JP7385328B1 - 家具 - Google Patents
家具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7385328B1 JP7385328B1 JP2023098568A JP2023098568A JP7385328B1 JP 7385328 B1 JP7385328 B1 JP 7385328B1 JP 2023098568 A JP2023098568 A JP 2023098568A JP 2023098568 A JP2023098568 A JP 2023098568A JP 7385328 B1 JP7385328 B1 JP 7385328B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- storage
- bottom plate
- main body
- plates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000003860 storage Methods 0.000 claims abstract description 226
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 90
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 22
- 238000010586 diagram Methods 0.000 abstract description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 17
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 11
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 10
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 10
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 9
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 8
- 238000013461 design Methods 0.000 description 7
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 6
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 4
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 2
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 2
- 210000000454 fifth toe Anatomy 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000012805 post-processing Methods 0.000 description 2
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- 208000027418 Wounds and injury Diseases 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 239000011094 fiberboard Substances 0.000 description 1
- 210000002683 foot Anatomy 0.000 description 1
- 208000014674 injury Diseases 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000011120 plywood Substances 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Assembled Shelves (AREA)
Abstract
Description
三つの収納部を左右方向に一体化してなり概ね直方体形状を成す本体部と、前記本体部の下方に設けられて前記本体部を床面から浮かせるように支持する脚部と、を備える家具において、
各収納部は、少なくとも天板、底板及び左右の木製の側板からなり、
各収納部の側板のうち他の収納部と隣接する位置にある側板は、何れも隣接する他の収納部と共有されており、
各収納部の天板は、他の収納部の天板とは個別に形成されて、相互に高さ位置が揃えられるように且つ隣接する他の収納部と共有される側板の側面の板面に当接させた側端面を連結固定されて前記本体部の上面を構成し、
各収納部の底板は、他の収納部の底板とは個別に形成されて、前記共有される側板の側面の板面に当接させた側端面を連結固定されて前記本体部の下面を構成し、
前記共有される側板は、上部が前記天板の間から上方へ突出して上端面が前記上面において平面視帯状を成す微小段部を形成し、下部が前記底板の間から下方に突出して床面に下端面を当接させるように直立する左右一対の壁状の脚部を形成することを特徴とする家具
を提供する。
前記各収納部の下方において、前記脚部の側面に側端面を当接させるように連結固定されると共に前記底板の下面に上端面を当接させるように連結固定される補強支持板が設けられていることを特徴とする請求項1記載の家具
を提供する。
前記本体部において左右両側に位置する二つの収納部の下方にそれぞれ設けられる補強支持板は、床面に下端面を接地する補助脚部であることを特徴とする請求項2記載の家具
を提供する。
前記補助脚部は、それらが連結固定される底板よりも横幅が狭く、且つ上端側から下端側に向けて横幅を窄められるように外側辺が傾斜させられていることを特徴とする請求項3記載の家具
を提供する。
前記本体部において中央に位置する収納部の下方に設けられる補強支持板は、前記左右一対の脚部の内側面に左右両側端面を当接させるように連結固定されて、下端面が床面から離間するように上方に控えられていることを特徴とすることを特徴とする請求項2記載の家具
を提供する。
前記本体部において中央に位置する収納部は、その天板及び底板に上下両端を連結固定される仕切板により左右に仕切られることを特徴とする請求項5記載の家具
を提供する。
前記中央に位置する収納部の底板の略中央部に垂設されて床面に下端を接地するように直立する柱状の補助脚部が設けられていることを特徴とする請求項6記載の家具
を提供する。
前記柱状の補助脚部は、下端を床面に対して接地及び離間させられる長さ調整機構を備えることを特徴とする請求項7記載の家具
を提供する。
前記本体部において中央に位置する収納部を構成する天板及び底板は、左右両側に位置する収納部を構成する天板及び底板に対して左右方向における長さの寸法比率が大きく設定されていることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の家具
を提供する。
前記本体部の左右両側の側壁を構成する側板は、前記天板の下面に上端面を当接させるように連結固定されており、前記底板の側端面に下端側の側面を当接させるように連結固定されていることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の家具
を提供する。
前記補強支持板は、前記底板の前後方向において後方寄りに位置することを特徴とする請求項2乃至8の何れかに記載の家具
を提供する。
前記各収納部は、前記天板の下面、前記底板の上面及び前記左右の側板の側面に形成される溝に四方の辺を嵌め込まれて保持固定される背板を有してなることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の家具
を提供する。
前記各収納部は、前記天板及び底板の前端面に面するように設けられて各収納部の開口部を個別に開閉可能とする扉を備えており、
前記共有される側板は、その前端が閉鎖された扉の間から前方に突出していることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の家具
を提供する。
複数の収納部を左右方向に一体化してなり概ね直方体形状を成す本体部を備える家具において、
各収納部は、少なくとも天板、底板及び左右の木製の側板からなり、
各収納部の側板のうち他の収納部と隣接する位置にある側板は、何れも隣接する他の収納部と共有されており、
各収納部の天板は、他の収納部の天板とは個別に形成されて、相互に高さ位置が揃えられるように且つ隣接する他の収納部と共有される側板の側面の板面に当接させた側端面を連結固定されて前記本体部の上面を構成し、
各収納部の底板は、他の収納部の底板とは個別に形成されて、前記共有される側板の側面の板面に当接させた側端面を連結固定されて前記本体部の下面を構成することを特徴とする家具
を提供する。
三つ以上の収納部を左右方向に一体化してなり概ね直方体形状を成す本体部を備える家具において、
各収納部は、少なくとも天板、底板及び左右の木製の側板からなり、
各収納部の側板のうち他の収納部と隣接する位置にある側板は、何れも隣接する他の収納部と共有されており、
各収納部の天板は、他の収納部の天板とは個別に形成されて、相互に高さ位置が揃えられるように且つ隣接する他の収納部と共有される側板の側面の板面に当接させた側端面を連結固定されて前記本体部の上面を構成し、
各収納部の底板は、他の収納部の底板とは個別に形成されて、前記共有される側板の側面の板面に当接させた側端面を連結固定されて前記本体部の下面を構成し、
前記共有される側板は、上部が前記天板の間から上方へ突出して上端面が前記上面において平面視帯状の微小段部を形成することを特徴とする家具
を提供する。
三つ以上の収納部を左右方向に一体化してなり概ね直方体形状を成す本体部と、前記本体部の下方に設けられて前記本体部を床面から浮かせるように支持する脚部と、を備える家具において、
各収納部は、少なくとも天板、底板及び左右の木製の側板からなり、
各収納部の側板のうち他の収納部と隣接する位置にある側板は、何れも隣接する他の収納部と共有されており、
各収納部の天板は、他の収納部の天板とは個別に形成されて、相互に高さ位置が揃えられるように且つ隣接する他の収納部と共有される側板の側面の板面に当接させた側端面を連結固定されて前記本体部の上面を構成し、
各収納部の底板は、他の収納部の底板とは個別に形成されて、前記共有される側板の側面の板面に当接させた側端面を連結固定されて前記本体部の下面を構成し、
前記共有される側板は、下部が前記底板の間から下方に突出して床面に下端面を当接させるように直立する壁状の脚部を形成することを特徴とする家具
を提供する。
前記各収納部の下方において、前記脚部の側面及び前記底板の下面に連結固定される補強支持部材が設けられていることを特徴とする請求項16記載の家具
を提供する。
前記補強支持部材は、前記脚部の側面に側端面を当接させるように連結固定されると共に前記底板の下面に上端面を当接させるように連結固定される板材であることを特徴とする請求項17記載の家具
を提供する。
前記本体部の左右両側の下方において、前記補強支持部材は床面に下端面を接地する補助脚部であることを特徴とする請求項18記載の家具
を提供する。
すべて又は一部の収納部の下方に、前記底板の下面に連結固定されると共に床面に接地して、収納部の底板から負荷される荷重を床面に支持させる柱状の補助脚部が設けられていることを特徴とする請求項16記載の家具
を提供する。
すべて又は一部の収納部は、その天板及び底板に上下両端を連結固定される仕切板により左右に仕切られることを特徴とする請求項16記載の家具
を提供する。
本発明の一実施形態である物品載置台1について図面を参照しながら説明する。図1~3に示される物品載置台1は、三つの収納部6、7、8を左右方向に一体化してなる横長のロ―ボードタイプの家具(組立家具)であり、主にテレビ台として用いられる。物品載置台1は、概ね直方体形状の本体部2と、本体部2の下面22(図2)から下方に突出するように設けられる左右一対の壁状の脚部3、3を備えている。本体部2は、図4に示すように、上面(物品載置面)21にテレビ、チューナレステレビ又はモニターディスプレイ等の画像表示装置が載置される。脚部3、3は、その下端面を床面に接地させるように直立して本体部2を床面から浮かせるように支持する。
本体部2は、図1~3に示すように、三つの収納部6、7、8を左右方向に一体化してなる。各収納部6、7、8は、何れも天板、底板、背板及び左右の側板からなる箱状体である。但し、収納部6、7、8は、相互に独立して構成されるものでなく、各収納部の側板のうち他の収容部と隣接する位置にある側板64、64は、何れも隣接する他の収容部と共有されている。具体的には、図1~3及び図5に示すように、中央の収納部6を成す箱状体が天板61、底板62、背板63及び左右の側板64、64で構成され、物品載置台1の正面に向かって左側の収納部7を成す箱状体が天板71、底板72、背板73及び左右の側板64、74で構成され、物品載置台1の正面に向かって右側の収納部8を成す箱状体が天板81、底板82、背板83及び左右の側板64、84で構成される。すなわち、収納部6と収納部7、収納部6と収納部8はそれらを相互に仕切る側板64を介して連結されている。
天板61、71、81は、図1~3に示すように、相互に高さ位置が揃えられるように水平に且つ側板64、64の上端側付近の側面に対して側端面を沿わされるように連結固定されており、側板64、64の上端面と共に本体部2の上面21を構成する。天板61は左右の両側端面を左右二枚の側板64、64に当接させるように連結固定されており、天板71、81は内側端面を一方の側板64に当接させるように連結固定されており、外側端の下面を側板74、84の上端面と当接するように連結固定されている。
底板62、72、82は、図2に示すように、相互に高さ位置が揃えられるように水平に且つ側板64、64の下端寄りの中途部の側面に対して側端面を沿わされるように連結固定されており、側板74、84の下端面と共に本体部2の下面22を構成する。底板62は左右の両側端面を左右二枚の側板64、64に当接させるように連結固定されており、底板72、82は内側端面を一方の側板64に当接させるように連結固定されており、外側端面を側板74、84の下端側の側面に当接させるように連結固定されている。底板62と底板72、或いは底板62と底板82の隣り合う底板同士が、寸法誤差による高さ位置の僅かなズレを生じることは当然あるが、それらの間に下方に突出する脚部3が介在するため、カムフラージュされる。
背板63、73、83は、それぞれ四方の辺(板端)を天板61、71、81の下面、底板62、72、82の上面及び側板64、74、84の側面の後端の近傍に凹設されている直線状の溝T(図5)に嵌め込まれた状態で保持固定されて、上記各板材の後端面と共に本体部2の背面23を構成する。具体的には、背板63が上端を天板61の溝、下端を底板62の溝、左右両側端を側板64、64の溝に嵌め込まれて、背板73が上端を天板71の溝、下端を底板72の溝、内側端を側板64の溝、他方の外側端を側板74の溝に嵌め込まれて、背板83が上端を天板81の溝、下端を底板82の溝、内側端を側板64の溝、他方の外側端を側板84の溝に嵌め込まれる。
側板64、64は、上述のとおり、それらの内側面(本体部2の中央に向けられた面)に天板61、底板62及び補強支持板4の左右の両端面が当接するように連結固定されており、外側面(本体部2の左右両側に向けられた)に天板71、81、底板72、82及び補強支持板5の内側端面が当接するように連結固定されており、収納部6と7、収納部6と8を左右に仕切ると共にこれらの収納部を相互に連結する側壁を構成する。そして、上述のとおり、各側板64は、上部が本体部2の上面21から突出する微小段部21aを構成して、下部が本体部2の下面22から突出する脚部3を構成する。
側板74、84は、本体部2の左右両側壁を構成する。外側の側板74は、図2に示すように、本体部2(収納部7)の左側壁24を形成する略矩形状の板材である。側板74は、上端面が天板71の下面に当接するように連結固定され、図1に示すように、上端面が上面21側に露出しないように覆い隠される一方、下端側の内側面が底板72の外側端面に当接するように連結固定され、図2に示すように、下端面が本体部2の下面22の一部を成す。側板84は、図1に示すように、本体部2(収納部8)の右側壁25を形成する略矩形状の板材である。側板84は、図1に示すように、上端面が天板81の下面に当接するように連結固定され、上端面が上面21側に露出しないように覆い隠される一方、下端側の内側面が底板82の外側端面に当接するように連結固定され、図2に示すように、下端面が本体部2の下面22の一部を成す。
補強支持板4は、図2に示すように、中央の収納部6の下方において、底板62の下面と脚部3、3の内側面に対して直交するように設けられる板材であり、底板62の下面に上端面を当接させるように連結固定され、左右一対の脚部3、3の内側面に左右両側の側端面を当接させるように連結固定され、脚部3、3間に架け渡されるように設けられ、下端面が床面から離間するように上方に控えられている。補強支持板4が底板62を左右方向の全長に亘って支持することにより、底板62の耐荷重を向上させる。また、補強支持板4は、脚部3、3と底板62の交差角(直角)を維持すると共に脚部3、3を相互に支え合わせるように連結することにより、脚部3、3の直立安定性を向上させる。補強支持板4は、下端面が床面から離間するように上方に控えられているため、その隙間から薄型のモップを差し入れるようにして、収納部6の下方の床面全体を清掃することができる。なお、補強支持板4の上下寸法を脚部3、3と同じ長さにして床面に接地させることにより、底板62を確実に支持させるようにしても良い。
補強支持板5、5は、図2に示すように、左右両側の収納部7、8の下方において、それぞれ底板72、82の下面と脚部3、3の外側面に対して直交するように設けられる板材であり、脚部3の外側面に対して内側端面を当接させるように連結固定され、底板72、82の下面に上端面を当接させるように連結固定されて、床面に下端面を接地させるように直立する補助脚部を形成する。補強支持板5、5は、下端面が床面に面するように接地していることにより、それぞれ側板64で片持支持されている収納部7、8の底板72、82に負荷される荷重を床面で支持して、収納部7、8の脱落を防止すると共に、脚部3、3と床面の交差角(直角)を維持して、脚部3の直立安定性を向上させる。また、補強支持板5、5は、その角部(直角部)を脚部3、3と底板72、82の交差部に当てるように沿わされているので、脚部3、3と底板72、82の交差角(直角)を維持することができる。
中央の収納部6の天板61は、他の収納部の天板に比べて横幅が大きく、それに加え、図4(a)に示すように、載置されるテレビ等の全荷重が負荷されることがある。そのため、天板61自体の撓みが大きくなることや、脚部3、3との連結の破綻が懸念される。そこで、図3に示すように、天板61の下面と底板62の上面に対して上下端面を当接させた状態で連結固定されて収納部6の内部を左右に仕切る仕切板65を設けることにより、天板61にかかる負荷を、直下方にある底板62に分担させている。底板62は、補強支持板4及び後述する柱状脚部67により支持されるため、天板61から重量負荷を分担させられても差し支えない。仕切板65は、収納部6の左右方向の略中央に設けられ、仕切板65と側板64との間に棚板を架け渡すように設けることができる。
扉66、76、86は、図1、3に示すように、各収納部6、7、8の正面に形成される開口部6a、7a、8aを個別に開閉可能とする。収納部6の扉66は、下端部が底板62にヒンジHG1を介して固定されて上下方向に回動可能とされ、左右両側部が側板64、64と開度調整ステーSTで連結されて開放時の角度が略水平に維持される。収納部7、8の扉76、86は、外側端部が側板74、84にヒンジHG2を介して固定されて水平方向に回動可能である。なお、各扉は、前後に微妙に位置ずれしたり、斜めに微妙に傾いたりすることが避けられず、すべての扉が閉鎖されている状態では目立ち易いため、上述のとおり、側板64、64の前端を前方に突出させることにより、位置ずれや傾きがカムフラージュされている。
天板61に載置されるテレビ等の重量が大きい場合には、底板62にかかる負荷も相当大きくなるが、底板62を補強する補強支持板4は床面との間に隙間があり、経年変化により補強支持板4の撓みが大きくなることが懸念される。そこで、図2に示すように、底板62の下面の略中央部に垂設されて床面に接地するように直立することにより底板62を支持する柱状の補助脚部67を設けている。補助脚部67は、上端を底板62に固定されて下端にナット部を備える棒状の脚部本体67aと、上記ナット部に対して螺合されるボルト部を備えており床面に対して接地及び離間可能な台座67bを有してなる。
上述した天板61、71、81、底板62、72、82、側板64、74、84、仕切板65及び補強支持板4、5の相互間の連結固定は、連結用部材として、木製で円筒形の接合用軸Wと、カムロックボルトB及びカムロックLの組み合わせを用いることにより行われている。ここでは、図8を参照しながら、中央の収納部6を構成するために天板61及び底板62の端面(板端面)を二枚の側板64の側面(板面)に連結固定する場合について説明する。なお、補強支持板4の上端面と底板62の下面、及び仕切板65の上下端面と天板61の下面、底板62の上面の連結固定は、接合用軸WとカムロックボルトB及びカムロックLの組み合わせにより予め行われている。
上記実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。三つの収納部6、7、8を左右方向に一体化してなり概ね直方体形状の横長の本体部2を備える物品載置台1において、各収納部6、7、8の天板61、71、81、底板62、72、82、背板63、73、83をすべて個別に形成して、これらを相隣接する収納部により共有されて各収納部を仕切る側板64、64を介して連結固定することにより、本体部2の上面21、下面22及び背面23を構成するので、従来の家具のように大型天板や大型底板を使用することなく横長の物品載置台を構成することができる。これにより、上記板材を含む構成部品を梱包した物品載置台の組立家具セットは、荷姿の長手寸法が短く圧縮されて、消費者が店舗に乗り付けた自動車に積載し易くなったり、配送料を安く抑えたりすることが期待される。
上記実施形態では、三つの収納部を左右方向に一体化してなり概ね直方体形状を成す物品載置台1の組立家具について説明したが、これに限らず、本発明は、二つ又は四つ以上の収納部を左右方向に一体化してなり概ね直方体形状を成す他の組立家具に適用することにしても良い。
2 本体部
21 上面(物品載置面)
21a 微小段部
22 下面
23 背面
3 脚部
4 補強支持板
5 補強支持板(補助脚部)
6 収納部(中央に位置する収納部)
6a 開口部
61 天板
62 底板
63 背板
64 側板(共有される側板)
65 仕切板
66 扉
67 柱状脚部
7 収納部(左側に位置する収納部)
71 天板
72 底板
73 背板
74 側板
8 収納部(右側に位置する収納部)
81 天板
82 底板
83 背板
84 側板
Claims (21)
- 三つの収納部を左右方向に一体化してなり概ね直方体形状を成す本体部と、前記本体部の下方に設けられて前記本体部を床面から浮かせるように支持する脚部と、を備える家具において、
各収納部は、少なくとも天板、底板及び左右の木製の側板からなり、
各収納部の側板のうち他の収納部と隣接する位置にある側板は、何れも隣接する他の収納部と共有されており、
各収納部の天板は、他の収納部の天板とは個別に形成されて、相互に高さ位置が揃えられるように且つ隣接する他の収納部と共有される側板の側面の板面に当接させた側端面を連結固定されて前記本体部の上面を構成し、
各収納部の底板は、他の収納部の底板とは個別に形成されて、前記共有される側板の側面の板面に当接させた側端面を連結固定されて前記本体部の下面を構成し、
前記共有される側板は、上部が前記天板の間から上方へ突出して上端面が前記上面において平面視帯状を成す微小段部を形成し、下部が前記底板の間から下方に突出して床面に下端面を当接させるように直立する左右一対の壁状の脚部を形成することを特徴とする家具。 - 前記各収納部の下方において、前記脚部の側面に側端面を当接させるように連結固定されると共に前記底板の下面に上端面を当接させるように連結固定される補強支持板が設けられていることを特徴とする請求項1記載の家具。
- 前記本体部において左右両側に位置する二つの収納部の下方にそれぞれ設けられる補強支持板は、床面に下端面を接地する補助脚部であることを特徴とする請求項2記載の家具。
- 前記補助脚部は、それらが連結固定される底板よりも横幅が狭く、且つ上端側から下端側に向けて横幅を窄められるように外側辺が傾斜させられていることを特徴とする請求項3記載の家具。
- 前記本体部において中央に位置する収納部の下方に設けられる補強支持板は、前記左右一対の脚部の内側面に左右両側端面を当接させるように連結固定されて、下端面が床面から離間するように上方に控えられていることを特徴とすることを特徴とする請求項2記載の家具。
- 前記本体部において中央に位置する収納部は、その天板及び底板に上下両端を連結固定される仕切板により左右に仕切られることを特徴とする請求項5記載の家具。
- 前記中央に位置する収納部の底板の略中央部に垂設されて床面に下端を接地するように直立する柱状の補助脚部が設けられていることを特徴とする請求項6記載の家具。
- 前記柱状の補助脚部は、下端を床面に対して接地及び離間させられる長さ調整機構を備えることを特徴とする請求項7記載の家具。
- 前記本体部において中央に位置する収納部を構成する天板及び底板は、左右両側に位置する収納部を構成する天板及び底板に対して左右方向における長さの寸法比率が大きく設定されていることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の家具。
- 前記本体部の左右両側の側壁を構成する側板は、前記天板の下面に上端面を当接させるように連結固定されており、前記底板の側端面に下端側の側面を当接させるように連結固定されていることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の家具。
- 前記補強支持板は、前記底板の前後方向において後方寄りに位置することを特徴とする請求項2乃至8の何れかに記載の家具。
- 前記各収納部は、前記天板の下面、前記底板の上面及び前記左右の側板の側面に形成される溝に四方の辺を嵌め込まれて保持固定される背板を有してなることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の家具。
- 前記各収納部は、前記天板及び底板の前端面に面するように設けられて各収納部の開口部を個別に開閉可能とする扉を備えており、
前記共有される側板は、その前端が閉鎖された扉の間から前方に突出していることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の家具。 - 複数の収納部を左右方向に一体化してなり概ね直方体形状を成す本体部を備える家具において、
各収納部は、少なくとも天板、底板及び左右の木製の側板からなり、
各収納部の側板のうち他の収納部と隣接する位置にある側板は、何れも隣接する他の収納部と共有されており、
各収納部の天板は、他の収納部の天板とは個別に形成されて、相互に高さ位置が揃えられるように且つ隣接する他の収納部と共有される側板の側面の板面に当接させた側端面を連結固定されて前記本体部の上面を構成し、
各収納部の底板は、他の収納部の底板とは個別に形成されて、前記共有される側板の側面の板面に当接させた側端面を連結固定されて前記本体部の下面を構成することを特徴とする家具。 - 三つ以上の収納部を左右方向に一体化してなり概ね直方体形状を成す本体部を備える家具において、
各収納部は、少なくとも天板、底板及び左右の木製の側板からなり、
各収納部の側板のうち他の収納部と隣接する位置にある側板は、何れも隣接する他の収納部と共有されており、
各収納部の天板は、他の収納部の天板とは個別に形成されて、相互に高さ位置が揃えられるように且つ隣接する他の収納部と共有される側板の側面の板面に当接させた側端面を連結固定されて前記本体部の上面を構成し、
各収納部の底板は、他の収納部の底板とは個別に形成されて、前記共有される側板の側面の板面に当接させた側端面を連結固定されて前記本体部の下面を構成し、
前記共有される側板は、上部が前記天板の間から上方へ突出して上端面が前記上面において平面視帯状の微小段部を形成することを特徴とする家具。 - 三つ以上の収納部を左右方向に一体化してなり概ね直方体形状を成す本体部と、前記本体部の下方に設けられて前記本体部を床面から浮かせるように支持する脚部と、を備える家具において、
各収納部は、少なくとも天板、底板及び左右の木製の側板からなり、
各収納部の側板のうち他の収納部と隣接する位置にある側板は、何れも隣接する他の収納部と共有されており、
各収納部の天板は、他の収納部の天板とは個別に形成されて、相互に高さ位置が揃えられるように且つ隣接する他の収納部と共有される側板の側面の板面に当接させた側端面を連結固定されて前記本体部の上面を構成し、
各収納部の底板は、他の収納部の底板とは個別に形成されて、前記共有される側板の側面の板面に当接させた側端面を連結固定されて前記本体部の下面を構成し、
前記共有される側板は、下部が前記底板の間から下方に突出して床面に下端面を当接させるように直立する壁状の脚部を形成することを特徴とする家具。 - 前記各収納部の下方において、前記脚部の側面及び前記底板の下面に連結固定される補強支持部材が設けられていることを特徴とする請求項16記載の家具。
- 前記補強支持部材は、前記脚部の側面に側端面を当接させるように連結固定されると共に前記底板の下面に上端面を当接させるように連結固定される板材であることを特徴とする請求項17記載の家具。
- 前記本体部の左右両側の下方において、前記補強支持部材は床面に下端面を接地する補助脚部であることを特徴とする請求項18記載の家具。
- すべて又は一部の収納部の下方に、前記底板の下面に連結固定されると共に床面に接地して、収納部の底板から負荷される荷重を床面に支持させる柱状の補助脚部が設けられていることを特徴とする請求項16記載の家具。
- すべて又は一部の収納部は、その天板及び底板に上下両端を連結固定される仕切板により左右に仕切られることを特徴とする請求項16記載の家具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023098568A JP7385328B1 (ja) | 2023-06-15 | 2023-06-15 | 家具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023098568A JP7385328B1 (ja) | 2023-06-15 | 2023-06-15 | 家具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP7385328B1 true JP7385328B1 (ja) | 2023-11-22 |
Family
ID=88833389
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023098568A Active JP7385328B1 (ja) | 2023-06-15 | 2023-06-15 | 家具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7385328B1 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014039618A (ja) | 2012-08-21 | 2014-03-06 | Hiroshi Shimokawa | システム家具 |
JP2015181755A (ja) | 2014-03-25 | 2015-10-22 | 卓也 前川 | 組立式家具 |
JP3218061U (ja) | 2018-07-02 | 2018-09-20 | 株式会社 丸仙工業 | 配線簡易接続可能テレビ台 |
JP2019165834A (ja) | 2018-03-22 | 2019-10-03 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 収納装置 |
CN213075043U (zh) | 2020-07-13 | 2021-04-30 | 广东雅柏家具实业有限公司 | 一种组合式多功能家用电视柜 |
-
2023
- 2023-06-15 JP JP2023098568A patent/JP7385328B1/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014039618A (ja) | 2012-08-21 | 2014-03-06 | Hiroshi Shimokawa | システム家具 |
JP2015181755A (ja) | 2014-03-25 | 2015-10-22 | 卓也 前川 | 組立式家具 |
JP2019165834A (ja) | 2018-03-22 | 2019-10-03 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 収納装置 |
JP3218061U (ja) | 2018-07-02 | 2018-09-20 | 株式会社 丸仙工業 | 配線簡易接続可能テレビ台 |
CN213075043U (zh) | 2020-07-13 | 2021-04-30 | 广东雅柏家具实业有限公司 | 一种组合式多功能家用电视柜 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3525943B2 (ja) | キャビネット組立体 | |
US7946664B2 (en) | Corrugated shelf | |
US5407250A (en) | Modular knockdown chair | |
WO1996026659A1 (en) | Knock down foundation for a bed | |
US8556278B2 (en) | Packaging assembly having casters | |
KR101775012B1 (ko) | 뒤틀림 방지 기능을 갖는 조립식 가구 | |
JP7385328B1 (ja) | 家具 | |
US7798580B2 (en) | Mobile computer security cart | |
JP3243570U (ja) | 家具 | |
US20210307506A1 (en) | Cabinet assembly | |
JP3551398B2 (ja) | 棚装置 | |
JP3422251B2 (ja) | 組立式収納家具 | |
WO2024087040A1 (zh) | 销售橱柜用拉篮的方法 | |
US7165821B2 (en) | Drawer assembly | |
JP2599207Y2 (ja) | 陳列用組立棚 | |
AU2020101777A4 (en) | A Tip Inhibiting Device for Use with Furniture | |
JP7418513B2 (ja) | アーケードマシン | |
JP4985004B2 (ja) | 間仕切収納家具及びこれを用いた住宅 | |
JP7449012B2 (ja) | 天板及び屋内外装置品 | |
US20070295676A1 (en) | Display structure | |
JP3012339U (ja) | 組立式収納ケース | |
JP2013005831A (ja) | 壁面収納ユニット | |
JP2003339455A (ja) | 簡易組み立て式キャビネット | |
JPH09125720A (ja) | 組立式の収納庫 | |
JPH0951820A (ja) | 棚における箱収納構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230620 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20230620 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230822 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230911 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230929 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231031 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231102 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7385328 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |