JP7359214B2 - 海底光通信システム - Google Patents

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    • H04B13/02Transmission systems in which the medium consists of the earth or a large mass of water thereon, e.g. earth telegraphy

Description

本発明は、海底光通信システム、及び、監視結果の伝達方法に関する。
海底光通信システムは、陸上に設けられた複数の端局装置と、それらの間の通信の伝達を行う海底ケーブルと、海底ケーブルの中継地点に設けられた海底機器と、を備える。海底機器は、海底ケーブルを伝搬する光信号の伝送、中継及び分岐を行う。
ここで、海底機器は、信頼性向上のため、自装置(自機)の動作状況を監視して、その監視結果を、陸上に設けられた複数の端局装置のうち、監視結果を管理する機能を有する何れかの端局装置に送信している。
海底光通信システム及びそれに設けられた海底機器の監視結果の伝達方法に関する技術は、例えば特許文献1、特許文献2及び特許文献3に開示されている。
特許文献1及び特許文献2では、端局装置が、監視対象の中継装置に対してコマンド信号を送信し、それを受けた監視対象の中継装置が、自装置の監視結果をレスポンス信号として端局装置に送信している。
また、特許文献3では、中継装置が、波長多重光信号を受信する光受信手段と、波長多重光信号から第1の波長の光信号を選択して通知情報に応じた強度変調を施し、当該強度変調した光信号を波長多重光信号に戻して出力する処理手段と、を備える。それにより、この中継装置は、監視光信号用の光源を備えること無く監視光信号(自装置の監視結果)を出力することができる。
特開平9-18410号公報 国際公開第2018/003912号 国際公開第2015/145985号
しかしながら、関連技術では、監視対象の中継装置(海底機器)が複数存在する場合に、これら複数の中継装置がそれぞれの監視結果を一斉に端局装置に送信することについて、何ら検討されていない。
例えば、特許文献1及び特許文献2の構成では、端局装置が、監視対象の中継装置に対してコマンド信号を送信し、それを受けた監視対象の中継装置が、自装置の監視結果をレスポンス信号として端局装置に送信している。そのため、特許文献1及び特許文献2の構成では、監視対象の中継装置が複数存在する場合、端局装置が、複数の中継装置のそれぞれに順番にアクセスすることによって、複数の中継装置のそれぞれの監視結果を順番に取得する必要がある。換言すると、各中継装置は、他の中継装置による監視結果の送信が行われていないときに、自装置の監視結果を端局装置に送信する必要がある。つまり、特許文献1及び特許文献2の構成では、監視対象の中継装置が複数存在する場合、これら複数の中継装置がそれぞれの監視結果を一斉に端局装置に送信することができない。
また、特許文献3では、中継装置が監視光信号用の光源を備えること無く監視光信号(自装置の監視結果)を出力することを目的として、中継装置が、指定された波長の光信号の変調強度を調整可能に構成されているに過ぎない。つまり、特許文献3では、複数の中継装置がそれぞれの監視結果を一斉に監視装置に送信することについて、何ら検討されていない。そのため、特許文献3の構成では、監視対象の中継装置が複数存在する場合、各中継装置が、他の中継装置による監視結果の送信と衝突しないように、当該他の中継装置による監視結果の送信が行われていないときに、自装置の監視結果を送信する必要がある。つまり、特許文献3の構成では、監視対象の中継装置が複数存在する場合、これら複数の中継装置がそれぞれの監視結果を一斉に端局装置に送信することができない。
また、特許文献3では、受信主信号からフィルタにより応答用信号光波長を光分岐抽出し、VOAによる変調後、光合波するとういう光学的に複雑な回路構成をとるため、主信号劣化の可能性がある。また、応答用に、光強度変調用の専用の回路が必要な構成になっている。また、運用開始後、各分岐・中継器で応答に使用する光波長の変更ができないため、多数の光分岐装置を含むようなシステムにおいて、ダイナミックな光経路変更に対応できない。各分岐・中継器より通知可能な情報量も、2値情報に制限される。
要するに、関連技術では、監視対象の中継装置(海底機器)が複数存在する場合、複数の中継装置が、互いの監視結果の送信状況を気にすること無く、それぞれの監視結果を自由に端局装置に送信することができない、という課題があった。
本開示の目的は、上述した課題を解決する海底光通信システム、及び、監視結果の伝達方法を提供することにある。
一実施の形態によれば、海底光通信システムは、複数の端局装置と、前記複数の端局装置間の通信に用いられる光信号の伝達を行う海底ケーブルと、前記海底ケーブルの中継地点に設けられた第1海底機器及び第2海底機器と、を備え、前記第1海底機器は、前記第1海底機器の動作状況を監視する第1監視回路と、前記第1海底機器に供給される前記光信号のうち、前記第1海底機器に割り当てられた第1波長帯の光信号、の強度を前記第1監視回路による第1監視結果に基づいて調整し、当該第1監視結果を含む光信号として出力する第1光信号調整回路と、前記第2海底機器は、前記第2海底機器の動作状況を監視する第2監視回路と、前記第2海底機器に供給される前記光信号のうち、前記第2海底機器に割り当てられ、かつ、前記第1海底機器に割り当てられた前記第1波長帯とは異なる第2波長帯の光信号、の強度を前記第2監視回路による第2監視結果に基づいて調整し、当該第2監視結果を含む光信号として出力する第2光信号調整回路と、を有する。
一実施の形態によれば、監視結果の伝達方法は、第1海底機器において、前記第1海底機器の動作状況を監視する第1監視ステップと、第2海底機器において、前記第2海底機器の動作状況を監視する第2監視ステップと、前記第1海底機器において、前記第1海底機器に供給される光信号のうち前記第1海底機器に割り当てられた第1波長帯の光信号の強度を前記第1監視ステップにおける第1監視結果に基づいて調整し、前記第1監視結果を含む光信号として出力する第1光信号調整ステップと、前記第2海底機器において、前記第2海底機器に供給される光信号のうち、前記第2海底機器に割り当てられ、かつ、前記第1海底機器に割り当てられた前記第1波長帯とは異なる第2波長帯の光信号の強度を前記第2監視ステップにおける第2監視結果に基づいて調整し、前記第2監視結果を含む光信号として出力する第2光信号調整ステップと、を備える。
前記一実施の形態によれば、複数の海底機器のそれぞれが互いの監視結果の送信状況を気にすること無く自機の監視結果を自由に送信することが可能な海底光通信システム、及び、監視結果の伝達方法を提供することができる。
実施の形態1にかかる海底光通信システムの概略を示すブロック図である。 図1に示す海底光通信システムに設けられた海底機器の具体的な構成例を示すブロック図である。 図1に示す海底光通信システムに設けられた海底機器による自装置の監視結果を伝達する前の光信号を説明するための図である。 図1に示す海底光通信システムに設けられた海底機器による自装置の監視結果の第1の伝達方法を説明するための図である。 図1に示す海底光通信システムに設けられた海底機器による自装置の監視結果の第2の伝達方法を説明するための図である。 図1に示す海底光通信システムに設けられた海底機器による自装置の監視結果の第3の伝達方法を説明するための図である。 図1に示す海底光通信システムに設けられた海底機器による自装置の監視結果の第4の伝達方法を説明するための図である。 図1に示す海底光通信システムに設けられた端局装置の具体的な構成例を示すブロック図である。
以下、図面を参照しつつ、実施の形態について説明する。なお、図面は簡略的なものであるから、この図面の記載を根拠として実施の形態の技術的範囲を狭く解釈してはならない。また、同一の要素には、同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
以下の実施の形態においては便宜上その必要があるときは、複数のセクションまたは実施の形態に分割して説明する。ただし、特に明示した場合を除き、それらはお互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、応用例、詳細説明、補足説明等の関係にある。また、以下の実施の形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でもよい。
さらに、以下の実施の形態において、その構成要素(動作ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではない。同様に、以下の実施の形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。このことは、上記数等(個数、数値、量、範囲等を含む)についても同様である。
<実施の形態1>
図1は、実施の形態1にかかる海底光通信システムSYS1の概略を示すブロック図である。図1に示すように、海底光通信システムSYS1は、複数(図1の例では4個)の端局装置1と、複数(図1の例では2個)の海底機器2と、海底ケーブル3と、を備える。図1の例では、4個の端局装置1を区別して端局装置1_1~1_4と称し、2個の海底機器2を区別して海底機器2_1~2_2と称す。
端局装置1_1~1_4は、陸上に設けられ、互いに海底ケーブル3を介して通信可能に構成されている。また、端局装置1_1~1_4の少なくとも何れかは、海底機器2_1,2_2による自装置の監視結果を収集して管理及び制御を行う機能を有する。
海底ケーブル3は、端局装置1_1~1_4間の通信に用いられる光信号の伝達を行う。各海底機器2_1,2_2は、海底ケーブル3の中継地点(海底)に設けられ、海底ケーブル3を伝搬する光信号の伝送、中継及び分岐を行う。
また、監視回路211は、自装置(自機)の動作状況を監視する。具体的には、海底機器2_1は、監視回路211と、光信号調整回路212と、を少なくとも備える。光信号調整回路212は、海底ケーブル3を介して自装置に供給された光信号(波長多重光信号)のうち、自装置に割り当てられた波長帯(第1波長帯)の光信号、の強度を、監視回路211による監視結果に基づいて調整する。そして、光信号調整回路212は、この調整された光信号を、監視回路211による監視結果を含む光信号として出力する。監視回路211による監視結果を含むこの光信号は、海底ケーブル3を介して、海底機器2_1の監視結果の管理及び制御を行う端局装置(例えば、端局装置1_1)に送信される。
同様に、監視回路221は、自装置(自機)の動作状況を監視する。具体的には、海底機器2_2は、監視回路221と、光信号調整回路222と、を少なくとも備える。光信号調整回路222は、海底ケーブル3を介して自装置に供給された光信号(波長多重光信号)のうち、自装置に割り当てられた波長帯(第2波長帯)の光信号、の強度を、監視回路221による監視結果に基づいて調整する。なお、海底機器2_2に割り当てられる光信号の波長帯は、海底機器2_1に割り当てられる光信号の波長帯とは異なっている。そして、光信号調整回路222は、この調整された光信号を、監視回路221による監視結果を含む光信号として出力する。監視回路221による監視結果を含むこの光信号は、海底ケーブル3を介して、海底機器2_2の監視結果の管理及び制御を行う端局装置(例えば、端局装置1_1)に送信される。
このように、本実施の形態にかかる海底光通信システムSYS1では、複数の海底機器が、共通の光信号に含まれる互いに異なる波長帯の光信号の強度を、それぞれの監視結果に基づいて調整し、それぞれの監視結果が含まれる光信号として出力する。それにより、本実施の形態にかかる海底光通信システムSYS1では、複数の海底機器のそれぞれが、互いの監視結果の送信状況を気にすること無く自装置の監視結果を自由に送信することができる。それにより、例えば、複数の海底機器は、それぞれの監視結果を同時に端局装置に送信することが可能になる。さらに、各海底機器は、例えば自装置に障害が発生した場合、端局装置からのコマンド信号を待つことなく、自律的に監視結果を端局装置に送信することが可能になる。また、本構成では、運用開始後に、応答に使用する光波長等の設定及び割り当ての変更が可能である。
続いて、海底機器2_1及び端局装置1_1の詳細について説明する。なお、海底機器2_2については、監視結果の伝達用として割り当てられる波長帯が異なる以外は、基本的には海底機器2_1の場合と同様の構成であるため、その説明を省略する。また、端局装置1_2~1_4については、基本的には端局装置1_1の場合と同様の構成であるため、その説明を省略する。
≪海底機器2_1の具体例≫
図2は、海底機器2_1の具体的な構成例を示すブロック図である。
図2に示すように、海底機器2_1は、監視回路211と、光信号調整回路212と、光学回路215~217と、を備える。光信号調整回路212は、スペクトラム制御回路213と、出力光制御回路214と、によって構成されている。
出力光制御回路214は、異なる経路の複数の海底ケーブル3から供給された複数の光信号の何れかを選択して出力する波長選択スイッチ(WSS;Wavelength Selectable Swich)としての機能を有する。また、出力光制御回路214は、海底ケーブル3を介して供給された光信号の強度を調整する。
監視回路211は、前述したように、自装置である海底機器2_1の動作状況を監視する。なお、海底機器2_1の動作状況には、海底機器2_1のステータス情報、アラーム情報、及び、モニタ情報などが含まれる。
スペクトラム制御回路213は、監視回路211による監視結果に基づいて、出力光制御回路214から出力される光信号のスペクトラム(波長の強度)を制御する。それにより、出力光制御回路214は、光信号のうち海底機器2_1に割り当てられた波長帯の光信号の強度を、監視回路211による監視結果に応じた強度に調整する。なお、光信号の強度の調整量は、通信品質に影響を与えない程度に抑えられている。ただし、所定波長帯の光信号のわずかな強度の変化によって通信品質が劣化してしまう可能性がある場合には、当該所定波長帯は、監視結果の伝達に用いられる波長帯から除外される。
図3は、海底機器2_1による自装置の監視結果を伝達する前の光信号を説明するための図である。図3を参照すると、海底ケーブル3を伝搬する光信号は、例えば、複数のチャネルCH1~CHk(kは2以上の整数)の光信号からなる波長多重光信号である。
(海底機器2_1による自装置の監視結果の第1の伝達方法)
図4は、海底機器2_1による自装置の監視結果の第1の伝達方法を説明するための図である。図4を参照すると、出力光制御回路214は、光信号のうち海底機器2_1に割り当てられたチャネルCH2の光信号の強度を、監視回路211による監視結果に基づいて調整している。例えば、出力光制御回路214は、海底機器2_1に異常がある場合、チャネルCH2の光信号の強度を基準強度よりも弱くし、海底機器2_1に異常が無い場合、チャネルCH2の光信号の強度を基準強度よりも強くする。
また、図4の例では、海底機器2_2に対して、監視結果の伝達用チャネルとしてチャネルCHkが割り当てられている。したがって、海底機器2_2は、チャネルCHkの光信号の強度を、監視回路221による監視結果に基づいて調整している。
このように、海底機器2_1,2_2は、共通の光信号に含まれる互いに異なる波長帯の光信号の強度を、それぞれの監視結果に基づいて調整している。それにより、海底光通信システムSYS1では、海底機器2_1,2_2のそれぞれが、互いの監視結果の送信状況を気にすること無く自装置の監視結果を自由に送信することができる。
なお、光信号の強度が監視結果に応じてどのように制御されるかは、任意に設定可能である。例えば、海底機器2_1に異常が無い場合、チャネルCH2の光信号の強度は、基準強度よりも強くなる代わりに、基準強度のままに維持されても良い。或いは、海底機器2_1において特定の異常(特定箇所の故障)が発生した否かに限定して、チャネルCH2の光信号の強度が制御されても良い。
(海底機器2_1による自装置の監視結果の第2の伝達方法)
図5は、海底機器2_1による自装置の監視結果の第2の伝達方法を説明するための図である。図5を参照すると、出力光制御回路214は、チャネルCH2の光信号の基準強度からの変化量を、監視回路211による監視結果に基づいて調整している。例えば、出力光制御回路214は、海底機器2_1のステータス情報、アラーム情報及びモニタ情報のそれぞれに基づいて、チャネルCH2の光信号の基準強度からの変化量を調整する。それにより、海底機器2_1は、監視回路211による監視結果に含まれる複数の情報を一度に送信することが可能となる。
また、図5の例では、海底機器2_2に対して、監視結果の伝達用チャネルとしてチャネルCHkが割り当てられている。したがって、海底機器2_2は、チャネルCHkの光信号の基準強度からの変化量を、監視回路221による監視結果に基づいて調整している。それにより、海底機器2_2は、監視回路221による監視結果に含まれる複数の情報を一度に送信することが可能となる。
なお、図5の例では、海底機器2_1,2_2が、自装置による監視結果に基づいて、チャネルCH2,CHkの光信号の基準強度からの変化量を調整しているが、これに限られない。例えば、海底機器2_1,2_2は、自装置による監視結果に基づいて、チャネルCH2,CHkの波長帯の光信号の強度の変化期間を調整しても良い。換言すると、海底機器2_1,2_2は、光信号の強度の変化する時間の違いによって、警報等を含む異なる監視結果を通知できるようにしても良い。例えば、光信号の強度の変化時間が1秒である場合、第1の警報Aを表し、光信号の強度の変化時間が2秒である場合、第2の警報Bを表す。
(海底機器2_1による自装置の監視結果の第3の伝達方法)
図6は、海底機器2_1による自装置の監視結果の第3の伝達方法を説明するための図である。図6を参照すると、海底機器2_1に割り当てられたチャネルCH2は、複数のチャネルCH2_1~CH2_3によって構成されている。ここで、出力光制御回路214は、チャネルCH2_1~CH2_3のそれぞれの光信号の強度を、監視回路211による監視結果に基づいて調整している。例えば、出力光制御回路214は、チャネルCH2_1~CH2_3のそれぞれの光信号の強度を、海底機器2_1のステータス情報、アラーム情報及びモニタ情報に基づいて調整する。それにより、海底機器2_1は、監視回路211による監視結果に含まれる複数の情報を一度に送信することが可能となる。
また、図6の例では、海底機器2_2に割り当てられたチャネルCHkが複数のチャネルCHk_1~CHk_3によって構成されている。したがって、海底機器2_2は、チャネルCHk_1~CHk_3のそれぞれの光信号の強度を、例えば海底機器2_2のステータス情報、アラーム情報及びモニタ情報に基づいて調整する。それにより、海底機器2_2は、監視回路221による監視結果に含まれる複数の情報を一度に送信することが可能となる。
(海底機器2_1による自装置の監視結果の第4の伝達方法)
図7は、海底機器2_1による自装置の監視結果の第4の伝達方法を説明するための図である。図7を参照すると、出力光制御回路214は、例えば海底機器2_1に異常があるため、チャネルCH2の光信号の出力を遮断している(即ち、強度を実質的に0にしている)。この場合、光信号を受け取った端局装置1_1は、SLTEやTPNDなどの伝送装置によってLOS(Loss Of Signal)警報及びLOF(Loss Of Frame)警報を発生させることで、海底機器2_1に異常があると判断することができる。なお、SLTEは、Submarine Line Terminal Equipmentの略である。また、TPNDは、TransPoNDerの略である。
また、図7の例では、海底機器2_2が、例えば自装置に異常がある場合に、チャネルCHkの光信号の出力を遮断する。図7の例では、海底機器2_2に異常が発生していないため、チャネルCHkの光信号の出力は遮断されていない。
なお、図7の例では、海底機器2_1,2_2が、自装置に異常がある場合に、チャネルCH2,CHkの光信号の出力を遮断するが、これに限られない。海底機器2_1,2_2は、例えば緊急を要する事態が発生した場合など、特定の監視結果を通知する必要がある場合に、チャネルCH2,CHkの光信号の出力を遮断するようにしても良い。この場合、光信号を受け取った端局装置1_1は、SLTEやTPNDなどの伝送装置によって信号劣化の警報を発生させることで、海底機器2_1,2_2に異常があると判断するこができる。
また、図7の例では、海底機器2_1,2_2が、自装置に異常がある場合に、チャネルCH2,CHkの光信号の出力を遮断するが、これに限られない。例えば、海底機器2_1,2_2は、自装置に異常がある場合に、チャネルCH2,CHkの光信号のレベルを操作して通信品質を劣化させるようにしても良い。この場合、光信号を受け取った端局装置1_1は、SLTEやTPNDなどの伝送装置によって信号劣化の警報を発生させることで、海底機器2_1,2_2に異常があると判断するこができる。
海底機器2_1(及び2_2)による監視結果の第1~第4の伝達方法は、組み合わせて用いられても良い。
≪端局装置1_1の具体例≫
は、端局装置1_1の具体的な構成例を示すブロック図である。以下では、端局装置1_1における監視結果の管理及び制御に着目して説明する。
に示すように、端局装置1_1は、各海底機器2_1,2_2による自装置の監視結果を収集して管理及び制御する機能を有する。具体的には、端局装置1_1は、波長多重装置111と、SLTEやTPND等の伝達装置112と、海底光通信システムSYS1全体を監視するシステム監視装置113と、を備える。

波長多重装置111は、例えばWME(Wavelength Multiplexing Equipment)であって、光カプラ(CPL;CouPLer)114と、受信回路115と、制御及び管理回路116と、光学回路117と、を備える。
光カプラ114は、海底ケーブル3を介して供給された光信号を分波する。光カプラ114によって分波された一方の光信号は、伝達装置112に供給され、他方の光信号は、受信回路115によって受信される。
受信回路115は、例えば光チャネルモニタ(OCM;Optical Channel Monitor)118を有し、光信号の各チャネルの光パワー(強度)をモニタする。換言すると、受信回路115は、海底機器2_1,2_2による自装置の監視結果の伝達に用いられるチャネルCH2,CHkの光信号の強度を抽出する。
管理回路116は、例えば、判定回路119と、管理情報格納部120と、を有する。判定回路119は、受信回路115によって抽出されたチャネルCH2,CHkの光信号の強度から、海底機器2_1,2_2による自装置の監視結果を特定する。これらの監視結果は、管理情報格納部120に格納され管理される。そして、管理情報格納部120に格納されたこれらの監視結果に基づいて所定の制御が行われる。
以上のように、本実施の形態にかかる海底光通信システムSYS1では、複数の海底機器が、共通の光信号に含まれる互いに異なる波長帯の光信号の強度を、それぞれの監視結果に基づいて調整し、それぞれの監視結果が含まれる光信号として出力する。それにより、本実施の形態にかかる海底光通信システムSYS1では、複数の海底機器のそれぞれが、互いの監視結果の送信状況を気にすること無く自装置の監視結果を自由に送信することができる。それにより、例えば、複数の海底機器は、それぞれの監視結果を同時に端局装置に送信することが可能になる。さらに、各海底機器は、例えば自装置に障害が発生した場合、端局装置からのコマンド信号を待つことなく、自律的に監視結果を端局装置に送信することが可能になる。
上記実施の形態では、海底光通信システムSYS1が2個の海底機器2_1,2_2を備えた場合を例に説明したが、これに限られない。海底光通信システムSYS1は、3個以上の海底機器2_1~2_n(nは3以上の整数)を備えた構成に適宜変更可能である。
以上、図面を参照して、本開示の実施の形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等が可能である。
上述の実施の形態では、本開示をハードウェアの構成として説明したが、本開示は、これに限定されるものではない。本開示は、海底光通信システムSYS1おける監視結果の伝達処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
また、上述したプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体は、例えば、磁気記録媒体、光磁気記録媒体、CD-ROM(Read Only Memory)、CD-R、CD-R/W、半導体メモリを含む。磁気記録媒体は、例えば、フレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブなどである。光磁気記録媒体は、例えば光り磁気ディスクなどである。半導体メモリは、例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory)などである。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
上記の実施の形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
複数の端局装置と、
前記複数の端局装置間の通信に用いられる光信号の伝達を行う海底ケーブルと、
前記海底ケーブルの中継地点に設けられた第1海底機器及び第2海底機器と、
を備え、
前記第1海底機器は、
前記第1海底機器の動作状況を監視する第1監視回路と、
前記第1海底機器に供給される前記光信号のうち、前記第1海底機器に割り当てられた第1波長帯の光信号、の強度を前記第1監視回路による第1監視結果に基づいて調整し、当該第1監視結果を含む光信号として出力する第1光信号調整回路と、
前記第2海底機器は、
前記第2海底機器の動作状況を監視する第2監視回路と、
前記第2海底機器に供給される前記光信号のうち、前記第2海底機器に割り当てられ、かつ、前記第1海底機器に割り当てられた前記第1波長帯とは異なる第2波長帯の光信号、の強度を前記第2監視回路による第2監視結果に基づいて調整し、当該第2監視結果を含む光信号として出力する第2光信号調整回路と、
を有する、海底光通信システム。
(付記2)
前記第1光信号調整回路は、前記第1監視回路による前記第1監視結果に基づいて、前記第1波長帯の光信号の基準強度からの変化量を調整するように構成され、
前記第2光信号調整回路は、前記第2監視回路による前記第2監視結果に基づいて、前記第2波長帯の光信号の基準強度からの変化量を調整するように構成されている、
付記1に記載の海底光通信システム。
(付記3)
前記第1波長帯は、複数の第1部分波長帯によって構成され、
前記第2波長帯は、複数の第2部分波長帯によって構成され、
前記第1光信号調整回路は、前記第1監視回路による前記第1監視結果に基づいて、前記複数の第1部分波長帯のそれぞれの光信号の強度を調整するように構成され、
前記第2光信号調整回路は、前記第2監視回路による前記第2監視結果に基づいて、前記複数の第2部分波長帯のそれぞれの光信号の強度を調整するように構成されている、
付記1又は2に記載の海底光通信システム。
(付記4)
前記第1光信号調整回路は、特定の監視結果を示す前記第1監視結果に基づいて、前記第1海底機器に割り当てられた前記第1波長帯の光信号の出力を遮断させるように構成され、
前記第2光信号調整回路は、特定の監視結果を示す前記第2監視結果に基づいて、前記第2海底機器に割り当てられた前記第2波長帯の光信号の出力を遮断させるように構成されている、
付記1~3の何れか一項に記載の海底光通信システム。
(付記5)
前記第1光信号調整回路は、所定周波数帯を、前記第1海底機器に割り当てられる前記第1波長帯の対象から除外するように構成され、
前記第2光信号調整回路は、所定周波数帯を、前記第2海底機器に割り当てられる前記第2波長帯の対象から除外するように構成されている、
付記1~4の何れか一項に記載の海底光通信システム。
(付記6)
前記複数の端局装置のうちの少なくとも一つの端局装置は、
前記第1波長帯の光信号の強度から前記第1監視結果を取得するとともに、前記第2波長帯の光信号の強度から前記第2監視結果を抽出する、監視結果取得回路と、
前記監視結果取得回路によって抽出された監視結果を管理する管理回路と、
を備えた、
付記1~5の何れか一項に記載の海底光通信システム。
(付記7)
第1海底機器において、前記第1海底機器の動作状況を監視する第1監視ステップと、
第2海底機器において、前記第2海底機器の動作状況を監視する第2監視ステップと、
前記第1海底機器において、前記第1海底機器に供給される光信号のうち前記第1海底機器に割り当てられた第1波長帯の光信号の強度を前記第1監視ステップにおける第1監視結果に基づいて調整し、前記第1監視結果を含む光信号として出力する第1光信号調整ステップと、
前記第2海底機器において、前記第2海底機器に供給される光信号のうち、前記第2海底機器に割り当てられ、かつ、前記第1海底機器に割り当てられた前記第1波長帯とは異なる第2波長帯の光信号の強度を前記第2監視ステップにおける第2監視結果に基づいて調整し、前記第2監視結果を含む光信号として出力する第2光信号調整ステップと、
を備えた、監視結果の伝達方法。
(付記8)
前記第1光信号調整ステップでは、前記第1海底機器において、前記第1監視結果に基づいて、前記第1波長帯の光信号の基準強度からの変化量を調整し、
前記第2光信号調整ステップでは、前記第2海底機器において、前記第2監視結果に基づいて、前記第2波長帯の光信号の基準強度からの変化量を調整する、
付記7に記載の監視結果の伝達方法。
(付記9)
前記第1波長帯は、複数の第1部分波長帯によって構成され、
前記第2波長帯は、複数の第2部分波長帯によって構成され、
前記第1光信号調整ステップでは、前記第1海底機器において、前記第1監視結果に基づいて、前記複数の第1部分波長帯のそれぞれの光信号の強度を調整し、
前記第2光信号調整ステップでは、前記第2海底機器において、前記第2監視結果に基づいて、前記複数の第2部分波長帯のそれぞれの光信号の強度を調整する、
付記7又は8の何れか一項に記載の監視結果の伝達方法。
(付記10)
前記第1光信号調整ステップでは、前記第1海底機器において、特定の監視結果を示す前記第1監視結果に基づいて、当該前記第1海底機器に割り当てられた前記第1波長帯の光信号の出力を遮断させ、
前記第2光信号調整ステップでは、前記第2海底機器において、特定の監視結果を示す前記第2監視結果に基づいて、当該前記第2海底機器に割り当てられた前記第2波長帯の光信号の出力を遮断させる、
付記7~9の何れか一項に記載の監視結果の伝達方法。
(付記11)
前記第1光信号調整ステップでは、前記第1海底機器において、所定周波数帯を前記第1海底機器に割り当てられる前記第1波長帯の対象から除外し、
前記第2光信号調整ステップでは、前記第2海底機器において、所定周波数帯を前記第2海底機器に割り当てられる前記第2波長帯の対象から除外する、
付記7~10の何れか一項に記載の監視結果の伝達方法。
(付記12)
前記第1海底機器、及び、前記第2海底機器は、何れも海底ケーブルの中継地点に設けられている、
付記7~11の何れか一項に記載の監視結果の伝達方法。
(付記13)
第1海底機器において、前記第1海底機器の動作状況を監視する第1監視処理と、
第2海底機器において、前記第2海底機器の動作状況を監視する第2監視処理と、
前記第1海底機器において、前記第1海底機器に供給される光信号のうち前記第1海底機器に割り当てられた第1波長帯の光信号の強度を前記第1監視処理における第1監視結果に基づいて調整し、前記第1監視結果を含む光信号として出力する第1光信号調整処理と、
前記第2海底機器において、前記第2海底機器に供給される光信号のうち、前記第2海底機器に割り当てられ、かつ、前記第1海底機器に割り当てられた前記第1波長帯とは異なる第2波長帯の光信号の強度を前記第2監視処理における第2監視結果に基づいて調整し、前記第2監視結果を含む光信号として出力する第2光信号調整処理と、
をコンピュータに実行させる監視プログラム。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2019年9月10日に出願された日本出願特願2019-164280を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
SYS1 海底光通信システム
1,1_1~1_4 端局装置
2,2_1~2_2 海底機器
3 海底ケーブル
211 監視回路
212 光信号調整回路
213 スペクトラム制御回路
214 出力光制御回路
215~217 光学回路
221 監視回路
222 光信号調整回路
111 波長多重回路
112 伝達装置
113 システム監視装置
114 光カプラ
115 受信回路
116 管理回路
117 光学回路
118 光チャネルモニタ
119 判定回路
120 管理情報格納部

Claims (5)

  1. 複数の端局装置と、
    前記複数の端局装置間の通信に用いられる光信号の伝達を行う海底ケーブルと、
    前記海底ケーブルの中継地点に設けられた第1海底機器及び第2海底機器と、
    を備え、
    前記第1海底機器は、
    前記第1海底機器の動作状況を監視する第1監視回路と、
    前記第1海底機器に供給される前記光信号のうち、前記第1海底機器に割り当てられた第1波長帯の光信号、の強度を前記第1監視回路による第1監視結果に基づいて調整し、当該第1監視結果を含む光信号として出力する第1光信号調整回路と、
    を有し、
    前記第2海底機器は、
    前記第2海底機器の動作状況を監視する第2監視回路と、
    前記第2海底機器に供給される前記光信号のうち、前記第2海底機器に割り当てられ、かつ、前記第1海底機器に割り当てられた前記第1波長帯とは異なる第2波長帯の光信号、の強度を前記第2監視回路による第2監視結果に基づいて調整し、当該第2監視結果を含む光信号として出力する第2光信号調整回路と、
    を有する、海底光通信システムであって、
    前記複数の端局装置のうちの少なくとも一つの端局装置は、
    前記第1波長帯の光信号の強度から前記第1監視結果を取得するとともに、前記第2波長帯の光信号の強度から前記第2監視結果を抽出する、監視結果取得回路と、
    前記監視結果取得回路によって抽出された監視結果を管理する管理回路と、
    を備え、
    前記監視結果取得回路は、
    海底ケーブルを介して供給された光信号を分波する光カプラと、
    前記光カプラによって分波された前記光信号の一方が供給される、SLTE(Submarine Line Terminal Equipment)及びTPND(Transponder)の少なくとも何れかである伝達装置と、
    前記光カプラによって分波された前記光信号の他方を受信する受信回路と、
    を備え、
    前記受信回路は、受信した光信号の、前記第1及び前記第2海底機器に対応するチャネルの強度を、前記第1及び前記第2海底機器による監視結果として抽出する、光チャネルモニタを有する、
    海底光通信システム。
  2. 前記第1光信号調整回路は、前記第1監視回路による前記第1監視結果に基づいて、前記第1波長帯の光信号の基準強度からの変化量を調整するように構成され、
    前記第2光信号調整回路は、前記第2監視回路による前記第2監視結果に基づいて、前記第2波長帯の光信号の基準強度からの変化量を調整するように構成されている、
    請求項1に記載の海底光通信システム。
  3. 前記第1波長帯は、複数の第1部分波長帯によって構成され、
    前記第2波長帯は、複数の第2部分波長帯によって構成され、
    前記第1光信号調整回路は、前記第1監視回路による前記第1監視結果に基づいて、前記複数の第1部分波長帯のそれぞれの光信号の強度を調整するように構成され、
    前記第2光信号調整回路は、前記第2監視回路による前記第2監視結果に基づいて、前記複数の第2部分波長帯のそれぞれの光信号の強度を調整するように構成されている、
    請求項1又は2に記載の海底光通信システム。
  4. 前記第1光信号調整回路は、特定の監視結果を示す前記第1監視結果に基づいて、前記第1海底機器に割り当てられた前記第1波長帯の光信号の出力を遮断させるように構成され、
    前記第2光信号調整回路は、特定の監視結果を示す前記第2監視結果に基づいて、前記第2海底機器に割り当てられた前記第2波長帯の光信号の出力を遮断させるように構成されている、
    請求項1~3の何れか一項に記載の海底光通信システム。
  5. 前記第1光信号調整回路は、所定周波数帯を、前記第1海底機器に割り当てられる前記第1波長帯の対象から除外するように構成され、
    前記第2光信号調整回路は、所定周波数帯を、前記第2海底機器に割り当てられる前記第2波長帯の対象から除外するように構成されている、
    請求項1~4の何れか一項に記載の海底光通信システム。
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