JP7374704B2 - 像ぶれ補正装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ビデオカメラやデジタルカメラ等の光学機器に搭載される像ぶれ補正装置に関する。
従来、ビデオカメラやデジタルカメラ等の光学機器では、光学機器の振れに応じて防振素子を光軸に直交する面内で移動させることで像ぶれを抑える像ぶれ補正装置が搭載されているものが知られている。防振素子はベース部材に付勢されているシフト鏡筒により保持されており、シフト鏡筒とベース部材はフレキシブルプリント基板(以下、フレキという)により接続されている。特許文献1には、フレキがベース部材側から曲線部を伴って巻き回された後、シフト鏡筒側に接続している像ぶれ補正装置が開示されている。
特開2013-44960号公報
シフト鏡筒とベース部材とがフレキで接続されている場合、フレキの反力によりシフト鏡筒に力が加わったり、フレキが他の構造物に接触し、フレキの反力が急激に変化したりして、正確な制御が困難になる。フレキの反力を小さくすると共に、フレキの接触をなくすためには、フレキの移動範囲を広くすることが好ましいが、この場合、像ぶれ補正装置が大型化してしまい、ひいては光学機器が大型化してしまう。
特許文献1の像ぶれ補正装置では、フレキの反力を小さくするためには曲線部の曲率を大きくする必要があるが、大型化することなく曲線部の曲率を大きくすることは難しい。また、曲率を変化させると負荷変動が大きくなり、制御が困難になる可能性がある。
本発明は、フレキシブルプリント基板の反力を低減しつつ負荷変動の小さい、小型な像ぶれ補正装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面としての像ぶれ補正装置は、防振素子を保持する可動部材と、可動部材を防振素子の光軸に垂直な方向の成分を含む方向において移動可能に保持するベース部材と、ベース部材に設けられた第1の固定部および可動部材に設けられた第2の固定部に接続されているフレキシブル基板とを有し、第1の固定部は、ベース部材の外周上の所定の2点を結ぶ第1の直線に沿って設けられており、フレキシブル基板は、ベース部材の径方向において第1の線に対して光軸とは反対側に配置される曲線部を備えることを特徴とする。
本発明によれば、フレキシブルプリント基板の反力を低減しつつ負荷変動の小さい、小型な像ぶれ補正装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る像ぶれ補正装置を有する光学機器の一例であるデジタルカメラのブロック図である。 光学防振装置の外観図である。 回転抑制機構の説明図である。 第2のガイド部材の詳細図である。 ベース部材に取り付けられた部品の位置関係を示す図である。 シフト鏡筒に取り付けられた部品の位置関係を示す図である。 光学防振装置の断面図である。 シフト鏡筒とベース部材のフレキ接続の説明図である。 光軸方向から見たときの、シフト鏡筒側固定部からベース部材側固定部の接続を説明する図である。 シフト鏡筒が移動した場合の接続部における半径を示す図である。 シフト鏡筒が移動した場合のフレキシブル基板の外径を示す図である。 シフト鏡筒が移動した場合のシフト鏡筒の移動可能な距離を示す図である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る像ぶれ補正装置を有する光学機器の一例であるデジタルカメラのブロック図である。デジタルカメラは、レンズ鏡筒101およびカメラ本体201を有する。レンズ鏡筒101は、マウント111を介してカメラ本体201に固定されている。
レンズ鏡筒101は、固定レンズ102a,102b、フォーカスレンズ103、絞りユニット104、および像ぶれ補正レンズ(防振素子)105を有する。また、レンズ鏡筒101は、ジャイロセンサ106、レンズ側メインCPU107、像ぶれ補正駆動源108、絞り駆動源109、およびフォーカスレンズ駆動源110を有する。
レンズ側メインCPU107は、レンズ鏡筒101全体の駆動制御や演算を行う。絞り駆動源109は、レンズ側メインCPU107からの指示に従い、絞りユニット104を駆動する。フォーカスレンズ駆動源110は、レンズ側メインCPU107からの指示に従い、フォーカスレンズ103を駆動する。
また、レンズ側メインCPU107は、像ぶれ補正を行う。この場合、レンズ側メインCPU107はまず、ジャイロセンサ106により検出されたデジタルカメラのぶれを用いて、ぶれ補正量を算出する。次に、レンズ側メインCPU107は、算出したぶれ補正量を用いて像ぶれ補正レンズ105を像ぶれ補正駆動源108を介して光軸xに垂直な方向であるy方向(ヨー方向)、およびp方向(ピッチ方向)の成分を含む方向へ駆動することで像ぶれ補正を行う。
また、レンズ側メインCPU107は、レンズ鏡筒101、またはカメラ本体201の保持状態をジャイロセンサ106の検出値から判断する判断手段も備えている。
カメラ本体201は、撮像素子202、カメラ側メインCPU203、レリーズボタン204、主電源205、および画像記録用メディア206を有する。撮像素子202は、レンズ鏡筒101内の光学素子により撮像面に結像された被写体像を電気信号に変換する。レリーズボタン204が半押し操作されると第1スイッチ(SW1)がオンになり、全押し操作されると第2スイッチ(SW2)がオンになる。SW1のオンに応じて撮影スタンバイからの復帰、像ぶれ補正開始、オートフォーカスの開始、および測光の開始などの撮影開始準備の指示が行われる。SW2のオンに応じて撮影が開始され、画像記録用メディア206への画像の記録指示が行われる。カメラ側メインCPU203は、マウント111に設けられた不図示の接点ブロックを介して、レンズ鏡筒101に対する電力の供給や、レンズ側メインCPU107との撮影情報のやり取りを行っている。
なお、本実施形態では、像ぶれ補正を行うために像ぶれ補正レンズ105を光軸xに垂直な方向の成分を含む方向へ移動させているが、本発明はこれに限定されない。撮像素子202を防振素子として光軸xに垂直な方向の成分を含む方向へ移動させることで像ぶれ補正を行ってもよい。
以下、デジタルカメラに搭載されている光学防振装置(像ぶれ補正装置)300の構成について説明する。本実施形態では、光学防振装置300の構成のうち従来から知られている構成についての詳細な説明は省略する。
図2は、光学防振装置300の外観図である。シフト鏡筒(可動部材)301は、ガラス混入のPC材といったモールドで形成されており、像ぶれ補正レンズ105を光軸xに垂直な方向の成分を含む方向へ(光軸xに直交する平面内で)移動可能に保持している。シフト鏡筒301には、像ぶれ補正駆動源108の一部であるコイル303がUV接着剤等で固定されている。
ベース部材302はガラス混入のPC材といったモールドで形成されており、外形の少なくとも一部は円環形状である。ベース部材302には、駆動磁石304を保持すると共に位置決めするための、SPCC等の磁性体で板状に作られた下ヨーク305および上ヨーク306が固定されている。また、ベース部材302には、不図示のカム環や案内環につられるコロ317を保持するコロ保持部317aが設けられている。
ベース部材302が変形した状態で組み立てられると、像ぶれ補正レンズ105は他のレンズと比較して倒れてしまい、防振性能が悪化する可能性がある。組立時に生じる像ぶれ補正レンズ105の倒れを調整して防振性能を良くしても、高温低温下での使用、熱衝撃、および外部からの衝撃によりベース部材302が変形すると、像ぶれ補正レンズ105の倒れが生じ、防振性能が悪化する可能性がある。
下ヨーク305および上ヨーク306にはそれぞれ、複数の駆動磁石304が配置されている。コイル303が通電されると、ローレンツ力が発生し、シフト鏡筒301が駆動する。すなわち、コイル303、駆動磁石304、下ヨーク305、および上ヨーク306から構成されるアクチュエータにより、シフト鏡筒301は光軸xに垂直な方向の成分を含む方向へ駆動する。光学防振装置300には、それぞれがシフト鏡筒301を光軸xに垂直な方向の成分を含む第1の方向、および光軸xと第1の方向に垂直な方向の成分を含む第2の方向へ駆動する2組のアクチュエータが設けられている。
また、下ヨーク305には、上ヨーク306を支えるための支柱316が設けられている。支柱316は、ベース部材302によって位置決めされている。
なお、光軸に垂直な方向とは、完全に光軸に垂直な方向だけでなく、許容誤差の範囲内で完全な垂直からずれている方向(垂直とみなせる方向)も含む。
図3は、回転抑制機構の説明図である。シフト鏡筒301は、3つの第1のボール307を介して光軸xに垂直な方向の成分を含む方向へ(光軸xに直交する平面内で)移動可能にベース部材302に保持されている。3つの第1のボール307はすべて、シフト鏡筒301とベース部材302との間に挟持されている。シフト鏡筒301は、引張りばね312からの付勢力によって3つの第1のボール307を介してベース部材302に固定されているボール板金313に付勢されている。すなわち、像ぶれ補正レンズ105の倒れは、ボール板金313の高さによって決まる。
また、シフト鏡筒301には、シフトガイド部材301aが前述したアクチュエータが設けられていない位相にビス等によって固定されている。第1のガイド部材310は、第2のガイド部材311とシフト鏡筒301との間に配置されている。引張りばね312は、第2のガイド部材311とベース部材302にかけられている。第1のガイド部材310は、第2のガイド部材311を介して作用する、後述する引張りばね312による付勢力によってシフト鏡筒301に向かって付勢されている。
シフトガイド部材301aには、シフト鏡筒301を第1の方向へガイドする、V溝として形成された2つのガイド溝部301bが形成されている。第1のガイド部材310には、2つのガイド溝部310aが形成されている。2つの第2のボール308aはそれぞれ、ガイド溝部301b,310aに当接している。すなわち、シフト鏡筒301および第1のガイド部材310は、第2のボール308aの転動を伴う第1の方向への相対移動が許容され、第1の方向と異なる方向への相対移動が制限される。第2のボール308bは、第1のガイド部材310のV溝とベース部材302に固定されているボール板金313に当接している。なお、第2のボール308bは、第1のガイド部材310とV溝で当接しているが、平面で当接してもよい。
図4は、第2のガイド部材311の詳細図である。第2のガイド部材311は、ガイド形成部材311a、ガイドベース311b、およびボール板金313を有する。また、第2のガイド部材311は、ベース部材302に対して駆動平面上で変位しないように位置決めするために用いられる位置決め穴311c、およびばねかけ部311dを有する。また、第2のガイド部材311は、軸ビス315を保持するための軸ビス保持部311eを有する。また、第2のガイド部材311は、光軸方向から見た場合に第1のガイド部材310と重なる範囲内にガイド溝部311gより突出した凸部311fを有する。
第2のガイド部材311は、引張りばね312による付勢力によって第1のガイド部材310に向かって付勢されている。第1のガイド部材310には、シフト鏡筒301を第2の方向へガイドする、V溝として形成された2つのガイド溝部310bが形成されている。第2のガイド部材311には、2つのガイド溝部311gが形成されている。2つの第3のボール309aはそれぞれ、ガイド溝部310b,311gに当接している。すなわち、第1のガイド部材310および第2のガイド部材311は、第3のボール309aの転動を伴う第2の方向への相対移動が許容され、第2の方向と異なる方向への相対移動が制限される。第3のボール309bは、第1のガイド部材310のV溝と第2のガイド部材311に設けられたボール板金313に当接している。なお、第3のボール309bは、第1のガイド部材310とV溝で当接しているが、平面で当接してもよい。
図5は、ベース部材302に取り付けられた部品の位置関係を示す図である。図6は、シフト鏡筒301に取り付けられた部品の位置関係を示す図である。図7は、光学防振装置の断面図である。
シフト鏡筒301およびベース部材302はそれぞれ、シフト鏡筒301の移動範囲を制限するためのシフト鏡筒側メカ端301dおよびベース部材側メカ端302aを備える。シフト鏡筒側メカ端301dは、像ぶれ補正レンズ105を保持する保持部の周囲に設けられている。ベース部材側メカ端302aは、シフト鏡筒側メカ端301dに対向するように設けられている。シフト鏡筒側メカ端301dの同軸上には、緩衝部材325が設けられている。また、ベース部材302は、緩衝部材325に対向するベース部材側衝撃吸収端部302bを備える。
L字型の下ヨーク305は前述したように、ベース部材302に固定されている。下ヨーク305には、シフト鏡筒301を第1の方向へ駆動するための駆動磁石304a,304b、およびシフト鏡筒301を第2の方向へ駆動するための駆動磁石304c,304dが設けられている。駆動磁石304a-304dは、ベース部材302により位置決めされて吸着により固定されている。駆動磁石304a,304bにより第1の磁石が構成され、駆動磁石304c,304dにより第2の磁石が構成されている。
シフト鏡筒301には、シフト鏡筒301を第1の方向へ駆動するためのコイル303a、およびシフト鏡筒301を第2の方向へ駆動するためのコイル303bが固定されている。コイル303aは、組み立て時に駆動磁石304a,304bと対向するように固定される。また、コイル303bは、組み立て時に駆動磁石304c,304dと対向するように固定される。
ベース部材302には、シフト鏡筒301の第1の方向の位置を検出するために使用される検出用磁石318a、およびシフト鏡筒301の第2の方向の位置を検出するために使用される検出用磁石318bが固定されている。
シフト鏡筒301は、検出用磁石318aの磁気を検出するための磁気センサ321a、および検出用磁石318bの磁気を検出するための磁気センサ321bを有する。また、シフト鏡筒301は、コイル303a,303b、磁気センサ321a,321bに電気を供給するためのフレキシブル基板319を保持している。
フレキシブル基板319は、光軸方向においてコイル303a,303bの間のボール板金313が設けられている側とは反対側に設けられたコイル半田部319aからシフト鏡筒301の内径側の接続部319bに接続されている。フレキシブル基板319は、接続部319bから前述したボール板金313が設けられている側で光軸方向においてコイル303aと略同一位置のシフト鏡筒301の収納部319cを通り、磁気センサ321bが実装されている実装部319dに接続されている。フレキシブル基板319は、実装部319dから実装部319d,319eの間に配置された光軸xと平行な面を有するシフト鏡筒301に設けられたシフト鏡筒側固定部(第2の固定部)319fに接続されている。フレキシブル基板319は、シフト鏡筒側固定部319fからベース部材302に設けられたベース部材側固定部(第1の固定部)319iに接続されている。フレキシブル基板319は、シフト鏡筒側固定部319fとベース部材側固定部319iとの間に、直線部319gおよび曲線部319h,319tを備える。フレキシブル基板319は、ベース部材側固定部319iからコネクタ部319jに接続されている。コネクタ部319jには、レンズ側メインCPU107に接続されている不図示のフレキシブル基板が接続されている。
図8は、シフト鏡筒301とベース部材302のフレキ接続の説明図である。フレキ接続は、光軸方向から見て、光軸中心と磁気センサ321a,321bを結ぶ線分の中心とを通る線、および光軸中心と磁気センサ321aとを結ぶ線の間の領域で行われている。れにより、光学防振装置300を小型化可能である。なお、本実施形態では、フレキ接続は1つのフレキシブル基板319によって行われているが、複数のフレキシブル基板319によって行われてもよい。
フレキシブル基板319には、実装部319d,319eの間でシフト鏡筒301の外径側には、光軸xと略平行な立ち上げ面319kが形成されている。また、フレキシブル基板319には、立ち上げ面319kから外径側には、Uターン部319r、および光軸xと略平行な収納面319lが形成されている。シフト鏡筒301の収納面319lの外径側には、Uターン部319rによる反力を抑制するための壁が光軸と略平行に設けられている。フレキシブル基板319の収納面319lから実装部319dの側には、シフト鏡筒側固定部319fに接続されるUターン部319mが形成されている。このような構成により、シフト鏡筒側固定部319fは、Uターン部319mの反力により、シフト鏡筒301のシフト鏡筒側固定部319fの内径側に設けられた壁に押し当てられるため、シフト鏡筒側固定部319fの安定した保持が可能である。
また、シフト鏡筒側固定部319fのUターン部319rと反対側には、シフト鏡筒301において光軸方向において突き当てることが可能な突き当て部319oと突き当て部319oから突出した凸部319nが形成されている。シフト鏡筒側固定部319fにおける光軸方向の位置は、突き当て部319oとシフト鏡筒301の付き当てにより定められている。
また、凸部319nは、シフト鏡筒301における突き当て面に設けられた穴部301eに挿入されている。シフト鏡筒側固定部319fの光軸方向から見てシフト鏡筒側固定部319fと平行な方向の位置は、凸部319nおよび穴部301eの関係で定められている。なお、シフト鏡筒側固定部319fの位置の決め方は、シフト鏡筒側固定部319fの安定した保持が可能であれば、本実施形態の方法に限定されない。
ベース部材側固定部319iには、光軸方向におけるベース部材302と近い側において凸部319p、および凸部319pの間で形成された凹部319qが形成されている。凸部319pをベース部材302に突き当てることで、ベース部材側固定部319iの光軸方向の位置が定められる。また、ベース部材側固定部319iの光軸方向から見てベース部材側固定部319iと平行な方向の位置は、凹部319qとベース部材302に設けられたかまぼこ形状の凸部302cの関係で定められている。
ベース部材側固定部319iにおいて、コの字形状のフレキ抑え板金327がベース部材302に対してラジアル方向からビス締めされている。フレキ抑え板金327は、コの字部分でベース部材302の立壁部、および立壁部を挟むように設けられたフレキシブル基板319を挟むように構成されている。ベース部材側固定部319iの外径側にベース部材301の立壁部が形成され、ベース部材側固定部319iの内径側はフレキ抑え板金327のコの字部分により外径側に付勢されている。また、フレキシブル基板319の立壁部の上側においてフレキ抑え板金327により凸部319pがベースに突き当たるように付勢されている。フレキ抑え板金327は、ベース部材302に設けられた突起形状により上方向へ移動することを規制されている。このような構成とすることで、ベース部材側固定部319iの安定した保持が可能である。なお、ベース部材側固定部319iの位置の決め方は、ベース部材側固定部319iの安定した保持が可能であれば、本実施形態の方法に限定されない。
ベース部材側固定部319iにおいてベース部材301はフレキシブル基板319に固定されている補強板を支持する平面を備える。ベース部材302は、曲線部319hが設けられている側において補強板内で外径側に逃げる形状を備える。すなわち、曲線部319hがベース部材側固定部319iに移動した際にもベース部材302との余裕がある構成となっている。
シフト鏡筒側固定部319fとベース部材側固定部319iはそれぞれ光軸方向において重なる領域に作られている。そのため、曲線部319hがシフト鏡筒301の駆動によってひねられることが抑制され、ひいては、光軸方向へ移動することも抑制できるため光軸方向における光学防振装置300の小型化に有用である。
また、シフト鏡筒側固定部319fとベース部材側固定部319iを略平行に構成することにより、それぞれの距離を近づけることが可能となり、光軸方向から見たときの光学防振装置300の小型化に有用である。
図9は、光軸方向から見たときの、シフト鏡筒側固定部319fからベース部材側固定部319iの接続を説明する図である。
ベース部材側固定部319iは、ベース部材302の外周を形成する略円形状の円の接線326aと鋭角326bをなす直線(第1の直線)326cに沿って設けられている。すなわち、直線326cは、ベース部材302の外周上の所定の2点を通る直線である。
フレキシブル基板319は、直線326cと、光軸xを通り、直線326cに垂直な直線(第2の直線)326eとの交点326gの側に延設されている。すなわち、交点326gの近傍に曲線部319hが設けられている。曲線部319hの少なくとも一部は、ベース部材302の径方向において直線326cに対して光軸xとは反対側に配置されている。また、曲線部319hは、ベース部材301と非接触となるように配置されている。
曲線部319hを設けることで、ベース部材302の内径側では直線でフレキシブル基板319を保持することができる。すなわち、曲線にかかるところまで直線で保持できるので、シフト鏡筒301が駆動した際に変化するフレキ形状によらず外周上の内周までフレキシブル基板319を設けることが可能である。
本実施形態ではベース部材302は円環形状を有するため、光軸を通り、ベース部材側固定部319iと垂直な直線326e上がベース部材302上において最も曲線のスペースがとれる。すなわち、曲線部319hを直線326cと直線326eとの交点326gの近傍に設けることで曲線部319hのなす半径を大きく形成でき、フレキの反力を小さくすることができる。特に、シフト鏡筒301の移動範囲の中心における曲線部319hの最も外径にある点を最外形点319sとしたとき、最外形点319sが直線326eよりもベース部材側固定部319i側に位置することが好ましい。曲線部319hは、実際は楕円形上になり、最外形点319sにおける曲率とベース部材302の外径の曲率を比較するとベース部材302の外径の曲率の方が大きくなるため、最外形点319s以外が移動時に当たる可能性が生じるためである。また、前述したとおり、ベース部材側固定部319i側ではベース部材側固定部319i上から外径に余裕を取ることができる構成のため、本実施形態の構成が好ましい。
また、シフト鏡筒側メカ端301dは、直線326cと略平行で内径側の直線(第3の直線)326dに沿って設けられている。直線部319gは、直線326d上に形成されている。シフト鏡筒側メカ端301dは、直線326cと平行な方向において、ベース部材側固定部319iよりも交点326gの側に配置されている。
また、シフト鏡筒301が移動範囲内の中心(初期位置)に位置する場合、曲線部319hの内側に交点326gが位置することが好ましい。曲線部319hの内側とは、曲線部319hを形成する線分とその両端を結ぶ線の内側のことである。フレキシブル基板319のシフト鏡筒301とベース部材302の接続している部分において、シフト鏡筒301の移動時の最外形点319sは曲線部319h上にある。そのため、曲線部319hの内径に交点326gが位置することで、シフト鏡筒301が移動したときの最外形点319sが最も曲線のスペースがとれる直線326eのより近傍にあるため好ましい。
また、最外形点319sは、シフト鏡筒301の移動範囲内の中心から移動範囲な位置までの距離の半分は動く可能性がある。そのため、シフト鏡筒301が移動範囲内の中心に位置する場合の最外形点319sから直線326eまでの距離326fをシフト鏡筒301の移動範囲内の中心から移動範囲な位置までの距離以下にすることが好ましい。これにより、最外形点319sが最も曲線のスペースがとれる直線326eのより近傍にあるため好ましい。
また、直線部319gは、シフト鏡筒301が移動範囲内の中心に位置する場合、シフト鏡筒301の移動範囲内の中心から移動範囲な位置までの距離の半分以上であることが好ましい。シフト鏡筒301がシフト鏡筒側固定部319fの側に移動した場合に曲線部319hの曲率を変化させないために使用する可能性があるためである。
また、本実施形態では、シフト鏡筒側固定部319fはベース部材側固定部319iと比較して直線326eの近傍に設けられている。これにより、曲線部319hは外径に移動するようにフレキシブル基板319の形が強制される。そのため、曲線部319hが内径に移動しようとする力をシフト鏡筒301に与えることを抑制できる。このとき、シフト鏡筒301の移動範囲内において常にシフト鏡筒側固定部319fがベース部材側固定部319iよりも直線326eに近いほうが有利であることは言うまでもない。
また、本実施形態では、フレキシブル基板319の最小Rになると考えられる曲線部319hのRがほとんど変わることなくシフト鏡筒301を駆動することができる。そのため、シフト鏡筒301が移動することによるフレキシブル基板319の反力の変動が抑制され、光学防振装置300を小型化可能である。
図10はシフト鏡筒301が移動した場合の接続部における半径を、その他の条件を同じにしたときの従来例と比較したときの本発明の効果を簡易的に作図した図である。図11は、シフト鏡筒301が移動した場合のフレキシブル基板319の外径を、その他の条件を同じにしたときの従来例と比較したときの本発明の効果を簡易的に作図した図である。図12は、シフト鏡筒301が移動した場合のシフト鏡筒301の移動可能な距離を、その他の条件を同じにしたときの従来例と比較したときの本発明の効果を簡易的に作図した図である。従来例とは、外径の接線と平行な線が移動範囲の中心方向に移動したところをベース部材302側の引き出し部として、さらに移動範囲の中心方向に移動したところをシフト鏡筒301側の引き出し部として構成されるものを挙げている。
図10から図12を作図するにあたり、以下を前提としている。接続部においてはすべて真円でかけると仮定し、真円および直線で作図している。従来例においては、接続部のRが小さくなる方向へ固定部と垂直にシフト鏡筒301が1mm動いたときの図を描いている。本発明においては、曲線部の中心と移動範囲の中心を接続した方向へ外径にシフト鏡筒301が動いたときの図を描いている。従来例における半径はR3mmとして作図している。本発明においては曲線部が最小Rとなるように作図している。ベース部材302側の固定部においては2.5mmと曲線になるまでの余裕分としてさらに0.5mm必要として作図している。
本実施形態におけるシフト鏡筒301とフレキシブル基板319が可動領域中心で接する円を直径Φ45mmと仮定し、それぞれ、円411,511,611として作図している。従来例におけるシフト鏡筒301とフレキシブル基板319が可動領域中心で接する円を先ほどと同じ直径Φ45mmと仮定し、それぞれ、円421,521,621として作図している。
本実施形態における、前述した方向へシフト鏡筒301が移動したときのフレキシブル基板319の最外形を通る移動領域の中心を中心とする円を、それぞれ、円412,512,612とする。従来例における、前述した方向へシフト鏡筒301が移動したときのフレキシブル基板319の最外形を通る移動領域の中心を中心とする円を、それぞれ、円422,522,622とする。
これらの条件下において、作図すると、円422,522,622の直径は約Φ59.8mmとなる。
図10において、円412の直径を円422と同じにし、シフト鏡筒301の移動量を従来例の作図と同じく1mmとすると、本実施形態における接続部の最小Rは約3.2mmとなる。このとき、フレキ幅4mmのハーフミルのフレキシブル基板319のR3mmにしたときの反力は実験値より約1.5gfであり、R3.2mmにしたときの反力は実験値より約1gfとなる。すなわち、本実施形態の構成によれば、フレキの反力を約30%減少させることができ、アクチュエータの小型化ができ、光学防振装置300の外径を小型化できる。
図11において、接続部の最小Rを3mmと従来例と同じにし、シフト鏡筒301の移動量を従来例の作図と同じく1mmとすると、本実施形態におけるフレキシブル基板301の最外形である円512は直径約Φ59mmとなる。すなわち、本実施形態の構成によれば、光学防振装置300を0.8mm直径で小型化できる。
図12において、接続部の最小Rを3mmと従来例と同じにし、円612の直径を円622と同じにすると、本実施形態におけるシフト鏡筒の移動量は約1.4mmとなる。すなわち、本実施形態の構成によれば、シフト鏡筒301の移動範囲を約1.4倍にでき、光学防振装置300の外径を変えずに防振性能を向上することが可能になる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
105 像ぶれ補正レンズ(防振素子)
202 撮像素子(防振素子)
300 光学防振装置(像ぶれ補正装置)
301 シフト鏡筒(可動部材)
302 ベース部材
319 フレキシブル基板
319f シフト鏡筒側固定部(第2の固定部)
319h 曲線部
319i ベース部材側固定部(第1の固定部)
326c 直線(第1の直線)

Claims (11)

  1. 防振素子を保持する可動部材と、
    前記可動部材を前記防振素子の光軸に垂直な方向の成分を含む方向において移動可能に保持するベース部材と、
    前記ベース部材に設けられた第1の固定部および前記可動部材に設けられた第2の固定部に接続されているフレキシブル基板とを有し、
    前記第1の固定部は、前記ベース部材の外周上の所定の2点を結ぶ第1の直線に沿って設けられており、
    前記フレキシブル基板は、前記ベース部材の径方向において前記第1の直線に対して前記光軸とは反対側に配置される曲線部を備えることを特徴とする像ぶれ補正装置。
  2. 前記フレキシブル基板のうち前記第1の固定部から延設された部分は、前記第1の固定部よりも、前記光軸を通り、前記第1の直線に垂直な第2の直線と、前記第1の直線との交点の側に位置することを特徴とする請求項1に記載の像ぶれ補正装置。
  3. 前記曲線部は、前記ベース部材と非接触であることを特徴とする請求項1又は2に記載の像ぶれ補正装置。
  4. 前記ベース部材の外形の少なくとも一部は、円環形状であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の像ぶれ補正装置。
  5. 前記第2の固定部は、前記第1の直線に平行な第3の直線に沿って設けられていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の像ぶれ補正装置。
  6. 前記第2の固定部は、前記第1の直線に平行な方向において、前記第1の固定部よりも前記第1の直線と、前記光軸を通り、前記第1の直線に垂直な第2の直線との交点の側に配置されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の像ぶれ補正装置。
  7. 前記フレキシブル基板は
    記可動部材が初期位置に位置する場合、前記第2の固定部から前記曲線部までの長さが、前記可動部材の前記初期位置から移動可能な位置までの距離の半分以上であることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の像ぶれ補正装置。
  8. 前記可動部材が初期位置に位置する場合、前記曲線部の前記光軸から最も離れた点から前記光軸を通り、前記第1の直線に垂直な第2の直線までの距離は、前記可動部材の初期位置から移動可能な位置までの距離以下であることを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の像ぶれ補正装置。
  9. 前記防振素子は、光学素子であることを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の像ぶれ補正装置。
  10. 前記防振素子は、撮像素子であることを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の像ぶれ補正装置。
  11. 請求項1乃至10の何れか一項に記載の像ぶれ補正装置を有することを特徴とする光学機器。
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