JP7358182B2 - ホーニング加工機及びそれを用いた加工方法 - Google Patents
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Description
該回転主軸の先端に着脱可能に装着され、径方向に突出及び退入可能なホーニング砥石を有するホーニングツールと、
該ホーニングツールの下端部を回転可能に保持する捩れ防止装置とを備えたホーニング加工機を対象とする。
上記ホーニングツールの下端部を第1内輪で回転可能に保持する第1軸受と、
上記第1軸受の下方に配置され、該第1軸受の第1内輪と共に第2内輪が連れ回りする第2軸受と、
上記第2軸受の第2内輪に回転一体に保持され、上端が上記第1軸受の第1内輪に接続された複数の伸縮可能な伸縮部材を有する連れ回り部材と、
上記第1軸受の第1外輪及び上記第2軸受の第2外輪を固定し、上記連れ回り部材を収容する治具本体とを備え、
複数の上記伸縮部材を上記ホーニングツールに加わる変動する円周方向の荷重に合わせて伸縮させ、該ホーニングツールを傾けるように制御する制御部を備えている。
上記捩れ防止装置は、
上記ホーニングツールに加わる加工負荷を計測する動力計と、
上記ホーニングツールの変形量を計測する変形量測定部とを有し、
上記制御部は、上記ホーニングツールで研削する際の上記動力計と上記変形量測定部との値を元に複数の上記伸縮部材を伸縮させるタイミングを計算し、その計算値を元に上記伸縮部材を伸縮制御するよう、正確な変動力の取り出し処理装置と、修正を可能とする演算処理装置と、修正を正確且つ迅速に行う修正装置の3つの機構を備えている。
上記ホーニングツールの下端には、上下に延びる径方向外側に突出した突条が設けられ、
上記第1内輪には、上記突条が嵌まり込む係合溝が形成されることで位相保持して同期する機構が設けられている。
上記捩れ防止装置に、
上記ホーニングツールの下端部を第1内輪で回転可能に保持する第1軸受と、
上記第1軸受の下方に配置され、該第1軸受の第1内輪と共に第2内輪が連れ回りする第2軸受と、
上記第2軸受の第2内輪に回転一体に保持され、上端が上記第1軸受の第1内輪に接続された複数の伸縮可能な伸縮部材を有する連れ回り部材と、
上記第1軸受の第1外輪及び上記第2軸受の第2外輪を固定し、上記連れ回り部材を収容する治具本体とを設ける準備工程と、
上記第1軸受に上記ホーニングツールの下端部を回転一体に接続した状態でワークを研削したときに上記ホーニングツールに加わる荷重と、該ホーニングツールの変形量とを実測して記憶する実測工程と、
上記実測工程で記憶した実測データを元に、上記ワークを研削する際に、上記ホーニングツールが負荷を受けて傾く方向に対して反対側に傾くように上記伸縮部材を伸縮させる伸縮部材制御工程とを含み、
上記実測工程と上記伸縮部材制御工程とを融合する構成とする。
次に、本実施形態に係るホーニング加工機1の制御方法について説明する。
2 回転主軸
3 駆動モータ
4 制御部(演算処理装置、修正装置)
5 ホーニングツール
5a 下端部
6 ホーニング砥石
10 防止装置
11 第1軸受
11a 第1内輪
11b 第1外輪
11c 係合溝
12 第2軸受
12a 第2内輪
12b 第2外輪
13 伸縮部材
13a ロッド部
13b 配管
14 連れ回り部材
15 治具本体
16 制御バルブ
17 動力計(変動力取出処理装置)
18 変形量測定部(変動力取出処理装置)
50 ワーク
50a 被加工孔
Claims (4)
- ワークの被加工孔の内径面の軸線方向に往復移動可能且つ軸線周りに回転可能な回転主軸と、
該回転主軸の先端に着脱可能に装着され、径方向に突出及び退入可能なホーニング砥石を有するホーニングツールと、
該ホーニングツールの下端部を回転可能に保持する捩れ防止装置とを備えたホーニング加工機であって、
上記捩れ防止装置は、
上記ホーニングツールの下端部を第1内輪で回転可能に保持する第1軸受と、
上記第1軸受の下方に配置され、該第1軸受の第1内輪と共に第2内輪が連れ回りする第2軸受と、
上記第2軸受の第2内輪に回転一体に保持され、上端が上記第1軸受の第1内輪に接続された複数の伸縮可能な伸縮部材を有する連れ回り部材と、
上記第1軸受の第1外輪及び上記第2軸受の第2外輪を固定し、上記連れ回り部材を収容する治具本体とを備え、
複数の上記伸縮部材を上記ホーニングツールに加わる変動する円周方向の荷重に合わせて伸縮させ、該ホーニングツールを傾けるように制御する制御部を備えている
ことを特徴とするホーニング加工機。 - ワークの被加工孔の内径面の軸線方向に往復移動可能且つ軸線周りに回転可能な回転主軸と、
該回転主軸の先端に着脱可能に装着され、径方向に突出及び退入可能なホーニング砥石を有するホーニングツールと、
該ホーニングツールの下端部を回転可能に保持する捩れ防止装置とを備えたホーニング加工機であって、
上記捩れ防止装置は、
上記ホーニングツールの下端部を第1内輪で回転可能に保持する第1軸受と、
上記第1軸受の下方に配置され、該第1軸受の第1内輪と共に第2内輪が連れ回りする第2軸受と、
上記第2軸受の第2内輪に回転一体に保持され、上端が上記第1軸受の第1内輪に接続された複数の伸縮可能な伸縮部材を有する連れ回り部材と、
上記第1軸受の第1外輪及び上記第2軸受の第2外輪を固定し、上記連れ回り部材を収容する治具本体とを備え、
複数の上記伸縮部材を上記ホーニングツールに加わる変動する円周方向の荷重に合わせて伸縮させ、該ホーニングツールを傾けるように制御する制御部を備えており、
上記捩れ防止装置は、
上記ホーニングツールに加わる加工負荷を計測する動力計と、
上記ホーニングツールの変形量を計測する変形量測定部とを有し、
上記制御部は、上記ホーニングツールで研削する際の上記動力計と上記変形量測定部との値を元に複数の上記伸縮部材を伸縮させるタイミングを計算し、その計算値を元に上記伸縮部材を伸縮制御するよう、正確な変動力の取り出し処理装置と、修正を可能とする演算処理装置と、修正を正確且つ迅速に行う修正装置の3つの機構を備えている
ことを特徴とするホーニング加工機。 - ワークの被加工孔の内径面の軸線方向に往復移動可能且つ軸線周りに回転可能な回転主軸と、
該回転主軸の先端に着脱可能に装着され、径方向に突出及び退入可能なホーニング砥石を有するホーニングツールと、
該ホーニングツールの下端部を回転可能に保持する捩れ防止装置とを備えたホーニング加工機であって、
上記捩れ防止装置は、
上記ホーニングツールの下端部を第1内輪で回転可能に保持する第1軸受と、
上記第1軸受の下方に配置され、該第1軸受の第1内輪と共に第2内輪が連れ回りする第2軸受と、
上記第2軸受の第2内輪に回転一体に保持され、上端が上記第1軸受の第1内輪に接続された複数の伸縮可能な伸縮部材を有する連れ回り部材と、
上記第1軸受の第1外輪及び上記第2軸受の第2外輪を固定し、上記連れ回り部材を収容する治具本体とを備え、
複数の上記伸縮部材を上記ホーニングツールに加わる変動する円周方向の荷重に合わせて伸縮させ、該ホーニングツールを傾けるように制御する制御部を備えており、
上記ホーニングツールの下端には、上下に延びる径方向外側に突出した突条が設けられ、
上記第1内輪には、上記突条が嵌まり込む係合溝が形成されることで位相保持して同期する機構が設けられている
ことを特徴とするホーニング加工機。 - ワークの被加工孔の内径面の軸線方向に往復移動可能且つ軸線周りに回転可能な回転主軸と、該回転主軸の先端に着脱可能に装着され、径方向に突出及び退入可能なホーニング砥石を有するホーニングツールと、該ホーニングツールの下端部を回転可能に保持する捩れ防止装置とを備えたホーニング加工機を用いた加工方法において、
上記捩れ防止装置に、
上記ホーニングツールの下端部を第1内輪で回転可能に保持する第1軸受と、
上記第1軸受の下方に配置され、該第1軸受の第1内輪と共に第2内輪が連れ回りする第2軸受と、
上記第2軸受の第2内輪に回転一体に保持され、上端が上記第1軸受の第1内輪に接続された複数の伸縮可能な伸縮部材を有する連れ回り部材と、
上記第1軸受の第1外輪及び上記第2軸受の第2外輪を固定し、上記連れ回り部材を収容する治具本体とを設ける準備工程と、
上記第1軸受に上記ホーニングツールの下端部を回転一体に接続した状態でワークを研削したときに上記ホーニングツールに加わる荷重と、該ホーニングツールの変形量とを実測して記憶する実測工程と、
上記実測工程で記憶した実測データを元に、上記ワークを研削する際に、上記ホーニングツールが負荷を受けて傾く方向に対して反対側に傾くように上記伸縮部材を伸縮させる伸縮部材制御工程とを含む
ことを特徴とするホーニング加工機を用いた加工方法。
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JP2019186292A JP7358182B2 (ja) | 2019-10-09 | 2019-10-09 | ホーニング加工機及びそれを用いた加工方法 |
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JP7358182B2 true JP7358182B2 (ja) | 2023-10-10 |
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Family Applications (1)
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JP2008183655A (ja) | 2007-01-29 | 2008-08-14 | Nisshin Seisakusho:Kk | ホーニング加工方法、ホーニング盤の砥石切込み装置およびホーニング盤 |
JP2017196728A (ja) | 2016-04-25 | 2017-11-02 | トヨタ自動車株式会社 | 加工装置 |
JP2019000915A (ja) | 2017-06-12 | 2019-01-10 | トーヨーエイテック株式会社 | ホーニング加工機及びそれを用いた加工方法 |
JP2019000914A (ja) | 2017-06-12 | 2019-01-10 | トーヨーエイテック株式会社 | ホーニング加工機及びそれを用いた加工方法 |
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