JP7369180B2 - 溶接接合体の製造方法、および溶接装置 - Google Patents

溶接接合体の製造方法、および溶接装置 Download PDF

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    • B23K11/00Resistance welding; Severing by resistance heating

Description

本発明は、溶接接合体の製造方法、および溶接装置に関する。
心臓の電位測定を行うことで不整脈を診断したり、不整脈を治療するために高周波電流を流して体内組織を焼灼する医療器具として電極カテーテルが用いられている。電極カテーテルは、一般に、内腔を有する筒体の外側に心内電位測定用や焼灼用の複数のリング状電極が配置されている。リング状電極の内側には導線が接合されており、導線は、筒体の内腔を通って心電図計や電源まで延びている。導線は、コネクターを介して心電図計や電源と接続されている場合がある。従って、例えば、電極カテーテルを患者の心臓内に挿入することにより、リング状電極部近傍の心内電位を測定でき、不整脈の原因となる心筋の様子を正確に把握したり、焼灼用電極によって患部を焼灼したりすることができる。
こうしたリング状電極と導線は、溶接(例えば、スポット溶接などの抵抗溶接やレーザー溶接)によって接合される。特許文献1には、金属からなる被溶接品に、リード線をスポット溶接するリード線のスポット溶接装置が開示されている。
特開2006-297451号公報
電極カテーテルには様々なラインナップがあり、それぞれの電極カテーテルに用いられているリング状電極の大きさや導線の太さは様々である。そのためリング状電極と導線との溶接は難しく、溶接条件を適切に制御できず溶接過剰になった場合は、溶接部の強度が低下し、溶接装置に備えられた電極がリング状電極に突き刺さり、リング状電極の外観を損傷することがあった。
本発明は、上記の様な事情に着目してなされたものであって、その目的は、リング状ワークの内側に線状ワークの一方端を接合して溶接接合体を製造するにあたり、リング状ワークの外観を損傷させることなく、リング状ワークと線状ワークとを確実に接合した溶接接合体の製造方法を提供することにある。また、本発明の他の目的は、リング状ワークの外観を損傷させることなく、リング状ワークと線状ワークとを確実に接合できる溶接装置を提供することにある。
本発明に係る溶接接合体の製造方法は、上記課題を解決するために以下の構成を備える。
即ち、第1電極と第2電極とを備える装置を用いてリング状ワークと線状ワークとの溶接接合体を製造する方法であって、前記リング状ワークの内側に前記第1電極と前記線状ワークの一方端部を配置する工程と、前記リング状ワークの外側に前記第2電極を配置する工程と、前記リング状ワークの外側に前記第2電極を当接させることにより前記第1電極と前記第2電極との間に前記リング状ワークと前記線状ワークとを挟む工程と、前記第1電極と前記第2電極との間に電流または電圧を印加する印加工程と、備え、前記線状ワークの前記一方端部側を遠位側とし反対側を近位側としたとき、前記印加工程において、前記第2電極のうち該第2電極と前記リング状ワークとが当接する第2電極当接部の遠位端が、前記線状ワークの遠位端より遠位側に配置されている溶接接合体の製造方法である。
また、本発明には、リング状ワークと線状ワークとを溶接する溶接装置であって、前記リング状ワークの内側に、前記線状ワークの一方端部と共に配置されている第1電極と、前記リング状ワークの外側に配置されている第2電極とを有し、前記リング状ワークの遠位端を規制するための第1規制部材を有する溶接装置も含まれる。
また、本発明には、リング状ワークと線状ワークとを溶接する溶接装置であって、前記リング状ワークの内側に、前記線状ワークの一方端部と共に配置されている第1電極と、前記リング状ワークの外側に配置されている第2電極とを有し、前記第2電極の遠位端を規制するための第2規制部材を有する溶接装置も含まれる。
本発明に係る溶接接合体の製造方法によれば、リング状ワークの内側に配置された第1電極と、リング状ワークの外側に配置された第2電極との間に挟まれたリング状ワークと線状ワークに対して電流または電圧を印加する工程において、上記第2電極が上記リング状ワークと当接する部分の遠位端を、上記線状ワークの遠位端より遠位側に配置しているため、溶接過剰になってリング状ワークの外観を損傷することを防止できる。その結果、リング状ワークの外観を損傷させることなく、リング状ワークと線状ワークとを確実に接合した溶接接合体を提供できる。また、本発明によれば、リング状ワークの外観を損傷させることなく、リング状ワークと線状ワークとを確実に接合可能な溶接装置を提供できる。
図1は、本発明の実施形態における溶接装置の一例を模式的に示した断面図(一部側面図)である。 図2は、図1におけるA-A断面図である。 図3は、図1に示した第2電極2とリング状ワーク11が当接する部分を拡大して示した断面図(一部側面図)である。 図4は、第2電極2とリング状ワーク11が当接する部分の他の配置例について、当該当接部を拡大して示した断面図(一部側面図)である。 図5は、第2電極2とリング状ワーク11が当接する部分の他の配置例について、当該当接部を拡大して示した断面図(一部側面図)である。 図6は、図1におけるA-A断面において、第1電極1に対して線状ワーク12とは反対側の位置に、絶縁スペーサ14を配置した構成例を示す断面図(一部側面図)である。 図7は、本発明の実施形態における溶接装置の他の例を模式的に示した断面図(一部側面図)である。 図8は、本発明の実施形態における溶接装置の他の例を模式的に示した断面図(一部側面図)である。
本発明の実施形態における溶接接合体の製造方法は、第1電極と第2電極とを備える装置を用いてリング状ワークと線状ワークとの溶接接合体を製造する方法であって、前記リング状ワークの内側に前記第1電極と前記線状ワークの一方端部を配置する工程と、前記リング状ワークの外側に前記第2電極を配置する工程と、前記リング状ワークの外側に前記第2電極を当接させることにより前記第1電極と前記第2電極との間に前記リング状ワークと前記線状ワークとを挟む工程と、前記第1電極と前記第2電極との間に電流または電圧を印加する印加工程と、を備え、前記線状ワークの前記一方端部側を遠位側とし反対側を近位側としたとき、前記印加工程において、前記第2電極のうち該第2電極と前記リング状ワークとが当接する第2電極当接部の遠位端が、前記線状ワークの遠位端より遠位側に配置されている点に特徴がある。
上記第2電極当接部の遠位端が、上記線状ワークの遠位端より遠位側に配置された状態で第1電極と第2電極との間に電流または電圧を印加することによって、リング状ワークと線状ワークが溶融し、溶接される。このとき線状ワークの遠位端より遠位側にリング状ワークの一部が配置され、このリング状ワークに上記第2電極が当接するため、溶接過剰になることを防止できる。溶接過剰になると、リング状ワークの外観を損傷したり、接合強度が弱くなる。本発明では、溶接過剰になることを防止できるため、リング状ワークの外観損傷を防止できる。外観損傷の例として、リング状ワークに穴が開くことや、第2電極がリング状ワークに突き刺さった状態になることが挙げられる。即ち、リング状ワークが過剰に溶融すると、電極の加圧力によってワークの一部が飛び散り、スパッタと呼ばれる火花が生じる。スパッタが発生するとリング状ワークに穴が開くことがある。また、ワークに当接する電極が細い場合には、加圧する面圧力が増大し、加圧力が1点に集中しやすくなるため、局所的なワークの破壊が起こりやすくなることや、電極に押さえつけられた箇所が加熱によって軟化または溶融することがある。このような結果、半溶融状態のリング状ワークの1点に加圧力が集中して局所的に破壊が起き、後に凝固した際に電極がリング状ワークに刺さった状態になることがある。また、第1電極と第2電極との間に電流または電圧を印加すると、リング状ワークと線状ワークとの接点で発熱するが、上記第2電極当接部の遠位端が、上記線状ワークの遠位端より遠位側に配置されることによって、発熱した熱がリング状ワークと線状ワークとの接点よりも遠位側に拡散しやすくなる。そのためリング状ワークと線状ワークが過剰に溶融しにくくなり、緩やかな条件で溶接できる。その結果、リング状ワークの外観を損傷することなく、リング状ワークと線状ワークとを確実に接合した溶接接合体を製造できる。
以下、本発明の実施形態における溶接接合体の製造方法について、図面を参照しつつ具体的に説明するが、本発明における溶接接合体の製造方法は図示例に限定される訳ではなく、前記および後記の趣旨に適合し得る範囲で変更を加えて実施することも可能であり、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。
図1は、本発明の実施形態における溶接装置100の一例を模式的に示した断面図であり、一部は側面図で示している。図面に対して左側が遠位側、右側が近位側である(図3、4、5、7、8において同じ)。
図1において、第1電極1は、保持具3で固定されている。第2電極2は、該第1電極1の長手方向に対して鉛直方向に配置されている。溶接接合体を製造するにあたっては、まず、リング状ワーク11の内側に第1電極1と線状ワーク12の一方端部を配置する。次に、上記リング状ワーク11の外側に第2電極2を配置する。次に、上記リング状ワーク11の外側に上記第2電極2を当接させることにより上記第1電極1と上記第2電極2との間に上記リング状ワーク11と上記線状ワーク12とを挟む。上記第1電極1と上記第2電極2で上記リング状ワーク11と上記線状ワーク12とを挟んで保持している状態を模式的に示した断面図(一部側面図)を図2に示す。
図2は、図1におけるA-A断面図である。図2に示すように、リング状ワーク11および線状ワーク12は、第1電極1および第2電極2によって挟持されている。
次に、上記第1電極1と上記第2電極2との間に電流または電圧を印加する。以下、上記第1電極1と上記第2電極2との間に電流または電圧を印加する工程を印加工程と呼ぶことがある。電流または電圧を印加することにより、リング状ワーク11と線状ワーク12に電流が流れ、このときの抵抗発熱によりリング状ワーク11と線状ワーク12が溶融し、リング状ワーク11の内側に線状ワーク12が溶接され、接合される。リング状ワーク11の内側とは、リング状ワーク11の内周面を指す。
上記リング状ワーク11と上記線状ワーク12とを効率良く溶接するために、上記図2において、線状ワーク12の軸C3の位置は、リング状ワーク11の軸C1と第1電極1の軸C2とを結んだ直線D1が、前記直線D1と直交する線状ワーク12の直径の長さの領域D2内に存在する位置であることが好ましい。線状ワーク12の軸C3の位置の、リング状ワーク11の軸C1と第1電極1の軸C2とを結んだ直線に対するズレを少なくすることによって、第1電極1と第2電極2との間に流れる電流の経路が短くなるため、リング状ワーク11と線状ワーク12を効率よく溶接できる。ここで、リング状ワーク11の軸とは、リング状ワーク11のリングの中心を貫く軸線をいう。図2において、リング状ワーク11の軸は、リング状ワーク11の中心である。第1電極1の軸とは、第1電極1の長軸をいう。線状ワーク12の軸とは、線状ワーク12の長軸をいう。
図2のような、溶接装置の第1電極1および、第2電極2、リング状ワーク11、線状ワーク12を含む断面において、リング状ワーク11の軸C1と第1電極1の軸C2とを結んだ直線は、第2電極2のリング状ワーク11との当接面に対して、直交することが好ましい。また、図2のような断面において、線状ワーク12の軸C3が、リング状ワーク11の軸C1と第1電極1の軸C2とを結んだ直線上にあることが好ましい。
上記印加工程では、上記リング状ワーク11と上記線状ワーク12のうち、一方が溶融する条件で電流または電圧を印加してもよいし、両方が溶融する条件で電流または電圧を印加してもよい。
本発明の実施形態では、上記線状ワーク12の一方端部側を遠位側とし反対側を近位側としたとき、上記印加工程において、上記第2電極2のうち該第2電極2と上記リング状ワーク11とが当接する部分(第2電極当接部)の遠位端を、上記線状ワーク12の遠位端より遠位側に配置する。第2電極当接部について、図3を用いて説明する。
図3は、図1に示した第2電極2とリング状ワーク11が当接する部分を拡大して示した断面図(一部側面図)である。なお、図3では、説明の便宜上、第2電極2とリング状ワーク11、リング状ワーク11と線状ワーク12、線状ワーク12と第1電極1とを離間させているが、印加工程では、第1電極1と線状ワーク12とが接触し、線状ワーク12とリング状ワーク11とが接触し、リング状ワーク11と第2電極2とが接触する態様で、第1電極1と第2電極2でリング状ワーク11と線状ワーク12を挟持している。
図3に示すように、第2電極2とリング状ワーク11は、矢印Lで示した領域において当接しており、この領域を本発明では、第2電極当接部と呼ぶ。図3では、第2電極当接部の遠位端αが、線状ワーク12の遠位端βより遠位側になるように、第2電極2が配置されている。第2電極当接部の遠位端αが、線状ワーク12の遠位端βより遠位側に配置されることによって、第2電極2は、リング状ワーク11のうち線状ワーク12と溶接されない部分にも当接するため強度を確保でき、第2電極2がリング状ワーク11に突き刺さることを防止できる。そのためリング状ワーク11の外観損傷を防止できる。また、上記第2電極当接部の遠位端αが、上記線状ワーク12の遠位端βより遠位側に配置されることによって、溶接時に発生した熱がリング状ワーク11と線状ワーク12との接点よりも遠位側に拡散しやすくなるため、リング状ワーク11と線状ワーク12が過剰溶融しにくくなり、緩やかな条件で溶接できる。その結果、リング状ワーク11の外観を損傷することなく、リング状ワーク11と線状ワーク12とを確実に接合した溶接接合体を製造できる。
図3においては、第2電極当接部の近位端δより近位側にも第2電極2が配置されている。そのためリング状ワーク11と線状ワーク12とが接触している領域のうち、リング状ワーク11の近位端γと線状ワーク12の遠位端βで挟まれた領域Nにおいてリング状ワーク11と線状ワーク12が溶接される。
上記印加工程では、電流と電圧のどちらを制御してもよく、上記第1電極1と上記第2電極2との間に印加する電流または電圧は、リング状ワーク11の厚みや線状ワーク12の太さなどに基づいて調整すればよい。電流は、例えば150~400A、電圧は、例えば1~3Vの範囲で調整することにより、過剰溶接や溶接不良を避けやすくなる。
上記リング状ワーク11の内側に第1電極1と線状ワーク12の一方端部を配置する工程では、上記リング状ワーク11の内側に、上記第1電極1を配置させた後、上記線状ワーク12を、上記リング状ワーク11と上記第1電極1との間を通り近位側から遠位側に向かって進行させ、該線状ワーク12の遠位端が上記リング状ワーク11の遠位端に到達しない位置で停止させることが好ましい。線状ワーク12の遠位端が、リング状ワーク11の遠位端を越えないように制御することで、リング状ワーク11を、例えばカテーテルのシャフトに取り付けたときに、カテーテルのシャフトとリング状ワーク11との間に線状ワークが挟まって、カテーテルのシャフトとリング状ワーク11との間に隙間ができるのを防止できるため、隙間に液体などが入り込むことを抑制できる。
上記線状ワーク12を、上記リング状ワーク11と上記第1電極1との間を通り近位側から遠位側に向かって進行させるには、上記図1に示した駆動部13を用いることができる。
上記駆動部13としては、線状ワーク12を延在方向に進退可能な構成であればよく、例えば、ローラーを用いる送給機構を有する装置が挙げられる。また、上記線状ワーク12は、手作業で上記リング状ワーク11と上記第1電極1との間を通り近位側から遠位側に向かって進行させてもよい。また、上記駆動部13を用いて上記線状ワーク12を上記リング状ワーク11の近位端近傍に送給した後、手作業で上記リング状ワーク11の内部へ送給してもよい。これにより線状ワーク12の進退を適切に制御できるため、線状ワーク12の一方端部をリング状ワーク11の適切な位置に配置させることができ、線状ワーク12とリング状ワーク11とを確実に溶接できる。
上記溶接装置100は、図示しないが、上記線状ワーク12に対して上記第2電極2を進退させる第2電極駆動部に加えて、上記第2電極2が上記リング状ワーク11に接触する接触圧力を検知する検知部と、上記検知部の検知結果に基づいて上記第2電極駆動部を制御する制御部とを備えることが好ましい。これにより、第2電極2をリング状ワーク11および、線状ワーク12、第1電極1に対して押し付ける力をより容易に制御することができ、溶接過剰を防止して、線状ワーク12とリング状ワーク11とを確実に溶接できる。
次に、印加工程における第2電極当接部の他の配置例について、図4を用いて説明する。図4は、第2電極2とリング状ワーク11が当接する部分を拡大して示した断面図(一部側面図)である。図4に示すように、上記第2電極当接部の遠位端αは、上記リング状ワーク11の遠位端εより近位側に配置してもよい。これにより第2電極当接部の遠位端αよりもリング状ワーク11の遠位端εの方が遠位側になるため、リング状ワーク11の遠位端部の位置を、例えば図示しない規制部材で容易に規制でき、リング状ワーク11の軸方向のズレを防止しやすくなる。
次に、印加工程における第2電極当接部の他の配置例について、図5を用いて説明する。図5は、第2電極2とリング状ワーク11が当接する部分を拡大して示した断面図(一部側面図)である。図5に示すように、上記第2電極当接部の近位端δは、上記リング状ワーク11の近位端γより遠位側に配置してもよい。これによりリング状ワーク11の近位端γ近傍は、線状ワーク12と溶接されないため、リング状ワーク11と線状ワーク12との溶接位置をリング状ワーク11の幅方向の中央付近に制御できる。
本発明の実施形態では、上記印加工程より前に、上記第1電極1に対して上記線状ワーク12とは反対側の位置に、絶縁スペーサ14を配置する工程を含んでもよい。絶縁スペーサ14を配置した構成例を図6に示す。
図6に示すように、上記第1電極1に対して上記線状ワーク12とは反対側の位置に、絶縁スペーサ14を配置することによって、第1電極1とリング状ワーク11との短絡を防止できる。
上記絶縁スペーサ14の数は特に限定されず、1つであってもよいし、2つ以上であってもよい。上記絶縁スペーサ14を1つ配置する場合は、絶縁スペーサ14の軸C4の位置は、リング状ワーク11の軸C1と第1電極1の軸C2とを結んだ直線が、前記直線に直交する絶縁スペーサ14の直径D3の長さの領域に存在する位置であることが好ましい。絶縁スペーサ14の軸C4の位置の、リング状ワーク11の軸C1と第1電極1の軸C2とを結んだ直線に対するズレを少なくすることによって、1つの絶縁スペーサ14で、第1電極1の軸C2に垂直な断面における第1電極1の面内方向のズレを小さくすることができるため、第1電極1とリング状ワーク11との短絡を防止できる。また、上記絶縁スペーサ14を2つ以上設ける場合は、リング状ワーク11の軸C1と第1電極1の軸C2とを結んだ直線に対して、対称となるように配置することが好ましい。対称となるように配置することにより、第1電極1とリング状ワーク11との短絡を一層確実に防止できる。
上記絶縁スペーサ14の材料には、例えば、絶縁性樹脂や絶縁性ゴムなどの絶縁性材料を用いればよく、具体的には、ポリエチレン、架橋ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ゴム状重合体、シリコーン、フッ素樹脂等が挙げられる。
上記絶縁スペーサ14は、上記印加工程より前に配置すればよく、特に、上記リング状ワーク11の外側に上記第2電極2を当接させることにより上記第1電極1と上記第2電極2との間に上記リング状ワーク11と上記線状ワーク12とを挟む工程の後に上記絶縁スペーサ14を配置することが好ましい。これにより第1電極1の軸に垂直な断面における第1電極1の面内方向のズレを小さくすることができるため、第1電極1とリング状ワーク11との短絡を防止できる。
上記第1電極1は、上記線状ワーク12に平行な方向に延在していることが好ましい。
また、溶接装置において、第1電極1は、該第1電極1の延在方向の軸を中心に回転可能であることが好ましい。これにより溶接によって第1電極1のうち線状ワーク12と接触する当接面が損傷しても第1電極1を回転させることによって損傷していない面を用いて溶接できるため、リング状ワーク11と線状ワーク12とをムラ無く安定して溶接できる。
上記第1電極1の材料は、溶接用電極の材料として公知のものを用いることができ、例えば、タングステン、コバルト、モリブデン、またはこれらの合金を用いることが好ましい。タングステン、コバルト、モリブデン、またはこれらの合金の電極は、高温、高圧力で変形しにくく、熱伝導と電気伝導が良く、被溶接材と合金化しにくい。その結果、電極の消耗を抑えることができるので、溶接装置や電極のメンテナンス間隔を長くすることができる。また、電極が被溶接材と合金化しにくいことにより、ワークの外観が損傷されにくい。
上記第1電極1の長手方向に対する垂直方向の断面形状は特に限定されず、例えば、円形、楕円形、多角形などが挙げられる。これらのなかでも円形とすることにより、第1電極1を軸中心に回転させやすくなり、第1電極1の周方向の全面を線状ワーク12との当接面として用いることができる。上記断面形状は、上記第1電極1の長手方向に沿って同一の大きさとすることが好ましい。これにより、第1電極1の1部の当接面が損傷しても、第1電極1を長手方向に移動することで、損傷していない部分を用いて溶接をすることができる。
上記第2電極2は、上記線状ワーク12の長軸方向に対して鉛直方向に延在していることが好ましい。
また、溶接装置において、第2電極2は、該第2電極2の延在方向の軸を中心に回転可能であることが好ましい。これにより溶接によって第2電極のうちリング状ワーク11と接触する当接面が損傷しても第2電極2を回転させることによって損傷していない部分を用いて溶接できるため、リング状ワーク11と線状ワーク12とをムラ無く安定して溶接できる。
上記第2電極2の材料は、溶接用電極の材料として公知のものを用いることができ、例えば、タングステン、コバルト、モリブデン、またはこれらの合金を用いることが好ましい。タングステン、コバルト、モリブデン、またはこれらの合金の電極は、高温、高圧力で変形しにくく、熱伝導と電気伝導が良く、被溶接材と合金化しにくい。その結果、電極の消耗を抑えることができるので、溶接装置や電極のメンテナンス間隔を長くすることができる。また、電極が被溶接材と合金化しにくいことにより、ワークの外観が損傷されにくい。
上記第2電極2の長手方向に対する垂直方向の断面形状は特に限定されず、例えば、円形、楕円形、多角形などが挙げられる。これらのなかでも円形とすることにより、第2電極2を軸中心に回転させやすくなり、第2電極2のうち、リング状ワーク11に対向する面の全面を当接面として用いることができる。また、図1に示すように、上記第2電極2の長手方向に対する垂直方向の断面形状が長手方向に沿って変化してもよい。
上記第1電極1と上記第2電極2の材料は、同じであってもよいが、異なっていることが好ましい。上記第1電極1の材料と上記第2電極2の材料として違うものを用い、上記第1電極1の硬度を、上記第2電極2の硬度よりも相対的に小さくすることによって、第1電極1と線状ワーク12との接点が大きくなりやすくなり、線状ワーク12に通電しやすくなる。一方、上記第2電極2の硬度を、上記第1電極1の硬度よりも相対的に大きくすることによって、第1電極1と第2電極2でリング状ワーク11と線状ワーク12を挟持しても第2電極2のうちリング状ワーク11との当接面が損傷しにくくなるため、ムラ無く安定して溶接できる。
本発明の実施形態における溶接接合体の製造方法では、上記印加工程より前に、上記リング状ワーク11を、該リング状ワーク11の遠位側に配置されている第1規制部材に接触させる工程を含むことが好ましい。これにより第1電極1の軸方向に対するリング状ワーク11の位置を固定できるため、印加工程でリング状ワーク11の位置が第1電極1の軸方向にズレることを防止できる。その結果、リング状ワーク11と線状ワーク12との接合位置を精度良く制御できる。上記第1規制部材を配置した溶接装置について、図7を用いて説明する。
図7は、図1に示した溶接装置100に対して、第1規制部材15を配置した溶接装置101の一構成例を示す断面図(一部側面図)を示している。上記第1規制部材15を配置することにより、第1電極1の軸方向に対するリング状ワーク11の位置を固定できるため、印加工程でリング状ワーク11の位置が第1電極1の軸方向にズレることを防止できる。その結果、リング状ワーク11と線状ワーク12との接合位置を精度良く制御できる。
上記第1規制部材15は、例えば、保持具3に固定されていることが好ましい。
上記第1規制部材15の材料は、絶縁性であることが好ましく、例えば、ポリエチレン、架橋ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ゴム状重合体、シリコーン、フッ素樹脂等が挙げられる。
本発明の実施形態における溶接接合体の製造方法では、上記印加工程より前に、上記第2電極2を、該第2電極2の遠位側に配置されている第2規制部材に接触させる工程を含むことが好ましい。これにより第1電極1の軸方向に対する第2電極2の位置を固定できるため、印加工程で第2電極2の位置が第1電極1の軸方向にズレることを防止できる。その結果、第2電極2の位置がズレることによってリング状ワーク11と線状ワーク12との接合位置がズレることを防止できる。上記第2規制部材を配置した溶接装置について、図8を用いて説明する。
図8は、図1に示した溶接装置100に対して、第2規制部材16を配置した溶接装置102の一構成例を示す断面図(一部側面図)を示している。上記第2規制部材16を配置することにより、第1電極1の軸方向に対する第2電極2の位置を固定できるため、印加工程で第2電極2の位置が第1電極1の軸方向にズレることを防止できる。その結果、第2電極2の位置が第1電極1の軸方向にズレることによってリング状ワーク11と線状ワーク12との接合位置がズレることを防止できる。
上記第2規制部材16は、例えば、保持具3に固定されていることが好ましい。
上記第2規制部材16の材料は、絶縁性であることが好ましく、例えば、ポリエチレン、架橋ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ゴム状重合体、シリコーン、フッ素樹脂等が挙げられる。
上記第1規制部材15と上記第2規制部材16の材料は、同じであってもよいが、異なっていることが好ましく、上記第1規制部材15の材料として、上記第2規制部材16の材料よりも相対的に柔らかい材料を用いることによって、上記第1規制部材15に当接するリング状ワーク11の遠位端が損傷することを防止できる。
上記第1規制部材15と上記第2規制部材16は、一体成形した部材を配置してもよいが、それぞれ別の部材を配置することが好ましく、それぞれ別の部材を配置することにより、第1電極1の軸方向に対するリング状ワーク11や第2電極2の相対位置を調整しやすくなる。
以上の通り、本発明の実施形態によれば、リング状ワーク11と線状ワーク12とを確実に溶接した溶接接合体を提供できる。
本願は、2019年3月19日に出願された日本国特許出願第2019-50823号に基づく優先権の利益を主張するものである。上記日本国特許出願第2019-50823号の明細書の全内容が、本願に参考のため援用される。
1 第1電極
2 第2電極
3 保持具
11 リング状ワーク
12 線状ワーク
13 駆動部
14 絶縁スペーサ
15 第1規制部材
16 第2規制部材
100、101、102 溶接装置
α 第2電極当接部の遠位端
β 線状ワーク12の遠位端
γ リング状ワーク11の近位端
δ 第2電極当接部の近位端
ε リング状ワーク11の遠位端

Claims (11)

  1. 第1電極と第2電極とを備える装置を用いてリング状ワークと線状ワークとの溶接接合体を製造する方法であって、
    前記リング状ワークの内側に前記第1電極と前記線状ワークの一方端部を配置する工程と、
    前記リング状ワークの外側に前記第2電極を配置する工程と、
    前記リング状ワークの外側に前記第2電極を当接させることにより前記第1電極と前記第2電極との間に前記リング状ワークと前記線状ワークとを挟む工程と、
    前記第1電極と前記第2電極との間に電流または電圧を印加する印加工程と、を備え、
    前記線状ワークの前記一方端部側を遠位側とし反対側を近位側としたとき、前記印加工程において、前記第2電極のうち該第2電極と前記リング状ワークとが当接する第2電極当接部の遠位端が、前記線状ワークの遠位端より遠位側に配置されていることを特徴とする溶接接合体の製造方法。
  2. 前記印加工程において、前記第2電極当接部の遠位端は、前記リング状ワークの遠位端より近位側に配置されている請求項1に記載の製造方法。
  3. 前記印加工程において、前記第2電極当接部の近位端が、前記リング状ワークの近位端より遠位側に配置されている請求項1または2に記載の製造方法。
  4. リング状ワークの内側に第1電極と線状ワークの一方端部を配置する工程において、
    前記リング状ワークの内側に、前記第1電極を配置させた後、前記線状ワークを、前記リング状ワークと前記第1電極との間を通り近位側から遠位側に向かって進行させ、該線状ワークの遠位端が前記リング状ワークの遠位端に到達しない位置で停止させる請求項1~3のいずれかに記載の製造方法。
  5. 前記印加工程より前に、前記リング状ワークを、該リング状ワークの遠位側に配置されている第1規制部材に接触させる工程を含む請求項1~4のいずれかに記載の製造方法。
  6. 前記印加工程より前に、前記第2電極を、該第2電極の遠位側に配置されている第2規制部材に接触させる工程を含む請求項1~5のいずれかに記載の製造方法。
  7. 前記印加工程より前に、前記第1電極に対して前記線状ワークとは反対側の位置に、絶縁スペーサを配置する工程を含む請求項1~6のいずれかに記載の製造方法。
  8. リング状ワークと線状ワークとを溶接する溶接装置であって、
    前記リング状ワークの内側に、前記線状ワークの一方端部と共に配置されている第1電極と、前記リング状ワークの外側に配置されている第2電極とを有し、
    前記溶接装置は、前記リング状ワークの遠位端を規制するための第1規制部材を有し、
    前記第1電極は、前記線状ワークに平行な方向に延在している長尺体であり、該長尺体の軸中心に回転可能であることを特徴とする溶接装置。
  9. リング状ワークと線状ワークとを溶接する溶接装置であって、
    前記リング状ワークの内側に、前記線状ワークの一方端部と共に配置されている第1電極と、前記リング状ワークの外側に配置されている第2電極とを有し、
    前記溶接装置は、前記第2電極の遠位端を規制するための第2規制部材を有し、
    前記第1電極は、前記線状ワークに平行な方向に延在している長尺体であり、該長尺体の軸中心に回転可能であることを特徴とする溶接装置。
  10. 前記第2電極は、前記線状ワークに対して鉛直方向に延在している長尺体であり、該長尺体の軸中心に回転可能である請求項8または9に記載の溶接装置。
  11. 前記第2電極を前記線状ワークに対して進退させる第2電極駆動部と、
    前記第2電極が、前記リング状ワークに接触する接触圧力を検知する検知部と
    前記検知部の検知結果に基づいて前記第2電極駆動部を制御する制御部と、
    を備える請求項8~10のいずれかに記載の溶接装置。
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