JP7371834B2 - クラウドサービス用の同期方法 - Google Patents

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Description

本発明は、クラウドサーバに接続可能なクライアント装置で実行される同期プログラム、および、クライアント装置からの接続を受け付けるためにクラウドサーバにインストールされる接続用プログラムに関する。
近年、インターネット関連技術の進展や通信ネットワークの高速化・低価格化などを背景に、様々なクラウドサービスが開発されている。例えば、クラウドコンピューティングをベースとした顧客管理サービスや営業支援サービスなどが提案されている(例えば特許文献1、2参照)。
従来のクラウドサービスでは、クラウドサービス(例えば、顧客管理サービスや営業支援サービスなど)に対応したアプリケーションがクラウドサーバにインストールされており、クライアント装置はクラウドサーバに接続してクラウドサーバ上でそのアプリケーションを実行することにより、そのアプリケーションに対応するクラウドサービスの提供を受けることができる。
従来のクラウドサービスでは、クライアント装置がオンラインのとき(クラウドサーバに接続できるとき)にサービスの提供を受けることを前提としており、クライアント装置がオフラインのとき(クラウドサーバに接続できないとき)にサービスの提供を受けることは想定されていない。したがって、ユーザは、クライアント装置がオンライン状態であるか否かや、オンライン状態であるときでも回線が安定であるか否かを気にしながら、データ入力を行う必要があった。
そこで、クライアント装置がオフラインのとき(クラウドサーバに接続できないとき)にクラウドサービスの提供を受けるために、クラウドサーバにインストールされているアプリケーションの機能を利用するための専用アプリケーション(クライアント装置用のアプリケーション)を、クライアント装置にインストールする方法が考えられる。
しかし、その場合には、様々なクライアントサービスごとに専用アプリケーション(クライアント装置用のアプリケーション)を作成する必要があり、さらに、クラウドサーバのアプリケーションに修正が加えられた場合には、その都度、専用アプリケーションもそれに対応する修正をする必要があり、多大な手間やコストがかかるという問題があった。
特開2015-225648号公報 特開2010-244227号公報
本発明は、上記背景の下でなされたものである。本発明の目的は、クライアント装置がオンライン状態であるかを気にすることなくデータ入力が可能であり、クラウドサーバのアプリケーションの機能を利用するためのクライアント装置用の専用アプリケーションを作成・修正することを不要とすることのできる同期プログラムを提供することにある。
本発明の一の態様は、クラウドサーバに接続可能なクライアント装置で実行される同期プログラムであって、この同期プログラムは、クラウドサーバ上で第1のアプリケーションを実行することにより、クライアント装置に対して第1のアプリケーションに対応するクラウドサービスが提供可能であり、クラウドサーバには、クライアント装置からの接続を受け付けるための接続用プログラムがインストールされ、クライアント装置には、第1のアプリケーションの機能を利用するための第2のアプリケーションがインストールされており、同期プログラムは、クライアント装置に、クライアント装置上でのログイン操作またはアプリ同期操作に応じて、クラウドサーバの接続用プログラムに対して、第1のアプリケーションの設定情報を要求する要求信号を送信する要求信号送信処理と、要求信号に対する応答として、クラウドサーバの接続用プログラムから第1のアプリケーションの設定情報を受信する設定情報受信処理と、クラウドサーバから受信した設定情報に基づいて、第2のアプリケーションのデータベースを作成し、第2のアプリケーションの表示画面を第1のアプリケーションの表示画面と同期させるアプリ同期処理と、を実行させるものであり、さらに、同期プログラムは、クライアント装置に、クライアント装置上でのログイン操作に応じて、第1のアプリケーションのデータベース上のデータをクラウドサーバの接続用プログラムを介して受信して、第2のアプリケーションのデータベース上のデータを第1のアプリケーションのデータベース上のデータと同期させるデータ受信同期処理と、第2のアプリケーション上でデータの入力が行われた場合に、第2のアプリケーションのデータベース上のデータを更新するデータ更新処理と、クライアント装置上でのデータ同期操作に応じて、第2のアプリケーションのデータベース上のデータをクラウドサーバの接続用プログラムに送信して、第1のアプリケーションのデータベース上のデータを第2のアプリケーションのデータベース上のデータと同期させるデータ送信同期処理と、を実行させる。
本発明の別の態様は、クライアント装置からの接続を受け付けるために、クラウドサーバにインストールされる接続用プログラムであって、この接続用プログラムは、クラウドサーバ上で第1のアプリケーションを実行することにより、クライアント装置に対して第1のアプリケーションに対応するクラウドサービスが提供可能であり、接続用プログラムは、クラウドサーバに、クライアント装置上でのログイン操作またはアプリ同期操作に応じてクライアント装置から送信される、第1のアプリケーションの設定情報を要求する要求信号を受信する要求信号受信処理と、要求信号に対する応答として、クライアント装置に第1のアプリケーションの設定情報を送信する設定情報送信処理と、を実行させるものであり、クライアント装置には、第1のアプリケーションの機能を利用するための第2のアプリケーションがインストールされており、クライアント装置では、クラウドサーバから受信した設定情報に基づいて、第2のアプリケーションのデータベースを作成し、第2のアプリケーションの表示画面を第1のアプリケーションの表示画面と同期させるアプリ同期処理が行われ、さらに、接続用プログラムは、クラウドサーバに、クライアント装置上でのログイン操作に応じて、第1のアプリケーションのデータベース上のデータをクライアント装置へ送信して、第2のアプリケーションのデータベース上のデータを第1のアプリケーションのデータベース上のデータと同期させるデータ送信処理と、第2のアプリケーション上でデータの入力が行われ、第2のアプリケーションのデータベース上のデータが更新された場合に、クライアント装置上でのデータ同期操作に応じてクライアント装置から送信される、第2のアプリケーションのデータベース上のデータを受信するデータ受信処理と、を実行させるものであり、クラウドサーバでは、クライアント装置から受信した第2のアプリケーションのデータベース上のデータを用いて第1のアプリケーションのデータベースのデータが同期される。
以下に説明するように、本発明には他の態様が存在する。したがって、この発明の開示は、本発明の一部の態様の提供を意図しており、ここで記述され請求される発明の範囲を制限することは意図していない。
図1は、本発明の実施の形態におけるクラウドサービスシステムの概略図である。 図2は、本発明の実施の形態におけるクラウドサーバとオンライン端末のブロック図である。 図3は、本発明の実施の形態におけるクライアント装置のブロック図である。 図4は、本発明の実施の形態におけるログイン時のアプリ同期処理とデータ受信同期処理のシーケンス図である。 図5は、本発明の実施の形態におけるアプリ同期操作時の処理のシーケンス図である。 図6は、本発明の実施の形態におけるオンライン時のデータ入力時の処理のシーケンス図である。 図7は、本発明の実施の形態におけるオフライン時のデータ入力時の処理のシーケンス図である。
以下に本発明の詳細な説明を述べる。ただし、以下の詳細な説明と添付の図面は発明を限定するものではない。
本発明の同期プログラムは、クラウドサーバに接続可能なクライアント装置で実行される同期プログラムであって、クラウドサーバ上で第1のアプリケーションを実行することにより、クライアント装置に対して第1のアプリケーションに対応するクラウドサービスが提供可能であり、クラウドサーバには、クライアント装置からの接続を受け付けるための接続用プログラムがインストールされ、クライアント装置には、第1のアプリケーションの機能を利用するための第2のアプリケーションがインストールされており、同期プログラムは、クライアント装置に、クライアント装置上でのログイン操作またはアプリ同期操作に応じて、クラウドサーバの接続用プログラムに対して、第1のアプリケーションの設定情報を要求する要求信号を送信する要求信号送信処理と、要求信号に対する応答として、クラウドサーバの接続用プログラムから第1のアプリケーションの設定情報を受信する設定情報受信処理と、クラウドサーバから受信した設定情報に基づいて、第2のアプリケーションのデータベースを作成し、第2のアプリケーションの表示画面を第1のアプリケーションの表示画面と同期させるアプリ同期処理と、を実行させるものであり、さらに、同期プログラムは、クライアント装置に、クライアント装置上でのログイン操作に応じて、第1のアプリケーションのデータベース上のデータをクラウドサーバの接続用プログラムを介して受信して、第2のアプリケーションのデータベース上のデータを第1のアプリケーションのデータベース上のデータと同期させるデータ受信同期処理と、第2のアプリケーション上でデータの入力が行われた場合に、第2のアプリケーションのデータベース上のデータを更新するデータ更新処理と、クライアント装置上でのデータ同期操作に応じて、第2のアプリケーションのデータベース上のデータをクラウドサーバの接続用プログラムに送信して、第1のアプリケーションのデータベース上のデータを第2のアプリケーションのデータベース上のデータと同期させるデータ送信同期処理と、を実行させるものである。
この構成によれば、クライアント装置上でログイン操作またはアプリ同期操作が行われると、接続用プログラムを介してクラウドサーバから第1のアプリケーションの設定情報を取得し、第2のアプリケーションのデータベースを作成して表示画面を同期させる処理(アプリ同期処理)を行う。ユーザは、第2のアプリケーションをクライアント端末で実行することにより、クライアント装置上で第1のアプリケーションの機能を利用することができる。この場合、クライアント端末用のアプリケーション(第1のアプリケーションに相当する専用アプリケーション)を作成する必要がなく、したがって、クライアント端末用のアプリケーション(第1のアプリケーションに相当する専用アプリケーション)を修正する必要もない。
また、クライアント装置上でログイン操作が行われると、接続用プログラムを介してクラウドサーバから第1のアプリケーションのデータを受信して、第2のアプリケーションのデータベース上のデータを同期する処理(データ受信同期処理)が行われる。そして、クライアント装置上(第2のアプリケーション上)でデータの入力が行われると、第2のアプリケーションのデータベース上のデータが更新され、その後、クライアント装置上でデータ同期操作が行われると、クラウドサーバにそのデータが送信され、第1のアプリケーションのデータベース上のデータを同期する処理(データ送信同期処理)が行われる。これにより、ユーザは、クライアント装置がオンライン状態であるかオフライン状態であるかや、オンライン状態であるときに回線が安定であるか不安定であるかを気にすることなくデータ入力を行うことができる。
また、本発明の同期プログラムは、設定情報には、第2のアプリケーションで利用可能な表示項目の情報が含まれ、アプリ同期処理では、クラウドサーバの接続用プログラムから受信した設定情報を用いて、第2のアプリケーションの表示項目を第1のアプリケーションの表示項目と同期させてもよい。
この構成によれば、クライアント装置がオンライン状態になったことを検出すると、アプリ同期処理が行われ、第2のアプリケーションの表示項目(画面上の表示項目)が第1のアプリケーションの表示項目(画面上の表示項目)と自動的に同期する。したがって、ユーザは、クライアント装置上でも第1のアプリケーションの機能を利用することが容易になる。
本発明の接続用プログラムは、クライアント装置からの接続を受け付けるために、クラウドサーバにインストールされる接続用プログラムであって、クラウドサーバ上で第1のアプリケーションを実行することにより、クライアント装置に対して第1のアプリケーションに対応するクラウドサービスが提供可能であり、接続用プログラムは、クラウドサーバに、クライアント装置上でのログイン操作またはアプリ同期操作に応じてクライアント装置から送信される、第1のアプリケーションの設定情報を要求する要求信号を受信する要求信号受信処理と、要求信号に対する応答として、クライアント装置に第1のアプリケーションの設定情報を送信する設定情報送信処理と、を実行させるものであり、クライアント装置には、第1のアプリケーションの機能を利用するための第2のアプリケーションがインストールされており、クライアント装置では、クラウドサーバから受信した設定情報に基づいて、第2のアプリケーションのデータベースを作成し、第2のアプリケーションの表示画面を第1のアプリケーションの表示画面と同期させるアプリ同期処理が行われ、さらに、接続用プログラムは、クラウドサーバに、クライアント装置上でのログイン操作に応じて、第1のアプリケーションのデータベース上のデータをクライアント装置へ送信して、第2のアプリケーションのデータベース上のデータを第1のアプリケーションのデータベース上のデータと同期させるデータ送信処理と、第2のアプリケーション上でデータの入力が行われ、第2のアプリケーションのデータベース上のデータが更新された場合に、クライアント装置上でのデータ同期操作に応じてクライアント装置から送信される、第2のアプリケーションのデータベース上のデータを受信するデータ受信処理と、を実行させるものであり、クラウドサーバでは、クライアント装置から受信した第2のアプリケーションのデータベース上のデータを用いて第1のアプリケーションのデータベースのデータが同期されるものである。
この構成によれば、クライアント装置上でログイン操作またはアプリ同期操作が行われると、接続用プログラムを介してクラウドサーバから第1のアプリケーションの設定情報を取得し、第2のアプリケーションのデータベースを作成して表示画面を同期させる処理(アプリ同期処理)を行う。ユーザは、第2のアプリケーションをクライアント端末で実行することにより、クライアント装置上で第1のアプリケーションの機能を利用することができる。この場合、クライアント端末用のアプリケーション(第1のアプリケーションに相当する専用アプリケーション)を作成する必要がなく、したがって、クライアント端末用のアプリケーション(第1のアプリケーションに相当する専用アプリケーション)を修正する必要もない。
また、クライアント装置上でログイン操作が行われると、接続用プログラムを介してクラウドサーバから第1のアプリケーションのデータを受信して、第2のアプリケーションのデータベース上のデータを同期する処理(データ受信同期処理)が行われる。そして、クライアント装置上(第2のアプリケーション上)でデータの入力が行われると、第2のアプリケーションのデータベース上のデータが更新され、その後、クライアント装置上でデータ同期操作が行われると、クラウドサーバにそのデータが送信され、第1のアプリケーションのデータベース上のデータを同期する処理(データ送信同期処理)が行われる。これにより、ユーザは、クライアント装置がオンライン状態であるかオフライン状態であるかや、オンライン状態であるときに回線が安定であるか不安定であるかを気にすることなくデータ入力を行うことができる。
また、本発明の接続用プログラムでは、接続用プログラムは、クラウドサーバに、第2のアプリケーションで利用可能な表示項目を設定するための処理を実行させるものであり、クライアント装置では、クラウドサーバの接続用プログラムから受信した設定情報を用いて、第2のアプリケーションの表示項目が第1のアプリケーションの表示項目と同期されてもよい。
この構成によれば、クライアント装置がオンライン状態になったことを検出すると、アプリ同期処理が行われ、第2のアプリケーションの表示項目(画面上の表示項目)が第1のアプリケーションの表示項目(画面上の表示項目)と自動的に同期する。したがって、ユーザは、クライアント装置上でも第1のアプリケーションの機能を利用することが容易になる。
本発明によれば、クライアント装置がオンライン状態であるかを気にすることなくデータ入力が可能であり、クラウドサーバのアプリケーションの機能を利用するためのクライアント装置用の専用アプリケーションを作成・修正することを不要とすることができる。
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態の同期プログラムと接続用プログラムについて、図面を用いて説明する。本実施の形態では、クラウドサービスを提供するためのシステム(クラウドサービスシステム)で用いられる同期プログラムと接続用プログラムの場合を例示する。本実施の形態のクラウドサービスシステムの機能は、同期プログラムと接続用プログラムによって実現されているともいえる。
まず、本実施の形態のクラウドサービスの構成を、図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態のクラウドサービスシステムの概略図である。図1に示すように、本実施の形態のクラウドサービスシステム1は、クラウドネットワーク2に接続されたクラウドサーバ3とオンライン端末4とクライアント端末5(クライアント装置)を備えている。クラウドサーバ3は、クラウドサービスを提供するための種々の機能を備えたサーバ装置である。オンライン端末4は、原則として常時オンライン状態で使用されるユーザ端末である。クライアント端末5は、オンライン状態とオフライン状態の両方で使用されるユーザ端末である。例えば、オンライン端末4は据置型の端末装置であり、クライアント端末5は携帯型の端末装置である。
つぎに、クラウドサーバ3とオンライン端末4の構成を、図面を参照して説明する。図2は、本実施の形態のクラウドサーバ3とオンライン端末4のブロック図である。図2に示すように、クラウドサーバ3には、第1のアプリケーション31と接続用プログラム32がインストールされている。オンライン端末4は、入力部41と表示部42を備えている。例えば、入力部41はキーボードやマウスなどで構成され、表示部42はモニタなどで構成される。
第1のアプリケーション31は、クラウドサービスを提供するためのアプリケーションである。クラウドサーバ3上で第1のアプリケーション31を実行することにより、クライアント端末5に対して第1のアプリケーション31に対応するクラウドサービスが提供可能となる。なお、図2では、説明の便宜上、第1のアプリケーション31が1つしか図示されていないが、第1のアプリケーション31はクラウドサービスの数に応じてクラウドサーバ3にインストールされてよい。例えば、このクラウドサーバ3で2つのクラウドサービスを提供する場合には、それぞれのクラウドサービスに対応した2つの第1のアプリケーション31がクラウドサーバ3にインストールされる。
第1のアプリケーション31は、表示画面311とデータベース312とから構成される。表示画面311は、提供されるクラウドサービスに応じた複数の表示項目を含んでいる。複数の表示項目のうち、どの表示項目で表示画面311を構成するか(どの表示項目を表示するか)はユーザが任意に設定することができる。データベース312には、提供されるクラウドサービスに必要な各種のデータが記憶される。データベース312は、提供されるクラウドサービスに応じて複数設けられてもよい。
どのような情報をクライアント端末5に公開するか(クライアント端末5で表示可能とするか)は、第1のアプリケーション31の設定情報としてクラウドサーバ3に記憶されている。第1のアプリケーション31の設定情報には、例えば、表示画面311やデータベース312をどのクライアント端末5に公開するか、どの表示項目をクライアント端末5に公開するか、どのデータベース312をクライアント端末5に公開するかの情報が含まれる。
接続用プログラム32は、クライアント端末5からの接続を受け付けるために、クラウドサーバ3にインストールされるプログラムである。この接続用プログラム32がインストールされることにより、クラウドサーバ3は、本発明に特徴的な機能(要求信号受信部321、設定情報送信部322、データ送信部323、データ受信部324)を備えることができる。
要求信号受信部321は、クライアント端末5上でのログイン操作またはアプリ同期操作に応じてクライアント端末5から送信される要求信号(第1のアプリケーション31の設定情報を要求する信号)を受信する機能を備えている。また、設定情報送信部322は、要求信号に対する応答として、クライアント端末5に第1のアプリケーション31の設定情報を送信する機能を備えている。
データ送信部323は、クライアント端末5上でのログイン操作に応じて、第1のアプリケーション31のデータベース312上のデータをクライアント端末5へ送信する機能を備えている。第1のアプリケーション31のデータベース312上のデータをクライアント端末5へ送信すると、第2のアプリケーション53(後述する)のデータベース532上のデータが第1のアプリケーション31のデータベース312上のデータと同期される。
データ受信部324は、第2のアプリケーション53のデータベース532上のデータ(第2のアプリケーション53上でデータの入力が行われ、第2のアプリケーション53のデータベース532上のデータが更新された場合に、クライアント端末5上でのデータ同期操作に応じてクライアント端末5から送信されるデータ)を受信する機能を備えている。クラウドサーバ3では、クライアント端末5から受信した第2のアプリケーション53のデータベース532上のデータを用いて第1のアプリケーション31のデータベース312のデータが同期される。
また、接続用プログラム32は、クラウドサーバ3に、第2のアプリケーション53で利用可能な表示項目を設定するための処理を実行させる機能も備えている。クライアント端末5では、この接続用プログラム32から受信した設定情報を用いて、第2のアプリケーション53の表示項目が第1のアプリケーション31の表示項目と同期される。
つづいて、クライアント端末5の構成を、図面を参照して説明する。図3は、本実施の形態のクライアント端末5のブロック図である。図3に示すように、クライアント端末5は、入力部51と表示部52を備えている。例えば、入力部51と表示部52はタッチパネルとして一体で構成されてもよい。また、クライアント端末5には、第2のアプリケーション53と同期プログラム54がインストールされている。
第2のアプリケーション53は、クライアント端末5で第1のアプリケーション31の機能を利用するためのアプリケーションである。第2のアプリケーション53は、表示画面531とデータベース532とから構成される。表示画面531は、提供されるクラウドサービスに応じた複数の表示項目を含んでもよく、データベース532は、提供されるクラウドサービスに応じて複数設定されてもよい。どの表示項目がクライアント端末5で利用可能かや、どのデータベース532がクライアント端末5で利用可能かは、クラウドサーバ3から受信する設定情報により設定されている。
同期プログラム54は、第1のアプリケーション31と第2のアプリケーション53との同期(アプリ同期およびデータ同期)をとるために、クライアント端末5にインストールされるプログラムである。この同期プログラム54がインストールされることにより、クライアント端末5は、本発明に特徴的な機能(要求信号送信部541、設定情報受信部542、アプリ同期部543、データ受信同期部544、データ更新部545、データ送信同期部546)を備えることができる。
要求信号送信部541は、クライアント端末5上でのログイン操作またはアプリ同期操作に応じて、クラウドサーバ3の接続用プログラム32に対して、第1のアプリケーション31の設定情報を要求する要求信号を送信する機能を備えている。また、設定情報受信部542は、要求信号に対する応答として、クラウドサーバ3の接続用プログラム32から第1のアプリケーション31の設定情報を受信する機能を備えている。そして、アプリ同期部543は、クラウドサーバ3から受信した設定情報に基づいて、第2のアプリケーション53のデータベース532を作成し、第2のアプリケーション53の表示画面531を第1のアプリケーション31の表示画面311と同期させる機能を備えている。
なお、設定情報には、第2のアプリケーション53で利用可能な表示項目の情報が含まれている。そして、アプリ同期部543は、クラウドサーバ3の接続用プログラム32から受信した設定情報を用いて、第2のアプリケーション53の表示項目を第1のアプリケーション31の表示項目と同期させる機能を備えている。
また、データ受信同期部544は、クライアント端末5上でのログイン操作に応じて、第1のアプリケーション31のデータベース312上のデータをクラウドサーバ3の接続用プログラム32を介して受信して、第2のアプリケーション53のデータベース532上のデータを第1のアプリケーション31のデータベース312上のデータと同期させる機能を備えている。
さらに、データ更新部545は、第2のアプリケーション53上でデータの入力が行われた場合に、第2のアプリケーション53のデータベース532上のデータを更新する機能を備えている。そして、データ送信同期部546は、クライアント端末5上でのデータ同期操作に応じて、第2のアプリケーション53のデータベース532上のデータをクラウドサーバ3の接続用プログラム32に送信して、第1のアプリケーション31のデータベース312上のデータを第2のアプリケーション53のデータベース532上のデータと同期させる機能を備えている。
以上のように構成されたクラウドサービスシステム1について、図面を参照してその動作を説明する。
まず、クライアント端末5からログインをしたときの処理(アプリ同期処理とデータ受信同期処理)について説明する。図4は、本発明の実施の形態におけるログイン時のアプリ同期処理とデータ受信同期処理のシーケンス図である。
図4に示すように、クライアント端末5でログイン操作(例えば、ユーザIDとパスワードの入力)を行うと(S100)、ログイン情報(例えば、ユーザIDやパスワード)がクライアント端末5からクラウドサーバ3へ送信される(S101)。クラウドサーバ3では、クライアント端末5から受信したログイン情報に基づいて、クライアント端末5のユーザの認証処理を実行し(S102)、その認証結果をクラインと装置へ送信する(S103)。
認証結果が認証OKだった場合には、クライアント端末5でアプリ同期処理が開始される(S104)。この場合、クライアント端末5からクラウドサーバ3(接続用プログラム32)へ第1のアプリケーション31の設定情報を要求する要求信号が送信されると(S105)、その応答としてクラウドサーバ3(接続用プログラム32)からクライアント端末5へ第1のアプリケーション31の設定情報が送信される(S106)。
クライアント端末5では、クラウドサーバ3から設定情報を受信すると、その設定情報を用いてアプリ同期処理が行われる(S107)。アプリ同期処理では、クラウドサーバ3から受信した設定情報に基づいて、第2のアプリケーション53のデータベース532が作成されるとともに、第2のアプリケーション53の表示画面531が第1のアプリケーション31の表示画面311と同期される。例えば、初回のログインの場合には、設定情報に基づいて第2のアプリケーション53の表示画面531とデータベース532が自動生成される。二回目以降のログインの場合には、設定情報に基づいて第2のアプリケーション53の表示画面531とデータベース532の差分更新が行われる。なお、設定情報に、第2のアプリケーション53で利用可能な表示項目の情報が含まれている場合には、アプリ同期処理で、クラウドサーバ3から受信した設定情報を用いて、第2のアプリケーション53の表示項目が第1のアプリケーション31の表示項目と同期される。
つづいて、クライアント端末5では、データ受信同期処理が開始される(S108)。この場合、クライアント端末5からクラウドサーバ3(接続用プログラム32)へ第1のアプリケーション31のデータベース312上のデータを要求する要求信号が送信されると(S109)、その応答としてクラウドサーバ3(接続用プログラム32)からクライアント端末5へ第1のアプリケーション31のデータベース312上のデータが送信され(S110)、第2のアプリケーション53のデータベース532上のデータが第1のアプリケーション31のデータベース312上のデータと同期される(S111)。なお、クライアント装置5をオフラインで使用することが想定される場合には、第1のアプリケーション31のデータベース312上のデータ以外のデータであっても、クラウドサーバ3から必要なデータ(マスターデータ)を受信してクライアント装置5に保存しておくこともできる。
このクラウドサービスシステム1は、クライアント装置5の表示画面(第2のアプリケーション53の表示画面531)をユーザが自由にレイアウトの編集をすることができるカスタムレイアウト機能を備えていてもよい。その場合には、まずオンライン端末4を用いて、第2のアプリケーション53の表示画面531のレイアウトを編集し、その表示画面53のレイアウト情報(カスタムレイアウト情報)をクラウドサーバ3に送信する。クラウドサーバ3では、例えば設定情報とともにカスタムレイアウト情報が保存される。そして、クライアント端末5は、例えばクラウドサーバ3から設定情報を受信するときなどに(S107)、クラウドサーバ3からカスタムレイアウト情報を受信する。そして、受信したカスタムレイアウト情報に基づいて、第2のアプリケーション53の表示画面531の設定が行われる。
なお、カスタムレイアウト情報と設定情報は、必ずしも同じサーバに保存される必要はなく、別々のサーバに保存されてもよい。また、カスタムレイアウト情報は、クライアント装置5の画面の解像度(画面のサイズ)に応じて複数のパターンを作成して保存しておくことができる。その場合、クライアントう装置5では、カスタムレイアウト情報に基づいて第2のアプリケーション53の表示画面531の設定が行われるときに、クライアント端末5の画面の解像度(画面のサイズ)にあったカスタムレイアウト情報が複数のパターンの中から自動的に選択される。もちろん、クライアント装置5ではカスタムレイアウト情報の選択(複数のパターンの中からの選択)をユーザが手動で行うことも可能である。
つぎに、ログイン後、クライアント端末5がオンライン状態であるときに、ユーザがクライアント端末5でアプリ同期操作を行ったときの処理について説明する。図5は、そのようなアプリ同期操作時の処理のシーケンス図である。
図5に示すように、ログイン後、クライアント端末5がオンライン状態であるときに、クライアント端末5でアプリ同期操作が行われた場合にも(S200)、クライアント端末5でアプリ同期処理が開始される(S201)。この場合にも、クライアント端末5からクラウドサーバ3(接続用プログラム32)へ第1のアプリケーション31の設定情報を要求する要求信号が送信されると(S202)、その応答としてクラウドサーバ3(接続用プログラム32)からクライアント端末5へ第1のアプリケーション31の設定情報が送信される(S203)。クライアント端末5では、クラウドサーバ3から設定情報を受信すると、その設定情報を用いてアプリ同期処理が行われる。この場合には、設定情報に基づいて第2のアプリケーション53の表示画面531とデータベース532の差分更新が行われる(S204)。
つぎに、クライアント端末5がオンライン状態であるときに、ユーザがクライアント端末5でデータ入力を行ったときの処理について説明する。図6は、オンライン時のデータ入力時の処理のシーケンス図である。
図6に示すように、クライアント端末5がオンライン状態であるときに、ユーザがクライアント端末5でデータ入力を行うと(S300)、そのデータ入力に基づいて第2のアプリケーション53のデータベース532が更新されるとともに(S301)、そのデータ(更新された第2のアプリケーション53のデータベース532上のデータ)がクライアント端末5からクラウドサーバ3へ送信され(S302)、クライアント端末5で、第1のアプリケーション31のデータベース312上のデータが第2のアプリケーション53のデータベース532上のデータと同期される(S303)。
最後に、クライアント端末5がオフライン状態であるときに、ユーザがクライアント端末5でデータ入力を行ったときの処理について説明する。図7は、オフライン時のデータ入力時の処理のシーケンス図である。
図7に示すように、クライアント端末5がオフライン状態であるときに、ユーザがクライアント端末5でデータ入力を行うと(S400)、そのデータ入力に基づいて第2のアプリケーション53のデータベース532が更新される(S401)。
その後、クライアント端末5がオンライン状態になり、それがクライアント端末5で検知されると(S402)、クライアント端末5からクラウドサーバ3(接続用プログラム32)へ第1のアプリケーション31のデータベース312上のデータを要求する要求信号が送信され(S403)、その応答としてクラウドサーバ3(接続用プログラム32)からクライアント端末5へ第1のアプリケーション31のデータベース312上のデータが送信される(S404)。そして、クライアント端末5では、第2のアプリケーション53のデータベース532上のデータのうち、第1のアプリケーション31のデータベース312上のデータと同期されていない未同期のデータ一覧が表示される(S405)。
未同期のデータ一覧表示を確認したユーザが、同期すべきデータを選択する操作(データ同期操作)をクライアント端末5で行うと(S406)、データ送信同期処理が開始される(S407)。この場合、ユーザが選択した同期すべきデータがクライアント端末5からクラウドサーバ3へ送信され(S408)、クライアント端末5で、第1のアプリケーション31のデータベース312上のデータが第2のアプリケーション53のデータベース532上のデータと同期される(S409)。
なお、複数のユーザが、それぞれ異なるクライアント端末5から、第1のアプリケーション31のデータベース312上の同一のデータに入力を行う場合には、クライアント端末5で、第1のアプリケーション31のデータベース312上のデータと第2のアプリケーション53のデータベース532上のデータとの同期が行われるときに(S303、S409)、どのデータについて同期を行うかを確認するための確認画面を表示し、ユーザが選択することができるようにしてもよい。
また、クライアント端末5がカメラ機能を備えている場合、ユーザがクライアント端末5でデータ入力を行うときに(S300、S400)、入力したデータにカメラで撮影したカメラ画像が関連づけられて、第2のアプリケーションのデータベース53のデータベース532が更新されてもよい(S301、S401)。カメラ画像のデータには、カメラ画像が撮影された位置(緯度・経度)や時刻の情報が含まれてもよい。また、カメラ画像のデータは、クライアント端末5からクラウドサーバ3へ送信されるときに(S302、S408)、送信に適したデータ量になるようにリサイズされてもよい。このリサイズは、特に、複数のカメラ画像のデータが同時に送信されるときに有効である。
このような本実施の形態のクラウドサービスシステム1によれば、クライアント端末5上でログイン操作またはアプリ同期操作が行われると、接続用プログラム32を介してクラウドサーバ3から第1のアプリケーション31の設定情報を取得し、第2のアプリケーション53のデータベース532を作成して表示画面531を同期させる処理(アプリ同期処理)を行う。ユーザは、第2のアプリケーション53をクライアント端末5で実行することにより、クライアント端末5上で第1のアプリケーション31の機能を利用することができる。この場合、クライアント端末5用のアプリケーション(第1のアプリケーション31に相当する専用アプリケーション)を作成する必要がなく、したがって、クライアント端末5用のアプリケーション(第1のアプリケーション31に相当する専用アプリケーション)を修正する必要もない。
また、本実施の形態によれば、クライアント端末5上でログイン操作が行われると、接続用プログラム32を介してクラウドサーバ3から第1のアプリケーション31のデータを受信して、第2のアプリケーション53のデータベース532上のデータを同期する処理(データ受信同期処理)が行われる。そして、クライアント端末5上(第2のアプリケーション53上)でデータの入力が行われると、第2のアプリケーション53のデータベース532上のデータが更新され、その後、クライアント端末5上でデータ同期操作が行われると、クラウドサーバ3にそのデータが送信され、第1のアプリケーション31のデータベース312上のデータを同期する処理(データ送信同期処理)が行われる。これにより、ユーザは、クライアント端末5がオンライン状態であるかオフライン状態であるかや、オンライン状態であるときに回線が安定であるか不安定であるかを気にすることなくデータ入力を行うことができる。
また、本実施の形態では、クライアント端末5がオンライン状態になったことを検出すると、アプリ同期処理が行われ、第2のアプリケーション53の表示項目(画面上の表示項目)が第1のアプリケーション31の表示項目(画面上の表示項目)と自動的に同期する。したがって、ユーザは、クライアント端末5上でも第1のアプリケーション31の機能を利用することが容易になる。
以上、本発明の実施の形態を例示により説明したが、本発明の範囲はこれらに限定されるものではなく、請求項に記載された範囲内において目的に応じて変更・変形することが可能である。
以上に現時点で考えられる本発明の好適な実施の形態を説明したが、本実施の形態に対して多様な変形が可能なことが理解され、そして、本発明の真実の精神と範囲内にあるそのようなすべての変形を添付の請求の範囲が含むことが意図されている。
以上のように、本発明にかかる同期プログラムおよび接続用プログラムは、クライアント装置がオンライン状態であるかを気にすることなくデータ入力が可能であり、クラウドサーバのアプリケーションの機能を利用するためのクライアント装置用の専用アプリケーションを作成・修正することを不要とすることができるという効果を有し、様々なクラウドサービスの提供に用いられ、有用である。
1 クラウドサービスシステム
2 クラウドネットワーク
3 クラウドサーバ
4 オンライン端末
5 クライアント端末(クライアント装置)
31 第1のアプリケーション
311 表示画面
322 データベース
32 接続用プログラム
321 要求信号受信部
322 設定情報送信部
323 データ送信部
324 データ受信部
41 入力部
42 表示部
51 入力部
52 表示部
53 第2のアプリケーション
531 表示画面
532 データベース
54 同期プログラム
541 要求信号送信部
542 設定情報受信部
543 アプリ同期部
544 データ受信同期部
545 データ更新部
546 データ送信同期部

Claims (4)

  1. クラウドサーバに接続可能なクライアント装置で実行される同期方法であって、
    前記クラウドサーバ上では、第1のアプリケーションを実行することにより、前記クライアント装置に対して前記第1のアプリケーションに対応するクラウドサービスが提供可能であり、
    前記クラウドサーバには、前記クライアント装置からの接続を受け付けるための接続用プログラムがインストールされ、
    前記クライアント装置には、前記第1のアプリケーションの機能を利用するための第2のアプリケーションがインストールされており、
    前記同期方法は、
    前記クライアント装置が、前記クラウドサーバに接続可能なオンライン状態となっているときに、
    前記クライアント装置上でのログイン操作またはアプリ同期操作に応じて、前記クラウドサーバの接続用プログラムに対して、前記第1のアプリケーションの設定情報を要求する要求信号を送信する要求信号送信ステップと、
    前記要求信号に対する応答として、前記クラウドサーバの接続用プログラムから前記第1のアプリケーションの設定情報を受信する設定情報受信ステップと、
    前記クラウドサーバから受信した前記設定情報に基づいて、前記第2のアプリケーションのデータベースを作成し、前記第2のアプリケーションの表示画面を前記第1のアプリケーションの表示画面と同期させるアプリ同期ステップと、
    前記クライアント装置上でのログイン操作に応じて、前記第1のアプリケーションのデータベース上のデータを前記クラウドサーバの接続用プログラムを介して受信して、前記第2のアプリケーションのデータベース上のデータを前記第1のアプリケーションのデータベース上のデータと同期させるデータ受信同期ステップと、
    を含み、
    また、前記同期方法は、
    前記クライアント装置が、前記クラウドサーバに接続不能なオフライン状態となっているときに、
    前記第2のアプリケーション上でデータの入力が行われた場合に、前記第2のアプリケーションのデータベース上のデータを更新するデータ更新ステップを含み、
    さらに、前記同期方法は、
    前記クライアント装置が、前記オフライン状態から前記オンライン状態になったときに、
    前記クラウドサーバの接続用プログラムから、前記第1のアプリケーションのデータベース上のデータを受信するデータ受信ステップと、
    前記第2のアプリケーションのデータベース上のデータのうち、前記データ受信ステップで受信した前記第1のアプリケーションのデータベース上のデータと同期されていない未同期のデータ一覧を表示する未同期データ一覧表示ステップと、
    前記未同期のデータ一覧のうち同期すべきデータを選択するデータ同期操作に応じて、前記第2のアプリケーションのデータベース上のデータを前記クラウドサーバの接続用プログラムに送信して、前記第1のアプリケーションのデータベース上のデータを前記第2のアプリケーションのデータベース上のデータと同期させるデータ送信同期ステップと、
    を含む、ことを特徴とする同期方法。
  2. 前記設定情報には、前記第2のアプリケーションで利用可能な表示項目の情報が含まれ、
    前記アプリ同期ステップでは、前記クラウドサーバの接続用プログラムから受信した前記設定情報を用いて、前記第2のアプリケーションの表示項目を前記第1のアプリケーションの表示項目と同期させる、請求項1に記載の同期方法。
  3. 前記クラウドサーバは、オンライン端末と接続され、
    前記オンライン端末を用いて前記第2のアプリケーションの表示画面のレイアウトが編集された場合に、前記表示画面のレイアウト情報が前記オンライン端末から前記クラウドサーバに送信され、
    前記クラウドサーバには、前記オンライン端末から受信したレイアウト情報が、前記設定情報とともに保存されており、
    前記同期方法は、
    前記クラウドサーバの接続用プログラムから設定情報を受信するときに、前記設定情報とともに前記クラウドサーバに保存されている前記レイアウト情報を受信するステップと、
    前記クラウドサーバから受信した前記レイアウト情報に基づいて、前記第2のアプリケーションの表示画面の設定が行われるステップと、
    を含む、請求項1または請求項2に記載の同期方法。
  4. 前記クラウドサーバには、前記クライアント装置の画面の解像度に応じて複数のパターンの前記レイアウト情報が保存されており、
    前記同期方法は、
    前記クラウドサーバから受信した前記レイアウト情報に基づいて前記第2のアプリケーションの表示画面の設定が行われるときに、前記設定が行われるクライアント装置の画面の解像度に基づいて、複数のパターンの前記レイアウト情報の中から前記設定に用いられるレイアウト情報を選択するステップを含む、請求項3に記載の同期方法。
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