JP7380849B2 - 熱交換換気装置及び空気調和システム - Google Patents

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Description

本開示は、熱交換換気装置及び空気調和システムに関する。
従来の熱交換換気装置として、例えば特許文献1に記載の技術が知られている。特許文献1に記載の熱交換換気装置は、給気風路及び排気風路を備えたケーシングと、給気風路に設けられ、室外から室内へ向かう給気流を形成する給気用送風機と、排気風路に設けられ、室内から室外へ向かう排気流を形成する排気用送風機と、給気流と排気流との間で熱交換を行う熱交換器と、給気風路に設けられ外気の湿度を検出する湿度センサと、を備えている。そして、給気用送風機及び排気用送風機を運転する換気運転中において、湿度センサで検出した外気の湿度が閾値以上である場合には給気用送風機を間欠運転することで、高湿度の外気をケーシング内に不必要に取り込まないようにしている。
特開2012-172961号公報
しかしながら、上記の熱交換換気装置では、換気運転中にケーシング内に侵入する高湿度の外気に対する対策についてはなされているものの、換気運転の停止中、すなわち、給気用送風機及び排気用送風機の運転の停止中にケーシング内に侵入する高湿度の外気に対する対策についてはなされていない。
例えば、建物内に常時排気運転を行っている換気装置が設置されている場合、室内が負圧となるため、熱交換換気装置の給気用送風機及び排気用送風機が運転を停止していても、給気風路及び排気風路に高湿度の外気が侵入してくる。このとき、熱交換器で水分が凝縮して、熱交換器でドレン水が発生する恐れがある。
本開示は、上述した問題を解決するためになされたもので、給気用送風機及び排気用送風機の運転の停止中において、高湿度の外気によって熱交換器でドレン水が発生するのを抑制することができる熱交換換気装置及び空気調和システムを提供することを目的とする。
本開示に係る熱交換換気装置は、室内及び室外と連通する給気風路と、室内及び室外と連通する排気風路と、給気風路に設けられ、室外から室内へ向かう給気流を形成する給気用送風機と、排気風路に設けられ、室内から室外へ向かう排気流を形成する排気用送風機と、給気流と排気流との間で全熱交換を行う全熱交換器と、排気風路内の空気の湿度を検出する排気湿度検出手段と、給気用送風機及び排気用送風機の運転の停止中に、排気湿度検出手段で検出された湿度が閾値以上となった場合、排気用送風機の運転を開始させる制御装置と、を備える。
また、本開示に係る空気調和システムは、室内及び室外と連通する給気風路、室内及び室外と連通する排気風路、給気風路に設けられ室外から室内へ向かう給気流を形成する給気用送風機、排気風路に設けられ室内から室外へ向かう排気流を形成する排気用送風機、給気流と排気流との間で全熱交換を行う全熱交換器、及び排気風路内の空気の湿度を検出する排気湿度検出手段を備えた熱交換換気装置と、室内へ調和された空気を送る空気調和装置と、給気用送風機及び排気用送風機の運転の停止中に、排気湿度検出手段で検出された湿度が閾値以上となった場合、排気用送風機の運転を開始させるとともに、空気調和装置の除湿運転を開始させる制御装置と、を備える。
本開示に係る熱交換換気装置及び空気調和システムによれば、給気用送風機及び排気用送風機の運転の停止中に、排気湿度検出手段で検出された湿度が閾値以上となった場合、排気用送風機の運転を開始させる。したがって、給気風路及び排気風路に高湿度の外気が侵入した場合には、室内の比較的乾燥した空気を全熱交換器に送ることができるので、高湿度の外気によって全熱交換器でドレン水が発生するのを抑制することができる。
実施の形態1に係る熱交換換気装置の構成を示す概略図であり、熱交換換気運転時の状態を示す図である。 実施の形態1に係る熱交換換気装置の構成を示す概略図であり、普通換気運転時の状態を示す図である。 実施の形態1に係る全熱交換器の構成の一部を示す斜視図である。 実施の形態1に係る熱交換換気装置の制御ブロック図である。 実施の形態1に係る処理回路のハードウェア構成の一例を示す図である。 実施の形態1に係る熱交換換気装置の構成を示す概略図であり、室外空気が給気風路及び排気風路の両方に侵入している状態を示す図である。 実施の形態1に係る熱交換換気装置の制御装置の動作を示すフローチャート図である。 実施の形態2に係る熱交換換気装置の制御装置の動作を示すフローチャート図である。 実施の形態3に係る熱交換換気装置の構成を示す概略図であり、熱交換換気運転時の状態を示す図である。 実施の形態3に係る熱交換換気装置の制御装置の動作を示すフローチャート図である。 実施の形態4に係る熱交換換気装置を備えた空気調和システムの構成を示す図である。 実施の形態4に係る制御装置の動作を示すフローチャート図である。 実施の形態4の変形例に係る熱交換換気装置の構成を示す概略図であり、熱交換換気運転時の状態を示す図である。
実施の形態1.
図1及び図2を用いて、実施の形態1の熱交換換気装置100の構成を説明する。図1は、実施の形態1に係る熱交換換気装置100の構成を示す概略図であり、熱交換換気運転時の状態を示す図である。図2は、実施の形態1に係る熱交換換気装置100の構成を示す概略図であり、普通換気運転時の状態を示す図である。図1及び図2において、斜線付きの矢印は給気流を示し、斜線無しの白い矢印は排気流を示す。
熱交換換気装置100は、例えば、建物の天井裏に設置されており、室内空気と室外空気とを入れ換える。すなわち、熱交換換気装置100は、室外空気OA(Outdoor Air)を供給空気SA(Supply Air)として室内に供給するとともに、室内空気RA(Return Air)を排出空気EA(Exhaust Air)として室外に排出する。
熱交換換気装置100は、箱形状のケーシング1、給気用送風機2、排気用送風機3、全熱交換器4、第1の給気湿度センサ5、第1の排気湿度センサ6、風路切替ダンパー7、制御装置8、及びリモコン9を備える。
ケーシング1には、1つの側面に給気吸込口10及び排気吹出口11が設けられている。給気吸込口10及び排気吹出口11は、図示しないダクトを介して室外空間に接続されている。また、ケーシング1の前記1つの側面と対向する側面には、給気吹出口12及び排気吸込口13が設けられている。給気吹出口12及び排気吸込口13は、図示しないダクトを介して室内空間に接続されている。また、ケーシング1の内部には、給気吸込口10と給気吹出口12とを結ぶ給気風路14、及び排気吸込口13と排気吹出口11とを結ぶ排気風路15が形成されている。すなわち、給気風路14は、図示しないダクトを介して、室内及び室外と連通する。また、排気風路15も、図示しないダクトを介して、室内及び室外と連通する。
給気用送風機2は、給気風路14において全熱交換器4よりも室内側、すなわち、全熱交換器4と給気吹出口12との間に設けられる。給気用送風機2は、室外から室内へ向かう給気流、すなわち、給気吸込口10から給気吹出口12へ向かう給気流を形成する。
排気用送風機3は、排気風路15において全熱交換器4よりも室外側、すなわち、全熱交換器4と排気吹出口11との間に設けられる。排気用送風機3は、室内から室外へ向かう排気流、すなわち、排気吸込口13から排気吹出口11へ向かう排気流を形成する。
全熱交換器4は、給気用送風機2で形成された給気流と、排気用送風機3で形成された排気流との間で全熱交換を行う。
第1の給気湿度センサ5は、給気風路14内の空気の湿度を検出する給気湿度検出手段の一例である。第1の給気湿度センサ5は、給気風路14において全熱交換器4よりも室外側、すなわち、全熱交換器4と給気吸込口10との間に設けられる。第1の給気湿度センサ5は、給気風路14における全熱交換器4よりも室外側の空気の湿度RHOAを検出する。
第1の排気湿度センサ6は、排気風路15内の空気の湿度を検出する排気湿度検出手段の一例である。第1の排気湿度センサ6は、排気風路15において全熱交換器4よりも室外側、すなわち、全熱交換器4と排気吹出口11との間に設けられる。第1の排気湿度センサ6は、排気風路15における全熱交換器4よりも室外側の空気の湿度RHEAを検出する。
風路切替ダンパー7は、給気流と排気流との間で全熱交換を行う熱交換換気運転と、給気流と排気流との間で全熱交換を行わない普通換気運転とを切り替える風路切替手段である。具体的には、風路切替ダンパー7は、給気流及び排気流が全熱交換器4を通過する熱交換換気運転時の風路と、給気流及び排気流の少なくとも一方が全熱交換器4を迂回する普通換気運転時の風路と、を切り替える。本実施の形態では、普通換気運転時において、排気流が全熱交換器4を迂回する。
風路切替ダンパー7は、排気風路15において全熱交換器4よりも室内側、すなわち、全熱交換器4と排気吸込口13との間に設けられている。排気風路15には排気流が全熱交換器4を迂回するバイパス風路16が設けられており、風路切替ダンパー7はバイパス風路16を開閉する。
熱交換換気運転時には、図1に示すように、風路切替ダンパー7がバイパス風路16を閉じることで、排気流が全熱交換器4を通過する。また、普通換気運転時には、図2に示すように、風路切替ダンパー7がバイパス風路16を開くことで、排気流が全熱交換器4を迂回してバイパス風路16を通過する。
なお、本実施の形態では、普通換気運転時において、排気流が全熱交換器4を迂回するようにしているが、給気流が全熱交換器4を迂回するようにしてもよい。また、普通換気運転時において、給気流及び排気流の両方が全熱交換器4を迂回するようにしてもよい。
リモコン9は、ユーザインタフェースであり、熱交換換気装置100の運転と停止の切り替え、熱交換換気運転と普通換気運転の切り替え、給気用送風機2及び排気用送風機3の風量の変更などの入力操作が可能である。
次に、図3を用いて全熱交換器4の詳細な構成について説明する。図3は、実施の形態1に係る全熱交換器4の構成の一部を示す斜視図である。図3において、斜線付きの矢印は給気流を示し、斜線無しの白い矢印は排気流を示す。
全熱交換器4は、シート状の仕切り部材41と波状に折り曲げられた間隔保持部材42とが交互に積層された積層構造を有する。2つの仕切り部材41と1つの間隔保持部材42とで、給気風路14又は排気風路15が形成される。また、間隔保持部材42は、仕切り部材41を挟む2つの間隔保持部材42の折り目が互いに直交するようにして積層される。これにより、給気風路14を通る給気流と排気風路15を通る排気流とが互いに直交するように、給気風路14及び排気風路15が積層方向に交互に形成される。
次に、図4を用いて、熱交換換気装置100の制御系について説明する。図4は、実施の形態1に係る熱交換換気装置100の制御ブロック図である。
図4に示すように、制御装置8には、第1の給気湿度センサ5で検出された湿度RHOAの情報、第1の排気湿度センサ6で検出された湿度RHEAの情報、及びリモコン9で入力された操作情報が入力される。制御装置8は、入力されたこれらの情報に基づいて、給気用送風機2、排気用送風機3、及び風路切替ダンパー7の動作を制御する。
制御装置8は、例えば、図5に示したハードウェア構成の処理回路として実現される。図5は、実施の形態1に係る処理回路のハードウェア構成の一例を示す図である。図5に示すように、制御装置8は、例えば、演算部であるプロセッサ21と、記憶部であるメモリ22と、を備える。プロセッサ21がメモリ22に記憶されたプログラムを実行することにより、制御装置8の各機能が実現される。なお、複数のプロセッサ及び複数のメモリが連携して、制御装置8の各機能が実現されるようにしてもよい。
次に、熱交換換気装置100の動作について説明する。熱交換換気運転時には、図1に示すように、制御装置8は、バイパス風路16を閉じるように風路切替ダンパー7を動作させるとともに、給気用送風機2及び排気用送風機3を運転させる。これにより、室内空気RAとの全熱交換を経た室外空気OAを供給空気SAとして室内に供給する。
また、普通換気運転時には、図2に示すように、制御装置8は、バイパス風路16を開くように風路切替ダンパー7を動作させるとともに、給気用送風機2及び排気用送風機3を運転させる。これにより、室内空気RAとの全熱交換を経ない室外空気OAをそのまま供給空気SAとして室内に供給する。
なお、熱交換換気運転と普通換気運転との切り替えは、リモコン9により手動で行うことができる。また、熱交換換気運転と普通換気運転との切り替えは、制御装置8が室内温度と室外温度とを比較して、自動で行うようにしてもよい。
また、給気用送風機2及び排気用送風機3は、多段階の風量で運転可能である。給気用送風機2及び排気用送風機3の風量は、リモコン9により手動で変更することができる。また、給気用送風機2及び排気用送風機3の風量は、制御装置8に記憶されている制御内容に従って自動で変更されるようにしてもよい。
また、第1の給気湿度センサ5及び第1の排気湿度センサ6は、給気用送風機2及び排気用送風機3の運転状態に関わらず常時湿度を検出する。第1の給気湿度センサ5及び第1の排気湿度センサ6で検出された湿度の情報は、定期的に制御装置8に送信される。
ここで、熱交換換気装置100が換気運転を停止した状態、すなわち、熱交換換気運転及び普通換気運転を行っておらず、給気用送風機2及び排気用送風機3が運転を停止した状態について説明する。この状態において、例えばトイレの換気扇等、建物内に設置された換気装置が排気運転を行っていると、熱交換換気装置100が設置された室内が負圧となり、給気風路14及び排気風路15の両方に室外空気が侵入してくることがある。
図6は、実施の形態1に係る熱交換換気装置100の構成を示す概略図であり、室外空気が給気風路14及び排気風路15の両方に侵入している状態を示す図である。図6において、斜線付きの矢印は室外空気の流れを示す。
図6に示すように、熱交換換気装置100が換気運転を停止している状態では、風路切替ダンパー7は、虫及びごみが室内へ入り込みにくいようバイパス風路16を閉じている。この状態では、給気風路14及び排気風路15に侵入した室外空気が全熱交換器4の内部の給気風路14及び排気風路15を通過するため、全熱交換器4は給気風路14と排気風路15の両方において室外空気に曝されることになる。
なお、熱交換換気装置100が換気運転を停止している状態において、風路切替ダンパー7はバイパス風路16を開いていてもよい。この場合であっても、室外空気が給気風路14及び排気風路15に侵入することで、全熱交換器4は給気風路14と排気風路15の両方において室外空気に曝されることになる。
ここで、給気風路14及び排気風路15に侵入する室外空気の湿度が雨等により高湿度である場合について考える。高湿度とは、例えば湿度が90%以上の場合である。このとき、全熱交換器4では高湿度の室外空気同士での全熱交換となるため、室外空気に含まれる水分を乾燥することができない。このため、全熱交換器4内で水分が凝縮して、全熱交換器4でドレン水が発生する恐れがある。
全熱交換器4から滴下したドレン水を受けるドレンパンを熱交換換気装置100が備えている場合であっても、ドレンパンの容量を超えるドレン水が発生した場合、ドレンパンからドレン水が溢れ、熱交換換気装置100の外部にドレン水が漏水する恐れがある。また、ドレンパンの容量を大きくすると熱交換換気装置100の大型化につながるため、ドレンパンの容量を小さくするためにも、ドレン水の発生を抑制する方が好ましい。
そこで、本実施の形態では、給気用送風機2及び排気用送風機3の運転の停止中において、給気風路14と排気風路15の両方において全熱交換器4が高湿度の室外空気に曝されていると想定される条件では排気用送風機3の運転を開始させる。これにより、比較的乾燥した室内空気を全熱交換器4に送り全熱交換器4を乾燥させることができるので、全熱交換器4でドレン水が発生するのを抑制することができる。
実施の形態1では、第1の排気湿度センサ6で検出された湿度RHEAが第1の閾値RHa以上、例えば90%以上である場合に、給気風路14と排気風路15の両方において全熱交換器4が高湿度の室外空気に曝されていると判定する。
ここで、給気用送風機2及び排気用送風機3の運転の停止中には、通常、排気用送風機3の運転時に排気風路15を流れていた排気流すなわち室内空気が排気風路15に残留している。そして、建築物衛生法では、空気調和設備が設けられている室内の湿度は40%以上70%以下に維持することが定められている。このため、排気風路15内の空気の湿度が例えば90%以上である場合には、排気風路15に存在する空気は室内空気ではなく、室外空気であると考えられる。また、排気吹出口11に接続されたダクトを介して排気風路15に室外空気が侵入している場合には、室内が負圧になっていると考えられるため、給気風路14にも室外空気が侵入していると考えられる。
このため、実施の形態1では、第1の排気湿度センサ6で検出された湿度RHEAが第1の閾値RHa以上である場合に、給気風路14と排気風路15の両方において全熱交換器4が高湿度の室外空気に曝されていると判定し、排気用送風機3の運転を開始させる。
次に、制御装置8の動作について図7を用いて説明する。図7は、実施の形態1に係る熱交換換気装置100の制御装置8の動作を示すフローチャート図である。
制御装置8は、リモコン9から運転指令、すなわち、熱交換換気運転又は普通換気運転の開始指令を受けると、ステップS1に進む。ステップS1において、制御装置8は、運転モードを開始し、給気用送風機2及び排気用送風機3の運転を開始させる。このとき、制御装置8は、リモコン9から熱交換換気運転の開始指令を受けた場合には風路切替ダンパー7がバイパス風路16を閉じるように制御し、普通換気運転の開始指令を受けた場合には風路切替ダンパー7がバイパス風路16を開くように制御する。
なお、制御装置8は、リモコン9からの運転指令を受けることにより運転モードを開始したが、運転モードの開始はリモコン9によるものには限られない。例えば、制御装置8がタイマーを備えている場合、リモコン9により予め設定された時刻に自動で運転モードを開始するようにしてもよい。
ステップS1において運転モードを開始すると、ステップS2において制御装置8はリモコン9から停止指令を受けたか否かを判定する。ステップS2において、制御装置8はリモコン9から停止指令を受けたと判定するとステップS3に進み、リモコン9から停止指令を受けていないと判定すると、ステップS2に戻る。
ステップS3において、制御装置8は、運転モードから停止モードに変更し、給気用送風機2及び排気用送風機3の運転を停止させる。
なお、ステップS2において、制御装置8は、リモコン9から停止指令を受けたと判定したときにステップS3に進み停止モードに変更したが、停止モードへの変更はリモコン9によるものには限られない。例えば、制御装置8がタイマーを備えている場合、リモコン9により予め設定された時刻になったときに自動で停止モードに変更するようにしてもよい。
ステップS4において、制御装置8は、停止モード時の状態を判定する。停止モード時の状態には、待機状態と乾燥運転状態がある。待機状態は、停止モード時において給気用送風機2及び排気用送風機3が運転を停止した状態である。乾燥運転状態は、停止モード時において排気用送風機3が運転した状態である。
ステップS3において停止モードに変更された直後においては、給気用送風機2及び排気用送風機3が運転を停止した待機状態にある。このため、制御装置8はステップS4において待機状態と判定し、ステップS5に進む。
ステップS5において、制御装置8は、第1の排気湿度センサ6で検出された湿度RHEAが第1の閾値RHa以上であるか否かを判定する。第1の閾値RHaは、例えば朝晩の低温時や降雨時等の高湿条件時に到達する室外の湿度である90%に設定するのがよい。なお、第1の閾値RHaは、90%でなくてもよく、全熱交換器4でドレン水が発生すると想定される湿度に設定すればよい。第1の閾値RHaは、制御装置8に予め設定されている。
ステップS5において、制御装置8は、第1の排気湿度センサ6で検出された湿度RHEAが第1の閾値RHa以上であると判定すると、ステップS6に進む。
ステップS6において、制御装置8は、停止モード時の状態を待機状態から乾燥運転状態に変更し、排気用送風機3の運転を開始させる。このとき、制御装置8は、熱交換換気運転時の風路になるように風路切替ダンパー7を動作させる。すなわち、風路切替ダンパー7がバイパス風路16を閉じていた場合にはバイパス風路16を閉じたままにし、風路切替ダンパー7がバイパス風路16を開いていた場合にはバイパス風路16を閉じる。これにより、室内の比較的乾燥した空気を全熱交換器4に送ることができ、全熱交換器4を乾燥させることができる。
なお、ステップS6においては、全熱交換器4に室内空気を送るために排気用送風機3のみを運転させればよく、給気用送風機2は運転させる必要はない。しかしながら、排気用送風機3のみを運転させると、排気過多となって室内が負圧になり、ドアの開閉が困難になる、音鳴りが発生する等の問題が発生する恐れがある。そこで、ステップS6では、全熱交換器4の乾燥効果は薄れるが、排気用送風機3だけでなく、給気用送風機2を運転させても良い。また、給気用送風機2を運転させる場合には、給気用送風機2の風量を排気用送風機3の風量より落とした状態で運転させれば、全熱交換器4の乾燥効果の低下を抑えつつ、室内が負圧になることによる問題を緩和することができる。
ステップS5において、制御装置8は、第1の排気湿度センサ6で検出された湿度RHEAが第1の閾値RHaより小さいと判定すると、ステップS8に進む。ステップS8において、制御装置8は、給気用送風機2及び排気用送風機3が運転を停止した待機状態を維持する。
ステップS6及びステップS8の次はステップS9に進む。ステップS9において、制御装置8は、リモコン9から運転指令を受けたか否かを判定する。ステップS9において、制御装置8が運転指令を受けていないと判定すると、ステップS4に戻る。
乾燥運転状態となった状態でステップS4に進むと、ステップS4において、制御装置8は、停止モードでの状態を乾燥運転状態と判定し、ステップS7に進む。
ステップS7において、制御装置8は、第1の給気湿度センサ5で検出された湿度RHOAが第1の閾値RHaより小さいか否かを判定する。
ここで、乾燥運転状態において排気用送風機3を運転させると、室内が負圧になるため、給気用送風機2の運転を停止させていても給気風路14には室外空気が侵入する。このため、第1の給気湿度センサ5で検出された湿度RHOAは室外空気の湿度に相当する。そして、室外空気が第1の閾値RHaより小さい場合には、給気風路14と排気風路15の両方に室外空気が侵入しても全熱交換器4でドレン水が発生する可能性は低い。
よって、制御装置8は、ステップS7において、第1の給気湿度センサ5で検出された湿度RHOAが第1の閾値RHaより小さいと判定すると、ステップS8に進み、停止モードでの状態を乾燥運転状態から待機状態に変更する。ステップS8において、制御装置8は、排気用送風機3の運転を停止させ、給気用送風機2も運転している場合には同時に給気用送風機2の運転も停止させる。
なお、乾燥運転状態となった直後に、ステップS8に進み、排気用送風機3の運転を停止させると、全熱交換器4が十分に乾燥されない懸念がある。そこで、ステップS7では、乾燥運転状態に変更されてからの経過時間を判定材料に加えてもよい。すなわち、ステップS7では、第1の給気湿度センサ5で検出された湿度RHOAが第1の閾値RHaより小さく、かつ、乾燥運転状態に変更されてからの経過時間が予め設定された設定時間、例えば30分間以上である場合にステップS8に進むようにしてもよい。これにより、乾燥運転状態となった直後に待機状態に切り替わり、全熱交換器4が十分に乾燥されないことを防止することができる。
また、ステップS7では、第1の給気湿度センサ5で検出された湿度RHOAが第1の閾値RHaより小さい状態が予め設定された設定時間、例えば5分間以上継続した場合にステップS8に進むようにしてもよい。これにより、室外空気の湿度が確実に第1の閾値RHaより小さくなった場合にのみ待機状態に切り替えるので、乾燥運転状態と待機状態とが頻繁に切り替えられるのを防止することができる。
また、ステップS7では、第1の給気湿度センサ5で検出された湿度RHOAを用いずに、乾燥運転状態に変更されてからの経過時間が予め設定された設定時間、例えば30分間以上である場合にステップS8に進むようにしてもよい。これにより、熱交換換気装置100が第1の給気湿度センサ5を備える必要がなくなるため、部品点数を削減することができる。
ステップS7において、制御装置8は、第1の給気湿度センサ5で検出された湿度RHOAが第1の閾値RHa以上であると判定した場合には、ステップS6に進み、乾燥運転状態を継続する。
停止モード時において乾燥運転状態又は待機状態となっている中で、リモコン9からの運転指令が制御装置8に送られると、ステップS9において、制御装置8は運転指令を受けたと判定し、ステップS10に進む。
ステップS10において、制御装置8は、停止モードから運転モードに変更し、給気用送風機2及び排気用送風機3の運転を開始させる。このとき、制御装置8は、リモコン9から熱交換換気運転の開始指令を受けた場合には風路切替ダンパー7がバイパス風路16を閉じるように制御し、普通換気運転の開始指令を受けた場合には風路切替ダンパー7がバイパス風路16を開くように制御する。
実施の形態1に係る熱交換換気装置100によれば、給気用送風機2及び排気用送風機3の運転の停止中に、第1の排気湿度センサ6で検出された湿度RHEAが第1の閾値RHa以上となった場合、排気用送風機3の運転を開始させる。したがって、給気風路14及び排気風路15に高湿度の室外空気が侵入した場合には、室内の比較的乾燥した空気を全熱交換器4に送ることができるので、高湿度の室外空気によって全熱交換器4でドレン水が発生するのを抑制することができる。
なお、第1の排気湿度センサ6は、排気風路15において排気用送風機3よりも室外側、すなわち、排気用送風機3と排気吹出口11との間に設けられている。これにより、風路切替ダンパー7の開閉状態に関わらず、排気風路15に侵入した室外空気が第1の排気湿度センサ6を通過するため、排気風路15に侵入した室外空気の湿度を正確に検出することができる。また、停止モード時の乾燥運転状態において排気用送風機3が形成する排気流の空気を検出することにも用いることができる。
実施の形態2.
図8を用いて、実施の形態2の熱交換換気装置100について説明する。図8は、実施の形態2に係る熱交換換気装置100の制御装置8の動作を示すフローチャート図である。
実施の形態1では、給気用送風機2及び排気用送風機3の運転の停止中において、排気湿度検出手段で検出された湿度が閾値以上となった場合に、排気用送風機3の運転を開始させていた。一方、実施の形態2では、給気用送風機2及び排気用送風機3の運転の停止中において、排気湿度検出手段で検出された湿度及び給気湿度検出手段で検出された湿度の両方が閾値以上となった場合に、排気用送風機3の運転を開始させる。
実施の形態2の熱交換換気装置100は、実施の形態1と同様、排気湿度検出手段として第1の排気湿度センサ6を備え、給気湿度検出手段として第1の給気湿度センサ5を備える。実施の形態2の熱交換換気装置100の構成は、実施の形態1の熱交換換気装置100と同様であるため、説明を省略する。
図8に示すように、実施の形態2では、実施の形態1のステップS5がステップS21に代わる。ステップS21では、制御装置8は、第1の排気湿度センサ6で検出された湿度RHEAが第1の閾値RHa以上であり、かつ、第1の給気湿度センサ5で検出された湿度RHOAが第1の閾値RHa以上であるか否かを判定する。
ステップS21において、制御装置8は、第1の排気湿度センサ6で検出された湿度RHEAが第1の閾値RHa以上であり、かつ、第1の給気湿度センサ5で検出された湿度RHOAが第1の閾値RHa以上であると判定すると、ステップS6に進み、停止モード時の状態を待機状態から乾燥運転状態に変更する。
ステップS21において、制御装置8は、第1の排気湿度センサ6で検出された湿度RHEAが第1の閾値RHa以上であり、かつ、第1の給気湿度センサ5で検出された湿度RHOAが第1の閾値RHa以上である、という条件を満たさないと判定すると、ステップS8に進み、待機状態を維持する。
ステップS21以外の動作は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
実施の形態2の熱交換換気装置100によれば、給気用送風機2及び排気用送風機3の運転の停止中において、第1の排気湿度センサ6で検出された湿度RHEA及び第1の給気湿度センサ5で検出された湿度RHOAの両方が第1の閾値RHa以上となった場合に、排気用送風機3の運転を開始させる。このため、実施の形態1と比較して、給気風路14と排気風路15の両方に高湿度の室外空気が侵入していることをより確実に検知することができ、より精度の高い制御で全熱交換器4でのドレン水の発生を抑制することができる。
実施の形態3.
図9及び図10を用いて、実施の形態3の熱交換換気装置100について説明する。図9は、実施の形態3に係る熱交換換気装置100の構成を示す概略図であり、熱交換換気運転時の状態を示す図である。図10は、実施の形態3に係る熱交換換気装置100の制御装置8の動作を示すフローチャート図である。
実施の形態1では、排気湿度検出手段として第1の排気湿度センサ6を備える熱交換換気装置100を例として説明した。一方、実施の形態3の熱交換換気装置100は、排気湿度検出手段として第1の排気湿度センサ6の代わりに第2の排気湿度センサ17を備える。図9に示すように、第2の排気湿度センサ17は、排気風路15において全熱交換器4よりも室内側、すなわち、全熱交換器4と排気吸込口13との間に設けられる。第2の排気湿度センサ17は、排気風路15における全熱交換器4よりも室内側の空気の湿度RHRAを検出する。
実施の形態3では、給気用送風機2及び排気用送風機3の運転の停止中において、第1の給気湿度センサ5で検出された湿度RHOAが第1の閾値RHa以上であり、かつ、第2の排気湿度センサ17で検出された湿度RHRAが第2の閾値RHb以上となった場合に、排気用送風機3の運転を開始させる。
ここで、第2の閾値RHbは、第1の給気湿度センサ5で検出された湿度RHOAから予め設定された設定値、例えば5%を減算した値に設定する。すなわち、RHb=RHOA-5%である。そして、第2の排気湿度センサ17で検出された湿度RHRAが第2の閾値RHb以上、すなわち、RHRA≧RHbとなるとき、第1の給気湿度センサ5で検出された湿度RHOAと第2の排気湿度センサ17で検出された湿度RHRAとの差は予め設定された設定値、例えば5%以下である。すなわち、RHOA-RHRA≦5%である。
よって、第1の給気湿度センサ5で検出された湿度RHOAが第1の閾値RHa以上であり、かつ、第2の排気湿度センサ17で検出された湿度RHRAが第2の閾値RHb以上であるか否かを判定することにより、実際に高湿度の室外空気が全熱交換器4を通って室内に逆流していることを、実施の形態1よりも確実に検知することができる。
図10に示すように、実施の形態3では、実施の形態1のステップS5がステップS31に代わる。ステップS31において、制御装置8は、第1の給気湿度センサ5で検出された湿度RHOAが第1の閾値RHa以上であり、かつ、第2の排気湿度センサ17で検出された湿度RHRAが第2の閾値RHb以上であるか否かを判定する。
ステップS31において、制御装置8は、第1の給気湿度センサ5で検出された湿度RHOAが第1の閾値RHa以上であり、かつ、第2の排気湿度センサ17で検出された湿度RHRAが第2の閾値RHb以上であると判定すると、ステップS6に進み、停止モード時の状態を待機状態から乾燥運転状態に変更する。
ステップS31において、制御装置8は、第1の給気湿度センサ5で検出された湿度RHOAが第1の閾値RHa以上であり、かつ、第2の排気湿度センサ17で検出された湿度RHRAが第2の閾値RHb以上である、という条件を満たさないと判定すると、ステップS8に進み、待機状態を維持する。
ステップS31以外の動作は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
実施の形態3の熱交換換気装置100によれば、給気用送風機2及び排気用送風機3の運転の停止中において、第1の給気湿度センサ5で検出された湿度RHOAが第1の閾値RHa以上であり、かつ、第2の排気湿度センサ17で検出された湿度RHRAが第2の閾値RHb以上である場合に、排気用送風機3の運転を開始させる。これにより、実施の形態1と比較して、実際に高湿度の室外空気が全熱交換器4を通って室内に逆流していることをより確実に検知することができ、より精度の高い制御で全熱交換器4でのドレン水の発生を抑制することができる。
なお、実施の形態3では、第2の閾値RHbを、第1の給気湿度センサ5で検出された湿度RHOAから予め設定された設定値を減算した値に設定したが、第2の閾値RHbの設定方法はこの方法に限られない。
例えば、実施の形態1と同様、排気湿度検出手段として排気風路15における全熱交換器4よりも室外側の空気の湿度を検出する第1の排気湿度センサ6を備える場合、第2の閾値RHbを、第1の排気湿度センサ6で検出された湿度RHEAから予め設定された設定値を減算した値に設定してもよい。この場合、熱交換換気装置100が第1の給気湿度センサ5を備える必要はなく、給気用送風機2及び排気用送風機3の運転の停止中に、第1の排気湿度センサ6で検出された湿度が第1の閾値以上であり、かつ、第2の排気湿度センサ17で検出された湿度が第2の閾値以上となった場合に、排気用送風機3の運転を開始させるようにすればよい。
この場合であっても、実施の形態1と比較して、実際に高湿度の室外空気が全熱交換器4を通って室内に逆流していることをより確実に検知することができ、より精度の高い制御で全熱交換器4でのドレン水の発生を抑制することができる。
また、第2の閾値RHbは、制御装置8に予め設定されていてもよい。例えば、第1の閾値RHaを90%と設定し、第2の閾値RHbを85%と設定してもよい。
また、実施の形態3では、第2の排気湿度センサ17は、排気風路15において風路切替ダンパー7よりも室内側、すなわち、排気風路15における風路切替ダンパー7と排気吸込口13との間に設けるのがよい。これにより、風路切替ダンパー7の開閉状態に関わらず、排気風路15に侵入した室外空気の湿度を検出することができ、また、熱交換換気運転時及び普通換気運転時において室内空気の湿度を検出するために用いることもできる。
なお、第2の排気湿度センサ17は、排気風路15において風路切替ダンパー7よりも室外側、すなわち、排気風路15における全熱交換器4と風路切替ダンパー7との間に設けてもよい。この場合であっても、風路切替ダンパー7がバイパス風路16を閉じている場合には、排気風路15に侵入し全熱交換器4を通過した室外空気の湿度を検出することができる。
実施の形態4.
図11及び図12を用いて、実施の形態4の熱交換換気装置100について説明する。図11は、実施の形態4に係る熱交換換気装置100を備えた空気調和システム1000の構成を示す図である。図12は、実施の形態4に係る制御装置300の動作を示すフローチャート図である。
図11に示すように、空気調和システム1000は、熱交換換気装置100と、空気調和装置200と、制御装置300と、を備える。図11では、2つの換気空間500にそれぞれ、1つの熱交換換気装置100と2つの空気調和装置200とが設置された空気調和システム1000を示しているが、換気空間500、熱交換換気装置100及び空気調和装置200の数は一例であり、適宜変更可能である。
熱交換換気装置100の構成は、実施の形態1から3と同様であるため、説明を省略する。空気調和装置200は、例えば、冷房運転、暖房運転、及び除湿運転を運転可能なものであり、室内へ調和された空気を送る。また、熱交換換気装置100と空気調和装置200とは通信手段400によって接続されており、通信手段400を介して互いに運転状態を送受信可能である。また、制御装置300は、熱交換換気装置100及び空気調和装置200の運転を制御する集中制御装置であり、熱交換換気装置100及び空気調和装置200と通信手段400によって接続されている。
ここで、換気空間500内の空気の湿度が高い場合、すなわち、換気空間500内の空気の湿度が全熱交換器4の乾燥を促進できるほど十分に低くない場合、熱交換換気装置100が乾燥運転状態で排気用送風機3を運転しても、全熱交換器4が十分に乾燥されない可能性がある。
そこで、制御装置300は、乾燥運転状態で排気用送風機3の運転を開始させた場合、熱交換換気装置100と同一の換気空間500に設置された空気調和装置200が除湿運転を開始するように制御する。
図12に示すように、実施の形態4の制御装置300の動作は、実施の形態1の制御装置8の動作と同様である。実施の形態4では、ステップS6とステップS9との間にステップS41からステップS43が加わっている点が、実施の形態1とは異なる。
図12に示すように、制御装置300は、ステップS6において、停止モードでの状態を待機状態から乾燥運転状態に変更し、排気用送風機3の運転を開始させると、ステップS41に進む。
ステップS41において、制御装置300は、換気空間500内の空気の湿度RHRAが予め設定されている閾値RHcよりも大きいか否かを判定する。
ここで、実施の形態4の熱交換換気装置100は、実施の形態3と同様、排気風路15における全熱交換器4よりも室内側の空気の湿度RHRAを検出する第2の排気湿度センサ17を備え、第2の排気湿度センサ17により換気空間500内の空気の湿度RHRAを検出する。なお、熱交換換気装置100が第2の排気湿度センサ17を備えない場合は、空気調和装置200が備える室内湿度センサを用いて、換気空間500内の空気の湿度RHRAを検出してもよい。
ステップS41において、制御装置300は、室内の湿度RHRAが予め設定されている閾値RHcより大きいと判定すると、ステップS42に進み、熱交換換気装置100と同一の換気空間500に設置された空気調和装置200の除湿運転を開始させる。
ステップS41において、制御装置300は、室内の湿度RHRAが予め設定されている閾値RHc以下であると判定すると、ステップS43に進む。ステップS43において、制御装置300は、空気調和装置200が除湿運転を実施している場合には除湿運転を停止させ、空気調和装置200が除湿運転を実施していない場合には除湿運転を停止した状態を維持する。
ステップS41からステップS43以外の動作については実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
実施の形態4の空気調和システム1000によれば、給気用送風機2及び排気用送風機3の運転の停止中に、排気湿度検出手段で検出された湿度が閾値以上となった場合、排気用送風機3の運転を開始させるとともに、空気調和装置200の除湿運転を開始させる。これにより、換気空間500内の湿度が低下するため、湿度が低下した室内空気を全熱交換器4に送ることができ、全熱交換器4の乾燥を促進することができる。
なお、空気調和装置200に除湿運転を実施させることにより、消費電力の悪化が見込まれる。そこで、消費電力の悪化を最小限に抑えるため、ステップS41で使用する閾値RHcは、できるだけ高い値、具体的には、全熱交換器4を乾燥する効果のある室内湿度の上限に設定するのがよい。
また、熱交換換気装置100は、全熱交換器4を素早く乾燥させる速乾モードを備えていてもよい。速乾モードとは、換気空間500内の空気の湿度に関わらず、空気調和装置200に除湿運転を実施させるモードである。すなわち、制御装置8は、リモコン9により速乾モードが許可されていれば、ステップS41において室内の湿度RHRAが閾値RHcよりも大きいか否かを判定せず、ステップS42に進んで空気調和装置200に除湿運転を実施させ、速乾モードが許可されていなければステップS43に進んで除湿運転を実施しないようにする。
また、実施の形態4では、空気調和装置200に除湿運転を実施させるようにしたが、空気調和装置200に暖房運転を実施させて室内温度を上昇させることにより、相対湿度を下げて室内空気を乾燥させるようにしてもよい。
また、実施の形態4の図12のフローチャートでは、実施の形態1のステップS6とステップS9と間にステップS41からステップS43を加えているが、実施の形態2又は3のステップS6とステップS9との間にステップS41からステップS43を加えてもよい。
また、実施の形態4では、制御装置300が図12のフローチャートに従った制御を行っているが、熱交換換気装置100が備える制御装置8が図12のフローチャートに従って熱交換換気装置100及び空気調和装置200を制御するようにしてもよい。
また、実施の形態4では、空気調和装置200に除湿運転を実施させることで換気空間500内の空気を乾燥させるようにしたが、空気調和装置200でなく熱交換換気装置100が換気空間500の空気を乾燥できるようにしてもよい。図13は、実施の形態4の変形例に係る熱交換換気装置100の構成を示す概略図であり、熱交換換気運転時の状態を示す図である。
図13に示すように、給気風路14における全熱交換器4より室内側、すなわち、全熱交換器4と給気吹出口12との間に、給気流を除湿する空調用コイル18を設けてもよい。この場合、制御装置300は、給気用送風機2及び排気用送風機3の運転の停止中に、第1の排気湿度センサ6で検出された湿度が閾値以上となった場合、排気用送風機3の運転を開始させるとともに、空調用コイル18の運転を開始させる。これにより、空調用コイル18により除湿した室外空気を換気空間500に送るので、換気空間500内の空気を乾燥させることができる。なお、制御装置8は、空調用コイル18の運転を開始させるとき、給気用送風機2の運転も同時に開始させてもよい。また、排気用送風機3の運転による室内の負圧により室外空気が給気風路14を介して室内に取り込まれると考えられるため、給気用送風機2は停止したままであってもよい。
以上の実施の形態に示した構成は、本開示の一例を示すものであり、別の公知技術と組み合わせることも可能であるし、本開示の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略又は変更することも可能である。
例えば、実施の形態1の熱交換換気装置100は、排気風路15内の空気の湿度を検出する排気湿度検出手段として第1の排気湿度センサ6を備えているが、排気湿度検出手段は、実施の形態3のように、排気風路15における全熱交換器4よりも室内側の空気の湿度を検出する第2の排気湿度センサ17であってもよい。
この場合であっても、排気風路15における全熱交換器4よりも室内側の空気の湿度が第1の閾値RHa以上であれば、排気風路15に高湿度の室外空気が侵入していると考えられるため、給気風路14と排気風路15の両方において全熱交換器4が高湿度の室外空気に曝されていることを判定することができる。また、排気風路15における全熱交換器4よりも室内側の空気の湿度を検出するので、実際に高湿度の室外空気が全熱交換器4を通って室内に逆流していることをより確実に検知することができる。
また、排気湿度検出手段は、全熱交換器4内の排気風路15の空気の湿度を検出するセンサであってもよい。この場合であっても、全熱交換器4内の排気風路15の空気の湿度が第1の閾値RHa以上であれば、排気風路15に高湿度の室外空気が侵入していると考えられるため、給気風路14と排気風路15の両方において全熱交換器4が高湿度の室外空気に曝されていることを判定することができる。また、全熱交換器4内の排気風路15の空気の湿度を検出するので、実際に全熱交換器4が高湿度の室外空気に曝されていることをより確実に検知することができる。
以上のように、排気湿度検出手段が第1の排気湿度センサ6以外のものであっても、排気風路15内の空気の湿度を検出する排気湿度検出手段を備えていれば、給気用送風機2及び排気用送風機3の停止中において、排気湿度検出手段で検出された湿度が閾値以上となった場合に、排気用送風機3の運転を開始させることにより、実施の形態1の効果は得られる。
また、実施の形態2の熱交換換気装置100が備える排気湿度検出手段も、実施の形態1と同様、第1の排気湿度センサ6に限られず、排気風路15内の空気の湿度を検出できるものであればよい。また、熱交換換気装置100の給気湿度検出手段も、第1の給気湿度センサ5に限られず、給気風路14内の空気の湿度を検出できるものであればよい。すなわち、熱交換換気装置100は、給気湿度検出手段として、第1の給気湿度センサ5の代わりに、給気風路14における全熱交換器4よりも室内側の空気の湿度を検出するセンサを備えていてもよいし、全熱交換器4内の給気風路14の空気の湿度を検出するセンサを備えていてもよい。
また、実施の形態1から4では、風路切替ダンパー7を備えた熱交換換気装置100を例に説明したが、風路切替ダンパー7を備えない熱交換換気装置100であってもよい。この場合であっても、給気用送風機2及び排気用送風機3の運転の停止中に、給気風路14と排気風路15の両方において全熱交換器4が高湿度の室外空気に曝されている条件となったときに排気用送風機3の運転を開始させると、比較的乾燥した室内空気が全熱交換器4を通過するため、全熱交換器4でドレン水が発生するのを抑制することができる。
以上のように、本開示に係る熱交換換気装置は、全熱交換器におけるドレン水の発生を防止できる点で有用であり、湿度情報を用いて送風機を制御する熱交換換気装置に適する。
1 ケーシング、2 給気用送風機、3 排気用送風機、4 全熱交換器、5 第1の給気湿度センサ、6 第1の排気湿度センサ、7 風路切替ダンパー、8 制御装置、9 リモコン、10 給気吸込口、11 排気吹出口、12 給気吹出口、13 排気吸込口、14 給気風路、15 排気風路、16 バイパス風路、17 第2の排気湿度センサ、18 空調用コイル、21 プロセッサ、22 メモリ、41 仕切り部材、42 間隔保持部材、100 熱交換換気装置、200 空気調和装置、300 制御装置、400 通信手段、500 換気空間、1000 空気調和システム。

Claims (13)

  1. 室内及び室外と連通する給気風路と、
    前記室内及び前記室外と連通する排気風路と、
    前記給気風路に設けられ、前記室外から前記室内へ向かう給気流を形成する給気用送風機と、
    前記排気風路に設けられ、前記室内から前記室外へ向かう排気流を形成する排気用送風機と、
    前記給気流と前記排気流との間で全熱交換を行う全熱交換器と、
    前記排気風路内の空気の湿度を検出する排気湿度検出手段と、
    前記給気用送風機及び前記排気用送風機の運転の停止中に、前記排気湿度検出手段で検出された湿度が閾値以上となった場合、前記排気用送風機の運転を開始させる制御装置と、
    を備えた熱交換換気装置。
  2. 前記排気湿度検出手段は、前記排気風路における前記全熱交換器よりも前記室外側の空気の湿度を検出する第1の排気湿度センサを有し、
    前記制御装置は、前記給気用送風機及び前記排気用送風機の運転の停止中に、前記第1の排気湿度センサで検出された湿度が第1の閾値以上となった場合、前記排気用送風機の運転を開始させる請求項1に記載の熱交換換気装置。
  3. 前記排気湿度検出手段は、前記排気風路における前記全熱交換器よりも前記室外側の空気の湿度を検出する第1の排気湿度センサと、前記排気風路における前記全熱交換器よりも前記室内側の空気の湿度を検出する第2の排気湿度センサと、を有し、
    前記制御装置は、前記給気用送風機及び前記排気用送風機の運転の停止中に、前記第1の排気湿度センサで検出された湿度が第1の閾値以上であり、かつ、前記第2の排気湿度センサで検出された湿度が第2の閾値以上となった場合、前記排気用送風機の運転を開始させる請求項1に記載の熱交換換気装置。
  4. 前記第2の閾値は、前記第1の排気湿度センサで検出された湿度から予め設定された設定値を減算した値である請求項3に記載の熱交換換気装置。
  5. 前記給気風路における前記全熱交換器よりも前記室外側の空気の湿度を検出する第1の給気湿度センサを備え、
    前記制御装置は、前記排気用送風機の運転を開始させた後、前記第1の給気湿度センサで検出された湿度が前記第1の閾値よりも小さくなった場合、前記排気用送風機の運転を停止させる請求項2から4のいずれか一項に記載の熱交換換気装置。
  6. 前記給気風路内の空気の湿度を検出する給気湿度検出手段を備え、
    前記制御装置は、前記給気用送風機及び前記排気用送風機の運転の停止中に、前記排気湿度検出手段で検出された湿度及び前記給気湿度検出手段で検出された湿度が閾値以上となった場合、前記排気用送風機の運転を開始させる請求項1に記載の熱交換換気装置。
  7. 前記排気湿度検出手段は、前記排気風路における前記全熱交換器よりも前記室外側の空気の湿度を検出する第1の排気湿度センサを有し、
    前記給気湿度検出手段は、前記給気風路における前記全熱交換器よりも前記室外側の空気の湿度を検出する第1の給気湿度センサを有し、
    前記制御装置は、前記給気用送風機及び前記排気用送風機の運転の停止中に、前記第1の排気湿度センサで検出された湿度及び前記第1の給気湿度センサで検出された湿度が第1の閾値以上となった場合、前記排気用送風機の運転を開始させる請求項6に記載の熱交換換気装置。
  8. 前記排気湿度検出手段は、前記排気風路における前記全熱交換器よりも前記室内側の空気の湿度を検出する第2の排気湿度センサを有し、
    前記給気湿度検出手段は、前記給気風路における前記全熱交換器よりも前記室外側の空気の湿度を検出する第1の給気湿度センサを有し、
    前記制御装置は、前記給気用送風機及び前記排気用送風機の運転の停止中に、前記第1の給気湿度センサで検出された湿度が第1の閾値以上であり、かつ、前記第2の排気湿度センサで検出された湿度が第2の閾値以上となった場合、前記排気用送風機の運転を開始させる請求項6に記載の熱交換換気装置。
  9. 前記第2の閾値は、前記第1の給気湿度センサで検出された湿度から予め設定された設定値を減算した値である請求項8に記載の熱交換換気装置。
  10. 前記制御装置は、前記排気用送風機の運転を開始させた後、前記第1の給気湿度センサで検出された湿度が前記第1の閾値よりも小さくなった場合、前記排気用送風機の運転を停止させる請求項7から9のいずれか一項に記載の熱交換換気装置。
  11. 前記給気流及び前記排気流が前記全熱交換器を通過する熱交換換気運転時の風路と、前記給気流及び前記排気流の少なくとも一方が前記全熱交換器を迂回する普通換気運転時の風路と、を切り替える風路切替ダンパーを備え、
    前記制御装置は、前記排気用送風機の運転を開始させるとき、前記熱交換換気運転時の風路になるように前記風路切替ダンパーを動作させる請求項1から10のいずれか一項に記載の熱交換換気装置。
  12. 前記給気風路に設けられ、前記給気流を除湿する空調用コイルを備え、
    前記制御装置は、前記排気用送風機の運転を開始させるとともに、前記空調用コイルの運転を開始させる請求項1から11のいずれか一項に記載の熱交換換気装置。
  13. 室内及び室外と連通する給気風路、前記室内及び前記室外と連通する排気風路、前記給気風路に設けられ前記室外から前記室内へ向かう給気流を形成する給気用送風機、前記排気風路に設けられ前記室内から前記室外へ向かう排気流を形成する排気用送風機、前記給気流と前記排気流との間で全熱交換を行う全熱交換器、及び前記排気風路内の空気の湿度を検出する排気湿度検出手段を備えた熱交換換気装置と、
    前記室内へ調和された空気を送る空気調和装置と、
    前記給気用送風機及び前記排気用送風機の運転の停止中に、前記排気湿度検出手段で検出された湿度が閾値以上となった場合、前記排気用送風機の運転を開始させるとともに、前記空気調和装置の除湿運転を開始させる制御装置と、
    を備えた空気調和システム。
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