サーバー装置300側の番組情報提供部314は、日時情報およびサービス識別情報をキーとして、番組情報記憶部312から、該当する番組の情報を読み出す。
ステップS17において、番組情報取得部216は、番組情報サーバー装置300から、番組情報を受信する。具体的には、番組情報取得部216は、番組情報サーバー装置300側の番組情報提供部314から、図3で説明した番組情報を受け取る。番組情報取得部216は、番組情報サーバー装置300から取得した番組情報を、視聴情報記録部214に渡す。
ステップS18において、視聴情報記録部214は、視聴情報を記録する。即ち、視聴情報記録部214は、ステップS12において記憶した日時情報と、ステップS14において受信装置100から取得されたサービス識別情報と、ステップS17において番組情報サーバー装置300から取得された番組情報とを、相互に関連付けて、記憶部218に書き込む。ただし、番組情報の取得が行われなかった場合(つまり、ステップS16およびS17の処理が省略された場合)には、視聴情報記録部214は、日時情報とサービス識別情報のみを相互に関連付けて、記憶部218に書き込む。本ステップの処理の終了後には、ステップS11に戻る。
次に、情報処理装置200が受信装置100の選局を行う動作の手順について説明する。図5は、情報処理装置200による選局の処理の手順を示すフローチャートである。この処理においても、受信装置100と情報処理装置200との間のペアリングの手順は既に完了している。以下、このフローチャートに沿って説明する。
ステップS21において、選局指示部232が、ユーザー等による選局操作を認識する。選局指示部232は、例えば、ユーザーが、当該情報処理装置200の表示画面上の所定の箇所で所定の操作をすること(例えば、選局ボタンをタップ操作すること)を検知することによって、選局操作を認識する。このとき、選局指示部232は、選局すべきサービスを識別する情報(例えば、サービス識別情報や、放送局名等)を取得する。選局指示部232は、放送連携機能部212に、選局指示を行うことを通知する。
ステップS22において、放送連携機能部212は、受信装置100に対して、選局指示を送信する。具体的には、放送連携機能部212は、startAITControlledAppToHostDevice()関数を実行し、その際にパラメーターmode="true"を指定することにより、選局指示を発行する。そのとき、放送連携機能部212から受信装置100に対しては、選局対象とするサービスのサービス識別情報が伝えられる。受信装置100側では、端末連携機能部112が、情報処理装置200からの選局指示を受信し、選局部122に渡す。これにより、選局部122は、情報処理装置200側から指定されたサービスを選局する。選局部122は、情報処理装置200に対して、処理結果のコードを返す。
ステップS23において、放送連携機能部212は、ステップS22において送信した選局指示に対応する応答を、受信装置100から受信する。放送連携機能部212は、受信装置100から受信した応答の内容を、選局指示部232に渡す。
ステップS24において、選局指示部232は、選局操作の処理を記録するよう、視聴情報記録部214に依頼する。このとき、選局指示部232は、日時の情報と、選局しようとしたサービスのサービス識別情報と、その結果の情報とを、視聴情報記録部214に渡す。視聴情報記録部214は、これらの、日時の情報と、選局しようとしたサービスのサービス識別情報と、その結果の情報とを、相互に関連付けて、記憶部218に書き込む。
なお、図5に示した処理において、ステップS24の処理を省略してもよい。その場合には、情報処理装置200は、選局操作の記録を行わない。
図6は、情報処理装置200の記憶部218が保存する選局操作情報の構成の一例を示す概略図である。なお、選局操作情報は、視聴情報の一部である。図示するように、選局操作情報は、表形式のデータとして表現され得るものである。選局操作情報は、項目として、日時、サービス識別情報、結果を含む。日時は、上で述べた処理手順によって情報処理装置200が受信装置100の選局操作を行おうとした日時である。サービス識別情報は、その際に選局しようとしたサービスを識別する情報である。サービス識別情報は、既に説明したように、オリジナルネットワークIDと、トランスポートストリームIDと、サービスIDとの、3つのIDの組として表される。結果は、例えば、「成功」あるいは「失敗」などといった情報を表す。
なお、記憶部218に記録される選局操作情報には、結果の項目は必須ではない。選局操作情報が結果の項目を持たない場合の視聴情報記録部214の処理は、次の通りである。即ち、結果が成功した場合には、視聴情報記録部214は、日時とサービス識別情報を記録する。結果が失敗した場合には、視聴情報記録部214は、日時とサービス識別情報を記録しない。
また、定期的なタイミングで視聴情報を記録する場合のデータ構成例を図3に示し、選局したタイミングで視聴情報(選局操作情報)記録する場合のデータ構成例を図6に分けて示したが、これら両方の視聴情報をあわせて同じ表に記憶させてもよい。その場合には、定期的に記録したデータであるか、選局操作時に記録したデータであるかを区別するためのフラグ情報を付与して管理すればよい。
次に、情報処理装置200の表示画面の例を説明する。情報処理装置200は、少なくとも、視聴記録のメイン画面と、視聴履歴の提示画面の、2種類の画面を表示する。図7は、視聴記録のメイン画面の表示の一例を示す概略図である。図8は、視聴履歴提示画面の表示の一例を示す概略図である。これらの画面は、例えば、ユーザーの操作によって適宜呼び出され、表示される。
図7に示す視聴記録のメイン画面は、選局情報の領域と、日付情報の領域と、その他の情報の領域の、3つの領域を含む。
選局情報の領域は、放送中(放送視聴中)であるか否かを表す文字情報と、放送信号の種別(地上波、BS(放送衛星)、CS(通信衛星)等)を選択するためのプルダウンメニューと、視聴中のサービスを表す情報を含む。放送視聴中であるか否かを表す情報は、最後に記録された視聴情報が、現在時刻よりも所定の長さ以内に記録された情報であるか否かに基づいて表示される。視聴中のサービスを表す情報は、最後に記録された視聴情報の、サービス識別情報および番組情報に基づいて表示される。なお、視聴中のサービス以外のサービスの情報が表示されてもよい。現在視聴中のサービス以外のサービスに関する番組情報を、情報処理装置200が番組情報サーバー装置300から取得して表示してもよい。例えば画面上を指でスライドさせる操作により、表示されるサービスが切り替わるようにしてもよい。この選局情報の画面上でユーザーがサービスを選択することによって、前述の選局操作の処理が起動するようになっていてもよい。
日付情報の領域は、ユーザーが、日付(月および日)を、参照したり選択したりするための表示領域である。
その他の情報の領域は、当該ユーザーに関する任意の情報を表示することのできる領域である。図示する例では、その他の領域には、当該日の、視聴時間の長さ(0時間40分)の表示が含まれる。視聴時間の長さは、記憶部218に記憶されている視聴履歴の情報に基づいて、視聴情報提示部222が算出したものである。その他としては、歩数計の情報、訪問先の数の情報、移動履歴の情報(幕張メッセ、海浜幕張駅等)がこの領域に表示されている。
図8に示すように、視聴履歴提示画面は、日付情報の領域と、視聴時間グラフの領域と、各種視聴統計の領域の、3つの領域を含む。なお、図8に示す日付情報の領域は、図7で示した日付情報の領域と同様のものである。
視聴時間グラフの領域には、ユーザーによって選択された日付の、トータルの視聴時間の長さ(例えば、0時間40分)が表示されている。また、視聴時間グラフの領域には、各時間帯(1日を24個の時間帯に区切った場合の各々の時間帯)の視聴時間の長さが、棒グラフの形態で表示されている。1日のトータルの視聴時間の長さや、各時間帯の視聴時間の長さは、記憶部218に記憶されている視聴履歴の情報に基づいて、視聴情報提示部222が算出したものである。
各種視聴統計の領域には、放送局ごとの視聴時間の長さの情報や、番組のジャンル(ニュース、ドラマ、バラエティー、映画、アニメ、スポーツ等)ごとの視聴時間の長さの情報や、番組ごと(番組タイトルごと)の視聴時間の長さの情報が表示されている。これらのそれぞれの視聴時間の長さは、記憶部218に記憶されている視聴履歴の情報に基づいて、視聴情報提示部222が算出したものである。視聴情報提示部222は、番組情報を用いた集計により、上記のような、放送局ごと、ジャンルごと、番組ごとの視聴時間を求める。
なお、記憶部218に、日時とサービス識別情報だけを記憶していて、番組情報を記憶していない場合には、視聴情報提示部222が、記憶部218に記憶されている日時とサービス識別情報とに基づいて、番組情報取得部216を介して関連する番組情報を取得し、集計結果を表示するようにしてもよい。
[第1実施形態の変形例]
情報処理装置200は、番組情報サーバー装置300から番組情報を取得する代わりに、同等の情報を記憶している記憶装置から、前記番組情報を取得するようにしてもよい。ここで、「同等の情報を記憶している記憶装置」とは、例えば、情報処理装置200が有する(なお、いわゆる「外付け」である場合を含む。)記憶装置(半導体メモリーや、磁気ディスク装置や、光学式記録媒体の読取装置等)である。
以上説明したように、本実施形態によれば、情報処理装置200が、個人単位でのテレビの視聴情報を、簡便な設備で記録することが可能となる。また、情報処理装置200は、受信装置100の選局指示を行ったり、選局指示の記録をとったりすることが可能となる。また、情報処理装置200は、番組情報を関連付けて視聴情報を記録することが可能となる。また、情報処理装置200は、視聴情報を様々な形態で画面に提示することが可能となる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、前実施形態において既に説明した事項については以下において説明を省略する場合がある。ここでは、本実施形態に特有の事項を中心に説明する。
図9は、本実施形態によるシステム3の構成、およびシステム3に含まれる受信装置100と情報処理装置201のそれぞれの概略機能構成を示すブロック図である。図示するように、システム3は、受信装置100と、情報処理装置201とを含んで構成される。受信装置100と情報処理装置201とは、相互に通信可能である。受信装置100の構成は、第1実施形態において説明した構成と同様である。また、本実施形態の情報処理装置201は、放送連携機能部212と、視聴情報記録部215と、記憶部219とを含んで構成される。
情報処理装置201を構成する各部の機能は、次の通りである。放送連携機能部212は、第1実施形態における放送連携機能部212と同様の機能を有する。視聴情報記録部215は、視聴情報を記録する。ただし、視聴情報記録部215は、番組情報を視聴情報の一部に含めない。記憶部219は、第1実施形態における記憶部218と類似のものである。ただし、記憶部219が記憶する視聴情報の形態は、第1実施形態におけるそれとは異なる。
つまり、本実施形態の特徴は、次の通りである。本実施形態によるシステム3は、第1実施形態のシステムが持っていた番組情報サーバー装置を持たない。また、本実施形態による情報処理装置201は、第1実施形態における情報処理装置200が持っていた番組情報取得部と、視聴情報提示部と、選局指示部の各部の機能を持たない。つまり、情報処理装置201は、所定のタイミングで(例えば、15秒ごとに)、受信装置100から、選局中のサービスのサービス識別情報を取得する。情報処理装置201は、前記所定のタイミングにおける日時の情報と、受信装置100から取得したサービス識別情報とを、総合に関連付けて、記録する。つまり、情報処理装置201は、受信装置100が選局しているサービスの情報を時系列に、視聴情報として記録する。一方で、情報処理装置201は、外部から番組情報を取得しない。したがって、情報処理装置201は、記録する視聴情報に、番組情報を含めない。また、情報処理装置201は、第1実施形態の場合と異なり、受信装置100に対する選局操作を行わない。また、情報処理装置201は、記録・蓄積した視聴情報を、表示画面等に提示しない。
図10は、情報処理装置201の記憶部219が保存する視聴情報の構成の一例を示す概略図である。図示するように、視聴情報は、表形式のデータとして表現され得るものである。図示される表の中の、各行のデータは、視聴情報記録部215による1回の視聴情報の記録に対応する。この表は、日時およびサービス識別情報の項目を持っている。これらの各データ項目の意味は、図3において説明した通りである。また、本実施形態では、視聴情報は、番組情報を含まない。図10に示す視聴情報は、受信装置100において選局していたサービスのサービス識別情報の系列(時系列)を持つことができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、情報処理装置201が、個人単位でのテレビの視聴情報を、簡便な設備で記録することが可能となる。
なお、上述した各実施形態における受信装置、情報処理装置、番組情報サーバー装置の各装置少なくとも一部の機能をコンピューターで実現することができる。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピューター読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピューターシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。なお、ここでいう「コンピューターシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM、DVD-ROM、USBメモリー等の可搬媒体、コンピューターシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、一時的に、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバーやクライアントとなるコンピューターシステム内部の揮発性メモリーのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピューターシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、この発明の複数の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
本発明は、例えば、放送事業や、放送に関連するサービス事業(一例として放送の視聴状況を収集し、あるいは可視化するサービス等)や、電気機器(通信端末等を含む)やソフトウェアを開発・販売・提供する事業等に利用することができる。但し、本発明の利用範囲はここに例示したものには限られない。
2,3 システム
100 受信装置
112 端末連携機能部
122 選局部
124 受信部
126 復調・復号部
128 提示部
200,201 情報処理装置
212 放送連携機能部
214,215 視聴情報記録部
216 番組情報取得部
218,219 記憶部
222 視聴情報提示部
232 選局指示部
300 番組情報サーバー装置
312 番組情報記憶部
314 番組情報提供部

Claims (9)

  1. 放送を受信する受信装置に対して、ハイブリッドキャストコネクトのgetReceiverStatusFromHostDevice()関数を実行することによる端末連携機能を用いて、前記受信装置が選局中のサービスを識別するための、オリジナルネットワークIDとトランスポートストリームIDとサービスIDとで成るサービス識別情報を問い合わせるとともに、前記受信装置から前記サービス識別情報を受信する放送連携機能部と、
    受信した前記サービス識別情報を、当該サービス識別情報を前記放送連携機能部が問い合わせた時点の日時情報と関連付けて、視聴情報として記録する視聴情報記録部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記放送連携機能部は、前記サービス識別情報の問い合わせを、定められたタイミングで繰り返し実行する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記視聴情報記録部が記録した視聴情報を基に、視聴時間を求め、前記視聴時間を含む情報を提示する視聴情報提示部、
    をさらに備える請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記サービス識別情報と前記日時情報とに基づいて、前記受信装置が選局していたサービスにおける番組の情報である番組情報を、取得する番組情報取得部、
    をさらに備える請求項1から3までのいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記サービス識別情報と前記日時情報とに基づいて、前記受信装置が選局していたサービスにおける番組の情報である番組情報を、取得する番組情報取得部と、
    をさらに備え、
    前記視聴情報提示部は、求められた前記視聴時間を、前記番組情報取得部が取得した前記番組情報に基づいて集計し、集計された前記視聴時間を含む情報を提示する、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  6. 前記放送連携機能部は、サービスを識別するための情報であるサービス識別情報を指定することによって前記受信装置に対して選局するサービスを指示するものであり、
    前記視聴情報記録部は、前記放送連携機能部が前記サービスを指示した時点の日時情報と、指定した前記サービス識別情報とを関連付けて、記録するものである、
    請求項1から5までのいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 請求項4または5に記載の情報処理装置と、
    前記番組情報取得部からの、前記サービス識別情報と前記日時情報とを指定した要求に基づいて、前記サービス識別情報と前記日時情報とによって特定される前記番組情報を提供する番組情報サーバー装置と、
    を含むシステム。
  8. 請求項1から6までのいずれか一項に記載の情報処理装置と、
    前記情報処理装置の前記放送連携機能部からの問い合わせに応じて、選局中のサービスを識別するためのサービス識別情報を、前記放送連携機能部に対して送信する受信装置と、
    を含むシステム。
  9. コンピューターを、
    請求項1から6までのいずれか一項に記載の情報処理装置、
    として機能させるためのプログラム。
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