JP7368620B2 - 酸欠乏硝酸ウラニル溶液の調製 - Google Patents

酸欠乏硝酸ウラニル溶液の調製 Download PDF

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Description

連邦支援に関する声明
本発明は、エネルギー省によって付与された助成金番号DE-NE0008472の下で、政府支援によってなされた。政府は本発明に一定の権利を有する。
本発明は、一般に、硝酸ウラニル溶液の製造に関する。
酸欠乏硝酸ウラニル(ADUN)溶液は、核燃料製造に用いられる酸化ウランマイクロスフィアを調製するための内部ゲル化プロセスにおいて重要である。酸が不足している条件下でウラン濃度が高い場合、酸化ウランの加水分解反応は遅く、酸欠乏ウラニル溶液の調製には長い時間がかかる。
本発明で開示される様々な実施形態は、U0(0H)(N02-yの式を有する酸欠乏硝酸ウラニルの溶液を調製する方法に関するものであり、ここで、yは0.1~0.5の範囲である。本方法は、
ウラン酸化物、例えば、xが1~3であり、zが2~8であるUを硝酸水溶液に溶解し、ウラン溶液を生成する工程と、
密閉された反応チャンバー内で、大気圧より大きい圧力、5~40気圧、5~20気圧、又は10~40気圧の圧力下に前記ウラン溶液を置く工程と、
マイクロ波又は電気ヒーターを用いて、前記ウラン溶液を150℃~250℃の間の所望の保持温度に加熱する工程と、
密閉容器内で、前記ウラン溶液を、上昇した圧力下で、前記所望の温度で15分~6時間の所望の保持時間維持する工程と、
前記保持温度を維持しながら、前記ウラン溶液の圧力を下げる工程と、
前記所望の温度を100℃未満に下げ、酸欠乏硝酸ウラニル溶液を得る工程と、を含む。
本発明で開示される様々な実施形態は、酸欠乏硝酸ウラニル溶液を、
ウラン酸化物、例えば、xが1~3であり、zが2~8であるUを硝酸水溶液に溶解し、ウラン溶液を生成する工程と、
前記ウラン溶液を密閉された反応チャンバー内で、5~40気圧の圧力下に置く工程と、
前記ウラン溶液の圧力を上昇させながら、マイクロ波又は電気ヒーターを用いて、150℃~250℃の間の所望の保持温度に加熱する工程と、
前記ウラン溶液を密閉容器内で前記所望の保持温度で15分~6時間の所望の保持時間だけ保持する工程と、
前記保持温度を維持しながら、前記ウラン溶液の圧力を下げる工程と、
前記所望の温度を100℃未満に下げ、酸欠乏硝酸ウラニル溶液を得る工程と、
により調製する方法に関するものである。
様々な実施形態において、酸化ウランの硝酸塩、例えば硝酸ジオキソラニウム[UO(NO]を出発物質として使用してもよく、その場合、出発硝酸塩は酸欠乏性ではない。
ウラン溶液を150℃~250℃の間の所望の温度に加熱する工程の間、密閉された反応チャンバー内の圧力を、5~40気圧から、10~70気圧、15~60気圧、又は20~50気圧に上昇させてもよい。
ウラン溶液の圧力を下げる工程の間、沸騰を防ぐ圧力下で溶液を所望の保持温度に維持しながら、圧力を部分的に下げてもよい。この工程の後、ウラン溶液の温度は、100℃未満、例えば、20℃~90℃、30℃~95℃、40℃~90℃、50℃~85℃、60℃~90℃、又は約80℃に下げられる。溶液の残りの圧力を約1気圧に下げてもよい。
様々な実施形態において、Uは硝酸水溶液に溶解する。ウラン化合物Uは、UO、UO、又はUであってもよい。
様々な実施形態において、本発明に開示される方法によってUから生成される酸欠乏硝酸ウラニル溶液は、ウラン濃度が0.5M~3Mで密度が1.15g/cm~1.95g/cmであるか、ウラン濃度が1M~3Mで密度が1.30g/cm~1.95g/cmであるか、ウラン濃度が2M~3Mで密度が1.55g/cm~1.95g/cmであるか、又は、ウラン濃度が2.7M~3Mで密度が1.75g/cm~1.95g/cmである。
分解後の酸欠乏硝酸ウラニル溶液の濃度は、1M~3M、2M~3M、2.5M~3M、又は2.7M~3Mであってよい。分解後の酸欠乏硝酸ウラニル溶液のpHは、ウラン濃度とNO:Uのモル比とに依存する。NO:U比が1.5~1.7でウラン濃度が2.7M~3.0Mの場合、pHは1.2~1.4になり得る。
様々な実施形態において、本発明に開示される方法によって生成される酸欠乏硝酸ウラニル溶液は、
NO:U比が1.5~1.9、ウラン濃度が0.5M~3.5M、pHが0.5~2.8であるか、
NO:U比が1.5~1.7、ウラン濃度が0.5M~3.5M、pHが0.8~2.8であるか、
NO:U比が1.5~1.9、ウラン濃度が2.5M~3.0M、pHが1.8未満であるか、
又は、NO:U比が1.5~1.7、ウラン濃度が2.5M~3.0M、pHが1.2~1.8である。
様々な実施形態において、本発明に開示される方法によって生成される酸欠乏硝酸ウラニル溶液は、20気圧~50気圧の圧力下で200℃~250℃の間の高温に、又は30気圧~45気圧の圧力下で215℃~240℃の高温に維持される。そして酸欠乏硝酸ウラニル溶液は、所望の圧力と温度で30分~2時間保持される。この時間の終わりに、硝酸ウラニル溶液への圧力が部分的に低下する間、高温が維持される。部分的に減圧された圧力は、溶液が高温で沸騰することを防ぐために十分な圧力である。次に、上昇した温度を30℃~90℃の間、又は60℃~90℃の間、又は約80℃に下げてから、ウラン溶液の圧力を大気圧に下げる。その後、ウラン溶液を圧力容器から取り出すことができる。
本発明で開示される様々な実施形態は、UO(OH)(NO2-yの式を有する酸欠乏硝酸ウラニル溶液を調製する方法に関するものであって、ここでyは、0.1~0.5の範囲であり、前記酸欠乏硝酸ウラニル溶液は、
酸素を含むウランイオン、例えば、UO(NO又はその水和物の硝酸塩を硝酸水溶液に溶解し、ウラン溶液を生成する工程と、
前記ウラン溶液を、密閉された反応チャンバー内で、大気圧よりも高い圧力下に置く工程と、
前記ウラン溶液にマイクロ波を照射し、前記ウラン溶液を150℃~250℃の間の所望の温度に加熱する工程と、
前記ウラン溶液を高圧力下で、前記所望の温度で、15分~6時間の所望の保持時間だけ維持する工程と、
前記ウラン溶液を沸騰させることなく、前記ウラン溶液の圧力を部分的に抜く工程と、
前記所望の温度を100℃未満に下げ、前記ウラン溶液を大気圧まで減圧して酸欠乏硝酸ウラニル溶液を得る工程と、によって調整される。
様々な実施形態において、本発明で開示される方法によってUO(NOから調製される酸欠乏硝酸ウラニル溶液は、
ウラン濃度が0.5M~3Mであり、密度が1.15g/cm~1.95g/cmであるか、
ウラン濃度が1M~3Mであり、密度が1.30g/cm~1.95g/cmであるか、
ウラン濃度が2M~3Mであり、密度が1.55g/cm~1.95g/cmであるか、
又は、ウラン濃度が2.7M~3Mであり、密度が1.75g/cm~1.95g/cmである。
様々な実施形態において、本発明で開示される方法によってUO(NOから調製される酸欠乏硝酸ウラニル溶液は、
NO:U比が1.5~1.9であり、pHが0.5~2.8であるか、
NO:U比が1.5~1.7であり、pHが0.5~2.8であるか、
NO:U比が1.5~1.9であり、pHが1.8未満であるか、
又は、NO:U比が1.5~1.7であり、pHが1.2~1.8である。
本発明で開示される様々な実施形態は、UO(OH)(NO2-yの式を有する硝酸ウラニルの酸欠乏溶液の調製方法に関するものであり、ここで0.1<y<0.5、0.2<y<0.5、又は、0.3<y<0.5である。ウラン化合物中の硝酸イオンのウランイオンに対するモル比は、1.5~1.9、1.5~1.8、又は、1.5~1.7であることが好ましい。
本発明は、6時間未満、0.5~5時間、0.5~3時間、0.5~2時間、又は1~3時間で酸欠乏硝酸ウラニル溶液を調製する技術について記載するものである。
本方法は、硝酸水溶液中のウラン(VI)の溶液を調製する第1の工程を含む。ウランは、酸化物として提供されてもよい。ウランが酸化ウランとして提供される場合、酸化物は、式Uであり、ここで、xは1~3であり、zは2~8であってもよい。様々な実施形態において、酸化物は、UO、UO、U、又はそれらの混合物であってよい。
様々な実施形態において、ウラン(VI)又はウラン(IV)のどちらかの酸化物であり得る適切な質量のウラン化合物が測定され、分解容器に入れられる。ウラン化合物は粉末として提供されてもよい。硝酸水溶液を、溶液中のウランイオンに対する硝酸イオンのモル比が1.5~2.0、1.5~1.9、1.6~1.8、1.5~1.7、又は、1.55~1.7となる量で、分解容器に加える。
場合によっては、溶液中のウランイオンに対する硝酸イオンのモル比は、所望の生成物中のウランイオンに対する硝酸イオンのモル比を超えることがある。例えば、ウランがウラン(IV)又はウラン(V)の酸化物である場合、硝酸の一部は、ウランのウラン(VI)への酸化によって消費され得る。例えば、Uの大部分、例えば50%以上、60%以上、又は70%以上がウラン(IV)及びウラン(V)である。Uから酸欠乏硝酸ウラニルを調製する場合、硝酸の一部がウラン(V)からウラン(VI)への酸化により消費され得る。したがって、ウランに対する硝酸のモル比が1.7である酸欠乏硝酸ウラニル溶液を作るためには、Uの硝酸溶液を出発溶液とする場合、ウラン原子に対する硝酸の比を1.85~1.9にする必要があり得る。三酸化ウランはほとんどウラン(VI)を含むので、ウラン原子に対する硝酸の比が約1.7の出発溶液を用いて、ウランに対する硝酸のモル比が1.7である酸欠乏硝酸ウラニル溶液を調製することができる。
次に、所定の量の脱イオン水を分解容器に加える。水は、溶解時のウランイオンの濃度が0.25M~3.5M、1M~3M、1.5M~3M、又は2.5M~3Mとなるような量で添加する。
表1は、ウランイオン濃度が1MであってNO:U比が1.5~1.9の範囲の様々な酸欠乏硝酸ウラニル溶液を調製するために必要な試薬の量を示す。このような実施形態では、ウラン化合物は、最終溶液1リットル当たり1モルのウラン原子が分解容器に存在するような量で、分解容器に入れられる。ウラン化合物の使用量は、化合物のモル質量を、化合物の組成式中のウラン原子数で割ることにより決定されてもよい。したがって、ウラン化合物としてUOを用いる場合は、1リットル当たり1モルの酸化物を用いればよい。しかし、ウラン化合物としてUを用いる場合は、1リットル当たり1/3モルの酸化物を用いる必要がある。NO:U比が1.5の1M硝酸ウラン溶液を調製するためには、最終溶液1リットル当たり1.5モルの硝酸を含む量の硝酸溶液を加える必要がある。70重量%の硝酸を含む濃縮水溶液を使用する場合、最終溶液1リットルごとに95mLの70%HNOを分解容器に加える必要がある。NO:U比を変えずに最終溶液のウラン濃度を変えたい場合は、ウラン化合物の量と硝酸の量とをそれぞれ適切に調整する必要がある。ウラン濃度を変えずに最終溶液中のNO:U比を変えたい場合は、ウラン化合物の量を変えずに、硝酸の量を適切に調整する必要がある。なお、ウラン濃度及びNO:U比は、それぞれ独立して調整することができる。
ウランの酸化物がウラン源として使用される場合、酸化ウランと硝酸水溶液との初期混合物は、酸化ウランと酸のスラリーである。酸化ウランと硝酸とを反応させて硝酸ウラニルを生成させると、反応が完了して酸欠乏硝酸ウラニルが得られるまで、濃度とpHは変化する。
次に、分解容器は、マイクロ波分解装置又は電気抵抗加熱装置の圧力容器に入れられる。圧力容器は、密閉され、不活性ガスで加圧される。不活性ガスは、窒素又はアルゴンであってもよい。圧力容器は、大気圧より高い所望の圧力に加圧される。この圧力は、2~100気圧、4~50気圧、5~40気圧、又は、8~20気圧であってよい。
分解容器内の反応混合物を加熱するために、マイクロ波又は電力が圧力容器に与えられる。様々な実施形態において、わずかに酸性のベースロード、例えば、3重量%の硝酸水溶液が、分解容器を取り囲むように圧力容器内に存在してもよい。このような実施形態では、マイクロ波を圧力容器に照射してベースロードを加熱し、ベースロードが反応混合物を加熱する、マイクロ波は所望の温度に達するまで照射される。溶液は、3℃/分~20℃/分、4℃/分~15℃/分、又は5℃/分~10℃/分の速度で加熱される。反応混合物及び/又はベースロードが所望の温度に達すると、反応混合物に照射されるマイクロ波の出力が調整されて、所望の保持時間、反応混合物の温度を所望の温度に維持する。
Figure 0007368620000001
様々な実施形態において、所望の温度は、120℃~300℃の間、140℃~275℃の間、150℃~250℃の間、160℃~225℃の間、又は170℃~200℃の間である。ウラン溶液は、10気圧~70気圧、15気圧~60気圧、20気圧~50気圧、又は30気圧~50気圧の圧力下で、所望の保持時間の間、所望の温度で維持されてもよい。ここで、所望の保持時間は15分間~6時間である。ウラン溶液は0.5~3時間、0.5~2時間、又は0.75~1.5時間の範囲の保持時間、所望の温度で維持されてもよい。
保持時間が終了すると、マイクロ波の照射をオフにする。その後、所望の温度を維持したまま圧力容器内の圧力を開放し、脱気する。所望の温度で、溶液の蒸気圧より大きい圧力まで減圧されることにより、溶液の沸騰が防止される。その後、反応チャンバーは100℃未満、30℃~90℃、60℃~90℃、又は約80℃の温度まで冷却され、圧力容器内の圧力は制御された速度で放出される。
システムが大気圧に達すると、分解容器は圧力容器から取り出される。反応チャンバーから、酸欠乏硝酸ウラニル溶液が取り出される。酸欠乏硝酸ウラニル溶液の生成が完了したかどうかを判断するために、溶液の密度とpHを測定する。
酸欠乏硝酸ウラニル溶液の密度(ρ[ADUN])は、水の密度(ρ[HO])と、ウラン濃度U(mol/L)と、硝酸濃度N(mol/L)とによって、次式(1)のように変化する。
ρ[ADUN]=ρ[HO]+0.27U+0.028N …(1)
ウラン濃度と硝酸濃度とは既知であるので、酸欠乏硝酸ウラニル溶液の正確な密度は、式(1)から計算することができる。例えば、NO:U比が1.5である1M硝酸ウラニル溶液は、1.31Mの密度を有する。酸欠乏硝酸ウラニル溶液のNO:U比が1.5~1.7である様々な実施形態において、酸欠乏硝酸ウラニル溶液の密度ρ[ADUN]は、おおよそ次式(2)で表される。
ρ[ADUN]=ρ[HO]+0.31U …(2)
理論的には、酸欠乏硝酸ウラニル溶液中のウラン濃度が2.7M~3Mの間である場合、式(2)に基づき、溶液の密度は1.837~1.93g/cmの範囲となる。ウラン濃度が2.7M~3Mであり、密度が1.75~1.95g/ccである溶液は、酸化ウランミクロスフェアの調製に使用することができる。ウラン濃度が2.7M~3Mである酸欠乏硝酸ウラニル溶液のpHは、1.2~1.4である。同様のウラン濃度及びpH値を有する酸欠乏硝酸ウラニル溶液は、従来の手段により、雰囲気下で、例えば、大気圧において20℃~70℃で処理することにより得ることができる。しかしながら、そのような溶液の調製に必要な時間は、通常、日数で測定される。本発明で開示される技術によれば、6時間未満、0.25~5時間、0.5~4時間、0.5~3時間、0.5~2時間、又は1~3時間で酸欠乏硝酸ウラニル溶液を調製することができる。
本発明で開示されるプロセスでは、酸欠乏硝酸ウラニル溶液を高圧・高温で調製することができる。溶液の温度は、放射性または導電性の発熱体を含む様々な発熱体を使用して上昇させることができる。マイクロ波を使用して溶液を加熱することにより、温度を上昇させることができる。圧力は、外部から圧力をかけることにより、及び/又は作動流体(すなわちADUN溶液)の蒸気圧を上昇させることにより、供給することができる。酸化ウラン/硝酸ウランスラリーは、混合物を低温の不活性加圧雰囲気下に置き、溶液を加熱してその蒸気圧を上げることによってさらに圧力を上げることによって、高圧下に置くことができる。
様々な実施形態において、酸欠乏硝酸ウラニル溶液は、NO:U比が1.5であり、ウラン濃度が0.5M~3.5MかつpHが1.4~2.9であるか、ウラン濃度が1M~3MかつpHが1.6~2.7であるか、ウラン濃度が2M~3MかつpHが1.7~2.2であるか、又はウラン濃度が2.7M~3MかつpHが1.7~1.9である。
様々な実施形態において、酸欠乏硝酸ウラニル溶液は、NO:U比が1.6であり、ウラン濃度が0.5M~3.5MかつpHが1.24~2.75であるか、ウラン濃度が1M~3MかつpHが1.3~2.5であるか、ウラン濃度が2M~3MかつpHが1.4~2であるか、又はウラン濃度が2.7M~3MかつpHが1.4~1.6である。
様々な実施形態において、酸欠乏硝酸ウラニル溶液は、NO:U比が1.7であり、ウラン濃度が0.5M~3.4MかつpHが0.8~2.6であるか、ウラン濃度が1M~3MかつpHが1.6~2.4であるか、ウラン濃度が2M~3MかつpHが1.2~1.8であるか、又はウラン濃度が2.7M~3MかつpHが1.2~1.4である。様々な実施形態において、酸欠乏硝酸ウラニル溶液は、NO:U比が1.5~1.9であり、ウラン濃度が0.5M~3.5MかつpHが0.5~2.8である。
様々な実施形態において、酸欠乏硝酸ウラニル溶液は、NO:U比が1.5~1.7であり、ウラン濃度が0.5M~3.5MかつpHが0.8~2.8である。
[比較例1]
23mLの蒸留水が入った容器に32.3mLの70%硝酸を加える。この容器を60℃に加熱し、76gのUを6日間かけて25%、25%、25%、10%、10%、5%の割合で添加する。この6日間、容器は60℃に保たれ、攪拌が続けられる。反応容器内の反応混合物の体積を一定に保ち、沈殿を防止するために、6日間にわたって蒸留水が加えられる。容器を20℃に冷却し、さらに24時間かけて平衡化させる。24時間後、密度とpHを検査し、必要に応じて蒸留水を加える。硝酸ウラニル溶液を取り出し、ろ過して、未反応の酸化ウランを除去する。
[実施例1]
6gのU(7.13mmol U;21.4mmol U)を1.8~3mLの蒸留水に加え、酸化ウランスラリーを形成する。酸化ウランスラリーを混合し、70%硝酸を1.3~2.5mL添加する。再び酸化ウランスラリーを混合し、酸分解槽に入れる。Uに対する水の質量の比は0.3~0.5である。Uに対する硝酸の質量の比は0.3~0.6である。分解容器はアルゴンで5~40barに加圧され、200℃~250℃に加熱される。この温度を30~120分維持する。この時間の終わりに、沸騰を防止するために、200℃~250℃の温度と、加熱された分解溶液の蒸気圧以上の圧力とを維持しながら、システムを脱気して、圧力を部分的に抜く。部分的に圧力を抜いた後、温度を30℃まで下げ、圧力を大気圧まで下げ、生成した硝酸ウラニル溶液を取り出す。
[実施例2]
6gのU(7.13mmol U;21.4mmol U)を3mLの蒸留水に加える。Uと水とを混合し、2.5mLの70%硝酸(15.8M HNO水溶液:39.52mmol HNO;2.49g HNO)を加え、得られた溶液を混合して酸分解槽に入れる。Uに対する硝酸の質量の比は0.5である。Uに対する硝酸のモル比は1.85である。容器を密閉し、アルゴンで5bar~4barに加圧し、3℃/分~20℃/分の温度の上昇率となるように、マイクロ波を用いて200℃~250℃に加熱する。30分~120分の間、200℃~250℃の温度を維持する。この時間の終わりに、沸騰を防止するために分解溶液の蒸気圧以上の圧力を維持したまま、システムを脱気する。これは、温度を200℃~250℃に維持しながら、圧力を200℃~250℃の分解液の蒸気圧を超える圧力に部分的に減圧することにより、行うことができる。部分的に減圧した後、溶液の温度を30℃まで下げる。圧力を1気圧に下げ、生成物である硝酸ウラニル溶液を取り出す。
[実施例3]
400gのU(0.48mol U;1.44mol U)を194mLの蒸留水に添加する。Uと水とを混合し、170mLの70%硝酸(15.8M HNO水溶液:2.69mol HNO)をウラン溶液に加え、得られた溶液を混合して酸分解槽に入れる。Uに対する硝酸の質量の比は0.42である。Uに対する硝酸のモル比は1.87以下である。容器を密閉し、アルゴンで30barに加圧し、3℃/分~20℃/分の温度の上昇率となるように、マイクロ波を用いて230℃に加熱する。60分間、230℃の温度を維持する。この時間の終わりに、圧力が35barとなるようにシステムを脱気する。温度を30℃まで下げ、残りの圧力を抜き、生成した硝酸ウラニル溶液を容器から取り出す。未反応のウラン酸化物を処理するためにろ過してもよい。
[実施例4]
6gのUOを1.8~3mLの蒸留水に加え、酸化物ウランスラリーを形成する。酸化物ウランスラリーを混合し、70%硝酸を1.3~2.5mL加える。再び酸化ウランスラリーを混合し、酸分解槽に入れる。UOに対する水の質量の比は0.3~0.5である。UOに対する硝酸の質量の比は0.3~0.6である。分解容器をアルゴンで5~40barに加圧し、200℃~250℃に加熱する。30~120分、この温度が維持される。この時間の終わりに、沸騰を防止するために、200℃~250℃の温度と、加熱された分解溶液の蒸気圧以上の圧力とを維持しながら、システムを脱気し、圧力を部分的に抜く。圧力を部分的に抜いた後、温度を30℃まで下げる。圧力を大気圧まで下げ、生成した硝酸ウラニル溶液を取り出す。密度とpHとが所望の通りでなかった場合、手順を繰り返す。
様々な実施形態が、その特定の例示的な態様を特に参照して詳細に説明されたが、本発明は他の実施形態が可能であり、その詳細は様々な点で変更が可能であることを理解されたい。当業者には容易に明らかであるように、本発明の思想及び範囲に留まる限り、変更及び修正が行われ得る。したがって、前述の開示及び説明は、例示のみを目的とするものであり、特許請求の範囲によってのみ定義される本発明を決して制限するものではない。

Claims (17)

  1. UO(OH)(NO2-yの式を有する酸欠乏硝酸ウラニルの溶液を調製する方法であって、
    yは0.1~0.5の範囲であり、
    a)xが1~3であり、zが2~8であるUを硝酸水溶液に溶解し、ウラン溶液を生成する工程と、
    b)密閉された反応チャンバー内で、大気圧より大きい圧力下に前記ウラン溶液を置く工程と、
    c)マイクロ波を用いて、前記ウラン溶液を150℃~250℃の間の所望の温度に加熱する工程と、
    d)前記ウラン溶液を、上昇した圧力下で、前記所望の温度で、15分~6時間の所望の保持時間維持する工程と、
    e)前記ウラン溶液を沸騰させることなく、前記ウラン溶液の圧力を部分的に抜く工程と、
    f)前記所望の温度を100℃未満に下げ、前記ウラン溶液の圧力を大気圧まで減圧し、酸欠乏硝酸ウラニル溶液を得る工程とを含む方法。
  2. 前記Uは硝酸水溶液に溶解されていることを特徴とする、請求項1記載の方法。
  3. 前記UがUO、UO、又はUである、請求項1記載の方法。
  4. 前記酸欠乏硝酸ウラニル溶液は、ウラン濃度が0.5M~3Mであり、密度が1.15g/cm~1.95g/cmである、請求項1記載の方法。
  5. 前記酸欠乏硝酸ウラニル溶液は、ウラン濃度が1M~3Mであり、密度が1.30g/cm~1.95g/cmである、請求項1記載の方法。
  6. 前記酸欠乏硝酸ウラニル溶液は、ウラン濃度が2M~3Mであり、密度が1.55g/cm~1.95g/cmである、請求項1記載の方法。
  7. 前記酸欠乏硝酸ウラニル溶液は、ウラン濃度が2.5M~3Mであり、密度が1.75g/cm~1.95g/cmである、請求項1記載の方法。
  8. 前記酸欠乏硝酸ウラニル溶液は、NO:U比が1.5~1.9であり、ウラン濃度が0.5M~3.5Mであり、pHが0.5~2.8である、請求項1記載の方法。
  9. 前記酸欠乏硝酸ウラニル溶液は、NO:U比が1.5~1.7であり、ウラン濃度が0.5M~3.5Mであり、pHが0.8~2.8である、請求項1記載の方法。
  10. 前記酸欠乏硝酸ウラニル溶液は、NO:U比が1.5~1.9であり、ウラン濃度が2.5M~3.0Mであり、pHが1.8未満である、請求項1記載の方法。
  11. 前記酸欠乏硝酸ウラニル溶液は、NO:U比が1.5~1.7であり、ウラン濃度が2.5M~3.0Mであり、pHが1.2~1.8である、請求項1記載の方法。
  12. 前記ウラン溶液を、20~50気圧の圧力下で、前記所望の温度で所望の保持時間維持することを含み、前記所望の温度は200℃~250℃である、請求項1記載の方法。
  13. 前記ウラン溶液を、20~50気圧の圧力下で、前記所望の温度で所望の保持時間維持することを含み、前記所望の温度は215℃~240℃である、請求項1記載の方法。
  14. 前記所望の保持時間が30分~2時間である、請求項13記載の方法。
  15. 前記ウラン溶液の圧力を大気圧まで下げる前に、前記所望の温度を30℃~90℃に下げることを特徴とする、請求項1記載の方法。
  16. UO(OH)(NO2-yの式を有する酸欠乏硝酸ウラニルの溶液を調製する方法であって、
    yは0.1~0.5の範囲であり、
    a)UO(NO又はその水和物を硝酸水溶液に溶解し、ウラン溶液を生成する工程と、
    b)密閉された反応チャンバー内で、大気圧より大きい圧力下に前記ウラン溶液を置く工程と、
    c)マイクロ波を用いて、前記ウラン溶液を150℃~250℃の間の所望の温度に加熱する工程と、
    d)前記ウラン溶液を、上昇した圧力下で、前記所望の温度で、15分~6時間の所望の保持時間維持する工程と、
    e)前記ウラン溶液を沸騰させることなく、前記ウラン溶液の圧力を部分的に抜く工程と、
    f)前記所望の温度を100℃未満に下げ、前記ウラン溶液の圧力を大気圧まで減圧し、酸欠乏硝酸ウラニル溶液を得る工程とを含む方法。
  17. UO(OH)(NO2-yの式を有する酸欠乏硝酸ウラニルの溶液を調製する方法であって、
    yは0.1~0.5の範囲であり、
    a)xが1~3であり、zが2~8であるUを硝酸水溶液に溶解し、ウラン溶液を生成する工程と、
    b)密閉された反応チャンバー内で、20~50気圧の圧力下に前記ウラン溶液を置く工程と、
    c)マイクロ波を用いて、前記ウラン溶液を150℃~250℃の間の所望の温度に加熱する工程と、
    d)前記ウラン溶液を、15分~6時間の所望の保持時間、上昇した圧力下で、前記所望の温度に維持する工程と、
    e)前記ウラン溶液を沸騰させることなく、前記ウラン溶液の圧力を部分的に抜く工程と、
    f)前記所望の温度を100℃未満に下げ、前記ウラン溶液の圧力を大気圧まで減圧し、酸欠乏硝酸ウラニル溶液を得る工程とを含む方法。
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