JP7384728B2 - 板状部品の製造方法 - Google Patents

板状部品の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7384728B2
JP7384728B2 JP2020058741A JP2020058741A JP7384728B2 JP 7384728 B2 JP7384728 B2 JP 7384728B2 JP 2020058741 A JP2020058741 A JP 2020058741A JP 2020058741 A JP2020058741 A JP 2020058741A JP 7384728 B2 JP7384728 B2 JP 7384728B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pilot hole
plate
manufacturing
recess
pilot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020058741A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021154362A (ja
Inventor
正博 塩谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa Can Co Ltd
Original Assignee
Daiwa Can Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa Can Co Ltd filed Critical Daiwa Can Co Ltd
Priority to JP2020058741A priority Critical patent/JP7384728B2/ja
Priority to US17/907,369 priority patent/US20230123829A1/en
Priority to PCT/JP2021/003145 priority patent/WO2021192604A1/ja
Publication of JP2021154362A publication Critical patent/JP2021154362A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7384728B2 publication Critical patent/JP7384728B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D22/00Shaping without cutting, by stamping, spinning, or deep-drawing
    • B21D22/02Stamping using rigid devices or tools
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D28/00Shaping by press-cutting; Perforating
    • B21D28/02Punching blanks or articles with or without obtaining scrap; Notching
    • B21D28/06Making more than one part out of the same blank; Scrapless working
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D28/00Shaping by press-cutting; Perforating
    • B21D28/02Punching blanks or articles with or without obtaining scrap; Notching
    • B21D28/04Centering the work; Positioning the tools
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D28/00Shaping by press-cutting; Perforating
    • B21D28/24Perforating, i.e. punching holes
    • B21D28/26Perforating, i.e. punching holes in sheets or flat parts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D37/00Tools as parts of machines covered by this subclass
    • B21D37/08Dies with different parts for several steps in a process
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D43/00Feeding, positioning or storing devices combined with, or arranged in, or specially adapted for use in connection with, apparatus for working or processing sheet metal, metal tubes or metal profiles; Associations therewith of cutting devices
    • B21D43/02Advancing work in relation to the stroke of the die or tool
    • B21D43/04Advancing work in relation to the stroke of the die or tool by means in mechanical engagement with the work
    • B21D43/05Advancing work in relation to the stroke of the die or tool by means in mechanical engagement with the work specially adapted for multi-stage presses

Description

本発明は、曲げ加工や剪断加工などの複数のプレス加工を行う工程を備えたプレス機に、帯状部材を所定ピッチずつ順送りして、帯状部材を所期の形状に次第に変形させることにより複数の板状部品を製造する方法に関するものである。
従来、コイル材などの帯状部材に絞り加工や曲げ加工あるいは剪断加工もしくは圧縮加工などを施して、複数の板状部品を成形する順送り型のプレス加工方法が知られている。この順送り型のプレス加工方法では、帯状部材のうちの所定の工程でプレス加工された部分が、続く工程に移動し、その工程で更にプレス加工される。そのため、一般的には、帯状部材のうちのプレス加工を施す部分と金型との位置決めを行うために、帯状部材には、進行するピッチと同一の間隔を空けてパイロット孔が形成され、それぞれの工程の金型には、そのパイロット孔に嵌合するパイロットピンが設けられている。
一方、圧縮加工や絞り加工を帯状部材に施すと、材料の塑性流動が生じるなどによってパイロット孔の位置が変化する場合がある。パイロット孔の位置が変化すると、その後の工程では、パイロット孔とパイロットピンとの位置がずれるため、位置決めできない可能性がある。そのようなパイロット孔の位置の変化による位置決め不良を抑制するために、特許文献1に記載されたプレス加工方法では、各工程に要求されるプレス加工に加えて、続く工程の金型のパイロットピンを挿入するための新たなパイロット孔を成形している。
特開2017-87246号公報
順送り型のプレス加工方法では、通常、所期の形状に成形する領域以外の部分にパイロット孔を形成する。すなわち、パイロット孔が形成される部分は、帯状部材から抜き取られる最終品にはならないスクラップの部分である。したがって、特許文献1に記載された加工方法では、帯状部材は、最終品を得るための領域に加えて、各工程でパイロット孔を形成するための領域を予め確保しておく必要があり、しかもそのパイロット孔の数が多いことによりパイロット孔のための領域が大きくなるから、歩留まりが悪化してコストが増加する可能性がある。また、各工程の金型には、新たなパイロット孔を形成するためのパンチを設ける必要があるため、金型が大型化する可能性がある。さらに、パイロット孔を穿つ分の荷重を要するため、エネルギー損失が大きくなる可能性がある。
本発明は上記の技術的課題に着目してなされたものであり、連続する複数の加工工程における初期に形成されたパイロット孔によって初期のプレス加工から後期のプレス加工までの間、帯状部材と金型との位置決めを行うことができる板状部品の製造方法を提供することを目的とするものである。
本発明は、上記の目的を達成するために、プレス加工を施す複数の工程が並んで配置されたプレス機に、帯状部材を所定ピッチずつ順送りして、前記帯状部材のうちの前記複数の工程に対応した位置にプレス加工を施すことにより、前記帯状部材から板状部品を連続して成形する板状部品の製造方法であって、前記プレス加工を施すことにより前記帯状部材に形成されたパイロット孔の位置の変化量を予め求め、前記パイロット孔の位置が変化した後の工程における前記パイロット孔に、前記パイロット孔の内面に接触するようにパイロットピンが挿入可能な前記パイロット孔の形状、または前記パイロットピンの位置を定め、前記定められた形状のパイロット孔を前記帯状部材に成形し、または前記定められた位置に前記パイロットピンを配置し、前記パイロット孔の位置が変化する以前の工程と、前記パイロット孔の位置が変化した後の工程とのそれぞれで、前記パイロット孔の内面に前記パイロットピンを接触させることにより、前記帯状部材の位置決めを行って、前記複数の工程で前記帯状部材にプレス加工を施し、前記複数の工程のうちのいずれかの工程でのプレス加工は、前記帯状部材を窪ませる圧縮加工、または前記帯状部材の一部を打ち抜く剪断加工を含み、前記圧縮加工または前記剪断加工を施した後の工程では、前記圧縮加工により成形された凹部の側面、または前記剪断加工により成形された貫通孔の側面に、前記プレス機に設けられた突起部を接触させることにより前記帯状部材の位置決めを行うことを特徴とする板状部品の製造方法である。
本発明において、前記パイロット孔の位置の変化量は、前記帯状部材に前記複数の工程のプレス加工を予め施すことにより求めてよい。
本発明において、前記複数の工程のうちのいずれかの工程でのプレス加工は、前記圧縮加工であり、前記凹部の底面に向けた前記突起部の押圧力を低減する緩衝部材を有していてよい。
本発明において、前記緩衝部材は、前記突起部のうちの前記凹部の底面に対向した先端部に設けられていてよい。
本発明において、前記緩衝部材は、前記帯状部材を挟み込む上型または下型のいずれか一方と前記突起部との間に設けられていてよい。
本発明によれば、帯状部材を所定ピッチずつプレス機に順送りして、そのプレス機に配置された複数の工程に対応した位置にプレス加工を施す。そのプレス加工によるパイロット孔の位置の変化量を予め求め、パイロット孔の位置が変化した後の工程におけるパイロット孔に、パイロットピンを挿入できるようにパイロット孔の形状やパイロットピンの位置を定め、その定められた形状のパイロット孔を帯状部材に形成し、または定められた位置にパイロットピンを配置する。したがって、パイロット孔の位置が変化した場合であっても、パイロット孔にパイロットピンを挿入できる。そして、パイロット孔の位置が変化する以前の工程と、パイロット孔の位置が変化した後の工程とのそれぞれで、パイロット孔の内面にパイロットピンを接触させる。そのため、パイロット孔の位置が変化している中間工程を挟んだ前後の工程で、帯状部材を位置決めできる。その結果、連続する複数の加工工程における初期に形成されたパイロット孔のみを用いて、複数の工程での帯状部材の位置決めを行うことができる。
また、本発明によれば、帯状部材を窪ませる圧縮加工や帯状部材の一部を打ち抜く剪断加工を施した後の工程では、その圧縮加工により成形された凹部や、剪断加工により成形された貫通孔の側面に、プレス機に設けられた突起部を接触させることにより帯状部材の位置決めを行う。そのため、パイロット孔とパイロットピンとが接触して位置決めされる初期の工程と後期の工程との間の中間工程での、帯状部材の位置決めの補助として機能することができ、中間工程での加工精度が低下することを抑制できる。
また、本発明によれば、圧縮加工により成形された凹部の側面に突起部を接触させて位置決めする場合には、その凹部の底面に向けた押圧力を低減するための緩衝部材を有している。そのため、位置決めを行うための突起部を凹部に挿入した際に、突起部の先端が凹部の底面を過剰に押圧して、凹部の底面が変形することや、その底面が破断することなどを抑制できる。
本発明の製造方法により成形できる封口板の一例を説明するための斜視図である。 安全弁の構成の一例を説明するための拡大図である。 コイル材を加工する各工程について説明するための上面図である。 コイル材の延び(または材料の塑性流動)が生じる前のパイロット孔とパイロットピンとの位置関係を示す模式図である。 コイル材の延び(または材料の塑性流動)が生じた後のパイロット孔とパイロットピンとの位置関係を示す模式図である。 コイル材に安全弁および絶縁部材を取り付ける凹部を加工する各工程について説明するための上面図である。 凹部に突起部を嵌合させて位置決めを行う方法を説明するための断面図である。
本発明における板状部品は、アルミニウム合金などの金属材料によって形成されたものであって、例えば、正極板、負極板、セパレータ、および電解質などを収容する有底筒状の電池ケースの本体部を気密状に封止する封口板として使用することができる。このような板状部品には、剛性を向上させるためのリブや、所定の部材を取り付けるための貫通孔などが形成される場合がある。上記封口板として使用する場合には、電池ケースの内圧が所定圧まで増加した場合に、その内圧によって破断して電池ケースの内部のガスを放出するための安全弁や、電極端子を取り付けるための貫通孔などが形成される。
本発明は、素材である金属材料の帯状部材に、プレス加工によって所期の形状を成形し、その後、帯状部材に剪断加工などを施すことにより連続して板状部品を成形する。より具体的には、プレス加工を施す複数の工程が並んで配置されたプレス機に、コイル材などの帯状部材を所定ピッチずつ順送りして、その帯状部材のうちの複数の工程に対応した位置に絞り加工や圧縮加工などのプレス加工を施すことにより、帯状部材の加工対象位置の形状を次第に変形させる順送り型のプレス加工方法によって複数の板状部品を成形する。
上記の順送り型のプレス加工方法は、例えば、帯状部材の一方の端部をローラによって巻き取ることにより、帯状部材を所定ピッチずつ順送りする。その帯状部材の加工対象位置と、加工対象位置を加工するプレス機に設けられたそれぞれの金型との位置決めを行うために、帯状部材には、所定ピッチ毎にパイロット孔を形成し、そのパイロット孔に挿入されるパイロットピンをそれぞれの金型に設けてある。具体的には、加工対象位置を加工するために上型と下型とで帯状部材を挟み込む場合に、まず、上型と下型とのいずれか一方に設けられたパイロットピンが帯状部材に形成されたパイロット孔に挿入されて、金型と加工対象位置との位置決めが行われる。
図1は、本発明における製造方法により成形される板状部品の一例を示す斜視図である。図1に示す板状部品は、電池ケースを気密状に封止するための封口板1であり、図示しない有底筒状のケース本体部の開口部にレーザー溶接などにより一体化される。この封口板1には、板厚を減じることにより形成される凹部2、および電極端子3が貫通して取り付けられる二つの貫通孔4が形成されている。凹部2は、封口板1の長手方向および幅方向の略中央の位置に形成されており、凹部2の内側には、安全弁5が形成されている。
ここで、安全弁5の一例について簡単に説明する。図2は、安全弁5の一例を説明するための部分拡大図であり、図2に示すように凹部2の輪郭は、封口板1の長手方向に長い長円形状(オーバル形状)に形成されている。凹部2の底面(以下、薄板部と記す)6は、電池ケースの内圧が過剰に上昇した場合に破断する部分であって、その板厚は、他の部分の板厚よりも薄く形成されている。この薄板部6は、板状部材に圧縮荷重を作用させることにより板厚を減じて形成されている。その薄板部6には、封口板1における上面側に凸になるドーム状の第1開弁部7と第2開弁部8とが並んで形成され、かつ第1開弁部7の外周縁のうちの第2開弁部8側の部分(略半周部分)を囲うように第1溝部9が形成され、同様に第2開弁部8の外周縁のうちの第1開弁部7側の部分(略半周部分)を囲うように第2溝部10が形成されている。なお、各溝部9,10は、凹部2(または封口板1)の幅方向における中央部分で交わっている。
上述したように構成された封口板1は、電池ケースの内圧が増加した場合には、最も強度の低い溝部9,10が破断して、凹部2の中央部分を中心として各開弁部7,8が離隔するように電池ケースの外側に向けて開弁する。すなわち、各開弁部7,8が安全弁5として機能する。
上記の封口板1に取り付けられる各電極端子3は、電池ケースの内部から封口板1を貫通して外部に露出するように設けられている。したがって、図示しないゴムなどの絶縁部材11によって電極端子3の一部を覆って、封口板1との間の電気抵抗が大きい絶縁状態として、電極端子3を封口板1に固定する。そのため、図1に示す封口板1には、絶縁部材11を取り付るための凹部12が、電極端子3が貫通する貫通孔4を囲うように形成されている。
上記の凹部2、薄板部6(各開弁部7,8、各溝部9,10を含む)、貫通孔4、および凹部12は、プレス加工によって成形される。具体的には、上述したように順送り型のプレス加工方法によってコイル材に絞り加工や圧縮加工、あるいは剪断加工を施すことにより成形される。
図3には、コイル材から封口板1を成形する方法の一例を説明するための図を示している。図3に示す例では、コイル材13は、図3における左側から右側に所定ピッチずつ順送りさせられ、図示しない金型によって、コイル材13の長手方向における所定箇所に上記凹部2などが成形される。
図3に示す例では、順送り型のプレス方法により凹部2、安全弁5、および電極端子3を取り付けるための貫通孔4を封口板1に成形するように構成されている。ここで、コイル材13に加工を施す各工程について説明する。図3に示す例では、まず、第1工程にてコイル材13の幅方向における両端に長円形状のパイロット孔14を剪断加工によって成形する。続く第2工程では、コイル材13の幅方向に所定の長さを有する縦スリット15を剪断加工によって成形する。この縦スリット15は、後述する圧縮加工によるコイル材13の進行方向への材料の延びを吸収するために形成されている。したがって、後述する圧縮加工による材料の延び量を、試し打ちなどによって予め求めておき、その材料の伸び量以上の隙間が空くように縦スリット15の形状や大きさが定められている。なお、図3に示す例では、パイロット孔14の間に縦スリット15が形成されているが、コイル材13の進行方向においてパイロット孔14と縦スリット15との位置をずらして形成してもよい。
第3工程では、電極端子3が貫通する貫通孔4および横スリット16を剪断加工によって成形する。上述した封口板1は、幅方向における略中央の位置に電極端子3を取り付けるように構成されているため、第3工程では、先行する縦スリット15と後行する縦スリット15との間隔の略中央の位置に貫通孔4が形成されている。また、横スリット16は、コイル材13の幅方向における両側、より具体的には、先行するパイロット孔14と後行するパイロット孔14との間に形成される。この横スリット16は、上記縦スリット15と同様に、後述する圧縮加工によるコイル材13の幅方向への材料の延びを吸収するために形成されている。したがって、後述する圧縮加工による材料の延び量を、試し打ちなどによって予め求めておき、その材料の伸び量以上の隙間が空くように横スリット16の形状や大きさが定められている。
第4工程ないし第6工程では、コイル材13を圧縮加工することにより凹部2を成形する。具体的には、コイル材13の幅方向における略中央部分であって、かつ先行する縦スリット15と後行する縦スリット15との略中央部分を長円形状のパンチによって圧縮して、凹部2を成形する。ここに示す例では、第4工程から第6工程の三つの工程によって次第にコイル材13の板厚を減じることにより凹部2を成形している。なお、このような圧縮荷重を作用させて、板厚を減じる加工方法は、たたき出し加工や打ち出し加工と称される場合がある。
続く、第7工程では、凹部2の内側に第1開弁部7と第2開弁部8とを成形する。具体的には、各開弁部7,8の形状に対応した凸部を下型に形成し、各開弁部7,8の形状に対応した凹部を上型に形成し、それらの上型と下型とにより凹部2の底面、すなわち、薄板部6を挟み込むことによって、薄板部6の一部をコイル材13の上面側に隆起させ、または薄板部6のうちの各開弁部7,8に相当する部分以外を窪ませることにより各開弁部7,8を成形する。
第8工程および第9工程では、各溝部9,10を成形する。具体的には、図2に示す溝部9,10は、薄板部6よりも窪んで形成された浅い溝部と、その浅い溝部の幅方向における中央部を更に窪ませた深い溝部とによって構成されている。したがって、図3に示す例では、第8工程で比較的浅い溝部を成形し、第9工程で、その浅い溝部を押圧するなどによって比較的深い溝部を成形している。そして、第10工程で、封口板1の外縁となる箇所を剪断加工することにより、コイル材13から封口板1を取り出している。
図3に示すように一つのコイル材13を所定ピッチずつ順送りして、コイル材13のうちの加工を施す加工対象位置を第1工程から第10工程に連続的に移動させている。また、上述したように第1工程でパイロット孔14を穿っている。したがって、パイロット孔14が、コイル材13の進行方向に所定ピッチずつ間隔を空けて並んで形成される。また、各工程の加工を施す上型と下型とのいずれか一方に設けられた、各パイロット孔14に挿入される位置決めのためのパイロットピン17も同様に、コイル材13の進行方向に並んで配置されている。
一方、第4工程ないし第6工程では、圧縮加工によってコイル材13の板厚を減じているため、縦スリット15や横スリット16を形成しているとしても、パイロット孔14の位置は僅かに変化する。そのため、縦スリット15、貫通孔4、横スリット16、および凹部2を試し打ちすることにより、パイロット孔14の位置の変化量(移動量)を求め、パイロット孔14の位置が変化した場合であっても、パイロットピン17によって位置決めを行えるように、パイロット孔14を長円形状に形成している。
具体的には、第2工程および第3工程では、図4に示すようにパイロットピン17の外周面が、パイロット孔14の円弧面のうちのコイル材13の外縁側の円弧面14aに接触し、凹部2を形成した後の第7工程ないし第10工程では、図5に示すようにパイロットピン17の外周面が、パイロット孔14の円弧面のうちのコイル材13の幅方向における中央側の円弧面14bに接触するようにパイロット孔14を形成している。なお、図3に示す例では、コイル材13におけるパイロット孔14が形成された位置においては、凹部2を形成することによるコイル材13の進行方向への材料の塑性流動は少なく、または凹部2とパイロット孔14との距離が比較的長いため、コイル材13の進行方向におけるパイロット孔14の位置の変化、またその幅の減少はほとんどない。そのため、各工程でのパイロット孔14の幅方向の内面には、パイロットピン17が接触していて、コイル材13の進行方向の位置決めがされている。
上述したように圧縮加工などによるパイロット孔14の位置の変化量を試し打ちなどによって予め求めておき、そのパイロット孔14の位置が変化する以前にパイロット孔14の一方側の円弧面14aにパイロットピン17が接触し、パイロット孔14の位置が変化した後にパイロット孔14の他方側の円弧面14bにパイロットピン17が接触するように、パイロット孔14を定めている。そのようにパイロット孔14を成形することにより、パイロット孔14の位置が変化する加工工程の前後の加工工程で、コイル材13の幅方向の位置決めを行うことができる。言い換えると、パイロット孔14の位置が変化する加工工程では、パイロット孔14の円弧面14a,14bとパイロットピン17とが接触していないものの、その工程の前後の工程でコイル材13の幅方向の位置決めを行うことができる。したがって、上記のようにパイロット孔14を形成することにより、材料の塑性流動などによりパイロット孔14の位置が変化する加工工程を含む順送り型の加工方法であっても、第1工程で成形したパイロット孔14によって各加工工程でのコイル材13の位置決めを行うことができる。
一方、図6に示す例では、第9工程で溝部9,10に加えて、絶縁部材11を取り付けるための凹部12を圧縮加工により成形し、第10工程および第11工程で凹部12の板厚を減じ、また凹部12の深さを深くするためにコイル材13を圧縮している。なお、第1工程ないし第8工程は、図3に示す第1工程ないし第8工程と同様であり、また第12工程は、図3に示す第10工程と同様である。
図6に示すように凹部2に続いて凹部12を成形する場合には、凹部2を成形する工程以前の工程である第2工程および第3工程で、パイロットピン17がパイロット孔14の一方側の円弧面14aに接触し、凹部12を成形する工程以降の工程である第12工程で、パイロットピン17がパイロット孔14の他方側の円弧面14bに接触するように、パイロット孔14を成形することになる。そのため、コイル材13の進行方向におけるコイル材13の幅方向の位置決めを行う箇所の距離が長くなり、凹部2や凹部12を成形する中間工程での位置決め精度が低下する可能性がある。
そのため、上述したようにコイル材13の進行方向における位置決めを行う箇所の距離が比較的長くなる場合には、封口板1に成形された凹部2に嵌合する突起部を金型に設けることにより、上記パイロット孔14とパイロットピン17とによる位置決めに加えて、中間工程でコイル材13と金型との位置決めを行うことが好ましい。なお、プレス加工を施す板状部材に貫通孔が形成されている場合には、その貫通孔の側面に接触して位置決めを行う突起部を金型に設けてもよい。
図7には、金型に設けられた突起部を凹部2に嵌合させることにより、中間工程で位置決めを行う例を説明するための模式図を示してある。図7(a)は、凹部2が成形された工程以降の所定の工程(例えば、第9工程)にコイル材13の加工対象箇所が進行した状態を示している。図7(a)に示すように上型18には、凹部12を成形するためのパンチ19と、凹部2に嵌合する突起部20とが設けられている。この突起部20は、凹部2に嵌合することにより位置決めを行うものであって、凹部2の側面に接触するように構成されている。なお、押圧(圧縮)して凹部2は成形されるため、凹部2の側面は僅かに傾斜している。したがって、その傾斜面に突起部20の先端が接触するように突起部20の先端を傾斜して形成するなどしてもよい。
また、突起部20を凹部2に嵌合させた場合に、安全弁5に過剰の荷重が作用して安全弁5が破断することや、凹部2の形状が変化することを抑制するために、突起部20が凹部2に接触した時点で、その突起部20の下降方向の荷重を吸収するための緩衝部材が設けられている。この緩衝部材は、例えば、比較的弾性係数が小さいクッションを、凹部2の底面に対向した突起部20の先端に取り付けて構成することや、突起部20と上型18との間に、比較的弾性係数が小さいバネなどの緩衝部材を取り付けて構成することができる。なお、図7に示す例では、突起部20と上型18との間に、緩衝部材としてのバネ21を設けている。さらに、上型18を下降させた場合に、パンチ19がコイル材13に接触する以前に、突起部20を凹部2に嵌合させる必要があり、そのため、図7(a)に示す例では、突起部20の下端が、パンチ19の下端よりも低くなるように突起部20とパンチ19とが設けられている。
そして、上述したようにパンチ19と突起部20とが取り付けられた上型18を下降させることにより、図7(b)に示すように突起部20が凹部2に嵌合し、その後に、図7(c)に示すようにパンチ19がコイル材13に接触して、パンチ19と下型22との間で圧縮することにより、凹部12が成形される。
上述したようにパイロット孔14の一方の円弧面14aにパイロットピン17が接触する工程と、パイロット孔14の他方の円弧面14bにパイロットピン17が接触する工程との距離が離れている場合に、それらの中間の工程でコイル材13に成形された凹部2に突起部20を嵌合させることにより、その凹部2と突起部20とが位置決めの補助として機能することにより、中間工程での加工精度が低下することを抑制できる。また、緩衝部材(バネ21)を設けることにより、凹部2の底面に向けた突起部20の押圧力を低減することができる。そのため、位置決めを行うために突起部20を凹部2に挿入した際に、突起部20の先端が凹部2の底面(開弁部7,8を含む)を過剰に押圧して、凹部2の底面が変形することや、安全弁5が破断することなどを抑制できる。
なお、本発明は、加工が施される帯状部材に成形するパイロット孔の位置の変化量を予め求めて、その位置の変化量に応じてパイロット孔の形状を定めるものに限らず、パイロット孔の位置の変化量を予め求めて、パイロット孔の位置が変化した後の工程では、その位置が変化したパイロット孔にパイロットピンを挿入できるように、帯状部材の幅方向においてパイロットピンの位置を工程毎に調整して設けてもよい。
また、上記のパイロット孔の位置が変化する方向は、縦スリットや横スリットの形状、あるいは圧縮加工を施す箇所との位置関係などに応じて異なり、上述したように帯状部材(コイル材13)の幅方向に変化するものとは限らない。したがって、本発明におけるパイロット孔の形状は、幅方向に所定の長さを有するものに限らず、例えば、帯状部材の進行方向に傾斜して形成されていてもよく、長円形状のものに限らず、矩形状などの他の形状に成形されたものであってもよい。すなわち、パイロット孔は、パイロット孔の位置が変化する加工を施す前の工程でパイロットピンと接触することにより位置決めできる壁面を備え、かつパイロット孔の位置が変化する加工を施した後の工程でパイロットピンと接触することにより位置決めできる他の壁面を備えていればよい。
1 封口板
2 凹部
3 電極端子
4 貫通孔
5 安全弁
6 薄板部
7,8 開弁部
9,10 溝部
11 絶縁部材
12 凹部
13 コイル材(帯状部材)
14 パイロット孔
14a,14b 円弧面
15 縦スリット
16 横スリット
17 パイロットピン
18 上型
19 パンチ
20 突起部
21 バネ
22 下型

Claims (5)

  1. プレス加工を施す複数の工程が並んで配置されたプレス機に、帯状部材を所定ピッチずつ順送りして、前記帯状部材のうちの前記複数の工程に対応した位置にプレス加工を施すことにより、前記帯状部材から板状部品を連続して成形する板状部品の製造方法であって
    前記プレス加工を施すことにより前記帯状部材に形成されたパイロット孔の位置の変化量を予め求め、
    前記パイロット孔の位置が変化した後の工程における前記パイロット孔に、前記パイロット孔の内面に接触するようにパイロットピンが挿入可能な前記パイロット孔の形状、または前記パイロットピンの位置を定め、
    前記定められた形状のパイロット孔を前記帯状部材に成形し、または前記定められた位置に前記パイロットピンを配置し、
    前記パイロット孔の位置が変化する以前の工程と、前記パイロット孔の位置が変化した後の工程とのそれぞれで、前記パイロット孔の内面に前記パイロットピンを接触させることにより、前記帯状部材の位置決めを行って、前記複数の工程で前記帯状部材にプレス加工を施し、
    前記複数の工程のうちのいずれかの工程でのプレス加工は、前記帯状部材を窪ませる圧縮加工、または前記帯状部材の一部を打ち抜く剪断加工を含み、
    前記圧縮加工または前記剪断加工を施した後の工程では、前記圧縮加工により成形された凹部の側面、または前記剪断加工により成形された貫通孔の側面に、前記プレス機に設けられた突起部を接触させることにより前記帯状部材の位置決めを行う
    とを特徴とする板状部品の製造方法。
  2. 請求項1に記載の板状部品の製造方法であって
    前記パイロット孔の位置の変化量は、前記帯状部材に前記複数の工程のプレス加工を予め施すことにより求める
    ことを特徴とする板状部品の製造方法。
  3. 請求項1または2に記載の板状部品の製造方法であって
    前記複数の工程のうちのいずれかの工程でのプレス加工は、前記圧縮加工であり、
    前記凹部の底面に向けた前記突起部の押圧力を低減する緩衝部材を有している
    ことを特徴とする板状部品の製造方法。
  4. 請求項3に記載の板状部品の製造方法であって
    前記緩衝部材は、前記突起部のうちの前記凹部の底面に対向した先端部に設けられている
    ことを特徴とする板状部品の製造方法。
  5. 請求項3に記載の板状部品の製造方法であって
    前記緩衝部材は、前記帯状部材を挟み込む上型または下型のいずれか一方と前記突起部との間に設けられている
    ことを特徴とする板状部品の製造方法。
JP2020058741A 2020-03-27 2020-03-27 板状部品の製造方法 Active JP7384728B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020058741A JP7384728B2 (ja) 2020-03-27 2020-03-27 板状部品の製造方法
US17/907,369 US20230123829A1 (en) 2020-03-27 2021-01-29 Manufacturing method of plate member
PCT/JP2021/003145 WO2021192604A1 (ja) 2020-03-27 2021-01-29 板状部品の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020058741A JP7384728B2 (ja) 2020-03-27 2020-03-27 板状部品の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021154362A JP2021154362A (ja) 2021-10-07
JP7384728B2 true JP7384728B2 (ja) 2023-11-21

Family

ID=77890225

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020058741A Active JP7384728B2 (ja) 2020-03-27 2020-03-27 板状部品の製造方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20230123829A1 (ja)
JP (1) JP7384728B2 (ja)
WO (1) WO2021192604A1 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000140953A (ja) 1998-11-13 2000-05-23 Fuji Hatsujo Kk 板金プレス成形方法およびその成形金型
JP2008221284A (ja) 2007-03-13 2008-09-25 Toyoda Iron Works Co Ltd 熱間プレス加工における板状ワークの位置決め構造
JP2019047689A (ja) 2017-09-06 2019-03-22 トヨタ自動車株式会社 順送プレス装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0386333A (ja) * 1989-08-31 1991-04-11 Mazda Motor Corp プレス部品の位置決め方法
JP2562506B2 (ja) * 1990-02-06 1996-12-11 シチズン時計株式会社 帯材の加工方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000140953A (ja) 1998-11-13 2000-05-23 Fuji Hatsujo Kk 板金プレス成形方法およびその成形金型
JP2008221284A (ja) 2007-03-13 2008-09-25 Toyoda Iron Works Co Ltd 熱間プレス加工における板状ワークの位置決め構造
JP2019047689A (ja) 2017-09-06 2019-03-22 トヨタ自動車株式会社 順送プレス装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021154362A (ja) 2021-10-07
WO2021192604A1 (ja) 2021-09-30
US20230123829A1 (en) 2023-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6490778B1 (en) Multiple uneven plate, multiple uneven plate bending mold, multiple uneven plate manufacturing method and separator using multiple uneven plate
US9364883B2 (en) Method of producing a separator
US20080098788A1 (en) Pressing Machine, Pressing Method, and Punched Article
US20100083727A1 (en) Process for manufacturing ring-shaped member
JP7384728B2 (ja) 板状部品の製造方法
JP6419144B2 (ja) ヒンジ部材の製造方法
KR100880842B1 (ko) 휴대폰용 동축 커넥터의 쉘 제조 장치 및 방법
JP5093131B2 (ja) リベット端子の製造方法
EP0951079B1 (en) Dry cell and method of manufacturing outer can therefor
WO2021192622A1 (ja) 電池ケースの製造方法
JP7017944B2 (ja) 金属成形体の製造方法
WO2020050198A1 (ja) リード線端子及びその製造方法
US20020069527A1 (en) Method of manufacturing metallic wire segment
JP4655732B2 (ja) 成形部品の製造方法、成形部品の製造装置、及び、成形部品
JP2007326105A (ja) プレス成形金型およびプレス成形方法
CN216563419U (zh) 电池壳体
JP2016168602A (ja) 導電体成形方法、及び導電体部材製造方法
JP2006043719A (ja) 無段変速機用エレメントおよびその製造方法
CN111531045B (zh) 一种金属件铆接工艺
CN212419472U (zh) 模具
JP6028438B2 (ja) コンデンサの製造方法
WO2022004222A1 (ja) ワークの製造装置
KR20230131578A (ko) 원통형 이차전지 캔 및 그 제조방법
JP3110302B2 (ja) 絞り容器の製造方法
JPS6160224A (ja) 金属薄板の成形方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20230124

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230919

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20231006

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231006

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231024

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7384728

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150