JP7367929B2 - スチール製天板 - Google Patents

スチール製天板 Download PDF

Info

Publication number
JP7367929B2
JP7367929B2 JP2019217789A JP2019217789A JP7367929B2 JP 7367929 B2 JP7367929 B2 JP 7367929B2 JP 2019217789 A JP2019217789 A JP 2019217789A JP 2019217789 A JP2019217789 A JP 2019217789A JP 7367929 B2 JP7367929 B2 JP 7367929B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
surface member
top plate
edges
edge
downward
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019217789A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021087472A (ja
Inventor
学 池ノ上
Original Assignee
株式会社ナイキ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ナイキ filed Critical 株式会社ナイキ
Priority to JP2019217789A priority Critical patent/JP7367929B2/ja
Publication of JP2021087472A publication Critical patent/JP2021087472A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7367929B2 publication Critical patent/JP7367929B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Description

特許法第30条第2項適用 平成30年12月3日に頒布のカタログに記載されたスチール製天板を備えたデスクを販売。
本発明は、オフィス等の執務空間で使用されるテーブル、デスク等に用いられるスチール製天板に関するものである。
従来、テーブル、デスク等の天板には、木製やスチール製のものが汎用されている。
そして、特に、オフィス等の執務空間で使用されるテーブル、デスク等における天板として、スチール製のものが多用されている。
このスチール製天板として、上面部材や下面部材をスチール製の板金により形成し、上面部材と下面部材の間に設けたスチール製のコア部材により補強することにより、軽量化を図り、異音の発生を防止するとともに、廃棄及び材料の再生等の環境面に配慮したものが提案されている(例えば、特許文献1~2参照。)。
特開2005-137714号公報 特許第5226516号公報
ところで、従来のスチール製天板のうち、特許文献1記載のものは、コア部材がハニカム構造体からなるため、コア部材と上面部材や下面部材との組付作業や接着作業に手数を要し、製造が面倒で、コスト高になるという問題があった。
また、特許文献2記載のものは、コア部材を縦横に組み合わせるようにしているため、コア部材と上面部材や下面部材との組付作業や溶接作業に手数を要し、製造が面倒で、コスト高になるという問題があった。
本発明は、上記従来のスチール製天板の問題点に鑑みてなされたもので、上記従来のスチール製天板と同様に、異音の発生を防止するとともに、廃棄及び材料の再生等の環境面に配慮しながら、コア部材と上面部材や下面部材との組付作業や溶接作業を容易かつ簡単に行うことができるとともに、重量を軽くして、十分な強度を得ることができるようにしたスチール製天板を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のスチール製天板は、スチール製の板金からなる上面部材及び下面部材と、該上面部材及び下面部材の間に設けたスチール製のコア材とを備えたスチール製天板において、上面部材を、周縁から下方に向かって延設した下向縁を備えた下向きに開口する箱状に形成し、下面部材を、上面部材の開口を閉鎖する板状に形成し、コア材を、上面部材の前後の下向縁に沿って配設した、上面部材の左右の下向縁に達する長さを有する断面ハット形状の縁部補強材と、該縁部補強材の間に縁部補強材と平行に複数配設した、上面部材の左右の下向縁に達する長さを有する断面ハット形状の中間部補強材とで構成し、上面部材及び下面部材に、縁部補強材及び中間部補強材を、それぞれ溶接することによって、箱状に一体化してなることを特徴とする。
この場合において、前記縁部補強材が、フランジ部に段部が形成されてなり、該段部を上面部材の前後の下向縁の折曲部内に位置するようにしてなるようにすることができる。
また、前記上面部材の下向縁のうち、前後の下向縁を、上面部を折り曲げて、左右の下向縁を、折り曲げて形成した別部材からなる下向縁部材を上面部に溶接して、それぞれ形成してなるようにすることができる。
本発明のスチール製天板によれば、異音の発生を防止するとともに、廃棄及び材料の再生等の環境面に配慮しながら、コア部材と上面部材や下面部材との組付作業や溶接作業を容易かつ簡単に行うことができるとともに、重量を軽くして、十分な強度を得ることができるようにしたスチール製天板を提供することができる。
本発明のスチール製天板の一実施例を示し、(a)は底面図、(b)は(a)のA-A断面図、(c)は(a)のB-B断面図である。 同スチール製天板の分解斜視図である。 同スチール製天板の製作工程の斜視図である。
以下、本発明のスチール製天板の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1~図3に、本発明のスチール製天板の一実施例を示す。
このスチール製天板は、オフィス等の執務空間で使用されるテーブル、デスク等に用いられるもので、スチール製の板金からなる面板を構成する上面部材1及び裏カバーを構成する下面部材2と、上面部材1及び下面部材2の間に設けたスチール製のコア材3A、3Bとを備え、上面部材1を、周縁から下方に向かって延設した側板を構成する下向縁12、13を備えた下向きに開口する箱状に形成し、下面部材2を、上面部材1の開口を閉鎖する板状に形成し、コア材3A、3Bを、上面部材1の前後の下向縁12に沿って配設した、上面部材1の左右の下向縁13に達する長さを有する断面ハット形状の縁部補強材3Aと、縁部補強材3Aの間に縁部補強材3Aと平行に複数配設した、上面部材1の左右の下向縁13に達する長さを有する断面ハット形状の中間部補強材3Bとで構成し、上面部材1及び下面部材2に、縁部補強材3A及び中間部補強材3Bを、それぞれ溶接することによって、箱状に一体化して構成するようにしている。
ここで、「前後」、「左右」の記述は、便宜的に付したもので、本実施例のスチール製天板の場合、180°回転対称であるため、設置状態によっては「前」と「後」、「左」と「右」とが入れ替わることがあり、また、平面視正方形のスチール製天板の場合、90°回転対称であるため、設置状態によっては「前後」と「左右」とが入れ替わることがある。
上面部材1は、上面部11と、この上面部11の縁部を3回直角に折り曲げて形成した前後の下向縁12と、3回直角に折り曲げて形成した別部材からなる下向縁部材を上面部11にスポット溶接等により溶接して形成した左右の下向縁13とを備えている。
上面部材1には、厚さ0.7~1.5mm(本実施例においては、1.0mm)程度のスチール製の板金を用いることができる。
このように、比較的負荷がかかりにくい左右の下向縁13を、別部材で構成することによって、上面部材1の製作を、容易かつ簡単に行うことができるものとなるが、スチール製天板の用途に応じて、前後の下向縁12を、左右の下向縁13と同様に、折り曲げて形成した別部材からなる下向縁部材を上面部11にスポット溶接等により溶接して形成したり、左右の下向縁13を、前後の下向縁12と同様に、上面部11を折り曲げて形成するようにしたりすることができる。
そして、上面部材1は、前後の下向縁12と左右の下向縁13の接合部を溶接して、下向きに開口する箱状に形成する。
下面部材2は、上面部材1の開口を閉鎖するもので、板状に形成するようにしている。
下面部材2には、厚さ0.5~1.2mm(本実施例においては、0.7mm)程度のスチール製の板金を用いることができる。
縁部補強材3Aは、ウェブ部31、フランジ部32及びアーム部33を備え、一方のフランジ部32に段部32aを形成(アーム部は省略)した部材からなる。
縁部補強材3Aには、厚さ0.5~1.2mm(本実施例においては、0.8mm)程度のスチール製の断面ハット形状の部材を用いることができる。
そして、段部32aを、上面部11の縁部を3回直角に折り曲げて形成した前後の下向縁12の下向先端縁と上面部11の裏面との間に形成された間隙に挿入することで、上面部材1の前後の下向縁12の折曲部内に位置するように組み付けるようにしている。
これにより、負荷がかかりやすい上面部材1の前後の下向縁12の曲げ強度を高めることができる。
中間部補強材3Bは、ウェブ部31、フランジ部32及びアーム部33を備えた部材からなる。
中間部補強材3Bには、厚さ0.5~1.2mm(本実施例においては、0.8mm)程度のスチール製の断面ハット形状の部材を用いることができる。
次に、このスチール製天板の製作工程を、図2~図3を用いて説明する。
まず、前後の下向縁12を備えた上面部11に左右の下向縁13をスポット溶接等により溶接した後、前後の下向縁12と左右の下向縁13の接合部を溶接して、一方が開口した箱状の上面部材1を製作する。
次に、上面部材1の開口内に、コア材としての縁部補強材3A及び中間部補強材3Bを配置し、上面部材1の上面部11と縁部補強材3A及び中間部補強材3Bのアーム部33をスポット溶接等により溶接する。
そして、下面部材2を上面部材1の開口を閉鎖するように配置し、下面部材2と縁部補強材3A及び中間部補強材3Bのウェブ部31をスポット溶接等により溶接する。
これにより、上面部材1及び下面部材2並びにコア材としての縁部補強材3A及び中間部補強材3Bが箱状に一体化して構成されたスチール製天板を製作することができる。
そして、このスチール製天板は、異音の発生を防止するとともに、廃棄及び材料の再生等の環境面に配慮しながら、コア部材としての縁部補強材3A及び中間部補強材3Bと上面部材1や下面部材2との組付作業や溶接作業を容易かつ簡単に行うことができるとともに、重量を軽くして、十分な強度を得ることができるものである。
このスチール製天板は、必要に応じて、上面部材1の表面にメラミン樹脂製等の化粧板を施したり、外周面にABS樹脂製等のエッジ部材を施したりすることができる。
これにより、スチール製天板の意匠性を高めることができ、使用場所に制約がないスチール製天板を提供することができる。
また、このスチール製天板は、脚部材(図示省略)を直接又は脚定着用部材4を介して間接的に配設することで使用されるが、脚部材や脚定着用部材4は、下面部材2及びコア部材としての縁部補強材3A(及び中間部補強材3B)に取り付けることができる。
そして、下面部材2及びコア部材としての縁部補強材3A(及び中間部補強材3B)には、必要に応じて、そのための下孔やねじ穴を形成しておくことができる。
また、スチール製天板の上面部材1及び下面部材2には、必要に応じて、情報コードや電源コードを挿通するための開口やスチール製天板の用途に応じて必要となる開口を形成しておくことができる。
以上、本発明のスチール製天板について、その実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
本発明のスチール製天板は、異音の発生を防止するとともに、廃棄及び材料の再生等の環境面に配慮しながら、コア部材と上面部材や下面部材との組付作業や溶接作業を容易かつ簡単に行うことができるとともに、重量を軽くして、十分な強度を得ることができることから、オフィス等の執務空間で使用されるテーブル、デスク等に用いられるスチール製天板に適用することができる。
1 上面部材(面板)
11 上面部
12 下向縁(前後の下向縁)
13 下向縁(左右の下向縁)
2 下面部材(裏カバー)
3A 縁部補強材(コア材)
3B 中間部補強材(コア材)
31 ウェブ部
32 フランジ部
32a 段部
33 アーム部
4 脚定着用部材

Claims (2)

  1. スチール製の板金からなる上面部材及び下面部材と、該上面部材及び下面部材の間に設けたスチール製のコア材とを備えたスチール製天板において、
    上面部材を、周縁から下方に向かって延設した下向縁を備えた下向きに開口する箱状に形成し、
    上面部材の下向縁のうち、前後の下向縁を、上面部材の縁部を3回直角に折り曲げて、左右の下向縁を、折り曲げて形成した別部材からなる下向縁部材を上面部材に溶接して、それぞれ折曲部を形成し、
    下面部材を、上面部材の開口を閉鎖する板状に形成し、
    コア材を、上面部材の前後の下向縁に沿って配設した、上面部材の左右の下向縁に達する長さを有する断面ハット形状の縁部補強材と、該縁部補強材の間に縁部補強材と平行に複数配設した、上面部材の左右の下向縁に達する長さを有する断面ハット形状の中間部補強材とで構成し、
    上面部材及び下面部材に、縁部補強材及び中間部補強材を、それぞれ溶接することによって、箱状に一体化してなる
    ことを特徴とするスチール製天板。
  2. 前記縁部補強材が、フランジ部に段部が形成されてなり、該段部を上面部材の前後の下向縁の折曲部内に位置するようにしてなることを特徴とする請求項1に記載のスチール製天板。
JP2019217789A 2019-12-02 2019-12-02 スチール製天板 Active JP7367929B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019217789A JP7367929B2 (ja) 2019-12-02 2019-12-02 スチール製天板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019217789A JP7367929B2 (ja) 2019-12-02 2019-12-02 スチール製天板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021087472A JP2021087472A (ja) 2021-06-10
JP7367929B2 true JP7367929B2 (ja) 2023-10-24

Family

ID=76218770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019217789A Active JP7367929B2 (ja) 2019-12-02 2019-12-02 スチール製天板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7367929B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005137714A (ja) 2003-11-07 2005-06-02 Ito All Steel Co Ltd 家具用天板
JP2008086456A (ja) 2006-09-29 2008-04-17 Itoki Corp
JP2012045096A (ja) 2010-08-25 2012-03-08 Itoki Corp 天板のサイドエッジ取付構造
JP5226516B2 (ja) 2006-08-25 2013-07-03 株式会社岡村製作所 天板構造

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11178646A (ja) * 1997-12-18 1999-07-06 Uchida Yoko Co Ltd 天 板

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005137714A (ja) 2003-11-07 2005-06-02 Ito All Steel Co Ltd 家具用天板
JP5226516B2 (ja) 2006-08-25 2013-07-03 株式会社岡村製作所 天板構造
JP2008086456A (ja) 2006-09-29 2008-04-17 Itoki Corp
JP2012045096A (ja) 2010-08-25 2012-03-08 Itoki Corp 天板のサイドエッジ取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021087472A (ja) 2021-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20120223547A1 (en) Vehicle rear body structure
JP2008201192A (ja) 建設機械の運転室構造
KR102299991B1 (ko) 무해체 보 구조용 조립식 거푸집
JP7367929B2 (ja) スチール製天板
US8176708B2 (en) Top board structure
JP2019127099A (ja) 車両の上部車体構造
JP5387782B2 (ja) 車体
JP5748649B2 (ja) ドア体
WO2019150934A1 (ja) 車両用フード
JP2011213283A (ja) 車両用フード構造
JP5054743B2 (ja)
JP5729931B2 (ja) ドア体
JP5623811B2 (ja) ドア体
KR101365063B1 (ko) 방화문 프레임
JP7338284B2 (ja) 車体後部構造
JP5518414B2 (ja) 複合ドア
JPH04228741A (ja) 鉄骨躯体の耐火被覆構造
KR102187562B1 (ko) 카울 탑 패널구조
JP7018029B2 (ja) テーブル用天板
JP7391786B2 (ja) 建設機械のエンジンフード
JP7133879B1 (ja) 梁材用のt字状鉄骨及び鉄骨と木材のハイブリット梁材
JP2021092088A (ja) 木質柱梁接合構造
JP2021141963A (ja) 天板、天板付き什器及び天板の製造方法
JP6779749B2 (ja) 収納什器
JP6115537B2 (ja) 柱梁接合部構造

Legal Events

Date Code Title Description
A80 Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80

Effective date: 20191211

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210618

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20210618

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220825

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20220825

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230620

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230621

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230807

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231003

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231003

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7367929

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150