JP7377169B2 - ルアー - Google Patents

ルアー Download PDF

Info

Publication number
JP7377169B2
JP7377169B2 JP2020102238A JP2020102238A JP7377169B2 JP 7377169 B2 JP7377169 B2 JP 7377169B2 JP 2020102238 A JP2020102238 A JP 2020102238A JP 2020102238 A JP2020102238 A JP 2020102238A JP 7377169 B2 JP7377169 B2 JP 7377169B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
lure
elastic member
coil spring
point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020102238A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021193921A (ja
Inventor
卓朗 山根
辰朗 川▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimano Inc
Original Assignee
Shimano Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimano Inc filed Critical Shimano Inc
Priority to JP2020102238A priority Critical patent/JP7377169B2/ja
Priority to TW110110752A priority patent/TWI840660B/zh
Priority to KR1020210041111A priority patent/KR20210154715A/ko
Priority to US17/246,475 priority patent/US11785927B2/en
Priority to CN202110505337.8A priority patent/CN113796360A/zh
Priority to DE102021205401.3A priority patent/DE102021205401A1/de
Publication of JP2021193921A publication Critical patent/JP2021193921A/ja
Priority to US18/367,335 priority patent/US20230413794A1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP7377169B2 publication Critical patent/JP7377169B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K85/00Artificial bait for fishing
    • A01K85/1837Artificial bait for fishing weighted
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K85/00Artificial bait for fishing
    • A01K85/16Artificial bait for fishing with other than flat, or substantially flat, undulating bodies, e.g. plugs
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K85/00Artificial bait for fishing
    • A01K85/16Artificial bait for fishing with other than flat, or substantially flat, undulating bodies, e.g. plugs
    • A01K85/18Artificial bait for fishing with other than flat, or substantially flat, undulating bodies, e.g. plugs in two or more pieces
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K85/00Artificial bait for fishing
    • A01K85/01Artificial bait for fishing with light emission, sound emission, scent dispersal or the like
    • A01K85/015Artificial bait for fishing with light emission, sound emission, scent dispersal or the like with light emission
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K85/00Artificial bait for fishing
    • A01K85/01Artificial bait for fishing with light emission, sound emission, scent dispersal or the like
    • A01K85/017Artificial bait for fishing with light emission, sound emission, scent dispersal or the like with sound emission
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K85/00Artificial bait for fishing
    • A01K85/1841Artificial bait for fishing with adjustable direction or buoyancy control
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K91/00Lines
    • A01K91/06Apparatus on lines not otherwise provided for, e.g. automatic hookers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K97/00Accessories for angling
    • A01K97/02Devices for laying ground-bait, e.g. chum dispensers, e.g. also for throwing ground-bait

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Marine Sciences & Fisheries (AREA)

Description

本発明は、釣りに用いられるルアーに関する。
オオクチバス、ブリ及びその幼魚、スズキ等の大型の魚は、小魚を補食する。これら大型の魚は、フィッシュイーターと称されている。フィッシュイーターを捕獲する手段として、ルアーフィッシングが普及している。ルアーフィッシングでは、小魚等のベイトに疑似されたルアーが用いられる。ルアーは、キャストされることにより空中を飛行し、やがて着水する。ラインが巻かれることで、ルアーは水中を泳ぐ。このルアーをベイトと勘違いしたフィッシュイーターは、ルアーに食いつく。ルアーに取り付けられたフックがフィッシュイーターに刺さり、フィッシュイーターが釣り上げられる。
一般的なルアーは、ボディと、このボディに内蔵された重錘とを備えている。重錘の位置は、ルアーの飛行中の姿勢に影響する。飛行中の姿勢が適正となるように重錘位置が設定されたルアーは、遠くまで飛びやすい。また、重錘の位置は、ルアーの水中での姿勢に影響する。水中での姿勢が適正となるように重錘位置が設定されたルアーは、フィッシュイーターにアピールする。このルアーは、高いヒット率が達成されうる。
特開2011-229423公報及び特開2015-173645公報には、重心移動機構を備えたルアーが開示されている。このルアーのボディ内には、ルアーの長手方向(前後方向)に移動しうる重錘と、重錘のテール側に位置し重錘をヘッド方向に付勢する圧縮コイルバネとが内蔵されている。このルアーがキャストされたとき、重錘は、慣性により圧縮コイルバネを圧縮してテール側に移動する。ルアーが着水したとき、重錘は、圧縮コイルバネによってヘッド側に押し戻される。この重錘の移動により、ルアーの飛行中での適正な姿勢と、水中での適正な姿勢とが実現されている。
特開2011-229423公報には、ルアーの長手方向(前後方向)に移動しうる重錘と、重錘のヘッド側に位置し重錘をヘッド方向に付勢する引張コイルバネとが内蔵されたルアーも開示されている。このルアーがキャストされたとき、重錘は、慣性により引張コイルバネを引き伸ばしてテール側に移動する。ルアーが着水したとき、重錘は、引張コイルバネによってヘッド側に引き戻される。この重錘の移動により、飛行中での適正な姿勢と、水中での適正な姿勢及び動きとが実現されている。
特開2011-229423公報 特開2015-173645公報
コイルバネを重錘のテール側に配置させたルアーでは、この圧縮バネが障害物となり、重錘はテール側の端まで移動できない。飛行中での適正な姿勢が実現できないことが起こりうる。また、コイルバネを重錘のテール側又はヘッド側のいずれに配置させても、重錘とコイルバネとが直列に並ぶため、この重心移動機構の長さは長くなる。近年、ルアーの多機能化により、ルアーの内部には、光反射機構や発音機構等の、種々の機構が埋め込まれている。これらの機構の埋め込み等により、重心移動機構を埋め込む位置が制限され、重心移動機構での重心移動の範囲が制限されることがある。
本発明の目的は、制限された範囲内で最大限の重心移動が可能な重心移動機構を有し、優れた空中姿勢及び水中姿勢が実現されたルアーの提供にある。
本発明に係るルアーは、中空であって、前部のヘッド及び後部のテールを有するボディと、前記ボディの内部に前後方向に移動可能に内蔵された重錘と、前記ボディに内蔵され、前記重錘の前後方向の移動を案内する案内部材と、前記ボディに内蔵され、前記重錘を前方に付勢する弾性部材と、を備えている。前記重錘が前記弾性部材の付勢力に抗して後方に移動しうるように構成されている。前記重錘及び前記弾性部材の一方が他方の内側に入り込んでいる。
好ましくは、前記重錘が収容空間を備えており、前記弾性部材が前記収容空間に入り込んでいる。
好ましくは、重錘は、その前部又は後部に、前記収容空間への入り口を有する。
好ましくは、前記収容空間は、穴又は溝である。
他の実施形態として、弾性部材がコイルバネであり、前記コイルバネの内側に前記重錘が入り込んでいてもよい。
好ましくは、前記弾性部材は、前記ボディと接続する第一点と、前記第一点より後方に位置し前記重錘と接続する第二点と、を備え、キャスト時に後方に移動する前記重錘によって引張される。このとき、好ましくは、前記弾性部材の最大付勢力Fの前記重錘の重量Wに対する比F/Wは、1.0以上4.0以下である。
他の実施形態として、前記弾性部材が、前記ボディと接続する第一点と、前記第一点より前方に位置し前記重錘と接続する第二点と、を備え、キャスト時に後方に移動する前記重錘によって圧縮されてもよい。このとき、好ましくは、前記弾性部材の最大付勢力Fの前記重錘の重量Wに対する比F/Wは、1.0以上4.0以下である。
好ましくは、前記重錘の密度は18.0g/cm以上である。
好ましくは、前記案内部材は、前記ボディに取り付けられ、前記重錘を前後に貫通する。
本発明に係るルアーでは、重錘及び弾性部材の一方が他方の内側に入り込んでいる。重錘と弾性部材とは、重なりを有する。これにより、重錘をテール側の端まで移動するのが可能となっている。このルアーでは、制限された範囲内で必要な重心移動が可能な重心移動機構が実現されている。この重心移動機構により、ルアーの優れた空中姿勢及び水中姿勢が実現されている。
図1は、本発明の一実施形態に係るルアーが示された側面図である。 図2は、図1のルアーを前後方向に切った断面図である。 図3(a)は、図2のルアーのIIIa-IIIa線に沿った断面図であり、図3(b)は、図2のルアーのIIIb-IIIb線に沿った断面図である。 図4は、図1のルアーがキャストされたときの状態を時系列に示す側面図である 図5は、図2のルアーの重錘が移動した後の状態が示された断面図である。 図6(a)は本発明の他の実施形態に係るルアーが示された断面図であり、図6(b)は図6(a)のルアーの重錘が移動した後の状態が示された断面図である。 図7(a)は本発明のさらに他の実施形態に係るルアーが示された断面図であり、図7(b)は図7(a)のルアーの重錘が移動した後の状態が示された断面図である。 図8(a)は本発明のさらに他の実施形態に係るルアーが示された断面図であり、図8(b)は図8(a)のルアーの重錘が移動した後の状態が示された断面図である。 図9(a)は本発明のさらに他の実施形態に係るルアーを前後方向に切った断面図であり、図9(b)は図9(a)のルアーを左右方向に切った断面図であり、図9(c)及び(d)は本発明のさらに他の実施形態に係るルアーを左右方向に切った断面図である。 図10(a)は本発明のさらに他の実施形態に係るルアーを前後方向に切った断面図であり、図10(b)は図10(a)のルアーを左右方向に切った断面図であり、図10(c)及び(d)は本発明のさらに他の実施形態に係るルアーを左右方向に切った断面図である。 図11は本発明のさらに他の実施形態に係るルアーを左右方向に切った断面図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
[第一の実施形態]
図1は、本発明の一実施形態に係るルアー2が示された側面図である。図1において、矢印Xが示す方向がこのルアー2の前方であり、その反対がルアー2の後方である。矢印Zが示す方向がこのルアー2の上方であり、その反対がルアー2の下方である。紙面と垂直な方向がこのルアー2の左右方向である。図2は、図1のルアー2を、前後方向に切った断面図である。図3(a)は、図2のIIIa-IIIa線に沿った断面図であり、図3(b)は、図2のIIIb-IIIb線に沿った断面図である。図1及び2に示されるとおり、ルアー2は、ボディ4、ラインアイ6、三個のフックアイ8、重錘10、弾性部材12及びシャフト14を備えている。
ボディ4は、ベイトである小魚に類似の外形を有する。ボディ4は、前部のヘッド16及び後部のテール18を備えている。前方がヘッド16側であり、後方がテール18側である。図2で示されるように、ボディ4は、中空である。ボディ4は、内部に空洞26を備える。図3(a)及び(b)で示されるように、ボディ4は、左ピース4Lと右ピース4Rとが接合されることにより構成される。典型的には、ボディ4は合成樹脂から形成されている。好ましい合成樹脂はABS樹脂である。ボディ4が金属材料又は木質材料から形成されてもよい。
図2に示されるように、ボディ4は、本体20と前壁22と後壁24とを備える。前壁22は、空洞26内に位置している。前壁22は、空洞26内において、本体20から突出している。前壁22は、本体20に固定されている。図3(b)に示されるように、前壁22は、左部22Lと右部22Rとを備える。前壁22は、シャフト14を左部22Lと右部22Rとで挟み込むことで固定している。図2に示されるように、この実施形態では、前壁22は、ボディ4の中央よりヘッド16側に位置する。重錘10は、前壁22を越えて移動できない。前壁22は、重錘10が前方へ移動するときの、ストッパとなっている。
後壁24は、空洞26内に位置している。後壁24は、空洞26内において、本体20から突出している。後壁24は、本体20に固定されている。図示されないが、後壁24は、左部と右部とを備える。後壁24は、シャフト14を左部と右部とで挟み込むことで固定している。図2に示されるように、この実施形態では、後壁24は、ボディ4のテール18に位置している。重錘10は、後壁24を越えて移動できない。後壁24は、重錘10が後方へ移動するときの、ストッパとなっている。
ラインアイ6及びフックアイ8は、金属線が曲げられることによって形成されている。金属線の典型的な材質はステンレス鋼である。図2に示されるとおり、金属線の一部はボディ4に埋設されており、残余の部分はボディ4から露出している。埋設により、ラインアイ6及びフックアイ8がボディ4に固定される。各フックアイ8にはフック28が取り付けられている。ラインアイ6にはライン30が接続されている。
重錘10は、ボディ4に内蔵されている。重錘10は、前後方向に延びている。図3(a)に示されるように、重錘10を左右方向に切った断面において、重錘10の形状は円である。重錘10は、前後方向に貫通する孔32を備える。孔32は重錘10の中心を前後に貫通している。図2及び図3(a)で示されるように、この孔32にシャフト14が通されている。これにより、重錘10は、前後方向に移動可能となっている。重錘10の比重はボディ4の比重よりも大きい。重錘10の材質としては、鉛、鉛合金、真鍮、タングステン、タングステン合金、鋼及びステンレス鋼が例示される。
弾性部材12は、ボディ4に内蔵されている。図2に示されるように、この弾性部材12はコイルバネ12である。図2のコイルバネ12は、圧縮された状態である。図2のコイルバネ12が、前後方向の力が負荷されず、自由長となっていてもよい。後述するとおり、キャスト時にはコイルバネ12は、重錘10により大きく圧縮される。このコイルバネ12は、圧縮された状態又は力が負荷されていない状態で使用される。これは、圧縮コイルバネ12である。
弾性部材12は、ボディ4と接続する第一点と、この第一点より前方に位置し重錘10と接続する第二点とを備える。この実施形態では、弾性部材12の後端が第一点であり、この第一点が後壁24に接続されている。弾性部材12の前端が第二点であり、この第二点が重錘10の前端と接続されている。図2で示されるように、重錘10は、弾性部材12の内側(圧縮コイルバネ12の内側)に入り込んでいる。この実施形態では、重錘10の全体が、弾性部材12の内側に入り込んでいる。
弾性部材12の第二点は、弾性部材12の前端でなくてもよい。弾性部材12の第二点が接続するのは、重錘10の前端でなくてもよい。弾性部材12の内側に重錘10が入り込むように、弾性部材12と重錘10とが接続されていればよい。弾性部材12の第一点は、弾性部材12の後端でなくてもよい。第一点は、第二点より後方において、重錘10の動きの障害とならないように、ボディ4と接続していればよい。
シャフト14は、ボディ4に内蔵されている。シャフト14は、前後方向に延びている。シャフト14は、前壁22と後壁24との間に架け渡されている。シャフト14は、前壁22及び後壁24に固定されている。シャフト14は、重錘10の孔32を貫通している。図3(a)に示されるように、この実施形態では、シャフト14は重錘10の中央を貫通している。重錘10は、シャフト14に沿って前後方向に移動しうる。シャフト14は、重錘10の前後方向の移動を案内する案内部材である。シャフト14の典型的な材質として、鋼、ステンレス鋼、銅合金、チタン合金及び合成樹脂が挙げられる。
このルアー2では、弾性部材12及びシャフト14により、重錘10は前壁22及び後壁24との間を移動しうる。重錘10の移動により、ルアー2の重心が移動する。重錘10、弾性部材12及びシャフト14は、このルアー2の重心移動機構を構成する。
図4には、ルアー2のキャスティング状態が時系列に示されている。(1)はキャスティングのスタートを示し、(2)及び(3)はルアー2がライン30によってドライブされている状態を示し、(4)及び(5)はルアー2がライン30によるドライブから解放されて滑空している状態を示し、(6)はルアー2が着水したところを示している。
キャストされることにより、ボディ4は飛行し、重錘10は慣性によって瞬時に圧縮コイルバネ12を圧縮する。図4の(2)及び(3)の状態でのルアー2が、図5に示されている。重錘10は、圧縮コイルバネ12の付勢力に抗して、後方に移動する。重錘10は、圧縮コイルバネ12の内側に入り込んでいるため、後壁24と接触するまで後方に移動する。重錘10は、ルアー2のテール18側まで移動している。ルアー2は、テール18を先頭にして飛行する。ルアー2は、先頭に重心がある状態で、飛行する。
ルアー2は、飛行中に、糸や空気の抵抗を受けて減速する。ルアー2には、負の加速度が作用する。減速の当初は、重錘10は慣性によって、圧縮コイルバネ12の付勢力に抗してテール18側(飛行姿勢の先頭側)に位置している。ルアー2がさらに減速すると、この加速度は小さくなる。圧縮コイルバネ12は、重錘10を前方に付勢する。重錘10は、圧縮コイルバネ12の付勢力により、ヘッド16側に徐々に押し戻される。着水後には、重錘10は、図2で示された位置に戻っている。ルアー2は、中央よりヘッド16側に重心がある状態で泳ぐ。
以下、本発明の作用効果が説明される。
本発明に係るルアー2では、キャストされたとき、重錘10はテール18に位置する。ルアー2は、テール18を先頭にして飛行する。ルアー2は、先頭に重心がある状態で、飛行する。これは、優れた空中姿勢に寄与する。このルアー2は、遠くまで飛ぶことが可能となる。このルアー2では、水中において重錘10は、中央よりヘッド16側に位置する。ルアー2の重心は、中央よりヘッド16側に位置する。これは、優れた水中姿勢に寄与する。このルアー2では、高いヒット率が達成されうる。
このルアー2では、重錘10は弾性部材12である圧縮コイルバネ12の内側に入り込んでいる。図5で示されるように、この圧縮コイルバネ12は、重錘10がテール18側に移動する際の邪魔にならない。重錘10は、ストッパである後壁24まで移動することができる。このルアー2では、空中における重心位置を、テール18側の端近辺にすることができる。これは、優れた空中姿勢に寄与する。このルアー2は、遠くまで飛ぶことが可能となる。
このルアー2では、重錘10が圧縮コイルバネ12の内側に入り込んでいるため、重錘10の移動範囲の制限が小さくなり、重心移動機構の設置の自由度が増す。このルアー2では、他の機構の埋め込みが容易である。このルアー2では、制限された範囲で必要な重心移動が可能な重心移動機構が実現されている。これは、ルアー2の、優れた空中姿勢及び優れた水中姿勢に寄与する。
ルアー2の飛距離を長くするためには、キャストされたルアー2が上昇しているときは、ルアー2が揚力により上昇し過ぎるのを防止するため、重錘10はテール18に位置しているのが好ましい。ルアー2が下降しているときは、先頭が下がり過ぎ揚力が小さくなるのを防ぐために、重錘10は、テール18よりヘッド16側に移動しているのが好ましい。ルアー2の着水後には、重錘10は、前壁22の位置まで移動しているのが好ましい。これらの重錘10の位置の実現には、弾性部材12の付勢力と重錘10の重量とのバランスが重要となる。
弾性部材12の最大の付勢力は、最大付勢力Fと称される。この圧縮コイルバネ12においては、このバネ12が最も圧縮されたときのこのバネ12が重錘10を押す力が、最大付勢力Fである。最大付勢力Fの重錘10の重量Wに対する比F/Wは、1.0以上が好ましい。比F/Wを1.0以上とすることで、この圧縮コイルバネ12は、ルアー2の下降時に重錘10をヘッド16側に押し戻しうる。比F/Wを1.0以上とすることで、この圧縮コイルバネ12は、ルアー2の着水後に、短時間で重錘10を前壁22の位置まで押し戻しうる。これは、ルアー2の優れた飛行姿勢及び水中姿勢に寄与する。この観点から、比F/Wは1.6以上がより好ましく、2.0以上がさらに好ましい。
比F/Wは、4.0以下が好ましい。比F/Wを4.0以下とすることで、ルアー2のキャスト時に、重錘10はすぐに後壁24の位置まで動きうる。比F/Wを4.0以下とすることで、ルアー2の上昇時に、重錘10がヘッド16側に押し戻されるのが防止されている。これは、ルアー2の優れた飛行姿勢に寄与する。この観点から、比F/Wは3.4以下がより好ましく、3.0以下がさらに好ましい。
重錘10の密度は、18.0g/cm以上が好ましい。密度が18.0g/cm以上の重錘10は、小さな体積で飛行姿勢及び水中姿勢を整えるのに十分な重量を有する。このルアー2では、他の機構の埋め込みが容易である。この観点から、重錘10の密度は、19.0g/cm以上がより好ましい。
重錘10の材質は、タングステン又はタングステン合金が好ましい。材質がタングステン又はタングステン合金である重錘10は、密度が高い。この重錘10は、小さな体積で飛行姿勢及び水中姿勢を整えるのに十分な重量を有する。このルアー2では、他の機構の埋め込みが容易である。
[第二の実施形態]
図6(a)は、本発明の他の実施形態に係るルアー42が示された、断面図である。これは、ルアー42を前後方向に切った断面図である。図6において、矢印Xが示す方向がこのルアー42の前方であり、その反対がルアー42の後方である。矢印Zが示す方向がこのルアー42の上方であり、その反対がルアー42の下方である。紙面と垂直な方向がこのルアー42の左右方向である。このルアー42は、ボディ44、ラインアイ46、三個のフックアイ48、重錘50、弾性部材52及びシャフト54を備えている。このルアー42のボディ44、ラインアイ46、フックアイ48及びシャフト54は、図2のルアー2のこれらと同じである。
重錘50は、ボディ44に内蔵されている。重錘50は、前後方向に延びている。重錘50を前後方向に切った断面において、重錘50の形状は円である。重錘50は、前後方向に貫通する孔を備える。孔は重錘50の中心を前後に貫通している。図6(a)で示されるように、この孔にシャフト54が通されている。これにより、重錘50は、前後方向に移動可能となっている。重錘50の比重はボディ44の比重よりも大きい。重錘50の材質としては、鉛、鉛合金、真鍮、タングステン、タングステン合金、鋼及びステンレス鋼が例示される。
弾性部材52は、ボディ44に内蔵されている。図6(a)に示されるように、この弾性部材52はコイルバネ52である。図6(a)のコイルバネ52は、引き伸ばされた状態である。図6(a)のコイルバネ52は、前後方向の力が負荷されず、自由長となっていてもよい。後述するとおり、キャスト時にはコイルバネ52は、重錘50により大きく引き伸ばされる。このコイルバネ52は、引き伸ばされた状態又は力が負荷されていない状態で使用される。これは、引張コイルバネ52である。
弾性部材52は、ボディ44と接続する第一点と、この第一点より後方に位置し重錘50と接続する第二点とを備える。この実施形態では、弾性部材52の前端が第一点であり、この第一点が前壁55に接続されている。弾性部材52の後端が第二点であり、この第二点が重錘50の後端と接続されている。図6(a)で示されるように、重錘50は、弾性部材52の内側に入り込んでいる。この実施形態では、重錘50の全体が、弾性部材52の内側に入り込んでいる。
弾性部材52の第二点は、弾性部材52の後端でなくてもよい。弾性部材52の第二点が接続するのは、重錘50の後端でなくてもよい。弾性部材52の内側に重錘50が入り込むように、弾性部材52と重錘50とが接続されていればよい。弾性部材52の第一点は、弾性部材52の前端でなくてもよい。第一点は、第二点より前方において、重錘50の動きの障害とならないように、ボディ44と接続していればよい。
このルアー42では、キャストされることにより、ボディ44は飛行し、重錘50は慣性によって瞬時に引張コイルバネ52を引き伸ばす。この状態でのルアー42が、図6(b)に示されている。重錘50は、引張コイルバネ52の付勢力に抗して、後方に移動する。重錘50は、後壁57と接触するまで後方に移動する。重錘50は、ルアー42のテール58側まで移動している。ルアー42は、テール58を先頭にして飛行する。ルアー42は、先頭に重心がある状態で、飛行する。
ルアー42は、飛行中に、糸や空気の抵抗を受けて減速する。ルアー42には、負の加速度が作用する。減速の当初は、重錘50は慣性によって、引張コイルバネ52の付勢力に抗してテール58側に位置している。ルアー42がさらに減速すると、この加速度は小さくなる。引張コイルバネ52は、重錘50を前方に付勢する。重錘50は、引張コイルバネ52の付勢力により、ヘッド56側に徐々に引き戻される。着水後には、重錘50は、図6(a)で示された位置に戻っている。ルアー42が水中を泳ぐときは、重錘50は、図6(a)で示された場所に位置する。ルアー42は、中央よりヘッド56側に重心がある状態で泳ぐ。
本発明に係るルアー42では、キャストされたとき、重錘50はテール58に位置する。ルアー42は、テール58を先頭にして飛行する。ルアー42は、先頭に重心がある状態で、飛行する。これは、優れた空中姿勢に寄与する。このルアー42は、遠くまで飛ぶことが可能となる。このルアー42は、水中では重錘50は、中央よりヘッド56側に位置する。ルアー42の重心は、中央よりヘッド56側に位置する。これは、優れた水中姿勢に寄与する。このルアー42では、高いヒット率が達成されうる。
このルアー42では、重錘50は弾性部材52である引張コイルバネ52の内側に入り込んでいる。図6(a)で示されるように、重錘50がヘッド56側に位置する際に、重錘50と引張コイルバネ52とは、重なっている。引張コイルバネ52は、重錘50よりヘッド56側に位置していない。このルアー42では、他の機構の埋め込みが容易である。
このルアー42では、重錘50が引張コイルバネ52の内側に入り込んでいるため、重錘50の移動範囲の制限が小さくなり、重心移動機構の設置の自由度が増す。このルアー42では、他の機構の埋め込みが容易である。このルアー42では、制限された範囲で必要な重心移動が可能な重心移動機構が実現されている。これは、ルアー42の、優れた空中姿勢及び優れた水中姿勢に寄与する。
この引張コイルバネ52においては、このバネ52が最も引き延ばされたときのこのバネ52が重錘50を引く力が、最大付勢力Fである。最大付勢力Fの重錘50の重量Wに対する比F/Wは、1.0以上が好ましい。比F/Wを1.0以上とすることで、この引張コイルバネ52は、ルアー42の下降時に重錘50をヘッド56側に引き戻しうる。比F/Wを1.0以上とすることで、この引張コイルバネ52は、ルアー42の着水後に、短時間で重錘50を前壁55の位置まで引き戻しうる。これは、ルアー42の優れた飛行姿勢及び水中姿勢に寄与する。この観点から、比F/Wは1.6以上がより好ましく、2.0以上がさらに好ましい。
比F/Wは、4.0以下が好ましい。比F/Wを4.0以下とすることで、ルアー42のキャスト時に、重錘50はすぐに後壁57の位置まで動きうる。比F/Wを4.0以下とすることで、ルアー42の上昇時に、重錘50がヘッド56側に引き戻されるのが防止されている。これは、ルアー42の優れた飛行姿勢に寄与する。この観点から、比F/Wは3.4以下がより好ましく、3.0以下がさらに好ましい。
[第三の実施形態]
図7(a)は、本発明のさらに他の実施形態に係るルアー62が示された、断面図である。これは、ルアー62を前後方向に切った断面図である。図7(a)において、矢印Xが示す方向がこのルアー62の前方であり、その反対がルアー62の後方である。矢印Zが示す方向がこのルアー62の上方であり、その反対がルアー62の下方である。紙面と垂直な方向がこのルアー62の左右方向である。このルアー62は、ボディ64、ラインアイ66、三個のフックアイ68、重錘70、弾性部材72及びシャフト74を備えている。このルアー62のボディ64、ラインアイ66及びフックアイ68は、図2のルアー2のこれらと同じである。
重錘70は、ボディ64に内蔵されている。重錘70は、前後方向に延びている。重錘70を前後方向に切った断面において、重錘70の形状は円である。図7(a)で示されるように、重錘70は、後面(テール78側の面)から前方(ヘッド76側)に向けて延びる、穴80を有している。弾性部材72が、重錘70の後側からこの穴80に入り込んでいる。弾性部材72が、重錘70の内側に入り込んでいる。重錘70の穴80は、後部に入り口を有する、弾性部材72を収容するための収容空間を構成している。
重錘70は、この穴80の底面から重錘70の前面(ヘッド76側の面)まで貫通する、孔82を備えている。穴80の内径は、孔82の内径よりも大きい。この穴80及び孔82に、シャフト74が通されている。これにより、重錘70は、前後方向に移動可能となっている。重錘70の比重はボディ64の比重よりも大きい。重錘70の材質としては、鉛、鉛合金、真鍮、タングステン、タングステン合金、鋼及びステンレス鋼が例示される。
弾性部材72は、ボディ64に内蔵されている。図7(a)に示されるように、この弾性部材72はコイルバネ72である。図7(a)のコイルバネ72は、圧縮された状態である。図7(a)のコイルバネ72は、前後方向の力が負荷されず、自由長となっていてもよい。後述するとおり、キャスト時にはコイルバネ72は、重錘70により大きく圧縮される。このコイルバネ72は、圧縮された状態又は力が負荷されていない状態で使用される。これは、圧縮コイルバネ72である。
弾性部材72は、ボディ64と接続する第一点と、この第一点より前方に位置し重錘70と接続する第二点とを備える。この実施形態では、弾性部材72の後端が第一点であり、この第一点が後壁88に接続されている。弾性部材72の前端が第二点であり、この第二点が重錘70の穴80の底84と接続されている。図7(a)で示されるように、弾性部材72の内側を、シャフト74が貫通している。
弾性部材72の第二点は、弾性部材72の前端でなくてもよい。弾性部材72の第二点が接続するのは、重錘70の穴80の底84でなくてもよい。弾性部材72の内側に重錘70が入り込むように、弾性部材72と重錘70とが接続されていればよい。弾性部材72の第一点は、弾性部材72の後端でなくてもよい。第一点は、第二点より後方において、重錘70の動きの障害とならないように、ボディ64と接続していればよい。
シャフト74は、ボディ64に内蔵されている。シャフト74は、前後方向に延びている。シャフト74は、前壁86と後壁88との間に架け渡されている。シャフト74は、前壁86及び後壁88に固定されている。シャフト74は、重錘70の孔82及び穴80を貫通している。シャフト74は、弾性部材72の内側を貫通している。重錘70は、シャフト74に沿って前後方向に移動しうる。シャフト74は、重錘70の前後方向の移動を案内する案内部材である。
このルアー62では、キャストされることにより、ボディ64は飛行し、重錘70は慣性によって瞬時に圧縮コイルバネ72を圧縮する。この状態でのルアー62が、図7(b)に示されている。重錘70は、圧縮コイルバネ72の付勢力に抗して、後方に移動する。重錘70は、後壁88と接触するまで後方に移動する。このとき圧縮コイルバネ72は、その全体が重錘70の穴80に入り込んでいる。重錘70は、ルアー62のテール78側まで移動している。ルアー62は、テール78を先頭にして飛行する。ルアー62は、先頭に重心がある状態で、飛行する。
ルアー62は、飛行中に、糸や空気の抵抗を受けて減速する。ルアー62には、負の加速度が作用する。減速の当初は、重錘70は慣性によって、圧縮コイルバネ72の付勢力に抗してテール78側に位置している。ルアー62がさらに減速すると、この加速度は小さくなる。圧縮コイルバネ72は、重錘70を前方に付勢する。重錘70は、圧縮コイルバネ72の付勢力により、徐々にヘッド76側に押し戻される。着水後には、重錘70は、図7(a)で示された位置に戻っている。ルアー62が水中を泳ぐときは、重錘70は、図7(a)で示された場所に位置する。ルアー62は、中央よりヘッド76側に重心がある状態で泳ぐ。
このルアー62では、弾性部材72である圧縮コイルバネ72は、重錘70の内側に入り込んでいる。図7(a)で示されるように、この圧縮コイルバネ72は、重錘70がテール78側の移動する際の邪魔にならない。重錘70は、ストッパである後壁88まで移動することができる。このルアー62では、空中における重心位置を、テール78側の端近辺にすることができる。これは、優れた空中姿勢に寄与する。このルアー62は、遠くまで飛ぶことが可能となる。
このルアー62では、圧縮コイルバネ72が重錘70の内側に入り込んでいるため、重錘70の移動範囲の制限が小さくなり、重心移動機構の設置の自由度が増す。このルアー62では、他の機構の埋め込みが容易である。このルアー62では、制限された範囲で必要な重心移動が可能な重心移動機構が実現されている。これは、ルアー62の、優れた空中姿勢及び優れた水中姿勢に寄与する。
この圧縮コイルバネ72においては、このバネ72が最も圧縮されたときのこのバネ72が重錘70を押す力が、最大付勢力Fである。最大付勢力Fの重錘70の重量Wに対する比F/Wは、1.0以上が好ましい。比F/Wを1.0以上とすることで、この圧縮コイルバネ72は、ルアー62の下降時に重錘70をヘッド76側に押し戻しうる。比F/Wを1.0以上とすることで、この圧縮コイルバネ72は、ルアー62の着水後に、短時間で重錘70を前壁86の位置まで押し戻しうる。これは、ルアー62の優れた飛行姿勢及び水中姿勢に寄与する。この観点から、比F/Wは1.6以上がより好ましく、2.0以上がさらに好ましい。
比F/Wは、4.0以下が好ましい。比F/Wを4.0以下とすることで、ルアー62のキャスト時に、重錘70はすぐに後壁88の位置まで動きうる。比F/Wを4.0以下とすることで、ルアー62の上昇時に、重錘70がヘッド76側に押し戻されるのが防止されている。これは、ルアー62の優れた飛行姿勢に寄与する。この観点から、比F/Wは3.4以下がより好ましく、3.0以下がさら好ましい。
重錘70の密度は、18.0g/cm以上が好ましい。密度が18.0g/cm以上の重錘70は、小さな体積で飛行姿勢及び水中姿勢を整えるのに十分な重量を有する。このルアー62では、他の機構の埋め込みが容易である。この観点から、重錘70の密度は、19.0g/cm以上がより好ましい。
重錘70の材質は、タングステン又はタングステン合金が好ましい。材質がタングステン又はタングステン合金である重錘70は、密度が高い。この重錘70は、小さな体積で飛行姿勢及び水中姿勢を整えるのに十分な重量を有する。このルアー62では、他の機構の埋め込みが容易である。
[第四の実施形態]
図8(a)は、本発明のさらに他の実施形態に係るルアー92が示された、断面図である。これは、ルアー92を前後方向に切った断面図である。図8において、矢印Xが示す方向がこのルアー92の前方であり、その反対がルアー92の後方である。矢印Zが示す方向がこのルアー92の上方であり、その反対がルアー92の下方である。紙面と垂直な方向がこのルアー92の左右方向である。このルアー92は、ボディ94、ラインアイ96、三個のフックアイ98、重錘100、弾性部材102及びシャフト104を備えている。このルアー92のボディ94、ラインアイ96及びフックアイ98は、図2のルアー2のこれらと同じである。
重錘100は、ボディ94に内蔵されている。重錘100は、前後方向に延びている。重錘100を前後方向に切った断面において、重錘100の形状は円である。図8で示されるように、重錘100は、前面(ヘッド106側の面)から後方(テール108側)に向けて延びる、穴110を有している。弾性部材102は、全体が前側からこの穴110に入り込んでいる。弾性部材102は、重錘100の内側に入り込んでいる。重錘100の穴110は、前部に入り口を有する、弾性部材102を収容するための収容空間を構成している。
重錘100は、穴110の底面から重錘100の後面(テール108側の面)まで貫通する、孔112を備えている。穴110の内径は、孔112の内径よりも大きい。この穴110及び孔112に、シャフト104が通されている。これにより、重錘100は、前後方向に移動可能となっている。重錘100の比重はボディ94の比重よりも大きい。重錘100の材質としては、鉛、鉛合金、真鍮、タングステン、タングステン合金、鋼及びステンレス鋼が例示される。
弾性部材102は、ボディ94に内蔵されている。図8(a)に示されるように、この弾性部材102はコイルバネ102である。図8(a)のコイルバネ102は、引き伸ばされた状態である。図8(a)のコイルバネ102は、前後方向の力が負荷されず、自由長となっていてもよい。後述するとおり、キャスト時にはこのバネ102は、重錘100により大きく引き伸ばされる。このコイルバネ102は、引き伸ばされた状態又は力が負荷されていない状態で使用される。これは、引張コイルバネ102である。
弾性部材102は、ボディ94と接続する第一点と、この第一点より後方に位置し重錘100と接続する第二点とを備える。この実施形態では、弾性部材102の前端が第一点であり、この第一点が前壁116に接続されている。弾性部材102の後端が第二点であり、この第二点が重錘100の穴110の底114と接続されている。図8(a)で示されるように、弾性部材102の内側を、シャフト104が貫通している。
弾性部材102の第二点は、弾性部材102の後端でなくてもよい。弾性部材102の第二点が接続するのは、重錘100の穴110の底114でなくてもよい。弾性部材102の内側に重錘100が入り込むように、弾性部材102と重錘100とが接続されていればよい。弾性部材102の第一点は、弾性部材102の前端でなくてもよい。第一点は、第二点より前方において、重錘100の動きの障害とならないように、ボディ94と接続していればよい。
シャフト104は、ボディ94に内蔵されている。シャフト104は、前後方向に延びている。シャフト104は、前壁116と後壁118との間に架け渡されている。シャフト104は、前壁116及び後壁118に固定されている。シャフト104は、重錘100の孔112及び穴110を貫通している。シャフト104は、弾性部材102の内側を貫通している。重錘100は、シャフト104に沿って前後方向に移動しうる。シャフト104は、重錘100の前後方向の移動を案内する案内部材である。
このルアー92では、キャストされることにより、ボディ94は飛行し、重錘100は慣性によって瞬時に引張コイルバネ102を引き延ばす。この状態でのルアー92が、図8(b)に示されている。重錘100は、引張コイルバネ102の付勢力に抗して、後方に移動する。重錘100は、後壁118と接触するまで後方に移動する。重錘100は、ルアー92のテール108側まで移動している。ルアー92は、テール108を先頭にして飛行する。ルアー92は、先頭に重心がある状態で、飛行する。
ルアー92は、飛行中に、糸や空気の抵抗を受けて減速する。ルアー92には、負の加速度が作用する。減速の当初は、重錘100は慣性によって、引張コイルバネ102の付勢力に抗してテール108側に位置している。ルアー92がさらに減速すると、この加速度は小さくなる。引張コイルバネ102は、重錘100を前方に付勢する。重錘100は、引張コイルバネ102の付勢力により、徐々にヘッド106側に引き戻される。着水後には、重錘100は、図8(a)で示された位置に戻っている。ルアー92が水中を泳ぐときは、重錘100は、図8(a)で示された場所に位置する。ルアー92は、中央よりヘッド106側に重心がある状態で泳ぐ。
このルアー92では、引張コイルバネ102は重錘100の内側に入り込んでいる。図8(a)で示されるように、重錘100がヘッド106側に位置する際に、重錘100と引張コイルバネ102とは、重なっている。引張コイルバネ102は、重錘100よりヘッド106側に位置していない。このルアー92では、他の機構の埋め込みが容易である。
このルアー92では、引張コイルバネ102が重錘100の内側に入り込んでいるため、重錘100の移動範囲の制限が小さくなり、重心移動機構の設置の自由度が増す。このルアー92では、他の機構の埋め込みが容易である。このルアー92では、制限された範囲で必要な重心移動が可能な重心移動機構が実現されている。これは、ルアー92の、優れた空中姿勢及び優れた水中姿勢に寄与する。
この引張コイルバネ102においては、このバネ102が最も引き延ばされたときのこのバネ102が重錘100を引く力が、最大付勢力Fである。最大付勢力Fの重錘100の重量Wに対する比F/Wは、1.0以上が好ましい。比F/Wを1.0以上とすることで、この引張コイルバネ102は、ルアー92の下降時に重錘100をヘッド106側に引き戻しうる。比F/Wを1.0以上とすることで、この引張コイルバネ102は、ルアー92の着水後に、短時間で重錘100を前壁116の位置まで引き戻しうる。これは、ルアー92の優れた飛行姿勢及び水中姿勢に寄与する。この観点から、比F/Wは1.6以上がより好ましく、2.0以上がさらに好ましい。
比F/Wは、4.0以下が好ましい。比F/Wを4.0以下とすることで、ルアー92のキャスト時に、重錘100はすぐに後壁118の位置まで動きうる。比F/Wを4.0以下とすることで、ルアー92の上昇時に、重錘100がヘッド106側に引き戻されるのが防止されている。これは、ルアー92の優れた飛行姿勢に寄与する。この観点から、比F/Wは3.4以下がより好ましく、3.0以下がさらに好ましい。
[その他の実施形態]
図9(a)は、本発明のさらに他の実施形態に係るルアー122の一部が示された、断面図である。図9(b)は、図9(a)のIXa-IXa線に沿った断面図である。これらの図では、ルアー122の重錘124、弾性部材126の一部及びシャフト128の一部が示されている。このルアー122では、重錘124及び弾性部材126を除き、図7(a)のルアー62と同じである。
図9(a)及び(b)に示されるように、重錘124は、二つの穴130と、一つの孔132を備える。それぞれの穴130は、重錘124の後面(テール側の面)から前方(ヘッド側)に向けて延びている。孔132は、重錘124を前後方向に貫通している。図9(b)に示されるように、孔132は重錘124の中心を貫通している。孔132には、シャフト128が通されている。これにより、重錘124は、前後方向に移動可能となっている。
弾性部材126は、二つ存在する。それぞれの弾性部材126は、重錘124の対応する穴130に後側から入り込んでいる。重錘124の穴130は、後部に入り口を有する、弾性部材126を収容するための収容空間を構成している。弾性部材126は、ボディと接続する第一点と、この第一点より前方に位置し重錘124と接続する第二点とを備える。図示されないが、この実施形態では、弾性部材126の後端が第一点であり、この第一点が後壁に接続されている。弾性部材126の前端が第二点であり、この第二点が重錘124の穴130の底134と接続されている。この弾性部材126は、圧縮コイルバネ126である。
シャフト128は、シャフト128は、前壁と後壁との間に架け渡されている。シャフト128は、前壁及び後壁に固定されている。シャフト128は、重錘124の穴130を貫通している。重錘124は、シャフト128に沿って前後方向に移動しうる。シャフト128は、重錘124の前後方向の移動を案内する案内部材である。
図9(a)及び(b)のルアー122の重錘124の動きは、図7(a)のルアー122のそれと同じである。このルアー122では、弾性部材126である圧縮コイルバネ126は、重錘124の内側に入り込んでいる。この圧縮コイルバネ126は、重錘124がテール側の移動する際の邪魔にならない。重錘124は、ストッパである後壁まで移動することができる。このルアー122では、空中における重心位置を、テール側の端近辺にすることができる。これは、優れた空中姿勢に寄与する。このルアー122は、遠くまで飛ぶことが可能となる。このルアー122では、圧縮コイルバネ126が重錘124の内側に入り込んでいるため、重錘124の移動範囲の制限が小さくなり、重心移動機構の設置の自由度が増す。このルアー122では、他の機構の埋め込みが容易である。
図9(c)は、本発明のさらに他の実施形態に係るルアー142の一部が示された、断面図である。これは、重錘144を左右方向に切った断面図である。このルアー142では、図9(a)及び(b)のルアー122と比べて、穴146の数及び弾性部材148の数が増えている。このルアー142では、重錘144の穴146の数及びこれらに入り込んでいる弾性部材148の数は、それぞれ6になっている。このルアー142は、この他は、図9(a)及び(b)のルアー122と同じである。このルアー142では、図9(a)及び(b)のルアー122と同様に、シャフト150は重錘144の中心を貫通している。
重錘の穴の数及びこの穴に入り込む弾性部材の数は、図9(b)の2及び図9(c)の6以外でもよい。この数は、4でもよく、5でもよく、7以上であってもよい。
図9(d)は、本発明のさらに他の実施形態に係るルアー152の一部が示された、断面図である。このルアー152では、重錘154は外周面に、溝156を備えている。この実施形態では、溝156の数は4である。それぞれの溝156は、前後方向に延びている。それぞれの溝156には、後側から弾性部材158が入り込んでいる。重錘154の溝156は、後部に入り口を有する、弾性部材158を収容するための収容空間を構成している。弾性部材158は、重錘154の内側に入り込んでいる。このルアー152は、この他は、図9(a)及び(b)のルアー122と同じである。このルアー152では、図9(a)及び(b)のルアー122と同様に、シャフト160は重錘154の中心を貫通している。
重錘154の溝156の数及びこの溝156に入り込む弾性部材158の数は、4でなくてもよい。溝156の数及び弾性部材158の数は、3以下でもよく、5以上であってもよい。
図10(a)は、本発明のさらに他の実施形態に係るルアー162の一部が示された、断面図である。図10(b)は、図10(a)のXb-Xb線に沿った断面図である。図10(a)は、図10(b)のXa-Xa線に沿った断面図である。これらの図では、ルアー162の重錘164、弾性部材166の一部及びシャフト168の一部が示されている。このルアー162では、重錘164、弾性部材166及びシャフト168の位置を除き、図7(a)のルアー122と同じである。
図10(a)及び(b)で示されるように、重錘164は、二つの穴170と、一つの孔172を備える。それぞれの穴170には、後側から弾性部材166が入り込んでいる。重錘164の穴170は、後部に入り口を有する、弾性部材166を収容するための収容空間を構成している。このルアー162では、孔172は重錘164の中心に位置していない。孔172は、重錘164の中心より上側において、重錘164を前後方向に貫通している。この孔172には、シャフト168が通されている。シャフト168は、重錘164の中心の上側を貫通している。
図10(c)は、本発明のさらに他の実施形態に係るルアー182の一部が示された、断面図である。これは、重錘184を左右方向に切った断面図である。この重錘184は、左右方向に貫通し、後端から前側に向けて延びる欠け部186を備える。欠け部186は、前端までは達していない。この欠け部186に、後側から弾性部材188が入り込んでいる。重錘184の欠け部186は、後部に入り口を有する、弾性部材188を収容するための収容空間を構成している。この実施形態では、弾性部材188の数は2である。このルアー182では、孔190は重錘184の中心に位置していない。孔190は、重錘184の中心より上側において、重錘184を前後方向に貫通している。この孔190には、シャフト192が通されている。シャフト192は、重錘184の中心の上側を貫通している。
図10(d)は、本発明のさらに他の実施形態に係るルアー202の一部が示された、断面図である。これは、重錘204を左右方向に切った断面図である。この重錘204は、下半分が欠けている。この欠け部206は、後端から前側に向けて延びる。欠け部206は、前端までは達していない。欠け部206に、後側から弾性部材208が入り込んでいる。欠け部206は、後部に入り口を有する、弾性部材208を収容するための収容空間を構成している。この実施形態では、弾性部材208の数は3である。このルアー202では、孔210は重錘204の中心に位置していない。孔210は、重錘204の中心より上側において、重錘204を前後方向に貫通している。この孔210には、シャフト212が通されている。シャフト212は、重錘204の中心の上側を貫通している。
図11は、本発明のさらに他の実施形態に係るルアー222の一部が示された、断面図である。これは、重錘224を左右方向に切った断面図である。この重錘224の断面形状は、円ではない。この重錘224は、下部が上部よりも大きくなっている。この重錘224の重心は、中央よりも下側に位置している。重錘224は、二つの穴226と、一つの孔228とを備える。それぞれの穴226には、弾性部材230が入り込んでいる。このルアー222では、孔228は重錘224の中心に位置していない。孔228は、重錘224の中心より上側において、重錘224を前後方向に貫通している。この孔228には、シャフト232が通されている。シャフト232は、重錘224の中心の上側を貫通している。
以上説明された実施形態では、弾性部材であるコイルバネの内径は、一定であった。コイルバネの内径は、一定でなくてもよい。例えば弾性部材が、内径が徐々に変わる円錐バネであってもよい。
以上説明された実施形態では、弾性部材はコイルバネであった。重錘の内部に入り込む弾性部材として、金属を蛇腹折りにして形成したバネであってもよい。弾性部材が、ゴムであってもよい。その他の弾性部材でもよい。
以上説明された実施形態では、案内部材は、シャフトであった。案内部材が、金属線からなるワイヤであってもよい。この実施形態では、ワイヤが、前壁と後壁との間に架け渡される。このワイヤは、重錘の孔を貫通している。ワイヤの典型的な材質として、鋼、ステンレス鋼、銅合金及びチタン合金が挙げられる。
以上説明されたように、本発明に係るルアーは、制限された範囲内で最大限の重心移動が可能な重心移動機構を有している。この重心移動機構により、ルアーの優れた空中姿勢及び水中姿勢が実現さている。このことから本発明の優位性は明らかである。
本発明に係るルアーは、湖沼、池、ダム、川、海等の種々のフィールドでの釣りに適している。
2、42、62、92、122、142、152、162、182、202、222・・・ルアー
4、44、64、94・・・ボディ
4L・・・左ハーフ
4R・・・右ハーフ
6、46、66、96・・・ラインアイ
8、48、68、98・・・フックアイ
10、50、70、100、124、144、154、164、184、204、224・・・重錘
12、52、72、102、126、148、158、166、188、208、230・・・弾性部材(コイルバネ)
14、54、74、104、128、150、160、168、192、212、232・・・シャフト
16、56、76、106・・・ヘッド
18、58、78、108・・・テール
20・・・本体
22、55、86、116・・・前壁
24、57、88、118・・・後壁
26、88・・空洞
28・・フック
30・・・ライン
32、82、112、132、172、190、210、228・・・孔
80、110、130、146、170、226・・・重錘の穴
84、114、134・・・重錘の穴の底
156・・・重錘の溝
186、206・・・重錘の欠け部

Claims (11)

  1. 中空であって、前部のヘッド及び後部のテールを有するボディと、
    前記ボディの内部に前後方向に移動可能に内蔵された重錘と、
    前記ボディに内蔵され、前記重錘の前後方向の移動を案内する案内部材と、
    前記ボディに内蔵され、前記重錘を前方に付勢する弾性部材と、
    を備えており、
    前記重錘が前記弾性部材の付勢力に抗して後方に移動しうるように構成されており、
    前記重錘及び前記弾性部材の一方が他方の内側に入り込んでいるルアー。
  2. 前記重錘が収容空間を備えており、前記弾性部材が前記収容空間に入り込んでいる、請求項1に記載のルアー。
  3. 前記重錘の前部又は後部に、前記収容空間への入り口を有する、請求項2に記載のルアー。
  4. 前記収容空間が、穴又は溝である、請求項2又は3に記載のルアー。
  5. 前記弾性部材がコイルバネであり、前記コイルバネの内側に前記重錘が入り込んでいる、請求項1に記載のルアー。
  6. 前記弾性部材が、
    前記ボディと接続する第一点と、
    前記第一点より後方に位置し前記重錘と接続する第二点と、
    を備え、
    キャスト時に後方に移動する前記重錘によって引き伸ばされる、
    請求項1から5のいずれかに記載のルアー。
  7. 前記弾性部材の最大付勢力Fの前記重錘の重量Wに対する比F/Wが、1.0以上4.0以下である請求項6に記載のルアー。
  8. 前記弾性部材が、
    前記ボディと接続する第一点と、
    前記第一点より前方に位置し前記重錘と接続する第二点と、
    を備え、
    キャスト時に後方に移動する前記重錘によって圧縮される、
    請求項1から5のいずれかに記載のルアー。
  9. 前記弾性部材の最大付勢力Fの前記重錘の重量Wに対する比F/Wが、1.0以上4.0以下である請求項8に記載のルアー。
  10. 前記重錘の密度が18.0g/cm以上である、請求項1から9のいずれかに記載のルアー。
  11. 前記案内部材が、前記ボディに取り付けられ、前記重錘を前後に貫通する、請求項1から10のいずれかに記載のルアー。
JP2020102238A 2020-06-12 2020-06-12 ルアー Active JP7377169B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020102238A JP7377169B2 (ja) 2020-06-12 2020-06-12 ルアー
TW110110752A TWI840660B (zh) 2020-06-12 2021-03-25 擬餌
KR1020210041111A KR20210154715A (ko) 2020-06-12 2021-03-30 루어
US17/246,475 US11785927B2 (en) 2020-06-12 2021-04-30 Hollow lure with a weight housing space and a spring
CN202110505337.8A CN113796360A (zh) 2020-06-12 2021-05-10 拟饵
DE102021205401.3A DE102021205401A1 (de) 2020-06-12 2021-05-27 Köder
US18/367,335 US20230413794A1 (en) 2020-06-12 2023-09-12 Lure

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020102238A JP7377169B2 (ja) 2020-06-12 2020-06-12 ルアー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021193921A JP2021193921A (ja) 2021-12-27
JP7377169B2 true JP7377169B2 (ja) 2023-11-09

Family

ID=78718928

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020102238A Active JP7377169B2 (ja) 2020-06-12 2020-06-12 ルアー

Country Status (5)

Country Link
US (2) US11785927B2 (ja)
JP (1) JP7377169B2 (ja)
KR (1) KR20210154715A (ja)
CN (1) CN113796360A (ja)
DE (1) DE102021205401A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7349391B2 (ja) * 2020-03-06 2023-09-22 グローブライド株式会社 釣用のルアー
TWI826109B (zh) 2021-11-11 2023-12-11 南韓商Lg化學股份有限公司 化合物、製備此化合物的方法、包含此化合物的混合物及從此化合物衍生的單分子及聚合物
US20230413793A1 (en) * 2022-06-23 2023-12-28 Megabass, Inc. Fishing lure and center-of-gravity movable tube

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4980987A (en) 1989-09-26 1991-01-01 Ramsey Sr James W Fishing lure with self-activated hook
JP2015173645A (ja) 2014-03-17 2015-10-05 株式会社シマノ ルアー

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1442981A (en) * 1922-05-10 1923-01-23 Sherry John Charles Fishing tackle
US2152275A (en) * 1937-11-06 1939-03-28 Parkins Virgil Fish lure
US2505052A (en) * 1945-02-14 1950-04-25 Philip W Kridler Lure
US2470861A (en) * 1945-09-01 1949-05-24 Thomas G Prentice Fishing lure
US2485946A (en) * 1945-11-01 1949-10-25 Watt Victor Thomas Fishing plug
US2521555A (en) * 1948-11-03 1950-09-05 Harold A Widmer Fish bait
US2546614A (en) * 1950-01-10 1951-03-27 Thomas G Prentice Fishing lure
US2709868A (en) * 1952-02-20 1955-06-07 Frederick F Simmons Fish lure and float
US2729013A (en) * 1954-01-14 1956-01-03 Albert E Chandler Artificial fishing bait
US2739407A (en) * 1955-03-21 1956-03-27 Godsey Abe Fishing lure
US2906051A (en) * 1958-07-02 1959-09-29 O'bryan Joseph Aloysius Artificial lure for fish
US3037315A (en) * 1959-12-07 1962-06-05 Joseph P Klawitter Fish lure retrievers
US3410019A (en) * 1965-07-16 1968-11-12 Anthony O. Landi Weedless lure
FI50578C (fi) * 1972-09-05 1976-05-10 Haemeen Anttila Yrjoe Sakari Syöksykoukuilla varustettu uistin
US4166334A (en) * 1978-05-18 1979-09-04 Richard Talalaj Self-setting weedless lure
US4982524A (en) * 1989-10-13 1991-01-08 Vissing E D Fishing hook release
US5992084A (en) * 1996-03-05 1999-11-30 Yo-Zuri Co., Ltd. Fishing lure with a movable weight mounted inside thereof
US20040216355A1 (en) * 2003-03-19 2004-11-04 Gore Romy Jo Fish attractor
JP5546333B2 (ja) 2010-04-26 2014-07-09 株式会社シマノ ルアー
US20190313616A1 (en) * 2016-12-05 2019-10-17 Pontificia Universidad Javeriana Modular fishing lure device

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4980987A (en) 1989-09-26 1991-01-01 Ramsey Sr James W Fishing lure with self-activated hook
JP2015173645A (ja) 2014-03-17 2015-10-05 株式会社シマノ ルアー

Also Published As

Publication number Publication date
US20230413794A1 (en) 2023-12-28
US20210386043A1 (en) 2021-12-16
CN113796360A (zh) 2021-12-17
DE102021205401A1 (de) 2021-12-16
KR20210154715A (ko) 2021-12-21
US11785927B2 (en) 2023-10-17
JP2021193921A (ja) 2021-12-27
TW202145887A (zh) 2021-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7377169B2 (ja) ルアー
JP5546333B2 (ja) ルアー
US6101758A (en) Crank bait lure with improved depth adjust mechanism
US5784829A (en) Fishing bobber
US3693275A (en) Fishing lure
US3163957A (en) Bait casting device
KR20220027004A (ko) 루어
JP3517671B2 (ja) 重心移動式ルアー
JP2010068712A (ja) ルアー
JP5931504B2 (ja) ルアー
JP6320804B2 (ja) ルアー
US6122854A (en) Controlled movement fishing lure
JP4828337B2 (ja) ルアー
TWI840660B (zh) 擬餌
JP5898416B2 (ja) ルアー
US20220378027A1 (en) Lure
US4922648A (en) Fishing diver
JP7000651B2 (ja) 釣り糸用リグユニット
JP7320252B2 (ja) ルアー
JP7114099B2 (ja) ルアー
JP6521808B2 (ja) ルアー
JP3905723B2 (ja) 魚釣用ルアー
JP5313085B2 (ja) ルアー
JP5616575B2 (ja) ルアー
JP3133373U (ja) 釣りに用いるルアー

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230914

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231024

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231027

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7377169

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150