JP7358991B2 - 電動射出成形機の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電動射出成形機の動作要素を駆動する電動機の負荷率を認識する技術に関する。
電動機、例えばサーボモータは、コスト削減のため、容量の小さいものが用いられることがあるが、小容量の電動機は過負荷になりやすい。電動機で駆動される射出成形機において過負荷が生じて生産が止まると、生産の歩留まりに悪影響を与える。そこで、電動機の過負荷を回避するための提案が例えば特許文献1においてなされている。
特許文献1は、過負荷から電動機を保護するとともに、成形品の生産数の低下を抑えることができる電動射出成形機の負荷状況表示方法および電動射出成形機の駆動装置を提案する。この提案においては、射出成形機を複数回のサイクルに亘って駆動する複数台のサーボモータ負荷状況が表示部に表示される。この表示部には、負荷率表示領域、過負荷トレンド表示領域および連続可能ショット数表示領域の3つの表示領域が設けられる。負荷率表示領域には、直近に求められた各サーボモータの負荷率が表示される。過負荷トレンド表示領域には、複数回のサイクルに亘り求められたそれぞれのサーボモータの負荷率の変化が表示される。また、連続可能ショット数表示領域には、それぞれのサーボモータの負荷率の変化に基づき求められた連続可能ショット数が表示される。
特開2013-244710号公報
3つの表示領域を備える特許文献1の提案によれば、射出成形機のオペレータが、サーボモータの負荷状況の予測が可能であり、過負荷からサーボモータを保護するとともに成形品の生産数の低下を抑えることができる。
特許文献1の提案は、成形のサイクルを単位にしてそれぞれのサーボモータにおける負荷状況の履歴が表示される。ところが、生産現場においては、成形品Xを所定期間にわたって生産し、次いで成形品Yを所定期間にわたって生産する、というように、時間の経過にともなって成形品の種類が変わる。成形品の種類が変わると、サーボモータの負荷率も変わる。したがって、成形品のサイクルを単位にした負荷率の管理では、成形品の移り変わりを含んだ、例えば、成形機のそれぞれの電動モータにおける累積の負荷管理ができない。具体的には、一つの成形機においては、成形品あるいは成形する金型が変わっても、成形プロセスの駆動源である電動モータは変わらない。しかし、一過的情報である成形品毎あるいは成形サイクル毎の負荷率では電動モータの保全や寿命の評価はできない。
そこで本発明は、射出成形される成形品の種類が変わっても、適切に負荷率を管理できる射出成形装置の制御装置を提供することを目的とする。
本発明の電動射出成形機の制御装置は、動作要素を駆動する少なくとも一つの電動モータを有する駆動部と、電動モータのそれぞれに対し、所定の時間的単位における負荷率を算出する演算部と、前記負荷率のそれぞれを記憶する記憶部と、を備える。
本発明における演算部は、好ましくは、負荷率を、使用された金型毎に演算し、前記記憶部は金型のそれぞれの識別情報と関連付けて記憶する。
本発明における演算部は、好ましくは、負荷率が、複数の金型のそれぞれにおける通算の第1負荷率、および、複数の金型のそれぞれにおける時間的単位の第2負荷率の一方または双方である。
本発明における制御装置は、好ましくは、第1負荷率および第2負荷率の一方または双方を表示する表示部を備える。
本発明における表示部は、好ましくは、複数の電動モータのそれぞれについて算出された第1負荷率を対比して表示する。
本発明における表示部は、好ましくは、複数の電動モータのそれぞれについて算出された第2負荷率を対比して表示する。
本発明において、好ましくは、演算部は、先行する射出成形における第2負荷率に基づいて、後続の射出成形において使用すべき金型の識別情報を選択し、表示部は、選択された金型の識別情報を表示する。
本発明に係る制御装置は、好ましくは、外部と通信する通信手段を備え、通信手段を介して、負荷率を外部に出力する。
本発明の射出成形装置の制御装置によれば、電動モータのそれぞれに対し、例えば、日単位、週単位、月単位および年単位などの所定の時間単位における負荷率を算出する。したがって、本発明によれば、射出成形される成形品の種類が変わっても、あるいは成形サイクルが変わっても、適切に各電動モータの寿命や保全にかかわる負荷率を管理できる。
本発明の実施形態に係る射出成形機を示すブロック図である。 本実施形態に係る射出成形機のサーボモータの動作を示す図である。 本実施形態に係る射出成形機を用いた射出成形品の生産手順の一例を示す図である。 モータM1~M4の金型ごとの平均負荷率を示し、(a)は表を、(b)はグラフである。 成形機1AにおけるモータM1~M4の週平均、月平均の平均負荷率(実績)を示し、(a)は表、(b)はグラフである。 成形機1BにおけるモータM1~M4の週平均、月平均の平均負荷率(実績)を示し、(a)は表、(b)はグラフである。 成形機1AにおけるモータM1~M4の週平均、月平均の平均負荷率(計画)を示し、(a)は表、(b)はグラフである。 成形機1BにおけるモータM1~M4の週平均、月平均の平均負荷率(実績)を示し、(a)は表、(b)はグラフである。 本実施形態に係る表示部の表示例を示す図である。 本実施形態に係る表示部の他の表示例を示す図である。 本実施形態に係る表示部のその他の表示例を示す図である。 本実施形態に係る表示部のその他の表示例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係る射出成形機1を説明する。
本実施の形態における射出成形機1は、成形部10と、成形部10の動作を制御する制御部50とを備えている。射出成形機1は電動射出成形機であり、モータM1,M2,M3およびM4を有し、これらモータM1~M4の駆動力により射出成形機1の動作要素を駆動して樹脂を所定圧力で金型に充填し、金型内で樹脂を硬化させて成形品を製造する。射出成形機1の制御部50は、成形部10が備えるモータM1~M4のそれぞれに対し、所定の時間的単位、例えば所定の金型における生産成形通算時間単位、または一つあるいは複数の金型が所定の順序で使用される特定の時間単位、例えば、日単位、週単位、月単位、年単位の、少なくともいずれか一つにおける負荷率を算出し、その表示部57に負荷率を表示する。負荷率は、記憶部56に記憶されるのに加えて表示部57に表示される。本実施形態におけるモータM1~M4は、サーボモータからなるものとする。
[成形部10]
成形部10は、型締ユニット20と、可塑化ユニット30と、を備える。
型締ユニット20は、固定金型23が取り付けられる固定型盤21と、可動金型27が取り付けられる可動型盤25とを備えている。型締ユニット20は、射出成形に先立って、可動型盤25を移動させて可動金型27を固定金型23に当接させる。そしてさらに、固定金型23と可動金型27の間の圧力を高めて型締めを行った後に、固定金型23と可動金型27の間に形成される図示を省略するキャビティに、可塑化ユニット30から溶融樹脂を射出して成形品を得る。型締ユニット20は、溶融樹脂が硬化した後の成形品をキャビティから突き出すためのエジェクタピン29を備えている。
なお、射出成形機1において、可動型盤25が設けられる側を前、固定型盤21が設けられる側を後と定義する。この前後の関係は相対的なものとする。
可塑化ユニット30は、型締ユニット20の側である前方側に吐出ノズル32が形成された加熱シリンダ31と、加熱シリンダ31の内部に設けられた図示を省略するスクリュ33と、樹脂原料を加熱シリンダ31の内部に供給するための原料ホッパ35を備えている。
可塑化ユニット30は、スクリュ33が回転されると、原料ホッパ35から供給された例えばペレット状の熱可塑性樹脂が加熱シリンダ31の前方側へ搬送される。この搬送過程において、この樹脂ペレットは徐々に加熱、溶融して、スクリュ33の前方に貯留される。貯留により発生する樹脂の圧力を受けてスクリュ33は後退しながら所定量の溶融樹脂をスクリュ33の前方に計量する。その後、吐出ノズル32から、計量された溶融樹脂が型締ユニット20の固定金型23と可動金型27の間に形成されるキャビティへ所定量だけ射出される。
成形部10は、型締ユニット20および可塑化ユニット30に所定の動作を行わせるためのモータM1~M4を備えている。モータM1は射出用/計量用の駆動源であり、加熱シリンダ内に設けられたスクリュ33を進退移動させる。モータM2は可塑化用の駆動源であり、樹脂を可塑化するためにスクリュ33を回転させる。モータM4はエジェクタ用の駆動源であり、エジェクタピン29を移動させて、固定金型23と可動金型27から成形品を突き出す。モータM3は型開閉動作用および型締用の駆動源であり、可動型盤25を移動させて固定金型23と可動金型27の当接/離間動作および型締めを行う。
モータM1~M4により駆動されるスクリュ33、可動金型27およびエジェクタピン29は射出成形機1の動作要素である。また、モータM1~M4をそれぞれ単独で指摘するときには、射出モータM1、可塑化モータM2、型締モータM3、エジェクタモータM4と称する。
成形部10は、モータM1、M2、M3、M4のそれぞれに対応し、使用電力を測定する測定器S1、S2、S3、S4を備える。測定器S1~S4で測定されたモータM1~M4の使用電力に関する情報は制御部50に送られる。
成形部10は、モータM1、M2、M3、M4のそれぞれに対応するサーボアンプSA1、SA2、SA3、SA4を備える。サーボアンプSA1~SA4は、それぞれ、制御部50からの指令値と、モータM1~M4からフィードバックされるエンコーダ信号との比較値に基づき、例えば3相PWM信号によってモータM1~M4を駆動させる。すなわち、サーボアンプSA1~SA4およびモータM1~M4は、射出成形機1を駆動させる駆動部として機能する。また、サーボアンプSA1~SA4は、モータM1~M4からフィードバックされたエンコーダ信号に基づき位置フィードバック信号を生成し、その位置フィードバック信号を制御部50に送信する。
[制御部50]
次に、制御部50について説明する。
制御部50は、コンピュータにより構成され、射出成形機1の動作状態を監視するとともにサーボアンプSA1~SA4を介してモータM1~M4を制御する。
制御部50は、図1に示すように、演算部51と、第1出力部52と、第2出力部53と、第1入力部54と、第2入力部55と、記憶部56と、表示部57と、を有する。
演算部51は、記憶部56から読み出されたプログラムに基づき、各種動作を実行する。演算部51は、第1入力部54を介して、モータM1~M4の消費電力に関する情報を測定器S1~S4から取得し、第2入力部55を介してサーボアンプSA1~SA4からの位置フィードバック信号を取得する。また、演算部51は、第1出力部52を介してサーボアンプSA1~SA4を制御するとともに、モータM1~M4の負荷率を金型の識別情報と関連付けて算出する。また、演算部51は、第2出力部53を介して表示部57に残りショット数等の種々の情報を表示する。演算部51は、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)から構成される。出力部および入力部をそれぞれ二つに区分したのは作図および説明の便宜のためであり、現実にはそれぞれが一体をなしていてもよい。
記憶部56は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等により構成され、各種プログラムおよびデータを格納する。記憶部56は、物理的に一体をなしていてもよい、物理的に複数の記憶要素に分かれていてもよい。物理的に一体をなしている場合に、記憶されるデータの種別に応じて、記憶領域が区分できる。物理的に複数の記憶要素に分かれている場合には、記憶されるデータの種別に応じて、記憶される要素を特定できる。
[1サイクルにおけるモータM1~M4の動作]
次に、図2を参照して、モータM1~M4の動作タイミングを説明する。
図2は、一つの成形品を形成する1サイクルの動作を示す。図2に示すように、1サイクルにおいては、型締工程、射出工程、可塑化/計量工程、型開工程、エジェクタ工程および待機工程がこの順に実行される。なお、図2は単に各モータのON/OFFを示したものであり(上側線がON/下側線がOFF)、モータの回転方向(正転/逆転)は示してはいない。
図2に示すように、射出モータM1は射出工程及び計量工程において駆動される。可塑化モータM2は計量工程(可塑化工程)において駆動される。型締モータM3は型締工程および型開工程において駆動される。エジェクタモータM4はエジェクタ工程において駆動される。
このように、モータM1~M4は、基本的には順番に駆動されるが、同時に駆動されることもある。モータM1~M4は、それぞれが駆動されている期間において、特許文献2に記載されるように、負荷率が変動する。
[複数日に跨る射出成形機1の動作例]
次に、図3を参照して、射出成形機1を用いて複数日に跨って成形品の生産をする例を説明する。この生産例は、異なる成形品を生産するために、固定金型23と可動金型27からなる一対の金型の交換を伴う。なお、図3においては、上述した型締工程、射出工程、可塑化/計量工程、型開工程、突出し工程および待機工程をまとめて1サイクルと表記している。また、固定金型23と可動金型27の対は、金型の識別情報である♯1,♯2,♯3,…♯nで表記されている。
図3に示される手順は事前に立案された生産計画に基づいて行われる。
金型♯1:X月Y日の終日およびX月Y+1日の午前
金型♯2:X月Y+1日の午後
金型♯3:X月Y+2日の午前
金型♯4:X月Y+2日の午後およびX月Y+3日の午前
金型♯5:X月Y+3日の午後
図3に例示される複数日に跨る生産において、モータM1~M4の負荷率が変動する。また、モータM1~M4の負荷率の変動は金型の種別によっても変動する。本実施形態は、モータM1~M4ごとに負荷率の実績を算出する。この負荷率は、各金型が使用されるそれぞれの通算の期間における負荷率(第1負荷率)および一つあるいは複数の金型、例えば、金型♯1~#5のいずれかが所定の順序で使用される特定の時間的単位における負荷率(第2負荷率)に基づいてもよい。なお、ここでは時間的単位の一例として日を単位とする成形品の生産を示すが、週、月、年などを時間的単位として算出してもよい。算出された第1負荷率および第2負荷率は記憶部56に記憶される。本実施形態は、先行する当月の第1負荷率および第2負荷率の実績に基づいて、後続の次月の成形品の生産計画を立案する。以下、負荷率の算出方法の一例を説明した後に、生産計画の立案の一例を説明する。
[負荷率の算出方法]
例えば、1日の平均負荷率Lは、モータM1~M4のそれぞれにおいて算出される。算出は、以下の式(1)に基づいて行われる。稼働運転時間は、簡単のために例えば、1日の自動運転(半自動運転および全自動運転のそれぞれ)の開始から終了までの時間をカウントするとともに記憶部56に記憶し、これの合計時間とする。この場合、式(1)の分子となる実積算消費電力Pの計測は、対応する自動運転開始から終了までの期間となる。
=P/P×100(%)…式(1)
(実積算消費電力):1日に実際に消費した電力の合計
(定格積算電力):モータ定格出力力値に稼働運転時間を積算して求められた電力
上述したように、本実施形態は好ましい形態として、稼働運転時間の対象を自動運転期間とする。そうすれば、モータM1~M4の寿命への影響が軽微な段取り時間における負荷率情報を評価から除外することができる。これによって、以下の(i)および(ii)の利点がある。なお、寿命への影響が軽微とは、モータの寿命を短命化させるほどの高負荷運転を一般的には行わないことをいい、これに該当する段取り時間は自動運転以外の時間である。また、ここでいう「自動運転」とは成形品の取り出しをロボットで行い、成形運転サイクルにおいて全く作業者を介さない「全自動運転」のみに限らず、成形品を作業者の手によって金型から取り出すなど、成形運転サイクルが作業者の作業を含むことによって成る「半自動運転」も含む。
(i):評価対象とする実積算消費電力Pおよび稼働時間を記憶する記憶部56の記憶領域、つまりメモリ容量の低減を通じてコスト低減を実現できる。
(ii):寿命にかかわる負荷率評価ロジックを簡単化して、演算部51における演算時間の低減、仕様(処理速度)の抑制に貢献できる。
(実積算消費電力)は、モータM1~M4のそれぞれに対応して設けられる電力に関する測定器S1~S4を用いて求められる。他に、実積算消費電力Pは、モータM1~M4のそれぞれに供給された実電流値と通電時間を用いて演算により求めてもよいし、実電流値と実電力値をそれぞれ計測して演算によって求めてもよく、その他の公知の実積算消費電力取得方法が広く適用される。
<負荷率計算方法例>
表示する各平均負荷率は、以下のような一派的な手法に限らず、二乗平均など任意の平均負荷率の計算方法により求めてもよい。
(1)負荷率の一般的な基本定義
負荷率(%)=モータ消費電力(W)/モータ定格出力(W)
これは(W)=(J/s)なので毎秒の負荷率を求めていることになる。
(2)負荷率の1成形サイクルへの拡張
1成形サイクル負荷率(%)=実積算消費電力(WC)/(モータ定格出力(W)×1成形サイクル時間(s))
WC:1サイクル間の消費電力の積算値
(3)負荷率の日への拡張
日負荷率(%)=積算モータ消費電力(WD)/(モータ定格出力(W)×60×60×24)
WD:1日間の消費電力の積算値
(4)週平均、月平均、年平均への拡張
平均負荷率は、ユーザが評価した1週間(7日間)の開始日から終了日の期間の各日の積算モータ消費電力を加算した値を分子とし、同様に対応する各日の稼働運転時間を定格モータに積算した値を分母として、平均負荷率Lとする。また、月平均負荷率、年平均負荷率も同様な手法により求めることができる。
[生産計画の立案例]
次に、生産実績に基づく生産計画の立案の一例を説明する。
ここで説明する生産計画の前提条件は以下の通りであり、XX年1月の生産実績に基づいてXX年2月の生産計画を立案する。
・射出成形機1:仕様が同じ2台の成形機1Aおよび成形機1Bを用いて生産
・金型:仕様が異なる2台の金型♯1と金型♯2を用いて生産
[第1負荷率(実績)]
成形機1Aまたは成形機1Bで金型♯1と金型♯2を成形した場合の、モータM1~M4の金型ごとの平均負荷率(第1負荷率)が図4に対比して示されている。なお、第1負荷率は、信頼性を高めるために、少なくとも成形サイクルタイムの2サイクル分以上の所定の時間的単位、具体的には成形サイクルタイムの2倍以上の自然数倍の所定の時間による平均負荷率が好ましい。
図4に示すように、金型♯1については、射出用のモータM1の負荷率が100%と高く、金型♯2については、可塑化用のモータM1の負荷率が100%と高いことが注目される。生産計画は、図4に示される第1負荷率を考慮して立案される。
[第2負荷率(実績)]
次に、XX年1月の実績としてのモータM1~M4の週平均、月平均の平均負荷率(第2負荷率)が図5および図6に示されている。図5が成形機1Aの実績を示し、図6が成形機1Bの実績を示す。成形機1Aでは金型♯1のみを用いて成形し、成形機1Bでは金型♯2のみを用いて成形した。
図5より、金型♯1を用いた成形機1Aは、週平均および月平均の両者において、射出モータM1の負荷率が100%と高い。一方、図6より、金型♯2を用いた成形機1Bは、週平均および月平均の両者において、可塑化モータM2の負荷率が100%と高い。この特定のサーボモータの負荷率が高いという傾向は、図4に示された金型ごとの負荷率の実績に対応する。そして、これらの負荷率の実績から、成形機1Aにおいては、射出モータM1が故障するリスクがあり、成形機1Bにおいては、可塑化モータM2が故障するリスクがあることを認識できる。このことは、表示部57に表示される図5および図6の表、グラフなどの情報に基づいてユーザ自身が認識してもよいし、負荷率が100%と高い場合には、演算部51が判断して、「射出モータM1は負荷率が高く故障するリスクがあります」といった表示を表示部57にすることができる。また、負荷の大きなモータM1~M4のいずれか一つまたは複数のモータ、例えば第1負荷率または第2負荷率が所定の値を超えたモータのみの負荷率を表示部57に表示してもよい。
[生産計画]
XX年1月の平均負荷率の実績に基づいて、以下のようにXX年2月の生産計画を立案することができる。
つまり、射出モータM1の負荷率が高かった成形機1Aには、成形運転時の射出モータM1の負荷率が低い金型♯2を適用した生産計画とする。一方、可塑化モータM2の負荷率が高かった成形機1Bには、成形運転時の可塑化モータM2の負荷率が低い金型♯1を適用して生産計画とする。
この生産計画による成形機1Aおよび成形機1Bの負荷率の予測値が図7および図8に示されている。つまり、金型♯2を用いる成形機1Aにおいては、射出モータM1の負荷率が65%に低減され、金型♯1を用いる成形機1Bにおいては、可塑化モータM2の負荷率が65%に低減される。これで、成形機1Aにおいては射出モータM1の故障リスクを回避し、成形機1Bにおいては可塑化モータM2の故障リスクを回避できる。なお、図7および図8において、年平均の負荷率(%)は、簡単のため、1月と2月の各月平均の単純加算平均で示してある。
[効 果]
以上説明したように、成形機1Aおよび成形機1Bにおいては、XX年2月の単月では、射出モータM1と可塑化モータM2の平均負荷率値がそれぞれ100%高い。しかし、年平均(1月と2月の平均)でみると、射出モータM1と可塑化モータM2のそれぞれの平均負荷率が83%、75%と低減できる。これにより、射出モータM1、可塑化モータM2の故障のリスクを低減できる。
上記以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更したりすることが可能である。
表示部57における表示例が図9および図10に示されている。
図9は、成形機1Aおよび成形機1BにおけるXX年1月のモータM1~M4における平均負荷率を表示するのに加えて、次月に使用すべきである金型に関するメッセージを表示する。つまり、成形機1Aについては、負荷率が100%である射出モータM1は故障のリスクがあること、および、負荷率の小さい金型の識別情報を列挙してその使用を促している。また、成形機1Bについては、負荷率が100%である可塑化モータM2は故障のリスクがあること、および、負荷率の小さい金型の識別情報を列挙してその使用を促している。
図10は、図9よりも進み、成形機1Aにおいては、射出モータM1の負荷率の小さい金型♯2を使用するように推奨し、成形機1Bにおいては、可塑化モータM2の負荷率の小さい金型の識別情報を列挙してその使用を推奨している。
次に、本発明の実施形態は、過去の負荷率を表示部57に表示させることができる。その一例が図11に示されている。
図11(a)は、月単位で負荷率を監視する例を示すテーブルであり、このテーブルには「3か月平均」および「6か月平均」が表示されている。「3か月平均」とは、当月、図11(a)はXX年1月よりも前の3か月間の平均負荷率をいい、「6か月平均」とは、当月であるXX年1月よりも前の6か月間の平均負荷率をいう。
図11(b)は、週単位で負荷率を監視する例を示すテーブルであり、このテーブルには「3週間平均」および「6週間平均」が表示されている。「3週間平均」とは、当該週、図11(a)はXX年1月第1週よりも前の3週間の平均負荷率をいい、「6週間平均」とは、当該週であるXX年1月第1週よりも前の6週間の平均負荷率をいう。
図11に示すように、過去の負荷率を表示部57に表示することにより、当該月または当該週の負荷率だけを用いて次の月または次の週の生産計画を立案するよりも、モータM1~M4の使用の実情に即した生産計画を立案できる。
次に、図12を参照して、生産計画の立案手順について説明する。この手順は、成形機に用いられる複数の金型♯1~♯8に関する情報と、金型♯1~♯8のそれぞれの平均負荷率の情報に基づいて、制御部50にて実行される。
図12(a)は、成形機1Aおよび成形機1Bで用いられる8種類の金型♯1~♯8と、金型♯1~♯8のそれぞれにおける射出モータM1および可塑化モータM2の平均負荷率と、が対応付けられた情報を示す。この情報は、記憶部56に記憶されている。前提として、成形機1Aおよび成形機1Bは、8種類の金型♯1~♯8のいずれかを1週間ずつ用いて成形品を作製する。この前提のもと、成形機1Aおよび成形機1Bの何れにおいても射出モータM1および可塑化モータM2の故障のリスクを回避できる生産計画が図12(b)に示されている。
第1週においては、識別番号の若い金型♯1が成形機1Aに用いられ、次に識別番号の若い金型♯2が成形機1Bに用いられる。この金型♯1,♯2の選択の際には負荷率の考慮はなされていない。
第2週~第4週においては、金型♯3~♯8からの選択の際には、負荷率が考慮される。基本的には、先行する週の負荷率が高ければ、後続の週には負荷率の低い金型が選択される。成形機1Aについては、先行する第1週の金型♯1の射出モータM1の負荷率が100%と高いので、後続の第2週には、射出モータM1の負荷率が80%と比較的低い金型♯6を用いる。成形機1Bについては、先行する第1週の金型♯2の可塑化モータM2の負荷率が100%と高いので、後続の第2週には、可塑化モータM2の負荷率が50%と低い金型♯7を用いる。
ここで、図12(b)において、第1週の平均負荷率の欄は、金型固有の平均負荷率が示されている。これに対して第2週以降の平均負荷率の欄は、先行する週の平均負荷率と当該週における平均負荷率の平均値が示されている。例えば、第2週における成形機1Aにおける平均負荷率は、金型♯1の平均負荷率100%と金型♯6の平均負荷率80%の平均値である。また、第3週における成形機1Aにおける平均負荷率は、金型♯1の平均負荷率100%、金型♯6の平均負荷率80%および金型♯4の平均負荷率95%の平均値である。
続いて、成形機1Aについて、先行する第2週までの射出モータM1の負荷率が90%であり、後続の第3週においては、射出モータM1の負荷率が95%と比較的高い金型♯4を用いる。また、成形機1Bについて、先行する第2週までの射出モータM1および可塑化モータM2の両方の平均負荷率が58%、75%と低いため、後続の第3週においては、射出モータM1および可塑化モータM2の両方の平均負荷率が100%と高い低い金型♯3を用いることができる。
続いて、成形機1Aについて、先行する第3週までの射出モータM1の負荷率が92%であり、後続の第4週においては、射出モータM1の負荷率が85%と低い金型♯8が用いられる。また、成形機1Bについては残された金型♯5が用いられるが、後続の第4週における射出モータM1および可塑化モータM2の両方の平均負荷率が79%、70%に抑えることができる。
図12(b)は週の単位で生産計画を立案したが、本実施形態においては時間の単位として、週に限らず、日、月、四半期などの他の時間の単位で生産計画を立案することができる。
以上の実施形態においては生産計画が制御部50にて実行される例を説明したが、本発明における生産計画の立案はこれに限定されない。例えば、制御部50が外部との通信手段を有し、この通信手段が外部のコンピュータからなる外部生産計画システムに向けて図12(a)に示される負荷率のデータを送信する。この外部生産計画システムによって図12(b)に示される生産計画を立案することができる。またこの、外部生産計画システムによって立案された生産計画を制御部50に送信し、制御部50は、送信された生産計画に基づいて生産がなされるように、例えば表示部57に生産計画を表示することができる。
また、以上の実施形態においては、射出モータM1および可塑化モータM2の負荷率が大きいものとして説明したが、これはあくまで一例であって、これらモータ以外のモータの負荷率の変動が大きい場合にも、本発明は対応できる。例えば、本実施形態においては、射出成形機1の動作が全て電動モータで駆動される全電動型射出成形機にて例示したが、型締め駆動を油圧によって行うなど一部の動作を油圧で駆動する、電動/油圧のハイブリッド型射出成形においても適用できる。この場合、本発明を、油圧ポンプを駆動する電動モータの負荷率に適用することが好ましい。
また、以上の実施形態においては、第1負荷率について機械仕様の同じ射出成形機にて成形される例を説明したが、本発明は、機械仕様の異なる、具体的には、駆動源であるモータの定格容量が異なる射出成形機で成形した場合においても有効に適用できる。モータの定格容量が異なる射出成形機で成形した場合、同じ金型を使用しても負荷率が異なる。例えば、一方はモータの定格容量が小さく、他方はモータの定格容量が大きい、異なる2台の射出成形機では、同じ金型を成形した場合であっても、モータの定格容量の小さな一方の射出成形機で成形した場合の負荷率は、モータの定格容量の大きな他方の射出成形機で成形した場合の負荷率よりも大きくなる。
ところで、本発明を用いて生産計画を作成する場合、各金型の負荷率の実績を予め知っておく必要がある。しかし、一度も組み合わせて成形されたことのない金型と射出成形機との関係では負荷率の実績が存在しない。
この場合、金型と射出成形機の既知の組合せによる負荷率を基に、組合せ実績のない金型と射出成形機の組合せにおける負荷率を演算によって推定してもよい。例えば、射出モータM1の定格容量が100(kW)の一方の射出成形機で成形した場合の負荷率が80%となる金型を、射出モータM1の定格容量が200(kW)の他方の射出成形機で成形した場合の負荷率を、80(%)x(100(kW)/200(kW))=40%とするなどの演算によって推定してもよい。
また、以上の実施形態においては、履歴を問わずにモータを取り扱っているが、本発明はこれに限らない。例えば、部品交換がなされたモータ、新品と交換されたモータがある一方、部品交換されることもなく継続して使い続けられているモータがあることもある。この場合、記憶部56に記憶された、交換されたモータの実積算消費電力Pおよび稼働時間をリセットしてもよいが、モータの履歴に応じて係数を設け、この係数を前述した負荷率の算出の演算式に掛け合わせる。例えば、故障のリスクの小さい使用期間の短いモータの係数を小さくする一方、使用期間の長いモータの係数を大きくすることができる。
また、以上の実施形態において、モータの負荷率に影響を与える要素として金型を取り上げて説明したが、本発明は他の要素、例えばモータの「温度」をモータの負荷率に影響を与える要素として管理することができる。つまり、モータの温度が高くなると、冷却ファンによる空冷効果が低くなるため、絶縁低下が発生したりモータの負荷が大きくなったりする。この場合もモータの温度に応じて係数を設け、この係数を前述した負荷率の算出の演算式に掛け合わせる。例えば、故障のリスクの小さい低温運転状態の係数を小さくする一方、高温状態の係数を大きくすることができる。さらには例えば所定の温度を基準温度(例えば90℃)として設け、基準温度における係数を1とし、基準温度未満での運転においては係数を一律に1とするか、または基準温度との差異に従い係数を1より小さい一つまたは複数の特定の値とすることができる。また、基準の温度を超えた場合には、基準温度との差異に従い係数を1より大きい一つまたは複数の特定の値にしてもよい。
1 射出成形機
1A 成形機
1B 成形機
10 成形部
20 型締ユニット
21 固定型盤
23 固定金型
25 可動型盤
27 可動金型
29 エジェクタピン
30 可塑化ユニット
31 加熱シリンダ
32 吐出ノズル
33 スクリュ
35 原料ホッパ
50 制御部
51 演算部
52 第1出力部
53 第2出力部
54 第1入力部
55 第2入力部
56 記憶部
57 表示部
M1 射出モータ
M2 可塑化モータ
M3 型締モータ
M4 エジェクタモータ
S1,S2,S3,S4 測定器
SA1,SA2,SA3,SA4 サーボアンプ
実積算消費電力
平均負荷率

Claims (7)

  1. 動作要素を駆動する少なくとも一つの電動モータを有する駆動部と、
    前記電動モータのそれぞれに対し、所定の時間的単位における負荷率を算出する演算部と、
    前記負荷率のそれぞれを記憶する記憶部と、を備え、
    前記演算部は、
    前記負荷率を、使用された金型毎に演算するとともに、
    前記記憶部は、
    前記金型のそれぞれの識別情報と関連付けて記憶する、
    電動射出成形機の制御装置。
  2. 前記負荷率が、複数の前記金型のそれぞれにおける通算の第1負荷率、および、複数の前記金型のそれぞれにおける前記時間的単位の第2負荷率の一方または双方である、
    請求項に記載の制御装置。
  3. 前記第1負荷率および前記第2負荷率の一方または双方を表示する表示部を備える、
    請求項に記載の制御装置。
  4. 前記表示部は、
    複数の前記電動モータのそれぞれについて算出された前記第1負荷率を対比して表示する、
    請求項に記載の制御装置。
  5. 前記表示部は、
    複数の前記電動モータのそれぞれについて算出された前記第2負荷率を対比して表示する、
    請求項に記載の制御装置。
  6. 前記演算部は、
    先行する射出成形における前記第2負荷率に基づいて、後続の前記射出成形において使用すべき前記金型の前記識別情報を選択し、
    前記表示部は、
    選択された前記金型の前記識別情報を表示する、
    請求項~請求項のいずれか一項に記載の制御装置。
  7. 外部と通信する通信手段を備え、
    前記通信手段を介して、前記負荷率を外部に出力する、
    請求項1~請求項のいずれか一項に記載の制御装置。
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