JP7358422B2 - システム、画像処理装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、システム、画像処理装置及びその制御方法に関する。
特許文献1には、画像処理装置が原稿の画像をスキャンし、生成した画像データを、チャットサービスを提供しているチャットサーバに送信することが開示されている。それにより、チャットサービスのトークルーム上で画像データが共有される。
特開2021-78084号公報
特許文献1のように、原稿の画像をスキャンして生成した画像データをトークルームにアップロードする場合、アップロードする画像データにパスワードを設定し、その画像データの閲覧に制限をかけることが考えられる。例えば、あるトークルームに参加している複数のユーザに対して、パスワードが設定された画像データを共有し、そのトークルームに参加しているユーザがその画像データを閲覧可能にする場合、以下のような課題がある。
パスワードが設定された画像データをトークルームにアップロードするための操作と、トークルームにパスワードを知らせるためのメッセージを送るための操作が必要になり、ユーザにとって手間である。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、パスワードが設定された画像データとそのパスワードをトークルームで共有する際のユーザの手間を減らすことを目的とする。
本発明のシステムは、画像処理装置と情報処理装置を含むシステムであって、前記画像処理装置は、原稿の画像を読み取る読取手段と、暗号化に使用されるパスワードを入力する入力手段と、前記画像を含むファイルであって、前記入力手段が入力したパスワードを用いて暗号化されたファイルを生成する暗号化手段と、前記入力手段が前記パスワードを入力してから、当該パスワードをさらに入力することなく前記暗号化されたファイルと前記入力手段が入力したパスワードを前記情報処理装置に送信する送信手段を有し、前記情報処理装置は、前記画像処理装置から前記暗号化されたファイルと前記入力手段が入力したパスワードを受信する受信手段と、前記受信手段が受信した前記暗号化されたファイルをユーザによって指定されたトークルームに投稿する処理と、前記受信手段が受信した前記パスワード当該トークルームに投稿する処理を実行する実行手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、パスワードが設定された画像データとそのパスワードをトークルームで共有する際のユーザの手間を減らすことができる。
本発明のシステムの構成の一例を示す図 画像処理装置101のハードウェア構成の一例を示す図 画像処理装置101のソフトウェア構成の一例を示す図 アプリケーションサーバー102のハードウェア構成の一例を示す図 アプリケーションサーバー102のソフトウェア構成の一例を示す図 アプリケーションサーバー102にインストールされたチャットアプリケーションにより提供される画面の一例を示す図 アプリケーションサーバー102にインストールされたチャットアプリケーションにより提供される画面の一例を示す図 画像処理装置が生成したファイルをチャンネルにアップロードし、そのファイルのパスワードを他のユーザに通知する処理の一例を示すシーケンス図 アプリケーションサーバー102にインストールされたチャットアプリケーションにより提供される画面の一例 画像処理装置が生成したファイルをチャンネルにアップロードし、そのファイルのパスワードを他のユーザに通知する処理の一例を示すシーケンス図 画像処理装置が生成したファイルをチャンネルにアップロードし、そのファイルのパスワードを他のユーザに通知する処理の一例を示すフローチャート 画像処理装置が生成したファイルをチャンネルにアップロードし、そのファイルのパスワードを他のユーザに通知する処理の一例を示すシーケンス図 アプリケーションサーバー102にインストールされたチャットアプリケーションにより提供される画面の一例を示す図 画像処理装置が生成したファイルをチャンネルにアップロードし、そのファイルのパスワードを他のユーザに通知する処理の一例を示すシーケンス図 画像処理装置が生成したファイルをチャンネルにアップロードし、そのファイルのパスワードを他のユーザに通知する処理の一例を示すフローチャート スキャン設定画面の一例を示す図 アプリケーションサーバー102内のHDD401に格納されるテナント情報1701の一例を示す図
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。本実施形態では画像処理装置として、プリントやスキャン、ファクス機能を有する複合機を例に説明をするが、特許請求の範囲に係る本発明を限定するものではない。また、本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
図1は、本発明のシステムの構成の一例を示す図である。画像処理装置101、情報処理装置であるアプリケーションサーバー102と外部装置であるユーザ端末103は、ネットワーク100を介して通信可能に接続されている。不図示の複数の画像処理装置やサーバが接続されていてもよい。
画像処理装置101は例えば、MFP(Multi Function Peripheral)である。画像処理装置101は原稿の画像を読み取って、画像データを生成する。生成された画像データを含むファイルを、ネットワーク100を介してアプリケーションサーバー102に送信する機能を有する。アプリケーションサーバー102上で、チャットアプリケーション、ボットサービスなど各種サービスが動作する。またボットサービスや画像処理装置101から送信されたファイルを格納するオンラインストレージ機能なども提供する。アプリケーションサーバー102は単一のサーバマシンから構成されてもいいし、複数のサーバ群によって構成されてもいい。また、画像処理装置101、アプリケーションサーバー102、ユーザ端末103は同一ネットワーク上にあってもよい。
図2は、画像処理装置101のハードウェア構成の一例を示す図である。画像処理装置101は原稿の画像を読み取る読取機能、シートに画像を印刷する印刷機能を有する。また、他にも画像処理装置101は、画像データを外部装置に送信するファイル送信機能などを有している。
なお、本実施形態では画像処理装置101としてMFPを用いて説明をするが、これに限定されるものではない。例えば、画像処理装置101は、印刷機能を有さないスキャナなどの画像読取装置がであってもよい。
CPU(Central Processing Unit)201を含む制御部200は、画像処理装置101全体の動作を制御する。CPU201は、ROM202またはストレージ204に記憶された制御プログラムを読み出して、読取制御や印刷制御などの各種制御を行う。ROM202は、CPU201で実行可能な制御プログラムを記憶する。RAM203は、CPU201の主記憶メモリであり、ワークエリア、ROM202及びストレージ204に記憶された各種制御プログラムを展開するための一時記憶領域として用いられる。ストレージ204は、印刷データ、画像データ、各種プログラム、及び各種設定情報を記憶する。ストレージ204は、例えばHDDやSSDのような記憶装置である。なお、本実施形態の画像処理装置101では、1つのCPU201が1つのメモリ(RAM203)を用いて後述するシーケンスに示す各処理を実行するものとするが、他の様態であっても構わない。例えば複数のCPU、RAM、ROM、及びストレージを協働させて後述するシーケンスに示す各処理を実行することもできる。また、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field-Programmable Gate Array)等のハードウェア回路を用いて一部の処理を実行するようにしてもよい。
操作部I/F206は、操作部207と接続する。操作部207はユーザに対して情報を表示したり、ユーザからの操作を受け付けたりする。
読取部I/F208は、読取部209と接続する。読取部209は原稿の画像を読み取って、画像データを生成する。読取部209によって生成された画像データは外部装置に送信される。またはこの画像データを用いてシート上に画像が印刷される。また、読取部209は、原稿フィーダー(不図示)に載置された原稿を、1枚ずつ搬送させながら読み取ることが可能である。
印刷部I/F210は、印刷部211と接続する。印刷すべき画像データは印刷部I/F210を介して印刷部211に転送される。印刷部211は制御コマンド及び印刷すべき画像データを受信し、この画像データに基づく画像をシート上に印刷する。印刷部211の印刷方式は、電子写真方式であってもよいし、インクジェット方式であってもよい。電子写真方式の場合は、感光体上に静電潜像を形成した後トナーにより現像し、そのトナー像をシートに転写し、転写されたトナー像を定着することにより画像を形成する。一方、インクジェット方式の場合は、インクを吐出してシートに画像を印刷する。
また、画像処理装置101は、ネットワークI/F205を介してネットワーク100に接続される。通信部I/F205は、ネットワーク100上のアプリケーションサーバー102、ユーザ端末103と、情報通信を可能に接続され、読取部209によって生成された画像データに基づいて生成されたファイルを送信する。
ネットワークI/F205を介して受信した印刷データは、ストレージ204又はROM202に記憶された印刷データを解析するためのソフトウェアモジュール(PDL解析部、不図示)によって解析される。PDL解析部は、様々な種類のページ記述言語(Page Description Language)で表現された印刷データに基づいて印刷部211で印刷するためのデータを生成する。
図3は画像処理装置101のソフトウェア構成の一例を示す図である。制御部301は、他のモジュールを制御し、スキャン、送信、印刷、表示処理などの画像処理装置内で発生する各処理の実行を統括的に制御する。
認証処理部305は画像処理装置101でユーザ管理が行われている場合、ユーザからログイン/ログアウト要求を受け付ける。ログイン要求を受け付けると、記憶部308に記憶された不図示のユーザ管理情報を参照し認証を行う。認証が成功したらUI制御部302にホーム画面を表示するよう指示する。ユーザ管理情報は不図示の外部にあるサーバで管理しても良い。その場合、認証処理部305は外部サーバに認証情報を送信し認証を行う。
UI制御部302は、操作部I/F206を介して操作部207を制御する。具体的には、操作部207へのユーザ通知や選択肢等の表示、及び、ユーザによる操作部207の操作を受け付け、操作内容を他の機能部に通達する。
スキャン処理部303は読取部I/F208を介して読取部209でスキャン(読み取り処理)を実行し、読み取った画像を記憶部308に記憶する。
プリント処理部304は印刷部I/F210を介して印刷部211で印刷を実行する。
通信部306はネットワークI/F205を介してネットワーク100上のアプリケーションサーバー102や他の機器とデータ送受信等の通信を行う。
暗号化ファイル生成部307はスキャン処理部303により記憶部308に格納されたスキャン画像を、ユーザによる操作部207の操作により入力されたパスワードを用いて暗号化ファイルを生成する。つまり、ユーザによる操作部207の操作により入力されたパスワードを用いて復号化できるようにファイルを暗号化する。本実施例では暗号化PDFを生成するが、PDFに限定するものではなく、フォーマットはJPEGのような画像ファイルやテキストでも良い。暗号化PDFは記憶部308に記憶される。なお、このパスワードは、文字だけからなってもいいし、数字と文字の組み合わせでもいいし、数字だけからなってもいい。
記憶部308は、他の機能部からの指示により、指定されたデータをROM202、RAM203、ストレージ204に記憶する、あるいは記憶しているデータを読み出す。本実施形態では、スキャン実行により読み取ったスキャン画像やユーザ管理情報、通信部306により受信したデータ等を管理している。
図4はアプリケーションサーバー102のハードウェア構成の一例を示す図である。CPU401を含む制御部400は、アプリケーションサーバー102全体の動作を制御する。CPU401は演算回路からなり、ROM402またはHDD404に記憶されたプログラムをRAM403に読み出し、種々の処理を実行する。ROM402は、アプリケーションサーバー102の制御に用いられるシステムプログラムなどを記憶する。HDD404は記憶領域としての機能を有し、種々の処理を実行するアプリケーションプログラムなどを記憶する。HDD404は記憶装置の一例であり、HDD以外にもSSD(Solid State Drive)などにより構成することができる。HDD404にチャットサービスを提供するためのチャットアプリケーションや各種ボットアプリがインストールされ、CPU401上で動作する。またチャットアプリケーションが連携している画像処理装置の情報などを含むテナント情報もHDD404に記憶されている。テナント情報は不図示の外部サーバなどに記憶されていても良い。
通信部I/F407は、アプリケーションサーバー102に種々の機器を接続するためのインターフェースである。CPU401の制御に基づいて画像処理装置101などとネットワーク100を介して通信を行う。
操作部I/F408は、操作部409と接続する。操作部409はユーザに対して情報を表示したり、ユーザからの操作を受け付けたりする。
ユーザ端末103のハードウェア構成について、内部の構成はアプリケーションサーバー102と同様の構成を適用できるため、ここでは詳細な説明は省略する。
図5は、アプリケーションサーバー102のソフトウェア構成の一例を示す図である。図5に示す各機能部は、アプリケーションサーバー102が有しているCPU401が制御プログラムを実行することにより実現される。このアプリケーションサーバー102には、チャットサービスを提供するためのチャットアプリケーションがインストールされている。図5に図示したソフトウェア構成の一例は、チャットサービスの提供に必要な処理である。
認証処理部501はアプリケーションサーバー102へのログイン/ログアウト要求を処理する。ユーザからログインの認証要求を受け取ると、認証処理を行い、認証結果を返信する。
通信部503は通信部I/F407を介してネットワーク100上の画像処理装置101や他の機器とデータ送受信等の通信を行う。通信部503は画像処理装置101やユーザ端末103からのリクエストを受け取ると、制御部502にリクエストの内容を送信する。制御部502がリクエストを処理した結果及びデータを受け取ると、通信部503は画像処理装置101、ユーザ端末103にレスポンスを送信する。
制御部502は、通信部503を介して受信したリクエストの内容に従い、画像処理装置101から受信した画像データを記憶、削除、移動、更新等の処理をファイル管理部504に指示する。
ファイル管理部504は制御部502の指示に従い、記憶部506への画像データの記憶、既に記憶された画像データの削除、移動、更新を行う。
サービス管理部505はチャットアプリケーションやボットサービスなどアプリケーションサーバー102にインストールされた各種アプリケーションやサービスを管理する。
記憶部506は、他の機能部からの指示により、指定されたデータをROM402、RAM403、HDD404に記憶する、あるいは記憶しているデータを読み出す。本実施形態では、記憶部506は通信部503を介して受信した画像データ、テナント情報などを記憶している。
図17はアプリケーションサーバー102内のHDD401に格納されるテナント情報1701の一例を示す図である。テナント情報1701には1つ以上のグループが対応づけられており、図17の例では2つのグループ1(1702)、グループ2(1709)が存在する。チャットアプリケーションの構成によっては、1つのテナント情報の中に1つのグループ情報しか持たない場合があり、その際はテナント情報1701とグループ情報が同等のものとなる。
各グループ1702、1709はそれぞれグループを構成する情報を持っており、グループ1(1702)には、ユーザ情報1703、チャンネル情報1704、プリンタ情報1706、連携アプリケーション情報1707、ファイル1708が対応づけられている。
ユーザ情報1703はグループに所属する各ユーザを識別するための情報である。チャンネル情報1704はユーザ情報1703をグルーピングするための情報であり、チャンネルごとに該当するユーザ情報1703をまとめたリスト1705を保持している。メッセージアプリケーション上では、チャンネル情報1704に示されるチャンネルごとにトークルーム(チャットルーム)が作成され、ユーザはそのトークルーム内で他のユーザとメッセージや画像データのやり取りを行う。
プリンタ情報1706は画像処理装置101を識別するための情報である。このプリンタ情報1706はプリンタのIPアドレスやMACアドレスであってもよいし、一意に識別可能なIDであってもよい。またそのIDはアプリケーションサーバー102に画像処理装置101の情報を登録したときに、画像処理装置101によって発行されたIDであってもよい。グループ情報1702を用いるアプリケーションは本情報を参照することで、任意のMFPに印刷命令などのコマンドを送付することができるようになる。なお、プリンタ情報1706はグループに対応づけられているが、チャンネルに対応付けられていてもよいし、後述の連携アプリケーション情報に対応づけられていてもよい。例えば、アプリケーション1にはMFP1、アプリケーション2にはMFP1、2が対応付けられているように構成になっていてもよい。また、プリンタ情報1706はテナント情報1701に対応付けられていてもよい。つまり、図17のテナント1の場合、テナント1で共通して対応付けられたプリンタ情報1706が示すプリンタが使用される。
Botアプリケーション情報1707は、グループ1(1702)に対応づけられた連携アプリケーションを識別するための情報である。また、Botアプリケーション情報1707によって示される連携アプリは、アプリケーションサーバー102にインストールされているアプリケーションである。
ファイル1708はグループ1(1702)に対応付けて記憶されているファイルである。例えばファイル1708に画像処理装置101に送信することで、画像処理装置101はそのファイルを印刷することが可能である。また、このファイル1708はグループに対応付けられているが、チャンネルごとに対応づけられていてもよい。例えば、あるユーザによって、トークルームであるチャンネル1にファイルが投稿されたことによって、そのチャンネル1に投稿されたファイルが対応付けて記憶される。また、ユーザは記憶されているファイルをそのチャンネル内で確認したり、ユーザ端末103にダウンロードしたりすることができる。
テナント情報1701に対応したチャットアプリケーション内でユーザ一覧が参照される場合、アプリケーションサーバー102はHDD404が持つ情報を参照する。このときの参照情報は、グループ情報1702、ユーザ情報1703が一覧としてリストされる。チャンネル情報1704、プリンタ情報1706、連携アプリケーション情報1707、ファイル1708に関しても同様である。
図6はアプリケーションサーバー102にインストールされたチャットアプリケーションにより提供される画面の一例を示す図である。チャット画面601は、アプリケーションサーバー102にインストールされたチャットアプリケーションにより提供される画面である。アプリケーションサーバー102にユーザ端末103が接続し、メッセージデータ等の各種情報を受信することで、ユーザ端末103の表示部もしくは操作部にチャット画面601が表示される。ユーザは、ユーザ端末103を介して操作することで、チャットサービスにメッセージを投稿したり、ファイルをアップロードしたりすることができる。
ユーザ名602はこのチャット画面601を表示しているユーザのユーザ情報を示している。具体的には、ユーザ端末103を介して、チャットサービスにログインしたユーザに対応するユーザ情報が表示されている。
ユーザ一覧603及びチャンネル一覧604は他のユーザ情報、チャンネル情報を表示している。チャンネルはプロジェクト単位、トピック単位などで分けられ、それぞれメンバーのアクセス権も自由に設定できる。なお、ここではチャンネルとして説明するが、チャンネルはトークルームやチャットルーム等であってもよい。チャンネルの上位概念として不図示のワークスペースやチーム、グループと呼ばれるものもある。
チャット画面601では、ユーザがチャンネル一覧604からチャンネル1を選択することによって表示される。図17に示すように、チャンネル1にはユーザ1、ユーザ2、ユーザ3が参加している。そのため、このチャンネル内に投稿されたメッセージや、ファイルはこのチャンネル1に参加しているユーザ1、ユーザ2、ユーザ3のみが閲覧、ダウンロードすることができる。チャンネル1に参加していないユーザは、チャンネル1に投稿されたメッセージやファイルを閲覧、ダウンロードすることができない。
ユーザはユーザ一覧603から任意の相手を選択することで、選択した相手とのメッセージのやり取りを行うことが可能となる。ここでチャンネル情報を選択した場合、チャンネルに所属するメンバー全員とメッセージのやり取りが可能になる。
サービス操作ボタン605はボットサービスなどの各種サービス操作のためのボタンであり、本ボタンを押下すると不図示のサービス選択画面が表示され、インストールや起動、サービスの検索等が行える。各種サービスの起動はユーザがサービス操作ボタン605により起動を指示しても良いし、チャットアプリケーション起動と同期して起動してもよい。またユーザのメッセージに反応して起動しても良い。
チャンネル1のチャット画面601は現在メッセージのやり取りをしている相手から受信したメッセージの履歴が表示されている。ユーザ3はチャンネル1に所属するユーザであり、ユーザ3が投稿したメッセージがチャット画面601に表示される。メッセージ606は自身から送信したメッセージの履歴である。メッセージはメッセージ606に示されるように文字だけでもよく、任意のファイルを添付した場合、ファイルの拡張子などを示すアイコンが表示されても良い。
スキャン実行指示メッセージ607はスキャンボットアプリ起動及び実行指示メッセージである。「スキャン実行」というメッセージをトリガーにしてスキャンボットアプリが起動する。本実施例では予め画像処理装置101にスキャンしたい原稿がセットされており、「スキャン実行」というメッセージでスキャンボットアプリを起動し、後述するスキャン設定画面1601を表示する。読取サイズやファイル形式など、スキャンに関する設定を受け付け、設定された内容をスキャン実行指示と併せて画像処理装置101に通知する。スキャン設定画面1601ではファイル形式で暗号化ファイルを指定することも可能である。暗号化パスワードは後述するパスワード設定画面1605でユーザが入力しても良いし、スキャンボットアプリが任意のランダムなパスワードを生成し、画像処理装置101に通知しても良い。
また予め適用するスキャン設定が定められており、「スキャン実行」というメッセージでスキャンボットアプリの起動及びスキャン実行指示までを行っても良い。
このようにアップロードするファイルを暗号化することで、アップロードされたファイルが流出したときに、不特定多数の人にファイルが閲覧されることを防ぐことができる。
図7はアプリケーションサーバー102にインストールされたチャットアプリケーションにより提供される画面の一例を示す図である。
スキャン実行指示メッセージ607によりスキャン実行が指示されるとスキャンボットアプリが起動し、スキャン設定画面1601を表示が表示される。スキャン設定画面でスキャン設定がされ、実行指示がなされるとアプリケーションサーバー102から画像処理装置101に対してスキャン設定およびスキャン実行指示が送信される。併せてデバイス側がデータを送信する際に必要となるチャンネル情報や必要に応じてアクセストークンなど通知する。
このときスキャン設定画面1601で生成するスキャンデータとしてPDF、暗号化設定ありを指定、暗号化パスワードを設定する。画像処理装置101は設定されたパスワードにより暗号化したファイルを生成し、通知されたチャンネル情報をもとにアプリケーションサーバー102に送信する。スキャンボットアプリは受信したスキャンデータをチャンネル1に対応するフォルダにアップロードし、ファイルを受信したことをメッセージ701とアップロードされたファイルにアクセスするためのリンクを通知する。なお、ここで通知するのは、ファイルのリンクでなくてもよい。例えば、ファイルそのものをチャンネルに表示してもよい。図7の例では、「新製品情報.pdf」という暗号化されたファイルがアップロードされている。
「新製品情報.pdf」とファイルは、ユーザ1が設定したパスワードで暗号化されているため、そのファイルを開いて内容を確認するユーザは、パスワードの入力が求められる。ユーザ1が設定したパスワードが入力されると、そのファイルを開くことができる。パスワードが間違っている場合は、そのファイルを開くことができない。
そのため、チャンネル1に参加している複数のユーザが「新製品情報.pdf」というファイルを開くために、ユーザ1は自分で設定したパスワードをチャンネル1に参加しているユーザに伝える必要がある。図7の例では、ユーザ1が設定したパスワードを記載したメッセージ702をユーザが投稿している。この時、ユーザ1は、ユーザ端末103の操作部を介して、メッセージ702の内容を入力し、チャンネル1にメッセージ702を投稿している。
図8は画像処理装置が生成したファイルをチャンネルにアップロードし、そのファイルのパスワードを他のユーザに通知する処理の一例を示すシーケンス図である。
ユーザ端末103の操作部にはチャットアプリケーションにより提供されるチャット画面601が表示される。ユーザは操作部を介してスキャン実行メッセージ607を入力し、送信指示を行うことで、ユーザ端末103がアプリケーションサーバー102にメッセージを送信する(S801)。
アプリケーションサーバー102上のチャットアプリケーションはスキャンボットアプリを起動する(S802)。スキャンボットアプリはスキャン設定画面1601を表示し、ユーザからの設定を受け付け、画像処理装置101に各種設定値(スキャン設定や暗号化パスワード等)とチャンネル情報と併せてスキャン実行指示及びスキャンデータの送信を指示する(S803)。
図16はスキャン設定画面の一例を示す図である。スキャン設定画面1601はアプリケーションサーバー102に接続したユーザ端末103が表示するチャット画面に表示される画面である。実施例2においては画像処理装置101の操作部207に表示される。
スキャン実行指示メッセージ607によりスキャン実行が指示されると、スキャンボットアプリが起動、スキャン設定画面1601を表示する。スキャン設定画面1601にはスキャンに関する各種設定を入力するためのUIが表示される。
スキャン設定画面1601ではユーザがファイル形式にPDFを選択している。また、読取サイズは「A4」、濃度は「普通」、原稿の向きは「縦」が選択されている。ファイル形式選択欄1602を押下するとPDF設定画面1603が表示される。PDF設定画面1603では暗号化の有無、機器署名の有無、ページ分割の有無など、PDFに関する詳細な設定が可能である。暗号化設定欄1604で暗号化ありを選択すると暗号化パスワード設定画面1605が表示される。ユーザは表示されたキーボードからパスワードを入力、設定が可能となる。このスキャン設定画面1601で設定されたスキャン設定や暗号化のパスワードはRAM403もしくはHDD404に記憶される。
S803で送信されるスキャン設定、パスワードは、ユーザが設定し、RAM402もしくはHDD404に記憶されたスキャン設定、パスワードが読み出されたものである。
また、S803で送信される暗号化パスワードは、スキャン設定画面1601でユーザによって入力されたパスワードであってもいいし、自動的に決められたパスワードであってもよい。自動的にパスワードが決められる場合、そのパスワードはスキャンボットアプリが決定してもいいし、スキャン実行指示を受信した画像処理装置101が決定してもよい。
なお、ここで各種設定やスキャン実行指示等を送信する画像処理装置は、スキャン設定画面でユーザが指定してもいいし、あらかじめスキャンボットアプリに対応づけて投稿されていてもよい。
画像処理装置101は受信したスキャン設定、スキャン実行指示に基づいて、載置された原稿のスキャンを実行する(S804)。また、スキャンによって読み取られた原稿の画像に対応するファイルを生成し、設定されたパスワードを用いて暗号化されたファイルを生成する(S805)。生成したスキャンデータをスキャンボットアプリより通知されたアプリケーションサーバー102上のチャンネル1用のファイルに保存されるようにアップロードする(S806)。
アプリケーションサーバー102は受信したデータをチャンネル1用のフォルダに格納する(S807)。スキャンボットアプは、画像処理装置101から受信したファイルのリンクを示すメッセージ701をチャンネル1に投稿する(S808)。つまり、チャンネル1内で、画像処理装置101が原稿の画像をスキャンして生成したファイルを共有できるようにすることができる。スキャンボットアプリは自動的に終了する(S809)。
チャット画面601上にファイル受信のメッセージを確認したユーザは暗号化パスワードを共有するためメッセージ702を送信する(810)。アプリケーションサーバー102は、受信したメッセージをチャット画面601上に表示されるように制御する(S811)。
このように、図7、8の例ではスキャンの実行を指示したユーザが設定したパスワードを、ユーザは再度チャットサービスで入力し、同じチャンネル内の他のユーザに伝える必要があり手間である。この課題を解決するために、以下の処理を実行する。
図10は画像処理装置が生成したファイルをチャンネルにアップロードし、そのファイルのパスワードを他のユーザに通知する処理の一例を示すシーケンス図である。
S1001からS1008まではS801からS808と同様の処理である。スキャンボットアプリは画像処理装置101からファイルを受信し、そのファイルのリンクがメッセージとして投稿されたことによって、S1003で設定された暗号化パスワードをメッセージで通知する(S1009)。その時に表示されるチャット画面は、図9に表示されるチャット画面601のようになる。図9はアプリケーションサーバー102にインストールされたチャットアプリケーションにより提供される画面の一例である。
スキャンボットアプリが、ユーザ1によるスキャン実行指示に基づいて、「新製品情報.pdf」というファイルをアップロードし、そのリンクをメッセージ901として投稿している。
その後、スキャンボットアプリは、スキャン設定画面1601で設定されたパスワードをメッセージ902で投稿する。
S1010でスキャンボットアプリは、動作を終了する。
図11は画像処理装置が生成したファイルをチャンネルにアップロードし、そのファイルのパスワードを他のユーザに通知する処理の一例を示すフローチャートである。図10で示されるシーケンスにおいて、アプリケーションサーバー102にて行われる処理に着目した処理フローである。
アプリケーションサーバー102のCPU401はユーザ端末103からチャットアプリケーションを介し、「スキャン実行」というメッセージを受信する(S1101)。
アプリケーションサーバー102のCPU401はスキャンボットアプリを起動する(S1102)。アプリケーションサーバー102のCPU401はスキャンボットアプを実行し、設定画面1601をチャット画面上にスキャン設定が間遠1601を表示できるようにし、スキャン設定や暗号化のパスワードの設定を受け付ける(S1103)。そして、スキャン設定画面1601のOKボタンをユーザが選択すると、S1104に進む。このユーザによるOKボタンの選択が、スキャンの実行指示にもなり、生成したファイルの送信指示にもなる。なお、OKボタンの選択は、スキャンの実行指示で、別のボタンがユーザ端末103もしくは画像処理装置101で選択されたことによって、送信の指示がされてもよい。
アプリケーションサーバー102のCPU401はスキャンボットアプリを実行し、各設定値及びチャンネル情報と併せて画像処理装置101にスキャン実行指示を通信部I/F407を介して送信する(S1104)。
アプリケーションサーバー102のCPU401は、通信部I/F407を介して画像処理装置101からファイルを受信する(S1105)。
アプリケーションサーバー102のCPU401はスキャンボットアプリを実行し、ファイルを受信したことを知らせるメッセージであり、ファイルのリンクを含むメッセージをチャット画面(トークルーム)に投稿し、表示できるように制御する(S1106)。
アプリケーションサーバー102のCPU401はスキャンボットアプリを実行し、後述するPDF設定画面1603で指定された暗号化設定の有無を確認する(S1107)。暗号化設定ありの場合(S1107-Yes)、設定された暗号化パスワードをメッセージとして投稿し、表示されるように制御する(S1108)。ここで、暗号化のパスワードが投稿されるチャンネルは、ファイルのリンクが含まれるメッセージが投稿されたチャンネルと同じチャンネルに投稿される。
アプリケーションサーバー102はスキャンボットアプリを終了する(S1109)。暗号化設定無しの場合(S1107-No)、アプリケーションサーバー102はスキャンボットアプリを終了する(S1109)。
以上の処理を実行することにより、パスワードが設定された画像データとそのパスワードをトークルームで共有する際のユーザの手間を減らすことができる。
また、ユーザが暗号化されたスキャンデータをチャットアプリケーション上で共有する際、ファイル共有後にユーザが改めてパスワードを送信することなく、パスワードを共有することが可能となる。また、ユーザがパスワードを設定していなくても、簡単にパスワードを共有することができる。そして、トークルームにアクセスできる人(トークルームに参加しているユーザ)は容易にファイルを復号できるようになる。
実施例2について、実施例1とは異なる点について説明を行い、重複する部分については説明を省略する。本実施例では画像処理装置101起点でスキャンを実行する場合の形態について説明する。
図12は画像処理装置が生成したファイルをチャンネルにアップロードし、そのファイルのパスワードを他のユーザに通知する処理の一例を示すシーケンス図である。本実施例では図7のチャット画面例で示されるスキャン実行メッセージ607でスキャン実行を指示しない。
アプリケーションサーバー102は予めスキャンボットアプリを起動しておく(S1201)。ユーザは画像処理装置101に原稿をセットし不図示の選択画面より送信先チャンネル(ファイルを共有するトークルーム)を選択し、スキャン設定、暗号化のパスワードの設定を行い、スキャンToチャットを実行する。このときスキャンの設定はチャットアプリケーション上で表示されるスキャン設定1601と同様の画面を表示し設定しても良いし、異なる画面を表示しても良い。画像処理装置101の操作部207を介して、実行指示が入力されることにより、画像処理装置101はスキャンを実行し(S1202)、設定されたパスワードを用いて暗号化されたスキャンデータを生成する(S1203)。画像処理装置101はスキャンデータをアプリケーションサーバー102上の送り先のチャンネル用のストレージに送信する(S1204)。
なお、S1204の処理は、S1202で受け付けた実行指示とは別の指示を、操作部207を介して受け付けたことによって、実行されてもよいし、同じ指示に基づいて実行されてもよい。
スキャンボットアプリはファイルの受信を示すメッセージ701をチャンネルのチャット画面(トークルーム)に表示する(S1205)。続いて画像処理装置101はスキャンデータを暗号化したパスワードをスキャンボットアプリに通知する(S1206)。スキャンボットアプリは受信した暗号化パスワードをメッセージで通知後(S1207)、自動的に終了する。
本実施例ではスキャンボットアプリは予め起動しておくとしたが、画像処理装置101からファイルを受信したことをトリガーに起動しても良い。
以上により、画像処理装置101からスキャンToチャットで暗号化されたファイルを投稿する際、ユーザがスキャンToチャット実行後、改めてチャットアプリケーション上でパスワードを送信することなく、パスワードを共有することが可能となる。
実施例3について、実施例1、2とは異なる点について説明を行い、重複する部分については説明を省略する。第三の実施形態ではスキャンデータを送信したチャンネルではなく、送信されたスキャンデータを開こうとしたユーザに対し個別にパスワードを送信する。
図13はアプリケーションサーバー102にインストールされたチャットアプリケーションにより提供される画面の一例を示す図である。
図13(A)は実施例1と同様、スキャン実行指示メッセージ607に基づき、画像処理装置101にスキャンの実行を指示し、画像処理装置101からファイルを受信したことがメッセージ901で通知される。
図13(B)はファイル受信メッセージ901に反応してユーザ2がアップロードされたファイルを参照する際の画面例である。ユーザ2がメッセージ901のファイルアイコンを押下することにより、パスワード入力画面1301が表示される。ファイル名表示欄1302には参照しているファイル名が表示されている。暗号化されていないファイルであればファイル表示領域1303にファイルの内容が表示されるが、暗号化されているファイルの場合、パスワード入力を促すメッセージ1304、パスワード入力ボタン1305が表示される。ユーザはパスワード入力ボタン1305を押下しパスワードを入力する。
図13(C)はユーザ2とスキャンボットアプリのメッセージ画面例である。ユーザ2とスキャンボットアプリとの1対1の対話チャット画面を示す。相手名1306には対話相手であるスキャンボットの名前が表示されている。
スキャンボットアプリはユーザ2がチャンネル1に送信したスキャンデータのファイルの閲覧画面に遷移したことを検知すると、チャンネル1ではなくユーザ2にパスワード通知メッセージ1307を送信する。
このとき不図示の設定画面にて、暗号化ファイルのファイル閲覧画面に遷移した際、ユーザにパスワードを通知する、通知しない、ゲストユーザ以外に通知する、などの設定が可能である。
図14は画像処理装置が生成したファイルをチャンネルにアップロードし、そのファイルのパスワードを他のユーザに通知する処理の一例を示すシーケンス図である。
S1401からS1408まではS801からS808と同様である。S1408にてスキャンデータを受信したことを示すメッセージ901が表示される。ユーザ2がメッセージ901を押下することにより(S1409)、ファイル閲覧画面1301に遷移し、パスワード入力ボタンが表示される(S1410)。スキャンボットアプリはファイルアクセスを検知し、アクセスユーザを特定する(S1411)。ユーザ2によるアクセスを特定し、パスワード通知の設定がある場合、ユーザ2の権限を確認し(S1412)、通知可と判断されるとユーザ2にパスワードを通知するメッセージを送信する(S1413)。
図15は画像処理装置が生成したファイルをチャンネルにアップロードし、そのファイルのパスワードを他のユーザに通知する処理の一例を示すシーケンス図である。図14で示されるシーケンスにおいて、アプリケーションサーバー102にて行われる処理に着目した処理フローである。
S1501からS1506まではS1101からS1106までと同様である。ユーザ2は、スキャンボットアプリが投稿したスキャンデータ受信のメッセージ901を選択しファイル閲覧画面に遷移する(S1507-Yes)。選択されたファイルが暗号化設定無しのファイルの場合(S1508-No)、ファイル閲覧画面にファイルを表示(S1514)し、スキャンボットアプリを終了する(S1513)。選択されたファイルが暗号化設定ありの場合(S1508-Yes)、スキャンボットアプリはファイルアクセスしたユーザがユーザ2であることを特定する(S1509)。スキャンボットアプリはパスワード通知に関する設定の有無を確認する(S15010)。設定がある場合(S1510-Yes)、ユーザ2が通知対象か否か判定する(S1511)。ユーザ2が通知対象の場合(S1511-Yes)、ユーザ2宛てにパスワード通知メッセージ1307を送信する(S1512)。アプリケーションサーバー102はスキャンボットアプリを終了する(S1513)。パスワード通知に関する設定がない場合(S1510-No)、スキャンボットアプリはユーザ2宛てにパスワード通知メッセージ1307を送信する(S1512)。パスワード通知に関する設定があり(S1510-Yes)、ユーザ2が通知対象でない場合(S1511-No)、アプリケーションサーバー102はスキャンボットアプリを終了する(S1513)。尚、スキャンボットアプリは自動で終了せず、ユーザの指示や時間経過で終了しても良い。
以上によりユーザが暗号化されたスキャンデータを不特定多数が参加するチャンネル上で共有する際、ファイル共有後にユーザが改めてパスワードを送信することなく、適切な権限をもうユーザにのみ容易にパスワードを共有することが可能となる。
<その他の実施の形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 画像処理装置
102 アプリケーションサーバー
103 ユーザ端末
307 暗号化ファイル生成部

Claims (17)

  1. 画像処理装置と情報処理装置を含むシステムであって、
    前記画像処理装置は、
    原稿の画像を読み取る読取手段と、
    暗号化に使用されるパスワードを入力する入力手段と、
    前記画像を含むファイルであって、前記入力手段が入力したパスワードを用いて暗号化されたファイルを生成する暗号化手段と、
    前記入力手段が前記パスワードを入力してから、当該パスワードをさらに入力することなく前記暗号化されたファイルと前記入力手段が入力したパスワードを前記情報処理装置に送信する送信手段を有し、
    前記情報処理装置は、
    前記画像処理装置から前記暗号化されたファイルと前記入力手段が入力したパスワードを受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した前記暗号化されたファイルをユーザによって指定されたトークルームに投稿する処理と、前記受信手段が受信した前記パスワード当該トークルームに投稿する処理を実行する実行手段とを有することを特徴とするシステム。
  2. 前記入力手段は、前記画像処理装置の操作部を介して受け付けた前記パスワードを入力することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 前記暗号化手段は、前記入力手段が入力したパスワードを用いて復号化できるように前記暗号化されたファイルを生成することを特徴とする請求項1または2に記載のシステム。
  4. 前記送信手段は、前記暗号化されたファイルを送信するための指示を受け付けたことに基づいて、前記暗号化されたファイルと前記入力手段が入力したパスワードを前記情報処理装置に送信することを特徴する請求項1乃至の何れか1項に記載のシステム。
  5. 記指示は、前記情報処理装置と通信する外部装置の操作部を介して入力された実行指示であり、前記画像処理装置に、原稿の画像の読み取りと前記暗号化されたファイルの送信をさせるための実行指示であることを特徴とする請求項に記載のシステム。
  6. 記指示は、前記画像処理装置の操作部を介して入力された実行指示であり、前記画像処理装置に、原稿の画像の読み取りと前記暗号化されたファイルの送信をさせるための実行指示であることを特徴とする請求項に記載のシステム。
  7. 前記受信手段が受信した前記パスワード前記トークルームに投稿する処理は、前記受信手段が受信した前記暗号化されたファイルを前記ユーザによって指定されたトークルームに投稿する処理が実行された後に実行されることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載のシステム。
  8. 前記受信手段が受信した前記パスワード前記トークルームに投稿する処理は、前記受信手段が受信した前記暗号化されたファイルを前記ユーザによって指定されたトークルームに投稿する処理が実行された後に、ユーザの指示を受け付けたことによって実行されることを特徴とする請求項に記載のシステム。
  9. 暗号化されたファイルとパスワードを受信する受信手段と、前記受信手段が受信した前記暗号化されたファイルをユーザによって指定されたトークルームに投稿する処理と、前記受信手段が受信した前記パスワード当該トークルームに投稿する処理を実行する実行手段とを有する情報処理装置と通信可能な画像処理装置であって、
    原稿の画像を読み取る読取手段と、
    暗号化に使用されるパスワードを入力する入力手段と、
    前記画像を含むファイルであって、前記入力手段が入力したパスワードを用いて暗号化されたファイルを生成する暗号化手段と、
    前記入力手段が前記パスワードを入力してから、当該パスワードをさらに入力することなく前記暗号化されたファイルと前記入力手段が入力したパスワードを前記情報処理装置に送信する送信手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  10. 前記入力手段は、前記画像処理装置の操作部を介して受け付けた前記パスワードを入力することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  11. 前記暗号化手段は、前記入力手段が入力したパスワードを用いて復号化できるように前記暗号化されたファイルを生成することを特徴とする請求項9または10に記載の画像処理装置。
  12. 前記送信手段は、前記暗号化されたファイルを送信するための指示を受け付けたことに基づいて、前記暗号化されたファイルと前記入力手段が入力したパスワードを前記情報処理装置に送信することを特徴とする請求項乃至1の何れか1項に記載の画像処理装置。
  13. 記指示は、前記情報処理装置と通信する外部装置の操作部を介して入力された実行指示であり、前記画像処理装置に、原稿の画像の読み取りと前記暗号化されたファイルの送信をさせるための実行指示であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  14. 記指示は、前記画像処理装置の操作部を介して入力された実行指示であり、前記画像処理装置に、原稿の画像の読み取りと前記暗号化されたファイルの送信をさせるための実行指示であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  15. 前記受信手段が受信した前記パスワード前記トークルームに投稿する処理は、前記受信手段が受信した前記暗号化されたファイルを前記ユーザによって指定されたトークルームに投稿する処理が実行された後に実行されることを特徴とする請求項乃至1の何れか1項に記載の画像処理装置。
  16. 前記受信手段が受信した前記パスワード前記トークルームに投稿する処理は、前記受信手段が受信した前記暗号化されたファイルを前記ユーザによって指定されたトークルームに投稿する処理が実行された後に、ユーザの指示を受け付けたことによって実行されることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  17. 暗号化されたファイルとパスワードを受信する受信手段と、前記受信手段が受信した前記暗号化されたファイルをユーザによって指定されたトークルームに投稿する処理と、前記受信手段が受信した前記パスワード当該トークルームに投稿する処理を実行する実行手段とを有する情報処理装置と通信可能な画像処理装置の制御方法であって、
    原稿の画像を読み取る読取工程と、
    暗号化に使用されるパスワードを入力する入力工程と、
    前記画像を含むファイルであって、前記入力工程で入力したパスワードを用いて暗号化されたファイルを生成する暗号化工程と、
    前記入力工程で前記パスワードを入力してから、当該パスワードをさらに入力することなく前記暗号化されたファイルと前記入力工程で入力したパスワードを前記情報処理装置に送信する送信工程とを有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
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