JP7383336B2 - 車両用制御装置 - Google Patents

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本発明は、ベルト式の無段変速機を搭載した車両に用いられる制御装置に関する。
自動車などの車両に搭載される変速機として、ベルト式の無段変速機(CVT:Continuously Variable Transmission)が知られている。
ベルト式の無段変速機は、プライマリプーリとセカンダリプーリとに無端状のベルトが巻き掛けられた構成を有している。プライマリプーリおよびセカンダリプーリの各プーリは、回転軸に固定的に支持される固定シーブと、回転軸にその軸線方向に移動可能かつ相対回転不能に支持されて、固定シーブにベルトを挟んで対向する可動シーブとを備えている。エンジンからの動力がプライマリプーリの回転軸に入力されると、プライマリプーリからベルトに動力が伝達され、ベルトからセカンダリプーリに動力が伝達される。また、プライマリプーリおよびセカンダリプーリの各可動シーブの移動により、プライマリプーリおよびセカンダリプーリに対するベルトの巻きかけ径が変化し、変速比(プーリ比)が連続的に無段階で変化する。
ベルト式の無段変速機を搭載した車両では、たとえば、車両がスピードブレーカ(スピードバンプ)などの突起物を乗り越えたときや駆動輪が路面に対してスリップしている状態からグリップを取り戻したときに、プーリとベルトとの間でベルト滑りが発生するおそれがある。すなわち、車両の駆動輪が突起物を乗り越える際に路面から浮き上がったり、駆動輪が路面に対して滑ったりすると、アウトプット軸の回転数が上昇し、その後、駆動輪が路面に対してグリップしたときに、路面から駆動輪に入力されるトルクによりアウトプット軸の回転数が急減し、その急減によるイナーシャトルクでプーリに対してベルトが滑るおそれがある。
このベルト滑りの発生を防止するため、セカンダリプーリと駆動輪との間の動力伝達経路上にクラッチを設けて、クラッチの伝達トルク容量(クラッチトルク容量)を無段変速機に入力される入力トルクとベルトの伝達トルク容量(ベルトトルク容量)との中間値に設定することが提案されている。これにより、路面から駆動輪に過大なトルクが入力された場合に、ベルトよりも先にクラッチが滑るため、ベルト滑りの発生を抑制することができる。
特開平4-231765号公報 特開2000-193081号公報
ところが、クラッチの摩擦係数の設計中央値(公差の中央値)に対するばらつきなどにより、クラッチトルク容量にばらつきが発生する。そのクラッチトルク容量のばらつきによっては、クラッチトルク容量がベルトトルク容量よりも大きくなり、路面から駆動輪に課題なトルクが入力されたときに、ベルトがクラッチよりも先に滑る場合がある。
本発明の目的は、ベルト滑りの発生を良好に抑制できる、車両用制御装置を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係る車両用制御装置は、駆動源と駆動輪との間の動力伝達経路上に、プライマリプーリとセカンダリプーリとに無端状のベルトが巻き掛けられた構成の無段変速機構と直列に、当該動力伝達経路での動力の伝達を許可/阻止するために係合/解放される摩擦クラッチを設けた車両に用いられる制御装置であって、駆動源側から無段変速機構に入力される入力トルクに対して、摩擦クラッチの係合時の伝達トルク容量の目標である目標クラッチトルク容量を、入力トルクよりも大きい値に設定する目標クラッチトルク容量設定手段と、入力トルクに対して、ベルトの伝達トルク容量の目標である目標ベルトトルク容量を、目標クラッチトルク容量設定手段により設定される目標クラッチトルク容量よりも大きい値に設定する目標ベルトトルク容量設定手段と、入力トルクに対して、目標クラッチトルク容量設定手段により設定される目標クラッチトルク容量に所定値を加算して下限ガード値を設定し、目標ベルトトルク容量設定手段により設定される目標ベルトトルク容量を下限ガード値以上の値に補正する下限ガード補正手段とを含む。
この構成によれば、無段変速機構に入力される入力トルクに対して、摩擦クラッチの係合時の目標クラッチトルク容量および無段変速機構のベルトの目標ベルトトルク容量がそれぞれ設定される。目標クラッチトルク容量は、入力トルクによる摩擦クラッチの滑りが生じないように、入力トルクよりも大きい値に設定される。目標ベルトトルク容量は、入力トルクによるベルトの滑りが生じないように、入力トルクよりも大きい値に設定される。また、目標ベルトトルク容量は、目標クラッチトルク容量よりも大きい値に設定される。これにより、駆動輪が路面に対して滑った後または浮き上がった後にグリップを取り戻して、路面から駆動輪に過大なトルクが入力されたときに、そのトルクによりベルトよりも先に摩擦クラッチが滑るので、ベルト滑りの発生を抑制することができる。
しかし、摩擦クラッチの伝達トルク容量(クラッチトルク容量)が目標ベルトトルク容量に一致するように、摩擦クラッチに供給される係合油圧が制御されても、摩擦クラッチの摩擦係数のばらつきなどにより、クラッチトルク容量にばらつきが発生する。
そこで、入力トルクに対して、目標クラッチトルク容量に所定値を加算することにより下限ガード値が設定される。そして、目標ベルトトルク容量は、下限ガード値を下回らないように下限ガード値以上の値に補正される。そのため、所定値がクラッチトルク容量のばらつき幅に応じて適切に設定されていれば、クラッチトルク容量のばらつきにかかわらず、ベルトの伝達トルク容量をクラッチトルク容量よりも大きい値に保つことができ、路面から駆動輪への過大なトルクの入力によるベルト滑りの発生を良好に抑制することができる。
下限ガード補正手段は、クラッチトルク容量にばらつきを生じさせる要素に応じて所定値を可変に設定してもよい。
たとえば、クラッチトルク容量にばらつきを生じさせる要素が摩擦クラッチの摩擦係数のばらつきである場合、その摩擦係数のばらつきに応じて所定値が可変に設定されてもよい。具体的には、摩擦係数のばらつき幅が小さいほど、クラッチトルク容量のばらつき幅が小さくなるので、所定値が小さい値に設定されてもよい。これにより、下限ガード値をなるべく小さい値に設定することができ、ベルトトルク容量を目標ベルトトルク容量と一致させるのに必要な挟圧を低く抑えることができる。その結果、燃費性能の低下を抑制しつつ、ベルト滑りの発生を良好に抑制することができる。
また、他の観点から見ると、本発明に係る車両用制御装置は、駆動源と駆動輪との間の動力伝達経路上に、プライマリプーリとセカンダリプーリとに無端状のベルトが巻き掛けられた構成の無段変速機構と直列に、動力伝達経路での動力の伝達を許可/阻止するために係合/解放される摩擦クラッチを設けた車両に用いられる制御装置であって、駆動源側から無段変速機構に入力される入力トルクに対して、ベルトの伝達トルク容量の目標である目標ベルトトルク容量を、入力トルクよりも大きい値に設定する目標ベルトトルク容量設定手段と、入力トルクに対して、摩擦クラッチの係合時の伝達トルク容量の目標である目標クラッチトルク容量を、入力トルクよりも大きい値であって、目標ベルトトルク容量設定手段により設定される目標ベルトトルク容量よりも小さい値に設定するクラッチヒューズ手段と、摩擦クラッチが実際に伝達可能と推定される最大クラッチトルク容量推定値を設定し、目標ベルトトルク容量設定手段により設定される目標ベルトトルク容量を最大クラッチトルク容量推定値以上の値に補正する下限ガード補正手段とを含む。
この構成によっても、クラッチトルク容量のばらつきにかかわらず、ベルトの伝達トルク容量をクラッチトルク容量よりも大きい値に保つことができ、路面から駆動輪への過大なトルクの入力によるベルト滑りの発生を良好に抑制することができる。
本発明によれば、路面から駆動輪への過大なトルクの入力によるベルト滑りの発生を良好に抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る車両の駆動系の構成を示すスケルトン図でる。 車両の制御系の構成を示すブロック図である。 入力トルクと、その入力トルクに応じて設定される目標クラッチトルク容量、下限ガード値、下限ガード補正前の目標ベルトトルク容量および下限ガード補正後の目標ベルトトルク容量との関係の一例を示す図である。 入力トルクと、その入力トルクに応じて設定される目標クラッチトルク容量、下限ガード値、下限ガード補正前の目標ベルトトルク容量および下限ガード補正後の目標ベルトトルク容量との関係の他の例を示す図である。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<車両の駆動系>
図1は、本発明の一実施形態に係る車両1の駆動系の構成を示すスケルトン図でる。
車両1は、エンジン2を駆動源として搭載し、たとえば、FR(Front-engine Rear-wheel-drive:フロントエンジン・リヤドライブ)レイアウトを採用している。エンジン2は、たとえば、3気筒4ストロークエンジンであり、クランクシャフト3が車両1の前後方向(以下、単に「前後方向」という。)に対して縦向きになる縦置きで車両1の前部に搭載される。エンジン2の動力は、変速ユニット4に入力される。変速ユニット4から出力される動力は、プロペラシャフト5を介して、デファレンシャルギヤ6に伝達され、デファレンシャルギヤ6から左右の駆動輪(後輪)7L,7Rに伝達される。
なお、エンジン2は、3気筒4ストロークエンジンに限定されない。エンジン2の気筒数は、3気筒に限らず、4気筒以上であってもよいし、2気筒以下であってもよい。また、エンジン2のストローク数は、4ストロークに限らず、2ストロークであってもよい。
変速ユニット4は、外殻をなすユニットケース内に、トルクコンバータ8およびCVT9を備えている。
トルクコンバータ8は、ロックアップ機構付きのトルクコンバータであり、フロントカバー11、ポンプインペラ12、タービンランナ13およびロックアップクラッチ(ロックアップピストン)14を備えている。
フロントカバー11は、前後方向に延びる回転軸線を中心に略円板状に延び、その外周端部がエンジン2側と反対側である後側に屈曲した形状をなしている。フロントカバー11の中心部には、エンジン2のクランクシャフト3が相対回転不能に結合される。
ポンプインペラ12は、フロントカバー11の後側に配置されている。ポンプインペラ12の外周端部は、フロントカバー11の外周端部に接続され、ポンプインペラ12は、フロントカバー11と一体回転可能に設けられている。
タービンランナ13は、フロントカバー11とポンプインペラ12との間に配置されている。
ロックアップクラッチ14は、フロントカバー11とタービンランナ13との間に位置している。ロックアップクラッチ14に対してタービンランナ13側の係合側油室15の油圧がフロントカバー11側の解放側油室16の油圧よりも高いと、その差圧により、ロックアップクラッチ14がフロントカバー11側に移動し、ロックアップクラッチ14がフロントカバー11に押し付けられて、ポンプインペラ12とタービンランナ13とが直結(ロックアップオン)される。
逆に、解放側油室16の油圧が係合側油室15の油圧よりも高いと、その差圧により、ロックアップクラッチ14がタービンランナ13側に移動する。ロックアップクラッチ14がフロントカバー11から離間した状態では、ポンプインペラ12とタービンランナ13との直結が解除(ロックアップオフ)される。ロックアップオフの状態において、エンジントルクによりポンプインペラ12が回転すると、ポンプインペラ12からタービンランナ13に向かうオイルの流れが生じる。このオイルの流れがタービンランナ13で受けられて、タービンランナ13が回転する。このとき、トルクコンバータ8の増幅作用が生じ、タービンランナ13には、エンジントルクよりも大きなトルクが発生する。
CVT9は、入力軸21、無段変速機構22、リバース伝達機構23および出力軸24を備えている。CVT9は、入力軸21が前後方向に延びる縦向きとなるように設けられている。
入力軸21は、トルクコンバータ8の回転軸線上を延び、トルクコンバータ8のタービンランナ13と一体的に回転可能に設けられている。入力軸21には、入力軸ギヤ25が一体に形成されるか、または、別体に形成された入力軸ギヤ25が相対回転不能に支持されている。
無段変速機構22は、プライマリ軸31、セカンダリ軸32、プライマリプーリ33、セカンダリプーリ34およびベルト35を備えている。
プライマリ軸31は、その軸心が入力軸21の軸心に対して後側から見て右下方に離間した位置に配置されて、入力軸21と平行に延びている。セカンダリ軸32は、その軸心が入力軸21の軸心に対して後側から見て左上方に離間した位置に配置されて、入力軸21と平行に延びている。このように、入力軸21に対して、プライマリ軸31とセカンダリ軸32とが左右に分かれて配置されている。これにより、プライマリ軸31とセカンダリ軸32との上下方向の軸間距離を短くすることができ、CVT9の上下方向のサイズを小さくすることができる。そのため、車両1が商用車などの車室が低床化された車両であっても、その車両1への変速ユニット4の搭載を車両1の最低地上高を確保しつつ可能とすることができる。
プライマリプーリ33は、プライマリ軸31に固定されたプライマリ固定シーブ41と、プライマリ固定シーブ41にベルト35を挟んで対向配置され、プライマリ軸31にその軸線方向に移動可能かつ相対回転不能に支持されたプライマリ可動シーブ42とを備えている。プライマリ可動シーブ42は、プライマリ固定シーブ41に対して前側に配置されている。
プライマリ可動シーブ42に対してプライマリ固定シーブ41側と反対側、つまり前側には、シリンダ43が設けられている。シリンダ43は、内周端がプライマリ軸31に固定され、プライマリ軸31から軸径方向に延び、外周端部が後側に屈曲して延びている。プライマリ可動シーブ42の外周端は、シリンダ43の外周端部に回転径方向の内側から液密的に当接している。プライマリ可動シーブ42とシリンダ43との間は、油圧室(ピストン室)44として形成されている。
セカンダリプーリ34は、セカンダリ軸32に固定されたセカンダリ固定シーブ45と、セカンダリ固定シーブ45にベルト35を挟んで対向配置され、セカンダリ軸32にその軸線方向に移動可能かつ相対回転不能に支持されたセカンダリ可動シーブ46とを備えている。セカンダリ可動シーブ46は、セカンダリ固定シーブ45に対して後側に配置されており、前後方向において、セカンダリ固定シーブ45とセカンダリ可動シーブ46との位置関係は、プライマリプーリ33のプライマリ固定シーブ41とプライマリ可動シーブ42との位置関係と逆転している。
セカンダリ可動シーブ46に対してセカンダリ固定シーブ45と反対側、つまり後側には、ピストン47が設けられている。ピストン47は、内周端がセカンダリ軸32に固定され、セカンダリ軸32から軸径方向に延びている。セカンダリ可動シーブ46の外周端部は、後側に延出しており、ピストン47の外周端は、そのセカンダリ可動シーブ46の外周端部に回転径方向の内側から液密的に当接している。セカンダリ可動シーブ46とピストン47との間は、油圧室48として形成されている。
無段変速機構22では、プライマリプーリ33およびセカンダリプーリ34の各油圧室44,48に供給される油圧が制御されて、プライマリプーリ33およびセカンダリプーリ34の各溝幅が変更されることにより、ベルト変速比(プライマリプーリ33とセカンダリプーリ34とのプーリ比)が一定の変速比範囲内で連続的に無段階で変更される。
具体的には、ベルト変速比が小さくされるときには、プライマリプーリ33の油圧室44に供給される油圧が上げられる。これにより、プライマリプーリ33のプライマリ可動シーブ42がプライマリ固定シーブ41側に移動し、プライマリ固定シーブ41とプライマリ可動シーブ42との間隔(溝幅)が小さくなる。これに伴い、プライマリプーリ33に対するベルト35の巻きかけ径が大きくなり、セカンダリプーリ34のセカンダリ固定シーブ45とセカンダリ可動シーブ46との間隔(溝幅)が大きくなる。その結果、ベルト変速比が小さくなる。
ベルト変速比が大きくされるときには、プライマリプーリ33の油圧室44に供給される油圧が下げられる。これにより、ベルト35に対するセカンダリプーリ34の推力がベルト35に対するプライマリプーリ33の推力よりも大きくなり、セカンダリプーリ34のセカンダリ固定シーブ45とセカンダリ可動シーブ46との間隔が小さくなるとともに、プライマリ固定シーブ41とプライマリ可動シーブ42との間隔が大きくなる。その結果、ベルト変速比が大きくなる。
なお、図示されていないが、セカンダリプーリ34の油圧室48には、バイアススプリングが設けられている。バイアススプリングは、一端がセカンダリ可動シーブ46に弾性的に当接し、他端がピストン47に弾性的に当接している。バイアススプリングの弾性力により、セカンダリ可動シーブ46およびピストン47が互いに離間する方向に付勢されている。セカンダリ可動シーブ46には、油圧室48内の油圧およびバイアススプリングによる付勢力が付与され、ベルト35には、それに応じた挟圧が付与される。
プライマリ軸31の前側の端部には、プライマリ入力ギヤ51が相対回転可能に支持されている。
プライマリ入力ギヤ51とその後側に配置されるプライマリプーリ33との間に、前進クラッチ52が設けられている。前進クラッチ52は、油圧式の摩擦クラッチであり、油圧により係合し、プライマリ軸31に対するプライマリ入力ギヤ51の回転を禁止する。したがって、前進クラッチ52の係合状態では、プライマリ入力ギヤ51が回転すると、プライマリ軸31がプライマリ入力ギヤ51と一体に回転する。この係合状態の前進クラッチ52から油圧が開放されると、前進クラッチ52が解放される。前進クラッチ52の解放により、プライマリ軸31に対するプライマリ入力ギヤ51の回転が許容され、プライマリ入力ギヤ51が回転しても、その回転がプライマリ軸31に伝達されない。
セカンダリ軸32の前側の端部には、セカンダリ入力ギヤ53が相対回転可能に支持されている。
セカンダリ入力ギヤ53とその後側に配置されるセカンダリプーリ34との間には、後進クラッチ54が設けられている。後進クラッチ54は、油圧式の摩擦クラッチであり、油圧により係合し、セカンダリ軸32に対するセカンダリ入力ギヤ53の回転を禁止する。したがって、セカンダリ入力ギヤ53が回転すると、セカンダリ軸32がセカンダリ入力ギヤ53と一体に回転する。この係合状態の後進クラッチ54から油圧が開放されると、後進クラッチ54が解放される。後進クラッチ54の解放により、セカンダリ軸32に対するセカンダリ入力ギヤ53の回転が許容され、セカンダリ入力ギヤ53が回転しても、その回転がセカンダリ軸32に伝達されない。
リバース伝達機構23は、入力軸21の動力(回転)を無段変速機構22を経由せずにセカンダリ軸32に伝達する機構である。リバース伝達機構23は、リバースアイドラ軸55、第1リバースギヤ56および第2リバースギヤ57を含む。
リバースアイドラ軸55は、入力軸21と平行をなす前後方向に延びている。
第1リバースギヤ56は、リバースアイドラ軸55と一体に形成されるか、または、リバースアイドラ軸55と別体に形成されて、リバースアイドラ軸55に相対回転不能に支持されている。
出力軸24は、入力軸21に対して後側に間隔を空けて、入力軸21と同一軸線上に配置されている。出力軸24には、出力軸ギヤ58が一体に形成されるか、または、出力軸24と別体に形成された出力軸ギヤ58が相対回転不能に支持されている。これに対応して、セカンダリ軸32には、セカンダリプーリ34のピストン47の後側に隣接して、セカンダリ出力ギヤ59がスプライン嵌合により相対回転不能に支持されている。出力軸ギヤ58とセカンダリ出力ギヤ59とは、噛合している。
車両1の前進走行時には、前進クラッチ52が係合されて、後進クラッチ54が解放される。エンジン2からトルクコンバータ8を介して入力軸21に入力される動力は、前進クラッチ52の係合により、入力軸ギヤ25からプライマリ入力ギヤ51を介してプライマリ軸31に伝達される。一方、入力軸21に入力される動力が入力軸ギヤ25からセカンダリ入力ギヤ53に伝達されて、セカンダリ入力ギヤ53が回転しても、後進クラッチ54の解放により、セカンダリ入力ギヤ53がセカンダリ軸32に対して空転し、セカンダリ軸32に動力が伝達されない。
プライマリ軸31に伝達される動力は、プライマリプーリ33とセカンダリプーリ34とのプーリ比に応じたベルト変速比で変速されて、セカンダリ軸32に伝達される。そして、セカンダリ軸32に伝達される動力は、セカンダリ出力ギヤ59から出力軸ギヤ58を介して出力軸24に伝達され、出力軸24からプロペラシャフト5に伝達される。
車両1の後進走行時には、前進クラッチ52が解放されて、後進クラッチ54が係合される。エンジン2からトルクコンバータ8を介して入力軸21に入力される動力は、後進クラッチ54の係合により、入力軸ギヤ25からリバース伝達機構23およびセカンダリ入力ギヤ53を介してセカンダリ軸32に伝達される。このとき、セカンダリ軸32は、車両1の前進時と逆方向に回転する。一方、入力軸21に入力される動力が入力軸ギヤ25からプライマリ入力ギヤ51に伝達されて、プライマリ入力ギヤ51が回転しても、前進クラッチ52の解放により、プライマリ入力ギヤ51がプライマリ軸31に対して空転し、プライマリ軸31に動力が伝達されない。
セカンダリ軸32に伝達される動力は、セカンダリ出力ギヤ59から出力軸ギヤ58を介して出力軸24に伝達され、出力軸24からプロペラシャフト5に伝達される。
<車両の制御系>
図2は、車両1の制御系の構成を示すブロック図である。
車両1には、マイコンを含む構成のECU(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)が備えられている。マイコンには、たとえば、CPU、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリおよびDRAM(Dynamic Random Access Memory)などの揮発性メモリが内蔵されている。図2には、1つのECU61のみが示されているが、車両1には、各部を制御するため、ECU61と同様の構成を有する複数のECUが搭載されている。ECU61を含む複数のECUは、CAN(Controller Area Network)通信プロトコルによる双方向通信が可能に接続されている。
変速ユニット4には、各部に油圧を供給するための油圧回路が備えられている。ECU61は、変速ユニット4の変速比の制御などのため、油圧回路に含まれる各種のバルブなどを制御する。
また、ECU61には、制御に必要な各種センサが接続されている。各種センサには、たとえば、エンジン回転数センサ62およびアクセルセンサ63が含まれる。
エンジン回転数センサ62は、エンジン2の回転(クランクシャフト3の回転)に同期したパルス信号を検出信号として出力する。ECU61では、エンジン回転数センサ62から入力されるパルス信号の周波数が求められて、その周波数がエンジン2の回転数(エンジン回転数)に換算される。
アクセルセンサ63は、運転者により操作されるアクセルペダル(図示せず)の操作量に応じた検出信号を出力する。ECU61では、アクセルセンサ63の検出信号から、アクセルペダルの最大操作量に対する操作量の割合、つまりアクセルペダルが踏み込まれていないときを0%とし、アクセルペダルが最大に踏み込まれたときを100%とする百分率であるアクセル開度が求められる。
なお、エンジン回転数センサ62およびアクセルセンサ63は、他のECUに接続されていてもよく、その場合、ECU61は、それらの検出信号から求められる情報を他のECUから通信により取得してもよい。
<トルク容量設定処理>
図3は、CVT9の入力軸21に入力される入力トルクと、その入力トルクに応じて設定される目標クラッチトルク容量、下限ガード値、下限ガード補正前の目標ベルトトルク容量および下限ガード補正後の目標ベルトトルク容量との関係の一例を示す図である。
車両1では、前進クラッチ52が係合される前進走行時に、ECU61により、CVT9の入力軸21にエンジン2側から入力される入力トルクに対して、前進クラッチ52の伝達トルク容量の目標である目標クラッチトルク容量と、ベルト35の伝達トルク容量の目標である目標ベルトトルク容量とが設定される。
図3において、入力トルクと同値のベルト35または前進クラッチ52の伝達トルク容量が破線で示されている。目標クラッチトルク容量は、入力トルクに対して、その入力トルクと同値の伝達トルク容量よりも大きい値であって、たとえば、前進クラッチ52の伝達トルク容量の最小想定値に設定される。前進クラッチ52の伝達トルク容量の最小想定値は、前進クラッチ52の摩擦係数の設計上の下限値(公差の下限値)を用いて算出される。入力トルクは、エンジントルクにトルクコンバータ8のトルク比を乗じることにより算出される。エンジントルクは、たとえば、アクセル開度およびエンジン回転数から推定される。トルク比は、トルクコンバータ3の速度比に応じたトルク増幅率であり、速度比は、タービン回転数をエンジン回転数で除した除算値である。目標ベルトトルク容量は、入力トルクに対して、目標クラッチトルク容量よりも大きい値であって、たとえば、前進クラッチ52の伝達トルク容量の中央想定値に設定される。前進クラッチ52の伝達トルク容量の中央想定値は、前進クラッチ52の摩擦係数の設計上の中央値(公差の中央値)を用いて算出される。
また、ECU61により、ベルト35の伝達トルク容量の下限ガード値が設定される。下限ガード値は、入力トルクに対して、目標クラッチトルク容量に所定値を加算した値に設定される。所定値は、たとえば、入力トルクに対して、前進クラッチ52の伝達トルク容量の最大想定値(最大クラッチトルク容量推定値)と目標クラッチトルク容量との差に設定される。前進クラッチ52の伝達トルク容量の最大想定値は、前進クラッチ52の摩擦係数の設計上の上限値(公差の上限値)を用いて算出される。この例では、下限ガード値は、前進クラッチ52の伝達トルク容量の最大想定値と同値に設定されることになる。
そして、ECU61により、目標ベルトトルク容量と下限ガード値とが比較されて、図3にグレー色の太線で示されるように、目標ベルトトルク容量が下限ガード値よりも小さければ、その目標ベルトトルク容量を下限ガード値で置き換えることにより、目標ベルトトルク容量が下限ガード値以上となるように補正(下限ガード補正)される。
こうして、目標クラッチトルク容量および下限ガード補正後の目標ベルトトルク容量が設定されると、ECU61により、前進クラッチ52の伝達トルク容量が目標クラッチトルク容量と一致するように、前進クラッチ52に供給される油圧が制御される。また、ECU61により、ベルト35の伝達トルク容量が下限ガード補正後の目標ベルトトルク容量と一致するように、無段変速機構22のセカンダリプーリ34の油圧室48に供給される油圧が制御される。
<作用効果>
以上のように、入力トルクに対して、前進クラッチ52の係合時の目標クラッチトルク容量および無段変速機構22のベルト35の目標ベルトトルク容量がそれぞれ設定される。目標クラッチトルク容量は、入力トルクによる前進クラッチ52の滑りが生じないように、入力トルクよりも大きい値に設定される。目標ベルトトルク容量は、入力トルクによるベルト35の滑りが生じないように、入力トルクよりも大きい値に設定される。また、目標ベルトトルク容量は、目標クラッチトルク容量よりも大きい値に設定される。これにより、駆動輪7L,7Rが路面に対して滑った後または浮き上がった後にグリップを取り戻して、路面から駆動輪7L,7Rに過大なトルクが入力されたときに、そのトルクによりベルト35よりも先に前進クラッチ52が滑るので、ベルト滑りの発生を抑制することができる。
しかし、前進クラッチ52の伝達トルク容量が目標ベルトトルク容量に一致するように、前進クラッチ52に供給される油圧が制御されても、前進クラッチ52の摩擦係数のばらつきなどにより、前進クラッチ52の伝達トルク容量にばらつきが発生する。
そこで、入力トルクに対して、目標クラッチトルク容量に所定値を加算することにより下限ガード値が設定される。そして、目標ベルトトルク容量は、下限ガード値を下回らないように下限ガード値以上の値に補正される。所定値は、入力トルクに対して、前進クラッチ52の伝達トルク容量の最大想定値と目標クラッチトルク容量との差に設定される。そのため、前進クラッチ52の伝達トルク容量のばらつきにかかわらず、ベルト35の伝達トルク容量を前進クラッチ52の伝達トルク容量よりも大きい値に保つことができ、路面から駆動輪7L,7Rへの過大なトルクの入力によるベルト滑りの発生を良好に抑制することができる。
<他の実施形態>
目標クラッチトルク容量の下限ガード補正は、クラッチヒューズ制御中にのみ行われてもよい。クラッチヒューズ制御は、路面から駆動輪7L,7Rに過大なトルクが入力された場合に、ベルト35よりも先に前進クラッチ52が滑るようにする制御である。
すなわち、クラッチヒューズ制御中でない場合には、ECU61により、下限ガード値が設定されず、たとえば、入力トルクに対して、前進クラッチ52の伝達トルク容量の中央想定値が算出されて、その中央想定値が目標ベルトトルク容量として確定される。
クラッチヒューズ制御中は、前述したように、入力トルクに対して、目標クラッチトルク容量に所定値を加算することにより下限ガード値が設定される。そして、目標ベルトトルク容量は、下限ガード値を下回らないように下限ガード値以上の値に補正される。
これにより、クラッチヒューズ制御中に、路面から駆動輪7L,7Rへの過大なトルクの入力によるベルト滑りの発生を良好に抑制することができる。
図4は、CVT9の入力軸21に入力される入力トルクと、その入力トルクに応じて設定される目標クラッチトルク容量、下限ガード値、下限ガード補正前の目標ベルトトルク容量および下限ガード補正後の目標ベルトトルク容量との関係の他の例を示す図である。
クラッチヒューズ制御中に、目標ベルトトルク容量の下限ガード補正が行われ、クラッチヒューズ制御中以外、つまり非クラッチヒューズ制御中には、目標ベルトトルク容量の下限ガード補正が行われない場合、前進クラッチ52の伝達トルク容量にばらつきを生じさせる要素に応じて所定値を可変に設定してもよい。
たとえば、前進クラッチ52の伝達トルク容量にばらつきを生じさせる要素が前進クラッチ52の摩擦係数のばらつきである場合、その摩擦係数のばらつきに応じて所定値が可変に設定されてもよい。具体的には、摩擦係数のばらつき幅が小さいほど、前進クラッチ52の伝達トルク容量のばらつき幅が小さくなるので、所定値が小さい値に設定されてもよい。これにより、下限ガード値が図4に二点鎖線で示される値から中太線で示される値に低下し、下限ガード補正後の目標ベルトトルク容量を下げることができ、ベルト35の伝達トルク容量を目標ベルトトルク容量と一致させるのに必要な挟圧を低く抑えることができる。その結果、燃費性能の低下を抑制しつつ、ベルト滑りの発生を良好に抑制することができる。
前進クラッチ52の伝達トルク容量にばらつきを生じさせる要素としては、摩擦係数のほか、前進クラッチ52の当接推力、前進クラッチ52のなじみ具合、前進クラッチ52に供給される油の油温などを例示することができる。
たとえば、前進クラッチ52に供給される油圧のばらつきにより、前進クラッチ52の当接推力がばらつくので、前進クラッチ52に供給される油圧のばらつき幅が小さいほど、所定値が小さい値に設定されてもよい。
また、前進クラッチ52の係合回数または係合による吸熱量の累積が多いほど、前進クラッチ52がなじみ、前進クラッチ52の伝達トルク容量のばらつき幅が小さくなる。したがって、前進クラッチ52がなじむほど、所定値が小さい値に設定されてもよい。
<変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、前述した形態以外の形態での実施することもできる。
たとえば、前述の実施形態では、所定値は、入力トルクに対して、前進クラッチ52の伝達トルク容量の最大想定値と目標クラッチトルク容量との差に設定されるとした。これに限らず、所定値は、前進クラッチ52に供給される油温や前進クラッチ52における押しつけ荷重(推力)から予め作成されたマップを用いて設定される値であってもよいし、前進クラッチ52のクラッチ圧を検出するセンサが設けられる場合には、そのセンサ値と前進クラッチ52の諸元値から前進クラッチ52の伝達トルク容量の最大値が逐次算出されてもよい。この場合、諸元値は、ばらつき(設計交差)の最大を考慮した値であることが好ましい。
たとえば、車両1の後進走行時にも、前述した手法と同様の手法により、目標クラッチトルク容量および目標ベルトトルク容量が設定され、また、少なくともクラッチヒューズ制御中には、下限ガード値が設定されて、目標ベルトトルク容量が下限ガード補正されてもよい。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1:車両
7L,7R:駆動輪
22:無段変速機構
33:プライマリプーリ
34:セカンダリプーリ
35:ベルト
52:前進クラッチ(摩擦クラッチ)
54:後進クラッチ(摩擦クラッチ)
61:ECU(車両用制御装置、目標クラッチトルク容量設定手段、目標ベルトトルク容量設定手段、下限ガード補正手段)

Claims (3)

  1. 駆動源と駆動輪との間の動力伝達経路上に、プライマリプーリとセカンダリプーリとに無端状のベルトが巻き掛けられた構成の無段変速機構と直列に、前記動力伝達経路での動力の伝達を許可/阻止するために係合/解放される摩擦クラッチを設けた車両に用いられる制御装置であって、
    前記駆動源側から前記無段変速機構に入力される入力トルクに対して、前記摩擦クラッチの係合時の伝達トルク容量の目標である目標クラッチトルク容量を、前記入力トルクよりも大きい値に設定する目標クラッチトルク容量設定手段と、
    前記入力トルクに対して、前記ベルトの伝達トルク容量の目標である目標ベルトトルク容量を、前記目標クラッチトルク容量設定手段により設定される前記目標クラッチトルク容量よりも大きい値に設定する目標ベルトトルク容量設定手段と、
    前記入力トルクに対して、前記目標クラッチトルク容量設定手段により設定される前記目標クラッチトルク容量に所定値を加算して下限ガード値を設定し、前記目標ベルトトルク容量設定手段により設定される前記目標ベルトトルク容量が前記下限ガード値よりも小さければ、当該目標ベルトトルク容量を前記下限ガード値で置き換え、前記目標ベルトトルク容量設定手段により設定される前記目標ベルトトルク容量が前記下限ガード値以上である場合には、当該目標ベルトトルク容量を前記下限ガード値で置き換えずにそのままの値とする下限ガード補正手段とを含む、車両用制御装置。
  2. 前記下限ガード補正手段は、前記摩擦クラッチの伝達トルク容量にばらつきを生じさせる要素に応じて前記所定値を可変に設定する、請求項1に記載の車両用制御装置。
  3. 前記目標クラッチトルク容量設定手段は、前記入力トルクに対して、前記目標クラッチトルク容量を、前記摩擦クラッチの伝達トルク容量の最小想定値に設定し、
    前記下限ガード補正手段は、前記入力トルクに対して、前記所定値を、前記摩擦クラッチの伝達トルク容量の最大想定値と前記目標クラッチトルク容量設定手段により設定される前記目標クラッチトルク容量との差に設定する、請求項1に記載の車両用制御装置。
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