JP7364461B2 - 床構造 - Google Patents

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Description

本発明は、床構造に関するものである。
近年、省エネ化に伴い木質系住宅において高断熱、高気密性が求められるなか、住宅内における生活音、特に上階から下階へ伝達される生活音の低減が重要となってきている。上階から下階へ伝達される生活音には、人の歩行音、物の落下音、物の引きずり音等が存在する。そこで、特許文献1-5には、床材の下面に動吸振器が設けられている床構造が記載されている。
特開2010-163804号公報 特開2011-169026号公報 特開2019-039246号公報 特開2011-196077号公報 特開2013-238306号公報
ここで、居住空間を広く確保するためには、床下空間は広く確保することはできない。そのため、床下空間を狭くしたとしても、設置可能な床構造が望まれる。
本発明は、床下空間を狭くしたとしても設置可能な床構造を提供することを目的とする。
本発明に係る床構造は、床構造材と、前記床構造材の上面から上方に隙間を介して配置された床材と、前記床構造材の上面に配置され、前記床材を弾性支持する第一弾性体と、前記床構造材と前記床材との間に配置され、前記床材の上下方向の振動を抑制する動吸振器と、を備え、前記第一弾性体は、上下方向の中間位置に位置する中間部と、前記中間部より下方に位置し、前記中間部より水平方向に張り出した部分を有する下側張出部と、前記中間部より上方に位置し、前記中間部より水平方向に張り出した部分を有する上側張出部と、を備え、前記動吸振器は、前記床構造材及び前記床材に対して上下方向に移動可能なマスと、前記下側張出部の一部により構成され、前記マスと前記床構造材との間に上下方向に介在し、上面が前記マスの下面の一部に当接し、前記床構造材に対して前記マスを弾性支持する下側弾性体部位と、前記上側張出部の一部により構成され、前記マスと前記床材との間に上下方向に介在し、下面が前記マスの上面の一部に当接し、前記床材に対して前記マスを弾性支持する上側弾性体部位と、を備える。
動吸振器は、マス及び弾性体により構成される。本発明における動吸振器を構成する弾性体は、床材を床構造材に対して弾性支持する第一弾性体の一部を用いている。つまり、第一弾性体が、床材の弾性支持を行う機能と、動吸振器の弾性体としての機能とを有している。詳細には、マスが、第一弾性体の上下方向の中間位置に支持されている。そして、マスは、第一弾性体の一部である下側弾性体部位により床構造材に接続されており、第一弾性体の一部である上側弾性体部位により床材に接続されている。
従来のように動吸振器のマスが床材のみに弾性支持され、動吸振器が床材を弾性支持する弾性体とは独立して構成される構造に比べて、本発明における床構造は、床下空間を狭くすることが可能となる。
第一例の床構造の平面図である。 図1のII-II断面図である。 第一例の第一弾性体の図である。(a)は平面図、(b)はB-B断面図、(c)はC-C断面図、(d)は底面図である。 第二例の第一弾性体の図である。(a)は平面図、(b)はB-B断面図、(c)はC-C断面図、(d)は底面図である。 第三例の第一弾性体の図である。(a)は平面図、(b)はB-B断面図、(c)はC-C断面図、(d)は底面図である。 第四例の第一弾性体の図である。(a)は平面図、(b)はB-B断面図、(c)はC-C断面図、(d)は底面図である。 第五例の第一弾性体の図である。(a)は平面図、(b)はB-B断面図、(c)はC-C断面図、(d)は底面図である。 第六例の第一弾性体の図である。(a)は平面図、(b)はB-B断面図、(c)はC-C断面図、(d)は底面図である。 第七例の第一弾性体の図である。(a)は平面図、(b)はB-B断面図、(c)はC-C断面図、(d)は底面図である。 第二例の床構造の平面図である。 XI-XI断面図である。 第三例の床構造の平面図である。 XIII-XIII断面図である。
(1.床構造の概要)
床構造は、特に木質系住宅において、上階の床構造に適用される。木質系住宅とは、少なくとも床の構造部材が木質である住宅である。すなわち、木質系住宅は、鉄骨系住宅、コンクリート系住宅、及び、鉄骨系ユニット住宅と対比する意味で用いている。ただし、床構造は、木質系住宅以外の上記住宅にも適用可能である。
ここで、木質系住宅には、木造軸組住宅、ツーバイフォー住宅、及び、木造軸組と壁パネルとの組み合わせ構造による住宅等を含む。すなわち、木質系住宅は、床の他に、さらに柱、梁、壁パネル等の構造部材が木質である。ただし、床構造は、床の構造部材が木質であればよく、柱、梁、壁パネルの構造部材が木質でない場合にも適用可能である。
また、床構造は、主として、上階から下階へ伝達される生活音の低減を目的としている。生活音とは、人の歩行音、物の引きずり音、物の落下音等である。上階における生活音は、少なくとも床の構造部材が振動することにより発生する音が下階へ伝搬される。人の歩行音は、人の踵が床材に衝突することにより発生する音であり、例えば、20Hz-30Hz程度の周波数帯である。物の引きずり音は、物の材質や形状によって異なるが、例えば、100Hz-500Hz程度の周波数帯である。また、物の落下音は、物の質量によって異なるが、100Hz以上であることが多い。
また、人の可聴周波数は、一般に、20Hz-20,000Hzとされている。従って、床構造による上階の生活音の遮音対象は、20Hz以上とすればよい。また、木質系住宅においては、構造部材が木質であるため、鉄骨やコンクリートに比べて軽量である。特に、木質系住宅は、より軽量化が求められている。床構造は、比較的軽量である木質系の床構造において、効果的に遮音効果を発揮することを目的とする。
また、床構造は、床構造材に対して床材を弾性支持することにより遮音性能を発揮する。そして、床構造は、床下空間おいて、さらに動吸振器を配置する構成を有している。特に、木質系住宅においては、床構造材と床材との間の床下空間が狭い。そのため、以下の床構造は、狭い床下空間に配置可能な構成を採用している。ただし、木質系住宅以外である十分に広い床下空間を確保できる住宅においても、以下に説明する床構造を適用可能である。
さらに、床構造における遮音特性(振動特性に実質等しい)は、適宜調整できるようにすることが求められる。例えば、遮音効果の最も高い周波数を調整可能とすること、遮音効果を発揮する周波数範囲を調整可能とすること等が重要である。そして、以下に説明する床構造は、狭い床下空間に適用する構造であっても、遮音特性を容易に調整可能な構成を有している。
(2.第一例の床構造1の基本構成)
第一例の床構造1について、図1及び図2を参照して説明する。図2に示すように、床構造1は、床構造材10を備える。床構造材10は、床の下地材であって、床の構造部材の1つを構成する。床構造材10は、例えば、梁(図示せず)や、根太(図示せず)等の上面に固定される。床構造材10は、例えば、構造用合板である。
床構造1は、床構造材10の上方に配置された床材20を備える。床材20は、床構造材10の上面から上方に、隙間である床下空間30を介して配置されている。床材20は、例えば、下層に位置する基材21と表層材22とを備える多層構造を有する。ただし、床材20は、単層構造を有するようにしてもよい。
基材21は、例えば、木質系の材質、軽量気泡コンクリート(ALC)パネル(JIS A 5416)、石膏ボード等を適用可能である。基材21は、木質系の材質を適用する場合には、例えば合板を含んで構成されている。基材21は、床構造材10の上面から離間して配置されている。表層材22は、基材21の上面に固定されている。表層材22は、例えば、木質系の材質、クッション性の材質等を適用可能である。
基材21は、制振基材を用いることもできる。図2には、基材21として制振基材を示す。制振基材としての基材21は、下側合板21aと、上側合板21bと、下側合板21aと上側合板21bとの間に挟まれた減衰シート21cとを備える。減衰シート21cにより、制振効果を発揮する。通常、制振基材としての基材21は、生活音の周波数帯において高周波領域を制振対象とする。
床構造1は、さらに、第一弾性体40を備える。第一弾性体40は、床構造材10の上面に配置され、床材20を弾性支持する。つまり、第一弾性体40は、床下空間30に、上下方向に全長に亘って配置されている。従って、第一弾性体40は、床材20を支持する脚部として機能する。第一弾性体40は、主として、粘弾性材料により成形されている。なお、第一弾性体40は、粘弾性材料のみにより成形されるようにしてもよいし、インサート部材を有する構成としてもよい。第一弾性体40における脚部としての機能部位は、生活音の周波数帯において低周波領域から高周波領域に至る広範囲を防振対象とすることができる。
床構造1は、さらに、動吸振器50を備える。動吸振器50は、マス51と弾性体52とを備えることにより、床材20に対する制振効果を発揮する。動吸振器50は、生活音の周波数帯において低周波領域を制振対象とすることができる。
動吸振器50を構成するマス51は、床下空間30に配置されている。マス51は、平板状に形成されている。例えば、図1に示すように、マス51は、矩形状に形成されている。ただし、マス51は、矩形状以外にも、任意の板状に形成してもよい。
図1及び図2に示すように、マス51は、第一弾性体40に支持されている。本例では、図1に示すように、1個のマス51は、複数(例えば、4個)の第一弾性体40により支持される。例えば、マス51は、矩形状の4隅付近にて、4個の第一弾性体40により支持される。マス51は、矩形状の4隅付近に貫通孔を有しており、第一弾性体40に嵌め込まれている。また、図2に示すように、マス51は、第一弾性体40の上下方向の中間位置に支持されている。そして、マス51は、床構造材10及び床材20には当接していない。従って、マス51は、床構造材10及び床材20に対して上下方向に移動可能となる。
動吸振器50を構成する弾性体52は、第一弾性体40の一部により兼用される。動吸振器50を構成する弾性体52は、第一弾性体40の一部であってマス51と床構造材10との間に介在する下側弾性体部位52a、及び、第一弾性体40の一部であってマス51と床材20との間に介在する上側弾性体部位52bにより構成される。下側弾性体部位52a及び上側弾性体部位52bは、第一弾性体40における粘弾性材料により構成される。
床構造1は、さらに、第一弾性体40とは別の部位に、第二弾性体60を備える。つまり、第二弾性体60は、マス51とは独立しており、床構造材10の上面に配置され、床材20を弾性支持する。つまり、第二弾性体60も、床下空間30に、上下方向に全長に亘って配置されている。従って、第二弾性体60は、第一弾性体40と共に、床材20を支持する脚部として機能する。第二弾性体60は、主として、粘弾性材料により成形されている。本例では、第二弾性体60は、粘弾性材料のみにより成形されている。第二弾性体60は、生活音の周波数帯において低周波領域から高周波領域に至る広範囲を防振対象とすることができる。
(3.第一例の床構造1による効果)
動吸振器50を構成する弾性体52は、床材20を床構造材10に対して弾性支持する第一弾性体40の一部を用いている。つまり、第一弾性体40が、床材20の弾性支持を行う機能と、動吸振器50の弾性体52としての機能とを有している。詳細には、マス51が、第一弾性体40の上下方向の中間位置に支持されている。そして、マス51は、第一弾性体40の一部である下側弾性体部位52aにより床構造材10に接続されており、第一弾性体40の一部である上側弾性体部位52bにより床材20に接続されている。
従来のように仮に動吸振器(50)のマス(51)が床材20のみに弾性支持され、動吸振器(50)が床材20を弾性支持する弾性体(40)とは独立して構成される構造に比べて、上記の床構造1は、床下空間30を狭くすることが可能となる。
さらに、床材20が制振基材としての基材21を備える。従って、床構造1は、第一弾性体40による脚部としての防振機能、マス51と第一弾性体40の一部である弾性体52(52a,52b)により構成される動吸振器50としての制振機能、及び、制振基材としての基材21による制振機能を有する。これにより、床構造1は、広範囲の周波数帯に対する振動を抑制する。
(4.第一弾性体の構成)
(4-1.第一例の第一弾性体70)
第一例の床構造1に適用する第一弾性体70の第一例について、図3を参照して説明する。図3に示すように、第一弾性体70は、粘弾性材料のみにより成形されている。第一弾性体70は、上下方向の中間位置にくびれを有する形状に形成されている。すなわち、第一弾性体70は、上下方向の中間位置に位置し且つくびれの部分に対応する中間部71、中間部71より下方に位置し且つ中間部71より水平方向に張り出した部分を有する下側張出部72、及び、中間部71より上方に位置し且つ中間部71より水平方向に張り出した部分を有する上側張出部73を備える。
中間部71は、柱状、例えば円柱状、楕円柱状、角柱状等に形成されている。下側張出部72は、例えば、中間部71と同軸上に位置し、中間部71の外径より大きな最大外径を有する柱状に形成されている。下側張出部72は、例えば円柱状、楕円柱状、角柱状等に形成されている。下側張出部72は、周方向全周に亘って中間部71から水平方向に張り出した形状としてもよいし、周方向の一部のみにおいて中間部71から水平方向に張り出した部分を有する形状としてもよい。なお、中間部71及び下側張出部72が、同軸の円柱状に形成した場合には、下側張出部72は、周方向全周に亘って中間部71から水平方向に張り出した形状となる。
下側張出部72の下端面72aは、床構造材10の上面に当接している。例えば、下側張出部72の下端面72aは、床構造材10に非接着により当接している。さらに、下側張出部72の上面の一部は、マス51の下面の一部(取付穴の周縁)に当接している。下側張出部72の上面とは、第一弾性体70のくびれ部分の上向き面である。下側張出部72の上面の一部は、マス51に接着するとよい。ただし、下側張出部72の上面の一部は、マス51に非接着としてもよい。
上側張出部73は、例えば、中間部71及び下側張出部72と同軸上に位置し、中間部71の外径より大きな最大外径を有する柱状に形成されている。上側張出部73は、例えば円柱状、楕円柱状、角柱状等に形成されている。上側張出部73は、周方向全周に亘って中間部71から水平方向に張り出した形状としてもよいし、周方向の一部のみにおいて中間部71から水平方向に張り出した部分を有する形状としてもよい。なお、中間部71及び上側張出部73が、同軸の円柱状に形成した場合には、上側張出部73は、周方向全周に亘って中間部71から水平方向に張り出した形状となる。
上側張出部73の上端面73aは、床材20の下面に当接している。例えば、上側張出部73の上端面73aは、床材20に接着により固定されている。さらに、上側張出部73の下面の一部は、マス51の上面の一部(取付穴の周縁)に当接している。上側張出部73の下面とは、第一弾性体70のくびれ部分の下向き面である。上側張出部73の下面の一部は、マス51に接着するとよい。ただし、上側張出部73の下面の一部は、マス51に非接着としてもよい。さらに、上側張出部73の上下方向厚みと下側張出部72の上下方向厚みとは、同一に形成されている。
このように、マス51は、第一弾性体70において中間部71の上下の部位(下側張出部72及び上側張出部73)により上下方向に挟まれている。つまり、マス51は、下側張出部72と上側張出部73との上下方向間に嵌め込まれている。特に本例では、マス51は、取付穴の周縁全周に亘って、下側張出部72と上側張出部73とによって上下方向に挟まれている。さらに、マス51の取付穴が、水平方向において、中間部71に嵌め込まれている。
第一弾性体70において、主として、中間部71を含む柱状部分が、床材20を弾性支持する脚部として機能する。中間部71を含む柱状部分には、中間部71、下側張出部72の中心寄りの部分、上側張出部73の中心寄りの部分が含まれる。また、下側張出部72における外周部分が、マス51と床構造材10との間に介在する下側弾性体部位52aとして機能する。上側張出部73における外周部分が、マス51と床材20との間に介在する上側弾性体部位52bとして機能する。
なお、下側張出部72の下端面72aが、床構造材10の上面に接着により固定されるようにし、上側張出部73の上端面73aが、床材20の下面に非接着により固定されるようにしてもよい。また、第一弾性体70は、柱状(円柱状、楕円柱状、角柱状)の他に、上方から見た場合に水平方向の任意の方向に長さを有する長尺状に形成してもよい。この場合、中間部71、下側張出部72及び上側張出部73も、上方から見た場合に長尺状に形成される。長尺状とは、直線状としてもよいし、折れ曲がり部を有する形状や、波状等としてもよい。
(4-2.第二例の第一弾性体80)
第二例の第一弾性体80について、図4を参照して説明する。以下に、第二例の第一弾性体80において、主として、第一例の第一弾性体70と相違する部分について説明する。第一弾性体80は、中間部81、下側張出部82、及び、上側張出部83を備える。中間部81は、第一例の中間部71と同一構成を有する。
下側張出部82は、下端面82aに向かって先細形状に形成されている。つまり、下側張出部82の縁には、面取りが施されている。下側張出部82は、例えば、円錐台形状、楕円錐台形状、角錐台形状等に形成されている。下側張出部82においてマス51に当接する面の外形は、例えば、直径D1の円形である。下側張出部82において床構造材10に当接する面の外形は、例えば、直径D2の円形である。そして、直径D2は、直径D1より小さい。なお、下側張出部82が円錐台形状以外の場合には、水平方向において、マス51に当接する面の外形の最大長さがD1に対応し、床構造材10に当接する面の外形の最大長さがD2に対応する。
上側張出部83は、上端面83aに向かって先細形状に形成されている。上側張出部83は、例えば、円錐台形状、楕円錐台形状、角錐台形状等に形成されている。つまり、上側張出部83の縁には、面取りが施されている。上側張出部83においてマス51に当接する面の外形は、例えば、直径D3の円形である。上側張出部83において床材20に当接する面の外形は、例えば、直径D4の円形である。そして、直径D4は、直径D3より小さい。なお、上側張出部83が円錐台形状以外の場合には、水平方向において、マス51に当接する面の外形の最大長さがD3に対応し、床構造材10に当接する面の外形の最大長さがD4に対応する。また、D1とD3とは、同一の値としてもよいし、異なる値としてもよい。D2とD4とは、同一の値としてもよいし、異なる値としてもよい。
第二例の第一弾性体80を適用することにより、動吸振器50による制振対象となる周波数範囲を、第一例の第一弾性体70を適用する場合とは異なる状態に変更することが可能となる。例えば、第二例の第一弾性体80を適用することにより、動吸振器50による制振対象となる周波数範囲は、第一例の第一弾性体70を適用する場合に比べて、狭い周波数範囲に大きなゲインを有するようにできる。
(4-3.第三例の第一弾性体90)
第三例の第一弾性体90について、図5を参照して説明する。以下に、第三例の第一弾性体90において、主として、第一例の第一弾性体70及び第二例の第一弾性体80と相違する部分について説明する。第一弾性体90は、中間部91、下側張出部92、及び、上側張出部93を備える。
中間部91は、第一例の中間部71と同一構成を有する。下側張出部92は、第一例の下側張出部72と同一構成を有する。上側張出部93は、第二例の上側張出部83と同一構成を有する。第三例の第一弾性体90を適用することにより、動吸振器50による制振対象となる周波数範囲を、第一例の第一弾性体70や第二例の第一弾性体80を適用する場合とは異なる状態に変更することが可能となる。
(4-4.第四例の第一弾性体100)
第四例の第一弾性体100について、図6を参照して説明する。以下に、第四例の第一弾性体100において、主として、第一例の第一弾性体70と相違する部分について説明する。第一弾性体100は、中間部101、下側張出部102、及び、上側張出部103を備える。中間部101は、第一例の中間部71と同一構成を有する。下側張出部102及び上側張出部103は、第一例の下側張出部72及び上側張出部73と、ほぼ同様の構成を有する。
ただし、下側張出部102の上下方向厚みと上側張出部103の上下方向厚みとが、異なる。特に、下側張出部102の上下方向厚みが、上側張出部103の上下方向厚みより大きく形成されている。上述したように、マス51が、下側張出部102と上側張出部103との上下方向間に嵌め込まれている。このとき、マス51の質量により、下側張出部102は、初期荷重を受けて圧縮された状態となる。一方、上側張出部103は、マス51の質量による圧縮荷重を受けることはない。
そこで、下側張出部102の上下方向厚みを上側張出部103の上下方向厚みより大きくすることで、初期状態、すなわち床材20に振動が発生していない状態において、下側張出部102の上下方向厚みと上側張出部103の上下方向厚みを同程度とすることができる。その結果、動吸振器50の制振特性を安定させることができる。
(4-5.第五例の第一弾性体110)
第五例の第一弾性体110について、図7を参照して説明する。以下に、第五例の第一弾性体110において、主として、第二例の第一弾性体80と相違する部分について説明する。第一弾性体110は、中間部111、下側張出部112、及び、上側張出部113を備える。中間部111及び上側張出部113は、第二例の中間部81及び上側張出部83と同一構成を有する。
下側張出部112は、下端において、下方に向かって突出する突起部材112aを有する。突起部材112aは、周方向に断続的な円弧状に形成されており、図7においては、下側張出部112は、4個の突起部材112aを有する。つまり、4個の突起部材112aの下端面112bが、床構造材10に当接する。第五例の第一弾性体110を適用することにより、動吸振器50による制振対象となる周波数範囲を、第二例の第一弾性体80を適用する場合とは異なる状態に変更することが可能となる。また、下側張出部112が突起部材112aを有することにより、第一弾性体80における脚部としての防振対象となる周波数範囲を変更することも可能となる。
(4-6.第六例の第一弾性体120)
第六例の第一弾性体120について、図8を参照して説明する。以下に、第六例の第一弾性体120において、主として、第一例の第一弾性体70と相違する部分について説明する。第一弾性体120は、中間部121、下側張出部122、及び、上側張出部123を備える。第六例の第一弾性体120が適用される場合には、床構造1は、さらに、締結部材129を備える。
第一弾性体120は、粘弾性材料のみにより成形されている、そして、中間部121、下側張出部122、及び、上側張出部123は、外周面形状については、第一例の中間部71、下側張出部72、及び、上側張出部73と同一構成を有する。
第一弾性体120には、上下方向に貫通し、且つ、小径孔124及び小径孔124より下側に位置する大径の座グリ部125を有する貫通孔が形成されている。貫通孔のうちの小径孔124は、ほぼ、中間部121及び上側張出部123の上下方向位置に対応する位置に形成されている。貫通孔のうちの座グリ部125は、ほぼ、下側張出部122の上下方向位置に対応する位置に形成されている。
締結部材129は、例えば、ボルト、ビス、ねじ等である。締結部材129は、軸部129aと頭部129bとを有する。軸部129aは、貫通孔の小径孔124に挿通され、且つ、床材20に締結される。頭部129bは、軸部129aの軸方向端に設けられ貫通孔の座グリ部125に配置される。頭部129bは、軸部129aよりも大径に形成されている。
さらに、第一弾性体120は、肉逃がし孔126を備える。肉逃がし孔126は、座グリ部125の座面から貫通孔の軸方向に形成され、上下方向において座グリ部125の側に開口を有する有底筒状に形成され、小径孔124の径方向外側に形成されている。肉逃がし孔126は、貫通孔の小径孔124及び座グリ部125と同軸に形成されている。
ここで、座グリ部125の座面には、締結部材129による締結力によって、頭部129bから軸方向力がかかる。しかし、締結部材129の頭部129bから軸方向力を受けたとしても、肉逃がし孔126の内側部分のみが上下方向に圧縮変形するようにできる。従って、締結部材129の締結力が、第一弾性体120において、床材20を弾性支持する部分に影響を及ぼすことを抑制できる。さらには、締結部材129の締結力が、第一弾性体120において、動吸振器50の弾性体52として機能する部分に影響を及ぼすことを抑制できる。
ここで、締結部材129は、床材20に締結される例をあげたが、床材20に代えて床構造材10に締結されるようにしてもよい。この場合、座グリ部125が、小径孔124の上側に形成されることになる。
(4-7.第七例の第一弾性体130)
第七例の第一弾性体130について、図9を参照して説明する。以下に、第七例の第一弾性体130において、主として、第六例の第一弾性体120と相違する部分について説明する。第一弾性体130は、中間部131、下側張出部132、及び、上側張出部133を備える。第七例の第一弾性体130が適用される場合には、床構造1は、さらに、締結部材129(第六例と同様)を備える。
第一弾性体130は、第六例の第一弾性体120と同様の外形を有しており、さらに、小径孔134(小径孔124と同様)及び座グリ部135(座グリ部125と同様)を有する。ただし、第一弾性体130は、第六例の第一弾性体120における肉逃がし孔126を備えない。
また、第一弾性体130は、粘弾性材料のみにより成形されるのではなく、粘弾性材料に加えてインサート部材138を備える。インサート部材138は、例えば、第一弾性体130の粘弾性材料の部分を成形するために、射出成形のインサート部材である。
インサート部材138は、筒状に形成されており、第一弾性体130の貫通孔の内周面に配置されている。特に、インサート部材138は、小径孔134の内周面を構成する。インサート部材138の外径は、第一弾性体130の上下方向の中間位置に位置する中間部131の最小外径より小さい。インサート部材138の外径は、座グリ部135の内径と同程度、若しくは、僅かに小径に形成されている。
つまり、中間部131及び上側張出部133は、内周側がインサート部材138により構成されており、外周側が粘弾性材料により成形されている。詳細には、座グリ部135の内周面より径方向外方においては、第一弾性体130の上下方向全長に亘って、粘弾性材料により成形されている。
締結部材129の軸部129aは、インサート部材138に挿通されており、床材20に締結される。締結部材129の頭部129bは、インサート部材138の軸方向端面に当接する。つまり、締結部材129の締結力は、インサート部材138のみが受けることになる。従って、第一弾性体130における粘弾性材料により成形される部分は、締結部材129の締結力の影響を受けることがない。その結果、締結部材129の締結力が、第一弾性体130において、床材20を弾性支持する部分に影響を及ぼすことを抑制できる。さらには、締結部材129の締結力が、第一弾性体130において、動吸振器50の弾性体52として機能する部分に影響を及ぼすことを抑制できる。
(5.第二例の床構造2の基本構成)
第二例の床構造2について、図10及び図11を参照して説明する。以下に、第二例の床構造2において、主として、第一例の床構造1と相違する部分について説明する。
本例においても、1個のマス51が、複数(例えば、4個)の第一弾性体40により支持されている。そして、マス51は、矩形状の4隅の角部にて、4個の第一弾性体40により支持されている。この場合、第一弾性体40は、上下方向の中間位置において周方向の一部分に径方向外方に開口する切欠が形成されており、当該切欠にマス51の角部が挿入された状態となる。この場合も、第一例の床構造1と同様の効果を奏する。なお、第一弾性体40が、マス51の角部ではなく、マス51の辺を支持するようにしてもよい。
(6.第三例の床構造3の基本構成)
第三例の床構造3について、図12及び図13を参照して説明する。以下に、第三例の床構造3において、主として、第一例の床構造1と相違する部分について説明する。
本例においては、1個の第一弾性体40に、1個のマス51が支持されている。つまり、全ての第一弾性体40のそれぞれが、マス51を支持している。そして、本例では、第一例における第二弾性体60が存在しない。
ここで、マス51の中心に取付穴が形成されており、マス51の取付穴に第一弾性体40を挿通させて、第一弾性体40にマス51を支持させた状態とする。ここでは、マス51の重心が、第一弾性体40の弾性中心に位置するようにされている。これにより、床材20が振動した場合に、マス51が上下方向に安定して振動可能となる。従って、高い制振効果を発揮できる。
なお、マス51は、円形としたが、角形でも、楕円形でも可能である。ただし、マス51の重心と第一弾性体40の弾性中心とを一致させるためには、マス51は円形とするのがよい。
1,2,3:床構造、 10:床構造材、 20:床材、 21:基材(制振基材)、 22:表層材、 30:床下空間、 40,70,80,90,100,110,120,130:第一弾性体、 50:動吸振器、 51:マス、 52:弾性体、 52a:下側弾性体部位、 52b:上側弾性体部位、 60:第二弾性体、 71,81,91,101,111,121,131:中間部、 72,82,92,102,112,122,132:下側張出部、 73,83,93,103,113,123,133:上側張出部、 124,134:小径孔、 125,135:座グリ部、 126:肉逃がし孔、 129:締結部材、 129a:軸部、 129b:頭部、 138:インサート部材

Claims (14)

  1. 床構造材と、
    前記床構造材の上面から上方に隙間を介して配置された床材と、
    前記床構造材の上面に配置され、前記床材を弾性支持する第一弾性体と、
    前記床構造材と前記床材との間に配置され、前記床材の上下方向の振動を抑制する動吸振器と、
    を備え
    前記第一弾性体は、
    上下方向の中間位置に位置する中間部と、
    前記中間部より下方に位置し、前記中間部より水平方向に張り出した部分を有する下側張出部と、
    前記中間部より上方に位置し、前記中間部より水平方向に張り出した部分を有する上側張出部と、
    を備え、
    前記動吸振器は、
    前記床構造材及び前記床材に対して上下方向に移動可能なマスと、
    前記下側張出部の一部により構成され、前記マスと前記床構造材との間に上下方向に介在し、上面が前記マスの下面の一部に当接し、前記床構造材に対して前記マスを弾性支持する下側弾性体部位と、
    前記上側張出部の一部により構成され、前記マスと前記床材との間に上下方向に介在し、下面が前記マスの上面の一部に当接し、前記床材に対して前記マスを弾性支持する上側弾性体部位と、を備える、床構造。
  2. 前記第一弾性体は、上下方向の中間位置にくびれを有する形状に形成され、
    前記中間部は前記くびれに対応しており、
    前記上側張出部は、上端面に向かって先細形状に形成されている請求項1に記載の床構造。
  3. 前記第一弾性体は、上下方向の中間位置にくびれを有する形状に形成され、
    前記中間部は、前記くびれに対応しており、
    前記下側張出部は、下端面に向かって先細形状に形成されている請求項1に記載の床構造。
  4. 前記第一弾性体は、上下方向の中間位置にくびれを有する形状に形成され、
    前記マスは、前記第一弾性体において前記くびれの上下の部位により上下方向に挟まれている、請求項1-3の何れか1項に記載の床構造。
  5. 前記中間部は前記くびれに対応しており、
    前記下側張出部の下端面が前記床構造材の上面に当接しており、
    前記上側張出部の上端面が前記床材の下面に当接しており、
    前記下側張出部の上下方向厚みは、前記上側張出部の上下方向厚み以上に形成されている、請求項4に記載の床構造。
  6. 前記第一弾性体は、前記床材又は前記床構造材に固定されている、請求項1-5の何れか1項に記載の床構造。
  7. 前記第一弾性体には、上下方向に貫通し、且つ、小径孔及び前記小径孔より上側又は下側に位置する大径の座グリ部を有する貫通孔が形成されており、
    前記床構造は、さらに、
    前記貫通孔の前記小径孔に挿通され且つ前記床材又は前記床構造材に締結される軸部、及び、前記軸部の軸方向端に設けられ前記貫通孔の前記座グリ部に配置された頭部を備えて構成される締結部材を備える、請求項1-6の何れか1項に記載の床構造。
  8. 前記第一弾性体は、前記座グリ部の座面から前記貫通孔の軸方向に形成され、前記座グリ部の側に開口を有する有底筒状に形成され、前記小径孔の径方向外側に形成された肉逃がし孔を有する、請求項7に記載の床構造。
  9. 前記肉逃がし孔は、前記貫通孔の前記小径孔と同軸に形成されている、請求項8に記載の床構造。
  10. 前記第一弾性体は、粘弾性材料のみにより成形されている、請求項7-9の何れか1項に記載の床構造。
  11. 前記第一弾性体には、上下方向に貫通する貫通孔が形成されており、
    前記第一弾性体は、前記貫通孔の内周面に筒状のインサート部材を有し、
    前記床構造は、さらに、
    前記インサート部材に挿通され且つ前記床材又は前記床構造材に締結される軸部、及び、前記インサート部材の軸方向端面に当接する頭部を備えて構成される締結部材を備える、請求項1-6の何れか1項に記載の床構造。
  12. 前記マスは、複数の前記第一弾性体に支持される、請求項1-11の何れか1項に記載の床構造。
  13. 前記マスとは独立しており、前記床構造材の上面に配置され、前記床材を弾性支持する第二弾性体をさらに備える、請求項1-12の何れか1項に記載の床構造。
  14. 前記床材は、
    下層に位置する制振基材と、
    前記制振基材の上面に位置する表層材と、
    を備える、請求項1-13の何れか1項に記載の床構造。
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