JP7367397B2 - エンジン始動制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、エンジン始動制御システムに関する。
従来のエンジン始動制御システムは、乗員によってスタータスイッチが操作された場合にシフトポジションセンサを用いて変速装置の選択ギヤ段を検知し、ニュートラルの場合にスタータモータを作動させる。
例えば、以下に示す特許文献1では、クラッチペダルスイッチによりクラッチペダルが踏み込まれていることを検出し、ニュートラルスイッチによりシフトレバーがニュートラル位置にあることを検出する。シフトレバーがニュートラル位置にあることが検出されると、エンジンの始動が開始される。したがって、ギヤの噛み合い状態でスタータモータが駆動することを防止できる。
特開2015-68222号公報
しかしながら、スタータモータが作動開始した直後に変速ギヤの位置が微妙に変化して、意図しないギヤの接触が発生することが想定される。この場合、ギヤに振動が発生する可能性がある。そのため、振動を和らげて、より快適なエンジン始動を可能にする制御が望まれる。
本発明は係る点に鑑みてなされたものであり、ギヤの接触による振動を抑えて快適なエンジン始動性を実現できるエンジン始動制御システムを提供することを目的とする。
本発明の一態様のエンジン始動制御システムは、クランクシャフトを回転させてエンジンの始動を行うスタータモータと、前記スタータモータの作動を制御する制御装置と、前記クランクシャフトの回転角度を検出するクランク角センサと、を備え、前記制御装置は、前記スタータモータの作動時において、所定時間内での前記クランクシャフトの回転角度が予め設定された角度よりも小さい場合、又は、前記クランクシャフトが所定角度回転するまでの時間が予め設定された時間よりも長い場合、前記スタータモータの作動を停止させ、乗員が押下可能なスタータスイッチを更に備え、前記制御装置は、前記スタータスイッチの押下操作に応じてクランクシャフト負荷判定を実施するか否かを判断し、前記押下操作が瞬間的である場合に前記クランクシャフト負荷判定を実施し、前記押下操作が継続的である場合に前記スタータモータを作動させ続けることを特徴とする。
本発明によれば、ギヤの接触による振動を抑えて快適なエンジン始動性を実現できる。
本実施の形態に係るエンジン始動制御システムのブロック図である。 本実施の形態に係るクランク角センサ及びリラクタの一例を示す構成図である。 時間に対するクランク角を示すグラフの一例である。 本実施の形態に係るエンジン始動制御の一例を示すフロー図である。 本実施の形態に係るギヤ噛み判定制御(クランクシャフト負荷判定)の一例を示すフロー図である。 本実施の第2形態に係る車輪速度センサ及び車輪速度センサロータの一例を示す構成図である。 本実施の第2形態に係る車輪速度センサ及び車輪速度センサロータの拡大図である。 本実施の第2に係る車輪回転判定制御の一例を示すフロー図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。なお、以下においては、本発明が適用される車両として、二輪車を例にして説明するが、適用対象はこれに限定されることなく変更可能である。本発明は、例えば四輪車等、他のタイプの車両にも適用可能である。
図1及び図2を参照して、本実施の形態に係るエンジン始動制御システムについて説明する。図1は、本実施の形態に係るエンジン始動制御システムのブロック図である。図2は、本実施の形態に係るクランク角センサ及びリラクタの一例を示す構成図である。なお、本実施の形態に係るエンジン始動制御システムは、例えば自動二輪車のエンジンに適用される。しかしながら、これに限定されることなく適宜変更が可能である。本実施の形態に係るエンジン始動制御システムは、四輪車のエンジンや他のタイプの車両のエンジンにも適用可能である。また、本実施の形態に係るエンジン始動制御システムは、以下に示す構成に限定されず、適宜変更が可能である。また、以下において、一般的な車両が通常備えている構成は備えているものとし、説明は適宜省略する。
図1及び図2に示すように、本実施の形態に係るエンジン始動制御システム1は、スタータモータ2を作動させてクランクシャフト3を回転駆動することでエンジン(不図示)を始動させるものである。具体的にエンジン始動制御システム1は、所定時間内におけるクランクシャフト3の回転角度、又は、クランクシャフト3が所定角度回転するまでの時間に基づいてスタータモータ2の作動をECM(Electronic Control Module)4で制御するように構成されている。
エンジンは、例えばガソリンエンジンであり、クランクケースの内部に形成されるクランク室(共に不図示)にクランクシャフト3を配置して構成される。なお、エンジンは、ガソリンエンジンに限らず、例えばディーゼルエンジンであってもよい。
エンジン始動制御システム1は、車両の各種情報を検出して所定の電気信号をECM4に出力する各種センサ及びスイッチを備えている。具体的にエンジン始動制御システム1は、ギヤポジションセンサ10、クラッチスイッチ11、ニュートラルスイッチ12、サイドスタンドスイッチ13、クランク角センサ14、前輪速度センサ15、後輪速度センサ16、及びスタータスイッチ17を備えている。なお、各種センサ及びスイッチはこれらに限らず、他のセンサ等を含んでよい。
ギヤポジションセンサ10は、例えば変速機(不図示)に設けられる。ギヤポジションセンサ10は、変速段に応じたギヤポジションを検出し、その検出値をECM4に出力する。ギヤポジションセンサ10から出力される電気信号には、ニュートラルポジションを示すニュートラル信号が含まれるものとする。
クラッチスイッチ11は、例えばハンドルバー(不図示)に設けられる。クラッチスイッチ11は、クラッチ(不図示)の係脱状態を検出し、クラッチの断接(オンオフ)に関する電気信号をECM4に出力する。
ニュートラルスイッチ12は、ギヤポジションがニュートラルの場合に所定の信号をECM4に出力する。
サイドスタンドスイッチ13は、例えば車両を支えるサイドスタンド(不図示)に設けられる。サイドスタンドスイッチ13は、サイドスタンドが収容位置又は起立位置にあるか否かを検出し、その検出値をECM4に出力する。サイドスタンドスイッチ13は、例えばサイドスタンドが起立位置にある場合、所定の電気信号をECM4に出力する。
クランク角センサ14は、例えばクランクケースのクランク室に設けられる。クランク角センサ14は、クランクシャフト3の回転角度を検出し、その検出値をECM4に出力する。クランク角の検出構成については後述する。
前輪速度センサ15は、例えば前輪に設けられる。前輪速度センサ15は、前輪の速度を検出し、その検出値をECM4に出力する。同様に後輪速度センサ16は、例えば後輪に設けられる。後輪速度センサ16は、前輪の速度を検出し、その検出値をECM4に出力する。
スタータスイッチ17は、例えばハンドルバーに設けられ、乗員が押下可能な操作スイッチで構成される。スタータスイッチ17は、乗員の押下操作に応じてスタータモータ2を作動させるための信号をECM4に出力する。
ECM4は、各種処理を実行するプロセッサやメモリ等により構成される。メモリは、用途に応じてROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等の記憶媒体で構成される。メモリには、上記した各種構成を制御する制御プログラム等が記憶されている。詳細は後述するが、ECM4は、上記した各種センサ及びスイッチからの信号に基づいてスタータモータ2を作動させるための所定の信号を出力する。当該信号は、スタータリレー20を介してスタータモータ2に入力される。これにより、スタータモータ2の作動が制御される。すなわち、ECM4は、スタータモータ2の作動を制御する制御装置を構成する。
ECM4には、スタータリレー20を介してスタータモータ2が接続されている。スタータリレー20は、スタータモータ2に対する通電を制御するものである。スタータモータ2は、クランクシャフト3を回転させてエンジンの始動を行うものである。スタータモータ2は、エンジンの始動条件が満たされた場合にECM4から出力される指令に応じて作動する。スタータスイッチ17がオンされると、スタータリレー20を介してスタータモータ2に電流が流れてスタータモータ2が作動される。スタータモータ2は、クランクシャフト3を回転駆動(クランキング)することでエンジンを始動させる。
次にクランク角の検出構成について説明する。図2に示すように、クランクシャフト3には、円盤状のロータ30が固定されている。これにより、ロータ30は、クランクシャフト3と一体回転可能に構成される。ロータ30の外周面には、径方向外側に突出した複数の突起部31(リラクタ)が形成されている。突起部31は、ロータ30の周方向で所定幅を有している。突起部31は、クランクシャフト3の外周に等角度間隔で配置されており、図2では15度間隔で配置されている。なお、図2では、連続する2箇所において突起部31が形成されない欠損部32が設けられており、突起部31は合計して22個配置されている。
ロータ30の外周側には、クランク角センサ14が配置されている。クランク角センサ14は、GMR素子やMR素子等によって構成される電磁式のセンサであり、検出部が突起部31に対向するように配置される。すなわち、突起部31は、クランク角を検出するための被検出部を構成する。
クランク角センサ14は、クランクシャフト3の回転に伴って検出部に対向する突起部31が当該検出部を通過するときに突起部31との接近を検出する。このとき、クランク角センサ14は、信号としてクランクパルスを発生する。当該クランクパルスは、ECM4に出力される。ECM4は、クランクパルスの間隔や所定時間内に取得したクランクパルスの数からクランク角、すなわちクランクシャフト3の回転数(回転速度)を算出することが可能である。なお、本実施の形態では、突起部31が22個設けられているため、ECM4は、22+1=23個目のクランクパルスを取得したことでクランクシャフト3が1回転したことを認識することが可能である。
ところで、自動二輪車のエンジン始動装置においては、より安全にエンジンを始動できるように、クラッチレバーやブレーキレバーを握った状態でスタータスイッチを操作することが一般的である。一方で、エンジン始動時の操作を簡素化するため、所定の条件を満たせば上記のレバー等を握らなくてもスタータスイッチを押している間だけスタータモータに通電してエンジンを始動可能とした装置も存在する。
更に始動時の操作を簡素化する目的で、車両に装備された各種センサからの信号を用いてスタータモータの作動時間を制御し、スタータスイッチをワンプッシュするだけで所定時間スタータモータを作動させてエンジンを始動させる装置も存在する。始動時の操作の簡素化は、ユーザメリットが大きいため、今後も開発が検討される分野である。
しかしながら、コンパクトさが求められる自動二輪車の分野にあっては、限られた数のセンサの信号から車両状態を推定する必要があるため、ECMで得た情報が必ずしも車両状態を適切に示すとは限らない場合が考えられる。
例えば、エンジン停止時には変速段がニュートラル位置であったにもかかわらず、スタータモータの駆動後に何らかの理由でギヤが噛み合ってしまい、正常にエンジン始動できない場合が想定される。すなわち、エンジン始動前の車両状態を各種センサから読み取るだけでは不十分であり、操作の簡素化と適切な始動性とを両立させることは困難であった。
ここで、図3を参照してクランキング後のクランク角の経時変化について説明する。図3は、時間に対するクランク角を示すグラフの一例である。より具体的に図3の横軸はクランキング開始後の経過時間を示し、縦軸はクランクパルス累積数を示している。
図3の実線に示すように、ニュートラル時にスタータモータが作動してクランキングされると、クランクシャフトは時間経過に伴って適切に回転して所定角度回転したところで初爆を迎え、適切なエンジン始動に至る。
一方で図3の破線に示すように、ギヤ噛みが発生した状態でクランキングされると、噛み合ったギヤの抵抗によりクランクシャフトが十分に回転せず、エンジンは初爆を迎えることなく停止してしまう。このように、ニュートラル時とギヤ噛み時では、クランキング開始後のクランク角の変化に大きな差が生じることが見て取れる。
そこで、本件発明者等は、ニュートラル状態とギヤ噛みあい状態とではスタータモータを駆動し始めたときのクランクパルス間の時間立ち上がりで明確な差がある点に着目し、本発明に想到した。本発明の骨子は、ECM4において、この差をクランキング開始後に検出して、ギヤ噛み合い状態と判定した場合に即座にスタータモータの作動を停止して車両(ギヤ)の振動を防止することである。
具体的に本実施の形態では、ECM4は、スタータモータ2の作動時において、所定時間内でのクランクシャフト3の回転角度が予め設定された角度よりも小さい場合、又は、クランクシャフト3が所定角度回転するまでの時間が予め設定された時間よりも長い場合、スタータモータの作動を停止させることを特徴とする。すなわち、ECM4は、スタータモータ2が作動している最中にクランク角センサ14によって検出する回転速度情報を用いてエンジンの負荷状態を判断することができる。より具体的には、「所定時間内でのクランクシャフト3の回転角度が予め設定された角度よりも小さい場合」、又は、「クランクシャフト3が所定角度回転するまでの時間が予め設定された時間よりも長い場合」には、ギヤの噛み合いに起因するクランクシャフト3への負荷が発生したと判断することができる。
この構成によれば、たとえ車両に装備された各種センサが誤判定をしてスタータモータが作動開始した後でもクランキング速度から負荷、すなわちギヤ噛み合い状態を検出し、負荷が大きいと判断した場合はスタータモータ2の作動を即座に停止することができる。これにより、エンジンで通常用いられるクランク角センサ14を用いたシンプルな構成でクランクシャフト3にかかる負荷の判定、及びスタータモータ2の作動の適否判定を行うことができ、整備性を保ちつつ車両の快適性が向上する。以上より、エンジンの始動操作の簡素化と適切な始動性との両立を図り、ギヤの接触による振動を抑えて快適なエンジン始動性を実現することが可能である。
また、ECM4は、スタータモータ2の作動中に任意の所定時間範囲内にクランクパルスが所定回数検出されなかった場合、又は、スタータモータ2の作動中に任意のタイミングからクランクパルスを所定回数検出するまでに要した時間が閾値よりも大きかった場合、スタータモータの作動を停止させる。また、ECM4は、スタータモータ2の作動中にクランクパルスの検出間隔が所定時間よりも長い場合、スタータモータの作動を停止させる。この構成によれば、既存のクランク角センサ14の信号をそのまま用いることで、新たなセンサを追加することなくクランクシャフト3の負荷判定を実施することが可能である。
また、上記したクランクパルスの所定回数は、クランクシャフト3の1回転分以上とすることが好ましい。クランクシャフト3の負荷判定を実施する場合は必ずクランクシャフト3を1回転させることでギヤ間のバックラッシュによる無負荷状態が解消され、より正確にクランクシャフト3の負荷判定を実施することが可能である。また、負荷判定開始時のクランクシャフト3の位置が毎回違う場合であっても、必ず判定時間内に欠損部32を含むことになる。これにより、判定毎のバラツキを抑えることができ、既存のクランク角センサ14を用いた場合であっても安定した負荷判定を実施することが可能になる。
また、ECM4は、スタータスイッチの押下操作に応じてクランクシャフト負荷判定を実施するか否かを判断し、押下操作が瞬間的である場合(押下後にすぐスタータスイッチ17を離す場合)にクランクシャフト負荷判定を実施し、押下操作が継続的である場合にスタータモータを作動させ続ける。この構成によれば、スタータスイッチの押下操作が瞬間的であっても、クランクシャフト負荷判定の結果、クランクシャフト3に負荷が生じていなければスタータモータ2が作動してクランキングされる。これにより、簡易な操作でエンジン始動が可能である。また、スタータスイッチ17の押下操作が継続的であれば、スタータモータ2を作動させ続けることで、乗員の意向に沿ったエンジン始動が可能となる。
次に、図4及び図5を参照して、本実施の形態に係る制御フローについて説明する。図4は、本実施の形態に係るエンジン始動制御の一例を示すフロー図である。図5は、本実施の形態に係るギヤ噛み判定制御(クランクシャフト負荷判定)の一例を示すフロー図である。なお、以下に示すフローでは、特に明示がない限り、動作(算出(演算)や判定等)の主体はECMとする。なお、図4及び図5に示す制御フローでは、「スタート」から「エンド」までの処理が所定時間の間隔で繰り返して実施されるものとする。
先ずスタータリレー20の通電制御フローについて説明する。図4に示すように、制御が開始されると、ステップST101において、ECM4は、変速段がニュートラルであるか否かを判定する。ECM4は、例えばギヤポジションセンサ10やニュートラルスイッチ12の出力に基づいて現在の変速段がニュートラルであるか否かを判定することが可能である。変速段がニュートラルである場合(ステップST101:YES)、ステップST102の処理に進む。変速段がニュートラルでない場合(ステップST101:NO)、ステップST105の処理に進む。
ステップST102において、ECM4は、エンジン回転数(クランクシャフト3の回転数)が所定値A以下であるか否かを判定する。ECM4は、例えばクランク角センサ14から所定時間内に得られるクランクパルス数や、所定クランクパルス数を取得するまでの時間に基づいてエンジン回転数を算出する。エンジン回転数が所定値A以下である場合(ステップST102:YES)、ステップST103の処理に進む。エンジン回転数が所定値A以下でない場合(ステップST102:NO)、ステップST106の処理に進む。
ステップST103において、ECM4は、スタータスイッチ17がオンされたか否かを判定する。ECM4は、例えばスタータスイッチ17からの信号の有無に基づいてオンされたか否かを判定することが可能である。スタータスイッチ17がオンされた場合(ステップST103:YES)、ステップST104の処理に進む。スタータスイッチ17がオンされない場合(ステップST103:NO)、ステップST107の処理に進む。
ステップST104において、ECM4は、スタータリレー20に通電させ、制御を終了する。スタータリレー20が通電されることで、スタータモータ2が作動される。
ステップST105において、ECM4は、クラッチスイッチ11がオンされたか否か、すなわち乗員がクラッチレバーを握っているか否かを判定する。ECM4は、例えばクラッチスイッチ11からの信号の有無に基づいてオンされたか否かを判定することが可能である。クラッチスイッチ11がオンされた場合(ステップST105:YES)、ステップST102の処理に進む。クラッチスイッチ11がオンされない場合(ステップST105:NO)、ステップST109の処理に進む。
ステップST106において、ECM4は、エンジン回転数が所定値B以上であるか否かを判定する。所定値Bは、例えば所定値Aよりも大きい値とする。エンジン回転数が所定値B以上である場合(ステップST106:YES)、ステップST109の処理に進む。エンジン回転数が所定値B以上でない(ステップST106:NO)、ステップST103の処理に進む。
ステップST107において、ECM4は、スタータスイッチ17のオフ状態が所定時間以上経過したか否かを判定する。スタータスイッチ17のオフ状態が所定時間以上経過した場合(ステップST107:YES)、ステップST109の処理に進む。スタータスイッチ17のオフ状態が所定時間以上経過していない場合(ステップST107:NO)、ステップST108の処理に進む。
ステップST108において、ECM4は、ギヤ噛み検出フラグがあるか否かを判定する。ギヤ噛み検出フラグについては後述する。ギヤ噛み検出フラグがある場合(ステップST108:YES)、ステップST109の処理に進む。ギヤ噛み検出フラグがない場合(ステップST108:NO)、ステップST104の処理に進む。
ステップST109において、ECM4は、スタータリレー20への通電を停止させ、制御を終了する。スタータリレー20への通電が停止されることで、スタータモータ2の作動が停止される。
次にギヤ噛み検出フロー(クランクシャフト負荷判定フロー)について説明する。なお、ギヤ噛み検出フローとは、ギヤが噛み合ってクランクシャフト3に負荷が発生しているか否かを判定するフローである。また、制御開始時、ギヤ噛み検出フラグ=0(すなわちギヤ噛みが発生していない状態)に設定されているものとする。
図5に示すように、制御が開始されると、ステップST201において、ECM4は、クランクパルスが入力されたか否かを判定する。ECM4は、例えばクランク角センサ14からの信号に基づいてクランクパルスが入力されたか否かを判定する。クランクパルスが入力された場合(ステップST201:YES)、ステップST202の処理に進む。クランクパルスが入力されない、すなわちクランクシャフト3が回転せずに止まっている場合(ステップST201:NO)、ステップST206の処理に進む。
ステップST202において、ECM4は、クランクパルスの累積数が1である、すなわちクランクシャフト3が回り始めたか否かを判定する。クランクパルスの累積数が1である場合(ステップST202:YES)、ステップST209の処理に進む。クランクパルスの累積数が1でない場合(ステップST202:NO)、ステップST203の処理に進む。
ステップST203において、ECM4は、クランクパルスの累積数が所定値以下であるか否かを判定する。当該所定値は、例えばギヤ噛み検出可能なクランクパルス数に設定される。クランクパルスの累積数が所定値以下である場合(ステップST203:YES)、ステップST204の処理に進む。クランクパルスの累積数が所定値以下でない場合(ステップST203:NO)、ギヤ噛み検出フラグは前回の状態を維持したまま、制御を終了する。
ステップST204において、ECM4は、パルスタイマが所定時間経過したか否かを判定する。当該所定時間は、例えばギヤ噛み検出可能な経過時間に設定される。パルスタイマが所定時間経過した場合(ステップST204:YES)、ステップST205の処理に進む。パルスタイマが所定時間経過していない場合(ステップST204:NO)、ギヤ噛み検出フラグは前回の状態を維持したまま、制御を終了する。
ステップST205において、ECM4は、ギヤ噛み検出フラグ=1に設定して制御を終了する。
ステップST206において、ECM4は、パルス累積数=0に設定する。そして、ステップST207の処理に進む。
ステップST207において、ECM4は、パルスタイマ=0に設定する。そして、ステップST208の処理に進む。
ステップST208において、ECM4は、ギヤ噛み検出フラグ=0に設定する。そして、制御を終了する。
ステップST209において、ECM4は、パルスタイマのカウントを開始する。そして、制御を終了する。
以上説明したように、本実施の形態では、車両内の既存のセンサ等の出力から車両のギヤ噛み検出(クランクシャフト負荷判定)を実施し、ギヤ噛み(負荷)を検出した場合に、スタータモータ2への通電が停止される。これにより、負荷状態でエンジンが始動することを防止し、新たなセンサを追加することなく、ギヤの接触による振動を抑えて快適なエンジン始動性を実現できる。
なお、上記実施の形態において、ECM4が、スタータモータ2の作動中、任意の所定時間範囲内にクランクパルスが所定回数検出されなかった場合、すなわちクランクシャフト3の回転速度が所定回転速度よりも小さい場合、クランクシャフト3にギヤから負荷がかかっている状態と判定してスタータモータ2の作動を停止する構成としたがこの構成に限定されない。例えば、ECM4は、スタータモータ2の作動中、任意のタイミングからクランクパルスを所定回数検出するまでにかかった時間が閾値よりも大きかった場合、もしくはスタータモータ2の作動中、クランクパルスの検出間隔が所定時間よりも長い場合、スタータモータ2の作動を停止してもよい。
また、上記実施の形態において、上記の所定時間及び所定回数は、エンジン無負荷状態において、通常のエンジン始動を行った場合のクランクパルスの検出回数を予め取得し、これに基づいて設定することが好ましい。
また、上記実施の形態において、所定回数は例えばクランクシャフト3の1回転分(23回)であることが好ましい。しかしながら、これに限定されず、所定回数は適宜変更が可能である。例えば、変速ギヤ駆動伝達部品のバックラッシュが取り除かれるのに十分な回転角度を確保できれば、所定回数は、1回転分未満であってもよい。
また、上記実施の形態において、突起部31の数が22個で欠損部32が2個設けられる場合について説明したが、この構成に限定されない。突起部31及び欠損部32の個数は適宜変更が可能である。また、欠損部32のかわりに突起部31よりも長い別の突起部を設けてもよい。
次に、実施の第2形態について添付図面を参照して詳細に説明する。なお、前述の実施の形態と同様、本発明が適用される車両として二輪車(鞍乗型車両)を例にして説明するが、適用対象はこれに限定されることなく変更可能である。例えば四輪車等、他のタイプの車両にも適用可能である。また、前述の実施の形態と重複する箇所は割愛する。なお、上記実施の形態では、クランクパルスからギヤ噛みを検出する場合について説明したが、第2形態では、車輪(前輪及び後輪)の回転角度(回転速度)からギヤ噛みを検出する点で相違する。
図1、図4、及び図6から図8を参照して、本実施の第2形態に係るエンジン始動制御システムについて説明する。図1は、前述の実施の形態と同様、本実施の第2形態に係るエンジン始動制御システムのブロック図であり、エンジン始動制御システム1は、ECM4、前輪速度センサ15、後輪速度センサ16、及びスタータスイッチ17を備えている。
図6は、本実施の第2形態に係る車輪速度センサ及び車輪速度センサロータの一例を示す構成図である。図7は、図6の部分拡大図である。図6及び図7に示すように、前輪速度センサ15は、前輪40を回転可能に支持する支持軸の付近に配置され、車体の懸架部品側に取り付けられる。そして前輪40に回転一体に取り付けられる被検出部(前輪速度センサロータ41)を検出してホイール回転数に比例したパルス信号を発生し、その検出値をECM4に出力する。これにより、前輪40の速度を検出することができる。
特に図示はしないが、後輪速度センサ16も、前輪速度センサ15と同様に、後輪を回転可能に支持する支持軸の付近に配置され、車体の懸架部品側に取り付けられる。そして後輪のホイールハブに回転一体に取り付けられる被検出部(後輪速度センサロータ(不図示))を検出してホイール回転数に比例したパルス信号を発生し、その検出値をECM4に出力する。これにより、後輪の速度を検出することができる。
次に車輪速度の検出構成について説明する。図6及び図7に示すように、前輪40のホイールハブに円盤状の前輪速度センサロータ41が固定されている。これにより、前輪速度センサロータ41は、前輪と一体回転可能に構成される。前輪速度センサロータ41の板状面の外周部分には、周方向に等角度間隔に並んで一周するようにスリット42が複数形成される。
前輪速度センサロータ41の板状面に向い合う様に、前輪速度センサ15が配置されている。前輪速度センサ15は、ホール素子によって構成される電磁式のセンサであり、検出部がスリット42に対向するように配置される。すなわち、スリット42とその中間部43によって、車輪速度を検出するための被検出部を構成する。
前輪速度センサ15は、前輪40の回転に伴って検出部に対向するスリット42と中間部43とが当該検出部を交互に通過するときに接近するのを検出する。このとき、前輪速度センサ15は、パルス信号を発生する。当該パルス信号は、ECM4に出力される。ECM4は、パルス信号の間隔や所定時間内に取得したパルス信号の数から、前輪の回転速度を算出することが可能である。なお、本実施の第2形態では、スリット42及び中間部43が50個ずつ設けられている。この個数は適宜変更が可能である。
ところで、エンジン停止時には変速段がニュートラル位置であったにもかかわらず、スタータモータ2の駆動後に何らかの理由でギヤが噛み合ってしまった場合、クランキングによってクランクシャフトからクラッチ、変速装置等を経て車輪へ回転が伝わる場合も想定される。
ここで本件発明者等は、ギヤ噛み合い状態における車輪への回転力の伝達に着目し、本発明に想到した。本発明の骨子は、ECM4において、この回転力の伝達(車輪の時間当たりの回転角度)を瞬時に検出して、ギヤ噛み合い状態と判定した場合に即座にスタータモータ2の作動を停止することで、車両の振動を抑えて乗員の不快感を低減することである。
具体的に本実施の第2形態では、ECM4は、スタータモータ2の作動時において、所定時間内での前輪40の回転角度が予め設定された角度よりも大きい場合、スタータモータ2の作動を停止させることを特徴とする。すなわち、ECM4は、スタータモータ2が作動している最中に前輪速度センサ15又は後輪速度センサ16によって検出する回転速度情報を用いてエンジンの負荷状態を判断することができる。より具体的には、「前輪40の微回転を検出した場合」には、ギヤの噛み合いに起因する車輪への回転力の伝達とそれに伴う車両の振動が発生したと判断することができる。本実施の第2形態では、「スタータモータ2に通電した時点ではパルス信号間時間が所定時間よりも長く、その後に所定値以下のパルス信号間時間を検出した場合」に車両の振動が発生したと判断する。これは、車輪の回転のない状態では次のパルス信号の取得がないためにパルス信号間時間は十分長くなるが、車輪が微回転すると次のパルス信号が取得されてより短いパルス信号間時間が検出されるため、このパルス間時間の長短によって車輪の回転が判断可能なことによる。また、車輪回転判定を前輪と後輪の両方で行っており、何れか一方での判定に比べて確実な判定が可能になる。
この構成によれば、たとえ車両に装備された各種センサが誤判定をしてスタータモータ2が作動開始した後でも車輪回転速度からギヤ噛み合い状態を検出し、スタータモータ2の作動を即座に停止することができる。これにより、鞍乗型車両で普及している前輪速度センサ15または後輪速度センサ16を用いたシンプルな構成で車輪への回転力伝達有無の判定、及びスタータモータ2の作動の適否判定を行うことができ、整備性を保ちつつ車両の快適性が向上する。以上より、エンジンの始動操作の簡素化と適切な始動性との両立を図り、ギヤの接触による車両の振動を抑えて快適なエンジン始動性を実現することが可能である。
また、ECM4は、「スタータモータ2の作動開始時点において、車輪が既に回転している場合」には、スタータモータ2の作動を続行させることを特徴とする。すなわち、スタータモータ2を作動させる前から乗員が意図的に車輪を回転させている場合では、例外的に車輪が回転していてもスタータモータ2の作動を継続する。これにより、例えばニュートラルにして下り坂を惰性で降りながらスタータモータ2が使用でき、車両の利便性が向上する。本実施の第2形態では、「スタータモータ2の作動開始時点において、既に所定値以下のパルス信号間時間を検出している場合」に、スタータモータ2の作動を続行させる。
次に、図4及び図8を参照して、本実施の第2形態に係る制御フローについて説明する。図4は、本実施の第2形態に係るエンジン始動制御の一例を示すフロー図であり、先述の実施の形態と同様であるため説明は割愛する。図8は、本実施の第2形態に係る車輪回転判定の一例を示すフロー図である。なお、以下に示すフローでは、特に明示がない限り、動作(算出(演算)や判定等)の主体はECM4とする。なお、図4及び図8に示す制御フローでは、「スタート」から「エンド」までの処理が所定時間の間隔で繰り返して実施されるものとする。
図8で、車輪回転判定フローについて説明する。なお、車輪回転判定フローとは、ギヤが噛み合って車輪の微回転が発生しているか否かを判定するフローである。また、制御開始時、ギヤ噛み検出フラグ=0(すなわち車輪は回転していない状態)に設定されているものとする。
制御が開始されると、ステップST301において、ECM4は、クランクパルスが入力されたか否かを判定する。ECM4は、例えばクランク角センサ14からの信号に基づいてクランクパルスが入力されたか否かを判定する。クランクパルスが入力された場合(ステップST301:YES)、ステップST302の処理に進む。クランクパルスが入力されない、すなわちクランクシャフト3が回転せずに止まっている場合(ステップST301:NO)、ステップST308の処理に進む。
ステップST302において、ECM4は、クランクパルスの累積数が所定値以下であるか否かを判定する。当該所定値は、例えばギヤ噛み検出可能なクランクパルス数に設定されてもよい。クランクパルスの累積数が所定値以下である場合(ステップST302:YES)、ステップST303の処理に進む。クランクパルスの累積数が所定値以下でない場合(ステップST302:NO)、ギヤ噛み検出フラグは前回の状態を維持したまま、制御を終了する。
ステップST303において、ECM4は、前輪について前回のパルス信号間の間隔が0、すなわち前輪が無回転であったか否かを判定する。パルス信号間の間隔が0、すなわち前輪が無回転の場合(ステップST303:YES)、ステップST304の処理に進む。パルス信号間の間隔が0ではない、すなわち直前で前輪の回転が有った場合(ステップST303NO)、ギヤ噛み検出フラグは前回の状態を維持したまま、制御を終了する。
ステップST304において、ECM4は、前輪について現在のパルス信号間の間隔が0よりも大きい、すなわち前輪が回り始めたか否かを判定する。パルス信号間の間隔が0よりも大きい、すなわち前輪が回り始めた場合(ステップST304:YES)、ステップST305の処理に進む。パルス信号間の間隔が0、すなわち現在も前輪が回転していない場合(ステップST304NO)、ギヤ噛み検出フラグは前回の状態を維持したまま、制御を終了する。
ステップST305において、ECM4は、後輪について前回のパルス信号間の間隔が0、すなわち後輪が無回転であったか否かを判定する。パルス信号間の間隔が0、すなわち後輪が無回転の場合(ステップST305:YES)、ステップST306の処理に進む。パルス信号間の間隔が0ではない、すなわち直前で後輪の回転が有った場合(ステップST305NO)、ギヤ噛み検出フラグは前回の状態を維持したまま、制御を終了する。
ステップST306において、ECM4は、後輪について現在のパルス信号間の間隔が0よりも大きい、すなわち後輪が回り始めたか否かを判定する。パルス信号間の間隔が0よりも大きい、すなわち後輪が回り始めた場合(ステップST306:YES)、ステップST307の処理に進む。パルス信号間の間隔が0、すなわち現在も後輪が回転していない場合(ステップST306NO)、ギヤ噛み検出フラグは前回の状態を維持したまま、制御を終了する。
ステップST307において、ECM4は、ギヤ噛み検出フラグ=1に設定して制御を終了する。
ステップST308において、ECM4は、パルス累積数=0に設定する。そして、ステップST309の処理に進む。
ステップST309において、ECM4は、ギヤ噛み検出フラグ=0に設定する。そして、制御を終了する。
以上説明したように、本実施の第2形態では、車両内の既存のセンサ等の出力から車輪の微回転を検出し、車両のギヤ噛み込みを検出した場合に、スタータモータ2への通電が停止される。これにより、負荷状態でエンジンが始動することを防止し、新たなセンサを追加することなく、ギヤの接触による車両の振動を抑えて快適なエンジン始動性を実現できる。
なお、上記実施の第2形態において、スリット42及び中間部43の個数は適宜変更が可能である。また、スリット42の代りに突起形状としてもよく、被検出部の形状もまた適宜変更が可能である。
さらに、上記実施の第2形態では、車輪回転判定を前輪と後輪の両方で行っている。何れか片方でも判定は可能であり、適宜選択が可能であるが、前輪と後輪との両方を判定に用いることで一層確実な判定が可能になる。
また、本実施の形態及び変形例を説明したが、本発明の他の実施の形態として、上記実施の形態及び変形例を全体的又は部分的に組み合わせたものでもよい。
また、本発明の実施の形態は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の趣旨を逸脱しない範囲において様々に変更、置換、変形されてもよい。更には、技術の進歩又は派生する別技術によって、本発明の技術的思想を別の仕方で実現することができれば、その方法を用いて実施されてもよい。従って、特許請求の範囲は、本発明の技術的思想の範囲内に含まれ得る全ての実施形態をカバーしている。
以上説明したように、本発明は、ギヤの接触による振動を抑えて快適なエンジン始動性を実現できるという効果を有し、特に、自動二輪車のエンジン始動制御システムに有用である。
1 :エンジン始動制御システム
2 :スタータモータ
3 :クランクシャフト
4 :ECM
10 :ギヤポジションセンサ
11 :クラッチスイッチ
12 :ニュートラルスイッチ
13 :サイドスタンドスイッチ
14 :クランク角センサ
15 :前輪速度センサ
16 :後輪速度センサ
17 :スタータスイッチ
20 :スタータリレー
30 :ロータ
31 :突起部
32 :欠損部
40 :前輪
41 :前輪速度センサロータ
42 :スリット
43 :中間部

Claims (8)

  1. クランクシャフトを回転させてエンジンの始動を行うスタータモータと、
    前記スタータモータの作動を制御する制御装置と、
    前記クランクシャフトの回転角度を検出するクランク角センサと、を備え、
    前記制御装置は、前記スタータモータの作動時において、所定時間内での前記クランクシャフトの回転角度が予め設定された角度よりも小さい場合、又は、前記クランクシャフトが所定角度回転するまでの時間が予め設定された時間よりも長い場合、前記スタータモータの作動を停止させ、
    乗員が押下可能なスタータスイッチを更に備え、
    前記制御装置は、前記スタータスイッチの押下操作に応じてクランクシャフト負荷判定を実施するか否かを判断し、前記押下操作が瞬間的である場合に前記クランクシャフト負荷判定を実施し、前記押下操作が継続的である場合に前記スタータモータを作動させ続けることを特徴とするエンジン始動制御システム。
  2. 前記クランク角センサは、前記クランクシャフトの外周側に配置され、前記クランクシャフトの外周に等角度間隔で配置される被検出部との接近を検出して信号を発生し、
    前記制御装置は、前記スタータモータの作動中に任意の所定時間範囲内にクランクパルスが所定回数検出されなかった場合、前記スタータモータの作動を停止させることを特徴とする請求項1に記載のエンジン始動制御システム。
  3. 前記クランク角センサは、前記クランクシャフトの外周側に配置され、前記クランクシャフトの外周に等角度間隔で配置される被検出部との接近を検出して信号を発生し、
    前記制御装置は、前記スタータモータの作動中に任意のタイミングからクランクパルスを所定回数検出するまでに要した時間が閾値よりも大きかった場合、前記スタータモータの作動を停止させることを特徴とする請求項1に記載のエンジン始動制御システム。
  4. 前記クランク角センサは、前記クランクシャフトの外周側に配置され、前記クランクシャフトの外周に等角度間隔で配置される被検出部との接近を検出して信号を発生し、
    前記制御装置は、前記スタータモータの作動中にランクパルスの検出間隔が所定時間よりも長い場合、前記スタータモータの作動を停止させることを特徴とする請求項1に記載のエンジン始動制御システム。
  5. 前記クランクパルスの所定回数は、前記クランクシャフトの1回転分以上とすることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のエンジン始動制御システム。
  6. 鞍乗型車両に搭載され、
    クランクシャフトを回転させてエンジンの始動を行うスタータモータと、
    前記スタータモータの作動を制御する制御装置と、
    前記鞍乗型車両の前輪または後輪の車輪回転角度を検出する車速センサと、を備え、
    前記制御装置は、前記スタータモータの作動時において、前記車速センサによって前記前輪または前記後輪の車輪回転を検出した場合、前記スタータモータの作動を停止させ
    前記制御装置は、前記スタータモータの作動開始時点において、前記前輪または前記後輪が既に回転している場合、前記スタータモータの作動を続行させることを特徴とするエンジン始動制御システム。
  7. 前記車速センサは、前記前輪または前記後輪を支持する支持軸の付近に配置され、前記前輪または前記後輪に取り付けられる被検出部を検出してパルス信号を発生し、
    前記制御装置は、前記スタータモータの作動中において、所定値以下のパルス信号間時間を検出した場合、前記スタータモータの作動を停止させることを特徴とする請求項6に記載のエンジン始動制御システム。
  8. 鞍乗型車両に搭載され、
    クランクシャフトを回転させてエンジンの始動を行うスタータモータと、
    前記スタータモータの作動を制御する制御装置と、
    前記鞍乗型車両の前輪と後輪の夫々の車輪回転角度を検出する夫々の車速センサと、を備え、
    前記制御装置は、前記スタータモータの作動時において、前記夫々の車速センサによって前記前輪の車輪回転を検出し、且つ前記後輪の車輪回転を検出した場合、前記スタータモータの作動を停止させることを特徴とすエンジン始動制御システム。
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