JP2014039618A - システム家具 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、コンセント等の電気機器を備える収納部を所望の箇所に配置可能なシステム家具の提供を目的とするものである。
【解決手段】本発明は、物が載置又は収納可能な複数の収納部と、上記収納部を複数の態様により支持及び着脱可能な支持部とを備え、上記収納部による収納の組み合わせを複数選択可能なシステム家具であって、外部電源から電気が供給される電気接続部をさらに備え、上記支持部が、上記電気接続部と電気的に接続する導電体部を有し、上記収納部の少なくとも一つが、上記支持部により支持される際に上記導電体部に接合するコネクタ及び、このコネクタを介し上記導電体部と電気的に接続する電気機器を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、システム家具に関する。
生活スタイルにあわせて収納スペースを多様に組み合わせることが可能なシステム家具が普及している。このシステム家具は、ボックス形状の引き出しや戸棚等を組み合わせて家具を構築していくタイプが一般的である。
しかし、システム家具には統一された規格がないため、各メーカーが独自の規格を設けているのが現状であり、このためメーカーの異なる部品は組み合わせることが非常に困難であり、また、同一メーカーでもモデルチェンジ等により、後からの買い足しや増設は事実上困難である。
そこで、隣接する側板同士を容易に連結でき、レイアウトの自由度が高いシステム家具が提案されている(特開平11−75949号公報参照)。これは、隣接する側板とこれらに挟まれた連結箱とにより任意の位置で容易に連結作業を行うことができ、レイアウトを自由に調節できるものである。
しかし、このようなシステム家具においては、システム家具に載置する電化製品の差し込みプラグを挿脱するコンセント(プラグ受け)が設けられていない場合が多い。そのため、システム家具に載置する電化製品の電源コードを家等のコンセントに接続する必要があり、電源コードがシステム家具の外部に露出する。また、システム家具にコンセントが予め設けられている場合においても、一般的にシステム家具に予め設けられているコンセントは1箇所に集約されていることが多いため、配線作業は煩雑であり、また、コンセント周辺は、複数の配線が集中し、埃等が溜まりやすくなる。
特開平11−75949号公報
本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたものであり、コンセント等の電気機器を備える収納部を所望の箇所に配置可能なシステム家具の提供を目的とするものである。
上記課題を解決するためになされた本発明のシステム家具は、物が載置又は収納可能な複数の収納部と、上記収納部を複数の態様により支持及び着脱可能な支持部とを備え、上記収納部による収納の組み合わせを複数選択可能なシステム家具であって、外部電源から電気が供給される電気接続部をさらに備え、上記支持部が、上記電気接続部と電気的に接続する導電体部を有し、上記収納部の少なくとも一つが、上記支持部により支持される際に上記導電体部に接合するコネクタ及び、このコネクタを介し上記導電体部と電気的に接続する電気機器を有することを特徴とする。
当該システム家具は、外部電源から電気が供給される電気接続部と支持部の導電体部とが電気的に接続しているため、収納部のコネクタを介しこの導電体部と電気的に接続している収納部の電気機器に電気が供給される。そして、この電気機器を備える収納部は、収納の組み合わせを複数選択可能なように構成されているため、支持部の導電体部の電気機器を配設したい箇所に収納部のコネクタを接合することにより、電気機器を備えた収納部を所望の箇所に配設することができる。
また、上記支持部が、上記導電体部を複数有し、一の導電体部と電気的に接続される上記電気機器を有する上記収納部が、上記複数の導電体部にそれぞれ接合する上記コネクタ及びこれらのコネクタを介し上記複数の導電体部とそれぞれ電気的に接続する上記電気機器を有することが好ましい。かかる構成により、収納部が複数の電気機器を有するため、一つの収納部において複数の電気機器を同時に利用することができる。
当該システム家具においては、外部通信ネットワークと通信接続するネットワーク接続部、及びこのネットワーク接続部と通信接続する一の電力線搬送通信機器をさらに備え、上記電気機器の少なくとも一つが他の電力線搬送通信機器であり、この他の電力線搬送通信機器と電気的に接続する上記導電体部が、上記一の電力線搬送通信機器と電気的に接続することが好ましい。かかる構成により、電力線搬送通信機器によって導電体部が通信ネットワーク回線として機能するため、ネットワーク接続部を介し外部通信ネットワークと収納部の電力線搬送通信機器とがネットワーク接続される。これにより、収納部に載置/収納する情報処理機器を収納部の電力線搬送通信機器にネットワーク接続することにより、情報処理機器は外部通信ネットワークを利用することができる。
また、上記収納部のコネクタが、上記収納部の背面に複数個配設され、上記電気機器が、上記収納部の上面に複数個配設されることが好ましい。支持部の導電体部と電気的に接続するコネクタを収納部の背面に配設することにより、電気的接続箇所を隠すことができ、上記電気機器が上記収納部の上面に配設されることにより、収納部の上面に電気製品を載置する場合においては、簡便に電気製品の電源コードを電気機器に接続することができる。
当該システム家具においては、上記電気接続部と少なくとも一つの上記導電体部との電気的接続を制御する制御手段を有することが好ましい。かかる構成により、導電体部ごとに電気的接続を制御することができるため、一の導電体部に電気的に接続する電気機器すべての電気的接続を同時に制御することができる。
さらに、上記電気接続部と電気的に接続するバッテリをさらに備え、上記制御手段が、上記外部電源から電気が供給される状態と上記バッテリから電気が供給される状態とを切り替える構成が好ましい。かかる構成により、所望のタイミングで利用する電気供給源を選択することができるため、コスト的優位な時間帯にバッテリに蓄電しておき、そうでない時間帯にその電気を利用することで電気コストを節約することができる。
また、上記制御手段に制御の指示及び上記制御手段から制御状況を取得する処理手段と、この処理手段に対する入出力インタフェースである入出力手段とをさらに備えることが好ましい。かかる構成を備えることにより、電気接続部と導電体部との電気的制御を状況に応じ調整することができる。例えば一の導電体部の電気量が所定の電気量を超えた場合は、入出力手段によりその状況が使用者に通知され、使用者がその通知を受けて入出力手段を介し処理部に対して電気的制御を支持することにより、一の導電体部の電気的制御を調整することができる。
上記説明において、「背面」とは、システム家具を使用する際に載置した場合の後ろ側の面を意味する。また、「上面」とは、システム家具を使用する際に載置した場合の上側の面を意味する。
以上説明したように、本発明のシステム家具は、コンセント等の電気機器を備える収納部を所望の箇所に配置することができる。
本発明の一実施形態に係るシステム家具の斜視図である。 図1のシステム家具における収納部の斜視図ある。 図1のシステム家具における支持部の部分的斜視図である。 図1のシステム家具における支持部の断面図であり、(a)は図3の支持部のA−A線に沿った断面図であり、(b)はB−B線に沿った断面図である。 図1のシステム家具におけるコントロールボックスの模式図である。 図1のシステム家具と異なる他の実施形態に係るシステム家具の斜視図である。 図6のシステム家具における収納部の斜視図である。
以下、適宜図面を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。
図1に示すように、当該システム家具1は、複数の収納部2、支持部3及びコントロールボックス4を有する。
<収納部2>
収納部2は、支持部3により支持され、着脱可能に構成される。この収納部2は、両側面の上下方向の中央部分に凸部15が形成されおり、後述する支持部3の支持用凹部21に嵌合することにより支持部3に支持される。
また、収納部2は、複数タイプの収納部2があり、例えば引出タイプの収納部2(a)や天板タイプの収納部2(b)がある。また、これらの収納部2は、所望の箇所の支持部3の支持用凹部21に収納部2の凸部15を嵌合させることにより、収納部2を所望の箇所に配設することができる。
収納部2は、図2に示すように、複数のコネクタ11並びに電気機器の複数のコンセント12、複数のUSB電源13及び電力線搬送通信機器14を有する。また、コネクタ11とコンセント12等のそれぞれの電気機器とを電気的に接続する電力線(図示省略)が収納部2の内部に埋設される。
コネクタ11は、収納部2の背面の横方向に複数個形成される。このコネクタ11は、後述する支持部3のコネクタ用凹部22に嵌合するよう形成され、コネクタ11の両側面に凹部が形成される。また、コネクタ11は、支持部3の導電体部23の電極と電気的に接続するための電極が形成される。この電極は、コネクタ11の両側面に形成される凹部の内部に表出しており、コネクタ11が、支持部3のコネクタ用凹部22に嵌合している状態において、支持部3の導電体部23の電極と当接する。これにより、コネクタ11は支持部3の導電体部23と電気的に接続する。
コンセント12は、収納部2の上面に複数個配設される。また、コンセント12は、収納部2の内部に埋設される電力線を介しコネクタ11の一個と電気的に接続する。これにより、コンセント12は支持部3の導電体部23と電気的に接続する。
USB電源13は、収納部2の上面に複数個配設される。また、USB電源13は、収納部2の内部に埋設される電力線を介しコネクタ11の一個と電気的に接続する。これにより、USB電源13は支持部3の導電体部23と電気的に接続する。
電力線搬送通信機器14は、収納部2の上面に電力線搬送通信機器のLAN用モジュラージャックが表出するよう収納部2に配設される。また、電力線搬送通信機器14は、収納部2の内部に配設される電力線を介しコネクタ11の一個と電気的に接続する。これにより、電力線搬送通信機器14は、支持部3の導電体部23と電気的に接続する。
<支持部3>
支持部3は、収納部2を支持しており、当該システム家具1の側板及び背板になる部分である。なお、図1に示す支持部3は、二個の前側板と二個の後側板兼背板用との構成から形成されるが、支持部3を構成する部材の数は特に限定されず、支持部3は一個の構成により側板及び背板が構成されもよく、二個の側板及び一個の背板により構成されてもよい。
また、支持部3は、図3に示すように複数の支持用凹部21が形成される。この支持用凹部21は、収納部2を支持するためのものであり、支持部3の側板部分の内側に、鉛直方向に垂直な方向に形成された溝状の凹部が形成される。この溝状の凹部は、特に限定されないが、蟻溝の形状に形成することができ、上述の収納部2の両側面の凸部15を支持用凹部21の蟻溝に合うように形成することにより、支持部3は、収納部2を強固に支持することができる。
また、支持用凹部21は支持部3の側板部分の内側の上下方向に複数個形成されるため、所望の箇所の支持用凹部21に収納部2を挿入することにより、所望の箇所に収納部2を配設することができる。
さらに、支持部3にコネクタ用凹部22が形成される。このコネクタ用凹部22は、支持用凹部21とほぼ同じ高さに合わせて支持部2の背板部分の上下方向に複数形成される。このコネクタ用凹部22は、収納部2のコネクタ11が嵌合するよう形成される。コネクタ用凹部22の形状は、コネクタ11に嵌合する形状であればよく、例えば矩形状とすることができる。
支持部3は、複数の導電体部23を有する。導電体部23は、一対の帯状の導電体により構成され、支持部2の背板部分の上下方向に配設される複数のコネクタ用凹部22を連結するように、支持部2の背板部分に配設される。
また、導電体部23は、図4(b)に示すように、導電体部23の一部がコネクタ用凹部22の両側壁に表出するように配設される。
導電体部23は、導電する材料で形成される。用いられる材料としては、特に限定されないが銅、銅合金、ステンレス鋼またはメッキ処理を施した鉄、銅等を用いることができる。また、これらの形成材料に、メッキ、塗装、油焼き等のさび止めが施されていることが好ましい。
また、導電体部23は、コネクタ用凹部22を形成する際に配設することができる。具体的には、コネクタ用凹部22と同一幅の溝を支持部3の背板部分のコネクタ用凹部22が配設される箇所に沿って上下方向に形成する。形成された溝の両側壁部分にそれぞれ帯板状の導電体を設けることにより導電体部23を配設することができる。また、配設したそれぞれの導電体に対して、コネクタ用凹部22が形成される箇所以外に、導電体を覆う部材を配設することにより、コネクタ用凹部22以外の箇所に位置する導電体部23の一部を埋設することができる。導電体を覆う部材は、特に限定されないが、支持部3と同じ部材を用いることができ、また、絶縁効果のあるゴム状の部材等により覆うことができる。
このように導電体部23を配設することにより、図4(a)に示すように、コネクタ用凹部22が形成されない箇所では、導電体部23は、支持部3内に埋設される。また、図4(b)に示すように、コネクタ用凹部22が形成される箇所では、一対の導電体部23がコネクタ用凹部22の両側壁に表出する。
<コントロールボックス4>
コントロールボックス4は、当該システム家具1の電気制御を集中コントロールするための構成部品を有し、図5に示すように電気接続部31、制御部32、ネットワーク接続部33、電力線搬送通信機器34及びバッテリ35を備える。
また、コントロールボックス4は、支持部3により支持される。コントロールボックス4の筐体は、収納部2の引出タイプと同一形状とすることができ、この筐体の中にコントロールボックス4の構成部品が収納される。また、この筐体には、収納部2のコネクタ11と同様の電極を有するコネクタが筐体の背面の横方向に複数個形成され、かつ支持部3の支持用凹部21に嵌合可能な凸部がこの筐体の両側面の中央部分に棒状に形成される。これにより、支持部3にコントロールボックス4を脱着することができる。
電気接続部31は、外部電源から電気が供給され、外部電源と接続するコンセントに挿入するプラグ、このプラグと連結する電源コード及びこの電源コードと連結する接続切替装置を有する。
電気接続部31のプラグ及び電源コードは、コントロールボックス4の筐体から突出している。そのため、この筐体には、プラグ及び電源コードを突出させるための孔がコントロールボックス4の筐体に設けられており、プラグと電源コードは、この孔を通ってコントロールボックス4の筐体内に配設される接続切替装置と連結する。
この接続切替装置は、電気接続の接続先の切替や電気接続を遮断することが可能な装置である。また、この切替装置は、後述する制御部により制御され、制御部からの電気信号により複数の回路の電気接続を切り替える構成を有する。この接続切替装置は、コントロールボックス4の筐体のコネクタの電極と電気的に接続する。接続切替装置とコネクタの電極との接続は、コントロールボックス4の筐体内で直接連結されていてもよく、電力線を介し接続してもよい。かかる構成により、コントローボックス4の筐体が支持部3に挿入されることにより、接続切替装置は、支持部3の導電体部23と電気的に接続する。
制御部32は、当該システム家具1の電気制御を行うためのコンピューターである。制御部32は、制御手段32a、処理手段32b、記憶手段32c及び入出力手段32dを備える。また、制御部32は、電気接続部31と電気的に接続する。
制御手段32aは、電気接続部31と支持部3のそれぞれの導電体部23との電気的接続を制御する。制御手段32aは、導電体部32と接続する電気接続部31の接続切替装置に対し制御信号を与えることにより、電気接続部31と導電体部32との電気的接続を制御する。
処理手段32bは、制御手段32aからの制御状況を取得し、制御手段32aに対し電気的制御の指示を行う。処理手段32bは、具体的には、記憶手段32cに記憶される各種プログラムによるコンピューターの処理により実現される。
記憶手段32cは、処理手段32bが取得した制御状況のデータや制御手段32a及び処理手段32bにおいて用いられるプログラム等を記憶する。
入出力手段32dは、処理手段32bが取得した制御状況を出力する出力手段と、処理手段32bに対し使用者が電気的制御を入力指示するための入力手段を有する。具体的な出力手段としては、特に限定されないがディスプレイ装置やスピーカを用いることができ、また入力手段としては、キーボードやポインティングデバイスを用いることができる。
ネットワーク接続部33は、外部通信ネットワークと通信接続する。ネットワーク接続部33は、外部通信ネットワークと通信接続するネットワークケーブル及びこのネットワークケーブルに連結するネットワークモデムを有する。また、このネットワークモデムは、制御部32と通信接続する。さらに、ネットワークモデムは、電気接続部31と電気的に接続され電気が供給される。
ネットワーク接続部33のネットワークケーブルは、コントロールボックス4の筐体から突出している。そのため、この筐体にはネットワークケーブルを突出させるための孔が設けられており、ネットワークケーブルは、この孔を通ってコントロールボックス4の筐体内に配設されるネットワークモデムと連結する。
電力線搬送通信機器34は、電力線を通信回線として利用するための装置であり、導電体部23が、この電力線搬送通信機器34と収納部2に配設される電力線搬送通信機器14との間に配設されることにより、導電体部23を通信回線として利用することができる。
電力線搬送通信機器34は、ネットワーク接続部33のネットワークモデムとネットワークケーブルにより通信接続される。また、電力線搬送通信機器34は、コントロールボックス4の筐体のコネクタ11の電極と直接、又はこの筐体内に配設される電力線を介し電気的に接続する。
バッテリ35は、蓄電池であり、電気接続部31の接続切替装置と電気的に接続する。これにより、外部電源からの電気をバッテリ35に蓄電することができ、蓄電した電気を電気接続部31の接続切替装置を介し導電体部23に電気を供給することができる。用いられるバッテリ35としては、特に限定されないが、例えばリチウムイオン電池、ニッケル水素電池、ニッケルカドミウム電池等が挙げられる。
<制御方法>
次に、制御部32による当該システム家具1の電気制御方法について説明する。
まず、電気接続部31と導電体部23との電気的接続を遮断する場合について説明する。使用者が、入出力手段32dに電気接続部31と導電体部23との電気的接続を遮断するように入力指示する。それを受けて、処理手段32bは入出力手段からの遮断指示に応じて記憶手段32cに記憶されるプログラムにより、制御手段32aに対して制御指示を行う。そして、制御手段32aは、電気接続部31の接続切替装置に対し遮断指示の電気信号を送信することにより、電気接続部31の接続切替装置は、導電体部23との接続を停止する。また、導電体部23との電気的接続を開始する場合も同様である。これにより、電気接続部31と導電体部23との電気的接続を制御することができる。なお、これらの制御は、導電体部23ごとに行うことができる。
次に、外部電源から電気が供給される状態とバッテリ35から電気が供給される状態とを切り替える方法について説明する。使用者が、入出力手段32dに対し外部電源から電気を供給するように入力指示すると、処理手段32bは入力手段32dからの指示に応じて、記憶手段32cに記憶されるプログラムにより、制御手段32aに対して外部電顕から電気を供給するよう指示する。そして、制御手段32aは、電気接続部31の接続切替装置に対して外部電源からの接続に切り替えるための電気信号を送信することにより接続切替装置は外部電源からの接続に切り替える。また、使用者が、バッテリから電気供給するように入力手段32dに対し支持した場合も同様に、処理手段32bはその指示を制御手段32aに伝え、制御手段32aは電気接続部31の接続切替装置に電気信号を送信することにより、接続切替装置はバッテリとの接続に切り替える。なお、これらの制御は、導電体部23ごとに行うことができる。
また、これらの制御方法は、上述のように使用者による入力手段32dを介しての指示により行われもよく、記憶手段に記憶される制御状況に応じて処理手段32bが自動計算を行い一定の基準値をもとに制御手段32aに制御指示を行う構成でもよい。
<利点>
当該システム家具1においては、外部電源と接続する電気接続部31は、支持部3の導電体部23と電気的に接続しているため、支持部3のコネクタ用凹部21に表出する導電体部23の電極と当接する収納部2のコネクタ11を介しコンセント12、USB電源13及び電力線搬送通信機器14に電気が供給される。そして、これらコンセント12、USB電源13及び電力線搬送通信機器14を備える収納部2は、支持部3に設けられた複数の支持用凹部21の所望の箇所に収納部2の凸部15によって挿入することができるため、コンセント12等の電気機器を備えた収納部2を所望の箇所に配設することができる。そして、収納部2の上面にコンセント12やUSB電源13等の電気機器を備えているため、不要に電源コードを表出させることなく種々の電気製品を収納部2に載置又は収納することができ、簡便に電源コードをこれら電気機器に接続することができる。
また、導電体部23は、複数有しているため、コンセント12やUSB電源等の複数の電気機器を利用することができる。そして、支持部3の導電体部23と収納部2のコネクタ11は、収納部2の背面の箇所で接続するので、使用者から隠れた箇所で接続するため感電等の危険が少ない。
さらに、当該システム家具1は、外部通信ネットワークと通信接続するネットワーク接続部33に通信接続する電力線搬送通信機器34と収納部2に配設される電力線搬送通信機器14とを有するため、こられ電力線搬送通信機器34と電力線搬送通信機器14との間の支持部3の導電体部23は、通信回線として機能する。従って、収納部2の電力線搬送通信機器14に接続することにより、収納部2に載置/収納する情報処理機器は、外部通信ネットワークを利用することができる。
また、当該システム家具1は、電気的制御を制御可能な制御部32を備えており、この制御部32が、電気接続部31に対して導電体部23との電気的制御を行うことにより、導電体部23に電気的に接続される収納部2のコンセント12等の電気機器の制御をすることができる。また、使用者が入出力手段から制御指示をすることにより、収納部に配設される電気機器を制御することができ、また、制御手段による制御状況を入出力手段により確認することができる。
さらに、当該システム家具1は、バッテリ35を備えているため、電気を蓄電することができ、制御部32の指示により、外部電源からの電気が供給される状態とバッテリ35から電気が供給される状態とを切り替えることができる。これにより、所望のタイミングで利用する電気供給源を選択することができるため、コスト的優位な時間帯にバッテリ35に蓄電しておき、そうでない時間帯にその電気を利用することで電気コストを節約することができる。
<その他の実施形態>
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限定されるものではなく、以下の実施形態も有する。
収納部は、支持部の導電体部と電気的に接続する複数の照明装置を備えてもよい。また、照明装置は、収納部の上面に複数個配設されてもよい。照明装置は、収納部の内部に埋設される電力線を介し収納部のコネクタの一つと電気的に接続する。これにより、収納部は、支持部の導電体部と電気的に接続するため、外部電源から電気が供給される。
また、照明装置は、種々の照明装置を用いることができる。特に限定されないが、例えば発光ダイオード、白熱電球や蛍光灯を用いることができる。
当該システム家具が、収納部に照明装置を備えることにより、所望の箇所に照明装置を備える収納部を支持部に挿入することができるため、所望の箇所からシステム家具を照明することができる。
また、上述の実施形態では、コンセント、USB電源及び電力線搬送通信機器が配設される収納部について説明したが、収納部は、これら電気機器を一つだけ有してもよく、またコンセント及びUSB電源のみ等2つの電気機器を備える構成でもよい。
さらに、上述の実施形態では、電気機器が配設される収納部は、図2に示すように天板状の収納部について説明したが、電気機器が配設される収納部は、天板タイプの収納部に限定されず、引出タイプの収納部に電気機器が配設されてもよい。
当該システム家具は、電気接続部は、支持部の導電体部と直接接続してもよい。例えば導電体部との電気的制御が必要ない場合においては、電気接続部を導電体部に直接接続することにより、単純な構成の当該システム家具を形成することができる。
また、制御部は、コンピューターでなく、電気接続を制御するためのスイッチであってもよい。このスイッチは、電気接続部の接続切替装置と連結されており、スイッチを押下することにより、電気的接続を制御することができる構成を採用することができる。
また、コントロールボックスは、電力計を備えてもよく、これにより使用される電力量を把握することができる。さらに、ノイズフィルターを備えてもよい。これにより電力線搬送通信による通信を安定させることができる。
さらに、当該システム家具においては、外部より外部通信ネットワークを介し遠隔操作することによって、ネットワーク接続部と接続する処理部を通じて電気接続部と導電体部との電気的制御を行うことができる。
当該システム家具においては、壁に取付けるタイプのシステム家具でもよい。これにより、外部電源との接続に使用する電源コードを不要に表出するのを防ぐことができる。また、図6に示すように、壁の角の形状に合わせるタイプのシステム家具でもよい。この場合であっても、図7に示すような上述のコネクタ及び電気機器を備える略扇形形状の収納部42を配設することにより、スペースを有効に利用してシステム家具を配置することができる。
また、当該システム家具においては、キャスター付きタイプのシステム家具でもよい。これにより、バッテリから電気を供給させている際においては、所望の位置に当該システム家具を自由に移動させる等、電気を外部から供給することが困難な状況下においても収納部に載置している電気製品を使用することができる。
以上のように、本発明のシステム家具は、家庭内又は事業者等に設置するシステム家具として利用することができる。
1 システム家具
2 収納部
2a 引出タイプの収納部
2b 天板タイプの収納部
3 支持部
4 コントロールボックス
11 コネクタ
12 コンセント
13 電源
14 電力線搬送通信機器
15 凸部
21 支持用凹部
22 コネクタ用凹部
23 導電体部
31 電気接続部
32 制御部
32a 制御手段
32b 処理手段
32c 記憶手段
32d 入出力手段
33 ネットワーク接続部
34 電力線搬送通信機器
35 バッテリ
42 略扇形形状の収納部

Claims (7)

  1. 物が載置又は収納可能な複数の収納部と、
    上記収納部を複数の態様により支持及び着脱可能な支持部とを備え、
    上記収納部による収納の組み合わせを複数選択可能なシステム家具であって、
    外部電源から電気が供給される電気接続部をさらに備え、
    上記支持部が、上記電気接続部と電気的に接続する導電体部を有し、
    上記収納部の少なくとも一つが、上記支持部により支持される際に上記導電体部に接合するコネクタ、及びこのコネクタを介し上記導電体部と電気的に接続する電気機器を有することを特徴とするシステム家具。
  2. 上記支持部が、上記導電体部を複数有し、
    一の導電体部と電気的に接続される上記電気機器を有する上記収納部が、上記複数の導電体部にそれぞれ接合する上記コネクタ及びこれらのコネクタを介し上記複数の導電体部とそれぞれ電気的に接続する上記電気機器を有する請求項1に記載のシステム家具。
  3. 外部通信ネットワークと通信接続するネットワーク接続部、及びこのネットワーク接続部と通信接続する一の電力線搬送通信機器をさらに備え、
    上記電気機器の少なくとも一つが他の電力線搬送通信機器であり、
    この他の電力線搬送通信機器と電気的に接続する上記導電体部が、上記一の電力線搬送通信機器と電気的に接続する請求項1又は請求項2に記載のシステム家具。
  4. 上記収納部のコネクタが、上記収納部の背面に複数個配設され、
    上記電気機器が、上記収納部の上面に複数個配設される請求項1、請求項2又は請求項3に記載のシステム家具。
  5. 上記電気接続部と少なくとも一つの上記導電体部との電気的接続を制御する制御手段を有する制御部をさらに有する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のシステム家具。
  6. 上記電気接続部と電気的に接続するバッテリをさらに備え、
    上記制御手段が、上記外部電源から電気が供給される状態と上記バッテリから電気が供給される状態とを切り替える請求項5に記載のシステム家具。
  7. 上記制御手段に制御の指示及び上記制御手段から制御状況を取得する処理手段と、
    この処理手段に対する入出力インタフェースである入出力手段と
    をさらに備える請求項5又は請求項6に記載のシステム家具。
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