JP5054743B2 - 庇 - Google Patents

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この発明は、建物の外壁面より庇板が前方へ張り出すように設けられる庇に関する。
一般的な庇は、建物の外壁面に固定した保持部材により庇板の基端部が全幅にわたって保持された構造のものである。庇板として、全体が一枚構成のものや複数の板材を連結して構成されたものなど、種々の態様にものがあり、また、保持部材として、種々の構成のものが提案されている(例えば特許文献1参照)。
特許第4192199号公報
特許文献1に記載された庇は、図9に示すように、庇板100が複数の板材を連結して構成されたものである。保持部材110は、建物の外壁面に固定される背板部111の前面に、可撓性を有する一対の保持板部112,113が溝114を挟んで上下に対向するように庇板100の全幅に対応する長さに一体形成されている。
各保持板部112,113の複数の対向する位置にボルト止め孔115,116が貫通形成されるとともに、庇板1の基端部の対応位置にボルト止め孔115,116と連通するボルト通し孔101が貫通形成されている。
各保持板部112,113により挟まれる溝114は、庇板1の基端部を差し込むことが可能な溝幅を有し、同図に一点鎖線で示すように、溝底から溝開口に向けて次第に広がった溝形状に形成されるとともに、溝底での溝幅を庇板1の基端部の厚みと一致させている。各保持板部112,113は、溝114へ庇板1を構成する各板材の基端部が差し込まれた状態で、上下に連通するボルト止め孔115,116とボルト通し孔101に対してボルト120を一連に通しかつボルト120の突出端にナット121をねじ込んで締め付ける。この締め付けにより各保持板部112,113が撓んで弾性変形して庇板1の各板材の基端部を挟持する。
上記した構成の保持部材110は、同じ厚みの庇板100を対象とし、厚みの異なる庇板には兼用できない。したがって、厚みの異なる庇板が用いられた複数種の庇を製作するには、各保持板部112,113により挟まれる溝114の溝幅を各庇板の厚みに対応させた複数種の保持部材110を製作して用意する必要があり、庇の製作コストが高価となり、製品管理も煩雑となる。
この発明は、上記した問題に着目してなされたもので、1種類の保持部材を厚みの異なる庇板に兼用可能な構成とすることにより、製作コストが安価かつ製品管理も煩雑とならない庇を提供することを目的とする。
この発明による庇は、庇板が前方へ張り出した状態で庇板の基端部が全幅にわたって保持部材により保持されて成るものであり、前記保持部材は、基板と基板上に配置される押さえ板とで構成されている。基板および押さえ板は、庇板の幅に相当する長さのL型形状の金属枠材より成り、庇板の基端部を挟んだ状態で一体に保持するための水平板部と、重ねられた状態で建物の外壁面に複数本のボルトにより一体に固定される垂直板部とをそれぞれ備えている。基板の垂直板部には、所定の間隔で前記ボルトの軸断面と一致する円形状のボルト通し孔が形成され、押さえ板の垂直板部には、前記基板のボルト通し孔と同じ位置に庇板の厚みの変動幅に応じた縦長形状のボルト通し孔が形成されている。基板の垂直板部の上端部には、垂直板部の内面に沿って上方へ突出する垂直板部より小さな厚みの突縁部が形成され、押さえ板の垂直板部の上端部には、折返部が全長にわたって形成されるとともに、折り返し部と垂直板部の上端部との間に基板の前記突縁部が入り込む溝が形成されている。前記突縁部の突出幅は、庇板の厚みの変動幅より大きな値に設定され、前記溝の深さは、突縁部の突出長さと一致させている
庇を組み立てるには、庇板の基端部を基板の水平板部と押さえ板の水平板部とで挟んだ状態で一体に保持した後、重ねられた状態の基板の垂直板部と押さえ板の垂直板部とを建物の外壁面にボルトにより固定する。この場合に、庇の厚みに応じて基板の垂直板部に対して押さえ板の垂直板部が上下に変位するが、押さえ板のボルト通し孔は庇板の厚みの変動幅に応じた縦長形状に形成されているので、基板のボルト通し孔に対して押さえ板のボルト通し孔が連通し、連通するボルト通し孔へボルトを通して基板および押さえ板の各垂直板部を一体に建物の外壁面に固定する。
庇の組立時は、基板の垂直板部の突縁部と押さえ板の垂直板部の折返部とを係合させるだけで基板に対する押さえ板の位置決めを簡単に行うことができる。基板の垂直板部と押さえ板の垂直板部とは上端部分で全長にわたって係合するので、押さえ板の垂直板部に庇板の荷重がかかっても、押さえ板の垂直板部が前方へ変形するのが阻止され、押さえ板の耐荷重性が高められている。さらに、庇板の厚みに応じて押さえ板が上下に変位しても、基板の垂直板部の突縁部と押さえ板の垂直板部の折返部との係合の深さが変化するだけであるから、庇板の厚みが異なる全ての庇について、押さえ板の変形を阻止でき、押さえ板の位置決めを簡単に行うことができる。
この発明の上記した構成において、「庇板」は、アルミニウムの押出成型物、ガラス板、合成樹脂板、合成樹脂板の表裏両面に金属層を積層したものなど、種々の態様のものを使用することができる。
この発明の好ましい実施態様においては、庇板の基端部は、基板および押さえ板の各水平板部と接着剤により接合されて一体に保持されている。
この実施態様によると、基板および押さえ板の各水平板部にボルトを通す孔を形成するなどの必要がなく、加工の手数を軽減できる。また、基板の水平板部の下面にボルトやナットなどが現れないから、美観が向上し、下面をカバーなどで目隠しする必要がない。
上記の接着剤を用いる実施態様では、基板および押さえ板の各水平板部の板面に、接着剤が溜まる凹溝が長さ方向へ形成するとともに、凹溝の溝底に接着剤を凹溝に充填するためのノズルを案内するガイド溝を長さ方向へ形成するのが望ましい。
この実施態様によると、接着剤は基板および押さえ板の各水平板部の凹溝に溜まってはみ出ないから、接合時の仕上がり状態が良好となる。また、ノズルをガイド溝に沿って移動させつつ接着剤を吐出させるから、接着剤を凹溝内に効率よく充填できる。
なお、庇板の基端部を基板および押さえ板の各水平板部により挟んだ状態で一体に保持するのに、上記の接着剤に代えて、ボルトおよびナットを用いることもできる。
この発明の好ましい実施態様においては、基板の垂直板部の上端部には、垂直板部の内面に沿って上方へ突出する突縁部が形成されるとともに、押さえ板の垂直板部の上端部には、基板の前記突縁部が入り込む溝を有する折返部が全長にわたって形成されている。
この実施態様によると、基板の垂直板部と押さえ板の垂直板部とは上端部分で全長にわたって係合するので、押さえ板の垂直板部に庇板の荷重がかかっても、押さえ板の垂直板部が前方へ変形するのが阻止され、押さえ板の耐荷重性が高められている。
また、庇の組立時は、基板の垂直板部の突縁部と押さえ板の垂直板部の折返部とを係合させるだけで基板に対する押さえ板の位置決めを簡単に行うことができる。さらに、庇板の厚みに応じて押さえ板が上下に変位しても、基板の垂直板部の突縁部と押さえ板の垂直板部の折返部との係合の深さが変化するだけであるから、庇板の厚みが異なる全ての庇について、押さえ板の変形を阻止でき、押さえ板の位置決めを簡単に行うことができる。
この発明によると、厚みの異なる庇板が用いられた複数種の庇を製作するのに、厚みの異なる庇板に1種類の保持部材を兼用することができるので、厚みの異なる庇板毎に庇板の厚みに対応させた構造の複数種の保持部材を製作する必要がなく、庇の製作コストを低減でき、製品の管理も容易となる。
この発明の一実施例である庇の外観を示す斜視図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 小さな厚みの庇が保持部材に保持された状態を示す主要部の断面図である。 大きな厚みの庇が保持部材に保持された状態を示す主要部の断面図である。 基板の水平板部に形成された凹溝およびガイド溝を示す拡大断面図である。 押さえ板の水平板部に形成された凹溝およびガイド溝を示す拡大断面図である。 基板および押さえ板の各垂直板部に形成されたボルト通し孔とボルトとの関係を示す説明図である。 他の実施例の主要部の構成を示す断面図である。 従来例の主要部の構成を示す断面図である。
図1は、この発明の一実施例である庇の外観を、図2は庇の構造を、それぞれ示している。図示の庇は、建物の外壁面hから庇板1が張り出すように設けられるもので、建物の外壁面hに固定された保持部材2により庇板1の基端部が全幅にわたって保持されている。保持部材2上にはカバー6が被せられ、両端には端板7,7がネジ70により止め付けられている。
この実施例では、庇板1として、合成樹脂製の芯材10の表裏両面にアルミニウムなどの金属シート材より成る表面層11,12が積層された積層複合材を用いているが、これに限らず、アルミニウム、ステンレスなどの金属板、合成樹脂板、ガラス板などを用いることもできる。この実施例の庇板1は、軽量であり、耐水性、耐衝撃性、遮音性、耐食性などに優れている。なお、図中、13は庇板1の前端縁および両側縁に沿って設けられる縁枠である。
この実施例の保持部材2は、図3,4に示すように、厚みが異なる2種類の庇板1A,1Bを保持することが可能な構造となっているが、これに限らず、厚みが異なる3種類以上の庇板を保持可能な構造とすることもできる。
なお、図3は、厚みがd1の庇板1Aが保持部材2により保持された状態を、図4は、庇板1Aより大きな厚みd2(d2>d1)の庇板1Bが同じ保持部材2により保持されて状態を、それぞれ示している。
保持部材2は、基板3と、基板3上に配置される押さえ板4とから成る。図示例の基板3および押さえ板4は、庇板1の幅に相当する長さのアルミニウム製の枠材により構成されたL型形状のものであり、直角をなす水平板部30,40と垂直板部31,41とを一体に備えている。
基板3の水平板部30は庇板1の基端部を下面より支え、押さえ板4の水平板部40は庇板1の基端部を上面より押さえ付ける。庇板1の基端部の下面と基板3の水平板部30の上面との間、および庇板1の基端部の上面と押さえ板4の水平板部40の下面との間は接着剤により接合されており、庇板1の基板部は基板3および押さえ板4の各水平板部30,40により挟まれた状態で一体に保持されている。
基板3の水平板部30の上面の前端部および後端部には、接着剤が溜まる一定幅の凹溝32,33が長さ方向へ全長にわたって形成されている。各凹溝32,33は、図5に示すように、皿状であり、一方の凹溝32の溝底の中央には均一深さのガイド溝34が(図5(1))、他方の凹溝33の溝底の中央にはV字状のガイド溝35が(図5(2))、ぞれぞれ長さ方向へ全長にわたって形成されている。各ガイド溝34,35は、凹溝32,33内に接着剤を充填するためのノズルpを案内するためのものである。
また、押さえ板4の水平板部40の下面の前端部および後端部にも、同様に、接着剤が溜まる一定幅の凹溝42,43が長さ方向へ全長にわたって形成されている。各凹溝42,43は、図6に示すように、皿状であり、各凹溝42,43の溝底の中央にはV字状のガイド溝44,45がぞれぞれ長さ方向へ全長にわたって形成されている。
この実施例では、押さえ板4の水平板部40の前端部に複数のネジ8が一定間隔毎にねじ込まれている。各ネジ8は庇板1の基端部を貫通して基板3の水平板部30の前記凹溝42内のガイド溝44内に達して引っ掛かっている。押さえ板4の水平板部40の前端部には各ネジ8のねじ込み位置にあらかじめ下孔が形成され、ネジ8のねじ込みに際して、庇板1の基端部の各下孔の位置にドリルにより同様の下孔を形成する。各ネジ8は基板3の水平板部30と押さえ板4の水平板部40との間より庇板1が抜け出るのを阻止するためのものであるが、庇板1の基板部は基板3および押さえ板4の各水平板部30,40に接着剤により接合されているので、この種の抜止め手段は必ずしも必要でない。
基板3および押さえ板4の各垂直板部31,41は、前後に重ねられた状態で建物の外壁面hに複数本のボルト5により一体に固定される。基板3および押さえ板4の各垂直板部31,41には各ボルト5を通すボルト通し孔36,46が所定の間隔で開設されている。各ボルト通し孔36,46は、基板3および押さえ板4の各垂直板部31,41が前後に重ねられた状態のとき、互いに連通するように幅方向の同じ位置に形成されている。基板3の各ボルト通し孔36は、図7に示すように、ボルト5の軸断面と一致する円形状に形成されている。一方、押さえ板4のボルト通し孔46は、庇板1の厚みの変動幅(d2−d1)に応じた縦長形状の長円形に形成されている。
図7(1)は、小さな厚みd1の庇板1Aが保持部材2により保持されたときのボルト通し孔46に対するボルト5の位置を示しており、ボルト5はボルト通し孔46の上端側を位置している。
図7(2)は、大きな厚みd2の庇板1Bが保持部材2により保持されたときのボルト通し孔46に対するボルト5の位置を示しており、ボルト5はボルト通し孔46の下端側を位置している。
基板3の垂直板部31の上端部には上方へ突出する突縁部37が形成され、一方、押さえ板4の垂直板部41の上端部には折返部47が全長にわたって形成されている。
前記の突縁部37は、基板3の垂直板部31の厚みより小さな厚みであり、垂直板部31の内面に沿って突出している。突縁部37の突出長さは庇板1の厚みの変動幅(d2−d1)より大きな値に設定される。
前記の折返部47と押さえ板4の垂直板部41の上端部との間には基板3の突縁部37が入り込んで係合する溝48が形成されている。この溝48の深さは突縁部37の突出長さと一致させている。
小さな厚みd1の庇板1Aが保持部材2により保持された状態(図3に示す状態)のとき、基板3の突縁37は押さえ板4の溝48に深く入り込んだ状態で係合する。一方、大きな厚みd2の庇板1Bが保持部材2により保持された状態(図4に示す状態)のとき、基板3の突縁37は押さえ板4の溝48に浅く入り込んだ状態で係合する。
押さえ板4の水平板部40の上面と垂直板部41の上端部とには、カバー6の内側に形成された係合突部61a,61bと係合する鉤状部49a,49bが形成されている。カバー6は、保持部材2と同じ長さを有し、後端縁が押さえ板4の垂直板部41の上端部まで達し、前端部が押さえ板4の水平板部40の前端面に被さっているので、押さえ板4の全体がカバー6によって覆われる。
なお、図中、71,72は両側の端板7,7を止着するためのネジ70がねじ込まれる孔である。
なお、上記の実施例では、保持部材2により庇板1の基端部を保持するのに、庇板1の基端部と基板3および押さえ板4の各水平板部30,40とを接着剤により一体に接合しているが、図8に示すように、庇板1の基端部と基板3および押さえ板4の各水平板部30,40とをボルト9おびナット90により一体に接合してもよい。
庇を組み立てるには、庇板1の基端部を基板3の水平板部30と押さえ板4の水平板部40とで挟んだ状態で一体に保持した後、重ねられた状態の基板3の垂直板部31と押さえ板4の垂直板部41とを建物の外壁面hにボルト5により固定する。この場合に、庇板1の厚みに応じて基板3の垂直板部31に対して押さえ板4の垂直板部41が上下に変位するが、押さえ板4のボルト通し孔46は庇板1の厚みの変動幅に応じた縦長形状の長円形に形成されているので、基板3のボルト通し孔36に対して押さえ板4のボルト通し孔46が連通し、この連通するボルト通し孔36,46へボルト5を通して基板3および押さえ板4の各垂直板部31,41を一体に建物の外壁面hに固定する。
基板3の垂直板部31に押さえ板4の垂直板部41を重ねるとき、基板3の垂直板部31の突縁部37と押さえ板4の垂直板部41の折返部47とを係合させるだけで、基板3に対する押さえ板4の位置決めが行われる。
このように、基板3の垂直板部31と押さえ板4の垂直板部41とは上端部分において全長にわたり係合させるので、押さえ板3の垂直板部31に庇板1の荷重がかかっても、押さえ板4の垂直板部41が前方へ変形するのが阻止される。
また、庇板1の厚みに応じて押さえ板4が上下に変位しても、基板3の垂直板部31の突縁部37と押さえ板4の垂直板部41の折返部47との係合深さが変化するだけであるから、庇板1の厚みが異なる全ての庇について、押さえ板4の変形を阻止でき、押さえ板4の位置決めが簡単に行える。
1,1A,1B 庇板
2 保持部材
3 基板
4 押さえ板
5 ボルト
30,40 水平板部
31,41 垂直板部
32,33,42,43 凹溝
34,35,44,45 ガイド溝
36,46 ボルト通し孔
37 突縁部
47 折返部
48 溝

Claims (3)

  1. 庇板が前方へ張り出した状態で庇板の基端部が全幅にわたって保持部材により保持されて成る庇において、前記保持部材は、基板と基板上に配置される押さえ板とで構成されており、基板および押さえ板は、庇板の幅に相当する長さのL型形状の金属枠材より成り、庇板の基端部を挟んだ状態で一体に保持するための水平板部と、重ねられた状態で建物の外壁面に複数本のボルトにより一体に固定される垂直板部とをそれぞれ備えており、基板の垂直板部には、所定の間隔で前記ボルトの軸断面と一致する円形状のボルト通し孔が形成され、押さえ板の垂直板部には、前記基板のボルト通し孔と同じ位置に庇板の厚みの変動幅に応じた縦長形状のボルト通し孔が形成されており、基板の垂直板部の上端部には、垂直板部の内面に沿って上方へ突出する垂直板部より小さな厚みの突縁部が形成され、押さえ板の垂直板部の上端部には、折返部が全長にわたって形成されるとともに、折り返し部と垂直板部の上端部との間に基板の前記突縁部が入り込む溝が形成され、前記突縁部の突出幅は、庇板の厚みの変動幅より大きな値に設定され、前記溝の深さは、突縁部の突出長さと一致させている庇。
  2. 庇板の基端部は、基板および押さえ板の各水平板部と接着剤により接合されて一体に保持されている請求項1に記載された庇。
  3. 基板および押さえ板の各水平板部の板面には、接着剤が溜まる凹溝が長さ方向へ形成されるとともに、凹溝の溝底には接着剤を凹溝に充填するためのノズルを案内するガイド溝が長さ方向へ形成されている請求項2に記載された庇。
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