JP7359403B1 - 履帯用ゴムパッド及びその取付方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】履帯用ゴムパッドのリサイクルを可能にする。【解決手段】履帯用ゴムパッド10は、履帯を構成する履板100に取り付けるものであって、履板100に接する装着面11から装着面11に対向する踏面13に向けて第1高さH1までを構成する、第1ゴム材を含む第1材料層10aと、第1高さH1を越えて踏面13までを構成する、第2ゴム材を含む第2材料層10bとを有し、第1ゴム材は、第2ゴム材よりも高い硬度を有する。【選択図】図4

Description

この発明は、金属製の履帯に取り付ける履帯用ゴムパッド及びその取付方法に関する。
従来、建設機械や土木機械の足回りとして用いられる金属製の履帯には、舗装路面を傷つけないように履帯用ゴムパッドが取り付けられることがあった。履帯用ゴムパッドは、舗装路面を走行する際に、車体重量による衝撃力をゴムの弾性変形により吸収するとともに、車体重量を極力均一に分散させて路面の損傷防止を図っている。
履帯用ゴムパッドは、金属製の板状の芯金にゴム材が固着されて形成され、芯金の一側部の鉤部材で履板の一側部に係合し、他側部の鉤部材で履板の他側部に着脱可能に係合する構造のものが提供されている(例えば特許文献1を参照)。また、芯金から突出する取付ボルトを用いて履板に取り付ける履帯用ゴムパッドも提供されている(例えば特許文献2を参照)。このような履帯用ゴムパッドは、金属製の芯金にゴム材が固着されて形成されているため、使用後に芯金とゴム材とを分離して金属とゴム材とを別途リサイクルすることが難しく、産業廃棄物として処理していた。
実開平6-10088号公報 実開平7-37873号公報
しかしながら、近年、持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals;SDGs)の観点からも、持続可能な循環社会を構築するために、使用後の履帯用ゴムパッドを廃棄せずにリサイクルにより資源として循環することが求められている。
この発明は、上述の実情に鑑みて提案されるものであって、リサイクル可能な履帯用ゴムパッド及びその取付方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、この出願に係る履帯用ゴムパッドは、履帯を構成する履板に取り付けるものであって、履板に接する装着面から装着面に対向する踏面に向けて所定の高さまでを構成する、第1ゴム材を含む第1材料層と、所定の高さを越えて踏面までを構成する、第2ゴム材を含む第2材料層とを含み、第1ゴム材は、第2ゴム材よりも高い硬度を有する。
第1ゴム材の硬度は95°より大きく、第2ゴム材の硬度は85°より小さくてもよい。第1ゴム材の硬度は、第2ゴム材の硬度よりも10°を越えて高くてもよい。第1ゴム材は、第2ゴム材よりも大きな強度を有してもよい。第1ゴム材は、繊維を含む複合材であってもよい。第1材料層の高さは、第2材料層の高さの1/3よりも小さくてもよい。
装着面及び踏面の間を貫通するように形成された、履帯用ゴムパッドを履板に取り付けるボルトを挿通する通孔と、踏面から所定の深さまで通孔の径を拡張してなり、通孔に挿通されたボルトの頭部を収容する凹部とをさらに含んでもよい。所定の高さは、少なくとも凹部の底までの高さを有してもよい。
凹部に嵌め込まれて踏面から所定の深さまでを埋めるゴム栓をさらに含んでもよい。凹部と履帯用ゴムパッドの側面とを結ぶ踏面から切り下げた切下面をさらに含んでもよい。
この出願に係る履帯用ゴムパッドの取付方法は、前記履帯用ゴムパッドを履板に取り付ける履帯用ゴムパッドの取付方法であって、通孔に金属リングを嵌め込む工程と、凹部の底に平座金を載置する工程と、履帯用ゴムパッドを装着面が履板の踏面に対向するように載置する工程と、履帯用ゴムパッドの通孔に金属リング及び平座金を介してボルトの軸部を挿通し、さらに軸部を履板の取付孔に挿通する工程と、履板の取付孔から突き出た軸部にワッシャを介してナットを締結する工程とを含んでもよい。
また、前記履帯用ゴムパッドを装着面が履板の踏面に対向するように載置する工程と、通孔に嵌るような金属リング及び凹部の底に載置するような平座金を軸部に挿通して本体と一体化した形状を有する複合ボルトを用い、履帯用ゴムパッドの通孔に軸部を挿通して複合ボルトを嵌め込み、さらに軸部を履板の取付孔に挿通する工程と、履板の取付孔から突き出た軸部にワッシャを介してナットを締結する工程とを含んでもよい。
この発明によると、履帯用ゴムパッドを再利用することが可能になる。
実施の形態の履帯用ゴムパッドの斜視図である。 実施の形態の履帯用ゴムパッドの四面図である。 実施の形態の履帯用ゴムパッドの断面図である。 実施の形態の履帯用ゴムパッドを履帯に取り付けた状態を示す断面図である。 第1変形例を示す図である。 第2変形例の履帯用ゴムパッドの斜視図である。 第3変形例の履帯用ゴムパッドの斜視図である。
以下、履帯用ゴムパッドの実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。本実施の形態の履帯用ゴムパッドは、鉄など金属製の履帯の履板に形成された取付孔を用いて、履帯に後付けで取り付けることを想定している。以下の実施の形態及び変形例においては、履帯用ゴムパッドの対応する部分は共通の符号を用いて示すことにする。
図1は、本実施の形態の履帯用ゴムパッド10を示す斜視図である。図2は、本実施の形態の履帯用ゴムパッド10を示す四面図である。図2(a)は上面図、図2(b)は正面図、図2(c)は下面図、図2(d)は右側面図である。
履帯用ゴムパッド10は、履帯の幅方向を長手方向、周方向を短手方向とする矩形板状の形状を有する履板の踏面に取り付けられる。履帯用ゴムパッド10は、取り付ける履板の踏面の形状に対応するように、履板の踏面の長手方向及び短手方向をそれぞれ長手方向及び短手方向とし、所定の高さを有する略直方体の形状を有している。
履帯用ゴムパッド10は、略直方体の形状の底面に相当し、履板の踏面に対向して接するように取り付けられる装着面11と、側面12と、頂面に相当し、装着面11に対向する踏面13とによって囲まれた形状を有している。装着面11には、履板の踏面から突き出たリッジを受け入れるために、略中央の長手方向に延びる溝11aが形成されている。また、装着面11には、履板から突き出したボルトを受け入れることができるように、所定の位置に窪み11bが形成されている。
長手方向に延びる一対の側面12には、履帯から突き出した他のリッジを覆うように、装着面11から踏面13への高さ方向に所定の範囲で短手方向に突き出したバルジ部12aが形成されている。踏面13には、所定のトレッドパターン13aが形成されている。トレッドパターン13aは、突起によるものでも溝によるものでもよい。踏面13の略矩形状の形状の四周には、側面12に向けて傾斜した傾斜面13bが形成されている。
装着面11及び踏面13には、履板に取り付けるボルトを通すように、略矩形状の形状の四隅の近くにそれぞれ装着面11から踏面13までを貫通する通孔16が形成されている。踏面13から所定の深さまでには、通孔16に挿通したボルトの頭部を収容できるように、通孔16の径を拡幅した凹部17が形成されている。
図3は、履帯用ゴムパッド10の断面図である。図3(a)の断面図は図2(a)における切断面IIIA-IIIAによるものであり、図3(b)の断面図は図2(a)における切断面IIIB-IIIBによるものである。履帯用ゴムパッド10は、天然ゴムや、スチレンブタジエンゴム(SBR:styrene-butadiene rubber)、ニトリルゴムなどの合成ゴムの単独又は混合物に加硫したゴム材を材料として、装着面11から踏面13への高さ方向に第1高さH1の第1材料層10a及び第2高さH2の第2材料層10bが積層して構成されている。
第1材料層10aは、例えば硬度96°の繊維入りゴムのような硬化・強化ゴムでなる複合材による第1ゴム材によって構成されている。第2材料層10bは、例えば硬度83°の合成ゴムのSBRのような第2ゴム材によって構成されている。ここで、第2材料層10bは踏面13を形成するため、路面の凹凸に追従することができるように比較的低い硬度を有している。これに対して、第1材料層10aは、取り付けた履板に対して履帯用ゴムパッド10の全体を支持する機械的強度を確保するために、第2材料層10bよりも高い、比較的高い硬度と、第2材料層10bより大きい、比較的大きな強度とを有している。
第1材料層10a及び第2材料層10bの硬度は上記の値に限らず、第1材料層10aの硬度は履帯用ゴムパッド10の全体を支持できるような機械的な強度を有するものであればよく、第2材料層10bの硬度は踏面13が接する路面の凹凸に追従することができるようなものであればよい。例えば、第1材料層10aの硬度は、90°よりも大きくてもよく、95°よりも大きくてもよい。第2材料層10bの硬度は、90°もより小さくてもよく、85°よりも小さくてもよい。また、第1材料層10aの硬度は、第2材料層10bの硬度よりも5°を超えて高くてもよく、10°を超えて高くてもよい。
図4は、履帯用ゴムパッド10を履板に取り付けた状態を示す断面図である。図4は、履帯用ゴムパッド10の断面図の図3(b)に対応している。履帯用ゴムパッド10は、装着面11に形成された溝11a及び側面12のバルジ部12aによって形成された廂部12bに履板100の踏面101から突き出したリッジ102を受け入れて、装着面11が履板100の踏面101に対向して接している。履帯用ゴムパッド10は、通孔16及び履板100の取付孔103を通るボルト21及びナット25によって履板100に取り付けられている。履帯用ゴムパッド10の通孔16には金属リング23が嵌め込まれ、通孔16に繋がる凹部17の底には平座金22が敷かれ、ボルト21の軸部は平座金22及び金属リング23を通って履板100に向かっている。ボルト21の頭部は凹部17に収容され、ボルト21の頭部と踏面13との間に間隙が形成され、ボルト21の頭部は踏面13に達していない。履板100を通って履板100の裏面104から突き出したボルト21の軸部には、ワッシャ24を介してナット25が締結されている。
履帯用ゴムパッド10においては、履板100に取り付けたときに、機械的な強度を有する第1材料層10aを履板100に固定して履帯用ゴムパッド10の全体を支持することができるように、第1材料層10aの第1高さH1は装着面11から少なくとも平座金22が敷かれる凹部17の底の高さまでを有し、凹部17の底には第1材料層10aが露出している。例えば、第1材料層10aの第1高さH1は、例えば第2材料層10bの第2高さH2の1/3より小さくてもよく、1/4より小さくてもよい。
履帯用ゴムパッド10を履板100取り付けるボルト21は、履帯用ゴムパッド10の表面に対して力を分散して及ぼすように、凹部17の底に敷かれた平座金22及び通孔16に嵌め込まれた金属リング23を介して履帯用ゴムパッド10の第1材料層10aに接している。また、履帯用ゴムパッド10の第1材料層10aはゴム材で構成され、弾性を有して変形することができるため、ボルト21から及ぼされた力による変形を回復するように受け止めることができる。
履帯用ゴムパッド10は、次のような工程によって履板100に取り付けることができる。まず、履帯用ゴムパッド10の各通孔16に金属リング23を嵌め込み、各凹部17の底に平座金22を載置する。続いて、履帯用ゴムパッド10を装着面11が履板100の踏面101に対向するように載置する。そして、履帯用ゴムパッド10の通孔16に平座金22及び金属リング23を介してボルト21の軸部を挿通し、さらに軸部を履板100の取付孔103に挿通し、履板100の取付孔103を通って裏面104から突き出たボルト21の軸部にワッシャを介してナット25を締結する。
以上説明したように、本実施の形態の履帯用ゴムパッド10は、ゴム材によって形成されている。このため、使用後には粉砕としてチップ化し、ゴムマットなどの材料としたり、燃料としたりして再利用することができる。また、本実施の形態の履帯用ゴムパッド10には金属が使用されていない。このため、本実施の形態の履帯用ゴムパッド10においては大幅な軽量化が達成され、履帯を取り付けた車体の燃費を改善することができる。
本実施の形態の履帯用ゴムパッド10は、比較的硬度及び強度が高い第1ゴム材からなる第1材料層10aと、比較的硬度及び強度が低い第2ゴム材からな第2材料層10bとが積層されて構成されている。したがって、第1材料層10aによって履板100に取り付けて履帯用ゴムパッド10の全体を支持する機械的強度を確保するとともに、第2材料層によって踏面13が路面の凹凸に追従できるような柔軟性を提供することができる。
(第1変形例)
図5は、第1変形例を示す図である。図5(a)は第1変形例の履帯用ゴムパッド10の断面図であり、図4の本実施の形態の断面図に対応している。図5(b)は第1変形例で使用する複合ボルト31の斜視図である。第1変形例は、本実施の形態の履帯用ゴムパッド10を示す図4におけるボルト21、平座金22及び金属リング23に代えて複合ボルト31を使用する点において本実施の形態と異なっている。他の構成は本実施の形態と同様であるため、対応する構成部分については共通する参照番号を付すことにする。
図5(b)に示すように、複合ボルト31は、本実施の形態のボルト21、平座金22及び金属リング23を一体化したものである。複合ボルト31は、一端に形成された頭部31aから長手方向に他端に向けて、平座金22に相当するフランジ31b、金属リング23に相当する拡幅部31c、ねじ溝が形成された軸部31dから構成されている。
第1変形例において、履帯用ゴムパッド10は、次のような工程によって履板100に取り付けることができる。まず、履帯用ゴムパッド10を装着面11が履板100の踏面101に対向するように載置する。続いて、履帯用ゴムパッド10の通孔16に複合ボルト31の軸部を挿通して嵌め込み、さらに軸部を履板100の取付孔103に挿通する。そして、履板100の取付孔103を通って裏面104から突き出たボルト21の軸部にワッシャを介してナット25を締結する。
第1変形例によると、本実施の形態のボルト21、平座金22及び金属リング23という3個の部品の機能を1個の複合ボルト31によって提供することができる。したがって、履帯用ゴムパッド10を履板100に取り付けるために必要な部品の点数が大幅に削減されることになり、履帯用ゴムパッド10を履板100に取り付けたり保守したりする際の作業の負担が低減される。
(第2変形例)
図6は、第2変形例の履帯用ゴムパッド10を示す斜視図である。第2実施例は、凹部17に嵌め込まれて所定の深さから踏面13までを埋めるゴム栓32をさらに有する点において本実施の形態と相違している。他の構成は本実施の形態と同様であるため、対応する構成部分については共通する参照番号を付すことにする。
図6(a)は第2変形例の履帯用ゴムパッド10において凹部17にゴム栓32を嵌め込んだ状態を示し、図6(a)は第2変形例の履帯用ゴムパッド10において凹部17からゴム栓32を取り外した状態を示している。ゴム栓は、踏面13を構成する第2材料層10bを構成する第2ゴム材によって構成されてもよい。ゴム栓32は、履帯用ゴムパッド10を履板100に取り付けたときに凹部17に収容されたボルト21の頭部と踏面13との間の間隙を埋めるような高さを有してもよい。また、ゴム栓は、履帯用ゴムパッド10をボルト21を用いて履板100に取り付けた後で、凹部17に収容されたボルト21の頭部を覆うように嵌め込まれてもよい。
第2変形例によると、凹部17はゴム栓32によって埋められ、ゴム栓32によって踏面13が形成されている。したがって、履帯用ゴムパッド10を取り付けた履帯を用いて走行するときに凹部17からゴム材が欠けて履板100から履帯用ゴムパッド10が外れたりすることを防止することができる。また、凹部17にはゴム栓32が嵌め込まれているため、凹部17に泥が入り込むことがない。このため、ボルト21を操作するときには、ゴム栓32を外すことによってボルト21の頭部に容易に到達することができる。
(第3変形例)
図7は、第3変形例の履帯用ゴムパッド10を示す斜視図である。第3実施例は、凹部17と側面12とを結ぶ、踏面13から所定の深さまで切り下げられた切下面13cを有する点において、本実施の形態と相違している。他の構成は本実施の形態と同様であるため、対応する構成部分については共通する参照番号を付すことにする。
切下面13cは、略矩形状の形状を有する踏面13において、四隅近くに形成された凹部17と、各凹部17の直近の四隅の側面とを結ぶように、踏面13から凹部17の底には達しない所定の深さにおいて側面12に対して所定の幅を有して形成されている。
第3変形例によると、凹部17から踏面13の四隅に向けて切下面13cが形成されているため、履帯用ゴムパッド10を取り付けた履帯を用いて走行するときに凹部17からゴム材が欠けて履板100から履帯用ゴムパッド10が外れたりすることを防止することができる。また、凹部17は踏面13の四隅に向けて切下面13cによって解放されているため、凹部17に泥が入り込んでも切下面13cから排出される。このため、ボルト21を操作するときにも、ボルト21の頭部に容易に到達することができる。
この発明は、建設機械や土木機械の履帯に取り付ける履帯用ゴムパッドの製造に利用することができる。
10 履帯用ゴムパッド
10a 第1材料層
10b 第2材料層
11 装着面
12 側面
13 踏面
13c 切下面
16 通孔
17 凹部
31 複合ボルト
32 ゴム栓
100 履板

Claims (12)

  1. 履帯を構成する履板に取り付ける履帯用ゴムパッドであって、
    前記履板に接する装着面から前記装着面に対向する踏面に向けて所定の高さまでを構成する、第1ゴム材を含む第1材料層と、
    前記所定の高さを越えて前記踏面までを構成する、第2ゴム材を含む第2材料層と
    を含み、
    前記第1ゴム材は、前記第2ゴム材よりも高い硬度を有する、金属を使用せず、ゴム材によってのみ形成する履帯用ゴムパッド。
  2. 前記第1ゴム材の硬度は95°より大きく、前記第2ゴム材の硬度は85°より小さい請求項1に記載の履帯用ゴムパッド。
  3. 前記第1ゴム材の硬度は、前記第2ゴム材の硬度よりも10°を越えて高い請求項1に記載の履帯用ゴムパッド。
  4. 前記第1ゴム材は、前記第2ゴム材よりも大きな強度を有する請求項1に記載の履帯用ゴムパッド。
  5. 前記第1ゴム材は、繊維を含む複合材である請求項1に記載の履帯用ゴムパッド。
  6. 前記第1材料層の高さは、前記第2材料層の高さの1/3よりも小さい請求項1に記載の履帯用ゴムパッド。
  7. 前記装着面及び前記踏面の間を貫通するように形成された、前記履帯用ゴムパッドを前記履板に取り付けるボルトを挿通する通孔と、
    前記踏面から所定の深さまで前記通孔の径を拡張してなり、前記通孔に挿通されたボルトの頭部を収容する凹部と
    をさらに含む請求項1に記載の履帯用ゴムパッド。
  8. 前記所定の高さは、少なくとも前記凹部の底までの高さを有する請求項7に記載の履帯用ゴムパッド。
  9. 前記凹部に嵌め込まれて前記踏面から所定の深さまでを埋めるゴム栓をさらに含む請求項7に記載の履帯用ゴムパッド。
  10. 前記凹部と前記履帯用ゴムパッドの側面とを結ぶ前記踏面から切り下げた切下面をさらに含む請求項7に記載の履帯用ゴムパッド。
  11. 請求項7に記載の履帯用ゴムパッドを前記履板に取り付ける履帯用ゴムパッドの取付方法であって、
    前記通孔に金属リングを嵌め込む工程と、
    前記凹部の底に平座金を載置する工程と、
    前記履帯用ゴムパッドを装着面が前記履板の踏面に対向するように載置する工程と、
    前記履帯用ゴムパッドの前記通孔に前記金属リング及び前記平座金を介してボルトの軸部を挿通し、さらに前記軸部を前記履板の取付孔に挿通する工程と、
    前記履板の取付孔から突き出た前記軸部にワッシャを介してナットを締結する工程と
    を含む履帯用ゴムパッドの取付方法。
  12. 請求項7に記載の履帯用ゴムパッドを前記履板に取り付ける履帯用ゴムパッドの取付方法であって、
    前記履帯用ゴムパッドを装着面が前記履板の踏面に対向するように載置する工程と、
    前記通孔に嵌るような金属リング及び前記凹部の底に載置するような平座金を軸部に挿通して本体と一体化した形状を有する複合ボルトを用い、前記履帯用ゴムパッドの前記通孔に前記複合ボルトを挿通して嵌め込み、さらに前記軸部を前記履板の取付孔に挿通する工程と、
    前記履板の取付孔から突き出た前記軸部にワッシャを介してナットを締結する工程と
    を含む履帯用ゴムパッドの取付方法。
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