JP7361659B2 - リフォーム提案装置 - Google Patents

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Description

本発明はリフォーム提案装置に関する。
特許文献1には、住宅についての顧客の要望を取得し、取得した顧客の要望に基づき住宅プランDB(DataBase)から顧客の要望に合う住宅プランを抽出し、抽出した住宅プランを表示部に表示させる技術が記載されている。当該技術では、住宅プランDBから顧客の要望に合う住宅プランを抽出するにあたり、居住満足度DBに住宅プラン毎に記憶されている住人の居住満足度データを参照して抽出している。
特開2019-200725号公報
特許文献1に記載の技術は、住人の居住満足度データを参照することで、住宅を新築する際の住宅プランの選択を支援する技術であり、既に建築済みの住宅のリフォームを検討する場合については考慮されていない(一般に住宅のリフォームでは、住宅プランの変更に相当する大規模な改修は想定されない)。このため、特許文献1に記載の技術は、住宅のリフォームを検討している顧客に対し、住宅のリフォームの検討に役立つ適切な情報を提供することができない。
本発明は上記事実を考慮して成されたもので、住宅のリフォームの検討に役立つ適切な情報を提供できるリフォーム提案装置を得ることが目的である。
第1の態様に係るリフォーム提案装置は、第1記憶部に記憶された、顧客が居住している住宅のリフォームに関する顧客のニーズに関連する顧客情報に基づいて、前記住宅のリフォームに関する前記顧客のニーズとしてリフォーム対象のアイテムを推定する推定部と、前記推定部によって推定された前記顧客のニーズと、第2記憶部に記憶された前記住宅の仕様を表す住宅仕様情報と、に基づいて、前記顧客のニーズに対応しかつ前記住宅に適用可能なリフォームを提案するリフォーム提案情報を生成する生成部と、を含み、前記生成部は、第3記憶部に記憶された、リフォーム可能な最新アイテムを表す最新アイテム情報に前記リフォーム対象のアイテムの情報が含まれているか否かを判定し、前記最新アイテム情報に前記リフォーム対象のアイテムの情報が含まれている場合に、前記住宅に設けられている既存アイテムを前記最新アイテムへ置き換え可能か否かを判定し、前記既存アイテムを前記最新アイテムへ置き換え可能な場合に、前記顧客のニーズに対応しかつ前記住宅に適用可能なリフォームとして、前記既存アイテムを前記最新アイテムへ置き換えるリフォームを提案するリフォーム提案情報を生成し、前記顧客情報は、第1顧客情報として、前記顧客が住宅を新築した際の、前記顧客の住宅に関するこだわり、および、住宅の電子カタログに対する前記顧客の閲覧ログの少なくとも一方が含まれており、前記推定部は、前記こだわりに関連するアイテムまたは前記電子カタログに掲載されているアイテムのうち閲覧頻度が所定値以上のアイテムを、前記リフォーム対象のアイテムとして推定する
住宅のリフォームでは、住宅を新築する場合とは異なり、実施可能なリフォームの内容が、住宅の仕様に応じて制限される。これに基づき、第1の態様では、顧客が居住している住宅のリフォームに関する顧客のニーズに関連する顧客情報に基づいて、前記住宅のリフォームに関する前記顧客のニーズを推定する。そして、推定した顧客のニーズと、前記住宅の仕様を表す住宅仕様情報と、に基づいて、顧客のニーズに対応しかつ前記住宅に適用可能なリフォームを提案するリフォーム提案情報を生成する。このように、第1の態様によれば、顧客のニーズに対応しかつ顧客が居住している住宅に適用可能なリフォームを提案することができるので、住宅のリフォームの検討に役立つ適切な情報を提供することができる。
また、第1の態様では、リフォーム対象のアイテムを推定し、最新アイテム情報にリフォーム対象のアイテムの情報が含まれているかを判定し、最新アイテム情報にリフォーム対象のアイテムの情報が含まれている場合に既存アイテムを最新アイテムへ置き換え可能かを判定する。従って、第1の態様によれば、顧客が居住する住宅に設けられている既存アイテムを最新アイテムへ置き換えることが可能な場合に、これを認識し、既存アイテムを最新アイテムに置き換えるリフォームを提案することができる。
さらに、第1の態様では、前記顧客情報は、第1顧客情報として、前記顧客が住宅を新築した際の、前記顧客の住宅に関するこだわり、および、住宅の電子カタログに対する前記顧客の閲覧ログの少なくとも一方が含まれており、前記推定部は、前記こだわりに関連するアイテムまたは前記電子カタログに掲載されているアイテムのうち閲覧頻度が所定値以上のアイテムを、前記リフォーム対象のアイテムとして推定する。これにより、第1の態様では、顧客が住宅を新築した際の顧客情報である第1顧客情報から、リフォーム対象のアイテムを推定することができる。
第2の態様に係るリフォーム提案装置は、第1記憶部に記憶された、顧客が居住している住宅のリフォームに関する顧客のニーズに関連する顧客情報に基づいて、前記住宅のリフォームに関する前記顧客のニーズとしてリフォーム対象のアイテムを推定する推定部と、前記推定部によって推定された前記顧客のニーズと、第2記憶部に記憶された前記住宅の仕様を表す住宅仕様情報と、に基づいて、前記顧客のニーズに対応しかつ前記住宅に適用可能なリフォームを提案するリフォーム提案情報を生成する生成部と、を含み、前記生成部は、第4記憶部に記憶された、過去に行われたリフォーム事例を表すリフォーム事例情報に、前記リフォーム対象のアイテムを置き換えた特定リフォーム事例情報が含まれているか否かを判定し、前記特定リフォーム事例情報が含まれている場合に、前記住宅に設けられている既存アイテムを前記特定リフォーム事例情報が表すリフォーム事例で採用された採用アイテムへ置き換え可能か否かを判定し、前記既存アイテムを前記採用アイテムへ置き換え可能な場合に、前記顧客のニーズに対応しかつ前記住宅に適用可能なリフォームとして、前記既存アイテムを前記採用アイテムへ置き換えるリフォームを提案するリフォーム提案情報を生成し、前記顧客情報は、第1顧客情報として、前記顧客が住宅を新築した際の、前記顧客の住宅に関するこだわり、および、住宅の電子カタログに対する前記顧客の閲覧ログの少なくとも一方が含まれており、前記推定部は、前記こだわりに関連するアイテムまたは前記電子カタログに掲載されているアイテムのうち閲覧頻度が所定値以上のアイテムを、前記リフォーム対象のアイテムとして推定する
第2の態様では、第1の態様と同様に、顧客が居住している住宅のリフォームに関する顧客のニーズに関連する顧客情報に基づいて、前記住宅のリフォームに関する前記顧客のニーズを推定する。そして、推定した顧客のニーズと、前記住宅の仕様を表す住宅仕様情報と、に基づいて、顧客のニーズに対応しかつ前記住宅に適用可能なリフォームを提案するリフォーム提案情報を生成する。従って、第2の態様では、第1の態様と同様に、顧客のニーズに対応しかつ顧客が居住している住宅に適用可能なリフォームを提案することができるので、住宅のリフォームの検討に役立つ適切な情報を提供することができる。
また、第2の態様では、リフォーム対象のアイテムを推定し、過去に行われたリフォーム事例を表すリフォーム事例情報に、リフォーム対象のアイテムを置き換えた特定リフォーム事例情報が含まれているか否かを判定する。また、特定リフォーム事例情報が含まれている場合に、住宅に設けられている既存アイテムを特定リフォーム事例情報が表すリフォーム事例で採用された採用アイテムへ置き換え可能か否かを判定する。従って、第2の態様では、顧客が居住する住宅に設けられている既存アイテムを、過去に行われたリフォーム事例で採用された採用アイテムへ置き換えることが可能な場合に、これを認識し、既存アイテムを採用アイテムに置き換えるリフォームを提案することができる。
さらに、第2の態様では、第1の態様と同様に、前記顧客情報は、第1顧客情報として、前記顧客が住宅を新築した際の、前記顧客の住宅に関するこだわり、および、住宅の電子カタログに対する前記顧客の閲覧ログの少なくとも一方が含まれており、前記推定部は、前記こだわりに関連するアイテムまたは前記電子カタログに掲載されているアイテムのうち閲覧頻度が所定値以上のアイテムを、前記リフォーム対象のアイテムとして推定する。これにより、第2の態様では、第1の態様と同様に、顧客が住宅を新築した際の顧客情報である第1顧客情報から、リフォーム対象のアイテムを推定することができる。
第3の態様は、第1の態様または第2の態様において、前記顧客情報は、第2顧客情報として、前記顧客が住宅に入居した後に、前記顧客が前記住宅を項目毎に採点した結果、および、前記顧客から得られたリフォームニーズの少なくとも一方が含まれており、前記推定部は、前記採点の結果が所定値以下の項目に関連するアイテムまたは前記リフォームニーズに対応するアイテムを、前記リフォーム対象のアイテムとして推定する。
第3の態様によれば、顧客が住宅に入居した後の顧客情報である第2顧客情報から、リフォーム対象のアイテムを推定することができる。
第4の態様は、第1の態様または第2の態様において、前記顧客情報は、第3顧客情報として、前記住宅に設けられた設備で発生したエラーコードが含まれており、前記推定部は、前記エラーコードが記録されている設備を、前記リフォーム対象のアイテムとして推定する。
第4の態様によれば、住宅に設けられた設備に関する顧客情報である第3顧客情報から、リフォーム対象のアイテムを推定することができる。
本発明は、住宅のリフォームの検討に役立つ適切な情報を提供できる、という効果を有する。
実施形態に係る情報処理システムの概略構成を示すブロック図である。 クライアント端末の機能ブロック図である。 各DBに記憶された情報、処理の流れの概略などを示すイメージ図である。 リフォーム提案処理1を示すフローチャートである。 リフォーム提案処理2を示すフローチャートである。 リフォーム提案処理3を示すフローチャートである。 リフォーム提案処理4を示すフローチャートである。 リフォーム提案処理5を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。図1には本実施形態に係る情報処理システム10が示されている。情報処理システム10は、クライアント端末12と、顧客が居住している住宅36に設けられたHEMS(Home Energy Management System)の管理ユニット38と、DBサーバ56と、を含んでいる。クライアント端末12、管理ユニット38およびDBサーバ56はネットワーク90を介して互いに通信可能とされている。
クライアント端末12は、例えばノート型のPC(Personal Computer)などから成り、住宅のリフォームを請け負うリフォーム業者(例えば住宅メーカ)の営業員などに所持されている。クライアント端末12は、CPU(Central Processing Unit)14と、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などのメモリ16と、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などの不揮発性の記憶部18と、ディスプレイなどの表示部20と、キーボードやマウスなどの入力部22と、通信インタフェース(I/F)部24と、を含んでいる。CPU14、メモリ16、記憶部18、表示部20、入力部22および通信I/F部24は内部バス26を介して互いに通信可能に接続されている。
記憶部18には、リフォーム提案プログラム28が記憶されている。クライアント端末12は、リフォーム提案プログラム28が記憶部18から読み出されてメモリ16に展開され、メモリ16に展開されたリフォーム提案プログラム28がCPU14によって実行されることで、図2に示す推定部30および生成部32として機能し、後述するリフォーム提案処理1~5を行う。これにより、クライアント端末12はリフォーム提案装置の一例として機能する。
管理ユニット38は、CPU40、メモリ42、記憶部44、表示部46、入力部48および通信I/F部50を含んでいる。CPU40、メモリ42、記憶部44、表示部46、入力部48及び通信I/F部50は内部バス52を介して互いに接続されている。管理ユニット38は、住宅36に設けられた複数の設備54(例えば空調装置などの電気機器や、給湯器などのガス機器)と各々接続されており、各設備54の経年状態や運転状態を把握している。そして管理ユニット38は、各設備54の経年状態や運転状態をDBサーバ56へ通知すると共に、各設備54の何れかでエラーが発生した場合には、そのエラーコードなどをDBサーバ56へ通知する。
DBサーバ56は、CPU58、メモリ60、記憶部62、表示部64、入力部66および通信I/F部68を含んでいる。CPU58、メモリ60、記憶部62、表示部64、入力部66及び通信I/F部68は内部バス70を介して互いに接続されている。記憶部62は、例えばHDDなどによって実現される。記憶部62には、顧客情報DB72、住宅仕様DB80、最新アイテムDB82およびリフォーム事例DB84が記憶されている。
顧客情報DB72は、顧客が住宅36を新築した際に収集した顧客情報である第1顧客情報74、顧客が住宅36に入居した後に収集した顧客情報である第2顧客情報76、および、住宅36に設けられた設備54の使用に関する情報である第3顧客情報78が記憶されている。
本実施形態において、第1顧客情報74は、顧客が住宅36を新築する際の商談時に実施したアンケートの結果を表す商談時アンケート情報を含んでいる。上記のアンケートは、例えば、「家族構成」「住宅に関するこだわり」「住宅に関する嗜好」などの設問を含んでおり、商談時アンケート情報は、これらの設問に対する顧客の回答を情報として含んでいる(図3参照)。
また、第1顧客情報74は、顧客が住宅36を新築する際に住宅36の電子カタログを閲覧した場合に、顧客による電子カタログの閲覧履歴を表す電子カタログ閲覧ログを含んでいる。住宅36の電子カタログは、住宅36の互いに異なるアイテムを説明する複数の部分を含んでおり、電子カタログ閲覧ログは、住宅36の電子カタログの各部分毎の閲覧頻度(アイテム毎の閲覧頻度)を表す情報を含んでいる。
第2顧客情報76は、顧客が住宅36に入居して所定期間(例えば数年)が経過した後に実施したアンケートの結果を表す入居後アンケート情報を含んでいる。上記のアンケートは、例えば、「家族構成の変化」「こだわりの変化」「現状の困り事(リフォームニーズ)」などの設問を含んでおり、入居後アンケート情報は、これらの設問に対する顧客の回答を情報として含んでいる(図3参照)。また、上記のアンケートは、顧客が住宅36を複数の評価項目について採点する設問が含まれており、入居後アンケート情報は、この設問に対する顧客の採点結果も評価点情報として含んでいる。
第3顧客情報78は、住宅36に設けられた設備54の使用に関する情報(設備使用情報)として、設備54の経年状態を表す「設備経年」、設備54の運転状態やエラーが発生した設備54におけるエラーコードなどを含む「使用実績(負荷)」などの情報を含んでいる(図3参照)。第3顧客情報78は、住宅36に設けられた管理ユニット38から通知された情報により生成される。
住宅仕様DB80は、住宅36の仕様に関する情報として、住宅36の構造体を表す「構造体」、住宅36のプランを表す「プラン」、住宅36に設けられた設備、家具、家電の仕様を表す「仕様」などの情報が記憶されている(図3参照)。住宅仕様DB80は、住宅36の新築時に上記各情報が記憶される。
最新アイテムDB82は、住宅36のリフォームに使用可能な最新のアイテムを表す最新アイテム情報が記憶されている。最新アイテム情報は、上記の最新のアイテムについて、「性能」、「効率」、「互換性」、「取扱説明」などの情報を各々含んでいる(図3参照)。
リフォーム事例DB84は、他の物件で過去に行われたリフォームの事例を表すリフォーム事例情報が記憶されている(図3参照)。リフォーム事例情報は、過去に行われたリフォームの事例において、採用されたアイテム(既存アイテムからの置き換えが行われたアイテム)を表す情報を含んでいる。
なお、上記の各種DBを記憶するDBサーバ56の記憶部62は、第1記憶部~第4記憶部の一例である。
次に本実施形態の作用を説明する。リフォーム業者の営業員は、顧客に対して住宅36のリフォームを提案するために、クライアント端末12によってリフォーム提案処理を実行させる。なお、本実施形態では、営業員がクライアント端末12を持参して顧客の居住している住宅36へ出向いた際に、クライアント端末12でリフォーム提案処理を実行させる態様を説明するが、これに限定されるものではない。例えば、営業員が住宅36へ出向くよりも前に、クライアント端末12でリフォーム提案処理を実行させておくことで、後述するリフォーム提案情報を予め生成しておき、営業員が顧客と面会した際には予め生成しておいたリフォーム提案情報を単に呈示するようにしてもよい。
本実施形態では、リフォーム提案処理として複数パターンの処理(リフォーム提案処理1~5)が用意されている。リフォーム提案処理1~5では、互いに異なる情報を用いてリフォーム提案情報を生成する。まずは図4を参照し、第1顧客情報74を用いてリフォーム提案情報を生成するリフォーム提案処理1について説明する。
ステップ110において、推定部30は、DBサーバ56に対し、顧客情報DB72に第1顧客情報74の一部として記憶されている商談時アンケート情報の送信を要求することで、DBサーバ56から商談時アンケート情報を取得する。また、ステップ112において、推定部30は、DBサーバ56に対し、顧客情報DB72に第1顧客情報74の一部として記憶されている電子カタログ閲覧ログの送信を要求することで、DBサーバ56から電子カタログ閲覧ログを取得する。
ステップ114において、推定部30は、ステップ110で取得した商談時アンケート情報に「住宅に関するこだわり」が設定されているか、または、ステップ112で取得した電子カタログ閲覧ログに閲覧頻度が所定値以上のアイテム(高閲覧アイテム)の情報が含まれているか否かを判定する。
例えば、商談時アンケート情報に「住宅に関するこだわり」が未設定で、かつ電子カタログ閲覧ログに高閲覧アイテムの情報が含まれていない場合には、ステップ114の判定が否定され、リフォーム提案処理1を終了する。この場合、後述する他のリフォーム提案処理を自動的に実行するようにしてもよい。一方、例えば商談時アンケート情報に「住宅に関するこだわり」が設定されていることと、電子カタログ閲覧ログに高閲覧アイテムの情報が含まれていること、の少なくとも一方を満足した場合には、ステップ114の判定が肯定されてステップ116へ移行する。
ステップ116において、推定部30は、商談時アンケート情報に設定されている「住宅に関するこだわり」に関連するアイテム、および、電子カタログ閲覧ログに含まれている高閲覧アイテムをリフォーム対象アイテムに設定する。一例として、商談時アンケート情報に「住宅に関するこだわり」として「収納は充実させたい」などと設定されている場合には、関連するアイテムとして「収納」をリフォーム対象アイテムに設定する。このように、リフォーム提案処理1では、顧客が住宅36を新築した際の顧客情報である第1顧客情報74からリフォーム対象のアイテム(住宅36に関する顧客のニーズ)が推定される。なお「住宅に関するこだわり」が複数設定されている場合、或いは、高閲覧アイテムが複数存在する場合には、リフォーム対象アイテムとして複数のアイテムが設定される。
ステップ118において、生成部32は、住宅36の築年数をDBサーバ56から取得する。ステップ120において、生成部32は、ステップ118で取得した住宅36の築年数が所定年数(例えば10年)以上か否かを判定する。ステップ120の判定が否定された場合はリフォーム提案処理1を終了する。また、ステップ120の判定が肯定された場合はステップ122へ移行し、ステップ122において、生成部32は、住宅36に居住している顧客をリフォーム提案対象の顧客と判断する。
次のステップ150において、生成部32は、リフォーム対象アイテムとして複数のアイテムが存在する場合、何れか1つのリフォーム対象アイテムを選択する。そして、生成部32は、最新アイテムDB82に対してリフォーム対象アイテムの検索を行い、検索結果を送信するよう、DBサーバ56に対して要求する。ステップ152において、生成部32は、DBサーバ56から受信した検索結果を参照し、リフォーム対象アイテムが最新アイテムDB82に登録されているか否かを判定する。
ステップ152の判定が否定された場合はステップ166へ移行する。また、ステップ152の判定が肯定された場合はステップ154へ移行する。そして、ステップ154において、生成部32は、最新アイテムDB82に登録されているリフォーム対象アイテムを提案候補アイテムに設定する。一例として、リフォーム対象アイテムが「収納」であり、最新アイテムとして「壁付収納」が検索された場合、提案候補アイテムとして「壁付収納」が設定される。
ステップ156において、生成部32は、住宅仕様DB80に対してリフォーム対象アイテムの検索を行い、検索結果を送信するよう、DBサーバ56に対して要求することで、住宅仕様DB80から既存アイテムの情報を取得する。ここでいう既存アイテムの情報は、住宅36におけるリフォーム対象アイテムに関する情報であり、例えば、リフォーム対象アイテムが「収納」であり、住宅36に「壁付収納」が無い場合は「対象アイテムなし」を意味する情報が取得される。
ステップ158において、生成部32は、提案候補アイテムの情報と既存アイテムの情報とを比較することで、提案候補アイテムと既存アイテムとの互換性が有るか(住宅36に提案候補アイテムを設けることが可能か)否かを判定する。ステップ158の判定が否定された場合、住宅36に提案候補アイテムを設けることができないと判断できるので、ステップ166へ移行する。
一方、ステップ158の判定が肯定された場合はステップ160へ移行し、ステップ160において、生成部32は、提案候補アイテムをリフォーム提案アイテムとして確定させる。そして、次のステップ162において、生成部32は、既存アイテムをリフォーム提案アイテムに置き換えるリフォームを提案するリフォーム提案情報を生成する。そして、生成したリフォーム提案情報を表示部20に表示させる。
例えば、第1顧客情報74から設定したリフォーム対象アイテムが「収納」であり、最新アイテムが「壁付収納」であり、住宅36に「壁付収納」が無い場合、住宅36の例えばLDKに「壁付収納」を追加設置するリフォームを提案するリフォーム提案情報が生成・表示される。また、例えば住宅仕様DB80に、住宅36の内装の色調がダーク基調であることを表す情報が登録されていた場合には、リフォームで追加設置する「壁付収納」としてもダーク基調のアイテムが提案される。これにより、例えば「住宅に関するこだわり」として「収納は充実させたい」などと考えている顧客に対し、顧客のニーズに対応しかつ住宅36に適用可能なリフォームが提案されることになる。
営業員は、表示部20にリフォーム提案情報が表示されると、表示されたリフォーム提案情報を顧客に呈示し、必要に応じて補足説明などを行う。顧客は、呈示されたリフォーム提案情報により提案されているリフォームの内容を確認し、提案されているリフォームを採用する否かを検討する。
ステップ164において、生成部32は、リフォーム提案情報で提案したリフォーム内容が採用されたか否かを判定する。ステップ164の判定が肯定された場合はリフォーム提案処理1を終了する。また、ステップ164の判定が否定された場合はステップ166へ移行する。
ステップ166において、生成部32は、ステップ150以降の処理が未実行のリフォーム対象アイテムが有るか否かを判定する。ステップ166の判定が肯定された場合はステップ150に戻り、ステップ150以降の処理が未実行のリフォーム対象アイテムに対し、ステップ150以降の処理を繰り返す。また、ステップ166の判定が否定された場合はリフォーム提案処理1を終了する。
次に図5を参照し、第2顧客情報76を用いてリフォーム提案情報を生成するリフォーム提案処理2について説明する。リフォーム提案処理2のステップ126において、推定部30は、DBサーバ56に対し、顧客情報DB72に第2顧客情報76として記憶されている入居後アンケート情報の送信を要求することで、DBサーバ56から入居後アンケート情報を取得する。
ステップ128において、推定部30は、ステップ126で取得した入居後アンケート情報に含まれる評価点情報の中に評価点が所定値以下の評価項目が存在しているか、または、「現状の困り事(リフォームニーズ)」が設定されているか否かを判定する。評価点情報の中に評価点が所定値以下の評価項目が存在しておらず、「現状の困り事(リフォームニーズ)」も未設定の場合には、ステップ128の判定が否定されてリフォーム提案処理2を終了する。
一方、評価点情報の中に評価点が所定値以下の評価項目が存在していることと、「現状の困り事(リフォームニーズ)」が設定されていること、の少なくとも一方を満足した場合には、ステップ128の判定が肯定されてステップ130へ移行する。ステップ130において、推定部30は、評価点情報のうち評価点が所定値以下の評価項目に関連するアイテム、或いは、「現状の困り事(リフォームニーズ)」に設定されている内容に対応するアイテムをリフォーム対象アイテムに設定する。
一例として、「現状の困り事(リフォームニーズ)」として「空調の音が気になる」が設定されていた場合、リフォーム対象アイテムとして、例えば「空調の吹き出し口」が設定される。このように、リフォーム提案処理2では、顧客が住宅36に入居した後の顧客情報である第2顧客情報76からリフォーム対象のアイテム(住宅36に関する顧客のニーズ)が推定される。なお、次のステップ150以降の処理は、リフォーム提案処理1と同一であるので、各ステップに同一の符号を付して説明を省略する。
上記のリフォーム提案処理2で生成・表示されるリフォーム提案情報の一例について説明する。例えば、第2顧客情報76から設定したリフォーム対象アイテムが「空調の吹き出し口」であり、最新アイテムが「風向き調整機能付き吹き出し口カバー」であり、このカバーが既存アイテム(風向き調整機能のない吹き出し口カバー)と互換性がある場合、「風向き調整機能のない吹き出し口カバー」を「風向き調整機能付き吹き出し口カバー」に置き換えるリフォームを提案するリフォーム提案情報が生成・表示される。これにより、例えば「現状の困り事(リフォームニーズ)」として「空調の音が気になる」などと考えている顧客に対し、顧客のニーズに対応しかつ住宅36に適用可能なリフォームが提案されることになる。
次に図6を参照し、第3顧客情報78を用いてリフォーム提案情報を生成するリフォーム提案処理3について説明する。リフォーム提案処理3のステップ134において、推定部30は、DBサーバ56に対し、顧客情報DB72に第3顧客情報78として記憶されている設備使用情報の送信を要求することで、DBサーバ56から設備使用情報を取得する。
ステップ136において、推定部30は、ステップ134で取得した設備使用情報に基づいて、経年劣化などによりエラーコードが記録されている設備54が有るか否かを判定する。エラーが発生した設備54が存在しない場合はステップ136の判定が否定され、リフォーム提案処理3を終了する。
一方、エラーが発生した設備54が存在している場合は、ステップ134で取得した設備使用情報に前記設備のエラーコードが記録されていることから、ステップ136の判定が肯定された場合はステップ138へ移行する。そして、ステップ138において、推定部30は、設備使用情報にエラーコードが記録されている設備54をリフォーム対象アイテムに設定する。
一例として、設備使用情報に給湯設備のエラーコードが記録されていた場合、リフォーム対象アイテムとして、例えば「給湯設備」が設定される。このように、リフォーム提案処理3では、住宅36に設けられた設備54の使用に関する情報である第3顧客情報78からリフォーム対象のアイテム(住宅36に関する顧客のニーズ)が推定される。なお、次のステップ150以降の処理は、リフォーム提案処理1.2と同一であるので、各ステップに同一の符号を付して説明を省略する。
上記のリフォーム提案処理3で生成・表示されるリフォーム提案情報の一例について説明する。例えば、第3顧客情報76から設定したリフォーム対象アイテムが「給湯設備」であり、最新アイテムが「燃料発電装置」であり、この燃料発電装置が住宅36の配置図から設置可能である場合、「給湯設備」を「燃料発電装置」に置き換えるリフォームを提案するリフォーム提案情報が生成・表示される。これにより、例えば経年劣化などにより給湯設備のエラーに見舞われている顧客に対し、顧客のニーズに対応しかつ住宅36に適用可能なリフォームが提案されることになる。
続いて図7を参照し、リフォーム提案処理4について説明する。リフォーム提案処理4のステップ100は、住宅36のリフォームに適用可能なアイテムが新たに開発されたタイミングで実行される。すなわち、リフォーム提案処理4のステップ100において、推定部30は、新たに開発されたアイテムの情報(「性能」、「効率」、「互換性」、「取扱説明」などの情報)を、DBサーバ56を経由して最新アイテムDB82に追加させる。
ステップ106において、推定部30は、リフォーム対象アイテム設定処理を行う。このリフォーム対象アイテム設定処理としては、リフォーム提案処理1のステップ110~ステップ122、リフォーム提案処理2のステップ126~ステップ130、および、リフォーム提案処理3のステップ134~ステップ138の何れかの処理を適用することができる。
また、このリフォーム対象アイテム設定処理に先立ち、先に説明したステップ154~158に類する処理を含む処理を行うことにより、ステップ100で最新アイテムDB82に情報を追加したアイテムを用いたリフォームを提案可能な顧客の絞り込みを行い、絞り込んだ顧客を対象として以降の処理を行うようにしてもよい。なお、次のステップ150以降の処理は、リフォーム提案処理1~3と同一であるので、各ステップに同一の符号を付して説明を省略する。
次に図8を参照し、リフォーム提案処理5について説明する。リフォーム提案処理5のステップ102は、住宅36とは異なる住宅(他の物件)でリフォームが実施され、当該リフォームの事例をリフォーム事例DB84に登録するタイミングで実行される。すなわち、リフォーム提案処理5のステップ102において、推定部30は、新たに実施されたリフォームのリフォーム事例情報を、DBサーバ56を経由してリフォーム事例DB84に追加させる。
ステップ180において、生成部32は、リフォーム対象アイテムとして複数のアイテムが存在する場合、何れか1つのリフォーム対象アイテムを選択する。そして生成部32は、リフォーム事例DB84に対し、選択したリフォーム対象のアイテムを既存アイテムから採用アイテムに置き換えた特定リフォーム事例情報の検索を行い、検索結果を送信するようDBサーバ56に対して要求する。
ステップ182において、生成部32は、ステップ180における検索により、前述の特定リフォーム事例情報が抽出されたか否かを判定する。ステップ182の判定が否定された場合はステップ166へ移行する。また、特定リフォーム事例情報が抽出された場合は、ステップ182の判定が肯定されてステップ184へ移行する。
ステップ184において、生成部32は、リフォーム対象のアイテムを既存アイテムから採用アイテムへ置き換えた特定リフォーム事例における採用アイテムを、提案候補アイテムに設定する。ステップ186において、生成部32は、住宅仕様DB80に対してリフォーム対象アイテムの検索を行い、検索結果を送信するよう、DBサーバ56に対して要求することで、住宅仕様DB80から既存アイテムの情報を取得する。なお、次のステップ158以降の処理は、リフォーム提案処理1などと同じであるので説明を省略する。
なお、リフォーム提案処理1~5を実行(起動)するタイミングについては、例えば以下のように定めてもよい。リフォーム提案処理1、5については、例えば、住宅36を新築し顧客が入居してから所定年数が経過して以降、毎年4半期目に起動する。リフォーム提案処理2については、例えば、住宅36に対して点検作業を行う都度、起動する。リフォーム提案処理3については、例えば、住宅の36を新築し顧客が入居して以降、毎年4半期毎に起動する。リフォーム提案処理4については、例えば、住宅の36を新築し顧客が入居して以降、毎年4半期目に起動する。但し、上記の実行(起動)タイミングは一例に過ぎず、他のタイミングで実行するようにしてもよい。
このように、本実施形態において、推定部30は、記憶部62に顧客情報DB72として記憶された、顧客が居住している住宅36のリフォームに関する顧客のニーズに関連する顧客情報に基づいて、住宅36のリフォームに関する顧客のニーズを推定する。そして生成部32は、推定部30によって推定された顧客のニーズと、記憶部62に住宅仕様DB80として記憶された住宅36の仕様を表す住宅仕様情報と、に基づいて、顧客のニーズに対応しかつ住宅36に適用可能なリフォームを提案するリフォーム提案情報を生成する。これにより、住宅のリフォームの検討に役立つ適切な情報を提供することができる。
また、本実施形態のリフォーム提案処理1~4において、推定部30は、リフォームに関する顧客のニーズとしてリフォーム対象のアイテムを推定する。生成部32は、記憶部62に最新アイテムDB82として記憶された、リフォーム可能な最新アイテムを表す最新アイテム情報にリフォーム対象のアイテムの情報が含まれているか否かを判定する。また生成部32は、最新アイテム情報にリフォーム対象のアイテムの情報が含まれている場合に、住宅36に設けられている既存アイテムを最新アイテムへ置き換え可能か否かを判定する。そして生成部32は、既存アイテムを最新アイテムへ置き換え可能な場合に、顧客のニーズに対応しかつ住宅36に適用可能なリフォームとして、既存アイテムを最新アイテムへ置き換えるリフォームを提案するリフォーム提案情報を生成する。これにより、顧客が居住する住宅36に設けられている既存アイテムを最新アイテムへ置き換えることが可能な場合に、これを認識し、既存アイテムを最新アイテムに置き換えるリフォームを提案することができる。
また、本実施形態のリフォーム提案処理5において、推定部30は、リフォームに関する顧客のニーズとしてリフォーム対象のアイテムを推定する。生成部32は、記憶部62にリフォーム事例DB84として記憶された、過去に行われたリフォーム事例を表すリフォーム事例情報に、リフォーム対象のアイテムを置き換えた特定リフォーム事例情報が含まれているか否かを判定する。また生成部32は、特定リフォーム事例情報が含まれている場合に、住宅36に設けられている既存アイテムを特定リフォーム事例情報が表すリフォーム事例で採用された採用アイテムへ置き換え可能か否かを判定する。そして生成部32は、既存アイテムを採用アイテムへ置き換え可能な場合に、顧客のニーズに対応しかつ住宅36に適用可能なリフォームとして、既存アイテムを採用アイテムへ置き換えるリフォームを提案するリフォーム提案情報を生成する。これにより、顧客が居住する住宅36に設けられている既存アイテムを、過去に行われたリフォーム事例で採用された採用アイテムへ置き換えることが可能な場合に、これを認識し、既存アイテムを採用アイテムに置き換えるリフォームを提案することができる。
また、本実施形態において、記憶部62に顧客情報DB72として記憶された顧客情報は、第1顧客情報74として、顧客が住宅36を新築した際の、顧客の住宅36に関するこだわり、および、住宅36の電子カタログに対する顧客の閲覧ログの少なくとも一方が含まれている。そして、リフォーム提案処理1において、推定部30は、顧客の住宅36に関するこだわりに関連するアイテムまたは住宅36の電子カタログに掲載されているアイテムのうち閲覧頻度が所定値以上のアイテムを、リフォーム対象のアイテムとして推定する。これにより、顧客が住宅を新築した際の顧客情報である第1顧客情報74から、リフォーム対象のアイテムを推定することができる。
また、本実施形態において、記憶部62に顧客情報DB72として記憶された顧客情報は、第2顧客情報76として、顧客が住宅36に入居した後に、顧客が住宅36を項目毎に採点した結果、および、顧客から得られたリフォームニーズの少なくとも一方が含まれている。そして、リフォーム提案処理2において、推定部30は、前記採点の結果が所定値以下の項目に関連するアイテムまたは前記リフォームニーズに対応するアイテムを、リフォーム対象のアイテムとして推定する。これにより、顧客が住宅に入居した後の顧客情報である第2顧客情報76から、リフォーム対象のアイテムを推定することができる。
また、本実施形態において、記憶部62に顧客情報DB72として記憶された顧客情報は、第3顧客情報78として、住宅36に設けられた設備54で発生したエラーコードが含まれている。そして、リフォーム提案処理3において、推定部30は、前記エラーコードが記録されている設備54を、リフォーム対象のアイテムとして推定する。これにより、住宅に設けられた設備に関する顧客情報である第3顧客情報から、リフォーム対象のアイテムを推定することができる。
なお、上記では顧客情報DB72などの各種DBがDBサーバ56の記憶部62に記憶されている態様を説明したが、これに限定されるものではなく、各種DBはクライアント端末12の記憶部18に記憶されていてもよい。この場合、DBサーバ56は省略することも可能である。
また、上記ではクライアント端末12がリフォーム提案処理1~5を行う態様を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、リフォーム提案処理をサーバ側で行い、クライアント端末12はサーバ側で生成されたリフォーム提案情報を表示部20に表示させる処理を行うようにしてもよい。
また、上記ではリフォーム提案プログラム28が記憶部18に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、リフォーム提案プログラムは、CD-ROMやDVD-ROM等の記録媒体に記録されている形態で提供することも可能である。
10 情報処理システム
12 クライアント端末
30 推定部
32 生成部
36 住宅
38 管理ユニット
54 設備
56 DBサーバ
62 記憶部
72 顧客情報DB
74 第1顧客情報
76 第2顧客情報
78 第3顧客情報
80 住宅仕様DB
82 最新アイテムDB
84 リフォーム事例DB
90 ネットワーク

Claims (4)

  1. 第1記憶部に記憶された、顧客が居住している住宅のリフォームに関する顧客のニーズに関連する顧客情報に基づいて、前記住宅のリフォームに関する前記顧客のニーズとしてリフォーム対象のアイテムを推定する推定部と、
    前記推定部によって推定された前記顧客のニーズと、第2記憶部に記憶された前記住宅の仕様を表す住宅仕様情報と、に基づいて、前記顧客のニーズに対応しかつ前記住宅に適用可能なリフォームを提案するリフォーム提案情報を生成する生成部と、
    を含み、
    前記生成部は、第3記憶部に記憶された、リフォーム可能な最新アイテムを表す最新アイテム情報に前記リフォーム対象のアイテムの情報が含まれているか否かを判定し、前記最新アイテム情報に前記リフォーム対象のアイテムの情報が含まれている場合に、前記住宅に設けられている既存アイテムを前記最新アイテムへ置き換え可能か否かを判定し、前記既存アイテムを前記最新アイテムへ置き換え可能な場合に、前記顧客のニーズに対応しかつ前記住宅に適用可能なリフォームとして、前記既存アイテムを前記最新アイテムへ置き換えるリフォームを提案するリフォーム提案情報を生成し、
    前記顧客情報は、第1顧客情報として、前記顧客が住宅を新築した際の、前記顧客の住宅に関するこだわり、および、住宅の電子カタログに対する前記顧客の閲覧ログの少なくとも一方が含まれており、
    前記推定部は、前記こだわりに関連するアイテムまたは前記電子カタログに掲載されているアイテムのうち閲覧頻度が所定値以上のアイテムを、前記リフォーム対象のアイテムとして推定するリフォーム提案装置。
  2. 第1記憶部に記憶された、顧客が居住している住宅のリフォームに関する顧客のニーズに関連する顧客情報に基づいて、前記住宅のリフォームに関する前記顧客のニーズとしてリフォーム対象のアイテムを推定する推定部と、
    前記推定部によって推定された前記顧客のニーズと、第2記憶部に記憶された前記住宅の仕様を表す住宅仕様情報と、に基づいて、前記顧客のニーズに対応しかつ前記住宅に適用可能なリフォームを提案するリフォーム提案情報を生成する生成部と、
    を含み、
    前記生成部は、第4記憶部に記憶された、過去に行われたリフォーム事例を表すリフォーム事例情報に、前記リフォーム対象のアイテムを置き換えた特定リフォーム事例情報が含まれているか否かを判定し、前記特定リフォーム事例情報が含まれている場合に、前記住宅に設けられている既存アイテムを前記特定リフォーム事例情報が表すリフォーム事例で採用された採用アイテムへ置き換え可能か否かを判定し、前記既存アイテムを前記採用アイテムへ置き換え可能な場合に、前記顧客のニーズに対応しかつ前記住宅に適用可能なリフォームとして、前記既存アイテムを前記採用アイテムへ置き換えるリフォームを提案するリフォーム提案情報を生成し、
    前記顧客情報は、第1顧客情報として、前記顧客が住宅を新築した際の、前記顧客の住宅に関するこだわり、および、住宅の電子カタログに対する前記顧客の閲覧ログの少なくとも一方が含まれており、
    前記推定部は、前記こだわりに関連するアイテムまたは前記電子カタログに掲載されているアイテムのうち閲覧頻度が所定値以上のアイテムを、前記リフォーム対象のアイテムとして推定するリフォーム提案装置。
  3. 前記顧客情報は、第2顧客情報として、前記顧客が前記住宅に入居した後に、前記顧客が前記住宅を項目毎に採点した結果、および、前記顧客から得られたリフォームニーズの少なくとも一方が含まれており、
    前記推定部は、前記採点の結果が所定値以下の項目に関連するアイテムまたは前記リフォームニーズに対応するアイテムを、前記リフォーム対象のアイテムとして推定する請求項1または請求項2記載のリフォーム提案装置。
  4. 前記顧客情報は、第3顧客情報として、前記住宅に設けられた設備で発生したエラーコードが含まれており、
    前記推定部は、前記エラーコードが記録されている設備を、前記リフォーム対象のアイテムとして推定する請求項1または請求項2記載のリフォーム提案装置。
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