JPH0431371Y2 - - Google Patents

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JPH0431371Y2
JPH0431371Y2 JP1986181306U JP18130686U JPH0431371Y2 JP H0431371 Y2 JPH0431371 Y2 JP H0431371Y2 JP 1986181306 U JP1986181306 U JP 1986181306U JP 18130686 U JP18130686 U JP 18130686U JP H0431371 Y2 JPH0431371 Y2 JP H0431371Y2
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JP
Japan
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adhesive
frame
ribs
face plate
panel
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JP1986181306U
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JPS6385717U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、枠体に接着剤で面板を接着して構成
したパネルの構造に関する。
[背景技術] 従来から金属製の枠体の表面部に面板を接着剤
にて接着して構成したパネルが知られている。こ
の従来のパネルにあつては、金属製の枠体のフラ
ツトな表面部上を接着剤塗布ノズルを移動させて
接着剤を塗布し、その後に面板を貼つていた。と
ころが、従来にあつてはフラツトな表面部に接着
剤を塗布するものであるため、枠体に対して接着
剤塗布ノズルが位置決めできずにずれるものであ
つて、接着剤の塗布位置が安定しないという問題
があり、また接着剤が枠体から外にはみ出したり
することもあつて接着剤の塗布量も一定しないと
いう問題があつた。
[考案の目的] 本考案は、上記の点に鑑みて考案したものであ
つて、その目的とするところは、接着剤の塗布位
置が安定し、また接着剤の塗布量も安定し、安定
した接着強度を発揮することができるパネルの構
造を提供するにある。
[考案の開示] 本考案のパネルの構造は、枠体1の表面部2に
面板3を接着剤4にて接着して構成したパネル5
において、枠体1を構成する各枠材6の表面部2
の接着面部2aに長手方向にわたる少なくとも2
条のリブ7を平行に設け、枠材6の表面部2の2
条のリブ7の両外側方にそれぞれ凹溝2bを設
け、枠材6の表面部の最外端部の外側縁に2条の
リブ7よりも突出長さが長い立ち上がり縁部8を
設けてなるものであつて、このような構成を採用
することにより上記した従来の問題点を解決して
本考案の目的を達成したものである。すなわち、
本考案にあつては枠材6に2条のリブ7を設ける
ことで、接着塗布ノズルの先端をこの2条のリブ
7間を移動させることで正確な位置に接着剤4を
塗布でき、接着剤4の塗布位置及び塗布量を正確
にすることができるようになつたものであり、ま
た、枠材6の表面部2の2条のリブ7の両外側方
にそれぞれ凹溝2bを設けることで、2条のリブ
7に間に接着剤を充填して面板3を枠材6の表面
部2に載せて加圧接着すると接着剤4が2条のリ
ブ7間から両側にあふれて接着面部2に充填さ
れ、この場合、リブ7の両側の接着面部2の凹溝
2bが接着剤溜りとなつて、接着剤4が外部に流
れでないようにでき、しかも、枠材6の表面部の
最外端部の外側縁に2条のリブ7よりも突出長さ
が長い立ち上がり縁部8を設けることで、面板3
を枠体1に重ねて接着剤4で一体化する際におけ
る位置決めが正確に行え、更に、立ち上がり縁部
8により接着剤4が外に漏れるのを防止するもの
である。
以下本考案を添付図面に示す実施例により詳述
する。枠体1は鉄やアルミニユーム等の金属製で
ある。面板3は例えば無機質系の面板である。枠
体1は縦や横の枠材6を枠組みして構成してあ
り、各枠材6の表面部2には凹溝となつた接着面
部2aが枠材6の長手方向にわたつて設けてあ
り、この接着面部2aにはそれぞれ2条のリブ7
が枠材6の長手方向にわたつて設けてある。しか
して、枠体1に面板3を接着剤4で接着するに当
たつては、各枠材6の接着面部2aに長手方向に
わたつて設けた2条のリブ7間に接着剤塗布ノズ
ルの先端を位置させ、2条のリブ7をガイドとし
て接着剤塗布ノズルを移動させながら接着剤4を
第2図のように塗布し、その後に面板3を枠体1
の表面部2に載せて加圧接着するものであり、接
着剤4は第1図に示すように2条のリブ7の両外
側方に凹溝2bを有する接着面部2に充填されて
面板3と枠体1とを強固に接着することとなる。
なお、各枠材6の表面部2の外側縁には図面に示
すように立ち上がり縁部8が突設してあり、この
立ち上がり縁部8を設けることで、面板3を枠体
1に重ねて接着剤4で一体化する際における位置
決めが正確に行えるものであり、またこの立ち上
がり縁部8により接着剤4が外に漏れるのを防止
している。上記のようにして形成したパネル5は
第4図のようにして段積みして保管したり、搬送
したりするものである。また本考案のパネル5は
例えば浴室ユニツトのような設備ユニツトの壁パ
ネル等として用いるが、必ずしも上記の用途にの
み限定されず、建築の分野における種々の用途の
パネルとして利用できるのはもちろんである。
[考案の効果] 本考案にあつては、叙上のように枠体の表面部
に面板を接着剤にて接着して構成したパネルにお
いて、枠体を構成する各枠材の表面部の接着面部
に長手方向にわたる少なくとも2条のリブを平行
に設け、枠材の表面部の2条のリブの両外側方に
それぞれ凹溝を設け、枠材の表面部の最外端部の
外側縁に2条のリブよりも突出長さが長い立ち上
がり縁部を設けたので、接着塗布ノズルの先端を
この2条のリブ間を移動させることで正確な位置
に接着剤を塗布でき、接着剤の塗布位置及び塗布
量を正確にすることができるものである。このよ
うに接着剤の塗布位置が安定し、また接着剤の塗
布量も安定するので、安定した接着強度のパネル
とすることができるものであり、また、枠材の表
面部の2条のリブの両外側方にそれぞれ凹部を設
けることで、2条のリブ間に接着剤を充填して面
板を枠材の表面部に載せて加圧接着すると接着剤
が2条のリブ間から両側にあふれて接着面部に充
填され、この場合、リブの両側の接着面部の凹溝
が接着剤溜りとなつて、接着剤が外部に流れでな
いようにでき、しかも、枠材の表面部の最外端部
の外側縁に2条のリブよりも突出長さが長い立ち
上がり縁部を設けることで、面板を枠体に重ねて
接着剤で一体化する際における位置決めが正確に
行え、更に、立ち上がり縁部により接着剤が外に
漏れるのを防止することができて、上記接着面部
に設けた接着剤溜りとなる凹溝による接着剤の漏
れ防止効果と相まつていつそう確実に接着剤が外
に漏れるのが防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のパネルの断面図、第2図は同
上の接着前の状態を示す分解断面図、第3図は本
考案のパネルの全体正面図、第4図は本考案のパ
ネルを段積みした状態の断面図であつて、1は枠
体、2は表面部、2aは接着面部、3は面板、4
は接着剤、5はパネル、6は枠材、7はリブであ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 枠体の表面部に面板を接着剤にて接着して構成
    したパネルにおいて、枠体を構成する各枠材の表
    面部の接着面部に長手方向にわたる少なくとも2
    条のリブを平行に設け、枠材の表面部の2条のリ
    ブの両外側方にそれぞれ凹溝を設け、枠材の表面
    部の最外端部の外側縁に2条のリブよりも突出長
    さが長い立ち上がり縁部を設けて成るパネルの構
    造。
JP1986181306U 1986-11-26 1986-11-26 Expired JPH0431371Y2 (ja)

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JP1986181306U JPH0431371Y2 (ja) 1986-11-26 1986-11-26

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JP1986181306U JPH0431371Y2 (ja) 1986-11-26 1986-11-26

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JPS6385717U JPS6385717U (ja) 1988-06-04
JPH0431371Y2 true JPH0431371Y2 (ja) 1992-07-28

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ID=31126055

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JP2011052386A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Kyowa:Kk

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JPS6385717U (ja) 1988-06-04

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