JP2023074794A - リモート印刷の制御方法およびオンライン会議の会議端末 - Google Patents
リモート印刷の制御方法およびオンライン会議の会議端末 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】オンライン会議の会議端末で印刷を指示して他の会議端末に印刷を行わせる簡便でセキュアな手法を提供する。【解決手段】オンライン会議用アプリを実行する会議端末の制御部が、会議に固有の認証情報を会議サーバーから取得し、リモート印刷の送信側として、他の会議端末に印刷を行わせる指示をユーザーから受け付け、指示に基づいて印刷データを生成し、生成された印刷データを、会議サーバーを介してあるいは介さずに他の会議端末に宛て送信し、さらに、リモート印刷の受信側として、他の会議端末で生成された印刷データを受信し、自機がアクセス可能な印刷装置にその印刷データを送って印刷させ、印刷データを生成するステップは、会議サーバーからの認証情報を用いて印刷データを暗号化する処理を含み、印刷させるステップは、会議サーバーからの認証情報を用いて印刷データを復号化する処理を含むリモート印刷の制御方法。【選択図】図1
Description
この発明は、リモート印刷の制御方法および会議端末に関し、より詳細にはオンライン会議のある会議端末で印刷を指示して他の会議端末に印刷を行わせるリモート印刷の制御方法およびオンライン会議用アプリを実行する会議端末に関する。
オンライン会議の会議端末間でデータの共有、データの同時閲覧は可能である。しかし、オンライン会議の参加者が手元で参照する会議資料等の印刷物について、セキュアな配布や共有に係る機能は一般的でない。
オンライン会議における印刷に関して、次のような技術が知られている。テレビ会議端末装置と通信可能なサーバ装置が、テレビ会議端末装置を用いて会議に参加している各拠点の参加者の名刺情報を取得する。さらに、会議相手のテレビ会議端末装置で表示される撮像画像上における参加者の位置に関する情報を、各拠点のテレビ会議端末装置から取得する。そして、拠点毎に他拠点の参加者の名刺情報を当該参加者の位置に関連付けて、各拠点のテレビ会議端末装置に接続された印刷装置に印刷させる。
オンライン会議における印刷に関して、次のような技術が知られている。テレビ会議端末装置と通信可能なサーバ装置が、テレビ会議端末装置を用いて会議に参加している各拠点の参加者の名刺情報を取得する。さらに、会議相手のテレビ会議端末装置で表示される撮像画像上における参加者の位置に関する情報を、各拠点のテレビ会議端末装置から取得する。そして、拠点毎に他拠点の参加者の名刺情報を当該参加者の位置に関連付けて、各拠点のテレビ会議端末装置に接続された印刷装置に印刷させる。
会議参加者の名刺情報以外に、補足資料、訂正資料あるいは議事録等の印刷物がオンライン会議の途中で必要になることがある。そのような場合に、セキュアな配布や共有が実現できれば便宜である。しかし、送り手の会議端末で印刷の指示を直接行って受け手の会議端末に印刷を行わせる機能は用意されていない。
一般的なオンライン会議システムにおいて、送り手の会議端末から受け手の会議端末へ印刷の元となるデータ(例えば、文書ファイルや画像データ等)を提供することはできる。その場合、受け手の会議参加者は、送り手の会議端末から提供されたデータを自分の会議端末がアクセス可能な印刷装置に送って印刷させる必要がある。受け取ったデータを取り扱うことのできるアプリを自分の会議端末において立ち上げて、アプリから印刷を実行する必要がある。印刷用に受け取ったデータが受け手の会議端末のメモリーに格納される場合は、データセキュリティの側面で懸念が生じる。
この発明は、以上のような事情を考慮してなされたものであって、オンライン会議のある会議端末で印刷を指示して他の会議端末に印刷を行わせる簡便でセキュアな手法を提供するものである。
一般的なオンライン会議システムにおいて、送り手の会議端末から受け手の会議端末へ印刷の元となるデータ(例えば、文書ファイルや画像データ等)を提供することはできる。その場合、受け手の会議参加者は、送り手の会議端末から提供されたデータを自分の会議端末がアクセス可能な印刷装置に送って印刷させる必要がある。受け取ったデータを取り扱うことのできるアプリを自分の会議端末において立ち上げて、アプリから印刷を実行する必要がある。印刷用に受け取ったデータが受け手の会議端末のメモリーに格納される場合は、データセキュリティの側面で懸念が生じる。
この発明は、以上のような事情を考慮してなされたものであって、オンライン会議のある会議端末で印刷を指示して他の会議端末に印刷を行わせる簡便でセキュアな手法を提供するものである。
この発明は、オンライン会議のアプリを実行する会議端末の制御部が、会議に固有の認証情報を会議サーバーから取得するステップと、リモート印刷の送信側として機能するために、他の会議端末に印刷を行わせるユーザーからの指示を受け付けるステップと、前記指示に基づいてリモート印刷に係る印刷データを生成するステップと、生成された印刷データを、前記会議サーバーを介してあるいは介さずに前記他の会議端末に宛て送信するステップとを備え、さらに、前記リモート印刷の受信側として機能するために、他の会議端末で生成された印刷データを受信するステップと、自機がアクセス可能な印刷装置にその印刷データを送って印刷させるステップと、を備え、前記印刷データを生成するステップは、前記会議サーバーからの認証情報を用いて前記印刷データを暗号化する処理を含み、前記印刷させるステップは、前記会議サーバーからの認証情報を用いてその印刷データを復号化する処理を含むリモート印刷の制御方法を提供する。
また、異なる観点からこの発明は、オンライン会議用アプリを実行する会議端末であって、会議に固有の認証情報を会議サーバーから取得する認証情報取得部と、リモート印刷の送信側の機能として、他の会議端末に印刷を行わせるユーザーからの指示を受け付ける指示受領部と、前記指示に基づいてリモート印刷に係る印刷データを生成する印刷データ生成部と、生成された印刷データを、前記会議サーバーを介してあるいは介さずに前記他の会議端末に宛て送信する印刷データ送出部とを備え、さらに、前記リモート印刷の受信側の機能として、他の会議端末で生成された印刷データを受信する印刷データ受信部と、自機がアクセス可能な印刷装置にその印刷データを送って印刷させる印刷処理部とを備え、前記印刷データ生成部は、前記認証情報取得部が取得した認証情報を用いて前記印刷データを暗号化し、前記印刷処理部は、前記認証情報取得部が取得した認証情報を用いてその印刷データを復号化する処理を含む会議端末を提供する。
この発明によるリモート印刷の制御方法は、送信側として、他の会議端末に印刷を行わせる指示をユーザーから受け付け、指示に基づいて印刷データを生成して他の会議端末に宛て送信し、さらに、受信側として、前記印刷データを受信し、自機がアクセス可能な印刷装置に印刷させ、印刷データを生成するステップは、会議サーバーからの認証情報を用いて印刷データを暗号化する処理を含み、印刷させるステップは、会議サーバーからの認証情報を用いて印刷データを復号化する処理を含むので、オンライン会議の会議端末で印刷を指示して他の会議端末に印刷を行わせる簡便でセキュアな手法を実現できる。
この発明による会議端末も同様の作用効果を奏する。
この発明による会議端末も同様の作用効果を奏する。
以下、図面を用いてこの発明をさらに詳述する。なお、以下の説明は、すべての点で例示であって、この発明を限定するものと解されるべきではない。
(実施の形態1)
まず、この実施形態においてオンライン会議を実施するためのシステム全体の構成について述べる。
(実施の形態1)
まず、この実施形態においてオンライン会議を実施するためのシステム全体の構成について述べる。
図1は、この実施形態において、オンライン会議の会議サーバー、会議端末および印刷装置を含むシステムの構成例を示す説明図である。図2は、図1に示す会議端末および複合機の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、この実施形態によるオンライン会議システム100は、会議サーバー10と会議端末12、14および16が通信可能に接続されている。会議端末12、14および16は、オンライン会議用のアプリを実行してオンライン会議のデータファイルや表示データを共有し、会議サーバー10を介してそれらのデータや、会議参加者の映像や音声などの会議情報をやりとりする。会議端末12、14は、例えば同じオフィス内の会議参加者のデスクに置かれた端末であり、会議端末14はそのオフィス内の会議室に設置された会議端末であってもよい。あるいは、会議端末12が在宅勤務者の自宅の会議端末であってもよく、会議端末14が海外や遠隔地の拠点の会議端末であってもよい。
図1に示すように、この実施形態によるオンライン会議システム100は、会議サーバー10と会議端末12、14および16が通信可能に接続されている。会議端末12、14および16は、オンライン会議用のアプリを実行してオンライン会議のデータファイルや表示データを共有し、会議サーバー10を介してそれらのデータや、会議参加者の映像や音声などの会議情報をやりとりする。会議端末12、14は、例えば同じオフィス内の会議参加者のデスクに置かれた端末であり、会議端末14はそのオフィス内の会議室に設置された会議端末であってもよい。あるいは、会議端末12が在宅勤務者の自宅の会議端末であってもよく、会議端末14が海外や遠隔地の拠点の会議端末であってもよい。
会議端末12は、原稿の読み取りおよび印刷が可能な複合機22とアクセス可能に接続されているものとする。同様に、会議端末14は、複合機24とアクセス可能に接続されているものとする。また、会議端末16は、大型のタッチパネルディスプレイ16Dおよび複合機26とアクセス可能に接続されているものとする。会議端末12は複合機24、26に直接アクセスすることはできないものとする。
なお、図1に示す例で、会議端末12、14および16は会議サーバー10を介して通信を行うものとしているが、それに限らず、会議端末12、14および16が直接通信できるように構成されていてもよい。
なお、図1に示す例で、会議端末12、14および16は会議サーバー10を介して通信を行うものとしているが、それに限らず、会議端末12、14および16が直接通信できるように構成されていてもよい。
図2は、図1に示す会議端末16および複合機26をそれぞれの代表例として示しているが、他の会議端末および複合機も同様の構成と考えてよい。
図2に示すように、会議端末16は、プロセッサを中心とする端末制御部50、図1にも示すタッチパネルディスプレイ16D、メモリーデバイスやHDD(Hard Disk Drive)等の組み合せで構成される記憶部60を備える。端末制御部50は、記憶部60に格納された処理プログラムを実行する。リモート印刷に係る機能は、オンライン会議のアプリおよびそれと対をなす仮想プリンタドライバを端末制御部50のプロセッサが実行することによって実現される。その機能は、認証情報取得部51を含む。さらに、リモート印刷の送信側の機能として、指示受領部52、印刷データ生成部53および印刷データ送出部54を含む。また、リモート印刷の受信側の機能として、印刷データ受信部55および印刷処理部56を含む。
図2に示すように、会議端末16は、プロセッサを中心とする端末制御部50、図1にも示すタッチパネルディスプレイ16D、メモリーデバイスやHDD(Hard Disk Drive)等の組み合せで構成される記憶部60を備える。端末制御部50は、記憶部60に格納された処理プログラムを実行する。リモート印刷に係る機能は、オンライン会議のアプリおよびそれと対をなす仮想プリンタドライバを端末制御部50のプロセッサが実行することによって実現される。その機能は、認証情報取得部51を含む。さらに、リモート印刷の送信側の機能として、指示受領部52、印刷データ生成部53および印刷データ送出部54を含む。また、リモート印刷の受信側の機能として、印刷データ受信部55および印刷処理部56を含む。
認証情報取得部51は、オンライン会議に固有の認証情報を会議サーバーから取得する。その認証情報は、オンライン会議に係るデータのセキュリティ確保のために使用される。後述する印刷データ生成部53は、その認証情報を用いて印刷データを暗号化する。後述する印刷処理部56は、暗号化された印刷データを復号化したうえで複合機26に印刷させる。
指示受領部52は、リモート印刷に係るユーザーからの指示を受付ける。
印刷データ生成部53は、指示受領部52が受付けた指示に基づいてリモート印刷に係る印刷データを生成する。
印刷データ送出部54は、生成された印刷データ、印刷設定および宛先に係る情報を会議サーバー10へ送る。
指示受領部52は、リモート印刷に係るユーザーからの指示を受付ける。
印刷データ生成部53は、指示受領部52が受付けた指示に基づいてリモート印刷に係る印刷データを生成する。
印刷データ送出部54は、生成された印刷データ、印刷設定および宛先に係る情報を会議サーバー10へ送る。
印刷データ受信部55は、他の会議端末で生成され暗号化されたリモート印刷に係る印刷データを会議サーバー10から受信する。
印刷処理部56は、リモート印刷に係る印刷データを復号化して複合機26へ送り、印刷させる。
なお、図2に示すように、複合機26は、原稿送り装置71を含むスキャナ部70と、画像形成部73を含むエンジン部72とを備える。スキャナ部70は、原稿を読み取る。読み取った原稿を印刷データ生成部53に送ってリモート印刷に係る印刷データとすることもできる。エンジン部72は、リモート印刷に係る印刷データを印刷する。画像形成部73は、印刷データに基づいて画像を形成するブロックであり、一例として電子写真方式の画像形成部が挙げられるがそれに限るものでなく、例えばインクジェット方式のものであってもよい。
印刷処理部56は、リモート印刷に係る印刷データを復号化して複合機26へ送り、印刷させる。
なお、図2に示すように、複合機26は、原稿送り装置71を含むスキャナ部70と、画像形成部73を含むエンジン部72とを備える。スキャナ部70は、原稿を読み取る。読み取った原稿を印刷データ生成部53に送ってリモート印刷に係る印刷データとすることもできる。エンジン部72は、リモート印刷に係る印刷データを印刷する。画像形成部73は、印刷データに基づいて画像を形成するブロックであり、一例として電子写真方式の画像形成部が挙げられるがそれに限るものでなく、例えばインクジェット方式のものであってもよい。
図1に示すリモート印刷の例は、会議端末12の会議参加者が印刷に係るデータを生成して他の会議端末である会議端末14および/または会議端末16に印刷を行わせる機能である。リモート印刷に係る印刷を行う際に、送信側の会議端末12の会議参加者は印刷の出力に係る設定および操作を行えるので、受信側の会議参加者はリモート印刷に関して特段の設定を行う必要がない。
また、送信側の会議端末12から受信側の会議端末14および16への印刷設定および印刷データの受け渡しは、オンライン会議の参加者に限定されたセキュアな環境で行われる。会議端末12、14および16においてオンライン会議に係るデータは、オンライン会議のアプリが管理する。リモート印刷に係る印刷データの管理は、会議サーバー10が管理するオンライン会議の共有データと同様、秘密保護に配慮して取り扱われる。
また、送信側の会議端末12から受信側の会議端末14および16への印刷設定および印刷データの受け渡しは、オンライン会議の参加者に限定されたセキュアな環境で行われる。会議端末12、14および16においてオンライン会議に係るデータは、オンライン会議のアプリが管理する。リモート印刷に係る印刷データの管理は、会議サーバー10が管理するオンライン会議の共有データと同様、秘密保護に配慮して取り扱われる。
例えば、オンライン会議の共有データは、オンライン会議の参加者のみに提供されるパスワード等の認証情報によって保護されるが、リモート印刷に係る印刷データについても同様である。送信側の会議端末12から受信側の会議端末14および/または会議端末16へのリモート印刷に係る印刷設定や印刷データは、オンライン会議の参加者のみに提供される前記認証情報を用いて暗号化、復号化が行われてもよい。
図1において、会議端末12の会議参加者は、例えばオンライン会議の開催中に、修正や補足が必要になった会議資料を他の会議端末14や16の会議参加者に配布するものとする。その場合、会議端末12の会議参加者は、オンライン会議のアプリに用意されたリモート印刷のメニューを選択し、そのメニューでリモート印刷を行うデータと印刷の行わせる受信側の会議端末を選択する。リモート印刷を行うデータの選択は、例えば、帳票計算のファイル、文書ファイル、あるいは画像ファイルの選択である。
また、受信側の会議端末の選択に加えて、選択された受信側の会議端末がアクセス可能な印刷装置(複合機)を選択するようにしてもよいが、会議端末が選択されると、その会議端末の既定のプリンタを用いて印刷されるようにしてもよい。
また、受信側の会議端末の選択に加えて、選択された受信側の会議端末がアクセス可能な印刷装置(複合機)を選択するようにしてもよいが、会議端末が選択されると、その会議端末の既定のプリンタを用いて印刷されるようにしてもよい。
リモート印刷の対象となるデータおよび受信側の会議端末が選択されると、続いて送信側の会議端末12は、リモート印刷用の印刷データを生成する。リモート印刷の対象として選択されたデータに関連付けられたアプリが起動し、印刷先として仮想プリンタドライバを選択することで印刷データを生成してもよい。印刷データは、仮想プリンタドライバが使用する所定のページ記述言語(Page Description LanguageあるいはPDL)であってもよい。オンライン会議のアプリあるいはそのアプリの対として提供される仮想プリンタドライバは、生成された印刷データを、印刷設定および宛先に係る情報と共に会議サーバー10へ送る。会議サーバー10は、そのデータを受信すると、宛先の会議端末14および16へ送信する。
会議端末14および16のオンライン会議アプリは、会議サーバー10から印刷用のデータを受信すると、それぞれの会議端末からアクセス可能な複合機にその印刷データを送り印刷を行わせる。会議端末14は、複合機24に印刷を行わせて印刷出力34を得る。会議端末16は、複合機26に印刷を行わせて印刷出力36を得る。
会議端末14および16のオンライン会議アプリは、会議サーバー10から印刷用のデータを受信すると、それぞれの会議端末からアクセス可能な複合機にその印刷データを送り印刷を行わせる。会議端末14は、複合機24に印刷を行わせて印刷出力34を得る。会議端末16は、複合機26に印刷を行わせて印刷出力36を得る。
(実施の形態2)
会議サーバー10からリモート印刷用の印刷データを受信した受信側の会議端末(実施の形態1の例で会議端末14および16)は、受信した印刷データを用いてリモート印刷を行うか否かをその会議端末のユーザーに確認してもよい。
即ち、オンライン会議のアプリは、データを受信すると、印刷に先立ってリモート印刷の可否を確認するダイアログを表示させる。そして、ユーザーの入力を待ってリモート印刷を行う。
さらにその際、送信側で行われた印刷設定をユーザーに確認してもらい、印刷設定の変更を受け付けるようにしてもよい。例えば、送信側で片面印刷に設定されたものを両面印刷に変更したり、送信側で設定されていなくても2in1に設定変更したり、印刷先の複合機を変更して印刷させたりする。
会議サーバー10からリモート印刷用の印刷データを受信した受信側の会議端末(実施の形態1の例で会議端末14および16)は、受信した印刷データを用いてリモート印刷を行うか否かをその会議端末のユーザーに確認してもよい。
即ち、オンライン会議のアプリは、データを受信すると、印刷に先立ってリモート印刷の可否を確認するダイアログを表示させる。そして、ユーザーの入力を待ってリモート印刷を行う。
さらにその際、送信側で行われた印刷設定をユーザーに確認してもらい、印刷設定の変更を受け付けるようにしてもよい。例えば、送信側で片面印刷に設定されたものを両面印刷に変更したり、送信側で設定されていなくても2in1に設定変更したり、印刷先の複合機を変更して印刷させたりする。
(実施の形態3)
実施の形態1において、リモート印刷の送信側の会議端末12がリモート印刷を行うデータを選択して印刷データを生成する態様を述べた。
この実施形態で、送信側の会議端末12の会議参加者は、会議端末12がアクセス可能な複合機22を操作して原稿を読み取らせ、読み取られた原稿を会議端末14および/または会議端末16でリモート印刷を行わせる(図1の複合機22と会議端末12を結ぶ鎖線の矢印および原稿32を参照)。
原稿の読み取りに係る設定や操作は、会議端末12で行ってもよい。その場合、複合機22は、所謂、プル型のスキャナとして機能する。あるいは、原稿の読み取りに係る設定や操作を、複合機22で行えるようにしてもよい。その場合、複合機22は、所謂、プッシュ型のスキャナとして機能する。オンライン会議においてアドインソフト(複合機のアプリ)を複合機22にインストールすることによって、複合機22がプッシュ型のスキャナとして機能するように構成されてもよい。
実施の形態1において、リモート印刷の送信側の会議端末12がリモート印刷を行うデータを選択して印刷データを生成する態様を述べた。
この実施形態で、送信側の会議端末12の会議参加者は、会議端末12がアクセス可能な複合機22を操作して原稿を読み取らせ、読み取られた原稿を会議端末14および/または会議端末16でリモート印刷を行わせる(図1の複合機22と会議端末12を結ぶ鎖線の矢印および原稿32を参照)。
原稿の読み取りに係る設定や操作は、会議端末12で行ってもよい。その場合、複合機22は、所謂、プル型のスキャナとして機能する。あるいは、原稿の読み取りに係る設定や操作を、複合機22で行えるようにしてもよい。その場合、複合機22は、所謂、プッシュ型のスキャナとして機能する。オンライン会議においてアドインソフト(複合機のアプリ)を複合機22にインストールすることによって、複合機22がプッシュ型のスキャナとして機能するように構成されてもよい。
≪フローチャート≫
実施の形態1~3で述べたリモート印刷に係る処理の流れを、フローチャートを参照しつ以下に述べる。
図3~図6は、図1に示すオンライン会議システムにおいて、会議端末が他の会議端末にリモート印刷を行う処理の流れを示すフローチャートである。送信側の会議端末(図1に示す例における会議端末12)については、端末制御部が実行する処理を示す。会議サーバーについては、サーバー制御部(図2に示す例では会議サーバー10のサーバー制御部80)が実行する処理を示す。受信側の会議端末(図1に示す例における会議端末14、16)については、それぞれの会議端末の端末制御部が実行する処理を示す。なお、図3から図6は、図1および図2に示すように、会議端末12、14および16が会議サーバー10を介して通信を行うことを前提としており、会議端末16のサーバー制御部80の処理を含む。
実施の形態1~3で述べたリモート印刷に係る処理の流れを、フローチャートを参照しつ以下に述べる。
図3~図6は、図1に示すオンライン会議システムにおいて、会議端末が他の会議端末にリモート印刷を行う処理の流れを示すフローチャートである。送信側の会議端末(図1に示す例における会議端末12)については、端末制御部が実行する処理を示す。会議サーバーについては、サーバー制御部(図2に示す例では会議サーバー10のサーバー制御部80)が実行する処理を示す。受信側の会議端末(図1に示す例における会議端末14、16)については、それぞれの会議端末の端末制御部が実行する処理を示す。なお、図3から図6は、図1および図2に示すように、会議端末12、14および16が会議サーバー10を介して通信を行うことを前提としており、会議端末16のサーバー制御部80の処理を含む。
図3に示すように、何れかの会議端末からオンライン会議が登録されると(ステップS11)、サーバー制御部は、オンライン会議に登録された会議参加者にオンライン会議の招待を通知する(ステップS13)。
登録された会議開催の日時が到来すると、オンライン会議を開催するために各会議参加者の会議端末からのログインを受付ける(ステップS15)。会議参加者は、それぞれの会議端末でオンライン会議のアプリを起動し、ログインしてオンライン会議に参加する。各会議端末の端末制御部は、オンライン会議のアプリを実行し、ユーザーからユーザー名やパスワードの入力を受け付けてログインの処理を実行する(ステップS17)。
登録された会議開催の日時が到来すると、オンライン会議を開催するために各会議参加者の会議端末からのログインを受付ける(ステップS15)。会議参加者は、それぞれの会議端末でオンライン会議のアプリを起動し、ログインしてオンライン会議に参加する。各会議端末の端末制御部は、オンライン会議のアプリを実行し、ユーザーからユーザー名やパスワードの入力を受け付けてログインの処理を実行する(ステップS17)。
サーバー制御部は、ログインした会議参加者の会議端末に、開催したオンライン会議に固有の認証コードを送信する(ステップS19)。
オンライン会議にログインした各端末制御部は、その会議端末がリモート印刷の受信側として印刷を受け付けるか否かの状態を調べて(ステップS21)会議サーバーに送る。会議端末からアクセス可能な複合機等の印刷装置が設定されていない場合や、設定されていても印刷可能な状態にない場合は、「不可」を送る。さらに、印刷可能な印刷装置があっても、リモート印刷を受け付けないようユーザーによる設定がなされている場合も「不可」を送る(ステップS23)。それらのいずれにも該当せず、リモート印刷を受け付けることができる場合は、「可」を送る(ステップs25)。
オンライン会議にログインした各端末制御部は、その会議端末がリモート印刷の受信側として印刷を受け付けるか否かの状態を調べて(ステップS21)会議サーバーに送る。会議端末からアクセス可能な複合機等の印刷装置が設定されていない場合や、設定されていても印刷可能な状態にない場合は、「不可」を送る。さらに、印刷可能な印刷装置があっても、リモート印刷を受け付けないようユーザーによる設定がなされている場合も「不可」を送る(ステップS23)。それらのいずれにも該当せず、リモート印刷を受け付けることができる場合は、「可」を送る(ステップs25)。
サーバー制御部は、何れかの会議端末からリモート印刷可否の情報を受信すると、その情報を他の会議端末に知らせる(ステップS27)。
その情報を受信した各端末制御部は、それぞれの会議端末のリモート印刷可否に係る状態を、オンライン会議のアプリ画面に表示させてもよい(図4に示すステップS33)。
リモート印刷可否の状態は、固定的なものでなく、設定によりまたは印刷装置の状態によって変更されてもよい。自端末のリモート印刷可否の状態に変更が生じた場合(ステップS35)、端末制御部は、変更された状態を会議サーバーに知らせる(ステップS37)。状態変更の知らせを受けると、サーバー制御部はその情報を他の会議端末に知らせる(ステップS39)。各端末制御部がリモート印刷可否の状態をアプリ画面に表示している場合、受信した情報に基づいてアプリ画面の表示を更新してもよい。
その情報を受信した各端末制御部は、それぞれの会議端末のリモート印刷可否に係る状態を、オンライン会議のアプリ画面に表示させてもよい(図4に示すステップS33)。
リモート印刷可否の状態は、固定的なものでなく、設定によりまたは印刷装置の状態によって変更されてもよい。自端末のリモート印刷可否の状態に変更が生じた場合(ステップS35)、端末制御部は、変更された状態を会議サーバーに知らせる(ステップS37)。状態変更の知らせを受けると、サーバー制御部はその情報を他の会議端末に知らせる(ステップS39)。各端末制御部がリモート印刷可否の状態をアプリ画面に表示している場合、受信した情報に基づいてアプリ画面の表示を更新してもよい。
このようにして、オンライン会議が開催されている間に、リモート印刷の要求に係る操作を指示受領部としての端末制御部が受付けた場合(ステップS41のYes)、端末制御部は、リモート印刷に係る指示を受付ける。この実施形態では、リモート印刷に係る操作画面を端末の表示部に表示させてユーザーの指示を受付ける。図1、2に示す会議端末16の場合、端末制御部50はタッチパネルディスプレイ16Dに前記操作画面を表示させる(ステップS43)。前記操作画面は、リモート印刷の受信側となる会議端末(会議参加者)の選択を受け付ける画面含む。さらに、リモート印刷の対象となるデータの選択を受付ける画面を含む。なお、対象のデータを選択してリモート印刷を指示する態様だけでなく、アプリでファイルを開き、印刷メニューを選択してリモート印刷を指示する態様もあり得る。その態様によれば、ファイルを開いたアプリの印刷メニューは、リモート印刷に係る仮想プリンタドライバの選択を受け付ける画面、およびリモート印刷の受信側となる会議端末の選択を受け付ける画面を含む。図5に示すフローチャートは、対象のデータを選択してリモート印刷を指示する場合のものである。
ステップS43の処理で表示された操作画面で、端末制御部は、リモート印刷の対象とするデータの選択を受付ける(図5に示すステップS44)。対象とするデータは、自端末がアクセス可能なデータであって、会議サーバーに格納されているアクセス可能なデータを含む。
ステップS43の処理で表示された操作画面で、端末制御部は、リモート印刷の対象とするデータの選択を受付ける(図5に示すステップS44)。対象とするデータは、自端末がアクセス可能なデータであって、会議サーバーに格納されているアクセス可能なデータを含む。
また、端末制御部は、その操作画面でリモート印刷の受信側の会議端末の選択を受付ける(ステップS44)。
受信側の会議端末が選択される際、端末制御部が、受信側として選択された会議端末にその時点でリモート印刷を受付けるか否かの問合せを行うようにしてもよい(ステップS45)。端末制御部は、その問い合わせをまず会議サーバーへ送る。サーバー制御部は、その問合せを、受信側として選択された会議端末へ送る(ステップS46)。あるいは、送信側の会議端末から受信側として選択された会議端末へ、その問合せを直接送信してもよい(鎖線で示すステップS45参照)。
受信側の会議端末が選択される際、端末制御部が、受信側として選択された会議端末にその時点でリモート印刷を受付けるか否かの問合せを行うようにしてもよい(ステップS45)。端末制御部は、その問い合わせをまず会議サーバーへ送る。サーバー制御部は、その問合せを、受信側として選択された会議端末へ送る(ステップS46)。あるいは、送信側の会議端末から受信側として選択された会議端末へ、その問合せを直接送信してもよい(鎖線で示すステップS45参照)。
問い合わせを受けた会議端末の端末制御部は、問合せをユーザーに知らせる画面を表示させて、ユーザーの入力を受け付ける(ステップS47)。ユーザーがその画面でリモート印刷を受付けるか否かを入力すると、受信側の端末制御部はその入力を会議サーバーに返答として送る(ステップS49)。返答を受信したサーバー制御部は、その返答を問合せ元の会議端末に送る(ステップS51)。あるいは、返答が入力された会議端末から問合せ元の会議端末へ、その返答を直接送信してもよい(鎖線で示すステップS49参照)。
返答を受け取った問合せ元の端末制御部は、返答の内容がリモート印刷可能か否かを判定する(ステップS53)。リモート印刷を受付けない旨の返答であった場合(ステップS53のNo)、端末制御部は、受信側として選択された会議端末がリモート印刷を受付けないことを表示してユーザーに知らせる(ステップS55)。そして、リモート印刷に係る処理を終了する。
返答を受け取った問合せ元の端末制御部は、返答の内容がリモート印刷可能か否かを判定する(ステップS53)。リモート印刷を受付けない旨の返答であった場合(ステップS53のNo)、端末制御部は、受信側として選択された会議端末がリモート印刷を受付けないことを表示してユーザーに知らせる(ステップS55)。そして、リモート印刷に係る処理を終了する。
一方、受け取った返答がリモート印刷を受付けるものであった場合(ステップS53のYes)、端末制御部は受信側として選択された会議端末がリモート印刷を受付ることを表示してユーザーに知らせ、指示受領部としてリモート印刷の設定および印刷開始の指示を受付ける(図6に示すステップS61)。リモート印刷開始の指示を受付けると、印刷データ生成部として端末制御部は、設定に基づいた印刷データを生成する。印刷データは、会議サーバーから取得した認証情報を用いて暗号化する(ステップS63)。そして、印刷設定および宛先に係る情報と共に、生成した印刷データを会議サーバーへ送る(ステップS65)。
サーバー制御部は、その印刷データを受信すると、宛先の会議端末へ転送する(ステップS67)。あるいは、印刷データを生成した会議端末から受信側の会議端末へ、印刷データを直接送信してもよい(鎖線で示すステップS65参照)。
受信側の端末制御部は、印刷データを受信すると、会議サーバーから取得した認証コードを用いて復号化し、自端末がアクセス可能な印刷装置へ送って印刷させる(ステップS69)。図1および図2に示す例において、受信側の会議端末16は印刷データを複合機26に印刷させて印刷出力36を得る。
受信側の端末制御部は、印刷データを受信すると、会議サーバーから取得した認証コードを用いて復号化し、自端末がアクセス可能な印刷装置へ送って印刷させる(ステップS69)。図1および図2に示す例において、受信側の会議端末16は印刷データを複合機26に印刷させて印刷出力36を得る。
印刷の処理が完了すると、受信側の端末制御部は、印刷出力を速やかに回収するようにメッセージを画面に表示させてユーザーの対応を促す(ステップS71)。そして、送信側の会議端末に宛ててリモート印刷が完了した旨の通知を送信する(ステップS73)。完了の通知は、まず会議サーバーへ送信する。完了の通知を受信したサーバー制御部は、印刷データを生成した会議端末へ完了の通知を転送する(ステップS75)。あるいは、受信側の会議端末から印刷データを生成した会議端末へ、完了の通知を直接送信してもよい(鎖線で示すステップS73参照)。
以上が、リモート印刷に係る処理の流れである。
以上が、リモート印刷に係る処理の流れである。
以上に述べたように、
(i)この発明によるリモート印刷の制御方法は、オンライン会議のアプリを実行する会議端末の制御部が、会議に固有の認証情報を会議サーバーから取得するステップと、リモート印刷の送信側として機能するために、他の会議端末に印刷を行わせるユーザーからの指示を受け付けるステップと、前記指示に基づいてリモート印刷に係る印刷データを生成するステップと、生成された印刷データを、前記会議サーバーを介してあるいは介さずに前記他の会議端末に宛て送信するステップとを備え、さらに、前記リモート印刷の受信側として機能するために、他の会議端末で生成された印刷データを受信するステップと、自機がアクセス可能な印刷装置にその印刷データを送って印刷させるステップと、を備え、前記印刷データを生成するステップは、前記会議サーバーからの認証情報を用いて前記印刷データを暗号化する処理を含み、前記印刷させるステップは、前記会議サーバーからの認証情報を用いてその印刷データを復号化する処理を含むことを特徴とする。
(i)この発明によるリモート印刷の制御方法は、オンライン会議のアプリを実行する会議端末の制御部が、会議に固有の認証情報を会議サーバーから取得するステップと、リモート印刷の送信側として機能するために、他の会議端末に印刷を行わせるユーザーからの指示を受け付けるステップと、前記指示に基づいてリモート印刷に係る印刷データを生成するステップと、生成された印刷データを、前記会議サーバーを介してあるいは介さずに前記他の会議端末に宛て送信するステップとを備え、さらに、前記リモート印刷の受信側として機能するために、他の会議端末で生成された印刷データを受信するステップと、自機がアクセス可能な印刷装置にその印刷データを送って印刷させるステップと、を備え、前記印刷データを生成するステップは、前記会議サーバーからの認証情報を用いて前記印刷データを暗号化する処理を含み、前記印刷させるステップは、前記会議サーバーからの認証情報を用いてその印刷データを復号化する処理を含むことを特徴とする。
この発明において、オンライン会議は、オンライン会議用のアプリが実行された複数の会議端末および会議サーバーがやり取りしながら進行するものとする。会議端末の具体的な態様は、例えば、前記アプリがインストールされたパーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォン等の情報処理装置である。会議サーバーの具体的な態様は、例えば、前記アプリがインストールされたパーソナルコンピュータやファイルサーバー等の情報処理装置である。
また、印刷装置は、会議端末から印刷データを受けて印刷を出力するものである。その具体的な態様は、例えば、会議端末と有線あるいは無線で接続された複合機等の印刷装置である。前述の実施形態における複合機は、この発明の印刷装置に相当する。印刷データは、印刷する内容だけでなく、印刷に係る設定(例えば、カラーの印刷かモノクロの印刷か、片面印刷か両面印刷か、何部印刷するかなど)を含むものとする。その意味で、印刷データを印刷ジョブとも呼ぶ。
また、印刷装置は、会議端末から印刷データを受けて印刷を出力するものである。その具体的な態様は、例えば、会議端末と有線あるいは無線で接続された複合機等の印刷装置である。前述の実施形態における複合機は、この発明の印刷装置に相当する。印刷データは、印刷する内容だけでなく、印刷に係る設定(例えば、カラーの印刷かモノクロの印刷か、片面印刷か両面印刷か、何部印刷するかなど)を含むものとする。その意味で、印刷データを印刷ジョブとも呼ぶ。
さらにまた、印刷データの暗号化および復号化は、第三者にその内容が知られないようにする処理であり、暗号化および復号化は単純なものから複雑なものまでその方式を問わず、公知の手法が適用可能である。暗号化および復号化に用いる認証情報も、その方式や内容は問わない。
さらに、この発明の好ましい態様について説明する。
(ii)各会議端末がオンライン会議にログインする際に、他の会議端末から印刷データを受領してリモート印刷を行うことが可能か否かを前記会議サーバーまたは他の会議端末に予め知らせるステップをさらに備えてもよい。
このようにすれば、オンライン会議の開催当初に、他の会議端末に自端末がリモート印刷を受付けるか否かの状態を知らせておくことが可能である。
(ii)各会議端末がオンライン会議にログインする際に、他の会議端末から印刷データを受領してリモート印刷を行うことが可能か否かを前記会議サーバーまたは他の会議端末に予め知らせるステップをさらに備えてもよい。
このようにすれば、オンライン会議の開催当初に、他の会議端末に自端末がリモート印刷を受付けるか否かの状態を知らせておくことが可能である。
(iii)各会議端末がオンライン会議にログインした後に、他の会議端末から印刷データを受領してリモート印刷を行うことが可能か否かの状態を他の会議端末に表示させるステップをさらに備えてもよい。
このようにすれば、オンライン会議の各会議端末に、どの会議端末がリモート印刷を受け付けて、どの会議端末がリモート印刷を受付けないかを表示させ、会議端末を操作する会議参加者に認識させることができる。
このようにすれば、オンライン会議の各会議端末に、どの会議端末がリモート印刷を受け付けて、どの会議端末がリモート印刷を受付けないかを表示させ、会議端末を操作する会議参加者に認識させることができる。
(iv)オンライン会議にログインした後に、受信側としてリモート印刷を行うことが可能か否かの設定の変更を受付けるステップをさらに備えてもよい。
このようにすれば、オンライン会議の途中で、リモート印刷を受付けるか否かの設定を変更できる。
このようにすれば、オンライン会議の途中で、リモート印刷を受付けるか否かの設定を変更できる。
(v)送信側の機能として前記リモート印刷に係る指示を受付けるステップおよびその指示に基づいて印刷データを生成するステップ、ならびに、受信側の機能として前記印刷データを受信するステップおよびその印刷データを前記印刷装置に送るステップが、前記アプリと共にインストールされるリモート印刷用の仮想プリンタドライバとして実行されてもよい。
このようにすれば、オンライン会議用のアプリと仮想プリンタドライバとを用いることによって、ローカルで行う通常の印刷に準じた操作でリモート印刷をユーザーに行わせることができる。
このようにすれば、オンライン会議用のアプリと仮想プリンタドライバとを用いることによって、ローカルで行う通常の印刷に準じた操作でリモート印刷をユーザーに行わせることができる。
(vi)送信側で行われたリモート印刷に係る設定を、受信側で印刷を行う前に受信側で変更するステップをさらに備えてもよい。
このようにすれば、送信側の会議端末から送られた印刷ジョブを受信側で印刷する前に設定変更する余地が提供される。
このようにすれば、送信側の会議端末から送られた印刷ジョブを受信側で印刷する前に設定変更する余地が提供される。
(vii)前記オンライン会議に係る他の会議端末からリモート印刷データに係る印刷データの受信先として選択された際に、リモート印刷の受信側となることを許容するか否かについて問い合わせ、ユーザーからの入力を求めるステップをさらに備えてもよい。
このようにすれば、リモート印刷の受信側に選択された会議端末が、その時点でリモート印刷を受付けるか否かの入力を受け付けて、受け付けた結果をリモート印刷の送信側に知らせることができる。
このようにすれば、リモート印刷の受信側に選択された会議端末が、その時点でリモート印刷を受付けるか否かの入力を受け付けて、受け付けた結果をリモート印刷の送信側に知らせることができる。
(viii)
この発明の一態様は、オンライン会議用アプリを実行する会議端末であって、会議に固有の認証情報を会議サーバーから取得する認証情報取得部と、リモート印刷の送信側の機能として、他の会議端末に印刷を行わせるユーザーからの指示を受け付ける指示受領部と、前記指示に基づいてリモート印刷に係る印刷データを生成する印刷データ生成部と、生成された印刷データを、前記会議サーバーを介してあるいは介さずに前記他の会議端末に宛て送信する印刷データ送出部とを備え、さらに、前記リモート印刷の受信側の機能として、他の会議端末で生成された印刷データを受信する印刷データ受信部と、自機がアクセス可能な印刷装置にその印刷データを送って印刷させる印刷処理部とを備え、前記印刷データ生成部は、前記認証情報取得部が取得した認証情報を用いて前記印刷データを暗号化し、前記印刷処理部は、前記認証情報取得部が取得した認証情報を用いてその印刷データを復号化する処理を含む会議端末を含む。
この発明の一態様は、オンライン会議用アプリを実行する会議端末であって、会議に固有の認証情報を会議サーバーから取得する認証情報取得部と、リモート印刷の送信側の機能として、他の会議端末に印刷を行わせるユーザーからの指示を受け付ける指示受領部と、前記指示に基づいてリモート印刷に係る印刷データを生成する印刷データ生成部と、生成された印刷データを、前記会議サーバーを介してあるいは介さずに前記他の会議端末に宛て送信する印刷データ送出部とを備え、さらに、前記リモート印刷の受信側の機能として、他の会議端末で生成された印刷データを受信する印刷データ受信部と、自機がアクセス可能な印刷装置にその印刷データを送って印刷させる印刷処理部とを備え、前記印刷データ生成部は、前記認証情報取得部が取得した認証情報を用いて前記印刷データを暗号化し、前記印刷処理部は、前記認証情報取得部が取得した認証情報を用いてその印刷データを復号化する処理を含む会議端末を含む。
この発明の態様には、上述した複数の態様のうちの何れかを組み合わせたものも含まれる。
前述した実施の形態の他にも、この発明について種々の変形例があり得る。それらの変形例は、この発明の範囲に属さないと解されるべきものではない。この発明には、請求の範囲と均等の意味および前記範囲内でのすべての変形とが含まれるべきである。
前述した実施の形態の他にも、この発明について種々の変形例があり得る。それらの変形例は、この発明の範囲に属さないと解されるべきものではない。この発明には、請求の範囲と均等の意味および前記範囲内でのすべての変形とが含まれるべきである。
10:会議サーバー、 12,14,16:会議端末、 16D:タッチパネルディスプレイ、 22,24,26:複合機、 32:原稿、 34,36:印刷出力
50:端末制御部、 51:認証情報取得部、 52:指示受領部、 53:印刷データ生成部、 54:印刷データ送出部、 55:印刷データ受信部、 56:印刷処理部、 60:記憶部、 70:スキャナ部、 71:原稿送り装置、 72:エンジン部、 73:画像形成部、 80:サーバー制御部
100:オンライン会議システム
50:端末制御部、 51:認証情報取得部、 52:指示受領部、 53:印刷データ生成部、 54:印刷データ送出部、 55:印刷データ受信部、 56:印刷処理部、 60:記憶部、 70:スキャナ部、 71:原稿送り装置、 72:エンジン部、 73:画像形成部、 80:サーバー制御部
100:オンライン会議システム
Claims (8)
- オンライン会議のアプリを実行する会議端末の制御部が、
会議に固有の認証情報を会議サーバーから取得するステップと、
リモート印刷の送信側として機能するために、他の会議端末に印刷を行わせるユーザーからの指示を受け付けるステップと、
前記指示に基づいてリモート印刷に係る印刷データを生成するステップと、
生成された印刷データを、前記会議サーバーを介してあるいは介さずに前記他の会議端末に宛て送信するステップとを備え、さらに、
前記リモート印刷の受信側として機能するために、他の会議端末で生成された印刷データを受信するステップと、
自機がアクセス可能な印刷装置にその印刷データを送って印刷させるステップと、を備え、
前記印刷データを生成するステップは、前記会議サーバーからの認証情報を用いて前記印刷データを暗号化する処理を含み、
前記印刷させるステップは、前記会議サーバーからの認証情報を用いてその印刷データを復号化する処理を含むリモート印刷の制御方法。 - 各会議端末がオンライン会議にログインする際に、他の会議端末から印刷データを受領してリモート印刷を行うことが可能か否かを前記会議サーバーまたは他の会議端末に予め知らせるステップをさらに備える請求項1に記載のリモート印刷の制御方法。
- 各会議端末がオンライン会議にログインした後に、他の会議端末から印刷データを受領してリモート印刷を行うことが可能か否かの状態を他の会議端末に表示させるステップをさらに備える請求項1に記載のリモート印刷の制御方法。
- オンライン会議にログインした後に、受信側としてリモート印刷を行うことが可能か否かの設定の変更を受付けるステップをさらに備える請求項1~3の何れか一つに記載のリモート印刷の制御方法。
- 送信側の機能として前記リモート印刷に係る指示を受付けるステップおよびその指示に基づいて印刷データを生成するステップ、ならびに、受信側の機能として前記印刷データを受信するステップおよびその印刷データを前記印刷装置に送るステップが、前記アプリと共にインストールされるリモート印刷用の仮想プリンタドライバとして実行される請求項1に記載のリモート印刷の制御方法。
- 送信側で行われたリモート印刷に係る設定を、受信側で印刷を行う前に受信側で変更するステップをさらに備える請求項1に記載のリモート印刷の制御方法。
- 前記オンライン会議に係る他の会議端末からリモート印刷データに係る印刷データの受信先として選択された際に、リモート印刷の受信側となることを許容するか否かについて問い合わせ、ユーザーからの入力を求めるステップをさらに備える請求項1に記載のリモート印刷の制御方法。
- オンライン会議用アプリを実行する会議端末であって、
会議に固有の認証情報を会議サーバーから取得する認証情報取得部と、
リモート印刷の送信側の機能として、他の会議端末に印刷を行わせるユーザーからの指示を受け付ける指示受領部と、
前記指示に基づいてリモート印刷に係る印刷データを生成する印刷データ生成部と、
生成された印刷データを、前記会議サーバーを介してあるいは介さずに前記他の会議端末に宛て送信する印刷データ送出部とを備え、さらに、
前記リモート印刷の受信側の機能として、他の会議端末で生成された印刷データを受信する印刷データ受信部と、
自機がアクセス可能な印刷装置にその印刷データを送って印刷させる印刷処理部とを備え、
前記印刷データ生成部は、前記認証情報取得部が取得した認証情報を用いて前記印刷データを暗号化し、
前記印刷処理部は、前記認証情報取得部が取得した認証情報を用いてその印刷データを復号化する処理を含む会議端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021187917A JP2023074794A (ja) | 2021-11-18 | 2021-11-18 | リモート印刷の制御方法およびオンライン会議の会議端末 |
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Publications (1)
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JP2021187917A Pending JP2023074794A (ja) | 2021-11-18 | 2021-11-18 | リモート印刷の制御方法およびオンライン会議の会議端末 |
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- 2021-11-18 JP JP2021187917A patent/JP2023074794A/ja active Pending
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