JP7370450B2 - 空調システム、管理装置、空調機、センサデータ取得方法及びプログラム - Google Patents

空調システム、管理装置、空調機、センサデータ取得方法及びプログラム Download PDF

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Description

本開示は、空調システム、管理装置、空調機、センサデータ取得方法及びプログラムに関する。
集中管理装置と、複数の室外機と、複数の室内機とを備えたビル用マルチ空調システムにおいて(例えば特許文献1で開示される空調システム)、近年、集中管理装置が各室外機からセンサデータを周期的に取得し、取得した各センサデータを解析して、各室外機を備える各空調機の故障の前兆を検出するサービスが知られている。ここで、センサデータとは、室外機が備える1又は複数のセンサの各々の計測結果が格納されたデータをいう。
国際公開第2019/030896号
上記のサービスにおいて、故障の前兆検出の確度を高めるためには、センサデータを短い間隔で取得したり、あるいは、より充実化された質の高いセンサデータ(例えば、センサの種類が多い、分解能が高い等)で解析できるようにすることが望ましい。
しかしながら、センサデータを短い間隔で取得したり、充実化されたセンサデータを取得するためには、集中管理装置と各室外機間の通信トラフィックが増大してしまうという課題がある。
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、通信トラフィックの増大を招かずに故障の前兆を精度よく検出することが可能な空調システム等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示に係る管理装置は、
室外機と1又は複数の室内機とを備える複数の空調機の各々から、通信により周期的に各空調機が備える1又は複数のセンサの計測結果を含むセンサデータを取得するセンサデータ取得手段と、
記複数の空調機の何れかに故障の前兆が検出されると、当該空調機に対して、前記センサデータの取得周期を短くするか、前記取得するセンサデータを充実化するかの少なくとも何れかの変更を行うとともに、故障の前兆が検出されていない空調機に対して、前記センサデータの取得周期を長くする変更を行う変更手段と、を備える。
本開示によれば、通信トラフィックの増大を招かずに故障の前兆を精度よく検出することが可能となる。
実施形態1における空調システムの全体構成を示す図 実施形態1における集中管理装置のハードウェア構成を示すブロック図 実施形態1における室外機のハードウェア構成を示すブロック図 実施形態1における室内機のハードウェア構成を示すブロック図 実施形態1における集中管理装置の機能構成を示す図 実施形態1における集中管理装置が実行する取得周期変更処理の手順を示すフローチャート 実施形態1の変形例における空調システムの全体構成を示す図 実施形態2における空調システムの全体構成を示す図 実施形態2におけるクラウドサーバのハードウェア構成を示すブロック図 実施形態2における室外機のハードウェア構成を示すブロック図 実施形態2における室内機のハードウェア構成を示すブロック図 実施形態2におけるクラウドサーバの機能構成を示す図
以下、本開示の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、実施形態1における空調システム1の全体構成を示す図である。空調システム1は、例えば、オフィスビル等の建物の空調を行うビル用マルチ空調システムであり、集中管理装置2と、空調機3a,3b,…とを備える。
集中管理装置2は、管理装置の一例であり、空調機3a,3b,…を集中して管理するための装置であり、当該建物内の管理室等、関係者以外が立ち入ることのできない場所に設置される。集中管理装置2は、図2に示すように、通信インタフェース20と、操作受付部21と、ディスプレイ22と、記憶装置23と、制御回路24とを備える。
通信インタフェース20は、通信線4を介して空調機3a,3b,…と第1通信方式で通信するためのハードウェアである。第1通信方式は、例えば、Ethernet(登録商標)である。
操作受付部21は、例えば、キーボード、マウス、キーパッド、押しボタン、タッチパネル、タッチパッド等の1つ以上の入力デバイスを含んで構成され、ユーザからの入力操作を受け付け、受け付けた入力操作に係る信号を制御回路24に送出する。
ディスプレイ22は、例えば、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ等の表示デバイスを含んで構成される。ディスプレイ22は、制御回路24の制御の下、空調機3a,3b,…を管理するための画面等を表示する。
記憶装置23は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、フラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性の半導体メモリ、HDD(Hard Disk Drive)等で構成される。記憶装置23には、空調機3a,3b,…を管理するための管理プログラムと、かかる管理プログラムの実行時に使用されるデータとが記憶される。
制御回路24は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を含んで構成され、集中管理装置2を統括制御する。制御回路24によって実現される集中管理装置2の機能の詳細については後述する。
空調機3a,3b,…の各々は、1台の室外機と、1又は複数の室内機とを備える。例えば、空調機3aは、室外機5aと、室内機6aと、室内機6bとを備え、空調機3bは、室外機5bと、室内機6cと、室内機6dとを備える。
室外機5aと室内機6a,6bとは、冷媒を循環させるための図示しない冷媒配管を介して接続される。即ち、室外機5aと室内機6a,6bとは、一の冷媒系統を構成する。また、室外機5a、室内機6a,6bの各々は、通信線4にバス接続される。さらに、図示は省略しているが、空調機3aは、ユーザから空調に係る操作を受け付けるための専用リモコンを備え、当該専用リモコンも通信線4にバス接続される。
室外機5bと室内機6c,6dとは、室外機5aと室内機6a,6b間の上記の冷媒配管とは異なる冷媒配管を介して接続される。即ち、室外機5bと室内機6c,6dとは、一の冷媒系統を構成する。また、室外機5b、室内機6c,6dの各々は、通信線4にバス接続される。さらに、図示は省略しているが、空調機3bは、ユーザから空調に係る操作を受け付けるための専用リモコンを備え、当該専用リモコンも通信線4にバス接続される。
以下、室外機5a,5bにて共通する説明については、特に個々を指定せずに室外機5と表記し、室内機6a~6dにて共通する説明については、特に個々を指定せずに室内機6と表記する。
室外機5は、図3に示すように、通信インタフェース50と、メインユニット51と、記憶装置52と、制御回路53とを備える。通信インタフェース50は、通信線4を介して他の装置と上述した第1通信方式で通信するためのハードウェアである。
メインユニット51は、一般的な室外機の本来的な機能を実現するための構成部であり、圧縮機、熱交換器、膨張弁、四方弁等で構成される冷媒回路、ファン、各種のセンサ(電流センサ、温度センサ、圧力センサ、周波数センサ、加速度センサ等)等を備える。
記憶装置52は、例えば、EEPROM、フラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性の半導体メモリで構成される。記憶装置52には、センサデータの送信に係るプログラムと、このプログラムの実行時に使用されるデータとが記憶される。なお、この他にも、記憶装置52には、メインユニット51の動作制御に関するプログラムを含む各種のプログラムと、これらのプログラムの実行時に使用されるデータとが記憶される。
制御回路53は、CPU、ROM、RAM等(何れも図示せず)を含んで構成され、当該室外機5を統括制御する。
室内機6は、図4に示すように、通信インタフェース60と、メインユニット61と、記憶装置62と、制御回路63とを備える。通信インタフェース60は、通信線4を介して他の装置と第1通信方式で通信するためのハードウェアである。
メインユニット61は、一般的な室内機の本来的な機能を実現するための構成部であり、例えば、ファン、熱交換器、温度センサ、湿度センサ等を備える。メインユニット61に含まれる各センサの計測結果は、対応する室外機5(即ち、同じ冷媒系統の室外機5)に周期的に送信される。
記憶装置62は、例えば、EEPROM、フラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性の半導体メモリで構成される。記憶装置62には、メインユニット61の動作制御に関するプログラムを含む各種のプログラムと、これらのプログラムの実行時に使用されるデータとが記憶される。
制御回路63は、CPU、ROM、RAM(何れも図示せず)を含んで構成され、当該室内機6を統括制御する。
続いて、集中管理装置2の機能について詳細に説明する。集中管理装置2は、機能的には、図5に示すように、センサデータ取得部200と、故障前兆検出部201と、報知部202と、取得周期変更部203とを備える。これらの機能部は、制御回路24のCPUが記憶装置23に記憶されている上述した管理プログラムを実行することで実現される。
センサデータ取得部200は、センサデータ取得手段の一例である。センサデータ取得部200は、各空調機3から周期的にセンサデータを取得する。詳細には、各空調機3の室外機5に対して、センサデータを要求するコマンド(以下、センサデータ要求コマンド)を空調機3毎に通常周期又は短縮周期で通信線4を介して送信する。
本実施形態では、通常周期は、例えば1分周期であり、短縮周期は、通常周期より短い周期であり、例えば1秒周期である。空調システム1の起動時において、センサデータの取得周期は、各空調機3共通で通常周期に初期設定される。各空調機3に対するセンサデータの取得周期は、後述する取得周期変更部203によって適宜変更される。
空調機3の室外機5は、機能部としてセンサデータ送信部(図示せず)を備え、通信線4を介してかかるセンサデータ要求コマンドを受信すると、自機が備える各種のセンサの計測結果が格納されたセンサデータを生成する。そして、室外機5は、生成したセンサデータを通信線4を介して集中管理装置2に送信する。センサデータ送信部は、センサデータ送信手段の一例である。なお、センサデータには、各センサの計測結果だけでなく、室外機5の動作状態に関する他のデータ、例えば、制御回路53によるメインユニット51に対する動作指示値等が含まれていてもよい。
センサデータ取得部200は、センサデータ要求コマンドに応答して各空調機3の室外機5から通信線4を介して送られてきたセンサデータを受信して取得する。センサデータ取得部200は、取得した各センサデータをセンサデータテーブル230に保存する。
センサデータテーブル230は、各空調機3のセンサデータの履歴が保存されるデータテーブルであり、記憶装置23に記憶される。センサデータテーブル230には、例えば、各空調機3の過去1週間分のセンサデータが保存される。
故障前兆検出部201は、センサデータテーブル230に保存されている各空調機3のセンサデータの履歴に基づいて、各空調機3(より詳細には、各空調機3が備える室外機5)の故障の前兆を検出する。ここで、故障の前兆とは、空調機3が故障又は動作異常が発生している状態までには至っていないが、正常な動作範囲から外れており、近い将来に故障又は動作異常が発生することが予想される状態をいう。故障前兆検出部201は、例えば、圧縮機の運転周波数と動作電流値との関係、冷媒配管温度と冷媒配管圧力との関係、ファンモータの動作電流値とファンモータへの動作指示値との関係などから各空調機3に故障の前兆があるか否かを判定する。
故障前兆検出部201は、何れかの空調機3の故障の前兆を検出すると、当該故障の前兆が検出されたことを示す情報と、当該空調機3の室外機5の機器IDとを含む故障前兆検出通知を報知部202と取得周期変更部203とに発行する。機器IDは、空調システム1を構成する各機器(室外機5、室内機6等)を識別するためのID(identification)である。
報知部202は、故障前兆検出部201から故障前兆検出通知が発行されると、当該機器IDの室外機5に故障の前兆が検出されたことをユーザに報知する。詳細には、報知部202は、現在時刻と、当該室外機5の型番等、ユーザが当該室外機5を認識可能な情報と、故障の前兆が検出された旨を示す情報とを対応付けた報知情報を生成し、生成した報知情報をディスプレイ22に表示する。
取得周期変更部203は、変更手段の一例である。取得周期変更部203は、故障前兆検出部201から故障前兆検出通知が発行されると、当該故障の前兆が検出された空調機3に対するセンサデータの取得周期を短くする。詳細には、取得周期変更部203は、故障前兆検出通知に含まれる機器IDの室外機5に対するセンサデータの取得周期を、上述した通常周期から上述した短縮周期に変更する。
なお、当該室外機5に対するセンサデータの現在の取得周期が短縮周期の場合、取得周期変更部203は、当該室外機5に対する取得周期の変更を行わない。また、センサデータの取得周期が短縮周期の室外機5について、ユーザにより操作受付部21を介して当該取得周期を通常周期に戻す操作が行われると、取得周期変更部203は、当該室外機5に対するセンサデータの取得周期を短縮周期から通常周期に変更する。
例えば、センサデータの取得周期が短縮周期の室外機5、即ち、その動作が詳細に解析され、故障の前兆があるか否かの判定が高精度で行われている室外機5について、一定期間、故障の前兆が検出されなかった等、通常周期に復帰させるための予め定めた条件を満たした場合、ユーザは、操作受付部21を介した操作により、当該室外機5の取得周期を通常周期に戻すことができる。
取得周期変更部203は、取得周期を変更した場合、当該室外機5の機器IDと、変更後の取得周期とを含む周期変更通知をセンサデータ取得部200に発行する。周期変更通知が発行されると、センサデータ取得部200は、以後、当該室外機5に対するセンサデータの取得周期を通知された取得周期に変更する。
図6は、集中管理装置2が実行する取得周期変更処理の手順を示すフローチャートである。集中管理装置2は、一定時間(例えば1分)毎に取得周期変更処理を繰り返し実行する。
集中管理装置2の故障前兆検出部201は、センサデータテーブル230に保存されている各空調機3のセンサデータの履歴を解析して、各空調機3に故障の前兆があるか否かを判定する(ステップS101)。何れかの空調機3に故障の前兆がある場合(ステップS102;YES)、集中管理装置2の処理は、ステップS103に移行する。一方、全ての空調機3に故障の前兆がない場合(ステップS102;NO)、集中管理装置2は、本周期での取得周期変更処理を終了する。
ステップS103では、報知部202は、当該空調機3の故障の前兆が検出されたことをユーザに報知する。ステップS103の後、取得周期変更部203は、当該空調機3に対するセンサデータの現在の取得周期が通常周期であるか否かを判定する(ステップS104)。
当該空調機3に対するセンサデータの現在の取得周期が通常周期でない場合(ステップS104;NO)、即ち、当該空調機3に対するセンサデータの現在の取得周期が短縮周期である場合、集中管理装置2は、本周期での取得周期変更処理を終了する。一方、当該空調機3に対するセンサデータの現在の取得周期が通常周期である場合(ステップS104;YES)、取得周期変更部203は、当該空調機3に対するセンサデータの取得周期を短縮周期に変更する(ステップS105)。その後、集中管理装置2は、本周期での取得周期変更処理を終了する。
以上説明したように、実施形態1の空調システム1によれば、集中管理装置2は、空調機3に故障の前兆が検出されると、当該空調機3に対するセンサデータの取得周期を通常周期より短い短縮周期に変更する。これにより、当該空調機3について、短い間隔で取得されたセンサデータを使用してより詳細に動作の解析ができるため、故障の前兆の程度、該当箇所の特定等、より精度よく故障の前兆を検出することが可能となる。また、故障の前兆が検出されるまでは、集中管理装置2は、各空調機3から通常周期でセンサデータを取得するため、無用な通信トラフィックの増大を防止することができる。
(変形例1)
実施形態1では、故障の前兆が検出されると、当該空調機3からのセンサデータの取得周期を短くしたが、これに替えて、あるいは併用して、当該空調機3から取得するセンサデータを充実化する変更を行ってもよい。この場合、集中管理装置2は、機能構成として、図示しないデータ充実化部をさらに備える。データ充実化部は、変更手段の一例である。データ充実化部は、故障の前兆が検出された空調機3の室外機5に対して、例えば、より多くの種類のセンサの計測結果をセンサデータに格納することを要求したり、あるいは、各センサの計測結果の分解能をより高くしてセンサデータに格納することを要求する。
センサの種類を増加するケースについて説明すると、例えば、集中管理装置2は、故障の前兆が検出されるまでは、予め定めた4種類のセンサの計測結果が格納されたセンサデータを各室外機5から取得し、故障の前兆が検出されると、さらに2種類のセンサの計測結果が追加で格納されたセンサデータを当該室外機5から取得する。追加要求されるセンサの種類は、空調システム1において予め定められていてもよいし、集中管理装置2が指定してもよい。
また、センサの分解能を高くするケースについて説明すると、通常時において、空調システム1では、通信データ量の削減の観点から、センサデータには、各室外機5の各センサの計測結果を丸めた値(例えば、少数点以下の桁数を減らした値等)が格納されている。しかし、故障の前兆が検出されると、集中管理装置2からの分解能を高くする要求により、当該室外機5は、各センサの計測結果が丸められることなく格納されたセンサデータを生成し、集中管理装置2に送信する。
このように、集中管理装置2が取得するセンサデータを充実化することで、当該空調機3についてより詳細に動作の解析ができるため、故障の前兆の程度、該当箇所の特定等、より精度よく故障の前兆を検出することが可能となる。センサデータを充実化すると通信データ量が増えるが、故障の前兆が検出されるまでは、集中管理装置2は、各空調機3から通常のセンサデータを取得するため、無用な通信トラフィックの増大を防止することができる。
(変形例2)
実施形態1では、センサデータの取得周期が短縮周期の室外機5について、即ち、高精度での故障の前兆の検出が実施されている室外機5について、一定期間、故障の前兆が検出されかった場合、ユーザによる操作受付部21を介した操作により当該室外機5の取得周期が通常周期に戻されていた。しかし、このような通常周期への復帰要否の判定を集中管理装置2がさらに備える復帰要否判定部(図示せず)で行うようにしてもよい。
復帰要否判定部は、短縮周期でセンサデータが取得されている室外機5について、予め定めた期間、継続して故障の前兆が検出されていない場合、当該室外機5について、通常周期への復帰が必要であると判定する。そして、通常周期への復帰が必要であると判定すると、復帰要否判定部は、当該室外機5に対するセンサデータの取得周期を通常周期に復帰させるための通知(以下、復帰通知という。)を取得周期変更部203に発行する。復帰通知が発行されると、取得周期変更部203は、当該室外機5に対するセンサデータの取得周期を短縮周期から通常周期に変更する。
また、変形例2を変形例1に適用した場合、復帰要否判定部は、上記と同様の条件で通常のセンサデータへの復帰要否の判定を行い、通常のセンサデータへの復帰が必要であると判定すると、その旨の通知をデータ充実化部に発行する。かかる通知が発行されると、データ充実化部は、当該室外機5に対するセンサデータの充実化の要求を解除する。
(変形例3)
実施形態1では、集中管理装置2が、故障の前兆の検出を行っていたが、集中管理装置2とLAN(Local Area Network)、インターネット等を介して接続される図示しない故障前兆検出装置によって、各空調機3の故障の前兆の検出が実施されるようにしてもよい。この場合、故障前兆検出装置は、各空調機3の故障の前兆の検出結果を集中管理装置2に通知する。また、変形例3を変形例2に適用した場合、故障前兆検出装置が復帰要否判定部を備えてもよい。
(変形例4)
通常周期又は通常のセンサデータに復帰後、予め定めた期間が経過すると、集中管理装置2は、当該室外機5について、再度、センサデータの取得周期を短縮したり、あるいは、取得するセンサデータを充実化してもよい。
(変形例5)
集中管理装置2は、何れかの空調機3に対して、センサデータの取得周期を短縮したり、あるいは、取得するセンサデータを充実化した場合、故障の前兆が検出されていない他の空調機3に対するセンサデータの取得周期を通常周期(例えば1分周期)よりも長い周期(例えば2分周期)に変更してもよい。このようにすると、何れかの空調機3について、故障の前兆が検出された後であっても、通信トラフィックの増大を防止できる。
(変形例6)
集中管理装置2は、故障の前兆の検出前及び検出後におけるセンサデータの各取得周期を、空調システム1において通信線4に接続される機器(室外機5、室内機6等)の台数に応じて決定してもよい。集中管理装置2は、これにより空調システム1の規模に応じた適切な周期でセンサデータを取得でき、結果として故障の前兆を精度よく検出することが可能となる。
(変形例7)
集中管理装置2が各室外機5から取得するセンサデータに、各室内機6が備える1又は複数のセンサの計測結果が含まれるようにしてもよい。この場合、集中管理装置2は、室外機5に加え、室内機6についても故障の前兆があるか否かを判定するようにしてもよい。そして、集中管理装置2は、何れかの室内機6に故障の前兆が検出されると、当該室内機6に対応する室外機5から取得するセンサデータの周期を短縮周期に変更してもよい。
また、変形例7を変形例1に適用した場合では、集中管理装置2は、ある空調機3において、何れかの室内機6に故障の前兆が検出されると、当該室内機6の各センサの計測結果のみを充実化の対象としてもよいし、当該空調機3が備える全ての室内機6の各センサの計測結果を充実化の対象としてもよい。
(変形例8)
室外機5は、自機に対応する各室内機6から取得した、当該室内機6が備える1又は複数のセンサの計測結果から当該室内機6の故障の前兆があるか否かを判定してもよい。この場合、室外機5は、集中管理装置2に送信するセンサデータに、各室内機6の故障の前兆の有無を格納してもよい。
(変形例9)
実施形態1では、集中管理装置2と各室外機5との間の伝送ライン(いわゆる、集中伝送ライン)の通信方式と、各空調機3における室外機5と各室内機6との間の伝送ライン(いわゆる、内外伝送ライン)の通信方式とは、共通であったが、集中伝送ラインと内外伝送ラインの通信方式が異なっていてもよい。
例えば、図7に示す空調システム1では、集中伝送ラインの通信は、実施形態1と同様に第1通信方式で行われるが、内外伝送ラインの通信は、第1通信方式と異なる第2通信方式で行われる。詳細には、室外機5aと、室内機6a,6bの各々との間の通信は、通信線7aを介して第2通信方式で行われる。また、室外機5bと、室内機6c,6dの各々との間の通信は、通信線7bを介して第2通信方式で行われる。第2通信方式として、例えば、9600bpsの調歩同期のベースバンド方式が採用される。
(変形例10)
変形例9における空調システム1において、集中管理装置2により、何れかの空調機3に対するセンサデータの取得周期が短縮周期に変更された場合、当該空調機3において、室外機5は、各室内機6から各センサの計測結果を取得する周期を短くしてもよい。
(変形例11)
空調機3(詳細には、室外機5)が、自機に故障の前兆が検出されると、集中管理装置2に送信するセンサデータの送信周期を通常周期より短い短縮周期に変更する図示しない送信周期変更部を備えるようにしてもよいし、あるいは、センサデータを充実化する図示しないデータ充実化部を備えるようにしてもよい。データ充実化部は、より多くの種類のセンサの計測結果をセンサデータに格納したり、あるいは、各センサの計測結果の分解能をより高くする。送信周期変更部及びデータ充実化部は、空調機における変更手段の一例である。この場合、空調機3は、故障の前兆の検出を自ら行ってもよいし、集中管理装置2又は変形例3の故障前兆検出装置によって、故障の前兆の検出結果が空調機3に通知されるようにしてもよい。
(実施形態2)
続いて、本開示の実施形態2について説明する。なお、以下の説明において、実施形態1と共通する構成要素等については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図8は、実施形態2に係る空調システム1’の全体構成を示す図である。空調システム1’は、実施形態1の空調システム1と同様、例えば、オフィスビル等の建物の空調を行うビル用マルチ空調システムであり、クラウドサーバ8と、空調機3’a,3’b,…とを備える。
空調機3’a,3’b,…の各々は、1台の室外機と、1又は複数の室内機とを備える。例えば、空調機3’aは、室外機5’aと、室内機6’aと、室内機6’bとを備え、空調機3’bは、室外機5’bと、室内機6’cと、室内機6’dとを備える。なお、図示は省略しているが、空調機3’a,3’b,…の各々は、ユーザから空調に係る操作を受け付けるための専用リモコンを備える。
室外機5’aと室内機6’a,6’bとは、冷媒を循環させるための図示しない冷媒配管を介して接続される。即ち、室外機5’aと室内機6’a,6’bとは、一の冷媒系統を構成する。また、室外機5’a、室内機6’a,6’bの各々との間の通信、即ち、内外伝送ラインの通信は、通信線7aを介して第3通信方式で行われる。第3通信方式として、例えば、9600bpsの調歩同期のベースバンド方式が採用される。
室外機5’bと室内機6’c,6’dとは、室外機5’aと室内機6’a,6’b間の上記の冷媒配管とは異なる冷媒配管を介して接続される。即ち、室外機5’bと室内機6’c,6’dとは、一の冷媒系統を構成する。また、室外機5’b、室内機6’c,6’dの各々との間の通信、即ち、内外伝送ラインの通信は、通信線7bを介して第3通信方式で行われる。
以下、室外機5’a,5’bにて共通する説明については、特に個々を指定せずに室外機5’と表記し、室内機6’a~6’dにて共通する説明については、特に個々を指定せずに室内機6’と表記し、通信線7a,7bにて共通する説明については、特に個々を指定せずに通信線7と表記する。
クラウドサーバ8は、管理装置の一例であり、空調機3’a,3’b,…を集中して管理するための装置であり、当該建物とは離れた別の場所に設置される。クラウドサーバ8は、図9に示すように、通信インタフェース80と、操作受付部81と、ディスプレイ82と、記憶装置83と、制御回路84とを備える。
通信インタフェース80は、広域無線基地局9により構築される広域無線網を介して、各空調機3’の室外機5’と通信するためのハードウェアである。広域無線基地局9は、いわゆるキャリアと称される通信事業者によって設置される無線基地局であり、例えば、5G(第5世代移動通信システム)におけるLPWA(Low Power Wide Area)に基づく無線通信を可能にする。
操作受付部81は、例えば、キーボード、マウス、キーパッド、押しボタン、タッチパネル、タッチパッド等の1つ以上の入力デバイスを含んで構成され、ユーザからの入力操作を受け付け、受け付けた入力操作に係る信号を制御回路84に送出する。
ディスプレイ82は、例えば、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ等の表示デバイスを含んで構成される。ディスプレイ82は、制御回路84の制御の下、各空調機3’を管理するための画面等を表示する。
記憶装置83は、EEPROM、フラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性の半導体メモリ、HDD等で構成される。記憶装置83には、各空調機3’を管理するための管理プログラムと、かかる管理プログラムの実行時に使用されるデータとが記憶される。
制御回路84は、CPU、ROM、RAM等を含んで構成され、クラウドサーバ8を統括制御する。制御回路84によって実現されるクラウドサーバ8の機能の詳細については後述する。
室外機5’は、図10に示すように、通信インタフェース50’と、メインユニット51と、記憶装置52と、制御回路53と、無線通信インタフェース54とを備える。即ち、室外機5’のハードウェア構成は、通信インタフェース50の替わりに通信インタフェース50’を備え、さらに、無線通信インタフェース54が追加されている点が実施形態1の室外機5と相違する。
通信インタフェース50’は、通信線7を介して各室内機6と第3通信方式で通信するためのハードウェアである。無線通信インタフェース54は、上記の広域通信網を介してクラウドサーバ8と通信するためのハードウェアである。
室内機6’は、図11に示すように、通信インタフェース60’と、メインユニット61と、記憶装置62と、制御回路63とを備える。即ち、室内機6’のハードウェア構成は、通信インタフェース60の替わりに通信インタフェース60’を備えている点が実施形態1の室内機6と相違する。通信インタフェース60’は、通信線7を介して室外機5’と第3通信方式で通信するためのハードウェアである。
続いて、クラウドサーバ8の機能について詳細に説明する。クラウドサーバ8は、機能的には、図12に示すように、センサデータ取得部800と、故障前兆検出部801と、報知部802と、取得周期変更部803とを備える。これらの機能部は、制御回路84のCPUが記憶装置83に記憶されている上述した管理プログラムを実行することで実現される。
センサデータ取得部800は、センサデータ取得手段の一例である。センサデータ取得部800は、各空調機3’から周期的にセンサデータを取得する。詳細には、各空調機3’の室外機5’に対して、センサデータを要求するコマンド(以下、センサデータ要求コマンド)を空調機3’毎に通常周期又は短縮周期で広域通信網を介して送信する。
本実施形態では、通常周期は、例えば1分周期であり、短縮周期は、通常周期より短い周期であり、例えば1秒周期である。空調システム1’の起動時において、センサデータの取得周期は、各空調機3’共通で通常周期に初期設定される。各空調機3’のセンサデータの取得周期は、後述する取得周期変更部803によって適宜変更される。
空調機3’の室外機5’は、機能部としてセンサデータ送信部(図示せず)を備え、広域通信網を介してかかるセンサデータ要求コマンドを受信すると、自機が備える各種のセンサの計測結果が格納されたセンサデータを生成する。そして、室外機5’は、生成したセンサデータを広域通信網を介してクラウドサーバ8に送信する。センサデータ送信部は、センサデータ送信手段の一例である。なお、センサデータには、各センサの計測結果だけでなく、室外機5’の動作状態に関する他のデータ、例えば、制御回路53によるメインユニット51に対する動作指示値等が含まれていてもよい。
センサデータ取得部800は、センサデータ要求コマンドに応答して各空調機3’の室外機5’から広域通信網を介して送られてきたセンサデータを受信して取得する。センサデータ取得部800は、取得した各センサデータをセンサデータテーブル830に保存する。
センサデータテーブル830は、各空調機3’のセンサデータの履歴が保存されるデータテーブルであり、記憶装置83に記憶される。センサデータテーブル830には、例えば、各空調機3’の過去1週間分のセンサデータが保存される。
故障前兆検出部801は、センサデータテーブル830に保存されている各空調機3’のセンサデータの履歴に基づいて、各空調機3’(より詳細には、各空調機3’が備える室外機5’)の故障の前兆を検出する。ここで、故障の前兆とは、空調機3’が故障又は動作異常が発生している状態までには至っていないが、正常な動作範囲から外れており、近い将来に故障又は動作異常が発生することが予想される状態をいう。故障前兆検出部801は、例えば、圧縮機の運転周波数と動作電流値との関係、冷媒配管温度と冷媒配管圧力との関係、ファンモータの動作電流値とファンモータへの動作指示値との関係などから各空調機3’の故障の前兆があるか否かを判定する。
故障前兆検出部801は、何れかの空調機3’の故障の前兆を検出すると、当該故障の前兆が検出されたことを示す情報と、当該空調機3’の室外機5’の機器IDとを含む故障前兆検出通知を報知部802と取得周期変更部803とに発行する。機器IDは、空調システム1’を構成する各機器(室外機5’、室内機6’等)を識別するためのIDである。
報知部802は、故障前兆検出部801から故障前兆検出通知が発行されると、当該機器IDの室外機5’に故障の前兆が検出されたことをユーザに報知する。詳細には、報知部802は、現在時刻と、当該室外機5’の型番等、ユーザが当該室外機5’を認識可能な情報と、故障の前兆が検出された旨を示す情報とを対応付けた報知情報を生成し、生成した報知情報をディスプレイ82に表示する。
取得周期変更部803は、変更手段の一例である。取得周期変更部803は、故障前兆検出部801から故障前兆検出通知が発行されると、当該故障の前兆が検出された空調機3’に対するセンサデータの取得周期を短くする。詳細には、取得周期変更部803は、故障前兆検出通知に含まれる機器IDの室外機5’に対するセンサデータの取得周期を、上述した通常周期から上述した短縮周期に変更する。
なお、当該室外機5’に対するセンサデータの現在の取得周期が短縮周期の場合、取得周期変更部803は、当該室外機5’に対する取得周期の変更を行わない。また、センサデータの取得周期が短縮周期の室外機5’について、ユーザにより操作受付部81を介して当該取得周期を通常周期に戻す操作が行われると、取得周期変更部803は、当該室外機5’に対するセンサデータの取得周期を短縮周期から通常周期に変更する。
例えば、センサデータの取得周期が短縮周期の室外機5’、即ち、その動作が詳細に解析され、故障の前兆があるか否かの判定が高精度で行われている室外機5’について、一定期間、故障の前兆が検出されなかった等、通常周期に復帰させるための予め定めた条件を満たした場合、ユーザは、操作受付部81を介した操作により、当該室外機5’の取得周期を通常周期に戻すことができる。
取得周期変更部803は、取得周期を変更した場合、当該室外機5’の機器IDと、変更後の取得周期とを含む周期変更通知をセンサデータ取得部800に発行する。周期変更通知が発行されると、センサデータ取得部800は、以後、当該室外機5’に対するセンサデータの取得周期を通知された取得周期に変更する。
クラウドサーバ8が実行する取得周期変更処理の手順は、実施形態1の集中管理装置2と同様(図6参照)である。
以上説明したように、実施形態2の空調システム1’によれば、クラウドサーバ8は、空調機3’に故障の前兆が検出されると、当該空調機3’に対するセンサデータの取得周期を通常周期より短い短縮周期に変更する。これにより、当該空調機3’について、短い間隔で取得されたセンサデータを使用してより詳細に動作の解析ができるため、故障の前兆の程度、該当箇所の特定等、より精度よく故障の前兆を検出することが可能となる。また、故障の前兆が検出されるまでは、クラウドサーバ8は、各空調機3’から通常周期でセンサデータを取得するため、無用な通信トラフィックの増大を防止することができる。
(変形例1)
実施形態2では、故障の前兆が検出されると、当該空調機3’からのセンサデータの取得周期を短くしたが、これに替えて、あるいは併用して、当該空調機3’から取得するセンサデータを充実化する変更を行ってもよい。この場合、クラウドサーバ8は、機能構成として、図示しないデータ充実化部をさらに備える。データ充実化部は、変更手段の一例である。データ充実化部は、故障の前兆が検出された空調機3’の室外機5’に対して、例えば、より多くの種類のセンサの計測結果をセンサデータに格納することを要求したり、あるいは、各センサの計測結果の分解能をより高くしてセンサデータに格納することを要求する。
センサの種類を増加するケースについて説明すると、例えば、クラウドサーバ8は、故障の前兆が検出されるまでは、予め定めた4種類のセンサの計測結果が格納されたセンサデータを各室外機5’から取得し、故障の前兆が検出されると、さらに2種類のセンサの計測結果が追加で格納されたセンサデータを当該室外機5’から取得する。追加要求されるセンサの種類は、空調システム1’において予め定められていてもよいし、クラウドサーバ8が指定してもよい。
また、センサの分解能を高くするケースについて説明すると、通常時において、空調システム1’では、通信データ量の削減の観点から、センサデータには、各室外機5’の各センサの計測結果を丸めた値(例えば、少数点以下の桁数を減らした値等)が格納されている。しかし、故障の前兆が検出されると、クラウドサーバ8からの分解能を高くする要求により、当該室外機5’は、各センサの計測結果が丸められることなく格納されたセンサデータを生成し、クラウドサーバ8に送信する。
このように、クラウドサーバ8が取得するセンサデータを充実化することで、当該空調機3’についてより詳細に動作の解析ができるため、故障の前兆の程度、該当箇所の特定等、より精度よく故障の前兆を検出することが可能となる。センサデータを充実化すると通信データ量が増えるが、故障の前兆が検出されるまでは、クラウドサーバ8は、各空調機3’から通常のセンサデータを取得するため、無用な通信トラフィックの増大を防止することができる。
(変形例2)
実施形態2では、センサデータの取得周期が短縮周期の室外機5’について、即ち、高精度での故障の前兆の検出が実施されている室外機5’について、一定期間、故障の前兆が検出されかった場合、ユーザによる操作受付部81を介した操作により当該室外機5’の取得周期が通常周期に戻されていた。しかし、このような通常周期への復帰要否の判定をクラウドサーバ8がさらに備える復帰要否判定部(図示せず)で行うようにしてもよい。
復帰要否判定部は、短縮周期でセンサデータが取得されている室外機5’について、予め定めた期間、継続して故障の前兆が検出されていない場合、当該室外機5’について、通常周期への復帰が必要であると判定する。そして、通常周期への復帰が必要であると判定すると、復帰要否判定部は、当該室外機5’に対するセンサデータの取得周期を通常周期に復帰させるための通知(以下、復帰通知という。)を取得周期変更部803に発行する。復帰通知が発行されると、取得周期変更部803は、当該室外機5’に対するセンサデータの取得周期を短縮周期から通常周期に変更する。
また、変形例2を変形例1に適用した場合、復帰要否判定部は、上記と同様の条件で通常のセンサデータへの復帰要否の判定を行い、通常のセンサデータへの復帰が必要であると判定すると、その旨の通知をデータ充実化部に発行する。かかる通知が発行されると、データ充実化部は、当該室外機5’に対するセンサデータの充実化の要求を解除する。
(変形例3)
実施形態2では、クラウドサーバ8が、故障の前兆の検出を行っていたが、クラウドサーバ8とLAN、インターネット等を介して接続される図示しない故障前兆検出装置によって、各空調機3’の故障の前兆の検出が実施されるようにしてもよい。この場合、故障前兆検出装置は、各空調機3’の故障の前兆の検出結果をクラウドサーバ8に通知する。また、変形例3を変形例2に適用した場合、故障前兆検出装置が復帰要否判定部を備えてもよい。
(変形例4)
通常周期又は通常のセンサデータに復帰後、予め定めた期間が経過すると、クラウドサーバ8は、当該室外機5’について、再度、センサデータの取得周期を短縮したり、あるいは、取得するセンサデータを充実化してもよい。
(変形例5)
クラウドサーバ8は、何れかの空調機3’に対して、センサデータの取得周期を短縮したり、あるいは、取得するセンサデータを充実化した場合、故障の前兆が検出されていない他の空調機3’に対するセンサデータの取得周期を通常周期(例えば1分周期)よりも長い周期(例えば2分周期)に変更してもよい。このようにすると、何れかの空調機3’について、故障の前兆が検出された後であっても、通信トラフィックの増大を防止できる。
(変形例6)
クラウドサーバ8が各室外機5’から取得するセンサデータに、各室内機6’が備える1又は複数のセンサの計測結果が含まれるようにしてもよい。この場合、クラウドサーバ8は、室外機5’に加え、室内機6’についても故障の前兆があるか否かを判定するようにしてもよい。そして、クラウドサーバ8は、何れかの室内機6’に故障の前兆が検出されると、当該室内機6’に対応する室外機5’から取得するセンサデータの周期を短縮周期に変更してもよい。
また、変形例6を変形例1に適用した場合では、クラウドサーバ8は、ある空調機3’において、何れかの室内機6’に故障の前兆が検出されると、当該室内機6’の各センサの計測結果のみを充実化の対象としてもよいし、当該空調機3’が備える全ての室内機6’の各センサの計測結果を充実化の対象としてもよい。
(変形例7)
室外機5’は、自機に対応する各室内機6’から取得した、当該室内機6’が備える1又は複数のセンサの計測結果から当該室内機6’の故障の前兆があるか否かを判定してもよい。この場合、室外機5’は、クラウドサーバ8に送信するセンサデータに、各室内機6’の故障の前兆の有無を格納してもよい。
(変形例8)
クラウドサーバ8により、何れかの空調機3’に対するセンサデータの取得周期が短縮周期に変更された場合、当該空調機3’において、室外機5’は、各室内機6’から各センサの計測結果を取得する周期を短くしてもよい。
(変形例9)
空調機3’(詳細には、室外機5’)が、自機に故障の前兆が検出されると、クラウドサーバ8に送信するセンサデータの送信周期を通常周期より短い短縮周期に変更する図示しない送信周期変更部を備えるようにしてもよいし、あるいは、センサデータを充実化する図示しないデータ充実化部を備えるようにしてもよい。データ充実化部は、より多くの種類のセンサの計測結果をセンサデータに格納したり、あるいは、各センサの計測結果の分解能をより高くする。送信周期変更部及びデータ充実化部は、空調機における変更手段の一例である。この場合、空調機3’は、故障の前兆の検出を自ら行ってもよいし、クラウドサーバ8又は変形例3の故障前兆検出装置によって、故障の前兆の検出結果が空調機3’に通知されるようにしてもよい。
本開示は、上記の各実施形態に限定されず、本開示の要旨を逸脱しない範囲での種々の変更は勿論可能である。
例えば、集中管理装置2の機能部(図5参照)の全部又は一部が、専用のハードウェアで実現されるようにしてもよいし、クラウドサーバ8の機能部(図12参照)の全部又は一部が、専用のハードウェアで実現されるようにしてもよい。専用のハードウェアとは、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化されたプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)又はこれらの組み合わせである。
また、上記の各実施形態の管理プログラムは、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、光磁気ディスク(Magneto-Optical Disc)、USB(Universal Serial Bus)メモリ、メモリカード、HDD等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布することも可能である。
また、実施形態1の管理プログラムをインターネット上の図示しないサーバが有する記憶装置に格納しておき、当該サーバから集中管理装置2に対して当該管理プログラムがダウンロードされるようにしてもよい。同様に、実施形態2の管理プログラムをインターネット上の図示しないサーバが有する記憶装置に格納しておき、当該サーバからクラウドサーバ8に対して当該管理プログラムがダウンロードされるようにしてもよい。
本開示は、広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能である。また、上述した実施形態は、本開示を説明するためのものであり、本開示の範囲を限定するものではない。つまり、本開示の範囲は、実施形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲内及びそれと同等の開示の意義の範囲内で施される様々な変形が、本開示の範囲内とみなされる。
本開示は、複数の室内機を備える空調システムに好適に採用され得る。
1,1’ 空調システム、2 集中管理装置、3a,3b,3’a,3’b 空調機、4,7a,7b 通信線、5,5a,5b,5’,5’a,5’b 室外機、6,6a~6d,6’,6’a~6’d 室内機、8 クラウドサーバ、9 広域無線基地局、20,50,50’,60,60’,80 通信インタフェース、21,81 操作受付部、22,82 ディスプレイ、23,52,62,83 記憶装置、24,53,63,84 制御回路、51,61 メインユニット、54 無線通信インタフェース、200,800 センサデータ取得部、201,801 故障前兆検出部、202,802 報知部、203,803 取得周期変更部、230,830 センサデータテーブル

Claims (13)

  1. 室外機と1又は複数の室内機とを備える複数の空調機の各々から、通信により周期的に各空調機が備える1又は複数のセンサの計測結果を含むセンサデータを取得するセンサデータ取得手段と、
    記複数の空調機の何れかに故障の前兆が検出されると、当該空調機に対して、前記センサデータの取得周期を短くするか、前記取得するセンサデータを充実化するかの少なくとも何れかの変更を行うとともに、故障の前兆が検出されていない空調機に対して、前記センサデータの取得周期を長くする変更を行う変更手段と、を備える、管理装置。
  2. 室外機と1又は複数の室内機とを備える1又は複数の空調機の各々から、通信により周期的に各空調機が備える1又は複数のセンサの計測結果を含むセンサデータを取得するセンサデータ取得手段と、
    前記1又は複数の空調機の何れかに故障の前兆が検出されると、当該空調機に対して、より多くの種類のセンサの計測結果をセンサデータに格納することを要求する変更手段と、を備える、管理装置。
  3. 室外機と1又は複数の室内機とを備える1又は複数の空調機の各々から、通信により周期的に各空調機が備える1又は複数のセンサの計測結果を含むセンサデータを取得するセンサデータ取得手段と、
    前記1又は複数の空調機の何れかに故障の前兆が検出されると、当該空調機に対して、前記1又は複数のセンサの各々の計測結果の分解能をより高くしてセンサデータに格納することを要求する変更手段と、を備える、管理装置。
  4. 請求項1に記載の管理装置と、複数の空調機と、を備える、空調システム。
  5. 請求項2又は3に記載の管理装置と、1又は複数の空調機と、を備える、空調システム。
  6. 数のセンサと、
    前記複数のセンサのうちの何れかのセンサの計測結果を含むセンサデータを周期的に管理装置に送信するセンサデータ送信手段と、
    自機に故障の前兆が検出されると、より多くの種類のセンサの計測結果をセンサデータに格納する変更を行う変更手段と、を備える、空調機。
  7. 1又は複数のセンサと、
    前記1又は複数のセンサの計測結果を含むセンサデータを周期的に管理装置に送信するセンサデータ送信手段と、
    自機に故障の前兆が検出されると、前記1又は複数のセンサの各々の計測結果の分解能をより高くしてセンサデータに格納する変更を行う変更手段と、を備える、空調機。
  8. 室外機と1又は複数の室内機とを備える複数の空調機の各々から、通信により周期的に各空調機が備える1又は複数のセンサの計測結果を含むセンサデータを取得し、
    記複数の空調機の何れかに故障の前兆が検出されると、当該空調機に対して、前記センサデータの取得周期を短くするか、前記取得するセンサデータを充実化するかの少なくとも何れかの変更を行うとともに、故障の前兆が検出されていない空調機に対して、前記センサデータの取得周期を長くする変更を行う、センサデータ取得方法。
  9. 室外機と1又は複数の室内機とを備える1又は複数の空調機の各々から、通信により周期的に各空調機が備える1又は複数のセンサの計測結果を含むセンサデータを取得し、
    前記1又は複数の空調機の何れかに故障の前兆が検出されると、当該空調機に対して、より多くの種類のセンサの計測結果をセンサデータに格納することを要求する、センサデータ取得方法。
  10. 室外機と1又は複数の室内機とを備える1又は複数の空調機の各々から、通信により周期的に各空調機が備える1又は複数のセンサの計測結果を含むセンサデータを取得し、
    前記1又は複数の空調機の何れかに故障の前兆が検出されると、当該空調機に対して、前記1又は複数のセンサの各々の計測結果の分解能をより高くしてセンサデータに格納することを要求する、センサデータ取得方法。
  11. コンピュータを、
    室外機と1又は複数の室内機とを備える複数の空調機の各々から、通信により周期的に各空調機が備える1又は複数のセンサの計測結果を含むセンサデータを取得するセンサデータ取得手段、
    記複数の空調機の何れかに故障の前兆が検出されると、当該空調機に対して、前記センサデータの取得周期を短くするか、前記取得するセンサデータを充実化するかの少なくとも何れかの変更を行うとともに、故障の前兆が検出されていない空調機に対して、前記センサデータの取得周期を長くする変更を行う変更手段、として機能させる、プログラム。
  12. コンピュータを、
    室外機と1又は複数の室内機とを備える1又は複数の空調機の各々から、通信により周期的に各空調機が備える1又は複数のセンサの計測結果を含むセンサデータを取得するセンサデータ取得手段、
    前記1又は複数の空調機の何れかに故障の前兆が検出されると、当該空調機に対して、より多くの種類のセンサの計測結果をセンサデータに格納することを要求する変更手段、として機能させる、プログラム。
  13. コンピュータを、
    室外機と1又は複数の室内機とを備える1又は複数の空調機の各々から、通信により周期的に各空調機が備える1又は複数のセンサの計測結果を含むセンサデータを取得するセンサデータ取得手段、
    前記1又は複数の空調機の何れかに故障の前兆が検出されると、当該空調機に対して、前記1又は複数のセンサの各々の計測結果の分解能をより高くしてセンサデータに格納することを要求する変更手段、として機能させる、プログラム。
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