JP6514153B2 - サービス制御システムおよびサービス制御方法 - Google Patents

サービス制御システムおよびサービス制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数のデバイスを利用するサービスを制御するサービス制御システムおよびサービス制御方法に関する。
ディスプレイやスピーカ、カメラ、マイク、各種センサ等のデバイスと、ユーザが利用するスマートフォン等のユーザ端末とが通信し、デバイスから得た情報をユーザ端末に表示したり、ユーザ端末にある情報をデバイスに出力したり、ユーザ端末からデバイスを操作したりすることが可能である。なお、ここにいう通信は、Bluetooth(登録商標)のような、ユーザ端末とデバイス間で直接接続する無線通信を想定しており、以下ではローカル通信と呼ぶ。一方、インターネット経由の通信をネットワーク通信(NW通信)と呼ぶ。
デバイスがユーザの所有物ではなく、他の人と共有する若しくは他の人から借りるデバイスの場合には、デバイスを予約したり、デバイスが取得した情報とユーザとを関連付けたり、デバイスを操作するユーザ端末を制限したりするなど、何らかのデバイスの管理が必要となる。デバイス管理の一例として、特許文献1には、テーマパーク内に設置され、記念撮影を行うカメラについて、ユーザを撮影した画像に識別子を付与し、この識別子をユーザ端末に送ることで、画像とユーザ端末を紐付けるシステムが記載されている。このシステムを利用することで、ユーザは容易に画像を入手することが可能になり、また他人が自分の画像を入手することを防ぐことができる。
特開2011−242864号公報
特許文献1に記載の技術では、ユーザ端末は1台のデバイスを操作し、その1台のデバイスとデータをやり取りすることを想定しており、複数のデバイスを同時に利用することはできない。例えば、遊園地内のあるアトラクションに複数の撮影装置(デバイス)が設定される場合には、その1台1台について、ユーザはユーザ端末からの同じ操作を繰り返して設定せざるを得ない。つまり、操作できるデバイスの数が増加する場合には、ユーザの操作に関する負担、および、ユーザ端末の制御負担が大きいものとなる。
このような背景を鑑みて本発明がなされたのであり、本発明は、複数のデバイスを用いたサービスを利用する際に、ユーザの操作負担およびユーザ端末の制御負担を軽減することができる、サービス制御システムおよびサービス制御方法を提供することを課題とする。
前記した課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、ユーザが使用するユーザ端末と、前記ユーザ端末からサービスの利用を受け付けるサービス制御装置と、前記ユーザ端末とローカル接続可能な複数のデバイスと、複数の前記デバイスを制御するデバイス管理装置とが、ネットワークを介して接続され、複数の前記デバイスを利用するサービスを制御するサービス制御システムであって、前記サービス制御装置が、前記ユーザが利用可能なサービスに対応付けて、当該サービスの内容を示すサービス種別、および、当該サービスの提供を受けるために複数の前記デバイスが設置される場所が格納されるサービス情報を記憶する記憶部と、前記ユーザ端末から、前記サービス種別および前記場所を付したサービス検索要求を受信し、前記サービス情報を検索して、利用可能なサービスの一覧を示す対象サービス一覧情報を生成し、前記ユーザ端末に送信するサービス情報提供部と、前記ユーザ端末から、利用するサービスの選択情報であるサービス選択情報を受信し、前記サービス選択情報で示される選択したサービスである選択サービスにおいて利用可能なデバイスの一覧を、前記デバイス管理装置から取得し、利用可能なデバイスの一覧を示す対象デバイス一覧情報を生成して前記ユーザ端末に送信することにより、前記選択サービスにおいて利用する複数の前記デバイスの選択情報であるデバイス選択情報を受信するデバイス情報提供部と、前記ユーザ端末が複数の前記デバイスとの間でローカル接続が可能になった際に、選択した複数のデバイスに対して前記デバイス管理装置を介してローカル接続を要求し、前記デバイス管理装置から、ローカル接続による通信のためのペアリング用コードを取得して、前記ユーザ端末に送信するローカル相互認証要求部と、前記ユーザ端末から前記選択サービスの利用開始要求を受信すると、前記選択サービスにおいて利用する複数の前記デバイスの情報を付した利用開始要求を前記デバイス管理装置に送信する利用開始仲介部と、を備え、前記デバイス管理装置が、前記ユーザが利用するサービスに対応付けて、当該サービスにおいて利用可能な複数の前記デバイスの情報が格納されるサービス−デバイス関連情報を記憶する記憶部と、前記サービス制御装置から前記サービス選択情報を受け取り、前記サービス−デバイス関連情報を検索して、前記利用可能なデバイスの一覧を前記サービス制御装置に送信する対象デバイス検索部と、前記サービス制御装置から、前記選択した複数のデバイスに対するローカル接続の要求を受け取った際に前記ペアリング用コードを生成し、当該複数のデバイスそれぞれと、前記サービス制御装置を介して前記ユーザ端末とに、生成した前記ペアリング用コードを送信するローカル相互認証部と、前記サービス制御装置から受信した前記利用開始要求に付された前記選択サービスにおいて利用する複数の前記デバイスの情報に基づき、当該複数のデバイスそれぞれに、前記選択サービスの利用開始要求を送信する利用開始処理部と、を備えることを特徴とするサービス制御システムとした。
また、請求項4に記載の発明は、ユーザが使用するユーザ端末と、前記ユーザ端末からサービスの利用を受け付けるサービス制御装置と、前記ユーザ端末とローカル接続可能な複数のデバイスと、複数の前記デバイスを制御するデバイス管理装置とが、ネットワークを介して接続され、複数の前記デバイスを利用するサービスを制御するサービス制御システムのサービス制御方法であって、前記サービス制御装置が、前記ユーザが利用可能なサービスに対応付けて、当該サービスの内容を示すサービス種別、および、当該サービスの提供を受けるために複数の前記デバイスが設置される場所が格納されるサービス情報を記憶する記憶部を備えており、前記ユーザ端末から、前記サービス種別および前記場所を付したサービス検索要求を受信し、前記サービス情報を検索して、利用可能なサービスの一覧を示す対象サービス一覧情報を生成し、前記ユーザ端末に送信するステップと、前記ユーザ端末から、利用するサービスの選択情報であるサービス選択情報を受信し、前記サービス選択情報で示される選択したサービスである選択サービスにおいて利用可能なデバイスの一覧を、前記デバイス管理装置から取得し、利用可能なデバイスの一覧を示す対象デバイス一覧情報を生成して前記ユーザ端末に送信することにより、前記選択サービスにおいて利用する複数の前記デバイスの選択情報であるデバイス選択情報を受信するステップと、前記ユーザ端末が複数の前記デバイスとの間でローカル接続が可能になった際に、選択した複数のデバイスに対して前記デバイス管理装置を介してローカル接続を要求し、前記デバイス管理装置から、ローカル接続による通信のためのペアリング用コードを取得して、前記ユーザ端末に送信するステップと、前記ユーザ端末から前記選択サービスの利用開始要求を受信すると、前記選択サービスにおいて利用する複数の前記デバイスの情報を付した利用開始要求を前記デバイス管理装置に送信するステップと、を実行し、前記デバイス管理装置が、前記ユーザが利用するサービスに対応付けて、当該サービスにおいて利用可能な複数の前記デバイスの情報が格納されるサービス−デバイス関連情報を記憶する記憶部を備えており、前記サービス制御装置から前記サービス選択情報を受け取り、前記サービス−デバイス関連情報を検索して、前記利用可能なデバイスの一覧を前記サービス制御装置に送信するステップと、前記サービス制御装置から、前記選択した複数のデバイスに対するローカル接続の要求を受け取った際に前記ペアリング用コードを生成し、当該複数のデバイスそれぞれと、前記サービス制御装置を介して前記ユーザ端末とに、生成した前記ペアリング用コードを送信するステップと、前記サービス制御装置から受信した前記利用開始要求に付された前記選択サービスにおいて利用する複数の前記デバイスの情報に基づき、当該複数のデバイスそれぞれに、前記選択サービスの利用開始要求を送信するステップと、を実行することを特徴とするサービス制御方法とした。
このようにすることで、サービス制御システムのサービス制御装置が、ユーザ端末から利用するサービスにおいて用いる複数のデバイスを登録しておき、ユーザ端末と複数のデバイスとの間でローカル接続が可能となった際に、デバイス管理装置が生成したペアリング用コードを用いて相互認証することができる。これにより、ユーザ端末は、利用するデバイスそれぞれに対して、登録や認証をする必要がなくなるため、ユーザの操作負担およびユーザ端末の制御負担を軽減することができる。
請求項2に記載の発明は、前記サービス制御装置が、前記ユーザ端末から、当該ユーザ端末の登録を要求するユーザ端末登録要求を受信し、当該ユーザ端末についてのユーザ端末IDおよびパスワードを発行し、当該ユーザ端末と前記デバイス管理装置とに、前記ユーザ端末IDおよび前記パスワードを通知し、当該ユーザ端末と前記デバイス管理装置との間で、当該ユーザ端末のユーザ端末認証を行うユーザ端末登録認証受付部を、さらに備えることを特徴とする請求項1に記載のサービス制御システムとした。
このように、サービス制御装置は、ユーザ端末登録要求を送信してきたユーザ端末について、ユーザ端末IDおよびパスワードを発行し、当該ユーザ端末とデバイス管理装置に通知することができる。よって、ユーザ端末認証の際に、ユーザ端末は、デバイス管理装置との間で認証を行えばよく、複数のデバイスそれぞれとの間で認証を行う必要がなくなるため、ユーザ端末の制御負担を軽減することができる。
請求項3に記載の発明は、前記サービス制御装置が、さらに、前記ネットワーク上でサービスを提供するサービス提供サーバに接続されており、前記サービス制御装置が、前記サービス制御装置のデバイス情報提供部が、前記サービス提供サーバが提供するネットワーク上のサービスを含め、利用するサービスを選択した旨のサービス選択情報を受信した場合であり、前記利用開始仲介部が前記ユーザ端末から前記利用開始要求を受信したときに、前記ネットワーク上のサービスを利用させるためのAPIアクセストークンを発行し、前記サービス提供サーバと、前記デバイス管理装置を介して前記選択サービスにおいて利用する複数のデバイスそれぞれとに、前記APIアクセストークンを送信するAPIアクセストークン処理部を、さらに備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のサービス制御システムとした。
このように、サービス制御装置が、さらにサービス提供サーバに接続していることにより、ネットワーク上でユーザが予め登録しているサービス提供サーバと複数のデバイスとの間で、情報の送受信をすることができる。よって、ユーザ端末により選択した複数のデバイスによるサービスと、ネットワーク上のサービス(例えば、情報提供サービスや画像保存サービス)を併せて利用することが可能となる。
本発明によれば、複数のデバイスを用いたサービスを利用する際に、ユーザの操作負担およびユーザ端末の制御負担を軽減する、サービス制御システムおよびサービス制御方法を提供することができる。
本実施形態に係るサービス制御システムの全体構成を示す図である。 本実施形態に係るサービス制御システムを構成する各装置の構成を示す機能ブロック図である。 本実施形態に係るユーザ情報のデータ構成例を示す図である。 本実施形態に係るサービス情報のデータ構成例を示す図である。 本実施形態に係る対象サービス一覧情報のデータ構成例を示す図である。 本実施形態に係る対象デバイス一覧情報のデータ構成例を示す図である。 本実施形態に係るサービス利用情報のデータ構成例を示す図である。 本実施形態に係るユーザ端末情報のデータ構成例を示す図である。 本実施形態に係るデバイス情報のデータ構成例を示す図である。 本実施形態に係るサービス−デバイス関連情報のデータ構成例を示す図である。 本実施形態に係るデバイス利用情報のデータ構成例を示す図である。 本実施形態に係るサービス制御システムが実行するユーザ端末・デバイス登録処理の流れを示すシーケンス図である。 本実施形態に係るサービス制御システムが実行するサービス・デバイス選択処理の流れを示すシーケンス図である。 本実施形態に係るサービス制御システムが実行するローカル相互認証処理の流れを示すシーケンス図である。 本実施形態に係るサービス制御システムが実行するデバイス利用開始処理の流れを示すシーケンス図である。 本実施形態に係るサービス制御システムが実行するデバイス利用終了処理の流れを示すシーケンス図である。
(概要)
まず、本実施形態に係るサービス制御システム1等の概要について説明する。
図1は、本実施形態に係るサービス制御システム1の全体構成を示す図である。
図1に示すように、本実施形態に係るサービス制御システム1は、ユーザが備えるユーザ端末200が、ネットワークを介してクラウド上に設置されるサービス制御装置400と接続する。このサービス制御装置400は、1つ以上のサービス提供サーバ500(図1では、サービス提供サーバ「1」「2」)に接続する。また、サービス制御装置400は、ユーザ端末200から、利用したいサービスおよびそのサービスの利用に際して使用する複数のデバイス300の選択情報を受け付け、デバイス管理装置100を介して登録しておく。
ユーザが備えるユーザ端末200が、サービスを利用するために選択した複数のデバイス300に近づくことにより、ローカル接続が可能になると、サービス制御装置400は、ユーザ端末200の代わりに、デバイス管理装置100を介して複数のデバイス300との間で相互認証を行い、利用開始を設定するとともに、サービス提供サーバ500についても利用開始を設定する。
このようにすることにより、ユーザはユーザ端末200を用いて、複数のデバイス300に対して設定のための操作を個々に繰り返したり、ネットワークを介したサービスを利用するために、サービス提供サーバ500を個々に操作したりする必要をなくすことができる。よって、本実施形態に係るサービス制御システム1およびサービス制御方法によれば、複数のデバイスを用いたサービスを利用する際に、ユーザの操作負担およびユーザ端末の制御負担を軽減することができる。
<サービス制御システムの構成>
次に、本実施形態に係るサービス制御システム1を構成する各装置について具体的に説明する。
図2は、本実施形態に係るサービス制御システム1を構成する各装置の構成を示す機能ブロック図である。なお、本実施形態では、主に、遊園地内の1つの利用施設(アトラクション)に設けられた複数のデバイス300(カメラ、ビデオカメラ、モニタ等)を例に説明するがこれに限定されない。
サービス制御システム1は、1つ以上のサービス提供サーバ500と接続されるサービス制御装置400と、複数のデバイス300と、複数のデバイス300を管理し、サービス制御装置400と接続されるデバイス管理装置100と、サービス制御装置400および複数のデバイス300それぞれに接続されるユーザ端末200とを含んで構成される。
以下、各装置について詳細に説明する。
≪サービス制御装置≫
サービス制御装置400は、ユーザ端末200に代わって、デバイス管理装置100を介して複数のデバイス300の設定等を行うとともに、1つ以上のサービス提供サーバ500と接続することにより、各デバイス300と連動したサービス(例えば、記念撮影サービス、画像保存サービス等)を提供する。
このサービス制御装置400は、制御部、入出力部および記憶部(いずれも図示省略)を備えるコンピュータにより構成される。
入出力部は、通信接続されるユーザ端末200、デバイス管理装置100およびサービス提供サーバ500等との間の情報の入出力を行う。また、入出力部は、通信回線を介して情報の送受信を行う不図示の通信インタフェースと、キーボード等の入力手段やモニタ等の出力手段(表示装置)(いずれも図示省略)との間で入出力を行う入出力インタフェースとから構成される。
記憶部は、ハードディスクやフラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)等により構成される。
この記憶部には、図2に示すように、ユーザ情報410(後記する図3参照)、サービス情報420(後記する図4参照)、サービス利用情報430(後記する図7参照)が記憶されるとともに、制御部の各機能を実行させるためのプログラムや、制御部の処理に必要な情報が一時的に記憶される。
次に、サービス制御装置400の制御部の機能について説明する。
図2に示すように、サービス制御装置400の制御部は、ユーザ端末登録認証受付部401、ユーザ端末登録要求部402、サービス情報提供部403、デバイス情報提供部404、ローカル相互認証要求部405、利用開始仲介部406、API(Application Programming Interface)トークン処理部407、利用終了仲介部408を含んで構成される。
ユーザ端末登録認証受付部401は、ユーザ端末200から、ユーザIDが付されたユーザ端末登録要求を受信する。そして、ユーザ端末登録認証受付部401は、そのユーザ端末登録要求についてのユーザ端末IDおよびパスワードを発行して、ユーザIDとともに、ユーザ情報410(図3)に記憶する。ユーザ端末登録認証受付部401は、発行したユーザ端末IDおよびパスワードを、ユーザ端末200に送信する。
また、ユーザ端末登録認証受付部401は、ユーザ端末認証時にユーザ情報410を参照して、ユーザ端末200を認証する。
図3は、本実施形態に係るユーザ情報410のデータ構成例を示す図である。
図3に示すように、ユーザ情報410には、ユーザID、ユーザ端末ID、パスワードの各項目に関する情報が格納される。
ユーザIDは、ユーザ端末登録認証受付部401が受信したユーザ端末登録要求に付されたユーザの識別情報である。
ユーザ端末IDおよびパスワードは、ユーザ端末登録認証受付部401が発行した情報であり、ユーザ端末登録要求を受信する度に生成され、ユーザ端末200の認証の際に用いる。
図3に示す例では、例えば、1行目に示すように、ユーザIDとして「ユーザA」が記憶され、ユーザ端末IDとして「TA」が記憶され、パスワードとして「SAAA」が記憶させることを示している。
図2に戻り、ユーザ端末登録要求部402は、ユーザ端末登録認証受付部401が発行し、ユーザ情報410(図3)に記憶した、ユーザ端末IDおよびパスワードを含むユーザ端末登録処理要求をデバイス管理装置100に送信する。これにより、ユーザ端末登録要求部402は、ユーザ端末登録要求を送信してきたユーザ端末200についての、ユーザ端末IDおよびパスワードをデバイス管理装置100に記憶させる。
サービス情報提供部403は、ユーザ端末200から、サービス種別と場所が付されたサービス検索要求を受信すると、記憶部(図示省略)に記憶しているサービス情報420(図4)を検索し、対象サービス一覧情報421(後記する図5)を生成してユーザ端末200に送信する。
図4は、本実施形態に係るサービス情報420のデータ構成例を示す図である。
図4に示すように、サービス情報420には、サービスID、サービス種別、場所、利用施設の各項目に関する情報が格納される。
サービスIDは、そのサービスを一意に特定するための識別子である。サービス種別は、ユーザが利用するサービスの内容を示す情報である。場所は、サービス種別で示されるサービスを利用する施設(場所)を示す情報である。なお、この場所は、緯度経度等の位置情報や、サービスを利用する場所を特定する名称等であってもよい。利用施設は、場所において示される広義の施設において、具体的に利用する施設(アトラクション等)の情報が格納される。
図4に示す例では、例えば、1行目に示すように、サービスIDとしての「A」に対応付けて、サービス種別として「記念写真サービス」が記憶され、場所として「A(遊園地)」が記憶され、利用施設(アトラクション)として「A−1(ジェットコースター)」が格納される例を示している。
サービス情報提供部403は、ユーザ端末200から、サービス種別として「記念写真サービス」、場所として「A(遊園地)」が付された、サービス検索要求を受信した場合に、サービス情報420(図4)を検索し、検索結果として、図5に示すような対象サービス一覧情報421を生成する。そして、サービス情報提供部403は、この生成した対象サービス一覧情報421を、ユーザ端末200に送信する。
図5に示す対象サービス一覧情報421は、サービス種別「記念写真サービス」および場所「A(遊園地)」に関連する情報として、「A−1(ジェットコースター)」での記念写真サービス(サービスID「A」)、「A−2(メリーゴーランド)」での記念写真サービス(サービスID「A」)、「A−3(観覧車)」での記念写真サービス(サービスID「A」)があることが示される。さらに、サービス提供サーバ500を利用した関連サービスとして、サービス提供サーバ500からの情報提供サービス(サービスID「C」)、および、サービス提供サーバ500の画像保存サービス(サービスID「D」)が利用可能であることが示される。
図2に戻り、デバイス情報提供部404は、ユーザ端末200から、対象サービス一覧情報421(図5)に基づきユーザにより選択されたサービスのサービスIDを含むサービス選択情報を受信する。そして、デバイス情報提供部404は、このサービスIDを付したデバイス検索要求を生成し、デバイス管理装置100に送信する。
そして、デバイス情報提供部404は、デバイス管理装置100から、サービスIDで示されるサービスに対応したデバイスに関する情報(デバイスID、デバイス種別等)を、デバイス検索応答として取得する。続いて、デバイス情報提供部404は、図6に示すような対象デバイス一覧情報422を生成する。そして、デバイス情報提供部404は、この生成した対象デバイス一覧情報422を、ユーザ端末200に送信する。図6に示す例では、ユーザがサービスID「A」、サービス種別「記念写真サービス」、場所「A(遊園地)」、利用施設「A−1(ジェットコースター)」を選択した場合の利用可能なデバイス300の例を示している。ここでは、利用可能デバイスとして、デバイスIDが「D001(カメラ)」「D002(カメラ)」「D003(ビデオカメラ)」「D004(モニタ)」の4つが選択可能であることを示している。
デバイス情報提供部404は、ユーザ端末200から、対象デバイス一覧情報422に基づきユーザにより選択されたデバイス300のデバイスIDを含むデバイス選択情報を受信すると、その選択したデバイス300のデバイスIDを含むサービス利用に関する情報を記憶部内のサービス利用情報430(図7)に記憶する。そして、デバイス情報提供部404は、受信したデバイス選択情報を、デバイス管理装置100に送信する。
図7は、本実施形態に係るサービス利用情報430のデータ構成例を示す図である。
図7に示すように、サービス利用情報430には、サービスNo.、サービスID、ユーザID、ユーザ端末ID、利用デバイスの各項目に関する情報が格納される。
サービスNo.は、ユーザ端末200からのサービス利用に関する要求ごとに、固有の識別子が付された情報である。
サービスIDには、ユーザ端末200により選択されたサービスのサービスIDが格納される。
ユーザIDには、当該サービスを利用するユーザの識別子が格納される。
ユーザ端末IDには、ユーザ端末登録認証受付部401が発行した、ユーザ端末IDが格納される。
そして、利用デバイスには、ユーザ端末200から取得したデバイス選択情報で示される、ユーザが選択したデバイス300のデバイスIDが格納される。
図7では、例えば、1行目に示すように、サービスNo.として「0001」が格納され、ユーザが選択したサービスのサービスIDとして「A(A遊園地のA−1ジェットコースターでの記念写真サービス),D(画像保存サービス)」、ユーザIDが「ユーザA」、ユーザ端末IDが「TA」、ユーザが選択した利用デバイスとして「D001(カメラ),D002(カメラ)」が格納されることを示している。
図2に戻り、ローカル相互認証要求部405は、ユーザ端末200と選択したデバイス300との間でローカル通信であるペアリング処理を行うためのペアリング補助要求をユーザ端末200から受信する。そして、ローカル相互認証要求部405は、そのペアリング補助要求を、ユーザが選択したデバイス300の情報(デバイスID)を付して、デバイス管理装置100に送信することにより、ユーザ端末200と選択したデバイス300との間のローカル通信を確立させる。具体的には、ローカル相互認証要求部405は、デバイス管理装置100から、デバイス管理装置100が生成するペアリング用コードを受信し、ユーザ端末200に転送することにより、ユーザ端末200と選択したデバイス300との間のローカル通信を確立させる。
利用開始仲介部406は、ユーザ端末200から利用開始要求を受信し、その利用開始要求をデバイス管理装置100に送信する。
また、利用開始仲介部406は、デバイス管理装置100から利用開始応答を受信する。
APIトークン処理部407は、利用開始仲介部406が、利用開始応答を受信したことを契機として、サービス提供サーバ500およびデバイス管理装置100に対し、APIアクセストークンを発行する。
利用終了仲介部408は、ユーザ端末200から利用終了要求を受信し、その利用終了要求をデバイス管理装置100に送信する。
また、利用終了仲介部408は、デバイス管理装置100から利用終了応答を受信し、利用終了要求を送信してきたユーザ端末200に、その利用終了応答を送信する。
≪デバイス管理装置≫
次に、デバイス管理装置100について説明する(図2参照)。
デバイス管理装置100は、サービス制御装置400および複数のデバイス300に接続され、ユーザ端末200により選択されたサービスにおいて利用される複数のデバイス300の登録や認証、利用状況の管理等を行う。
このデバイス管理装置100は、制御部、入出力部および記憶部(いずれも図示省略)を備えるコンピュータにより構成される。
入出力部は、通信接続されるサービス制御装置400、複数のデバイス300それぞれ等との間の情報の入出力を行う。また、入出力部は、通信回線を介して情報の送受信を行う不図示の通信インタフェースと、キーボード等の入力手段やモニタ等の出力手段(表示装置)(いずれも図示省略)との間で入出力を行う入出力インタフェースとから構成される。
記憶部は、ハードディスクやフラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)等により構成される。
この記憶部には、図2に示すように、ユーザ端末情報110(後記する図8参照)、デバイス情報120(後記する図9参照)、サービス−デバイス関連情報130(後記する図10参照)、デバイス利用情報140(後記する図11参照)が記憶されるとともに、制御部の各機能を実行させるためのプログラムや、制御部の処理に必要な情報が一時的に記憶される。
次に、デバイス管理装置100の制御部の機能について説明する。
図2に示すように、デバイス管理装置100の制御部は、ユーザ端末登録処理部101、デバイス登録処理部102、対象デバイス検索部103、利用デバイス登録部104、ローカル相互認証部105、利用開始処理部106、APIトークン転送部107、利用終了処理部108を含んで構成される。
ユーザ端末登録処理部101は、サービス制御装置400から、ユーザ端末IDおよびパスワードを含むユーザ端末登録処理要求を受信し、ユーザ端末情報110(図8)として記憶部に記憶する。そして、ユーザ端末登録処理部101は、登録通知をサービス制御装置400に送信する。
図8は、本実施形態に係るユーザ端末情報110のデータ構成例を示す図である。
図8に示すように、ユーザ端末情報110には、ユーザ端末IDと、そのユーザ端末IDに対応するパスワードが格納される。
図2に戻り、デバイス登録処理部102は、各デバイス300から、デバイス種別、位置(場所,利用施設)、IPアドレス等のデバイスに関する情報が付されたデバイス登録要求を受信する。そして、デバイス登録処理部102は、デバイス登録要求を送信してきたデバイス300についての、デバイスIDおよびパスワードを発行して、デバイスに関する情報とともに、デバイス情報120(図9)に記憶する。また、デバイス登録処理部102は、発行したデバイスIDおよびパスワードを、デバイス登録要求を送信してきたデバイス300に送信する。
図9は、本実施形態に係るデバイス情報120のデータ構成例を示す図である。
図9に示すように、デバイス情報120には、デバイスID、デバイス種別、パスワード、位置(場所,利用施設)、IPアドレスの各項目に関する情報が格納される。
デバイスIDには、そのデバイス300を一意に特定するための、デバイス登録処理部102が発行した識別子が格納される。デバイス種別には、そのデバイスの機能(カメラ、ビデオカメラ、モニタ等)を示す情報が格納される。パスワードには、デバイス登録処理部102が発行した、認証のための情報が格納される。位置には、そのデバイスが存在する位置情報が格納される。この位置情報として、経度緯度の情報が格納されてもよいが、図4で示した場所(遊園地、動物園等)および利用施設等として位置情報が格納されてもよい。IPアドレスには、そのデバイス300のネットワーク上での位置情報であるIPアドレスが格納される。
図2に戻り、対象デバイス検索部103は、サービス制御装置400からサービスIDが付されたデバイス検索要求を受信すると、サービス−デバイス関連情報130(図10)を参照し、サービスIDに対応する利用可能なデバイス300(利用可能デバイス)の情報を抽出して、デバイス検索応答を生成し、サービス制御装置400に送信する。
このデバイス検索応答には、サービスIDに対応するデバイス300のデバイスIDとデバイス種別の情報とが付される。
図10は、本実施形態に係るサービス−デバイス関連情報130のデータ構成例を示す図である。
図10に示すように、サービス−デバイス関連情報130には、サービスIDに対応付けて、利用可能なデバイス300(利用可能デバイス)の情報が格納される。
図10においては、例えば1行目において、サービスIDが「A」(つまり、サービス種別が「記念写真サービス」であり、A(遊園地)のA−1(ジェットコースター))の利用施設でのサービスにおいて、利用可能なデバイス300のデバイスIDとして、「D001(カメラ)」「D002(カメラ)」「D003(ビデオカメラ)」「D004(モニタ)」の情報が格納される。
なお、このサービス−デバイス関連情報130は、デバイス登録要求に基づきデバイス情報120(図9)に登録したデバイス300を、対応するサービスのサービスIDとを紐付ける情報として、例えば、サービス制御システム1の管理者等により設定される。
図2に戻り、利用デバイス登録部104は、サービス制御装置400からデバイス選択情報を受信すると、その選択したデバイス300のデバイスIDを含むサービス利用に関する情報を記憶部内のデバイス利用情報140(図11)に記憶する。
図11は、本実施形態に係るデバイス利用情報140のデータ構成例を示す図である。
図11に示すように、デバイス利用情報140には、サービスNo.、サービスID、ユーザ端末ID、利用デバイス、利用開始時刻、利用終了時刻の各項目に関する情報が格納される。
サービスNo.は、ユーザ端末200からのサービス利用に関する要求ごとに、固有の識別子が付された情報である。
サービスIDには、ユーザ端末200により選択されたサービスのサービスIDが格納される。
ユーザ端末IDには、当該サービスを利用するユーザ端末200の識別子が格納される。
そして、利用デバイスには、ユーザ端末200から受信したデバイス選択情報で示される、ユーザが選択したデバイス300のデバイスIDが格納される。
また、利用開始時刻および利用終了時刻には、サービスの利用開始時刻と利用終了時刻が格納される(詳細は後記)。
図2に戻り、ローカル相互認証部105は、ユーザが選択したデバイス300の情報が付されたペアリング補助要求を受信すると、デバイス情報120(図9)を参照し、そのデバイス300のデバイスIDに対応するパスワードに基づき、ユーザが選択したデバイス300との間でデバイス認証を行う。
また、ローカル相互認証部105は、ペアリング用コードを生成し、ユーザが選択したデバイス300それぞれと、サービス制御装置400とに送信する。
利用開始処理部106は、サービス制御装置400から利用開始要求を受信すると、その受信した時刻を、デバイス利用情報140の利用開始時刻に記録した上で、ユーザが選択したデバイス300それぞれに転送する。
また、利用開始処理部106は、ユーザが選択したデバイス300それぞれから、利用開始応答を受信すると、サービス制御装置400に対して、その利用開始応答を転送する。
APIトークン転送部107は、サービス制御装置400からAPIアクセストークンを受信すると、そのAPIアクセストークンを、ユーザが選択したデバイス300それぞれに転送する。
利用終了処理部108は、サービス制御装置400から利用終了要求を受信すると、その受信した時刻を、デバイス利用情報140の利用終了時刻に記録した上で、ユーザが選択したデバイス300それぞれに転送する。
また、利用終了処理部108は、ユーザが選択したデバイス300それぞれから、利用終了応答を受信すると、サービス制御装置400に対して、その利用終了応答を転送する。
≪デバイス≫
次に、デバイス300について説明する(図2参照)。
デバイス300は、ユーザがある利用施設において、サービスの提供を受けるために利用する装置であり、例えば、カメラ、ビデオカメラ、モニタ等である。このデバイス300は、ユーザ端末200との間でローカル通信を行う機能を備える。ここでは、デバイス300は、その利用施設において、固定されて設置されているものとする。また、1つの利用施設に複数のデバイス300が設置され、ユーザは同時に複数のデバイス300を利用することができる。
このデバイス300は、制御部、入出力部および記憶部(いずれも図示省略)を備える。
入出力部は、ネットワークを介して通信接続されるデバイス管理装置100と、ローカル通信により接続されるユーザ端末200との間で、情報の入出力を行う。この入出力部は、通信回線を介して情報の送受信を行う不図示の通信インタフェースを備える。
また、記憶部は、ハードディスクやフラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)等により構成される。
図2に示すように、デバイス300の制御部は、デバイス登録要求部301、ローカル認証処理部302、利用開始制御部303、APIトークン受信部304、利用終了制御部305を含んで構成される。
デバイス登録要求部301は、自身のデバイス種別、位置(場所,利用施設)、IPアドレス等のデバイスに関する情報が付されたデバイス登録要求を、デバイス管理装置100に送信する。
また、デバイス登録要求部301は、デバイス管理装置100から、デバイスIDおよびパスワードを受信し、自身の記憶部に記憶しておく。
ローカル認証処理部302は、デバイス管理装置100との間で、自身の記憶部に記憶しておいた、デバイスIDおよびパスワードを用いて、デバイス認証を行う。
また、ローカル認証処理部302は、デバイス管理装置100から、ユーザ端末200との間でローカル通信を行うためのペアリングコードを受信する。これにより、ローカル認証処理部302は、ユーザ端末200との間でのローカル通信を実現する。
利用開始制御部303は、デバイス管理装置100から、利用開始要求を受信するとともに、利用開始応答をデバイス管理装置100に送信する。
また、APIトークン受信部304は、サービス制御装置400が発行したAPIアクセストークンを、デバイス管理装置100を介して受信する。このAPIアクセストークンを用いることにより、デバイス300とサービス提供サーバ500との間での情報の送受信を行うことが可能となる。
利用終了制御部305は、デバイス管理装置100から、利用終了要求を受信するとともに、利用終了応答をデバイス管理装置100に送信する。
≪ユーザ端末≫
次に、ユーザ端末200について説明する(図2参照)。
ユーザ端末200は、例えば、スマートフォンやタブレット端末等で構成され、ネットワークを介してサービス制御装置400と通信接続する機能と、ローカル通信によりデバイス300との間で接続する機能とを備える。このユーザ端末200は、制御部、入出力部および記憶部(いずれも図示省略)を備える。
図2に示すように、ユーザ端末200の制御部は、ユーザ端末登録部201、サービス選択部202、デバイス選択部203、ローカル認証部204、利用開始要求部205、利用終了要求部206を含んで構成される。
ユーザ端末登録部201は、ユーザ端末200に予め記憶されているサービス制御装置400のIPアドレスにアクセスすることにより、サービス制御装置400と接続する。そして、ユーザ端末登録部201は、ユーザIDを付したユーザ端末登録要求をサービス制御装置400に送信する。
また、ユーザ端末登録部201は、サービス制御装置400が発行した、ユーザ端末IDおよびパスワードを受信し、自身の記憶部に記憶する。
サービス選択部202は、サービス種別と場所を付したサービス検索要求を、サービス制御装置400に送信する。
そして、サービス選択部202は、サービス制御装置400から、対象サービス一覧情報421(図5)を受信し、ユーザ端末200の表示画面に表示する。サービス選択部202は、対象サービス一覧情報421として表示されたサービスについての、ユーザによる選択入力を受け付け、選択されたサービスのサービスIDを含むサービス選択情報をサービス制御装置400に送信する。
デバイス選択部203は、サービス制御装置400から対象デバイス一覧情報422(図6)を受信し、ユーザ端末200の表示画面に表示する。デバイス選択部203は、対象デバイス一覧情報422として表示された利用可能デバイスで示されるデバイス300についての、ユーザによる選択入力を受け付け、選択されたデバイス300のデバイスIDを含むデバイス選択情報を、サービス制御装置400に送信する。
ローカル認証部204は、選択したデバイス300との間で、ローカル通信であるペアリングを行うためのペアリング補助要求をサービス制御装置400に送信する。
また、ローカル認証部204は、デバイス管理装置100が発行したペアリング用コードを、サービス制御装置400を介して受信し、記憶部に記憶する。このペアリング用コードを用いることで、ユーザ端末200は、デバイス300との間で、ローカル通信を行うことが可能となる。
利用開始要求部205は、ローカル通信よるペアリング処理の後、サービス制御装置400に対し利用開始要求を送信するとともに、サービス制御装置400から利用開始応答を受信する。
利用終了要求部206は、サービスの終了時において、サービス制御装置400に対し利用終了要求を送信するとともに、サービス制御装置400から利用終了応答を受信することにより、サービスを終了する。
<処理の流れ>
次に、本実施形態に係るサービス制御システム1の処理を説明する。
サービス制御システム1は、以下の図12〜図16において説明する、(1)ユーザ端末・デバイス登録処理、(2)サービス・デバイス選択処理、(3)ローカル相互認証処理、(4)デバイス利用開始処理、(5)デバイス利用終了処理、を順次実行する。
〔ユーザ端末・デバイス登録処理〕
図12は、本実施形態に係るサービス制御システム1が実行するユーザ端末・デバイス登録処理の流れを示すシーケンス図である。
図12に示すように、まず、ユーザ端末200のユーザ端末登録部201は、サービス制御装置400に接続する処理を行う(ステップS101:サーバ接続)。
続いて、ユーザ端末登録部201は、ユーザIDを付したユーザ端末登録要求をサービス制御装置400に送信する(ステップS102)。
サービス制御装置400のユーザ端末登録認証受付部401は、ユーザ端末200からユーザ端末登録要求を受信する。ユーザ端末登録認証受付部401は、そのユーザ端末登録要求についてのユーザ端末IDおよびパスワードを発行する(ステップS103)。
そして、ユーザ端末登録認証受付部401は、ユーザ端末登録要求に付されたユーザIDとともに、ユーザ端末IDおよびパスワードを、記憶部内のユーザ情報410(図3)に記憶する。
次に、サービス制御装置400のユーザ端末登録要求部402は、デバイス管理装置100に接続する処理を行う(ステップS104:サーバ接続)。
続いて、ユーザ端末登録要求部402は、発行されたユーザ端末IDおよびパスワードを含むユーザ端末登録処理要求を、デバイス管理装置100に送信する(ステップS105)。
ユーザ端末登録処理要求を受信したデバイス管理装置100のユーザ端末登録処理部101は、ユーザ端末登録処理要求に付された、ユーザ端末IDおよびパスワードを、記憶部内のユーザ端末情報110(図8)に記憶する。そして、ユーザ端末登録処理部101は、登録通知をサービス制御装置400に送信する(ステップS106)。
また、サービス制御装置400のユーザ端末登録認証受付部401は、発行したユーザ端末IDおよびパスワードを、ユーザ端末200に通知する(ステップS107)。
一方、サービス制御システム1に属するデバイス300それぞれ(ここでは、デバイス「1」「2」)は、以下のデバイス登録処理を行う。
まず、デバイス300のデバイス登録要求部301は、デバイス管理装置100に接続する処理を行う(ステップS108:サーバ接続)。
続いて、デバイス登録要求部301は、自身のデバイス種別、位置、IPアドレス等のデバイスに関する情報が付されたデバイス登録要求を、デバイス管理装置100に送信する(ステップS109)。
デバイス管理装置100のデバイス登録処理部102は、デバイス300からデバイス登録要求を受信する。デバイス登録処理部102は、そのデバイス300についてのデバイスIDおよびパスワードを発行する(ステップS110)。
そして、デバイス登録処理部102は、デバイス登録要求に付されたデバイスに関する情報とともに、デバイスIDおよびパスワードを、記憶部内のデバイス情報120(図9)に記憶する。また、デバイス登録処理部102は、発行したデバイスIDおよびパスワードを、デバイス登録要求を送信してきたデバイス300に通知する(ステップS111)。
〔サービス・デバイス選択処理〕
図13は、本実施形態に係るサービス制御システム1が実行するサービス・デバイス選択処理の流れを示すシーケンス図である。
図13に示すように、まず、ユーザ端末200のサービス選択部202は、サービス制御装置400との間で、ユーザ端末IDおよびパスワードを用いてユーザ端末認証を行う(ステップS201)。
続いて、サービス選択部202は、サービス種別と場所を付したサービス検索要求を、サービス制御装置400に送信する(ステップS202)。
サービス検索要求を受信したサービス制御装置400のサービス情報提供部403は、サービス検索要求に付されたサービス種別および場所の情報を用いて、記憶部内のサービス情報(図4)を検索し、対象サービス一覧情報421(図5)を生成してユーザ端末200に送信する(ステップS203)。
続いて、ユーザ端末200のサービス選択部202は、受信した対象サービス一覧情報421(図5)を表示画面に表示する。そして、サービス選択部202は、対象サービス一覧情報421として表示されたサービスについての、ユーザによる選択入力を受け付け、選択されたサービスのサービスIDを含むサービス選択情報をサービス制御装置400に送信する(ステップS204)。
次に、サービス制御装置400のデバイス情報提供部404は、デバイス管理装置100との間で、ユーザ端末IDおよびパスワードを用いてユーザ端末認証を行う(ステップS205)。
続いて、デバイス情報提供部404は、選択されたサービスのサービスIDを含むデバイス検索要求をデバイス管理装置100に送信する(ステップS206)。
デバイス検索要求を受信したデバイス管理装置100の対象デバイス検索部103は、サービス−デバイス関連情報130(図10)を参照し、サービスIDに対応する利用可能なデバイス300の情報を抽出して、デバイス検索応答を生成し、サービス制御装置400に送信する(ステップS207)。
デバイス検索応答を受信したサービス制御装置400のデバイス情報提供部404は、対象デバイス一覧情報422(図6)を生成し、ユーザ端末200に送信する(ステップS208)。
続いて、ユーザ端末200のデバイス選択部203は、受信した対象デバイス一覧情報422(図6)を表示画面に表示する。そして、デバイス選択部203は、対象デバイス一覧情報422として表示された利用可能デバイスで示されるデバイス300についての、ユーザによる選択入力を受け付け、選択されたデバイス300のデバイスIDを含むデバイス選択情報をサービス制御装置400に送信する(ステップS209)。
次に、サービス制御装置400のデバイス情報提供部404は、デバイス選択情報を受信すると、その選択されたデバイス300のデバイスIDを含むサービス利用に関する情報を記憶部内のサービス利用情報430(図7)に記憶する。そして、デバイス情報提供部404は、受信したデバイス選択情報を、デバイス管理装置100に送信する(ステップS210)。
そして、デバイス選択情報を受信したデバイス管理装置100の利用デバイス登録部104は、選択されたデバイス300のデバイスIDを含むサービス利用に関する情報を記憶部内のデバイス利用情報140(図11)に記憶する。
なお、図13において示したサービス・デバイス選択処理では、ユーザが対象サービス一覧情報421(図5)において、1つの利用施設でのサービス(例えば、ジェットコースターでの記念写真サービス)を選択することを前提に説明したが、例えば、同時に複数のサービス(ジェットコースターでの記念写真サービスとメリーゴーランドでの記念写真サービス)を選択できるようにしてもよい。この場合、ステップS204において、複数のサービスを選択させ、ステップS208において、サービスごとに、対象デバイス一覧情報422(図6)を表示し選択させるようにする。
〔ローカル相互認証処理〕
図14は、本実施形態に係るサービス制御システム1が実行するローカル相互認証処理の流れを示すシーケンス図である。
図14に示すように、まず、ユーザ端末200のローカル認証部204は、選択したデバイス300との間で、ローカル通信であるペアリングを行うためのペアリング補助要求をサービス制御装置400に送信する(ステップS301)。なお、ユーザ端末200が、このペアリング補助要求をサービス制御装置400に送信する契機は、例えば、デバイス300が発するビーコン等の信号を、選択したデバイス300すべてについて受信した場合としてもよい。
次に、ペアリング補助要求を受信したサービス制御装置400のローカル相互認証要求部405は、サービス利用情報430(図7)を参照し、当該ユーザ端末200が利用することを選択したデバイス300のデバイスIDを抽出し、そのデバイスIDを付したペアリング補助要求をデバイス管理装置100に送信する(ステップS302)。
デバイス管理装置100のローカル相互認証部105は、ユーザが選択したデバイス300の情報が付されたペアリング補助要求を受信すると、デバイス情報120(図9)を参照し、そのデバイス300のデバイスIDに対応するパスワードに基づき、ユーザが選択したデバイス300(ここでは、デバイス「1」「2」)との間でデバイス認証を行う(ステップS303)。
続いて、デバイス管理装置100のローカル相互認証部105は、ペアリング用コードを生成し(ステップS304)、ユーザが選択したデバイス300それぞれと、サービス制御装置400とに送信する(ステップS305)。
そして、ペアリング用コードを受信したサービス制御装置400のローカル相互認証要求部405は、受信したペアリング用コードをユーザ端末200に送信する(ステップS306)。
これにより、ユーザ端末200とユーザが選択したデバイス300それぞれとの間で、ペアリング用コードにより認証された、ローカル通信によるペアリング処理が実行される(ステップS307)。
〔デバイス利用開始処理〕
図15は、本実施形態に係るサービス制御システム1が実行するデバイス利用開始処理の流れを示すシーケンス図である。
図15に示すように、まず、ユーザ端末200の利用開始要求部205は、サービス制御装置400に対し利用開始要求を送信する(ステップS401)。
続いて、サービス制御装置400の利用開始仲介部406は、サービス利用情報430(図7)を参照し、利用開始要求を送信してきたユーザ端末200が利用することを選択したデバイス300(ここでは、デバイス「1」「2」)のデバイスIDを抽出し、そのデバイスIDを付した利用開始要求をデバイス管理装置100に送信する(ステップS402)。
次に、デバイス管理装置100の利用開始処理部106は、サービス制御装置400から利用開始要求を受信すると、その受信した時刻を、デバイス利用情報140(図11)の利用開始時刻に記録した上で、ユーザが選択したデバイス300それぞれに利用開始要求を転送する(ステップS403)。
利用開始要求を受信した各デバイス300の利用開始制御部303は、デバイス管理装置100から利用開始要求を受信する。そして、各デバイス300の利用開始制御部303は、デバイス管理装置100に利用開始応答を送信する(ステップS404)。
デバイス管理装置100の利用開始処理部106は、ユーザが選択した各デバイス300から利用開始応答を受信すると、サービス制御装置400に対して、各デバイス300が利用開始要求を受け取った旨を示す利用開始応答をサービス制御装置400に送信する(ステップS405)。
デバイス管理装置100から利用開始応答を受信すると、サービス制御装置400のAPIトークン処理部407は、各サービス提供サーバ500およびデバイス管理装置100に対し、APIアクセストークンを発行する(ステップS406)。その後、サービス制御装置400の利用開始仲介部406が、ユーザ端末200に対し、利用開始応答を送信する(ステップS407)。
一方、APIアクセストークンを受信したデバイス管理装置100のAPIトークン転送部107は、そのAPIアクセストークンを、ユーザが選択したデバイス300それぞれに転送する(ステップS408)。
このAPIアクセストークンに基づき、サービス提供サーバ500とデバイス300との間での情報の送受信が可能となり、サービスが開始される(ステップS409)。
例えば、画像情報がアップロードされたり、サービス提供サーバ500に記憶された情報をモニタに表示したり等の、情報の送受信が行われる。
〔デバイス利用終了処理〕
図16は、本実施形態に係るサービス制御システム1が実行するデバイス利用終了処理の流れを示すシーケンス図である。
図16に示すように、まず、ユーザ端末200の利用終了要求部206は、サービス制御装置400に対し利用終了要求を送信する(ステップS501)。
続いて、サービス制御装置400の利用終了仲介部408は、サービス利用情報430(図7)を参照し、利用終了要求を送信してきたユーザ端末200が利用することを選択したデバイス300(ここでは、デバイス「1」「2」)のデバイスIDを抽出し、そのデバイスIDを付した利用終了要求をデバイス管理装置100に送信する(ステップS502)。
次に、デバイス管理装置100の利用終了処理部108は、サービス制御装置400から利用終了要求を受信すると、その受信した時刻を、デバイス利用情報140(図11)の利用終了時刻に記録した上で、ユーザが選択したデバイス300それぞれに利用終了要求を転送する(ステップS503)。
利用終了要求を受信した各デバイス300の利用終了制御部305は、デバイス管理装置100から利用終了要求を受信する。そして、各デバイス300の利用終了制御部305は、デバイス管理装置100に利用終了応答を送信する(ステップS504)。
デバイス管理装置100の利用終了処理部108は、ユーザが選択した各デバイス300から利用終了応答を受信すると、サービス制御装置400に対して、各デバイス300から利用終了応答を受け取った旨を示す利用終了応答をサービス制御装置400に送信する(ステップS505)。
続いて、サービス制御装置400の利用終了仲介部408は、デバイス管理装置100から受信した利用終了応答を、利用終了要求を送信してきたユーザ端末200に送信する(ステップS506)。
以上説明したように、本実施形態に係るサービス制御システム1およびサービス制御方法によれば、ユーザがユーザ端末200を用いて、複数のデバイス300に対してそれぞれ設定のための操作を繰り返したり、ネットワークを介したサービスを利用するために、サービス提供サーバ500を個々に操作する必要をなくすことができる。よって、複数のデバイスを用いたサービスを利用する際に、ユーザの操作負担およびユーザ端末の制御負担を軽減することができる。
なお、本実施形態に係るサービス制御システム1は、上記した実施形態に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、本実施形態においては、サービス制御装置400とデバイス管理装置100は、別装置としたが、両方の装置の機能を備えた1つの装置としてもよい。
また、サービス制御システム1に、さらに、課金サーバを備え、デバイス管理装置100のデバイス利用情報140(図11)に記憶される、利用開始時刻および利用終了時刻に基づき、ユーザ端末200の利用者(ユーザ)に課金するようにしてもよい。
さらに、デバイス管理装置100が各デバイス300の利用開始から利用終了までを監視しておき、正常に利用終了できなかったデバイス300を検出しておくことにより、各デバイス300の品質(故障のしにくさ)をランキングし、ユーザ端末200に提示するようにしてもよい。
1 サービス制御システム
100 デバイス管理装置
101 ユーザ端末登録処理部
102 デバイス登録処理部
103 対象デバイス検索部
104 利用デバイス登録部
105 ローカル相互認証部
106 利用開始処理部
107 APIトークン転送部
108 利用終了処理部
110 ユーザ端末情報
120 デバイス情報
130 サービス−デバイス関連情報
140 デバイス利用情報
200 ユーザ端末
201 ユーザ端末登録部
202 サービス選択部
203 デバイス選択部
204 ローカル認証部
205 利用開始要求部
206 利用終了要求部
300 デバイス
301 デバイス登録要求部
302 ローカル認証処理部
303 利用開始制御部
304 APIトークン受信部
305 利用終了制御部
400 サービス制御装置
401 ユーザ端末登録認証受付部
402 ユーザ端末登録要求部
403 サービス情報提供部
404 デバイス情報提供部
405 ローカル相互認証要求部
406 利用開始仲介部
407 APIトークン処理部
408 利用終了仲介部
410 ユーザ情報
420 サービス情報
430 サービス利用情報
500 サービス提供サーバ

Claims (4)

  1. ユーザが使用するユーザ端末と、前記ユーザ端末からサービスの利用を受け付けるサービス制御装置と、前記ユーザ端末とローカル接続可能な複数のデバイスと、複数の前記デバイスを制御するデバイス管理装置とが、ネットワークを介して接続され、複数の前記デバイスを利用するサービスを制御するサービス制御システムであって、
    前記サービス制御装置は、
    前記ユーザが利用可能なサービスに対応付けて、当該サービスの内容を示すサービス種別、および、当該サービスの提供を受けるために複数の前記デバイスが設置される場所が格納されるサービス情報を記憶する記憶部と、
    前記ユーザ端末から、前記サービス種別および前記場所を付したサービス検索要求を受信し、前記サービス情報を検索して、利用可能なサービスの一覧を示す対象サービス一覧情報を生成し、前記ユーザ端末に送信するサービス情報提供部と、
    前記ユーザ端末から、利用するサービスの選択情報であるサービス選択情報を受信し、前記サービス選択情報で示される選択したサービスである選択サービスにおいて利用可能なデバイスの一覧を、前記デバイス管理装置から取得し、利用可能なデバイスの一覧を示す対象デバイス一覧情報を生成して前記ユーザ端末に送信することにより、前記選択サービスにおいて利用する複数の前記デバイスの選択情報であるデバイス選択情報を受信するデバイス情報提供部と、
    前記ユーザ端末が複数の前記デバイスとの間でローカル接続が可能になった際に、選択した複数のデバイスに対して前記デバイス管理装置を介してローカル接続を要求し、前記デバイス管理装置から、ローカル接続による通信のためのペアリング用コードを取得して、前記ユーザ端末に送信するローカル相互認証要求部と、
    前記ユーザ端末から前記選択サービスの利用開始要求を受信すると、前記選択サービスにおいて利用する複数の前記デバイスの情報を付した利用開始要求を前記デバイス管理装置に送信する利用開始仲介部と、を備え、
    前記デバイス管理装置は、
    前記ユーザが利用するサービスに対応付けて、当該サービスにおいて利用可能な複数の前記デバイスの情報が格納されるサービス−デバイス関連情報を記憶する記憶部と、
    前記サービス制御装置から前記サービス選択情報を受け取り、前記サービス−デバイス関連情報を検索して、前記利用可能なデバイスの一覧を前記サービス制御装置に送信する対象デバイス検索部と、
    前記サービス制御装置から、前記選択した複数のデバイスに対するローカル接続の要求を受け取った際に前記ペアリング用コードを生成し、当該複数のデバイスそれぞれと、前記サービス制御装置を介して前記ユーザ端末とに、生成した前記ペアリング用コードを送信するローカル相互認証部と、
    前記サービス制御装置から受信した前記利用開始要求に付された前記選択サービスにおいて利用する複数の前記デバイスの情報に基づき、当該複数のデバイスそれぞれに、前記選択サービスの利用開始要求を送信する利用開始処理部と、を備えること
    を特徴とするサービス制御システム。
  2. 前記サービス制御装置は、
    前記ユーザ端末から、当該ユーザ端末の登録を要求するユーザ端末登録要求を受信し、当該ユーザ端末についてのユーザ端末IDおよびパスワードを発行し、当該ユーザ端末と前記デバイス管理装置とに、前記ユーザ端末IDおよび前記パスワードを通知し、当該ユーザ端末と前記デバイス管理装置との間で、当該ユーザ端末のユーザ端末認証を行うユーザ端末登録認証受付部を、さらに備えること
    を特徴とする請求項1に記載のサービス制御システム。
  3. 前記サービス制御装置は、さらに、前記ネットワーク上でサービスを提供するサービス提供サーバに接続されており、
    前記サービス制御装置は、
    前記サービス制御装置のデバイス情報提供部が、前記サービス提供サーバが提供するネットワーク上のサービスを含め、利用するサービスを選択した旨のサービス選択情報を受信した場合であり、前記利用開始仲介部が前記ユーザ端末から前記利用開始要求を受信したときに、前記ネットワーク上のサービスを利用させるためのAPIアクセストークンを発行し、前記サービス提供サーバと、前記デバイス管理装置を介して前記選択サービスにおいて利用する複数のデバイスそれぞれとに、前記APIアクセストークンを送信するAPIアクセストークン処理部を、さらに備えること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載のサービス制御システム。
  4. ユーザが使用するユーザ端末と、前記ユーザ端末からサービスの利用を受け付けるサービス制御装置と、前記ユーザ端末とローカル接続可能な複数のデバイスと、複数の前記デバイスを制御するデバイス管理装置とが、ネットワークを介して接続され、複数の前記デバイスを利用するサービスを制御するサービス制御システムのサービス制御方法であって、
    前記サービス制御装置は、
    前記ユーザが利用可能なサービスに対応付けて、当該サービスの内容を示すサービス種別、および、当該サービスの提供を受けるために複数の前記デバイスが設置される場所が格納されるサービス情報を記憶する記憶部を備えており、
    前記ユーザ端末から、前記サービス種別および前記場所を付したサービス検索要求を受信し、前記サービス情報を検索して、利用可能なサービスの一覧を示す対象サービス一覧情報を生成し、前記ユーザ端末に送信するステップと、
    前記ユーザ端末から、利用するサービスの選択情報であるサービス選択情報を受信し、前記サービス選択情報で示される選択したサービスである選択サービスにおいて利用可能なデバイスの一覧を、前記デバイス管理装置から取得し、利用可能なデバイスの一覧を示す対象デバイス一覧情報を生成して前記ユーザ端末に送信することにより、前記選択サービスにおいて利用する複数の前記デバイスの選択情報であるデバイス選択情報を受信するステップと、
    前記ユーザ端末が複数の前記デバイスとの間でローカル接続が可能になった際に、選択した複数のデバイスに対して前記デバイス管理装置を介してローカル接続を要求し、前記デバイス管理装置から、ローカル接続による通信のためのペアリング用コードを取得して、前記ユーザ端末に送信するステップと、
    前記ユーザ端末から前記選択サービスの利用開始要求を受信すると、前記選択サービスにおいて利用する複数の前記デバイスの情報を付した利用開始要求を前記デバイス管理装置に送信するステップと、を実行し、
    前記デバイス管理装置は、
    前記ユーザが利用するサービスに対応付けて、当該サービスにおいて利用可能な複数の前記デバイスの情報が格納されるサービス−デバイス関連情報を記憶する記憶部を備えており、
    前記サービス制御装置から前記サービス選択情報を受け取り、前記サービス−デバイス関連情報を検索して、前記利用可能なデバイスの一覧を前記サービス制御装置に送信するステップと、
    前記サービス制御装置から、前記選択した複数のデバイスに対するローカル接続の要求を受け取った際に前記ペアリング用コードを生成し、当該複数のデバイスそれぞれと、前記サービス制御装置を介して前記ユーザ端末とに、生成した前記ペアリング用コードを送信するステップと、
    前記サービス制御装置から受信した前記利用開始要求に付された前記選択サービスにおいて利用する複数の前記デバイスの情報に基づき、当該複数のデバイスそれぞれに、前記選択サービスの利用開始要求を送信するステップと、を実行すること
    を特徴とするサービス制御方法。
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