JP7384121B2 - 回路基板及びこれを用いた回路モジュール - Google Patents

回路基板及びこれを用いた回路モジュール Download PDF

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Description

本発明は回路基板及びこれを用いた回路モジュールに関し、特に、DCDCコンバーター、レーザーダイオード、電源用インダクタなど、発熱量の大きい電子部品を搭載するための回路基板及びこれを用いた回路モジュールに関する。
多層基板の表面に発熱量の大きい電子部品を搭載する場合、熱を多層基板の裏面側に逃がすための放熱経路が設けられることがある。例えば、特許文献1には、発熱量の大きい電子部品と平面視で重なる位置に金属ブロックを埋め込み、金属ブロックの表面と電子部品を複数のビア導体で接続するとともに、金属ブロックの裏面と多層基板の裏面に設けられた放熱パターンを別の複数のビア導体で接続する構造が提案されている。多層基板の裏面に設けられた放熱パターンは、ハンダなどを介してマザーボード上の放熱経路に接続される。通常、マザーボード上の放熱経路はグランドパターンである。これにより、電子部品から生じる熱が金属ブロックを介してマザーボード側に放熱されるため、電子部品の発熱量が大きい場合であっても、高い放熱効率を得ることが可能となる。
特開2019-46954号公報
しかしながら、特許文献1に記載された回路基板では、放熱対象となる電子部品とマザーボード上の放熱経路が電気的に短絡されてしまうため、両者を電気的に絶縁しつつ放熱することはできなかった。例えば、レーザーダイオードや電源用インダクタなど、発熱量が大きいだけでなく、グランドパターンへの接続が禁止されるタイプの電子部品を搭載する場合、特許文献1に記載された構造を採ることはできない。
したがって、本発明は、放熱対象となる電子部品とマザーボード上の放熱経路を電気的に絶縁しつつ、高い放熱効率を得ることが可能な回路基板及びこれを用いた回路モジュールを提供することを目的とする。
本発明による回路基板は、少なくとも第1及び第2の配線層を含む複数の配線層と第1及び第2の配線層間に位置する第1の絶縁層を少なくとも含む複数の絶縁層が交互に積層されてなる基板と、第1の絶縁層に埋め込まれた絶縁性セラミック材料からなる伝熱ブロックと、第1の配線層に位置し、伝熱ブロックの一方の表面と接する第1の配線パターンと、第2の配線層に位置し、伝熱ブロックの他方の表面と接する第2の配線パターンとを備え、伝熱ブロックの一方の表面は複数の第1の凹部を有し、第1の配線パターンの一部は複数の第1の凹部に埋め込まれていることを特徴とする。
本発明によれば、伝熱ブロックが絶縁性セラミック材料からなることから、第1の配線パターンと第2の配線パターンの絶縁を確保しつつ、伝熱ブロックを介した放熱を行うことが可能となる。しかも、第1の配線パターンが伝熱ブロックの凹部に埋め込まれていることから、両者間の熱膨張係数の差に起因する剥離も生じにくい。
本発明において、第1及び第2の配線パターンの少なくとも一方は、第1の絶縁層に設けられた複数のビアホールを介して伝熱ブロックの一方又は他方の表面と複数箇所で接していても構わない。これによれば、伝熱ブロックが埋め込まれた平面位置における平坦性を確保することが可能となる。
本発明において、第1の配線パターンは、第1の絶縁層に設けられた所定のビアホールを介して伝熱ブロックの一方の表面と接し、所定のビアホールは複数の第1の凹部と重なっていても構わない。これによれば、第1の配線パターンと伝熱ブロックの接触面積が増大することから、より高い放熱特性を得ることが可能となる。
本発明において、伝熱ブロックの他方の表面は複数の第2の凹部を有し、第2の配線パターンの一部は複数の第2の凹部に埋め込まれていても構わない。これによれば、第2の配線パターンと伝熱ブロックの界面における剥離が生じにくくなる。この場合、複数の第1の凹部の平面位置と複数の第2の凹部の平面位置が互いに異なっていても構わない。これによれば、凹部の深さが大きい場合であっても、第1の配線パターンと第2の配線パターンの絶縁を確保することが可能となる。さらにこの場合、複数の第1の凹部の平均深さと複数の第2の凹部の平均深さの和は、伝熱ブロックの厚みよりも大きくても構わない。これによれば、第1及び第2の配線パターンの剥離をより効果的に防止することができるとともに、より高い放熱性を得ることが可能となる。
本発明において、絶縁性セラミック材料は窒化シリコンからなるものであっても構わない。これによれば、伝熱ブロックの厚みを例えば150μm以下に薄くした場合であっても、破損が生じにくい。
本発明において、伝熱ブロックの一方の表面と他方の表面の表面粗さが互いに異なっていても構わない。これによれば、伝熱ブロックの製造コストを抑えつつ、表面粗さが小さい面においてはボイドの発生を防止し、表面粗さが大きい面においては熱膨張係数の差に起因する剥離を防止することが可能となる。
本発明による回路基板は、第1の絶縁層に埋め込まれた第1の電子部品をさらに備え、第1の電子部品は信号端子が設けられた主面を有し、信号端子は第1の配線パターンに接続されていても構わない。これによれば、回路基板をより高機能化することが可能となる。この場合、伝熱ブロックは第1の電子部品よりも薄くても構わない。これによれば、第1の電子部品を搭載する際に伝熱ブロックが障害となることがない。
本発明による回路モジュールは、上記の回路基板と、第1の配線パターンが露出する電子部品搭載領域に搭載された第2の電子部品とを備え、第1の電子部品と第2の電子部品は、第1の配線パターンを介して互いに接続されていることを特徴とする。
本発明によれば、第1の配線パターンと第2の配線パターンが絶縁されていることから、第1の配線パターンを介して、第1の電子部品から第2の電子部品に電流を供給することが可能となる。
本発明において、第2の電子部品はレーザーダイオード又は電源用インダクタであっても構わない。レーザーダイオードや電源用インダクタは、発熱量が大きく、且つ、グランドパターンへの接続が禁止されるタイプの電子部品であるが、このような電子部品であっても、回路基板を介して効率よく放熱することが可能となる。
このように、本発明によれば、放熱対象となる電子部品とマザーボード上の放熱経路を電気的に絶縁しつつ、高い放熱効率を得ることが可能な回路基板及びこれを用いた回路モジュールを提供することが可能となる。
図1は、本発明の好ましい実施形態による回路基板1の構造を説明するための模式的な断面図である。 図2は、伝熱ブロック40の拡大図である。 図3は、伝熱ブロック40の凹部41b,42bを深くした例を示す図である。 図4は、絶縁層12aに大口径のビアホールを形成した例を示す図である。 図5は、絶縁層12a,12bに大口径のビアホールを形成した例を示す図である。 図6は、回路基板1を用いた回路モジュール2の構造を説明するための模式的な断面図である。 図7は、回路基板1の製造方法を説明するための工程図である。 図8は、回路基板1の製造方法を説明するための工程図である。 図9は、回路基板1の製造方法を説明するための工程図である。 図10は、回路基板1の製造方法を説明するための工程図である。 図11は、回路基板1の製造方法を説明するための工程図である。 図12は、回路基板1の製造方法を説明するための工程図である。 図13は、回路基板1の製造方法を説明するための工程図である。 図14は、回路基板1の製造方法を説明するための工程図である。 図15は、回路基板1の製造方法を説明するための工程図である。 図16は、回路基板1の製造方法を説明するための工程図である。 図17は、回路基板1の製造方法を説明するための工程図である。 図18は、回路基板1の製造方法を説明するための工程図である。 図19は、回路基板1の製造方法を説明するための工程図である。 図20は、回路基板1の製造方法を説明するための工程図である。 図21は、電子部品30と伝熱ブロック40が互いに異なる層に位置する第1の例を説明するための模式図である。 図22は、電子部品30と伝熱ブロック40が互いに異なる層に位置する第2の例を説明するための模式図である。 図23は、変形例による回路基板1Aの構造を説明するための模式的な断面図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の好ましい実施形態による回路基板1の構造を説明するための模式的な断面図である。
図1に示すように、本実施形態による回路基板1は、基板10と、基板10に埋め込まれた電子部品30及び伝熱ブロック40を備える。基板10の上面10a側には電子部品搭載領域Aが設けられており、電子部品30は、電子部品搭載領域Aに搭載される電子部品を制御する。電子部品30は、一対の信号端子31,32と電源端子33などを備えている。
基板10は、3層の絶縁層11~13が積層された構造を有しており、各絶縁層11~13の表面に銅(Cu)などからなる配線層L1~L4が設けられている。特に限定されるものではないが、最上層に位置する絶縁層11及び最下層に位置する絶縁層13は、ガラス繊維などの芯材にガラスエポキシなどの樹脂材料を含浸させたコア層であっても構わない。これに対し、絶縁層12は絶縁層12a,12bからなり、ガラスクロスなどの芯材を含まない樹脂材料からなるものであっても構わない。特に、絶縁層11,13の熱膨張係数は、絶縁層12の熱膨張係数よりも小さいことが好ましい。
配線層L1には配線パターンP11~P13が形成され、配線層L2には配線パターンP21~P24が形成され、配線層L3には配線パターンP34が形成され、配線層L4には配線パターンP41,P44が形成されている。配線層L1は基板10の上面10a側に位置し、その一部はソルダーレジスト21によって覆われている。但し、配線パターンP11の全面及び配線パターンP12の一部はソルダーレジスト21によって覆われておらず、ENEPIG皮膜19で覆われている。ソルダーレジスト21から露出した配線パターンP11は、電子部品搭載領域Aに位置する。また、ソルダーレジスト21から露出した配線パターンP12は、ボンディングパッドBを構成する。一方、配線層L4は基板10の裏面10b側に位置し、その一部はソルダーレジスト22によって覆われている。但し、配線パターンP41,P44の一部はソルダーレジスト22によって覆われておらず、ENEPIG皮膜19で覆われている。
伝熱ブロック40は、熱を上面10a側から裏面10b側に逃がすための放熱経路を構成するチップ部品であり、上面10a側を向く表面41と、裏面10b側を向く表面42を有している。伝熱ブロック40は絶縁性セラミック材料からなる。絶縁性セラミック材料としては、絶縁性を有し、熱伝導率が絶縁層12よりも十分に高い材料である限り特に限定されないが、窒化アルミニウム(AlN)や窒化シリコン(SiN)を選択することができる。窒化アルミニウムは熱伝導率が非常に高いという特徴を有しているものの、脆性であることから、厚みを150μm以下とすることは困難である。これに対し、窒化シリコンは窒化アルミニウムよりも熱伝導率が低いものの、曲げ強度が高いため、厚みを150μm以下に加工した場合であっても破損が生じにくいという特徴を有している。本実施形態においては、伝熱ブロック40の厚みT2が電子部品30の厚みT1よりも薄いため、電子部品30が150μm以下に薄型化されている場合には、伝熱ブロック40の材料として窒化シリコンを選択することが好ましい。
配線層L1と配線層L2は、絶縁層11を貫通して設けられた複数のビア導体を介して接続されている。例えば、配線パターンP11と配線パターンP21は配線パターンP11の一部であるビア導体V11を介して接続され、配線パターンP12と配線パターンP22は配線パターンP12の一部であるビア導体V12を介して接続され、配線パターンP13と配線パターンP23は配線パターンP13の一部であるビア導体V13を介して接続され、配線パターンP13と配線パターンP24は配線パターンP13の一部であるビア導体V14を介して接続されている。
配線層L2と、配線層L3、電子部品30及び伝熱ブロック40は、複数のビア導体を介して接続されている。例えば、配線パターンP21と伝熱ブロック40の表面41は配線パターンP21の一部であるビア導体V20を介して接続され、配線パターンP21と電子部品30の信号端子31は配線パターンP21の一部であるビア導体V21を介して接続され、配線パターンP22と電子部品30の信号端子32は配線パターンP22の一部であるビア導体V22を介して接続され、配線パターンP23と電子部品30の電源端子33は配線パターンP23の一部であるビア導体V23を介して接続され、配線パターンP24と配線パターンP34は、配線パターンP24の一部であり絶縁層12,13を貫通して設けられたビア導体V24を介して接続されている。ここで、電子部品30の端子31~33はファインピッチであることから、端子31~33が設けられた主面30aと絶縁層12aの表面との距離が大きいとビア導体V21~V23を埋め込むビアホールをファインピッチで形成することが困難となるが、本実施形態では、電子部品30の厚みT1よりも伝熱ブロック40の厚みT2の方が薄いことから、電子部品30の主面30aと絶縁層12aの表面との距離を小さくすることができる。
配線層L4と、配線層L3及び伝熱ブロック40は、複数のビア導体を介して接続されている。例えば、配線パターンP41と伝熱ブロック40の表面42は配線パターンP41の一部であるビア導体V30を介して接続され、配線パターンP44と配線パターンP34は、配線パターンP44の一部であり絶縁層13を貫通して設けられたビア導体V34を介して接続されている。
図2は、伝熱ブロック40の拡大図である。
図2に示すように、伝熱ブロック40の表面41は、平坦部41aと複数の凹部41bを有している。同様に、伝熱ブロック40の表面42は、平坦部42aと複数の凹部42bを有している。そして、配線パターンP21の一部であるビア導体V20は、先端部が凹部41bに埋め込まれ、配線パターンP41の一部であるビア導体V30は、先端部が凹部42bに埋め込まれている。ビア導体V20,V30は、一部がそれぞれ平坦部41a,42aと接していても構わない。
ここで、ビア導体V20,V30を構成する銅と伝熱ブロック40を構成する絶縁性セラミック材料は、互いに熱膨張係数が異なることから、温度変化によって両者の界面には応力が加わる。しかしながら、本実施形態においては、ビア導体V20,V30の一部が伝熱ブロック40の凹部41b,42bに埋め込まれていることから、アンカー効果により、熱膨張係数の差に起因する界面の剥離が生じにくくなる。しかも、ビア導体V20とビア導体V30の距離がより近くなることから、熱伝導性も向上する。また、ビア導体V20,V30の存在しない領域においては、伝熱ブロック40と配線パターンP21,P41の間に絶縁層12が介在することから、伝熱ブロック40が埋め込まれた平面位置における平坦性も確保される。
図2に示す例では、凹部41bの平面位置と凹部42bの平面位置が互いに異なっているが、本発明においてこの点は必須でなく、両者の平面位置が一致していても構わない。しかしながら、凹部41bの平面位置と凹部42bの平面位置が互いに異なっている場合、例えば図3に示すように、凹部41b,42bの深さが深い場合、特に、凹部41bの平均深さと凹部42bの平均深さの和が伝熱ブロック40の厚みよりも大きい場合であっても、ビア導体V20とビア導体V30が短絡することがない。このように、凹部41b,42bの深さを深くし、その内部にビア導体V20,V30を埋め込めば、より高いアンカー効果が得られるとともに、熱伝導性がより向上する。
また、図4に示すように、複数の凹部41bと重なる大口径のビアホールを絶縁層12aに形成することによって、凹部41bのみならず平坦部41aの大部分を配線パターンP21と接触させても構わない。さらに、図5に示すように、複数の凹部41b,42bと重なる大口径のビアホールを絶縁層12a,12bに形成することによって、平坦部41a,42aの大部分をそれぞれ配線パターンP21,P41と接触させても構わない。これらによれば、放熱性をより高めることが可能となる。
図6は、回路基板1を用いた回路モジュール2の構造を説明するための模式的な断面図である。
図6に示すように、回路モジュール2は、図1に示した回路基板1と、回路基板1の電子部品搭載領域Aに搭載された電子部品50によって構成されている。特に限定されるものではないが、電子部品50は例えばレーザーダイオードである。レーザーダイオードは発熱量が大きいとともに、特性上、グランドパターンへの接続が禁止されることから、一般的な電子部品のようにグランドパターンに接続することによって放熱することができない。同様の電子部品としては、電源用インダクタが挙げられる。
図6に示す電子部品50は、信号端子51,52からなる2端子構成である。このうち、信号端子51は電子部品50の裏面に形成されており、ハンダ60を介して電子部品搭載領域Aに位置する配線パターンP11に接続されている。信号端子51は、電子部品50の裏面の全面に形成されているため、電子部品50の動作によって生じる熱は、効率よく配線パターンP11に伝えられる。一方、信号端子52は電子部品50の上面に形成されており、ボンディングワイヤ61を介して配線パターンP12からなるボンディングパッドBに接続されている。そして、電子部品50がレーザーダイオードである場合には、信号端子51,52に印加する信号によって、レーザー光が生成される。信号端子51は、ハンダ60、配線パターンP11、ビア導体V11、配線パターンP21及びビア導体V21を介して、電子部品30の信号端子31に接続される。また、信号端子52は、ボンディングワイヤ61,配線パターンP12、ビア導体V12、配線パターンP22及びビア導体V22を介して、電子部品30の信号端子32に接続される。
電子部品50から配線パターンP11に伝えられた熱は、複数のビア導体V11、配線パターンP21及び複数のビア導体V20を介して伝熱ブロック40に伝えられる。そして、伝熱ブロック40に伝えられた熱は、複数のビア導体V30を介して、放熱パターンとして機能する配線パターンP41に伝えられる。実使用時においては、配線パターンP41はハンダ62を介してマザーボード3のグランドパターンGに接続される。これにより、電子部品50の動作によって生じる熱は、伝熱ブロック40を介してマザーボード3へと効率よく放熱される。
そして、本実施形態においては、伝熱ブロック40が絶縁性セラミック材料からなることから、ビア導体V20とビア導体V30がいずれも伝熱ブロック40と接しているにもかかわらず、両者の絶縁を確保することが可能となる。これにより、配線パターンP11を信号ラインとし、配線パターンP41をグランドパターンとすることが可能となる。しかも、本実施形態においては、伝熱ブロック40が電子部品30と同じ層に埋め込まれていることから、伝熱ブロック40を埋め込むために層数が増えることもない。また、伝熱ブロック40の表面41,42には複数の凹部41b,42bが設けられていることから、伝熱ブロック40とビア導体V20,V30の界面における剥離を防止することが可能となる。さらに、本実施形態においては、電子部品30の厚みT1よりも伝熱ブロック40の厚みT2の方が薄いことから、ビア導体V21~V23の深さを小さくすることも可能となる。
次に、本実施形態による回路基板1の製造方法について説明する。
図7~図20は、本実施形態による回路基板1の製造方法を説明するための工程図である。
まず、図7に示すように、ガラス繊維などの芯材を含む絶縁層13の一方の表面に金属膜L3aが形成され、他方の表面に金属膜L4aが形成された基材(ワークボード)を用意する。
次に、図8に示すように、フォトリソグラフィー法などを用いて金属膜L3aをパターニングすることによって、配線層L3を形成する。次に、図9に示すように、配線層L3を埋め込むよう、絶縁層13の表面に例えば未硬化(Bステージ状態)の樹脂シート等を真空圧着等によって積層することにより、絶縁層12bを形成する。
次に、図10に示すように絶縁層12bの表面に伝熱ブロック40を載置した後、図11に示すように絶縁層12bの表面に電子部品30を載置する。電子部品30は、例えば、ベアチップ状態の半導体ICであり、端子形成面が上側を向くよう、フェースアップ方式で搭載される。伝熱ブロック40及び電子部品30の載置順序は逆であっても構わないが、伝熱ブロック40を先に載置することにより、電子部品30の端子形成面と伝熱ブロック40の接触を防止することが可能となる。また、本実施形態においては電子部品30よりも伝熱ブロック40の方が薄いことから、伝熱ブロック40を先に載置することにより、電子部品30を載置する際に使用する吸着ヘッドが伝熱ブロック40と干渉することがない。これにより、伝熱ブロック40と電子部品30のスペースを500μm以下に近接させることが可能となる。
ここで、伝熱ブロック40の表面42の表面粗さが大きい場合、絶縁層12bと伝熱ブロック40の表面42との間にボイドが生じることがある。特に、窒化シリコンからなる伝熱ブロック40を焼成によって作製する場合、焼成後における伝熱ブロック40の表面粗さRzは約40μmであり、このまま絶縁層12bに載置するとボイドが生じる可能性がある。これを防止するためには、研磨などによって伝熱ブロック40の表面42を平滑化することが好ましく、具体的には、伝熱ブロック40の表面42の表面粗さRzを20μm以下とすることが好ましい。ここで、表面粗さRzとは、JIS B 0601:1994に規定する十点平均粗さによって定義する。これに対し、伝熱ブロック40の表面41については、後述するように未硬化又は半硬化状態の絶縁層12aで覆われることから、表面粗さが比較的大きくてもボイドが生じにくい。このため、伝熱ブロック40の表面41については研磨等によって平滑化する必要性は低い。つまり、伝熱ブロック40の表面41の表面粗さは、表面42の表面粗さよりも大きくても構わない。伝熱ブロック40の表面41に対する平滑化処理を省略すれば、伝熱ブロック40の製造コストを削減することが可能となる。また、伝熱ブロック40の表面41の表面粗さが大きいと、熱膨張係数の差に起因する剥離を防止することが可能となる。
次に、図12に示すように、電子部品30及び伝熱ブロック40を覆うように絶縁層12a及び金属膜L2aを形成する。絶縁層12aの形成は、例えば、未硬化又は半硬化状態の熱硬化性樹脂を塗布した後、未硬化樹脂の場合それを加熱して半硬化させ、さらに、プレス手段を用いて金属膜L2aとともに硬化成形することが好ましい。絶縁層12aとしては、電子部品30及び伝熱ブロック40の埋め込みを妨げる繊維が含まれない樹脂シートが望ましい。
次に、図13に示すように、例えばフォトリソグラフィー法など公知の手法を用いて金属膜L2aの一部をエッチングにより除去した後に、金属膜L2aが除去された所定の箇所に対して公知のブラスト加工やレーザー加工を行うことにより、ビアホール80~82を形成する。このうち、ビアホール80は絶縁層12a,12bを貫通して設けられ、ビアホール80の底部には配線層L3が露出する。また、ビアホール81は伝熱ブロック40の表面41を露出させ、ビアホール82は電子部品30の信号端子31,32及び電源端子33を露出させる。この時、伝熱ブロック40の表面41に凹部41bが形成されるよう、ブラスト加工やレーザー加工の条件を設定する。例えば、レーザーのエネルギーやショット径を変えた2段階加工や、レーザー加工とブラスト加工の組み合わせ加工を行うことによって凹部41bを形成する。
次に、図14に示すように、無電解メッキ及び電解メッキを施すことによって、絶縁層12aの表面に金属膜L2bを形成するとともに、ビアホール80~82の内部にビア導体V20~V24を形成する。したがって、ビア導体V20~V24は金属膜L2bの一部である。これにより、ビア導体V20は伝熱ブロック40の表面41と接し、ビア導体V21,V22は電子部品30の信号端子31,32と接し、ビア導体V23は電子部品30の電源端子33と接し、ビア導体V24は配線層L3と接する。このうち、ビア導体V20の一部は、伝熱ブロック40に設けられた複数の凹部41bに埋め込まれる。無電解メッキ及び電解メッキを行う際には伝熱ブロック40がメッキ液に晒されるが、伝熱ブロック40の材料として窒化シリコンを用いれば、窒化アルミニウムを用いた場合とは異なり、メッキ浴への溶出がほとんど生じない。その後、図15に示すように、フォトリソグラフィー法などを用いて金属膜L2bをパターニングすることによって、配線層L2を形成する。
次に、図16に示すように、配線層L2を埋め込むよう、絶縁層11と金属膜L1aが積層されたシートを真空熱プレスする。絶縁層11に用いる材料及び厚みは、絶縁層13と同じであっても構わない。
次に、図17に示すように、例えばフォトリソグラフィー法など公知の手法を用いて金属膜L1a,L4aの一部をエッチングにより除去した後に、金属膜L1a,L4aが除去された所定の箇所に対して公知のブラスト加工やレーザー加工を行うことにより、絶縁層11にビアホール91~94を形成し、絶縁層13にビアホール95,96を形成する。このうち、ビアホール91~94は絶縁層11を貫通して設けられ、ビアホール91~94の底部には配線パターンP21~P24がそれぞれ露出する。また、ビアホール95は絶縁層13,12bを貫通して設けられ、ビアホール95の底部には伝熱ブロック40の表面42が露出する。さらに、ビアホール96は絶縁層13を貫通して設けられ、ビアホール96の底部には配線パターンP34が露出する。この時、伝熱ブロック40の表面42に凹部42bが形成されるよう、ブラスト加工やレーザー加工の条件を設定する。例えば、レーザーのエネルギーやショット径を変えた2段階加工や、レーザー加工とブラスト加工の組み合わせ加工を行うことによって凹部42bを形成する。
次に、図18に示すように、無電解メッキ及び電解メッキを施すことによって、絶縁層11,13の表面にそれぞれ金属膜L1b,L4bを形成するとともに、ビアホール91~96の内部にそれぞれビア導体V11~V14,V30,V34を形成する。これにより、ビア導体V11~V14はそれぞれ配線パターンP11~P14と接し、ビア導体V30は伝熱ブロック40の表面42と接し、ビア導体V34は配線パターンP34と接する。このうち、ビア導体V30の一部は、伝熱ブロック40に設けられた複数の凹部42bに埋め込まれる。その後、図19に示すように、フォトリソグラフィー法などを用いて金属膜L1b,L4bをパターニングすることによって、配線層L1,L4を形成する。
そして、図20に示すように、絶縁層11,13の表面にそれぞれソルダーレジスト21,22を形成した後、ソルダーレジスト21,22から露出する配線パターンP11,P12,P41,P44に対して部品実装用の表面処理を行うことによりENEPIG皮膜19を形成すれば、図1に示す回路基板1が完成する。
尚、上記実施形態においては、電子部品30と伝熱ブロック40が同じ層に埋め込まれているが、本発明においてこの点は必須でなく、両者が互いに異なる層に埋め込まれていても構わない。この場合、図21に示すように、電子部品30の一部と伝熱ブロック40の一部が平面視で重なりを有していても構わないし、図22に示すように、電子部品30の全部と伝熱ブロック40の一部が平面視で重なりを有していても構わない。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態においては、回路基板1に搭載される電子部品50の一方の信号端子51が裏面側に位置し、他方の信号端子52が上面側に位置しているが、回路基板1に搭載される電子部品がこのような構成を有している必要はなく、両方の信号端子が上面側又は裏面側に位置していても構わない。
また、基板10に内蔵する伝熱ブロックの数についても1個に限定されるものではなく、複数の伝熱ブロックを基板10に埋め込んでも構わない。
さらに、上述した回路基板1の製造方法ではビアホール81,95の形成と同時に伝熱ブロック40に凹部41b,42bを形成しているが、あらかじめ凹部41b,42bが形成された伝熱ブロックを絶縁層12に埋め込んでも構わない。
また、図23に示す変形例による回路基板1Aのように、電子部品50を取り囲むよう伝熱ブロック40を配置しても構わない。これによれば、回路基板1Aの機械強度を向上させることが可能となる。
1,1A 回路基板
2 回路モジュール
3 マザーボード
10 基板
10a 基板の上面
10b 基板の裏面
11~13,12a,12b 絶縁層
19 ENEPIG皮膜
21,22 ソルダーレジスト
30 電子部品
30a 電子部品の主面
31,32 信号端子
33 電源端子
40 伝熱ブロック
41,42 伝熱ブロックの表面
50 電子部品
51,52 信号端子
60,62 ハンダ
61 ボンディングワイヤ
80~82,91~96 ビアホール
A 電子部品搭載領域
B ボンディングパッド
G グランドパターン
L1~L4 配線層
L1a,L1b,L2a,L2b,L3a,L4a,L4b 金属膜
P11~P14,P21~P24,P34,P41,P44 配線パターン
V11~V14,V20~V24,V30,V34 ビア導体

Claims (11)

  1. 少なくとも第1及び第2の配線層を含む複数の配線層と、前記第1及び第2の配線層間に位置する第1の絶縁層を少なくとも含む複数の絶縁層が交互に積層されてなる基板と、
    前記第1の絶縁層に埋め込まれた絶縁性セラミック材料からなる伝熱ブロックと、
    前記第1の配線層に位置し、前記伝熱ブロックの一方の表面と接する第1の配線パターンと、
    前記第2の配線層に位置し、前記伝熱ブロックの他方の表面と接する第2の配線パターンと、を備え、
    前記第1の配線パターンと前記第2の配線パターンは、互いに絶縁されており、
    前記伝熱ブロックの前記一方の表面は、第1の平坦部及び複数の第1の凹部を有し、
    前記伝熱ブロックの前記他方の表面は、第2の平坦部及び複数の第2の凹部を有し、
    前記第1の配線パターンの一部は、前記第1の平坦部と接するとともに前記複数の第1の凹部に埋め込まれており、
    前記第2の配線パターンの一部は、前記第2の平坦部と接するとともに前記複数の第2の凹部に埋め込まれており、
    前記複数の第1の凹部の平面位置と前記複数の第2の凹部の平面位置が互いに異なっていることを特徴とする回路基板。
  2. 前記第1及び第2の配線パターンの少なくとも一方は、前記第1の絶縁層に設けられた複数のビアホールを介して前記伝熱ブロックの前記一方又は他方の表面と複数箇所で接することを特徴とする請求項1に記載の回路基板。
  3. 前記第1の配線パターンは、前記第1の絶縁層に設けられた所定のビアホールを介して前記伝熱ブロックの前記一方の表面と接し、
    前記所定のビアホールは、前記複数の第1の凹部と重なることを特徴とする請求項1又は2に記載の回路基板。
  4. 前記絶縁性セラミック材料は、窒化シリコンからなることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の回路基板。
  5. 前記伝熱ブロックの厚みが150μm以下であることを特徴とする請求項に記載の回路基板。
  6. 少なくとも第1及び第2の配線層を含む複数の配線層と、前記第1及び第2の配線層間に位置する第1の絶縁層を少なくとも含む複数の絶縁層が交互に積層されてなる基板と、
    前記第1の絶縁層に埋め込まれた絶縁性セラミック材料からなる伝熱ブロックと、
    前記第1の配線層に位置し、前記伝熱ブロックの一方の表面と接する第1の配線パターンと、
    前記第2の配線層に位置し、前記伝熱ブロックの他方の表面と接する第2の配線パターンと、を備え、
    前記伝熱ブロックの前記一方の表面は、複数の第1の凹部を有し、
    前記伝熱ブロックの前記他方の表面は、複数の第2の凹部を有し、
    前記第1の配線パターンの一部は、前記複数の第1の凹部に埋め込まれており、
    前記第2の配線パターンの一部は、前記複数の第2の凹部に埋め込まれており、
    前記複数の第1の凹部の平面位置と前記複数の第2の凹部の平面位置が互いに異なっており、
    前記複数の第1の凹部の平均深さと前記複数の第2の凹部の平均深さの和は、前記伝熱ブロックの厚みよりも大きいことを特徴とする回路基板。
  7. 少なくとも第1及び第2の配線層を含む複数の配線層と、前記第1及び第2の配線層間に位置する第1の絶縁層を少なくとも含む複数の絶縁層が交互に積層されてなる基板と、
    前記第1の絶縁層に埋め込まれた絶縁性セラミック材料からなる伝熱ブロックと、
    前記第1の配線層に位置し、前記伝熱ブロックの一方の表面と接する第1の配線パターンと、
    前記第2の配線層に位置し、前記伝熱ブロックの他方の表面と接する第2の配線パターンと、を備え、
    前記伝熱ブロックの前記一方の表面は、複数の第1の凹部を有し、
    前記第1の配線パターンの一部は、前記複数の第1の凹部に埋め込まれており、
    前記伝熱ブロックの前記一方の表面と前記他方の表面の表面粗さが互いに異なることを特徴とする回路基板。
  8. 前記第1の絶縁層に埋め込まれた第1の電子部品をさらに備え、
    前記第1の電子部品は、信号端子が設けられた主面を有し、
    前記信号端子は、前記第1の配線パターンに接続されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の回路基板。
  9. 前記伝熱ブロックは、前記第1の電子部品よりも薄いことを特徴とする請求項に記載の回路基板。
  10. 請求項8又は9に記載の回路基板と、
    前記第1の配線パターンが露出する電子部品搭載領域に搭載された第2の電子部品と、を備え、
    前記第1の電子部品と前記第2の電子部品は、前記第1の配線パターンを介して互いに接続されていることを特徴とする回路モジュール。
  11. 前記第2の電子部品がレーザーダイオード又は電源用インダクタであることを特徴とする請求項10に記載の回路モジュール。
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